JP2002164733A - 平面アンテナ装置 - Google Patents
平面アンテナ装置Info
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Abstract
とができるようにする。 【解決手段】 シールド用金属蓋2には、平面アンテナ
3のアンテナ給電線11が挿通可能で、かつ、アンテナ
給電線11が挿通されたとき、回路基板1の所定位置に
接続可能な位置に、アンテナ給電線11の径とほぼ同径
の給電線孔2aが設けられる。そして、アンテナ給電線
11が給電線孔2aに挿通されることにより、平面アン
テナ3が、シールド用金属蓋2の所定の位置に配置され
る。これにより、回路基板1から雑音を受けることなく
平面アンテナ3が実装される。
Description
に関し、特に、例えば、GPSレシーバに用いて好適な平
面アンテナ装置に関する。
m)を利用したGPSレシーバが普及してきている。ユーザ
は、このGPSレシーバを携帯することにより、複数個のG
PS衛星から地上に放射される電波を利用して、現在位置
(緯度、軽度、高度)を知ることができる。
したり、あるいは、自動車などに装着されるため、高感
度で受信することができるようにすることが望まれてい
る。そこで、従来より、GPSレシーバの受信感度を保持
する方法がいくつか提案されている。
には、アンテナを、他の回路が実装される回路基板上に
は実装せず、回路基板から同軸ケーブルを伸ばして、ア
ンテナを回路基板とは別に筐体に配置することにより、
受信感度を保つことが開示されている。
報には、アンテナを給電用基板上に実装して金属蓋また
は筐体の上面に配置し、給電用基板と回路基板を同軸ケ
ーブルで接続することにより、受信感度を保つことが開
示されている。
たいずれの方法においても、アンテナが実装されている
基板と回路基板とを接続するために、同軸ケーブルを這
わせるための充分な空間を設ける必要があり、装置を小
型化することが困難である課題があった。
ものであり、平面アンテナ装置の受信感度を保持しつ
つ、装置を小型化することができるようにするものであ
る。
置は、平面状の受信面を有する平面アンテナ素子と、平
面アンテナ素子の下面に設けられた給電線と、平面アン
テナ素子で受信した信号を処理する回路基板と、回路基
板の全部または一部を被覆する金属蓋とを有し、金属蓋
には、給電線が挿通可能で、かつ、給電線が挿通された
とき、回路基板の所定位置に接続可能な位置に、給電線
の径とほぼ同径の給電線孔が設けられ、給電線を給電線
孔に鉛直方向に挿通することにより、平面アンテナ素子
が、金属蓋を介して回路基板に実装されることを特徴と
する。
り、かつ、金属蓋に接触しないように配線される。
属蓋に、給電線が挿通可能で、かつ、給電線が挿通され
たとき、回路基板の所定位置に接続可能な位置に、給電
線の径とほぼ同径の給電線孔が設けられ、給電線が給電
線孔に鉛直方向に挿通されることにより、平面アンテナ
素子が、金属蓋を介して回路基板に実装される。
GPSアンテナ装置の構成例を示す図である。図1は、GPS
アンテナ装置の外観図、図2は、図1のA−A線の断面
図をそれぞれ示している。
ド用金属蓋2、および平面アンテナ3から構成される。
いる電気配線および内蔵回路素子(例えば、抵抗、コン
デンサ、コイルなど)を有しており、基板の表裏面に実
装部品12が実装されている。実装部品12は、例え
ば、コンデンサ、コイル、フィルタ、共振回路などの受
動素子、並びに、IC、ダイオード、トランジスタなどの
能動素子で構成される。
されている実装部品12の一部または全部を被覆するよ
うに回路基板1上の所定の位置に接着部材などにより支
持固定されている。これにより、GPS回路から発生する
不要輻射信号(いわゆる放射雑音)がアンテナ3や他の
回路に放射されるのを防止(遮蔽)するとともに、他の
回路から発生する雑音がGPS回路に放射されるのを防止
することができる。
されるように、平面アンテナ3のアンテナ給電線11が
挿通可能なように、かつ、アンテナ給電線11が挿通さ
れたとき、ハンダ付けなどの導電接続によって回路基板
1の所定のモジュールに接続可能な位置に、アンテナ給
電線11の径とほぼ同じ大きさの径の給電線孔2aが設
けられている。
性を有する縦20mm×横20mm×高さ4mmの立方
形状のパッチアンテナで構成され、上面には、放射面パ
ターン3aが形成されるとともに、下面にはベタグラン
ドパターン21が形成される(図3)。また、平面アン
テナ3の下面には、鉛直方向に延びたアンテナ給電線1
1が設けられている。そして、平面アンテナ3は、下面
に設けられているアンテナ給電線11が、シールド用金
属蓋2に接触しないように給電線孔2aに挿通されるこ
とにより、回路基板1の上面に突き当てられる。この状
態において、アンテナ給電線11は、回路基板1に対し
て直角となっている。
用金属蓋2の所定の位置に、高精度に位置決めされる。
蓋2上に配置されることにより、アンテナの基準電位が
安定されるだけでなく、回路基板1から雑音を受けるこ
となく実装されるので、より受信感度を良好に保つこと
ができる。
ーブル等ではなく、被覆されていない単線で構成するこ
とにより、平面アンテナ3と回路基板1とを接続するた
めの充分な空間を設ける必要がなくなり、GPSアンテナ
装置を薄型化(小型化)することができる。
構成例を示すブロック図である。
r)31は、アンテナ3で受信された微小な受信信号を
増幅し、RF回路部32に供給する。RF(Radio Frequenc
y)回路部32は、低雑音増幅部31で増幅された受信
信号の入力を受けて、その受信信号のうち、高周波成分
をダウンコンバートし、低周波成分の受信信号に変換す
る。
路41は、RF回路部32で変換された低周波成分の受信
信号に対して、復調処理および位置測定演算処理などを
行い、処理結果をメモリ43に記憶させる。デジタル信
号処理回路41はまた、インターフェース42を介して
パーソナルコンピュータ(図示せず)から、メモリ43
に記憶されているデータの出力要求を受け、メモリ43
に記録されているデータを読み出し、そのデータを、イ
ンターフェース42を介してパーソナルコンピュータに
送出する。
tioning System)レシーバに適用した場合の構成例につ
いて説明する。
外観の構成例を示す図である。図6は正面から見た図、
図7は背面から見た図、図8は右側面から見た図、図9
は分解図を、それぞれ示している。
テナ3とから構成されており、アンテナ3は、本体61
の上面に位置するように取り付けられている。本体61
には、パワーボタン71、ディスプレイボタン72、お
よびマークボタン73の計3個のボタンが設けられてい
る。また、本体61の上面には、液晶表示部74が設け
られ、本体61の底部には、USBポート75が設けられ
ている。
れると、ハンディGPSレシーバの本体61の電源をオン
し、かつ、受信動作を開始するための指令を出力するよ
うになされている。ディスプレイボタン72は、ユーザ
により押下されると、液晶表示部74に表示される表示
内容(例えば、現在の緯度および経度、方向および速
度、並びに現在時刻など)を切り替えるための指令を出
力するようになされている。マークボタン73は、ユー
ザにより押下されると、ハンディGPSレシーバが受信中
の現在位置を記録(マーク)するための指令を出力する
ようになされている。
状態、電池残量、メモリ記憶残量、および、受信した情
報(位置情報や時刻情報など)の内容を表示するように
なされている。
ンピュータとUSB接続することにより、データの授受を
行えるようになされている。
に、上部と下部に分解可能に構成されており、上部の本
体61−1には、アンテナ3、低雑音増幅部31、RF回
路部32、およびデジタル回路部33が配置され、下部
の本体61−2には、2個の電池(図示せず)が装着
(収納)される。
92および93、並びに、IEEE(The Institute of Ele
ctrical and Electronics Engineers)規格などシリア
ル系のインタフェースの差動データ(シリアルデータ)
が出力されるピン91および差動データ(シリアルデー
タ)が入力されるピン94の計4個のピンが、USBポー
ト75の近傍に設けられている。これらのピン91乃至
94は、回路基板1の所定の回路と電気的に接続されて
いる。
つめ122を本体11−1の溝部102に引っ掛けると
ともに、本体61−2のつめ121を本体11−1の溝
部101に引っ掛けることにより、本体61−1と本体
61−2が嵌め合わされる。さらに、本体61−1と本
体61−2が嵌め合わされた後、固定スライダ121を
所定の方向(例えば、図7において紙面右方向)にスラ
イドさせることにより、本体61−1と本体61−2と
が完全に固定される。
合わされると、本体61−1に設けられているピン92
が本体61−2の電池用の端子(給電部)112に接触
されるとともに、本体61−1に設けられているピン9
3が本体61−2の電池用の端子111に接触される。
これにより、本体61−2に装着されている図示せぬ電
池から、低雑音増幅部31、RF回路部32、およびデジ
タル回路部33に、それぞれ電源が供給される。
ーザが持ち運びして利用することが可能であり、そのよ
うな場合、ユーザは、クリップ82を、例えば、カバン
などに引っ掛けることにより、携帯することが可能とな
る。
明する。まず、ハンディGPSレシーバが実行する、位置
・時刻データ記録処理について説明する。
いと思った場合、ハンディGPSレシーバのパワーボタン
71を押下する。これにより、ハンディGPSレシーバの
デジタル信号処理部41は、パワーボタン71から入力
される信号に基づいて、記録開始が指示されたと判定
し、アンテナ3が図示せぬGPS衛星から受信した現在位
置データおよび現在時刻データを、例えば、15秒毎に
読み込み、メモリ43に記録(記憶)させる。
定)を終了させたいと思った場合、ハンディGPSレシー
バのパワーボタン71を再び押下する。これにより、ハ
ンディGPSレシーバのデジタル信号処理部41は、パワ
ーボタン71から入力された信号に基づいて、記録終了
が指示されたと判定し、アンテナ3が実行している位置
データおよび時刻データの受信を終了させ、それらのデ
ータをメモリ43に記録させる。
メモリ43に記録されたデータの送出処理について説明
する。
れているデータ(位置データおよび時刻データ)を必要
に応じて、図示せぬパーソナルコンピュータに出力した
いと思った場合、ハンディGPSレシーバとパーソナルコ
ンピュータをUSB接続した後、パーソナルコンピュータ
の入力部(例えば、キーボード)を操作し、ハンディGP
Sレシーバに対して、データの送出を要求するコマンド
を入力する。
ース42を介してパーソナルコンピュータ3から、メモ
リ43に記録されているデータの出力要求を受け、メモ
リ43に記録されているデータを読み出し、そのデータ
を、USBポート75を介してパーソナルコンピュータに
送出する。
ーバに適用した場合にも、装置を小型化かつ軽量化する
ことができる。
属蓋に、給電線が挿通可能で、かつ、給電線が挿通され
たとき、回路基板の所定位置に接続可能な位置に、給電
線の径とほぼ同径の給電線孔を設け、その給電線孔に鉛
直方向に給電線を挿通することにより、平面アンテナ素
子が、金属蓋を介して回路基板に実装される。これによ
り、平面アンテナ装置の受信感度を保持しつつ、装置を
小型化することができる。
を示す図である。
ある。
ブロック図である。
面図である。
面図である。
面図である。
解図である。
ンテナ, 11 アンテナ給電線, 31 低雑音増幅
部, 32 RF回路, 33 デジタル回路部, 41
デジタル信号処理部, 42 インターフェース,
43 メモリ,71 パワーボタン, 72 ディスプ
レイボタン, 73 マークボタン,74 液晶表示
部, 75 USBポート, 82 クリップ, 91乃
至94ピン, 111,112 溝, 121,122
つめ, 111,112端子
Claims (2)
- 【請求項1】 平面状の受信面を有する平面アンテナ素
子と、 前記平面アンテナ素子の下面に設けられた給電線と、 前記平面アンテナ素子で受信した信号を処理する回路基
板と、 前記回路基板の全部または一部を被覆する金属蓋とを有
し、 前記金属蓋には、前記給電線が挿通可能で、かつ、前記
給電線が挿通されたとき、前記回路基板の所定位置に接
続可能な位置に、前記給電線の径とほぼ同径の給電線孔
が設けられ、 前記給電線を前記給電線孔に鉛直方向に挿通することに
より、前記平面アンテナ素子が、前記金属蓋を介して前
記回路基板に実装されることを特徴とする平面アンテナ
装置。 - 【請求項2】 前記給電線は、被覆されていない単線で
あり、かつ、前記金属蓋に接触しないように配線される
ことを特徴とする請求項1に記載の平面アンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000357911A JP2002164733A (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 平面アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000357911A JP2002164733A (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 平面アンテナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002164733A true JP2002164733A (ja) | 2002-06-07 |
Family
ID=18829904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000357911A Pending JP2002164733A (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 平面アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002164733A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005086603A (ja) * | 2003-09-10 | 2005-03-31 | Tdk Corp | 電子部品モジュールおよびその製造方法 |
-
2000
- 2000-11-24 JP JP2000357911A patent/JP2002164733A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005086603A (ja) * | 2003-09-10 | 2005-03-31 | Tdk Corp | 電子部品モジュールおよびその製造方法 |
US7236070B2 (en) | 2003-09-10 | 2007-06-26 | Tdk Corporation | Electronic component module and manufacturing method thereof |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070207 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080219 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080710 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080905 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081218 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090213 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090908 |