JP2001118012A - 医療用テンプレート編集システム、医療用テンプレート入力システム及びプログラムを記録した機械読み取り可能な媒体 - Google Patents
医療用テンプレート編集システム、医療用テンプレート入力システム及びプログラムを記録した機械読み取り可能な媒体Info
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Abstract
易にして所望の医療用テンプレートを編集可能である医
療用テンプレート編集システムを実現する。 【解決手段】 医療用テンプレート編集システムは、各
シート上に配列されるべき複数の医療項目を夫々規定し
且つこれらの入力形式を夫々規定する複数のエレメント
データと、これらのデータの各シート上における貼り付
け位置を規定する配置データとを含む複数のシート別デ
ータファイル21を備える。表示処理手段及び表示手段
により、エレメント登録用の画面を表示したり、シート
登録用の画面を表示する。編集手段により、一のシート
を一覧表示シート中から指定或いはこれら中に新規登録
可能であり、一のエレメントを一覧表示エレメント中か
ら指定或いはこれら中に新規登録可能であり、指定或い
は新規登録されたデータを編集可能である。
Description
施設で用いられる電子カルテ等における経過記録、サマ
リー、レポートなどの医療データ入力補助用や、各種医
療データの時系列表示、グラフ表示などのデータ参照用
に用いられる医療用テンプレートを編集或いは作成する
医療用テンプレート編集システム、そのような医療用テ
ンプレートを用いて各種のデータ入力を行う医療用テン
プレート入力システム、及びコンピュータをそのような
医療用テンプレート編集システムや医療用テンプレート
入力システムとして機能させるプログラムを記録した機
械読み取り可能な媒体の技術分野に属する。
ンピュータを用いてテキストデータや数値データを電子
的に入力、格納、表示等可能に構成された電子カルテが
一般化しつつある。電子カルテへのデータ入力について
は、単純に白紙上にワープロ方式でテキストデータを打
ち込む方式の他に、テンプレートと称されるデータ入力
用の画面上で、チェックボックスにチェックを入れた
り、短いテキストデータや数値データを所定ボックス内
に打ち込んだりして、テキストデータ、数値データ、日
時データ等を打ち込む方式もある。このような医療用テ
ンプレートを用いれば、例えば字数の多いテキストデー
タを少ないキー操作で入力できるなど、より簡単な入力
操作により、電子カルテ中に効率良く且つ後に検索し易
いように各種医療データを入力できる。
ては、チェックボックスの数や位置、チェックボックス
の種類や意味などが異なる各種のもの(例えば20種類
程度の標準形式)が用意されている。これらを作成する
際には、入力部品のコード、選択の数、各選択の意味
(例えば、“有り”、“無し”、“±”など)などが指
定され、特定の診療部門や病名に適した簡易入力が可能
なテンプレート(例えば、手術後の所見用のテンプレー
ト、産婦人科の基礎体温用のテンプレート)が完成す
る。
医療用テンプレートの作成作業は、入力部品のコード等
を熟知したプログラマーによって、当該入力部品のコー
ド、更に選択の数、選択用のチェックボックスの位置等
をマスターファイルにプログラムコードで入力指定する
ことによって行われており、例えば医師、医事係等の病
院関係者が自らの好みに合った医療用テンプレートを作
成するためには、ソフトウエア制作会社に所属するプロ
グラマー或いはシステムエンジニアに個別具体的な要望
(どういう所見をとる必要が有るのか?や、どういう表
現をする必要が有るのか?)を伝えて、彼らに受注生産
してもらわねばならない。更に、最終的に出来上がる医
療用テンプレートが如何なる画面を供するかは、プログ
ラマーによりコード入力指定されることにより完成した
マスターファイルを紐解いて画面上に展開してみて始め
て分かるものである。これらの結果、医師、医事係等の
医療用テンプレートの利用者が自ら、新たな形式の医療
用テンプレートを迅速に作成することや、既存の医療用
テンプレートの形式に修正を施すことは事実上不可能で
あるという問題点がある。
療用テンプレートを介しての入力操作や、入力後の参照
操作等は、医師等の利用者にとって柔軟性に欠けてお
り、フォーマットについての制約も多く、満足の行くも
のではないという問題点もある。
であり、医師、医事係等の医療用テンプレートの利用者
が、容易にして所望の医療用テンプレートを編集或いは
作成可能である医療用テンプレート編集システム、その
ような医療用テンプレートを用いた医療用テンプレート
入力システム、及びコンピュータをそのような医療用テ
ンプレート編集システムや医療用テンプレート入力シス
テムとして機能させるためのプログラムを記録した機械
読み取り可能な媒体を提供することを課題とする。
ート編集システムは上記課題を解決するために、(i)所
定種類の医療データを入力するための医療用テンプレー
トの各シート上に配列されるべき複数の医療項目を夫々
規定し且つ該複数の医療項目の入力形式を夫々規定する
と共に個別のエレメント名称データが夫々付与された複
数のエレメントデータと(ii)該複数のエレメントデータ
の前記各シート上における貼り付け位置を規定する配置
データとを含むと共に個別のシート名称データが夫々付
与された複数のシート別データを格納する記憶手段と、
エレメント登録命令に応じて、複数の前記シート名称デ
ータを一覧表示するための表示データを生成し、該一覧
表示されるシート名称データ中から指定される或いは該
一覧表示されるシート名称データ中に新規登録される一
のシート名称データに係る一のシート別データに所属す
る一又は複数のエレメントデータに夫々係る一又は複数
の前記エレメント名称データを一覧表示するための表示
データを生成し、該一覧表示されるエレメント名称デー
タ中から指定される或いは該一覧表示されるエレメント
名称データ中に新規登録される一のエレメント名称デー
タに係る一のエレメントデータの入力形式及び入力項目
を第1フォーマットで表示するための表示データを生成
する第1表示処理手段と、シート登録命令に応じて、複
数の前記シート名称データを一覧表示するための表示デ
ータを生成し、該一覧表示されるシート名称データ中か
ら指定される或いは該一覧表示されるシート名称データ
中に新規登録される一のシート名称データに係る一のシ
ート別データに所属する一又は複数のエレメントデータ
をこれに対応する配置データに基づいて第2フォーマッ
トで表示するための表示データを生成する第2表示処理
手段と、前記第1及び第2表示処理手段により生成され
た表示データを表示する表示手段と、前記エレメント登
録命令及び前記シート登録命令を入力可能であり、前記
一のシート名称データを前記一覧表示されたシート名称
データ中から指定可能或いは前記一覧表示されたシート
名称データ中に新規登録可能であり、前記一のエレメン
ト名称データを前記一覧表示されたエレメント名称デー
タ中から指定可能或いは前記一覧表示されたエレメント
名称データ中に新規登録可能であり、前記第1フォーマ
ットで表示された状態で前記指定或いは新規登録された
一のエレメント名称データに係る一のエレメントデータ
の入力形式及び入力項目を少なくとも変更又は新規選択
により編集可能であり、前記第2フォーマットで表示さ
れた状態で前記一のシート別データに所属する一又は複
数のエレメントデータを少なくとも追加、削除又は並び
替えにより編集可能である編集手段とを備える。
によれば、医師、医事係等の医療用テンプレートの利用
者は、比較的簡単な編集作業を介して新たな医療用テン
プレートを迅速に作成することが可能となり、特に医療
用テンプレートを用いての入力操作中にも、各患者に適
したテンプレート(シートやエレメント)を適宜作成す
ることが可能となる。即ち医療用テンプレートの利用者
は、当該編集作業により新たなシートや新たなエレメン
トを登録できる医療用テンプレートの作成者となれる。
ここに“シート”とは、医療用テンプレートにおける1
つ(1枚)のまとまった入力用画面を構成する単位をい
う(但し、1つのシートを画面上に同時表示可能な場合
と、画面上にスクロールにより連続的に表示可能な場合
とがある)。各シートは、通常複数の入力項目(各種の
チェックボックスやアイコン、テキストや数値の入力
欄)の集合からなり、例えば一の患者に対する一の診療
に関する各種データを入力するための入力用画面を構成
する。また“エレメント”とは、一つのシートにおける
各個別項目に関する入力用画面部分を構成する単位をい
い、通常1つの入力項目に関して択一的に選択されるチ
ェックボックス群、テキストデータや数値データを入力
するための1つの入力欄からなる。
によれば、動作時に、編集手段を介してエレメント登録
命令が入力されると、これに応じて、第1表示処理手段
及び表示手段により、複数のシート名称データが一覧表
示される。続いて編集手段により、該一覧表示されたシ
ート名称データ中から一のシート名称データが指定され
ると、或いは、該一覧表示されるシート名称データ中に
一のシート名称データが新規登録されると、これに係る
一のシート別データに所属する一又は複数のエレメント
データに夫々係る一又は複数のエレメント名称データが
一覧表示される。続いて編集手段により、該一覧表示さ
れたエレメント名称データ中から一のエレメント名称デ
ータが指定されると、或いは、該一覧表示されたエレメ
ント名称データ中に一のエレメント名称データが新規登
録されると、これに係る一のエレメントデータの入力形
式及び入力項目が第1フォーマットで表示される。尚、
新規登録の場合には、入力項目及び入力形式として既定
値(例えば、空欄)を表示すればよい。この状態で編集
手段により、この一のエレメントデータの入力形式及び
入力項目が少なくとも変更又は新規選択により編集され
る。
入力されると、これに応じて、第2表示処理手段及び表
示手段により、複数のシート名称データが一覧表示され
る。続いて編集手段により、該一覧表示されるシート名
称データ中から一のシート名称データが指定されると、
或いは、該一覧表示されるシート名称データ中に一のシ
ート名称データが新規登録されると、これに係る一のシ
ート別データに所属する一又は複数のエレメントデータ
が、これに対応する配置データに基づいて第2フォーマ
ットで表示される。この状態で編集手段により、この一
のシート別データに所属する一又は複数のエレメントデ
ータが、少なくとも追加、削除又は並び替えにより編集
される。
トの作成者は、シート名称データの一覧表から任意の患
者に適したものを選び、更にこれに所属するエレメント
データに係るエレメント名称データを一覧表から選ぶこ
とにより、蓄積されたシート別データを十分に利用して
且つどのようなシートが作成されるかを表示画面上で容
易に把握しながら、当該医療用テンプレート編集システ
ム上の編集作業を介して新たなエレメントデータを登録
可能となり、更にこれが所属する新たなシート別データ
を登録可能となる。
の一の態様では、前記シート別データには夫々、前記各
シートの作成者を示す作成者データ及び前記各シートが
分類される医療分類を示す医療分類データが付与されて
おり、前記第1及び第2表示処理手段のうち少なくとも
一方は、前記作成者データ及び前記医療分類データを参
照して、前記複数のシート名称データを前記作成者及び
前記医療分類のうち少なくとも一方別に一覧表示するた
めの表示データを生成し、前記編集手段は、前記指定さ
れた一のシート名称データに係る医療分類データを追加
及び削除可能である。
シート名称データが一覧表示されたり、医療分類別にシ
ート名称データが一覧表示されるので、医療用テンプレ
ートの利用者は、各シートの作成者や医療分類を足がか
りに、シート名称データの一覧表から任意の患者に適し
たものを探し出すことが容易となり、これをそのまま当
該患者に対して使用したり、或いはこれに若干の修正を
施してから当該患者に対して使用できる。
の医療分類体系により分類され、前記各シート別データ
には夫々、前記医療分類データが前記複数の医療分類体
系毎に付与可能であるように構成してもよい。
点別、入力後の医療データの用途別など複数体系の医療
分類別に、シート名称データが一覧表示されるので、医
療用テンプレートの利用者は、各シートの医療分類を足
がかりに、シート名称データの一覧表から任意の患者に
適したものを探し出すことがより容易となる。
の他の態様では、前記第1フォーマットは、予め設定さ
れた複数の入力形式候補のうち、前記指定或いは新規登
録された一のエレメント名称データに係る一のエレメン
トデータの入力形式をハイライト表示するフォーマット
である。
レメント名称データが指定或いは新規登録されると、こ
れに係る一のエレメントデータの入力形式が、予め設定
された複数の入力形式候補の中でハイライト表示され
る。従って、当該エレメントデータの入力形式を、視覚
的に容易に把握しつつ、当該エレメントデータを確実に
変更或いは新規登録できる。
の他の態様では、前記第2フォーマットは、前記各シー
トのテンプレート入力時におけるフォーマットと同一の
フォーマットである。
ート名称データが指定されると、これに係る一のシート
別データに所属する一又は複数のエレメントデータが、
各シートのテンプレート入力時におけるフォーマットと
同一のフォーマットで表示される。従って、当該一又は
複数のエレメントデータにより入力項目及び入力形式が
規定される各シートが実際にどのように表示されるか
を、視覚的に容易に把握しつつ、当該エレメントデータ
を確実に変更、削除或いは並び替えできる。
の他の態様では、前記編集手段は更に、前記指定された
一のシート名称データに係る一のシート別データに所属
する一又は複数のエレメントデータを、他のシート別デ
ータに所属する一又は複数のエレメントデータ中から所
望のものを選択指定することにより追加可能である。
所属する一又は複数のエレメントデータ中から所望のも
のを選択指定することにより、一のシート別データに所
属する一又は複数のエレメントデータを追加可能である
ので、過去に蓄積されたシート別データやこれに所属す
るエレメントデータを非常に効率良く使い回すことが可
能となる。
の他の態様では、前記編集手段は更に、前記一覧表示さ
れたエレメント名称データ中から所望のものを削除指定
することにより該削除指定されたエレメント名称データ
に係るエレメントデータを前記指定された一のシート別
データから削除可能である。
表示されたエレメント名称データ中から所望のものを削
除指定することにより、これに係るエレメントデータを
一のシート別データから削除できるので、過去に蓄積さ
れたシート別データやこれに所属するエレメントデータ
を非常に効率良く使い回すことが可能となる。
の他の態様では、前記編集手段は更に、前記一覧表示さ
れたシート名称データ中から所望のものを削除指定する
ことにより該削除指定されたシート名称データに係るシ
ート別データを削除可能である。
表示されたシート名称データ中から所望のものを削除指
定することにより、これに係るシート別データを削除で
きるので、過去に蓄積されたシート別データやこれに所
属するエレメントデータを非常に効率良く使い回すこと
が可能となる。
の他の態様では、前記第1表示処理手段は更に、暫定表
示命令に応じて、前記指定又は新規登録された一のエレ
メント名称データに係る一のエレメントデータを暫定的
に前記各シートのテンプレート入力時における該一のエ
レメントデータに関する部分と同一のフォーマットで表
示するための前記表示データを生成し、前記編集手段は
更に、前記暫定表示命令を入力可能である。
の編集作業中に、編集手段により暫定表示命令が入力さ
れると、これに応じて該一のエレメントデータが、各シ
ートのテンプレート入力時における該一のエレメントデ
ータに関する部分と同一のフォーマットで暫定的に表示
される。従って、当該一のエレメントデータに係る部分
が各シート内で実際にどのように表示されるかを視覚的
に容易に把握しつつ、編集作業を行える。
の他の態様では、前記第2表示処理手段は更に、暫定表
示命令に応じて、前記指定された一のシート名称データ
に係るシート別データに所属する一又は複数のエレメン
トデータを前記各シートのテンプレート入力時における
フォーマットと同一のフォーマットで暫定的に表示する
ための前記表示データを生成し、前記編集手段は更に、
前記暫定表示命令を入力可能である。
編集作業中に、編集手段により暫定表示命令が入力され
ると、これに応じて該一のシート別データに所属する一
又は複数のエレメントデータが、各シートのテンプレー
ト入力時におけるフォーマットと同一のフォーマットで
暫定的に表示される。従って、当該一のシート別データ
により実際にどのように表示されるかを視覚的に容易に
把握しつつ、編集作業を行える。
の他の態様では、当該医療用テンプレート編集システム
は、前記記憶手段を含むセンター装置と、該センター装
置に通信手段を介して接続されており前記表示手段及び
前記編集手段を夫々含む複数の端末装置とからなる。
述した表示手段及び編集手段を夫々含んでおり、上述し
た記憶手段を含むセンター装置に通信手段を介して接続
されているので、同一のシート別データやエレメントデ
ータを複数の端末装置で共有できるので、大変便利であ
る。尚、このような通信手段としては、例えば有線、無
線、専用回線、一般回線、電話回線等を含んで構成され
る。
は上記課題を解決するために、上述した本発明の医療用
テンプレート編集システム(上述した各種態様における
システムを含む)と、前記複数のシート名称データを一
覧表示するための表示データを生成する第3表示処理手
段と、該第3表示処理手段により生成された表示データ
に基づき前記表示手段に一覧表示された複数のシート名
称データ中から任意の患者に対して所望のものを選択す
る選択手段と、該選択手段により選択されたシート名称
データに係るシート別データに含まれる一又は複数のエ
レメントデータ及び配置データに基づいて前記各シート
をテンプレート入力時におけるフォーマットで表示する
ための表示データを生成する第4表示処理手段と、該第
4表示処理手段により生成された表示データに基づき前
記表示手段に表示された各シート上で前記入力項目毎に
前記入力形式に従って前記医療データを入力可能な入力
手段とを備える。
によれば、上述した本発明の医療用テンプレート編集シ
ステムを備えるので、医師、医事係等の利用者が、自ら
が作成者でもある各シート上で、キーボード、マウス等
の入力手段により、医療データを入力できる。
読み取り可能な媒体は上記課題を解決するために、コン
ピュータを、上述した本発明の医療用テンプレート編集
システム(上述した各種態様におけるシステムを含む)
として機能させる。
読み取り可能な媒体によれば、CD−ROM、DVD−
ROM、ハードディスク、RAM等の当該媒体に記録さ
れたプログラムを実行させれば、コンピュータを前述し
た本発明の医療用テンプレート編集システムとして機能
させることができる。
読み取り可能な媒体は上記課題を解決するために、コン
ピュータを上述した本発明の医療用テンプレート入力シ
ステムとして機能させる。
読み取り可能な媒体によれば、CD−ROM、DVD−
ROM、ハードディスク、RAM等の当該媒体に記録さ
れたプログラムを実行させれば、コンピュータを上述し
た本発明の医療用テンプレート入力システムとして機能
させることができる。
に説明する実施形態から明らかにされよう。
基づいて説明する。尚、以下に説明する各実施形態は、
本発明の医療用テンプレート編集システム及び医療用テ
ンプレート入力システムの両者を一つの医療用テンプレ
ート編集及び入力システムにまとめた実施形態である。
これら両者のシステムを別々に構築可能であることは言
うまでもない。 (第1実施形態)図1は、本発明の第1実施形態としての
医療用テンプレート編集及び入力システムのブロック図
である。
び入力システム1は、ハードウエア資源としては、公知
のパーソナルコンピュータ、ワークステーション、中型
コンピュータ、大型コンピュータ、モバイルコンピュー
タ(携帯型情報端末)、電子手帳等のコンピュータから
なり、記憶装置2、入力装置3、処理部4、表示装置
5、印刷装置6、通信部7及び読取装置8を備えて構成
されている。
(Integrated Circuit)メモリ、磁気ディスク装置、光
磁気ディスク装置等のランダムアクセス可能な周知の記
憶装置から構成されている。記憶装置2には、複数のシ
ート別データファイル21が論理的に構築されている。
タファイル21は、各シートに個別に付与されたID番
号を示すシートID番号データ250、各シートの名称
を示すシート名称データ261、各シートの作成者を示
す作成者データ262、第1分類体系(例えば、オー
ダ、レポート、方針、現病暦、主訴、検査結果、既往
暦、診察所見等のテンプレートの用途に基づく分類体
系)による分類データ(I)271、第2分類体系(例
えば、産婦人科、産科、婦人科等の診療科別)による分
類データ(II)272、第3分類体系(例えば、S
(Subjective)O(Objective)A(Assessment)P(P
lan)といったカルテ入力時別)による分類データ
(I)273、複数のエレメントデータ(NO.1〜N
O.n)280、及び配置データ290を含むシート別
データを格納する。処理部4(図1参照)は、シートI
D番号データ250により任意のシート別データファイ
ル21をサーチすることができる。更に新規なシート別
データファイル21が作成された場合には、新規なID
番号データ250を付与するように構成されている。
は、各エレメントに個別に付与されたエレメント名称デ
ータ281、各エレメントにおける医療項目の入力形式
を規定する入力形式データ282及び該医療項目を規定
する入力項目データ283を含む。配置データ290
は、当該一つ(1枚)のシートに所属する複数のエレメ
ントデータのシート上における貼り付け位置を規定す
る。尚、エレメントデータ280の格納順序を配置デー
タ290としてもよい。
トに係る複数のエレメントデータ280を格納する代り
に、図3に示すように、各シート別データファイル2
1’が、これらのエレメントデータ280に個別に付与
されたエレメントID番号をリスト280’として格納
するように構成し(この場合、格納順序が配置データ2
90’として機能するようにし)、他方で記憶装置2内
に別途構築されたエレメントデータファイル286内に
格納され各エレメントID番号285が夫々付与されエ
レメントデータと、リスト280’中の各エレメント番
号とを対応付けるように構成してもよい。このように構
成すれば、データ構造は複雑化するが、同一エレメント
データを複数のシート別データで共用しつつ各シートに
所属するエレメントに係るエレメントデータを適宜読み
出せる。
(Central Processing Unit)から構成されており、表
示処理部41及び編集処理部42とを含む。
例を構成しており、入力装置3を介して入力されるエレ
メント登録命令に応じて、複数のシート名称データ26
1(図2参照)を一覧表示するための表示データを生成
し、該一覧表示されるシート名称データ261中から指
定される或いは該一覧表示されるシート名称データ26
1中に新規登録される一のシート名称データ261に係
る一のシート別データに所属する一又は複数のエレメン
トデータ280(図2参照)に夫々係る一又は複数のエ
レメント名称データ281を一覧表示するための表示デ
ータを生成し、該一覧表示されるエレメント名称データ
281中から指定される或いは該一覧表示されるエレメ
ント名称データ281中に新規登録される一のエレメン
ト名称データ281に係る一のエレメントデータ280
における入力形式データ282及び入力項目データ28
3(図2参照)を第1フォーマットで表示するための表
示データを生成する。更に、表示処理部41は、第2表
示処理手段の一例を構成しており、入力装置3を介して
入力されるシート登録命令に応じて、複数のシート名称
データ261(図2参照)を一覧表示するための表示デ
ータを生成し、該一覧表示されるシート名称データ26
1中から指定される或いは該一覧表示されるシート名称
データ261中に新規登録される一のシート名称データ
261に係る一のシート別データに所属する一又は複数
のエレメントデータ280(図2参照)をこれに対応す
る配置データ290(図2参照)に基づいて第2フォー
マットで表示するための表示データを生成する。
e)装置、LCD(液晶表示装置)等の周知の表示装置
であり、表示処理部41により生成された表示データを
表示する。
ンクジェットプリンタ等の周知の印刷装置であり、表示
装置5に表示された表示データを印刷命令に応じて印刷
出力する。印刷装置6は、カラー又はモノクロタイプで
よい。
を含む各種のファイルやデータを他のコンピュータ等と
やり取りするためのモデム等を含む。通信部7は、例え
ば、有線、無線、専用回線、一般回線、電話回線等の通
信回線を介して他の大型コンピュータ、パーソナルコン
ピュータ、モバイルコンピュータ(携帯型情報端末)、
電子手帳等と結ばれている。
イブ、DVD−ROMドライブ、FD(フロッピーディ
スク)ドライブ等からなり、CD−ROM、DVD−R
OM、FD等の記録媒体8aに記録されているコンピュ
ータプログラムを読み取る。このように機械読み取りさ
れたコンピュータプログラムは、医療用テンプレート編
集及び入力システム1のハードウエア資源たるコンピュ
ータを、当該医療用テンプレート編集及び入力システム
として機能させる。尚、記憶装置2内に構築されるシー
ト別データファイル21の一部又は全部を記録媒体2a
に記録しておき、必要に応じて読み出すようにしてもよ
い。特に、一般的なテンプレート用に用いられるシート
別データファイル21については、コンピュータプログ
ラム作成時に作成可能であると共に汎用性も高いので、
コンピュータプログラムと共に記録媒体8aに予め格納
しておくと後々便利である。
入力装置3は、編集手段の一例を構成する。
ッチ、マウス、トラックボール、入力ペン、入力タブレ
ット等からなる。
置5に表示された画像の任意の位置を指定可能に構成さ
れており、特に上述のエレメント登録命令及びシート登
録命令を入力可能である。更に、一のシート名称データ
261(図2参照)を、表示装置5の画面上に一覧表示
されたシート名称データ261中から指定可能或いは一
覧表示されたシート名称データ261中に新規登録可能
であり、一のエレメント名称データ281(図2参照)
を一覧表示されたエレメント名称データ281中から指
定可能或いは一覧表示されたエレメント名称データ28
1中に新規登録可能である。そして、表示装置5の画面
上に第1フォーマットで表示された状態で、指定或いは
新規登録された一のエレメント名称データ281に係る
一のエレメントデータ280における入力形式データ2
82及び入力項目データ283(図2参照)を変更又は
新規選択により編集可能であり、表示装置5の画面上に
第2フォーマットで表示された状態で、一のシート別デ
ータ261に所属する一又は複数のエレメントデータ2
80を追加、削除又は並び替えにより編集可能である。
第3表示処理手段としての機能も有しており、第3フォ
ーマットで複数のシート名称データを一覧表示するため
の表示データを生成する。入力装置3は、選択手段とし
ての機能も有しており、該第3フォーマットで表示する
ための表示データに基づき表示装置5に一覧表示された
複数のシート名称データ261中から任意の患者に対し
て所望のものを選択可能に構成されている。更に、表示
処理部41は、第4表示処理手段としての機能も有して
おり、該入力装置3により選択されたシート名称データ
261に係るシート別データに含まれる一又は複数のエ
レメントデータ280及び配置データ290に基づいて
第4フォーマットで各シートを表示するための表示デー
タを生成する。そして、入力装置3は、入力手段として
の機能も有しており、第4フォーマットで表示するため
の表示データに基づき表示装置5に表示された各シート
上で入力項目毎に入力形式に従って、医療データを入力
可能に構成されている。
(以下、エレメント登録画面と称す)を図4に示し、第
2フォーマットによる表示例(以下、シート登録画面と
称す)を図5に示し、第3フォーマットによる表示例
(以下、シート選択画面と称す)を図6に示し、第4フ
ォーマットによる表示例(以下、テンプレート入力画面
と称す)を図7に示す。
すエレメント登録動作を示すフローチャート、図9に示
すシート登録動作を示すフローチャート及び図10に示
すシート選択及びテンプレート入力動作を示すフローチ
ャート、並びに図11の表示例(テンプレートの確認画
面)を参照して、第1実施形態における各種動作につい
て説明する。尚、エレメント登録動作及びシート登録動
作は、テンプレートの利用に先んじて予め医師等のテン
プレートの作成者が所望のテンプレートを作成する際に
行われるものである。シート選択動作は、既に作成され
蓄積された多数のシート中から医師等のテンプレートの
利用者が特定用途向け(例えば、特定患者の特定診療科
に係る電子カルテ作成用)に所望のシートを選択する際
に行われる動作であり、テンプレート入力動作は、この
ように選択された特定シートを用いて実際に医療データ
を入力する際に行われるものである。
におけるエレメント登録について説明する。
を介して入力されるエレメント登録命令に応じて表示装
置5に表示される。先ず、エレメント登録画面100上
には、操作者が作成した複数のシートを一覧表示するシ
ート一覧102が表示される(ステップS1)。ここ
に、1枚のシートは、図1及び図2に示した1つのシー
ト別データファイル21に対応しており、シート一覧1
02に表示されるのは、複数のシート別データファイル
21に格納された複数のシート名称データ261であ
る。
トの指定がモニターされる(ステップS2)。指定とし
ては、シート一覧中における既存のシートの選択、或い
はシート一覧中における新規登録がある。シート一覧1
02中の一のシート(この例では、“産婦人科手術所
見”)が入力装置3を用いてのカーソル操作等により指
定(選択)されてハイライト表示される。シート一覧1
02には、既存のシートが一覧されるが、シート名称記
入欄103aに新たなシート名称を入力して追加ボタン
103を操作することにより、新たなシート(シート別
データファイル21)を新規登録することも可能であ
る。逆に、削除ボタン104を操作することにより既存
のシート(シート別データファイル21)を削除するこ
とも可能である。尚ここに“ハイライト表示”とは、表
示形態、色、明るさ、濃さ等が異なる表示をいい、例え
ば、選択されたものは太線、浮き出し線、赤文字や高輝
度で表示され、選択されていないものは薄線、黒文字や
低輝度で表示されるという具合である。
録があると(ステップS2:YES)、このように選択
又は新規登録されたシートに所属するエレメントの一覧
110が表示される(ステップS3)。ここに、1つの
エレメントは、図2に示した1つのエレメントデータ2
80に対応しており、エレメント一覧110に表示され
るのは、同一シート別データファイル21に属する複数
のエレメントデータが含む複数のエレメント名称データ
281である。例えば、シート一覧102において既存
のシートが選択される場合には、係るシートに所属する
一又は複数のエレメントがエレメント一覧110に一覧
表示される。或いは、シート一覧102において新規登
録されたシートが選択される場合には、新規登録時には
何らのエレメントもエレメント一覧110に表示されな
いが、次に説明するエレメントの新規登録を行なうこと
により、係るシートに所属する一又は複数の(新規登録
された)エレメントがエレメント一覧110に一覧表示
される。
ントの指定がモニターされる(ステップS4)。
0中にエレメントが新規登録される場合には、新規ボタ
ン111の操作により、予め設定されており“入力方
法”欄中に表示されている複数の入力方法候補(入力方
法1、2、…)105の中から一の入力形式が、入力装
置3を用いてのカーソル操作等により選択される(ステ
ップS5)。例えば、入力方法候補には、チェックボッ
クス入力用のエレメント、数値入力用のエレメント、フ
リーテキスト用のエレメント、日付入力用のエレメント
リストボックス(複数項目指定)用のエレメントなど予
め設定された各種のエレメントが上げられる。このよう
に選択された入力方法候補105はハイライト表示され
る。そして、選択した入力方法候補105の属性に応じ
て、入力形式詳細決定ツール欄105aにおいて、各入
力方法候補105に特有のチェックボックスの総数、各
チェックボックスに付される単位、各チェックボックス
のタイトル等の詳細が当該エレメント用に入力される。
これと並んで、エレメント名称記入欄115に新たなエ
レメント名称がテキスト入力され、シート上に実際に表
示される項目名が項目名記入欄117にテキスト入力さ
れる(ステップS6)。この際、エレメント名称記入欄
に入力されたエレメント名称(エレメント名称データ)
を、“項目名に複写”ボタン116を操作することによ
り、項目記入欄にコピーすることも可能である。このよ
うに入力形式と入力項目とが指定されたエレメントが、
シート上でどのように表示されるかは、エレメントのプ
レビュー領域118に表示される(ステップS8)。従
って、現在登録(新規登録)中のエレメントが最終的に
テンプレート入力画面(図7参照)上でどのように表示
されるかは一目瞭然である。以上のようにエレメント登
録画面100上におけるエレメント名称、入力形式及び
入力項目の入力操作により、各エレメントデータ280
(エレメント名称データ281、入力形式データ282
及び入力項目データ283)が新規登録される。
一覧110中に表示されている既存のエレメントが指定
される場合には、変更ボタン112の操作により、エレ
メント一覧110から変更すべきエレメント(エレメン
ト名称データ281)が指定され、これに対応するエレ
メントデータ280内の入力形式データ282及び入力
項目データ283に基づき、既に選択されている入力方
法候補105がハイライト表示され、既に入力されてい
るエレメント名称及び入力項目が夫々エレメント名称記
入欄115及び項目名記入欄117にテキスト表示され
る。この状態で、入力形式を変更する場合には、“入力
方法”欄中に表示されている複数の入力方法候補(入力
方法1、2、…)105の中から所望の入力形式が、入
力装置3を用いてのカーソル操作等により選択される
(ステップS5)。そして、選択した入力方法候補10
5の属性に応じて、入力形式詳細決定ツール欄105a
において、各入力方法候補105に特有のチェックボッ
クスの総数等の詳細が当該エレメント用に入力される。
これと並んで、エレメント名称や項目名を変更する場合
には、エレメント名称記入欄115や項目名記入欄11
7に新たなエレメント名称や項目名がテキスト入力され
る(ステップS6)。このように入力形式と入力項目と
が指定されたエレメントが、シート上でどのように表示
されるかは、エレメントのプレビュー領域118に表示
される(ステップS8)。従って、現在変更中のエレメ
ントが最終的にテンプレート入力画面(図7参照)上で
どのように表示されるかは一目瞭然である。このように
エレメント登録画面100上におけるエレメント名称、
入力形式及び入力項目の入力操作により、エレメントデ
ータ280(エレメント名称データ281、入力形式デ
ータ282及び入力項目データ283)が変更される。
たエレメントについて、次のエレメントの指定の有無が
判定され(ステップS9)、指定があれば(ステップS
9:YES)、上述のステップS5及びS6に戻り新た
に指定されたエレメントについて同様の処理が行われ
る。他方、次のエレメントの指定がなければ(ステップ
S9:NO)、シート一覧102に表示されたシートに
ついて、次のシートの指定の有無が判定され(ステップ
S10)、指定があれば(ステップS10:YES)、
上述のステップS3に戻り新たに指定されたシートにつ
いて同様の処理が行われる。他方、次のシートの指定が
なければ(ステップS10:NO)、終了命令が出され
るまで、次のステップS9におけるエレメントの指定の
有無及びステップS10におけるシートの指定の有無が
モニタされる(ステップS11)。
(ステップS11:YES)、一連のエレメント登録操
作が終了され、図2に示したシート別データファイル2
1内のエレメントデータ280が更新される。
ートに属する既存エレメントの変更やエレメントの新規
登録をエレメント画面100上における比較的簡単な入
力操作により行うことが可能となる。
いる既存のエレメントを削除する場合には、削除ボタン
113を操作する。これによりエレメント登録画面10
0上での入力操作により、エレメントデータ280(エ
レメント名称データ281、入力形式データ282及び
入力項目データ283)が削除される。また、エレメン
ト登録画面100上に表示されるシート一覧リスト10
2としては、分類指定欄101に所望の分類(図2に示
した分類データ(I)271及び分類データ(II)2
72)を入力することにより、操作者が作成した全シー
トのうち分類に基づいて所望の分類に属するものだけを
リストアップすることも可能である。
るプレビューを、エレメントの新規登録又は変更に応じ
て自動的に表示するように構成してもよいし、入力装置
3を介して入力されるプレビュー命令に応じて、新規登
録又は変更されたエレメントデータ280を暫定的に各
シートのテンプレート入力時におけるフォーマットの該
エレメントデータ280に関する部分と同一のフォーマ
ットで表示するように構成してもよい。いずれにせよ、
当該一のエレメントデータ280に係る部分が、テンプ
レート入力時に各シート内で実際にどのように表示され
るかを視覚的に容易に把握しつつ、編集作業を行える。
におけるシート登録について説明する。
して入力されるシート登録命令に応じて表示装置5に表
示される。本実施形態では、図4に示したエレメント登
録画面100の表示中に、その上右端に表示されたシー
ト登録画面120のタグ部分にカーソルを合わせてのク
リック操作等により、エレメント登録画面100からシ
ート登録画面120へ瞬時に切り替えたり、逆に図5に
示したシート登録画面120の表示中に、その上左端に
表示されたエレメント登録画面100のタグ部分にカー
ソルを合わせてのクリック操作等により、シート登録画
面120からエレメント登録画面100へ瞬時に切り替
えたり可能に構成されている。
者や他の者が作成した登録済みの複数のシートを一覧表
示するシート一覧121が表示される(ステップS2
1)。ここに、1枚のシートは、図1及び図2に示した
1つのシート別データファイル21に対応しており、シ
ート一覧121に表示されるのは、複数のシート別デー
タファイル21に格納された複数のシート名称データ2
61である。
トの指定がモニターされる(ステップS22)。ここで
は、シート一覧121中の一のシート(この例では、
“既往暦(婦人用)”)が入力装置3を用いてのカーソ
ル操作等により指定(選択)されて、ハイライト表示さ
れる。この際、係るシート一覧121には、既存のシー
トが一覧されるが、シート名称記入欄123aに新たな
シート名称を入力して追加ボタン123を操作すること
により、新たなシート(シート別データファイル21)
を新規登録することが可能である。逆に、削除ボタン1
24を操作することにより、既存のシート(シート別デ
ータファイル21)を削除することも可能である。
録があると(ステップS22:YES)、このように選
択又は新規登録された一のシートに所属するエレメント
(選択済みエレメント)の一覧132が表示される(ス
テップS23)。ここに、1つのエレメントは、図2に
示した1つのエレメントデータ280に対応しており、
エレメント一覧132に表示されるのは、1つのシート
別データファイル21に属する複数のエレメントデータ
280が含む複数のエレメント名称データ281であ
る。
右隣には、分類1の表示欄125、分類2の表示欄12
8及び分類3の表示欄131が設けられており、これら
には、夫々指定されたシートに係るシート別識別ファイ
ル21に格納される分類データ(I)271、分類デー
タ(II)272及び分類データ(III)273(図
2参照)が表示される。このように表示欄125に表示
されたる分類データ(I)271は、追加ボタン126
の指定及び分類1記入欄126aへの入力により追加可
能であり、削除ボタン127の指定により削除可能であ
る。同様に、このように表示欄128に表示されたる分
類データ(II)272は、追加ボタン129の指定及
び分類2記入欄129aへの入力により追加可能であ
り、削除ボタン130の指定により削除可能である。ま
た図5に示した例では、各分類の表示欄125、128
及び131内で、複数の分類のうち指定されたシートに
対応する分類がハイライト表示されるように構成されて
いる。尚、このような分類は、シートの作成や利用にお
ける便宜を高めるためのものであり、敢えて選択(登
録)していなくてもシート登録作業は可能である。
定されたシートに係るシート別データファイル21に格
納されるシート作成者データ262(図2参照)が表示
されるように構成してもよいし、或いは、シート作成者
の指定欄をシート登録画面120上等に設けて特定のシ
ート作成者が作成したシートのみを含むシート一覧12
1を表示するように構成してもよい。同様に、特定の分
類に属するシートのみ(更に、特定のシート作成者が作
成し且つ特定の分類に属するシートのみ)を含むシート
一覧121を表示するように構成してもよい。
一覧132が表示された後或いはこれと並行して、エレ
メント一覧132に表示された一又は複数のエレメント
(エレメント名称データ281)に対応するエレメント
データ280(入力形式データ282及び入力項目デー
タ283)がシート別データファイル21から読み出さ
れて、これらのエレメントデータからなるシート部分1
33が、各シートのテンプレート入力時におけるフォー
マットと同じフォーマットでシート登録画面120上に
表示される(ステップS24)。より具体的には図5で
は、婦人科既往暦、月経暦、月経、…に対応する別々の
エレメントからなる一枚のシートの左上部分が表示され
ている。
は、シート一覧121、エレメント一覧132等と同時
に表示されているため、シート登録画面120の半分程
の領域(約右側半分の領域)にのみ表示される。従っ
て、上下スクロールバー135及び左右スクロールバー
136を用いての上下左右スクロールにより、最終的に
テンプレート入力時に表示されるシートの全貌を視覚的
に認識する仕組みとされている。尚、暫定的表示命令に
応じて、シート登録画面120上に重ねて表示画面のほ
ぼ全域に、当該シートをテンプレート入力時と同一フォ
ーマットで暫定的に表示することも可能である。いずれ
にせよ、当該一のシートがテンプレート入力時に実際に
どのように表示されるかを視覚的に容易に把握しつつ、
編集作業を行える。更に進んで、電子カルテ等の内容確
認命令に応じて、図11に示した如き、テンプレート入
力により医療データが入力されてなる実際のカルテ等の
内容確認画面190を暫定的に表示するように構成して
もよい。
メントの変更命令の有無が判定される(ステップS2
5)。ここで、エレメントの変更命令があると(ステッ
プS25:YES)、エレメントの変更が行われる(ス
テップS26)。本実施形態では特に、エレメント変更
の際に、既存のシート及び特にこれを構成する個々のエ
レメントを効率的に使い回わすように構成されている。
即ち、作成者選択欄141に所望の作成者名(医師名
等)を入力したり、診療科選択欄142に所望の診療科
別を入力したり、分類選択欄143に所望の分類を入力
することにより、既にシート別データファイル21とし
て、記憶装置2内に蓄積されたシート別データのうち当
該シート作成者が作成しようとするシートに近い或いは
該シートの作成に役立つと考えられるシートの一覧、即
ち、これらの入力された作成者や分類に限定されたシー
トの一覧(以下、エレメント選択用シート一覧という)
144が表示されている。更に、エレメント選択用シー
ト一覧144の中から一のシートが選択されると、これ
に所属する一又は複数のエレメントからなるエレメント
一覧145が表示されている。ここで、全コピーボタン
151の操作により、このエレメント一覧145中の全
てのエレメント(エレメント名称)に係るエレメントデ
ータ280が、エレメント一覧132内にコピーされる
ように構成されている。一部コピーボタン152の操作
により、このエレメント一覧145中のうち選択された
エレメントに係るエレメントデータが、エレメント一覧
132内にコピーされるように構成されている。一部削
除ボタン153の操作により、エレメント一覧132中
のうち選択されたエレメントに係るエレメントデータ
が、削除されるように構成されている。そして、上移動
ボタン154の操作により、このエレメント一覧132
中のうち選択されたエレメントのシート内における表示
位置が上に移動し、下移動ボタン155の操作により、
このエレメント一覧132中のうち選択されたエレメン
トのシート内における表示位置が下に移動するように構
成されている(即ち、エレメント一覧132のリストア
ップ順序は、そのままシート内におけるエレメントの表
示順序に対応つけられている)。
6において、過去に多数蓄積されたシートやこれを構成
する個々のエレメントを効率的に使い回すことができ
る。
なければ(ステップS25:NO)、続いて、シート一
覧121に表示されたシートについて、次のシートの指
定の有無が判定され(ステップS27)、指定があれば
(ステップS27:YES)、上述のステップS23に
戻り新たに指定されたシートについて同様の処理が行わ
れる。他方、次のシートの指定がなければ(ステップS
27:NO)、終了命令が出されるまで、ステップS2
5における選択済みのエレメントの変更又はステップS
27におけるシートの指定がモニタされる(ステップS
28)。
(ステップS28:YES)、一連のエレメント登録動
作が終了され、図2に示したシート別データファイル2
1内のエレメントデータ280が更新される。
追加登録や変更登録をシート登録画面120上における
比較的簡単な入力操作により行うことが可能となる。
して、本実施形態におけるシート選択及びテンプレート
入力動作について説明する。
入力を行おうとする電子カルテ等の対象となる患者の指
定が行われる(ステップS31)。この際、当該電子カ
ルテ等に係る診療科、担当医師などの基礎データの入力
も行われる。
ト選択命令に応じて表示装置5に図6に示したシート選
択画面160が表示される(ステップS32)。
置2に蓄積された多数の登録済みのシート名称(シート
名称データ261)を一覧表示するシート一覧173が
表示される。また、一覧表示するシートに条件付けをす
るための医師別ボタン161、科別ボタン162、医師
選択欄165、診療科選択欄166、第1分類選択欄1
71及び第2分類選択欄172が表示される。そして、
これらの医師別ボタン161や科別ボタン162のオン
オフ操作並びに、医師選択欄165、診療科選択欄16
6、第1分類選択欄171及び第2分類選択欄172へ
の入力により一覧表示されるシートの条件付けが行われ
る(ステップS33)。より具体的には、シート名称デ
ータ261、シート作成者データ262等に基づいて
(図2参照)、医師別ボタン161をオンし且つ医師選
択欄165にて所望の医師名を入力或いは選択すること
により、当該医師名により示される医師により作成され
たシートの名称のみがシート一覧173に一覧表示され
る。或いは、科別ボタン162をオンし且つ診療科選択
欄166にて所望の診療科名を入力或いは選択すること
により、当該診療科名により示される診療科に所属する
医師により作成されたシートの名称のみがシート一覧1
73に一覧表示される。更に、分類データ(I)27
1、分類データ(II)272等に基づいて、第1分類
選択欄171や第2分類選択欄172にて所望の分類を
入力或いは選択することにより、当該分類に属するシー
トの名称のみがシート一覧173に一覧表示される。
73の中から所望のシートが入力装置3におけるカーソ
ル操作等により選択される(ステップS34)。
ト入力時におけるシートのフォーマットで表示される。
即ち図7のテンプレート入力画面180が表示される
(ステップS35)。続いて、このテンプレート入力画
面180上で、各エレメントデータ280により既定さ
れる入力欄182、183、…における各種チェックボ
ックス183、テキスト入力欄184等に対する各種医
療データの入力が行われる(ステップS36)。尚、テ
ンプレート入力画面180の左上には、やはりエレメン
トデータ280により既定されるシート名称(この例で
は、“
応する電子カルテ等の内容確認が要求されているか否か
が判定される(ステップS37)。内容確認が要求され
ている場合には(ステップS37:YES)、例えば、
図11に示したようなテンプレートに入力された医療デ
ータ内容を文字に展開してなる電子カルテ等の確認画面
190が表示装置5に表示される(ステップS38)。
確認後、入力データにより記憶装置2内の格納内容が更
新され(ステップS39)、一連のシート選択及びテン
プレート入力動作が終了する。或いは、ステップS37
で内容確認が要求されていない場合には(ステップS3
7:NO)、直接ステップS39に進んで入力データに
より記憶装置2内の格納内容が更新され、一連のシート
選択及びテンプレート入力動作が終了する。
は、シート選択を効率的に行えるように、過去に入力さ
れたシート(テンプレート)の日付付きの一覧174が
表示されており、更に既定値付きのシート(テンプレー
ト)の日付付きの一覧176も表示されている。これら
の一覧174及び176に表示された複数のシートは夫
々、カーソル操作等により図7に示したのと同様のテン
プレート入力画面180として表示される。従って、過
去に入力されたテンプレートを適宜参照可能となり、更
に図7に示したテンプレート入力画面において既定値を
入力したテンプレートを既定値付きシート(テンプレー
ト)として登録可能としても良く、この場合、係る既定
値付きシートに適当な名称を付与してを一覧176に表
示されるようにすれば、その後この既定値付きシートを
有効活用可能となる。他方、これらの一覧174及び1
76は夫々、指定過去の入力を削除するための“過去の
入力を削除”ボタン175及び既定値を削除するための
“既定値を削除”ボタン177により削除可能である。 (第2実施形態)本発明の第2実施形態を図12を参照
して説明する。
ンプレート編集及び入力システムは、通信回線を介して
結ばれた複数のユニットを含み、複数のシート別データ
ファイル21を格納する記憶装置2aは、一方のユニッ
トの一例であるセンター装置1a側に備えられており、
入力装置3、処理部4及び表示装置5は、他方のユニッ
トの一例である端末装置1b側に夫々備えられている。
センター装置1aは、大型コンピュータ、ホストコンピ
ュータ、サーバ等からなり、シート別データファイル2
1を格納する大規模の記憶装置2aを有する。端末装置
1bは、パーソナルコンピュータ、ワークステーショ
ン、モバイルコンピュータ(携帯型情報端末)、電子手
帳等からなる。そして、例えば、センター装置1aの記
憶装置2aに格納された複数のシート別データファイル
21と、端末装置1bに備えられた入力装置3、処理部
4及び表示装置5とは、通信部7a(センター装置1a
側)及び通信部7b(端末装置1b側)により有線、無
線、専用回線、一般回線、電話回線等の通信回線を介し
て結ばれている。従って、センター装置1aに設けられ
た大規模な記憶装置2aに複数のシート別データファイ
ル21を備えておき、端末装置1bを複数配備する構成
を採ることにより、複数の端末装置1bで同じデータを
共用することも可能となる。処理部4a及び4bについ
ては、センター装置1a及び端末装置1bのどちらに備
えて構成してもよい。尚、この実施形態では、センター
装置1aの記憶装置2aに格納された多数のシート別デ
ータファイル21やデータセットを複数の端末装置1b
で共有できるので且つ各端末装置1bには多数のシート
別データファイル21を格納するだけの大規模の記憶装
置が不要となるので実践上有利である。特に同一のシー
ト別データやエレメントデータを複数の端末装置で共有
できるので、大変便利である。
療用テンプレート編集システムによれば、医師、医事係
等の医療用テンプレートの利用者は、シート名称データ
の一覧表から任意の患者に適したものを選び、更にこれ
に所属するエレメントデータに係るエレメント名称デー
タを一覧表から選ぶことにより、蓄積されたシート別デ
ータを十分に利用して且つどのようなシートが作成され
るかを表示画面上で容易に把握しながら、当該医療用テ
ンプレート編集システム上の編集作業を介して新たなエ
レメントデータを登録可能となり、更にこれが所属する
新たなシート別データを登録可能となる。この際特に、
エレメントのコードやチェックボックスの位置等をマス
ターファイルにプログラムコードで入力指定する必要は
無いため、プログラマーやシステムエンジニア抜きで、
医師、医事係等の医療用テンプレートの利用者が自ら医
療用テンプレートの作成者として、当該編集作業を介し
て新たな医療用テンプレートを迅速に作成することがで
きる。
によれば、上述した本発明の医療用テンプレート編集シ
ステムを備えるので、医師、医事係等の利用者が、自ら
が作成者でもある各シート上で、キーボード、マウス等
の入力手段により、医療データを入力できる。即ち、所
望のフォーマットのテンプレートを介して柔軟性が高
く、特に利用者本人にとって満足の行く入力操作を行え
る。
読み取り可能な媒体によれば、汎用或いは専用コンピュ
ータを上述の如き本発明の医療用テンプレート編集や医
療用テンプレート入力システムとして機能させることが
できる。
集及び入力システムの構成を示すブロック図である。
シート別データファイルの構成を示す概念図である。
シート別データファイルの変形構成を示す概念図であ
る。
登録画面の一例を示す平面図である。
画面の一例を示す平面図である。
画面の一例を示す平面図である。
ト入力画面の一例を示す平面図である。
すフローチャートである。
ローチャートである。
レート入力動作を示すフローチャートである。
の一例を示す平面図である。
編集及び入力システムの構成を示すブロック図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 (i)所定種類の医療データを入力するた
めの医療用テンプレートの各シート上に配列されるべき
複数の医療項目を夫々規定し且つ該複数の医療項目の入
力形式を夫々規定すると共に個別のエレメント名称デー
タが夫々付与された複数のエレメントデータと(ii)該複
数のエレメントデータの前記各シート上における貼り付
け位置を規定する配置データとを含むと共に個別のシー
ト名称データが夫々付与された複数のシート別データを
格納する記憶手段と、 エレメント登録命令に応じて、複数の前記シート名称デ
ータを一覧表示するための表示データを生成し、該一覧
表示されるシート名称データ中から指定される或いは該
一覧表示されるシート名称データ中に新規登録される一
のシート名称データに係る一のシート別データに所属す
る一又は複数のエレメントデータに夫々係る一又は複数
の前記エレメント名称データを一覧表示するための表示
データを生成し、該一覧表示されるエレメント名称デー
タ中から指定される或いは該一覧表示されるエレメント
名称データ中に新規登録される一のエレメント名称デー
タに係る一のエレメントデータの入力形式及び入力項目
を第1フォーマットで表示するための表示データを生成
する第1表示処理手段と、 シート登録命令に応じて、複数の前記シート名称データ
を一覧表示するための表示データを生成し、該一覧表示
されるシート名称データ中から指定される或いは該一覧
表示されるシート名称データ中に新規登録される一のシ
ート名称データに係る一のシート別データに所属する一
又は複数のエレメントデータをこれに対応する配置デー
タに基づいて第2フォーマットで表示するための表示デ
ータを生成する第2表示処理手段と、 前記第1及び第2表示処理手段により生成された表示デ
ータを表示する表示手段と、 前記エレメント登録命令及び前記シート登録命令を入力
可能であり、前記一のシート名称データを前記一覧表示
されたシート名称データ中から指定可能或いは前記一覧
表示されたシート名称データ中に新規登録可能であり、
前記一のエレメント名称データを前記一覧表示されたエ
レメント名称データ中から指定可能或いは前記一覧表示
されたエレメント名称データ中に新規登録可能であり、
前記第1フォーマットで表示された状態で前記指定或い
は新規登録された一のエレメント名称データに係る一の
エレメントデータの入力形式及び入力項目を少なくとも
変更又は新規選択により編集可能であり、前記第2フォ
ーマットで表示された状態で前記一のシート別データに
所属する一又は複数のエレメントデータを少なくとも追
加、削除又は並び替えにより編集可能である編集手段と
を備えたことを特徴とする医療用テンプレート編集シス
テム。 - 【請求項2】 前記シート別データには夫々、前記各シ
ートの作成者を示す作成者データ及び前記各シートが分
類される医療分類を示す医療分類データが付与されてお
り、 前記第1及び第2表示処理手段のうち少なくとも一方
は、前記作成者データ及び前記医療分類データを参照し
て、前記複数のシート名称データを前記作成者及び前記
医療分類のうち少なくとも一方別に一覧表示するための
表示データを生成し、 前記編集手段は、前記指定された一のシート名称データ
に係る医療分類データを追加及び削除可能であることを
特徴とする請求項1に記載の医療用テンプレート編集シ
ステム。 - 【請求項3】 前記各シートは、複数の医療分類体系に
より分類され、 前記各シート別データには夫々、前記医療分類データが
前記複数の医療分類体系毎に付与可能であることを特徴
とする請求項2に記載の医療用テンプレート編集システ
ム。 - 【請求項4】 前記第1フォーマットは、予め設定され
た複数の入力形式候補のうち、前記指定或いは新規登録
された一のエレメント名称データに係る一のエレメント
データの入力形式をハイライト表示するフォーマットで
あることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に
記載の医療用テンプレート編集システム。 - 【請求項5】 前記第2フォーマットは、前記各シート
のテンプレート入力時におけるフォーマットと同一のフ
ォーマットであることを特徴とする請求項1から4のい
ずれか一項に記載の医療用テンプレート編集システム。 - 【請求項6】 前記編集手段は更に、前記指定された一
のシート名称データに係る一のシート別データに所属す
る一又は複数のエレメントデータを、他のシート別デー
タに所属する一又は複数のエレメントデータ中から所望
のものを選択指定することにより追加可能であることを
特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の医療
用テンプレート編集システム。 - 【請求項7】 前記編集手段は更に、前記一覧表示され
たエレメント名称データ中から所望のものを削除指定す
ることにより該削除指定されたエレメント名称データに
係るエレメントデータを前記指定された一のシート別デ
ータから削除可能であることを特徴とする請求項1から
6のいずれか一項に記載の医療用テンプレート編集シス
テム。 - 【請求項8】 前記編集手段は更に、前記一覧表示され
たシート名称データ中から所望のものを削除指定するこ
とにより該削除指定されたシート名称データに係るシー
ト別データを削除可能であることを特徴とする請求項1
から7のいずれか一項に記載の医療用テンプレート編集
システム。 - 【請求項9】 前記第1表示処理手段は更に、暫定表示
命令に応じて、前記指定又は新規登録された一のエレメ
ント名称データに係る一のエレメントデータを暫定的に
前記各シートのテンプレート入力時における該一のエレ
メントデータに関する部分と同一のフォーマットで表示
するための前記表示データを生成し、 前記編集手段は更に、前記暫定表示命令を入力可能であ
ることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記
載の医療用テンプレート編集システム。 - 【請求項10】 前記第2表示処理手段は更に、暫定表
示命令に応じて、前記指定された一のシート名称データ
に係るシート別データに所属する一又は複数のエレメン
トデータを前記各シートのテンプレート入力時における
フォーマットと同一のフォーマットで暫定的に表示する
ための前記表示データを生成し、 前記編集手段は更に、前記暫定表示命令を入力可能であ
ることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記
載の医療用テンプレート編集システム。 - 【請求項11】 当該医療用テンプレート編集システム
は、前記記憶手段を含むセンター装置と、該センター装
置に通信手段を介して接続されており前記表示手段及び
前記編集手段を夫々含む複数の端末装置とからなること
を特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の
医療用テンプレート編集システム。 - 【請求項12】 請求項1から11のいずれか一項に記
載の医療用テンプレート編集システムと、 前記複数のシート名称データを一覧表示するための表示
データを生成する第3表示処理手段と、 該第3表示処理手段により生成された表示データに基づ
き前記表示手段に一覧表示された複数のシート名称デー
タ中から任意の患者に対して所望のものを選択する選択
手段と、 該選択手段により選択されたシート名称データに係るシ
ート別データに含まれる一又は複数のエレメントデータ
及び配置データに基づいて前記各シートをテンプレート
入力時におけるフォーマットで表示するための表示デー
タを生成する第4表示処理手段と、 該第4表示処理手段により生成された表示データに基づ
き前記表示手段に表示された各シート上で前記入力項目
毎に前記入力形式に従って前記医療データを入力可能な
入力手段とを備えたことを特徴とする医療用テンプレー
ト入力システム。 - 【請求項13】 コンピュータを、請求項1から11の
いずれか一項に記載の医療用テンプレート編集システム
として機能させるプログラムを記録した機械読み取り可
能な媒体。 - 【請求項14】 コンピュータを、請求項12に記載の
医療用テンプレート入力システムとして機能させるプロ
グラムを記録した機械読み取り可能な媒体。
Priority Applications (1)
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JP2001118012A true JP2001118012A (ja) | 2001-04-27 |
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Family
ID=17780488
Family Applications (1)
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