JP2002162882A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JP2002162882A JP2002162882A JP2000361350A JP2000361350A JP2002162882A JP 2002162882 A JP2002162882 A JP 2002162882A JP 2000361350 A JP2000361350 A JP 2000361350A JP 2000361350 A JP2000361350 A JP 2000361350A JP 2002162882 A JP2002162882 A JP 2002162882A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- forming apparatus
- unit
- photoconductor
- cleaning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Developing For Electrophotography (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ＤＣ印加による帯電方式を用いた非磁性もしく
は磁性一成分現像のＦＡＸ、コピー機またはプリンタ等
の画像形成装置を提供する。 【解決手段】この画像形成装置は、ＤＣ帯電ローラ２と
クリーニングブレード８との間にクリーニングローラ１
０を配置し、クリーニングブレード８をすり抜けた感光
体１上の付着物、例えば酸化セリウムなどの研磨剤等を
電界により除去し、且つ感光体１上の補助帯電を行うこ
とにより、安定した帯電を行い、良質な画質をえる。
は磁性一成分現像のＦＡＸ、コピー機またはプリンタ等
の画像形成装置を提供する。 【解決手段】この画像形成装置は、ＤＣ帯電ローラ２と
クリーニングブレード８との間にクリーニングローラ１
０を配置し、クリーニングブレード８をすり抜けた感光
体１上の付着物、例えば酸化セリウムなどの研磨剤等を
電界により除去し、且つ感光体１上の補助帯電を行うこ
とにより、安定した帯電を行い、良質な画質をえる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関
し、特にＤＣ印加による帯電方式を用いた非磁性もしく
は磁性一成分現像のＦＡＸ、コピー機またはプリンタ等
の画像形成装置に関するものである。
し、特にＤＣ印加による帯電方式を用いた非磁性もしく
は磁性一成分現像のＦＡＸ、コピー機またはプリンタ等
の画像形成装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置は、図７及
び図８に示すように、クリーニングローラがない構成と
なっていた。この構成の場合、図６に示すように残留現
像剤をクリーニングブレード８で回収した感光体１上に
は、微少粒径の酸化セリウムなどの現像剤と逆極性の付
着物がクリーニングブレード８をすり抜けて付着してお
り、帯電ローラ２と感光体１との間で形成される電界の
影響により、帯電ローラ２側に吸い寄せられ、蓄積し
て、帯電ムラによる地カブリなどの画像障害発生の原因
となっていた。
び図８に示すように、クリーニングローラがない構成と
なっていた。この構成の場合、図６に示すように残留現
像剤をクリーニングブレード８で回収した感光体１上に
は、微少粒径の酸化セリウムなどの現像剤と逆極性の付
着物がクリーニングブレード８をすり抜けて付着してお
り、帯電ローラ２と感光体１との間で形成される電界の
影響により、帯電ローラ２側に吸い寄せられ、蓄積し
て、帯電ムラによる地カブリなどの画像障害発生の原因
となっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の画像形成装
置における問題点は、印字を重ねるに伴い、クリーニン
グブレードをすり抜けた微少粒径が現像剤に含まれた
り、現像剤と逆極性の研磨剤が帯電ローラに付着するこ
とにより、帯電ムラによる地カブリなどの画像障害発生
の原因となっている、ということである。
置における問題点は、印字を重ねるに伴い、クリーニン
グブレードをすり抜けた微少粒径が現像剤に含まれた
り、現像剤と逆極性の研磨剤が帯電ローラに付着するこ
とにより、帯電ムラによる地カブリなどの画像障害発生
の原因となっている、ということである。
【０００４】本発明の目的は、ＤＣ帯電ユニットとクリ
ーニングブレードとの間にクリーニングローラを配置
し、クリーニングブレードをすり抜けた感光体上の付着
物、例えば酸化セリウムなどの研磨剤等を電界により除
去し、且つ感光体上の補助帯電を行うことにより、安定
した帯電を行い、良質な画質をえる画像形成装置を提供
することにある。
ーニングブレードとの間にクリーニングローラを配置
し、クリーニングブレードをすり抜けた感光体上の付着
物、例えば酸化セリウムなどの研磨剤等を電界により除
去し、且つ感光体上の補助帯電を行うことにより、安定
した帯電を行い、良質な画質をえる画像形成装置を提供
することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、導電部材上に電荷発生層と電荷移動層とを順次積層
して形成される感光体と、前記感光体に一様な電荷を帯
電する帯電手段と、前記感光体の移動方向に関して前記
帯電手段の下流位置の前記感光体上に画像情報を潜像と
して記録する露光手段と、前記潜像を現像剤により可視
化する現像手段と、前記感光体から用紙上に前記現像剤
を転写させる転写手段と、前記感光体の移動方向に関し
て前記転写手段の下流に位置し、所定の圧力で前記感光
体に圧接し、転写後の前記感光体上の未転写現像剤を回
収する第１クリーニング手段と、前記第１クリーニング
手段により回収された前記未転写現像剤を貯蔵するため
の空間である廃現像剤貯蔵室と、前記感光体の移動方向
に関して前記第１クリーニング手段の下流に位置し、所
定の圧力で前記感光体に圧接して、前記第１クリーニン
グ手段をすり抜けた現像剤に含まれる前記感光体上の小
粒径付着物を回収し、さらに前記感光体上の補助帯電を
行う第２クリーニング手段と、を備える。
は、導電部材上に電荷発生層と電荷移動層とを順次積層
して形成される感光体と、前記感光体に一様な電荷を帯
電する帯電手段と、前記感光体の移動方向に関して前記
帯電手段の下流位置の前記感光体上に画像情報を潜像と
して記録する露光手段と、前記潜像を現像剤により可視
化する現像手段と、前記感光体から用紙上に前記現像剤
を転写させる転写手段と、前記感光体の移動方向に関し
て前記転写手段の下流に位置し、所定の圧力で前記感光
体に圧接し、転写後の前記感光体上の未転写現像剤を回
収する第１クリーニング手段と、前記第１クリーニング
手段により回収された前記未転写現像剤を貯蔵するため
の空間である廃現像剤貯蔵室と、前記感光体の移動方向
に関して前記第１クリーニング手段の下流に位置し、所
定の圧力で前記感光体に圧接して、前記第１クリーニン
グ手段をすり抜けた現像剤に含まれる前記感光体上の小
粒径付着物を回収し、さらに前記感光体上の補助帯電を
行う第２クリーニング手段と、を備える。
【０００６】また、本発明の画像形成装置は、ＧＮＤと
接続された金属の素管に、電荷を発生する電荷発生層と
電荷を移動させる電荷輸送層とを順次積層して形成され
ているドラム形状の前記感光体を備える。
接続された金属の素管に、電荷を発生する電荷発生層と
電荷を移動させる電荷輸送層とを順次積層して形成され
ているドラム形状の前記感光体を備える。
【０００７】さらに、本発明の画像形成装置は、金属を
蒸着したフィルム上に、電荷を発生する電荷発生層と、
電荷を移動させる電荷輸送層を順次積層して形成されて
いるフィルム形状の前記感光体を備える。
蒸着したフィルム上に、電荷を発生する電荷発生層と、
電荷を移動させる電荷輸送層を順次積層して形成されて
いるフィルム形状の前記感光体を備える。
【０００８】さらに、本発明の画像形成装置は、金属の
シャフトに導電性ゴムを成形したローラ形状の前記帯電
手段を備える。
シャフトに導電性ゴムを成形したローラ形状の前記帯電
手段を備える。
【０００９】さらに、本発明の画像形成装置は、導電性
ブラシを固定して接触させる前記帯電手段を備える。
ブラシを固定して接触させる前記帯電手段を備える。
【００１０】さらに、本発明の画像形成装置は、ブラシ
をローラ形状に成形し、回転させながら接触させる前記
帯電手段を備える。
をローラ形状に成形し、回転させながら接触させる前記
帯電手段を備える。
【００１１】さらに、本発明の画像形成装置は、レーザ
光を変調偏向する前記露光手段を備える。
光を変調偏向する前記露光手段を備える。
【００１２】さらに、本発明の画像形成装置は、発光ダ
イオードアレイによる前記露光手段を備える。
イオードアレイによる前記露光手段を備える。
【００１３】さらに、本発明の画像形成装置は、アルミ
等の金属の円筒形状で、磁極を内蔵して構成され、前記
感光体に対して同方向に一定の周速比を持って回転する
現像スリーブから成る前記現像手段を備える。
等の金属の円筒形状で、磁極を内蔵して構成され、前記
感光体に対して同方向に一定の周速比を持って回転する
現像スリーブから成る前記現像手段を備える。
【００１４】さらに、本発明の画像形成装置は、導電性
ＥＰＤＭなどの発泡体からなる転写ローラである前記転
写手段を備える。
ＥＰＤＭなどの発泡体からなる転写ローラである前記転
写手段を備える。
【００１５】さらに、本発明の画像形成装置は、ウレタ
ン、シリコンなどのゴム剤の弾性体平板からなるクリー
ニングブレードである第１クリーニング手段を備える。
ン、シリコンなどのゴム剤の弾性体平板からなるクリー
ニングブレードである第１クリーニング手段を備える。
【００１６】さらに、本発明の画像形成装置は、金属シ
ャフトに発泡体もしくは導電性ゴム材がローラ状に成形
されているクリーニングローラである第２クリーニング
手段を備える。
ャフトに発泡体もしくは導電性ゴム材がローラ状に成形
されているクリーニングローラである第２クリーニング
手段を備える。
【００１７】さらに、本発明の画像形成装置は、圧接導
電性フィルムもしくは導電性ゴム材からなるクリーニン
グフィルムである第２クリーニング手段を備える。
電性フィルムもしくは導電性ゴム材からなるクリーニン
グフィルムである第２クリーニング手段を備える。
【００１８】さらに、本発明の画像形成装置は、前記第
２クリーニング手段位置の前記感光体表面電位より絶対
値が大きく前記帯電手段印加電圧より絶対値が小さい条
件で決定されるＤＣ電圧が前記第２クリーニング手段に
印加されることを特徴とする。
２クリーニング手段位置の前記感光体表面電位より絶対
値が大きく前記帯電手段印加電圧より絶対値が小さい条
件で決定されるＤＣ電圧が前記第２クリーニング手段に
印加されることを特徴とする。
【００１９】さらに、本発明の画像形成装置は、負帯電
する前記現像剤を使用し、−１０００ＶのＤＣ電圧が印
加され、前記感光体上の表面電位が−３９０〜−４３０
Ｖに帯電される前記帯電手段と、−３００ＶＤＣ電圧と
ピーク間電圧１６００Ｖ、周波数４０００ＨｚのＡＣ電
圧が重畳して印加される前記現像手段と、６〜１５μＡ
の定電流が印加される前記転写手段と、−５００〜−６
５０ＶＤＣ電圧が印加される前記第２クリーニング手段
とを備える。
する前記現像剤を使用し、−１０００ＶのＤＣ電圧が印
加され、前記感光体上の表面電位が−３９０〜−４３０
Ｖに帯電される前記帯電手段と、−３００ＶＤＣ電圧と
ピーク間電圧１６００Ｖ、周波数４０００ＨｚのＡＣ電
圧が重畳して印加される前記現像手段と、６〜１５μＡ
の定電流が印加される前記転写手段と、−５００〜−６
５０ＶＤＣ電圧が印加される前記第２クリーニング手段
とを備える。
【００２０】さらに、本発明の画像形成装置は、正帯電
する前記現像剤を使用し、１０００ＶのＤＣ電圧が印加
され、前記感光体上の表面電位が３９０〜４３０Ｖに帯
電される前記帯電手段と、３００ＶＤＣ電圧とピーク間
電圧１６００Ｖ、周波数４０００ＨｚのＡＣ電圧が重畳
して印加される前記現像手段と、−６〜−１５μＡの定
電流が印加される前記転写手段と、５００〜６５０ＶＤ
Ｃ電圧が印加される前記第２クリーニング手段とを備え
る。
する前記現像剤を使用し、１０００ＶのＤＣ電圧が印加
され、前記感光体上の表面電位が３９０〜４３０Ｖに帯
電される前記帯電手段と、３００ＶＤＣ電圧とピーク間
電圧１６００Ｖ、周波数４０００ＨｚのＡＣ電圧が重畳
して印加される前記現像手段と、−６〜−１５μＡの定
電流が印加される前記転写手段と、５００〜６５０ＶＤ
Ｃ電圧が印加される前記第２クリーニング手段とを備え
る。
【００２１】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【００２２】図１は、本発明の一実施の形態の構成を示
す断面図であり、図２は、この実施の形態における構成
要素の電圧印加モデル図である。この実施の形態は、磁
性一成分ジャンピング現像方式であって、本プロセス
は、現像剤が負帯電するものとして説明を進める。現像
剤が正帯電の場合は、極性が本説明と逆となる。
す断面図であり、図２は、この実施の形態における構成
要素の電圧印加モデル図である。この実施の形態は、磁
性一成分ジャンピング現像方式であって、本プロセス
は、現像剤が負帯電するものとして説明を進める。現像
剤が正帯電の場合は、極性が本説明と逆となる。
【００２３】図１及び図２を参照すると、本発明の一実
施の形態の画像形成装置は、導電部材上に電荷発生層と
電荷移動層とを順次積層して形成される感光体１と、こ
の感光体１に一様な電荷を帯電する帯電手段である帯電
ローラ２と、感光体１の移動方向に関して帯電ローラ２
の下流位置の感光体１上に画像情報を潜像として記録す
る不図示の露光手段と、前記潜像を現像剤により可視化
する現像手段である現像スリーブ３と、感光体１から用
紙上に現像剤を転写させる転写手段である転写ローラ５
と、感光体１の移動方向に関して転写ローラ５の下流に
位置し、所定の圧力で感光体１に圧接し、転写後の感光
体１上の未転写現像剤を回収する第１クリーニング手段
であるクリーニングブレード８と、このクリーニングブ
レード８により回収された現像剤を貯蔵するための空間
である廃現像剤貯蔵室９と、感光体１の移動方向に関し
てクリーニングブレード８の下流に位置し、所定の圧力
で感光体１に圧接し、クリーニングブレード８をすり抜
けた現像剤に含まれる感光体１上の小粒径付着物を回収
し、さらに感光体１上の補助帯電を行う第２クリーニン
グ手段であるクリーニングローラ１０とから構成されて
いる。
施の形態の画像形成装置は、導電部材上に電荷発生層と
電荷移動層とを順次積層して形成される感光体１と、こ
の感光体１に一様な電荷を帯電する帯電手段である帯電
ローラ２と、感光体１の移動方向に関して帯電ローラ２
の下流位置の感光体１上に画像情報を潜像として記録す
る不図示の露光手段と、前記潜像を現像剤により可視化
する現像手段である現像スリーブ３と、感光体１から用
紙上に現像剤を転写させる転写手段である転写ローラ５
と、感光体１の移動方向に関して転写ローラ５の下流に
位置し、所定の圧力で感光体１に圧接し、転写後の感光
体１上の未転写現像剤を回収する第１クリーニング手段
であるクリーニングブレード８と、このクリーニングブ
レード８により回収された現像剤を貯蔵するための空間
である廃現像剤貯蔵室９と、感光体１の移動方向に関し
てクリーニングブレード８の下流に位置し、所定の圧力
で感光体１に圧接し、クリーニングブレード８をすり抜
けた現像剤に含まれる感光体１上の小粒径付着物を回収
し、さらに感光体１上の補助帯電を行う第２クリーニン
グ手段であるクリーニングローラ１０とから構成されて
いる。
【００２４】感光体１は、ＧＮＤと接続された金属の素
管に、電荷が発生する電荷発生層と電荷を移動させる電
荷輸送層とを順次積層して形成され、図示した方向に回
転する。また、金属を蒸着したフィルム上に、電荷を発
生する電荷発生層と電荷を移動させる電荷輸送層とを順
次積層して形成されている感光体フィルムを使用するこ
ともできる。
管に、電荷が発生する電荷発生層と電荷を移動させる電
荷輸送層とを順次積層して形成され、図示した方向に回
転する。また、金属を蒸着したフィルム上に、電荷を発
生する電荷発生層と電荷を移動させる電荷輸送層とを順
次積層して形成されている感光体フィルムを使用するこ
ともできる。
【００２５】帯電ローラ２は、金属のシャフトに導電性
ゴムを成形したローラ形状である。帯電ローラ２は、感
光体１に対して従動方向に回転しており、−１０００Ｖ
のＤＣ電圧が印加され、感光体１上の表面電位が−３９
０〜−４３０Ｖに帯電されている。帯電手段は、ローラ
形状の他に導電性ブラシを固定して接触させたもの、も
しくはブラシをローラ形状に成形し、回転させながら接
触させるものを用いてもよい。
ゴムを成形したローラ形状である。帯電ローラ２は、感
光体１に対して従動方向に回転しており、−１０００Ｖ
のＤＣ電圧が印加され、感光体１上の表面電位が−３９
０〜−４３０Ｖに帯電されている。帯電手段は、ローラ
形状の他に導電性ブラシを固定して接触させたもの、も
しくはブラシをローラ形状に成形し、回転させながら接
触させるものを用いてもよい。
【００２６】露光手段は、レーザ光を変調偏向するもの
でも、発光ダイオードアレイによるものでもよい。
でも、発光ダイオードアレイによるものでもよい。
【００２７】現像スリーブ３は、アルミ等の金属の円筒
形状で、図示されない磁極を内蔵して構成され、感光体
１に対して同方向に一定の周速比を持って回転する。現
像スリーブ３には、−３００ＶのＤＣ電圧とピーク間電
圧１６００Ｖ、周波数４０００ＨｚのＡＣ電圧が重畳し
て印加されており、感光体１と現像スリーブ３との間で
ジャンピング現像が行われる。
形状で、図示されない磁極を内蔵して構成され、感光体
１に対して同方向に一定の周速比を持って回転する。現
像スリーブ３には、−３００ＶのＤＣ電圧とピーク間電
圧１６００Ｖ、周波数４０００ＨｚのＡＣ電圧が重畳し
て印加されており、感光体１と現像スリーブ３との間で
ジャンピング現像が行われる。
【００２８】現像剤薄層化部材４は、板状のバネ材の端
部にウレタン等のゴムからなるピースが配置されてお
り、現像スリーブ３に対して、適当な圧力で圧接して、
スリーブ上に付着した現像剤の薄層化及び帯電をおこな
っている。
部にウレタン等のゴムからなるピースが配置されてお
り、現像スリーブ３に対して、適当な圧力で圧接して、
スリーブ上に付着した現像剤の薄層化及び帯電をおこな
っている。
【００２９】転写ローラ５は、導電性のＥＰＤＭなどの
発泡体からなり、６〜１５μＡの定電流が印加されてお
り、感光体１より用紙上に現像剤を転写させる。
発泡体からなり、６〜１５μＡの定電流が印加されてお
り、感光体１より用紙上に現像剤を転写させる。
【００３０】現像剤撹拌供給部材６は、図示された方向
に回転し、現像剤貯蔵室７に貯蔵された現像剤を撹拌
し、現像スリーブ３に現像剤を供給する。
に回転し、現像剤貯蔵室７に貯蔵された現像剤を撹拌
し、現像スリーブ３に現像剤を供給する。
【００３１】クリーニングブレード８は、ウレタン、シ
リコンなどのゴム剤からなる弾性体であり、所定の圧力
で感光体１に圧接し、転写後の感光体１上の未転写現像
剤を回収する。
リコンなどのゴム剤からなる弾性体であり、所定の圧力
で感光体１に圧接し、転写後の感光体１上の未転写現像
剤を回収する。
【００３２】廃現像剤貯蔵室９は、クリーニングブレー
ド８により回収された現像剤を貯蔵するための空間であ
る。
ド８により回収された現像剤を貯蔵するための空間であ
る。
【００３３】クリーニングローラ１０は、金属シャフト
に発泡体もしくは、導電性のゴム材などが成形されてロ
ーラ状となっており、所定の圧力で感光体１に圧接して
おり、感光体１に対して、従動回転を行っている。クリ
ーニングローラ１０は、ＤＣ電圧が印加されており、そ
の電圧値は、クリーニングローラ１０の位置の感光体表
面電位より大きく、帯電ローラ２印加電圧より小さい値
である。
に発泡体もしくは、導電性のゴム材などが成形されてロ
ーラ状となっており、所定の圧力で感光体１に圧接して
おり、感光体１に対して、従動回転を行っている。クリ
ーニングローラ１０は、ＤＣ電圧が印加されており、そ
の電圧値は、クリーニングローラ１０の位置の感光体表
面電位より大きく、帯電ローラ２印加電圧より小さい値
である。
【００３４】この実施の形態の場合は、クリーニングロ
ーラ１０に印加される電圧設定は、−５００〜−６５０
Ｖの間である。このクリーニングローラ１０は、クリー
ニングブレード８をすり抜けた現像剤に含まれる酸化セ
リウムなどの小粒径の付着物を回収する。また、同時に
感光体上の補助帯電を行う。但し、設定電圧を６５０Ｖ
以上で設定した場合、本プロセスにおいては、クリーニ
ングローラ１０において表面電位が高くなりすぎ、帯電
ローラ２の位置で感光体１の表面電位が高すぎるために
十分放電が行われず、逆に帯電分布が不均一となる。
ーラ１０に印加される電圧設定は、−５００〜−６５０
Ｖの間である。このクリーニングローラ１０は、クリー
ニングブレード８をすり抜けた現像剤に含まれる酸化セ
リウムなどの小粒径の付着物を回収する。また、同時に
感光体上の補助帯電を行う。但し、設定電圧を６５０Ｖ
以上で設定した場合、本プロセスにおいては、クリーニ
ングローラ１０において表面電位が高くなりすぎ、帯電
ローラ２の位置で感光体１の表面電位が高すぎるために
十分放電が行われず、逆に帯電分布が不均一となる。
【００３５】図１を参照して、この実施の形態におい
て、画像を用紙に転写させるまでのプロセス動作の説明
を行う。本プロセスは、現像剤が負帯電するものとして
説明を進める。正帯電の場合は、極性が本説明と逆とな
る。
て、画像を用紙に転写させるまでのプロセス動作の説明
を行う。本プロセスは、現像剤が負帯電するものとして
説明を進める。正帯電の場合は、極性が本説明と逆とな
る。
【００３６】感光体１が回転し、帯電ローラ２により感
光体１の表面が負帯電され表面電位が確保される。図示
された矢印の露光光路から、図示されない露光（ＬＥＤ
もしくはＬＤなどの赤色光）により、感光体１の表面が
露光され、所望の潜像が形成される。
光体１の表面が負帯電され表面電位が確保される。図示
された矢印の露光光路から、図示されない露光（ＬＥＤ
もしくはＬＤなどの赤色光）により、感光体１の表面が
露光され、所望の潜像が形成される。
【００３７】現像スリーブ３に潜像が到達すると、現像
スリーブ３と感光体１との間に形成される電界により、
現像剤が潜像上に現像される。現像された像が転写ロー
ラ５の位置に到達すると、同時に図示されない用紙走行
系を経由して用紙が転写ローラ５と感光体１との間に突
入する。感光体１と転写ローラ５との間で形成された電
界により、現像された像が感光体１から用紙上に転写さ
れる。
スリーブ３と感光体１との間に形成される電界により、
現像剤が潜像上に現像される。現像された像が転写ロー
ラ５の位置に到達すると、同時に図示されない用紙走行
系を経由して用紙が転写ローラ５と感光体１との間に突
入する。感光体１と転写ローラ５との間で形成された電
界により、現像された像が感光体１から用紙上に転写さ
れる。
【００３８】転写工程を終了した感光体１は、クリーニ
ングブレード８により、未転写の残留した現像剤が感光
体１から掻き落とされ廃現像剤貯蔵室９に回収される。
クリーニングローラ１０の位置では、図５に示すように
感光体１上に残留した現像剤に含まれる現像剤と逆極性
の付着物、例えば酸化セリウムのような研磨剤などが、
感光体１とクリーニングローラ１０との間で形成される
電界によりクリーニングローラ１０に付着する。
ングブレード８により、未転写の残留した現像剤が感光
体１から掻き落とされ廃現像剤貯蔵室９に回収される。
クリーニングローラ１０の位置では、図５に示すように
感光体１上に残留した現像剤に含まれる現像剤と逆極性
の付着物、例えば酸化セリウムのような研磨剤などが、
感光体１とクリーニングローラ１０との間で形成される
電界によりクリーニングローラ１０に付着する。
【００３９】通常、研磨剤は、現像剤が負帯電のばあい
は、正帯電するが、逆極性の場合は、電界の方向が逆と
なる電圧をクリーニングローラ１０に印加すれば良いこ
ととなる。また、併せて、クリーニングローラ１０に印
加された電圧により感光体１上の表面電位が確保され、
帯電ローラ２による帯電前の補助帯電を行う。
は、正帯電するが、逆極性の場合は、電界の方向が逆と
なる電圧をクリーニングローラ１０に印加すれば良いこ
ととなる。また、併せて、クリーニングローラ１０に印
加された電圧により感光体１上の表面電位が確保され、
帯電ローラ２による帯電前の補助帯電を行う。
【００４０】図３及び図４に示すように、クリーニング
ローラの替わりに、導電性フィルムもしくは導電性ゴム
材からなるクリーニングフィルム１１を感光体１に圧接
するように配置し、電圧を印加することでも同様の効果
が得られる。導電フィルムを使用した場合は、コストが
ローラよりも低価格になるという利点がある。
ローラの替わりに、導電性フィルムもしくは導電性ゴム
材からなるクリーニングフィルム１１を感光体１に圧接
するように配置し、電圧を印加することでも同様の効果
が得られる。導電フィルムを使用した場合は、コストが
ローラよりも低価格になるという利点がある。
【００４１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第１の効
果は、印字を重ねるに伴い、クリーニングブレードをす
り抜けた微少粒径（０．５〜５μｍ）が現像剤に含まれ
たり、現像剤と逆極性の研磨剤が帯電ローラに付着する
のを、クリーニングブレードと帯電ローラとの間にクリ
ーニングローラを配置し、電界をかけることで、クリー
ニングローラで除去し、防止できることである。
果は、印字を重ねるに伴い、クリーニングブレードをす
り抜けた微少粒径（０．５〜５μｍ）が現像剤に含まれ
たり、現像剤と逆極性の研磨剤が帯電ローラに付着する
のを、クリーニングブレードと帯電ローラとの間にクリ
ーニングローラを配置し、電界をかけることで、クリー
ニングローラで除去し、防止できることである。
【００４２】第２の効果は、クリーニングローラに印加
した電圧により、感光体上が帯電され、帯電ローラによ
る帯電性能を補助し、帯電分布がより均一になり安定す
る、ということである。
した電圧により、感光体上が帯電され、帯電ローラによ
る帯電性能を補助し、帯電分布がより均一になり安定す
る、ということである。
【図１】本発明の一実施の形態の構成を示す断面図であ
る。
る。
【図２】この実施の形態における構成要素の電圧印加モ
デル図である。
デル図である。
【図３】本発明の他の実施の形態の構成を示す断面図で
ある。
ある。
【図４】他の実施の形態における構成要素の電圧印加モ
デル図である。
デル図である。
【図５】この実施の形態のクリーニングローラ微少粒径
付着物回収モデル図である。
付着物回収モデル図である。
【図６】従来プロセスでの微少粒径付着物が帯電ローラ
へ付着するモデル図である。
へ付着するモデル図である。
【図７】従来例の構成を示す断面図である。
【図８】従来例における構成要素の電圧印加モデル図で
ある。
ある。
１ 感光体 ２ 帯電ローラ ３ 現像スリーブ ４ 現像剤薄層化部材 ５ 転写ローラ ６ 現像剤撹拌供給部材 ７ 現像剤貯蔵室 ８ クリーニングブレード ９ 廃現像剤貯蔵室 １０ クリーニングローラ １１ クリーニングフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０３Ｇ 15/06 １０１ Ｇ０３Ｇ 15/09 Ａ ２Ｈ０６８ 15/09 15/16 １０３ ２Ｈ０７３ 15/16 １０３ 21/00 ３５０ ２Ｈ０７６ 21/00 ３５０ ３１２ ３１８ ３２６ Ｆターム(参考） 2H003 AA01 AA12 BB11 CC05 CC06 DD03 DD08 2H031 AC08 AC14 AC15 AC17 BA01 CA01 CA03 CA11 2H032 AA05 BA05 BA23 CA02 2H034 AA06 BA02 BC01 BC03 BC04 BC09 BC10 BF01 BF03 BF04 CA01 CA04 2H035 CA05 CA07 CB02 2H068 AA54 AA55 2H073 AA01 BA04 BA13 BA21 BA45 CA02 2H076 AB02 AB21 AB42
Claims (16)
- 【請求項１】 導電部材上に電荷発生層と電荷移動層と
を順次積層して形成される感光体と、前記感光体に一様
な電荷を帯電する帯電手段と、前記感光体の移動方向に
関して前記帯電手段の下流位置の前記感光体上に画像情
報を潜像として記録する露光手段と、前記潜像を現像剤
により可視化する現像手段と、前記感光体から用紙上に
前記現像剤を転写させる転写手段と、前記感光体の移動
方向に関して前記転写手段の下流に位置し、所定の圧力
で前記感光体に圧接し、転写後の前記感光体上の未転写
現像剤を回収する第１クリーニング手段と、前記第１ク
リーニング手段により回収された前記未転写現像剤を貯
蔵するための空間である廃現像剤貯蔵室と、前記感光体
の移動方向に関して前記第１クリーニング手段の下流に
位置し、所定の圧力で前記感光体に圧接して、前記第１
クリーニング手段をすり抜けた現像剤に含まれる前記感
光体上の小粒径付着物を回収し、さらに前記感光体上の
補助帯電を行う第２クリーニング手段と、を備えること
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】 ＧＮＤと接続された金属の素管に、電荷
を発生する電荷発生層と電荷を移動させる電荷輸送層と
を順次積層して形成されているドラム形状の前記感光体
を備えることを特徴とする請求項１記載の画像形成装
置。 - 【請求項３】 金属を蒸着したフィルム上に、電荷を発
生する電荷発生層と、電荷を移動させる電荷輸送層を順
次積層して形成されているフィルム形状の前記感光体を
備えることを特徴とする請求項１記載の画像形成装置。 - 【請求項４】 金属のシャフトに導電性ゴムを成形した
ローラ形状の前記帯電手段を備えることを特徴とする請
求項１記載の画像形成装置。 - 【請求項５】 導電性ブラシを固定して接触させる前記
帯電手段を備えることを特徴とする請求項１記載の画像
形成装置。 - 【請求項６】 ブラシをローラ形状に成形し、回転させ
ながら接触させる前記帯電手段を備えることを特徴とす
る請求項１記載の画像形成装置。 - 【請求項７】 レーザ光を変調偏向する前記露光手段を
備えることを特徴とする請求項１記載の画像形成装置。 - 【請求項８】 発光ダイオードアレイによる前記露光手
段を備えることを特徴とする請求項１記載の画像形成装
置。 - 【請求項９】 アルミ等の金属の円筒形状で、磁極を内
蔵して構成され、前記感光体に対して同方向に一定の周
速比を持って回転する現像スリーブから成る前記現像手
段を備えることを特徴とする請求項１記載の画像形成装
置。 - 【請求項１０】 導電性ＥＰＤＭなどの発泡体からなる
転写ローラである前記転写手段を備えることを特徴とす
る請求項１記載の画像形成装置。 - 【請求項１１】 ウレタン、シリコンなどのゴム剤の弾
性体平板からなるクリーニングブレードである第１クリ
ーニング手段を備えることを特徴とする請求項１記載の
画像形成装置。 - 【請求項１２】 金属シャフトに発泡体もしくは導電性
ゴム材がローラ状に成形されているクリーニングローラ
である第２クリーニング手段を備えることを特徴とする
請求項１記載の画像形成装置。 - 【請求項１３】 圧接導電性フィルムもしくは導電性ゴ
ム材からなるクリーニングフィルムである第２クリーニ
ング手段を備えることを特徴とする請求項１記載の画像
形成装置。 - 【請求項１４】 前記第２クリーニング手段位置の前記
感光体表面電位より絶対値が大きく前記帯電手段印加電
圧より絶対値が小さい条件で決定されるＤＣ電圧が前記
第２クリーニング手段に印加されることを特徴とする請
求項１記載の画像形成装置。 - 【請求項１５】 負帯電する前記現像剤を使用し、−１
０００ＶのＤＣ電圧が印加され、前記感光体上の表面電
位が−３９０〜−４３０Ｖに帯電される前記帯電手段
と、−３００ＶＤＣ電圧とピーク間電圧１６００Ｖ、周
波数４０００ＨｚのＡＣ電圧が重畳して印加される前記
現像手段と、６〜１５μＡの定電流が印加される前記転
写手段と、−５００〜−６５０ＶＤＣ電圧が印加される
前記第２クリーニング手段とを備えることを特徴とする
請求項１記載の画像形成装置。 - 【請求項１６】 正帯電する前記現像剤を使用し、１０
００ＶのＤＣ電圧が印加され、前記感光体上の表面電位
が３９０〜４３０Ｖに帯電される前記帯電手段と、３０
０ＶＤＣ電圧とピーク間電圧１６００Ｖ、周波数４００
０ＨｚのＡＣ電圧が重畳して印加される前記現像手段
と、−６〜−１５μＡの定電流が印加される前記転写手
段と、５００〜６５０ＶＤＣ電圧が印加される前記第２
クリーニング手段とを備えることを特徴とする請求項１
記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000361350A JP2002162882A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000361350A JP2002162882A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002162882A true JP2002162882A (ja) | 2002-06-07 |
Family
ID=18832798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000361350A Pending JP2002162882A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002162882A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010217403A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Oki Data Corp | 画像形成ユニット及び画像形成装置 |
-
2000
- 2000-11-28 JP JP2000361350A patent/JP2002162882A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010217403A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Oki Data Corp | 画像形成ユニット及び画像形成装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2974801B2 (ja) | 電子写真式複写機 | |
| JP2633711B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2004117960A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2001215799A (ja) | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
| JP3647345B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH09288426A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2002099176A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH11212362A (ja) | 現像装置 | |
| JP3197514B2 (ja) | 電子写真記録装置 | |
| JPH10247036A (ja) | 画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
| JP2002162882A (ja) | 画像形成装置 | |
| US5140373A (en) | Electrostatic latent image developing apparatus with bristle height adjusting member | |
| JP2992421B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3165035B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP4470439B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2004125828A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH08220964A (ja) | 電子写真装置 | |
| JP2000029304A (ja) | 現像装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
| JPH0784467A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3264001B2 (ja) | 現像器及び画像形成装置 | |
| JP2897798B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3040222B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2001188416A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH10161500A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3472037B2 (ja) | 画像形成装置 |