JP2001344006A - 製造管理装置、製造管理方法およびプログラム - Google Patents
製造管理装置、製造管理方法およびプログラムInfo
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- JP2001344006A JP2001344006A JP2001088233A JP2001088233A JP2001344006A JP 2001344006 A JP2001344006 A JP 2001344006A JP 2001088233 A JP2001088233 A JP 2001088233A JP 2001088233 A JP2001088233 A JP 2001088233A JP 2001344006 A JP2001344006 A JP 2001344006A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、製造ラインにおいて個々の工程での
生産物の生産状況を把握し、結果を製造工程をスルーし
て反映させる製造管理装置を提供する。 【解決手段】製造製品の数量や製造工程に関する管理を
行なう基幹システム(100)からの製造指示データを
入力するインタフェース(11)と、製造指示データに
応じて製造に用いられる部品個々に関するデータを管理
し、部品に付すための情報を出力する情報管理装置(1
2)と、情報管理装置により管理されるデータに基づい
て部品を用いた製造工程における製造情報を生成し、こ
の製造情報を管理行動基準補助情報として形態で表示す
る情報表示装置とで構成される。
生産物の生産状況を把握し、結果を製造工程をスルーし
て反映させる製造管理装置を提供する。 【解決手段】製造製品の数量や製造工程に関する管理を
行なう基幹システム(100)からの製造指示データを
入力するインタフェース(11)と、製造指示データに
応じて製造に用いられる部品個々に関するデータを管理
し、部品に付すための情報を出力する情報管理装置(1
2)と、情報管理装置により管理されるデータに基づい
て部品を用いた製造工程における製造情報を生成し、こ
の製造情報を管理行動基準補助情報として形態で表示す
る情報表示装置とで構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製造ラインにおい
て個々の工程での生産物の生産状況を把握し、その結果
を製造工程をスルーして反映させる製造管理システム、
製造管理方法およびこの製造管理方法に用いるソフトウ
エアを格納した記憶媒体に関する。
て個々の工程での生産物の生産状況を把握し、その結果
を製造工程をスルーして反映させる製造管理システム、
製造管理方法およびこの製造管理方法に用いるソフトウ
エアを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の製造管理システムではリアルタイ
ム情報と集計情報が明確に分けられていなく、また、管
理行動基準を含んだシステムとなっていなかったため、
製造情報が表示されても素早い管理行動につなげること
は困難であった。
ム情報と集計情報が明確に分けられていなく、また、管
理行動基準を含んだシステムとなっていなかったため、
製造情報が表示されても素早い管理行動につなげること
は困難であった。
【0003】更に、従来の品質不良の入力方法は、不良
項目の入力はコード化されてはいるものの、不良項目を
一覧表から選ぶという方法を取っていた。そのため、不
良項目が多くなるとその入力のための操作が煩雑になっ
ていた。
項目の入力はコード化されてはいるものの、不良項目を
一覧表から選ぶという方法を取っていた。そのため、不
良項目が多くなるとその入力のための操作が煩雑になっ
ていた。
【0004】また、最近では製造管理システムに関する
技術が発達してきており、それらは特開平10−254
537号公報および特開平9−26588号公報などに
開示されている。
技術が発達してきており、それらは特開平10−254
537号公報および特開平9−26588号公報などに
開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
製造管理システムでは、製造ラインで行われているリア
ルタイムの情報と、タイムラグを有する集計された情報
とが明確に分けられていない。また、従来システムは、
具体的な人間系の管理行動基準を含んだシステムとなっ
ていなかったため、製造情報が表示されても人間系に素
早い管理行動を起こさせることは困難であった。更に、
製造ラインで発生する不良項目を発生する毎に一覧表か
ら選んで入力するという方法を取っていたため、不良項
目の数が多くなるとその入力のための操作が煩雑になる
という問題があった。
製造管理システムでは、製造ラインで行われているリア
ルタイムの情報と、タイムラグを有する集計された情報
とが明確に分けられていない。また、従来システムは、
具体的な人間系の管理行動基準を含んだシステムとなっ
ていなかったため、製造情報が表示されても人間系に素
早い管理行動を起こさせることは困難であった。更に、
製造ラインで発生する不良項目を発生する毎に一覧表か
ら選んで入力するという方法を取っていたため、不良項
目の数が多くなるとその入力のための操作が煩雑になる
という問題があった。
【0006】更に上述した特許公報には、生産管理シス
テムにおいてリアルタイム情報と集計情報とを別個に分
別表示した点および生産管理システムにおいてリアルタ
イム情報に基づき適切な管理行動を可能にした点が記さ
れている。
テムにおいてリアルタイム情報と集計情報とを別個に分
別表示した点および生産管理システムにおいてリアルタ
イム情報に基づき適切な管理行動を可能にした点が記さ
れている。
【0007】しかし、上記の公知例でも「誰に、いつ、
どう対応させるのかを表示させる管理行動基準」という
明確な形で人間系への指示がだされていないという問題
がある。
どう対応させるのかを表示させる管理行動基準」という
明確な形で人間系への指示がだされていないという問題
がある。
【0008】本発明は、リアルタイム情報と集計情報を
明確に分けるとともに、具体的な人間系の管理行動基準
を表示することで、表示された製造情報に基づいた素早
い管理行動を行なわせることを可能にする製造管理シス
テムを提供することを目的とする。
明確に分けるとともに、具体的な人間系の管理行動基準
を表示することで、表示された製造情報に基づいた素早
い管理行動を行なわせることを可能にする製造管理シス
テムを提供することを目的とする。
【0009】また、この発明は、不良項目を上位カテゴ
リーから順に入力し、1回の入力で選択する項目を少な
くすることで、複数ある不良項目の入力操作を簡略化し
た製造管理システムを提供することを目的とする。
リーから順に入力し、1回の入力で選択する項目を少な
くすることで、複数ある不良項目の入力操作を簡略化し
た製造管理システムを提供することを目的とする。
【0010】更に、本発明は、この製造管理システムを
用いた製造管理方法およびこの製造管理方法に係わるソ
フトウエアが格納された記憶媒体を提供することを目的
とする。
用いた製造管理方法およびこの製造管理方法に係わるソ
フトウエアが格納された記憶媒体を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、製造製品の数
量や製造工程に関する管理を行なう基幹システムからの
製造指示データを入力するインタフェースと、前記製造
指示データに応じて製造に用いられる部品個々に関する
データを管理し、前記部品に付すための情報を出力する
情報管理装置と、前記情報管理装置により管理されるデ
ータに基づいて前記部品を用いた製造工程における製造
情報を生成し、この製造情報を管理行動基準補助情報と
して形態で表示する情報表示装置とで構成される製造管
理装置を提供する。
量や製造工程に関する管理を行なう基幹システムからの
製造指示データを入力するインタフェースと、前記製造
指示データに応じて製造に用いられる部品個々に関する
データを管理し、前記部品に付すための情報を出力する
情報管理装置と、前記情報管理装置により管理されるデ
ータに基づいて前記部品を用いた製造工程における製造
情報を生成し、この製造情報を管理行動基準補助情報と
して形態で表示する情報表示装置とで構成される製造管
理装置を提供する。
【0012】本発明は、製品の製造計画を指示する基幹
業務システムから発生する情報を格納するデータベース
と、前記データベースの記憶情報に基づいて部品に関す
るバーコードラベルを各部品に発行するラベル発行装置
と、製造ラインを流れる部品のバコードラベルのバーコ
ードを読み取り、データ収集し、収集データを前記デー
タベースに格納するデータ収集装置と、前記データベー
スに格納された情報に基づき製造工程における製造情報
を生成し、この製造情報を管理行動基準補助情報として
表示する表示装置とにより構成される製造管理装置を提
供する。
業務システムから発生する情報を格納するデータベース
と、前記データベースの記憶情報に基づいて部品に関す
るバーコードラベルを各部品に発行するラベル発行装置
と、製造ラインを流れる部品のバコードラベルのバーコ
ードを読み取り、データ収集し、収集データを前記デー
タベースに格納するデータ収集装置と、前記データベー
スに格納された情報に基づき製造工程における製造情報
を生成し、この製造情報を管理行動基準補助情報として
表示する表示装置とにより構成される製造管理装置を提
供する。
【0013】本発明は、製造製品の数量や製造工程に関
する管理を行なう基幹システムからの製造指示データを
入力するステップと、前記製造指示データに応じて製造
に用いられる部品個々に関するデータを管理し、前記部
品に付すための情報を出力するデータ管理ステップと、
前記管理手段により管理されるデータに基づいて前記部
品を用いた製造工程における製造情報を生成し、表示す
るステップと、表示された前記製造情報を参照して管理
行動基準を決定するステップとを含む製造管理方法を提
供する。
する管理を行なう基幹システムからの製造指示データを
入力するステップと、前記製造指示データに応じて製造
に用いられる部品個々に関するデータを管理し、前記部
品に付すための情報を出力するデータ管理ステップと、
前記管理手段により管理されるデータに基づいて前記部
品を用いた製造工程における製造情報を生成し、表示す
るステップと、表示された前記製造情報を参照して管理
行動基準を決定するステップとを含む製造管理方法を提
供する。
【0014】本発明は、製品の製造計画を指示する基幹
業務システムから発生する情報をデータベースに格納す
るステップと、前記データベースの記憶情報に基づいて
部品に関するバーコードラベルを各部品に発行するステ
ップと、製造ラインを流れる部品のバコードラベルのバ
ーコードを読み取り、データ収集し、収集データを前記
データベースに格納するステップと、前記データベース
に格納された情報に基づき製造工程における製造情報を
生成し、この製造情報を管理行動基準補助情報として表
示装置に表示するステップとを含む製造管理方法を提供
する。
業務システムから発生する情報をデータベースに格納す
るステップと、前記データベースの記憶情報に基づいて
部品に関するバーコードラベルを各部品に発行するステ
ップと、製造ラインを流れる部品のバコードラベルのバ
ーコードを読み取り、データ収集し、収集データを前記
データベースに格納するステップと、前記データベース
に格納された情報に基づき製造工程における製造情報を
生成し、この製造情報を管理行動基準補助情報として表
示装置に表示するステップとを含む製造管理方法を提供
する。
【0015】本発明は、製造製品の数量や製造工程に関
する管理を行なう基幹システムからの製造指示データを
コンピュータに入力させる命令と、前記製造指示データ
に応じて製造に用いられる部品個々に関するデータを管
理し、前記部品に付すための情報をコンピュータに出力
させる命令と、前記管理手段により管理されるデータに
基づいて前記部品を用いた製造工程における製造情報を
管理行動基準補助情報としてコンピュータに生成させ、
表示させる命令とを含むプログラムを格納した記憶媒体
を提供する。
する管理を行なう基幹システムからの製造指示データを
コンピュータに入力させる命令と、前記製造指示データ
に応じて製造に用いられる部品個々に関するデータを管
理し、前記部品に付すための情報をコンピュータに出力
させる命令と、前記管理手段により管理されるデータに
基づいて前記部品を用いた製造工程における製造情報を
管理行動基準補助情報としてコンピュータに生成させ、
表示させる命令とを含むプログラムを格納した記憶媒体
を提供する。
【0016】本発明は、製品の製造計画を指示する基幹
業務システムから発生する情報をコンピュータのデータ
ベースに格納させる命令と、前記データベースの記憶情
報に基づいて部品に関するバーコードラベルを各部品に
コンピュータに発行させる命令と、製造ラインを流れる
部品のバコードラベルのバーコードをコンピュータに読
み取らせ、データ収集させ、収集データを前記データベ
ースに格納させる命令と、前記データベースに格納され
た情報に基づき製造工程における製造情報をコンピュー
タに生成させ、この製造情報を管理行動基準補助情報と
して表示装置に表示させる命令とを含むプログラムを格
納した記憶媒体を提供する。
業務システムから発生する情報をコンピュータのデータ
ベースに格納させる命令と、前記データベースの記憶情
報に基づいて部品に関するバーコードラベルを各部品に
コンピュータに発行させる命令と、製造ラインを流れる
部品のバコードラベルのバーコードをコンピュータに読
み取らせ、データ収集させ、収集データを前記データベ
ースに格納させる命令と、前記データベースに格納され
た情報に基づき製造工程における製造情報をコンピュー
タに生成させ、この製造情報を管理行動基準補助情報と
して表示装置に表示させる命令とを含むプログラムを格
納した記憶媒体を提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明における第一の実施形態に
従った製造情報マネジメントシステムを、図1Aないし
1Cを参照しながら説明する。まず、基幹システムイン
タフェース11は基幹統合システム100などに保存さ
れている製造指示データをこの実施形態の製造管理シス
テムへと受け渡す役目を果たしている。
従った製造情報マネジメントシステムを、図1Aないし
1Cを参照しながら説明する。まず、基幹システムイン
タフェース11は基幹統合システム100などに保存さ
れている製造指示データをこの実施形態の製造管理シス
テムへと受け渡す役目を果たしている。
【0018】図1(a)に示すように、基幹システム
(基幹統合システムなど)100からの製造指示は基幹
システムインタフェース11を介してデータベース1に
取り込まれる。データ入出力装置12は、管理番号と製
造現場への着工指示データ入力機能と管理番号のバーコ
ードラベル印刷機能を持っており、基幹システムからの
製造指示データをデータベース1から取り込む。また、
このデータ入出力装置12は、着工指示データベース2
に格納された着工指示データを受け渡すとともにロット
番号、箱番号、製造個体識別番号、製品個体識別番号に
関する番号管理データをデータベース3に発行するなど
のデータ管理機能を有する。また、それぞれの番号の関
連付けは番号管理データベース3の中で行われている。
(基幹統合システムなど)100からの製造指示は基幹
システムインタフェース11を介してデータベース1に
取り込まれる。データ入出力装置12は、管理番号と製
造現場への着工指示データ入力機能と管理番号のバーコ
ードラベル印刷機能を持っており、基幹システムからの
製造指示データをデータベース1から取り込む。また、
このデータ入出力装置12は、着工指示データベース2
に格納された着工指示データを受け渡すとともにロット
番号、箱番号、製造個体識別番号、製品個体識別番号に
関する番号管理データをデータベース3に発行するなど
のデータ管理機能を有する。また、それぞれの番号の関
連付けは番号管理データベース3の中で行われている。
【0019】図1(b)に示すように、製品品種別の部
品構成を示す構成マスタとして製品構成マスタデータが
準備され、データベース4に格納される。この製品構成
マスタデータはマスタデータ入力装置14によってデー
タベース4に入力される。
品構成を示す構成マスタとして製品構成マスタデータが
準備され、データベース4に格納される。この製品構成
マスタデータはマスタデータ入力装置14によってデー
タベース4に入力される。
【0020】不良コードとその不良内容や不良に関する
カテゴリー分類などの情報は、不良コードマスタデータ
として準備され、データベース5に格納される。このデ
ータはマスタデータ入力装置14によってデータベース
5に入力される。また、工場や製造ショップなどの製造
サイトのライン構成やシフト構成、ライン内の工程構成
などの情報は製造サイト構成マスタデータとして準備さ
れ、データベース6に格納される。このデータはマスタ
データ入力装置14によってデータベース6に入力され
る。
カテゴリー分類などの情報は、不良コードマスタデータ
として準備され、データベース5に格納される。このデ
ータはマスタデータ入力装置14によってデータベース
5に入力される。また、工場や製造ショップなどの製造
サイトのライン構成やシフト構成、ライン内の工程構成
などの情報は製造サイト構成マスタデータとして準備さ
れ、データベース6に格納される。このデータはマスタ
データ入力装置14によってデータベース6に入力され
る。
【0021】図1(c)に示すように個別製造履歴デー
タや個別不良履歴データがデータベース7および8に格
納され、登録するための個体識別番号を表すバーコード
付きラベルや製造指示番号を表すバーコード付き製造指
示書などは、ラベル類出力装置(図示せず)によって印
刷される。
タや個別不良履歴データがデータベース7および8に格
納され、登録するための個体識別番号を表すバーコード
付きラベルや製造指示番号を表すバーコード付き製造指
示書などは、ラベル類出力装置(図示せず)によって印
刷される。
【0022】個別製造履歴データは製造履歴情報入力装
置15によりデータベース7に入力される。この製造履
歴情報入力装置15は、どの工程にどの入力項目が配置
されているかが予め設定されており、その工程を通過ま
たは着工または完工したという実績を個別識別番号バー
コードの読み込みによって個別製造履歴データベース7
に入力する。ここで、個別製造履歴データの構成例が図
2(a)に示されている。
置15によりデータベース7に入力される。この製造履
歴情報入力装置15は、どの工程にどの入力項目が配置
されているかが予め設定されており、その工程を通過ま
たは着工または完工したという実績を個別識別番号バー
コードの読み込みによって個別製造履歴データベース7
に入力する。ここで、個別製造履歴データの構成例が図
2(a)に示されている。
【0023】製造工程や検査工程で発生した不良情報
は、個別不良履歴データベース8に不良履歴情報入力装
置16を介して入力される。このデータは不良コードマ
スタデータ7を参照しながら製造個体識別番号に付属し
た形で個別不良履歴データベース8に記憶される。個別
不良履歴データの構成例が図2(b)および図2(c)
に示される。
は、個別不良履歴データベース8に不良履歴情報入力装
置16を介して入力される。このデータは不良コードマ
スタデータ7を参照しながら製造個体識別番号に付属し
た形で個別不良履歴データベース8に記憶される。個別
不良履歴データの構成例が図2(b)および図2(c)
に示される。
【0024】このような処理を経て、個別製造履歴デー
タベース7の個別製造履歴データと個別不良履歴データ
ベース8の個別不良履歴データが現在状態データベース
9において現在状態データに随時集計される。現在状態
データはリアルタイムで製造管理するために必要な最小
の管理単位で集計されている。この管理単位はライン
別、型番別、日別、シフト別など製造現場に合わせた組
み合わせができるような構成になる。現在状態データベ
ース9の構成例が図3に示されている。
タベース7の個別製造履歴データと個別不良履歴データ
ベース8の個別不良履歴データが現在状態データベース
9において現在状態データに随時集計される。現在状態
データはリアルタイムで製造管理するために必要な最小
の管理単位で集計されている。この管理単位はライン
別、型番別、日別、シフト別など製造現場に合わせた組
み合わせができるような構成になる。現在状態データベ
ース9の構成例が図3に示されている。
【0025】また、情報表示装置17におけるリアルタ
イム管理情報表示機能により、現在の状態データベース
9を使って製造管理アクションにつながるような、現状
状態と正常状態との違いが表示される。現状状態と正常
状態との違いを示した例が図4(a)および図4(b)
に示されている。
イム管理情報表示機能により、現在の状態データベース
9を使って製造管理アクションにつながるような、現状
状態と正常状態との違いが表示される。現状状態と正常
状態との違いを示した例が図4(a)および図4(b)
に示されている。
【0026】情報表示装置17におけるバッチ集計情報
表示機能は、過去の不良データを、指定した期間を指定
した方法で不良履歴データを集計し、レポートの形にし
て表示する。ここで指定した方法の例として、ある1ヶ
月間のライン別やシフト別でみたパス率(不良を発生し
ないで出荷される比率)の推移や、不良の発生現象の多
い順に不良原因の関係を示すグラフなどがあげられる。
表示機能は、過去の不良データを、指定した期間を指定
した方法で不良履歴データを集計し、レポートの形にし
て表示する。ここで指定した方法の例として、ある1ヶ
月間のライン別やシフト別でみたパス率(不良を発生し
ないで出荷される比率)の推移や、不良の発生現象の多
い順に不良原因の関係を示すグラフなどがあげられる。
【0027】管理行動基準18は、特にリアルタイム管
理情報の変化に対して、いつ誰が何をどのように行動す
るかを管理階層別にマトリックス化したものである。管
理行動基準の例が図5に示されている。製造拠点の管理
階層に合わせた管理行動基準を使うことで、本製造情報
マネジメントシステムが表示する製造管理情報を使った
問題解決のアクションを即座に取ることができる。
理情報の変化に対して、いつ誰が何をどのように行動す
るかを管理階層別にマトリックス化したものである。管
理行動基準の例が図5に示されている。製造拠点の管理
階層に合わせた管理行動基準を使うことで、本製造情報
マネジメントシステムが表示する製造管理情報を使った
問題解決のアクションを即座に取ることができる。
【0028】本発明の第二の実施形態を図6を参照しな
がら説明する。製造ラインでは部品投入および部品組立
のステーションを介して製品完成がなされる。この製造
ライン上、例えば部品投入と部品組立の間で何らかのト
ラブルが生じると、製造能力が低下する。その結果、予
定のスループットが落ちてしまう。この場合、リアルタ
イム管理情報表示機能によって計画のスループット(生
産効率)よりも現在のスループットが落ちていることが
分かるような表示が現れる。表示装置17でリアルタイ
ム管理表示機能の表示を見た管理者は、自分の役割に相
当する管理行動基準18にしたがって即座にアクション
を起こす。製造現場では管理者からの命令の結果、この
トラブルに関する改善行動が起こされ素早い問題解決が
行われることになる。
がら説明する。製造ラインでは部品投入および部品組立
のステーションを介して製品完成がなされる。この製造
ライン上、例えば部品投入と部品組立の間で何らかのト
ラブルが生じると、製造能力が低下する。その結果、予
定のスループットが落ちてしまう。この場合、リアルタ
イム管理情報表示機能によって計画のスループット(生
産効率)よりも現在のスループットが落ちていることが
分かるような表示が現れる。表示装置17でリアルタイ
ム管理表示機能の表示を見た管理者は、自分の役割に相
当する管理行動基準18にしたがって即座にアクション
を起こす。製造現場では管理者からの命令の結果、この
トラブルに関する改善行動が起こされ素早い問題解決が
行われることになる。
【0029】本発明の第三の実施形態につき図7および
図8を参照しながら説明する。この実施形態では、不良
マスタデータが図7のようなカテゴリー別に分類された
構成になっている。不良履歴情報入力装置16によって
管理番号別に図8の入力画面に示すように、上位のカテ
ゴリーから下位カテゴリーの階層に従って不良状態が入
力されていき、最終的に入力したい不良コードが入力さ
れる。
図8を参照しながら説明する。この実施形態では、不良
マスタデータが図7のようなカテゴリー別に分類された
構成になっている。不良履歴情報入力装置16によって
管理番号別に図8の入力画面に示すように、上位のカテ
ゴリーから下位カテゴリーの階層に従って不良状態が入
力されていき、最終的に入力したい不良コードが入力さ
れる。
【0030】最後に製造個体識別番号または製品個体識
別番号を個体(被製造物)についているバーコードラベ
ルのバーコードを読み込むことで不良履歴データとして
不良コードと個体識別番号が製造情報マネジメントシス
テムに登録される。
別番号を個体(被製造物)についているバーコードラベ
ルのバーコードを読み込むことで不良履歴データとして
不良コードと個体識別番号が製造情報マネジメントシス
テムに登録される。
【0031】次に、図9を参照して第四の実施形態を説
明する。この実施形態では、製品の製造計画を指示する
基幹業務システム31と、この基幹業務システム31か
ら発生する情報を格納するデータベース32と、このデ
ータベース32の記憶情報に基づいてデータ収集を行
い、更に製品に関するバーコードラベルを発行したり製
造情報を収集する実行部33と、データベース32の情
報内容に基づいて製造指示情報を製造ライン35に送る
製造指示発行部34と、分析内容をグラフィカルに表示
するデータ表示器36とにより構成される。管理アクシ
ョン表37はデータ表示器36に表示された情報、例え
ば進捗、品質速報および不良分析に基づいて管理者が行
うべきアクションを記述している。
明する。この実施形態では、製品の製造計画を指示する
基幹業務システム31と、この基幹業務システム31か
ら発生する情報を格納するデータベース32と、このデ
ータベース32の記憶情報に基づいてデータ収集を行
い、更に製品に関するバーコードラベルを発行したり製
造情報を収集する実行部33と、データベース32の情
報内容に基づいて製造指示情報を製造ライン35に送る
製造指示発行部34と、分析内容をグラフィカルに表示
するデータ表示器36とにより構成される。管理アクシ
ョン表37はデータ表示器36に表示された情報、例え
ば進捗、品質速報および不良分析に基づいて管理者が行
うべきアクションを記述している。
【0032】図9の構成において、基幹業務システム3
1は、ある製品、例えば100台のパーソナルコンピュ
ータを製造するような計画を月間計画とか週間計画で生
産管理者からの指示を受けると、インタフェース38を
介して生産計画情報をデータベース32に保存する。な
お、基幹業務システムインタフェース38は基幹業務シ
ステムからの製造計画を受け取り、基幹業務システム3
1へ完成実績を送るものである。実行部33は生産計画
情報に基づき製品に対応する部品に対してバーコードラ
ベルを発行する。
1は、ある製品、例えば100台のパーソナルコンピュ
ータを製造するような計画を月間計画とか週間計画で生
産管理者からの指示を受けると、インタフェース38を
介して生産計画情報をデータベース32に保存する。な
お、基幹業務システムインタフェース38は基幹業務シ
ステムからの製造計画を受け取り、基幹業務システム3
1へ完成実績を送るものである。実行部33は生産計画
情報に基づき製品に対応する部品に対してバーコードラ
ベルを発行する。
【0033】一方、製造指示発行部34は生産計画情報
に基づいて製造指示を製造ライン35に与える。これに
より、部品がライン35を流れる。このとき、先程のバ
ーコードラベルが部品に張り付けられる。
に基づいて製造指示を製造ライン35に与える。これに
より、部品がライン35を流れる。このとき、先程のバ
ーコードラベルが部品に張り付けられる。
【0034】製品が製造ライン35を流れていくとき、
バーコードスキャナ(図示せず)によって各製品のバー
コードが読み取られる。読み取られたバーコード情報は
データベース32に登録される。この場合、バーコード
ラベルの番号に対応する製品の部品構成、いつどのシフ
トで製造されたかなどの基本的なデータがデータベース
32に登録される。また、基幹システムからの情報をバ
ーコードラベルに印刷することおよびバーコードを発行
したことを示すデータ並びに何番から何番までバーコー
ドを発行したかの情報をデータベース32に格納する。
更に、製品がラインの何処を通ったかを示す情報を製造
履歴として取り込む。不良が生じていたときには不良を
入力として個別の不良データを作成する。これらのデー
タを取り込むことにより現在の状態のデータをリアルタ
イムで作られる。
バーコードスキャナ(図示せず)によって各製品のバー
コードが読み取られる。読み取られたバーコード情報は
データベース32に登録される。この場合、バーコード
ラベルの番号に対応する製品の部品構成、いつどのシフ
トで製造されたかなどの基本的なデータがデータベース
32に登録される。また、基幹システムからの情報をバ
ーコードラベルに印刷することおよびバーコードを発行
したことを示すデータ並びに何番から何番までバーコー
ドを発行したかの情報をデータベース32に格納する。
更に、製品がラインの何処を通ったかを示す情報を製造
履歴として取り込む。不良が生じていたときには不良を
入力として個別の不良データを作成する。これらのデー
タを取り込むことにより現在の状態のデータをリアルタ
イムで作られる。
【0035】上記のようにバーコードラベルのバーコー
ドを読むことによって製品がいつどこにいるか、どの部
品で構成されているかを追跡することができる。その追
跡データがデータベース32にリアルタイムで格納され
る。データベース32に格納された情報に基づいて管理
者が納期をキープしたり、品質を向上させたりするため
に普段における管理者の工場管理のために必要な情報を
得るために集計してデータ表示器36に目視化、即ちグ
ラフ化する。このグラフを見て、このような場合は誰が
何をするような人間系の管理基準をシステムの中に入れ
込んで工場における製造現場自体をより効率の良い生産
性の高いものを作るようにする。
ドを読むことによって製品がいつどこにいるか、どの部
品で構成されているかを追跡することができる。その追
跡データがデータベース32にリアルタイムで格納され
る。データベース32に格納された情報に基づいて管理
者が納期をキープしたり、品質を向上させたりするため
に普段における管理者の工場管理のために必要な情報を
得るために集計してデータ表示器36に目視化、即ちグ
ラフ化する。このグラフを見て、このような場合は誰が
何をするような人間系の管理基準をシステムの中に入れ
込んで工場における製造現場自体をより効率の良い生産
性の高いものを作るようにする。
【0036】実際にはシステムで得られたグラフに基づ
いて誰が何をするかを決めて表にし、製造現場ではそれ
を見て具体的な行動を行う。表示されたグラフをみて製
造ラインの遅れなどを判断し、図4のグラフで例えば遅
れを示す部分グラフの遅れ程度が増えると警報を発す
る。または、生産の進捗または不良の発生率の大小や、
しかかり製品の増加などを見ることができる。不良品は
バーコード情報に基づき追跡できるので部品ベンダーへ
のフィードバックもできる。
いて誰が何をするかを決めて表にし、製造現場ではそれ
を見て具体的な行動を行う。表示されたグラフをみて製
造ラインの遅れなどを判断し、図4のグラフで例えば遅
れを示す部分グラフの遅れ程度が増えると警報を発す
る。または、生産の進捗または不良の発生率の大小や、
しかかり製品の増加などを見ることができる。不良品は
バーコード情報に基づき追跡できるので部品ベンダーへ
のフィードバックもできる。
【0037】更には、例えば実績に青いバーと予測に赤
いバーを使って表示することで、予測より実績が低い場
合には赤いバーが突出表示させる。逆の場合は青いバー
が突出する。これにより異常か異常でないかを判断す
る。
いバーを使って表示することで、予測より実績が低い場
合には赤いバーが突出表示させる。逆の場合は青いバー
が突出する。これにより異常か異常でないかを判断す
る。
【0038】異常の有無にはパス率が利用される。この
パス率とは、不良が無く一発で通った場合をワンパスと
いい、一回でも不良があるとノンパスという。全体の投
入する数とワンパスの比率をワンパス率という。このパ
ス率が個々に表示され、パス率が落ちてくると異常が発
生していると判断する。不良内容はパス率が落ちたとこ
ろでライン別にこれを表示する。
パス率とは、不良が無く一発で通った場合をワンパスと
いい、一回でも不良があるとノンパスという。全体の投
入する数とワンパスの比率をワンパス率という。このパ
ス率が個々に表示され、パス率が落ちてくると異常が発
生していると判断する。不良内容はパス率が落ちたとこ
ろでライン別にこれを表示する。
【0039】この場合、表示器36の画面は3つのエリ
アに分けられる。例えば、図16に示されるように製造
ライン別進捗実績、ライン毎の遅れ・アラームおよび全
ラインの進捗状況をそれぞれ表示できるエリアが画面に
設けられる。製造ライン別進捗実績の表示エリアでは計
画と実績のみを示したが仕掛かりや進捗差などの他の項
目を表示しても良い。図17に示す他の表示例では、ラ
イン別不良状況、ライン全体の不良・アラーム、全ライ
ンの進捗状況をそれぞれ表示するエリアが設けられてい
る。
アに分けられる。例えば、図16に示されるように製造
ライン別進捗実績、ライン毎の遅れ・アラームおよび全
ラインの進捗状況をそれぞれ表示できるエリアが画面に
設けられる。製造ライン別進捗実績の表示エリアでは計
画と実績のみを示したが仕掛かりや進捗差などの他の項
目を表示しても良い。図17に示す他の表示例では、ラ
イン別不良状況、ライン全体の不良・アラーム、全ライ
ンの進捗状況をそれぞれ表示するエリアが設けられてい
る。
【0040】上述のように表示されたラインをクリック
すると何が何台不良となって生産の進捗が低下している
か、どんな不良原因で低下しているかなどの詳細な情報
が図16に示されるように製造ライン別に表示される。
すると何が何台不良となって生産の進捗が低下している
か、どんな不良原因で低下しているかなどの詳細な情報
が図16に示されるように製造ライン別に表示される。
【0041】管理者はグラフを見ていて生産の進捗が低
下していることが分かると、まずどうすればよいかを判
断する。このとき、何が起こっているかを見るために文
字情報をクリックする。これによりどのような不良が何
処で多発しているかを見ることができる。この情報に基
づいて管理者は何処に何をしなければいけないかを判断
する。このように管理者に対してリアルタイムでアクシ
ョンするための情報を提供することができ、生産の進捗
と不良率とを基本ベースにして管理者はアクションを起
こすことができる。
下していることが分かると、まずどうすればよいかを判
断する。このとき、何が起こっているかを見るために文
字情報をクリックする。これによりどのような不良が何
処で多発しているかを見ることができる。この情報に基
づいて管理者は何処に何をしなければいけないかを判断
する。このように管理者に対してリアルタイムでアクシ
ョンするための情報を提供することができ、生産の進捗
と不良率とを基本ベースにして管理者はアクションを起
こすことができる。
【0042】次に、不良が発生したときに管理者が行う
べきアクションについて説明する。
べきアクションについて説明する。
【0043】パス率の低下を見て文字情報でどの工程で
不良が発生したかを見る。このとき、発生不良数が各工
程毎に表示される。その中で不良が最も多発している工
程が判別できる。その工程の中で不良はどの分類にはい
るかを示す文字情報がある。それがどの分類の中で何処
の場所か、どんな現象か、ということがプルダウンして
示される。これに基づいて不良が、どの工程で、どんな
分類で、工程における何処の場所で、どんな現象かが分
かれば、A製品にM場所でこのような不良が出たという
のが分かる。これにより、管理者はP工程で何が起きた
かを察知し、管理者は対策を取らせることができる。
不良が発生したかを見る。このとき、発生不良数が各工
程毎に表示される。その中で不良が最も多発している工
程が判別できる。その工程の中で不良はどの分類にはい
るかを示す文字情報がある。それがどの分類の中で何処
の場所か、どんな現象か、ということがプルダウンして
示される。これに基づいて不良が、どの工程で、どんな
分類で、工程における何処の場所で、どんな現象かが分
かれば、A製品にM場所でこのような不良が出たという
のが分かる。これにより、管理者はP工程で何が起きた
かを察知し、管理者は対策を取らせることができる。
【0044】次に、実行部33で行われる不良の分析に
ついて説明する。分析するために不良データをライン3
5から入力する。不良データを入力するための画面デー
タおよび不良データをデータベース32に格納し、そこ
に登録しておく。不良の現象と不良の原因に大きく分け
て格納する。
ついて説明する。分析するために不良データをライン3
5から入力する。不良データを入力するための画面デー
タおよび不良データをデータベース32に格納し、そこ
に登録しておく。不良の現象と不良の原因に大きく分け
て格納する。
【0045】この不良情報は、時間、ライン、工程を単
位としている。そこでどんな不良が何台生じたかが集計
される。このようにいろいろなデータを集計することに
より不良現象と不良原因が集積される。この集積は全て
の現象と原因について最小単位で行われている。1つの
データの内容は、どのラインか、どの工程か、どの日
に、何という型番で、どのような不良現象構造で、何と
いう不良原因構造で、どのような処理がされ、何処の場
所で、どの部署でというような項目を最小管理単位とし
てグループ分けされて集計される。これをデータキュー
ブと呼んでいる。図15(a)(b)に示されるように
ラインに発生しているデータを製品個別の製造履歴と不
良履歴を登録するのと同時に一次集計データキューブに
振り分けている。
位としている。そこでどんな不良が何台生じたかが集計
される。このようにいろいろなデータを集計することに
より不良現象と不良原因が集積される。この集積は全て
の現象と原因について最小単位で行われている。1つの
データの内容は、どのラインか、どの工程か、どの日
に、何という型番で、どのような不良現象構造で、何と
いう不良原因構造で、どのような処理がされ、何処の場
所で、どの部署でというような項目を最小管理単位とし
てグループ分けされて集計される。これをデータキュー
ブと呼んでいる。図15(a)(b)に示されるように
ラインに発生しているデータを製品個別の製造履歴と不
良履歴を登録するのと同時に一次集計データキューブに
振り分けている。
【0046】次に、データを登録したときに不良を集計
するデータキューブに何が何回起きたかというような情
報を格納する。その情報は、不良の現象、例えば画面が
表示されないとか電源が入らないというような現象を含
む。不良現象があった後、不良原因を調査する。例え
ば、半田が付かなかったので電源が入らなかった、また
は線が切れていたとか、部品を間違ってつけていたとか
の原因がある。これらの原因は修理した後でデータベー
ス32に入力する。不良が発生したデータキューブ(現
象のデータキューブ)と不良を修理したデータキューブ
(原因のデータキューブ)の2つのデータキューブの作
成が行われる。
するデータキューブに何が何回起きたかというような情
報を格納する。その情報は、不良の現象、例えば画面が
表示されないとか電源が入らないというような現象を含
む。不良現象があった後、不良原因を調査する。例え
ば、半田が付かなかったので電源が入らなかった、また
は線が切れていたとか、部品を間違ってつけていたとか
の原因がある。これらの原因は修理した後でデータベー
ス32に入力する。不良が発生したデータキューブ(現
象のデータキューブ)と不良を修理したデータキューブ
(原因のデータキューブ)の2つのデータキューブの作
成が行われる。
【0047】それらのデータキューブができた後で見た
いデータが画面で選ぶことができる。例えば、どのライ
ンのどのシフトのどの工程の何という型番のデータ分類
か、どのような不良の分類か、いつからいつまでである
か、見せる分析の内容がパス率の推移で見るのか、分析
して見るのか、パレート分析するのか、現象と原因の関
連を分析して見るのかなどの分析の種類をセットする。
このような分析種類がベースとなって、例えば日別の何
時から何時まで、日別でどのラインの不良率がこのよう
に推移しているという内容をデータキューブから取り込
む。この内容は不良の現象を多い順にカテゴリ分けにし
て、一番多いカテゴリから順番に並べて、その中の詳細
のグループとしてはどのような不良が発生しているかと
いう内訳を示している。全体の中の5件はどのぐらいの
量を占めているかを「現象のデータキューブ」から取っ
てくる。今度は「原因のデータキューブ」からいつから
いつまでに発生した不良原因を多い順に並べて10個の
不良原因をパレート分析して一番多い不良原因を分かる
ようにする。これは、不良現象から不良原因を調査して
得ている。今度は、ある原因に対してどのような現象が
発生するかの分類を見てこのような現象が発生するとこ
ういう原因が多いことが分かるようにする。この結果に
基づいて、品質を上げるために何をするかを品質管理者
が判断する。
いデータが画面で選ぶことができる。例えば、どのライ
ンのどのシフトのどの工程の何という型番のデータ分類
か、どのような不良の分類か、いつからいつまでである
か、見せる分析の内容がパス率の推移で見るのか、分析
して見るのか、パレート分析するのか、現象と原因の関
連を分析して見るのかなどの分析の種類をセットする。
このような分析種類がベースとなって、例えば日別の何
時から何時まで、日別でどのラインの不良率がこのよう
に推移しているという内容をデータキューブから取り込
む。この内容は不良の現象を多い順にカテゴリ分けにし
て、一番多いカテゴリから順番に並べて、その中の詳細
のグループとしてはどのような不良が発生しているかと
いう内訳を示している。全体の中の5件はどのぐらいの
量を占めているかを「現象のデータキューブ」から取っ
てくる。今度は「原因のデータキューブ」からいつから
いつまでに発生した不良原因を多い順に並べて10個の
不良原因をパレート分析して一番多い不良原因を分かる
ようにする。これは、不良現象から不良原因を調査して
得ている。今度は、ある原因に対してどのような現象が
発生するかの分類を見てこのような現象が発生するとこ
ういう原因が多いことが分かるようにする。この結果に
基づいて、品質を上げるために何をするかを品質管理者
が判断する。
【0048】次に、データベース32に格納される不良
コードマスタデータについて説明する。この不良コード
マスタデータは不良情報を入力するときに、工場で不良
を管理するときに発生するいろいろな不良をコード化し
て、不良形態に応じてコードの何番であるかを決められ
ている。例えば、製品を検査したところ動かない、例え
ばコンピュータの画面が表示されない、という不良の現
象がある。そすると不良マスタデータに画面が表示しな
いと言う現象があってそのコードがA15という三桁の
文字のコードなっている。このA15が入力されると不
良(画面不良)が登録される。このコードを見れば後で
不良の内容を把握できる。
コードマスタデータについて説明する。この不良コード
マスタデータは不良情報を入力するときに、工場で不良
を管理するときに発生するいろいろな不良をコード化し
て、不良形態に応じてコードの何番であるかを決められ
ている。例えば、製品を検査したところ動かない、例え
ばコンピュータの画面が表示されない、という不良の現
象がある。そすると不良マスタデータに画面が表示しな
いと言う現象があってそのコードがA15という三桁の
文字のコードなっている。このA15が入力されると不
良(画面不良)が登録される。このコードを見れば後で
不良の内容を把握できる。
【0049】次に、図10を参照して前述したデータキ
ューブの登録方法を説明する。まず、個体の識別番号、
不良現象発生場所、不良現象コードのデータが入力され
(S11)、このデータに時刻および場所マスタ、即ち
場所のコードの存在場所(ラインとステーション)を付
加する(S12)。時刻および場所マスタを付加したデ
ータを最小単位に分ける(S13)。このデータが1回
発生したときに最小単位でのカウントを参照して最小単
位でカウントアップする(S14)。このカウントアッ
プをデータキューブに登録する(S15)。この場合、
データが入ってきたときいろいろのカウントを参照する
ことによってデータの登録における最小単位を決める。
その最小単位を基にカウントしてそのカウントをみてデ
ータキューブに登録する。この登録は不良現象も原因も
同じである。原因構造は、最小単位に分ける場所、分け
るライン、分ける日、一日を単位時間で分けるときの何
番目のスライスにあるか、どの製品かによって構成され
る。
ューブの登録方法を説明する。まず、個体の識別番号、
不良現象発生場所、不良現象コードのデータが入力され
(S11)、このデータに時刻および場所マスタ、即ち
場所のコードの存在場所(ラインとステーション)を付
加する(S12)。時刻および場所マスタを付加したデ
ータを最小単位に分ける(S13)。このデータが1回
発生したときに最小単位でのカウントを参照して最小単
位でカウントアップする(S14)。このカウントアッ
プをデータキューブに登録する(S15)。この場合、
データが入ってきたときいろいろのカウントを参照する
ことによってデータの登録における最小単位を決める。
その最小単位を基にカウントしてそのカウントをみてデ
ータキューブに登録する。この登録は不良現象も原因も
同じである。原因構造は、最小単位に分ける場所、分け
るライン、分ける日、一日を単位時間で分けるときの何
番目のスライスにあるか、どの製品かによって構成され
る。
【0050】ところで、本発明の一実施形態に従った製
造管理システムでは、データベースに全てデータが貯め
られており、その中から必要な情報を表示している。そ
の貯めるデータベースは例えば物を作っている工場では
コンピュータを作っていようが、冷蔵庫を作っていよう
が、テレビを作っていようが、結局工程があり、ライン
があり、不良があるようなものであり殆どの項目は同じ
である。今までは、データベースをいろんな工場に合わ
せてその工場向けに作っていたデータベースにテンプレ
ートを、即ち基本的な機能として持っておけば、何処の
工場の特別な部分のみをオプション的にカスタマイズす
ることにより直ぐに適用できる。そこで、各種データを
集めて記録する表を決め、その表の中の項目に所望事項
を全部書き込んだテンプレートを用いることにより、表
は変わらないがデータを書き換えることでいろんな工場
に合うようにできる。このテンプレートは、表示する画
面も同じであり、異常が発生したときアクションを起こ
せるようにしておけばよい。従って画面も共通に使え
る。その画面も提供する。共通するような物は最初から
作っておく、カスタマイズのところだけ個々に作る。
造管理システムでは、データベースに全てデータが貯め
られており、その中から必要な情報を表示している。そ
の貯めるデータベースは例えば物を作っている工場では
コンピュータを作っていようが、冷蔵庫を作っていよう
が、テレビを作っていようが、結局工程があり、ライン
があり、不良があるようなものであり殆どの項目は同じ
である。今までは、データベースをいろんな工場に合わ
せてその工場向けに作っていたデータベースにテンプレ
ートを、即ち基本的な機能として持っておけば、何処の
工場の特別な部分のみをオプション的にカスタマイズす
ることにより直ぐに適用できる。そこで、各種データを
集めて記録する表を決め、その表の中の項目に所望事項
を全部書き込んだテンプレートを用いることにより、表
は変わらないがデータを書き換えることでいろんな工場
に合うようにできる。このテンプレートは、表示する画
面も同じであり、異常が発生したときアクションを起こ
せるようにしておけばよい。従って画面も共通に使え
る。その画面も提供する。共通するような物は最初から
作っておく、カスタマイズのところだけ個々に作る。
【0051】上記のようにして得られた分析結果は管理
者の判断材料として表示器36に表示される。図11な
いし図14がパス率、不良現象分析、不良要因パレー
ト、および不良現象/要因分析をそれぞれ示している。
管理者は表示されたこれら分析結果を見て以上について
の対策を判断する。
者の判断材料として表示器36に表示される。図11な
いし図14がパス率、不良現象分析、不良要因パレー
ト、および不良現象/要因分析をそれぞれ示している。
管理者は表示されたこれら分析結果を見て以上について
の対策を判断する。
【0052】以上では、本発明における実施の形態の例
について述べたが、これらの機能をCD−ROMやDV
Dなどの光ディスクや半導体メモリなどの記憶媒体に収
めて市販のコンピュータで実行もできる。また、もちろ
ん本発明はこれ以外にも種々変形可能である。以下で
は、それについて述べる。上述した実施の形態において
は、それぞれの手段に属する各機能が共有されたり、分
離されたりしていたが、実施する製造現場の事情に合わ
せて分離したり組み合わせたりする構造としても良い。
について述べたが、これらの機能をCD−ROMやDV
Dなどの光ディスクや半導体メモリなどの記憶媒体に収
めて市販のコンピュータで実行もできる。また、もちろ
ん本発明はこれ以外にも種々変形可能である。以下で
は、それについて述べる。上述した実施の形態において
は、それぞれの手段に属する各機能が共有されたり、分
離されたりしていたが、実施する製造現場の事情に合わ
せて分離したり組み合わせたりする構造としても良い。
【0053】さらに、上述した実施の形態においては、
データの構成例について説明しているが、データ項目を
共有して登録したり、分離して登録することも可能であ
る。
データの構成例について説明しているが、データ項目を
共有して登録したり、分離して登録することも可能であ
る。
【0054】また、データの入力機能ではバーコード入
力としているが、キー入力されることも可能である。音
声や画像をキー入力の変わりにしても良い。
力としているが、キー入力されることも可能である。音
声や画像をキー入力の変わりにしても良い。
【0055】更に、予定の状態との違いを2本のグラフ
表示で説明しているが、アラームやその他の画像などで
示しても良い。
表示で説明しているが、アラームやその他の画像などで
示しても良い。
【0056】
【発明の効果】以上に述べた本発明によると、リアルタ
イム情報と集計情報を明確に分け、人間系の管理行動基
準をシステムの一部とすることで、表示された製造情報
に基づいた素早い管理行動を可能にすることができる。
イム情報と集計情報を明確に分け、人間系の管理行動基
準をシステムの一部とすることで、表示された製造情報
に基づいた素早い管理行動を可能にすることができる。
【0057】また、リアルタイム情報と集計情報を明確
に分け、人間系の管理行動基準をシステムの一部とした
製造情報マネジメントシステムを使った製造システムマ
ネジメント方法で表示された製造情報に基づいた素早い
管理行動を行うことができる。
に分け、人間系の管理行動基準をシステムの一部とした
製造情報マネジメントシステムを使った製造システムマ
ネジメント方法で表示された製造情報に基づいた素早い
管理行動を行うことができる。
【0058】そしてデータ入力において、階層的にグル
ープ分けされた不良コードを不良マスタデータとして具
備しつつ、上位階層から順番に画面表示するとともに、
操作者が画面表示項目を選択するたびに下位階層に進
み、最終的に不良コードが入力できるようにしたこと
で、不良データの入力操作を簡略化することができる。
ープ分けされた不良コードを不良マスタデータとして具
備しつつ、上位階層から順番に画面表示するとともに、
操作者が画面表示項目を選択するたびに下位階層に進
み、最終的に不良コードが入力できるようにしたこと
で、不良データの入力操作を簡略化することができる。
【図1】本発明の第一の実施の形態に係わる製造情報マ
ネジメントシステムのシステムの構成とデータの流れを
示す概念図。
ネジメントシステムのシステムの構成とデータの流れを
示す概念図。
【図2】本発明の一実施例に従ったデータ管理装置にお
ける個別製造履歴データの構成を示す構成表および個別
不良履歴データ構成を示す図。
ける個別製造履歴データの構成を示す構成表および個別
不良履歴データ構成を示す図。
【図3】本発明の一実施例に従ったデータ管理装置にお
ける現在の状態データの構成を示す図。
ける現在の状態データの構成を示す図。
【図4】本発明の一実施例に従った情報表示装置に表示
される、正常状態と現在の状態を示すグラフ。
される、正常状態と現在の状態を示すグラフ。
【図5】本発明の一実施例に従った管理行動基準のテー
ブルを示す図。
ブルを示す図。
【図6】本発明の一実施例に従った製造情報マネジメン
トシステムを使った製造システムマネジメント方法を示
す図。
トシステムを使った製造システムマネジメント方法を示
す図。
【図7】本発明の一実施例に従ったデータ管理装置にお
ける不良コードマスタデータテーブルを示す図。
ける不良コードマスタデータテーブルを示す図。
【図8】本発明の一実施例における不良コードに係わる
入力方法の流れを示す図。
入力方法の流れを示す図。
【図9】第4の実施例に従った生産管理システムの概略
ブロック図。
ブロック図。
【図10】不良現象を登録する過程を示すフローチャー
ト。
ト。
【図11】表示器に表示されるパス率のグラフ図。
【図12】不良現象分析を示すグラフ図。
【図13】不良要因パレートを示す図。
【図14】不良現象/要因分析を示す図。
【図15】データキューブを示す図。
【図16】表示装置の表示例を示す図。
【図17】表示装置の他の表示例を示す図。
1…データベース 2…着工指示データベース 3…管理データベース 4…製品構成データベース 5…不良コードデータベース 6…製造サイト構成データベース 7…個別製造履歴データベース 8…個別不良履歴データベース 9…現在状態データベース 11…基幹システムインタフェース 12…データ入出力装置 14…マスタデータ入力装置 15…製造履歴情報入力装置 16…不良履歴情報入力装置 17…情報表示装置 18…管理行動基準テーブル 31…基幹業務システム 32…データベース 33…実行部 34…製造指示発行部 35…製造ライン 36…データ表示器 37…管理アクション表
Claims (19)
- 【請求項1】 製造製品の数量や製造工程に関する管理
を行なう基幹システムからの製造指示データを入力する
インタフェースと、 前記製造指示データに応じて製造に用いられる部品個々
に関するデータを管理し、前記部品に付すための情報を
出力する情報管理装置と、 前記情報管理装置により管理されるデータに基づいて前
記部品を用いた製造工程における製造情報を生成し、こ
の製造情報を管理行動基準補助情報として表示する情報
表示装置と、 で構成される製造管理装置。 - 【請求項2】 前記データ管理装置は、着工指示データ
と、ロット番号・箱番号・製造個体識別番号・製品個体
識別番号に関する管理データと、製品構成マスタデータ
と、不良コードマスタデータと、製造サイト構成データ
と、個別製造履歴データと、個別不良履歴データと、現
在の状態データとを管理する請求項1に記載の製造管理
装置。 - 【請求項3】 前記入力装置は、管理番号および製造現
場への着工指示データ入力機能と、マスタデータ入力機
能と、製造履歴データ入力機能と、不良履歴データ入力
機能とを有する請求項1に記載の管理装置。 - 【請求項4】 前記情報表示装置は、バッチ集計情報表
示機能と、リアルタイム管理情報表示機能とを有する請
求項1に記載の製造管理装置。 - 【請求項5】 前記情報管理装置は、製造情報に関し部
品に付すための情報としてのバーコードラベルの印刷機
能を有する請求項1に記載の製造管理装置。 - 【請求項6】 製品の製造計画を指示する基幹業務シス
テムから発生する情報を格納するデータベースと、 前記データベースの記憶情報に基づいて部品に関するバ
ーコードラベルを各部品に発行するラベル発行装置と、 製造ラインを流れる部品のバコードラベルのバーコード
を読み取り、データ収集し、収集データを前記データベ
ースに格納するデータ収集装置と、 前記データベースに格納された情報に基づき製造工程に
おける製造情報を生成し、この製造情報を管理行動基準
補助情報として表示する表示装置と、 により構成される製造管理装置。 - 【請求項7】 前記データ収集装置は、部品がラインの
何処を通ったかを示す情報を製造履歴情報として取り込
み、不良が生じていたときには不良を入力として個別の
不良データを作成し、これらのデータを取り込むことに
より現在の状態のデータをリアルタイムで生成する請求
項6に記載の製造管理装置。 - 【請求項8】 前記データ収集装置は、製造履歴情報お
よび不良データを集計し、集計情報をグラフ化して前記
表示装置に表示する請求項7に記載の製造管理装置。 - 【請求項9】 前記情報表示装置は、全ラインについて
の進捗状況または不良状況を表示するエリアと、前記ラ
イン毎の遅れ発生アラームまたは不良アラームを表示す
るエリアと、前記ラインの各々についての進捗状況また
は不良状況を表示するエリアを有する請求項1に記載の
製造管理装置。 - 【請求項10】 請求項1に記載の製造管理装置を用
い、前記情報表示装置での表示に基づき製造管理に関す
る行動をおこさせる製造管理方法。 - 【請求項11】 製造製品の数量や製造工程に関する管
理を行なう基幹システムからの製造指示データを入力す
るステップと、 前記製造指示データに応じて製造に用いられる部品個々
に関するデータを管理し、前記部品に付すための情報を
出力するデータ管理ステップと、 前記管理手段により管理されるデータに基づいて前記部
品を用いた製造工程における製造情報を生成し、表示す
るステップと、 表示された前記製造情報を参照して管理行動基準を決定
するステップと、 を具備する製造管理方法。 - 【請求項12】 データ入力ステップにおける不良履歴
データの入力を行なう際に、階層的にカテゴリー分けさ
れた不良コードを不良コードマスタデータとして具備し
つつ上位階層から順番に表示する不良コード表示ステッ
プと、表示されている不良コードを操作者によって選択
されるたびに下位階層に進む階層選択ステップと、最終
的に所定の不良コードが入力される不良コード入力ステ
ップとを含む請求項11に記載の製造管理方法。 - 【請求項13】 製品の製造計画を指示する基幹業務シ
ステムから発生する情報をデータベースに格納するステ
ップと、 前記データベースの記憶情報に基づいて部品に関するバ
ーコードラベルを各部品に発行するステップと、 製造ラインを流れる部品のバコードラベルのバーコード
を読み取り、データ収集し、収集データを前記データベ
ースに格納するステップと、 前記データベースに格納された情報に基づき製造工程に
おける製造情報を生成し、この製造情報を管理行動基準
補助情報として表示装置に表示するステップと、 により構成される製造管理方法。 - 【請求項14】 前記データ収集ステップは、部品がラ
インの何処を通ったかを示す情報を製造履歴情報として
取り込み、不良が生じていたときには不良を入力として
個別の不良データを作成し、これらのデータを取り込む
ことにより現在の状態のデータをリアルタイムで生成す
る請求項13に記載の製造管理方法。 - 【請求項15】 前記データ収集ステップは、製造履歴
情報および不良データを集計し、集計情報をグラフ化し
て前記表示装置に表示する請求項14に記載の製造管理
方法。 - 【請求項16】 前記表示ステップは、全ラインについ
ての進捗状況または不良状況を示す画面と、前記ライン
毎の遅れ発生アラームまたは不良アラームを示す画面
と、前記ラインの各々についての進捗状況または不良状
況を示す画面とを前記表示装置に一緒に表示するステッ
プを含む請求項13に記載の製造管理方法。 - 【請求項17】 製造製品の数量や製造工程に関する管
理を行なう基幹システムからの製造指示データをコンピ
ュータに入力させる命令と、 前記製造指示データに応じて製造に用いられる部品個々
に関するデータを管理し、前記部品に付すための情報を
コンピュータに出力させる命令と、 前記管理手段により管理されるデータに基づいて前記部
品を用いた製造工程における製造情報を管理行動基準補
助情報としてコンピュータに生成させ、表示させる命令
と、 を含むプログラム。 - 【請求項18】 製品の製造計画を指示する基幹業務シ
ステムから発生する情報をコンピュータにデータベース
に格納させる命令と、 前記データベースの記憶情報に基づいて部品に関するバ
ーコードラベルを各部品にコンピュータに発行させる命
令と、 製造ラインを流れる部品のバコードラベルのバーコード
をコンピュータに読み取らせ、データ収集させ、収集デ
ータを前記データベースに格納させる命令と、 前記データベースに格納された情報に基づき製造工程に
おける製造情報をコンピュータに生成させ、この製造情
報を管理行動基準補助情報として表示装置に表示させる
命令と、 を含むプログラムプロダクト。 - 【請求項19】 前記表示命令は、全ラインについての
進捗状況または不良状況を示す画面と、前記ライン毎の
遅れ発生アラームまたは不良アラームを示す画面と、前
記ラインの各々についての進捗状況または不良状況を示
す画面とを前記表示装置に一緒に表示させる命令を含む
請求項18のプログラムプロダクト。
Priority Applications (1)
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JP2000-87821 | 2000-03-28 | ||
JP2001088233A JP2001344006A (ja) | 2000-03-28 | 2001-03-26 | 製造管理装置、製造管理方法およびプログラム |
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