JP2001150063A - Ａｃサーボモータ駆動式タップ穴加工装置 - Google Patents
Ａｃサーボモータ駆動式タップ穴加工装置Info
- Publication number
- JP2001150063A JP2001150063A JP37638999A JP37638999A JP2001150063A JP 2001150063 A JP2001150063 A JP 2001150063A JP 37638999 A JP37638999 A JP 37638999A JP 37638999 A JP37638999 A JP 37638999A JP 2001150063 A JP2001150063 A JP 2001150063A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tap
- servomotor
- motor
- drived
- drilling apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プレス打抜き加工部品に対するネジ穴加工
作業の合理化のため、プレス打抜き動作と同時にネジ穴
加工を行なうことを目的としたものである。 【構成】 数値制御装置（２）により駆動されるサー
ボモータ（１）のモータ軸に、タップホルダ（５）、ス
リーブ（６）などを介しタップ（４）を取付けたタップ
穴加工装置を、プレス金型の下型（１５）に組込み、被
加工物（１６）にネジ穴加工をする。
作業の合理化のため、プレス打抜き動作と同時にネジ穴
加工を行なうことを目的としたものである。 【構成】 数値制御装置（２）により駆動されるサー
ボモータ（１）のモータ軸に、タップホルダ（５）、ス
リーブ（６）などを介しタップ（４）を取付けたタップ
穴加工装置を、プレス金型の下型（１５）に組込み、被
加工物（１６）にネジ穴加工をする。
Description
【０００１】［発明の属する技術分野］本発明は、プレ
ス打抜き部品にネジ穴加工を行なう場合に、プレスの打
抜き動作と同時に、タップ穴加工を行なう装置に関する
ものである。
ス打抜き部品にネジ穴加工を行なう場合に、プレスの打
抜き動作と同時に、タップ穴加工を行なう装置に関する
ものである。
【０００２】［従来の技術］ほとんどの場合、プレス打
抜き後に別工程で、タップ穴加工機械を使用して、ネジ
穴加工を行なっている。
抜き後に別工程で、タップ穴加工機械を使用して、ネジ
穴加工を行なっている。
【０００３】［発明が解決しようとする課題］プレス打
抜き動作の１サイクル時間は、およそ０．５秒から１秒
前後という短かいものである。この時間内にネジ穴加工
動作を完了させる必要がある。従って、タップの回転駆
動用モータは、瞬時に起動、停止動作が出来なければな
らない
抜き動作の１サイクル時間は、およそ０．５秒から１秒
前後という短かいものである。この時間内にネジ穴加工
動作を完了させる必要がある。従って、タップの回転駆
動用モータは、瞬時に起動、停止動作が出来なければな
らない
【０００４】［課題を解決するための手段］ネジ穴加工
動作は、タップを正転回転させ、被加工物にネジ立て加
工する動作と、ネジ立てが終わりタップを逆転回転さ
せ、被加工物からタップを抜く動作がある。この２つの
動作を短時間に実行しなければならない。従って、駆動
用モータを瞬時に起動、停止をさせるために、応答性の
優れたサーボモータを採用した。サーボモータ（１）と
タップ（４）の組付けられたタップ加工装置本体は、プ
レス金型の下型（１５）の内部に取付ける。タップ
（４）はタップホルダ（５）に、セットボルト（８）に
より固定される。タップホルダ（５）は、モータ軸に固
定されたスリーブ（６）に挿入されている。モータの回
転力はスリーブ（６）からピン（１０）を介してタップ
ホルダに伝達される。スリーブ（６）の外周部には、タ
ップホルダがネジ立て加工時に、上下移動するため長穴
溝（６ａ）が設けてある。モータ（１）の回転と同時に
タップ（４）が上昇し、被加工物（１６）に前工程で加
工が施こされているネジ下穴（１６ａ）に挿入させる必
要がある。そのための機構として、スリーブ（６）に、
ボール受け皿（７）、ボールガイド（９）およびボール
（鋼球）（１１）が取付けられている。モータ（１）が
起動すると、ボール（１１）は遠心力により、ボール受
け皿（７）の傾斜面にそって、外側に移動し、ボールガ
イド（９）、ピンホルダ（１４）を押し上げる。ピンホ
ルダ（１４）に固定されたピン（１０）が押し上げられ
ることにより、タップホルダ（５）の内部に組込まれた
圧縮スプリング（１７）を介し、タップホルダ（５）が
上昇し、タップ（４）が被加工物（１６）に接触する。
圧縮スプリング（１７）は、ボールガイド（９）が上昇
し、タップ（４）の先端部分が被加工物と接触する時の
衝撃を柔げるためのものである。数値制御装置（２）
は、モータ（１）の回転動作を制御するためのものであ
り、あらかじめ、タップ加工動作に必要なモータの一連
の運転条件を指令しておく。運転条件とは、タップの正
転回転速度、回転数、正転停止指令、逆転開始指令、逆
転回転速度、回転数、逆転停止指令等である。近接スイ
ッチ（３）は、モータ（１）の回転開始を検知するもの
であり、上型（１９）が下降し、近接スイッチ（３）に
近ずくと検知信号が数値制御装置（２）に送られ、モー
タ（１）が起動する。本発明のタップ穴加工装置の構造
および動作機能は以上であるが、実際の順送金型等で使
用した場合の一連のタップ穴加工の動作は次のようにな
る。上型（１９）が下降し、近接スイッチ（３）が上型
（１９）を検知すると、数値制御装置（２）に信号が送
られ、モータ（１）が起動し、タップ（４）は回転しな
がら上昇し、被加工物（１６）のネジ下穴（１６ａ）に
タップ先端部が喰い付き、ネジ立て加工が開始する。こ
のあとの動作は、あらがじめ数値制御装置に指令されて
いる指示に基づき実行され、ネジ立て加工動作が完了す
る。
動作は、タップを正転回転させ、被加工物にネジ立て加
工する動作と、ネジ立てが終わりタップを逆転回転さ
せ、被加工物からタップを抜く動作がある。この２つの
動作を短時間に実行しなければならない。従って、駆動
用モータを瞬時に起動、停止をさせるために、応答性の
優れたサーボモータを採用した。サーボモータ（１）と
タップ（４）の組付けられたタップ加工装置本体は、プ
レス金型の下型（１５）の内部に取付ける。タップ
（４）はタップホルダ（５）に、セットボルト（８）に
より固定される。タップホルダ（５）は、モータ軸に固
定されたスリーブ（６）に挿入されている。モータの回
転力はスリーブ（６）からピン（１０）を介してタップ
ホルダに伝達される。スリーブ（６）の外周部には、タ
ップホルダがネジ立て加工時に、上下移動するため長穴
溝（６ａ）が設けてある。モータ（１）の回転と同時に
タップ（４）が上昇し、被加工物（１６）に前工程で加
工が施こされているネジ下穴（１６ａ）に挿入させる必
要がある。そのための機構として、スリーブ（６）に、
ボール受け皿（７）、ボールガイド（９）およびボール
（鋼球）（１１）が取付けられている。モータ（１）が
起動すると、ボール（１１）は遠心力により、ボール受
け皿（７）の傾斜面にそって、外側に移動し、ボールガ
イド（９）、ピンホルダ（１４）を押し上げる。ピンホ
ルダ（１４）に固定されたピン（１０）が押し上げられ
ることにより、タップホルダ（５）の内部に組込まれた
圧縮スプリング（１７）を介し、タップホルダ（５）が
上昇し、タップ（４）が被加工物（１６）に接触する。
圧縮スプリング（１７）は、ボールガイド（９）が上昇
し、タップ（４）の先端部分が被加工物と接触する時の
衝撃を柔げるためのものである。数値制御装置（２）
は、モータ（１）の回転動作を制御するためのものであ
り、あらかじめ、タップ加工動作に必要なモータの一連
の運転条件を指令しておく。運転条件とは、タップの正
転回転速度、回転数、正転停止指令、逆転開始指令、逆
転回転速度、回転数、逆転停止指令等である。近接スイ
ッチ（３）は、モータ（１）の回転開始を検知するもの
であり、上型（１９）が下降し、近接スイッチ（３）に
近ずくと検知信号が数値制御装置（２）に送られ、モー
タ（１）が起動する。本発明のタップ穴加工装置の構造
および動作機能は以上であるが、実際の順送金型等で使
用した場合の一連のタップ穴加工の動作は次のようにな
る。上型（１９）が下降し、近接スイッチ（３）が上型
（１９）を検知すると、数値制御装置（２）に信号が送
られ、モータ（１）が起動し、タップ（４）は回転しな
がら上昇し、被加工物（１６）のネジ下穴（１６ａ）に
タップ先端部が喰い付き、ネジ立て加工が開始する。こ
のあとの動作は、あらがじめ数値制御装置に指令されて
いる指示に基づき実行され、ネジ立て加工動作が完了す
る。
【０００５】［発明の実施の形態］本発明の目的は、プ
レス打抜きのサイクル動作の中で連動してタップ穴加工
を行なうので、敏速な動作が求められるので、数値制御
指令によるサーボモータ駆動に着目し装置を開発した。
レス打抜きのサイクル動作の中で連動してタップ穴加工
を行なうので、敏速な動作が求められるので、数値制御
指令によるサーボモータ駆動に着目し装置を開発した。
【０００６】［発明の効果］金型の内部に本発明のタッ
プ穴加工装置を組込むことが可能となり、プレス打抜き
動作と同時にネジ穴加工が完了し、作業工程の省略にな
り、省人化、省力化に寄与し、加工費の低減に役立つ。
プ穴加工装置を組込むことが可能となり、プレス打抜き
動作と同時にネジ穴加工が完了し、作業工程の省略にな
り、省人化、省力化に寄与し、加工費の低減に役立つ。
【図１】 本発明の断面図
１はモータ（サーボモータ） ２は数値制御装置 ３は近接スイッチ ４はタップ ５はタップホルダ ６はスリーブ ７はボール受け皿 ８はセットボルト ９はボールガイド １０はピン １１はボール（鋼球） １２はセットボルト １３はピン １４はピンホルダ １５は下型 １６は被加工物 １７は圧縮スプリング １８は圧縮スプリング １９は上型 ２０はカバー ２１はモータベース
Claims (1)
- 【請求項１】プレス打抜き部品に対するネジ穴加工を、
プレス打抜き動作工程の中で、同時に加工できるように
考案されたタップ穴加工装置であり、タップの回転駆動
装置として、数値制御（ＮＣ）指令によるサーボモータ
を採用したことを特徴とする装置で、タップ加工装置本
体は、金型の内部に組込まれる。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37638999A JP2001150063A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | Ａｃサーボモータ駆動式タップ穴加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37638999A JP2001150063A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | Ａｃサーボモータ駆動式タップ穴加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001150063A true JP2001150063A (ja) | 2001-06-05 |
Family
ID=18507061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP37638999A Pending JP2001150063A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | Ａｃサーボモータ駆動式タップ穴加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001150063A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003001334A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | 回転機能付プレスユニット |
-
1999
- 1999-11-30 JP JP37638999A patent/JP2001150063A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003001334A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | 回転機能付プレスユニット |
| JP4581296B2 (ja) * | 2001-06-19 | 2010-11-17 | 三菱電機株式会社 | 回転機能付プレスユニット |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |