JP2001359060A - データ放送サービス送出装置、データ放送サービス受信装置、データ放送サービス送出方法、データ放送サービス受信方法、データ放送サービス制作支援システム、インデックス情報生成装置、デジタル放送送受信システム - Google Patents
データ放送サービス送出装置、データ放送サービス受信装置、データ放送サービス送出方法、データ放送サービス受信方法、データ放送サービス制作支援システム、インデックス情報生成装置、デジタル放送送受信システムInfo
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- JP2001359060A JP2001359060A JP2000187848A JP2000187848A JP2001359060A JP 2001359060 A JP2001359060 A JP 2001359060A JP 2000187848 A JP2000187848 A JP 2000187848A JP 2000187848 A JP2000187848 A JP 2000187848A JP 2001359060 A JP2001359060 A JP 2001359060A
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Abstract
に、伝送効率を向上させる。 【解決手段】 複数ファイルで構成されるコンテンツが
入力ファイル格納部4に入力されると、共用ファイル検
出部18にが共用ファイルの有無を検出し、入力ファイ
ル選択部6は共用ファイル検出部18の検出結果に基づ
いて複数のシーンに共用されるファイルを最も早い再生
順のシーンに含めてシーン毎に送出ファイル群として管
理して送出ファイル格納部5に格納する。伝送処理部8
のカルーセル化部9がモジュール化およびデータブロッ
ク化を行い、TS化部10がMPEG2−TSパケット
化し、多重化部11がパケット多重して、伝送路符号化
処理部12が適当な伝送路符号化を行った後、放送局ア
ンテナ16を介して、放送波17として放送する。
Description
から1つのシーンが構成され、そのシーンを複数集めて
構成されるデータ放送番組等のデータ放送サービスを送
出するデータ放送サービス送出装置およびその方法、そ
のデータ放送サービスを受信して再生するデータ放送サ
ービス受信装置およびその方法、それらの装置や方法を
組み合わせたデジタル放送送受信システム、それらの装
置に使用されるデータ放送サービス制作支援システム、
インデックス情報生成装置に関する。
各国でXML(eXtensibleMarkup L
anguage)を代表とするハイパーテキストのマル
チメディア符号化方式を用いたデータ放送サービスが規
格化されている。ハイパーテキストとしては、現在イン
ターネットで最も利用されているHTML(Hyper
Text Markup Language)が上げ
られるが、オブジェクトの表示スタイルであるスタイル
記述が低機能なHTMLに対し、XMLはCSS(Ca
scading Style Sheet)、XSL
(eXtensible Style Sheet)な
どのスタイル記述言語を用いてより高機能なスタイルを
指定できる。データ放送サービスは、ビデオ・オーディ
オによる通常放送に加え、多様な情報を送付し、通常放
送の付加サービスを実現する。
ディア符号化方式によれば、XML本文の他、そのXM
L本文の表示方法を指定するスタイルシート、そのXM
L本文に含まれるデータの文書型構造を規定するDTD
(Document Type Difinitio
n)、XML本文から外部参照される画像/音声ファイ
ルといったメディアファイル、およびテキストファイル
/データファイル等、複数種類のファイルで1または複
数のサービスを構成している。また、1つのコンテンツ
は複数のシーン(画面)で構成され、1つのシーンは1
または複数のハイパーテキストファイルとメディアファ
イルなどで構成される。これらのファイルは、例えば、
(社)電波産業会 STD−B24「デジタル放送にお
けるデータ放送符号化方式と伝送方式」に記載されるよ
うに、ファイル群を繰返し伝送するデータカルーセル伝
送方式で伝送される。以下に、データカルーセル伝送方
式の動作について、図23を用いて概説する。
送方式では、複数ファイルで構成される1つのコンテン
ツにおいて、1つのファイルまたは、複数ファイルを合
成した合成ファイルをモジュールと見なして、モジュー
ル番号/ブロック番号などを示すヘッダを付加してデー
タブロックとしてパケット化する。この時、1つのモジ
ュールがデータブロックの最大よりも大きい場合はブロ
ック分割して複数のデータブロックにする。これらのモ
ジュールおよびデータブロックの管理情報などをデータ
情報として生成し、パケット化する。パケット化したデ
ータ情報およびデータブロックをカルーセル(回転木
馬)のように繰返し伝送する方式をデータカルーセル伝
送方式という。また、このようなデータ放送サービスに
おいては、データ放送サービス受信装置で1つのコンテ
ンツを構成する複数のファイルのうち、どのファイルを
最初に開けばよいか、不明である。よって、運用上の規
定として先頭ファイル名を統一するのが一般的である。
以下では、先頭ファイル名として“startup.x
ml”が規定される場合を示す。
8号公報に示される従来のデジタル放送システムの基本
的なブロック図である。図において、101は従来のデ
ジタル放送システム、102は従来のデジタル放送シス
テム101に内包されるデータ放送サービス送出装置、
3はデータ放送サービス送出管理部、4は入力されたフ
ァイルを格納しておく入力ファイル格納部、5は送出フ
ァイル格納部、103は入力ファイルを一定の単位でフ
ァイル合成する入力ファイル合成部、7は放送用ファイ
ル格納部5に格納されるファイルを読み出すファイル読
出部、8は伝送処理部、9は伝送処理部8に内包され、
ファイルをモジュール化およびデータパケット化にする
カルーセル化部、10はカルーセル化部9からの出力を
MPEG2−TSパケットにするTS化部、11は入力
されるMPEG2−TSパケットを多重化する多重化
部、12はMPEG2−TSパケットを伝送路に適した
符号化を行う伝送路符号化処理部、13はカメラ/マイ
クなどの映像/音声入力機器、14は映像/音声などの
各種メディアデータを符号化するメディアエンコーダ、
15はメディアエンコーダ14からの出力をMPEG2
−TSパケットにするメディア符号化データTS化部、
16は放送局送出アンテナ、17は放送波、50は視聴
者宅内に設置される宅内アンテナ、104は従来のテレ
ビ放送受信システムである。尚、前記名称に記載される
MPEG2−TSパケットとは、国際規格であるISO
/IEC 13818 Motion Picture
Expert Group 2(MPEG2)に規定
される188バイトの固定長パケットであり、多様なデ
ータをMPEG2−TSパケット化してMPEG2−T
Sパケット多重することで、メディア多重された伝送方
式を規定している。
る動作について説明する。デジタル放送システム101
内のデータ放送サービス装置102において、番組制作
者より、放送するための複数ファイルで構成されるコン
テンツを入力ファイル格納部4に入力されると、該デー
タ放送サービス送出装置102に内蔵されるデータ放送
サービス送出管理部3から入力ファイル合成部103に
対して、ファイル入力が通知されるとともに、ファイル
合成が指示される。該入力ファイル合成部103では、
前記ファイル合成指示に従って、入力ファイル格納部4
に格納される1コンテンツ分のファイルを取込み、該フ
ァイルのうちのXMLファイルの内容を解析し、該XM
Lファイルから外部参照されるファイル(図25の四角
で囲った部分)のファイル名を取出して、該XMLファ
イルと共にファイル合成し、コンテンツ番号やシーン構
成などを示すコンテンツ管理データと共に送出ファイル
格納部5に格納する。
5、コンテンツ管理データを示す図26、およびファイ
ル合成例を示す図27を用いて説明する。図25におい
て、XMLファイルである、“startup.xm
l”から、“style1.css”/“indext
op.png”/“newsbtn.png”/“to
p.png”/“textbox.png”の5つのフ
ァイルが外部参照されるため、該入力ファイル合成部1
03で、該6つのファイルを合成した合成ファイルを生
成する。その際、図27に示すように全ファイル・リソ
ースのファイル名/データ量/ファイルタイプなどを示
すリソースリストを生成し、前記合成ファイルの前に付
加して、図26に示すようにシーン−1の送出ファイル
として送出ファイル格納部5に格納する。同様に、“n
ews.xml”についても同様に外部参照ファイル
“style2.css”/“textbox.pn
g”/“headline.png”と共にシーン−2
としてファイル合成して送出ファイル格納部5すると共
に、該リソースリストをコンテンツ−1のコンテンツ管
理データを追加する。
出管理部3からの入力ファイル合成部103に対するフ
ァイル入力通知およびファイル合成指示によって、該コ
ンテンツに含まれる全てのファイルをシーン毎に合成す
る場合を示したが、該ファイル入力のみが通知され、フ
ァイルを合成せず、そのまま送出ファイルとする場合も
ある。
3は、ファイル読出部7にコンテンツ−1の送出を指示
すると、ファイル読出部7は送出ファイル格納部5から
コンテンツ1のシーン−1の送出ファイルを読み出し
て、伝送処理部8に内包されるカルーセル化部9に転送
する。カルーセル化部9において、モジュール化および
データブロック化を行い、TS化部10でMPEG2−
TSパケット化し、多重化部11に転送する。このと
き、映像入力機器12および音声入力機器13からの入
力メディアデータがあれば、メディアエンコーダ14で
符号化し、メディア符号化データTS化部15で、デー
タ放送サービスと同様にMPEG2−TSパケット形式
にし、多重化部11においてTS化部10で生成された
MPEG2−TSパケットと多重化して、伝送路符号化
処理部12で適当な伝送路符号化を行った後、放送局ア
ンテナ16を介して、放送波17として放送される。以
降、同様にコンテンツ−1の2つのシーンの送信ファイ
ルを交互に繰返し読み出して、放送する。
システムのブロック図である。この図28を用いて視聴
者端末における放送の視聴動作を説明する。図におい
て、52は従来のテレビ放送受信システム104に内蔵
される受信管理部、53は宅内アンテナ50を介して取
込んだ放送波17の伝送路符号化データを復号してMP
EG2−TS形式にする伝送路復号処理部、54は多重
されたMPEG2−TSパケットを分離し、上位データ
にするTS復号処理部、55はデータ放送サービス再生
部、56はTS復号処理部54からの出力をファイルに
戻す受信データ解析部、57は受信データ解析部56に
内包され、カルーセル伝送方式の解析処理を行うカルー
セル解析部、58はカルーセル解析部57の解析結果が
合成ファイルだった場合に、合成ファイルのリソースリ
ストを解析して、元のファイルに戻す合成ファイル分解
部、59は受信データ解析部56で元に戻されたファイ
ルを再生する再生制御部、60は再生制御部59に内包
され、XMLファイルの内容を解析処理するXML処理
部、61はTS復号処理部54の出力であるメディア符
号化データを復号するメディアデコーダ部、62はXM
L処理部60およびメディアデコーダ部61からの出力
を合成して表示させるOSD処理部、63は視聴者がチ
ャネル選局などの操作入力を行う操作リモコン、64は
操作リモコン63からの赤外線入力データを受信するリ
モコン受光部、65はテレビモニタである。
ける動作について説明する。視聴者が、操作リモコン6
3からテレビ番組のチャネル選局とデータ放送サービス
視聴選択を行うと、従来のテレビ放送受信システム10
4ではリモコン受光部64から受信管理部52を介し
て、伝送路復号処理部53にチャネル選局情報が通知す
ると共に、データ放送サービス再生部55にコンテンツ
番号を含めたデータ放送再生を指示する。
0で受信した放送波17から、選局されたチャネルの伝
送路符号化データを復号してMPEG2−TSパケット
形式にし、TS復号処理部54で復号して、データ放送
サービス再生部55およびメディアデコーダ部61それ
ぞれに転送する。
データ解析部56では、前記データ放送再生指示によ
り、カルーセル解析部57に対し、先頭ファイルの読み
出しを指示する。カルーセル解析部57は、TS復号処
理部54から転送されるカルーセル伝送方式で伝送され
るデータ情報パケットを解析して、モジュール−0の全
データブロックを取出し、モジュールにして内容を解析
する。伝送されたファイルが合成ファイル化されていな
い場合は、ファイルが、“startup.xml”で
あることを確認して、再生制御部59のXML処理部に
そのまま転送するが、合成ファイルの場合、合成ファイ
ル分解部58にこれを転送する。合成ファイル分解部5
8において、該合成ファイルの先頭に付加されるリソー
スリストを抽出し、これに従ってファイルを分解して6
つのファイルに戻し、この6ファイルのうちからXML
ファイルを取出し、“startup.xml”である
ことを確認して、再生制御部59に内蔵されるXML処
理部60に転送する。
分解部58から転送されたXMLファイル(ここでは、
先頭ファイルの、“startup.xml”である)
の解析を行い、まず、“style1.css”という
スタイル記述ファイルが外部参照されていることを確認
すると、受信データ解析部56に該ファイルの読み出し
を指示する。受信データ解析部56は該当ファイルが合
成ファイルとして受信されていたことを認識しているた
め、合成ファイル分解部58から、“style1.c
ss”をXML処理部60に返送する。XML処理部6
0において、引き続き、“startup.xml”の
解析を行い、次に外部参照される静止画ファイル”in
dextop.png”をスタイル記述ファイルと同様
に、受信データ解析部56および合成ファイル分解部5
8から取り寄せ、メディアデコーダ部61でデコード処
理させ、OSD処理部62に転送させる。
up.xml”で外部参照される、他の3つの静止画フ
ァイル“newsbtn.png”/“top.pn
g”/“textbox.png”もメディアデコーダ
部61でデコード、OSD処理部62に転送される。
ル記述ファイル“style1.css”によって、デ
コードされた前記4つの静止画像の配置など、オブジェ
クトの表示スタイルを指示して、XMLファイル“st
artup.xml”に記載されるテレビモニタに表示
するための画面構造をOSD処理部62に通知して表示
させることで、テレビモニタ65にシーン1の画像が表
示される。
を用いて該シーン1中のリンク命令が指定されている静
止画、“newsbtn.png”を選択されると、X
ML処理部60は受信データ解析部56に該リンク先で
あるXMLファイル“news.xml”の読出しを指
示する。
解析部57は、この読出し指示により、前記データ情報
パケットを解析して、2つめのモジュールであるモジュ
ール−1の全データブロックから取出した合成ファイル
を合成ファイル分解部58で前記と同様に元のファイル
に戻す。合成ファイル分解部58で、戻したファイルの
うちのXMLファイルのファイル名が指定された、“n
ews.xml”であることを確認し、再生制御部59
に転送する。以下同様に、静止画のデコードをおこな
い、XMLファイルの記述に従った再生処理を行って、
テレビモニタ65に表示する。
放送サービス送出装置では、複数のシーンに同一のファ
イルを用いたデータ放送番組の送信時、該ファイルを重
複して放送しなければならない、という課題があった。
の重要度と無関係にそれらのファイルを同じ送出頻度で
送出しているため、重要度の低いシーンファイルや合成
ファイルが必要以上に送付されてしまう、という課題も
あった。
のファイルやデータを順番に転送するようにしているた
め、伝送効率が悪くなり、従来のデータ放送サービス受
信装置では、再生を指示されてから再生する迄の時間を
長くしてしまう、という課題も生じていた。
軟な送出頻度の設定ができず、データ放送サービス受信
装置では、再生処理における必要性を考慮した送出スケ
ジューリングができない、という課題もある。
のファイル再生処理においては、前のシーンで用いたフ
ァイルを格納する領域がなかったため、必要になる度に
ファイルを読込む必要がある、という課題もある。
では、視聴者からの再生要求がなされた時点で、該当の
シーンに関する情報およびファイルまたは合成ファイル
を読込んでいたため、視聴者からの要求に対する迅速な
再生が処理できない、という課題もある。
一ファイルを用いるような場合、伝送効率を向上させる
ことのできるデータ放送サービス送出装置およびその方
法を提供することを目的とする。
度に無関係に同じ送出頻度で送出することを止めて、重
要度の低いシーン等でも必要以上に送付しないようにし
たデータ放送サービス送出装置およびその方法を提供す
ることを目的とする。
ツのシーン構成の最適な方法を選択して、データ放送サ
ービス受信装置における再生時間を短縮することができ
るデータ放送サービス送出装置およびその方法を提供す
ることを目的とする。
多いファイルは、送出回数を減らして、伝送効率を向上
させることができるデータ放送サービス送出装置および
その方法を提供することを目的とする。
送出頻度を設定し、伝送効率を向上させることができる
データ放送サービス送出装置およびその方法を提供する
ことを目的とする。
送出頻度を変化させるようにし、より柔軟な送出をする
ことができるデータ放送サービス送出装置を提供するこ
とを目的とする。
保持して、該ファイルの再利用するようにし、ファイル
・データ読み込みメモリの有効活用と、再生時間の短縮
化を図ることのできるデータ放送サービス受信装置およ
びその方法を提供することを目的とする。
聴や次ページ再生が要求されていなくても、同一チャネ
ルに同包されるデータ放送番組や次ページのデータ読込
みとコンテンツ表示の準備を行い、視聴者からのデータ
放送サービス視聴要求に即時再生/表示できると共に、
このような再生/表示の準備ができた時点で視聴者に対
してこれを通知することにより、より使い易くすること
ができるデータ放送サービス受信装置およびその方法を
提供することを目的とする。
ジタル放送送受信システム、以上の装置に使用されるデ
ータ放送サービス制作支援システム、インデックス情報
生成装置を提供することを目的とする。
め、この発明のデータ放送サービス送出装置では、複数
のファイルから1つのシーンが構成され、そのシーンを
複数集めて構成されるデータ放送番組等のデータ放送サ
ービスを送出するデータ放送サービス送出装置におい
て、1つのデータ放送サービスを構成する複数シーンで
共用される共用ファイルの有無を検出して、当該共用フ
ァイルは1のシーンに含め、それ以外のシーンには含め
ないように各シーンのファイルを管理して、管理された
前記ファイルをパケット化して繰り返し送出する際、前
記共用ファイルは重複しないように送出することを特徴
とする。
める際、時間的に最初に再生されるシーンに含めること
を特徴とする。
1つに合成した合成ファイルを生成し、前記複数のファ
イルを前記合成ファイル毎にパケット化して繰り返し送
出する際、前記合成ファイルに含まれる同一のファイル
を重複しないように送出することを特徴とする。
返し送出する際、前記ファイルまたはシーンの重要度に
応じた送出頻度で、前記ファイルを繰り返し送出するこ
とを特徴とする。
返し送出する際、送出する前記ファイルのデータ量に応
じて適応的に前記ファイルの送出頻度を変えて送出する
ことを特徴とする。
返し送出する際、送出する前記ファイルの種類に応じて
適応的に前記データ放送番組の送出頻度を変えて送出す
ることを特徴とする。
返し送出する際、前記複数種類のファイルのうち、音声
/動画/静止画のメディア型のファイルについては適応
的に送出頻度を変えて送出することを特徴とする。
スを構成する前記複数シーンに含まれる音声/動画/静
止画/テキスト等のオブジェクトをどのように表示する
かを示す属性表示情報を抽出して属性表示ファイルを生
成し、前記ファイルをパケット化して繰り返し送出する
際、前記生成された属性表示ファイルの送出頻度を適応
的に変えて送出することを特徴とする。
返し送出する際、放送時間に応じて適応的に前記ファイ
ルまたはシーンの送出頻度を変えて送出することを特徴
とする。
装置では、複数のファイルから1つのシーンが構成さ
れ、そのシーンを複数集めて構成されるデータ放送番組
等のデータ放送サービスを受信して再生するデータ放送
サービス受信装置において、1つの前記データ放送番組
を構成する複数のシーンで共用される共用ファイルが重
複せずに送出されたファイルまたは複数の前記ファイル
を合成した合成ファイルを受信すると共に、前記合成フ
ァイルを受信した場合には分離し、そのファイルをデー
タ放送番組単位に格納し、格納されたファイルを用いて
前記共用ファイルについては複数回使用してデータ放送
番組を再生することを特徴とする。
に処理できたところまでを表示することを特徴とする。
ータ放送サービスのデータを自動的に読込み、表示準備
を行うことを特徴とする。
が完了した時点で、視聴者にデータ放送サービスの視聴
が可能な状態であることを通知することを特徴とする。
たメディアデータを受信して格納すると共に、視聴者か
らの視聴要求により、前記データ放送番組と、それに関
連したメディアデータとを再生することを特徴とする。
方法では、複数のファイルから1つのシーンが構成さ
れ、そのシーンを複数集めて構成されるデータ放送番組
等のデータ放送サービスを送出するデータ放送サービス
送出方法において、1つのデータ放送サービスを構成す
る複数シーンで共用される共用ファイルの有無を検出し
て、当該共用ファイルは時間的に最初に再生されるシー
ンに含め、それ以外のシーンには含めないように各シー
ンのファイルを管理し、管理された前記ファイルをパケ
ット化して繰り返し送出し、1つの前記データ放送番組
を構成する前記共用ファイルは重複しないように送出す
ることを特徴とする。
方法では、複数のファイルから1つのシーンが構成さ
れ、そのシーンを複数集めて構成されるデータ放送番組
等のデータ放送サービスを受信するデータ放送サービス
受信方法において、1つの前記データ放送番組を構成す
る複数のシーンで共用される共用ファイルが重複せずに
送出されたファイルまたは複数の前記ファイルを合成し
た合成ファイルを受信すると共に、前記合成ファイルを
受信した場合には分離してファイルにし、そのファイル
をデータ放送番組単位に格納すると共に、格納されたそ
のファイルを用いて前記共用ファイルについては複数回
使用してデータ放送番組を再生することを特徴とする。
装置では、複数のファイルから1つのシーンが構成さ
れ、そのシーンを複数集めて構成されるデータ放送番組
等のデータ放送サービスを複数番組多重して送出するデ
ータ放送サービス送出装置において、同時に放送される
複数のデータ放送番組のうち、当該複数のデータ放送番
組を構成する複数シーンで共用される共用ファイルの有
無を検出して、当該共用ファイルは当該データ放送番組
の1つのシーンに含め、それ以外のデータ放送番組およ
びそれ以外のシーンには含めないように各データ放送番
組のファイルを管理し、管理された前記ファイルをパケ
ット化して繰り返し送出し、複数の前記データ放送番組
を通じて前記共用ファイルは重複しないように送出する
ことを特徴とする。
装置では、複数のファイルから1つのシーンが構成さ
れ、そのシーンを複数集めて構成されるデータ放送番組
等のデータ放送サービスを複数番組多重して送出するデ
ータ放送サービス送出装置において、同時に放送される
複数のデータ放送番組のうち、当該複数のデータ放送番
組を構成する複数シーンで共用される共用ファイルの有
無を検出して、当該共用ファイルを集めて新たに共有フ
ァイル群として構成し、当該する複数のデータ放送番組
には含めないように各データ放送番組のファイルを管理
し、管理された前記ファイルと前記共有ファイル群をパ
ケット化して繰り返し送出し、複数の前記データ放送番
組を通じて前記共用ファイルは重複しないように送出す
ることを特徴とする。
支援システムでは、複数のファイルから1つのシーンが
構成され、そのシーンを複数集めて構成されるデータ放
送番組等のデータ放送サービスの制作を支援するデータ
放送サービス制作支援システムにおいて、1つのデータ
放送サービスを構成する複数シーンで共用される共用フ
ァイルの有無を検出して、当該共用ファイルは時間的に
最初に再生されるのシーンに含め、それ以外のシーンに
は含めないように各シーンのファイルを管理して、1つ
のデータ放送番組単位に前記ファイルを構成する際、前
記共用ファイルは重複しないようにデータ放送サービス
を構成することを特徴とする。
スを構成する前記複数シーンに含まれる音声/動画/静
止画/テキスト等のオブジェクトをどのように表示する
かを示す属性表示情報を抽出して共用の属性表示ファイ
ルを生成し、複数シーンに共通する属性表示情報が重複
しないようにすることを特徴とする。
置では、放送される音声/動画と、予めそれらに関連し
た静止画/テキストのオブジェクト等で1つのシーンを
構成し、そのシーンを複数集めて構成されるデータ放送
番組等のデータ放送サービスにおいて、前記放送される
音声/動画とデータ放送サービスのシーンとを関連付け
るインデックス情報を生成することを特徴とする。
ンデックス情報も生成して現在のデータ放送番組に含め
ることを特徴とする。
は、シーンの開始時刻と終了時刻とから構成されること
を特徴とする。
テムでは、音声/動画等により構成される放送番組に、
上記請求項19〜請求項23のいずれかに記載のインデ
ックス情報生成装置の出力を暗号化して、前記放送番組
に含めて放送するデジタル放送システムと、前記デジタ
ル放送システムから放送された放送サービスを受信し
て、放送番組を蓄積すると共に、前記蓄積した放送番組
に含まれたインデックス情報の解読結果に含まれるイン
デックス情報に従った再生を行なうテレビ放送受信シス
テムと、からなることを特徴とする。
は、放送するインデックス情報を分類して、それぞれ別
の暗号化鍵で暗号化を行い、前記デジタル放送受信シス
テムにおいては、視聴者契約に基づいて前記分類された
インデックス情報を選択して解読し、その選択および解
読されたインデックス情報により放送番組を再生するこ
とを特徴とする。
支援システムでは、データ放送サービスのシーン制作を
支援するデータ放送サービス制作支援システムにおい
て、1種類のシーンを制作する場合に、異なる受信装置
環境に適応した複数種類の属性表示情報を作成すること
を特徴とする。
種類の属性表示情報を作成する際、異なる受信装置環境
に適応した画面サイズや解像度など、受信装置の表示モ
ニタに関連する属性表示情報を作成することを特徴とす
る。
種類の属性表示情報を作成する際、シーンに含まれるテ
キストオブジェクトの文章の単位を判断して、前記テキ
ストオブジェクトの文章単位の文字数や改行等を判断し
て、異なる受信装置環境に適応した文字の属性表示情報
を作成することを特徴とする。
種類の属性表示情報を作成する際、シーンに含まれる音
声/静止画/動画等のオブジェクトの表示属性を判断し
て、異なる受信装置環境に適応したオブジェクトの縮尺
や、表示または非表示等の属性表示情報を作成すること
を特徴とする。
種類の属性表示情報を作成する際、シーンに含まれる音
声/静止画/動画等のオブジェクトの内容や表示属性を
判断して、前記オブジェクトを表示できない受信装置環
境のために、前記オブジェクトの示す内容を自動的に文
字に変換することを特徴とする。
種類の属性表示情報を作成する際、シーンに含まれる内
容を判断して、最適な範囲で複数のシーンに分割するこ
とを特徴とする。
支援システムでは、データ放送サービスのシーン制作を
支援するデータ放送サービス制作支援システムにおい
て、シーンの中で引用される1種類のオブジェクトにつ
いて、複数の異なるオブジェクトを同一のファイル名で
与えることにより、異なる受信装置環境に適応したデー
タ放送サービスを生成することを特徴とする。
支援システムでは、データ放送サービスのシーン制作を
支援するデータ放送サービス制作支援システムにおい
て、予め用意されたテンプレートを用いてデータ放送サ
ービスを制作することによって、異なる受信装置環境に
適応した属性表示情報やオブジェクト情報を自動的に選
択してデータ放送サービスを生成することを特徴とす
る。
テムでは、前記請求項26〜請求項33のうちのいずれ
か請求項のデータ放送サービス制作支援システムを用い
て、複数の受信装置環境に適応させた複数種類のデータ
放送番組を制作して放送するデジタル放送システムと、
前記デジタル放送システムから放送された放送サービス
を受信して、受信したデータ放送番組を再生し、再生さ
れた前記受信装置環境に基づき当該テレビ放送受信シス
テムの装置環境に対応したデータ放送サービスを提供す
るテレビ放送受信システムと、からなることを特徴とす
る。
に係るデータ放送サービス送出装置2およびその方法を
使用したデジタル放送システム1の実施の形態1のブロ
ック図である。図1において、1はこの発明の実施の形
態1におけるデジタル放送システム、2はこの発明の実
施の形態1におけるデータ放送サービス送出装置、6は
1つのシーンを構成する複数のファイルの内容を確認し
てファイルを選択する入力ファイル選択部、18は入力
ファイル選択部6に内包され、複数のシーンに共用され
るファイルを検出する共用ファイル検出部であり、その
他は従来例に同じである。
いて説明する。従来例と同様に、デジタル放送システム
1のデータ放送サービス装置2において、番組制作者よ
り、放送するための複数ファイルで構成されるコンテン
ツが入力ファイル格納部4に入力されると、該データ放
送サービス送出装置2に内蔵されるデータ放送サービス
送出管理部3から入力ファイル選択部6に対して、ファ
イル入力が通知される。
格納部4に格納される1コンテンツ分のファイルを取込
み、XMLファイルの内容を解析し、該XMLファイル
から外部参照されるファイルのファイル名を取出して、
コンテンツ番号やシーン構成などを示すコンテンツ管理
データを生成するとともに、共用ファイル検出部18に
おいてコンテンツ管理データから複数シーンで共用して
外部参照される共用ファイルの有無を検出させる。
イル検出部18の検出結果に基づいて、複数のシーンに
共用されるファイルを最も早い再生順のシーンに含める
様にし、シーン毎に送出ファイル群として管理して、送
出ファイル格納部5に格納する。図26の場合であれ
ば、シーン−1として、“startup.xml”/
“style1.css”/“indextop.pn
g”/“newsbtn.png”/“top.jp
g”/“textbox.png”の6ファイル。シー
ン−2としては、シーン−1と共用される共用ファイル
である、“textbox.png”を除いた、“ne
ws.xml”/“style2.css”/“hea
dline.png”の3ファイルがシーン毎の送出フ
ァイル群として管理される。
ス送出管理部3は、ファイル読出部7にコンテンツ−1
の送出を指示すると、ファイル読出部7は送出ファイル
格納部5からコンテンツ1のシーン−1とシーン−2の
送出ファイル群を交互に読み出して、伝送処理部8に内
包されるカルーセル化部9でモジュール化およびデータ
ブロック化を行い、TS化部10でMPEG2−TSパ
ケット化し、多重化部11でパケット多重して、伝送路
符号化処理部12で適当な伝送路符号化を行った後、放
送局アンテナ16を介して、放送波17として放送され
る。
サービス送出装置2を利用したデジタル放送システム1
では、複数のシーンで同一のファイルを共用する場合、
その共用ファイルを再生順の最も早いシーンに含めて送
出することにより、伝送データ量を削減できる。
ァイルのまま伝送する方式について記載したが、本実施
の形態2では、シーン毎にファイルを合成させることに
よって、より伝送効率の向上をはかる場合について説明
する。
ス送出装置2およびその方法を使用したデジタル放送シ
ステム1の実施の形態2のブロック図である。図におい
て、19は入力ファイル選択部6で出力されるシーン単
位のファイル群を1つの合成ファイルとして合成するフ
ァイル合成部であり、その他は図1に示す実施の形態1
に同じである。
いて説明する。前記と同様にデジタル放送システム1の
データ放送サービス装置2において、番組制作者より、
放送するための複数ファイルで構成されるコンテンツが
入力ファイル格納部4に入力されると、該データ放送サ
ービス送出装置2に内蔵されるデータ放送サービス送出
管理部3から入力ファイル選択部6に対するファイル入
力通知により、該入力ファイル選択部6が、1コンテン
ツ分のファイルを取込み、XMLファイルの内容を解析
し、該XMLファイルから外部参照されるファイルのフ
ァイル名を取出して、コンテンツ番号やシーン構成など
を示すコンテンツ管理データを生成するとともに、共用
ファイル検出部18がコンテンツ管理データから複数シ
ーンで共用して外部参照される共用ファイルの有無を検
出する。
検出部18の検出結果に基づいて、複数のシーンに共用
される共用ファイルを最も早い再生順のシーンに含める
様にし、シーン毎に送出ファイル群として管理する。図
26の場合であれば、シーン−1として、“start
up.xml”/“style1.css”/“ind
extop.png”/“newsbtn.png”/
“top.jpg”/“textbox.png”の6
ファイル。シーン−2としては、シーン−1と共用され
る共用ファイルである、“textbox.png”を
除いた、“news.xml”/“style2.cs
s”/“headline.png”の3ファイルがシ
ーン毎の送出ファイル群として管理される。
ル合成部19に対して、シーン−1の送出ファイル群で
ある“startup.xml”/“style1.c
ss”/“indextop.png”/“newsb
tn.png”/“top.jpg”/“textbo
x.png”の6ファイルを転送し、それらのファイル
を合成するよう指示する。
ーン−1の合成ファイルとして、これらのファイルを合
成し、図27に示すように全ファイル・リソースのファ
イル名/データ量/ファイルタイプなどを示すリソース
リストを生成し、前記合成ファイルの前に付加して、図
26に示すようにシーン−1の送出ファイルとして送出
ファイル格納部5に格納する。同様に、入力ファイル選
択部6がファイル合成部19に対して、シーン−2の送
出ファイルとして、“news.xml”/“styl
e2.css”/“headline.png”の3フ
ァイルを転送し、ファイル合成部19でこれらのファイ
ルを合成してリソースリストを付加して、合成ファイル
を生成し、送出ファイル格納部5に格納する。
サービス送出管理部3がファイル読出部7にコンテンツ
−1の送出を指示すると、ファイル読出部7は、各合成
ファイルのリソースリストを参照して送出ファイル格納
部5からコンテンツ1のシーン−1とシーン−2の送出
ファイル群を交互に読み出して、伝送処理部8に内包さ
れるカルーセル化部9でモジュール化およびデータブロ
ック化を行い、TS化部10でMPEG2−TSパケッ
ト化し、多重化部11でパケット多重して、伝送路符号
化処理部12で適当な伝送路符号化を行った後、放送局
アンテナ16を介して、放送波17として放送される。
サービス送出装置2を利用したデジタル放送システム1
では、複数のシーンで同一のファイルを共用する場合、
その共用ファイルを再生順の最も早いシーンに含めると
共に、シーン単位にファイルを合成して送出ファイル格
納部5に格納し、ファイル読み出し部7がその合成ファ
イルをリソースリストを参照して読み出して送出し、そ
のファイルをカルーセル化/TS化することによる付加
情報の削減を行うことができ、より伝送効率を向上させ
ることができる。
部19によって合成ファイル化して合成ファイルを単位
としてファイルの読み出しを行うことにより、伝送処理
におけるファイル読み出し回数を削減でき、該伝送処理
の高速化をはかることも可能となる。
ついて、再生順序が明確である場合を示したが、例えば
1シーンに複数のリンクがあり、リンク先のシーンで1
つのファイルが共用するようなコンテンツ構成である場
合には、デジタル放送システムにおいて、リンク元のシ
ーン記述ファイルの記載順により、自動的に再生順序を
生成するようにしてもいいし、また予想される再生順序
をデジタル放送システムに入力するようにしても良い。
ータ放送サービス受信装置およびその方法を使用したテ
レビ放送受信システム80の実施の形態3のブロック図
を示す。図において、51はこの発明に係るデータ放送
サービス受信装置およびその方法の機能を付加したテレ
ビ放送受信装置、66は受信データ解析部56のカルー
セル解析部57または合成ファイル分解部58で元に戻
されたファイルを格納する受信ファイル格納部、80は
テレビ放送受信装置51や操作リモコン63、テレビモ
ニタ65等からなるテレビ放送受信システムであり、そ
の他は図28に示す従来技術と同じである。
末における実施の形態1で送出されたデータ放送番組の
視聴動作について説明する。まず、視聴者が、操作リモ
コン63からテレビ番組のチャネル選局とデータ放送サ
ービス視聴選択とを行うと、テレビ放送受信装置51で
はリモコン受光部64、受信管理部52を介して、伝送
路復号処理部53にチャネル選局情報が通知されると共
に、データ放送サービス再生部55にコンテンツ番号を
含めたデータ放送再生指示が通知される。
リモコン63からのテレビ番組のチャネル選局情報に基
づいて、宅内アンテナ50で受信した放送波17からチ
ャンネルを選局し、選局されたチャネルの伝送路符号化
データを復号してMPEG2−TSパケット形式にし、
TS復号処理部54では、それを復号して、データ放送
サービス再生部55およびメディアデコーダ部61それ
ぞれに転送する。
ず、受信データ解析部56が操作リモコン63からの前
記データ放送再生指示に基づいて、カルーセル解析部5
7でTS復号処理部54からのカルーセル伝送方式に含
まれるデータ情報パケットを解析して、先頭ファイルの
含まれるモジュール−0の全データブロックを取出し、
モジュール化して内容を解析する。伝送されたファイル
が合成ファイル化されていない場合は、ファイルが、
“startup.xml”であることを確認して、受
信ファイル格納部66に転送する一方、合成ファイルの
場合は、合成ファイル分解部58にこれを転送する。
イルの先頭に付加されるリソースリストを抽出し、これ
に従ってファイルを分解して6つのファイルに戻し、こ
の6ファイルのうちからXMLファイルを取出し“st
artup.xml”であることを確認して、モジュー
ル−0の6ファイルを前記データ放送再生指示に含まれ
るコンテンツ番号のコンテンツとして、受信ファイル格
納部66に転送する。尚、カルーセル解析部57および
合成ファイル分解部58において、モジュール−0の受
信処理が終わると、受信データ解析部56から受信デー
タ再生制御部59のXML処理部60に対して、受信処
理完了が報告される。
報告を受けて、受信ファイル格納部66から、該当する
コンテンツ番号のコンテンツから、先頭XMLファイル
“startup.xml”を取出して内容を解析し、
外部参照される“style1.css”を読み出すと
共に、同じく外部参照される4つの静止画ファイル”i
ndextop.png”/“newsbtn.pn
g”/“top.png”/“textbox.pn
g”も順次読み出して、メディアデコーダ部61でデコ
ード、OSD処理部62に転送させる。
述ファイル“style1.css”によって、デコー
ドされた前記4つの静止画像の配置など、オブジェクト
の表示スタイルを指示して、XMLファイル“star
tup.xml”に記載されるテレビモニタに表示する
ための画面構造をOSD処理部62に通知して表示させ
ることで、テレビモニタ65にシーン1の画像が表示さ
れる。
を用いて該シーン1中のリンク命令が指定されている静
止画、“newsbtn.png”を選択されると、X
ML処理部60は受信データ解析部56に対し該リンク
先であるXMLファイル“news.xml”の読出し
を指示する。
ル解析部57は、この読出し指示により、前記データ情
報パケットを解析して、2つめのモジュールであるモジ
ュール−1の全データブロックから取出した合成ファイ
ルを合成ファイル分解部58で前記と同様に元の4つの
ファイルに戻す。
イルのうちのXMLファイルのファイル名が指定され
た、“news.xml”であることを確認し、モジュ
ール−1に含まれる4つのファイルを前記データ放送再
生指示に含まれるコンテンツ番号のコンテンツとして、
受信ファイル格納部66に転送し、再生制御部59のX
ML処理部60に対して受信処理完了を報告する。XM
L処理部60では、該受信処理完了報告により、シーン
1の再生と同様に、受信ファイル格納部66からXML
ファイル“news.xml”を読み出して解析し、該
XMLファイルから外部参照されるファイルを読み出
す。
extbox.png”は、受信ファイル格納部66に
同じコンテンツの共用ファイルとして格納されているた
め、モジュール−1の他のファイルと同様に読み出され
る。
をおこない、XMLファイルの記述に従った再生処理を
行って、テレビモニタ65に表示する。
サービス受信装置およびその方法を使用したテレビ放送
受信システムによれば、受信したファイルを受信ファイ
ル格納部66にてコンテンツ単位に管理/保管するた
め、以前に読込んだファイルの再利用をすることができ
る。これにより、ファイル読み込み時間を短縮でき、ま
た、ファイル読み込みのためのメモリ量の削減が可能に
なる。
ービス再生部55は、テレビ放送装置51に内蔵される
ように記載して説明したが、本発明では、テレビモニタ
65上でデータ放送サービスが再生されるものであれば
どのようなものでもよく、テレビ放送装置51の外部に
増設されるものでもよい。
た図3では、テレビ放送装置51においては、テレビモ
ニタ65が外部接続されるように示したが、テレビ放送
受信システム80としてデータ放送サービスを含むテレ
ビ放送を画面表示できるものであれば、どのような形態
のモニタでもよく、テレビモニタ65とテレビ放送装置
51とが一体化された装置や、外部接続されるテレビ放
送の画面表示可能なパソコン装置用のモニタなどでもよ
い。
線リモコン53を用いて、操作する方法について示した
が、視聴者要求をテレビ放送装置51に対して入力可能
であれば、どのようなものでもよく、有線のリモコン
や、キーボードまたはマウス、テレビ放送受信装置51
に付加された入力ボタン、タッチパネル等でもよい。
るテレビ放送受信システムの他の実施の形態7,10,
11,12,13でも同様のことが言える。
実施の形態2のデジタル放送システムにおいては、複数
シーンで同一のファイルが外部参照される場合に、1シ
ーンのみで該ファイルを送信し、伝送データ量を削減す
る方法について説明したが、本実施の形態4では、1つ
のコンテンツ内でのファイルまたはシーンの必要性によ
り、異なる送出頻度で送出するようにして、より伝送効
率を向上させる技術について説明する。
ス送出装置2を使用したテレビ放送システムの実施の形
態4のブロック図を示す。図4において、20はコンテ
ンツ中に含まれるXMLファイルについてファイルのリ
ンク関係を判定するリンク関係検出部、21はシーンの
登場順などからシーン優先順位を予測するシーン優先順
位生成部、22はコンテンツ管理データに記載されるシ
ーン優先順位情報に従って、シーンの再生頻度を予測し
て送信タイミングを生成し、ファイル読出部7に対して
予め設定させた送信頻度に基づいたファイル読み出しを
指示する読出制御部であり、その他は図1に示す実施の
形態1に同じである。
テムにおけるコンテンツの一例を示す。図5に示す例で
は、先頭XMLファイル“startup.xml”に
おいて、“news.xml”/“epg.xml”/
“weather.xml”へのリンクが設定され、こ
れらリンク先XMLファイルでは、同一の“textb
ox2.xml”を外部参照している。ここで、“st
artup.xml”における登場順序は“news.
xml”/“epg.xml”/“weather.x
ml”の順である。
と同様に、まず、デジタル放送システム1のデータ放送
サービス装置2において、番組制作者より、放送するた
めの複数ファイルで構成されるコンテンツが入力ファイ
ル格納部4に入力されると、データ放送サービス送出装
置2のデータ放送サービス送出管理部3から入力ファイ
ル選択部6に対して、ファイル入力が通知される。
分のファイルを読込み、XMLファイルの内容を解析し
てコンテンツ管理データを生成するとともに、リンク関
係検出部20に該コンテンツのXMLファイルのリンク
情報と該リンク元ファイル中での登場順を示したファイ
ルリンク関係情報を生成させ、かつ、入力ファイル選択
部6はシーン優先順位生成部21に該コンテンツの全て
のシーンについてのシーン優先順位情報を生成させる。
るシーン優先順位情報生成について、詳しく説明する。
シーン優先順位生成部21では、まず先頭XMLファイ
ルである、“startup.xml”を含むシーン−
1を優先順位=1とし、次に該“startup.xm
l”からリンクさせるXMLファイルのシーンを優先順
位=2とする。ただし、図5の例では、該“start
up.xml”に“news.xml”/“epg.x
ml”/“weather.xml”という3つのXM
Lファイルがリンクされているため、リンク関係検出部
20がそのリンク関係を検出して、シーン優先順位生成
部21がそのリンク関係と、送出ファイル格納部5のコ
ンテンツ管理データに含められているリンク関係情報と
を元に、その同等な3つのシーンの優先順位をリンク元
ファイル中での登場順に従って決め、該コンテンツ管理
データに追加する。
生成部21は、“news.xml”を含むシーン−2
には優先順位=2、“epg.xml”を含むシーン−
3は優先順位=3、“weather.xml”を含む
シーン−4が優先順位=4となる。このようにして、入
力ファイル選択部6は、コンテンツ管理データに従って
シーン毎に優先順位を設定しファイル群としてシーンを
管理して送出ファイル格納部5に格納する。
読出制御部22に対して、コンテンツ番号を指定した、
シーン優先順位情報に従うコンテンツ送出開始が指示さ
れると、予め設定された送出頻度と、送出ファイル格納
部5に格納された前記コンテンツ管理データ中のシーン
優先順位情報とにより、適した送出頻度を生成する。
ジュールに従う送信タイミングで、ファイル読出部7に
対して該当ファイルの読み出しを指示する。
しは送信回数に従うファイルの送出を実現する。
によって、送信回数が予め設定されているものを示した
が、予めシーン優先順位による送出割合が設定されてお
り、該送出割合からデータ放送サービス送出装置内で送
出回数を自動的に算出するものや、予め設定される送出
回数や送出割合がなく、1コンテンツ内でのシーン数か
ら自動的に算出されるもの、およびデジタル放送システ
ムに対して、シーン単位の優先度を入力するものなど
も、この発明の範囲内である。
ファイルを放送するものを示したが、シーン単位に管理
されているものであれば、どのようなものでもよく、該
単位に合成ファイル化した場合でもよい。
放送サービス送出装置2を利用したデジタル放送システ
ム1では、入力ファイル選択部6のリンク関係検出部2
0においてシーンのリンク関係を検出すると共に、リン
クが張られていた場合、シーン優先順位生成部21がそ
のシーンにリンクを張られたシーンの優先順位を決定
し、シーン毎に優先順位に基づき送出頻度や送信回数を
設定するようにしたので、伝送効率を向上させることが
できる
送出装置2を利用したデジタル放送システム1から放送
されたデータ放送サービスは、前記実施の形態3に示し
たテレビ放送受信システムで視聴可能である。
ル放送システムにおいては、シーンの重要度に従ったシ
ーン毎に異なる送出頻度での送出方法について示した
が、本実施の形態5では、送出ファイルのデータ量によ
り、1コンテンツ内での送出頻度を自動生成し、各シー
ンのデータ送出時間を均一にする方法について説明す
る。
ス送出装置2およびその方法を使用したデジタル放送シ
ステム1の実施の形態5のブロック図である。図におい
て、23は送出ファイルのデータ量を計測する送出ファ
イル量計測部であり、その他は図4に示す実施の形態4
と同じである。また、本実施の形態5のコンテンツ構成
例については、実施の形態4と同様に図5を用いる。
と同様に、番組制作者4が入力ファイル格納部4にコン
テンツを入力すると、データ放送サービス送出管理部3
からの指示により、入力ファイル選択部6で合成ファイ
ルとコンテンツ管理データが生成され、送出ファイル格
納部5に格納される。
は、送出ファイル量計測部23に対して、コンテンツ番
号を指定した送出ファイルのデータ量計測を指示する。
これにより、送出ファイル量計測部23は、送出ファイ
ル格納部5に格納される指定コンテンツの送出ファイル
とコンテンツ管理データを読み出し、該送出ファイル全
てのデータ量を計測し、例えば図7に例示されるような
送出ファイルデータ量をコンテンツ管理データに追加す
る。
ータ量はそれぞれ、シーン−1が300KByte、シ
ーン−2が200KByte、シーン−3が200KB
yte、シーン−4が100KByteである。
理が終了すると、データ放送サービス送出管理部3は、
読出制御部22に対し、コンテンツ番号を指定した、送
出ファイル量に従うコンテンツ送出開始を指示する。こ
れにより、読出制御部22は、送出ファイル格納部5に
格納される該当コンテンツのコンテンツ管理データから
送出ファイル量情報を読み出し、ファイルデータ量の多
いものは少ないものに比べて、送出頻度を少なくするよ
うにした送出頻度を生成して、各シーンのデータ送出時
間を均一にする。
ァイルデータ量が以下のような比率となっている。
するには、シーン−1を2回送出する間に、シーン2ま
たはシーン−3を3回、シーン−4は6回送出する。
うな各送出ファイルの送出回数の算出を行った後、実施
の形態4と同じように、図8に示すようなシーンを分散
した送出スケジュールを生成し、該スケジュールに従っ
て、実施の形態4と同様にファイル読出部7に対して該
当ファイルの読み出しを指示する。
均一な送出スケジュールを組むことができるデジタル放
送システムを構築可能である。
ービス送出装置2を利用したデジタル放送システム1で
は、送出ファイル量計測部23に対しコンテンツ番号を
指定した送出ファイルのデータ量計測を指示し、送出フ
ァイル量計測部23は送出ファイル格納部5に格納され
た指定コンテンツの送出ファイルとコンテンツ管理デー
タを読み出し、送出ファイル全てのデータ量を計測し
て、送出ファイルデータ量をコンテンツ管理データに追
加し、読出制御部22はコンテンツ管理データから送出
ファイル量情報を読み出し、ファイルデータ量の多いも
のは少ないものに比べて送出頻度を少なくして送出する
ようにしたので、各シーンのデータ送出時間を均一にす
ることができる。
送出装置2を利用したデジタル放送システム1から放送
されたデータ放送サービスは、前記実施の形態3に示し
たテレビ放送受信システムで視聴可能である。
て、実施の形態1と同様に、コンテンツ全てをファイル
のままで送出する場合あっても、また、合成ファイルと
ファイルとが混在して送出する場合であってもよい。
実施の形態5のデジタル放送システムにおいては、シー
ン優先順位情報または送出ファイルデータ量に従ってシ
ーン毎に生成した異なる送出頻度での送出方法について
示したが、本実施の形態6では、ファイル種別によって
異なる送出頻度を用いた送出方法について説明する。
ス送出装置2およびその方法を使用したデジタル放送シ
ステム1の実施の形態6のブロック図である。図におい
て、24は送出ファイルのファイル種別を識別する送出
ファイル種別識別部であり、その他は図6に示す実施の
形態5と同様である。
て簡単に説明する。データ放送サービスなどで用いられ
るXMLコンテンツは、XMLファイルと、スタイル記
述ファイルとがコンテンツの骨格的な部分記述するよう
になっている。また、XMLファイルにおいて、外部参
照する画像オブジェクトについては、受信端末で受信で
きなかった場合に、代わりとして該画像オブジェクトの
内容を示す名前や内容のテキストを指定可能である。例
えば、図25における“<img>”タグにおける“a
lt”要素等である。
の骨格をなすXMLファイルと、CSS(Cascad
ing Style Sheet)ファイル等のスタイ
ル記述ファイルとを選択して、他のファイルに比べて送
出頻度を多く設定することにより、受信端末のコンテン
ツ再生における時間短縮を行うようにする。ここでは、
一例として、XMLファイルとスタイル記述ファイルを
他のファイルの2倍の回数送出する場合について示す。
ンツの送出ファイルデータ量の例を示す。図10では、
スタイル記述ファイルとして、CSSファイルを示して
いるが、XSL(eXtensible Style
Sheet)などのスタイル記述言語を用いたXSLフ
ァイルでも勿論よい。
て説明する。まず、番組制作者により入力ファイル格納
部4にコンテンツが入力されると、データ放送サービス
送出管理部3は、入力ファイル選択部6に対して、入力
ファイル転送の指示を行う。これにより、入力ファイル
選択部6は、入力ファイル格納部4に格納された1コン
テンツ分のファイルを読込んで送出ファイルとすると共
に、コンテンツ番号やシーン構成などを示すコンテンツ
管理データを生成する。
イル種別識別部24に識別させた送出ファイルのファイ
ル種別をコンテンツ管理データに追加し、送出ファイル
とコンテンツ管理データとを送出ファイル格納部5に格
納する。
読出制御部22に対しコンテンツ番号を指定して、XM
Lファイルおよびスタイル記述ファイルを優先するコン
テンツ送出開始を指示する。
送出管理部3から該XMLファイルおよびスタイル記述
ファイルを優先するコンテンツ送出開始指示を受ける
と、シーン毎のファイルのうち1週目(送出順番1〜1
3まで)の送出時は、XMLファイルとスタイル記述フ
ァイル、および外部参照ファイルの半数を選択し、2週
目(送出順番14〜25まで)の送出時にはXMLファ
イルとスタイル記述ファイル、および外部参照ファイル
の残りの半数を選択して、ファイル読出部7に指示する
ようにする。すると、ファイルの送出順序は、図11に
示すようになる。
ビス送出装置2を利用したデジタル放送システム1によ
れば、送出ファイル種別識別部24によって送出ファイ
ルのファイル種別を識別させてコンテンツ管理データに
追加させ、データ放送サービス送出管理部3はコンテン
ツの骨格をなすXMLファイルとCSSファイル等のス
タイル記述ファイルとを他のファイルに比べて送出頻度
を多く設定し、読出制御部22ではその送出頻度に基づ
きファイルを読み出すようにしたので、データ放送サー
ビス受信装置側では、コンテンツ再生の際の時間短縮を
図ることができる。
ば、放送されたデータ放送サービスは、前記実施の形態
3に示したテレビ放送受信システムで視聴可能である。
また、下記実施の形態7に示すテレビ放送受信システム
を用いると、より一層再生の時間短縮をはかることがで
きる。
レビ放送受信システムにおいて、正常にデータ放送サー
ビスの受信ができた場合の動作について示したが、本実
施の形態7では、データ放送サービスを正常に受信でき
ず、1画面を構成するファイルが不足しているような場
合も最低限のデータ放送番組の視聴を実現するようにし
たものについて説明する。
ビス受信装置およびその方法の機能を付加したテレビ放
送受信装置を使用したテレビ放送受信システム80の実
施の形態7のブロック図である。図において、67はX
ML処理部60でコンテンツ再生のための処理時間を計
測するために起動され、タイマ満了時にOSD処理部に
対してテレビモニタ65に強制的に表示させるための強
制表示タイマであり、その他は図3に示す実施の形態3
の構成と同じである。
作リモコン63からテレビ番組のチャネル選局とデータ
放送サービス視聴選択がなされると、放送波17にて宅
内アンテナ50を介して受信される該当チャネルの伝送
路復号を伝送路復号処理部53が行い、続いてTS復号
処理部54がTS復号し、データ放送サービスのデータ
情報パケットとデータブロックが受信データ解析部56
のカルーセル解析部57に転送される。
ータブロックからモジュール−0を取出し、元のファイ
ル形式データにされる際、元のファイル形式データが合
成ファイルの場合は合成ファイル分解部58にてファイ
ルに再生される。ここで受信データ解析部56内で再生
したファイルにコンテンツの先頭であるXMLファイル
“startup.xml”が含まれることを確認し、
受信ファイル格納部66に格納される。
おりファイルが再生されると、これを再生制御部59の
XML処理部60に通知する。XML処理部60は、先
頭XMLファイル“startup.xml”の解析を
始め、該XMLファイルからスタイル記述ファイルが外
部参照されるファイルを受信ファイル格納部66から読
み出して、コンテンツ再生処理を行う。ここで、該当X
MLファイルでスタイル記述ファイルを外部参照する
が、受信ファイル格納部66に該当のスタイル記述ファ
イルが存在しない場合は、必ず、XML処理部60は受
信データ解析部56に対して該ファイルの読み込みを要
求する。
ァイルの有無を確認して、該当のファイルを受信ファイ
ル格納部66から読み出し、該ファイルがメディアファ
イルの場合はメディアデコーダ部61にデコードさせ
る。ここで、該当する外部参照ファイルが受信ファイル
格納部66に不足している場合、XML処理部60は受
信データ解析部56に対して、ファイル名を指定した読
み込み要求を行うと共に、強制表示タイマ67を起動さ
せた後、解析中のXMLファイルの続きを処理する。
要求されたファイルを再生し、受信ファイル格納部66
に格納完了すると、モジュール−0の再生処理と同様
に、XML処理部60に指定ファイルの読み込み完了を
通知する。
tartup.xml”の解析を一旦終えた時点で、受
信データ解析部56から不足していた外部参照ファイル
の追加読み込み通知があった場合は、当該処理を追加実
行する。ただし、該当ファイルの読み込み通知がない状
態で、強制表示タイマ67がタイマ満了した場合、XM
L処理部60は、OSD処理部62に対しテレビモニタ
65の強制表示を指示する。OSD処理部62では、こ
の強制表示指示によって、データ不足状態であってもテ
レビモニタ65に画面表示を行う。
処理部60に不足していたファイルの読み込み完了通知
がなされると、XML処理部60は同一画面の再生中で
あるか否かを確かめて、同一画面であれば、該ファイル
に相当するデコード処理を行ってOSD処理部62に転
送し、画面を再描画させることで、不足のない画面が得
られる。
示タイマ67を設け、該当ファイルの読み込み通知がな
い状態で、強制表示タイマ67がタイマ満了した場合に
は、OSD処理部62がテレビモニタ65の強制表示を
指示して、データ不足状態であってもテレビモニタ65
に画面表示を行うようにしたので、データ放送サービス
を正常に受信できず、1画面を構成するファイルが不足
しているような場合も最低限のデータ放送番組の視聴を
実現することができる。
ル放送システムにおいては、XMLコンテンツの骨格で
あるXMLファイルとスタイル記述ファイルとを他のフ
ァイルに比べて多い送出頻度で送出する方法について説
明したが、本実施の形態8では、1コンテンツの複数シ
ーンに使用するスタイル記述等の属性表示情報を抽出し
て1つのスタイル記述ファイル等の属性表示ファイルを
生成した際、その属性表示ファイルのデータ量が多くな
った場合の対応について説明する。
ル記述について簡単に説明する。スタイル記述とは、X
MLファイルに記述されるオブジェクトについて配置/
大きさ/色/その他表示効果などをテキスト情報として
記述するものである。XMLでは、スタイル記述をXM
Lファイル内に記述する方法や、外部参照する方法など
があるが、後者は複数のXMLファイルから同じメディ
アファイルを外部参照するのと同様に複数のXMLファ
イルから1つのスタイル記述ファイルを外部参照するこ
とが可能である。
“startup.xml”の例を示す。図13中の四
角で囲った「href=“style.css”」は、
スタイル記述ファイルの外部参照先ファイル名を示す。
また、前記以外の四角で囲った部分は、<img>タグ
で記述されるオブジェクトのwidth(横幅)とhe
ight(高さ)を示すものである。スタイル記述の種
類としてどのようなものがあるか、下表1にその一部を
例示する。
トのスタイルについて、事細かな内容をテキストベース
で規定された情報として示す。また、1コンテンツは複
数のシーンで構成され、各シーンには複数のオブジェク
トが含まれる。たとえば、10シーン/コンテンツで2
0オブジェクト/シーン平均だった場合、このコンテン
ツには200オブジェクトが含まれる。オブジェクト種
別によってもスタイル記述項目は変動するが、8スタイ
ル記述項目/オブジェクトとすると1600スタイル記
述項目を記載することとなる。このようなスタイル記述
項目を1つのスタイル記述ファイルにまとめた場合、該
ファイルのデータ量は多大なものとなる。
のスタイル記述ファイルを外部参照する場合、この発明
の実施の形態3および後述する実施の形態10における
視聴者受信端末であれば、先頭シーンで読込んだスタイ
ル記述ファイルを他のシーンで再利用可能となるため、
他のファイルに比べて、スタイル記述ファイルの送出頻
度を少なく設定することが可能である。
ムのブロック図としては、実施の形態6と同様に図9を
用いる。
説明する。尚、実施の形態6の図9を参照して説明す
る。まず、実施の形態6と同様に、番組制作者により、
入力ファイル格納部4にコンテンツが入力されると、デ
ータ放送サービス送出管理部3は、入力ファイル選択部
6に対して、入力ファイル転送を指示することにより、
入力ファイル選択構成部6は、入力ファイル格納部4に
格納される1コンテンツ分のファイルを読込んで送出フ
ァイルとすると共に、コンテンツ番号やシーン構成など
を示すコンテンツ管理データを生成する。また、入力フ
ァイル選択部6は、送出ファイル種別識別部24に識別
させた送出ファイルのファイル種別をコンテンツ管理デ
ータに追加し、送出ファイルとコンテンツ管理データを
送出ファイル格納部5に格納する。
読出制御部22に対しコンテンツ番号を指定して、スタ
イル記述ファイルの送出頻度を減少させるコンテンツ送
出開始を指示する。尚、本実施の形態8では、他ファイ
ルに比べて、スタイル記述ファイルの送出頻度を3分の
1にしたものを例示する。
ファイルの送出頻度を減少させるコンテンツ送出開始指
示を受けると、先頭シーンを送出する際、1週目は全フ
ァイルを選択し、2週目および3週目にはスタイル記述
ファイルを除いた他のファイルを選択して、ファイル読
出部7に指示するようにする。
よれば、XMLコンテンツの骨格であるXMLファイル
とスタイル記述ファイルのうちスタイル記述ファイルに
ついては送出頻度を他のファイルに比べて少なくして送
出して、1コンテンツの複数シーンに使用するスタイル
記述を1つのスタイル記述ファイルとするようにしたの
で、データ量が多くなった場合でも、受信側では高速で
再生することができる。
実施の形態10に示すテレビ放送受信システムでも、本
実施の形態8による送信データを再生可能であり、これ
らの受信システムを用いることにより、より再生の高速
化をはかることができる。
および8のデジタル放送システムにおいては、ファイル
種別によって送出頻度を設定するものを示したが、本実
施の形態9では、放送時間によって送出頻度の設定を可
能とするものについて説明する。
る通常のテレビジョン放送に連動して、該テレビジョン
放送の関連情報や補助情報などを放送するサービスや、
該テレビジョン放送とは関連しない情報を同じチャネル
の別番組として、放送するサービス等がある。前者のサ
ービスの場合、テレビジョン放送の内容に従って、視聴
者の見たいデータ放送サービス内容が変遷する場合があ
る。しかし、番組の放送時間途中から視聴する人に対し
て、全てのデータ放送サービスを提供すべきである。こ
の発明の実施の形態9では、このような番組放送時間に
よって、コンテンツ内のシーンの送出頻度を変更し、よ
り伝送効率のよいデータ放送サービスの放送形態を得る
ものである。
ビス送出装置2およびその方法を使用したデータ放送シ
ステム1の実施の形態9のブロック図である。図14に
おいて、25は番組制作者が番組放送時間によるシーン
送出頻度設定を入力する放送時間毎のシーン送出頻度入
力部、26は番組放送における運行時間を知らせる番組
運行時計であり、その他は図6に示す実施の形態5の構
成と同じである。
て説明する。まず、実施の形態6と同様に、番組制作者
が放送コンテンツを入力ファイル格納部4に入力する
際、放送時間毎のシーン送出頻度入力部24より、シー
ン単位の放送時間遷移による送出頻度情報も合わせて入
力する。
送出頻度入力部25より入力する送出頻度情報の内容に
ついて、図15を用いて説明する。
作者によって入力された番組放送時間によるシーン送出
頻度情報を示す図である。この図の例では、該コンテン
ツは1時間放送される番組で、5つのシーンにより構成
され、送出頻度を変更するタイミングは放送開始から2
0分後/40分後の2回あるものを示した。このうちシ
ーン−5は、該放送開始から20分間視聴不要な内容の
ため0%、またシーン−1は最初は多数視聴される予想
だが、番組終了頃はあまり視聴されないという予想であ
るとし、該放送開始から20分間が50%、以降20分
毎に20%、10%という送出頻度が設定されている。
放送サービス送出管理部3より入力ファイル選択部6に
対して入力ファイル転送を指示されると、入力ファイル
格納部4に格納される1コンテンツ分のファイルを読込
んで送出ファイルとすると共に、送出頻度情報を読み出
して、コンテンツ番号やシーン構成に含めてコンテンツ
管理データを生成し、送出ファイルとコンテンツ管理デ
ータを送出ファイル格納部5に格納する。
読出制御部22にコンテンツ番号を指定して、放送時間
毎に異なるシーン送出頻度指定付きのコンテンツ送出開
始を指示する。
シーン送出頻度指定付きのコンテンツ送出開始指示を受
けると、送出ファイル格納部5からコンテンツ管理デー
タから、放送時間毎に異なる送出頻度情報を取出して、
該指定の送出頻度に従って、図16に示すような最適な
送出スケジュールを生成する。
御部22は生成した最適な該スケジュールおよび番組運
行時計26の時間に従って、ファイル読出部7に該当の
ファイル読み出しを指示することにより、1番組放送時
間中で時間によって送出頻度の異なるデータ放送サービ
スを実現することができる。
データ放送サービスを正常に受信できず、1画面を構成
するファイルが不足しているような場合も最低限のデー
タ放送番組の視聴を実現するようにした技術について説
明したが、本実施の形態10では、視聴者がデータ放送
サービスを視聴していない時に、同一チャネルで放送さ
れるデータ放送サービスの視聴準備を行うテレビ放送受
信システムについて説明する。
ビス受信装置およびその方法の機能を付加したテレビ放
送受信装置51を使用したデータ放送受信システム80
の実施の形態10のブロック図である。図17におい
て、68はデータ放送サービス再生部55の指示によ
り、必要なデータ放送サービスのデータを再生に先立っ
て内容確認する再生準備処理部であり、その他は図3に
示す実施の形態3と同様である。
のチャネル内に動画/音声による通常のテレビジョン放
送と、該テレビジョン放送と同じチャネルにデータ放送
サービスが同包されて放送されている時に、視聴者が該
番組の動画/音声による通常のテレビジョン放送の視聴
のために、操作リモコン63からチャネル選局を行った
場合について示す。
モコン63のチャネル選局により、リモコン受光部64
および受信管理部52を介して、伝送路復号処理部53
にチャネル選局情報が通知され、かつTS復号処理部5
4に動画/音声による通常のテレビジョン放送表示が指
示される。これにより、TS復号処理部54では、伝送
路復号処理部53より転送される該当チャネルのデータ
を伝送路復号したMPEG2−TSパケットから動画/
音声符号化データだけを取出して、メディアデコーダ部
61に転送してデコードさせ、OSD処理部62を介し
て、テレビモニタ65に表示する。これにより、動画/
音声による通常のテレビジョン放送を再生する。
信システム80では、視聴者からの操作リモコン63に
よるチャネル選局によってTS復号処理部54に動画/
音声による通常のテレビジョン放送表示指示を行う場
合、受信管理部52は、TS復号処理部54とデータ放
送サービス再生部55とに対しデータ放送サービス表示
準備を指示するようにする。これにより、TS復号処理
部54にて伝送路復号処理部53より転送されるMPE
G2−TSパケットから、データ放送サービスのデータ
も取出されて、データ放送サービス再生部55の受信デ
ータ解析部56に転送される。
管理部52からのデータ放送サービス表示準備指示によ
り、受信データ解析部56と再生準備処理部68に、コ
ンテンツ先頭シーンの再生準備が指示される。
部54から出力されるデータ放送サービス用のデータか
ら、先頭モジュールであるモジュール−0のデータを取
出してファイルにし、該ファイルが合成ファイルの場合
は合成ファイル分解部58で元のファイルにして、受信
ファイル格納部66に格納する。
納部66から、コンテンツ先頭シーンのXMLファイル
である、“startup.xml”を読み出して、内
容解析を始め、該XMLファイルから外部参照されるフ
ァイルが受信ファイル格納部66に正常に格納されてい
るかを確認する。ここで、外部参照ファイルなどが不足
したり、異常状態である場合、再生準備処理部68は、
受信データ解析部56にファイル名を指定したファイル
読み込みを指示し、該コンテンツの先頭シーンの再生が
すぐ実行できるように準備する。
前記のように準備したデータ放送サービスの視聴を指示
した場合には、テレビ放送受信装置51の受信管理部5
2から、TS復号処理部54とデータ放送サービス再生
部55に対し準備済みデータ放送の再生が指示され、こ
れにより再生制御部59は受信ファイル格納部66から
必要ファイルを読み込み、実施の形態3と同様に再生処
理を行う。
準備処理部68が受信ファイル格納部66をチェックし
て外部参照ファイルなどが不足する等の異常状態である
場合、受信データ解析部56にファイル名を指定したフ
ァイル読み込みを指示して、該コンテンツの先頭シーン
の再生がすぐ実行できるように準備するようにしたの
で、視聴者からデータ放送サービス視聴が指示されてか
ら、該当のファイルの読み込みを始めることなく、再生
処理を行うことができ、再生処理時間を短縮することが
できる。
なかったが、同一チャネルに複数のデータ放送サービス
が同包されて放送される場合がある。このような場合、
受信管理部52からデータ放送サービス再生部55への
データ放送サービス表示準備指示に視聴中の動画/音声
によるテレビジョン放送情報を付加しておき、これによ
り、データ放送サービス再生部55において、まず動画
/音声による該テレビジョン放送の関連または付加デー
タ放送サービスの有無を確認し、あれば該データ放送サ
ービスの再生準備を行う。また、前記関連または付加デ
ータ放送サービスがなかった場合は、視聴者の視聴履歴
から求めた好みや、番組番号の小さいものなどの選択肢
により選択したデータ放送サービスについて再生準備を
行うものでもよい。
は、視聴者がデータ放送サービスを視聴していない時に
同一チャネルで放送されるデータ放送サービスの視聴準
備を行うものを示したが、本実施の形態11では、視聴
者がデータ放送サービスを視聴中に次シーンの再生準備
を行うテレビ放送受信システムについて説明する。
ビス受信装置およびその方法の機能を付加したテレビ放
送受信装置51を使用したデータ放送受信システム80
の実施の形態11のブロック図である。図18におい
て、69は再生制御部59において1シーンの再生が完
了した時に、再生制御部59から再生準備処理部68に
その由を通知するシーン再生完了通知である。他の構成
は、図17に示す実施の形態10のものと同じであるた
め、その説明は省略する。
動画/音声による通常のテレビジョン放送と、該テレビ
ジョン放送と同じチャネルにデータ放送サービスが同包
されて放送されている場合に、視聴者がデータ放送サー
ビス視聴のために、操作リモコン63からチャネル選局
およびデータ放送サービスの視聴指示を行うと、テレビ
放送受信装置51では、受信管理部52を介して、伝送
路復号処理部53にチャネル選局情報を通知し、かつT
S復号処理部54とデータ放送サービス再生部55にデ
ータ放送表示を指示する。
部53より転送される該当チャネルのデータを伝送路復
号したMPEG2−TSパケットからデータ放送サービ
ス用のデータを取出して、受信データ解析部56に転送
する。受信データ解析部56では、TS復号処理部54
から出力されるデータ放送サービス用のデータから、先
頭モジュールであるモジュール−0データを取出してフ
ァイルにし、該ファイルが合成ファイルの場合は合成フ
ァイル分解部58で元のファイルにして、受信ファイル
格納部66に格納する。
受信ファイル格納部66から、コンテンツ先頭シーンの
XMLファイルである、“startup.xml”を
読み出して、内容解析を始め、該XMLファイルから外
部参照されるメディアファイルをメディアデコーダ部6
1でデコードさせる等、再生処理を行い、OSD処理部
62を介してテレビモニタ65に表示させる。
生制御部59は、これを再生準備処理部68に対してシ
ーン再生完了通知69を通知する。
備処理部68は、次モジュールの読み込みを受信データ
解析部56に指示する。この次モジュール読み込み指示
により、受信データ解析部56は先頭シーンのためのフ
ァイルを再生して受信ファイル格納部66に格納したの
と同様に、次シーンのためのファイルを再生して受信フ
ァイル格納部66に格納する。
納部66に格納された次シーンのXMLファイルを読み
出して、内容解析を始め、該XMLファイルから外部参
照されるファイルが受信ファイル格納部66に正常に格
納されているかを確認する。ここで、外部参照ファイル
などが不足したり、異常状態である場合は、受信データ
解析部56にファイル名を指定したファイル読み込みを
指示し、指示された次シーンの再生がすぐ実行できるよ
うに準備する。
制御部59は再生準備処理部68に対し先頭シーンの再
生処理の終了を示すシーン再生完了通知69を通知し、
このシーン再生完了通知69により再生準備処理部68
は次モジュールの読み込みを受信データ解析部56に指
示するようにしたので、視聴者から次シーンの再生が指
示された場合、該当のファイルの読み込みを始めること
なく再生処理を行うことができ、再生処理時間を短縮す
ることができる。
て、コンテンツの最終シーンを再生しており、また同一
チャネルに別のデータ放送サービス番組が同包されてい
る場合、実施の形態10および11の技術によって、次
シーンとして別のデータ放送サービスの先頭シーンの再
生準備をするものでもよい。
び11では、視聴者からの要求前に予想されるデータ放
送サービスのシーンを先読みしておく方法について示し
たが、本実施の形態12では、これら先読みが完了した
場合に視聴者に対して、データ放送サービス表示の準備
ができたことを通知する方法について説明する。
ビス受信装置およびその方法の機能を付加したテレビ放
送受信装置51を使用したデータ放送受信システム80
の実施の形態12のブロック図である。図19におい
て、70はテレビ放送受信システム80から視聴者に対
して、処理状態や異常時の警報を通知するマークやメッ
セージをテレビモニタ65に表示するためのマーク表示
処理部であり、その他は図18に示す実施の形態11と
同じである。
は、実施の形態10,11のように、視聴者からのデー
タ放送サービス視聴指示の予想される次シーンのファイ
ルを受信データ解析部56が再生して、受信ファイル格
納部66に格納し、再生準備処理部68がXMLファイ
ルの内容解析を行い、データ放送サービス再生部55
は、該当シーンの再生準備が整った時点で受信管理部5
2にこれを通知する。
0に対して該再生準備完了通知を転送し、これにより、
マーク表示処理部70は再生準備完了マークを生成して
OSD処理部62に転送し、テレビモニタ65に該再生
準備完了マークを表示させる。これにより、データ放送
サービスの再生準備が終わったことを視聴者に通知する
ことができる。
ば、前記実施の形態10,11のように視聴者指示より
も先にデータ放送サービスの読み込みを行って、再生準
備が完了した際、マーク表示処理部70が再生準備完了
マークを生成してテレビモニタ65に表示させるように
したので、再生準備の完了を視聴者に通知することがで
き、より使いやすいユーザインタフェースを提供でき
る。
10,11,12のテレビ放送受信システムでは、デー
タ放送用のファイルのみで構成されるデータ放送サービ
スについて、その受信方法を示したが、本実施の形態1
3では、データ放送サービスに関連した動画や音声など
のメディアデータが放送されている場合のデータ放送サ
ービス受信システムにおける受信再生方法について説明
する。このメディアデータは、動画/音声から構成され
る通常のテレビジョン放送を含むものである。
ディアデータが関連付けられたデータ放送番組を含むチ
ャネル内番組編成の一例を説明する。デジタル放送サー
ビスは、伝送帯域の大容量化により、ビデオ・音声・デ
ータ放送などから構成される番組を複数番組を1つのチ
ャネルに多重して伝送可能である。
すあるチャネルの編成情報の一例である。図において、
番組番号1、2、3の3番組があり、番組番号=“1”
には、3つのコンポーネントで構成され、ビデオ、音
声、その他データの3種類のストリームをコンポーネン
ト番号で識別して伝送されている。(このうち「その他
データ」とは、データ放送サービスのためのカルーセル
伝送方式を用いたストリームをさす。)デジタル放送サ
ービスでは、このような番組本数/番組番号/コンポー
ネント番号/ストリーム種別などの放送データの構成を
明確にするためのストリーム構成情報を各種メディアス
トリームと共に多重伝送することで、受信機での視聴者
の要求に従った番組の受信再生を実現している。
ィアデータをデータ放送サービスに関連付けるための方
法について、図21を用いて説明する。図21は、従来
技術のところで説明した図25と同じXMLファイル
“startup.xml”の例であり、図20におけ
る番組番号=“1”の番組において、データ放送サービ
スから同番組のビデオ(コンポーネント番号=“0
0”)に関連付けするものである。XMLファイルにお
いて、<object>タグで記述されるオブジェクト
のdataにより該当するデータの提供元を示し、ty
peで該データのメディア種別と符号化方式を、wid
thとheightで表示する領域の大きさをそれぞれ
示す。この例では、「コンポーネント番号=”00”
で、MPEG方式符号化を施したビデオを横幅800×
高さ600の大きさに表示」することが記述されてい
る。
ビス受信装置およびその方法の機能を付加したテレビ放
送受信装置51を使用したデータ放送受信システム80
の実施の形態13のブロック図である。図22におい
て、81は受信したメディアデータを格納しながら、メ
ディアデコーダ部61からの該格納したメディアデータ
の読出しを許容するメディアデータ格納部であり、その
他は図3に示す実施の形態3の構成と同じである。尚、
ここでは、図20および図21に示した番組番号=
“1”の例を用いて、視聴者が該データ放送番組を視聴
するために、操作リモコン63からチャネル選局を行っ
た場合について示す。
て操作リモコン63からチャネル選局とデータ放送サー
ビス視聴指示がなされると、受信管理部52を介して、
伝送路復号処理部53にチャネル選局情報を通知し、か
つTS復号処理部54とデータ放送サービス再生部55
にデータ放送表示を指示する。
部53より転送される該当チャネルのデータを伝送路復
号したMPEG2−TSパケットからデータ放送サービ
ス用のデータを取出して、受信データ解析部56に転送
すると共に、データ放送サービス以外のメディアデータ
をその番組番号、コンポーネント番号などのデータ提供
元が分かる情報を付けて、メディアデータ格納部81に
格納する。
タ解析部56では、TS複合処理部54から出力される
データ放送サービス用のデータから、先頭モジュールで
あるモジュール−0のデータを取出してファイルにし、
該ファイルが合成ファイルの合成ファイルの場合は合成
ファイル分解部58で元のファイルにして、受信ファイ
ル格納部66に格納すると共に、再生制御部59のXM
L処理部60に対して、モジュール−0の受信処理完了
を報告する。
部66から、コンテンツ先頭シーンのXMLファイルで
ある、“startup.xml”を読み出して、内容
解析を始め、該XMLファイルから外部参照されるファ
イルが受信ファイル格納部66に正常に格納されている
かを確認する。ここで、外部参照ファイルなどが不足し
たり、異常状態である場合、再生準備処理部68は、受
信データ解析部56にファイル名を指定したファイル読
み込みを指示し、該コンテンツの先頭シーンの再生がす
ぐ実行できるように準備する。
XMLファイル中の<object>タグにより、該デ
ータ放送サービスにはコンポーネント番号=“0”のM
PEG方式符号化を施したビデオのメディアデータへの
関連付けがあることを判断し、メディアデコーダ部61
に該コンポーネント番号=“0”のビデオのデコード処
理を依頼する。また、実施の形態3と同様に該XMLフ
ァイルに記述される静止画などのメディアファイルを受
信ファイル格納部66から順次読み出して、メディアデ
コーダ部61に転送し、デコードさせる。
述(図21の例では、参照するスタイル記述ファイルs
tyle.cssの記述)に従った表示スタイルによ
り、画面構造をOSD処理部62に通知して、メディア
デコーダ部61からのデコードされたメディアデータを
表示させることで、テレビモニタ65に関連付けされた
メディアデータを含むシーン1の画像が表示される。
ィアデータ格納部81を設けて、データ放送サービスに
関連した動画や音声などのメディアデータも受信して格
納するようにしたので、データ放送サービスと関連した
メディアデータもそのデータ放送サービスと共に再生表
示することができる。
テム80において、メディアデータのみによるテレビジ
ョン放送を表示する際は、TS複合処理部54がメディ
アデータ格納部81に格納するのと同時に、メディアデ
コーダ部61がメディアデータ格納部81より、格納中
のメディアデータを読み出して、デコードし、OSD処
理部62を介してテレビモニタ65に表示することで実
現する。
放送サービスにおいてメディアデータとの関連付けを行
う一例として、同一番組のメディアデータの場合を示し
たが、関連付けられたメディアデータを受信機において
判別できるものであれば、どのようなものでもよく、同
一チャネル内の別番組のメディアデータや、別チャネル
のメディアデータ、放送時間帯がデータ放送サービスと
異なる場合、インターネットなどの異なる伝送手段を追
加し、該伝送手段を介して伝送されるもの、CDやDV
Dといったパッケージ化されたリムーバブルなメディア
等でもよい。
ータへの関連付けを行う方法として、番組を構成するコ
ンポーネントに付けられたコンポーネント識別番号を用
いるものを示したが、必要なメディアデータへの関連付
けができるものであれば、どのような方法でもよく、コ
ンポーネント情報、提供元情報、番組番号、提供形態な
どの識別情報を適宜組み合わせる方法でもよい。
サービスとメディアデータとの間に再生同期を特に必要
としない場合について示したが、何らかの手段によっ
て、再生同期をとるものでもよい。
ビ放送受信装置内にメディアデータを格納する格納部を
内蔵するものを示したが、TS複合処理部、メディアデ
コーダからメディアデータ用の領域としてアクセスでき
るものであれば、どこに設置されるものでもよく、テレ
ビ放送受信装置に外部接続して増設された蓄積媒体等で
もよい。
4,5,6,8,および9のデジタル放送システムにお
いては、1つのデータ放送番組内について、共用ファイ
ルを検出して、複数回送付しないようにしたものを示し
たが、本実施の形態14では、複数のデータ放送番組に
ついて共通するファイルを検出して、複数回送付しない
ようにするものについて説明する。
ータ放送番組を1つのMPEG2−TSパケットとして
多重して放送することが可能である。そのような場合、
複数のデータ放送番組間でファイルの共有を行うことも
可能である。
国内標準規格 ARIB STD−B24 1.1版
『デジタル放送におけるデータ符号化方式と伝送方式』
第二編 「9.2 名前空間」の項などに示されるよ
うな方法により、他のデータ放送番組に含まれるファイ
ルを利用可能となる。
ァイルを参照するための方法の一例について、本実施の
形態14における番組構成を示す図30を用いて説明す
る。図では、TS識別番号=“101”の1つのMPE
G2−TSパケットに、番組番号=“1”と番組番号=
“2”の2つのデータ放送番組があり、それぞれ静止画
ファイル“summit.png”を使用するようにな
っている。ただし、当該のデジタル放送システム1内で
使用されるデータ放送サービスのファイルは、コンテン
ツ先頭ファイルの“startup.xml”を除い
て、番組制作者によってユニークに名称を管理、指定さ
れるものとする。
番号であるTS識別番号=“101”で番組番号=
“2”、コンポーネント番号=“00”のXMLファイ
ル“startup.xml”から、TS識別番号=
“101”,番組番号=“1”,コンポーネント番号=
“02”に含められる“summit.png”を参照
する方法は、参照先を識別可能にするため、TS識別番
号,データ放送番組の番組番号,使用ファイル名を“d
ata://101.1/02/summit.pn
g”のように列挙して示す。
ビス送出装置2およびその方法を使用したデータ放送受
信システムの実施の形態14のブロック図である。図2
9において、201および202はそれぞれ1番組分の
データ放送番組のファイルを格納する入力ファイル格納
部(a)および入力ファイル格納部(b)、203は複
数のデータ放送番組に含まれる複数のファイルから、双
方の番組に共通する番組間共通ファイルを検出するデー
タ放送番組間共通ファイル検出部、204はデータ放送
番組間共通ファイル検出部203で番組間共通ファイル
を検出することによって、XMLファイル中からのファ
イル参照方法を修正するファイル内容編集部であり、そ
の他は図1に示す実施の形態1の構成と同じである。
いて説明する。番組制作者が番組番号=“1”と番組番
号=“2”の2つのデータ放送番組の放送コンテンツを
入力すると、番組番号=“1”の放送コンテンツは入力
ファイル格納部(a)201に入力され、番組番号=
“2”の放送コンテンツは入力ファイル格納部(b)2
02に入力される。
号=“1”の先頭ファイルである“startup.x
ml”の一例を図31に示し、番組番号=“2”の先頭
ファイルである“startup.xml”の一例を図
32に示す。図31および図32において、“summ
it.png”は、<img src=“summi
t.png ・・・>と記載され、同一番組の1ファイ
ルとして参照されている。
ービス送出管理部3より入力ファイル選択部6に対して
入力ファイル格納部(a)201からの入力ファイル転
送を指示されると、該入力ファイル格納部(a)201
に格納される1コンテンツ分のファイルを読込んで送出
ファイルとすると共に、番組番号=“1”をコンテンツ
番号とし、コンポーネント番号およびシーン構成と共に
コンテンツ管理データを生成し、送出ファイルとコンテ
ンツ管理データを送出ファイル格納部5に格納する。
放送サービス送出管理部3より入力ファイル選択部6に
対して入力ファイル格納部(b)202からの入力ファ
イル転送を指示されると、該入力ファイル格納部(b)
202に格納される1コンテンツ分のファイルを読込
み、データ放送番組間共用ファイル検出部203で番組
番号=“2”のファイル構成を該先に生成した番組番号
=“1”のコンテンツ管理データと照合して、2つのデ
ータ放送番組に共通する番組間共用ファイルの有無を検
出する。
203における番組間共用ファイルの検出では、全ての
コンテンツの先頭ファイルを示す“startup.x
ml”を除いた他のファイルについて、先に送出ファイ
ル化処理したコンテンツのコンテンツ管理データにより
同一ファイル名のファイルの有無を照合する。これによ
り、図30の例では、データ放送番組間共用ファイル検
出部203において、“summit.png”が番組
間共用ファイルと検出される。
テンツの中から検出された番組間共用ファイル“sum
mit.png”を消去すると共に、ファイル内容編集
部204に対し、該検出結果と当該コンテンツ内のファ
イル内容の確認および編集を通知する。
組番号=“2”のデータ放送番組ののファイルのうち、
全てのXMLファイル(拡張子“.xml”のファイ
ル)について、内容を解析し、番組間共用ファイルとし
て検出された“summit.png”という文字列を
検索して、番組番号=“1”に含まれる“summi
t.png”を参照できるように置換する。図32の例
では、<img src=“summit.png”・
・・>から、<img src=“data://10
1.1/02/summit.png”・・・>に置換
する。
テンツの全てのXMLファイルの内容確認および編集処
理が終わると、入力ファイル選択部6では実施の形態1
と同様に当該コンテンツを送出ファイルとすると共に、
番組番号=“2”をコンテンツ番号とし、コンポーネン
ト番号およびシーン構成と共にコンテンツ管理データを
生成し、送出ファイルとコンテンツ管理データを送出フ
ァイル格納部5に格納する。
の形態1と同様に、送出ファイル格納部5に格納される
コンテンツを読み出して、しかるべき処理を行って放送
波17として放送される。
送サービス送出装置2を利用したデジタル放送システム
1では、同時に放送される複数のデータ放送番組で同一
のファイルを共用する場合、その共用ファイルを1つの
データ放送番組に含めて放送することにより、1つのM
PEG2−TSパケットの伝送データを削減できる。
組が2番組の場合について示したが、同様の方法を用い
て3以上の複数の番組に対応可能である。
タ放送番組のコンテンツを格納する入力ファイル格納部
をデータ放送番組毎に2つ別々に設置するものについて
示したが、データ放送サービス送出装置において、番組
毎に区別ができればよく、同一の入力ファイル格納部に
複数のデータ放送番組を入力し、格納場所を別途示すよ
うな方式でも良い。
信ファイルを1つの送信ファイル格納部に格納し、1つ
のファイル読出部で読み出すように構成したが、番組毎
にファイルの格納と読出処理を実現できれば、どのよう
な構成でもよく、番組数分の送出ファイル格納部や、番
組数分のファイル読出部があるような場合などでもよ
い。
デジタル放送システムにおいては、複数のデータ放送番
組について、共通する番組間共用ファイルを検出し、1
つのデータ放送番組にのみ含めて、複数回送付しないよ
うにしたものを示したが、本実施の形態15では、番組
間共用ファイルだけのデータ放送番組を編成して、複数
回送付しないようにするものについて説明する。
形態14と同様にデータ放送サービス送出装置2および
その方法を使用したデータ放送システム1として図29
を用い、また番組構成は図30、および番組番号=
“1”のデータ放送番組の番組制作者によって入力され
る先頭ファイルは図31、番組番号=“2”のデータ放
送番組の番組制作者によって入力される先頭ファイルは
図32を用いる。
いて説明する。上記実施の形態14と同様に、番組制作
者が番組番号=“1”と番組番号=“2”の2つのデー
タ放送番組の放送コンテンツを入力すると、番組番号=
“1”の放送コンテンツは入力ファイル格納部(a)2
01に入力され、番組番号=“2”の放送コンテンツは
入力ファイル格納部(b)202に入力される。
ービス送出管理部3より入力ファイル選択部6に対して
入力ファイル格納部(a)201からの入力ファイル転
送が指示され、該入力入力ファイル格納部(a)201
に格納される1コンテンツ分のファイルを読込んで送出
ファイルとすると共に、番組番号=“1”をコンテンツ
番号とし、コンポーネント番号およびシーン構成と共に
コンテンツ管理データを生成し、送出ファイルとコンテ
ンツ管理データを送出ファイル格納部5に格納する。
送サービス送出管理部3より入力ファイル選択部6に対
して入力ファイル格納部(b)202から入力ファイル
転送が指示され、該入力ファイル格納部(b)202に
格納される1コンテンツ分のファイルを読込み、データ
放送番組間共用ファイル検出部203で番組番号=
“2”のファイル構成を該先に生成した番組番号=
“1”のコンテンツ管理データと照合して、2つのデー
タ放送番組に共通する番組間共用ファイルの有無を検出
する。これにより、上記実施の形態14と同様に、番組
間共用ファイルとして“summit.png”が検出
される。
共用ファイルを送信するデータ放送番組(以下、全番組
間共用番組という)として番組番号=“0”を編成し、
番組間共用ファイル“summit.png”を番組番
号=“0”にコピーし、番組番号=“1”および番組番
号=“2”から削除すると共に、ファイル内容編集部2
04に対し、該検出結果と当該する番組番号=“1”お
よび番組番号=“2”のコンテンツ内のファイル内容の
確認および編集を通知する。ただし、番組番号=“0”
は番組間共用番組として常時採番されるものとし、ま
た、本番組間共用番組における番組構造では、コンポー
ネント番号=“00”はビデオ、コンポーネント番号=
“01”は音声、コンポーネント番号=“02”がデー
タ放送とする。
いて、番組番号=“1”および番組番号=“2”の各コ
ンテンツの全てのXMLファイルから、番組間共用ファ
イルである“summit.png”という文字列を検
出して、該全番組共用番組の番組共用ファイルを参照す
るため、<img src=“summit.png”
・・・>から<img src=“data://10
1.0/02/summit.png”・・・>に置換
する。
ル内容編集部204での番組番号=“1”および番組番
号=“2”のすべてのXMLファイルの内容確認および
編集処理が終わると、番組番号=“0”,番組番号=
“1”,および番組番号=“2”の各データ放送番組の
コンテンツを送信ファイルにすると共に、それぞれに適
切なコンテンツ管理データを生成し、送信ファイルとコ
ンテンツ管理データを送出ファイル格納部5に格納す
る。
の形態1と同様に、送出ファイル格納部5に格納される
コンテンツを読み出して、しかるべき処理を行って放送
波17として放送される。
送サービス送出装置2を利用したデジタル放送システム
1では、複数のデータ放送番組に共通するファイルを全
番組共用ファイル専用の番組として構成することによ
り、1つのMPEG2−TSパケットの伝送データを削
減できる。
ファイルを参照する全てのデータ放送番組の放送が終了
した場合、この全番組共用ファイル専用の番組から当該
ファイルを削除するだけでよい。また複数番組間の共用
ファイルを1つの番組のみに含めて放送すると、該共フ
ァイルを使用する他の番組のために、該共用ファイルを
含む番組の放送時間が終了した後でも放送を続ける必要
が生じ、該共用ファイル以外のファイルも伝送すること
になる。本実施の形態15のデータ放送サービス送出装
置2を利用したデジタル放送システム1により、このよ
うな番組放送時間に左右されずに運用可能となる。
2,4,5,6,8,9,14,および15のデジタル
放送システムにおいては、データ放送サービス送出装置
内で共通する共用ファイルを検出して、複数回送付しな
いようにしたものを示したが、本実施の形態16では、
データ放送番組を制作するためのデータ放送サービス編
集装置において、ファイルを重複させないようにデータ
放送番組を編成するものについて説明する。
よびその方法を使用したデジタル放送システムの実施の
形態16のブロック図である。図33において、205
は番組制作者に対してGUI(Grafical Us
er Interface)によって簡易なデータ放送
番組の制作手段を提供してデータ放送サービスを制作す
るデータ放送サービス編集ソフトウェアを搭載したPC
によるデータ放送サービス編集装置であり、その他は図
1に示す実施の形態1の構成と同じである。
いて、データ放送サービス編集装置205で提供される
GUIの一例として、図34を用いて説明する。図34
において、206はデータ放送サービス編集装置205
のPCに内包されるモニタ、207はデータ放送サービ
ス編集装置205のPCに内包されるマウスポインタ、
208は1つのデータ放送番組に含まれる全てのシーン
概要一覧であるシーンリストを表示し、シーンの追加や
削除などのシーン管理を行うシーンリストウィンドウ、
209はシーンリストウィンドウ208で選択されたシ
ーンの内容を表示し編集するためのシーン編集を行うシ
ーン編集ウィンドウ、210はシーン編集ウィンドウ2
09に静止画を入力可能な静止画ファイルを一覧表示す
る静止画リストウィドウ、211はシーン編集ウィンド
ウ209に入力可能な静止画ファイル以外のオブジェク
トを一覧表示するオブジェクトウィンドウ、212はシ
ーン編集ウィンドウ209に入力されたオブジェクトを
彩色するためのカラーパレットウィンドウである。
情報」のシーン「天気予報」を制作している模様を図示
したものであり、番組制作者がシーンリストウィンドウ
208でシーン番号=“1”からシーン番号=“4”の
シーンを生成し、そのうちのシーン番号=“3”(シー
ン「天気予報」)のシーン編集ウィンドウ209を開い
て、8時間おきの天気予報情報を表示するシーン「天気
予報」を編集しているところである。これらのシーンの
うち、本データ放送サービス編集装置205において
は、シーン番号=“1”を必ず先頭シーンとして扱うも
のとする。シーン編集ウィンドウ209において、0−
8時,8−16時,および16−24時はいずれも『晴
れ』であり、静止画リストウィンドウ210に管理され
る静止画ファイル“sun.png”を引用するため、
静止画リストウィンドウ210の“sun.png”を
マウスポインタ207でシーン編集ウィンドウ209の
適当な位置に3回ドラッグインして配置する。『戻る』
などのボタンオブジェクトは、静止画ファイル“new
sbtn.png”を前記同様にドラッグインした後、
オブジェクトウィンドウ211の“Aボタン”を選択し
て、シーン編集ウィンドウ209にテキスト枠を配置
し、当該テキスト枠にテキストを入力する。
このようなデータ放送番組の編集作業の間、図35に示
すコンテンツ内ファイル管理情報のように、1つのコン
テンツのシーン構成やシーン中のファイル構成、配置、
およびオブジェクトの大きさなどの情報を管理してい
る。図35の例では、シーン番号静止画ファイル“su
n.png”はシーン番号=“3”に3回使われ、静止
画ファイル“newsbtn.png”はシーン番号=
“3”に3回とシーン番号=“2”に1回使われてい
る。
を完了した時点で、オブジェクトウィンドウ211の
“コンテンツ生成ボタン”を選択すると、データ放送サ
ービス編集装置205は、シーン編集ウィンドウ209
での編集情報に従って全シーンのXMLファイルを生成
して、データ放送システム1内の入力ファイル格納部4
に格納する。この際、データ放送サービス編集装置20
5では、先頭シーンであるシーン番号=“1”のXML
ファイル名は必ず“startup.xml”とし、シ
ーン番号=“2”以降のXMLファイルには、各シーン
番号にXMLファイルの拡張子である“.xml”を付
加した文字列をファイル名として、1つのデータ放送番
組内のXMLファイルを生成する。
は、図35のコンテンツ内ファイル管理情報に基づき、
コンテンツ内で参照したファイルを整理して1種類のフ
ァイルにつき1つのみコピーするようにし、前記XML
ファイルと同様に入力ファイル格納部4に格納する。よ
って、この図35の例では、シーン番号=“3”で3回
使用された“sun.png”はシーン番号=“3”に
含め、およびシーン番号=“2”とシーン番号=“3”
の2シーンで4回使用された“newsbtn.pn
g”はシーン番号=“2”に含めて、当該コンテンツ内
で1つづつファイルコピーされることとなる。以降、上
記実施の形態1などと同様に、データ放送サービス送出
装置において、入力ファイル格納部4のデータ放送番組
のコンテンツを読み出して送出ファイルにし、しかるべ
き処理を行って放送波17として放送される。
送サービス編集装置205を利用したデジタル放送シス
テム1では、1つのシーン内や1つのコンテンツ内で使
用される参照ファイルが複数回使用された場合であって
も、当該コンテンツに1ファイルのみ含めるようにする
ため、ファイル構成を冗長させることがなく、コンテン
ツのデータ量を削減することができる。
ービス編集装置をデータ放送サービス編集ソフトウェア
を搭載したPCとして記載したが、データ放送サービス
を制作する機能のあるものであれば、どのようなもので
もよく、専用のハードウェアを持つものでもよい。
ンリストウィンドウ,シーン編集ウィンドウ,静止画リ
ストウィンドウ,オブジェクトウィンドウ,およびカラ
ーパレットを用いてデータ放送番組のコンテンツ編集を
行うものを示したが、番組制作者がコンテンツを編集す
る機能を有するものであれば、どのようなものでもよ
く、1つのウィンドウに全機能が含まれているものや、
PCのメニューバーから選択をするもの、PCのディレ
クトリ表示から直接ドラッグインするような方式なども
よい。
タ放送番組において共有ファイルを重複させないものに
ついて示したが、同様の方法で複数のデータ放送番組に
おいて共有ファイルを重複させないようにするものでも
よい。
は1つのデータ放送番組を構成するファイルを重複しな
いようにしたものを示したが、複数のシーンを構成する
1つのデータ放送番組内において、共通する動画/音声
/静止画/テキスト等のオブジェクトの表示属性情報を
重複させないようにしたデータ放送サービス編集装置に
ついて説明する。
上記実施の形態16と同じ図33を用いる。
がデータ放送サービス編集装置205のGUIを利用し
て、複数のシーンで構成されるデータ放送番組を生成す
ると、データ放送サービス編集装置205において該デ
ータ放送番組に含まれる全てのオブジェクトについてス
タイル記述を確認し、同じ内容のスタイル記述があれ
ば、これらを1つのスタイル記述とし、該データ放送番
組内において共用スタイル記述ファイルとして構成す
る。
てスタイル記述を重複しないように番組を制作すること
が可能となる。
2,4,5,6,8,9,14,15,16,および1
7のデジタル放送システムでは、放送するデータ放送番
組のコンテンツデータ量を削減したり、送出頻度の最適
化を行うなどして、伝送帯域を有効に活用可能なシステ
ムについて示したが、本実施の形態18では、放送中の
番組に有効な付加情報をリアルタイムに付け替えて視聴
者に提供するものについて示す。
されている試合の情報の他、対戦中のチームの成績、試
合に登場している選手の情報など、多様な情報が見たい
という要求がある。このような視聴者要求に対しては、
放送予定の映像および音声による番組について、関連す
る各種情報に関連情報番号をつけてデータ放送番組とし
て編成して用意しておき、放送に際しては映像および音
声の放送に加えて、該データ放送番組も同時に繰り替え
し放送し、放送局にて必要に応じて関連情報番号だけを
放送することで対応可能である。(例えばプロ野球中継
で、受信機モニタに表示中の投手の成績などを容易に見
ることができる。)この関連情報番号等の少ない情報を
インデックスとし、受信機で割り込みイベントとして扱
うことにより、指定インデックスのシーンやコンテンツ
が表示される。
送付する手段として、ISO/IEC 13818−6
DSM−CC 「8.Stream Descrip
tors」やARIB B−24 1.1版 第3編
「第7章 イベントメッセージ伝送方式」に規定されて
いる。
の方法を使用したデジタル放送システムの実施の形態1
8のブロック図である。図17において、213は例え
ば図37に示すような簡易なGUIによって、放送番組
の関連情報番号などのインデックスを入力して、インデ
ックスをイベント情報パケットとして生成して、データ
放送サービス送出装置2の伝送処理部8のカルーセル化
部9に出力するインデックス情報生成装置であり、その
他はその他は図1に示す実施の形態1の構成と同じであ
る。
いて、インデックス情報発生装置213のGUIの一例
である図37を用いて説明する。図37において、21
4は番組放送のために予め用意した関連情報とその関連
情報番号を一覧として示し、マウスポインタで当該する
関連情報番号欄を選択して、右下にある“送信ボタン”
をクリックすることで関連情報番号をイベントとして放
送するインデックス入力ウィンドウである。また、これ
らの関連情報は、放送に先立ち、関連情報番号を各内容
の先頭シーン表示のためのインデックス情報として付加
した全ての関連情報内容を1つのデータ放送番組として
構成して、入力ファイル格納部4に格納しておき、映像
および音声による放送に際して、同時に放送される。
チームB”戦でK選手に打順が回る場面で、放送局で
は本インデックス情報発生装置213のGUIを用い
て、K選手に関連する付加情報を送付するため、マウス
ポインタで図37のK選手に該当する関連情報番号=
“131”の欄を選択して、“送信ボタン”をクリック
する。これにより、インデックス情報発生装置213に
おいて、インデックス=“131”の情報を含めたイベ
ント情報パケットを生成して、データ放送サービス送出
装置2のカルーセル化部9に転送する。
情報パケットをモジュール化およびデータブロック化を
行い、TS化部10でMPEG2−TSパケット化し、
多重化部11でパケット多重して、伝送路符号化処理部
12で適当な伝送路符号化を行った後、放送局アンテナ
16を介して、放送波17として放送される。
クス情報生成装置213を利用したデジタル放送システ
ム1では、映像および音声などと同時に放送される各種
関連情報へのインデックスをリアルタイムに変更可能で
ある。また、変更間隔も放送局側の指示で自由に変更で
き、視聴者に対して、より詳細で、より便利な放送サー
ビスの提供が可能となる。
情報生成装置で生成したイベント情報パケットをデータ
放送サービス送出装置のカルーセル化部に入力する場合
を示したが、TSパケット化されて他の放送サービスと
共に多重化され放送波として放送されればよく、インデ
ックス情報生成装置からデータ放送サービス送出装置の
送出ファイル格納部に入力されるものや、インデックス
情報発生装置内でTSパケット化処理を行って、多重化
部に入力するものでもよい。
て、繰り返し送出されても、1回のみ送出されるもので
もよい。
放送でリアルタイムにインデックス情報を生成するもの
を示したが、音声および映像などの放送番組についての
インデックス情報を生成するものであれば、どのような
場合でもよく、例えば既存の映像および音声などからな
る放送番組にインデックス情報をつけるようなものや、
視聴者が自分で録画した放送番組にインデックス情報を
付けるようなものでもよい。
インデックス情報生成装置を利用したデジタル放送シス
テムにおいては、映像および音声による1つの放送番組
についての関連情報へのインデックス情報をリアルタイ
ムに生成して送出するものについて説明したが、インデ
ックス情報生成装置では別番組の関連情報のインデック
ス情報をリアルタイムに生成して送出するものについて
示す。
時に複数の試合が行われている。チャネル−1を視聴中
の視聴者が、チャネル−2で放送されている試合につい
て、得点が入った時やホームランが出た時などのトピッ
クスについて情報だけでも知りたいという要望がある。
このような視聴者要求に対しては、チャネル−2の番組
関連情報へのインデックス情報に本番組用と裏番組用の
2種類を生成して本番組用インデックス情報はチャネル
−2に含めると共に、裏番組用インデックス情報のイベ
ント情報パケットをチャネル−1の番組に含めて放送す
ることにより、実現可能である。
いて説明する。図38はインデックス情報発生装置21
3を利用したデジタル放送システム2のブロック図であ
り、図38において、2aはチャネル−2用のデータ放
送サービス送出装置であり、装置内部の構成はデータ放
送サービス送出装置2に同じで、データ放送サービス送
出装置2およびデータ放送サービス送出装置2aで2つ
のチャネルのデータ放送サービスを送出する。また、そ
の他については、図36に同じである。
ックス情報生成装置213のGUIの一例として、図3
9を示す。図39において、215は該当する番組であ
る本番組用のインデックス情報の他に、別の番組として
放送される裏番組にて使われるインデックス情報も生成
するための裏番組対応インデックス入力ウィンドウの一
例である。該裏番組対応インデックス入力ウィンドウ2
15の下部に示される“本番組送信ボタン”および“全
番組送信ボタン”は、マウスポインタ207に選択され
た関連情報番号をそれぞれ、“本番組送信ボタン”は本
番組のみに送出し、“全番組送信ボタン”は表と裏の全
番組に対して送出するボタンである。また、関連情報番
号欄について、関連情報番号=“998”は『チームA
1点追加』で、関連情報番号=“999”は『チーム
B 1点追加』として、全番組で共通に使用される番号
とする。
よびチャネル−2でが放送される際、放送に先立ち、チ
ャネル−1ではチャネル−1用の詳細な番組関連情報と
チャネル−2用の番組トピックス関連情報の2つの情報
に、それぞれ関連情報番号をつけてデータ放送サービス
を用意しておき、チャネル−1の映像および音声の放送
開始と一緒に当該データ放送サービスも放送する。(こ
こでチャネル−2にチームAvsチームB戦が放送され
るものとする。)
攻撃中、打席がK選手に回った場合、この情報は通常の
試合の流れであり、裏番組にまで通知するほどのトピッ
クスではないため、上記実施の形態18と同様に、イン
デックス情報生成装置213において、マウスポインタ
207で裏番組対応インデックス入力ウィンドウ215
の関連情報番号=“131”を選択し、“本番組送信ボ
タン”をクリックする。
13は、関連情報番号=“131”の情報を含めたイベ
ント情報パケットを生成し、チャネル−2を放送中のデ
ータ放送サービス送出装置2のカルーセル化部9に転送
し、データ放送サービス送出装置2でしかるべき処理を
行って放送波17として放送される。
ムBに1点入った場合、得点があったことは本番組だけ
ではなく、裏番組も含めた全番組に通知すべきトピック
スであるため、インデックス情報生成装置213におい
て、マウスポインタ207で裏番組対応インデックス入
力ウィンドウ215の関連情報番号=“999”を選択
し、“全番組送信ボタン”をクリックする。
13は、関連情報番号=“999”を含めたイベント情
報パケットを生成し、チャネル−1およびチャネル−2
を放送中のデータ放送サービス送出装置2のカルーセル
化部9に転送し、データ放送サービス送出装置2でしか
るべき処理を行って放送波17として放送される。
ックス情報生成装置213を利用したデジタル放送シス
テム1では、1回のインデックス情報送信の入力で、当
該番組への詳細な関連情報を提供すると共に、裏番組に
も選択的にかつ簡易な関連情報を提供可能となる。
番組送信ボタン”および“全番組送信ボタン”の2つの
送出ボタンを設けたが、1回の入力で本番組は詳細情報
の提供を行い、裏番組にはより簡便な内容の情報提供を
行うものであればどのようなものでもよく、各関連情報
に予め提供レベルを設定しておき、番組担当者からの情
報送信の指示により、該提供レベルに従って情報提供先
を決めるような処理構成でもよい。
組送信ボタン”を追加し、本番組では映像および音声で
提供される情報について、裏番組ではデータ放送サービ
スでの情報提供を行えるようにしたものでもよい。
19のインデックス情報生成装置を利用したデジタル放
送システムでは1つの時点を示すためのインデックスを
生成するものを示したが、本実施の形態20では、時間
を示すインデックスを生成するものについて説明する。
選手が打席に入っている間だけ見たいという要望があ
る。このような視聴者要求に対しては、インデックス情
報に開始時点および終了時点の時刻を入れ、該当の時間
を示すように指定する。
いて説明する。本実施の形態20におけるインデックス
情報発生装置213を利用したデジタル放送システム2
のブロック図は、上記実施の形態18と同じ、図36を
用い、このような時間を示すインデックスを生成するた
めのGUIの一例として、図40を用いる。図40にお
いて、216は時間を示すインデックスを生成するイン
デックス対応入力ウィンドウである。
者がインデックス情報発生装置213のマウスポインタ
207で、時間インデックス対応入力ウィンドウ216
のK選手の行のインデックス区間欄の“開始ボタン”を
クリックする。これにより、インデックス情報発生装置
213では、当該する関連情報番号=“131”に、現
在の時刻を開始時刻として付加してインデックス情報と
して記憶すると共に、アクティブだった“開始ボタン”
をディセーブル(クリック入力不可の状態)にして、そ
の替わりに“終了ボタン”をアクティブ(クリック入力
可の状態)にする。
組担当者がマウスポインタ207で、K選手の行の“終
了ボタン”をクリックする。これにより、インデックス
情報発生装置213では、関連情報番号=“131”に
開始時刻を付けて先に記憶したインデックス情報に、現
在の時刻を終了時刻として付加して、イベント情報パケ
ットとして、上記実施の形態18および18と同様に、
カルーセル化部9に転送し、データ放送サービス送出装
置2でしかるべき処理を行って放送波17として放送さ
れる。
クス情報発生装置213を利用したデジタル放送システ
ム1では、関連情報番号と共に当該内容の開始時刻およ
び終了時刻を提供可能となる。
区間の開始と終了の際、開始ボタンおよび終了ボタンを
マウスポインタでクリックして入力するものを示した
が、開始および終了時刻を簡易に入力可能で、それらと
関係するインデックスの情報が分かるものであれば、ど
のようなものでもよい。
デジタル放送システムから放送される番組を受信するデ
ジタル放送受信システムでは、番組に含まれるインデッ
クス情報に従って、映像および音声と、それらの関連情
報を提供するデータ放送サービスによって、必要なとき
に必要な詳細情報を見ながら、番組を視聴することがで
きるようになる。
を有するデジタル放送受信システムにおいては、インデ
ックス情報に従って、個人の好みの場面を選択的につな
げて視聴する場面選択視聴をすることが可能となる。
19、20のデジタル放送システムでは、インデックス
情報生成装置を利用して、リアルタイムにインデックス
情報を生成するものについて示したが、本実施の形態2
1では生成したインデックス情報を特定の視聴者に対し
て、限定的に提供するデジタル放送送受信システムにつ
いて説明する。
のデジタル放送システムで放送される番組をデジタル受
信システムで蓄積(録画)すると、番組に内包されるイ
ンデックス情報を用いて、視聴者の好きな部分だけを抜
き出して再生することが可能となる。これでは番組制作
者および放送局側の意図に反した視聴もなされることが
あるため、このようなインデックス情報に暗号化して、
特定の視聴者に対してだけ、限定的に開示するサービス
の提供が必要となる。
ル放送送受信システムのうち、まずデジタル放送システ
ムの動作について説明する。図41は、このような暗号
化されたインデックス情報を提供するデジタル放送シス
テムのブロック図である。図41において、217は入
力データを指定された暗号化鍵で暗号化して出力する暗
号化部であり、その他は図36に同じである。
て、簡単に説明する。例えば、ARIB STD−B2
5 「BSデジタル放送限定受信方式」に記載されるよ
うなものがある。番組の情報を基本の暗号化鍵であるス
クランブル鍵で暗号化し、スクランブル鍵と契約内容等
の個別情報を含めた制御情報と共に、ワーク鍵で暗号化
して、放送波としてしかるべき処理を行なって放送す
る。
視聴するためには、契約情報等のカードIDを格納する
ICカードをテレビ放送受信装置に挿入して、このカー
ドID内のカードIDによりワーク鍵相当の暗号解読を
し、番組情報と一緒に放送されるスクランブル鍵を入手
し、入手したスクランブル鍵で番組情報を暗号解読する
ことで実現される。
に、インデックス情報生成装置213で映像,音声,お
よびデータ放送サービスに関するインデックス情報を生
成する。該生成したインデックス情報を暗号化部217
に転送し、暗号化部217で予め設定される暗号化鍵で
転送されたデータであるインデックス情報を暗号化して
出力する。次に暗号化部217の出力をカルーセル化部
9に転送し、上記実施の形態18、19、20と同様
に、しかるべき処理を行い放送波17として放送する。
システム80において、上記暗号化されたインデックス
情報を含む放送番組の視聴の方法について説明する。図
42は、本実施の形態21におけるテレビ放送受信シス
テム80のブロック図であり、218は契約情報等のカ
ードIDを格納するICカードであり、このICカード
218をテレビ放送受信装置51に差し込んで使用す
る。219は前記カードIDと放送波に含まれる暗号化
鍵とにより、暗号化された放送番組もしくは放送番組に
含まれる暗号化データなどを解読して、放送番組の再生
を行なう暗号解読部であり、その他は図22に同じであ
る。
放送受信装置51の起動時またはICカード218の挿
入時に、ICカードから受信管理部52および暗号解読
部219にICカード218に格納されるカードIDが
通知される。
3からチャネル番号とデータ放送番組の録画指示がなさ
れると、受信管理部52で当該データ放送番組の録画予
約情報を作成、管理する。
路復号処理部53にチャネル選局情報を通知し、かつT
S復号処理部54とデータ放送サービス再生部55にデ
ータ放送番組の録画を指示する。
部53より転送される該当チャネルのデータを伝送路復
号したMPEG2−TSパケットからデータ放送サービ
ス用のデータを取出して受信データ解析部56に転送
し、またメディアデータにその番組番号、コンポーネン
ト番号などのデータ提供元が分かる情報を付けて、メデ
ィアデータ格納部に格納する共に、スクランブル鍵情報
を含む制御情報を暗号解読部219に転送する。
タ解析部56では、TS複合処理部54から出力される
データ放送サービス用のデータから、当該データ放送番
組のデータ放送サービス全てについてのモジュールを解
析して、ファイルにし、受信ファイル格納部66に格納
する。この時、暗号化されたデータがあると、これを暗
号解読部219に転送する。
合処理部54から転送された制御情報と、放送受信に先
立ちICカード218から転送されたカードIDとによ
り、ワーク鍵相当の暗号解読処理を行なって、スクラン
ブル鍵を再生する。
た暗号化データを該再生したスクランブル鍵を用いて暗
号解読し、カルーセル解析部57に返送する。
19から返送されたデータの内容からデータ放送サービ
スについてのインデックス情報であることを認識する
と、該インデックス情報を契約に基づくインデックス情
報ファイルとして受信ファイル格納部に格納する。
画したデータ放送番組の再生を指示すると、受信管理部
52を介して、データ放送サービス再生部55とメディ
アデコーダ部61に該再生指示を転送する。
処理部59のXML処理部60に該再生指示を通知する
と、まずXML処理部60が受信ファイル格納部66に
アクセスしてファイル構成を確認し、当該のファイルに
視聴契約に基づくインデックス情報ファイルを見つける
と、これを読み出して、インデックスの一覧をOSD処
理部62を介してテレビモニタ65に提示する。
該インデックスから好みの場面の表示を指示する指定場
面表示指示がなされると、受信管理部52を介して、デ
ータ放送サービス再生部55に指定場面表示指示が通知
され、XML処理部60で該インデックスを基に、指定
された場面だけを検索して再生する。
デジタル放送送受信システムを用いることによって、特
定の視聴者に対して、放送番組のうちの見たい場面だけ
の再生を許可することができる。
において、例えば、K選手に関連する場面という指示が
なされると、インデックス情報に『K選手』というキー
ワードが与えられた場面をピックアップし、該放送番組
のうちから当該場面の区間を連続再生することも可能で
ある。
している放送局においても、インデックス情報として、
コマーシャル関連情報を指定するサービスを限定した視
聴者に対して提供可能となる。
て、それぞれ異なるワーク鍵で暗号化し、視聴契約によ
り、視聴者の嗜好に適合するジャンルのインデックス情
報を提供することも可能である。
信システムでは、スクランブル鍵とワーク鍵で暗号化
し、ワーク鍵の解除に相当するカードIDを用いてスク
ランブル鍵を求めて暗号解読するものを示したが、視聴
者を限定して暗号解読を許容するものならば、どのよう
なものでもよく、例えばテレビ放送受信装置の固有番号
をカードIDのものに使う場合や、その他の鍵情報で暗
号化するもの、視聴者にパスワードを入力させるでもよ
い。
装置においては、録画予約された番組をすぐに再生可能
なように、データ放送サービスはファイルに戻して受信
ファイル格納部に格納し、メディアデータはTS複合し
てメディアデータ格納部に格納するものについて示した
が、指定番組の録画ができ、かつインデックス情報に従
う再生ができればよく、放送波をTS復号前の伝送路復
号した出力データを格納し、視聴者の再生指示により、
TS復号処理から始めるものでもよい。
デジタル放送送受信システムでは、デジタル放送システ
ムにて、当該データ放送番組に関する多様な情報を含む
インデックス情報を提供し、テレビ放送受信システムに
て、視聴者の指示に従うキーワードを用い検索を行なえ
るようにしたものを示したが、本実施の形態22では提
供するインデックス情報をジャンル分けして、視聴者毎
に異なるジャンルのインデックス情報を提供するものに
ついて説明する。
えばプロ野球では、チームAファンとチームBファンが
あり、また視聴者毎にひいきの選手が異なる。このため
ある視聴者は『チームA』というチームに関する関連情
報のためのインデックス情報を要望するが、また別のあ
る視聴者は『K選手』という選手個人に関する関連情報
のためのインデックス情報を要望する。本実施の形態2
2では、このような視聴者要求に対して、提供情報をジ
ャンル分けし、視聴者契約に基づいたインデックス情報
提供を行なうようにする。
ル放送システム1の動作について説明する。本実施の形
態22では、ブロック図として上記実施の形態21と同
じ図41を用いる。
報生成装置213において、上記実施の形態18,1
9,20と同様に、放送予定の番組の映像および音声に
関連する付加情報としてデータ放送サービスが用意さ
れ、放送の際に当該インデックス情報生成装置213の
GUIからインデックスを入力する。
報内容に基づき、ジャンル分けし、ジャンル毎に別のイ
ベントとするように構成する。例えば『チームA』とい
うジャンルでは、図37のインデックス入力ウィンドウ
の場合、K選手など選手情報等も含めた関連情報番号=
100番台の情報が該当する。また、『K選手』という
ジャンルでは、図37のインデックス入力ウィンドウの
場合、関連情報番号=“131”のみが該当する。
情報を暗号化部217で、スクランブル鍵で暗号化し、
次にインデックス情報毎に異なるワーク鍵で暗号化し
て、1つの番組に含め、しかるべき処理を行なって放送
波17として放送する。
上記実施の形態21と同様に図42のブロック図を用い
て説明する。放送に先立って視聴契約する際、視聴者毎
に必要とするインデックス情報のジャンルを指定し、こ
れに従うカードIDを格納したICカード218を当該
視聴者に渡し、テレビ放送受信装置51に挿入してお
く。以下では、ジャンルを『K選手』とした例を示す。
受信装置51において、視聴者から録画予約された放送
番組の放送直前に、受信管理部52から伝送路復号処理
部53に伝送路復号処理部53にチャネル選局情報を通
知し、かつTS復号処理部54とデータ放送サービス再
生部55にデータ放送番組の録画を指示する。
部53より転送される該当チャネルからデータ放送サー
ビス用のデータを受信データ解析部56に転送し、また
メディアデータにその番組番号、コンポーネント番号な
どのデータ提供元が分かる情報を付けて、メディアデー
タ格納部に格納する共に、スクランブル鍵情報を含む制
御情報を暗号解読部219に転送する。
合処理部54から転送された制御情報と、先にICカー
ド218から転送されたカードIDとにより、ワーク鍵
相当の暗号解読処理を行なって、スクランブル鍵を再生
する。このとき、このテレビ放送受信装置51の視聴契
約により、『K選手』というジャンルのインデックス情
報を暗号解読するためのスクランブル鍵のみが再生され
る。
タ解析部56では、TS複合処理部54からのデータ放
送サービス用のデータを解析して、ファイルにして、受
信ファイル格納部66に格納すると共に、暗号化された
データを暗号解読部219に転送する。
読したスクランブル鍵を用いて、カルーセル解析部57
から転送された暗号化されたデータのうち、処理可能な
『K選手』というジャンルのデータのみを暗号解読し
て、カルーセル解析部57に返送する。これにより、テ
レビ放送受信装置51では、当該視聴者に対して、『K
選手』というジャンルのインデックス情報を用いた再生
を行なう。
個別の嗜好に応じたインデックス情報を提供することが
できる。
および17のデータ放送サービス編集装置およびその方
法を使用したデジタル放送システムにおいては、データ
放送番組内のファイルや表示属性を重複させないことに
より、伝送量を削減するものについて示したが、本実施
の形態23では、1種類のデータ放送番組を制作して放
送することで、再生環境の異なる複数種類の受信装置で
最適な再生を実現するものについて説明する。以降の説
明において、画素基づくオブジェクト単位をピクセル、
文字のサイズをポイントでそれぞれ示すが、1ポイント
=1ピクセルとして扱うものとする。
設置される20〜30型前後のHDTV(High D
efinition Television)のテレビ
モニタの他、車載される5〜10型までのSDTV(S
tandard Definition Televi
sion)の車載モニタや、画面のより小さい携帯端末
モニタ、そしてPCなどスキャン方式の異なるPCモニ
タなど、画面の縦横比/解像度/色表示方式/スキャン
方式等の異なる再生環境に対応した放送番組を放送可能
になる。
境の違いに無関係に1種類のデータ放送番組を編集する
と、他の再生環境に適応させるように、当該データ放送
番組を変換または修正して、データ放送番組を構成する
ための、本実施の形態23に記載するようなデータ放送
サービス編集装置が必要になる。
システムのブロック図は、上記実施の形態16,および
17と同じ図33を用いる。番組制作者が、データ放送
サービス編集装置205より、テレビモニタをターゲッ
トに、図43のようなデータ放送番組を制作し、車載モ
ニタにも対応するため、図44のような画面構成のデー
タ放送番組に変更する場合について説明する。車載モニ
タでは、テレビモニタに比べると、画面サイズと画面の
縦横比等に違いがあげられる。
タ放送サービス編集装置205は、当該データ放送番組
を車載モニタにも対応させるため、まず画面サイズおよ
び画面の縦横比を1920×1080ピクセルから、8
00×600ピクセルに変更したスタイル情報を生成す
る。
していく。図43 中段の気象画像の部分は、PNG静
止画,矩形,およびテキストの3つのオブジェクトを1
グループとして構成されて、それら4グループが等間隔
に横に並んでいる。データ放送サービス編集装置205
は、6時間毎の3つのオブジェクトをグループと判断
し、グループの最大横幅が矩形の190ピクセルである
ことを算出する。
隔をなくすことにより、中段のオブジェクトは4グルー
プで 190×4=760ピクセル となり、車載モニ
タ用の横幅に入ることを算出すると、各グループの全オ
ブジェクトについて、表示位置情報を変更したスタイル
情報を生成する。
ついて、データ放送サービス編集装置205は、このペ
ージ題名の文字サイズが40ポイントで、文字数はスペ
ース文字を含めて10文字であることから、必要な最小
の横幅が400ピクセルであることを算出する。
字列に必要な最小横幅に少し余裕を持たせて500ピク
セルとし、また表示位置情報を変更したスタイル情報を
生成する。
部分では、データ放送サービス編集装置205は、前記
のとおり、気象画像とページ題名で縦幅を 50+40
0=450ピクセル 使用済みで、残りは 600−4
50=150ピクセル であることとにより、各段の余
裕を引いた約100ピクセルの縦幅しか、気象情報詳細
説明の部分に使用できないことを算出する。
ズが30ポイントであり、当該文字数が78文字となっ
ていること、また使用可能な最大横幅を700ピクセル
とすると、700÷30=23文字/行、78÷23=
3行で余り9文字となる。
文字は4行入らないため、1ランク小さい文字サイズで
ある24ポイントに変換し、また文字サイズを小さくし
た分、横幅も縮めて、650×100ピクセルの矩形に
3行の文字列を入れるようにしたスタイル情報を生成す
る。
組のスタイル情報を、以上のようにして構成した新たな
スタイル情報に変更することにより、車載モニタ用のデ
ータ放送番組を構成することができる。
装置環境に適応した複数のデータ放送番組は、1つの番
組として編成可能であるため、異なる受信装置環境毎に
別の番組を放送する必要がない。
信装置環境が用いるファイルが共用でき、これにより伝
送容量を削減できる。
かったが、表示属性の変更の際、モニタ種別毎に指定さ
れる表示可能範囲についても考慮して算出するものとす
る。
間および行間の幅について記載しなかったが、これらに
ついても考慮して算出するものとする。
データ放送サービス編集装置およびその方法を使用した
デジタル放送システムにおいては、異なる受信装置環境
に適応したデータ放送サービスを行なうため、データ放
送番組に内包されるオブジェクトの表示位置,および文
字のサイズなどを変更した新たな属性表示情報を生成す
るものを示したが、本実施の形態24では、オブジェク
トを縮尺させるもの、シーンを分割するものについて説
明する。
記実施の形態16,17,および23と同様に図33を
用いる。また、番組制作者がデータ放送サービス編集装
置205にて編集した番組の一例は、上記実施の形態2
3と同様に図43を用い、画面サイズ180×200ピ
クセルの携帯端末に対応するために、図45のような画
面構成のデータ放送番組に変更する場合について説明す
る。ここで、当該携帯端末では、文字サイズは12ポイ
ント固定、1画面に10文字×10行=100文字程度
の文字が表示可能とする。
タ放送サービス編集装置205は、上記実施の形態23
と同様に、当該データ放送番組を車載モニタにも対応さ
せるため、画面サイズを180×200ピクセルに変更
したスタイル情報を生成する。
43の上段のページ題名は、12ポイントの文字サイズ
に変更し、背景色は紺のままとするスタイル情報を生成
する。
「0時〜6時」などの4つの時間帯を示す文字列を横並
びに表示できないため、これらと対応する画像を縦列に
配置したスタイル情報を生成する。
7文字が最大で、7文字×12ポイント=84ポイント
であり、180ピクセルの横幅に該文字列に対応する画
像を入れるには、上下左右の余裕を見て、画像を25×
20ピクセル程度にする必要がある。よって、画像の下
に与えられた矩形は非表示設定すると共に、画像サイズ
20×20ピクセルおよび25×20ピクセルとし、端
末での表示の際に縮尺を伴うようなスタイル情報を生成
する。
いては、文字サイズを12ポイントとすると共に、次ペ
ージとして表示させるように、ページ分割させたスタイ
ル情報を生成する。
変更することにより、テレビモニタ用に編集したデータ
放送番組をより画面の小さい携帯端末においても表示す
ることができる。
および24のデータ放送サービス編集装置およびその方
法を使用したデジタル放送システムにおいては、異なる
受信装置環境に適応したデータ放送サービスを行なうた
め、オブジェクトの表示位置や表示時の縮尺、文字サイ
ズを変更するものについて示したが、本実施の形態25
では、内容の異なるオブジェクトを引用させるものにつ
いて説明する。
記実施の形態16,17,および23と同様に図33を
用いる。また、上記実施の形態23と同様に番組制作者
が編集したデータ放送番組の一例として図43を用い、
図46に示すような携帯端末用に変更する場合について
説明する。ここで、当該携帯端末では、上記実施の携帯
24と同様に文字サイズは12ポイント固定、1画面に
10文字×10行=100文字程度の文字が表示可能と
し、これに加えて引用される図形は等倍再生のみで、縮
尺再生はできないとする。
置205にて図43のデータ放送番組を編集する際、図
形等倍再生のみ可能な携帯端末用に、図43に示される
“hare.png”および“harekumo.pn
g”に相当し、ファイル拡張子以外のファイル名が同じ
ファイルをそれぞれ“hare.bmp”(画像サイ
ズ:20×20ピクセル)および“harekumo.
bmp”(画像サイズ:25×20ピクセル)を与え
て、編集作業を完了する。
205では、図45に示すように、テレビモニタ用と携
帯端末用それぞれで引用する図形を別のディレクトリと
して管理する。
の文字サイズやオブジェクト配置などを変更し、スタイ
ル情報を生成する。
る際は、携帯用のディレクトリから当該の画像ファイル
を読み出し、またテレビモニタ用の場合はテレビモニタ
用のディレクトリから読み出して、送出することによ
り、異なる再生環境の端末に適応したデータ放送番組の
放送を実現する。
あれば、どのようなものでもよく、番組引用図形として
異なるファイルを与え、データ放送サービス編集装置で
XMLファイルから該当部分のファイル名を書き換えた
り、XMLファイル中のスクリプトで場合分けして、該
当するファイル名を与えるようにしてもよい。
た場合には、本実施の携帯25で引用する図形を変更す
るのと同様に、図形の内容に相当する文字列を番組制作
者に入力させておき、当該文字列に変更したXML文書
を生成することで、対応可能となる。
24,および25のデータ放送サービス編集装置および
その方法を使用したデジタル放送システムにおいては、
異なる受信装置環境に適応したデータ放送サービスを行
なうため、オブジェクトの表示位置やサイズを変更する
もの、または異なるオブジェクトを引用させるものにつ
いて示したが、本実施の形態26では、予め用意された
テンプレートにより、異なる受信装置環境に対応したデ
ータ放送番組を生成するものについて説明する。
記実施の形態16,17,23,24,および25と同
様に図33を用いる。また、上記実施の形態23と同様
に番組制作者が編集したデータ放送番組の一例として図
43を用いる。
が固定で、内容を更新するようなデータ放送番組につい
て、データ放送サービス編集装置205では、図47に
示すよう示すように、『地方』の欄の『関東』等の可変
な内容部分について、番組制作者にテキスト入力させる
ようにする。
装置205は、XML文書やスタイル情報を生成すると
共に、予め用意される適当な画像ファイルを当てはめて
データ放送番組を生成する。つまり、『予報 0−6』
の欄に入力された『晴れ』というテキストにしたがっ
て、予め用意される“hare.png”等の画像ファ
イルを引用するようにXMLファイルを構成する。
生端末環境に適応したデータ放送番組を構成する。
中に示す内容が更新されるようなデータ放送番組につい
ては、テンプレートを用いることで高速な番組内容の入
力ができ、かつ1種類の入力によって、複数の再生端末
環境に適応したデータ放送番組の構成がより簡易に高速
に行なうことができる。
の可変内容について、番組制作者がテキストを入力する
ものについて示したが、テンプレート化されたものに内
容を入力してデータ放送番組を編集できるものであれば
どのようなものでもよく、例えば選択肢から選ぶもので
もよい。
IB STD−B24では、データ放送サービスのXM
Lファイルにてデータ放送番組から再生環境である受信
装置の番号を取得するAPI(Application
Program Interface)を用意してい
る。
のシーンに共通したファイルについて、再生順序の最も
早いシーンのデータとして送出することにより、データ
伝送を重複せずに送付でき、伝送路における伝送効率を
向上させるという効果がある。
をシーン単位に合成して送付する場合においても、ファ
イルを重複して送付せず、再生順序の最も早いシーンの
みで送出することにより、伝送効率および送出ファイル
数の削減による伝送処理を向上させるという効果があ
る。
放送サービスのファイルを格納するメモリ領域を設け、
該ファイルを使用したシーンの再生後、別のシーンにお
いても、該ファイルの再利用を行うことにより、複数回
使用されるファイルを1度のみ取込めばよく、再生にお
ける時間短縮を実現できるだけでなく、受信装置内のフ
ァイルメモリを有効的に活用できるため、メモリ量を削
減できるという効果がある。
重要度に応じた送出頻度を設定することにより、伝送路
における伝送データ量の一層の削減と、視聴者端末にお
ける再生処理の向上を実現することができる。
データ量を検出して、自動的にデータ量の少ないファイ
ルに比べてデータ量の多いファイルの送出頻度を少なく
設定することにより、伝送データ量を削減するように構
成している。
応じた送出頻度を設定することにより、比較的データ量
の多くなる画像ファイルなどの送出頻度を低くすること
などにより、より効率的なデータ伝送を実現し、かつフ
ァイル種別の重要度によった柔軟な送出頻度の設定を可
能とする。
シーンの再生の際、再生開始から一定時間内に処理でき
たところまでを表示することにより、視聴者を待たせる
ことなく、シーン再生を行うことができ、視聴者に最低
限度の情報提供を早期に行うことができる。
生処理において最初に解析を行うシーン記述ファイルや
スタイル記述ファイルの送出頻度を他のファイルに比べ
て多くすることにより、比較的データ量の多いメディア
ファイルの送出頻度を低く設定できることにより、より
効率的なデータ伝送を行うことができる。また、視聴者
端末からの視聴者からの再生要求にもより迅速に対応可
能となる。
送番組の放送時間遷移に従って、シーン送出頻度を変化
させることにより、より視聴予想に即した有効な伝送を
実現する。
る通常のテレビジョン放送を視聴中の視聴者から、デー
タ放送視聴を指示される前に、該テレビジョン放送のチ
ャネルに同包されるデータ放送サービスの先頭シーンを
読込んでおき、視聴者からのデータ放送サービス視聴指
示の際、すぐに再生することにより、より高速なデータ
放送サービスの視聴を実現している。
要求を受ける前に次シーンや視聴中のチャネルに同包さ
れるデータ放送サービスを読込んでテレビジョンモニタ
への表示準備をするようにし、視聴者からの該サービス
視聴指示の際、すぐに再生できるようにすることによ
り、より高速なデータ放送サービスの視聴とスムーズな
画面遷移を提供することができる。
も先にデータ放送サービスの読み込みを行って、再生準
備が完了した際、これを視聴者に通知するようにするこ
とにより、より使いやすいユーザインタフェースを提供
できる。
ビスだけではなく、メディアデータも蓄積する領域を設
けることにより、データ放送サービスに関連したメディ
アデータを視聴者の必要な時に視聴することが可能とな
る。これにより、録画再生をする場合であっても、デー
タ放送サービスとメディアデータとを一緒に放送受信シ
ステム内に保持管理することで、放送事業者(コンテン
ツ提供者)の意図に添ったデータ放送サービスを再生す
ることが可能となる。
送サービスだけではなく、複数のデータ放送サービスに
共通するファイルを重複せずに送付することができ、伝
送効率をより高めることが可能である。
送サービスに共通するファイルを共通データ放送番組と
して構成することにより、当該する複数のデータ放送番
組の間で他の番組に左右されずに、放送時間を設定する
ことが可能となる。
放送サービスのファイル構成を管理して、複数のシーン
に共通するファイルは重複しないように編成することが
可能である。
ェクトの属性情報を重複しないようにデータ放送サービ
スを構成することが可能である。
有効な付加情報を提供するためのインデックスをリアル
タイムに付け替えることが可能である。
送番組に他の番組のインデックスをリアルタイムに付け
替えて提供可能である。
付け替えて提供されるインデックスについて、該インデ
ックスの有効期間が生成可能である。
報を特定の契約を行なった視聴者にのみ限定して提供す
ることができる。
自動的に変更して、異なる受信装置環境に適応したデー
タ放送番組を提供することができる。
環境に応じて引用する画像ファイルを替えること、該受
信装置環境に適応したデータ放送番組を提供することが
できる。
の可変な内容の部分だけを番組制作者に入力させるテン
プレートを用意することで、データ放送番組の編集を高
速に行なうことができ、また、異なる受信装置環境に適
応した複数のデータ放送番組を簡易にかつ高速に編集可
能なインタフェースwを提供することができる。
およびその方法を使用したデジタル放送システムの実施
の形態1のブロック図。
およびその方法を使用したデジタル放送システムの実施
の形態2のブロック図。
およびその方法を使用したデータ放送受信システムの実
施の形態3のブロック図。
およびその方法を使用したデジタル放送システムの実施
の形態4のブロック図。
別の例を示す図
およびその方法を使用したデジタル放送システムの実施
の形態5のブロック図。
イルデータ量の例を示す図。
出スケジュールを示す図。
ス送出装置およびその方法を使用したデジタル放送シス
テムのブロック図。
識別の例を示す図。
めた送出スケジュールを示す図。
置およびその方法を使用したデータ放送受信システムの
実施の形態7のブロック図。
ファイルであるXMLファイルの一例を示す図。
置およびその方法を使用したディジタル放送システムの
実施の形態9のブロック図。
入力された番組放送時間によるシーン送出頻度情報を示
す図。
シーン送出頻度情報より求めた送出スケジュールを示す
図。
置およびその方法を使用したデータ放送受信システムの
実施の形態10のブロック図。
置およびその方法を使用したデータ放送受信システムの
実施の形態11のブロック図。
置およびその方法を使用したデータ放送受信システムの
実施の形態12のブロック図。
組編成を示す図。
頭ファイルであるXMLファイルの一例を示す図。
置およびその方法を使用したデータ放送受信システムの
実施の形態13のブロック図。
図。
ファイルの一例を示す図。
図。
テムのブロック図。
る番組編成を示す図。
のコンテンツの先頭ファイルであるXMLファイルの一
例を示す図。
のコンテンツの先頭ファイルであるXMLファイルの一
例を示す図。
テムのブロック図。
ス編集装置の画面表示例を示す図。
ス編集装置のコンテンツ内ファイル管理情報を示す図。
テムのブロック図。
生成装置の画面表示例を示す図。
テムのブロック図。
デックス情報生成装置の画面表示例を示す図。
対応のインデックス情報生成装置の画面表示例を示す
図。
テムのブロック図。
ステムのブロック図。
のデータ放送番組の再生図。
データ放送番組の再生図。
ータ放送番組の再生図。
装置における異なる再生端末環境に対応した画像ファイ
ルの管理方法。
編集を補助するテンプレート。
Claims (34)
- 【請求項1】 複数のファイルから1つのシーンが構成
され、そのシーンを複数集めて構成されるデータ放送番
組等のデータ放送サービスを送出するデータ放送サービ
ス送出装置において、 1つのデータ放送サービスを構成する複数シーンで共用
される共用ファイルの有無を検出して、当該共用ファイ
ルは1のシーンに含め、それ以外のシーンには含めない
ように各シーンのファイルを管理して、 管理された前記ファイルをパケット化して繰り返し送出
する際、前記共用ファイルは重複しないように送出する
ことを特徴とするデータ放送サービス送出装置。 - 【請求項2】 前記共用ファイルを1のシーンに含める
際、時間的に最初に再生されるシーンに含めることを特
徴とする請求項1記載のデータ放送サービス送出装置。 - 【請求項3】 さらに、シーン毎に複数の前記ファイル
を1つに合成した合成ファイルを生成し、 前記複数のファイルを前記合成ファイル毎にパケット化
して繰り返し送出する際、前記合成ファイルに含まれる
同一のファイルを重複しないように送出することを特徴
とする請求項1または請求項2記載記載のデータ放送サ
ービス送出装置。 - 【請求項4】 前記ファイルをパケット化して繰り返し
送出する際、前記ファイルまたはシーンの重要度に応じ
た送出頻度で、前記ファイルを繰り返し送出することを
特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか請求項に記載
のデータ放送サービス送出装置。 - 【請求項5】 前記ファイルをパケット化して繰り返し
送出する際、送出する前記ファイルのデータ量に応じて
適応的に前記ファイルの送出頻度を変えて送出すること
を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか請求項に記
載のデータ放送サービス送出装置。 - 【請求項6】 前記ファイルをパケット化して繰り返し
送出する際、送出する前記ファイルの種類に応じて適応
的に前記データ放送番組の送出頻度を変えて送出するこ
とを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか請求項に
記載のデータ放送サービス送出装置。 - 【請求項7】 前記ファイルをパケット化して繰り返し
送出する際、前記複数種類のファイルのうち、音声/動
画/静止画のメディア型のファイルについては適応的に
送出頻度を変えて送出することを特徴とする請求項6記
載のデータ放送サービス送出装置。 - 【請求項8】 さらに、1つのデジタルデータ放送サー
ビスを構成する前記複数シーンに含まれる音声/動画/
静止画/テキスト等のオブジェクトをどのように表示す
るかを示す属性表示情報を抽出して属性表示ファイルを
生成し、 前記ファイルをパケット化して繰り返し送出する際、前
記生成された属性表示ファイルの送出頻度を適応的に変
えて送出することを特徴とする請求項1〜請求項3のい
ずれか請求項に記載のデータ放送サービス送出装置。 - 【請求項9】 前記ファイルをパケット化して繰り返し
送出する際、放送時間に応じて適応的に前記ファイルま
たはシーンの送出頻度を変えて送出することを特徴とす
る請求項6記載のデータ放送サービス送出装置。 - 【請求項10】 複数のファイルから1つのシーンが構
成され、そのシーンを複数集めて構成されるデータ放送
番組等のデータ放送サービスを受信して再生するデータ
放送サービス受信装置において、 1つの前記データ放送番組を構成する複数のシーンで共
用される共用ファイルが重複せずに送出されたファイル
または複数の前記ファイルを合成した合成ファイルを受
信すると共に、前記合成ファイルを受信した場合には分
離し、 そのファイルをデータ放送番組単位に格納し、格納され
たファイルを用いて前記共用ファイルについては複数回
使用してデータ放送番組を再生することを特徴とするデ
ータ放送サービス受信装置。 - 【請求項11】 シーン再生処理開始後、一定時間内に
処理できたところまでを表示することを特徴とする請求
項10記載のデータ放送サービス受信装置。 - 【請求項12】 視聴者からの視聴要求に先立ち、デー
タ放送サービスのデータを自動的に読込み、表示準備を
行うことを特徴とする請求項11記載のデータ放送サー
ビス受信装置。 - 【請求項13】 前記データ放送サービスの表示準備が
完了した時点で、視聴者にデータ放送サービスの視聴が
可能な状態であることを通知することを特徴とする請求
項12記載のデータ放送サービス受信装置。 - 【請求項14】 さらに、前記データ放送サービスと関
連したメディアデータを受信して格納すると共に、視聴
者からの視聴要求により、前記データ放送番組と、それ
に関連したメディアデータとを再生することを特徴とす
る請求項10〜請求項13のいずれかに記載のデータ放
送サービス受信装置。 - 【請求項15】 複数のファイルから1つのシーンが構
成され、そのシーンを複数集めて構成されるデータ放送
番組等のデータ放送サービスを送出するデータ放送サー
ビス送出方法において、 1つのデータ放送サービスを構成する複数シーンで共用
される共用ファイルの有無を検出して、当該共用ファイ
ルは時間的に最初に再生されるシーンに含め、それ以外
のシーンには含めないように各シーンのファイルを管理
し、 管理された前記ファイルをパケット化して繰り返し送出
し、 1つの前記データ放送番組を構成する前記共用ファイル
は重複しないように送出することを特徴とするデータ放
送サービス送出方法。 - 【請求項16】 複数のファイルから1つのシーンが構
成され、そのシーンを複数集めて構成されるデータ放送
番組等のデータ放送サービスを受信するデータ放送サー
ビス受信方法において、 1つの前記データ放送番組を構成する複数のシーンで共
用される共用ファイルが重複せずに送出されたファイル
または複数の前記ファイルを合成した合成ファイルを受
信すると共に、前記合成ファイルを受信した場合には分
離してファイルにし、 そのファイルをデータ放送番組単位に格納すると共に、
格納されたそのファイルを用いて前記共用ファイルにつ
いては複数回使用してデータ放送番組を再生することを
特徴とするデータ放送サービス受信方法。 - 【請求項17】 複数のファイルから1つのシーンが構
成され、そのシーンを複数集めて構成されるデータ放送
番組等のデータ放送サービスを複数番組多重して送出す
るデータ放送サービス送出装置において、 同時に放送される複数のデータ放送番組のうち、当該複
数のデータ放送番組を構成する複数シーンで共用される
共用ファイルの有無を検出して、当該共用ファイルは当
該データ放送番組の1つのシーンに含め、それ以外のデ
ータ放送番組およびそれ以外のシーンには含めないよう
に各データ放送番組のファイルを管理し、 管理された前記ファイルをパケット化して繰り返し送出
し、 複数の前記データ放送番組を通じて前記共用ファイルは
重複しないように送出することを特徴とするデータ放送
サービス送出装置。 - 【請求項18】 複数のファイルから1つのシーンが構
成され、そのシーンを複数集めて構成されるデータ放送
番組等のデータ放送サービスを複数番組多重して送出す
るデータ放送サービス送出装置において、 同時に放送される複数のデータ放送番組のうち、当該複
数のデータ放送番組を構成する複数シーンで共用される
共用ファイルの有無を検出して、当該共用ファイルを集
めて新たに共有ファイル群として構成し、当該する複数
のデータ放送番組には含めないように各データ放送番組
のファイルを管理し、 管理された前記ファイルと前記共有ファイル群をパケッ
ト化して繰り返し送出し、 複数の前記データ放送番組を通じて前記共用ファイルは
重複しないように送出することを特徴とするデータ放送
サービス送出装置。 - 【請求項19】 複数のファイルから1つのシーンが構
成され、そのシーンを複数集めて構成されるデータ放送
番組等のデータ放送サービスの制作を支援するデータ放
送サービス制作支援システムにおいて、 1つのデータ放送サービスを構成する複数シーンで共用
される共用ファイルの有無を検出して、当該共用ファイ
ルは時間的に最初に再生されるのシーンに含め、それ以
外のシーンには含めないように各シーンのファイルを管
理して、 1つのデータ放送番組単位に前記ファイルを構成する
際、前記共用ファイルは重複しないようにデータ放送サ
ービスを構成することを特徴とするデータ放送サービス
制作支援システム。 - 【請求項20】 さらに、1つのデジタルデータ放送サ
ービスを構成する前記複数シーンに含まれる音声/動画
/静止画/テキスト等のオブジェクトをどのように表示
するかを示す属性表示情報を抽出して共用の属性表示フ
ァイルを生成し、複数シーンに共通する属性表示情報が
重複しないようにすることを特徴とする請求項19記載
のデータ放送サービス制作支援システム。 - 【請求項21】 放送される音声/動画と、予めそれら
に関連した静止画/テキストのオブジェクト等で1つの
シーンを構成し、そのシーンを複数集めて構成されるデ
ータ放送番組等のデータ放送サービスにおいて、 前記放送される音声/動画とデータ放送サービスのシー
ンとを関連付けるインデックス情報を生成することを特
徴とするインデックス情報生成装置。 - 【請求項22】 さらに、他のデータ放送番組について
のインデックス情報も生成して現在のデータ放送番組に
含めることを特徴とする請求項21記載のインデックス
情報生成装置。 - 【請求項23】 生成される前記インデックス情報は、
シーンの開始時刻と終了時刻とから構成されることを特
徴とする請求項21または請求項22記載のインデック
ス情報生成装置。 - 【請求項24】 音声/動画等により構成される放送番
組に、上記請求項19〜請求項23のいずれかに記載の
インデックス情報生成装置の出力を暗号化して、前記放
送番組に含めて放送するデジタル放送システムと、 前記デジタル放送システムから放送された放送サービス
を受信して、放送番組を蓄積すると共に、前記蓄積した
放送番組に含まれたインデックス情報の解読結果に含ま
れるインデックス情報に従った再生を行なうテレビ放送
受信システムと、 からなることを特徴とするデジタル放送送受信システ
ム。 - 【請求項25】 前記デジタル放送システムにおいて
は、放送するインデックス情報を分類して、それぞれ別
の暗号化鍵で暗号化を行い、 前記デジタル放送受信システムにおいては、視聴者契約
に基づいて前記分類されたインデックス情報を選択して
解読し、その選択および解読されたインデックス情報に
より放送番組を再生することを特徴とする請求項24記
載のデジタル放送送受信システム。 - 【請求項26】 データ放送サービスのシーン制作を支
援するデータ放送サービス制作支援システムにおいて、 1種類のシーンを制作する場合に、異なる受信装置環境
に適応した複数種類の属性表示情報を作成することを特
徴とするデータ放送サービス制作支援システム。 - 【請求項27】 異なる受信装置環境に適応した複数種
類の属性表示情報を作成する際、 異なる受信装置環境に適応した画面サイズや解像度な
ど、受信装置の表示モニタに関連する属性表示情報を作
成することを特徴とする請求項26記載のデータ放送サ
ービス制作支援システム。 - 【請求項28】 異なる受信装置環境に適応した複数種
類の属性表示情報を作成する際、 シーンに含まれるテキストオブジェクトの文章の単位を
判断して、前記テキストオブジェクトの文章単位の文字
数や改行等を判断して、異なる受信装置環境に適応した
文字の属性表示情報を作成することを特徴とする請求項
26記載のデータ放送サービス制作支援システム。 - 【請求項29】 異なる受信装置環境に適応した複数種
類の属性表示情報を作成する際、 シーンに含まれる音声/静止画/動画等のオブジェクト
の表示属性を判断して、異なる受信装置環境に適応した
オブジェクトの縮尺や、表示または非表示等の属性表示
情報を作成することを特徴とする請求項26記載のデー
タ放送サービス制作支援システム。 - 【請求項30】 異なる受信装置環境に適応した複数種
類の属性表示情報を作成する際、 シーンに含まれる音声/静止画/動画等のオブジェクト
の内容や表示属性を判断して、前記オブジェクトを表示
できない受信装置環境のために、前記オブジェクトの示
す内容を自動的に文字に変換することを特徴とする請求
項26記載のデータ放送サービス制作支援システム。 - 【請求項31】 異なる受信装置環境に適応した複数種
類の属性表示情報を作成する際、 シーンに含まれる内容を判断して、最適な範囲で複数の
シーンに分割することを特徴とする請求項26記載のデ
ータ放送サービス制作支援システム。 - 【請求項32】 データ放送サービスのシーン制作を支
援するデータ放送サービス制作支援システムにおいて、 シーンの中で引用される1種類のオブジェクトについ
て、複数の異なるオブジェクトを同一のファイル名で与
えることにより、異なる受信装置環境に適応したデータ
放送サービスを生成することを特徴とするデータ放送サ
ービス制作支援システム。 - 【請求項33】 データ放送サービスのシーン制作を支
援するデータ放送サービス制作支援システムにおいて、 予め用意されたテンプレートを用いてデータ放送サービ
スを制作することによって、異なる受信装置環境に適応
した属性表示情報やオブジェクト情報を自動的に選択し
てデータ放送サービスを生成することを特徴とするデー
タ放送サービス制作支援システム。 - 【請求項34】 前記請求項26〜請求項33のうちの
いずれか請求項のデータ放送サービス制作支援システム
を用いて、複数の受信装置環境に適応させた複数種類の
データ放送番組を制作して放送するデジタル放送システ
ムと、 前記デジタル放送システムから放送された放送サービス
を受信して、受信したデータ放送番組を再生し、再生さ
れた前記受信装置環境に基づき当該テレビ放送受信シス
テムの装置環境に対応したデータ放送サービスを提供す
るテレビ放送受信システムと、 からなることを特徴とするデジタル放送送受信システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000187848A JP2001359060A (ja) | 2000-04-14 | 2000-06-22 | データ放送サービス送出装置、データ放送サービス受信装置、データ放送サービス送出方法、データ放送サービス受信方法、データ放送サービス制作支援システム、インデックス情報生成装置、デジタル放送送受信システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000-113590 | 2000-04-14 | ||
JP2000113590 | 2000-04-14 | ||
JP2000187848A JP2001359060A (ja) | 2000-04-14 | 2000-06-22 | データ放送サービス送出装置、データ放送サービス受信装置、データ放送サービス送出方法、データ放送サービス受信方法、データ放送サービス制作支援システム、インデックス情報生成装置、デジタル放送送受信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001359060A true JP2001359060A (ja) | 2001-12-26 |
Family
ID=26590138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000187848A Abandoned JP2001359060A (ja) | 2000-04-14 | 2000-06-22 | データ放送サービス送出装置、データ放送サービス受信装置、データ放送サービス送出方法、データ放送サービス受信方法、データ放送サービス制作支援システム、インデックス情報生成装置、デジタル放送送受信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001359060A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003244675A (ja) * | 2002-02-18 | 2003-08-29 | Dainippon Printing Co Ltd | 特定者向け情報提供方法およびデジタル放送受信機 |
WO2007000870A1 (ja) * | 2005-05-31 | 2007-01-04 | Sharp Kabushiki Kaisha | マルチメディアコンテンツの双方向サービスシステム |
JP2007202011A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Kyocera Corp | 放送受信装置および緊急警報放送の表示制御方法 |
US8169345B2 (en) | 2002-06-28 | 2012-05-01 | Microsoft Corporation | Methods and systems for processing digital data rate and directional playback changes |
-
2000
- 2000-06-22 JP JP2000187848A patent/JP2001359060A/ja not_active Abandoned
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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