JP2001120005A - 土壌改良用エアレーション機械のサイドオープンタインとホールドピンの連結構造 - Google Patents
土壌改良用エアレーション機械のサイドオープンタインとホールドピンの連結構造Info
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Abstract
短時間で交換作業が可能となる、土壌改良用エアレーシ
ョン機械のサイドオープンタインとホールドピンの連結
構造とする。 【解決手段】 エアレーション機械のタインホルダー4
に取り付けられるホールドピン2の挿入軸部2Cがサイ
ドオープンタイン本体1の上部に挿入され、挿入部にサ
イドオープンタイン本体1の側部より連結ピン3が貫通
され、サイドオープンタイン本体1をホールドピン2に
着脱可能に連結するエアレーション機械のサイドオープ
ンタインに於いて、ホールドピン2にホールドピン2に
設けた貫通孔2E内に突出する下方に付勢された突起5
Cを設ける。連結ピン3の軸部3Bに突起5Cが嵌入す
る凹部3Cを設ける。凹部3Cの底部から軸部3Bの円
周方向に向け、軸部3Bの外周面に通じるガイド溝3D
を設ける。凹部3Cの先方で軸部3Bの先端に突起5C
と係合するガイド面3Eを形成する。
Description
において、芝面の土壌改良をし、芝の育成を図るために
使用する土壌改良用エアレーション機械のサイドオープ
ンタインに係り、詳しくはサイドオープンタインをホー
ルドピンに着脱可能に連結するための連結構造に関する
ものである。
サイドオープンタインの構造は、図9に示すように、パ
イプ状のサイドオープンタイン本体11と、サイドオー
プンタイン本体11を機械本体のタインホルダーに着脱
可能に取り付けるホールドピン12と、サイドオープン
タイン本体11をホールドピン12に着脱自在に連結す
る連結ピン13と、連結ピン13の脱却を防止するスプ
リングピン10より成り、サイドオープンタイン本体1
1は土抜き用の長孔11Bの上方位置に連結ピン13が
貫通するピン挿通孔11Dが穿設され、ホールドピン1
2はサイドオープンタイン本体11に挿入する挿入軸部
12Cを有し、挿入軸部12Cの側部に連結ピン13の
貫通孔12Eが穿設されると共に、挿入軸部12Cの先
端が傾斜面12Dに形成され、傾斜面12Dはサイドオ
ープンタイン本体11の長孔11Bの上端部11Cと同
一平面に形成され、前記連結ピン13にスプリングピン
10のピン孔13Cが設けられていた。
ホールドピン12への連結は、ホールドピン12の挿入
軸部12Cをサイドオープンタイン本体11の上部より
挿入し、サイドオープンタイン本体11のピン挿通孔1
1Dよりホールドピン12の貫通孔12Eに連結ピン1
3を挿通した後、連結ピン13のピン孔13Cにスプリ
ングピン10を挿通して連結ピン13を固定し、ホール
ドピン12とサイドオープンタイン本体11を着脱自在
に連結していた。
は消耗が激しく、小型機であっても、10数本以上のサ
イドオープンタインを装着し、約半日乃至1日毎に新品
と交換しなければならない。しかし、サイドオープンタ
インの交換に上記のように連結ピンを挿通した後、連結
ピンの固定にスプリングピンを止着していると、その着
脱にかなりの時間を要するのである。又、スプリングピ
ンが作業時、砂の跳ね上げによる摩擦により切断し、連
結ピンが抜け落ちることもある。
オープンタインの交換が容易で、かつ短時間で安全に交
換作業が可能となる土壌改良用エアレーション機械のサ
イドオープンタインとホールドピンの連結構造を提供し
ようとするものである。
本発明構造は、エアレーション機械のタインホルダーに
取り付けられるホールドピンの挿入軸部がサイドオープ
ンタイン本体の上部に挿入され、この挿入部にサイドオ
ープンタイン本体の側部より連結ピンが貫通され、サイ
ドオープンタイン本体をホールドピンに着脱可能に連結
するエアレーション機械のサイドオープンタインに於い
て、前記ホールドピンにホールドピンに設けた貫通孔内
に突出する下方に付勢された突起が設けられ、前記連結
ピンの軸部に前記突起が嵌入する凹部が設けられ、この
凹部の底部から軸部の円周方向に向け軸部の外周面に通
じるガイド溝が設けられると共に、軸部の先端に前記突
起と係合するガイド面が形成されていることを特徴とす
ものである。
軸部の外周面に通じるガイド溝を設けることもできる。
ンタイン本体のホールドピンの連結は、ホールドピンの
挿入軸部をサイドオープンタイン本体の上部より挿入
し、この挿入部にサイドオープンタイン本体の側方より
ホールドピンの貫通孔に連結ピンを挿通し、サイドオー
プンタイン本体をホールドピンに着脱可能に連結するの
であるが、貫通孔内に連結ピンを凹部が上側になるよう
に挿入すれば、連結ピンの先端に設けたガイド面が突起
に係合し、連結ピンを更に押し込み、軸部の外周面に突
起が触れると突起は付勢力に抗して貫通孔より引っ込む
から、連結ピンをそのまま更に押し込み、連結ピンの凹
部の位置が突起の位置と合致すると、突起は下方に付勢
されているため突出して凹部内に嵌入し、連結ピンは固
定される。
ンの凹部の底部から軸部の円周方向に向け軸部の外周面
に通じるガイド溝が設けてあるため、突起がガイド溝に
沿うように連結ピンを回動すれば、凹部からガイド溝に
係合し、軸部の外周面に至ると突起は付勢力に抗して引
っ込むから、この位置で連結ピンを引き抜くことができ
る。
方に向け軸部の外周面に通じるように設けた場合は、貫
通孔内に連結ピンを凹部が上側になるように挿入すれ
ば、前同様連結ピンの斜面から軸部の外周面に至ると突
起は付勢力に抗して貫通孔より引っ込む。そして、連結
ピンを更に押し込めば、今度は突起は軸部の外周面のガ
イド溝に係合し、徐々に付勢力で突出し、凹部内に嵌入
し連結ピンは固定される。
ンを引けば凹部からガイド溝へと突起は係合して徐々に
引っ込み、連結ピンの軸部の外周面に至ると突起は付勢
力に抗して引っ込むから、連結ピンを引き抜くことがで
きる。
押し込むだけで固定され、又連結ピンの脱却は連結ピン
を回動或いは引くだけでよいから、連結ピンはその着脱
がワンタッチで行えるものである。
面に基づき説明する。図1は本発明構造のサイドオープ
ンタイン本体とホールドピンの連結した状態を示す部分
断面図、図2は同上の連結途中を示す部分断面図、図3
はサイドオープンタインをタインホルダーに取り付けた
状態を示す正面図、図4はサイドオープンタインとタイ
ンホルダーを分離した正面図、図5は請求項1の連結ピ
ンの斜視図、図6は同上の拡大断面図、図7は請求項2
の連結ピンの断面図である。
イプ材の先端を肉薄することにより円形の刃先1Aを先
端に形成すると共に、側部に土抜き用長孔1Bが形成さ
れている。又、土抜き用長孔1Bの上下両端部1Cは斜
面となっている。そして土抜き用長孔1Bより上方位置
でサイドオープンタイン本体1の周側面に、ホールドピ
ン2とサイドオープンタイン本体1を着脱可能に連結す
る連結ピン3のピン挿通孔1Dが穿設されている。ピン
挿通孔1Dは土抜き用長孔1Bより上方位置であれば、
図面のように土抜き用長孔1Bと同一面側でなくて側面
側でもよい。
2A、中間の鍔部2B、下部の挿入軸部2Cからなる丸
棒状部材であり、取り付け軸部2Aは機械本体のタイン
ホルダー4に螺子止め等により取り付けられる。挿入軸
部2Cの外径はサイドオープンタイン本体1の内径に適
合する幅となっている。
れており、傾斜面2Dはサイドオープンタイン本体1の
土抜き用長孔1Bの上端部1Cより少なくとも下方に位
置するように挿入される。又挿入軸部2Cの側部に連結
ピン3の貫通孔2Eが穿設されている。貫通孔2Eは挿
入軸部2Cをサイドオープンタイン本体1に挿入した場
合に、サイドオープンタイン本体1のピン挿通孔1Dの
位置と合致する。
上面から貫通孔2E近くに向け縦孔2Fが穿設され、こ
の縦孔2Fは内径に螺溝2Gが刻設されると共に、縦孔
2Fに連続して縦孔2Fの底部から貫通孔2Eに連通す
る縦孔2Fより小径の連通孔2Hが設けられている。
られると共に、縦孔2Fの上部に螺溝2Gに螺合するス
プリング押え兼用調整ナット6が設けられ、この調整ナ
ット6とピン5の頭部5A間にピン5を常時下方へ付勢
するコイルバネ7が介在されている。ピン5の軸部5B
は連通孔2Hに挿通され、その先端はコイルバネ7の付
勢力で連通孔2Hより貫通孔2E内に突起5Cとして突
出している。突起5Cの先端は丸く形成されている。付
勢力の調整はナット6を回動することにより行う。付勢
手段は他の弾力性あるものを介在させてもよく、例えば
クレタンゴム等でもよい。
され、サイドオープンタイン本体1に挿入されたホール
ドピン2とサイドオープンタイン本体1を連結するもの
で、サイドオープンタイン本体1の一方のピン挿通孔1
Dよりホールドピン2の貫通孔2Eに挿入され、他方の
ピン挿通孔1Dより軸部3Bの先方部が突出する。
通孔2Eに挿入した時に貫通孔2E内に突出する突起5
Cの該当位置に突起5Cが嵌入する凹部3Cが設けられ
ている。この凹部3Cの底部から軸部3Bの円周方向に
向けて延びた軸部3Bの外周面に通じるガイド溝3Dが
形成されている(図5及び図6)。図面では、ガイド溝
3Dは片側方向へのみ形成されているが、勿論両方向へ
形成することができる。
部3Bの先方に向けて延び、軸部3Bの外周面に通じる
ように形成することもできる(図7)。又、軸部3Bの
先端に連結ピン3の貫通孔2Eへの挿入途中に貫通孔2
E内に突出する突起5Cに係合する前方傾斜したガイド
面3Eが形成されている。尚、連結ピン3の頭部側面に
設けた貫通孔3Fは操作具を差し込み連結ピン3を回動
するためであり、必要によって設けることができる。
又、図8のように連結ピン3は軸部3Bの先端を先細の
ガイド面3Eに形成し、頭部は指で回動できるよう大型
に形成した操作摘3Gとすることもできる。
本体とホールドピンの連結は、サイドオープンタイン本
体の挿通孔よりホールドピンの貫通孔へ連結ピンを押し
込むだけで固定され、連結ピンの脱却は連結ピンを回動
或いは引くだけでよいから、サイドオープンタイン本体
の交換はワンタッチで容易かつ短時間で行えるものであ
って、交換作業の能率化が図れる有用な発明である。
ルドピンの連結した状態を示す部分断面図である。
ルドピンの連結途中を示す部分断面図である。
ルダーに取り付けた状態を示す正面図である。
ルダーを分離した状態を示す正面図である。
る。
である。
る。
断面図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 エアレーション機械のタインホルダーに
取り付けられるホールドピンの挿入軸部がサイドオープ
ンタイン本体の上部に挿入され、この挿入部にサイドオ
ープンタイン本体の側部より連結ピンが貫通され、サイ
ドオープンタイン本体をホールドピンに着脱可能に連結
するエアレーション機械のサイドオープンタインに於い
て、前記ホールドピンにホールドピンに設けた貫通孔内
に突出する下方に付勢された突起が設けられ、前記連結
ピンの軸部に前記突起が嵌入する凹部が設けられ、この
凹部の底部から軸部の円周方向に向け軸部の外周面に通
じるガイド溝が設けられると共に、軸部の先端に前記突
起と係合するガイド面が形成されていることを特徴とす
る土壌改良用エアレーション機械のサイドオープンタイ
ンとホールドピンの連結構造。 - 【請求項2】 凹部の底部から軸部の先方に向け軸部の
外周面に通じるガイド溝が設けられていることを特徴と
する請求項1記載の土壌改良用エアレーション機械のサ
イドオープンタインとホールドピンの連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30218299A JP4170540B2 (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 土壌改良用エアレーション機械のサイドオープンタインとホールドピンの連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30218299A JP4170540B2 (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 土壌改良用エアレーション機械のサイドオープンタインとホールドピンの連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001120005A true JP2001120005A (ja) | 2001-05-08 |
JP4170540B2 JP4170540B2 (ja) | 2008-10-22 |
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ID=17905931
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30218299A Expired - Fee Related JP4170540B2 (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 土壌改良用エアレーション機械のサイドオープンタインとホールドピンの連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4170540B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101292264B1 (ko) | 2011-03-23 | 2013-08-01 | 주식회사 광진 | 차량용 클러치 |
CN104437331A (zh) * | 2014-12-22 | 2015-03-25 | 铜陵求精机械有限公司 | 一种氧化槽搅拌用曝气机 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0767405A (ja) * | 1993-06-22 | 1995-03-14 | Sakamoto Seiki:Kk | 土壌改良用エアレーション機械のタイン装置 |
JPH07312904A (ja) * | 1994-05-27 | 1995-12-05 | Kubota Corp | エアレータのタイン取付装置 |
JPH1033007A (ja) * | 1996-07-26 | 1998-02-10 | Toru Matsuura | 土壌改良用エアレーション機械のタイン構造 |
JPH10215605A (ja) * | 1997-02-03 | 1998-08-18 | Yamasho:Kk | 芝生地穿孔機の円筒刃 |
-
1999
- 1999-10-25 JP JP30218299A patent/JP4170540B2/ja not_active Expired - Fee Related
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