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JP2002143655A - セラミックフィルタ及びセラミックフィルタの製造方法 - Google Patents

セラミックフィルタ及びセラミックフィルタの製造方法

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JP2002143655A
JP2002143655A JP2000347280A JP2000347280A JP2002143655A JP 2002143655 A JP2002143655 A JP 2002143655A JP 2000347280 A JP2000347280 A JP 2000347280A JP 2000347280 A JP2000347280 A JP 2000347280A JP 2002143655 A JP2002143655 A JP 2002143655A
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JP
Japan
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ceramic filter
ceramic
tube
ceramic material
tubes
Prior art date
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JP2000347280A
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Hirokata Mizuta
裕賢 水田
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Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に濾過性能に優れたものを製造すること
のできるセラミックフィルタ及びセラミックフィルタの
製造方法を提供する。 【解決手段】 まず、多孔管2を乾湿式紡糸法によって
製造し、製品の外形となるケース内に、多孔管2を必要
な本数だけ配列させて、配列された多孔管2の外壁間の
隙間にセラミック材料を充填させて、多孔管2を接着す
ることで、このセラミック材料が支持層3となり、多孔
管2を支持すると共に、隔壁となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気体中あるいは液
体中から微粒子を除去するセラミックフィルタ及びその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のセラミックフィルタとし
ては、たとえば、ハニカム形状のモノリス型セラミック
フィルタが知られている。
【0003】多数の細孔を備えたセラミック材料は、フ
ィルタとして機能させることができるものの、この細孔
の孔径を微粒子の除去に必要な径に設定して、フィルタ
を構成した場合には、透過性能が劣ってしまう。
【0004】そのため、主要部分のセラミック材料(以
下、支持層と称する)の細孔は、除去に必要な径よりも
大きく設定しておき、一方、支持層に流路となる通路
(孔)を形成して、この通路の表面に濾過膜(薄膜)を
形成し、この濾過膜に設けられた複数の細孔の径を、微
粒子の除去に必要な径に設定することで、圧力の欠損を
抑えて透過性能の低下を抑制している。
【0005】そして、モノリス型セラミックフィルタの
場合には、通常、円筒状の支持層に、軸方向に伸びた複
数の貫通孔を形成したハニカム形状として、複数の貫通
孔を上述した通路としており、その表面に濾過膜を形成
した構成となっている。
【0006】このような構成により、通路の表面に形成
された濾過膜によって、特定の成分のみが透過あるいは
除去されることで分離が行われる。
【0007】次に、上述のようなモノリス型セラミック
フィルタの製造方法の従来例について説明する。
【0008】上記モノリス型セラミックフィルタの場合
には、まず、軸方向に伸びた複数の貫通孔を有する円筒
状の支持層を作製し、その後、貫通孔の表面に濾過膜を
作製していた。
【0009】ここで、ハニカム形状の支持層について、
その製造工程の具体的な一例を説明する。図4(A)
は、従来技術に係るモノリス型セラミックフィルタの製
造工程を示すフローチャートである。
【0010】まず、適当な粒子径のセラミック粉末に、
無機接合材(結合材),有機バインダー,溶媒(水)な
どを添加した後に混錬して押し出すことで坏土とする。
この坏土を所定形状の口金を持った押し出し成形機にて
押し出し成形を行った後に、乾燥させて、更に、焼成す
ることでハニカム構造の支持層を得ることができる。
【0011】このようにして得たハニカム構造の支持層
に設けられた貫通孔の内周表面に、平均細孔径が0.0
02μm〜5μmの多孔質セラミックからなる濾過膜を
形成することによって、モノリス型セラミックフィルタ
を得ることができる。
【0012】ここで、濾過膜の製造工程の具体的な一例
を説明する。
【0013】適当な粒子径のセラミック粉末あるいはコ
ロイド溶液に、水などの溶剤,有機バインダー,解摎
剤,pH調整剤などを添加して混合し、スリップを得
る。このスリップを上述した貫通孔の内周表面にコート
して、乾燥後に焼成して濾過膜を得ることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0015】上述したように、モノリス型セラミックフ
ィルタの場合には、目的の微粒子の分離・除去は、支持
層の貫通孔の内周表面に形成した濾過膜によって行われ
るため、分離機能を担う濾過膜の性能が、フィルタとし
ての性能を決定づけるため重要である。
【0016】ここで、上述した従来の製法の場合には、
均質な構造を持つ濾過膜を形成するためには、貫通孔の
内周表面の状態が均質であることが望まれる。
【0017】このような条件を達成するためには、高度
な製造技術が要求されていた。
【0018】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、簡単
に濾過性能に優れたものを製造することのできるセラミ
ックフィルタ及びセラミックフィルタの製造方法を提供
することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のセラミックフィルタにあっては、壁面に複数
の細孔を有する、多数本の管と、これら多数本の管の外
壁間の隙間に充填された、多孔質のセラミック材料と、
を備えることを特徴とする。
【0020】従って、多孔質のセラミック材料は、多数
本の管の外壁間の隙間に充填される構造であるため、分
離性能(管の壁面の複数の細孔が分離膜として機能する
ことになり、この分離機能としての性能)は、充填され
たセラミック材料とは無関係なものとなる。
【0021】前記セラミック材料は、アルミナ,シリ
カ,ジルコニア,チタニア,ムライト,スピネル,コー
ディライト,炭素,炭化珪素及び窒化珪素のうちの少な
くともいずれか一つを含むとよい。
【0022】また、前記セラミック材料は、無機接着剤
またはセメントであることも好適である。
【0023】前記管の細孔の孔径は、0.002μm〜
10μmであるとよい。
【0024】前記セラミック材料の細孔の孔径は、0.
2μm〜100μmであるとよい。
【0025】前記管は、乾湿式紡糸法によって得られる
とよい。
【0026】また、本発明のセラミックフィルタの製造
方法にあっては、壁面に複数の細孔を有する管を製造す
る第1工程と、該第1工程で得られた管を、ケース内に
複数配置する第2工程と、前記ケース内に複数配置され
た管の外壁間の隙間に、セラミック材料を充填して、各
管を接着する第3工程と、を有することを特徴とする。
【0027】従って、第1工程で管を製造した後に、第
2工程を経た後に、第3工程でセラミック材料を充填す
るため、分離性能(管の壁面に設けられた細孔によって
得られる性能)は、第3工程で充填するセラミック材料
に影響されない。
【0028】前記第1工程で、乾湿式紡糸法によって管
を製造するとよい。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0030】図1〜図4を参照して、本発明の実施の形
態に係るセラミックフィルタ及びセラミックフィルタの
製造方法について説明する。
【0031】まず、本発明の実施の形態に係るセラミッ
クフィルタの構成等について特に図1を参照して説明す
る。図1は本発明の実施の形態に係るセラミックフィル
タの概観斜視図である。
【0032】図1に示すように、本発明の実施の形態に
係るセラミックフィルタ1は、概略、気体中あるいは液
体中の微粒子を分離するための濾過膜として機能する複
数の多孔管2と、多孔管2を支持すると共に、隔壁とな
る支持層3と、から構成される。また、両端付近には、
それぞれその表面がガラスによってコーティングされた
ガラスコート部4が設けられている。
【0033】多孔管2は、壁面に均質な孔径を有する複
数の細孔を備えており、その孔径は、0.002μm〜
10μmのものを用いると好適である。このような多孔
管2は、例えば、本願出願人による特公平5−6634
3号公報に開示された製造法を用いることによって、容
易かつ安価に製造することが可能である。
【0034】この製造方法によれば、細孔径及び気孔率
は、使用する原料の粒子径と焼成条件によって任意に製
造することができ、また、多孔管2の外径及び肉厚は使
用するノズル及び紡糸条件によって任意に製造を行うこ
とができる。
【0035】ここで、フィルタの濾過特性は、細孔径や
気孔率などの物理的因子に依存し、材質には依存しない
ため、多孔管2の材質としては、例えば、ステンレス,
インコネル,ハステロイなどの金属や、アルミナ,シリ
カ,ジルコニア,チタニア,ムライト,スピネル,コー
ディライト,炭素,炭化珪素,窒化珪素、及び、これら
のうちのいくつかの混合物等の任意のセラミックを用い
ることができる。
【0036】支持層3は、多孔管2の外壁間の隙間に充
填されるセラミック材料によって構成されるものであ
り、このセラミック材料は、支持層3の製造時に多孔管
2の構造に悪影響を及ぼさないように、多孔管2を焼成
する焼成温度以下で焼結する材料を選定する。
【0037】また、この支持層3では、均一な細孔や、
均一な構造を必要としないが、濾過抵抗(流体が流動す
る際の抵抗)が小さいほど好ましいため、細孔径及び気
孔率が大きい方が良く、例えば、細孔径0.2μm〜1
00μm,気孔率10〜60%を満たすようなセラミッ
ク材料が好適である。
【0038】このようなセラミック材料としては、例え
ば、アルミナ,シリカ,ジルコニア,チタニア,ムライ
ト,スピネル,コーディライト,炭素,炭化珪素,窒化
珪素、及び、これらのうちのいくつかの混合物等の任意
のセラミックを用いることができる。
【0039】また、多孔体を形成可能な無機接着剤また
はセメントを用いることもできる。
【0040】次に、本発明の実施の形態に係るセラミッ
クフィルタ1の使用例について、特に、図2及び図3を
参照して説明する。ここでは、特定の成分を分離除去す
るための分離装置として適用する場合を説明する。
【0041】図2は本発明の実施の形態に係るセラミッ
クフィルタを組込んだ分離装置の模式的断面図であり、
図3は図2に示す分離装置における分離動作を説明する
説明図である。
【0042】図2に示すように、分離装置100は、ケ
ース10内にセラミックフィルタ1を収納すると、ケー
ス10に設けられた隔壁11,12によって、セラミッ
クフィルタ1の一方の端縁が収まる第1室S1と、セラ
ミックフィルタ1の側面部が収まる第2室S2と、セラ
ミックフィルタ1の他方の端縁が収まる第3室S3とに
隔てられる。
【0043】ここで、隔壁11,12はセラミックフィ
ルタ1のガラスコート部4に対して液密に密接するた
め、セラミックフィルタ1の外部(外周表面側)におい
て、第1室S1と第2室S2との間、及び第2室S2と
第3室S3との間で流体が行き来することはない。
【0044】以上のような構成で、図2に示すように、
まず、特定の成分を含む流体を、流入口13から第2室
S2へ流入し(矢印P0)、セラミックフィルタ1の外
周表面に沿って流し(矢印P1)、流出口14から分離
装置100の外部へと流出させる(矢印P2)。ここで
矢印P1方向に流れる過程で、特定成分が分離される。
【0045】一方、分離させた特定の成分を排出させる
ための流体を、流入口15から第3室S3に流入し(矢
印Q0)、多孔管2の管内21を通らせて第1室S1を
経て流出口16から分離装置100の外部へと流出させ
る(矢印Q1)。
【0046】このときの特定の成分の分離動作につい
て、特に図3を参照して説明する。
【0047】上述のように、特定の成分を含む流体がセ
ラミックフィルタ1の外周表面に沿って流れる過程(矢
印P1)において、この流体は、濾過抵抗の小さい支持
層3の内部へ侵入する(矢印R1)。
【0048】そして、この流体に含まれる特定成分のみ
が、多孔管2の壁面を透過して、管内21を流れる流体
の濃度勾配に応じて多孔管2の管内21に侵入し(矢印
R2)、第1室S1を経て流出口16から分離装置10
0の外部へと流出される。
【0049】このように、多孔管2の壁面が濾過膜とし
て機能する。
【0050】次に、本発明の実施の形態に係るセラミッ
クフィルタの製造方法について説明する。図4(B)
は、本発明の実施の形態に係るセラミックフィルタの製
造工程を示すフローチャートである。
【0051】本実施の形態においては、まず、多孔管2
を製造する。この多孔管2の製造方法については、上述
のように、特公平5−66343号公報に開示された製
造法を用いることができる。
【0052】なお、この製造方法は、乾湿式紡糸法と呼
ばれるもので、一般的な乾湿式紡糸法では、原料を溶剤
に溶かしてノズルによって紡糸し、紡糸液を空気中に押
し出し、エアギャップ(空隙)を設けて、分子鎖の配向
状態をコントロールし、溶剤を水浴でぬいて繊維に再生
する方法である。
【0053】そして、製品の外形となるケース内に、多
孔管2を必要な本数だけ配列させて、配列された多孔管
2の外壁間の隙間に上述したようなセラミック材料(充
填用スラリー)を充填させて、多孔管2を接着する。
【0054】このセラミック材料が支持層3となり、多
孔管2を支持すると共に、隔壁となる。
【0055】
【実施例】次に、上記実施の形態に基づく、より具体的
な実施例を、製造工程の順に説明する。
【0056】まず、ポリスルホン(UCC社製品P−1
700)7重量部,アルミナ微粉末(粒径0.3μm)
78重量部、及びN,N−ジメチルホルムアルデヒド4
5重量部の混合物からなる紡糸原液を、内径2.0m
m,外径3.0mmの二重環式ノズルを用い、次の紡糸
条件にしたがって乾湿式紡糸法によって紡糸すること
で、内径約2.8mm,外径約3.5mmの複合中空糸
を得た。
【0057】紡糸条件は、芯液流量が5ml/分,原液
流量が20ml/分,ノズル吐出口とゲル化浴間距離が
5cm,ゲル化浴の温度が10℃,巻取速度が16.8
m/分である。
【0058】このようにして得られた複合中空糸を、6
00℃で5時間仮焼きした後に、1400℃で2時間焼
成することによって、内径が約2.4mm,外径が約
3.0mmのアルミナ製多孔管が得られた。得られた多
孔管は、断面が対称構造で、気孔率が40%以上で、そ
の平均細孔径は0.2μmのシャープな孔径分布であっ
た。
【0059】また、平均粒子径40μmのアルミナ10
0重量部,ガラス粉末8重量部,メチルセルロース5重
量部に水を所定量加えて十分に混合し、充填用スラリー
とした。
【0060】ここで、縦に分割可能な内径30mm,長
さ300mmのステンレス管の両端をクランプ固定し、
底蓋を取り付けてモノリスの外形となるケースとして用
いた。
【0061】そして、このケース内に、長さ約300m
mに切断した多孔管を19本均等に配置した。
【0062】多孔管を配置した後に、ケース内に上記充
填用スラリーを流し込み、各多孔管の外壁間の隙間に充
填させた後に、乾燥させた。
【0063】乾燥させた後に、ケースを取り外し、12
50℃で焼成した。
【0064】また、このようにして得られたセラミック
フィルタの両端面及び両端面から約10mmの外壁面の
表面をガラスコーティングして、モノリス型セラミック
フィルタを得ることができた。
【0065】この時、支持層の平均細孔径は約10μm
であり、供給される濾過対象流体の通路となる多孔管の
内周表面は、微細孔が均等に分布された状態が維持され
ており、その平均孔径は0.2μmであった。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、多孔質
のセラミック材料を、多数本の管の外壁間の隙間に充填
する構造としたので、分離性能がセラミック材料に無関
係となり、簡単に濾過性能に優れたものを製造すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るセラミックフィルタ
の概観斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るセラミックフィルタ
を組込んだ分離装置の模式的断面図である。
【図3】分離装置における分離動作を説明する説明図で
ある。
【図4】製造工程((A)は従来,(B)は本発明の実
施の形態)を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 セラミックフィルタ 2 多孔管 21 管内 3 支持層 4 ガラスコート部 10 ケース 11,12 隔壁 13 流入口 14 流出口 15 流入口 16 流出口 100 分離装置 S1 第1室 S2 第2室 S3 第3室
フロントページの続き Fターム(参考) 4D006 GA07 GA44 HA01 JA03C JA04C JA07C JA08C JB04 JB09 MA01 MA09 MA10 MA22 MC03X MC05 NA04 NA46 NA51 NA54 NA62 4D019 AA01 AA03 BA05 BB06 CA03 CB06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面に複数の細孔を有する、多数本の管
    と、 これら多数本の管の外壁間の隙間に充填された、多孔質
    のセラミック材料と、を備えることを特徴とするセラミ
    ックフィルタ。
  2. 【請求項2】前記セラミック材料は、アルミナ,シリ
    カ,ジルコニア,チタニア,ムライト,スピネル,コー
    ディライト,炭素,炭化珪素及び窒化珪素のうちの少な
    くともいずれか一つを含むことを特徴とする請求項1に
    記載のセラミックフィルタ。
  3. 【請求項3】前記セラミック材料は、無機接着剤または
    セメントであることを特徴とする請求項1に記載のセラ
    ミックフィルタ。
  4. 【請求項4】前記管の細孔の孔径は、0.002μm〜
    10μmであることを特徴とする請求項1,2または3
    に記載のセラミックフィルタ。
  5. 【請求項5】前記セラミック材料の細孔の孔径は、0.
    2μm〜100μmであることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか一つに記載のセラミックフィルタ。
  6. 【請求項6】前記管は、乾湿式紡糸法によって得られる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の
    セラミックフィルタ。
  7. 【請求項7】壁面に複数の細孔を有する管を製造する第
    1工程と、 該第1工程で得られた管を、ケース内に複数配置する第
    2工程と、 前記ケース内に複数配置された管の外壁間の隙間に、セ
    ラミック材料を充填して、各管を接着する第3工程と、
    を有することを特徴とするセラミックフィルタの製造方
    法。
  8. 【請求項8】前記第1工程で、乾湿式紡糸法によって管
    を製造することを特徴とする請求項7に記載のセラミッ
    クフィルタの製造方法。
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