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JP2001212332A - 遊技基板への識別情報付加方法及び遊技基板 - Google Patents

遊技基板への識別情報付加方法及び遊技基板

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Publication number
JP2001212332A
JP2001212332A JP2000024992A JP2000024992A JP2001212332A JP 2001212332 A JP2001212332 A JP 2001212332A JP 2000024992 A JP2000024992 A JP 2000024992A JP 2000024992 A JP2000024992 A JP 2000024992A JP 2001212332 A JP2001212332 A JP 2001212332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game board
area
identification information
circuit element
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000024992A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomokazu Sakai
智一 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2000024992A priority Critical patent/JP2001212332A/ja
Publication of JP2001212332A publication Critical patent/JP2001212332A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板管理番号の視認が容易となる遊技基板へ
の識別情報付加方法および遊技基板を提供する。 【解決手段】 遊技基板10は、遊技基板10の回路素
子30が配置されている配置面の中央に、回路素子30
を配置しない非配置領域40を形成し、基板管理番号2
0(例えば、“538ZA”)を非配置領域40に付し
て構成されている。これにより、遊技基板10を見たと
きに、比較的注目しやすい中央に基板管理番号20を見
ることができるので、基板管理番号20を付してある場
所を確認するのが比較的容易となるとともに、基板管理
番号20が比較的読み取りやすくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機の動作に関
する回路素子を搭載する遊技基板に基板管理番号を付す
る方法および遊技基板に係り、特に、基板管理番号の視
認が容易となる遊技基板への識別情報付加方法および遊
技基板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機等の遊技機の動作に関
する回路素子を搭載した遊技基板10には、図5に示す
ように、その遊技基板およびその製造メーカを特定する
ための基板管理番号20(例えば、“538ZA”)
が、遊技基板10の回路素子30が配置されている配置
面の周縁に付されていた。図5は、従来の遊技基板10
の平面図である。
【0003】基板管理番号20は、遊技機を市場に流通
させる前に遊技機が所定の仕様条件を満たしているか否
かを検定する検定機関において検定試験を行うときに参
照されるほか、遊技店に設置した後その遊技店において
定期的に行われる検査のときに参照されたり、遊技基板
を製造する段階で遊技基板を分別するときに参照された
りするものであり、その重要性はきわめて高い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
遊技基板10にあっては、基板管理番号20が配置面の
周縁に付されていたため、基板管理番号20が遊技基板
10の周縁近傍に配置される回路素子30の陰となった
り、遊技基板10の周縁に設けられた入出力コネクタ3
2に信号ケーブルを接続したときに、基板管理番号20
が遊技基板10の配置面に対して垂直方向からみてその
信号ケーブルのプラグ部の下に位置することとなった
り、遊技基板10を透明ケースで密封したときに、基板
管理番号20が遊技基板10の配置面に対して垂直方向
からみて透明ケースの段差のある部分と重なる領域に位
置することとなったりしてしまい、基板管理番号20を
付してある場所を確認するのが困難であるばかりか、そ
の場所を確認できても基板管理番号20を読み取りにく
いという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、このような従来の技術
の有する未解決の課題に着目してなされたものであっ
て、基板管理番号の視認が容易となる遊技基板への識別
情報付加方法および遊技基板を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1記載の遊技基板への識別情報
付加方法は、遊技機の動作に関する回路素子を搭載する
遊技基板に、前記遊技基板を識別するための情報であっ
てその内容を視覚を通じて認識可能な識別情報を付する
方法であって、前記遊技基板の回路素子が配置されてい
る配置面のうち周縁またはその近傍以外の領域に、前記
回路素子を配置しない非配置領域を形成し、形成した非
配置領域に前記識別情報を付する。
【0007】さらに、本発明に係る請求項2記載の遊技
基板への識別情報付加方法は、請求項1記載の遊技基板
への識別情報付加方法において、前記配置面のうち中央
またはその近傍に前記非配置領域を形成する。さらに、
本発明に係る請求項3記載の遊技基板への識別情報付加
方法は、遊技機の動作に関する回路素子を搭載する遊技
基板に、前記遊技基板を識別するための情報であってそ
の内容を視覚を通じて認識可能な識別情報を付する方法
であって、前記遊技基板の回路素子が配置されている配
置面のうちその配置面に対して垂直方向に所定以上の高
さを有する回路素子の近傍以外の領域に、前記回路素子
を配置しない非配置領域を形成し、形成した非配置領域
に前記識別情報を付する。
【0008】さらに、本発明に係る請求項4記載の遊技
基板への識別情報付加方法は、請求項3記載の遊技基板
への識別情報付加方法において、前記所定以上の高さを
有する回路素子の配置位置からその高さに応じた距離を
隔てた領域に前記非配置領域を形成する。さらに、本発
明に係る請求項5記載の遊技基板への識別情報付加方法
は、遊技機の動作に関する回路素子を搭載する遊技基板
に、前記遊技基板を識別するための情報であってその内
容を視覚を通じて認識可能な識別情報を付する方法であ
って、前記遊技基板を透明ケースで密閉したときに、前
記遊技基板の回路素子が配置されている配置面のうちそ
の配置面に対して垂直方向からみて前記透明ケースの段
差のある部分と重なる領域以外の領域に、前記回路素子
を配置しない非配置領域を形成し、形成した非配置領域
に前記識別情報を付する。
【0009】さらに、本発明に係る請求項6記載の遊技
基板への識別情報付加方法は、請求項1ないし5のいず
れかに記載の遊技基板への識別情報付加方法において、
絶縁層上に前記絶縁層とは異なる色彩を有する導電層を
形成し、前記導電層の上に透明な保護膜を形成する基板
形成工程を含み、前記基板形成工程は、前記導電層の一
部を除去することにより、前記識別情報を、前記絶縁層
と前記導電層との色彩の組み合わせからなる文字または
記号として形成する。
【0010】一方、上記目的を達成するために、本発明
に係る請求項7記載の遊技基板は、遊技機の動作に関す
る回路素子を搭載した基板であって、当該基板の回路素
子が配置されている配置面のうち周縁またはその近傍以
外の領域に、前記回路素子を配置しない非配置領域を形
成し、当該基板を識別するための情報であってその内容
を視覚を通じて認識可能な識別情報を前記非配置領域に
付したことを特徴とする。
【0011】ここで、非配置領域は、遊技基板の配置面
のうち周縁またはその近傍以外の領域に形成されていれ
ばどのような領域に形成されていてもよいが、識別情報
の視認性を向上する観点からは、前記配置面のうち中央
またはその近傍に前記非配置領域を形成してあることが
好ましい。したがって、遊技基板を見たときに、比較的
注目しやすい中央またはその近傍に識別情報を見ること
ができるので、請求項7記載の遊技基板に比して、識別
情報の視認がさらに容易となるという効果が得られる。
【0012】さらに、本発明に係る請求項8記載の遊技
基板は、遊技機の動作に関する回路素子を搭載した基板
であって、当該基板の回路素子が配置されている配置面
のうちその配置面に対して垂直方向に所定以上の高さを
有する回路素子の近傍以外の領域に、前記回路素子を配
置しない非配置領域を形成し、当該基板を識別するため
の情報であってその内容を視覚を通じて認識可能な識別
情報を前記非配置領域に付したことを特徴とする。
【0013】ここで、非配置領域は、遊技基板の配置面
のうち所定以上の高さを有する回路素子の近傍以外の領
域に形成されていればどのような領域に形成されていて
もよいが、識別情報の視認性を向上する観点からは、前
記配置面のうち前記所定以上の高さを有する回路素子の
配置位置からその高さに応じた距離を隔てた領域に前記
非配置領域を形成してあることが好ましい。
【0014】したがって、高さの異なる複数の回路素子
が混在していても、遊技基板を見たときに、それら回路
素子の陰になりにくい領域に識別情報を見ることができ
るので、請求項8記載の遊技基板に比して、識別情報の
視認がさらに容易となるという効果が得られる。さら
に、本発明に係る請求項9記載の遊技基板は、遊技機の
動作に関する回路素子を搭載した基板であって、当該基
板を透明ケースで密閉したときに、当該基板の回路素子
が配置されている配置面のうちその配置面に対して垂直
方向からみて前記透明ケースの段差のある部分と重なる
領域以外の領域に、前記回路素子を配置しない非配置領
域を形成し、当該基板を識別するための情報であってそ
の内容を視覚を通じて認識可能な識別情報を付したこと
を特徴とする。
【0015】ここで、請求項7ないし9記載の遊技基板
においては、例えば、遊技基板の完成後に遊技基板上に
ペイント剤によりペイントすることにより識別情報を付
するようにしてもよいが、識別情報は、比較的重要性の
高いものであることが多いことから、その内容が改ざん
しにくいものであることが望まれるため、改ざんを困難
とする観点からは、前記絶縁層と、前記絶縁層とは異な
る色彩を有する導電層とその順で積層しかつ前記導電層
の上に透明な保護膜を形成してなり、前記識別情報を、
前記導電層の一部を除去することにより前記絶縁層と前
記導電層との色彩の組み合わせからなる文字または記号
として形成してあることが好ましい。
【0016】したがって、識別情報が絶縁層と保護膜と
の間に形成されることとなるので、請求項7ないし9記
載の遊技基板に比して、識別情報の改ざんが比較的困難
となるという効果が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図面を参照しながら説明する。図1ないし図2は、本
発明に係る遊技基板への識別情報付加方法および遊技基
板の第1の実施の形態を示す図である。本実施の形態
は、本発明に係る遊技基板への識別情報付加方法および
遊技基板を、図1に示すように、パチンコ機またはパチ
スロ機の動作に関する回路素子30を搭載した遊技基板
10に基板管理番号20を付する場合について適用した
ものである。
【0018】まず、遊技基板10の構成を図1を参照し
ながら説明する。図1は、遊技基板10の平面図であ
る。遊技基板10は、図1に示すように、遊技基板10
の回路素子30が配置されている配置面の中央に、回路
素子30を配置しない非配置領域40を形成し、基板管
理番号20(例えば、“538ZA”)を非配置領域4
0に付して構成されている。ここで、非配置領域40
は、例えば、回路素子30をレイアウトするレイアウト
段階において、CAD(Computer Aided Design)装置
を用いて自動配置配線アルゴリズムにより形成する。
【0019】次に、遊技基板10の製造方法を図2を参
照しながら説明する。図2は、図1中のA−A’線の断
面図である。遊技基板10は、図2に示すように、基板
50上に絶縁層52を形成し、絶縁層52上に導電層5
4を形成し、配線パターンに応じて導電層54の一部を
エッチングすることにより配線パターンを形成し、配線
パターンを形成した導電層54上に透明な保護膜56を
形成することにより、製造される。基板管理番号20
は、配線パターンを形成するときに付される。すなわ
ち、配線パターンを形成するときに、非配置領域40に
おいて、導電層54の一部をエッチングすることによ
り、絶縁層52と導電層54との色彩の組み合わせから
なる基板管理番号20を形成することにより、基板管理
番号20を遊技基板10に付する。
【0020】なお、基板管理番号20の大きさは、実用
に応じて適宜に調整すればよく、特に限定されるもので
はないが、実用的には、遊技基板10からおよそ40
[Cm]離れた距離において認識可能な程度の大きさとす
るのが好ましい。このようにして、本実施の形態では、
遊技基板10の配置面の中央に非配置領域40を形成
し、基板管理番号20を非配置領域40に付した。
【0021】これにより、遊技基板10を見たときに、
比較的注目しやすい中央に基板管理番号20を見ること
ができるので、基板管理番号20を付してある場所を確
認するのが比較的容易となるとともに、基板管理番号2
0が比較的読み取りやすくなる。したがって、従来に比
して、基板管理番号20の視認が比較的容易となる。さ
らに、本実施の形態では、非配置領域40において、導
電層54の一部をエッチングすることにより、絶縁層5
2と導電層54との色彩の組み合わせからなる基板管理
番号20を形成し、その上に保護膜56を形成した。
【0022】基板管理番号20は、上記のように、比較
的重要性の高いものであることが多いことから、その内
容が改ざんしにくいものであることが望まれる。したが
って、こうした構成により、基板管理番号20が絶縁層
52と保護膜56との間に形成されることとなるので、
基板管理番号20の改ざんが比較的困難となる。次に、
本発明の第2の実施の形態を図面を参照しながら説明す
る。図3は、本発明に係る遊技基板への識別情報付加方
法および遊技基板の第2の実施の形態を示す図である。
なお、以下、上記第1の実施の形態と異なる部分につい
てのみ説明し、同一の部分については同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0023】まず、遊技基板10の構成を図3を参照し
ながら説明する。図3は、遊技基板10の平面図であ
る。遊技基板10は、図3に示すように、遊技基板10
の配置面のうちその配置面に対して垂直方向に所定以上
の高さ(例えば、8[mm](IC4[mm]+ICソケッ
ト4[mm])以上の高さ)を有する回路素子30の近傍
以外の領域に非配置領域40を形成し、基板管理番号2
0を非配置領域40に付して構成されている。具体的に
は、非配置領域40は、遊技基板10の配置面のうち中
央のやや上部であって、遊技基板10の配置面のうち所
定以上の高さを有する回路素子30の配置位置からその
高さに応じた距離を隔てた領域に形成する。
【0024】なお、非配置領域40の形成方法、遊技基
板10の製造方法、および基板管理番号20の付加方法
については、上記第1の実施の形態の例による。このよ
うにして、本実施の形態では、遊技基板10の配置面の
うちその配置面に対して垂直方向に所定以上の高さを有
する回路素子30の近傍以外の領域に非配置領域40を
形成し、基板管理番号20を非配置領域40に付した。
【0025】これにより、遊技基板10を見たときに、
回路素子30の陰になりにくい領域に基板管理番号20
を見ることができるので、基板管理番号20を付してあ
る場所を確認するのが比較的容易となるとともに、基板
管理番号20が比較的読み取りやすくなる。したがっ
て、従来に比して、基板管理番号20の視認が比較的容
易となる。
【0026】さらに、本実施の形態では、遊技基板10
の配置面のうち所定以上の高さを有する回路素子30の
配置位置からその高さに応じた距離を隔てた領域に非配
置領域40を形成した。これにより、高さの異なる複数
の回路素子30が混在していても、遊技基板10を見た
ときに、それら回路素子30の陰になりにくい領域に基
板管理番号20を見ることができるので、基板管理番号
20を付してある場所を確認するのがさらに容易となる
とともに、基板管理番号20がさらに読み取りやすくな
る。したがって、基板管理番号20の視認がさらに容易
となる。
【0027】次に、本発明の第3の実施の形態を図面を
参照しながら説明する。図4は、本発明に係る遊技基板
への識別情報付加方法および遊技基板の第3の実施の形
態を示す図である。なお、以下、上記第1の実施の形態
と異なる部分についてのみ説明し、同一の部分について
は同一の符号を付して説明を省略する。まず、遊技基板
10の構成を図4を参照しながら説明する。図4(a)
は、遊技基板10の平面図であり、図4(b)は、遊技
基板10を透明ケース60で密閉したときの遊技基板1
0および透明ケース60の断面図である。
【0028】遊技基板10は、図4に示すように、遊技
基板10を透明ケース60で密閉したときに、遊技基板
10の配置面のうちその配置面に対して垂直方向からみ
て透明ケース60の段差のある部分と重なる領域以外の
領域に非配置領域40を形成し、基板管理番号20を非
配置領域40に付して構成されている。図4の例では、
遊技基板10を透明ケース60で密閉したときに、透明
ケース60の段差のある部分は、遊技基板10の配置面
に対して垂直方向からみて中央のやや上部に重なるの
で、非配置領域40は、その領域とは重ならない遊技基
板10の配置面の中央に形成する。
【0029】なお、非配置領域40の形成方法、遊技基
板10の製造方法、および基板管理番号20の付加方法
については、上記第1の実施の形態の例による。このよ
うにして、本実施の形態では、遊技基板10を透明ケー
ス60で密閉したときに、遊技基板10の配置面のうち
その配置面に対して垂直方向からみて透明ケース60の
段差のある部分と重なる領域以外の領域に非配置領域4
0を形成し、基板管理番号20を非配置領域40に付し
た。
【0030】これにより、遊技基板10を透明ケース6
0で密閉した状態で、遊技基板10を見たときに、透明
ケース60の段差のある部分と重ならない領域に基板管
理番号20を見ることができるので、基板管理番号20
を付してある場所を確認するのが比較的容易となるとと
もに、基板管理番号20が比較的読み取りやすくなる。
したがって、従来に比して、基板管理番号20の視認が
比較的容易となる。
【0031】上記第1、第2および第3の実施の形態に
おいて、基板管理番号20は、請求項1、3、または5
ないし9記載の識別情報に対応している。なお、上記第
1の実施の形態においては、遊技基板10の配置面の中
央に非配置領域40を形成し、基板管理番号20を非配
置領域40に付したが、これに限らず、遊技基板10の
配置面のうち周縁またはその近傍以外の領域に非配置領
域40を形成し、基板管理番号20を非配置領域40に
付してもよい。
【0032】また、上記第1、第2および第3の実施の
形態においては、非配置領域40において、導電層54
の一部をエッチングすることにより、絶縁層52と導電
層54との色彩の組み合わせからなる基板管理番号20
を形成し、その上に保護膜56を形成することにより、
基板管理番号20を付したが、これに限らず、遊技基板
10の完成後に遊技基板10上にペイント剤によりペイ
ントすることにより、基板管理番号20を付してもよ
い。
【0033】また、上記第1、第2および第3の実施の
形態においては、パチンコ機またはパチスロ機に本発明
を適用した場合について説明したが、これに限らず、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲で他のアミューズメントゲ
ーム機にも適用可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1、2または6記載の遊技基板への識別情報付加方法
によれば、遊技基板を見たときに、比較的注目しやすい
ところに識別情報を見ることができるので、従来に比し
て、識別情報の視認が比較的容易となるという効果が得
られる。
【0035】さらに、本発明に係る請求項2記載の遊技
基板への識別情報付加方法によれば、遊技基板を見たと
きに、比較的注目しやすい中央または中央近傍に識別情
報を見ることができるので、識別情報の視認がさらに容
易となるという効果も得られる。さらに、本発明に係る
請求項3、4または6記載の遊技基板への識別情報付加
方法によれば、遊技基板を見たときに、回路素子の陰に
なりにくい領域に識別情報を見ることができるので、従
来に比して、識別情報の視認が比較的容易となるという
効果が得られる。
【0036】さらに、本発明に係る請求項4記載の遊技
基板への識別情報付加方法によれば、高さの異なる複数
の回路素子が混在していても、遊技基板を見たときに、
それら回路素子の陰になりにくい領域に識別情報を見る
ことができるので、識別情報の視認がさらに容易となる
という効果も得られる。さらに、本発明に係る請求項5
または6記載の遊技基板への識別情報付加方法によれ
ば、遊技基板を透明ケースで密閉した状態で、遊技基板
を見たときに、透明ケースの段差のある部分と重ならな
い領域に識別情報を見ることができるので、従来に比し
て、識別情報の視認が比較的容易となるという効果も得
られる。
【0037】さらに、本発明に係る請求項6記載の遊技
基板への識別情報付加方法によれば、識別情報が絶縁層
と保護膜との間に形成されることとなるので、識別情報
の改ざんが比較的困難となるという効果も得られる。一
方、本発明に係る請求項7記載の遊技基板によれば、遊
技基板を見たときに、比較的注目しやすいところに識別
情報を見ることができるので、従来に比して、識別情報
の視認が比較的容易となるという効果が得られる。
【0038】さらに、本発明に係る請求項8記載の遊技
基板によれば、遊技基板を見たときに、回路素子の陰に
なりにくい領域に識別情報を見ることができるので、従
来に比して、識別情報の視認が比較的容易となるという
効果が得られる。さらに、本発明に係る請求項9記載の
遊技基板によれば、遊技基板を透明ケースで密閉した状
態で、遊技基板を見たときに、透明ケースの段差のある
部分と重ならない領域に識別情報を見ることができるの
で、従来に比して、識別情報の視認が比較的容易となる
という効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技基板10の平面図である。
【図2】図1中のA−A’線の断面図である。
【図3】本発明に係る遊技基板10の平面図である。
【図4】本発明に係る遊技基板10の平面図である。
【図5】従来の遊技基板10の平面図である。
【符号の説明】
10 遊技基板 20 基板管理番号 30 回路素子 40 非配置領域 50 基板 52 絶縁層 54 導電層 56 保護層 60 透明ケース

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機の動作に関する回路素子を搭載す
    る遊技基板に、前記遊技基板を識別するための情報であ
    ってその内容を視覚を通じて認識可能な識別情報を付す
    る方法であって、 前記遊技基板の回路素子が配置されている配置面のうち
    周縁又はその近傍以外の領域に、前記回路素子を配置し
    ない非配置領域を形成し、形成した非配置領域に前記識
    別情報を付することを特徴とする遊技基板への識別情報
    付加方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記配置面のうち中央又はその近傍に前記非配置領域を
    形成することを特徴とする遊技基板への識別情報付加方
    法。
  3. 【請求項3】 遊技機の動作に関する回路素子を搭載す
    る遊技基板に、前記遊技基板を識別するための情報であ
    ってその内容を視覚を通じて認識可能な識別情報を付す
    る方法であって、 前記遊技基板の回路素子が配置されている配置面のうち
    その配置面に対して垂直方向に所定以上の高さを有する
    回路素子の近傍以外の領域に、前記回路素子を配置しな
    い非配置領域を形成し、形成した非配置領域に前記識別
    情報を付することを特徴とする遊技基板への識別情報付
    加方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記所定以上の高さを有する回路素子の配置位置からそ
    の高さに応じた距離を隔てた領域に前記非配置領域を形
    成することを特徴とする遊技基板への識別情報付加方
    法。
  5. 【請求項5】 遊技機の動作に関する回路素子を搭載す
    る遊技基板に、前記遊技基板を識別するための情報であ
    ってその内容を視覚を通じて認識可能な識別情報を付す
    る方法であって、 前記遊技基板を透明ケースで密閉したときに、前記遊技
    基板の回路素子が配置されている配置面のうちその配置
    面に対して垂直方向からみて前記透明ケースの段差のあ
    る部分と重なる領域以外の領域に、前記回路素子を配置
    しない非配置領域を形成し、形成した非配置領域に前記
    識別情報を付することを特徴とする遊技基板への識別情
    報付加方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、 絶縁層上に前記絶縁層とは異なる色彩を有する導電層を
    形成し、前記導電層の上に透明な保護膜を形成する基板
    形成工程を含み、 前記基板形成工程は、前記導電層の一部を除去すること
    により、前記識別情報を、前記絶縁層と前記導電層との
    色彩の組み合わせからなる文字又は記号として形成する
    ことを特徴とする遊技基板への識別情報付加方法。
  7. 【請求項7】 遊技機の動作に関する回路素子を搭載し
    た基板であって、 当該基板の回路素子が配置されている配置面のうち周縁
    又はその近傍以外の領域に、前記回路素子を配置しない
    非配置領域を形成し、当該基板を識別するための情報で
    あってその内容を視覚を通じて認識可能な識別情報を前
    記非配置領域に付したことを特徴とする遊技基板。
  8. 【請求項8】 遊技機の動作に関する回路素子を搭載し
    た基板であって、 当該基板の回路素子が配置されている配置面のうちその
    配置面に対して垂直方向に所定以上の高さを有する回路
    素子の近傍以外の領域に、前記回路素子を配置しない非
    配置領域を形成し、当該基板を識別するための情報であ
    ってその内容を視覚を通じて認識可能な識別情報を前記
    非配置領域に付したことを特徴とする遊技基板。
  9. 【請求項9】 遊技機の動作に関する回路素子を搭載し
    た基板であって、 当該基板を透明ケースで密閉したときに、当該基板の回
    路素子が配置されている配置面のうちその配置面に対し
    て垂直方向からみて前記透明ケースの段差のある部分と
    重なる領域以外の領域に、前記回路素子を配置しない非
    配置領域を形成し、当該基板を識別するための情報であ
    ってその内容を視覚を通じて認識可能な識別情報を付し
    たことを特徴とする遊技基板。
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