JP2001250385A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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- Databases & Information Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 広いデータI/O幅を有する半導体記憶装置
のデータ入出力の高速化および低消費電力化を図る。 【解決手段】 メモリセルアレイ40は、メモリブロッ
ク40−N,40−Fに分割される。メモリセルアレイ
40全体に共通に設けられるグローバルデータI/O線
対は、スイッチ群SWIによって、メモリブロック40
−F,40−Nのそれぞれと対応する領域ごとに分割さ
れる。データ入出力回路50から遠い側のメモリブロッ
クにおける列選択動作は、スイッチ群SWIをオフした
状態の下でメモリブロックの選択を待たずに実行され、
メモリブロックの選択が確定した後に、スイッチ群SW
Iのオンおよび他方のメモリブロックにおける列選択の
いずれか一方が実行される。
のデータ入出力の高速化および低消費電力化を図る。 【解決手段】 メモリセルアレイ40は、メモリブロッ
ク40−N,40−Fに分割される。メモリセルアレイ
40全体に共通に設けられるグローバルデータI/O線
対は、スイッチ群SWIによって、メモリブロック40
−F,40−Nのそれぞれと対応する領域ごとに分割さ
れる。データ入出力回路50から遠い側のメモリブロッ
クにおける列選択動作は、スイッチ群SWIをオフした
状態の下でメモリブロックの選択を待たずに実行され、
メモリブロックの選択が確定した後に、スイッチ群SW
Iのオンおよび他方のメモリブロックにおける列選択の
いずれか一方が実行される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置に
関し、より特定的には、広いデータI/O幅を有すると
ともに、データ入出力の高速化および低消費電力化が可
能なダイナミック型半導体記憶装置に関する。
関し、より特定的には、広いデータI/O幅を有すると
ともに、データ入出力の高速化および低消費電力化が可
能なダイナミック型半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高いメモリバンド幅を要求する画像処理
等の一部のアプリケーションに対応して、広いデータI
/O幅を実現するためのメモリセルアレイ構成が半導体
記憶装置に採用されるようになっている。
等の一部のアプリケーションに対応して、広いデータI
/O幅を実現するためのメモリセルアレイ構成が半導体
記憶装置に採用されるようになっている。
【0003】代表的には、ロジック回路とDRAM(Dy
namic Random Access Memory)を同一チップ上に搭載し
たDRAM/ロジック混載メモリが開発されている。D
RAM/ロジック混載メモリにおいては、従来のプロセ
ッサとDRAMとの間に存在したI/Oピンおよび外部
バスを省略して自由度の高いデータ転送を実行可能な構
成するとともに、DRAMアレイ部に同時にデータ入出
力可能な多数のデータI/O線を設けて広いデータI/
O幅を実現している。
namic Random Access Memory)を同一チップ上に搭載し
たDRAM/ロジック混載メモリが開発されている。D
RAM/ロジック混載メモリにおいては、従来のプロセ
ッサとDRAMとの間に存在したI/Oピンおよび外部
バスを省略して自由度の高いデータ転送を実行可能な構
成するとともに、DRAMアレイ部に同時にデータ入出
力可能な多数のデータI/O線を設けて広いデータI/
O幅を実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな広いデータI/O幅を実現するためのメモリセルア
レイ構成には、以下のような問題点もある。
うな広いデータI/O幅を実現するためのメモリセルア
レイ構成には、以下のような問題点もある。
【0005】すなわち、メモリの高集積化が進むとこれ
に伴ってメモリセルアレイのサイズも増加し、読出/書
込データを伝達するためのデータI/O線も長配線化し
て寄生容量が増大する。また、一度に入出力するデータ
数を多くする必要があるため、同時に動作するデータI
/O線数も増加していく。これにより、下記の問題点が
顕著となる。
に伴ってメモリセルアレイのサイズも増加し、読出/書
込データを伝達するためのデータI/O線も長配線化し
て寄生容量が増大する。また、一度に入出力するデータ
数を多くする必要があるため、同時に動作するデータI
/O線数も増加していく。これにより、下記の問題点が
顕著となる。
【0006】(1) データI/O線における読出/書
込データの伝搬遅延が無視できないほど大きくなり、ア
クセスタイムの遅延などを引起こす。
込データの伝搬遅延が無視できないほど大きくなり、ア
クセスタイムの遅延などを引起こす。
【0007】(2) 多数のデータI/O線について、
同時にデータ書込あるいは読出動作を実行するために、
データI/O線における消費電流が増大する。
同時にデータ書込あるいは読出動作を実行するために、
データI/O線における消費電流が増大する。
【0008】この発明は、これらの問題点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、広いデータI
/O幅を有しつつ、データ入出力の高速化および低消費
電力化が可能な半導体記憶装置を提供することである。
めになされたものであって、その目的は、広いデータI
/O幅を有しつつ、データ入出力の高速化および低消費
電力化が可能な半導体記憶装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体記
憶装置は、アドレス信号に応じてデータ入出力を行なう
半導体記憶装置であって、行列状に配置された複数のメ
モリセルを有するメモリセルアレイを備え、メモリセル
アレイは行方向に沿って複数のメモリブロックに分割さ
れ、複数のメモリブロックのうちのいずれか1個は、ア
ドレス信号に応じて選択されてデータ入出力の対象とな
り、複数のメモリブロックのうちの1個と列方向に隣接
して配置され、メモリセルアレイとの間でデータの読出
および書込を実行するデータ入出力回路と、列方向に沿
って複数のメモリブロックに共通に設けられ、メモリセ
ルアレイとの間で入出力されるデータを伝達するための
複数のデータ入出力線と、各データ入出力線ごとに隣接
するメモリブロック間に配置され、アドレス信号に応じ
て対応するデータ入出力線を分割/接続する複数のデー
タ線接続回路と、複数のメモリブロックに対応してそれ
ぞれ設けられ、複数のデータ入出力線のそれぞれとの間
でデータ授受を行なうメモリセルをアドレス信号に応じ
て選択するための行選択および列選択を実行する複数の
デコード回路と、各デコード回路に対して行選択および
列選択の実行タイミングを指示するとともに、アドレス
信号に応じて各データ線接続回路のオン/オフを制御し
て分割/接続を指示する制御回路とをさらに備え、制御
回路は、複数のメモリブロックの選択が確定する前にお
いては、各データ線接続回路をオフ状態とした上で、複
数のメモリブロックのうちの少なくとも1個において列
選択を実行し、複数のメモリブロックの選択が確定した
後においては、選択されたメモリブロックにおいて列選
択が未実行であるときに列選択を実行するとともに、選
択されたメモリブロックとデータ入出力回路との間でデ
ータ伝達が実行できるように各データ線接続回路のうち
の少なくとも1個をオンする。
憶装置は、アドレス信号に応じてデータ入出力を行なう
半導体記憶装置であって、行列状に配置された複数のメ
モリセルを有するメモリセルアレイを備え、メモリセル
アレイは行方向に沿って複数のメモリブロックに分割さ
れ、複数のメモリブロックのうちのいずれか1個は、ア
ドレス信号に応じて選択されてデータ入出力の対象とな
り、複数のメモリブロックのうちの1個と列方向に隣接
して配置され、メモリセルアレイとの間でデータの読出
および書込を実行するデータ入出力回路と、列方向に沿
って複数のメモリブロックに共通に設けられ、メモリセ
ルアレイとの間で入出力されるデータを伝達するための
複数のデータ入出力線と、各データ入出力線ごとに隣接
するメモリブロック間に配置され、アドレス信号に応じ
て対応するデータ入出力線を分割/接続する複数のデー
タ線接続回路と、複数のメモリブロックに対応してそれ
ぞれ設けられ、複数のデータ入出力線のそれぞれとの間
でデータ授受を行なうメモリセルをアドレス信号に応じ
て選択するための行選択および列選択を実行する複数の
デコード回路と、各デコード回路に対して行選択および
列選択の実行タイミングを指示するとともに、アドレス
信号に応じて各データ線接続回路のオン/オフを制御し
て分割/接続を指示する制御回路とをさらに備え、制御
回路は、複数のメモリブロックの選択が確定する前にお
いては、各データ線接続回路をオフ状態とした上で、複
数のメモリブロックのうちの少なくとも1個において列
選択を実行し、複数のメモリブロックの選択が確定した
後においては、選択されたメモリブロックにおいて列選
択が未実行であるときに列選択を実行するとともに、選
択されたメモリブロックとデータ入出力回路との間でデ
ータ伝達が実行できるように各データ線接続回路のうち
の少なくとも1個をオンする。
【0010】請求項2記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置であって、制御回路は、複数の
メモリブロックの選択が確定する前においては、複数の
メモリブロックのうちデータ入出力線上におけるデータ
入出力回路からの距離が最遠のメモリブロックにおいて
列選択を実行する。
1記載の半導体記憶装置であって、制御回路は、複数の
メモリブロックの選択が確定する前においては、複数の
メモリブロックのうちデータ入出力線上におけるデータ
入出力回路からの距離が最遠のメモリブロックにおいて
列選択を実行する。
【0011】請求項3記載の半導体記憶装置は、請求項
2記載の半導体記憶装置であって、半導体記憶装置は、
第1の状態と第2の状態との間の遷移を一定周期で繰り
返すクロック信号に応答して同期動作し、アドレス信号
は、複数のメモリブロックの選択するためのブロック選
択信号と、行選択を実行するための行アドレス信号と、
列選択を実行するための列アドレス信号とを含み、行ア
ドレス信号はクロック信号の第1の遷移エッジで入力さ
れ、ブロック選択信号は、第1の遷移エッジより後のク
ロック信号の第2の遷移エッジで入力され、列アドレス
信号は、第2の遷移エッジよりも早いタイミングで入力
される。
2記載の半導体記憶装置であって、半導体記憶装置は、
第1の状態と第2の状態との間の遷移を一定周期で繰り
返すクロック信号に応答して同期動作し、アドレス信号
は、複数のメモリブロックの選択するためのブロック選
択信号と、行選択を実行するための行アドレス信号と、
列選択を実行するための列アドレス信号とを含み、行ア
ドレス信号はクロック信号の第1の遷移エッジで入力さ
れ、ブロック選択信号は、第1の遷移エッジより後のク
ロック信号の第2の遷移エッジで入力され、列アドレス
信号は、第2の遷移エッジよりも早いタイミングで入力
される。
【0012】請求項4記載の半導体記憶装置は、請求項
2記載の半導体記憶装置であって、各複数のデータ入出
力線は、互いに相補のデータを伝達する2本のデータ線
を含み、各複数のデータ入出力線は、データ線接続回路
が配置される領域のうちの少なくとも1つにおいて、複
数のデータ入出力線のうちの他の少なくとも1つと交差
するように配置される。
2記載の半導体記憶装置であって、各複数のデータ入出
力線は、互いに相補のデータを伝達する2本のデータ線
を含み、各複数のデータ入出力線は、データ線接続回路
が配置される領域のうちの少なくとも1つにおいて、複
数のデータ入出力線のうちの他の少なくとも1つと交差
するように配置される。
【0013】請求項5記載の半導体記憶装置は、請求項
2記載の半導体記憶装置であって、各複数のデータ入出
力線に対応して列方向に沿って配置される複数の信号伝
達線をさらに備え、各複数のデータ入出力線は、互いに
相補のデータを伝達する2本のデータ線を含み、2本の
データ線は、データ線接続回路が配置される領域のうち
の少なくとも1つにおいて、互いに交差するように配置
される。
2記載の半導体記憶装置であって、各複数のデータ入出
力線に対応して列方向に沿って配置される複数の信号伝
達線をさらに備え、各複数のデータ入出力線は、互いに
相補のデータを伝達する2本のデータ線を含み、2本の
データ線は、データ線接続回路が配置される領域のうち
の少なくとも1つにおいて、互いに交差するように配置
される。
【0014】請求項6記載の半導体記憶装置は、請求項
2記載の半導体記憶装置であって、各複数のデータ入出
力線に対応して列方向に沿って配置される複数の信号伝
達線をさらに備え、複数の信号伝達線は、データ線接続
回路が配置される領域のうちの少なくとも1つにおい
て、複数のデータ入出力線のうちの対応する1つを横断
するように配置される。
2記載の半導体記憶装置であって、各複数のデータ入出
力線に対応して列方向に沿って配置される複数の信号伝
達線をさらに備え、複数の信号伝達線は、データ線接続
回路が配置される領域のうちの少なくとも1つにおい
て、複数のデータ入出力線のうちの対応する1つを横断
するように配置される。
【0015】請求項7記載の半導体記憶装置は、請求項
2記載の半導体記憶装置であって、各複数のデータ入出
力線は、メモリセルアレイへの入力データを伝達する書
込データ線と、メモリセルアレイからの出力データを伝
達する読出データ線とを含む。
2記載の半導体記憶装置であって、各複数のデータ入出
力線は、メモリセルアレイへの入力データを伝達する書
込データ線と、メモリセルアレイからの出力データを伝
達する読出データ線とを含む。
【0016】請求項8記載の半導体記憶装置は、請求項
7記載の半導体記憶装置であって、各複数のデータ線接
続回路は、対応する書込データ線および読出データ線の
いずれか一方のみに対応して設けられる。
7記載の半導体記憶装置であって、各複数のデータ線接
続回路は、対応する書込データ線および読出データ線の
いずれか一方のみに対応して設けられる。
【0017】請求項9記載の半導体記憶装置は、請求項
7記載の半導体記憶装置であって、書込データ線および
読出データ線は、互いに相補のデータを伝達する2本の
データ線を含み、各書込データ線および読出データ線
は、データ線接続回路が配置される領域のうちの少なく
とも1つにおいて、お互いに交差するように配置され
る。
7記載の半導体記憶装置であって、書込データ線および
読出データ線は、互いに相補のデータを伝達する2本の
データ線を含み、各書込データ線および読出データ線
は、データ線接続回路が配置される領域のうちの少なく
とも1つにおいて、お互いに交差するように配置され
る。
【0018】請求項10記載の半導体記憶装置は、請求
項7記載の半導体記憶装置であって、書込データ線およ
び読出データ線は、互いに相補のデータを伝達する2本
のデータ線を含み、各書込データ線および読出データ線
は、データ線接続回路が配置される領域のうちの少なく
とも1つにおいて、隣接する書込データ線同士および読
出データ線同士の少なくとも一方がお互いに交差するよ
うに配置される。
項7記載の半導体記憶装置であって、書込データ線およ
び読出データ線は、互いに相補のデータを伝達する2本
のデータ線を含み、各書込データ線および読出データ線
は、データ線接続回路が配置される領域のうちの少なく
とも1つにおいて、隣接する書込データ線同士および読
出データ線同士の少なくとも一方がお互いに交差するよ
うに配置される。
【0019】請求項11記載の半導体記憶装置は、請求
項2記載の半導体記憶装置であって、各複数のデータ線
接続回路は、データ入出力回路に近い側から遠い側に向
かう方向に、選択されたメモリブロックへの入力データ
を増幅して伝達する第1のリピータ回路と、データ入出
力回路に遠い側から近い側に向かう方向に、選択された
メモリブロックからの出力データを増幅して伝達する第
2のリピータ回路とを含む。
項2記載の半導体記憶装置であって、各複数のデータ線
接続回路は、データ入出力回路に近い側から遠い側に向
かう方向に、選択されたメモリブロックへの入力データ
を増幅して伝達する第1のリピータ回路と、データ入出
力回路に遠い側から近い側に向かう方向に、選択された
メモリブロックからの出力データを増幅して伝達する第
2のリピータ回路とを含む。
【0020】請求項12記載の半導体記憶装置は、アド
レス信号に応じてデータ入出力を行なう半導体記憶装置
であって、行列状に配置された複数のメモリセルを有す
るメモリセルアレイを備え、メモリセルアレイは行方向
に沿って複数のメモリブロックに等分割され、複数のメ
モリブロックのうちのいずれか1個は、アドレス信号に
応じて選択されてデータ入出力の対象となり、複数のメ
モリブロックのうちの1個と列方向に隣接して配置さ
れ、メモリセルアレイとの間でデータの読出および書込
を実行するデータ入出力回路と、列方向に沿って複数の
メモリブロックに共通に設けられ、メモリセルアレイと
の間で入出力されるデータを伝達するための複数のデー
タ入出力線と、各データ入出力線ごとに隣接するメモリ
ブロック間に配置され、アドレス信号に応じて対応する
データ入出力線を分割/接続する複数のデータ線接続回
路と、複数のメモリブロックに対応してそれぞれ設けら
れ、複数のデータ入出力線のそれぞれとの間でデータ授
受を行なうメモリセルをアドレス信号に応じて選択する
ための行選択および列選択を実行する複数のデコード回
路と、各デコード回路に対して行選択および列選択の実
行タイミングを指示するとともに、アドレス信号に応じ
て各データ線接続回路のオン/オフを制御して分割/接
続を指示する制御回路とをさらに備え、制御回路は、選
択されたメモリブロックにおける列選択の実行を指示す
るとともに、選択されたメモリブロックとデータ入出力
回路との間でデータ伝達が実行できるように各データ線
接続回路のうちの少なくとも1個をオンする。
レス信号に応じてデータ入出力を行なう半導体記憶装置
であって、行列状に配置された複数のメモリセルを有す
るメモリセルアレイを備え、メモリセルアレイは行方向
に沿って複数のメモリブロックに等分割され、複数のメ
モリブロックのうちのいずれか1個は、アドレス信号に
応じて選択されてデータ入出力の対象となり、複数のメ
モリブロックのうちの1個と列方向に隣接して配置さ
れ、メモリセルアレイとの間でデータの読出および書込
を実行するデータ入出力回路と、列方向に沿って複数の
メモリブロックに共通に設けられ、メモリセルアレイと
の間で入出力されるデータを伝達するための複数のデー
タ入出力線と、各データ入出力線ごとに隣接するメモリ
ブロック間に配置され、アドレス信号に応じて対応する
データ入出力線を分割/接続する複数のデータ線接続回
路と、複数のメモリブロックに対応してそれぞれ設けら
れ、複数のデータ入出力線のそれぞれとの間でデータ授
受を行なうメモリセルをアドレス信号に応じて選択する
ための行選択および列選択を実行する複数のデコード回
路と、各デコード回路に対して行選択および列選択の実
行タイミングを指示するとともに、アドレス信号に応じ
て各データ線接続回路のオン/オフを制御して分割/接
続を指示する制御回路とをさらに備え、制御回路は、選
択されたメモリブロックにおける列選択の実行を指示す
るとともに、選択されたメモリブロックとデータ入出力
回路との間でデータ伝達が実行できるように各データ線
接続回路のうちの少なくとも1個をオンする。
【0021】請求項13記載の半導体記憶装置は、請求
項12記載の半導体記憶装置であって、メモリセルアレ
イは複数のバンクから構成され、各バンクは、同数のメ
モリブロックを有し、いずれのバンクが選択された場合
においても、複数のデータ線接続回路によって複数のメ
モリブロックにそれぞれ対応して分割される各データ入
出力線の複数のブロックのうち、実際に入出力データを
伝達するブロックの個数は等しくなるように、各バンク
と各メモリブロックとは対応付けられる。
項12記載の半導体記憶装置であって、メモリセルアレ
イは複数のバンクから構成され、各バンクは、同数のメ
モリブロックを有し、いずれのバンクが選択された場合
においても、複数のデータ線接続回路によって複数のメ
モリブロックにそれぞれ対応して分割される各データ入
出力線の複数のブロックのうち、実際に入出力データを
伝達するブロックの個数は等しくなるように、各バンク
と各メモリブロックとは対応付けられる。
【0022】請求項14記載の半導体記憶装置は、請求
項13記載の半導体記憶装置であって、メモリブロック
は、さらに列方向に沿っても分割される。
項13記載の半導体記憶装置であって、メモリブロック
は、さらに列方向に沿っても分割される。
【0023】請求項15記載の半導体記憶装置は、請求
項12記載の半導体記憶装置であって、データ入出力線
は、バンクごとに配置され、複数のバンクのうちの一つ
に対応するデータ入出力線は、複数のバンクのうちの一
つに対応するメモリセルブロックとの間においてのみデ
ータ授受を行なう。
項12記載の半導体記憶装置であって、データ入出力線
は、バンクごとに配置され、複数のバンクのうちの一つ
に対応するデータ入出力線は、複数のバンクのうちの一
つに対応するメモリセルブロックとの間においてのみデ
ータ授受を行なう。
【0024】請求項16記載の半導体記憶装置は、アド
レス信号に応じてデータ入出力を行なう半導体記憶装置
であって、行列状に配置された複数のメモリセルを有す
るメモリセルアレイを備え、メモリセルアレイは行方向
に沿って第1および第2のメモリブロックに分割され、
第1および第2のメモリブロックのうちのいずれか1個
は、アドレス信号に応じて選択されてデータ入出力の対
象となり、第2のメモリブロックと列方向に隣接して配
置され、メモリセルアレイとの間でデータの読出および
書込を実行するデータ入出力回路と、第1のメモリブロ
ックに対応して列方向に沿ってM本設けられ、N本
(N:Mより小さい自然数)ごとの複数のグループに分
割される第1のデータ入出力線と、複数のグループに対
応してそれぞれ設けられる複数の中間ノードと、第2の
メモリブロックに対応して列方向に沿ってM本設けら
れ、N本(N:Mより小さい自然数)ごとの複数のグル
ープに分割される第2のデータ入出力線とを備え、第2
のデータ入出力線のうちの各グループごとの1本は、複
数の中間ノードのうちの対応する1つと接続され、各グ
ループごとに、第1のメモリブロックのN本のデータ入
出力線と対応する中間ノードとの間に各々設けられる第
1のデータ線接続回路と、各グループごとに、第2のメ
モリブロックのN本のデータ入出力線とデータ入出力回
路との間に各々設けられる第2のデータ線接続回路と、
第1および第2のメモリブロックに対応してそれぞれ設
けられ、複数のデータ入出力線のそれぞれとの間でデー
タ授受を行なうメモリセルをアドレス信号に応じて選択
するための行選択および列選択を実行する第1および第
2のデコード回路と、各デコード回路に対して行選択お
よび列選択の実行タイミングを指示するとともに、第1
および第2のデータ線選択回路のオン/オフを制御する
制御回路とをさらに備え、制御回路は、メモリブロック
の選択が確定する前においては、各第2のデータ線接続
回路をオフ状態とした上で、第1のメモリブロックにお
いて列選択を実行するとともに各グループごとに第1の
データ線接続回路を選択的にオンし、複数のメモリブロ
ックの選択が確定した後においては、第1のメモリブロ
ックが選択された場合においては、中間ノードと接続さ
れる第2のデータ入出力線のうちの1本に対応する第2
のデータ線接続回路をオンし、第2のメモリブロックが
選択された場合においては、各第1のデータ線接続回路
をオフするとともに、第2のメモリブロックにおいて列
選択を実行するとともに、各グループごとに第2のデー
タ線接続回路を選択的にオンする。
レス信号に応じてデータ入出力を行なう半導体記憶装置
であって、行列状に配置された複数のメモリセルを有す
るメモリセルアレイを備え、メモリセルアレイは行方向
に沿って第1および第2のメモリブロックに分割され、
第1および第2のメモリブロックのうちのいずれか1個
は、アドレス信号に応じて選択されてデータ入出力の対
象となり、第2のメモリブロックと列方向に隣接して配
置され、メモリセルアレイとの間でデータの読出および
書込を実行するデータ入出力回路と、第1のメモリブロ
ックに対応して列方向に沿ってM本設けられ、N本
(N:Mより小さい自然数)ごとの複数のグループに分
割される第1のデータ入出力線と、複数のグループに対
応してそれぞれ設けられる複数の中間ノードと、第2の
メモリブロックに対応して列方向に沿ってM本設けら
れ、N本(N:Mより小さい自然数)ごとの複数のグル
ープに分割される第2のデータ入出力線とを備え、第2
のデータ入出力線のうちの各グループごとの1本は、複
数の中間ノードのうちの対応する1つと接続され、各グ
ループごとに、第1のメモリブロックのN本のデータ入
出力線と対応する中間ノードとの間に各々設けられる第
1のデータ線接続回路と、各グループごとに、第2のメ
モリブロックのN本のデータ入出力線とデータ入出力回
路との間に各々設けられる第2のデータ線接続回路と、
第1および第2のメモリブロックに対応してそれぞれ設
けられ、複数のデータ入出力線のそれぞれとの間でデー
タ授受を行なうメモリセルをアドレス信号に応じて選択
するための行選択および列選択を実行する第1および第
2のデコード回路と、各デコード回路に対して行選択お
よび列選択の実行タイミングを指示するとともに、第1
および第2のデータ線選択回路のオン/オフを制御する
制御回路とをさらに備え、制御回路は、メモリブロック
の選択が確定する前においては、各第2のデータ線接続
回路をオフ状態とした上で、第1のメモリブロックにお
いて列選択を実行するとともに各グループごとに第1の
データ線接続回路を選択的にオンし、複数のメモリブロ
ックの選択が確定した後においては、第1のメモリブロ
ックが選択された場合においては、中間ノードと接続さ
れる第2のデータ入出力線のうちの1本に対応する第2
のデータ線接続回路をオンし、第2のメモリブロックが
選択された場合においては、各第1のデータ線接続回路
をオフするとともに、第2のメモリブロックにおいて列
選択を実行するとともに、各グループごとに第2のデー
タ線接続回路を選択的にオンする。
【0025】請求項17記載の半導体記憶装置は、アド
レス信号に応じてデータ入出力を行なう半導体記憶装置
であって、行列状に配置された複数のメモリセルを有す
るメモリセルアレイを備え、メモリセルアレイは行方向
に沿って第1および第2のメモリブロックに分割され、
第1および第2のメモリブロックのうちのいずれか1個
は、アドレス信号に応じて選択されてデータ入出力の対
象となり、第2のメモリブロックと列方向に隣接して配
置され、メモリセルアレイとの間でデータの読出および
書込を実行するデータ入出力回路と、第1のメモリブロ
ックに対応して列方向に沿ってM本設けられ、N本
(N:Mより小さい自然数)ごとの複数のグループに分
割される第1のデータ入出力線と、記複数のグループに
対応してそれぞれ設けられる複数の中間ノードと、第2
のメモリブロックに対応して列方向に沿ってM本設けら
れ、N本(N:Mより小さい自然数)ごとの複数のグル
ープに分割される第2のデータ入出力線とを備え、第2
のデータ入出力線のうちの各グループごとの1本は、複
数の中間ノードのうちの対応する1つと接続されるとと
もに、第2のメモリブロックとは非接続であり、各グル
ープごとに、第1のメモリブロックのN本のデータ入出
力線と対応する中間ノードとの間に各々設けられる第1
のデータ線接続回路と、各グループごとに、第2のメモ
リブロックのN本のデータ入出力線とデータ入出力回路
との間に各々設けられる第2のデータ線接続回路と、第
1および第2のメモリブロックに対応してそれぞれ設け
られ、複数のデータ入出力線のそれぞれとの間でデータ
授受を行なうメモリセルをアドレス信号に応じて選択す
るための行選択および列選択を実行する第1および第2
のデコード回路と、各デコード回路に対して行選択およ
び列選択の実行タイミングを指示するとともに、第1お
よび第2のデータ線選択回路のオン/オフを制御する制
御回路とをさらに備え、制御回路は、メモリブロックの
選択が確定する前において、第1および第2のメモリブ
ロックの両方において列選択を実行するとともに、各グ
ループごとに第1のデータ線接続回路を選択的にオン
し、メモリブロックの選択が確定した後においては、各
グループごとに第2のデータ線接続回路を選択的にオン
する。
レス信号に応じてデータ入出力を行なう半導体記憶装置
であって、行列状に配置された複数のメモリセルを有す
るメモリセルアレイを備え、メモリセルアレイは行方向
に沿って第1および第2のメモリブロックに分割され、
第1および第2のメモリブロックのうちのいずれか1個
は、アドレス信号に応じて選択されてデータ入出力の対
象となり、第2のメモリブロックと列方向に隣接して配
置され、メモリセルアレイとの間でデータの読出および
書込を実行するデータ入出力回路と、第1のメモリブロ
ックに対応して列方向に沿ってM本設けられ、N本
(N:Mより小さい自然数)ごとの複数のグループに分
割される第1のデータ入出力線と、記複数のグループに
対応してそれぞれ設けられる複数の中間ノードと、第2
のメモリブロックに対応して列方向に沿ってM本設けら
れ、N本(N:Mより小さい自然数)ごとの複数のグル
ープに分割される第2のデータ入出力線とを備え、第2
のデータ入出力線のうちの各グループごとの1本は、複
数の中間ノードのうちの対応する1つと接続されるとと
もに、第2のメモリブロックとは非接続であり、各グル
ープごとに、第1のメモリブロックのN本のデータ入出
力線と対応する中間ノードとの間に各々設けられる第1
のデータ線接続回路と、各グループごとに、第2のメモ
リブロックのN本のデータ入出力線とデータ入出力回路
との間に各々設けられる第2のデータ線接続回路と、第
1および第2のメモリブロックに対応してそれぞれ設け
られ、複数のデータ入出力線のそれぞれとの間でデータ
授受を行なうメモリセルをアドレス信号に応じて選択す
るための行選択および列選択を実行する第1および第2
のデコード回路と、各デコード回路に対して行選択およ
び列選択の実行タイミングを指示するとともに、第1お
よび第2のデータ線選択回路のオン/オフを制御する制
御回路とをさらに備え、制御回路は、メモリブロックの
選択が確定する前において、第1および第2のメモリブ
ロックの両方において列選択を実行するとともに、各グ
ループごとに第1のデータ線接続回路を選択的にオン
し、メモリブロックの選択が確定した後においては、各
グループごとに第2のデータ線接続回路を選択的にオン
する。
【0026】請求項18記載の半導体記憶装置は、アド
レス信号に応じてデータ入出力を行なう半導体記憶装置
であって、行列状に配置された複数のメモリセルを有す
るメモリセルアレイを備え、メモリセルアレイは行方向
に沿って複数のセンスアンプブロックに分割され、各セ
ンスアンプブロックは、行方向に沿って複数の行ブロッ
クに分割され、複数の行ブロックのうちのいずれか1個
は、アドレス信号に応じて選択されてデータ入出力の対
象となり、列方向に沿って複数の行ブロックに共通に設
けられ、メモリセルとの間で入出力されるデータを伝達
するための複数のビット線と、行ブロックのうちの1個
と列方向に隣接して配置され、ビット線上のデータを増
幅するためのセンスアンプ回路と、各ビット線ごとに隣
接する行ブロック間に配置され、アドレス信号に応じて
対応するビット線を分割/接続する複数のビット線接続
回路と、複数の行ブロックに対応してそれぞれ設けら
れ、複数のビット線のそれぞれとの間でデータ授受を行
なうメモリセルをアドレス信号に応じて選択するための
行選択および列選択を実行する複数のデコード回路と、
選択された行ブロックにおける列選択の実行を指示する
とともに、選択された行ブロックからセンスアンプ回路
に対してデータ伝達が実行できるように各ビット線接続
回路のうちの少なくとも1個をオンする。
レス信号に応じてデータ入出力を行なう半導体記憶装置
であって、行列状に配置された複数のメモリセルを有す
るメモリセルアレイを備え、メモリセルアレイは行方向
に沿って複数のセンスアンプブロックに分割され、各セ
ンスアンプブロックは、行方向に沿って複数の行ブロッ
クに分割され、複数の行ブロックのうちのいずれか1個
は、アドレス信号に応じて選択されてデータ入出力の対
象となり、列方向に沿って複数の行ブロックに共通に設
けられ、メモリセルとの間で入出力されるデータを伝達
するための複数のビット線と、行ブロックのうちの1個
と列方向に隣接して配置され、ビット線上のデータを増
幅するためのセンスアンプ回路と、各ビット線ごとに隣
接する行ブロック間に配置され、アドレス信号に応じて
対応するビット線を分割/接続する複数のビット線接続
回路と、複数の行ブロックに対応してそれぞれ設けら
れ、複数のビット線のそれぞれとの間でデータ授受を行
なうメモリセルをアドレス信号に応じて選択するための
行選択および列選択を実行する複数のデコード回路と、
選択された行ブロックにおける列選択の実行を指示する
とともに、選択された行ブロックからセンスアンプ回路
に対してデータ伝達が実行できるように各ビット線接続
回路のうちの少なくとも1個をオンする。
【0027】請求項19記載の半導体記憶装置は、請求
項18記載の半導体記憶装置であって、各メモリセル
は、K個(K:2以上の自然数)のポートを有し、複数
のビット線は、メモリセルの各列ごとにK本設けられ、
各複数のビット線は、ビット線接続回路が配置される領
域のうちの少なくとも1つにおいて、同一のメモリセル
列に対応して設けられるビット線のうちの他の少なくと
も1本と交差するように配置される。
項18記載の半導体記憶装置であって、各メモリセル
は、K個(K:2以上の自然数)のポートを有し、複数
のビット線は、メモリセルの各列ごとにK本設けられ、
各複数のビット線は、ビット線接続回路が配置される領
域のうちの少なくとも1つにおいて、同一のメモリセル
列に対応して設けられるビット線のうちの他の少なくと
も1本と交差するように配置される。
【0028】請求項20記載の半導体記憶装置は、請求
項18記載の半導体記憶装置であって、各メモリセル
は、K個(K:2以上の自然数)のポートを有し、複数
のビット線は、メモリセルの各列ごとにK組設けられ、
各複数のビット線は、ビット線接続回路が配置される領
域のうちの少なくとも1つにおいて、隣接するメモリセ
ル列に対応して設けられるビット線のうちの他の少なく
とも1本と交差するように配置される。
項18記載の半導体記憶装置であって、各メモリセル
は、K個(K:2以上の自然数)のポートを有し、複数
のビット線は、メモリセルの各列ごとにK組設けられ、
各複数のビット線は、ビット線接続回路が配置される領
域のうちの少なくとも1つにおいて、隣接するメモリセ
ル列に対応して設けられるビット線のうちの他の少なく
とも1本と交差するように配置される。
【0029】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。
態について図面を参照して詳しく説明する。
【0030】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態に従う半導体記憶装置1の全体構成を説明するため
の概略メモリブロック図である。
形態に従う半導体記憶装置1の全体構成を説明するため
の概略メモリブロック図である。
【0031】図1を参照して、半導体記憶装置1は、D
RAM/ロジック混載メモリに適用され、半導体記憶装
置1と同一基板上に搭載されるロジック部(図示せず)
と内部バス80を介してデータ授受を行なう。
RAM/ロジック混載メモリに適用され、半導体記憶装
置1と同一基板上に搭載されるロジック部(図示せず)
と内部バス80を介してデータ授受を行なう。
【0032】半導体記憶装置1は、外部クロック信号E
xt.CLKを受けるクロック端子10と、行アドレス
ストローブ信号/RAS、列アドレスストローブ信号/
CASおよびライトイネーブル信号/WE等のコマンド
制御信号を受ける制御信号端子11と、アドレス信号の
各ビットA0〜Ai(i:自然数)およびバンクアドレ
ス信号を受けるアドレス端子12とを備える。制御信号
端子11およびアドレス端子12は、表記上単一の端子
として記載されているが、実際には複数個あるいは複数
ビットの信号を受けている。
xt.CLKを受けるクロック端子10と、行アドレス
ストローブ信号/RAS、列アドレスストローブ信号/
CASおよびライトイネーブル信号/WE等のコマンド
制御信号を受ける制御信号端子11と、アドレス信号の
各ビットA0〜Ai(i:自然数)およびバンクアドレ
ス信号を受けるアドレス端子12とを備える。制御信号
端子11およびアドレス端子12は、表記上単一の端子
として記載されているが、実際には複数個あるいは複数
ビットの信号を受けている。
【0033】クロック端子10、制御信号端子11およ
びアドレス端子12に与えられる外部クロック信号、コ
マンド制御信号およびアドレス信号は、DRAM/ロジ
ック混載メモリにおいては、ロジック部より与えられ
る。
びアドレス端子12に与えられる外部クロック信号、コ
マンド制御信号およびアドレス信号は、DRAM/ロジ
ック混載メモリにおいては、ロジック部より与えられ
る。
【0034】半導体記憶装置1は、さらに、クロック信
号およびコマンド制御信号をクロック端子および制御信
号端子から受けて、Ext.CLKの立上がり時点にお
けるコマンド制御信号の状態の組合せに応じて、各種コ
マンドを生成するコントロール回路20と、アドレス端
子12に入力されたアドレス信号およびバンクアドレス
信号から行アドレス信号RA、列アドレス信号CAおよ
びバンクアドレス信号BAを生成するアドレスバッファ
25とを備える。
号およびコマンド制御信号をクロック端子および制御信
号端子から受けて、Ext.CLKの立上がり時点にお
けるコマンド制御信号の状態の組合せに応じて、各種コ
マンドを生成するコントロール回路20と、アドレス端
子12に入力されたアドレス信号およびバンクアドレス
信号から行アドレス信号RA、列アドレス信号CAおよ
びバンクアドレス信号BAを生成するアドレスバッファ
25とを備える。
【0035】コントロール回路20は、さらに半導体記
憶装置1内部で共通に使用される内部クロック信号in
t.CLKを生成する。また、アドレスビットのうちの
1ビット(図1においてはA10)は、プリチャージ動
作を自動的に開始させるための信号としても使用され、
コントロール回路20は、アドレスビットA10がディ
セーブル(Disable)状態であるサイクルにおいては、メ
モリセルアレイに対してオートプリチャージを実行す
る。
憶装置1内部で共通に使用される内部クロック信号in
t.CLKを生成する。また、アドレスビットのうちの
1ビット(図1においてはA10)は、プリチャージ動
作を自動的に開始させるための信号としても使用され、
コントロール回路20は、アドレスビットA10がディ
セーブル(Disable)状態であるサイクルにおいては、メ
モリセルアレイに対してオートプリチャージを実行す
る。
【0036】半導体記憶装置1は、さらに、行列状に配
列された複数のメモリセルを有するメモリセルアレイ4
0を備える。メモリセルアレイ40は、メモリセルアレ
イを構成するメモリセルの一部に欠陥が生じた場合に、
これらを冗長救済するために設けられる冗長メモリセル
アレイ45を含む。
列された複数のメモリセルを有するメモリセルアレイ4
0を備える。メモリセルアレイ40は、メモリセルアレ
イを構成するメモリセルの一部に欠陥が生じた場合に、
これらを冗長救済するために設けられる冗長メモリセル
アレイ45を含む。
【0037】メモリセルアレイ40は、行方向に沿っ
て、複数のセンスアンプブロック44に分割される。各
センスアンプブロックにおいて、メモリセルの各行ごと
にワード線WLが設けられ、メモリセルの列ごとにセン
スアンプSAおよびビット線対をなすBL,/BLが設
けられる。図1においては、センスアンプブロック44
内における一つのメモリセルMCに対応するワード線W
L、ビット線対BL,/BLおよびセンスアンプSAの
配置が例示的に示されている。
て、複数のセンスアンプブロック44に分割される。各
センスアンプブロックにおいて、メモリセルの各行ごと
にワード線WLが設けられ、メモリセルの列ごとにセン
スアンプSAおよびビット線対をなすBL,/BLが設
けられる。図1においては、センスアンプブロック44
内における一つのメモリセルMCに対応するワード線W
L、ビット線対BL,/BLおよびセンスアンプSAの
配置が例示的に示されている。
【0038】メモリセルアレイ40の構成については後
ほど詳細に説明するが、メモリセルアレイ40には、各
センスアンプブロック44に対して共通に設けられるn
個の(n:自然数)のグローバルデータI/O線対GI
OP1〜GIOPnが設けられる。冗長メモリセルアレ
イに対しては、スペアのグローバルデータI/O線対G
IOPsが設けられる。グローバルデータI/O線対G
IOP1〜GIOPnおよびGIOPsは、データ線シ
フト回路52に入力される。
ほど詳細に説明するが、メモリセルアレイ40には、各
センスアンプブロック44に対して共通に設けられるn
個の(n:自然数)のグローバルデータI/O線対GI
OP1〜GIOPnが設けられる。冗長メモリセルアレ
イに対しては、スペアのグローバルデータI/O線対G
IOPsが設けられる。グローバルデータI/O線対G
IOP1〜GIOPnおよびGIOPsは、データ線シ
フト回路52に入力される。
【0039】データ線シフト回路52は、冗長メモリセ
ルアレイによる冗長救済の必要有無の判定に応じて、必
要に応じてデータ線にシフトリダンダンシを適用し、こ
れらの(n+1)本のグローバルデータI/O線対のう
ちのn本を選択して読出/書込回路55と接続する。
ルアレイによる冗長救済の必要有無の判定に応じて、必
要に応じてデータ線にシフトリダンダンシを適用し、こ
れらの(n+1)本のグローバルデータI/O線対のう
ちのn本を選択して読出/書込回路55と接続する。
【0040】本願発明においては、メモリセルアレイ4
0を、複数のセンスアンプブロック44から構成される
複数のメモリブロックに分割し、データI/O線をメモ
リブロックに対応する領域ごとに分割して、当該分割点
に接続スイッチ群を設けることを特徴とする。これらの
接続スイッチ群は、アドレス信号に応じたメモリブロッ
クの選択結果に基づいた、コントロール回路20が生成
する制御信号CSIに応答してオン/オフされる。
0を、複数のセンスアンプブロック44から構成される
複数のメモリブロックに分割し、データI/O線をメモ
リブロックに対応する領域ごとに分割して、当該分割点
に接続スイッチ群を設けることを特徴とする。これらの
接続スイッチ群は、アドレス信号に応じたメモリブロッ
クの選択結果に基づいた、コントロール回路20が生成
する制御信号CSIに応答してオン/オフされる。
【0041】この複数のメモリブロックの各々を独立し
たバンクとして取扱うこともできる。この場合には、こ
れらのメモリブロックのうちのいずれが指定されるか
は、アドレス端子12に入力されるバンクアドレス信号
によって決定される。一方、これらの複数メモリブロッ
クを、バンクとして動作させずに、アドレス信号の各ア
ドレスビットA0〜Aiのうちの一部ビットによって各
メモリブロックを選択する構成とすることも可能であ
る。この場合には、バンクアドレス信号の入力は必要が
ない。
たバンクとして取扱うこともできる。この場合には、こ
れらのメモリブロックのうちのいずれが指定されるか
は、アドレス端子12に入力されるバンクアドレス信号
によって決定される。一方、これらの複数メモリブロッ
クを、バンクとして動作させずに、アドレス信号の各ア
ドレスビットA0〜Aiのうちの一部ビットによって各
メモリブロックを選択する構成とすることも可能であ
る。この場合には、バンクアドレス信号の入力は必要が
ない。
【0042】読出/書込回路55は、グローバルデータ
I/O線対にデータを書込むためのライトドライバおよ
びグローバルデータI/O線対に読出されたデータを増
幅するためのリードアンプを含む。以下においては、デ
ータ線シフト回路52および読出/書込回路55を総称
してデータ入出力回路50とも総称する。
I/O線対にデータを書込むためのライトドライバおよ
びグローバルデータI/O線対に読出されたデータを増
幅するためのリードアンプを含む。以下においては、デ
ータ線シフト回路52および読出/書込回路55を総称
してデータ入出力回路50とも総称する。
【0043】なお、本願発明においては、冗長救済に関
連する動作については、特徴点を特に有しないので、以
下においては、この点については説明を省略する場合も
ある。この場合には、メモリセルアレイ40にデータを
伝達するためのn本のグローバルデータI/O線対GI
OP1〜GIOPnと、読出/書込回路の機能が具備さ
れるデータ入出力回路50との接続が示される。
連する動作については、特徴点を特に有しないので、以
下においては、この点については説明を省略する場合も
ある。この場合には、メモリセルアレイ40にデータを
伝達するためのn本のグローバルデータI/O線対GI
OP1〜GIOPnと、読出/書込回路の機能が具備さ
れるデータ入出力回路50との接続が示される。
【0044】読出/書込回路55は、入出力バッファ6
0との間でnビットのデータの授受を実行する。入出力
バッファ60は、内部バス80との間で読出/書込回路
によって取扱われるnビットの入出力データを授受す
る。具体的には、書込データは、ロジック部から内部バ
ス80を介して入出力バッファ60に入力される。読出
/書込回路55は、グローバルデータI/O線対を介し
て、メモリセルアレイ40に入力されたデータを書込
む。
0との間でnビットのデータの授受を実行する。入出力
バッファ60は、内部バス80との間で読出/書込回路
によって取扱われるnビットの入出力データを授受す
る。具体的には、書込データは、ロジック部から内部バ
ス80を介して入出力バッファ60に入力される。読出
/書込回路55は、グローバルデータI/O線対を介し
て、メモリセルアレイ40に入力されたデータを書込
む。
【0045】一方、メモリセルアレイ40から読出され
たデータは、グローバルデータI/O線対を介して読出
/書込回路中のリードアンプによって増幅され、入出力
バッファ60によって内部バス80を介してロジック部
に出力される。
たデータは、グローバルデータI/O線対を介して読出
/書込回路中のリードアンプによって増幅され、入出力
バッファ60によって内部バス80を介してロジック部
に出力される。
【0046】なお、入出力バッファ60から内部バス8
0に対して直接データ入出力を実行する構成でなく、外
部との間でデータ授受が可能なデータ入出力端子を別に
設け、当該データ入出力端子と入出力バッファ60との
間で入出力データの授受を行なわせる構成とすれば、本
発明に従う半導体記憶装置1を、DRAM/ロジック混
載メモリに対してのみ適用されるものに限定することな
く、独立のメモリ装置としても取扱うことが可能とな
る。
0に対して直接データ入出力を実行する構成でなく、外
部との間でデータ授受が可能なデータ入出力端子を別に
設け、当該データ入出力端子と入出力バッファ60との
間で入出力データの授受を行なわせる構成とすれば、本
発明に従う半導体記憶装置1を、DRAM/ロジック混
載メモリに対してのみ適用されるものに限定することな
く、独立のメモリ装置としても取扱うことが可能とな
る。
【0047】図2は、メモリセルアレイ40の構成を詳
細に説明するための図である。図2を参照して、メモリ
セルアレイ40は、行方向に沿ってN個(N:自然数)
のセンスアンプブロック42−1〜42−Nに分割され
る。各センスアンプブロックにおいて、メモリセル列ご
とにビット線対BLPが設けられる。なお、このビット
線対BLPは、ビット線対を構成する図1において示し
た信号線BLおよび/BLを総括的に表わしたものであ
る。メモリセルアレイ40においては、各センスアンプ
ブロックに共通のデータI/O線として、グローバルデ
ータI/O線対GIOP1〜GIOPnが設けられる。
本発明の実施の形態においては、一例として、4個のメ
モリセル列ごとに1個のグローバルデータI/O線対が
配置される構成を示している。
細に説明するための図である。図2を参照して、メモリ
セルアレイ40は、行方向に沿ってN個(N:自然数)
のセンスアンプブロック42−1〜42−Nに分割され
る。各センスアンプブロックにおいて、メモリセル列ご
とにビット線対BLPが設けられる。なお、このビット
線対BLPは、ビット線対を構成する図1において示し
た信号線BLおよび/BLを総括的に表わしたものであ
る。メモリセルアレイ40においては、各センスアンプ
ブロックに共通のデータI/O線として、グローバルデ
ータI/O線対GIOP1〜GIOPnが設けられる。
本発明の実施の形態においては、一例として、4個のメ
モリセル列ごとに1個のグローバルデータI/O線対が
配置される構成を示している。
【0048】各グローバルデータI/O線対に対するメ
モリセル列の選択は、各センスアンプブロックごとに生
成される列選択信号によって実行される。たとえば、セ
ンスアンプブロック44−1においては、列選択信号Y
11〜Y14によって、各グローバルデータI/O線対
と対応する4本のビット線対BLPのうちの1本とが対
応づけられる。
モリセル列の選択は、各センスアンプブロックごとに生
成される列選択信号によって実行される。たとえば、セ
ンスアンプブロック44−1においては、列選択信号Y
11〜Y14によって、各グローバルデータI/O線対
と対応する4本のビット線対BLPのうちの1本とが対
応づけられる。
【0049】グローバルデータI/O線対は、各センス
アンプブロックにおいて、列選択ゲート70によってロ
ーカルデータI/O線対LIOPを介して列選択信号に
よって選択されたメモリセル列に対応するビット線対B
LPと接続される。列選択ゲート70の構成については
後ほど詳細に説明する。
アンプブロックにおいて、列選択ゲート70によってロ
ーカルデータI/O線対LIOPを介して列選択信号に
よって選択されたメモリセル列に対応するビット線対B
LPと接続される。列選択ゲート70の構成については
後ほど詳細に説明する。
【0050】メモリセルアレイ40中に設けられた冗長
メモリセルアレイ45に対しては、スペアグローバルデ
ータI/O線対であるGIOPsが配置される。メモリ
セルアレイ40における冗長救済はグローバルデータI
/O線対単位で実行され、冗長救済の必要がある場合に
は、図1で示したデータ線シフト回路52によってグロ
ーバルデータI/O線対単位での切換えを行なうことに
よって、欠陥メモリセルの救済が実行される。
メモリセルアレイ45に対しては、スペアグローバルデ
ータI/O線対であるGIOPsが配置される。メモリ
セルアレイ40における冗長救済はグローバルデータI
/O線対単位で実行され、冗長救済の必要がある場合に
は、図1で示したデータ線シフト回路52によってグロ
ーバルデータI/O線対単位での切換えを行なうことに
よって、欠陥メモリセルの救済が実行される。
【0051】図3は、列選択ゲート70の構成を説明す
るための回路図である。図2で説明したように、列選択
ゲート70は、各センスアンプブロックにおいてグロー
バルデータI/O線対ごとに設けられる。すなわち、図
3は、ある1つのセンスアンプブロックにおける1個の
グローバルデータI/O線対GIOP(GIO,/GI
O)と4個のメモリセル列との間の関係を示すものであ
る。
るための回路図である。図2で説明したように、列選択
ゲート70は、各センスアンプブロックにおいてグロー
バルデータI/O線対ごとに設けられる。すなわち、図
3は、ある1つのセンスアンプブロックにおける1個の
グローバルデータI/O線対GIOP(GIO,/GI
O)と4個のメモリセル列との間の関係を示すものであ
る。
【0052】図3を参照して、センスアンプSA1〜S
A4は、各センスアンプブロックにおいてメモリセル列
すなわちビット線対に対応してそれぞれ配置される。列
選択ゲート70は、センスアンプSA1〜SA4によっ
て増幅された電圧信号をそれぞれ伝達する4個のビット
線対BL1,/BL1〜BL4,/BL4のうちの1個
をローカルデータI/O線LIO,/LIOを介してグ
ローバルデータI/O線対GIO,/GIOと接続す
る。
A4は、各センスアンプブロックにおいてメモリセル列
すなわちビット線対に対応してそれぞれ配置される。列
選択ゲート70は、センスアンプSA1〜SA4によっ
て増幅された電圧信号をそれぞれ伝達する4個のビット
線対BL1,/BL1〜BL4,/BL4のうちの1個
をローカルデータI/O線LIO,/LIOを介してグ
ローバルデータI/O線対GIO,/GIOと接続す
る。
【0053】列選択ゲート70は、ビット線対の一方B
L1とローカルデータI/O線対の一方LIOとの間に
結合されるトランジスタQA1と、BL1の相補線であ
る/BL1とLIOの相補線である/LIOとの間に結
合されるトランジスタQA2とを含む。
L1とローカルデータI/O線対の一方LIOとの間に
結合されるトランジスタQA1と、BL1の相補線であ
る/BL1とLIOの相補線である/LIOとの間に結
合されるトランジスタQA2とを含む。
【0054】トランジスタQA1およびQA2は、ゲー
トに列選択信号Yi1を受ける。列選択信号Yi1は、
第i番目のセンスアンプブロックに対する列選択信号を
示し(i:1〜Nの自然数)、Yi1〜Yi4のうちの
いずれか1個が選択的に活性化(Hレベル)される。列
選択信号Yi1が活性化されると、トランジスタQA1
およびQA2がオンし、ビット線対BL1,/BL1
は、ローカルデータI/O線対LIO,/LIOを介し
てグローバルデータI/O線対GIO,/GIOとそれ
ぞれ接続される。
トに列選択信号Yi1を受ける。列選択信号Yi1は、
第i番目のセンスアンプブロックに対する列選択信号を
示し(i:1〜Nの自然数)、Yi1〜Yi4のうちの
いずれか1個が選択的に活性化(Hレベル)される。列
選択信号Yi1が活性化されると、トランジスタQA1
およびQA2がオンし、ビット線対BL1,/BL1
は、ローカルデータI/O線対LIO,/LIOを介し
てグローバルデータI/O線対GIO,/GIOとそれ
ぞれ接続される。
【0055】図4は、列選択信号を生成するコラムデコ
ーダの構成を説明する回路図である。
ーダの構成を説明する回路図である。
【0056】図4を参照して、コラムデコーダ32は、
図1で示したデコーダ回路30中に内包されている。コ
ラムデコーダ32は、第i番目のセンスアンプブロック
に対する列選択信号Yi1〜Yi4を生成する。実際に
は、各センスアンプブロックに対応して、同様の構成の
コラムデコーダが設けられる。
図1で示したデコーダ回路30中に内包されている。コ
ラムデコーダ32は、第i番目のセンスアンプブロック
に対する列選択信号Yi1〜Yi4を生成する。実際に
は、各センスアンプブロックに対応して、同様の構成の
コラムデコーダが設けられる。
【0057】本発明の実施の形態においては、4個のメ
モリセル列ごとに1個のグローバルデータI/O線対を
配置する構成としているので、2ビットの列アドレスに
よって、列選択を実行することができる。コラムデコー
ダ32は、列アドレスビットCA0,CA1およびそれ
らの相補信号である/CA0,/CA1およびセンスア
ンプブロック選択信号Block(i)を受ける。Bl
ock(i)は、第i番目のセンスアンプブロックの活
性/非活性を指定する信号であり、各センスアンプブロ
ックごとに生成される。Block(i)は、バンクア
ドレスBAや行アドレスRA等をデコードして発生され
る。
モリセル列ごとに1個のグローバルデータI/O線対を
配置する構成としているので、2ビットの列アドレスに
よって、列選択を実行することができる。コラムデコー
ダ32は、列アドレスビットCA0,CA1およびそれ
らの相補信号である/CA0,/CA1およびセンスア
ンプブロック選択信号Block(i)を受ける。Bl
ock(i)は、第i番目のセンスアンプブロックの活
性/非活性を指定する信号であり、各センスアンプブロ
ックごとに生成される。Block(i)は、バンクア
ドレスBAや行アドレスRA等をデコードして発生され
る。
【0058】コラムデコーダ32は、列アドレスビット
/CA0,/CA1およびBlock(i)のNAND
演算結果を出力する論理ゲートLG10と、列アドレス
ビットCA0,/CA1およびBlock(i)のNA
ND演算結果を出力する論理ゲートLG12と、列アド
レスビット/CA0,CA1およびBlock(i)を
入力とするNAND演算結果を出力する論理ゲートLG
14と、列アドレスビットCA0,CA1およびBlo
ck(i)のNAND演算結果を出力する論理ゲートL
G16とを含む。
/CA0,/CA1およびBlock(i)のNAND
演算結果を出力する論理ゲートLG10と、列アドレス
ビットCA0,/CA1およびBlock(i)のNA
ND演算結果を出力する論理ゲートLG12と、列アド
レスビット/CA0,CA1およびBlock(i)を
入力とするNAND演算結果を出力する論理ゲートLG
14と、列アドレスビットCA0,CA1およびBlo
ck(i)のNAND演算結果を出力する論理ゲートL
G16とを含む。
【0059】論理ゲートLG10〜LG16の出力は、
インバータIV10〜IV16でそれぞれ反転されて、
列選択信号Yi1〜Yi4として出力される。列選択信
号Yi1〜Yi4は、図3に示した列選択線CSLによ
って各列選択ゲート70に伝達される。このような構成
とすることにより、列アドレスビットCA0およびCA
1の組合せに応答して、活性化が指示されたセンスアン
プブロックにおいて4個の列選択信号のうちの1個を選
択的に活性化(Hレベル)することができる。
インバータIV10〜IV16でそれぞれ反転されて、
列選択信号Yi1〜Yi4として出力される。列選択信
号Yi1〜Yi4は、図3に示した列選択線CSLによ
って各列選択ゲート70に伝達される。このような構成
とすることにより、列アドレスビットCA0およびCA
1の組合せに応答して、活性化が指示されたセンスアン
プブロックにおいて4個の列選択信号のうちの1個を選
択的に活性化(Hレベル)することができる。
【0060】再び図3を参照して、ビット線対BL2,
/BL2〜BL4,/BL4に対しても同様の構成が適
用され、各ビット線対は、列選択信号の活性化に応じ
て、選択的にグローバルデータI/O線対と接続され
る。
/BL2〜BL4,/BL4に対しても同様の構成が適
用され、各ビット線対は、列選択信号の活性化に応じ
て、選択的にグローバルデータI/O線対と接続され
る。
【0061】図5は、メモリセルアレイ40における実
施の形態1に従うグローバルデータI/O線対の配置を
説明する概念図である。
施の形態1に従うグローバルデータI/O線対の配置を
説明する概念図である。
【0062】図5を参照して、メモリセルアレイ40
は、データ入出力回路50に近い側のメモリブロック4
0−Nとデータ入出力回路50から遠い側のメモリブロ
ック40−Fに分割される。
は、データ入出力回路50に近い側のメモリブロック4
0−Nとデータ入出力回路50から遠い側のメモリブロ
ック40−Fに分割される。
【0063】メモリセルアレイ40全体に対して設けら
れるグローバルデータI/O線対GIO1,/GIO1
〜GIOn,/GIOnは、メモリブロック40−Fお
よび40−Nの間に設けられたスイッチ群SWIによっ
て分割される。以下、分割されたグローバルデータI/
O線対のうちメモリブロック40−Fに対応するものを
総称的にGIOFとも称し、メモリブロック40−Nに
対応するものを総括的にGIONとも称する。
れるグローバルデータI/O線対GIO1,/GIO1
〜GIOn,/GIOnは、メモリブロック40−Fお
よび40−Nの間に設けられたスイッチ群SWIによっ
て分割される。以下、分割されたグローバルデータI/
O線対のうちメモリブロック40−Fに対応するものを
総称的にGIOFとも称し、メモリブロック40−Nに
対応するものを総括的にGIONとも称する。
【0064】スイッチ群SWIは、グローバルデータI
/O線対を構成する各データ線に対応してそれぞれ設け
られるスイッチ群SW1,/SW1〜SWn,/SWn
を含む。これらのスイッチ群SW1,/SW1〜SW
n,/SWnは、コントロール回路20によって生成さ
れる制御信号CSIに応じて共通にオン/オフされる。
/O線対を構成する各データ線に対応してそれぞれ設け
られるスイッチ群SW1,/SW1〜SWn,/SWn
を含む。これらのスイッチ群SW1,/SW1〜SW
n,/SWnは、コントロール回路20によって生成さ
れる制御信号CSIに応じて共通にオン/オフされる。
【0065】メモリブロック40−Fおよび40−N
は、内部に少なくとも1個のセンスアンプブロック44
を内包している。以下実施の形態1においては、メモリ
ブロック40−Fおよび40−Nを、異なるバンクとし
て動作させる場合、すなわち、これらのメモリブロック
の選択をバンクアドレスによって行なう場合、およびこ
れらのメモリブロックを独立のバンクとしては動作させ
ず、アドレスビットの任意の一部ビットによってこれら
のメモリブロックの選択する場合の2つについて説明す
る。
は、内部に少なくとも1個のセンスアンプブロック44
を内包している。以下実施の形態1においては、メモリ
ブロック40−Fおよび40−Nを、異なるバンクとし
て動作させる場合、すなわち、これらのメモリブロック
の選択をバンクアドレスによって行なう場合、およびこ
れらのメモリブロックを独立のバンクとしては動作させ
ず、アドレスビットの任意の一部ビットによってこれら
のメモリブロックの選択する場合の2つについて説明す
る。
【0066】デコーダ回路30は、メモリブロック40
−Fおよび40−Nにそれぞれ対応する30−Fと30
−Nとに分割される。列選択信号は、メモリブロック4
0−Fおよび40−Nにおいて、列選択線CSLFおよ
びCSLNによってそれぞれ伝達される。
−Fおよび40−Nにそれぞれ対応する30−Fと30
−Nとに分割される。列選択信号は、メモリブロック4
0−Fおよび40−Nにおいて、列選択線CSLFおよ
びCSLNによってそれぞれ伝達される。
【0067】メモリブロック40−Fおよび40−Nに
おける行系の選択は、デコーダ回路30−Fおよび30
−Nによってそれぞれ実行される。したがって、メモリ
ブロック40−Fおよび40−Nを独立したバンクとし
て動作させる場合においても、これらのメモリブロック
の両方において、同時に行系の選択を実行することが可
能となる。このように、行系の選択動作が実行された後
に列選択動作が開始され、アドレス信号に応じて選択さ
れたn個のメモリセルに対してn個のデータの入出力が
それぞれ実行される。
おける行系の選択は、デコーダ回路30−Fおよび30
−Nによってそれぞれ実行される。したがって、メモリ
ブロック40−Fおよび40−Nを独立したバンクとし
て動作させる場合においても、これらのメモリブロック
の両方において、同時に行系の選択を実行することが可
能となる。このように、行系の選択動作が実行された後
に列選択動作が開始され、アドレス信号に応じて選択さ
れたn個のメモリセルに対してn個のデータの入出力が
それぞれ実行される。
【0068】スイッチ群SWIは、メモリブロック40
−Fが読出対象となった場合には、読出データをデータ
入出力回路50に伝達するためにオン状態とする必要が
ある。一方、メモリブロック40−Nが読出の対象とな
った場合には、スイッチ群SWIはオフ状態としてもデ
ータをデータ入出力回路50に伝達することができる。
−Fが読出対象となった場合には、読出データをデータ
入出力回路50に伝達するためにオン状態とする必要が
ある。一方、メモリブロック40−Nが読出の対象とな
った場合には、スイッチ群SWIはオフ状態としてもデ
ータをデータ入出力回路50に伝達することができる。
【0069】実施の形態1においては、スイッチ群SW
Iをオフした状態でデータ入出力回路50から遠い側の
メモリブロック40−Fにおける列選択を、データ入出
力回路50に近い側のメモリブロック40−Nよりも先
に開始させることにより、全体的なデータ読出の高速を
図る。
Iをオフした状態でデータ入出力回路50から遠い側の
メモリブロック40−Fにおける列選択を、データ入出
力回路50に近い側のメモリブロック40−Nよりも先
に開始させることにより、全体的なデータ読出の高速を
図る。
【0070】まず、スイッチ群SWIをオフとした状態
で、メモリブロック選択が確定するよりも前のタイミン
グにおいて列選択線CSLFによってメモリブロック4
0−Fにおける列選択を開始する。メモリブロック40
−Fと40−Nのいずれが読出対象となるかにかかわら
ず、データ入出力回路50から遠い側のメモリブロック
40−Fの列選択を開始できる点がポイントである。ス
イッチ群SWIのオフ状態を維持すれば、メモリブロッ
ク40−Nが読出対象となった場合に、当該メモリブロ
ックで列選択を実行しても、メモリブロック40−Fか
らGIOFに読出されるデータは、メモリブロック40
−N上に配置されるグローバルデータI/O線対GIO
Nに影響を及ぼすことはないからである。
で、メモリブロック選択が確定するよりも前のタイミン
グにおいて列選択線CSLFによってメモリブロック4
0−Fにおける列選択を開始する。メモリブロック40
−Fと40−Nのいずれが読出対象となるかにかかわら
ず、データ入出力回路50から遠い側のメモリブロック
40−Fの列選択を開始できる点がポイントである。ス
イッチ群SWIのオフ状態を維持すれば、メモリブロッ
ク40−Nが読出対象となった場合に、当該メモリブロ
ックで列選択を実行しても、メモリブロック40−Fか
らGIOFに読出されるデータは、メモリブロック40
−N上に配置されるグローバルデータI/O線対GIO
Nに影響を及ぼすことはないからである。
【0071】この後、メモリブロック選択が確定したタ
イミングにより、スイッチ群SWIのオン/オフを制御
信号CSIによって決定する。
イミングにより、スイッチ群SWIのオン/オフを制御
信号CSIによって決定する。
【0072】データ入出力回路50に近い側のメモリブ
ロック40−Nが選択される場合には、メモリブロック
選択が確定した後に、列選択CSLNによる列選択が開
始される。この場合には、メモリブロック選択が確定し
た後も、スイッチ群SWIのオフ状態を維持するので、
列選択線CSLNを介した列選択動作が実行され、メモ
リブロック40−N中で入力されたコラム信号に対応す
るメモリセルからデータがグローバルデータI/O線対
GIONを介してデータ入出力回路50に伝達される。
ロック40−Nが選択される場合には、メモリブロック
選択が確定した後に、列選択CSLNによる列選択が開
始される。この場合には、メモリブロック選択が確定し
た後も、スイッチ群SWIのオフ状態を維持するので、
列選択線CSLNを介した列選択動作が実行され、メモ
リブロック40−N中で入力されたコラム信号に対応す
るメモリセルからデータがグローバルデータI/O線対
GIONを介してデータ入出力回路50に伝達される。
【0073】このような構成とすることにより、データ
入出力回路50から遠い側のメモリブロック40−Fに
おける列選択動作を先行的に実行することにより、デー
タ読出時間を短縮することができアクセスの高速化に寄
与できる。なお、データ入出力回路50に近い側のメモ
リブロック40−Nにおける列選択開始タイミングを相
対的に遅くしても、グローバルデータI/O線対GIO
Nによるデータ伝搬時間は短くてすむので、結果的にい
ずれのメモリブロックが選択されても、データ読出時間
を均等にすることができ、データ入出力回路50から遠
い側のメモリブロック40−Fからのデータ読出速度が
改善される分だけ、アクセスの高速化に寄与することが
できる。以上は、各メモリブロックからのデータ読出動
作について説明したが、データ書込動作時においても、
スイッチ群SWIのオン/オフ制御および各メモリブロ
ックにおける列選択タイミングは同様であるので、説明
は繰り返さない。
入出力回路50から遠い側のメモリブロック40−Fに
おける列選択動作を先行的に実行することにより、デー
タ読出時間を短縮することができアクセスの高速化に寄
与できる。なお、データ入出力回路50に近い側のメモ
リブロック40−Nにおける列選択開始タイミングを相
対的に遅くしても、グローバルデータI/O線対GIO
Nによるデータ伝搬時間は短くてすむので、結果的にい
ずれのメモリブロックが選択されても、データ読出時間
を均等にすることができ、データ入出力回路50から遠
い側のメモリブロック40−Fからのデータ読出速度が
改善される分だけ、アクセスの高速化に寄与することが
できる。以上は、各メモリブロックからのデータ読出動
作について説明したが、データ書込動作時においても、
スイッチ群SWIのオン/オフ制御および各メモリブロ
ックにおける列選択タイミングは同様であるので、説明
は繰り返さない。
【0074】図6は、実施の形態1に従う半導体記憶装
置1の全体動作を説明するタイミングチャートである。
置1の全体動作を説明するタイミングチャートである。
【0075】図6においては、メモリブロック40−F
および40−Nが独立したバンクとして動作する場合に
ついて説明する。この場合に、2つのバンクのいずれを
選択するかについては、入力されたバンクアドレス信号
によって指定される。バンクアドレス信号がB1を指定
した場合にはメモリブロック40−Fが選択され、バン
クアドレス信号がB2を指定した場合にはメモリブロッ
ク40−Nが選択されるものとする。
および40−Nが独立したバンクとして動作する場合に
ついて説明する。この場合に、2つのバンクのいずれを
選択するかについては、入力されたバンクアドレス信号
によって指定される。バンクアドレス信号がB1を指定
した場合にはメモリブロック40−Fが選択され、バン
クアドレス信号がB2を指定した場合にはメモリブロッ
ク40−Nが選択されるものとする。
【0076】図6を参照して、外部クロック信号Ex
t.CLKは、一定周期で活性状態と非活性状態を繰返
す。Ext.CLKの各立上がりエッジ(以下、クロッ
クエッジとも称する)タイミングT1〜T13におい
て、コントロール回路20は、コマンド制御信号の信号
レベルの組合せに応じたコマンドを生成する。図中にお
けるコマンドに関する記載について、「A」はアクティ
ベートコマンドを示し、「N」はノーオペレーションを
示し、「R」はリードコマンドを示す。
t.CLKは、一定周期で活性状態と非活性状態を繰返
す。Ext.CLKの各立上がりエッジ(以下、クロッ
クエッジとも称する)タイミングT1〜T13におい
て、コントロール回路20は、コマンド制御信号の信号
レベルの組合せに応じたコマンドを生成する。図中にお
けるコマンドに関する記載について、「A」はアクティ
ベートコマンドを示し、「N」はノーオペレーションを
示し、「R」はリードコマンドを示す。
【0077】アクティベートコマンドでは、バンクアド
レス信号によって指定されたバンク内において、行アド
レスに対応する行が活性化される。ノーオペレーション
状態では、特にコマンドは生成されない。リードコマン
ドでは、入力されたアドレス信号に応答するメモリセル
からのデータ読出が実行される。
レス信号によって指定されたバンク内において、行アド
レスに対応する行が活性化される。ノーオペレーション
状態では、特にコマンドは生成されない。リードコマン
ドでは、入力されたアドレス信号に応答するメモリセル
からのデータ読出が実行される。
【0078】時刻T1のクロックエッジにおいては、A
10を含むアドレス信号によって指定される行アドレス
R1とバンクアドレス信号とが入力され、アクティベー
トコマンドが生成される。これにより、バンクB1にお
いて、行アドレスR1に対応する行の活性化が実行され
る。
10を含むアドレス信号によって指定される行アドレス
R1とバンクアドレス信号とが入力され、アクティベー
トコマンドが生成される。これにより、バンクB1にお
いて、行アドレスR1に対応する行の活性化が実行され
る。
【0079】時刻T2のクロックエッジにおいては特に
コマンドは生成されない。次のクロックエッジT3を迎
える前に、列アドレスC1の取込が実行される。DRA
M/ロジック混載メモリにおいては、クロックエッジに
先行した列アドレスの読込が一般的に実行される。特に
リードコマンド時においては、メモリセルにおけるデー
タ破壊等の不具合が起きる可能性が小さいため、高速化
を追求する目的でこのような列アドレスの先読みは積極
的に実行されている。
コマンドは生成されない。次のクロックエッジT3を迎
える前に、列アドレスC1の取込が実行される。DRA
M/ロジック混載メモリにおいては、クロックエッジに
先行した列アドレスの読込が一般的に実行される。特に
リードコマンド時においては、メモリセルにおけるデー
タ破壊等の不具合が起きる可能性が小さいため、高速化
を追求する目的でこのような列アドレスの先読みは積極
的に実行されている。
【0080】時刻T3のクロックエッジにおいて、リー
ドコマンドが生成されるとともに、バンクアドレス信号
が入力され、バンクB1において行アドレスR1および
列アドレスC1に対応するリード動作が開始される。同
時に、時刻T3においては、アドレスビットA10はデ
ィスエーブル(Disable)状態とされ、グローバルデー
タI/O線を含むデータ線に対してオートプリチャージ
が指示される。半導体記憶装置1におけるCASレイテ
ンシは2クロックサイクルであり、時刻T3において生
成されたリードコマンドに対応する読出データQ1は、
時刻T5のクロックエッジに出力される。
ドコマンドが生成されるとともに、バンクアドレス信号
が入力され、バンクB1において行アドレスR1および
列アドレスC1に対応するリード動作が開始される。同
時に、時刻T3においては、アドレスビットA10はデ
ィスエーブル(Disable)状態とされ、グローバルデー
タI/O線を含むデータ線に対してオートプリチャージ
が指示される。半導体記憶装置1におけるCASレイテ
ンシは2クロックサイクルであり、時刻T3において生
成されたリードコマンドに対応する読出データQ1は、
時刻T5のクロックエッジに出力される。
【0081】時刻T5において、次のリードコマンドを
実行するために、バンクアドレス信号(B2を選択)お
よび行アドレスR2が取込まれ、アクティベートコマン
ドが生成される。さらに、時刻T7のクロックエッジ以
前に、列アドレスC2が取込まれ、時刻T7においてバ
ンクB2中の行アドレスR2および列アドレスC2に対
応したリードコマンドが生成される。これに対応して、
2クロックサイクル経過後の時刻T9において読出デー
タQ2に出力される。
実行するために、バンクアドレス信号(B2を選択)お
よび行アドレスR2が取込まれ、アクティベートコマン
ドが生成される。さらに、時刻T7のクロックエッジ以
前に、列アドレスC2が取込まれ、時刻T7においてバ
ンクB2中の行アドレスR2および列アドレスC2に対
応したリードコマンドが生成される。これに対応して、
2クロックサイクル経過後の時刻T9において読出デー
タQ2に出力される。
【0082】次に、時刻T9のクロックエッジにおい
て、バンクB1に対してリードコマンドが生成され、時
刻T9のクロックエッジに先立って列アドレスC3が入
力される。これに応じて、時刻T9からCASレイテン
シに相当する2クロックサイクル経過後の時刻T11の
クロックエッジにおいて、バンクB1中の行アドレスR
1および列アドレスC3に対応する読出データQ3が出
力される。
て、バンクB1に対してリードコマンドが生成され、時
刻T9のクロックエッジに先立って列アドレスC3が入
力される。これに応じて、時刻T9からCASレイテン
シに相当する2クロックサイクル経過後の時刻T11の
クロックエッジにおいて、バンクB1中の行アドレスR
1および列アドレスC3に対応する読出データQ3が出
力される。
【0083】さらに、時刻T11のクロックエッジに先
立って列アドレスC4が入力され、時刻T11におい
て、バンクアドレス信号(B2を選択)の取込およびリ
ードコマンドの生成が実行される。これに対応して、バ
ンクB2において行アドレスR2および列アドレスC4
に対応した読出動作が実行され、対応する読出データQ
4が時刻T11からCASレイテンシに相当する2クロ
ックサイクル経過後の時刻T13において出力される。
立って列アドレスC4が入力され、時刻T11におい
て、バンクアドレス信号(B2を選択)の取込およびリ
ードコマンドの生成が実行される。これに対応して、バ
ンクB2において行アドレスR2および列アドレスC4
に対応した読出動作が実行され、対応する読出データQ
4が時刻T11からCASレイテンシに相当する2クロ
ックサイクル経過後の時刻T13において出力される。
【0084】次に、本発明の実施の形態1に従うメモリ
セルアレイ40におけるデータ読出動作の高速化につい
て説明する。
セルアレイ40におけるデータ読出動作の高速化につい
て説明する。
【0085】図7は、実施の形態1に従うメモリセルア
レイ40におけるリードコマンド時の動作を説明する第
1のタイミングチャートである。図7においては、図5
で示したメモリブロック40−Fおよび40−Nがそれ
ぞれバンクB1およびバンクB2として独立に動作する
場合について説明している。
レイ40におけるリードコマンド時の動作を説明する第
1のタイミングチャートである。図7においては、図5
で示したメモリブロック40−Fおよび40−Nがそれ
ぞれバンクB1およびバンクB2として独立に動作する
場合について説明している。
【0086】なお、図7においては、グローバルデータ
I/O線に分割点を設けることなく、選択バンクが確定
した後に列選択を開始する場合の動作(以下、通常動作
時とも称する)が点線で示される。
I/O線に分割点を設けることなく、選択バンクが確定
した後に列選択を開始する場合の動作(以下、通常動作
時とも称する)が点線で示される。
【0087】図7を参照して、まず通常動作時において
は、バンクアドレス信号が入力されてデータ入出力回路
50から遠い側のメモリブロック40−F(バンクB1
に対応)が選択されることが確定したことを受けて、時
刻T3において列選択動作が開始される。したがって、
点線で示すタイミングにおいて、列選択線CSLFが活
性化されて、活性化された列選択信号が伝達される。列
選択線CSLFの活性化に応じて、スイッチ群SWIに
よる分割点が設けられていないグローバルデータI/O
線対GIOにデータ読出が実行される。
は、バンクアドレス信号が入力されてデータ入出力回路
50から遠い側のメモリブロック40−F(バンクB1
に対応)が選択されることが確定したことを受けて、時
刻T3において列選択動作が開始される。したがって、
点線で示すタイミングにおいて、列選択線CSLFが活
性化されて、活性化された列選択信号が伝達される。列
選択線CSLFの活性化に応じて、スイッチ群SWIに
よる分割点が設けられていないグローバルデータI/O
線対GIOにデータ読出が実行される。
【0088】一方、実施の形態1に従う場合において
は、時刻T3のクロックエッジに先立って入力される列
アドレスC1に応じて、メモリブロック40−F(バン
クB1)における列選択動作が開始される。また、時刻
T3のクロックエッジにおけるバンクアドレス信号の入
力によってメモリブロックの選択が確定し、メモリブロ
ック40−F(バンクB1)の選択に応答して、スイッ
チ群SWIをオンするための制御信号CSIの活性化が
行なわれる。
は、時刻T3のクロックエッジに先立って入力される列
アドレスC1に応じて、メモリブロック40−F(バン
クB1)における列選択動作が開始される。また、時刻
T3のクロックエッジにおけるバンクアドレス信号の入
力によってメモリブロックの選択が確定し、メモリブロ
ック40−F(バンクB1)の選択に応答して、スイッ
チ群SWIをオンするための制御信号CSIの活性化が
行なわれる。
【0089】制御信号CSIの活性化は、通常動作時に
おける列選択動作の開始タイミングと同一であるが、本
発明の実施の形態1においては、実際のコラムデコード
の動作をスイッチ群のオン/オフ制御とは切り離してい
るので、制御信号CSIの生成は、通常動作時における
列選択線CSLFの活性化タイミングよりも早く実行す
ることができる。
おける列選択動作の開始タイミングと同一であるが、本
発明の実施の形態1においては、実際のコラムデコード
の動作をスイッチ群のオン/オフ制御とは切り離してい
るので、制御信号CSIの生成は、通常動作時における
列選択線CSLFの活性化タイミングよりも早く実行す
ることができる。
【0090】スイッチ群SWIのオンに応じて、列選択
線CSLFによって伝達された列選択信号に対応する活
性ビット線対のデータが、スイッチ群SWIによって接
続されたグローバルデータI/O線対GIOFおよびG
IONに伝達される。この結果、データ入出力回路50
から遠い側のメモリブロック40−Fにおけるデータ読
出速度を、列選択動作の開始タイミングを早めることに
よって高速化できる。
線CSLFによって伝達された列選択信号に対応する活
性ビット線対のデータが、スイッチ群SWIによって接
続されたグローバルデータI/O線対GIOFおよびG
IONに伝達される。この結果、データ入出力回路50
から遠い側のメモリブロック40−Fにおけるデータ読
出速度を、列選択動作の開始タイミングを早めることに
よって高速化できる。
【0091】次に、データ入出力回路50に近い側のメ
モリブロック40−N(バンクB2)が選択された場合
における読出動作について説明する。
モリブロック40−N(バンクB2)が選択された場合
における読出動作について説明する。
【0092】時刻T7のクロックエッジにおいて、バン
クアドレス信号(B2を選択)が入力され、メモリブロ
ックの選択が確定するが、本発明の実施の形態1におい
ては、すでに述べたように、メモリブロック選択の確定
を待たずに、列アドレスC2の入力に応じて、メモリブ
ロック40−F側における列選択動作が開始され、列選
択線CSLFが活性化される。これに応じて、メモリブ
ロック40−Fに対応するグローバルデータI/O線対
GIOFにデータが読出される。しかし、スイッチ群S
WIが制御信号CSIによってオフ状態とされているの
で、読出データは、メモリブロック40−N側に影響を
及ぼすことはない。
クアドレス信号(B2を選択)が入力され、メモリブロ
ックの選択が確定するが、本発明の実施の形態1におい
ては、すでに述べたように、メモリブロック選択の確定
を待たずに、列アドレスC2の入力に応じて、メモリブ
ロック40−F側における列選択動作が開始され、列選
択線CSLFが活性化される。これに応じて、メモリブ
ロック40−Fに対応するグローバルデータI/O線対
GIOFにデータが読出される。しかし、スイッチ群S
WIが制御信号CSIによってオフ状態とされているの
で、読出データは、メモリブロック40−N側に影響を
及ぼすことはない。
【0093】時刻T7のクロックエッジにおいて、バン
クアドレス信号(B2を選択)が入力され、メモリブロ
ック選択の確定を受けて、メモリブロック40−N(バ
ンクB2)における列選択動作が開始される。したがっ
て、メモリブロック40−Nにおける列選択動作の開始
タイミング、すなわち列選択線CSLNの活性化タイミ
ングは、通常動作時と同様である。
クアドレス信号(B2を選択)が入力され、メモリブロ
ック選択の確定を受けて、メモリブロック40−N(バ
ンクB2)における列選択動作が開始される。したがっ
て、メモリブロック40−Nにおける列選択動作の開始
タイミング、すなわち列選択線CSLNの活性化タイミ
ングは、通常動作時と同様である。
【0094】列選択線CSLNの活性化に応じてグロー
バルデータI/O線対GIONに読出データが伝搬され
るが、本発明の実施の形態1に従えば、スイッチ群SW
Iがオフ状態とされたままで、グローバルデータI/O
線対GIONにおけるデータ伝達が実行されるので、こ
の状態におけるグローバルデータI/O線対GIONの
寄生容量は、従来の場合のGIOの半分である。
バルデータI/O線対GIONに読出データが伝搬され
るが、本発明の実施の形態1に従えば、スイッチ群SW
Iがオフ状態とされたままで、グローバルデータI/O
線対GIONにおけるデータ伝達が実行されるので、こ
の状態におけるグローバルデータI/O線対GIONの
寄生容量は、従来の場合のGIOの半分である。
【0095】したがって、同一のタイミングでメモリブ
ロック40−Nにおける列選択動作を開始しても、デー
タ入出力回路50に対して、読出データをより高速に伝
達することができる。
ロック40−Nにおける列選択動作を開始しても、デー
タ入出力回路50に対して、読出データをより高速に伝
達することができる。
【0096】以上述べたように、メモリブロック40−
Fおよび40−Nのいずれが選択された場合であって
も、通常動作時と比較してデータ読出の所要時間を短縮
することができ、アクセスの高速化に寄与できる。
Fおよび40−Nのいずれが選択された場合であって
も、通常動作時と比較してデータ読出の所要時間を短縮
することができ、アクセスの高速化に寄与できる。
【0097】図8は、実施の形態1に従うメモリセルア
レイ40におけるリードコマンド時の動作を説明する第
2のタイミングチャートである。図8においては、スイ
ッチ群SWIによって分割されたメモリブロック40−
Fおよび40−Nが同一バンクとして動作する場合につ
いて説明する。
レイ40におけるリードコマンド時の動作を説明する第
2のタイミングチャートである。図8においては、スイ
ッチ群SWIによって分割されたメモリブロック40−
Fおよび40−Nが同一バンクとして動作する場合につ
いて説明する。
【0098】図8を参照して、メモリブロック40−F
および40−Nを同一バンクとして動作させる場合にお
いては、バンクアドレスによる選択が必要ないので、バ
ンクアドレスは入力されない。なお、図8においても通
常動作時における列選択動作のタイミングが点線で示さ
れる。
および40−Nを同一バンクとして動作させる場合にお
いては、バンクアドレスによる選択が必要ないので、バ
ンクアドレスは入力されない。なお、図8においても通
常動作時における列選択動作のタイミングが点線で示さ
れる。
【0099】図8の場合においても同様に、時刻T1お
よびT5のクロックエッジにおいて、アクティベートコ
マンドが生成され、時刻T1においては、メモリブロッ
ク40−F中の行アドレスR1に対応する行が活性化さ
れ、時刻T5においては、行アドレスR1に代わって、
メモリブロック40−N中の行アドレスR2に対応する
行が活性化される。その他、列アドレスC1,C2,C
3およびC4の入力タイミングと、各クロックエッジに
おけるコマンドの生成とについては、図7の場合と同様
であるので説明は繰り返さない。
よびT5のクロックエッジにおいて、アクティベートコ
マンドが生成され、時刻T1においては、メモリブロッ
ク40−F中の行アドレスR1に対応する行が活性化さ
れ、時刻T5においては、行アドレスR1に代わって、
メモリブロック40−N中の行アドレスR2に対応する
行が活性化される。その他、列アドレスC1,C2,C
3およびC4の入力タイミングと、各クロックエッジに
おけるコマンドの生成とについては、図7の場合と同様
であるので説明は繰り返さない。
【0100】図8を参照して、両メモリブロックが同一
バンクとして動作する場合には、図7の場合と比較し
て、スイッチ群SWIのオンタイミングをより早めるこ
とができる。
バンクとして動作する場合には、図7の場合と比較し
て、スイッチ群SWIのオンタイミングをより早めるこ
とができる。
【0101】具体的には、スイッチ群SWIを制御する
制御信号CSIは、図7の場合における時刻T3のクロ
ックエッジにおけるバンクアドレス信号の入力を待た
ず、アドレス信号の入力が完了するタイミング、すなわ
ち時刻T3に先立つ列アドレスC1の入力タイミングで
生成が可能である。
制御信号CSIは、図7の場合における時刻T3のクロ
ックエッジにおけるバンクアドレス信号の入力を待た
ず、アドレス信号の入力が完了するタイミング、すなわ
ち時刻T3に先立つ列アドレスC1の入力タイミングで
生成が可能である。
【0102】このため、点線で示す通常動作時と比較し
て、グローバルデータI/O線対を構成するGIOFお
よびGIONへのデータ読出をより高速化することが可
能である。
て、グローバルデータI/O線対を構成するGIOFお
よびGIONへのデータ読出をより高速化することが可
能である。
【0103】データ入出力回路50に近い側のメモリブ
ロック40−Nを選択する場合においても、同様に、時
刻T7に先立って列アドレスC2が入力された時点で、
スイッチ群SWIのオン/オフを指定することができる
ので、メモリブロック40−Nが選択された場合におい
ても、メモリブロック40−Fが選択された場合と同様
のタイミングで列選択動作を開始することができる。
ロック40−Nを選択する場合においても、同様に、時
刻T7に先立って列アドレスC2が入力された時点で、
スイッチ群SWIのオン/オフを指定することができる
ので、メモリブロック40−Nが選択された場合におい
ても、メモリブロック40−Fが選択された場合と同様
のタイミングで列選択動作を開始することができる。
【0104】さらに、スイッチ群SWIをオフ状態とし
たままでデータ読出を実行する点は同様であるので、特
にメモリブロック40−N側を選択する場合において
は、列選択タイミングを早期化できる効果およびグロー
バルデータI/O線対の寄生容量を低減する効果の両方
を享受することができ、図7で説明した場合と比較し
て、より早期にデータ読出を実行して、アクセスのさら
なる高速化を図ることが可能である。
たままでデータ読出を実行する点は同様であるので、特
にメモリブロック40−N側を選択する場合において
は、列選択タイミングを早期化できる効果およびグロー
バルデータI/O線対の寄生容量を低減する効果の両方
を享受することができ、図7で説明した場合と比較し
て、より早期にデータ読出を実行して、アクセスのさら
なる高速化を図ることが可能である。
【0105】なお、実施の形態1においては、メモリセ
ルアレイを2分割する場合について説明したが、メモリ
セルアレイを3以上の複数個に分割する場合において
も、データ入出力回路を適宜(場合によっては複数個)
配置して、メモリブロック間に配置される全てのスイッ
チ群をオフ状態とした上で、データ入出力回路から最遠
のメモリブロックに対する列選択動作を先行実施するこ
とにより、同様のアクセス高速化を図ることができる。
ルアレイを2分割する場合について説明したが、メモリ
セルアレイを3以上の複数個に分割する場合において
も、データ入出力回路を適宜(場合によっては複数個)
配置して、メモリブロック間に配置される全てのスイッ
チ群をオフ状態とした上で、データ入出力回路から最遠
のメモリブロックに対する列選択動作を先行実施するこ
とにより、同様のアクセス高速化を図ることができる。
【0106】[実施の形態2]実施の形態2において
は、グローバルデータI/O線対の分割による消費電力
の低減について説明する。
は、グローバルデータI/O線対の分割による消費電力
の低減について説明する。
【0107】実施の形態2においては、まず、図5で説
明したメモリセルアレイの構成に基づく消費電力の低減
について考える。
明したメモリセルアレイの構成に基づく消費電力の低減
について考える。
【0108】図9は、実施の形態2に従うメモリセルア
レイ40におけるリードコマンド時の動作を説明する第
1のタイミングチャートである。
レイ40におけるリードコマンド時の動作を説明する第
1のタイミングチャートである。
【0109】図9は、メモリブロック40−Fおよび4
0−Nが独立のバンクとして動作する場合を示し、図7
で説明したタイミングチャートと対応づけられる。
0−Nが独立のバンクとして動作する場合を示し、図7
で説明したタイミングチャートと対応づけられる。
【0110】再び図7を参照して、実施の形態1に従う
列選択動作は、データ入出力回路50から遠い側のメモ
リブロック40−Fからのデータ読出を高速化するため
に、メモリブロック選択、すなわちバンク選択が確定す
る前にメモリブロック40−Fにおける列選択動作を開
始していた。したがって、メモリブロック40−Fおよ
び40−Nのいずれが選択される場合においても、メモ
リブロック40−Fにおいて列選択が実行され、メモリ
ブロック40−Fに配置されるグローバルデータI/O
線対GIOFをドライブするための電力が消費される。
列選択動作は、データ入出力回路50から遠い側のメモ
リブロック40−Fからのデータ読出を高速化するため
に、メモリブロック選択、すなわちバンク選択が確定す
る前にメモリブロック40−Fにおける列選択動作を開
始していた。したがって、メモリブロック40−Fおよ
び40−Nのいずれが選択される場合においても、メモ
リブロック40−Fにおいて列選択が実行され、メモリ
ブロック40−Fに配置されるグローバルデータI/O
線対GIOFをドライブするための電力が消費される。
【0111】図9を参照して、実施の形態2に従う列選
択動作においては、無用な電力消費を回避することを優
先させて、各メモリブロックにおける列選択動作を、バ
ンク選択が完了したタイミングを待って実行する。メモ
リブロック40−F(バンクB1)が選択される場合に
おいても、点線で示される通常動作時と同様に、時刻T
3のクロックエッジにおけるバンクアドレスの入力を待
って列選択動作を開始する。したがって、グローバルデ
ータI/O線対GIOFおよびGIONに対するデータ
伝達は、通常動作時と変わらない。
択動作においては、無用な電力消費を回避することを優
先させて、各メモリブロックにおける列選択動作を、バ
ンク選択が完了したタイミングを待って実行する。メモ
リブロック40−F(バンクB1)が選択される場合に
おいても、点線で示される通常動作時と同様に、時刻T
3のクロックエッジにおけるバンクアドレスの入力を待
って列選択動作を開始する。したがって、グローバルデ
ータI/O線対GIOFおよびGIONに対するデータ
伝達は、通常動作時と変わらない。
【0112】一方、メモリブロック40−Nに対応する
バンクB2が選択される場合においては、図7の場合と
同様に、メモリブロック40−Nにおける列選択が開始
されるタイミングは変らないが、スイッチ群SWIがオ
フ状態とされたままで、グローバルデータI/O線対G
IONに対する読出データの伝達が実行されるので、グ
ローバルデータI/O線対の寄生容量を通常動作時の半
分とすることができ、消費電力低減が図れる。これに付
随してデータ読出も高速化される。
バンクB2が選択される場合においては、図7の場合と
同様に、メモリブロック40−Nにおける列選択が開始
されるタイミングは変らないが、スイッチ群SWIがオ
フ状態とされたままで、グローバルデータI/O線対G
IONに対する読出データの伝達が実行されるので、グ
ローバルデータI/O線対の寄生容量を通常動作時の半
分とすることができ、消費電力低減が図れる。これに付
随してデータ読出も高速化される。
【0113】さらにこの場合においては、メモリブロッ
ク40−Fにおける列選択動作は実行されず、列選択線
CSLFは活性化されないので、グローバルデータI/
O線対GIOFがデータ伝達のために駆動されることも
ない。したがって、図7の場合と比較して、メモリブロ
ック40−Nを選択する場合における消費電力の低減を
図ることが可能となる。
ク40−Fにおける列選択動作は実行されず、列選択線
CSLFは活性化されないので、グローバルデータI/
O線対GIOFがデータ伝達のために駆動されることも
ない。したがって、図7の場合と比較して、メモリブロ
ック40−Nを選択する場合における消費電力の低減を
図ることが可能となる。
【0114】図10は、実施の形態2に従うメモリセル
アレイ40におけるリードコマンド時の動作を説明する
第2のタイミングチャートである。図10は、図5に示
されるメモリブロック40−Fおよび40−Nが同一バ
ンクとして動作する場合を示し、図8で説明したタイミ
ングチャートと対応づけられる。
アレイ40におけるリードコマンド時の動作を説明する
第2のタイミングチャートである。図10は、図5に示
されるメモリブロック40−Fおよび40−Nが同一バ
ンクとして動作する場合を示し、図8で説明したタイミ
ングチャートと対応づけられる。
【0115】図10のタイミングチャートと、図8のタ
イミングチャートと比較すると、データ入出力回路50
に近い側のメモリブロック40−Nを選択する場合にお
いて、もう一方のメモリブロック40−Fにおける列選
択動作を実行しない点、すなわち列選択線CSLFの活
性化を実行しない点が異なる。
イミングチャートと比較すると、データ入出力回路50
に近い側のメモリブロック40−Nを選択する場合にお
いて、もう一方のメモリブロック40−Fにおける列選
択動作を実行しない点、すなわち列選択線CSLFの活
性化を実行しない点が異なる。
【0116】図10を参照して、時刻T3のクロックエ
ッジにおいて生成されるメモリブロック40−Fに対す
るリードコマンドに対応する列選択動作は、図8の場合
と同様であるので説明は繰返さない。
ッジにおいて生成されるメモリブロック40−Fに対す
るリードコマンドに対応する列選択動作は、図8の場合
と同様であるので説明は繰返さない。
【0117】次に、時刻T7のクロックエッジにおいて
生成されるメモリブロック40−Nに対するリードコマ
ンドについて考える。図8の場合においては、行アドレ
スR2および列アドレスC2の入力が完了した時点で、
列選択動作を開始し、メモリブロック40−Fおよび4
0−Nの両方において列選択を開始することとしたが、
メモリブロック40−Fおよび40−Nの選択が、バン
クアドレス信号によらずアドレス信号のみで可能である
とすれば、このタイミングでいずれか一方のメモリブロ
ックを選択して、列選択動作を実行することが可能であ
る。
生成されるメモリブロック40−Nに対するリードコマ
ンドについて考える。図8の場合においては、行アドレ
スR2および列アドレスC2の入力が完了した時点で、
列選択動作を開始し、メモリブロック40−Fおよび4
0−Nの両方において列選択を開始することとしたが、
メモリブロック40−Fおよび40−Nの選択が、バン
クアドレス信号によらずアドレス信号のみで可能である
とすれば、このタイミングでいずれか一方のメモリブロ
ックを選択して、列選択動作を実行することが可能であ
る。
【0118】したがって、図10においては、メモリブ
ロック40−Nが選択される場合において、図8で実行
されていたメモリブロック40−Fに対応する列選択線
CSLFの活性化が実行されていない。これにより、メ
モリブロック40−Fに対応するのグローバルデータI
/O線対GIOFは、プリチャージ電位のまま維持さ
れ、データ伝達のために駆動されることはない。したが
って、メモリブロック40−Nが選択されている場合に
おいて、非選択のメモリブロック40−Fに対応するグ
ローバルデータI/O線対GIOFにおいて無用の電力
が消費されることがなく、低消費電力化を図ることが可
能となる。
ロック40−Nが選択される場合において、図8で実行
されていたメモリブロック40−Fに対応する列選択線
CSLFの活性化が実行されていない。これにより、メ
モリブロック40−Fに対応するのグローバルデータI
/O線対GIOFは、プリチャージ電位のまま維持さ
れ、データ伝達のために駆動されることはない。したが
って、メモリブロック40−Nが選択されている場合に
おいて、非選択のメモリブロック40−Fに対応するグ
ローバルデータI/O線対GIOFにおいて無用の電力
が消費されることがなく、低消費電力化を図ることが可
能となる。
【0119】このように、図10で説明したように、バ
ンクアドレス信号の入力に先立って入力されるアドレス
信号のみによってメモリブロック選択が可能である場合
には、データ読出の高速化と低消費電力化を両立するこ
とが可能な多データI/O線構成を採用することが可能
となる。
ンクアドレス信号の入力に先立って入力されるアドレス
信号のみによってメモリブロック選択が可能である場合
には、データ読出の高速化と低消費電力化を両立するこ
とが可能な多データI/O線構成を採用することが可能
となる。
【0120】[実施の形態2の変形例1]以下において
は、実施の形態2に従う変形例として、メモリセルアレ
イ40におけるメモリブロックおよびグローバルデータ
I/O線対の分割形態が異なる種々の例について説明す
る。
は、実施の形態2に従う変形例として、メモリセルアレ
イ40におけるメモリブロックおよびグローバルデータ
I/O線対の分割形態が異なる種々の例について説明す
る。
【0121】図11は、実施の形態2の変形例1に従う
メモリセルアレイ40の構成およびグローバルデータI
/O線対の配置を説明する概念図である。
メモリセルアレイ40の構成およびグローバルデータI
/O線対の配置を説明する概念図である。
【0122】図11を参照して、メモリセルアレイ40
は、データ入出力回路51を挟んで左右の領域に分割さ
れる。データ入出力回路51の左右の領域のそれぞれに
おいて、メモリセルアレイは、スイッチ群SWIによっ
てメモリマット41Lおよび42Lにさらに分割され、
スイッチ群SWJによってメモリマット41Rおよび4
2Rにさらに分割される。メモリマット41Lおよび4
1Rは、同一のメモリブロック41を構成し、メモリマ
ット42Lおよび42Rは同一メモリブロック42を構
成する。実施の形態1の場合と同様に、これらのメモリ
ブロックごとに独立したバンク動作を実行させて、バン
クアドレス信号の入力によってメモリブロックを選択す
る構成とすることも可能である。
は、データ入出力回路51を挟んで左右の領域に分割さ
れる。データ入出力回路51の左右の領域のそれぞれに
おいて、メモリセルアレイは、スイッチ群SWIによっ
てメモリマット41Lおよび42Lにさらに分割され、
スイッチ群SWJによってメモリマット41Rおよび4
2Rにさらに分割される。メモリマット41Lおよび4
1Rは、同一のメモリブロック41を構成し、メモリマ
ット42Lおよび42Rは同一メモリブロック42を構
成する。実施の形態1の場合と同様に、これらのメモリ
ブロックごとに独立したバンク動作を実行させて、バン
クアドレス信号の入力によってメモリブロックを選択す
る構成とすることも可能である。
【0123】メモリマット41Lおよび42Lの間に配
置されるスイッチ群SWIは、制御信号CSIに応じて
オン/オフされ、メモリマット41Rおよび42Rの間
に配置されるスイッチ群SWJは、制御信号CSIの相
補信号/CSIによって制御され、スイッチ群SWIお
よびSWJは相補的にオン/オフする。
置されるスイッチ群SWIは、制御信号CSIに応じて
オン/オフされ、メモリマット41Rおよび42Rの間
に配置されるスイッチ群SWJは、制御信号CSIの相
補信号/CSIによって制御され、スイッチ群SWIお
よびSWJは相補的にオン/オフする。
【0124】したがって、入力されたアドレス信号もし
くは、アドレス信号とバンクアドレス信号との両方に応
じてメモリブロック41を選択する場合には、スイッチ
群SWIをオンするとともにスイッチ群SWJをオフ
し、メモリブロック42を選択する場合には、反対にス
イッチ群SWJをオンしSWIをオフすればよい。
くは、アドレス信号とバンクアドレス信号との両方に応
じてメモリブロック41を選択する場合には、スイッチ
群SWIをオンするとともにスイッチ群SWJをオフ
し、メモリブロック42を選択する場合には、反対にス
イッチ群SWJをオンしSWIをオフすればよい。
【0125】同一のメモリブロックに対応して配置され
る、デコード回路30−L1および30−R1は、同一
のタイミングで列選択動作を実行する。同様に、デコー
ド回路30−L2および30−R2も、同一のタイミン
グで列選択動作を実行する。メモリブロック41および
42における列選択動作およびスイッチ群制御のタイミ
ングは、図9および図10で説明したタイミングチャー
ト中において、メモリブロック40−Fをメモリブロッ
ク42に対応させ、メモリブロック40−Nをメモリブ
ロック41に対応させて実行すればよい。
る、デコード回路30−L1および30−R1は、同一
のタイミングで列選択動作を実行する。同様に、デコー
ド回路30−L2および30−R2も、同一のタイミン
グで列選択動作を実行する。メモリブロック41および
42における列選択動作およびスイッチ群制御のタイミ
ングは、図9および図10で説明したタイミングチャー
ト中において、メモリブロック40−Fをメモリブロッ
ク42に対応させ、メモリブロック40−Nをメモリブ
ロック41に対応させて実行すればよい。
【0126】また、データ入出力回路は、左右に分割さ
れて配置されるグローバルデータI/O線対GIOLお
よびGIORに対して独立にそれぞれデータ読出および
データ書込が可能なように、データ入出力回路50−L
および50−Rが配置される。
れて配置されるグローバルデータI/O線対GIOLお
よびGIORに対して独立にそれぞれデータ読出および
データ書込が可能なように、データ入出力回路50−L
および50−Rが配置される。
【0127】このような構成とすることにより、メモリ
ブロック41を選択する場合においては、スイッチ群S
WJをオフすることにより、メモリマット42Rに対応
する領域でグローバルデータI/O線対をドライブする
必要がなくなり、反対にメモリブロック42を選択する
場合には、スイッチ群SWIのオフによりメモリマット
41Lに対応する領域でグローバルデータI/O線対を
ドライブする必要がなくなる。すなわち、いずれのメモ
リブロックが選択される場合においても、4つのメモリ
マットに分割されたメモリセルアレイ全体のうちの3/
4の領域に対応するグローバルデータI/O線対をドラ
イブすればデータ入出力を実行することが可能である。
ブロック41を選択する場合においては、スイッチ群S
WJをオフすることにより、メモリマット42Rに対応
する領域でグローバルデータI/O線対をドライブする
必要がなくなり、反対にメモリブロック42を選択する
場合には、スイッチ群SWIのオフによりメモリマット
41Lに対応する領域でグローバルデータI/O線対を
ドライブする必要がなくなる。すなわち、いずれのメモ
リブロックが選択される場合においても、4つのメモリ
マットに分割されたメモリセルアレイ全体のうちの3/
4の領域に対応するグローバルデータI/O線対をドラ
イブすればデータ入出力を実行することが可能である。
【0128】この結果、グローバルデータI/O線対を
ドライブする電力を低減することができ、低消費電力化
を図ることができる。
ドライブする電力を低減することができ、低消費電力化
を図ることができる。
【0129】[実施の形態2の変形例2]図12は、実
施の形態2の変形例2に従うメモリセルアレイ40の構
成およびグローバルデータI/O線対の配置を説明する
概念図である。
施の形態2の変形例2に従うメモリセルアレイ40の構
成およびグローバルデータI/O線対の配置を説明する
概念図である。
【0130】図12を参照して、メモリセルアレイ40
は、デコーダ回路30−1および30−2とスイッチ群
SWI,SWJによって、4つのメモリマット41N,
42N,41F,42Fに分割される。デコーダ回路3
0−1および30−2は、メモリセルアレイを列方向に
2分割するように設けられる。メモリマット41Nおよ
び41Fは、同一のメモリブロック41を形成し、メモ
リマット42Nおよび42Fは、同一のメモリブロック
42を形成する。
は、デコーダ回路30−1および30−2とスイッチ群
SWI,SWJによって、4つのメモリマット41N,
42N,41F,42Fに分割される。デコーダ回路3
0−1および30−2は、メモリセルアレイを列方向に
2分割するように設けられる。メモリマット41Nおよ
び41Fは、同一のメモリブロック41を形成し、メモ
リマット42Nおよび42Fは、同一のメモリブロック
42を形成する。
【0131】デコーダ回路によって列方向に分割された
領域の一方を構成するメモリマット42Fおよび41N
に対してグローバルデータI/O線対GIO1,/GI
O1〜GIOm,/GIOm(m:n/2の自然数)が
設けられる。メモリマット42Fと41Nとの間にはス
イッチ群SWJが設けられ、このスイッチ群SWJによ
ってこれらのグローバルデータI/O線対GIO,/G
IO1〜GIOm,/GIOmも2分割される。
領域の一方を構成するメモリマット42Fおよび41N
に対してグローバルデータI/O線対GIO1,/GI
O1〜GIOm,/GIOm(m:n/2の自然数)が
設けられる。メモリマット42Fと41Nとの間にはス
イッチ群SWJが設けられ、このスイッチ群SWJによ
ってこれらのグローバルデータI/O線対GIO,/G
IO1〜GIOm,/GIOmも2分割される。
【0132】メモリマット41Fおよび42Nに対して
も同様の構成が適用される。すなわち、メモリマット4
1Fおよび42Nに対してグローバルデータI/O線対
GIOm+1〜/GIOm+1〜GIOn,/GIOn
が設けられ、これらのグローバルデータI/O線対は、
スイッチ群SWIによって2分割される。
も同様の構成が適用される。すなわち、メモリマット4
1Fおよび42Nに対してグローバルデータI/O線対
GIOm+1〜/GIOm+1〜GIOn,/GIOn
が設けられ、これらのグローバルデータI/O線対は、
スイッチ群SWIによって2分割される。
【0133】スイッチ群SWIおよびSWJは、図11
の場合と同様に、相補的に制御信号CSIおよび/CS
Iによってオン/オフ制御される。すなわち、メモリブ
ロック41を選択する場合には、スイッチ群SWIをオ
ンし、スイッチ群SWJをオフする。反対にメモリブロ
ック42を選択する場合においては、スイッチ群SWI
をオフしスイッチ群SWJをオンする。
の場合と同様に、相補的に制御信号CSIおよび/CS
Iによってオン/オフ制御される。すなわち、メモリブ
ロック41を選択する場合には、スイッチ群SWIをオ
ンし、スイッチ群SWJをオフする。反対にメモリブロ
ック42を選択する場合においては、スイッチ群SWI
をオフしスイッチ群SWJをオンする。
【0134】メモリブロック41および42間の選択お
よび、それぞれのメモリブロックにおける列選択動作
は、実施の形態2の変形例1の場合と同様に、図9およ
び図10に示すタイミングチャートと同一のタイミング
において、メモリブロック42をメモリブロック40−
F、メモリブロック41をメモリブロック40−Nに対
応させて列選択動作およびスイッチ群制御を実行すれば
よい。
よび、それぞれのメモリブロックにおける列選択動作
は、実施の形態2の変形例1の場合と同様に、図9およ
び図10に示すタイミングチャートと同一のタイミング
において、メモリブロック42をメモリブロック40−
F、メモリブロック41をメモリブロック40−Nに対
応させて列選択動作およびスイッチ群制御を実行すれば
よい。
【0135】このような構成とすることによっても、い
ずれのメモリブロックを選択する場合においても、4つ
のメモリマットに分割されたメモリセルアレイ40のう
ち、全体の3/4の領域においてグローバルデータI/
O線対を駆動すればデータ入出力回路50との間でデー
タ伝達を行なうことができるため、一様な低消費電力化
を図ることができる。
ずれのメモリブロックを選択する場合においても、4つ
のメモリマットに分割されたメモリセルアレイ40のう
ち、全体の3/4の領域においてグローバルデータI/
O線対を駆動すればデータ入出力回路50との間でデー
タ伝達を行なうことができるため、一様な低消費電力化
を図ることができる。
【0136】[実施の形態2の変形例3]図13は、実
施の形態2の変形例3に従うメモリセルアレイ40の構
成およびグローバルデータI/O線対の配置を説明する
概念図である。
施の形態2の変形例3に従うメモリセルアレイ40の構
成およびグローバルデータI/O線対の配置を説明する
概念図である。
【0137】図13を参照して、実施の形態2の変形例
3においては、メモリセルアレイ40を、2つの独立動
作可能なバンクに分割し、それぞれに独立にグローバル
データI/O線対を設ける構成としている。具体的に
は、メモリセルアレイ40はスイッチ群SWIおよびS
WJが配置される領域によって、データ入出力回路50
に近い側と遠い側とに分割され、さらにそれぞれの領域
において、異なるバンクを構成する2つのメモリマット
に分割される。
3においては、メモリセルアレイ40を、2つの独立動
作可能なバンクに分割し、それぞれに独立にグローバル
データI/O線対を設ける構成としている。具体的に
は、メモリセルアレイ40はスイッチ群SWIおよびS
WJが配置される領域によって、データ入出力回路50
に近い側と遠い側とに分割され、さらにそれぞれの領域
において、異なるバンクを構成する2つのメモリマット
に分割される。
【0138】したがって、データ入出力回路50から遠
い側の領域には、メモリマット40−F1および40−
F2が配置され、データ入出力回路50に近い側の領域
には、メモリマット40−N1および40−N2が配置
される。メモリマット40−F1および40−N1は同
一のバンクB1を構成し、メモリマット40−F2およ
び40−N2は、同一のバンクB2を構成する。
い側の領域には、メモリマット40−F1および40−
F2が配置され、データ入出力回路50に近い側の領域
には、メモリマット40−N1および40−N2が配置
される。メモリマット40−F1および40−N1は同
一のバンクB1を構成し、メモリマット40−F2およ
び40−N2は、同一のバンクB2を構成する。
【0139】グローバルデータI/O線対もバンクごと
に配置され、バンクB1に対しては、グローバルデータ
I/O線対GIO1(1),/GIO1(1)〜GIO
n(1),/GIOn(1)が配置される。同様に、バ
ンクB2に対しては、グローバルデータI/O線対GI
O1(2),/GIO1(2)〜GIOn(2),/G
IOn(2)が配置される。
に配置され、バンクB1に対しては、グローバルデータ
I/O線対GIO1(1),/GIO1(1)〜GIO
n(1),/GIOn(1)が配置される。同様に、バ
ンクB2に対しては、グローバルデータI/O線対GI
O1(2),/GIO1(2)〜GIOn(2),/G
IOn(2)が配置される。
【0140】デコーダ回路も、スイッチ群SWIおよび
SWJによって分割される2つの領域に対応してそれぞ
れ設けられ、デコーダ回路30−Fがメモリマット40
−F1および40−F2に対応して設けられ、デコーダ
回路30−Rがメモリマット40−N1および40−N
2に対応して設けられる。
SWJによって分割される2つの領域に対応してそれぞ
れ設けられ、デコーダ回路30−Fがメモリマット40
−F1および40−F2に対応して設けられ、デコーダ
回路30−Rがメモリマット40−N1および40−N
2に対応して設けられる。
【0141】バンクB1に対応して設けられるグローバ
ルデータI/O線対は、メモリマット40−F1および
40−N1において列選択ゲートを介してメモリマット
内のビット線対と接続される。同様に、バンクB2に対
応して設けられるグローバルデータI/O線対は、メモ
リマット40−F2および40−N2において列選択ゲ
ートを介してビット線対と接続される。このように、図
13においては、グローバルデータI/O線対が各バン
クごとに設けられ、異なるバンクに属するメモリマット
上においては、当該メモリマット中のビット線対と接続
されないため、グローバルデータI/O線対1本あたり
の寄生容量は、これまでの他の実施の形態に示されるよ
うにメモリセルアレイ全体に対して配置される場合と比
較して、小さく抑えることができる。
ルデータI/O線対は、メモリマット40−F1および
40−N1において列選択ゲートを介してメモリマット
内のビット線対と接続される。同様に、バンクB2に対
応して設けられるグローバルデータI/O線対は、メモ
リマット40−F2および40−N2において列選択ゲ
ートを介してビット線対と接続される。このように、図
13においては、グローバルデータI/O線対が各バン
クごとに設けられ、異なるバンクに属するメモリマット
上においては、当該メモリマット中のビット線対と接続
されないため、グローバルデータI/O線対1本あたり
の寄生容量は、これまでの他の実施の形態に示されるよ
うにメモリセルアレイ全体に対して配置される場合と比
較して、小さく抑えることができる。
【0142】また、スイッチ群SWIおよびSWJを、
バンクアドレス信号に応答してオンオフすることによ
り、必要最小限のグローバルデータI/O線対のドライ
ブによってデータ入出力を実行できる。具体的には、バ
ンクB1が選択されている場合には、スイッチ群SWI
をオンしてスイッチ群SWJをオフする。反対に、バン
クB2を選択する場合には、スイッチ群SWJをオン
し、スイッチ群SWIをオフする。このような構成とす
ることにより、バンクごとに配置することにより寄生容
量の低減されたグローバルデータI/O線対を用いて、
選択されたバンクに応じて必要最小限のデータ線をドラ
イブする構成とすることによって、低消費電力化を図る
ことが可能となる。
バンクアドレス信号に応答してオンオフすることによ
り、必要最小限のグローバルデータI/O線対のドライ
ブによってデータ入出力を実行できる。具体的には、バ
ンクB1が選択されている場合には、スイッチ群SWI
をオンしてスイッチ群SWJをオフする。反対に、バン
クB2を選択する場合には、スイッチ群SWJをオン
し、スイッチ群SWIをオフする。このような構成とす
ることにより、バンクごとに配置することにより寄生容
量の低減されたグローバルデータI/O線対を用いて、
選択されたバンクに応じて必要最小限のデータ線をドラ
イブする構成とすることによって、低消費電力化を図る
ことが可能となる。
【0143】また、この場合においては、バンクアドレ
ス信号の入力を待たずに、各バンクにおける行選択およ
び列選択を先行して実行することが可能である。図7の
タイミングチャートと対応させると、遠い側のメモリブ
ロックに対応する列選択線CSLFによる列選択動作
を、バンクアドレス信号の入力を待たずに開始したのと
同様のタイミングにおいて、デコーダ回路30−Fおよ
び30−Rによる列選択動作を開始できる。さらに、バ
ンクアドレス信号の入力によってバンク選択が確定した
後に、スイッチ群SWIおよびSWJのオン/オフを制
御する構成としても、グローバルデータI/O線対上に
おいて異なるバンクのデータ同士が競合する現象も生じ
ないために、データ読出の高速化と低消費電力化を合わ
せて実行することができる。
ス信号の入力を待たずに、各バンクにおける行選択およ
び列選択を先行して実行することが可能である。図7の
タイミングチャートと対応させると、遠い側のメモリブ
ロックに対応する列選択線CSLFによる列選択動作
を、バンクアドレス信号の入力を待たずに開始したのと
同様のタイミングにおいて、デコーダ回路30−Fおよ
び30−Rによる列選択動作を開始できる。さらに、バ
ンクアドレス信号の入力によってバンク選択が確定した
後に、スイッチ群SWIおよびSWJのオン/オフを制
御する構成としても、グローバルデータI/O線対上に
おいて異なるバンクのデータ同士が競合する現象も生じ
ないために、データ読出の高速化と低消費電力化を合わ
せて実行することができる。
【0144】[実施の形態3]実施の形態3において
は、実施の形態1および2で説明したグローバルデータ
I/O線対を分割する構成において、読出/書込データ
間で共用していたグローバルデータI/O線対を、書込
データ伝達専用のグローバル書込データバスGWDBP
(GWDB,/GWDB)と読出データ伝達専用のグロ
ーバル読出データバスGRDBP(GRDB,/GRD
B)とに分割する構成について説明する。
は、実施の形態1および2で説明したグローバルデータ
I/O線対を分割する構成において、読出/書込データ
間で共用していたグローバルデータI/O線対を、書込
データ伝達専用のグローバル書込データバスGWDBP
(GWDB,/GWDB)と読出データ伝達専用のグロ
ーバル読出データバスGRDBP(GRDB,/GRD
B)とに分割する構成について説明する。
【0145】実施の形態3に従うメモリセルアレイ40
の構成は、図2に示す実施の形態1の場合とほぼ同様で
あるが、グローバルデータI/O線対GIOP1〜GI
OPnの各々は、それぞれグローバル読出データバスG
RDBPおよびグローバル書込データバスGWDBPに
分割される点が異なる。
の構成は、図2に示す実施の形態1の場合とほぼ同様で
あるが、グローバルデータI/O線対GIOP1〜GI
OPnの各々は、それぞれグローバル読出データバスG
RDBPおよびグローバル書込データバスGWDBPに
分割される点が異なる。
【0146】また、このような読出/書込データ線の分
割に対応して、列選択ゲート70に代えて列選択ゲート
71を備える必要が生じる。
割に対応して、列選択ゲート70に代えて列選択ゲート
71を備える必要が生じる。
【0147】図14は、実施の形態3に従う列選択ゲー
ト71の構成を示す回路図である。図14を参照して、
列選択ゲート71は、ビット線対BL1,/BL1〜B
L4,/BL4に対応してそれぞれ設けられるリードゲ
ートトランジスタRGT11,12〜RGT41,42
と書込列選択トランジスタWGT11,12〜WGT4
1,42とを含む。列選択ゲート71は、さらに、リー
ドゲートトランジスタRGT11,12〜RGT41,
42と接地ノードとの間にそれぞれ結合され、ビット線
対のいずれか一方と結合されるゲートを有する読出トラ
ンジスタRQT11,12〜RQT41,42をさらに
含む。
ト71の構成を示す回路図である。図14を参照して、
列選択ゲート71は、ビット線対BL1,/BL1〜B
L4,/BL4に対応してそれぞれ設けられるリードゲ
ートトランジスタRGT11,12〜RGT41,42
と書込列選択トランジスタWGT11,12〜WGT4
1,42とを含む。列選択ゲート71は、さらに、リー
ドゲートトランジスタRGT11,12〜RGT41,
42と接地ノードとの間にそれぞれ結合され、ビット線
対のいずれか一方と結合されるゲートを有する読出トラ
ンジスタRQT11,12〜RQT41,42をさらに
含む。
【0148】ここでは、代表的にビット線対BL1,/
BL1に対応する構成を説明する。ビット線対BL1,
/BL1に生じた電位差を増幅するためのセンスアンプ
SA1が設けられる。読出トランジスタRQT11は、
ビット線対の一方/BL1と結合されたゲートを有し、
リードゲートトランジスタRGT11と接地ノードとの
間に結合される。読出トランジスタRQT12は、ビッ
ト線対の他方BL1と結合されたゲートを有し、接地ノ
ードとリードゲートトランジスタRGT12との間に結
合される。
BL1に対応する構成を説明する。ビット線対BL1,
/BL1に生じた電位差を増幅するためのセンスアンプ
SA1が設けられる。読出トランジスタRQT11は、
ビット線対の一方/BL1と結合されたゲートを有し、
リードゲートトランジスタRGT11と接地ノードとの
間に結合される。読出トランジスタRQT12は、ビッ
ト線対の他方BL1と結合されたゲートを有し、接地ノ
ードとリードゲートトランジスタRGT12との間に結
合される。
【0149】リードゲートトランジスタRGT11およ
びRGT12は、読出トランジスタRQT11およびR
QT12とローカル読出データ線対LRDLPを構成す
るデータ線との間をそれぞれ結合する。リードゲートト
ランジスタRGT11およびRGT12のゲートには、
列選択線によって伝達される列選択信号YRi1が与え
られる。
びRGT12は、読出トランジスタRQT11およびR
QT12とローカル読出データ線対LRDLPを構成す
るデータ線との間をそれぞれ結合する。リードゲートト
ランジスタRGT11およびRGT12のゲートには、
列選択線によって伝達される列選択信号YRi1が与え
られる。
【0150】このような構成とすることにより、列選択
信号YRi1が活性化された場合には、リードゲートト
ランジスタRGT11およびRGT12がオンする。ま
た、読出トランジスタRQT11およびRQT12のい
ずれか一方が、ビット線BL1および/BL1によって
伝達される信号のレベルに応じてオンする。
信号YRi1が活性化された場合には、リードゲートト
ランジスタRGT11およびRGT12がオンする。ま
た、読出トランジスタRQT11およびRQT12のい
ずれか一方が、ビット線BL1および/BL1によって
伝達される信号のレベルに応じてオンする。
【0151】したがって、ビット線BL1のデータがH
レベルである場合には、読出トランジスタRQT12が
オンすることによりローカル読出データ線対の一方/L
RBLを介してグローバル読出データバス対の一方/G
RDBが接地ノードと接続される。これにより、/GR
DBに電圧降下が生じ、この電圧降下によって生じるグ
ローバル読出データバス対間の電圧差を増幅することに
よって、GRDBPにHレベルデータが伝達されること
となる。ビット線BL1のデータがLレベルである場合
には、GRDBに電圧降下が生じてGRDBPにLレベ
ルデータが伝達されることとなる。
レベルである場合には、読出トランジスタRQT12が
オンすることによりローカル読出データ線対の一方/L
RBLを介してグローバル読出データバス対の一方/G
RDBが接地ノードと接続される。これにより、/GR
DBに電圧降下が生じ、この電圧降下によって生じるグ
ローバル読出データバス対間の電圧差を増幅することに
よって、GRDBPにHレベルデータが伝達されること
となる。ビット線BL1のデータがLレベルである場合
には、GRDBに電圧降下が生じてGRDBPにLレベ
ルデータが伝達されることとなる。
【0152】データ読出に関連して、ビット線対BL
2,/BL2〜BL4,/BL4に対しても、同様に読
出トランジスタおよびリードゲートトランジスタが設け
られ、列選択信号に対応したビット線対のデータが、グ
ローバル読出データバス対GRDBPに伝達される。
2,/BL2〜BL4,/BL4に対しても、同様に読
出トランジスタおよびリードゲートトランジスタが設け
られ、列選択信号に対応したビット線対のデータが、グ
ローバル読出データバス対GRDBPに伝達される。
【0153】次に、データ書込時における列選択につい
て説明する。データ書込時における列選択は書込列選択
トランジスタWGT11,12〜WGT41,42によ
って実行される。代表的に、ビット線対BL1,/BL
1に対する構成について説明する。書込列選択トランジ
スタWGT11は、ビット線対の一方BL1とローカル
書込データ線対の一方LWDLとの間に結合される。同
様に、書込列選択トランジスタWGT12はビット線対
の他方/BL1とローカルデータ線対の他方/LWDL
との間に結合される。
て説明する。データ書込時における列選択は書込列選択
トランジスタWGT11,12〜WGT41,42によ
って実行される。代表的に、ビット線対BL1,/BL
1に対する構成について説明する。書込列選択トランジ
スタWGT11は、ビット線対の一方BL1とローカル
書込データ線対の一方LWDLとの間に結合される。同
様に、書込列選択トランジスタWGT12はビット線対
の他方/BL1とローカルデータ線対の他方/LWDL
との間に結合される。
【0154】ローカル書込データ線対を構成するLWD
Lおよび/LWDLは、グローバル書込データバス対を
構成するGWDBおよび/GWDBとそれぞれ接続され
る。書込列選択トランジスタWGT11およびWGT1
2のゲートには、列選択信号YWi1の活性化に応じ
て、書込ゲートトランジスタWGT11およびWGT1
2はともにオンし、グローバル書込データバス対GWD
BPによって伝達される書込データをビット線対BL1
および/BL1に伝達する。
Lおよび/LWDLは、グローバル書込データバス対を
構成するGWDBおよび/GWDBとそれぞれ接続され
る。書込列選択トランジスタWGT11およびWGT1
2のゲートには、列選択信号YWi1の活性化に応じ
て、書込ゲートトランジスタWGT11およびWGT1
2はともにオンし、グローバル書込データバス対GWD
BPによって伝達される書込データをビット線対BL1
および/BL1に伝達する。
【0155】ビット線対BL2,/BL2〜BL4,/
BL4に対しても、同様に書込列選択トランジスタが設
けられ、列選択信号に応答するビット線対がグローバル
書込データバス対GWDBPと接続される。
BL4に対しても、同様に書込列選択トランジスタが設
けられ、列選択信号に応答するビット線対がグローバル
書込データバス対GWDBPと接続される。
【0156】図15は、列選択信号YRi1〜YRi4
およびYWi1〜YWi4を生成するコラムデコーダ3
3の構成を示す回路図である。コラムデコーダ33は、
デコード回路30に内包される。
およびYWi1〜YWi4を生成するコラムデコーダ3
3の構成を示す回路図である。コラムデコーダ33は、
デコード回路30に内包される。
【0157】図13を説明して、コラムデコーダ33
は、データ読出時に使用される列選択信号YRi1〜Y
Ri4とデータ書込時に使用される列選択信号YRi1
〜YWi4とを独立に生成する。
は、データ読出時に使用される列選択信号YRi1〜Y
Ri4とデータ書込時に使用される列選択信号YRi1
〜YWi4とを独立に生成する。
【0158】コラムデコーダ33は、図4に示したコラ
ムデコーダ32と比較して、列アドレスビットCA0,
CA1およびその相補信号/CA0,/CA1とセンス
アンプブロック選択信号Block(i)とに加えて、
ライトイネーブル信号/WEをもとに列選択信号を生成
する点で異なる。
ムデコーダ32と比較して、列アドレスビットCA0,
CA1およびその相補信号/CA0,/CA1とセンス
アンプブロック選択信号Block(i)とに加えて、
ライトイネーブル信号/WEをもとに列選択信号を生成
する点で異なる。
【0159】コラムデコーダ33は、コラムデコーダ3
2と同様に、列アドレスビットおよびセンスアンプブロ
ック選択信号のNAND演算結果を出力する論理ゲート
LG12〜LG18を有する。論理ゲートLG12〜L
G18は、データ読出時およびデータ書込時の列選択信
号をそれぞれ生成する系統ごとに、並列に配置される。
2と同様に、列アドレスビットおよびセンスアンプブロ
ック選択信号のNAND演算結果を出力する論理ゲート
LG12〜LG18を有する。論理ゲートLG12〜L
G18は、データ読出時およびデータ書込時の列選択信
号をそれぞれ生成する系統ごとに、並列に配置される。
【0160】コラムデコーダ33は、さらに、論理ゲー
トLG12の出力とライトイネーブル信号の反転信号W
EとのNOR演算結果を出力する論理ゲートLG22
と、論理ゲートLG14の出力と信号WEのNOR演算
結果を出力する論理ゲートLG24と、論理ゲートLG
16の出力と信号WEのNOR演算結果を出力する論理
ゲートLG26と、論理ゲートLG18の出力と信号W
EのNOR演算結果を出力する論理ゲートLG28とを
有する。論理ゲートLG22〜LG28は、データ読出
時の列選択信号YRi1〜YRi4をそれぞれ生成す
る。
トLG12の出力とライトイネーブル信号の反転信号W
EとのNOR演算結果を出力する論理ゲートLG22
と、論理ゲートLG14の出力と信号WEのNOR演算
結果を出力する論理ゲートLG24と、論理ゲートLG
16の出力と信号WEのNOR演算結果を出力する論理
ゲートLG26と、論理ゲートLG18の出力と信号W
EのNOR演算結果を出力する論理ゲートLG28とを
有する。論理ゲートLG22〜LG28は、データ読出
時の列選択信号YRi1〜YRi4をそれぞれ生成す
る。
【0161】コラムデコーダ33は、さらに、論理ゲー
トLG12の出力とライトイネーブル信号/WEとのN
OR演算結果を出力する論理ゲートLG32と、論理ゲ
ートLG14の出力とライトイネーブル信号/WEとの
NOR演算結果を出力する論理ゲートLG34と、論理
ゲートLG16の出力とライトイネーブル信号/WEと
のNOR演算結果を出力する論理ゲートLG36と、論
理ゲートLG18の出力とライトイネーブル信号/WE
とのNOR演算結果を出力する論理ゲートLG38とを
有する。論理ゲートLG32〜LG38は、データ書込
時に使用される列選択信号YWi1〜YWi4をそれぞ
れ生成する。
トLG12の出力とライトイネーブル信号/WEとのN
OR演算結果を出力する論理ゲートLG32と、論理ゲ
ートLG14の出力とライトイネーブル信号/WEとの
NOR演算結果を出力する論理ゲートLG34と、論理
ゲートLG16の出力とライトイネーブル信号/WEと
のNOR演算結果を出力する論理ゲートLG36と、論
理ゲートLG18の出力とライトイネーブル信号/WE
とのNOR演算結果を出力する論理ゲートLG38とを
有する。論理ゲートLG32〜LG38は、データ書込
時に使用される列選択信号YWi1〜YWi4をそれぞ
れ生成する。
【0162】このような構成とすることにより、データ
読出動作およびデータ書込動作のそれぞれの場合におい
て、活性化が指示されたセンスアンプブロックにおいて
列アドレスに対応して選択的に列選択信号を活性化する
ことができる。
読出動作およびデータ書込動作のそれぞれの場合におい
て、活性化が指示されたセンスアンプブロックにおいて
列アドレスに対応して選択的に列選択信号を活性化する
ことができる。
【0163】図16は、実施の形態3に従うメモリセル
アレイ40の構成およびグローバルデータI/O線対の
配置を説明する概念図である。
アレイ40の構成およびグローバルデータI/O線対の
配置を説明する概念図である。
【0164】図16に示される構成は、図5に示した実
施の形態1の構成と対応し、メモリセルアレイ40は、
スイッチ群SWIによって2つのメモリブロック40−
Fおよび40−Nとに分割される。このような構成の下
で、図8および図9で説明したタイミングにおいて、列
選択動作を実行することにより、実施の形態1の場合と
同様の効果を、グローバルデータ線を読出用と書込用と
に分割して設けた場合においても享受することができ
る。
施の形態1の構成と対応し、メモリセルアレイ40は、
スイッチ群SWIによって2つのメモリブロック40−
Fおよび40−Nとに分割される。このような構成の下
で、図8および図9で説明したタイミングにおいて、列
選択動作を実行することにより、実施の形態1の場合と
同様の効果を、グローバルデータ線を読出用と書込用と
に分割して設けた場合においても享受することができ
る。
【0165】図16の構成においては、図5において示
される各グローバルデータI/O線対がグローバル読出
データバスとグローバル書込データバスとに分割されて
いる点が異なる。たとえば、グローバルデータI/O線
対GIO1,/GIO1は、グローバル読出データバス
GRDB1,/GRDB1とグローバル書込データバス
GWDB1,/GWDB1とに分割される。その他の構
成および列選択動作のタイミングについては、図5、図
7および図8で説明した場合と同様であるので説明は繰
返さない。
される各グローバルデータI/O線対がグローバル読出
データバスとグローバル書込データバスとに分割されて
いる点が異なる。たとえば、グローバルデータI/O線
対GIO1,/GIO1は、グローバル読出データバス
GRDB1,/GRDB1とグローバル書込データバス
GWDB1,/GWDB1とに分割される。その他の構
成および列選択動作のタイミングについては、図5、図
7および図8で説明した場合と同様であるので説明は繰
返さない。
【0166】また、実施の形態2およびその変形例1〜
3で説明したメモリセルアレイ40の構成およびグロー
バルデータI/O線対の配置に対して、各グローバルデ
ータI/O線対をグローバル読出データバス対とグロー
バル書込データバスとに分割する構成を採用することも
可能である。
3で説明したメモリセルアレイ40の構成およびグロー
バルデータI/O線対の配置に対して、各グローバルデ
ータI/O線対をグローバル読出データバス対とグロー
バル書込データバスとに分割する構成を採用することも
可能である。
【0167】[実施の形態3の変形例]図17は、実施
の形態3の変形例に従うメモリセルアレイ40の構成お
よびグローバルデータI/O線対の配置を説明する概念
図である。
の形態3の変形例に従うメモリセルアレイ40の構成お
よびグローバルデータI/O線対の配置を説明する概念
図である。
【0168】図17を参照して、実施の形態3に従うメ
モリセルアレイの構成は、図16の構成と比較して、ス
イッチ群SWIがグローバル書込データバス対に対して
のみ設けられ、グローバル読出データバス対については
データバスの分割が行なわれていない点が異なる。
モリセルアレイの構成は、図16の構成と比較して、ス
イッチ群SWIがグローバル書込データバス対に対して
のみ設けられ、グローバル読出データバス対については
データバスの分割が行なわれていない点が異なる。
【0169】その他の点については、図16の場合と同
様であるので説明は繰返さない。すでに説明したよう
に、データ線をスイッチ群によって分割し、スイッチ群
をオフした状態でデータ入出力回路50から遠いメモリ
ブロックにおける列選択動作を先行して開始することに
より、分割を施したデータ線に対応するデータ入出力を
高速化することができる。
様であるので説明は繰返さない。すでに説明したよう
に、データ線をスイッチ群によって分割し、スイッチ群
をオフした状態でデータ入出力回路50から遠いメモリ
ブロックにおける列選択動作を先行して開始することに
より、分割を施したデータ線に対応するデータ入出力を
高速化することができる。
【0170】図17の構成においては、メモリセルアレ
イ40に対してライトマスク動作が実行される場合を想
定し、データ書込の所要時間をデータ読出の所要時間に
対して相対的に短縮することにより、データライト時の
アクセス時間とデータリード時のアクセス時間とをバラ
ンスさせることを目的とするものである。すなわち、ラ
イトマスク動作時には、ライトマスク動作が実行される
か否かの判定を待ってから実際のデータ書込が実行され
るため、その開始タイミングは制限され、相対的にデー
タライトサイクルは長くなる傾向にある。
イ40に対してライトマスク動作が実行される場合を想
定し、データ書込の所要時間をデータ読出の所要時間に
対して相対的に短縮することにより、データライト時の
アクセス時間とデータリード時のアクセス時間とをバラ
ンスさせることを目的とするものである。すなわち、ラ
イトマスク動作時には、ライトマスク動作が実行される
か否かの判定を待ってから実際のデータ書込が実行され
るため、その開始タイミングは制限され、相対的にデー
タライトサイクルは長くなる傾向にある。
【0171】したがって、このように、グローバル書込
データバスに対してのみ、分割のためのスイッチ群を設
けることによって列選択動作を先行的に実行し、ライト
データのグローバル書込データバスにおける伝搬時間を
短縮することによって、データ読出時およびデータ書込
時のアクセスタイムをなるべく均一化することができ
る。
データバスに対してのみ、分割のためのスイッチ群を設
けることによって列選択動作を先行的に実行し、ライト
データのグローバル書込データバスにおける伝搬時間を
短縮することによって、データ読出時およびデータ書込
時のアクセスタイムをなるべく均一化することができ
る。
【0172】また、図17の構成とは反対に、グローバ
ル読出データバス対に対してのみ分割のためのスイッチ
群を設け、グローバル書込データバスに対してはデータ
分割を実行しない構成を採用することもできる。この場
合には、データ書込サイクルとデータ読出サイクルとの
間におけるアクセスタイムの均一化といった観点ではな
く、データ書込動作に比較してデータ読出動作の頻度が
非常に高い場合において、高頻度で発生するデータ読出
動作の高速化をより重点的に図ることが可能となる。
ル読出データバス対に対してのみ分割のためのスイッチ
群を設け、グローバル書込データバスに対してはデータ
分割を実行しない構成を採用することもできる。この場
合には、データ書込サイクルとデータ読出サイクルとの
間におけるアクセスタイムの均一化といった観点ではな
く、データ書込動作に比較してデータ読出動作の頻度が
非常に高い場合において、高頻度で発生するデータ読出
動作の高速化をより重点的に図ることが可能となる。
【0173】[実施の形態4]本発明の対象となる半導
体記憶装置1のように、データI/O線が数多く設けら
れ、かつ長配線化する場合においては、隣接するデータ
I/O線間の結合容量を介したカップリングノイズが問
題となる。このようなカップリングノイズによって、デ
ータI/O線を伝達される信号の振幅が小さくなると、
アクセスが遅延したり、甚だしい場合には誤動作に至る
といった問題が生ずるおそれがある。
体記憶装置1のように、データI/O線が数多く設けら
れ、かつ長配線化する場合においては、隣接するデータ
I/O線間の結合容量を介したカップリングノイズが問
題となる。このようなカップリングノイズによって、デ
ータI/O線を伝達される信号の振幅が小さくなると、
アクセスが遅延したり、甚だしい場合には誤動作に至る
といった問題が生ずるおそれがある。
【0174】実施の形態4においては、実施の形態1お
よび2に示したように、スイッチ群によってグローバル
データI/O線対を分割するような構成において、カッ
プリングノイズを低減するための構成について説明す
る。
よび2に示したように、スイッチ群によってグローバル
データI/O線対を分割するような構成において、カッ
プリングノイズを低減するための構成について説明す
る。
【0175】図18は、本発明の実施の形態4に従うグ
ローバルデータI/O線対の配置例を説明する図であ
る。
ローバルデータI/O線対の配置例を説明する図であ
る。
【0176】図18を参照して、メモリセルアレイ40
を、2つのメモリブロック40−Fおよび40−Nに分
割する点と、メモリブロック間にスイッチ群SWIを設
けてグローバルデータI/O線対を分割する点において
は、図5に示した構成と同様である。
を、2つのメモリブロック40−Fおよび40−Nに分
割する点と、メモリブロック間にスイッチ群SWIを設
けてグローバルデータI/O線対を分割する点において
は、図5に示した構成と同様である。
【0177】図18の例においては、グローバルデータ
I/O線対が分割されるスイッチ群SWIの位置におい
て、グローバルデータI/O線対を構成するデータ線同
士を交差させることによってカップリングノイズの低減
を図るものである。すなわち、グローバルデータI/O
線対は、2組のグローバルデータI/O線対ごとのグル
ープに分割され、各グループにおいて、グローバルデー
タI/O線対を構成するデータ線同士を交差させること
によってカップリングノイズの低減を図る。
I/O線対が分割されるスイッチ群SWIの位置におい
て、グローバルデータI/O線対を構成するデータ線同
士を交差させることによってカップリングノイズの低減
を図るものである。すなわち、グローバルデータI/O
線対は、2組のグローバルデータI/O線対ごとのグル
ープに分割され、各グループにおいて、グローバルデー
タI/O線対を構成するデータ線同士を交差させること
によってカップリングノイズの低減を図る。
【0178】具体的には、グローバルデータI/O線対
の一方を構成するデータ線の一本に対して、他方のグロ
ーバルデータI/O線対を構成する相補データ線の一方
ずつがそれぞれのメモリブロックにおいて隣接するよう
に配置する。この結果、それぞれのメモリブロックにお
いて、互いに相補な信号からのノイズ影響を受ける構成
としてノイズ同士をキャンセルする。
の一方を構成するデータ線の一本に対して、他方のグロ
ーバルデータI/O線対を構成する相補データ線の一方
ずつがそれぞれのメモリブロックにおいて隣接するよう
に配置する。この結果、それぞれのメモリブロックにお
いて、互いに相補な信号からのノイズ影響を受ける構成
としてノイズ同士をキャンセルする。
【0179】たとえば、図18において、データ線の1
つGIO2についてみると、GIO2は、メモリブロッ
ク40−Fにおいては、他のグローバルデータI/O線
対の一方をなすGIO1と隣接するように構成され、メ
モリブロック40−Nにおいては、先のGIO1と相補
データを伝達する/GIO1と隣接するように配置され
る。したがって、データ線の1つGIO2は、メモリブ
ロック40−Fおよび40−Nのそれぞれにおいて、互
いに逆の信号レベルを伝達するデータ線からカップリン
グノイズの影響を受ける。これにより、グローバルデー
タI/O線対GIO1,/GIO1からデータ線GIO
2に影響を及ぼすノイズは互いにキャンセルされる。
つGIO2についてみると、GIO2は、メモリブロッ
ク40−Fにおいては、他のグローバルデータI/O線
対の一方をなすGIO1と隣接するように構成され、メ
モリブロック40−Nにおいては、先のGIO1と相補
データを伝達する/GIO1と隣接するように配置され
る。したがって、データ線の1つGIO2は、メモリブ
ロック40−Fおよび40−Nのそれぞれにおいて、互
いに逆の信号レベルを伝達するデータ線からカップリン
グノイズの影響を受ける。これにより、グローバルデー
タI/O線対GIO1,/GIO1からデータ線GIO
2に影響を及ぼすノイズは互いにキャンセルされる。
【0180】同様に、他のデータ線GIO1、/GI
O,/GIO2においても、メモリブロック40−Fと
40−Nにおいて、同一グループ内のもう一方のグロー
バルデータI/O線対を構成する2本の相補データ線の
それぞれと、それぞれの領域において隣接するように配
置されている。
O,/GIO2においても、メモリブロック40−Fと
40−Nにおいて、同一グループ内のもう一方のグロー
バルデータI/O線対を構成する2本の相補データ線の
それぞれと、それぞれの領域において隣接するように配
置されている。
【0181】このような構成とすることにより、中間点
にスイッチ群を配置して、グローバルデータI/O線対
を分割することを前提とした構成の下において、データ
I/O線間のカップリングノイズを効率的に低減するこ
とができる。
にスイッチ群を配置して、グローバルデータI/O線対
を分割することを前提とした構成の下において、データ
I/O線間のカップリングノイズを効率的に低減するこ
とができる。
【0182】他のグローバルデータI/O線対に対して
も、同様に2組のグローバルデータI/O線対ごとにグ
ループが形成され、各グループごとにスイッチ群が配置
される中間点において、同様のデータ線の交差が実行さ
れる。
も、同様に2組のグローバルデータI/O線対ごとにグ
ループが形成され、各グループごとにスイッチ群が配置
される中間点において、同様のデータ線の交差が実行さ
れる。
【0183】[実施の形態4の変形例]図19は、実施
の形態4の変形例に従うデータ線および信号配線の配置
の一例を説明する図である。
の形態4の変形例に従うデータ線および信号配線の配置
の一例を説明する図である。
【0184】実施の形態4の変形例においては、入出力
されるデータ信号を伝達するグローバルデータI/O線
対に代表されるデータ線以外の信号配線、たとえば列選
択線CSLがグローバルデータI/O線対と平行な方向
に設けられる場合における、データ線と信号配線との間
におけるカップリングノイズの低減方法について説明す
る。
されるデータ信号を伝達するグローバルデータI/O線
対に代表されるデータ線以外の信号配線、たとえば列選
択線CSLがグローバルデータI/O線対と平行な方向
に設けられる場合における、データ線と信号配線との間
におけるカップリングノイズの低減方法について説明す
る。
【0185】図19を参照して、信号配線の代表例とし
て示される列選択線CSLは、1つのグループを形成す
る2組のグローバルデータI/O線対に対応する列選択
信号ごとに、まとめて配置される構成とする。したがっ
て、本実施例においては、4個のメモリセル列ごとに1
個のグローバルデータI/O線対が配置される構成であ
るため、図中における1本のCSLの表記は、8個の列
選択信号線に対応して設けられている。また、列選択線
CSLは、グローバルデータI/O線対と平行に、すな
わちビット線方向に配置されているため、コラムデコー
ダ34は、デコード回路30から独立して設けられてい
る。
て示される列選択線CSLは、1つのグループを形成す
る2組のグローバルデータI/O線対に対応する列選択
信号ごとに、まとめて配置される構成とする。したがっ
て、本実施例においては、4個のメモリセル列ごとに1
個のグローバルデータI/O線対が配置される構成であ
るため、図中における1本のCSLの表記は、8個の列
選択信号線に対応して設けられている。また、列選択線
CSLは、グローバルデータI/O線対と平行に、すな
わちビット線方向に配置されているため、コラムデコー
ダ34は、デコード回路30から独立して設けられてい
る。
【0186】メモリセルアレイが2つのメモリブロック
40−Fおよび40−Nに分割される点と、および各グ
ローバルデータI/O線対がスイッチ群SWIによって
中点で分割される点については、これまで説明したとお
りであるので説明を繰返さない。
40−Fおよび40−Nに分割される点と、および各グ
ローバルデータI/O線対がスイッチ群SWIによって
中点で分割される点については、これまで説明したとお
りであるので説明を繰返さない。
【0187】図19を参照して、列選択線CSLを挟ん
だ両側に、2組のグローバルデータI/O線対の一方を
構成するデータ線GIO1およびGIO2と、これらの
データ線と相補のデータを伝達するデータ線/GIO1
および/GIO2がそれぞれ設けられる。
だ両側に、2組のグローバルデータI/O線対の一方を
構成するデータ線GIO1およびGIO2と、これらの
データ線と相補のデータを伝達するデータ線/GIO1
および/GIO2がそれぞれ設けられる。
【0188】スイッチ群SWIが設けられる領域におい
て、データ線GIO1とGIO2とは互いに交差するよ
うに配置され、同様にデータ線/GIO1と/GIO2
とについても交差するように配置される。このような構
成とすることにより、列選択線CSLは、メモリブロッ
ク40−Fにおいては、互いに相補なデータを伝達する
グローバルデータI/O線対を構成するデータ線GIO
2および/GIO2に隣接する。したがって、互いに相
補なデータからノイズの影響を受けるため、メモリブロ
ック40−Fにおける列選択線CSLに対するカップリ
ングノイズはキャンセルされている。
て、データ線GIO1とGIO2とは互いに交差するよ
うに配置され、同様にデータ線/GIO1と/GIO2
とについても交差するように配置される。このような構
成とすることにより、列選択線CSLは、メモリブロッ
ク40−Fにおいては、互いに相補なデータを伝達する
グローバルデータI/O線対を構成するデータ線GIO
2および/GIO2に隣接する。したがって、互いに相
補なデータからノイズの影響を受けるため、メモリブロ
ック40−Fにおける列選択線CSLに対するカップリ
ングノイズはキャンセルされている。
【0189】同様に、メモリブロック40−Nにおいて
も、1組のグローバルデータI/O線対を構成するデー
タ線GIO1および/GIO1と隣接するように列選択
線CSLは配置されているので、グローバルデータI/
O線対からのカップリングノイズはキャンセルされる。
反対に、列選択線CSLからグローバルデータI/O線
対に対するカップリングノイズは、メモリブロック40
−Fおよび40−Nのそれぞれにおいて、それぞれのグ
ローバルデータI/O線対を構成する2本の相補データ
線に対して、同相のノイズを与える構成となるので、各
グローバルデータI/O線対間の電位差から見ると、列
選択線CSLからのノイズ影響をなくすることができ
る。
も、1組のグローバルデータI/O線対を構成するデー
タ線GIO1および/GIO1と隣接するように列選択
線CSLは配置されているので、グローバルデータI/
O線対からのカップリングノイズはキャンセルされる。
反対に、列選択線CSLからグローバルデータI/O線
対に対するカップリングノイズは、メモリブロック40
−Fおよび40−Nのそれぞれにおいて、それぞれのグ
ローバルデータI/O線対を構成する2本の相補データ
線に対して、同相のノイズを与える構成となるので、各
グローバルデータI/O線対間の電位差から見ると、列
選択線CSLからのノイズ影響をなくすることができ
る。
【0190】同様の構成が、他の2組ずつのグローバル
データI/O線対のグループごとに適用される。
データI/O線対のグループごとに適用される。
【0191】図20は、実施の形態4の変形例に従うデ
ータ線および信号配線の配置の他の例を示す図である。
ータ線および信号配線の配置の他の例を示す図である。
【0192】図20を参照して、列選択線は、各グロー
バルデータI/O線対に対応する列選択信号を伝達する
列選択線ごとに配置される。
バルデータI/O線対に対応する列選択信号を伝達する
列選択線ごとに配置される。
【0193】図20においては、グローバルデータI/
O線対GIO1,/GIO1に対応する列選択信号を選
択する列選択線はCSL1で示され、グローバルデータ
I/O線対GIO2,/GIO2に対応する列選択信号
を伝達する列選択線はCSL2で表わされている。一
方、スイッチ群SWIが設けられた中間点においても、
グローバルデータI/O線対を構成するデータ線同士を
交差する形とはなっていない。一方、列選択線CSL
は、中間点で階段状に折り曲げられて配設され、メモリ
ブロック40−Fにおいては、グローバルデータI/O
線対の一方のデータ線と隣接するように配設され、他方
のメモリブロック40−Fにおいては、グローバルデー
タI/O線対の他方のデータ線と隣接するように配置さ
れる。
O線対GIO1,/GIO1に対応する列選択信号を選
択する列選択線はCSL1で示され、グローバルデータ
I/O線対GIO2,/GIO2に対応する列選択信号
を伝達する列選択線はCSL2で表わされている。一
方、スイッチ群SWIが設けられた中間点においても、
グローバルデータI/O線対を構成するデータ線同士を
交差する形とはなっていない。一方、列選択線CSL
は、中間点で階段状に折り曲げられて配設され、メモリ
ブロック40−Fにおいては、グローバルデータI/O
線対の一方のデータ線と隣接するように配設され、他方
のメモリブロック40−Fにおいては、グローバルデー
タI/O線対の他方のデータ線と隣接するように配置さ
れる。
【0194】同様の構成は、各グローバルデータI/O
線対に対して適用される。このような構成とすることに
より、グローバルデータI/O線対から列選択線CSL
に対するカップリングノイズの影響は、メモリブロック
40−Fおよび40−Nにおいて、それぞれ逆相のもの
となる。この結果、データ線の代表例であるグローバル
データI/O線対から列選択線CSLすなわち信号配線
に対するカップリングノイズをキャンセルすることによ
って、ノイズの低減を図ることが可能である。
線対に対して適用される。このような構成とすることに
より、グローバルデータI/O線対から列選択線CSL
に対するカップリングノイズの影響は、メモリブロック
40−Fおよび40−Nにおいて、それぞれ逆相のもの
となる。この結果、データ線の代表例であるグローバル
データI/O線対から列選択線CSLすなわち信号配線
に対するカップリングノイズをキャンセルすることによ
って、ノイズの低減を図ることが可能である。
【0195】[実施の形態5]実施の形態5において
は、実施の形態3で説明したような、グローバルデータ
I/O線対を、グローバル読出データバス対とグローバ
ル書込データバス対に分割する構成の下において、デー
タ線間のカップリングノイズを低減する構成について説
明する。
は、実施の形態3で説明したような、グローバルデータ
I/O線対を、グローバル読出データバス対とグローバ
ル書込データバス対に分割する構成の下において、デー
タ線間のカップリングノイズを低減する構成について説
明する。
【0196】図21は、実施の形態5に従うデータ線の
交差配置を説明する図である。図21を参照して、グロ
ーバル読出データバス対およびグローバル書込データバ
ス対は、同一のメモリセル列に対応して設けられるデー
タバスごとのグループに分割され、各グループにおい
て、これらを構成するデータ線同士が交差されるように
配置される。
交差配置を説明する図である。図21を参照して、グロ
ーバル読出データバス対およびグローバル書込データバ
ス対は、同一のメモリセル列に対応して設けられるデー
タバスごとのグループに分割され、各グループにおい
て、これらを構成するデータ線同士が交差されるように
配置される。
【0197】図21において、同一のメモリセル列に対
応して配置されるグローバル読出データバス対およびグ
ローバル書込データバスごとに1つのグループが構成さ
れる。たとえば、グローバル読出データバス対GRD
1,/GRD1およびグローバル書込データバス対GW
D1,/GWD1は、1つのグループを構成する。
応して配置されるグローバル読出データバス対およびグ
ローバル書込データバスごとに1つのグループが構成さ
れる。たとえば、グローバル読出データバス対GRD
1,/GRD1およびグローバル書込データバス対GW
D1,/GWD1は、1つのグループを構成する。
【0198】各グループにおいて、グローバル読出デー
タバス対およびグローバル書込データバス対を構成する
単独のデータ線同士は、図18の場合と同様に交差する
ように配置される。
タバス対およびグローバル書込データバス対を構成する
単独のデータ線同士は、図18の場合と同様に交差する
ように配置される。
【0199】具体的には、図18において、グローバル
データI/O線対を構成するGIO1および/GIO1
は、グローバル読出データバス対を構成するGRD1お
よび/GRD1にそれぞれ対応し、グローバルデータI
/O線対GIO2および/GIO2は、それぞれグロー
バル書込データバス対を構成するGWD1および/GW
D1に対応するように交差配置されている。
データI/O線対を構成するGIO1および/GIO1
は、グローバル読出データバス対を構成するGRD1お
よび/GRD1にそれぞれ対応し、グローバルデータI
/O線対GIO2および/GIO2は、それぞれグロー
バル書込データバス対を構成するGWD1および/GW
D1に対応するように交差配置されている。
【0200】それぞれのデータバス対を構成する相補線
同士には、互いに反転した信号レベルのデータが伝達さ
れるため、図18で説明したのと同様に、単独のデータ
線の各々に対するカップリングノイズを低減することが
できる。
同士には、互いに反転した信号レベルのデータが伝達さ
れるため、図18で説明したのと同様に、単独のデータ
線の各々に対するカップリングノイズを低減することが
できる。
【0201】図22は、実施の形態5の変形例に従うデ
ータ線の交差配置について説明する図である。
ータ線の交差配置について説明する図である。
【0202】図22を参照して、実施の形態5の変形例
においては、隣接するグローバル読出データバス対同士
およびグローバル書込データバス対同士で1つのグルー
プが形成され、各グループにおいて、図18および図2
1で説明したのと同様の方法によって単独のデータ線同
士を交差させる構成とする。
においては、隣接するグローバル読出データバス対同士
およびグローバル書込データバス対同士で1つのグルー
プが形成され、各グループにおいて、図18および図2
1で説明したのと同様の方法によって単独のデータ線同
士を交差させる構成とする。
【0203】たとえば、隣接するメモリセル列に対応し
て設けられるグローバル読出データバス対GRD1,/
GRD1およびGRD2,/GRD2によって1つのグ
ループが形成される。このグループ内において、すでに
図18で説明したのと同様に、データ線を交差させて配
置する。このような構成とすることにより、グループリ
ードデータバス対同士間でのカップリングノイズを低減
することができる。
て設けられるグローバル読出データバス対GRD1,/
GRD1およびGRD2,/GRD2によって1つのグ
ループが形成される。このグループ内において、すでに
図18で説明したのと同様に、データ線を交差させて配
置する。このような構成とすることにより、グループリ
ードデータバス対同士間でのカップリングノイズを低減
することができる。
【0204】同様に、隣接するメモリセル列に対応して
設けられるグローバル書込データバス対GWD1,/G
WD1およびGWD2,/GWD2についても、1つの
グループが形成され、当該グループ内で、同様のデータ
線交差が実行される。これにより、グローバル読出デー
タバス対同士間においてもカップリングノイズを低減す
ることができる。
設けられるグローバル書込データバス対GWD1,/G
WD1およびGWD2,/GWD2についても、1つの
グループが形成され、当該グループ内で、同様のデータ
線交差が実行される。これにより、グローバル読出デー
タバス対同士間においてもカップリングノイズを低減す
ることができる。
【0205】なお、図22においては、グローバル読出
データバス対同士およびグローバル書込データバス対同
士の双方においてカップリングノイズを低減する構成に
ついて説明した。しかし、一般に、データ読出は、デー
タ線に読出された微小電圧信号を増幅して実行されるの
に対し、データ書込は、大振幅にドライブされた信号を
データ線に伝播させて行なわれるので、データ読出の方
がカップリングノイズの影響を受けやすいといえる。
データバス対同士およびグローバル書込データバス対同
士の双方においてカップリングノイズを低減する構成に
ついて説明した。しかし、一般に、データ読出は、デー
タ線に読出された微小電圧信号を増幅して実行されるの
に対し、データ書込は、大振幅にドライブされた信号を
データ線に伝播させて行なわれるので、データ読出の方
がカップリングノイズの影響を受けやすいといえる。
【0206】したがって、図22の構成において、デー
タ線同士の交差配置を、グローバル読出データバス対に
対してのみ設け、ライトデータバス対に対してはおいて
は特に交差配置を行なわない構成としてもよい。
タ線同士の交差配置を、グローバル読出データバス対に
対してのみ設け、ライトデータバス対に対してはおいて
は特に交差配置を行なわない構成としてもよい。
【0207】[実施の形態6]実施の形態6において
は、各バンクにおけるデータ入出力時において、同時に
駆動されるグローバルデータI/O線対にn:1セレク
トを実施し、そのうちの一部に関してデータ入出力を行
なう構成について説明する。
は、各バンクにおけるデータ入出力時において、同時に
駆動されるグローバルデータI/O線対にn:1セレク
トを実施し、そのうちの一部に関してデータ入出力を行
なう構成について説明する。
【0208】図23は、実施の形態6に従うメモリセル
アレイ40の構成を示す図である。図23においては、
一例としてn=2の場合、すなわち各バンクにおいて
2:1セレクタによってデータ入出力の選択が実行され
る構成が示される。
アレイ40の構成を示す図である。図23においては、
一例としてn=2の場合、すなわち各バンクにおいて
2:1セレクタによってデータ入出力の選択が実行され
る構成が示される。
【0209】図23を参照して、メモリセルアレイ40
は、これまでと同様に、スイッチ群によって分割される
2つのメモリブロック40−Fおよび40−Nに分割さ
れている。図23においては、これらのメモリブロック
はそれぞれ独立したバンクB1およびB2を形成するも
のとする。バンクB1およびB2においては、データ入
出力時にグローバルデータI/O線対の2:1セレクト
が実行され、隣接する2組のグローバルデータI/O線
対(すなわち8個のメモリセル列)によって形成される
各グループごとに1組のグローバルデータI/O線対が
選択されてデータ入出力が実行される。
は、これまでと同様に、スイッチ群によって分割される
2つのメモリブロック40−Fおよび40−Nに分割さ
れている。図23においては、これらのメモリブロック
はそれぞれ独立したバンクB1およびB2を形成するも
のとする。バンクB1およびB2においては、データ入
出力時にグローバルデータI/O線対の2:1セレクト
が実行され、隣接する2組のグローバルデータI/O線
対(すなわち8個のメモリセル列)によって形成される
各グループごとに1組のグローバルデータI/O線対が
選択されてデータ入出力が実行される。
【0210】たとえば、バンクB1におけるグローバル
データI/O線対GIOF1,/GIOF1およびGI
OF2,/GIOF2で形成されるグループ内の構成を
代表的に説明すると、GIOF1およびGIOF2と中
間ノードNC1との間にスイッチSWF1およびSWF
2がそれぞれ設けられる。また、/GIOF1および/
GIOF2と中間ノード/NC1との間にスイッチ/S
WF1および/SWF2がそれぞれ設けられる。スイッ
チSWF1および/SWF1は、共通の制御信号CSI
によってオン/オフ制御され、スイッチSWF2および
/SWF2は、制御信号CSJに応答して共通にオン/
オフされる。
データI/O線対GIOF1,/GIOF1およびGI
OF2,/GIOF2で形成されるグループ内の構成を
代表的に説明すると、GIOF1およびGIOF2と中
間ノードNC1との間にスイッチSWF1およびSWF
2がそれぞれ設けられる。また、/GIOF1および/
GIOF2と中間ノード/NC1との間にスイッチ/S
WF1および/SWF2がそれぞれ設けられる。スイッ
チSWF1および/SWF1は、共通の制御信号CSI
によってオン/オフ制御され、スイッチSWF2および
/SWF2は、制御信号CSJに応答して共通にオン/
オフされる。
【0211】GIOF1およびGIOF2は、スイッチ
SWF1およびSWF2によって選択的に中間ノードN
C1と接続され、同様に、/GIOF1および/GIO
F2は、スイッチ/SWF1および/SWF2によって
選択的に中間ノードNC1と接続される。このように、
スイッチSWF1,SWF2,/SWF1,/SWF2
によって、2:1セレクタの基本ユニットが構成され、
同様の構成が、他の2組のグローバルデータI/O線対
によって形成される各グループにおいて適用される。
SWF1およびSWF2によって選択的に中間ノードN
C1と接続され、同様に、/GIOF1および/GIO
F2は、スイッチ/SWF1および/SWF2によって
選択的に中間ノードNC1と接続される。このように、
スイッチSWF1,SWF2,/SWF1,/SWF2
によって、2:1セレクタの基本ユニットが構成され、
同様の構成が、他の2組のグローバルデータI/O線対
によって形成される各グループにおいて適用される。
【0212】メモリブロック40−N(バンクB2)に
おいても同様に、2組のグローバルデータI/O線対に
よって形成される各グループごとに、2:1セレクタの
基本ユニットが配置されて、各グループに選択されたグ
ローバルデータI/O線対がデータ入出力回路50と接
続される。
おいても同様に、2組のグローバルデータI/O線対に
よって形成される各グループごとに、2:1セレクタの
基本ユニットが配置されて、各グループに選択されたグ
ローバルデータI/O線対がデータ入出力回路50と接
続される。
【0213】たとえば、バンクB2におけるグローバル
データI/O線対GION1,/GION1およびGI
ON2,/GION2で形成されるグループ内の構成を
代表的に説明すると、GION1およびGION2とデ
ータ入出力回路50との間にスイッチSWN1およびS
WN2がそれぞれ設けられる。また、/GION1およ
び/GION2とデータ入出力回路50との間に、スイ
ッチ/SWN1および/SWN2がそれぞれ設けられ
る。スイッチSWN1および/SWN1は、共通の制御
信号CSKによってオン/オフ制御され、スイッチSW
N2および/SWN2は、制御信号CSLに応答して共
通にオン/オフされる。
データI/O線対GION1,/GION1およびGI
ON2,/GION2で形成されるグループ内の構成を
代表的に説明すると、GION1およびGION2とデ
ータ入出力回路50との間にスイッチSWN1およびS
WN2がそれぞれ設けられる。また、/GION1およ
び/GION2とデータ入出力回路50との間に、スイ
ッチ/SWN1および/SWN2がそれぞれ設けられ
る。スイッチSWN1および/SWN1は、共通の制御
信号CSKによってオン/オフ制御され、スイッチSW
N2および/SWN2は、制御信号CSLに応答して共
通にオン/オフされる。
【0214】メモリブロック40−Nにおいては、2組
のグローバルデータI/O線対のうちの1組は、対応す
る中間ノードと接続される。たとえば、GION2およ
び/GION2は、中間ノードNC1および/NC1と
それぞれ接続される。これにより、スイッチSWN2お
よび/SWN2をオンすることにより、中間ノードNC
1および/NC1を介してメモリブロック40−F(バ
ンクB1)とデータ入出力回路50との間におけるデー
タ伝達が可能となる。
のグローバルデータI/O線対のうちの1組は、対応す
る中間ノードと接続される。たとえば、GION2およ
び/GION2は、中間ノードNC1および/NC1と
それぞれ接続される。これにより、スイッチSWN2お
よび/SWN2をオンすることにより、中間ノードNC
1および/NC1を介してメモリブロック40−F(バ
ンクB1)とデータ入出力回路50との間におけるデー
タ伝達が可能となる。
【0215】なお、以下においては、バンクB1に対し
て設けられるスイッチ群SWF1,/SWF1〜SWF
n,/SWFnのうち、奇数番目のグローバルデータI
/O線対を構成するデータ線に対応して設けられる、制
御信号CSIに応答して共通に制御されるものを総称的
にスイッチ群SWIと称し、偶数番目のグローバルデー
タI/O線対を構成するデータ線に対して設けられる、
制御信号CSJに応答して共通に制御されるものを総称
的にスイッチ群SWJと称する。
て設けられるスイッチ群SWF1,/SWF1〜SWF
n,/SWFnのうち、奇数番目のグローバルデータI
/O線対を構成するデータ線に対応して設けられる、制
御信号CSIに応答して共通に制御されるものを総称的
にスイッチ群SWIと称し、偶数番目のグローバルデー
タI/O線対を構成するデータ線に対して設けられる、
制御信号CSJに応答して共通に制御されるものを総称
的にスイッチ群SWJと称する。
【0216】同様に、バンクB2側においても、スイッ
チ群SWN1,/SWN1〜SWNn,/SWNnのう
ち、奇数番目のグローバルデータI/O線対に対応して
設けられる、制御信号CSKに応答して共通に制御され
るものをスイッチ群をSWKと総称し、偶数番目のグロ
ーバルデータI/O線対に対応して設けられる、制御信
号CSLに応答して共通に制御されるものをスイッチ群
をSWLと総称する。
チ群SWN1,/SWN1〜SWNn,/SWNnのう
ち、奇数番目のグローバルデータI/O線対に対応して
設けられる、制御信号CSKに応答して共通に制御され
るものをスイッチ群をSWKと総称し、偶数番目のグロ
ーバルデータI/O線対に対応して設けられる、制御信
号CSLに応答して共通に制御されるものをスイッチ群
をSWLと総称する。
【0217】このような構成とすることにより、スイッ
チ群SWIおよびSWJによって、バンクB1における
グローバルデータI/O線対の2:1セレクトが実行さ
れ、スイッチ群SWKおよびSWLによって、バンクB
2側におけるグローバルデータI/O線対の2:1セレ
クトが実行される。
チ群SWIおよびSWJによって、バンクB1における
グローバルデータI/O線対の2:1セレクトが実行さ
れ、スイッチ群SWKおよびSWLによって、バンクB
2側におけるグローバルデータI/O線対の2:1セレ
クトが実行される。
【0218】デコード回路もバンクごとに分割して設け
られ、バンクB1に対しては、デコード回路30−Fが
設けられ、バンクB2に対してはデコード回路30−N
が設けられる。
られ、バンクB1に対しては、デコード回路30−Fが
設けられ、バンクB2に対してはデコード回路30−N
が設けられる。
【0219】2:1セレクトの結果、m個のデータ(m
=n/2)がデータ入出力回路50との間で伝達され
る。
=n/2)がデータ入出力回路50との間で伝達され
る。
【0220】次に列選択およびスイッチ群制御のタイミ
ングについて説明する。図23の構成においても、実施
の形態1で述べたように、データ読出時においてバンク
アドレス信号の入力に先立って列アドレスが入力される
場合を想定する。この場合における各制御タイミングを
図7のタイミングチャートとの比較により説明する。
ングについて説明する。図23の構成においても、実施
の形態1で述べたように、データ読出時においてバンク
アドレス信号の入力に先立って列アドレスが入力される
場合を想定する。この場合における各制御タイミングを
図7のタイミングチャートとの比較により説明する。
【0221】再び図7を参照して、実施の形態6に従う
場合においても、リードコマンドに対するバンクアドレ
ス信号が入力される時刻T3に先立って列アドレスC1
が入力される。したがって、入力された列アドレスに対
応してバンク選択の確定を待つことなく、バンクB1
(メモリブロック40−F)における列選択を実行す
る。すなわち、デコード回路30−Fによる列選択動作
を実行する。このタイミングは、図7中において列選択
線CSLNの活性化が実行されるタイミングと同一であ
る。
場合においても、リードコマンドに対するバンクアドレ
ス信号が入力される時刻T3に先立って列アドレスC1
が入力される。したがって、入力された列アドレスに対
応してバンク選択の確定を待つことなく、バンクB1
(メモリブロック40−F)における列選択を実行す
る。すなわち、デコード回路30−Fによる列選択動作
を実行する。このタイミングは、図7中において列選択
線CSLNの活性化が実行されるタイミングと同一であ
る。
【0222】また、列アドレスの確定によって、バンク
B1(メモリブロック40−F)においてグローバルデ
ータI/O線対のセレクト動作についても実行できる。
すなわち、スイッチ群SWIとSWJとのオン/オフ選
択が、図7中における列選択線CSLFの活性化と同一
タイミングで実行される。
B1(メモリブロック40−F)においてグローバルデ
ータI/O線対のセレクト動作についても実行できる。
すなわち、スイッチ群SWIとSWJとのオン/オフ選
択が、図7中における列選択線CSLFの活性化と同一
タイミングで実行される。
【0223】このタイミングにおいて、バンクB2(メ
モリブロック40−N)における列選択動作は実行され
ないが、アドレス信号のデコード動作を先行実施してお
くことにより、バンク選択確定後の動作を速やかに行な
うことができる。
モリブロック40−N)における列選択動作は実行され
ないが、アドレス信号のデコード動作を先行実施してお
くことにより、バンク選択確定後の動作を速やかに行な
うことができる。
【0224】その後、時刻T3においてバンクアドレス
信号が入力されて選択されるバンクが確定すると、さら
に、スイッチ群SWKおよびSWLの制御が実行され
る。
信号が入力されて選択されるバンクが確定すると、さら
に、スイッチ群SWKおよびSWLの制御が実行され
る。
【0225】バンクアドレス信号によってバンクB1が
選択された場合には、スイッチ群SWKおよびSWLの
うちスイッチ群SWLがオンされ、スイッチ群SWKは
オフ状態を維持する。さらに、バンクB2(メモリブロ
ック40−N)における列選択動作は実行されない。こ
れにより、バンクB1において、列アドレスに応じて入
出力されるデータが、データ入出力回路50との間で伝
達される。
選択された場合には、スイッチ群SWKおよびSWLの
うちスイッチ群SWLがオンされ、スイッチ群SWKは
オフ状態を維持する。さらに、バンクB2(メモリブロ
ック40−N)における列選択動作は実行されない。こ
れにより、バンクB1において、列アドレスに応じて入
出力されるデータが、データ入出力回路50との間で伝
達される。
【0226】一方、バンクB2が選択された場合におい
ては、スイッチ群SWIおよびSWJの両方がオフされ
て、予め実施される列アドレスのデコード結果に応じ
て、デコード回路30−Nによって列選択動作を実行す
るとともに、スイッチ群SWKおよびSWLのいずれか
一方をオン状態とする。これにより、バンクB2におい
て、列アドレスに応じて入出力されるデータがデータ入
出力回路50との間で伝達される。スイッチ群SWK,
SWLのオン/オフ制御およびバンクB2(メモリブロ
ック40−N)における列選択動作が実行されるのは、
図7中における列選択線CSLNの活性化タイミングと
同一である。
ては、スイッチ群SWIおよびSWJの両方がオフされ
て、予め実施される列アドレスのデコード結果に応じ
て、デコード回路30−Nによって列選択動作を実行す
るとともに、スイッチ群SWKおよびSWLのいずれか
一方をオン状態とする。これにより、バンクB2におい
て、列アドレスに応じて入出力されるデータがデータ入
出力回路50との間で伝達される。スイッチ群SWK,
SWLのオン/オフ制御およびバンクB2(メモリブロ
ック40−N)における列選択動作が実行されるのは、
図7中における列選択線CSLNの活性化タイミングと
同一である。
【0227】このような構成にすることにより、もとも
とn:1セレクトが必要とされるメモリセルアレイ構成
において、データ入出力回路50に遠い側のバンクにお
ける列選択の先行動作に伴って、セレクト動作を実行す
るスイッチ群をも動作させることができるので、データ
アクセスの高速化を図ることが可能である。
とn:1セレクトが必要とされるメモリセルアレイ構成
において、データ入出力回路50に遠い側のバンクにお
ける列選択の先行動作に伴って、セレクト動作を実行す
るスイッチ群をも動作させることができるので、データ
アクセスの高速化を図ることが可能である。
【0228】[実施の形態6の変形例]実施の形態6の
変形例においては、データI/Oのウェイ数が異なるバ
ンク間において効率的なデータ線接続を実行する方法に
ついて説明する。
変形例においては、データI/Oのウェイ数が異なるバ
ンク間において効率的なデータ線接続を実行する方法に
ついて説明する。
【0229】図24は、本発明の実施の形態6の変形例
に従うメモリセルアレイの構成例を説明する図である。
に従うメモリセルアレイの構成例を説明する図である。
【0230】図24を参照して、メモリセルアレイは、
図23の場合と同様にバンクB1を構成するメモリブロ
ック40−FとバンクB2を形成するメモリブロック4
0−Nとに分割され、メモリブロック40−Nと40−
Fとの間および、メモリブロック40−Nとデータ入出
力回路50との間には、スイッチ群SWI,SWJおよ
びスイッチ群SWK,SWLがそれぞれ配置される。
図23の場合と同様にバンクB1を構成するメモリブロ
ック40−FとバンクB2を形成するメモリブロック4
0−Nとに分割され、メモリブロック40−Nと40−
Fとの間および、メモリブロック40−Nとデータ入出
力回路50との間には、スイッチ群SWI,SWJおよ
びスイッチ群SWK,SWLがそれぞれ配置される。
【0231】実施の形態6の変形例においては、このよ
うに同一のデータ入出力回路50に対応づけて設けられ
るバンク間でデータウェイ数が異なる場合について説明
する。すなわち、図24の例においては、バンクB1に
おいては、4個のビット線対対に対してグローバルデー
タI/O線対が1個対応する4ウェイ構成であるが、バ
ンクB2側では、8個のビット線対に対して1個のグロ
ーバルデータI/O線対が1対応する8ウェイ構成であ
る。
うに同一のデータ入出力回路50に対応づけて設けられ
るバンク間でデータウェイ数が異なる場合について説明
する。すなわち、図24の例においては、バンクB1に
おいては、4個のビット線対対に対してグローバルデー
タI/O線対が1個対応する4ウェイ構成であるが、バ
ンクB2側では、8個のビット線対に対して1個のグロ
ーバルデータI/O線対が1対応する8ウェイ構成であ
る。
【0232】また、図中に丸で囲んだ領域において、各
グローバルデータI/O線対とバンク中のビット線対と
は接続される。すなわち、バンクB2においては、偶数
番目のグローバルデータI/O線対とビット線対とは接
続されないので、これらのグローバルデータI/O線対
は、バンクB1とデータ入出力回路50との間で授受さ
れるデータを伝達する役割のみを果たしている。
グローバルデータI/O線対とバンク中のビット線対と
は接続される。すなわち、バンクB2においては、偶数
番目のグローバルデータI/O線対とビット線対とは接
続されないので、これらのグローバルデータI/O線対
は、バンクB1とデータ入出力回路50との間で授受さ
れるデータを伝達する役割のみを果たしている。
【0233】スイッチ群SWI,SWJ,SWK,SW
Lの配置については図23の場合と同様であるので説明
は繰返さない。
Lの配置については図23の場合と同様であるので説明
は繰返さない。
【0234】このような構成とすることにより、スイッ
チ群SWIおよびSWJは、バンクB1に対する2:1
セレクタの役割を果たし、スイッチ群SWKおよびSW
Lは、バンクB1およびB2のセレクタに相当する。
チ群SWIおよびSWJは、バンクB1に対する2:1
セレクタの役割を果たし、スイッチ群SWKおよびSW
Lは、バンクB1およびB2のセレクタに相当する。
【0235】したがって、バンクB1側とバンクB2側
のグローバルデータI/O線対を完全に分離できてお
り、バンクB1およびバンクB2における列選択動作を
同時実行することができる。
のグローバルデータI/O線対を完全に分離できてお
り、バンクB1およびバンクB2における列選択動作を
同時実行することができる。
【0236】すなわち、再び図7のタイミングチャート
と比較して説明すると、初期状態として、スイッチ群S
WI〜SWLを全てオフした状態として、バンクアドレ
ス信号の入力前における列アドレスの確定(たとえば時
刻T3の前における列アドレスC1の入力タイミング)
に対応して、列選択線CSLFの選択が実行されるタイ
ミングにおいて、バンクB1およびバンクB2におい
て、同時に列選択を実行することができる。さらに、こ
のタイミングにおいて、スイッチ群SWKおよびSWL
のオフ状態を維持すれば、スイッチ群SWIおよびSW
Jのいずれか一方を列アドレスのデコード結果に応じて
オンしても、バンクB1およびB2の間でデータがグロ
ーバルデータデータI/O線対上で競合することはな
い。
と比較して説明すると、初期状態として、スイッチ群S
WI〜SWLを全てオフした状態として、バンクアドレ
ス信号の入力前における列アドレスの確定(たとえば時
刻T3の前における列アドレスC1の入力タイミング)
に対応して、列選択線CSLFの選択が実行されるタイ
ミングにおいて、バンクB1およびバンクB2におい
て、同時に列選択を実行することができる。さらに、こ
のタイミングにおいて、スイッチ群SWKおよびSWL
のオフ状態を維持すれば、スイッチ群SWIおよびSW
Jのいずれか一方を列アドレスのデコード結果に応じて
オンしても、バンクB1およびB2の間でデータがグロ
ーバルデータデータI/O線対上で競合することはな
い。
【0237】この後、バンクアドレス信号の確定(たと
えば時刻T3におけバンクアドレスの入力タイミング)
に応じて、図7のタイミングチャート中において、スイ
ッチ群SWIが制御されるタイミングにおいて、スイッ
チ群SWK,SWLのいずれか一方がオンされる。
えば時刻T3におけバンクアドレスの入力タイミング)
に応じて、図7のタイミングチャート中において、スイ
ッチ群SWIが制御されるタイミングにおいて、スイッ
チ群SWK,SWLのいずれか一方がオンされる。
【0238】具体的には、バンクB1からデータが読出
される場合においては、スイッチ群SWLをオンし、バ
ンクB2が選択される場合においては、スイッチ群SW
Kをオンさせればよい。
される場合においては、スイッチ群SWLをオンし、バ
ンクB2が選択される場合においては、スイッチ群SW
Kをオンさせればよい。
【0239】このような構成とすることにより、データ
ウェイ数の異なるバンク同士をセレクタ回路によって結
合させる構成のもとで、バンク選択が確定される前にお
いて、各バンクにおける列選択動作および、データ入出
力回路50に遠い側のバンクにおけるセレクト動作を実
行することができるので、データアクセスの高速化を図
ることが可能である。
ウェイ数の異なるバンク同士をセレクタ回路によって結
合させる構成のもとで、バンク選択が確定される前にお
いて、各バンクにおける列選択動作および、データ入出
力回路50に遠い側のバンクにおけるセレクト動作を実
行することができるので、データアクセスの高速化を図
ることが可能である。
【0240】また、このような構成とすることによっ
て、特にバンクB2側が選択された場合において、ドラ
イブすべきグローバルデータI/O線対の配線長が分割
しない場合の半分となるので、低消費電力化を図ること
も可能である。
て、特にバンクB2側が選択された場合において、ドラ
イブすべきグローバルデータI/O線対の配線長が分割
しない場合の半分となるので、低消費電力化を図ること
も可能である。
【0241】[実施の形態7]実施の形態7において
は、これまで実施の形態1から6においてデータ線の中
間点に設けられる接続スイッチ群に、信号のリピート機
能を併有させる構成について説明する。
は、これまで実施の形態1から6においてデータ線の中
間点に設けられる接続スイッチ群に、信号のリピート機
能を併有させる構成について説明する。
【0242】図25は、実施の形態6に従うメモリセル
アレイ40の構成を示す図である。図25は、図5で説
明したメモリセルアレイ40の構成に対応するものであ
り、図5で説明したスイッチ群SWIに代えて、各グロ
ーバルデータI/O線対ごとにリピータ回路110を備
える点で異なる。その他の構成および動作については、
図5で説明したとおりなので説明は繰返さない。
アレイ40の構成を示す図である。図25は、図5で説
明したメモリセルアレイ40の構成に対応するものであ
り、図5で説明したスイッチ群SWIに代えて、各グロ
ーバルデータI/O線対ごとにリピータ回路110を備
える点で異なる。その他の構成および動作については、
図5で説明したとおりなので説明は繰返さない。
【0243】各リピータ回路110は、図5で説明した
スイッチ群SWIを共通に制御するための制御信号CS
Iによって制御される。
スイッチ群SWIを共通に制御するための制御信号CS
Iによって制御される。
【0244】リピータ回路110は、対応するグローバ
ルデータI/O線対において、読出データのリピート機
能を有するリードデータリピート回路112と、書込デ
ータのリピート機能を有するライトデータリピート回路
114とを有する。
ルデータI/O線対において、読出データのリピート機
能を有するリードデータリピート回路112と、書込デ
ータのリピート機能を有するライトデータリピート回路
114とを有する。
【0245】図26は、リードデータリピート回路11
2の構成を示す回路図である。図26の説明において
は、リピータ回路110によって分割されるグローバル
データI/O線対のうち、メモリブロック40−Fに対
応するものをGIOFおよび/GIOFで表わし、メモ
リブロック40−Nに対応するものをGIONおよび/
GIONでそれぞれ示す。
2の構成を示す回路図である。図26の説明において
は、リピータ回路110によって分割されるグローバル
データI/O線対のうち、メモリブロック40−Fに対
応するものをGIOFおよび/GIOFで表わし、メモ
リブロック40−Nに対応するものをGIONおよび/
GIONでそれぞれ示す。
【0246】リードデータリピート回路112は、グロ
ーバルデータI/O線対の一方であるデータ線GION
と接地ノードとの間に直列に接続されるトランジスタQ
DR2およびQDR4と、グローバルデータI/O線対
の他方であるデータ線/GIONと接地ノードの間に直
列に接続されるトランジスタQDR1およびQDR3と
を含む。
ーバルデータI/O線対の一方であるデータ線GION
と接地ノードとの間に直列に接続されるトランジスタQ
DR2およびQDR4と、グローバルデータI/O線対
の他方であるデータ線/GIONと接地ノードの間に直
列に接続されるトランジスタQDR1およびQDR3と
を含む。
【0247】トランジスタQDR1およびQDR2のゲ
ートには、制御信号CSIが与えられる。また、トラン
ジスタQDR3およびQDR4のゲートには、データ線
GIOFおよびその相補線/GIOFがそれぞれ結合さ
れる。
ートには、制御信号CSIが与えられる。また、トラン
ジスタQDR3およびQDR4のゲートには、データ線
GIOFおよびその相補線/GIOFがそれぞれ結合さ
れる。
【0248】このような構成とすることにより、制御信
号CSIが活性化され、メモリブロック40−Fから読
出されたデータを、メモリブロック40−Nのグローバ
ルデータI/O線対に伝達する必要がある場合には、G
IOFおよび/GIOFによって伝達されるデータの信
号レベルに応じて、グローバルデータI/O線対を構成
するGIONおよび/GIONのいずれか一方は、接地
ノードと接続されて電圧降下を生じる。この電圧降下に
よって生じた電圧差をデータ入出力回路50によって増
幅することにより、メモリブロック40−Fから読出し
たデータをデータ入出力回路50に伝達することができ
る。
号CSIが活性化され、メモリブロック40−Fから読
出されたデータを、メモリブロック40−Nのグローバ
ルデータI/O線対に伝達する必要がある場合には、G
IOFおよび/GIOFによって伝達されるデータの信
号レベルに応じて、グローバルデータI/O線対を構成
するGIONおよび/GIONのいずれか一方は、接地
ノードと接続されて電圧降下を生じる。この電圧降下に
よって生じた電圧差をデータ入出力回路50によって増
幅することにより、メモリブロック40−Fから読出し
たデータをデータ入出力回路50に伝達することができ
る。
【0249】図27は、ライトデータリピート回路11
4の構成を示す回路図である。ライトデータリピート回
路114は、メモリブロック40−N側からメモリブロ
ック40−F側にライトデータを伝達するためのインバ
ータIV20およびIV22を含む。インバータIV2
0は、データ線GIONのデータを反転して/GIOF
に出力する。同様に、インバータIV22は、/GIO
Nに伝達されるデータを反転してGIOFに伝達する。
4の構成を示す回路図である。ライトデータリピート回
路114は、メモリブロック40−N側からメモリブロ
ック40−F側にライトデータを伝達するためのインバ
ータIV20およびIV22を含む。インバータIV2
0は、データ線GIONのデータを反転して/GIOF
に出力する。同様に、インバータIV22は、/GIO
Nに伝達されるデータを反転してGIOFに伝達する。
【0250】このような構成とすることにより、インバ
ータを用いて、データ入出力回路50から出力された書
込データを、インバータによって増幅した後にメモリブ
ロック40−Fに伝達することができる。このように、
中間にリピータ回路を設けることによって、長距離化し
たデータ線において生じる信号伝搬遅延の影響を小さく
することができる。このようなリピータ回路を、これま
での実施の形態1から6で述べたように、グローバルデ
ータI/O線対あるいはグローバル読出/書込データバ
ス対を分割するために設けられるスイッチ群に代えて配
置することにより、回路面積の増加を抑制しつつ、デー
タ入出力動作のさらなる高速化を実現することが可能で
ある。
ータを用いて、データ入出力回路50から出力された書
込データを、インバータによって増幅した後にメモリブ
ロック40−Fに伝達することができる。このように、
中間にリピータ回路を設けることによって、長距離化し
たデータ線において生じる信号伝搬遅延の影響を小さく
することができる。このようなリピータ回路を、これま
での実施の形態1から6で述べたように、グローバルデ
ータI/O線対あるいはグローバル読出/書込データバ
ス対を分割するために設けられるスイッチ群に代えて配
置することにより、回路面積の増加を抑制しつつ、デー
タ入出力動作のさらなる高速化を実現することが可能で
ある。
【0251】[実施の形態8]実施の形態8において
は、これまで述べてきたグローバルデータI/O線対や
グローバルデータバスの分割を、各センスアンプブロッ
ク内におけるビット線についても適用する構成について
説明する。
は、これまで述べてきたグローバルデータI/O線対や
グローバルデータバスの分割を、各センスアンプブロッ
ク内におけるビット線についても適用する構成について
説明する。
【0252】図28は、実施の形態8に従うセンスアン
プブロック44の構成を説明する図である。
プブロック44の構成を説明する図である。
【0253】図28を参照して、各センスアンプブロッ
クにおいて、各メモリセル列ごとに設けられるビット線
対BL1,/BL1〜BLn,/BLnは、センスアン
プSA1〜SAnと接続される。図示しないが、ビット
線対BL1,/BL1〜BLn,/BLnに対するデー
タ入出力は、図3で説明した列選択ゲートを介して実行
される。
クにおいて、各メモリセル列ごとに設けられるビット線
対BL1,/BL1〜BLn,/BLnは、センスアン
プSA1〜SAnと接続される。図示しないが、ビット
線対BL1,/BL1〜BLn,/BLnに対するデー
タ入出力は、図3で説明した列選択ゲートを介して実行
される。
【0254】センスアンプブロック44は、スイッチ群
SWBIによって、ブロック46−Fおよび46−Nに
分割される。細分化されたサブデコーダ回路36−Fお
よび36−Nがブロック46−Fおよび46−Nに対応
してそれぞれ設けられる。
SWBIによって、ブロック46−Fおよび46−Nに
分割される。細分化されたサブデコーダ回路36−Fお
よび36−Nがブロック46−Fおよび46−Nに対応
してそれぞれ設けられる。
【0255】図28の構成は、図5の構成に対応し、メ
モリブロック40−F,40−Nとブロック46−F,
46−N、デコード回路30−F,30−Nとサブデコ
ーダ回路36−F,36−N、スイッチ群SWIとSW
BI、およびデータ入出力回路50とセンスアンプSA
1〜SAnがそれぞれ対応付けられる。
モリブロック40−F,40−Nとブロック46−F,
46−N、デコード回路30−F,30−Nとサブデコ
ーダ回路36−F,36−N、スイッチ群SWIとSW
BI、およびデータ入出力回路50とセンスアンプSA
1〜SAnがそれぞれ対応付けられる。
【0256】センスアンプブロック44を上記のような
構成とし、さらに、図10で説明したタイミングで、サ
ブデコーダ回路36−F,36−Nによる列選択動作お
よびスイッチ群SWBIの制御を実行することによっ
て、実施の形態3と同様ので説明したような消費電力低
減効果を、各センスアンプブロック44におけるビット
線の活性化時に享受することが可能となる。
構成とし、さらに、図10で説明したタイミングで、サ
ブデコーダ回路36−F,36−Nによる列選択動作お
よびスイッチ群SWBIの制御を実行することによっ
て、実施の形態3と同様ので説明したような消費電力低
減効果を、各センスアンプブロック44におけるビット
線の活性化時に享受することが可能となる。
【0257】[実施の形態9]実施の形態9において
は、各メモリセルが複数ポートを持つ場合において、実
施の形態4および5で説明したようなデータ線の交差配
置を要して、ビット線対同士間におけるカップリングノ
イズの低減する構成について説明する。
は、各メモリセルが複数ポートを持つ場合において、実
施の形態4および5で説明したようなデータ線の交差配
置を要して、ビット線対同士間におけるカップリングノ
イズの低減する構成について説明する。
【0258】図29は、2ポートメモリセルの構成を示
す回路図である。2ポートメモリセルは、複数ポートを
有するメモリセルの代表例として示されるものである。
す回路図である。2ポートメモリセルは、複数ポートを
有するメモリセルの代表例として示されるものである。
【0259】2ポートメモリセルDMCは、1つのデー
タ蓄積キャパシタCS1に対して、2つのアクセストラ
ンジスタTD1およびTD2を有する。2ポートメモリ
セル/DMCは、2ポートメモリセルDMCと相補のデ
ータを保持し、データ蓄積キャパシタCS2と、2つの
アクセストランジスタ/TD1および/TD2とを有す
る。
タ蓄積キャパシタCS1に対して、2つのアクセストラ
ンジスタTD1およびTD2を有する。2ポートメモリ
セル/DMCは、2ポートメモリセルDMCと相補のデ
ータを保持し、データ蓄積キャパシタCS2と、2つの
アクセストランジスタ/TD1および/TD2とを有す
る。
【0260】2ポートメモリセルDMCおよび/DMC
が属するメモリセル列に対応して、2組のビット線対B
L1,/BL1およびBL1′,/BL1′が設けられ
る。また、2ポートメモリセルDMCを構成する2つの
アクセストランジスタのそれぞれに対応して、別々のワ
ード線WL1およびWL1′がそれぞれ設けられる。
が属するメモリセル列に対応して、2組のビット線対B
L1,/BL1およびBL1′,/BL1′が設けられ
る。また、2ポートメモリセルDMCを構成する2つの
アクセストランジスタのそれぞれに対応して、別々のワ
ード線WL1およびWL1′がそれぞれ設けられる。
【0261】ワード線WL1の選択に応じて、キャパシ
タCS1に貯えられたデータは、ビット線対BL1に読
出され、ワード線WL1′の選択に応じて、キャパシタ
CS1に蓄積されたデータはビット線BL1′に読出さ
れる。
タCS1に貯えられたデータは、ビット線対BL1に読
出され、ワード線WL1′の選択に応じて、キャパシタ
CS1に蓄積されたデータはビット線BL1′に読出さ
れる。
【0262】同様に、2ポートメモリセル/DMCを構
成する2つのアクセストランジスタ/TD1,/TD2
のそれぞれに対応して、別々のワード線WL2およびW
L2′がそれぞれ設けられる。
成する2つのアクセストランジスタ/TD1,/TD2
のそれぞれに対応して、別々のワード線WL2およびW
L2′がそれぞれ設けられる。
【0263】ワード線WL2の選択に応じて、キャパシ
タCS2に貯えられたデータはビット線BL1と相補の
データを伝達するための/BL1に読出され、ワード線
WL2′の選択に応じて、キャパシタCS2に蓄積され
たデータは、ビット線BL1′と相補のデータを伝達す
るためのビット線/BL1′に読出される。
タCS2に貯えられたデータはビット線BL1と相補の
データを伝達するための/BL1に読出され、ワード線
WL2′の選択に応じて、キャパシタCS2に蓄積され
たデータは、ビット線BL1′と相補のデータを伝達す
るためのビット線/BL1′に読出される。
【0264】図30は、実施の形態9に従うビット線対
の交差配置を説明する図である。図30を参照して、同
一のメモリセル列に対応して設けられる2組のビット線
対ごとにグループが形成され、各グループ内においてビ
ット線対同士の交差が実行される。各グループ内におけ
るビット線対同士の交差配置は、図18で説明したもの
と同様であるので詳細は繰返さない。
の交差配置を説明する図である。図30を参照して、同
一のメモリセル列に対応して設けられる2組のビット線
対ごとにグループが形成され、各グループ内においてビ
ット線対同士の交差が実行される。各グループ内におけ
るビット線対同士の交差配置は、図18で説明したもの
と同様であるので詳細は繰返さない。
【0265】このような構成とすることにより、同一の
メモリセル列に対応して設けられ、同時に活性化される
2系統のビット線対間同士におけるカップリングノイズ
を低減することができ、2ポートメモリセルアレイに対
するデータ読出および書込の低ノイズ化を図ることが可
能となる。
メモリセル列に対応して設けられ、同時に活性化される
2系統のビット線対間同士におけるカップリングノイズ
を低減することができ、2ポートメモリセルアレイに対
するデータ読出および書込の低ノイズ化を図ることが可
能となる。
【0266】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0267】
【発明の効果】請求項1および2に記載の半導体記憶装
置は、全てのデータ線接続回路をオフした状態でデータ
入出力回路から最遠のメモリブロックにおける列選択を
実施するので、他のメモリブロックからの出力データと
競合することなく当該最遠メモリブロックにおける列選
択を先行実施することができる。また、最遠メモリブロ
ック以外のメモリブロックが選択された場合において、
選択メモリブロックとデータ入出力回路との間の領域で
データ入出力線をドライブすればデータ伝達を実行でき
る。この結果、データ入出力動作の高速化を図ることが
できる。
置は、全てのデータ線接続回路をオフした状態でデータ
入出力回路から最遠のメモリブロックにおける列選択を
実施するので、他のメモリブロックからの出力データと
競合することなく当該最遠メモリブロックにおける列選
択を先行実施することができる。また、最遠メモリブロ
ック以外のメモリブロックが選択された場合において、
選択メモリブロックとデータ入出力回路との間の領域で
データ入出力線をドライブすればデータ伝達を実行でき
る。この結果、データ入出力動作の高速化を図ることが
できる。
【0268】請求項3記載の半導体記憶装置は、ブロッ
ク選択信号に先立って前記列アドレス信号の入力を受け
るので、最遠メモリブロックにおける列選択の先行実施
をさらに早期に実行できる。この結果、請求項1記載の
半導体記憶装置よりもデータ入出力動作をさらに高速化
することができる。
ク選択信号に先立って前記列アドレス信号の入力を受け
るので、最遠メモリブロックにおける列選択の先行実施
をさらに早期に実行できる。この結果、請求項1記載の
半導体記憶装置よりもデータ入出力動作をさらに高速化
することができる。
【0269】請求項4記載の半導体記憶装置は、データ
線接続回路が配置される領域において、相補線で構成さ
れるデータ入出力線を他のデータ入出力線と交差させる
ので、請求項2記載の半導体記憶装置が奏する効果に加
えて、データ入出力線同士間のカップリングノイズを低
減することができる。
線接続回路が配置される領域において、相補線で構成さ
れるデータ入出力線を他のデータ入出力線と交差させる
ので、請求項2記載の半導体記憶装置が奏する効果に加
えて、データ入出力線同士間のカップリングノイズを低
減することができる。
【0270】請求項5記載の半導体記憶装置は、請求項
2記載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、データ
入出力線とは別に設けられた信号伝達線とデータ入出力
線との間のカップリングノイズを低減することができ
る。
2記載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、データ
入出力線とは別に設けられた信号伝達線とデータ入出力
線との間のカップリングノイズを低減することができ
る。
【0271】請求項6記載の半導体記憶装置は、請求項
2記載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、データ
入出力線がデータ入出力線とは別に設けられた信号伝達
線に及ぼすカップリングノイズの影響を低減することが
できる。
2記載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、データ
入出力線がデータ入出力線とは別に設けられた信号伝達
線に及ぼすカップリングノイズの影響を低減することが
できる。
【0272】請求項7記載の半導体記憶装置は、データ
入出力線を書込データ線と読出データ線とに分割するの
で、請求項2記載の半導体記憶装置が奏する効果に加え
てメモリセルアレイを対象とするデータ入力およびデー
タ出力を独立に実行できる。
入出力線を書込データ線と読出データ線とに分割するの
で、請求項2記載の半導体記憶装置が奏する効果に加え
てメモリセルアレイを対象とするデータ入力およびデー
タ出力を独立に実行できる。
【0273】請求項8および9に記載の半導体記憶装置
は、請求項7記載の半導体記憶装置が奏する効果に加え
て、読出データ線および書込データ線間におけるカップ
リングノイズを低減することができる。
は、請求項7記載の半導体記憶装置が奏する効果に加え
て、読出データ線および書込データ線間におけるカップ
リングノイズを低減することができる。
【0274】請求項10記載の半導体記憶装置は、書込
データ線と読出データ線とのいずれか一方にのみ、デー
タ線接続回路を設けるので、請求項2記載の半導体記憶
装置が奏する効果に加えて、データ入力動作とデータ出
力動作の間のアクセス時間差を調整することができる。
データ線と読出データ線とのいずれか一方にのみ、デー
タ線接続回路を設けるので、請求項2記載の半導体記憶
装置が奏する効果に加えて、データ入力動作とデータ出
力動作の間のアクセス時間差を調整することができる。
【0275】請求項11記載の半導体記憶装置は、デー
タ線接続回路にデータ信号のリピート機能を具備させる
ので、リピータ回路専用の領域を設けて回路面積を増加
させることなくデータ入出力動作をさらに高速化でき
る。
タ線接続回路にデータ信号のリピート機能を具備させる
ので、リピータ回路専用の領域を設けて回路面積を増加
させることなくデータ入出力動作をさらに高速化でき
る。
【0276】請求項12記載の半導体記憶装置は、デー
タ入出力線を各メモリブロックに対応する領域ごとに分
割した上で、選択されたメモリブロックとデータ入出力
回路との間でデータ伝達を実行するのに必要な領域にお
いてのみデータ入出力線をドライブするので、低消費電
力化を図ることができる。
タ入出力線を各メモリブロックに対応する領域ごとに分
割した上で、選択されたメモリブロックとデータ入出力
回路との間でデータ伝達を実行するのに必要な領域にお
いてのみデータ入出力線をドライブするので、低消費電
力化を図ることができる。
【0277】請求項13および14に記載の半導体記憶
装置は、請求項12記載の半導体記憶装置が奏する効果
に加えて、いずれのメモリブロックが選択された場合に
おいても、一様な低消費電力化を図ることができる。
装置は、請求項12記載の半導体記憶装置が奏する効果
に加えて、いずれのメモリブロックが選択された場合に
おいても、一様な低消費電力化を図ることができる。
【0278】請求項15記載の半導体記憶装置は、バン
クごとにデータ入出力線を配置するので、データ入出力
線の寄生容量を低減するとこができる。この結果、請求
項12記載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、デ
ータ入出力動作を高速化することができる。
クごとにデータ入出力線を配置するので、データ入出力
線の寄生容量を低減するとこができる。この結果、請求
項12記載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、デ
ータ入出力動作を高速化することができる。
【0279】請求項16記載の半導体記憶装置は、各メ
モリブロックにおいてデータ入出力線のN:1選択が必
要な場合において、メモリブロックの選択に先立って、
データ入出力回路から遠い側のメモリブロックにおい
て、列選択動作およびN:1選択動作を実行できるの
で、データ入出力動作を高速化することができる。
モリブロックにおいてデータ入出力線のN:1選択が必
要な場合において、メモリブロックの選択に先立って、
データ入出力回路から遠い側のメモリブロックにおい
て、列選択動作およびN:1選択動作を実行できるの
で、データ入出力動作を高速化することができる。
【0280】請求項17記載の半導体記憶装置は、デー
タウェイ数の異なるメモリブロック間の選択が必要な場
合において、メモリブロックの選択に先立って各メモリ
ブロックにおいて列選択を実行できるので、データ入出
力動作を高速化することができる。
タウェイ数の異なるメモリブロック間の選択が必要な場
合において、メモリブロックの選択に先立って各メモリ
ブロックにおいて列選択を実行できるので、データ入出
力動作を高速化することができる。
【0281】請求項18記載の半導体記憶装置は、各セ
ンスアンプブロックにおいてビット線を各行ブロックに
対応する領域ごとに分割した上で、選択された行ブロッ
クとセンスアンプ回路との間でデータ伝達を実行するの
に必要な領域においてのみビット線を駆動するので、低
消費電力化を図ることができる。
ンスアンプブロックにおいてビット線を各行ブロックに
対応する領域ごとに分割した上で、選択された行ブロッ
クとセンスアンプ回路との間でデータ伝達を実行するの
に必要な領域においてのみビット線を駆動するので、低
消費電力化を図ることができる。
【0282】請求項19および20記載の半導体記憶装
置は、請求項18記載の半導体記憶装置が奏する効果に
加えて、各メモリセルが複数ポートを有する場合におい
て、ビット線に生じるノイズの低減を図ることができ
る。
置は、請求項18記載の半導体記憶装置が奏する効果に
加えて、各メモリセルが複数ポートを有する場合におい
て、ビット線に生じるノイズの低減を図ることができ
る。
【図1】 本発明の実施の形態に従う半導体記憶装置1
の全体構成を説明するための概略メモリブロック図であ
る。
の全体構成を説明するための概略メモリブロック図であ
る。
【図2】 メモリセルアレイ40の構成を詳細に説明す
るための図である。
るための図である。
【図3】 列選択ゲート70の構成を説明するための回
路図である。
路図である。
【図4】 列選択信号を生成するコラムデコーダの構成
を説明する回路図である。
を説明する回路図である。
【図5】 メモリセルアレイ40における実施の形態1
に従うグローバルデータI/O線対の配置を説明する概
念図である。
に従うグローバルデータI/O線対の配置を説明する概
念図である。
【図6】 実施の形態1に従う半導体記憶装置1の全体
動作を説明するタイミングチャートである。
動作を説明するタイミングチャートである。
【図7】 実施の形態1に従うメモリセルアレイ40に
おけるリードコマンド時の動作を説明する第1のタイミ
ングチャートである。
おけるリードコマンド時の動作を説明する第1のタイミ
ングチャートである。
【図8】 実施の形態1に従うメモリセルアレイ40に
おけるリードコマンド時の動作を説明する第2のタイミ
ングチャートである。
おけるリードコマンド時の動作を説明する第2のタイミ
ングチャートである。
【図9】 実施の形態2に従うメモリセルアレイ40に
おけるリードコマンド時の動作を説明する第1のタイミ
ングチャートである。
おけるリードコマンド時の動作を説明する第1のタイミ
ングチャートである。
【図10】 実施の形態2に従うメモリセルアレイ40
におけるリードコマンド時の動作を説明する第2のタイ
ミングチャートである。
におけるリードコマンド時の動作を説明する第2のタイ
ミングチャートである。
【図11】 実施の形態2の変形例1に従うメモリセル
アレイ40の構成およびグローバルデータI/O線対の
配置を説明する概念図である。
アレイ40の構成およびグローバルデータI/O線対の
配置を説明する概念図である。
【図12】 実施の形態2の変形例2に従うメモリセル
アレイ40の構成およびグローバルデータI/O線対の
配置を説明する概念図である。
アレイ40の構成およびグローバルデータI/O線対の
配置を説明する概念図である。
【図13】 実施の形態2の変形例3に従うメモリセル
アレイ40の構成およびグローバルデータI/O線対の
配置を説明する概念図である。
アレイ40の構成およびグローバルデータI/O線対の
配置を説明する概念図である。
【図14】 実施の形態3に従う列選択ゲート71の構
成を示す回路図である。
成を示す回路図である。
【図15】 データ読出時およびデータ書込時における
列選択信号を独立に生成するコラムデコーダの構成を示
す回路図である。
列選択信号を独立に生成するコラムデコーダの構成を示
す回路図である。
【図16】 実施の形態3に従うメモリセルアレイ40
の構成およびグローバルデータI/O線対の配置を説明
する概念図である。
の構成およびグローバルデータI/O線対の配置を説明
する概念図である。
【図17】 実施の形態3の変形例に従うメモリセルア
レイ40の構成およびグローバルデータI/O線対の配
置を説明する概念図である。
レイ40の構成およびグローバルデータI/O線対の配
置を説明する概念図である。
【図18】 本発明の実施の形態4に従うグローバルデ
ータI/O線対の配置例を説明する図である。
ータI/O線対の配置例を説明する図である。
【図19】 実施の形態4の変形例に従うデータ線およ
び信号配線の配置の一例を説明する図である。
び信号配線の配置の一例を説明する図である。
【図20】 実施の形態4の変形例に従うデータ線およ
び信号配線の配置の他の例を示す図である。
び信号配線の配置の他の例を示す図である。
【図21】 実施の形態5に従うデータ線の交差配置を
説明する図である。
説明する図である。
【図22】 実施の形態5の変形例に従うデータ線の交
差配置について説明する図である。
差配置について説明する図である。
【図23】 実施の形態6に従うメモリセルアレイ40
の構成およびグローバルデータI/O線対の配置を示す
図である。
の構成およびグローバルデータI/O線対の配置を示す
図である。
【図24】 本発明の実施の形態6の変形例に従うメモ
リセルアレイ40の構成およびグローバルデータI/O
線対の配置を説明する図である。
リセルアレイ40の構成およびグローバルデータI/O
線対の配置を説明する図である。
【図25】 実施の形態7に従うメモリセルアレイ40
の構成およびグローバルデータI/O線対の配置を示す
図である。
の構成およびグローバルデータI/O線対の配置を示す
図である。
【図26】 リードデータリピート回路112の構成を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図27】 ライトデータリピート回路114の構成を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図28】 実施の形態8に従うセンスアンプブロック
44の構成を説明する概念図である。
44の構成を説明する概念図である。
【図29】 2ポートメモリセルの構成を示す回路図で
ある。
ある。
【図30】 実施の形態9に従うビット線対の交差配置
を説明する図である。
を説明する図である。
30 デコード回路、40 メモリセルアレイ、41,
42 メモリブロック、44 センスアンプブロック、
50 データ入出力回路、70,71 列選択ゲート、
110 リピータ回路、SWI,SWJ,SWK,SW
L スイッチ群、CSI,CSJ,CSK,CSL ス
イッチ群制御信号。
42 メモリブロック、44 センスアンプブロック、
50 データ入出力回路、70,71 列選択ゲート、
110 リピータ回路、SWI,SWJ,SWK,SW
L スイッチ群、CSI,CSJ,CSK,CSL ス
イッチ群制御信号。
Claims (20)
- 【請求項1】 アドレス信号に応じてデータ入出力を行
なう半導体記憶装置であって、 行列状に配置された複数のメモリセルを有するメモリセ
ルアレイを備え、 前記メモリセルアレイは行方向に沿って複数のメモリブ
ロックに分割され、 前記複数のメモリブロックのうちのいずれか1個は、前
記アドレス信号に応じて選択されて前記データ入出力の
対象となり、 前記複数のメモリブロックのうちの1個と列方向に隣接
して配置され、前記メモリセルアレイとの間で前記デー
タの読出および書込を実行するデータ入出力回路と、 前記列方向に沿って前記複数のメモリブロックに共通に
設けられ、前記メモリセルアレイとの間で入出力される
データを伝達するための複数のデータ入出力線と、 各前記データ入出力線ごとに隣接する前記メモリブロッ
ク間に配置され、前記アドレス信号に応じて対応する前
記データ入出力線を分割/接続する複数のデータ線接続
回路と、 前記複数のメモリブロックに対応してそれぞれ設けら
れ、前記複数のデータ入出力線のそれぞれとの間でデー
タ授受を行なう前記メモリセルを前記アドレス信号に応
じて選択するための行選択および列選択を実行する複数
のデコード回路と、 各前記デコード回路に対して前記行選択および列選択の
実行タイミングを指示するとともに、前記アドレス信号
に応じて各前記データ線接続回路のオン/オフを制御し
て前記分割/接続を指示する制御回路とをさらに備え、 前記制御回路は、前記複数のメモリブロックの選択が確
定する前においては、各データ線接続回路をオフ状態と
した上で、前記複数のメモリブロックのうちの少なくと
も1個において前記列選択を実行し、前記複数のメモリ
ブロックの選択が確定した後においては、選択された前
記メモリブロックにおいて前記列選択が未実行であると
きに前記列選択を実行するとともに、前記選択された前
記メモリブロックと前記データ入出力回路との間でデー
タ伝達が実行できるように各前記データ線接続回路のう
ちの少なくとも1個をオンする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記制御回路は、前記複数のメモリブロ
ックの選択が確定する前においては、前記複数のメモリ
ブロックのうち前記データ入出力線上における前記デー
タ入出力回路からの距離が最遠の前記メモリブロックに
おいて前記列選択を実行する、請求項1記載の半導体記
憶装置。 - 【請求項3】 前記半導体記憶装置は、第1の状態と第
2の状態との間の遷移を一定周期で繰り返すクロック信
号に応答して同期動作し、 前記アドレス信号は、前記複数のメモリブロックの選択
するためのブロック選択信号と、 前記行選択を実行するための行アドレス信号と、 前記列選択を実行するための列アドレス信号とを含み、 前記行アドレス信号は前記クロック信号の第1の遷移エ
ッジで入力され、 前記ブロック選択信号は、前記第1の遷移エッジより後
の前記クロック信号の第2の遷移エッジで入力され、 前記列アドレス信号は、前記第2の遷移エッジよりも早
いタイミングで入力される請求項2記載の半導体記憶装
置。 - 【請求項4】 各前記複数のデータ入出力線は、互いに
相補のデータを伝達する2本のデータ線を含み、各前記
複数のデータ入出力線は、前記データ線接続回路が配置
される領域のうちの少なくとも1つにおいて、前記複数
のデータ入出力線のうちの他の少なくとも1つと交差す
るように配置される、請求項2記載の半導体記憶装置。 - 【請求項5】 各前記複数のデータ入出力線に対応して
前記列方向に沿って配置される複数の信号伝達線をさら
に備え、 各前記複数のデータ入出力線は、互いに相補のデータを
伝達する2本のデータ線を含み、 前記2本のデータ線は、前記データ線接続回路が配置さ
れる領域のうちの少なくとも1つにおいて、互いに交差
するように配置される、請求項2記載の半導体記憶装
置。 - 【請求項6】 各前記複数のデータ入出力線に対応して
前記列方向に沿って配置される複数の信号伝達線をさら
に備え、 前記複数の信号伝達線は、前記データ線接続回路が配置
される領域のうちの少なくとも1つにおいて、前記複数
のデータ入出力線のうちの対応する1つを横断するよう
に配置される、請求項2記載の半導体記憶装置。 - 【請求項7】 各前記複数のデータ入出力線は、 前記メモリセルアレイへの入力データを伝達する書込デ
ータ線と、前記メモリセルアレイからの出力データを伝
達する読出データ線とを含む、請求項2記載の半導体記
憶装置。 - 【請求項8】 各前記複数のデータ線接続回路は、対応
する前記書込データ線および読出データ線のいずれか一
方のみに対応して設けられる、請求項7記載の半導体記
憶装置。 - 【請求項9】 前記書込データ線および前記読出データ
線は、互いに相補のデータを伝達する2本のデータ線を
含み、各前記書込データ線および前記読出データ線は、
前記データ線接続回路が配置される領域のうちの少なく
とも1つにおいて、お互いに交差するように配置され
る、請求項7記載の半導体記憶装置。 - 【請求項10】 前記書込データ線および前記読出デー
タ線は、互いに相補のデータを伝達する2本のデータ線
を含み、 各前記書込データ線および前記読出データ線は、前記デ
ータ線接続回路が配置される領域のうちの少なくとも1
つにおいて、隣接する前記書込データ線同士および前記
読出データ線同士の少なくとも一方がお互いに交差する
ように配置される、請求項7記載の半導体記憶装置。 - 【請求項11】 各前記複数のデータ線接続回路は、 前記データ入出力回路に近い側から遠い側に向かう方向
に、選択された前記メモリブロックへの入力データを増
幅して伝達する第1のリピータ回路と、 前記データ入出力回路に遠い側から近い側に向かう方向
に、選択された前記メモリブロックからの出力データを
増幅して伝達する第2のリピータ回路とを含む、請求項
2記載の半導体記憶装置。 - 【請求項12】 アドレス信号に応じてデータ入出力を
行なう半導体記憶装置であって、 行列状に配置された複数のメモリセルを有するメモリセ
ルアレイを備え、 前記メモリセルアレイは行方向に沿って複数のメモリブ
ロックに分割され、 前記複数のメモリブロックのうちのいずれか1個は、前
記アドレス信号に応じて選択されて前記データ入出力の
対象となり、 前記複数のメモリブロックのうちの1個と列方向に隣接
して配置され、前記メモリセルアレイとの間で前記デー
タの読出および書込を実行するデータ入出力回路と、 前記列方向に沿って前記複数のメモリブロックに共通に
設けられ、前記メモリセルアレイとの間で入出力される
データを伝達するための複数のデータ入出力線と、 各前記データ入出力線ごとに隣接する前記メモリブロッ
ク間に配置され、前記アドレス信号に応じて対応する前
記データ入出力線を分割/接続する複数のデータ線接続
回路と、 前記複数のメモリブロックに対応してそれぞれ設けら
れ、前記複数のデータ入出力線のそれぞれとの間でデー
タ授受を行なう前記メモリセルを前記アドレス信号に応
じて選択するための行選択および列選択を実行する複数
のデコード回路と、 各前記デコード回路に対して前記行選択および列選択の
実行タイミングを指示するとともに、前記アドレス信号
に応じて各前記データ線接続回路のオン/オフを制御し
て前記分割/接続を指示する制御回路とをさらに備え、 前記制御回路は、選択されたメモリブロックにおける前
記列選択の実行を指示するとともに、前記選択されたメ
モリブロックと前記データ入出力回路との間でデータ伝
達が実行できるように各前記データ線接続回路のうちの
少なくとも1個をオンする半導体記憶装置。 - 【請求項13】 前記メモリセルアレイは複数のバンク
から構成され、 各前記バンクは、同数の前記メモリブロックを有し、 いずれの前記バンクが選択された場合においても、前記
複数のデータ線接続回路によって複数のメモリブロック
にそれぞれ対応して分割される各前記データ入出力線の
複数のブロックのうち、実際に入出力データを伝達する
前記ブロックの個数は等しくなるように、各前記バンク
と各前記メモリブロックとは対応付けられる、請求項1
2記載の半導体記憶装置。 - 【請求項14】 前記メモリブロックは、さらに前記列
方向に沿っても分割される、請求項13記載の半導体記
憶装置。 - 【請求項15】 前記データ入出力線は、前記バンクご
とに配置され、 前記複数のバンクのうちの一つに対応するデータ入出力
線は、前記複数のバンクのうちの一つに対応する前記メ
モリセルブロックとの間においてのみデータ授受を行な
う、請求項12記載の半導体記憶装置。 - 【請求項16】 アドレス信号に応じてデータ入出力を
行なう半導体記憶装置であって、 行列状に配置された複数のメモリセルを有するメモリセ
ルアレイを備え、 前記メモリセルアレイは行方向に沿って第1および第2
のメモリブロックに分割され、 前記第1および第2のメモリブロックのうちのいずれか
1個は、前記アドレス信号に応じて選択されて前記デー
タ入出力の対象となり、 前記第2のメモリブロックと列方向に隣接して配置さ
れ、前記メモリセルアレイとの間で前記データの読出お
よび書込を実行するデータ入出力回路と、 前記第1のメモリブロックに対応して前記列方向に沿っ
てM本設けられ、N本(N:Mより小さい自然数)ごと
の複数のグループに分割される第1のデータ入出力線
と、前記複数のグループに対応してそれぞれ設けられる
複数の中間ノードと、前記第2のメモリブロックに対応
して前記列方向に沿ってM本設けられ、N本(N:Mよ
り小さい自然数)ごとの複数のグループに分割される第
2のデータ入出力線とを備え、前記第2のデータ入出力
線のうちの各前記グループごとの1本は、前記複数の中
間ノードのうちの対応する1つと接続され、 各前記グループごとに、前記第1のメモリブロックのN
本の前記データ入出力線と対応する前記中間ノードとの
間に各々設けられる第1のデータ線接続回路と、各前記
グループごとに、前記第2のメモリブロックのN本の前
記データ入出力線と前記データ入出力回路との間に各々
設けられる第2のデータ線接続回路と、 前記第1および第2のメモリブロックに対応してそれぞ
れ設けられ、前記複数のデータ入出力線のそれぞれとの
間でデータ授受を行なう前記メモリセルを前記アドレス
信号に応じて選択するための行選択および列選択を実行
する第1および第2のデコード回路と、 各前記デコード回路に対して前記行選択および列選択の
実行タイミングを指示するとともに、前記第1および第
2のデータ線選択回路のオン/オフを制御する制御回路
とをさらに備え、 前記制御回路は、前記メモリブロックの選択が確定する
前においては、各前記第2のデータ線接続回路をオフ状
態とした上で、前記第1のメモリブロックにおいて前記
列選択を実行するとともに各前記グループごとに前記第
1のデータ線接続回路を選択的にオンし、前記複数のメ
モリブロックの選択が確定した後においては、前記第1
のメモリブロックが選択された場合においては、前記中
間ノードと接続される前記第2のデータ入出力線のうち
の1本に対応する前記第2のデータ線接続回路をオン
し、前記第2のメモリブロックが選択された場合におい
ては、各前記第1のデータ線接続回路をオフするととも
に、前記第2のメモリブロックにおいて前記列選択を実
行するとともに、各前記グループごとに前記第2のデー
タ線接続回路を選択的にオンする、半導体記憶装置。 - 【請求項17】 アドレス信号に応じてデータ入出力を
行なう半導体記憶装置であって、 行列状に配置された複数のメモリセルを有するメモリセ
ルアレイを備え、 前記メモリセルアレイは行方向に沿って第1および第2
のメモリブロックに分割され、 前記第1および第2のメモリブロックのうちのいずれか
1個は、前記アドレス信号に応じて選択されて前記デー
タ入出力の対象となり、 前記第2のメモリブロックと列方向に隣接して配置さ
れ、前記メモリセルアレイとの間で前記データの読出お
よび書込を実行するデータ入出力回路と、 前記第1のメモリブロックに対応して前記列方向に沿っ
てM本設けられ、N本(N:Mより小さい自然数)ごと
の複数のグループに分割される第1のデータ入出力線
と、前記複数のグループに対応してそれぞれ設けられる
複数の中間ノードと、前記第2のメモリブロックに対応
して前記列方向に沿ってM本設けられ、N本(N:Mよ
り小さい自然数)ごとの複数のグループに分割される第
2のデータ入出力線とを備え、前記第2のデータ入出力
線のうちの各前記グループごとの1本は、前記複数の中
間ノードのうちの対応する1つと接続されるとともに、
前記第2のメモリブロックとは非接続であり、 各前記グループごとに、前記第1のメモリブロックのN
本の前記データ入出力線と対応する前記中間ノードとの
間に各々設けられる第1のデータ線接続回路と、各前記
グループごとに、前記第2のメモリブロックのN本の前
記データ入出力線と前記データ入出力回路との間に各々
設けられる第2のデータ線接続回路と、 前記第1および第2のメモリブロックに対応してそれぞ
れ設けられ、前記複数のデータ入出力線のそれぞれとの
間でデータ授受を行なう前記メモリセルを前記アドレス
信号に応じて選択するための行選択および列選択を実行
する第1および第2のデコード回路と、 各前記デコード回路に対して前記行選択および列選択の
実行タイミングを指示するとともに、前記第1および第
2のデータ線選択回路のオン/オフを制御する制御回路
とをさらに備え、 前記制御回路は、前記メモリブロックの選択が確定する
前において、前記第1および第2のメモリブロックの両
方において前記列選択を実行するとともに、各前記グル
ープごとに前記第1のデータ線接続回路を選択的にオン
し、前記メモリブロックの選択が確定した後において
は、各前記グループごとに前記第2のデータ線接続回路
を選択的にオンする、半導体記憶装置。 - 【請求項18】 アドレス信号に応じてデータ入出力を
行なう半導体記憶装置であって、 行列状に配置された複数のメモリセルを有するメモリセ
ルアレイを備え、 前記メモリセルアレイは行方向に沿って複数のセンスア
ンプブロックに分割され、 各センスアンプブロックは、行方向に沿って複数の行ブ
ロックに分割され、 前記複数の行ブロックのうちのいずれか1個は、前記ア
ドレス信号に応じて選択されて前記データ入出力の対象
となり、 前記列方向に沿って前記複数の行ブロックに共通に設け
られ、前記メモリセルとの間で入出力されるデータを伝
達するための複数のビット線と、 前記行ブロックのうちの1個と列方向に隣接して配置さ
れ、前記ビット線上のデータを増幅するためのセンスア
ンプ回路と、 各前記ビット線ごとに隣接する前記行ブロック間に配置
され、前記アドレス信号に応じて対応する前記ビット線
を分割/接続する複数のビット線接続回路と、 前記複数の行ブロックに対応してそれぞれ設けられ、前
記複数のビット線のそれぞれとの間でデータ授受を行な
う前記メモリセルを前記アドレス信号に応じて選択する
ための行選択および列選択を実行する複数のデコード回
路と、 選択された行ブロックにおける前記列選択の実行を指示
するとともに、前記選択された行ブロックから前記セン
スアンプ回路に対してデータ伝達が実行できるように各
前記ビット線接続回路のうちの少なくとも1個をオンす
る半導体記憶装置。 - 【請求項19】 各前記メモリセルは、K個(K:2以
上の自然数)のポートを有し、 前記複数のビット線は、前記メモリセルの各列ごとにK
本設けられ、 各前記複数のビット線は、前記ビット線接続回路が配置
される領域のうちの少なくとも1つにおいて、同一の前
記メモリセル列に対応して設けられるビット線のうちの
他の少なくとも1本と交差するように配置される、請求
項18記載の半導体記憶装置。 - 【請求項20】 各前記メモリセルは、K個(K:2以
上の自然数)のポートを有し、 前記複数のビット線は、前記メモリセルの各列ごとにK
組設けられ、 各前記複数のビット線は、前記ビット線接続回路が配置
される領域のうちの少なくとも1つにおいて、隣接する
前記メモリセル列に対応して設けられるビット線のうち
の他の少なくとも1本と交差するように配置される、請
求項18記載の半導体記憶装置。
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