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JP2002169319A - 両面印刷シート - Google Patents

両面印刷シート

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Publication number
JP2002169319A
JP2002169319A JP2000370029A JP2000370029A JP2002169319A JP 2002169319 A JP2002169319 A JP 2002169319A JP 2000370029 A JP2000370029 A JP 2000370029A JP 2000370029 A JP2000370029 A JP 2000370029A JP 2002169319 A JP2002169319 A JP 2002169319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
double
adhesive
sided printing
printing sheet
polyester film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000370029A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Nagabuchi
和正 永渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kiso Chemical Co Ltd
Original Assignee
Kiso Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kiso Chemical Co Ltd filed Critical Kiso Chemical Co Ltd
Priority to JP2000370029A priority Critical patent/JP2002169319A/ja
Publication of JP2002169319A publication Critical patent/JP2002169319A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘着剤付きの両面印刷シートを、紙詰まりさ
せることなく、また、変形、カール、印刷ずれ、熱収縮
等を発生させることなく、印刷できるようにすると共
に、従来より厚手の両面印刷シートを使用できるように
した両面印刷シートを提供する。 【解決手段】 発泡ポリエステルフイルム10Bの表面
11B及び裏面12Bを、それぞれ非粘着乃至離型処理
して粘着剤20B、20Bを塗布し、その上に、紙又は
表面処理をした印刷用合成樹脂フイルム30B、30B
の裏面32B、32Bをそれぞれ粘着したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面が、レーザー
プリンタ−、インクジエットプリンター、電子複写機等
の印刷機により印刷できるようにした粘着剤付きの両面
印刷シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、剥離用シートの両面に剥離可能に
粘着剤層を設け、その上に、印刷用紙又は表面処理した
印刷用合成樹脂フイルムをそれぞれ粘着し粘着剤付きの
両面印刷シートを、前述した印刷機で印刷すると、下記
のような欠点が起こりやすい。 印刷機の紙詰まりが発生しやすい。その理由は、剥離
用シートが、一般的に厚地の比較的硬性シートが使用さ
れていること、小型の反転式印刷機が使用されたとき、
印刷機内部で2回トナ定着ローラを通過する両面印刷機
が使用されたときなど、印刷機の紙詰まりが特に起こり
やすい。 また、印刷された印刷シートに、変形、カール、印刷
ずれ、熱収縮等が発生しやすい。その理由は、印刷のた
め、熱ローラーを通過するので、剥離用シートの耐熱性
や剥離用シートと印刷用シートとの熱膨張率の相違や印
刷用シートの湿気の吸収の度合等により、印刷用シート
の変形、カール、印刷ずれ、熱収縮等が発生しやすい。
そこで本発明者は、剥離用シートを、耐熱性や断熱性が
高く、通常の剥離用シートより柔軟で、引張り強度も強
い発泡ポリエステルフイルムを使用して、上記問題点を
解決することに成功した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、本発明は、
粘着剤付きの両面印刷シートを、紙詰まりさせることな
く、また、変形、カール、印刷ずれ、熱収縮等を発生さ
せることなく、印刷できるようにした両面印刷シートを
提供するものである。また、本発明は、従来より厚手の
粘着剤付きの両面印刷シートを使用できるようにした両
面印刷シートを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明両面印刷シート
は、上記課題を達成するため、図示するように、発泡ポ
リエステルフイルム10の表面11及び裏面12を、そ
れぞれ非粘着乃至離型処理して粘着剤20、20を塗布
し、その上に、紙又は表面処理をした印刷用合成樹脂フ
イルム30、30の裏面32、32をそれぞれ粘着した
ものである。本発明において、発泡ポリエステルフイル
ムは、厚み15ミクロン以上250ミクロン以下のもの
を使用することが好ましい。また、本発明において、発
泡ポリエステルフイルムの表面及び裏面の非粘着乃至離
型処理は、シリコンの塗布、微小凹凸面の形成、非粘着
性乃至離型性フイルムの積層により達成される。シリコ
ン塗布は公知であるので、詳細説明は省略する。発泡ポ
リエステルフイルムに対する微小凹凸面は、フイルム成
形時又はフイルム成形後のフイルム自体に対する微小凹
凸面の形成のほか、微小シリカ粒、微小ビーズ粒等のマ
ット剤のフイルムコーテイングによる微小凹凸面の形成
が含まれ、ポリエステルフイルム自体の離型性の物性と
相俟つて、粘着面に対する非粘着性乃至離型性が発揮で
きる場合がある。非粘着性乃至離型性フイルムは、ポリ
エステルフイルムのほか、ポリ弗化ビニルフイルム、ポ
リプロピレンフイルム、ナイロンフイルム等があり、こ
れらを熱融着、接着等により積層することにより、粘着
面に対する非粘着性乃至離型性が発揮出来る場合があ
る。なお、これらの非粘着性乃至離型性フイルムに微小
凹凸面加工したときは、更に粘着面に対する非粘着性乃
至離型性の効果が発揮される。印刷用合成樹脂フイルム
は、印刷するためのトナ定着、重送防止、走行性の向
上、静電気防止等のため、静電防止剤及びマット剤をコ
ーテイングすることが必要で、このことは公知であるの
で、詳細説明は省略する。なお、印刷用合成樹脂フイル
ムにポリエチレンテレフタレートフイルム、ポリエチレ
ンナフタレートフイルムを使用するときは、厚み25ミ
クロン乃至100ミクロンが好ましい。また、紙はレー
ザープリンター用、電子複写用、インクジエットプリン
ター用の公知のものが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態1】本発明の実施の形態1が図1に
示されている。本発明実施例の両面印刷シートは、発泡
ポリエステルフイルム10、粘着剤層20、20、静電
気防止剤及びシリカ微粒によるマット剤の表面処理した
印刷用合成樹脂フイルム30、30からなる。発泡ポリ
エステルフイルム10は、独立発泡のポリエチレンテレ
フタレートフイルムで、表面11及び裏面12の両面
が、シリカ微粒のマット剤の合成樹脂コーテイングがさ
れて微小凹凸面111、121を形成し、粘着剤層2
0、20に対し、剥離可能に粘着している。粘着剤層2
0は、印刷用合成樹脂フイルム30、30の裏面32に
粘着すると共に、発泡ポリエステルフイルム10の表面
11及び裏面12に剥離可能に粘着している。印刷用フ
イルムは、ポリエチレンテレフタレートフイルム製で、
表面31には、静電防止剤及びシリカ微粒によるマット
剤の表面コーテイング層311を形成し、裏面32は、
プライマー処理されて粘着剤層20を粘着している。従
つて、発明実施例の両面印刷シートを印刷に使用する
と、剥離シート10が、従来の剥離シートを使用した場
合に比べて、柔軟性、断熱性及び引張り強度があるの
で、紙詰まり、変形、カール、印刷ずれが発生しなかつ
た。また、従来の両面印刷シートの厚みは、200ミク
ロンが最大厚みであつたが、これよりも厚い約250ミ
クロン程度の両面印刷シートを印刷機に通過させること
ができた。また、本発明実施例の両面印刷シートは、そ
れぞれ厚みの異なる印刷用合成樹脂フイルムや、一方又
は両方の印刷用合成樹脂フイルムがミシン目、ハーフカ
ットなどの施されたものでも、前述した支障は何ら発生
しなかつた。
【0006】
【発明の実施の形態2】本発明の実施の形態2が図2に
示されている。本発明実施例の両面印刷シートは、両面
がシリコン処理された発泡ポリエステルフイルム10
B、粘着剤層20B、20B、印刷用紙30B、30B
からなる。シリコン処理を除いた発泡ポリエステルフイ
ルム10B、粘着剤層20Bは、発明の実施の形態1と
同じであるので、詳細説明は省略する。紙は、公知の印
刷用紙であり、詳細説明は省略する。本発明実施例の両
面印刷シートを印刷した場合は、室内の湿度が大きい場
合、熱の影響を受けて、従来は紙のカールによる紙詰ま
りが発生しやすかつたが、本発明実施例の場合、熱の影
響を受けにくく、カールによる紙詰まりは発生しなかつ
た。その他、変形、カール、印刷ずれ、熱収縮等も発明
の実施の形態1と同様に、何ら発生しなかつた。
【0007】
【発明の効果】以上のように、本発明両面印刷シート
は、紙詰まり、変形、カール、印刷ずれ、熱収縮等を発
生させることなく印刷することができ、また、従来より
厚地の両面印刷シートを印刷できることになつた。従つ
て、厚手のラベル用紙やはがき用紙等の印刷が効率よく
行うことができ、本発明の実用価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す部分拡大断面の説明
図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す別の部分拡大断面の
説明図である。
【符号の説明】
10、10B 発泡ポリエステルフイルム 11、11B 発泡ポリエステルフイルムの表面 12、12B 発泡ポリエステルフイルムの裏面 20、20B 粘着剤層 30、30B 印刷用紙又は合成樹脂フイルム 32、32B 印刷用紙又は合成樹脂フイルムの裏面
フロントページの続き Fターム(参考) 2H086 BA01 BA15 BA19 BA24 BA31 4F100 AA20H AK01B AK01C AK01D AK01E AK41A AK42 AK52G BA03 BA05 BA06 BA10B BA10C BA13 CA17B CA17C CA22B CA22C CB05 CC00B CC00C DD07A DG10B DG10C DJ01A EH46 EJ01 EJ39 EJ65 GB90 HB31B HB31C JA03 JL01 JL04 JL13D JL13E JL14D JL14E

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡ポリエステルフイルムの表面及び裏
    面を、それぞれ非粘着乃至離型処理して粘着剤を塗布
    し、その上に、紙又は表面処理をした印刷用合成樹脂フ
    イルムの裏面をそれぞれ粘着したことを特徴とする両面
    印刷シート。
  2. 【請求項2】 前記発泡ポリエステルフイルムの表面及
    び裏面の非粘着乃至離型処理が、シリコン塗布による請
    求項1記載の両面印刷シート。
  3. 【請求項3】 前記発泡ポリエステルフイルムの表面及
    び裏面の非粘着乃至離型処理が、前記発泡ポリエステル
    フイルムの表面及び裏面の微小凹凸面の形成による請求
    項1記載の両面印刷シート。
  4. 【請求項4】 前記発泡ポリエステルフイルムの表面及
    び裏面の非粘着乃至離型処理が、前記発泡ポリエステル
    フイルムの表面及び裏面に非粘着性乃至離型性合成樹脂
    フイルムの積層による請求項1記載の両面印刷シート。
  5. 【請求項5】 前記表面処理した印刷用合成樹脂フイル
    ムが、静電防止剤及びマット剤を含む合成樹脂コーテイ
    ングによる請求項1記載の両面印刷シート。
JP2000370029A 2000-12-05 2000-12-05 両面印刷シート Pending JP2002169319A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008092823A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Daiwa Seiko Inc 釣竿ケース
US8345075B2 (en) 2011-04-27 2013-01-01 Eastman Kodak Company Duplex thermal dye receiver elements and imaging methods

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008092823A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Daiwa Seiko Inc 釣竿ケース
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