JP2001105233A - 数値制御指令によるサーボモータ駆動式タップ穴加工装置装置。 - Google Patents
数値制御指令によるサーボモータ駆動式タップ穴加工装置装置。Info
- Publication number
- JP2001105233A JP2001105233A JP32860399A JP32860399A JP2001105233A JP 2001105233 A JP2001105233 A JP 2001105233A JP 32860399 A JP32860399 A JP 32860399A JP 32860399 A JP32860399 A JP 32860399A JP 2001105233 A JP2001105233 A JP 2001105233A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tap
- tapped hole
- servo motor
- numerical control
- machining device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プレス打抜き加工部品に対するネジ穴加工
作業の合理化のため、プレス打抜き動作と同時にネジ穴
加工を行なうことを目的としたものである。 【構成】 数値制御装置(2)により駆動されるサー
ボモータ(1)のモータ軸に、タップホルダ(5)、ス
リーブ(6)などを介しタップ(4)を取付けるたタッ
プ穴加工装置を、プレス金型の下型(15)に組込み、
被加工物(16)にネジ穴加工をする。
作業の合理化のため、プレス打抜き動作と同時にネジ穴
加工を行なうことを目的としたものである。 【構成】 数値制御装置(2)により駆動されるサー
ボモータ(1)のモータ軸に、タップホルダ(5)、ス
リーブ(6)などを介しタップ(4)を取付けるたタッ
プ穴加工装置を、プレス金型の下型(15)に組込み、
被加工物(16)にネジ穴加工をする。
Description
【0001】[発明の属する技術分野]本発明は、プレ
ス打抜き部品にネジ穴加工を行なう場合に、プレスの打
抜き動作と同時にタップ穴加工を行なう装置に関するも
のである。
ス打抜き部品にネジ穴加工を行なう場合に、プレスの打
抜き動作と同時にタップ穴加工を行なう装置に関するも
のである。
【0002】[従来の技術]ほとんどの場合、プレス打
抜き後に別工程で、タップ穴加工機械を使用して、ネジ
穴加工を行なっている。
抜き後に別工程で、タップ穴加工機械を使用して、ネジ
穴加工を行なっている。
【0003】[発明が解決しようとする課題]プレス打
抜き動作の1サイクル時間は、およそ0.5秒から1秒
前後という短かいものである。この時間内にネジ穴加工
動作を完了させる必要がある。従って、タップの回転駆
動用モータは、瞬時に起動、停止動作が出来なければな
らない
抜き動作の1サイクル時間は、およそ0.5秒から1秒
前後という短かいものである。この時間内にネジ穴加工
動作を完了させる必要がある。従って、タップの回転駆
動用モータは、瞬時に起動、停止動作が出来なければな
らない
【0004】[課題を解決するための手段]ネジ穴加工
動作は、タップを正転回転させ、被加工物にネジ立て加
工する動作と、ネジ立てが終わりタップを逆軸回転さ
せ、被加工物からタップを抜く動作がある。この2つの
動作を短時間に実行するしなければならない。従って、
駆動用電動機を瞬時に起動・停止をさせるために、応答
性の優れたサーボモータを採用した。サーボモータ
(1)とタップ(4)の組付けられたタップ加工装置本
体は、プレス金型の下型(15)の内部に取付ける。タ
ップ(4)はタップホルダ(5)に、セットボルト
(8)により固定される。タップボルト(5)は、モー
タ軸に固定されたスリーブ(6)に挿入され、ピン(1
0)によりモータの回転力がタップホルダ(5)に伝達
される。タップホルダ(5)およびスリーブ(6)の内
部には、タップ(4)を上下方向にフロートさせるスプ
リング(7)がピン(11および12)により固定され
ている。このスプリングは、引張りおよび圧縮が可能な
兼用形である。下型(15)には、リフタピン(17)
が組込まれ、そのリングピンに支えられて被加工物(1
6)が取付けられている。スプリング(18)は、リフ
タピンの上下動作を支えるものである。上型(14)
は、上下動作を行ない、最下端では、被加工物(16)
を押し下げ、下型(15)の上面と、上型(14)の下
面の間に密着する。次に上型(14)が上昇すると、被
加工物(16)は、リフターピン(17)を介し、スプ
リング(18)の力により押し上げられる。数値制御装
置(2)は、サーボモータ(1)の回転動作を制御する
ためのものであり、あらかじめ、タップ加工動作に必要
なサーボモータの一連の運転条件を指令しておく。運転
条件とは、タップの正転回転速度、回転数、正転停止指
令、逆転開始指令、逆転回転速度、回転数、逆転停止指
令等である。近接スイッチ(3)は、サーボモータ
(1)の回転開始を検知するものであり、上型(14)
が下降し、近接スイッチ(3)に近ずくと検知信号が数
値制御装置(2)に送られ、サーボモータ(1)が起動
する。本発明のタップ穴加工装置の構造および動作機能
であるが、順送金型で使用した場合の一連のタップ穴加
工の動作は次のようになる。上型(14)が下降し、被
加工物(16)を押し下げ、近接スイッチ(3)が上型
(14)を検知すると、制御装置(2)に信号が送ら
れ、サーボモータ(1)が起動し、タップ(4)が回転
し、被加工物(16)にタップが喰い付きネジ立て加工
を行なう。ネジ立て加工の際、あらかじめ、制御装置
(14)に指令されていた回転の数が完了すると、ただ
ちに、逆転指令が出され、サーボモータが逆転し、被加
工物(14)からタップ(4)を抜く動作を行ない、こ
の時も、あらかじめ、指令されていた回転の数が完了す
ると、サーボモータ(1)は自動的に停止し、タップ穴
加工動作は終了する。被加工物(16)に喰い付いたタ
ップ(4)は、被加工物と一体で、回転動作をしながら
上下動作を行なう。
動作は、タップを正転回転させ、被加工物にネジ立て加
工する動作と、ネジ立てが終わりタップを逆軸回転さ
せ、被加工物からタップを抜く動作がある。この2つの
動作を短時間に実行するしなければならない。従って、
駆動用電動機を瞬時に起動・停止をさせるために、応答
性の優れたサーボモータを採用した。サーボモータ
(1)とタップ(4)の組付けられたタップ加工装置本
体は、プレス金型の下型(15)の内部に取付ける。タ
ップ(4)はタップホルダ(5)に、セットボルト
(8)により固定される。タップボルト(5)は、モー
タ軸に固定されたスリーブ(6)に挿入され、ピン(1
0)によりモータの回転力がタップホルダ(5)に伝達
される。タップホルダ(5)およびスリーブ(6)の内
部には、タップ(4)を上下方向にフロートさせるスプ
リング(7)がピン(11および12)により固定され
ている。このスプリングは、引張りおよび圧縮が可能な
兼用形である。下型(15)には、リフタピン(17)
が組込まれ、そのリングピンに支えられて被加工物(1
6)が取付けられている。スプリング(18)は、リフ
タピンの上下動作を支えるものである。上型(14)
は、上下動作を行ない、最下端では、被加工物(16)
を押し下げ、下型(15)の上面と、上型(14)の下
面の間に密着する。次に上型(14)が上昇すると、被
加工物(16)は、リフターピン(17)を介し、スプ
リング(18)の力により押し上げられる。数値制御装
置(2)は、サーボモータ(1)の回転動作を制御する
ためのものであり、あらかじめ、タップ加工動作に必要
なサーボモータの一連の運転条件を指令しておく。運転
条件とは、タップの正転回転速度、回転数、正転停止指
令、逆転開始指令、逆転回転速度、回転数、逆転停止指
令等である。近接スイッチ(3)は、サーボモータ
(1)の回転開始を検知するものであり、上型(14)
が下降し、近接スイッチ(3)に近ずくと検知信号が数
値制御装置(2)に送られ、サーボモータ(1)が起動
する。本発明のタップ穴加工装置の構造および動作機能
であるが、順送金型で使用した場合の一連のタップ穴加
工の動作は次のようになる。上型(14)が下降し、被
加工物(16)を押し下げ、近接スイッチ(3)が上型
(14)を検知すると、制御装置(2)に信号が送ら
れ、サーボモータ(1)が起動し、タップ(4)が回転
し、被加工物(16)にタップが喰い付きネジ立て加工
を行なう。ネジ立て加工の際、あらかじめ、制御装置
(14)に指令されていた回転の数が完了すると、ただ
ちに、逆転指令が出され、サーボモータが逆転し、被加
工物(14)からタップ(4)を抜く動作を行ない、こ
の時も、あらかじめ、指令されていた回転の数が完了す
ると、サーボモータ(1)は自動的に停止し、タップ穴
加工動作は終了する。被加工物(16)に喰い付いたタ
ップ(4)は、被加工物と一体で、回転動作をしながら
上下動作を行なう。
【0005】[発明の実施の形態]本発明の目的は、プ
レス打抜きのサイクル動作の中で連動してタップ穴加工
を行なうので、敏速な動作が求められるので、数値制御
指令によるサーボモータ駆動に着目し装置を開発した。
レス打抜きのサイクル動作の中で連動してタップ穴加工
を行なうので、敏速な動作が求められるので、数値制御
指令によるサーボモータ駆動に着目し装置を開発した。
【0006】[発明の効果]金型の内部に本発明のタッ
プ穴加工装置を組込むことが可能となり、プレス打抜き
動作と同時にネジ穴加工が完了し、作業工程の省略にな
り、省人化、省力化に寄与し、加工費に低減に役立つ。
プ穴加工装置を組込むことが可能となり、プレス打抜き
動作と同時にネジ穴加工が完了し、作業工程の省略にな
り、省人化、省力化に寄与し、加工費に低減に役立つ。
【図1】 本発明の断面図
1はサーボモータ 2は数値制御装置 3は近接スイッチ 4はタップ 5はタップホルダ 6はスリーブ 7はスプリング 8はセットボルト 9はセットボルト 10はピン 11はピン 12はピン 13はモータベース 14は上型 15は下型 16は被加工物 17はリフターピン 18はスプリング
Claims (1)
- 【請求項1】プレス打抜き部品に対するネジ穴加工を、
プレス打抜き動作工程の中で、同時に加工できるように
考案されたタップ穴加工装置であり、タップの回転駆動
装置として、数値制御(NC)指令によるサーボモータ
を採用したことを特徴とする装置で、タップ加工装置本
体は、金型の内部に組込まれる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32860399A JP2001105233A (ja) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | 数値制御指令によるサーボモータ駆動式タップ穴加工装置装置。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32860399A JP2001105233A (ja) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | 数値制御指令によるサーボモータ駆動式タップ穴加工装置装置。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001105233A true JP2001105233A (ja) | 2001-04-17 |
Family
ID=18212127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32860399A Pending JP2001105233A (ja) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | 数値制御指令によるサーボモータ駆動式タップ穴加工装置装置。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001105233A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101520925B1 (ko) * | 2008-09-04 | 2015-05-15 | 한국단자공업 주식회사 | 프로그레시브금형의 태핑장치 |
CN104690377A (zh) * | 2015-01-13 | 2015-06-10 | 惠州市利祥金属制品有限公司 | 一种可实现冲压件模内攻牙的方法 |
CN105382094A (zh) * | 2015-12-22 | 2016-03-09 | 莫莱特线束(厦门)有限公司 | 一种铜管端子数控转塔式连续冲压模 |
-
1999
- 1999-10-05 JP JP32860399A patent/JP2001105233A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101520925B1 (ko) * | 2008-09-04 | 2015-05-15 | 한국단자공업 주식회사 | 프로그레시브금형의 태핑장치 |
CN104690377A (zh) * | 2015-01-13 | 2015-06-10 | 惠州市利祥金属制品有限公司 | 一种可实现冲压件模内攻牙的方法 |
CN105382094A (zh) * | 2015-12-22 | 2016-03-09 | 莫莱特线束(厦门)有限公司 | 一种铜管端子数控转塔式连续冲压模 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20050178816A1 (en) | Friction stir rivet drive system and stir riveting methods | |
CN110802161A (zh) | 一种自动更换冲头的钢板冲孔装置 | |
JPH0450984Y2 (ja) | ||
JP2001105233A (ja) | 数値制御指令によるサーボモータ駆動式タップ穴加工装置装置。 | |
JP3987677B2 (ja) | 押抜き・型打ち機 | |
JP3126427U (ja) | 複合加工機 | |
JP2001150063A (ja) | Acサーボモータ駆動式タップ穴加工装置 | |
JP3696660B2 (ja) | パンチプレス | |
JP3773505B2 (ja) | ストリップ形状ブランクパンチプレス機への断続的供給装置及びその操作方法 | |
JP2000153318A (ja) | パンチプレス機における省エネ方法及びその装置 | |
US20030118418A1 (en) | NC helical broaching machine improved in broach driving | |
CN217193726U (zh) | 一种冰箱抽屉精密轴承装配用冲压装置 | |
JPS6219328A (ja) | ワイヤカツト放電加工機のイニシヤルホ−ル加工装置 | |
JP3801588B2 (ja) | ワーク加工装置 | |
JPS63299897A (ja) | ロ−タリ−プレス装置 | |
CN201799641U (zh) | 左右旋转式打孔机 | |
JPS55111218A (en) | Automatic molding withdrawing apparatus | |
CN111786518B (zh) | 一种深井泵线圈压入外壳的自动压力机装置 | |
JPH07265970A (ja) | パンチプレス | |
CN216178149U (zh) | 配合伺服压机用挡圈入端盖压装工装和挡圈入端盖用压装机 | |
JPH0825100A (ja) | プレス機械の運転方法 | |
JP4439063B2 (ja) | 旋盤へのバー材の供給方法 | |
KR100189167B1 (ko) | 거버너축 드릴링 및 디버링 자동화 시스템 | |
JP3215559B2 (ja) | ネジ切り旋盤装置 | |
JP2000288649A (ja) | パンチプレス機における省エネ方法及びその装置 |