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JP2002061854A - 床下暖房装置 - Google Patents

床下暖房装置

Info

Publication number
JP2002061854A
JP2002061854A JP2000250172A JP2000250172A JP2002061854A JP 2002061854 A JP2002061854 A JP 2002061854A JP 2000250172 A JP2000250172 A JP 2000250172A JP 2000250172 A JP2000250172 A JP 2000250172A JP 2002061854 A JP2002061854 A JP 2002061854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room
temperature
hot water
radiator
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000250172A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosuke Niki
康介 仁木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sunpot Co Ltd
Original Assignee
Sunpot Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sunpot Co Ltd filed Critical Sunpot Co Ltd
Priority to JP2000250172A priority Critical patent/JP2002061854A/ja
Publication of JP2002061854A publication Critical patent/JP2002061854A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の放熱器が直列に接続されているいわゆる
単管方式の場合であっても、各部屋毎に温度の設定をす
ることができる床下暖房装置を提供する。 【解決手段】本発明の床下暖房装置1は、建築物A外に
設置されたボイラ4と、1階の床下空間Bに設置された
第1放熱器2と、2階の床下空間Cに設置された第2放
熱器3と、各放熱器をボイラ4に連結する温水パイプ5
とを備える。第1放熱器2と第2放熱器3とボイラ4と
は、温水パイプ5によって直列に接続される単管方式で
ある。第1及び第2放熱器2,3と温水パイプ5との接
続部には第1及び第2流量調節弁6,7が設けらてお
り、各室内の壁面には第1及び第2温度センサ8,10
を内蔵した第1及び第2リモコン9,11が設けられて
いる。この第1及び第2流量調節弁6,7により、第1
及び第2放熱器2,3それぞれの放熱量を調節すること
で、各部屋毎に設定温度を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、床下空間を加熱
することにより室内を暖房する床下暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の床下暖房装置は、建築物の床下空
間に複数の放熱器を設置し、この放熱器にボイラから温
水を循環させて床下空間を加熱するものであり、床材を
暖めて室内を床面から暖房している。また、床面には床
下空間と室内とを連通する通気口が設けられており、床
下空間において暖められた空気を該通気口から室内に進
入させて室内を直接暖房している。このように、床下暖
房装置では、床材と室内の空気を暖めることにより室内
の暖房を行っている。
【0003】また、この種の床下暖房装置は、床下空間
を加熱することで建築物全体を暖房するものであり、複
数の部屋を有する建築物においても各部屋毎に別個に暖
房を行うものではなかった。このため、複数の放熱器と
ボイラとの接続は、構造が簡単でコストが低く、設置作
業も容易であるいわゆる単管方式の配管が用いられてお
り、複数の放熱器はボイラと直列に接続されていた。
【0004】しかしながら、最近では、建築物全体を暖
房しながら各部屋毎に温度を変更したいという要請が生
じている。ところが、単管方式の配管では、各放熱器は
ボイラに直列に接続されているため、それぞれ別個に放
熱量を調節することは困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、床下暖房装
置の改良を目的とし、さらに詳しくは、前記不都合を解
消するために、複数の放熱器が直列に接続されている場
合であっても、各部屋毎に温度の調節をすることができ
る床下暖房装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の床下暖房装置は、複数の部屋を有する建築
物において、各部屋の床下空間を加熱して床材を暖める
と共に、前記床材に設けられ室内と前記床下空間とを連
通する通気口から温風を室内に供給して室内の暖房を行
う床下暖房装置であって、以下の特徴を備える。まず、
温水を加熱するボイラと、温水により各部屋の床下空間
を加熱し温水通路により前記ボイラに直列に接続される
複数の放熱器とを備える。また、前記温水通路は、前記
ボイラ側からの温水が供給される往路と、前記ボイラ側
に戻される復路と、前記往路と前記復路とを接続するバ
イパス通路とを有し、前記温水通路には前記バイパス通
路の流量を増減することにより前記放熱器に供給される
温水の流量を調節する流量調節弁と、各部屋の室内の温
度を検出し前記流量調節弁に電気的に接続される温度セ
ンサとが設けられている。そして、前記温度センサによ
り検出された各部屋の室内の温度に従って、該部屋の床
下空間に設けられた放熱器の放熱量を調節する。
【0007】本発明の床下暖房装置によれば、複数の部
屋の各室内に温度センサが設けられており、該温度セン
サにより検出された部屋の温度に従って各部屋の床下空
間に設けられた放熱器の放熱量を調節するため、前記複
数の放熱器が直列に接続されている床下暖房装置であっ
ても、各部屋毎に別個に温度の調節をすることができ
る。
【0008】また、床下暖房装置は、前記通気口から温
風を室内に供給することにより暖房しているため、室内
の温度を正確に制御するためには、前記通気口と前記温
度センサとの距離や前記温度センサの床面からの高さが
重要になる。本発明の床下暖房装置は、前記温度センサ
が前記流量調節弁に電気的に接続するものであり、室内
の設置個所から前記流量調節弁に接続することが容易で
あるため、室内の任意の箇所に容易に設置することがで
きる。このため、前記温度センサを室内の温度制御に適
した位置に容易に設置することができる。
【0009】尚、各放熱器に供給される温水の量の調節
は、前記流量調節弁の開度を増減することにより温水の
流量を調節してもよく、前記流量調節弁を開閉して各放
熱器に供給される温水の供給・遮断を行うことにより調
節してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の床下暖房装置の実
施形態の一例について、図1及び図2を参照して説明す
る。図1は本実施形態の床下暖房装置を建築物に設置し
た状態を示す説明図、図2は放熱器及び流量調節弁の構
成を示す説明図である。
【0011】本実施形態の床下暖房装置1は、図1に示
すように、複数の部屋を有する建築物Aの外部に設置さ
れたボイラ4と、建築物Aの1階の部屋の床下空間Bに
設置された第1放熱器2と、2階の部屋の床下空間Cに
設置された第2放熱器3と、第1放熱器2及び第2放熱
器3をボイラ4に連結する温水パイプ(温水通路)5と
を備えている。この第1放熱器2と第2放熱器3とボイ
ラ4とは、図1に示すように温水パイプ5によって直列
に接続されており、いわゆる単管方式の接続となってい
る。また、第1放熱器2は高さの高い1階の床下空間B
にあわせて縦置きに設置され、第2放熱器3は高さの低
い2階の床下空間Cにあわせて横置きに設置されてい
る。
【0012】また、第1放熱器2と温水パイプ5との接
続部には第1流量調節弁6が設けられ、第2放熱器3と
温水パイプ5との接続部には第2流量調節弁7が設けら
れている。また、1階の室内の壁面には第1温度センサ
8を内蔵した第1リモコン9が設けられており、2階の
室内の壁面には第2温度センサ10を内蔵した第2リモ
コン11が設けられている。また、建築物Aの1階の床
材D及び2階の床材Eには室内と床下空間とを連通する
通気口Fが設けられており、通気口Fの上面には梯子状
に形成されたガラリGが設けられている。
【0013】第1及び第2流量調節弁6,7は、図2に
示すように、ボイラ4から第1及び第2放熱器2,3へ
温水が供給される往路12と、第1及び第2放熱器2,
3からの温水が導出される復路13と、往路12と復路
13とを接続するバイパス通路14とを備えている。ま
た、往路12とバイパス通路14とが連通する箇所には
弁体15が設けられ、この弁体15は熱動弁16によっ
て図2において左右に移動される。また、熱動弁16は
第1及び第2リモコン9,11に内蔵された第1及び第
2温度センサ8,10に電気的に接続されている。この
ように、本実施形態の床下暖房装置1では、各部屋毎に
放熱器と温度センサが設けられている。
【0014】次に、本実施形態の床下暖房装置1の作動
について説明する。本実施形態の床下暖房装置1は、冬
季においては通常24時間稼働がなされており、使用者
によって運転停止の指示がなされるまでは連続して建築
物Aの暖房を行っている。ここで、使用者が設定する室
内の温度(設定温度)が高いときや外気温度が低いとき
は、熱動弁16によって弁体15が図2において左側に
移動されており、ボイラ4からの温水は第1流量調節弁
6の往路12を介して第1放熱器2に供給され、復路1
3を介して第2放熱器3に供給される。第2放熱器3に
おいても、第1流量調節弁6からの温水が第2流量調節
弁7の往路12を介して第2放熱器3に供給され、復路
13を介してボイラ4に戻される。
【0015】また、運転中は第1リモコン9に内蔵され
た第1温度センサ8によって1階の室内の温度が検出さ
れ、第1リモコン9内に設けられているコントローラ
(図示せず)によって実際の室内の温度と設定温度とが
比較されている。ここで、使用者が第1リモコン9によ
って1階の室内の設定温度を下げた場合や室内の温度が
設定温度に達して実際の室内の温度が設定温度以上にな
ったときは、コントローラから第1流量調節弁6に信号
が送信される。第1流量調節弁6では、コントローラか
らの信号によって熱動弁16が図2において右側に移動
される。これにより、バイパス通路14が開口してこの
バイパス通路14を介して復路13に温水が流れるた
め、第1放熱器2に供給される温水の量が減少し、第1
放熱器2の放熱量が減少する。このように、第1放熱器
2からの放熱量が減少すると、1階の床下空間B内の温
度が徐々に低下し、ガラリGから1階の室内に流れ込む
空気の温度も低下するため、1階の室内の温度が徐々に
低下する。これにより、1階の室内の温度は、使用者が
設定した設定温度に調節される。
【0016】また、この状態から使用者が第1リモコン
9によって1階の室内の設定温度を上げた場合、第1温
度センサ8によって1階の室内の温度が検出され、コン
トローラにより実際の室内の温度と設定温度とが比較さ
れる。実際の室内の温度が設定温度よりも低いときは、
コントローラから第1流量調節弁6に信号が送信され、
熱動弁16が図2において左側に移動される。これによ
り、バイパス通路14から復路13に流れる温水の量が
減少し、第1放熱器2に供給される温水の量が増加する
ため、第1放熱器2の放熱量が増加する。これにより、
1階の床下空間B内の温度が徐々に上昇し、ガラリGか
ら1階の室内に流れ込む空気の温度も上昇するため、1
階の室内の温度が徐々に上昇する。これにより、1階の
室内の温度は、使用者が設定した設定温度に調節され
る。
【0017】また、2階においても、1階の場合と同様
に第2リモコン11によって設定された設定温度に従っ
て、コントローラが第2流量調節弁7の調節を行い、第
2放熱器3の放熱量を調節することにより2階の部屋の
温度を設定温度に調節する。
【0018】このように、本実施形態の床下暖房装置1
によれば、複数の放熱器が直列に接続されているいわゆ
る単管方式であっても、建築物Aの全体を暖房しなが
ら、各部屋毎に温度設定を行うことができる。
【0019】また、熱動弁16は、電器ヒータの通電の
「入り」「切り」によりサーモワックスを膨張・収縮さ
せて弁体15を駆動するものであり、図2において弁体
15を右側に移動させて往路12を塞ぎ、温水をすべて
バイパス通路14へ流すことにより放熱器の放熱を停止
することができる。従って、本実施形態の床下暖房装置
1によれば、タイマー等により放熱器の使用時間を設定
することができるため、各部屋毎の温度設定のみなら
ず、各部屋毎に床下暖房の「入り」「切り」の設定も行
うことができる。
【0020】尚、本実施形態では、複数の放熱器を1階
と2階とに設置した場合について説明したが、1階の複
数の部屋のそれぞれの床下に設置した場合も、上記実施
形態と同様に各部屋毎に温度設定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の1例である床下暖房装置を
建築物に設置した状態を示す説明図。
【図2】放熱器及び流量調節弁の構成を示す説明図。
【符号の説明】
1…床下暖房装置、2…第1放熱器、3…第2放熱器、
4…ボイラ、5…温水パイプ(温水通路)、6…第1流
量調節弁、7…第2流量調節弁、12…往路、13…復
路、14…バイパス通路、A…建築物、B…1階の床下
空間、C…2階の床下空間、D…1階の床材、E…2階
の床材、F…通気口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の部屋を有する建築物において、各部
    屋の床下空間を加熱して床材を暖めると共に、前記床材
    に設けられ室内と前記床下空間とを連通する通気口から
    温風を室内に供給して室内の暖房を行う床下暖房装置で
    あって、 温水を加熱するボイラと、温水により各部屋の床下空間
    を加熱し温水通路により前記ボイラに直列に接続される
    複数の放熱器とを備え、 前記温水通路は、前記ボイラ側からの温水が供給される
    往路と、前記ボイラ側に戻される復路と、前記往路と前
    記復路とを接続するバイパス通路とを有し、前記温水通
    路には前記バイパス通路の流量を増減することにより前
    記放熱器に供給される温水の流量を調節する流量調節弁
    と、各部屋の室内の温度を検出し前記流量調節弁に電気
    的に接続される温度センサとが設けられ、 前記温度センサにより検出された各部屋の室内の温度に
    従って、該部屋の床下空間に設けられた放熱器の放熱量
    を調節することを特徴とする床下暖房装置。
JP2000250172A 2000-08-21 2000-08-21 床下暖房装置 Pending JP2002061854A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005188823A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Sekisui Chem Co Ltd 床下暖房装置、及び建物
JP2018179409A (ja) * 2017-04-13 2018-11-15 積水化学工業株式会社 床暖房システム、建物およびユニット建物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005188823A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Sekisui Chem Co Ltd 床下暖房装置、及び建物
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