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JP2002198463A - チップサイズパッケージおよびその製造方法 - Google Patents

チップサイズパッケージおよびその製造方法

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JP2002198463A
JP2002198463A JP2000395625A JP2000395625A JP2002198463A JP 2002198463 A JP2002198463 A JP 2002198463A JP 2000395625 A JP2000395625 A JP 2000395625A JP 2000395625 A JP2000395625 A JP 2000395625A JP 2002198463 A JP2002198463 A JP 2002198463A
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JP
Japan
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chip
insulating layer
connection wiring
wiring portion
size package
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JP2000395625A
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Fumio Hata
文夫 畑
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Canon Inc
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    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
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    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CSP工程の工夫で、固体撮像素子や光電変
換素子などの半導体素子についても、ウエハレベルCSP
が安価に得られる、所謂、チップサイズパッケージおよ
びその製造方法を提供する。 【解決手段】 チップの表面に半導体集積回路および表
面側電極を形成したチップサイズパッケージにおいて、
前記チップの裏面には、前記接続配線部に対応して、少
なくともその裏面側縁に沿って、裏面側絶縁層が形成さ
れており、また、前記チップの側面には、前記接続配線
部の露出面と面一となるように、前記裏面側絶縁層に連
続する状態で前記側面絶縁層が形成され、かつ、前記表
面側電極が前記側面絶縁層を含む前記チップの表面に延
長された前記接続配線部の上端延長部を介して、前記接
続配線部に電気的に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、半導体
集積回路、特にCCD、CMOSなどの固体撮像素子や受光素
子、その他光電変換素子を含む集積回路の超小型実装に
おいて使用するチップサイズパッケージおよびその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路(以下、ICとい
う)を機器に搭載するには、図20に示すように、機器
の配線基板5との半田付けを行い易くするために、以下
の実装方法が多く用いられてきた。即ち、半導体製造工
程を完了したシリコンウエハを切断(ダイシング)し
て、小片(ICチップ 101)とした後、セラミックやプ
ラスチックなどのケース200に収納し、半田付け用の
端子(リード)202とICチップの電極1cとを、金属
細線203で接続(ワイヤーボンディング)し、その後
に、ケース200に対して、気密封止の蓋201を接着
する。
【0003】通常、固体撮像素子、受光素子などのIC
も、多くは、上記の方法で実装しており、ここでは、外
部からの光線300がチップ上の受光素子領域に到達す
るように、蓋201の材質に透明ガラスなどが用いられ
ている。
【0004】近年、ICの設計・製造技術の進展によっ
て、回路の高度集積化かつ低消費電力化が可能となり、
高機能な情報機器が、よりコンパクトで、携帯可能にな
ってきている。当然、上記のような従来の実装方法で
は、ICチップ以外のケース、蓋やリードの占める体積、
実装コストなどの比率が相対的に大きくなり、これらを
極限まで圧縮することが課題となってきた。
【0005】この課題を解決するため、さまざまな超小
型実装方式が提案されている。これらには、大別して以
下の方法がある。 1.ICチップを直接配線基板に接着し、ICの電極と配線
基板とをワイヤーなどで接続する方法(フリップチップ
実装方式)。 2.ICチップとほぼ同等の面積でかつ半田付け可能な端
子を持つ小基板(インターポーザ)を用意し、これとIC
チップをワイヤーなどで接続する方法(チップサイズパ
ッケージ方式)。
【0006】ここで、チップサイズパッケージ(以下、
CSPと略称する)は、フリップチップ実装と異なり、半
田付け工程で、チップ部品搭載装置(チップマウンタ
ー)が利用できるため、基板組立工場で、新たな設備投
資を行う必要がなく、実施できる上、不良ICの交換(リ
ペア)も比較的容易であるなどの利点がある。
【0007】また、CSPの中でも、ウエハ状態のままで
殆どの工程を終了し、ダイシングを行うと同時に、パッ
ケージとして完成するものを、特にウエハレベルCSPと
呼ぶ。このような構成の断面が、その一例として、図2
1に示されている。ここで、101はICチップであっ
て、詳しくは、1aがシリコン、1bが酸化膜、1cが
アルミニウム電極、1dが窒化シリコンなどの保護膜で
ある。
【0008】半導体製造工程を完了したシリコンウエハ
には、半田付けの熱による歪を吸収する目的で、その表
面に可撓性の絶縁層3cが塗布され、次に、電極1cに
対応する領域がエッチングなどにより除去される。その
後、金属の再配線層2eが形成され、さらに、半田付け
のための半田ボール2dが搭載される。しかる後に、ダ
イシング工程によりウエハを小片に切断する。
【0009】この技術によれば、パッケージの面積はIC
チップと同等になり、超小型の実装が達成できる。ま
た、大部分の工程を、ウエハ状態で一括処理するため、
コストダウンも図ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】固体撮像素子も、機器
の小型化に対応するため超小型実装が求められている
が、上記のように、従来のウエハレベルCSP工程で
は、受光領域の上に絶縁層や再配線層などを積層する必
要があるため、そのまま、適用することはできなかっ
た。
【0011】そこで、特開2000−195987号公報(現代電
子産業株式会社)などに所載のように、IC電極が上を向
くように配置する製造方法も提案されているが、ウエハ
を極めて薄く(例えば8〜12μm程度)研磨する必要
があり、特殊な製造装置が必要になるなどのデメリット
があった。
【0012】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
ので、その目的とするところは、CSP工程の工夫で、
固体撮像素子や光電変換素子などの半導体素子について
も、ウエハレベルCSPが安価に得られる、所謂、チップ
サイズパッケージおよびその製造方法を提供することで
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明では、チップの表面に半導体集積回路および
表面側電極を形成すると共に、前記表面とほぼ直交する
前記チップの側面に、側面絶縁層を介して、前記表面側
電極から前記チップの裏面の縁にわたって接続配線部を
形成しているチップサイズパッケージにおいて、前記チ
ップの背面には、前記接続配線部に対応して、少なくと
もその裏面側縁に沿って、裏面側絶縁層が形成されてお
り、また、前記チップの側面には、前記接続配線部の露
出面と面一となるように、前記裏面側絶縁層に連続する
状態で前記側面絶縁層が形成され、かつ前記表面側電極
が、前記側面絶縁層を含む前記チップの表面に延長され
た前記接続配線部の上端延長部を介して、前記接続配線
部に電気的に接続されていることを特徴とする。
【0014】この場合、本発明の実施の形態として、前
記チップの背面には、裏面側絶縁層表面に裏面側配線部
を備えており、前記接続配線部の下端に電気的に接続さ
れていること、前記裏面側絶縁層上に形成された裏面側
配線部上には半田、金、などの金属突起が設けられてい
ること、前記半導体集積回路にCCD、CMOSなどの固体撮
像素子、受光素子、光電変換素子を含むこと、前記側面
絶縁層および裏面絶縁層の一方または両方が可撓性被膜
であることは、それぞれ、有効である。
【0015】また、本発明では、シリコンウエハの表面
に半導体集積回路及び表面側電極を形成し、シリコンウ
エハからチップを切り分ける際に、前記表面側電極を電
気的にチップの裏面側に導通するための接続配線部をチ
ップの側面に形成するチップサイズパッケージの製造方
法において、シリコンウエハの裏面に、前記チップを切
り分ける箇所(ダイシングライン)で、少なくともその
裏面側縁に沿って、裏面側絶縁層を形成し、前記チップ
の切り分けに際して、少なくとも前記裏面側絶縁層の一
部を残して、その切り分け箇所に沿って、切り分け用の
スリットを形成し、該スリットに側面用絶縁層を積層、
充填し、該絶縁層ならびに裏面側絶縁層を貫通する接続
配線部用溝孔を形成し、シリコンウエハの表面側で、パ
ターニングによって、表面側電極と接続される状態まで
前記溝孔および表面側に導電用金属を積層、充填し、前
記側面用絶縁層および導電性金属を分割する位置で、シ
リコンウエハからチップを切り分けることを特徴とす
る。
【0016】あるいは、本発明では、シリコンウエハの
表面に半導体集積回路及び表面側電極を形成し、シリコ
ンウエハからチップを切り分ける際に、前記表面側電極
を電気的にチップの裏面側に導通するための接続配線部
をチップの側面に形成するチップサイズパッケージの製
造方法において、シリコンウエハの裏面に、前記チップ
を切り分ける箇所(ダイシングライン)で、少なくとも
その裏面側縁に沿って、裏面側絶縁層を形成し、該裏面
側絶縁層の表面に裏面側接続配線部を形成し、前記チッ
プの切り分けに際して、少なくとも前記裏面側絶縁層の
一部を残して、その切り分け箇所に沿って、切り分け用
のスリットを形成し、該スリットに側面用絶縁層を積
層、充填し、前記裏面側接続配線部まで前記絶縁層なら
びに裏面側絶縁層を貫通する接続配線部用溝孔を形成
し、シリコンウエハの表面側で、パターニングによっ
て、裏面側接続配線部に接続された状態で、かつ、表面
側電極に接続されるまで、前記溝孔および表面側に導電
用金属を積層、充填し、前記側面用絶縁層および導電性
金属を分割する位置で、シリコンウエハからチップを切
り分けることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は本発
明に係わる第1の実施の形態を示す外観図である。ここ
で、101はICチップ、102は半導体集積回路の内
の受光素子領域、2aはICチップ101の表面(第一
の表面)と側面(第二の表面)に跨る接続用配線部の一
部(上端延長部)をなす再配線層(表面側)、2bは同
じく側面電極(側面側)、3aは側面絶縁層、3bはI
Cチップ101の裏面(第三の表面)に形成された裏面
側絶縁層である。
【0018】本発明に係わるウエハレベルCSPは、基
本的な構成として、チップ101の表面11に半導体集
積回路および表面側電極(IC電極)1cを形成すると
共に、前記表面とほぼ直交するチップ101の側面に、
側面絶縁層3aを介して、表面側電極1cから前記チッ
プの裏面の縁にわたって前記接続配線部(2a、2b)
を形成している(図1を参照)。
【0019】特に、本発明のCSPは、以下のような構
成に特徴がある。即ち、前記チップの裏面13には、前
記接続配線部に対応して、少なくともその裏面側縁に沿
って、前述の裏面側絶縁層3bが形成されており、ま
た、前記チップの側面には、前記接続配線部の露出面と
面一となるように、前記裏面側絶縁層3bに連続する状
態で前記側面絶縁層3aが形成され、かつ前記表面側電
極1cが、前記側面絶縁層3aを含む前記チップの表面
に延長された前記接続配線部の上端延長部(再配線層)
2aを介して、前記接続配線部に電気的に接続されてい
る。
【0020】このようなウエハレベルCSPは、図2ない
し図9に順次、図解する工程を経て製造される。これを
順次説明する。 1)図2に示すようなシリコンウエハ1の裏面13に、
ICチップ101を切り分ける箇所(ダイシングライ
ン)で、少なくともそのチップ裏面側縁に沿って、裏面
側絶縁層3bを形成する(図3を参照)。 2)切断砥石9を用いて、前記チップの切り分けに際し
て、少なくとも裏面側絶縁層3bの一部を残して、その
切り分け箇所に沿って、切り分け用のスリットを形成す
る(これにより、ICチップ101の側面12、12が
形成される)(図4を参照)。 3)該スリットに側面用絶縁層3aを積層、充填し、該
絶縁層3aならびに裏面側絶縁層3bを貫通する接続配
線部用溝孔4を形成し、また、シリコンウエハの表面側
で、予め感光性レジストなどの膜8を形成し、パターニ
ングされた所要領域8a(表面側電極1cを含む)を残
して、マスクする(図5および図6を参照)。 4)そして、表面側電極1cと接続される状態まで溝孔
4および表面側に導電用金属2を積層、充填する(図7
を参照)。 5)次いで、前記側面用絶縁層3aおよび導電性金属2
を分割する位置で、シリコンウエハ1からチップ101
を切り分ける。
【0021】なお、図2はウエハプロセス完成後のIC電
極付近の断面であり、そこでの、1aはシリコン、1b
は絶縁膜(酸化シリコン膜)、1cはIC電極であるアル
ミニウム、1dは保護膜(窒化シリコンなど)である。
【0022】通常は、これらをまとめてシリコンウエハ
1と呼ぶ(なお、図2では半導体集積回路部は省略して
ある)。また、通常、半導体集積回路および電極は、シ
リコンウエハ1の表面11にのみに形成され、その裏面
13に形成されることはない。
【0023】本発明では、図3に示すように、裏面13
に絶縁層3bを塗布または貼付するが、この絶縁層3b
の材料には、半田付けの熱に耐える必要から、ポリイミ
ドやエポキシ樹脂などが適当である。
【0024】次に、図4の切断砥石9で、シリコンウエ
ハ1のダイシングラインへ溝を入れるが、この時、シリ
コンウエハ1がチップ毎にバラバラに分離されないよう
に、絶縁層3bの一部を切り残す。しかし、シリコン1
aは、完全に分割されるようにする。この工程で形成さ
れた溝の壁面は、チップの側面12となる。
【0025】図5では、側面12を被覆するために、側
面絶縁層3aを充填、硬化する。この絶縁層3aは、絶
縁層3bと同様に、半田付けの熱に耐えること、また、
熱膨張、収縮のひずみを吸収するために可撓性をもつこ
とが必要なので、材料として、エポキシ樹脂などが適す
る。
【0026】次に、感光性レジストなどの膜8により、
保護膜1dの表面を被覆した後、IC電極1c周囲に開
口部8aをパターニングする。更に、図6に示すよう
に、側面絶縁層3a内で、かつ、開口8aの範囲内に、
レーザー加工などで貫通孔4を開ける。そして、ここ
に、無電解ニッケルメッキおよび電解銅メッキなどを順
次施し、貫通孔4と電極近傍開口8aの全域を金属2で
充填する。
【0027】この後に、感光性レジスト8を剥離すると
図7に示す構造が完成し、さらに、これを第二のダイシ
ング工程(図示せず)で切断すれば、チップの側面に、
電極2bが露出したICチップ、即ち、チップサイズパッ
ケージが完成するのである(図8を参照)。
【0028】なお、図2においては省略されているが、
半導体回路部や表面に露出している上述の再配線層2a
などの上に保護層を塗布しておくことは、信頼性向上の
ために有効である。
【0029】このチップサイズパッケージは、半田付け
の電極がチップの側面に存在するため、プリント基板へ
の搭載方法は、図9の(a)および(b)に示す形で、
実現される。即ち、予め、クリーム半田7を印刷したプ
リント基板5の上に、このチップサイズパッケージを置
き、リフロー炉で加熱して、半田を溶融する。これによ
り、再配線層2aおよび側面電極2bとプリント基板の
パターン電極部5aとが半田7で接続される。
【0030】(第2の実施の形態)図10および図11
は本発明に係わる第2の実施の形態を示す外観図(図1
0は表面斜視図、図11は裏面斜視図)である。また、
図12ないし図19は、この実施の形態におけるチップ
サイズパッケージの製造工程を順次、示す断面図であ
る。
【0031】なお、第1の実施の形態では、半田付けの
ためのパターン電極部5aが、チップの側面電極2bに
直に半田付けされたが、電極数が増加すると、その配列
に限界がある。そこで、この実施の形態では、これに対
応できる裏面電極を、予めチップの裏面上に配置するの
である。これにより、チップの裏面側での面積を、すべ
て、基板側の半田付けパターン電極部の領域に対応して
使うことができ、より広い応用が可能となる。
【0032】図10および図11において、2cは金属
による裏面再配線層(パターン電極部に対応する裏面電
極)、2dは半田ボールなどの金属突起である。この裏
面再配線層2は絶縁層3bの表面に、貼付またはメッキ
などにより、形成される。なお、ここで、絶縁層3bの
材料には、半田耐熱性とともに可撓性も要求される。
【0033】この実施の形態での工程では、図12に示
すシリコンウエハ1の裏面13に、絶縁層3bを形成す
ると共に、切り分けの箇所に対応して、裏面再配線層2
cが形成される(図13を参照)。その後の、図14〜
図17までの工程は、第1実施例の図4〜図7と同様で
ある。この場合、貫通孔4は、裏面再配線層2cに達す
るように孔明けする。
【0034】次いで、図17に示す金属2の充填が完了
した後、裏面再配線層2cに半田ボール2dなどを形成
し、第二のダイシング工程で切断、チップサイズパッケ
ージが完成する(図18を参照)。こうして得られたチ
ップサイズパッケージは、電極となる金属突起2dの配
置に自由度が大きいため、相対的に端子数の多いICに適
する。なお、図19はプリント基板5に搭載された形態
を示す。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のCSPは、
固体撮像素子、受光素子など、その半導体回路部に受光
領域があり、そこに可視光線が入射するような構成の半
導体素子などで、ウエハレベルCSPとして、採用するこ
とができ、超小型実装が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第1の実施の形態を示す外観図
である。
【図2】本発明のCSPを製造する第1工程を示す断面
図である。
【図3】同じく、第2工程を示す断面図である。
【図4】同じく、第3工程を示す断面図である。
【図5】同じく、第4工程を示す断面図である。
【図6】同じく、第5工程を示す断面図である。
【図7】同じく、第6工程を示す断面図である。
【図8】同じく、第7工程を示す断面図である。
【図9】上述のCSPを基板に実装した状態を示す断面
図である。
【図10】本発明に係わる第2の実施の形態を示す表面
斜視図である。
【図11】同じく、裏面斜視図である。
【図12】本発明のCSPを製造する第1工程を示す断
面図である。
【図13】同じく、第2工程を示す断面図である。
【図14】同じく、第3工程を示す断面図である。
【図15】同じく、第4工程を示す断面図である。
【図16】同じく、第5工程を示す断面図である。
【図17】同じく、第6工程を示す断面図である。
【図18】同じく、第7工程を示す断面図である。
【図19】上述のCSPを基板に実装した状態を示す断
面図である。
【図20】従来の固体撮像素子の実装方法を示す断面図
である。
【図21】従来のチップサイズパッケージの断面図であ
る。
【符号の説明】
1 シリコンウエハ 11 表面 12 側面 13 裏面 101 ICチップ 1c IC電極 2a 再配線層(上端延長部) 2b 側面電極 2c 裏面再配線層 2d 金属突起 3a 側面絶縁層 3b 裏面絶縁層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップの表面に半導体集積回路および表
    面側電極を形成すると共に、前記表面とほぼ直交する前
    記チップの側面に、側面絶縁層を介して、前記表面側電
    極から前記チップの裏面の縁にわたって接続配線部を形
    成しているチップサイズパッケージにおいて、前記チッ
    プの裏面には、前記接続配線部に対応して、少なくとも
    その裏面側縁に沿って、裏面側絶縁層が形成されてお
    り、また、前記チップの側面には、前記接続配線部の露
    出面と面一となるように、前記裏面側絶縁層に連続する
    状態で前記側面絶縁層が形成され、かつ、前記表面側電
    極が前記側面絶縁層を含む前記チップの表面に延長され
    た前記接続配線部の上端延長部を介して、前記接続配線
    部に電気的に接続されていることを特徴とするチップサ
    イズパッケージ。
  2. 【請求項2】 前記チップの背面には、裏面側絶縁層表
    面に裏面側配線部を備えており、前記接続配線部の下端
    に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に
    記載のチップサイズパッケージ。
  3. 【請求項3】 前記裏面側絶縁層上に形成された裏面側
    配線部上には半田、金、などの金属突起が設けられてい
    ることを特徴とする請求項2に記載のチップサイズパッ
    ケージ。
  4. 【請求項4】 前記半導体集積回路にCCD、CMOSなどの
    固体撮像素子、受光素子、光電変換素子を含むことを特
    徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のチップ
    サイズパッケージ。
  5. 【請求項5】 前記側面絶縁層および裏面絶縁層の一方
    または両方が可撓性被膜であることを特徴とする請求項
    1ないし4の何れか1項に記載のチップサイズパッケー
    ジ。
  6. 【請求項6】 シリコンウエハの表面に半導体集積回路
    及び表面側電極を形成し、シリコンウエハからチップを
    切り分ける際に、前記表面側電極を電気的にチップの裏
    面側に導通するための接続配線部をチップの側面に形成
    するチップサイズパッケージの製造方法において、 シリコンウエハの裏面に、前記チップを切り分ける箇所
    (ダイシングライン)で、少なくともその背面側縁に沿
    って、裏面側絶縁層を形成し、 前記チップの切り分けに際して、少なくとも前記裏面側
    絶縁層の一部を残して、その切り分け箇所に沿って、切
    り分け用のスリットを形成し、 該スリットに側面用絶縁層を積層、充填し、該絶縁層な
    らびに裏面側絶縁層を貫通する接続配線部用溝孔を形成
    し、 また、シリコンウエハの表面側で、予めパターニングさ
    れた所要領域に、表面側電極と接続される状態まで前記
    溝孔および表面側に導電用金属を積層、充填し、 前記側面用絶縁層および導電性金属を分割する位置で、
    シリコンウエハからチップを切り分けることを特徴とす
    るチップサイズパッケージの製造方法。
  7. 【請求項7】 シリコンウエハの表面に半導体集積回路
    及び表面側電極を形成し、シリコンウエハからチップを
    切り分ける際に、前記表面側電極を電気的にチップの裏
    面側に導通するための接続配線部をチップの側面に形成
    するチップサイズパッケージの製造方法において、 シリコンウエハの裏面に、前記チップを切り分ける箇所
    (ダイシングライン)で、少なくともその裏面側縁に沿
    って、裏面側絶縁層を形成し、 該裏面側絶縁層の表面に裏面側接続配線部を形成し、 前記チップの切り分けに際して、少なくとも前記裏面側
    絶縁層の一部を残して、その切り分け箇所に沿って、切
    り分け用のスリットを形成し、該スリットに側面用絶縁
    層を積層、充填し、前記裏面側接続配線部まで前記絶縁
    層ならびに裏面側絶縁層を貫通する接続配線部用溝孔を
    形成し、 また、シリコンウエハの表面側で、予めパターニングさ
    れた所要領域に、裏面側接続配線部に接続された状態
    で、かつ、表面側電極に接続されるまで、前記溝孔およ
    び表面側に導電用金属を積層、充填し、 前記側面用絶縁層および導電性金属を分割する位置で、
    シリコンウエハからチップを切り分けることを特徴とす
    るチップサイズパッケージの製造方法。
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