JP2001357066A - 人間の感情に基づいてコンテンツを検索する検索サーバ及び該サーバを有するシステムの制御方法 - Google Patents
人間の感情に基づいてコンテンツを検索する検索サーバ及び該サーバを有するシステムの制御方法Info
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- JP2001357066A JP2001357066A JP2000179985A JP2000179985A JP2001357066A JP 2001357066 A JP2001357066 A JP 2001357066A JP 2000179985 A JP2000179985 A JP 2000179985A JP 2000179985 A JP2000179985 A JP 2000179985A JP 2001357066 A JP2001357066 A JP 2001357066A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 例えば「このような気分の時」に聞きたい曲
だけでなく、その曲に近い気分の他の曲も同時に検索で
きるような、人間の感情に基づいてコンテンツを検索す
る検索サーバ及び該サーバを有するシステムの制御方法
を提供する。 【解決手段】 複数のコンテンツのタイトル毎に、１つ
以上の気分キーワードを対応付け、数量化理論３類を用
いてタイトル毎と気分キーワードとを数量化し、該タイ
トルを３次元空間に位置付けたデータ構造を有するデー
タベースと、検索指定情報から、１つ以上の気分キーワ
ードからなる検索気分キーワードを類推する検索気分キ
ーワード類推手段と、数量化理論３類を用いて検索気分
キーワードを数量化し、３次元空間に検索指定点を位置
付け、該検索指定点に最も近くに位置付けられたタイト
ルから順に検索結果として導出する検索手段とを有す
る。
だけでなく、その曲に近い気分の他の曲も同時に検索で
きるような、人間の感情に基づいてコンテンツを検索す
る検索サーバ及び該サーバを有するシステムの制御方法
を提供する。 【解決手段】 複数のコンテンツのタイトル毎に、１つ
以上の気分キーワードを対応付け、数量化理論３類を用
いてタイトル毎と気分キーワードとを数量化し、該タイ
トルを３次元空間に位置付けたデータ構造を有するデー
タベースと、検索指定情報から、１つ以上の気分キーワ
ードからなる検索気分キーワードを類推する検索気分キ
ーワード類推手段と、数量化理論３類を用いて検索気分
キーワードを数量化し、３次元空間に検索指定点を位置
付け、該検索指定点に最も近くに位置付けられたタイト
ルから順に検索結果として導出する検索手段とを有す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、人間の感情に基づ
いてコンテンツを検索する検索サーバ及び該サーバを有
するシステムの制御方法に関する。詳細には、利用者
が、自分自身の現在の感情又は気分に基づく情報を指定
することによって、音楽及び映画等のコンテンツを検索
することができるサーバ及びシステムの制御方法に関す
る。
いてコンテンツを検索する検索サーバ及び該サーバを有
するシステムの制御方法に関する。詳細には、利用者
が、自分自身の現在の感情又は気分に基づく情報を指定
することによって、音楽及び映画等のコンテンツを検索
することができるサーバ及びシステムの制御方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、インターネット上のＷｅｂサイト
等において音楽等のコンテンツを検索するには、利用者
は、アーティスト別、分野別、ヒットランキング別等の
情報を選択又は指定することにより行っている。このよ
うな検索は、利用者自身が欲するコンテンツがどのよう
なものであるかについて利用者自身ある程度把握してい
るために可能となるものである。
等において音楽等のコンテンツを検索するには、利用者
は、アーティスト別、分野別、ヒットランキング別等の
情報を選択又は指定することにより行っている。このよ
うな検索は、利用者自身が欲するコンテンツがどのよう
なものであるかについて利用者自身ある程度把握してい
るために可能となるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、利用者にとっ
ては、自分自身が欲するコンテンツについて、ある程度
の情報、例えばアーティスト名又はリリース時期等を把
握していなければ検索できないという不満があった。従
来からラジオ等では、曲を紹介するために「このような
気分の時に、あの曲を聞いて、元気になれました。」の
ような感想を聴き手に聞かせている。しかし、利用者自
身は、その曲についてある程度の情報を把握していなけ
れば検索することはできなかった。つまり、「このよう
な気分の時」に聞きたい曲を探したいと思っても、その
ような曖昧な情報では、曲を検索することはできなかっ
た。
ては、自分自身が欲するコンテンツについて、ある程度
の情報、例えばアーティスト名又はリリース時期等を把
握していなければ検索できないという不満があった。従
来からラジオ等では、曲を紹介するために「このような
気分の時に、あの曲を聞いて、元気になれました。」の
ような感想を聴き手に聞かせている。しかし、利用者自
身は、その曲についてある程度の情報を把握していなけ
れば検索することはできなかった。つまり、「このよう
な気分の時」に聞きたい曲を探したいと思っても、その
ような曖昧な情報では、曲を検索することはできなかっ
た。
【０００４】一方で、曲毎に気分キーワードを対応付け
たデータベースを用意し、利用者に気分キーワードを指
定させることによって、直接的に曲を検索することは可
能である。しかし、このような方法では、同じ気分キー
ワードを指定すると、常に同じ曲が検索され、検索され
るべき曲に近い気分の他の曲を検索することはできな
い。
たデータベースを用意し、利用者に気分キーワードを指
定させることによって、直接的に曲を検索することは可
能である。しかし、このような方法では、同じ気分キー
ワードを指定すると、常に同じ曲が検索され、検索され
るべき曲に近い気分の他の曲を検索することはできな
い。
【０００５】そこで、本発明は、例えば「このような気
分の時」に聞きたい曲だけでなく、その曲に近い気分の
他の曲も同時に検索できるような、人間の感情に基づい
てコンテンツを検索する検索サーバ及び該サーバを有す
るシステムの制御方法を提供することを目的とする。
分の時」に聞きたい曲だけでなく、その曲に近い気分の
他の曲も同時に検索できるような、人間の感情に基づい
てコンテンツを検索する検索サーバ及び該サーバを有す
るシステムの制御方法を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の人間の感情に基
づいてコンテンツを検索する検索サーバは、テキストを
構成要素とする複数のコンテンツのタイトル毎に、コン
テンツが意味する人間の感情に基づく１つ以上の気分キ
ーワードを対応付けており、数量化理論３類を用いて前
記タイトル毎と前記気分キーワードとを数量化し、該タ
イトルを３次元空間に位置付けたデータ構造を有するデ
ータベースと、検索指定情報から、１つ以上の気分キー
ワードからなる検索気分キーワードを類推する検索気分
キーワード類推手段と、数量化理論３類を用いて検索気
分キーワードを数量化し、３次元空間に検索指定点を位
置付け、該検索指定点に最も近くに位置付けられたタイ
トルから順に検索結果として導出する検索手段とを有す
る。これにより、例えば「このような気分の時」に聞き
たい曲だけでなく、その曲に近い気分の他の曲も同時に
検索できるような、人間の感情に基づいてコンテンツを
検索する検索サーバが実現できる。
づいてコンテンツを検索する検索サーバは、テキストを
構成要素とする複数のコンテンツのタイトル毎に、コン
テンツが意味する人間の感情に基づく１つ以上の気分キ
ーワードを対応付けており、数量化理論３類を用いて前
記タイトル毎と前記気分キーワードとを数量化し、該タ
イトルを３次元空間に位置付けたデータ構造を有するデ
ータベースと、検索指定情報から、１つ以上の気分キー
ワードからなる検索気分キーワードを類推する検索気分
キーワード類推手段と、数量化理論３類を用いて検索気
分キーワードを数量化し、３次元空間に検索指定点を位
置付け、該検索指定点に最も近くに位置付けられたタイ
トルから順に検索結果として導出する検索手段とを有す
る。これにより、例えば「このような気分の時」に聞き
たい曲だけでなく、その曲に近い気分の他の曲も同時に
検索できるような、人間の感情に基づいてコンテンツを
検索する検索サーバが実現できる。
【０００７】検索指定情報は、予め指定された複数のキ
ーワードの中から利用者が選択したキーワードであって
もよい。また、検索指定情報は、利用者が指定したテキ
スト情報を分析して導出したキーワードであってもよ
い。更に、複数の画像情報が予め指定されており、該画
像情報毎に１つ以上のキーワードが対応付けられてお
り、検索指定情報は、複数の画像情報の中から利用者が
選択した画像情報に対応付けられたキーワードであって
もよい。更に、複数の発声波形パターンが予め指定され
ており、該発声波形パターン毎に１つ以上のキーワード
が対応付けられており、利用者が発声した発声情報に最
も類似した前記発声波形パターンを選択し、検索指定情
報は、選択された該発声波形パターンに対応付けられた
キーワードであってもよい。
ーワードの中から利用者が選択したキーワードであって
もよい。また、検索指定情報は、利用者が指定したテキ
スト情報を分析して導出したキーワードであってもよ
い。更に、複数の画像情報が予め指定されており、該画
像情報毎に１つ以上のキーワードが対応付けられてお
り、検索指定情報は、複数の画像情報の中から利用者が
選択した画像情報に対応付けられたキーワードであって
もよい。更に、複数の発声波形パターンが予め指定され
ており、該発声波形パターン毎に１つ以上のキーワード
が対応付けられており、利用者が発声した発声情報に最
も類似した前記発声波形パターンを選択し、検索指定情
報は、選択された該発声波形パターンに対応付けられた
キーワードであってもよい。
【０００８】また、検索指定情報を指定する利用者に対
して、複数のタイトルが位置付けられた３次元空間と、
該空間に位置付けられた検索指定点とを表示する表示手
段を更に有することは、より好ましい。利用者は、自ら
の気分に基づく検索指定点が３次元空間のどの位置に存
在するかを視覚的に確認でき、その検索指定点の周囲の
コンテンツのタイトルを確認することが可能となる。
して、複数のタイトルが位置付けられた３次元空間と、
該空間に位置付けられた検索指定点とを表示する表示手
段を更に有することは、より好ましい。利用者は、自ら
の気分に基づく検索指定点が３次元空間のどの位置に存
在するかを視覚的に確認でき、その検索指定点の周囲の
コンテンツのタイトルを確認することが可能となる。
【０００９】また、利用者から送信された当該コンテン
ツに対する感想のテキスト情報を分析してキーワードを
導出し、検索気分キーワード類推手段によって該キーワ
ードから１つ以上の気分キーワードを類推し、該気分キ
ーワードを当該コンテンツのタイトルに対応付けるデー
タ蓄積手段を有することも好ましい。これにより、デー
タベースにおけるコンテンツのタイトルと気分キーワー
ドとの対応付けのデータを、より拡大且つ充実させるこ
とができる。
ツに対する感想のテキスト情報を分析してキーワードを
導出し、検索気分キーワード類推手段によって該キーワ
ードから１つ以上の気分キーワードを類推し、該気分キ
ーワードを当該コンテンツのタイトルに対応付けるデー
タ蓄積手段を有することも好ましい。これにより、デー
タベースにおけるコンテンツのタイトルと気分キーワー
ドとの対応付けのデータを、より拡大且つ充実させるこ
とができる。
【００１０】コンテンツは音楽であり、タイトルは該音
楽の曲名であってもよい。また、コンテンツは映画であ
り、タイトルは該映画の題名であってもよい。
楽の曲名であってもよい。また、コンテンツは映画であ
り、タイトルは該映画の題名であってもよい。
【００１１】本発明のシステムの制御方法は、前述した
検索サーバと、利用者が用いる端末と、コンテンツを提
供するコンテンツサーバとがそれぞれネットワークを介
して接続されたシステムの制御方法であって、端末が、
利用者が指定するキーワード、テキスト情報、画像情報
又は発声情報を検索サーバへ送信する第１の段階と、検
索サーバが、検索結果である１つ以上のタイトルを端末
へ送信する第２の段階と、端末が、検索結果である１つ
以上のタイトルの中から利用者に選択させ、該選択され
たタイトルを検索サーバへ送信する第３の段階と、検索
サーバが、選択されたタイトルに相当するコンテンツを
端末へ送信するべく、コンテンツサーバに通知する第４
の段階と、検索サーバが、コンテンツサーバの提供者か
らコンテンツに相当する課金を徴収する第５の段階とを
有する。
検索サーバと、利用者が用いる端末と、コンテンツを提
供するコンテンツサーバとがそれぞれネットワークを介
して接続されたシステムの制御方法であって、端末が、
利用者が指定するキーワード、テキスト情報、画像情報
又は発声情報を検索サーバへ送信する第１の段階と、検
索サーバが、検索結果である１つ以上のタイトルを端末
へ送信する第２の段階と、端末が、検索結果である１つ
以上のタイトルの中から利用者に選択させ、該選択され
たタイトルを検索サーバへ送信する第３の段階と、検索
サーバが、選択されたタイトルに相当するコンテンツを
端末へ送信するべく、コンテンツサーバに通知する第４
の段階と、検索サーバが、コンテンツサーバの提供者か
らコンテンツに相当する課金を徴収する第５の段階とを
有する。
【００１２】また、端末が、利用者が指定した当該コン
テンツに対する感想のテキスト情報を検索サーバへ送信
する段階を更に有することも好ましい。
テンツに対する感想のテキスト情報を検索サーバへ送信
する段階を更に有することも好ましい。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下では、図面を用いて本発明の
実施形態を詳細に説明する。
実施形態を詳細に説明する。
【００１４】図１は、本発明におけるシステム構成図で
ある。このシステムは、検索サーバ１と、データベース
２と、利用者の端末３、４及び６と、コンテンツサーバ
５とを有し、それぞれインターネット７を介して接続さ
れている。検索サーバ１はＷＷＷサーバ機能を有する。
それに対して、利用者の端末３、４及び６はそれぞれ標
準のＷｅｂブラウザを有しているので、検索サーバ１を
閲覧し且つ情報を送信することができる。尚、コンテン
ツとしては音楽又は映画等が想定できるが、以下では、
コンテンツが音楽の場合の実施形態について説明する。
ある。このシステムは、検索サーバ１と、データベース
２と、利用者の端末３、４及び６と、コンテンツサーバ
５とを有し、それぞれインターネット７を介して接続さ
れている。検索サーバ１はＷＷＷサーバ機能を有する。
それに対して、利用者の端末３、４及び６はそれぞれ標
準のＷｅｂブラウザを有しているので、検索サーバ１を
閲覧し且つ情報を送信することができる。尚、コンテン
ツとしては音楽又は映画等が想定できるが、以下では、
コンテンツが音楽の場合の実施形態について説明する。
【００１５】データベース２は、テキストを構成要素と
する複数の曲のタイトル毎に、その曲が意味する人間の
感情に基づく１つ以上の気分キーワードを対応付けてお
り、数量化理論３類を用いてタイトル毎と気分キーワー
ドとを数量化し、タイトルを３次元空間に位置付けたデ
ータ構造を有する。例えば、図１では、曲のタイトル
「ＴＳＵＮＡＭＩ」には気分キーワード「幸せ」「優し
さ」及び「恋愛」が対応付けられ、「あなたのキスを数
えましょう」には「恋愛」及び「泣きたい」が対応付け
られている。これらは、数量化理論３類の用いることに
より、３次元空間のデータ構造を作ることができる。数
量化理論３類とは、予測すべき基準のない場合の数量化
方法であり、サンプル（例えばタイトル）の様々なカテ
ゴリ（例えば気分キーワード）への反応の型に基づい
て、サンプルとカテゴリとの両方を数量化して分類し、
その分類をもたらした原因を導き出す方法である。数量
化理論３類が最適であるといえるが、空間上に位置特定
を行う他の多変量解析手法であってもよい。
する複数の曲のタイトル毎に、その曲が意味する人間の
感情に基づく１つ以上の気分キーワードを対応付けてお
り、数量化理論３類を用いてタイトル毎と気分キーワー
ドとを数量化し、タイトルを３次元空間に位置付けたデ
ータ構造を有する。例えば、図１では、曲のタイトル
「ＴＳＵＮＡＭＩ」には気分キーワード「幸せ」「優し
さ」及び「恋愛」が対応付けられ、「あなたのキスを数
えましょう」には「恋愛」及び「泣きたい」が対応付け
られている。これらは、数量化理論３類の用いることに
より、３次元空間のデータ構造を作ることができる。数
量化理論３類とは、予測すべき基準のない場合の数量化
方法であり、サンプル（例えばタイトル）の様々なカテ
ゴリ（例えば気分キーワード）への反応の型に基づい
て、サンプルとカテゴリとの両方を数量化して分類し、
その分類をもたらした原因を導き出す方法である。数量
化理論３類が最適であるといえるが、空間上に位置特定
を行う他の多変量解析手法であってもよい。
【００１６】検索サーバ１は、検索気分キーワード類推
手段１１と、検索手段１２と、データ蓄積手段１３と、
テキスト情報分析手段１４と、画像情報分析手段１５
と、発声情報分析手段１６と、課金手段１７とを有す
る。
手段１１と、検索手段１２と、データ蓄積手段１３と、
テキスト情報分析手段１４と、画像情報分析手段１５
と、発声情報分析手段１６と、課金手段１７とを有す
る。
【００１７】検索気分キーワード類推手段１１は、曲を
検索しようとしている利用者が指定した検索指定情報に
基づいて、１つ以上の気分キーワードからなる検索気分
キーワードを類推する。該検索気分キーワード類推手段
１１は、膨大且つ様々なキーワードに対して、データベ
ースで管理する気分キーワードを対応付けたテーブルを
有する。
検索しようとしている利用者が指定した検索指定情報に
基づいて、１つ以上の気分キーワードからなる検索気分
キーワードを類推する。該検索気分キーワード類推手段
１１は、膨大且つ様々なキーワードに対して、データベ
ースで管理する気分キーワードを対応付けたテーブルを
有する。
【００１８】検索指定情報は、以下の方法で指定するこ
とが可能となる。 （例１）予め指定された複数のキーワードの中から利用
者が選択したキーワード （例２）利用者自身が、現在の気分を入力したテキスト
情報 （例３）予め指定された複数の画像情報の中から利用者
が選択した画像情報 （例４）利用者が自身が、現在の気分を口づさんで入力
した発声情報 これら検索指定情報から、検索気分キーワード類推手段
１１は、テキスト情報分析手段１４と、画像情報分析手
段１５と、発声情報分析手段１６とを用いて、検索気分
キーワードを類推する。
とが可能となる。 （例１）予め指定された複数のキーワードの中から利用
者が選択したキーワード （例２）利用者自身が、現在の気分を入力したテキスト
情報 （例３）予め指定された複数の画像情報の中から利用者
が選択した画像情報 （例４）利用者が自身が、現在の気分を口づさんで入力
した発声情報 これら検索指定情報から、検索気分キーワード類推手段
１１は、テキスト情報分析手段１４と、画像情報分析手
段１５と、発声情報分析手段１６とを用いて、検索気分
キーワードを類推する。
【００１９】図２は、例１の場合に、利用者側の端末に
表示される表示画面である。最初に、利用者は、「状況
を選択して！」との質問に対して「夜に」を選択したと
する。次に、利用者は、「気分キーワードを入力して
！」との質問に対して「落ち込んだとき」を選択したと
する。これらキーワード「夜に」及び「落ち込んだと
き」から、検索気分キーワード類推手段１１は、検索気
分キーワード［「優しい」「愛しい」「幸せ」…］を導
き出す。そして、該検索気分キーワードを検索手段１２
へ通知し、該検索手段１２はデータベースを用いて検索
する。その結果、検索された曲のタイトルを、利用者に
対して「お勧めタイトル」として１つ以上の曲を表示す
る。
表示される表示画面である。最初に、利用者は、「状況
を選択して！」との質問に対して「夜に」を選択したと
する。次に、利用者は、「気分キーワードを入力して
！」との質問に対して「落ち込んだとき」を選択したと
する。これらキーワード「夜に」及び「落ち込んだと
き」から、検索気分キーワード類推手段１１は、検索気
分キーワード［「優しい」「愛しい」「幸せ」…］を導
き出す。そして、該検索気分キーワードを検索手段１２
へ通知し、該検索手段１２はデータベースを用いて検索
する。その結果、検索された曲のタイトルを、利用者に
対して「お勧めタイトル」として１つ以上の曲を表示す
る。
【００２０】図３は、例２の場合に、利用者側の端末に
表示される表示画面である。最初に、利用者は、「音楽
を聴きたい気分やシーンを書いて！」との質問に対して
「今、夜の１０時ぐらいで、一人で部屋にいるんだけ
ど、彼氏とケンカしちゃって落ち込んじゃってるん
だ。」を入力したとする。検索気分キーワード類推手段
１１は、そのテキスト情報をテキスト情報分析手段１４
へ通知する。そのテキスト情報から、テキスト情報分析
手段１４は、キーワード「夜に」及び「落ち込んだと
き」等を類推する。このキーワード「夜に」及び「落ち
込んだとき」から、検索気分キーワード類推手段１１
は、検索気分キーワード［「優しい」「愛しい」「幸
せ」…］を導き出す。そして、該検索気分キーワードを
検索手段１２へ通知し、該検索手段１２はデータベース
を用いて検索する。その結果、検索された曲のタイトル
を、利用者に対して「お勧めタイトル」として１つ以上
の曲を表示する。
表示される表示画面である。最初に、利用者は、「音楽
を聴きたい気分やシーンを書いて！」との質問に対して
「今、夜の１０時ぐらいで、一人で部屋にいるんだけ
ど、彼氏とケンカしちゃって落ち込んじゃってるん
だ。」を入力したとする。検索気分キーワード類推手段
１１は、そのテキスト情報をテキスト情報分析手段１４
へ通知する。そのテキスト情報から、テキスト情報分析
手段１４は、キーワード「夜に」及び「落ち込んだと
き」等を類推する。このキーワード「夜に」及び「落ち
込んだとき」から、検索気分キーワード類推手段１１
は、検索気分キーワード［「優しい」「愛しい」「幸
せ」…］を導き出す。そして、該検索気分キーワードを
検索手段１２へ通知し、該検索手段１２はデータベース
を用いて検索する。その結果、検索された曲のタイトル
を、利用者に対して「お勧めタイトル」として１つ以上
の曲を表示する。
【００２１】このテキスト情報分析手段１４の具体的な
製品としては、例えば米国エクスカリバー社製（販売：
ソニーマーケティング社）のRetrival Wareがある。こ
のようなテキスト検索ソフトウェアを用いることによ
り、入力されたテキスト情報に対して、日本語形態素解
析を行い、シソーラス辞書を用いて、複数の気分キーワ
ードを導出することが可能となる。このテキスト検索ソ
フトウェアは、データ蓄積手段１３でも同様に用いられ
る。
製品としては、例えば米国エクスカリバー社製（販売：
ソニーマーケティング社）のRetrival Wareがある。こ
のようなテキスト検索ソフトウェアを用いることによ
り、入力されたテキスト情報に対して、日本語形態素解
析を行い、シソーラス辞書を用いて、複数の気分キーワ
ードを導出することが可能となる。このテキスト検索ソ
フトウェアは、データ蓄積手段１３でも同様に用いられ
る。
【００２２】図４は、例３の場合に、利用者側の端末に
表示される表示画面である。最初に、利用者は、「今の
気分に近いイメージを選んで！」との質問に対して「夜
の浜辺」の画像を選択したとする。検索気分キーワード
類推手段１１は、その画像情報を画像情報分析手段１５
へ通知する。その「夜の浜辺」の画像から、画像情報分
析手段１５は、キーワード「夜に」及び「落ち込んだと
き」等を類推する。このキーワード「夜に」及び「落ち
込んだとき」から、検索気分キーワード類推手段１１
は、検索気分キーワード［「優しい」「愛しい」「幸
せ」…］を導き出す。そして、該検索気分キーワードを
検索手段１２へ通知し、該検索手段１２はデータベース
を用いて検索する。その結果、検索された曲のタイトル
を、利用者に対して「お勧めタイトル」として１つ以上
の曲を表示する。
表示される表示画面である。最初に、利用者は、「今の
気分に近いイメージを選んで！」との質問に対して「夜
の浜辺」の画像を選択したとする。検索気分キーワード
類推手段１１は、その画像情報を画像情報分析手段１５
へ通知する。その「夜の浜辺」の画像から、画像情報分
析手段１５は、キーワード「夜に」及び「落ち込んだと
き」等を類推する。このキーワード「夜に」及び「落ち
込んだとき」から、検索気分キーワード類推手段１１
は、検索気分キーワード［「優しい」「愛しい」「幸
せ」…］を導き出す。そして、該検索気分キーワードを
検索手段１２へ通知し、該検索手段１２はデータベース
を用いて検索する。その結果、検索された曲のタイトル
を、利用者に対して「お勧めタイトル」として１つ以上
の曲を表示する。
【００２３】図５は、例４の場合に、利用者側の端末に
表示される表示画面である。最初に、利用者は、「今の
気分を口ずさんで！」との質問に対して、端末がパーソ
ナルコンピュータであればマイクに向かって、又は端末
が携帯電話機であれば送話部に向かって、メロディを口
づさむ。検索気分キーワード類推手段１１は、その発声
情報を発声情報分析手段１６へ通知する。発声情報分析
手段１６は、予め指定された複数の発声波形パターンを
有しており、該発声波形パターン毎に１つ以上のキーワ
ードが対応付けられている。該発声情報分析手段１６
は、通知された発声情報に最も類似した発声波形パター
ンを選択し、選択された発声波形パターンに対応付けら
れたキーワードを導出する。例えば、利用者の声が、ス
ローテンポなメロディの発声波形パターンに類似すると
判断すれば、その発声波形パターンに対応付けられたキ
ーワード「落ち込んだとき」等を類推する。このキーワ
ード「落ち込んだとき」から、検索気分キーワード類推
手段１１は、検索気分キーワード［「優しい」「愛し
い」「幸せ」…］を導き出す。そして、該検索気分キー
ワードを検索手段１２へ通知し、該検索手段１２はデー
タベースを用いて検索する。その結果、検索された曲の
タイトルを、利用者に対して「お勧めタイトル」として
１つ以上の曲を表示する。
表示される表示画面である。最初に、利用者は、「今の
気分を口ずさんで！」との質問に対して、端末がパーソ
ナルコンピュータであればマイクに向かって、又は端末
が携帯電話機であれば送話部に向かって、メロディを口
づさむ。検索気分キーワード類推手段１１は、その発声
情報を発声情報分析手段１６へ通知する。発声情報分析
手段１６は、予め指定された複数の発声波形パターンを
有しており、該発声波形パターン毎に１つ以上のキーワ
ードが対応付けられている。該発声情報分析手段１６
は、通知された発声情報に最も類似した発声波形パター
ンを選択し、選択された発声波形パターンに対応付けら
れたキーワードを導出する。例えば、利用者の声が、ス
ローテンポなメロディの発声波形パターンに類似すると
判断すれば、その発声波形パターンに対応付けられたキ
ーワード「落ち込んだとき」等を類推する。このキーワ
ード「落ち込んだとき」から、検索気分キーワード類推
手段１１は、検索気分キーワード［「優しい」「愛し
い」「幸せ」…］を導き出す。そして、該検索気分キー
ワードを検索手段１２へ通知し、該検索手段１２はデー
タベースを用いて検索する。その結果、検索された曲の
タイトルを、利用者に対して「お勧めタイトル」として
１つ以上の曲を表示する。
【００２４】検索手段１２は、数量化理論３類を用いて
検索気分キーワードを数量化し、３次元空間に検索指定
点を位置付け、該検索指定点に最も近くに位置付けられ
たタイトルから順に検索結果として導出する。
検索気分キーワードを数量化し、３次元空間に検索指定
点を位置付け、該検索指定点に最も近くに位置付けられ
たタイトルから順に検索結果として導出する。
【００２５】以下では、数量化理論３類を用いたデータ
ベースの構築方法について説明する。表１は、曲のタイ
トル（列：サンプル）と、気分キーワード（行：カテゴ
リ）との関係を示す表である。表１は、例として、６つ
の曲と、６つの気分キーワードとの関係を示している。
ベースの構築方法について説明する。表１は、曲のタイ
トル（列：サンプル）と、気分キーワード（行：カテゴ
リ）との関係を示す表である。表１は、例として、６つ
の曲と、６つの気分キーワードとの関係を示している。
【００２６】
【表１】
【００２７】次に、これらの○印ができるだけ対角（左
上から右下へ）に集中するように並べ換える。そうすれ
ば、複数の気分キーワードの大まかグルーピングが可能
となり、それに対する曲の優先順位付けが可能となる。
この表の○印を対角に集中させるために、固有値問題を
解決する必要がある。固有値とは、ｎ次の正方行列Ａに
対してＡｘ＝λｘを満たすベクトルｘ≠０及びあるスカ
ラλが存在するとき、λをＡの固有値とし、ｘを固有値
λに対するＡの固有ベクトルという。この固有値問題を
解決し、固有値１．０を除く大きい順にλ１及びλ２の
２次元の数量を与えるようにする。それにより、次の表
２及び表３のように並べ換えることができる。
上から右下へ）に集中するように並べ換える。そうすれ
ば、複数の気分キーワードの大まかグルーピングが可能
となり、それに対する曲の優先順位付けが可能となる。
この表の○印を対角に集中させるために、固有値問題を
解決する必要がある。固有値とは、ｎ次の正方行列Ａに
対してＡｘ＝λｘを満たすベクトルｘ≠０及びあるスカ
ラλが存在するとき、λをＡの固有値とし、ｘを固有値
λに対するＡの固有ベクトルという。この固有値問題を
解決し、固有値１．０を除く大きい順にλ１及びλ２の
２次元の数量を与えるようにする。それにより、次の表
２及び表３のように並べ換えることができる。
【００２８】
【表２】
【００２９】
【表３】
【００３０】図６及び図７は、このようにして得られた
２種類の数量の散布図である。本来は３次元空間である
が、図面を理解しやすくするために、２次元のグラフを
２つ記載している。図６は、その曲の気分について、ｘ
軸で「優しい」か又は「悲しい」かを表す座標であり、
ｙ軸が「大勢」か又は「孤独」かを表す座標となること
が分かる。例えば、曲Ｃは、かなり「大勢」で且つ「優
しい」曲であることが分かる。一方、図７は、その曲の
特性について、ｘ軸が演歌調か又はロック調かを表す座
標であり、ｙ軸が「大勢」か又は「孤独」かを表す座標
となることが分かる。例えば、曲Ｄは、かなり「大勢」
で且つ演歌調の曲であることが分かる。
２種類の数量の散布図である。本来は３次元空間である
が、図面を理解しやすくするために、２次元のグラフを
２つ記載している。図６は、その曲の気分について、ｘ
軸で「優しい」か又は「悲しい」かを表す座標であり、
ｙ軸が「大勢」か又は「孤独」かを表す座標となること
が分かる。例えば、曲Ｃは、かなり「大勢」で且つ「優
しい」曲であることが分かる。一方、図７は、その曲の
特性について、ｘ軸が演歌調か又はロック調かを表す座
標であり、ｙ軸が「大勢」か又は「孤独」かを表す座標
となることが分かる。例えば、曲Ｄは、かなり「大勢」
で且つ演歌調の曲であることが分かる。
【００３１】このようにして構築された３次元空間に対
して、利用者が指定した検索指定情報を用いて前述と同
じ方法で検索指定点が明確となる。従って、該検索指定
点に最も近いタイトルが、利用者が指定した検索指定情
報に最も近いタイトルということになる。
して、利用者が指定した検索指定情報を用いて前述と同
じ方法で検索指定点が明確となる。従って、該検索指定
点に最も近いタイトルが、利用者が指定した検索指定情
報に最も近いタイトルということになる。
【００３２】図８は、本発明によるシステムのシーケン
ス図である。最初に、各曲のタイトルに気分キーワード
を対応付けて、データベースを構築する必要がある。こ
の作業は、検索サーバを提供する事業者によって行われ
る。このとき、例えば曲の歌詞のテキスト情報を、前述
したテキスト検索ソフトウェアに通して分析し、抽出さ
れたキーワードに自動的に気分キーワードを対応付ける
ことができる。この作業は、データ蓄積手段１３によっ
て行われる。
ス図である。最初に、各曲のタイトルに気分キーワード
を対応付けて、データベースを構築する必要がある。こ
の作業は、検索サーバを提供する事業者によって行われ
る。このとき、例えば曲の歌詞のテキスト情報を、前述
したテキスト検索ソフトウェアに通して分析し、抽出さ
れたキーワードに自動的に気分キーワードを対応付ける
ことができる。この作業は、データ蓄積手段１３によっ
て行われる。
【００３３】次に、データベースを構築後、検索サーバ
１は、一般利用者が当該曲に対する感想等をテキスト情
報を受信すると、そのテキスト情報をデータ蓄積手段１
３に入力し、該データ蓄積手段１３で類推された気分キ
ーワードを当該曲のタイトルに対応付けることができ
る。例えば、一般利用者から「すごく疲れていたので久
しぶりにこの曲を聴きました」との感想のテキスト情報
を受信すると、データ蓄積手段１３は、そのテキスト情
報から「疲れていたので」を検出し、気分キーワード
「癒し」を類推することができる。
１は、一般利用者が当該曲に対する感想等をテキスト情
報を受信すると、そのテキスト情報をデータ蓄積手段１
３に入力し、該データ蓄積手段１３で類推された気分キ
ーワードを当該曲のタイトルに対応付けることができ
る。例えば、一般利用者から「すごく疲れていたので久
しぶりにこの曲を聴きました」との感想のテキスト情報
を受信すると、データ蓄積手段１３は、そのテキスト情
報から「疲れていたので」を検出し、気分キーワード
「癒し」を類推することができる。
【００３４】次に、検索サーバ１は、利用者からのアク
セスを待つ。利用者の端末３からのアクセスがあると、
検索サーバ１は、該端末３へ検索指定情報を要求する。
利用者は、前述した図２〜図５のいずれかの方法で、検
索指定情報を検索サーバ１へ送信する。検索サーバ１
は、そのとき、利用者属性情報を要求することも好まし
い。これらの利用者属性情報も、利用者層の分析に用い
ることができる。
セスを待つ。利用者の端末３からのアクセスがあると、
検索サーバ１は、該端末３へ検索指定情報を要求する。
利用者は、前述した図２〜図５のいずれかの方法で、検
索指定情報を検索サーバ１へ送信する。検索サーバ１
は、そのとき、利用者属性情報を要求することも好まし
い。これらの利用者属性情報も、利用者層の分析に用い
ることができる。
【００３５】次に、検索サーバ１は、１つ以上の曲のタ
イトルを、検索結果として端末４へ通知する。このと
き、利用者は、その中に聴きたい曲があれば、その曲を
選択し、その曲データを購入することができる。曲の購
入要求は検索サーバ１で受信され、その曲データを有す
るコンテンツサーバ５に対して、その利用者が曲データ
を購入したい旨を通知する。このとき、検索サーバ５
は、コンテンツサーバ５から利用者の紹介料を課金する
こともできる。その後、コンテンツサーバ５は、利用者
の端末４に対して、曲データを送信することができる。
イトルを、検索結果として端末４へ通知する。このと
き、利用者は、その中に聴きたい曲があれば、その曲を
選択し、その曲データを購入することができる。曲の購
入要求は検索サーバ１で受信され、その曲データを有す
るコンテンツサーバ５に対して、その利用者が曲データ
を購入したい旨を通知する。このとき、検索サーバ５
は、コンテンツサーバ５から利用者の紹介料を課金する
こともできる。その後、コンテンツサーバ５は、利用者
の端末４に対して、曲データを送信することができる。
【００３６】前述では、本発明の一実施形態として曲の
タイトルを検索する方法について説明したが、本発明の
技術思想及び見地の範囲の中で、種々の変更、修正及び
省略が、当業者によれば容易に行うことができる。コン
テンツは、音楽、映画に限定する必要はなく、小説、漫
画、テレビドラマ、キャラクタ、ゲーム、グッズ等であ
ってもよく、また、検索指定情報は、利用者の生年月日
等の属性情報であってもよい。従って、前述の説明はあ
くまで例であって、何ら制約しようとするものではな
い。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限
定するものにのみ制約される。
タイトルを検索する方法について説明したが、本発明の
技術思想及び見地の範囲の中で、種々の変更、修正及び
省略が、当業者によれば容易に行うことができる。コン
テンツは、音楽、映画に限定する必要はなく、小説、漫
画、テレビドラマ、キャラクタ、ゲーム、グッズ等であ
ってもよく、また、検索指定情報は、利用者の生年月日
等の属性情報であってもよい。従って、前述の説明はあ
くまで例であって、何ら制約しようとするものではな
い。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限
定するものにのみ制約される。
【００３７】
【発明の効果】本発明の検索サーバ及びそのシステムの
制御方法によれば、例えば「このような気分の時」に聞
きたい曲だけでなく、その曲に近い気分の他の曲も同時
に検索できるような、人間の感情に基づいてコンテンツ
を検索する検索サーバ及び該サーバを有するシステムの
制御方法を実現することができる。
制御方法によれば、例えば「このような気分の時」に聞
きたい曲だけでなく、その曲に近い気分の他の曲も同時
に検索できるような、人間の感情に基づいてコンテンツ
を検索する検索サーバ及び該サーバを有するシステムの
制御方法を実現することができる。
【００３８】また、数量化理論３類の方法でデータベー
スを構築することによって、大規模な情報の中から比較
的適切な情報を検索することが可能となる。また、デー
タベースの構造を３次元空間に表示することができるた
めに、利用者は、自らの気分に基づく検索指定点が３次
元空間のどの位置に存在するかを視覚的に確認でき、そ
の検索指定点の周囲のコンテンツのタイトルを確認する
ことが可能となる
スを構築することによって、大規模な情報の中から比較
的適切な情報を検索することが可能となる。また、デー
タベースの構造を３次元空間に表示することができるた
めに、利用者は、自らの気分に基づく検索指定点が３次
元空間のどの位置に存在するかを視覚的に確認でき、そ
の検索指定点の周囲のコンテンツのタイトルを確認する
ことが可能となる
【００３９】更に、前述したデータベースは、従来のキ
ーワードのみによる検索だけでなく、様々な利用者の入
力情報に基づいて検索することが可能となる。また、デ
ータベースのデータを、当該コンテンツに対する利用者
の様々な入力情報によって拡充することができる。
ーワードのみによる検索だけでなく、様々な利用者の入
力情報に基づいて検索することが可能となる。また、デ
ータベースのデータを、当該コンテンツに対する利用者
の様々な入力情報によって拡充することができる。
【００４０】従って、本発明の検索サーバは、利用者と
コンテンツサーバとの間で様々なサービスを提供するも
のとなる。
コンテンツサーバとの間で様々なサービスを提供するも
のとなる。
【図１】本発明による検索サーバを含むシステム構成図
である。
である。
【図２】利用者がキーワードを選択した場合に、利用者
側の端末に表示される表示画面である。
側の端末に表示される表示画面である。
【図３】利用者が現在の気分をテキストで入力した場合
に、利用者側の端末に表示される表示画面である。
に、利用者側の端末に表示される表示画面である。
【図４】利用者が画像情報を選択した場合に、利用者側
の端末に表示される表示画面である。
の端末に表示される表示画面である。
【図５】利用者が発声情報を入力した場合に、利用者側
の端末に表示される表示画面である。
の端末に表示される表示画面である。
【図６】表２及び表３に基づく気分キーワード数量の散
布図である。
布図である。
【図７】表２及び表３に基づく曲数量の散布図である。
【図８】図１のシステムのシーケンス図である。
１ 検索サーバ １１ 検索気分キーワード類推手段 １２ 検索手段 １３ データ蓄積手段 １４ テキスト情報分析手段 １５ 画像情報分析手段 １６ 発声情報分析手段 １７ 課金手段 ３、４ 利用者の端末 ５ コンテンツサーバ ６ 携帯電話機 ７ インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B075 ND12 ND14 ND20 NK02 NK32 PP07 PP12 PP13 PP30 PQ02 PQ13 PQ74 QM05
Claims (11)
- 【請求項１】 テキストを構成要素とする複数のコンテ
ンツのタイトル毎に、コンテンツが意味する人間の感情
に基づく１つ以上の気分キーワードを対応付けており、
数量化理論３類を用いて前記タイトル毎と前記気分キー
ワードとを数量化し、該タイトルを３次元空間に位置付
けたデータ構造を有するデータベースと、 検索指定情報から、１つ以上の前記気分キーワードから
なる検索気分キーワードを類推する検索気分キーワード
類推手段と、 前記数量化理論３類を用いて前記検索気分キーワードを
数量化し、前記３次元空間に検索指定点を位置付け、該
検索指定点に最も近くに位置付けられた前記タイトルか
ら順に検索結果として導出する検索手段とを有する、人
間の感情に基づいてコンテンツを検索する検索サーバ。 - 【請求項２】 前記検索指定情報は、予め指定された複
数のキーワードの中から利用者が選択したキーワードで
あることを特徴とする請求項１に記載の検索サーバ。 - 【請求項３】 前記検索指定情報は、利用者が指定した
テキスト情報を分析して導出したキーワードであること
を特徴とする請求項１に記載の検索サーバ。 - 【請求項４】 複数の画像情報が予め指定されており、
該画像情報毎に１つ以上のキーワードが対応付けられて
おり、前記検索指定情報は、前記複数の画像情報の中か
ら利用者が選択した画像情報に対応付けられたキーワー
ドであることを特徴とする請求項１に記載の検索サー
バ。 - 【請求項５】 複数の発声波形パターンが予め指定され
ており、該発声波形パターン毎に１つ以上のキーワード
が対応付けられており、利用者が発声した発声情報に最
も類似した前記発声波形パターンを選択し、前記検索指
定情報は、選択された該発声波形パターンに対応付けら
れたキーワードであることを特徴とする請求項１に記載
の検索サーバ。 - 【請求項６】 前記検索指定情報を指定する利用者に対
して、前記複数のタイトルが位置付けられた前記３次元
空間と、該空間に位置付けられた前記検索指定点とを表
示する表示手段を更に有することを特徴とする請求項１
から５のいずれか１項に記載の検索サーバ。 - 【請求項７】 利用者から送信された当該コンテンツに
対する感想のテキスト情報を分析してキーワードを導出
し、前記検索気分キーワード類推手段によって該キーワ
ードから１つ以上の前記気分キーワードを類推し、該気
分キーワードを当該コンテンツのタイトルに対応付ける
データ蓄積手段を有することを特徴とする請求項１から
６のいずれか１項に記載の検索サーバ。 - 【請求項８】 前記コンテンツは音楽であり、前記タイ
トルは該音楽の曲名であることを特徴とする請求項１か
ら７のいずれか１項に記載の検索サーバ。 - 【請求項９】 前記コンテンツは映画であり、前記タイ
トルは該映画の題名であることを特徴とする請求項１か
ら８のいずれか１項に記載の検索サーバ。 - 【請求項１０】 前記請求項１から９のいずれか１項に
記載の検索サーバと、利用者が用いる端末と、コンテン
ツを提供するコンテンツサーバとがそれぞれネットワー
クを介して接続されたシステムの制御方法であって、 前記端末が、前記利用者が指定する前記キーワード、前
記テキスト情報、前記画像情報又は前記発声情報を前記
検索サーバへ送信する第１の段階と、 前記検索サーバが、検索結果である１つ以上のタイトル
を前記端末へ送信する第２の段階と、 前記端末が、前記検索結果である１つ以上のタイトルの
中から利用者に選択させ、該選択されたタイトルを前記
検索サーバへ送信する第３の段階と、 前記検索サーバが、前記選択されたタイトルに相当する
コンテンツを前記端末へ送信するべく、前記コンテンツ
サーバに通知する第４の段階と、 前記検索サーバが、前記コンテンツサーバの提供者から
前記コンテンツに相当する課金を徴収する第５の段階と
を有することを特徴とする方法。 - 【請求項１１】 前記端末が、利用者が指定した当該コ
ンテンツに対する感想のテキスト情報を前記検索サーバ
へ送信する段階を更に有することを特徴とする請求項９
に記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000179985A JP2001357066A (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | 人間の感情に基づいてコンテンツを検索する検索サーバ及び該サーバを有するシステムの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000179985A JP2001357066A (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | 人間の感情に基づいてコンテンツを検索する検索サーバ及び該サーバを有するシステムの制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001357066A true JP2001357066A (ja) | 2001-12-26 |
Family
ID=18681162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000179985A Pending JP2001357066A (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | 人間の感情に基づいてコンテンツを検索する検索サーバ及び該サーバを有するシステムの制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001357066A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005166035A (ja) * | 2003-11-14 | 2005-06-23 | Pioneer Electronic Corp | 情報検索装置、情報検索方法及び情報検索用プログラム並びに情報記録媒体 |
| JP2006155157A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 自動選曲装置 |
| WO2007023644A1 (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-01 | Pioneer Corporation | 楽曲検索装置、方法、プログラム、および記録媒体 |
| JP2007249570A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Xing Inc | データベース作成方法、コンテンツ検索方法、データベース作成システム、コンテンツ検索システム、データベース作成装置、コンテンツ検索装置、及びコンピュータプログラム |
| US7958451B2 (en) | 2002-01-28 | 2011-06-07 | Sony Corporation | Graphical user interface for an information mediation system |
Citations (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6318457A (ja) * | 1986-07-10 | 1988-01-26 | Nec Corp | 感情情報抽出装置 |
| JPS6318458A (ja) * | 1986-07-10 | 1988-01-26 | Nec Corp | 感情情報抽出装置 |
| JPS6473460A (en) * | 1987-09-16 | 1989-03-17 | Mazda Motor | Device for retrieving image |
| JPH0816611A (ja) * | 1994-06-27 | 1996-01-19 | Sharp Corp | 自然言語に基づくデータ検索装置 |
| JPH08255150A (ja) * | 1995-03-17 | 1996-10-01 | Toshiba Corp | 情報公開装置及びマルチモーダル情報入出力システム |
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-
2000
- 2000-06-15 JP JP2000179985A patent/JP2001357066A/ja active Pending
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| JP2005166035A (ja) * | 2003-11-14 | 2005-06-23 | Pioneer Electronic Corp | 情報検索装置、情報検索方法及び情報検索用プログラム並びに情報記録媒体 |
| JP4594701B2 (ja) * | 2003-11-14 | 2010-12-08 | パイオニア株式会社 | 情報検索装置、情報検索方法及び情報検索用プログラム並びに情報記録媒体 |
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