JP2001103537A - 位置情報通知方法及び装置 - Google Patents
位置情報通知方法及び装置Info
- Publication number
- JP2001103537A JP2001103537A JP25367099A JP25367099A JP2001103537A JP 2001103537 A JP2001103537 A JP 2001103537A JP 25367099 A JP25367099 A JP 25367099A JP 25367099 A JP25367099 A JP 25367099A JP 2001103537 A JP2001103537 A JP 2001103537A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- position information
- mobile communication
- information
- computer
- communication terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L67/00—Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
- H04L67/50—Network services
- H04L67/56—Provisioning of proxy services
- H04L67/565—Conversion or adaptation of application format or content
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W8/00—Network data management
- H04W8/02—Processing of mobility data, e.g. registration information at HLR [Home Location Register] or VLR [Visitor Location Register]; Transfer of mobility data, e.g. between HLR, VLR or external networks
- H04W8/08—Mobility data transfer
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L67/00—Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
- H04L67/50—Network services
- H04L67/52—Network services specially adapted for the location of the user terminal
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W4/00—Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
- H04W4/02—Services making use of location information
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W4/00—Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
- H04W4/02—Services making use of location information
- H04W4/029—Location-based management or tracking services
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W4/00—Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
- H04W4/20—Services signaling; Auxiliary data signalling, i.e. transmitting data via a non-traffic channel
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W8/00—Network data management
- H04W8/02—Processing of mobility data, e.g. registration information at HLR [Home Location Register] or VLR [Visitor Location Register]; Transfer of mobility data, e.g. between HLR, VLR or external networks
- H04W8/08—Mobility data transfer
- H04W8/10—Mobility data transfer between location register and external networks
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W8/00—Network data management
- H04W8/02—Processing of mobility data, e.g. registration information at HLR [Home Location Register] or VLR [Visitor Location Register]; Transfer of mobility data, e.g. between HLR, VLR or external networks
- H04W8/08—Mobility data transfer
- H04W8/12—Mobility data transfer between location registers or mobility servers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W92/00—Interfaces specially adapted for wireless communication networks
- H04W92/02—Inter-networking arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Databases & Information Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ネットワークの統合化に対応した位置情報提供
の共通プラットフォームを提供する。 【解決手段】ゲートウェイサーバ40の位置情報提供部
40bは、それぞれ異なる表現形式で生成される携帯機
10,20,30の位置情報を測位センター50から取
得し、取得した位置情報を位置情報変換装置60を介し
てIPサーバ80A,80B……が取り扱い可能な表現
形式に変換し、変換後の位置情報をIPサーバ80A,
80B……へ通知する。これによって、IPサーバ80
A,80B……は、表現形式の違いを意識することなく
各携帯機10,20,30の位置情報を取得することが
できる。
の共通プラットフォームを提供する。 【解決手段】ゲートウェイサーバ40の位置情報提供部
40bは、それぞれ異なる表現形式で生成される携帯機
10,20,30の位置情報を測位センター50から取
得し、取得した位置情報を位置情報変換装置60を介し
てIPサーバ80A,80B……が取り扱い可能な表現
形式に変換し、変換後の位置情報をIPサーバ80A,
80B……へ通知する。これによって、IPサーバ80
A,80B……は、表現形式の違いを意識することなく
各携帯機10,20,30の位置情報を取得することが
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信端末の位
置情報を通知するための位置情報通知方法及び位置情報
通知装置に関する。
置情報を通知するための位置情報通知方法及び位置情報
通知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】セルラ電話等の移動通信網は、移動通信
端末が現在どの位置に存在しているかを把握することが
可能である。近年、この種の移動通信網において取得さ
れる位置情報を利用して情報提供サービスを行うシステ
ムが各種提案されている。例えば、PHS(Personal Ha
ndyphone System)網では、移動通信端末が現在どの基地
局下の無線ゾーン内に在圏するかを把握可能であり、こ
の位置情報を利用して位置追跡サービスを提供するシス
テムが知られている。また、GPS(Global Positioni
ng System)を移動通信端末に搭載し、これにより得ら
れる位置情報を利用したシステムも提案されている。
端末が現在どの位置に存在しているかを把握することが
可能である。近年、この種の移動通信網において取得さ
れる位置情報を利用して情報提供サービスを行うシステ
ムが各種提案されている。例えば、PHS(Personal Ha
ndyphone System)網では、移動通信端末が現在どの基地
局下の無線ゾーン内に在圏するかを把握可能であり、こ
の位置情報を利用して位置追跡サービスを提供するシス
テムが知られている。また、GPS(Global Positioni
ng System)を移動通信端末に搭載し、これにより得ら
れる位置情報を利用したシステムも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、取得される
移動通信端末の位置情報は、その移動通信網が採用する
位置検出方式によって表現形式が異なる。例えば、上述
のPHS網においては、移動通信端末が在圏する無線ゾ
ーンを管理する基地局を識別するための識別情報(以
下、基地局IDという)の形式であるし、GPSにおい
ては、移動通信端末の位置を測位して得られる緯度・経
度の形式である。
移動通信端末の位置情報は、その移動通信網が採用する
位置検出方式によって表現形式が異なる。例えば、上述
のPHS網においては、移動通信端末が在圏する無線ゾ
ーンを管理する基地局を識別するための識別情報(以
下、基地局IDという)の形式であるし、GPSにおい
ては、移動通信端末の位置を測位して得られる緯度・経
度の形式である。
【0004】一方、これら位置情報を利用して各種サー
ビスを提供する側のコンピュータシステムにおいても、
所望とする位置情報の表現形式、精度及び通信プロトコ
ルが異なる。例えば、コンピュータシステムのアプリケ
ーションによって、位置情報を緯度・経度の表現形式で
取り扱いたい場合もあれば、行政区分に対応した表現形
式で取り扱いたい場合もある。また、例えば、位置追跡
サービス等を提供するコンピュータシステムは比較的高
精度の位置情報を必要とするが、移動通信端末の位置に
応じた天気予報情報を提供するコンピュータシステムは
比較的低精度の位置情報しか必要としない。さらに、移
動通信端末側とコンピュータシステム側とで位置情報の
表現形式が共通であっても、コンピュータシステムがそ
の位置情報をどのような形で取得するかは、コンピュー
タシステムのアプリケーションがサポートする通信プロ
トコルによって様々である。 図30は、URLで指定
されたコンピュータシステムの情報リソースが移動通信
端末から位置情報を取得する際の、位置情報の種々の記
述形式を例示する図である。同図に示すように、各コン
ピュータシステムによって、URLによって指定された
処理プログラムであるCGI(Common Gateway Inter
face)スクリプトが格納されている場所、CGIスクリ
プトのファイル名、引数の指定方法等が異なっている。
ビスを提供する側のコンピュータシステムにおいても、
所望とする位置情報の表現形式、精度及び通信プロトコ
ルが異なる。例えば、コンピュータシステムのアプリケ
ーションによって、位置情報を緯度・経度の表現形式で
取り扱いたい場合もあれば、行政区分に対応した表現形
式で取り扱いたい場合もある。また、例えば、位置追跡
サービス等を提供するコンピュータシステムは比較的高
精度の位置情報を必要とするが、移動通信端末の位置に
応じた天気予報情報を提供するコンピュータシステムは
比較的低精度の位置情報しか必要としない。さらに、移
動通信端末側とコンピュータシステム側とで位置情報の
表現形式が共通であっても、コンピュータシステムがそ
の位置情報をどのような形で取得するかは、コンピュー
タシステムのアプリケーションがサポートする通信プロ
トコルによって様々である。 図30は、URLで指定
されたコンピュータシステムの情報リソースが移動通信
端末から位置情報を取得する際の、位置情報の種々の記
述形式を例示する図である。同図に示すように、各コン
ピュータシステムによって、URLによって指定された
処理プログラムであるCGI(Common Gateway Inter
face)スクリプトが格納されている場所、CGIスクリ
プトのファイル名、引数の指定方法等が異なっている。
【0005】このように位置情報の表現形式や通信プロ
トコルが移動通信網やこれを利用するコンピュータによ
って異なるようでは、近年急速に進展しつつあるネット
ワークの統合化に対応したサービスを提供することがで
きない。
トコルが移動通信網やこれを利用するコンピュータによ
って異なるようでは、近年急速に進展しつつあるネット
ワークの統合化に対応したサービスを提供することがで
きない。
【0006】本発明は、このような背景の下になされた
もので、ネットワークの統合化に対応した位置情報提供
の共通プラットフォームを提供すべく、様々な表現形式
や精度で得られる移動通信端末の位置情報を、これを利
用するコンピュータが取り扱い可能な表現形式や精度で
供給することができる位置情報通知方法及び装置を提供
することを目的としている。
もので、ネットワークの統合化に対応した位置情報提供
の共通プラットフォームを提供すべく、様々な表現形式
や精度で得られる移動通信端末の位置情報を、これを利
用するコンピュータが取り扱い可能な表現形式や精度で
供給することができる位置情報通知方法及び装置を提供
することを目的としている。
【0007】また、本発明の第2の目的は、移動通信端
末の位置情報を移動通信端末の仕様に依存しない形で、
標準のインターフェースプロトコルとして様々なコンピ
ュータに供給することにある。
末の位置情報を移動通信端末の仕様に依存しない形で、
標準のインターフェースプロトコルとして様々なコンピ
ュータに供給することにある。
【0008】さらに、移動通信端末の位置情報をオープ
ンな形で様々なコンピュータに提供するとなると、ユー
ザのプライバシーに関する新たな問題が発生し、その取
り扱いには十分なセキュリティ対策が要求される。この
ことから、本発明の第3の目的は、移動通信端末の位置
情報に関するセキュリティを確保することにある。
ンな形で様々なコンピュータに提供するとなると、ユー
ザのプライバシーに関する新たな問題が発生し、その取
り扱いには十分なセキュリティ対策が要求される。この
ことから、本発明の第3の目的は、移動通信端末の位置
情報に関するセキュリティを確保することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、請求項1に記載の発明は、無線通信が可能な移動
通信端末を収容する移動通信網において取得される移動
通信端末の位置情報を所定のコンピュータへ通知する位
置情報通知方法であって、前記位置情報の通知対象とな
るコンピュータは、前記位置情報を第1の表現形式で取
り扱い可能な第1のコンピュータと、前記位置情報を第
2の表現形式で取り扱い可能な第2のコンピュータを含
む複数のコンピュータであり、前記移動通信端末の位置
を検出し、その位置情報を生成する位置情報生成ステッ
プと、前記第1のコンピュータに位置情報を通知する場
合、当該位置情報を前記生成された表現形式から前記第
1の表現形式に変換し、一方、前記第2のコンピュータ
に位置情報を通知する場合、当該位置情報を前記生成さ
れた表現形式から前記第2の表現形式に変換する位置情
報変換ステップと、前記表現形式を変換された位置情報
を前記コンピュータへ通知する位置情報通知ステップと
を備えることを特徴とする。
ため、請求項1に記載の発明は、無線通信が可能な移動
通信端末を収容する移動通信網において取得される移動
通信端末の位置情報を所定のコンピュータへ通知する位
置情報通知方法であって、前記位置情報の通知対象とな
るコンピュータは、前記位置情報を第1の表現形式で取
り扱い可能な第1のコンピュータと、前記位置情報を第
2の表現形式で取り扱い可能な第2のコンピュータを含
む複数のコンピュータであり、前記移動通信端末の位置
を検出し、その位置情報を生成する位置情報生成ステッ
プと、前記第1のコンピュータに位置情報を通知する場
合、当該位置情報を前記生成された表現形式から前記第
1の表現形式に変換し、一方、前記第2のコンピュータ
に位置情報を通知する場合、当該位置情報を前記生成さ
れた表現形式から前記第2の表現形式に変換する位置情
報変換ステップと、前記表現形式を変換された位置情報
を前記コンピュータへ通知する位置情報通知ステップと
を備えることを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の位置情報通知方法において、前記移動通信網は、生成
する位置情報の表現形式が異なる第1の移動通信網と第
2の移動通信網を含む複数の移動通信網からなり、前記
位置情報生成ステップは、前記第1の移動通信網に属す
る移動通信端末の位置情報を第3の表現形式で生成し、
一方、前記第2の移動通信網に属する移動通信端末の位
置情報を第4の表現形式で生成し、前記位置情報変換ス
テップは、前記第1の移動通信網に属する移動通信端末
の位置情報を前記コンピュータに通知する場合、当該位
置情報を前記第3の表現形式から前記コンピュータが取
り扱い可能な表現形式に変換し、一方、前記第2の移動
通信網に属する移動通信端末の位置情報を前記コンピュ
ータに通知する場合、当該位置情報を前記第4の表現形
式から前記コンピュータが取り扱い可能な表現形式に変
換することを特徴とする。
の位置情報通知方法において、前記移動通信網は、生成
する位置情報の表現形式が異なる第1の移動通信網と第
2の移動通信網を含む複数の移動通信網からなり、前記
位置情報生成ステップは、前記第1の移動通信網に属す
る移動通信端末の位置情報を第3の表現形式で生成し、
一方、前記第2の移動通信網に属する移動通信端末の位
置情報を第4の表現形式で生成し、前記位置情報変換ス
テップは、前記第1の移動通信網に属する移動通信端末
の位置情報を前記コンピュータに通知する場合、当該位
置情報を前記第3の表現形式から前記コンピュータが取
り扱い可能な表現形式に変換し、一方、前記第2の移動
通信網に属する移動通信端末の位置情報を前記コンピュ
ータに通知する場合、当該位置情報を前記第4の表現形
式から前記コンピュータが取り扱い可能な表現形式に変
換することを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
記載の位置情報通知方法において、前記第1又は前記第
2の表現形式は、緯度及び経度情報により表現される形
式と行政区分により表現される形式とのいずれかである
ことを特徴とする。
記載の位置情報通知方法において、前記第1又は前記第
2の表現形式は、緯度及び経度情報により表現される形
式と行政区分により表現される形式とのいずれかである
ことを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項2記載の
位置情報通知方法において、前記第3又は前記第4の表
現形式は、前記移動通信網の基地局に付与される識別情
報により表現される形式と、所定数の前記基地局の無線
通信ゾーンに付与される識別情報により表現される形式
と、前記基地局の無線ゾーンの部分領域に付与される識
別情報により表現される形式と、緯度及び経度情報によ
り表現される形式とのいずれかであることを特徴とす
る。
位置情報通知方法において、前記第3又は前記第4の表
現形式は、前記移動通信網の基地局に付与される識別情
報により表現される形式と、所定数の前記基地局の無線
通信ゾーンに付与される識別情報により表現される形式
と、前記基地局の無線ゾーンの部分領域に付与される識
別情報により表現される形式と、緯度及び経度情報によ
り表現される形式とのいずれかであることを特徴とす
る。
【0013】請求項5に記載の発明は、無線通信が可能
な移動通信端末を収容する移動通信網において取得され
る移動通信端末の位置情報を所定のコンピュータへ通知
する位置情報通知方法であって、前記移動通信端末の位
置を検出し、前記コンピュータが必要とする精度の位置
情報を生成する位置情報生成ステップと、前記生成され
た位置情報を前記コンピュータに通知する位置情報通知
ステップとを具備することを特徴とする。
な移動通信端末を収容する移動通信網において取得され
る移動通信端末の位置情報を所定のコンピュータへ通知
する位置情報通知方法であって、前記移動通信端末の位
置を検出し、前記コンピュータが必要とする精度の位置
情報を生成する位置情報生成ステップと、前記生成され
た位置情報を前記コンピュータに通知する位置情報通知
ステップとを具備することを特徴とする。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項5記載の
位置情報通知方法において、前記コンピュータが必要と
する精度の位置情報は、緯度及び経度情報により表現さ
れる位置情報と行政区分により表現される位置情報との
いずれかを含むことを特徴とする。
位置情報通知方法において、前記コンピュータが必要と
する精度の位置情報は、緯度及び経度情報により表現さ
れる位置情報と行政区分により表現される位置情報との
いずれかを含むことを特徴とする。
【0015】請求項7に記載の発明は、無線通信が可能
な移動通信端末を収容する移動通信網において取得され
る移動通信端末の位置情報を所定のコンピュータへ通知
する位置情報通知方法であって、前記移動通信端末の位
置を検出して位置情報を生成する位置情報生成ステップ
と、前記移動通信端末から前記コンピュータへ送信され
るデータに前記生成された位置情報を付加することによ
り、前記生成された位置情報を前記コンピュータへ通知
する位置情報通知ステップとを備えることを特徴とす
る。
な移動通信端末を収容する移動通信網において取得され
る移動通信端末の位置情報を所定のコンピュータへ通知
する位置情報通知方法であって、前記移動通信端末の位
置を検出して位置情報を生成する位置情報生成ステップ
と、前記移動通信端末から前記コンピュータへ送信され
るデータに前記生成された位置情報を付加することによ
り、前記生成された位置情報を前記コンピュータへ通知
する位置情報通知ステップとを備えることを特徴とす
る。
【0016】請求項8に記載の発明は、請求項7記載の
位置情報通知方法において、前記位置情報通知ステップ
は、前記コンピュータから前記移動通信端末に対し前記
位置情報の付加方式を通知するステップを含み、前記通
知された付加方式に従って前記生成された位置情報を通
知することを特徴とする。
位置情報通知方法において、前記位置情報通知ステップ
は、前記コンピュータから前記移動通信端末に対し前記
位置情報の付加方式を通知するステップを含み、前記通
知された付加方式に従って前記生成された位置情報を通
知することを特徴とする。
【0017】請求項9に記載の発明は、請求項8記載の
位置情報通知方法において、前記位置情報通知ステップ
は、前記移動通信端末から前記コンピュータへ送信され
るデータの中に所定のデータ列を検出するステップと、
前記所定のデータ列を前記位置情報に置換して前記コン
ピュータに送信するステップとを含むことを特徴とす
る。
位置情報通知方法において、前記位置情報通知ステップ
は、前記移動通信端末から前記コンピュータへ送信され
るデータの中に所定のデータ列を検出するステップと、
前記所定のデータ列を前記位置情報に置換して前記コン
ピュータに送信するステップとを含むことを特徴とす
る。
【0018】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の位置情報通知方法において、前記所定のデータ列
は、前記コンピュータから前記移動通信端末へ送信され
るデータの中に含まれており、前記位置情報通知ステッ
プは、前記移動通信端末が前記コンピュータから送信さ
れるデータを返送する過程で該データ列を検出し、前記
位置情報と置換することを特徴とする。
載の位置情報通知方法において、前記所定のデータ列
は、前記コンピュータから前記移動通信端末へ送信され
るデータの中に含まれており、前記位置情報通知ステッ
プは、前記移動通信端末が前記コンピュータから送信さ
れるデータを返送する過程で該データ列を検出し、前記
位置情報と置換することを特徴とする。
【0019】請求項11に記載の発明は、無線通信が可
能な移動通信端末を収容する移動通信網において取得さ
れる移動通信端末の位置情報を所定のコンピュータへ通
知する位置情報通知方法であって、前記コンピュータか
ら前記移動通信端末の位置情報取得を要求する要求信号
を受信するステップと、前記要求信号に応じて前記移動
通信端末の位置を検出して位置情報を生成する位置情報
生成ステップと、前記生成された位置情報を前記コンピ
ュータへ通知する位置情報通知ステップとを備えること
を特徴とする。
能な移動通信端末を収容する移動通信網において取得さ
れる移動通信端末の位置情報を所定のコンピュータへ通
知する位置情報通知方法であって、前記コンピュータか
ら前記移動通信端末の位置情報取得を要求する要求信号
を受信するステップと、前記要求信号に応じて前記移動
通信端末の位置を検出して位置情報を生成する位置情報
生成ステップと、前記生成された位置情報を前記コンピ
ュータへ通知する位置情報通知ステップとを備えること
を特徴とする。
【0020】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の位置情報通知方法において、前記移動通信端末か
ら前記コンピュータへ送信されるデータに対して前記移
動通信端末の識別情報を付加して前記コンピュータに送
信する識別情報付加ステップを備え、前記位置情報生成
ステップは、前記コンピュータにより前記要求信号に含
められた前記識別情報に基づいて、前記位置情報を生成
すべき移動通信端末を特定して該位置情報を生成するこ
とを特徴とする。
記載の位置情報通知方法において、前記移動通信端末か
ら前記コンピュータへ送信されるデータに対して前記移
動通信端末の識別情報を付加して前記コンピュータに送
信する識別情報付加ステップを備え、前記位置情報生成
ステップは、前記コンピュータにより前記要求信号に含
められた前記識別情報に基づいて、前記位置情報を生成
すべき移動通信端末を特定して該位置情報を生成するこ
とを特徴とする。
【0021】請求項13に記載の発明は、請求項12に
記載の位置情報通知方法において、前記識別情報付加ス
テップは、前記移動通信端末から前記コンピュータへ送
信されるデータの中に所定のデータ列を検出するステッ
プと、前記所定のデータ列を前記識別情報に置換するス
テップとを備えることを特徴とする。
記載の位置情報通知方法において、前記識別情報付加ス
テップは、前記移動通信端末から前記コンピュータへ送
信されるデータの中に所定のデータ列を検出するステッ
プと、前記所定のデータ列を前記識別情報に置換するス
テップとを備えることを特徴とする。
【0022】請求項14に記載の発明は、請求項13に
記載の位置情報通知方法において、前記所定のデータ列
は、前記コンピュータから前記移動通信端末へ送信され
るデータの中に含まれており、前記識別情報付加ステッ
プは、前記移動通信端末が前記コンピュータから送信さ
れるデータを返送する過程で該データ列を検出し、前記
識別情報と置換することを特徴とする。
記載の位置情報通知方法において、前記所定のデータ列
は、前記コンピュータから前記移動通信端末へ送信され
るデータの中に含まれており、前記識別情報付加ステッ
プは、前記移動通信端末が前記コンピュータから送信さ
れるデータを返送する過程で該データ列を検出し、前記
識別情報と置換することを特徴とする。
【0023】請求項15に記載の発明は、請求項7〜1
4のいずれかに記載の位置情報通知方法において、前記
位置情報を前記コンピュータに通知してよいか否かの判
定を行う通知可否判定ステップを具備し、前記位置情報
通知ステップは、前記通知可否判定ステップによる判定
結果に基づいて、前記位置情報を通知することを特徴と
する。
4のいずれかに記載の位置情報通知方法において、前記
位置情報を前記コンピュータに通知してよいか否かの判
定を行う通知可否判定ステップを具備し、前記位置情報
通知ステップは、前記通知可否判定ステップによる判定
結果に基づいて、前記位置情報を通知することを特徴と
する。
【0024】請求項16に記載の発明は、請求項15に
記載の位置情報通知方法において、前記位置情報の公開
対象のコンピュータであるか否かに関する公開情報が所
定の記憶手段により予め記憶されており、前記通知可否
判定ステップは、前記位置情報の通知対象となる前記コ
ンピュータについて、前記記憶手段により記憶されてい
る前記公開情報を参照して前記判定を行うことを特徴と
する。
記載の位置情報通知方法において、前記位置情報の公開
対象のコンピュータであるか否かに関する公開情報が所
定の記憶手段により予め記憶されており、前記通知可否
判定ステップは、前記位置情報の通知対象となる前記コ
ンピュータについて、前記記憶手段により記憶されてい
る前記公開情報を参照して前記判定を行うことを特徴と
する。
【0025】請求項17に記載の発明は、請求項16に
記載の位置情報通知方法において、前記公開情報が前記
移動通信端末毎に前記所定の記憶手段により予め記憶さ
れており、前記通知可否判定ステップは、前記位置情報
の通知対象となる前記コンピュータについて、前記記憶
手段により記憶されている前記公開情報を参照して前記
判定を行うことを特徴とする。
記載の位置情報通知方法において、前記公開情報が前記
移動通信端末毎に前記所定の記憶手段により予め記憶さ
れており、前記通知可否判定ステップは、前記位置情報
の通知対象となる前記コンピュータについて、前記記憶
手段により記憶されている前記公開情報を参照して前記
判定を行うことを特徴とする。
【0026】請求項18に記載の発明は、請求項15に
記載の位置情報通知方法において、前記通知可否判定ス
テップは、前記位置情報を前記コンピュータへ通知して
もよいか否かを前記移動通信端末に問い合わせるステッ
プと、前記問い合わせに対する前記移動通信端末からの
応答情報に基づいて前記判定を行うステップとからなる
ことを特徴とする。
記載の位置情報通知方法において、前記通知可否判定ス
テップは、前記位置情報を前記コンピュータへ通知して
もよいか否かを前記移動通信端末に問い合わせるステッ
プと、前記問い合わせに対する前記移動通信端末からの
応答情報に基づいて前記判定を行うステップとからなる
ことを特徴とする。
【0027】請求項19に記載の発明は、請求項15に
記載の位置情報通知方法において、前記位置情報を前記
移動通信網外に公開してよい移動通信端末であるか否か
に関する端末情報が、所定の記憶手段により予め記憶さ
れており、前記通知可否判定ステップは、通知しようと
している前記位置情報に係る前記移動通信端末につい
て、前記記憶手段により記憶されている前記端末情報を
参照して前記判定を行うことを特徴とする。
記載の位置情報通知方法において、前記位置情報を前記
移動通信網外に公開してよい移動通信端末であるか否か
に関する端末情報が、所定の記憶手段により予め記憶さ
れており、前記通知可否判定ステップは、通知しようと
している前記位置情報に係る前記移動通信端末につい
て、前記記憶手段により記憶されている前記端末情報を
参照して前記判定を行うことを特徴とする。
【0028】請求項20に記載の発明は、請求項15に
記載の位置情報通知方法において、前記通知可否判定ス
テップにより送信否と判定された場合に、前記位置情報
の通知不可の旨を示すエラー信号を前記移動通信端末又
は前記コンピュータに送信するエラー信号送信ステップ
を具備することを特徴とする。
記載の位置情報通知方法において、前記通知可否判定ス
テップにより送信否と判定された場合に、前記位置情報
の通知不可の旨を示すエラー信号を前記移動通信端末又
は前記コンピュータに送信するエラー信号送信ステップ
を具備することを特徴とする。
【0029】請求項21に記載の発明は、請求項7〜1
4のいずれかに記載の位置情報通知方法において、前記
移動通信端末のユーザが指定可能な指定位置情報を入力
するための入力画面データを前記移動通信端末に送信す
る入力画面送信ステップと、前記ユーザにより入力され
た前記指定位置情報を前記移動通信端末から受信する指
定位置情報受信ステップとを具備し、前記位置情報通知
ステップは、前記位置情報生成ステップにより生成され
た前記位置情報とともに、前記指定位置情報受信ステッ
プにより受信された前記指定位置情報を前記コンピュー
タに通知することを特徴とする。
4のいずれかに記載の位置情報通知方法において、前記
移動通信端末のユーザが指定可能な指定位置情報を入力
するための入力画面データを前記移動通信端末に送信す
る入力画面送信ステップと、前記ユーザにより入力され
た前記指定位置情報を前記移動通信端末から受信する指
定位置情報受信ステップとを具備し、前記位置情報通知
ステップは、前記位置情報生成ステップにより生成され
た前記位置情報とともに、前記指定位置情報受信ステッ
プにより受信された前記指定位置情報を前記コンピュー
タに通知することを特徴とする。
【0030】請求項22に記載の発明は、請求項7〜1
4のいずれかに記載の位置情報通知方法において、前記
移動通信端末は自己の位置を測定する位置測定手段を備
えており、前記位置測定手段により測定された移動通信
端末の位置に関する測定位置情報を前記移動通信端末か
ら受信する測定位置情報受信ステップを具備し、前記位
置情報通知ステップは、前記位置情報生成ステップによ
り生成され前記位置情報とともに、前記測定位置情報受
信ステップにより受信された前記測定位置情報を前記コ
ンピュータに通知することを特徴とする。
4のいずれかに記載の位置情報通知方法において、前記
移動通信端末は自己の位置を測定する位置測定手段を備
えており、前記位置測定手段により測定された移動通信
端末の位置に関する測定位置情報を前記移動通信端末か
ら受信する測定位置情報受信ステップを具備し、前記位
置情報通知ステップは、前記位置情報生成ステップによ
り生成され前記位置情報とともに、前記測定位置情報受
信ステップにより受信された前記測定位置情報を前記コ
ンピュータに通知することを特徴とする。
【0031】請求項23に記載の発明は、請求項1〜2
2のいずれかに記載の位置情報通知方法において、前記
コンピュータは、前記移動通信端末の位置に関連する位
置関連情報を前記移動通信端末に提供する情報提供サー
バであることを特徴とする。
2のいずれかに記載の位置情報通知方法において、前記
コンピュータは、前記移動通信端末の位置に関連する位
置関連情報を前記移動通信端末に提供する情報提供サー
バであることを特徴とする。
【0032】請求項24に記載の発明は、請求項1〜2
3のいずれかに記載の位置情報通知方法において、前記
移動通信端末は無線による電話通信を行う携帯電話機で
あることを特徴とする。
3のいずれかに記載の位置情報通知方法において、前記
移動通信端末は無線による電話通信を行う携帯電話機で
あることを特徴とする。
【0033】請求項25に記載の発明は、無線通信が可
能な移動通信端末を収容する移動通信網において取得さ
れる移動通信端末の位置情報を所定のコンピュータへ通
知する位置情報通知装置であって、前記位置情報の通知
対象となるコンピュータは、前記位置情報を第1の表現
形式で取り扱い可能な第1のコンピュータと、前記位置
情報を第2の表現形式で取り扱い可能な第2のコンピュ
ータを含む複数のコンピュータであり、前記移動通信端
末の位置を検出し、その位置情報を生成する位置情報生
成手段と、前記第1のコンピュータに位置情報を通知す
る場合、当該位置情報を前記生成された表現形式から前
記第1の表現形式に変換し、一方、前記第2のコンピュ
ータに位置情報を通知する場合、当該位置情報を前記生
成された表現形式から前記第2の表現形式に変換する位
置情報変換手段と、前記表現形式を変換された位置情報
を前記コンピュータへ通知する位置情報通知手段とを備
えることを特徴とする。
能な移動通信端末を収容する移動通信網において取得さ
れる移動通信端末の位置情報を所定のコンピュータへ通
知する位置情報通知装置であって、前記位置情報の通知
対象となるコンピュータは、前記位置情報を第1の表現
形式で取り扱い可能な第1のコンピュータと、前記位置
情報を第2の表現形式で取り扱い可能な第2のコンピュ
ータを含む複数のコンピュータであり、前記移動通信端
末の位置を検出し、その位置情報を生成する位置情報生
成手段と、前記第1のコンピュータに位置情報を通知す
る場合、当該位置情報を前記生成された表現形式から前
記第1の表現形式に変換し、一方、前記第2のコンピュ
ータに位置情報を通知する場合、当該位置情報を前記生
成された表現形式から前記第2の表現形式に変換する位
置情報変換手段と、前記表現形式を変換された位置情報
を前記コンピュータへ通知する位置情報通知手段とを備
えることを特徴とする。
【0034】請求項26に記載の発明は、請求項25に
記載の位置情報通知装置において、前記移動通信網は、
生成する位置情報の表現形式が異なる第1の移動通信網
と第2の移動通信網を含む複数の移動通信網からなり、
前記位置情報生成手段は、前記第1の移動通信網に属す
る移動通信端末の位置情報を第3の表現形式で生成し、
一方、前記第2の移動通信網に属する移動通信端末の位
置情報を第4の表現形式で生成し、前記位置情報変換手
段は、前記第1の移動通信網に属する移動通信端末の位
置情報を前記コンピュータに通知する場合、当該位置情
報を前記第3の表現形式から前記コンピュータが取り扱
い可能な表現形式に変換し、一方、前記第2の移動通信
網に属する移動通信端末の位置情報を前記コンピュータ
に通知する場合、当該位置情報を前記第4の表現形式か
ら前記コンピュータが取り扱い可能な表現形式に変換す
ることを特徴とする。
記載の位置情報通知装置において、前記移動通信網は、
生成する位置情報の表現形式が異なる第1の移動通信網
と第2の移動通信網を含む複数の移動通信網からなり、
前記位置情報生成手段は、前記第1の移動通信網に属す
る移動通信端末の位置情報を第3の表現形式で生成し、
一方、前記第2の移動通信網に属する移動通信端末の位
置情報を第4の表現形式で生成し、前記位置情報変換手
段は、前記第1の移動通信網に属する移動通信端末の位
置情報を前記コンピュータに通知する場合、当該位置情
報を前記第3の表現形式から前記コンピュータが取り扱
い可能な表現形式に変換し、一方、前記第2の移動通信
網に属する移動通信端末の位置情報を前記コンピュータ
に通知する場合、当該位置情報を前記第4の表現形式か
ら前記コンピュータが取り扱い可能な表現形式に変換す
ることを特徴とする。
【0035】請求項27に記載の発明は、請求項25又
は26記載の位置情報通知装置において、前記第1又は
前記第2の表現形式は、緯度及び経度情報により表現さ
れる形式と行政区分により表現される形式とのいずれか
であることを特徴とする。
は26記載の位置情報通知装置において、前記第1又は
前記第2の表現形式は、緯度及び経度情報により表現さ
れる形式と行政区分により表現される形式とのいずれか
であることを特徴とする。
【0036】請求項28に記載の発明は、請求項26記
載の位置情報通知装置において、前記第3又は前記第4
の表現形式は、前記移動通信網の基地局に付与される識
別情報により表現される形式と、所定数の前記基地局の
無線通信ゾーンに付与される識別情報により表現される
形式と、前記基地局の無線ゾーンの部分領域に付与され
る識別情報により表現される形式と、緯度及び経度情報
により表現される形式とのいずれかであることを特徴と
する。
載の位置情報通知装置において、前記第3又は前記第4
の表現形式は、前記移動通信網の基地局に付与される識
別情報により表現される形式と、所定数の前記基地局の
無線通信ゾーンに付与される識別情報により表現される
形式と、前記基地局の無線ゾーンの部分領域に付与され
る識別情報により表現される形式と、緯度及び経度情報
により表現される形式とのいずれかであることを特徴と
する。
【0037】請求項29に記載の発明は、無線通信が可
能な移動通信端末を収容する移動通信網において取得さ
れる移動通信端末の位置情報を所定のコンピュータへ通
知する位置情報通知装置であって、前記移動通信端末の
位置を検出し、前記コンピュータが必要とする精度の位
置情報を生成する位置情報生成手段と、前記生成された
位置情報を前記コンピュータに通知する位置情報通知手
段とを具備することを特徴とする。
能な移動通信端末を収容する移動通信網において取得さ
れる移動通信端末の位置情報を所定のコンピュータへ通
知する位置情報通知装置であって、前記移動通信端末の
位置を検出し、前記コンピュータが必要とする精度の位
置情報を生成する位置情報生成手段と、前記生成された
位置情報を前記コンピュータに通知する位置情報通知手
段とを具備することを特徴とする。
【0038】請求項30に記載の発明は、請求項29記
載の位置情報通知装置において、前記コンピュータが必
要とする精度の位置情報は、緯度及び経度情報により表
現される位置情報と行政区分により表現される位置情報
とのいずれかを含むことを特徴とする。
載の位置情報通知装置において、前記コンピュータが必
要とする精度の位置情報は、緯度及び経度情報により表
現される位置情報と行政区分により表現される位置情報
とのいずれかを含むことを特徴とする。
【0039】請求項31に記載の発明は、無線通信が可
能な移動通信端末を収容する移動通信網において取得さ
れる移動通信端末の位置情報を所定のコンピュータへ通
知する位置情報通知装置であって、前記移動通信端末の
位置を検出して位置情報を生成する位置情報生成手段
と、前記移動通信端末から前記コンピュータへ送信され
るデータに前記生成された位置情報を付加することによ
り、前記生成された位置情報を前記コンピュータへ通知
する位置情報通知手段とを備えることを特徴とする。
能な移動通信端末を収容する移動通信網において取得さ
れる移動通信端末の位置情報を所定のコンピュータへ通
知する位置情報通知装置であって、前記移動通信端末の
位置を検出して位置情報を生成する位置情報生成手段
と、前記移動通信端末から前記コンピュータへ送信され
るデータに前記生成された位置情報を付加することによ
り、前記生成された位置情報を前記コンピュータへ通知
する位置情報通知手段とを備えることを特徴とする。
【0040】請求項32に記載の発明は、請求項31記
載の位置情報通知装置において、前記位置情報通知手段
は、前記生成された位置情報を前記データに付加するた
めの方式を示す通知を前記コンピュータから受信する受
信手段と、前記データに対して前記方式により前記生成
された位置情報を付加して送信する送信手段とを含むこ
とを特徴とする。
載の位置情報通知装置において、前記位置情報通知手段
は、前記生成された位置情報を前記データに付加するた
めの方式を示す通知を前記コンピュータから受信する受
信手段と、前記データに対して前記方式により前記生成
された位置情報を付加して送信する送信手段とを含むこ
とを特徴とする。
【0041】請求項33に記載の発明は、請求項31記
載の位置情報通知装置において、前記位置情報通知手段
は、前記移動通信端末から前記コンピュータへ送信され
るデータの中に所定のデータ列を検出する検出手段と、
前記所定のデータ列を前記位置情報に置換して前記コン
ピュータに送信する置換手段とからなることを特徴とす
る。
載の位置情報通知装置において、前記位置情報通知手段
は、前記移動通信端末から前記コンピュータへ送信され
るデータの中に所定のデータ列を検出する検出手段と、
前記所定のデータ列を前記位置情報に置換して前記コン
ピュータに送信する置換手段とからなることを特徴とす
る。
【0042】請求項34に記載の発明は、請求項33に
記載の位置情報通知装置において、前記所定のデータ列
は、前記コンピュータから前記移動通信端末へ送信され
るデータの中に含まれており、前記位置情報通知手段
は、前記移動通信端末が前記コンピュータから送信され
るデータを返送する過程で該データ列を検出し、前記位
置情報と置換することを特徴とする。
記載の位置情報通知装置において、前記所定のデータ列
は、前記コンピュータから前記移動通信端末へ送信され
るデータの中に含まれており、前記位置情報通知手段
は、前記移動通信端末が前記コンピュータから送信され
るデータを返送する過程で該データ列を検出し、前記位
置情報と置換することを特徴とする。
【0043】請求項35に記載の発明は、無線通信が可
能な移動通信端末を収容する移動通信網において取得さ
れる移動通信端末の位置情報を所定のコンピュータへ通
知する位置情報通知装置であって、前記コンピュータか
ら前記移動通信端末の位置情報取得を要求する要求信号
を受信する受信手段と、前記要求信号に応じて前記移動
通信端末の位置を検出して位置情報を生成する位置情報
生成手段と、前記生成された位置情報を前記コンピュー
タへ通知する位置情報通知手段とを備えることを特徴と
する。
能な移動通信端末を収容する移動通信網において取得さ
れる移動通信端末の位置情報を所定のコンピュータへ通
知する位置情報通知装置であって、前記コンピュータか
ら前記移動通信端末の位置情報取得を要求する要求信号
を受信する受信手段と、前記要求信号に応じて前記移動
通信端末の位置を検出して位置情報を生成する位置情報
生成手段と、前記生成された位置情報を前記コンピュー
タへ通知する位置情報通知手段とを備えることを特徴と
する。
【0044】請求項36に記載の発明は、請求項35に
記載の位置情報通知装置において、前記移動通信端末か
ら前記コンピュータへ送信されるデータに対して前記移
動通信端末の識別情報を付加して前記コンピュータに送
信する識別情報付加手段を備え、前記位置情報生成手段
は、前記コンピュータにより前記要求信号に含められた
前記識別情報に基づいて前記位置情報を生成すべき移動
通信端末を特定して該位置情報を生成することを特徴と
する。
記載の位置情報通知装置において、前記移動通信端末か
ら前記コンピュータへ送信されるデータに対して前記移
動通信端末の識別情報を付加して前記コンピュータに送
信する識別情報付加手段を備え、前記位置情報生成手段
は、前記コンピュータにより前記要求信号に含められた
前記識別情報に基づいて前記位置情報を生成すべき移動
通信端末を特定して該位置情報を生成することを特徴と
する。
【0045】請求項37に記載の発明は、請求項36に
記載の位置情報通知装置において、前記識別情報付加手
段は、前記移動通信端末から前記コンピュータへ送信さ
れるデータの中に所定のデータ列を検出する検出手段
と、前記所定のデータ列を前記識別情報に置換する置換
手段とを備えることを特徴とする。
記載の位置情報通知装置において、前記識別情報付加手
段は、前記移動通信端末から前記コンピュータへ送信さ
れるデータの中に所定のデータ列を検出する検出手段
と、前記所定のデータ列を前記識別情報に置換する置換
手段とを備えることを特徴とする。
【0046】請求項38に記載の発明は、請求項37に
記載の位置情報通知装置において、前記所定のデータ列
は、前記コンピュータから前記移動通信端末へ送信され
るデータの中に含まれており、前記識別情報付加手段
は、前記移動通信端末が前記コンピュータから送信され
るデータを返送する過程で該データ列を検出し、前記識
別情報と置換することを特徴とする。
記載の位置情報通知装置において、前記所定のデータ列
は、前記コンピュータから前記移動通信端末へ送信され
るデータの中に含まれており、前記識別情報付加手段
は、前記移動通信端末が前記コンピュータから送信され
るデータを返送する過程で該データ列を検出し、前記識
別情報と置換することを特徴とする。
【0047】請求項39に記載の発明は、請求項31〜
38のいずれかに記載の位置情報通知装置において、前
記位置情報を前記コンピュータに通知してよいか否かの
判定を行う通知可否判定手段を具備し、前記位置情報通
知手段は、前記通知可否判定手段による判定結果に基づ
いて、前記位置情報を通知することを特徴とする。
38のいずれかに記載の位置情報通知装置において、前
記位置情報を前記コンピュータに通知してよいか否かの
判定を行う通知可否判定手段を具備し、前記位置情報通
知手段は、前記通知可否判定手段による判定結果に基づ
いて、前記位置情報を通知することを特徴とする。
【0048】請求項40に記載の発明は、請求項39に
記載の位置情報通知装置において、前記位置情報の公開
対象のコンピュータであるか否かに関する公開情報を記
憶する公開情報記憶手段を具備し、前記通知可否判定手
段は、前記位置情報の通知対象となる前記コンピュータ
について、前記公開情報記憶手段により記憶されている
前記公開情報を参照して前記判定を行うことを特徴とす
る。
記載の位置情報通知装置において、前記位置情報の公開
対象のコンピュータであるか否かに関する公開情報を記
憶する公開情報記憶手段を具備し、前記通知可否判定手
段は、前記位置情報の通知対象となる前記コンピュータ
について、前記公開情報記憶手段により記憶されている
前記公開情報を参照して前記判定を行うことを特徴とす
る。
【0049】請求項41に記載の発明は、請求項40に
記載の位置情報通知装置において、前記公開情報記憶手
段は前記移動通信端末毎に前記公開情報を記憶してお
り、前記通知可否判定手段は、前記位置情報の通知対象
となる前記コンピュータについて、前記公開情報記憶手
段により記憶されている前記公開情報を参照して前記判
定を行うことを特徴とする。
記載の位置情報通知装置において、前記公開情報記憶手
段は前記移動通信端末毎に前記公開情報を記憶してお
り、前記通知可否判定手段は、前記位置情報の通知対象
となる前記コンピュータについて、前記公開情報記憶手
段により記憶されている前記公開情報を参照して前記判
定を行うことを特徴とする。
【0050】請求項42に記載の発明は、請求項39に
記載の位置情報通知装置において、前記通知可否判定手
段は、前記位置情報を前記コンピュータへ通知してもよ
いか否かを前記移動通信端末に問い合わせる手段と、前
記問い合わせに対する前記移動通信端末からの応答情報
に基づいて前記判定を行う手段とからなることを特徴と
する。
記載の位置情報通知装置において、前記通知可否判定手
段は、前記位置情報を前記コンピュータへ通知してもよ
いか否かを前記移動通信端末に問い合わせる手段と、前
記問い合わせに対する前記移動通信端末からの応答情報
に基づいて前記判定を行う手段とからなることを特徴と
する。
【0051】請求項43に記載の発明は、請求項39に
記載の位置情報通知装置において、前記位置情報を前記
移動通信網外に公開してよい移動通信端末であるか否か
に関する端末情報を記憶する端末情報記憶手段を具備
し、前記通知可否判定手段は、通知しようとしている前
記位置情報に係る前記移動通信端末について、前記端末
情報記憶手段により記憶されている前記端末情報を参照
して前記判定を行うことを特徴とする。
記載の位置情報通知装置において、前記位置情報を前記
移動通信網外に公開してよい移動通信端末であるか否か
に関する端末情報を記憶する端末情報記憶手段を具備
し、前記通知可否判定手段は、通知しようとしている前
記位置情報に係る前記移動通信端末について、前記端末
情報記憶手段により記憶されている前記端末情報を参照
して前記判定を行うことを特徴とする。
【0052】請求項44に記載の発明は、請求項39に
記載の位置情報通知装置において、前記通知可否判定手
段により送信否と判定された場合に、前記位置情報の通
知不可の旨を示すエラー信号を前記移動通信端末又は前
記コンピュータに送信するエラー信号送信手段を具備す
ることを特徴とする。
記載の位置情報通知装置において、前記通知可否判定手
段により送信否と判定された場合に、前記位置情報の通
知不可の旨を示すエラー信号を前記移動通信端末又は前
記コンピュータに送信するエラー信号送信手段を具備す
ることを特徴とする。
【0053】請求項45に記載の発明は、請求項31〜
38のいずれかに記載の位置情報通知装置において、前
記移動通信端末のユーザが指定可能な指定位置情報を入
力するための入力画面データを前記移動通信端末に送信
する入力画面送信手段と、前記ユーザにより入力された
前記指定位置情報を前記移動通信端末から受信する指定
位置情報受信手段とを具備し、前記位置情報通知手段
は、前記位置情報生成手段により生成された前記位置情
報とともに、前記指定位置情報受信手段により受信され
た前記指定位置情報を前記コンピュータに通知すること
を特徴とする。
38のいずれかに記載の位置情報通知装置において、前
記移動通信端末のユーザが指定可能な指定位置情報を入
力するための入力画面データを前記移動通信端末に送信
する入力画面送信手段と、前記ユーザにより入力された
前記指定位置情報を前記移動通信端末から受信する指定
位置情報受信手段とを具備し、前記位置情報通知手段
は、前記位置情報生成手段により生成された前記位置情
報とともに、前記指定位置情報受信手段により受信され
た前記指定位置情報を前記コンピュータに通知すること
を特徴とする。
【0054】請求項46に記載の発明は、請求項31〜
38のいずれかに記載の位置情報通知装置において、前
記移動通信端末は自己の位置を測定する位置測定手段を
備えており、前記位置測定手段により測定された前記移
動通信端末の位置に関する測定位置情報を前記移動通信
端末から受信する測定位置情報受信手段を具備し、前記
位置情報通知手段は、前記位置情報生成手段により生成
された前記位置情報とともに、前記測定位置情報受信手
段により受信された前記測定位置情報を前記コンピュー
タに通知することを特徴とする。
38のいずれかに記載の位置情報通知装置において、前
記移動通信端末は自己の位置を測定する位置測定手段を
備えており、前記位置測定手段により測定された前記移
動通信端末の位置に関する測定位置情報を前記移動通信
端末から受信する測定位置情報受信手段を具備し、前記
位置情報通知手段は、前記位置情報生成手段により生成
された前記位置情報とともに、前記測定位置情報受信手
段により受信された前記測定位置情報を前記コンピュー
タに通知することを特徴とする。
【0055】請求項47に記載の発明は、請求項25〜
46のいずれかに記載の位置情報通知装置において、前
記コンピュータは、前記移動通信端末の位置に関連する
位置関連情報を前記移動通信端末に提供する情報提供サ
ーバであることを特徴とする。
46のいずれかに記載の位置情報通知装置において、前
記コンピュータは、前記移動通信端末の位置に関連する
位置関連情報を前記移動通信端末に提供する情報提供サ
ーバであることを特徴とする。
【0056】請求項48に記載の発明は、請求項25〜
47のいずれかに記載の位置情報通知装置において、前
記移動通信端末は無線による電話通信を行う携帯電話機
であることを特徴とする。
47のいずれかに記載の位置情報通知装置において、前
記移動通信端末は無線による電話通信を行う携帯電話機
であることを特徴とする。
【0057】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施形態について説明する。本実施形態では、 第1実施形態:移動通信端末とコンピュータ間で位置情
報の表現形式が異なっていても、そのコンピュータに位
置情報を通知することができる形態、 第2実施形態:コンピュータが所望する精度の位置情報
を通知することができる形態、 第3実施形態:移動通信端末の位置情報のセキュリティ
を維持しつつ、当該位置情報を標準のインタフェースプ
ロトコルとして様々なサーバに通知することができる形
態、 の3つの形態に分けて説明する。ただし、以下説明する
第1〜第3実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明は
その技術思想の範囲内で種々の形態をとりうる。
明の実施形態について説明する。本実施形態では、 第1実施形態:移動通信端末とコンピュータ間で位置情
報の表現形式が異なっていても、そのコンピュータに位
置情報を通知することができる形態、 第2実施形態:コンピュータが所望する精度の位置情報
を通知することができる形態、 第3実施形態:移動通信端末の位置情報のセキュリティ
を維持しつつ、当該位置情報を標準のインタフェースプ
ロトコルとして様々なサーバに通知することができる形
態、 の3つの形態に分けて説明する。ただし、以下説明する
第1〜第3実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明は
その技術思想の範囲内で種々の形態をとりうる。
【0058】A:第1実施形態 本発明の第1実施形態では、移動通信端末とコンピュー
タ間で位置情報の表現形式が異なっていても、そのコン
ピュータに位置情報を通知することができる形態につい
て説明する。 A−1:第1実施形態の構成 まず、本実施形態の構成について説明する。 (1)ネットワークの全体構成 図1は、実施形態に係るネットワークの全体構成を示す
ブロック図である。同図において、10は、PHS(Per
sonal Handyphone System)と呼ばれる簡易携帯電話網1
2に収容される簡易携帯電話機である。簡易携帯電話機
10は、簡易携帯電話網12の基地局11との間で無線
通信を行い、PHSの電話通信サービスを受けることが
可能である。
タ間で位置情報の表現形式が異なっていても、そのコン
ピュータに位置情報を通知することができる形態につい
て説明する。 A−1:第1実施形態の構成 まず、本実施形態の構成について説明する。 (1)ネットワークの全体構成 図1は、実施形態に係るネットワークの全体構成を示す
ブロック図である。同図において、10は、PHS(Per
sonal Handyphone System)と呼ばれる簡易携帯電話網1
2に収容される簡易携帯電話機である。簡易携帯電話機
10は、簡易携帯電話網12の基地局11との間で無線
通信を行い、PHSの電話通信サービスを受けることが
可能である。
【0059】20は、PDC(Personal Digital Cellul
ar)等の携帯電話網22に収容される携帯電話機であ
る。携帯電話機20は、携帯電話網22の基地局21と
の間で無線通信を行い、PDC等の携帯電話サービスを
受けることが可能である。上記の簡易携帯電話網12と
携帯電話網22は、図示しないゲートウェイ装置を介し
て接続されており、相互に通話接続が可能である。
ar)等の携帯電話網22に収容される携帯電話機であ
る。携帯電話機20は、携帯電話網22の基地局21と
の間で無線通信を行い、PDC等の携帯電話サービスを
受けることが可能である。上記の簡易携帯電話網12と
携帯電話網22は、図示しないゲートウェイ装置を介し
て接続されており、相互に通話接続が可能である。
【0060】30は、移動パケット通信網32に収容さ
れる携帯電話機である。携帯電話機30は、移動パケッ
ト通信網32の基地局31との間で無線通信を行い、移
動パケット通信網30のパケット通信サービスを受ける
ことが可能である。また、この携帯電話機30はGPS
受信機34を備えており、緯度・経度の測位が可能であ
る。
れる携帯電話機である。携帯電話機30は、移動パケッ
ト通信網32の基地局31との間で無線通信を行い、移
動パケット通信網30のパケット通信サービスを受ける
ことが可能である。また、この携帯電話機30はGPS
受信機34を備えており、緯度・経度の測位が可能であ
る。
【0061】40はゲートウェイサーバであり、移動パ
ケット通信網30とインターネット70などの外部のネ
ットワークとの間でデータ通信を中継する。このゲート
ウェイサーバ40は、上記データ通信の中継を担うデー
タ中継部40aのほか、上述の各携帯機10,20,3
0の位置情報をインターネット70上に接続されたIP
(Information Provider)サーバ80A,80B等のコン
ピュータへ通知する位置情報提供部40bを備えてい
る。また、この位置情報提供部40bは、後述する緯度
・経度提供対象リストテーブルを備えている。
ケット通信網30とインターネット70などの外部のネ
ットワークとの間でデータ通信を中継する。このゲート
ウェイサーバ40は、上記データ通信の中継を担うデー
タ中継部40aのほか、上述の各携帯機10,20,3
0の位置情報をインターネット70上に接続されたIP
(Information Provider)サーバ80A,80B等のコン
ピュータへ通知する位置情報提供部40bを備えてい
る。また、この位置情報提供部40bは、後述する緯度
・経度提供対象リストテーブルを備えている。
【0062】50は測位センタであり、各携帯機10,
20,30の位置情報を取得し記憶する。すなわち、簡
易携帯電話機10の現在位置は、簡易携帯電話網12が
各簡易携帯電話機10が現在どの基地局11の無線ゾー
ンに在圏しているかを検出できるようになっている。測
位センタ50は、この検出結果を簡易携帯電話網12か
ら取得し、各簡易携帯電話機10の識別情報と、在圏し
ている基地局11の識別情報(すなわち基地局ID)と
を関連付け、基地局IDテーブル50aに記憶する。ま
た、携帯電話機20の現在位置は、携帯電話網22が各
携帯電話機20が現在どのサービスエリアに在圏してい
るかを検出できるようになっている。ここで、サービス
エリアとは、所定数の基地局21の無線ゾーンによって
定義される領域をいう。測位センタ50は、この検出結
果を携帯電話網22から取得し、各携帯電話機20の識
別情報と、在圏しているサービスエリアの識別情報(す
なわちエリアID)とを関連付け、エリアIDテーブル
50bに記憶する。さらに、携帯電話機30の現在位置
は、移動パケット通信網32が各携帯電話機30が現在
どの基地局31の無線ゾーンのセクタに在圏しているか
を検出できるようになっている。ここで、セクタとは、
基地局21の指向性アンテナにより分割される無線ゾー
ンの部分領域をいう。測位センタ50は、この検出結果
を移動パケット通信網32から取得し、各携帯電話機3
0の識別情報と、在圏しているセクタの識別情報(すな
わちセクタID)とを関連付け、セクタIDテーブル5
0cに記憶する。
20,30の位置情報を取得し記憶する。すなわち、簡
易携帯電話機10の現在位置は、簡易携帯電話網12が
各簡易携帯電話機10が現在どの基地局11の無線ゾー
ンに在圏しているかを検出できるようになっている。測
位センタ50は、この検出結果を簡易携帯電話網12か
ら取得し、各簡易携帯電話機10の識別情報と、在圏し
ている基地局11の識別情報(すなわち基地局ID)と
を関連付け、基地局IDテーブル50aに記憶する。ま
た、携帯電話機20の現在位置は、携帯電話網22が各
携帯電話機20が現在どのサービスエリアに在圏してい
るかを検出できるようになっている。ここで、サービス
エリアとは、所定数の基地局21の無線ゾーンによって
定義される領域をいう。測位センタ50は、この検出結
果を携帯電話網22から取得し、各携帯電話機20の識
別情報と、在圏しているサービスエリアの識別情報(す
なわちエリアID)とを関連付け、エリアIDテーブル
50bに記憶する。さらに、携帯電話機30の現在位置
は、移動パケット通信網32が各携帯電話機30が現在
どの基地局31の無線ゾーンのセクタに在圏しているか
を検出できるようになっている。ここで、セクタとは、
基地局21の指向性アンテナにより分割される無線ゾー
ンの部分領域をいう。測位センタ50は、この検出結果
を移動パケット通信網32から取得し、各携帯電話機3
0の識別情報と、在圏しているセクタの識別情報(すな
わちセクタID)とを関連付け、セクタIDテーブル5
0cに記憶する。
【0063】また、測位センタ50は、携帯電話機30
のGPS測定値をD(Differential)−GPS方式により
補正処理するGPS補正部50dを備える。GPS補正
部50dは、携帯電話機30のGPS測定値を移動パケ
ット通信網32を介して取得し、この測定値を自身のG
PS測定誤差に基づいて補正する。この補正結果である
緯度・経度情報は、各携帯電話機30の識別情報と関連
付けて、GPS補正部50d内の図示しない緯度・経度
テーブルに記憶される。上記のとおり、本実施形態にお
いては、各携帯機10,20,30の位置情報は各網1
2,22,32からそれぞれ異なる表現形式で取得され
る。
のGPS測定値をD(Differential)−GPS方式により
補正処理するGPS補正部50dを備える。GPS補正
部50dは、携帯電話機30のGPS測定値を移動パケ
ット通信網32を介して取得し、この測定値を自身のG
PS測定誤差に基づいて補正する。この補正結果である
緯度・経度情報は、各携帯電話機30の識別情報と関連
付けて、GPS補正部50d内の図示しない緯度・経度
テーブルに記憶される。上記のとおり、本実施形態にお
いては、各携帯機10,20,30の位置情報は各網1
2,22,32からそれぞれ異なる表現形式で取得され
る。
【0064】さて、60は、位置情報の変換を行う位置
情報変換装置である。この位置情報変換装置60は、後
述する変換テーブルに基づき、各網12,22,32か
ら取得される表現形式の異なる各携帯機10,20,3
0の位置情報をインターネット70上に接続されたIP
サーバ80A,80B等の各コンピュータが取り扱い可
能な表現形式の位置情報に変換する。この位置情報変換
装置60によって、位置情報の取得を要求する各コンピ
ュータは、表現形式の違いを意識することなく、各携帯
機10,20,30の位置情報の供給を受けることがで
きる。位置情報を取得したIPサーバ80A,80B
は、その位置情報に関連する位置関連情報を携帯機1
0,20,30に提供する。
情報変換装置である。この位置情報変換装置60は、後
述する変換テーブルに基づき、各網12,22,32か
ら取得される表現形式の異なる各携帯機10,20,3
0の位置情報をインターネット70上に接続されたIP
サーバ80A,80B等の各コンピュータが取り扱い可
能な表現形式の位置情報に変換する。この位置情報変換
装置60によって、位置情報の取得を要求する各コンピ
ュータは、表現形式の違いを意識することなく、各携帯
機10,20,30の位置情報の供給を受けることがで
きる。位置情報を取得したIPサーバ80A,80B
は、その位置情報に関連する位置関連情報を携帯機1
0,20,30に提供する。
【0065】(2)携帯機の構成 次に、携帯機10,20,30の構成について説明す
る。図2は、簡易携帯電話機10の構成を示すブロック
図である。同図において、簡易携帯電話機10は、制御
部10A、無線部10B及びユーザインタフェース部1
0Cを相互にバス接続して構成される。制御部10A
は、CPU、メモリ等で構成されており、当該簡易携帯
電話機10の各部を制御する。無線部10Bは、基地局
11との間で音声信号や各種制御信号の無線通信を行
い、無線通話を可能とする。ユーザインタフェース部1
0Cは、通話のための音声入出力を提供するマイクロホ
ン及びスピーカ、ダイヤル操作のための操作パネル、液
晶表示部等からなっている。なお、携帯電話機20の構
成は、図2に示す構成と同様であるので説明を省略す
る。
る。図2は、簡易携帯電話機10の構成を示すブロック
図である。同図において、簡易携帯電話機10は、制御
部10A、無線部10B及びユーザインタフェース部1
0Cを相互にバス接続して構成される。制御部10A
は、CPU、メモリ等で構成されており、当該簡易携帯
電話機10の各部を制御する。無線部10Bは、基地局
11との間で音声信号や各種制御信号の無線通信を行
い、無線通話を可能とする。ユーザインタフェース部1
0Cは、通話のための音声入出力を提供するマイクロホ
ン及びスピーカ、ダイヤル操作のための操作パネル、液
晶表示部等からなっている。なお、携帯電話機20の構
成は、図2に示す構成と同様であるので説明を省略す
る。
【0066】図3は、携帯電話機30の構成を示すブロ
ック図である。同図において、携帯電話機30は、制御
部30A、無線部30B、ユーザインタフェース部30
C及びGPS受信機34を相互にバス接続して構成され
る。この携帯電話機30は、無線通信の対象がいわゆる
音声通話ではなくパケットデータ通信である点と、GP
S受信機34を備えている点で、他の携帯機10,20
と異なる。GPS受信機34は、図示しない衛星から受
信する信号に基づいて携帯電話機30の緯度・経度を算
出する。この緯度・経度の測定値は無線部30Bより送
信され、前述のとおり移動パケット通信網32を介して
測位センタ50へ送られ、D−GPS補正が施される。
ック図である。同図において、携帯電話機30は、制御
部30A、無線部30B、ユーザインタフェース部30
C及びGPS受信機34を相互にバス接続して構成され
る。この携帯電話機30は、無線通信の対象がいわゆる
音声通話ではなくパケットデータ通信である点と、GP
S受信機34を備えている点で、他の携帯機10,20
と異なる。GPS受信機34は、図示しない衛星から受
信する信号に基づいて携帯電話機30の緯度・経度を算
出する。この緯度・経度の測定値は無線部30Bより送
信され、前述のとおり移動パケット通信網32を介して
測位センタ50へ送られ、D−GPS補正が施される。
【0067】(3)位置情報変換テープルの構成 次に、図4〜図6を参照し、位置情報変換装置60が備
える変換テーブルについて説明する。図4は、簡易携帯
電話網用変換テーブルの例を示すフォーマット図であ
る。同図に示すように、この変換テーブルは、簡易携帯
電話網12の位置情報表現形式である基地局IDと、各
IPサーバ80A,80B等のコンピュータが取り扱い
可能な位置情報表現形式である緯度・経度(X,Y)や
行政区分(港区虎ノ門1−1−1)等の情報とを関連付
けて保持している。
える変換テーブルについて説明する。図4は、簡易携帯
電話網用変換テーブルの例を示すフォーマット図であ
る。同図に示すように、この変換テーブルは、簡易携帯
電話網12の位置情報表現形式である基地局IDと、各
IPサーバ80A,80B等のコンピュータが取り扱い
可能な位置情報表現形式である緯度・経度(X,Y)や
行政区分(港区虎ノ門1−1−1)等の情報とを関連付
けて保持している。
【0068】図5は、携帯電話網用変換テーブルの例を
示すフォーマット図である。同図に示すように、この変
換テーブルは、携帯電話網22の位置情報表現形式であ
るエリアIDと、各IPサーバ80A,80B等のコン
ピュータが取り扱い可能な位置情報表現形式である緯度
・経度(X,Y)や行政区分(港区虎ノ門1−1−1)
等の情報とを関連付けて保持している。
示すフォーマット図である。同図に示すように、この変
換テーブルは、携帯電話網22の位置情報表現形式であ
るエリアIDと、各IPサーバ80A,80B等のコン
ピュータが取り扱い可能な位置情報表現形式である緯度
・経度(X,Y)や行政区分(港区虎ノ門1−1−1)
等の情報とを関連付けて保持している。
【0069】図6は、移動パケット通信網用変換テーブ
ルの例を示すフォーマット図である。同図に示すよう
に、この変換テーブルは、移動パケット通信網32の位
置情報表現形式であるセクタIDと、各IPサーバ80
A,80B等のコンピュータが取り扱い可能な位置情報
表現形式である緯度・経度(X,Y)や行政区分(港区
虎ノ門1−1−1)等の情報とを関連付けて保持してい
る。
ルの例を示すフォーマット図である。同図に示すよう
に、この変換テーブルは、移動パケット通信網32の位
置情報表現形式であるセクタIDと、各IPサーバ80
A,80B等のコンピュータが取り扱い可能な位置情報
表現形式である緯度・経度(X,Y)や行政区分(港区
虎ノ門1−1−1)等の情報とを関連付けて保持してい
る。
【0070】(4)緯度・経度提供対象リストテーブル
の構成 次に、図7を参照し、ゲートウェイサーバ40の位置情
報提供部40bが備える緯度・経度提供対象リストテー
ブルの構成について説明する。図7は、緯度・経度提供
対象リストテーブルの例を示すフォーマット図である。
同図に示すように、この変換テーブルは、取り扱い可能
な位置情報の表現形式が緯度・経度であるコンピュータ
のリストを保持している。この例では、IPサーバ80
A,80F,80K……が対象となっている。位置情報
提供部40bは、このテーブルにリストされたコンピュ
ータに対して位置情報を提供する場合、位置情報変換装
置60による変換を介することなく、GPS補正部50
d内の緯度・経度テーブル(図示略)を参照して得られ
る緯度・経度の位置情報をそのまま要求があったコンピ
ュータへ供給する。
の構成 次に、図7を参照し、ゲートウェイサーバ40の位置情
報提供部40bが備える緯度・経度提供対象リストテー
ブルの構成について説明する。図7は、緯度・経度提供
対象リストテーブルの例を示すフォーマット図である。
同図に示すように、この変換テーブルは、取り扱い可能
な位置情報の表現形式が緯度・経度であるコンピュータ
のリストを保持している。この例では、IPサーバ80
A,80F,80K……が対象となっている。位置情報
提供部40bは、このテーブルにリストされたコンピュ
ータに対して位置情報を提供する場合、位置情報変換装
置60による変換を介することなく、GPS補正部50
d内の緯度・経度テーブル(図示略)を参照して得られ
る緯度・経度の位置情報をそのまま要求があったコンピ
ュータへ供給する。
【0071】A−2:第1実施形態の動作 次に、上記構成からなる実施形態の動作について説明す
る。図8は、ゲートウェイサーバ40の位置情報提供部
40bの動作を示すフローチャートである。以下、この
フローチャートを参照しながら、携帯電話機30の位置
情報をIPサーバ80Bへ通知する場合を例にして、動
作説明を行う。
る。図8は、ゲートウェイサーバ40の位置情報提供部
40bの動作を示すフローチャートである。以下、この
フローチャートを参照しながら、携帯電話機30の位置
情報をIPサーバ80Bへ通知する場合を例にして、動
作説明を行う。
【0072】まず、IPサーバ80Bからゲートウェイ
サーバ40に対して携帯電話機30の位置情報を要求す
る要求信号が送信されると、位置情報提供部40bの処
理はステップS1に進む。ステップS1では、上記要求
信号をデータ中継部40aを経由して受信する。この要
求信号には、位置情報の要求主体であるIPサーバ80
Bの識別情報と、位置情報を要求されている携帯電話機
30の識別情報が含まれており、位置情報提供部40b
は要求信号の中からこれらの識別情報を検出する。
サーバ40に対して携帯電話機30の位置情報を要求す
る要求信号が送信されると、位置情報提供部40bの処
理はステップS1に進む。ステップS1では、上記要求
信号をデータ中継部40aを経由して受信する。この要
求信号には、位置情報の要求主体であるIPサーバ80
Bの識別情報と、位置情報を要求されている携帯電話機
30の識別情報が含まれており、位置情報提供部40b
は要求信号の中からこれらの識別情報を検出する。
【0073】次いで、位置情報提供部40bの処理はス
テップS2に進む。ステップS2において、位置情報提
供部40bは、要求信号に含まれるIPサーバ80Bの
識別情報を検索キーとして図7に例示する緯度・経度提
供対象リストテーブルを参照し、このIPサーバ80B
が緯度・経度提供対象リストに挙がっているか否かを判
断する。図7の例では、IPサーバ80Bがリストに挙
がっていないので、この判断結果は「No」となる。
テップS2に進む。ステップS2において、位置情報提
供部40bは、要求信号に含まれるIPサーバ80Bの
識別情報を検索キーとして図7に例示する緯度・経度提
供対象リストテーブルを参照し、このIPサーバ80B
が緯度・経度提供対象リストに挙がっているか否かを判
断する。図7の例では、IPサーバ80Bがリストに挙
がっていないので、この判断結果は「No」となる。
【0074】次に、位置情報提供部40bの処理はステ
ップS3に進む。ステップS3において、位置情報提供
部40bは、携帯電話機30の識別情報を指定して、測
位センタ50に対し携帯電話機20の位置情報を要求す
る。測位センタ50は、この要求を受けて、指定された
携帯電話機30の識別情報を検索キーとして、セクタI
Dテーブル50cを参照し、携帯電話機30の位置情報
であるセクタIDを読み出す。そして、このセクタID
が位置情報提供部40bへ供給される。こうして、位置
情報提供部40bは、携帯電話機30の位置情報として
セクタIDを取得する。
ップS3に進む。ステップS3において、位置情報提供
部40bは、携帯電話機30の識別情報を指定して、測
位センタ50に対し携帯電話機20の位置情報を要求す
る。測位センタ50は、この要求を受けて、指定された
携帯電話機30の識別情報を検索キーとして、セクタI
Dテーブル50cを参照し、携帯電話機30の位置情報
であるセクタIDを読み出す。そして、このセクタID
が位置情報提供部40bへ供給される。こうして、位置
情報提供部40bは、携帯電話機30の位置情報として
セクタIDを取得する。
【0075】次に、位置情報提供部40bの処理はステ
ップS4に進む。ステップS4において、位置情報提供
部40bは、上記取得したセクタIDとIPサーバ80
Bの識別情報を指定して、位置情報変換装置60に対し
て位置情報の変換を依頼する。位置情報変換装置60
は、この依頼を受けて、指定されたセクタIDとIPサ
ーバ80Bの識別情報を検索キーとして、図6に例示す
る移動パケット通信網用変換テーブルを参照する。これ
によって、セクタIDに対応するIPサーバ80Bが取
り扱い可能な表現形式である行政区分の位置情報を読み
出し、これを位置情報提供部40bへ供給する。
ップS4に進む。ステップS4において、位置情報提供
部40bは、上記取得したセクタIDとIPサーバ80
Bの識別情報を指定して、位置情報変換装置60に対し
て位置情報の変換を依頼する。位置情報変換装置60
は、この依頼を受けて、指定されたセクタIDとIPサ
ーバ80Bの識別情報を検索キーとして、図6に例示す
る移動パケット通信網用変換テーブルを参照する。これ
によって、セクタIDに対応するIPサーバ80Bが取
り扱い可能な表現形式である行政区分の位置情報を読み
出し、これを位置情報提供部40bへ供給する。
【0076】そして、位置情報提供部40bの処理はス
テップS5に進み、行政区分の表現形式に変換された携
帯電話機30の位置情報を位置情報変換装置60から取
得する。
テップS5に進み、行政区分の表現形式に変換された携
帯電話機30の位置情報を位置情報変換装置60から取
得する。
【0077】さらに、位置情報提供部40bの処理はス
テップS6に進み、上記取得した行政区分の表現形式に
変換された携帯電話機30の位置情報を送信先アドレス
としてIPサーバ80Bの識別情報を指定して、インタ
ーネット70に送出する。こうして、IPサーバ80B
は、携帯電話機30の位置情報を自身が取り扱い可能な
行政区分の表現形式で取得することが可能となる。
テップS6に進み、上記取得した行政区分の表現形式に
変換された携帯電話機30の位置情報を送信先アドレス
としてIPサーバ80Bの識別情報を指定して、インタ
ーネット70に送出する。こうして、IPサーバ80B
は、携帯電話機30の位置情報を自身が取り扱い可能な
行政区分の表現形式で取得することが可能となる。
【0078】一方、上記の例において、携帯電話機30
の位置情報を仮にIPサーバ80Aへ通知するものとし
た場合、IPサーバ80Aは緯度・経度提供対象リスト
に挙がっていることから、ステップS2の判断結果は
「Yes」となる。この場合、位置情報提供部40bの
処理はステップS7に進む。ステップS7において、位
置情報提供部40Cは、携帯電話機30の識別情報を指
定して、測位センタ50のGPS補正部50dに対し携
帯電話機30の緯度・経度情報を要求する。GPS補正
部50dは、この要求を受けて、指定された携帯電話機
30の識別情報を検索キーとして、緯度・経度テーブル
(図示略)を参照し、携帯電話機30の位置情報である
緯度・経度情報を読み出す。そして、この緯度・経度情
報が位置情報提供部40bへ供給される。位置情報提供
部40bは、携帯電話機30の位置情報として緯度・経
度情報を取得すると、ステップS6に進み、取得した緯
度・経度情報をIPサーバ80Aへ送信する。
の位置情報を仮にIPサーバ80Aへ通知するものとし
た場合、IPサーバ80Aは緯度・経度提供対象リスト
に挙がっていることから、ステップS2の判断結果は
「Yes」となる。この場合、位置情報提供部40bの
処理はステップS7に進む。ステップS7において、位
置情報提供部40Cは、携帯電話機30の識別情報を指
定して、測位センタ50のGPS補正部50dに対し携
帯電話機30の緯度・経度情報を要求する。GPS補正
部50dは、この要求を受けて、指定された携帯電話機
30の識別情報を検索キーとして、緯度・経度テーブル
(図示略)を参照し、携帯電話機30の位置情報である
緯度・経度情報を読み出す。そして、この緯度・経度情
報が位置情報提供部40bへ供給される。位置情報提供
部40bは、携帯電話機30の位置情報として緯度・経
度情報を取得すると、ステップS6に進み、取得した緯
度・経度情報をIPサーバ80Aへ送信する。
【0079】また、上記の動作説明は、携帯電話機30
の位置情報をIPサーバ80Bまたは80Aへ通知する
場合を例としたが、位置情報の要求主体が他のコンピュ
ータである場合や、あるいは、位置情報を要求される携
帯機が他の網に属する携帯機である場合も、参照される
テーブルがこれらの識別情報に対応したものに変わるだ
けで、基本動作は同じである。ただし、緯度・経度提供
対象のコンピュータからGPS受信機が搭載されていな
い携帯機の識別情報を指定して、位置情報(緯度・経度
情報)の要求があった場合には、当該携帯機の緯度・経
度情報は上述の緯度・経度テーブルを参照しても取得す
ることができない。この場合は、緯度・経度情報を提供
できないため、その旨をエラーとして当該要求があった
コンピュータへ通知する。
の位置情報をIPサーバ80Bまたは80Aへ通知する
場合を例としたが、位置情報の要求主体が他のコンピュ
ータである場合や、あるいは、位置情報を要求される携
帯機が他の網に属する携帯機である場合も、参照される
テーブルがこれらの識別情報に対応したものに変わるだ
けで、基本動作は同じである。ただし、緯度・経度提供
対象のコンピュータからGPS受信機が搭載されていな
い携帯機の識別情報を指定して、位置情報(緯度・経度
情報)の要求があった場合には、当該携帯機の緯度・経
度情報は上述の緯度・経度テーブルを参照しても取得す
ることができない。この場合は、緯度・経度情報を提供
できないため、その旨をエラーとして当該要求があった
コンピュータへ通知する。
【0080】このように、本発明の第1実施形態によれ
ば、異なる網に属する携帯機によって位置情報の表現形
式が異なり、しかも、携帯機の位置情報を要求するコン
ピュータが取り扱い可能な表現形式が異なる場合であっ
ても、各コンピュータは、そのような表現形式の違いを
意識することなく、位置情報を取得することができ、い
わば位置情報通知の共通プラットフォームを提供するこ
とが可能となる。
ば、異なる網に属する携帯機によって位置情報の表現形
式が異なり、しかも、携帯機の位置情報を要求するコン
ピュータが取り扱い可能な表現形式が異なる場合であっ
ても、各コンピュータは、そのような表現形式の違いを
意識することなく、位置情報を取得することができ、い
わば位置情報通知の共通プラットフォームを提供するこ
とが可能となる。
【0081】A−3:第1実施形態の変形例 既述のとおり、本発明は、上述した実施形態に限定され
ず、各種の変形が可能である。第1実施形態において
は、例えば、以下のような変形が可能である。 (1)ネットワークの形態 ネットワークの形態は、図1に示す形態に限られない。
例えば、接続される移動通信網は、網12,22,32
に限らず、これのいずれかが除かれていても、あるい
は、他の移動通信網がさらに接続されていてもよい。ま
た、 ネットワークの形態は、図10に示す形態に限ら
れない。例えば、上述の携帯電話網32を固定通信網と
し、携帯電話機30を固定通信端末もしくは固定通信網
に接続する可搬型の通信端末としてもよい。また、例え
ば、IPサーバ等のコンピュータが接続されるネットワ
ークについても、インターネットに限らず、イントラネ
ットや専用線等その他のネットワークであってもよい。
さらに、ネットワーク上のノードの形態は、ゲートウェ
イサーバ40,測位センタ50,位置情報変換装置60
等に限らず、これらの機能をどのように各ノードに割り
当てるかは任意である。例えば、これらノード40〜6
0の機能をすべてゲートウェイサーバ40に持たせても
よいし、位置情報提供部40bを別ノードで構成しても
よい。また、測位センタ50が各携帯機10〜30の位
置情報を当該携帯機10〜30に通知し、各携帯機10
〜30が、ゲートウェイサーバ40の位置情報提供部4
0cや位置情報変換装置61の機能を果たすようにして
もよい。
ず、各種の変形が可能である。第1実施形態において
は、例えば、以下のような変形が可能である。 (1)ネットワークの形態 ネットワークの形態は、図1に示す形態に限られない。
例えば、接続される移動通信網は、網12,22,32
に限らず、これのいずれかが除かれていても、あるい
は、他の移動通信網がさらに接続されていてもよい。ま
た、 ネットワークの形態は、図10に示す形態に限ら
れない。例えば、上述の携帯電話網32を固定通信網と
し、携帯電話機30を固定通信端末もしくは固定通信網
に接続する可搬型の通信端末としてもよい。また、例え
ば、IPサーバ等のコンピュータが接続されるネットワ
ークについても、インターネットに限らず、イントラネ
ットや専用線等その他のネットワークであってもよい。
さらに、ネットワーク上のノードの形態は、ゲートウェ
イサーバ40,測位センタ50,位置情報変換装置60
等に限らず、これらの機能をどのように各ノードに割り
当てるかは任意である。例えば、これらノード40〜6
0の機能をすべてゲートウェイサーバ40に持たせても
よいし、位置情報提供部40bを別ノードで構成しても
よい。また、測位センタ50が各携帯機10〜30の位
置情報を当該携帯機10〜30に通知し、各携帯機10
〜30が、ゲートウェイサーバ40の位置情報提供部4
0cや位置情報変換装置61の機能を果たすようにして
もよい。
【0082】(2)実施形態では、緯度・経度提供対象
のコンピュータからGPS受信機が搭載されていない携
帯機に対して位置情報(緯度・経度情報)の要求があっ
た場合には、緯度・経度情報を提供できない旨のエラー
通知を当該要求があったコンピュータに通知するもので
あった。しかし、そのような形態に限定されず、GPS
によって緯度・経度情報が得られない場合には、各テー
ブル50a〜50cを参照することにより得られる緯度
・経度情報を上記コンピュータに提供してもよい。
のコンピュータからGPS受信機が搭載されていない携
帯機に対して位置情報(緯度・経度情報)の要求があっ
た場合には、緯度・経度情報を提供できない旨のエラー
通知を当該要求があったコンピュータに通知するもので
あった。しかし、そのような形態に限定されず、GPS
によって緯度・経度情報が得られない場合には、各テー
ブル50a〜50cを参照することにより得られる緯度
・経度情報を上記コンピュータに提供してもよい。
【0083】図9は、上記のような形態におけるゲート
ウェイサーバ40の位置情報提供部の動作を示すフロー
チャート図である。以下、このフローチャートを参照し
ながら、GPS受信機を搭載していない携帯電話機20
の位置情報を、緯度・経度の表現形式の位置情報を取り
扱うIPサーバ80Aへ通知する場合を例にして、動作
説明を行う。
ウェイサーバ40の位置情報提供部の動作を示すフロー
チャート図である。以下、このフローチャートを参照し
ながら、GPS受信機を搭載していない携帯電話機20
の位置情報を、緯度・経度の表現形式の位置情報を取り
扱うIPサーバ80Aへ通知する場合を例にして、動作
説明を行う。
【0084】まず、IPサーバ80Aからゲートウェイ
サーバ40に対して携帯電話機20の位置情報を要求す
る要求信号が送信されると、位置情報提供部40bの処
理はステップS11に進む。ステップS11では、上記
要求信号をデータ中継部40aを経由して受信する。こ
の要求信号には、位置情報の要求主体であるIPサーバ
80Aの識別情報と、位置情報を要求されている携帯電
話機20の識別情報が含まれており、位置情報提供部4
0bは要求信号の中からこれらの識別情報を検出する。
サーバ40に対して携帯電話機20の位置情報を要求す
る要求信号が送信されると、位置情報提供部40bの処
理はステップS11に進む。ステップS11では、上記
要求信号をデータ中継部40aを経由して受信する。こ
の要求信号には、位置情報の要求主体であるIPサーバ
80Aの識別情報と、位置情報を要求されている携帯電
話機20の識別情報が含まれており、位置情報提供部4
0bは要求信号の中からこれらの識別情報を検出する。
【0085】次いで、位置情報提供部40bの処理はス
テップS12に進む。ステップS12において、位置情
報提供部40bは、携帯電話機20の識別情報を指定し
て、測位センタ50に対し携帯電話機20の位置情報を
要求する。測位センタ50は、この要求を受けて、指定
された携帯電話機20の識別情報を検索キーとして、エ
リアIDテーブル50bを参照し、携帯電話機20の位
置情報であるエリアIDを読み出す。そして、このエリ
アIDが位置情報提供部40bへ供給される。こうし
て、位置情報提供部40bは、携帯電話機20の位置情
報としてエリアIDを取得する。
テップS12に進む。ステップS12において、位置情
報提供部40bは、携帯電話機20の識別情報を指定し
て、測位センタ50に対し携帯電話機20の位置情報を
要求する。測位センタ50は、この要求を受けて、指定
された携帯電話機20の識別情報を検索キーとして、エ
リアIDテーブル50bを参照し、携帯電話機20の位
置情報であるエリアIDを読み出す。そして、このエリ
アIDが位置情報提供部40bへ供給される。こうし
て、位置情報提供部40bは、携帯電話機20の位置情
報としてエリアIDを取得する。
【0086】次に、位置情報提供部40bの処理はステ
ップS13に進む。ステップS13において、位置情報
提供部40bは、上記取得したエリアIDとIPサーバ
80Aの識別情報を指定して、位置情報変換装置60に
対して位置情報の変換を依頼する。位置情報変換装置6
0は、この依頼を受けて、指定されたエリアIDとIP
サーバ80Aの識別情報を検索キーとして、図5に例示
する携帯電話網用変換テーブルを参照する。これによっ
て、エリアIDに対応するIPサーバ80Aが取り扱い
可能な緯度・経度の表現形式の位置情報を読み出し、こ
れを位置情報提供部40bへ供給する。
ップS13に進む。ステップS13において、位置情報
提供部40bは、上記取得したエリアIDとIPサーバ
80Aの識別情報を指定して、位置情報変換装置60に
対して位置情報の変換を依頼する。位置情報変換装置6
0は、この依頼を受けて、指定されたエリアIDとIP
サーバ80Aの識別情報を検索キーとして、図5に例示
する携帯電話網用変換テーブルを参照する。これによっ
て、エリアIDに対応するIPサーバ80Aが取り扱い
可能な緯度・経度の表現形式の位置情報を読み出し、こ
れを位置情報提供部40bへ供給する。
【0087】そして、位置情報提供部40bの処理はス
テップS14に進み、緯度・経度の表現形式に変換され
た携帯電話機20の位置情報を位置情報変換装置60か
ら取得する。
テップS14に進み、緯度・経度の表現形式に変換され
た携帯電話機20の位置情報を位置情報変換装置60か
ら取得する。
【0088】さらに、位置情報提供部40bの処理はス
テップS15に進み、上記取得した緯度・経度の表現形
式に変換された携帯電話機20の位置情報を送信先アド
レスとしてIPサーバ80Aの識別情報を指定して、イ
ンターネット70に送出する。こうして、IPサーバ8
0Aは、GPS受信機を搭載していない携帯電話機20
の位置情報を自身が取り扱い可能な緯度・経度の表現形
式で取得することが可能となる。
テップS15に進み、上記取得した緯度・経度の表現形
式に変換された携帯電話機20の位置情報を送信先アド
レスとしてIPサーバ80Aの識別情報を指定して、イ
ンターネット70に送出する。こうして、IPサーバ8
0Aは、GPS受信機を搭載していない携帯電話機20
の位置情報を自身が取り扱い可能な緯度・経度の表現形
式で取得することが可能となる。
【0089】(3)位置情報通知の動作の形態 実施形態では、IPサーバ等のコンピュータ側からの位
置情報取得要求に応じて位置情報通知を行うようにした
が、これに限らず、例えば携帯機からの通知要求に応じ
て通知するとか、あるいは、ゲートウェイサーバ40が
主体的に通知するようにしてもよい。
置情報取得要求に応じて位置情報通知を行うようにした
が、これに限らず、例えば携帯機からの通知要求に応じ
て通知するとか、あるいは、ゲートウェイサーバ40が
主体的に通知するようにしてもよい。
【0090】(4)位置情報通知の対象 実施形態では、携帯機の位置情報を移動通信網の外部の
ネットワークに接続されたIPサーバ等のコンピュータ
へ通知する場合を例としたが、これに限らず、携帯機へ
自身の位置情報を通知するようにしてもよい。また、携
帯機へ自身の位置情報を通知するのではなく、他の携帯
機へその位置情報を通知するようにしてもよい。さら
に、携帯機ではなく、移動通信網内の所定のノードへ通
知するようにしてもよい。すなわち、特許請求の範囲に
おける「所定のコンピュータ」という用語は、これら携
帯機や移動通信網内のノードを含む概念である。
ネットワークに接続されたIPサーバ等のコンピュータ
へ通知する場合を例としたが、これに限らず、携帯機へ
自身の位置情報を通知するようにしてもよい。また、携
帯機へ自身の位置情報を通知するのではなく、他の携帯
機へその位置情報を通知するようにしてもよい。さら
に、携帯機ではなく、移動通信網内の所定のノードへ通
知するようにしてもよい。すなわち、特許請求の範囲に
おける「所定のコンピュータ」という用語は、これら携
帯機や移動通信網内のノードを含む概念である。
【0091】B:第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態では、コンピュータが所望
する精度の位置情報を通知することができる形態につい
て説明する。本実施形態においては、前述の第1実施形
態における移動パケット通信網32に収容される携帯電
話機30の位置情報をコンピュータに通知することに着
目して説明する。 B−1:第2実施形態の構成 (1)まず、本実施形態の構成について説明する。図1
0は、第2実施形態に係るネットワークの全体構成を示
すブロック図である。同図において、前述した第1実施
形態と同様の構成には同一の符号を付しており、これら
については説明を省略する。本実施形態が第1実施形態
と異なる点は、測位センタ51、位置情報変換装置61
及び位置情報提供部40cの機能であるので、その点に
ついて以下に説明する。
する精度の位置情報を通知することができる形態につい
て説明する。本実施形態においては、前述の第1実施形
態における移動パケット通信網32に収容される携帯電
話機30の位置情報をコンピュータに通知することに着
目して説明する。 B−1:第2実施形態の構成 (1)まず、本実施形態の構成について説明する。図1
0は、第2実施形態に係るネットワークの全体構成を示
すブロック図である。同図において、前述した第1実施
形態と同様の構成には同一の符号を付しており、これら
については説明を省略する。本実施形態が第1実施形態
と異なる点は、測位センタ51、位置情報変換装置61
及び位置情報提供部40cの機能であるので、その点に
ついて以下に説明する。
【0092】(2)測位センタ51は、前述したよう
に、各携帯電話機30の識別情報と各携帯電話機30が
在圏しているセクタIDとを関連付け、セクタIDテー
ブル50cに記憶する。さらに、測位センタ51は、携
帯電話機30が在圏しているサービスエリアのエリアI
Dを取得し、携帯電話機30の識別情報と、在圏してい
るエリアIDとを関連付けてエリアIDテーブル50b
に記憶する。このエリアIDの取得は、各セクタID
と、当該セクタIDを含むサービスエリアのエリアID
とを予め対応付けておくことにより行われる。
に、各携帯電話機30の識別情報と各携帯電話機30が
在圏しているセクタIDとを関連付け、セクタIDテー
ブル50cに記憶する。さらに、測位センタ51は、携
帯電話機30が在圏しているサービスエリアのエリアI
Dを取得し、携帯電話機30の識別情報と、在圏してい
るエリアIDとを関連付けてエリアIDテーブル50b
に記憶する。このエリアIDの取得は、各セクタID
と、当該セクタIDを含むサービスエリアのエリアID
とを予め対応付けておくことにより行われる。
【0093】さて、位置情報変換装置61は、後述する
変換テーブルに基づき、携帯電話機30の位置情報を、
インターネット70上に接続されたIPサーバ90A〜
90Cの各コンピュータが所望する精度の位置情報に変
換する。この位置情報変換装置61によって、位置情報
の取得を要求する各コンピュータは、自らが所望する精
度の違いを意識することなく、携帯電話機30の位置情
報の供給を受けることができる。位置情報を取得したI
Pサーバ90A〜90Cは、その位置情報に関連する位
置関連情報を携帯電話機30に提供する。
変換テーブルに基づき、携帯電話機30の位置情報を、
インターネット70上に接続されたIPサーバ90A〜
90Cの各コンピュータが所望する精度の位置情報に変
換する。この位置情報変換装置61によって、位置情報
の取得を要求する各コンピュータは、自らが所望する精
度の違いを意識することなく、携帯電話機30の位置情
報の供給を受けることができる。位置情報を取得したI
Pサーバ90A〜90Cは、その位置情報に関連する位
置関連情報を携帯電話機30に提供する。
【0094】(2)位置情報変換テーブルの構成 次に、図11〜図12を参照し、位置情報変換装置61
が備える変換テーブルについて説明する。図11は、低
精度用変換テーブルの例を示すフォーマット図である。
同図に示すように、この変換テーブルは、エリアID
(AREA001)と、そのエリアIDが示すサービス
エリアの地域名(東京都東部)とを関連付けて保持して
いる。図12は、中精度用変換テーブルの例を示すフォ
ーマット図である。同図に示すように、この変換テーブ
ルは、セクタID(SEC001)と、そのセクタID
が示すセクタの地域名(港区虎ノ門1丁目)とを関連付
けて保持している。
が備える変換テーブルについて説明する。図11は、低
精度用変換テーブルの例を示すフォーマット図である。
同図に示すように、この変換テーブルは、エリアID
(AREA001)と、そのエリアIDが示すサービス
エリアの地域名(東京都東部)とを関連付けて保持して
いる。図12は、中精度用変換テーブルの例を示すフォ
ーマット図である。同図に示すように、この変換テーブ
ルは、セクタID(SEC001)と、そのセクタID
が示すセクタの地域名(港区虎ノ門1丁目)とを関連付
けて保持している。
【0095】(3)位置情報提供部40cの構成 次に、図13を参照し、ゲートウェイサーバ40の位置
情報提供部40cが備える位置情報精度テーブルの構成
について説明する。図13は、位置情報精度テーブルの
例を示すフォーマット図である。同図に示すように、こ
の位置情報精度テーブルは、各IPサーバ90A、90
B、90C・・・等の各コンピュータが必要としている
位置情報の精度に関する情報を保持している。この例で
は、IPサーバ90Aは、例えばユーザの目的地点まで
の経路誘導サービスや位置追跡サービスを行うサーバで
あり、そのため誤差10メートル程度までの高精度の位
置情報を必要としている。この高精度の位置情報は、携
帯電話機30が備えるGPS受信機34により取得され
る位置情報である。また、IPサーバ90Bは、例えば
ユーザの所在する街のタウン情報を提供するサーバであ
り、そのため誤差数百メートルまでの中精度の位置情報
を必要としている。この中精度の位置情報は、携帯電話
機30が在圏するセクタのセクタIDに基づく位置情報
である。また、IPサーバ90Cは、例えばユーザの所
在する地域の天気予報情報を提供するサーバであり、そ
のため誤差数〜数十キロメートルまでの低精度の位置情
報でよい。この低精度の位置情報は、携帯電話機30が
在圏するサービスエリアのエリアIDに基づく位置情報
である。位置情報提供部40cは、このテーブルにリス
トされたコンピュータに対して位置情報を提供する場
合、当該コンピュータに関連付けて保持している高精度
〜低精度のいずれかの精度を指定して位置情報変換装置
60に位置情報の変換を依頼する。
情報提供部40cが備える位置情報精度テーブルの構成
について説明する。図13は、位置情報精度テーブルの
例を示すフォーマット図である。同図に示すように、こ
の位置情報精度テーブルは、各IPサーバ90A、90
B、90C・・・等の各コンピュータが必要としている
位置情報の精度に関する情報を保持している。この例で
は、IPサーバ90Aは、例えばユーザの目的地点まで
の経路誘導サービスや位置追跡サービスを行うサーバで
あり、そのため誤差10メートル程度までの高精度の位
置情報を必要としている。この高精度の位置情報は、携
帯電話機30が備えるGPS受信機34により取得され
る位置情報である。また、IPサーバ90Bは、例えば
ユーザの所在する街のタウン情報を提供するサーバであ
り、そのため誤差数百メートルまでの中精度の位置情報
を必要としている。この中精度の位置情報は、携帯電話
機30が在圏するセクタのセクタIDに基づく位置情報
である。また、IPサーバ90Cは、例えばユーザの所
在する地域の天気予報情報を提供するサーバであり、そ
のため誤差数〜数十キロメートルまでの低精度の位置情
報でよい。この低精度の位置情報は、携帯電話機30が
在圏するサービスエリアのエリアIDに基づく位置情報
である。位置情報提供部40cは、このテーブルにリス
トされたコンピュータに対して位置情報を提供する場
合、当該コンピュータに関連付けて保持している高精度
〜低精度のいずれかの精度を指定して位置情報変換装置
60に位置情報の変換を依頼する。
【0096】B−2:第2実施形態の動作 次に、上記構成からなる実施形態の動作について説明す
る。図14は、ゲートウェイサーバ40の位置情報提供
部40cの動作を示すフローチャートである。以下、こ
のフローチャートを参照しながら、携帯電話機30の位
置情報をIPサーバ90Aへ通知する場合を例にして、
動作説明を行う。
る。図14は、ゲートウェイサーバ40の位置情報提供
部40cの動作を示すフローチャートである。以下、こ
のフローチャートを参照しながら、携帯電話機30の位
置情報をIPサーバ90Aへ通知する場合を例にして、
動作説明を行う。
【0097】まず、IPサーバ90Aからゲートウェイ
サーバ40に対して携帯電話機30の位置情報を要求す
る要求信号が送信されると、位置情報提供部40cの処
理はステップSa1に進む。ステップSa1では、上記
要求信号をデータ中継部40aを経由して受信する。こ
の要求信号には、位置情報の要求主体であるIPサーバ
90Aの識別情報と、位置情報を要求されている携帯電
話機30の識別情報が含まれており、位置情報提供部4
0cは要求信号の中からこれらの識別情報を検出する。
サーバ40に対して携帯電話機30の位置情報を要求す
る要求信号が送信されると、位置情報提供部40cの処
理はステップSa1に進む。ステップSa1では、上記
要求信号をデータ中継部40aを経由して受信する。こ
の要求信号には、位置情報の要求主体であるIPサーバ
90Aの識別情報と、位置情報を要求されている携帯電
話機30の識別情報が含まれており、位置情報提供部4
0cは要求信号の中からこれらの識別情報を検出する。
【0098】次に、位置情報提供部40cの処理はステ
ップSa2に進む。ステップSa2において、位置情報
提供部40cは、携帯電話機30の識別情報を指定し
て、測位センタ50に対し携帯電話機30の位置情報を
要求する。測位センタ50は、この要求を受けて、指定
された携帯電話機30の識別情報を検索キーとして、セ
クタIDテーブル50cを参照し、携帯電話機30の位
置情報であるセクタIDを読み出す。そして、このセク
タIDが位置情報提供部40cへ供給される。こうし
て、位置情報提供部40cは、携帯電話機30の位置情
報としてセクタIDを取得する。
ップSa2に進む。ステップSa2において、位置情報
提供部40cは、携帯電話機30の識別情報を指定し
て、測位センタ50に対し携帯電話機30の位置情報を
要求する。測位センタ50は、この要求を受けて、指定
された携帯電話機30の識別情報を検索キーとして、セ
クタIDテーブル50cを参照し、携帯電話機30の位
置情報であるセクタIDを読み出す。そして、このセク
タIDが位置情報提供部40cへ供給される。こうし
て、位置情報提供部40cは、携帯電話機30の位置情
報としてセクタIDを取得する。
【0099】次いで、位置情報提供部40cの処理はス
テップSa3に進む。ステップSa3において、位置情
報提供部40cは、要求信号に含まれるIPサーバ90
Aの識別情報を検索キーとして図13に例示する位置情
報精度テーブルを参照し、このIPサーバ90Aが必要
としている位置情報の精度を取得する。
テップSa3に進む。ステップSa3において、位置情
報提供部40cは、要求信号に含まれるIPサーバ90
Aの識別情報を検索キーとして図13に例示する位置情
報精度テーブルを参照し、このIPサーバ90Aが必要
としている位置情報の精度を取得する。
【0100】次に、位置情報提供部40cの処理はステ
ップSa4に進む。ステップSa4において、位置情報
提供部40cは、ステップSa2で取得した位置情報の
精度とステップSa3で取得した位置情報の精度とを参
照し、位置情報の変換が必要であるか否かを判断する。
具体的には、測位センタ51から取得した携帯電話機3
0の位置情報の精度が、IPサーバ90Aが必要とする
精度と同一の精度又はそれより高精度であれば、位置情
報の変換は必要なしと判断される。一方、測位センタ5
1から取得した携帯電話機30の位置情報の精度が、I
Pサーバ90Aが必要とする精度より低精度であれば、
位置情報変換の必要ありと判断される。ここでは、測位
センタ51から取得した携帯電話機30の位置情報の精
度が中精度であるのに対し、IPサーバ90Aが必要と
する精度が高精度であるので位置情報の変換の必要があ
ると判断され、「イエス」に進む。
ップSa4に進む。ステップSa4において、位置情報
提供部40cは、ステップSa2で取得した位置情報の
精度とステップSa3で取得した位置情報の精度とを参
照し、位置情報の変換が必要であるか否かを判断する。
具体的には、測位センタ51から取得した携帯電話機3
0の位置情報の精度が、IPサーバ90Aが必要とする
精度と同一の精度又はそれより高精度であれば、位置情
報の変換は必要なしと判断される。一方、測位センタ5
1から取得した携帯電話機30の位置情報の精度が、I
Pサーバ90Aが必要とする精度より低精度であれば、
位置情報変換の必要ありと判断される。ここでは、測位
センタ51から取得した携帯電話機30の位置情報の精
度が中精度であるのに対し、IPサーバ90Aが必要と
する精度が高精度であるので位置情報の変換の必要があ
ると判断され、「イエス」に進む。
【0101】次に、位置情報提供部40cの処理はステ
ップSa5に進む。ステップSa5において、位置情報
提供部40cは、携帯電話機30の識別情報とIPサー
バ90Aが必要とする位置情報の精度(高精度)を指定
して、位置情報変換装置61に対して位置情報の変換を
依頼する。位置情報変換装置61は、この依頼を受け
て、携帯電話機30の識別情報を指定して、測位センタ
51のGPS補正部50dに対し携帯電話機30の高精
度の位置情報(緯度・経度情報)を要求する。GPS補
正部50dは、この要求を受けて、指定された携帯電話
機30の識別情報を検索キーとして、緯度・経度テーブ
ル(図示略)を参照し、携帯電話機30の位置情報であ
る緯度・経度情報を読み出す。そして、この緯度・経度
情報が、測位センタ51から位置情報変換装置61へ供
給される。
ップSa5に進む。ステップSa5において、位置情報
提供部40cは、携帯電話機30の識別情報とIPサー
バ90Aが必要とする位置情報の精度(高精度)を指定
して、位置情報変換装置61に対して位置情報の変換を
依頼する。位置情報変換装置61は、この依頼を受け
て、携帯電話機30の識別情報を指定して、測位センタ
51のGPS補正部50dに対し携帯電話機30の高精
度の位置情報(緯度・経度情報)を要求する。GPS補
正部50dは、この要求を受けて、指定された携帯電話
機30の識別情報を検索キーとして、緯度・経度テーブ
ル(図示略)を参照し、携帯電話機30の位置情報であ
る緯度・経度情報を読み出す。そして、この緯度・経度
情報が、測位センタ51から位置情報変換装置61へ供
給される。
【0102】そして、位置情報提供部40cの処理はス
テップSa6に進む。ステップSa6において、位置情
報提供部40cは、位置情報変換装置61から高精度の
位置情報を取得する。
テップSa6に進む。ステップSa6において、位置情
報提供部40cは、位置情報変換装置61から高精度の
位置情報を取得する。
【0103】さらに、位置情報提供部40cの処理はス
テップSa7に進み、携帯電話機30の高精度の位置情
報を送信先アドレスとしてIPサーバ90Aの識別情報
を指定して、インターネット70に送出する。こうし
て、IPサーバ90Aは、携帯電話機30の位置情報を
自身が必要とする精度で取得することが可能となる。
テップSa7に進み、携帯電話機30の高精度の位置情
報を送信先アドレスとしてIPサーバ90Aの識別情報
を指定して、インターネット70に送出する。こうし
て、IPサーバ90Aは、携帯電話機30の位置情報を
自身が必要とする精度で取得することが可能となる。
【0104】一方、上記の例において、携帯電話機30
の位置情報を仮にIPサーバ90Bへ通知するものとし
た場合、ステップSa2で測位センタ51から取得され
る位置情報の精度と、IPサーバ90Aが必要とする位
置情報の精度とは一致するため、ステップSa4の判断
結果は「ノー」となる。この場合、位置情報提供部40
cの処理はステップSa7に進み、測位センタ51から
取得した携帯電話機30の位置情報をそのままIPサー
バ90Aに対し送信する。
の位置情報を仮にIPサーバ90Bへ通知するものとし
た場合、ステップSa2で測位センタ51から取得され
る位置情報の精度と、IPサーバ90Aが必要とする位
置情報の精度とは一致するため、ステップSa4の判断
結果は「ノー」となる。この場合、位置情報提供部40
cの処理はステップSa7に進み、測位センタ51から
取得した携帯電話機30の位置情報をそのままIPサー
バ90Aに対し送信する。
【0105】このように、本発明の第2実施形態によれ
ば、コンピュータが必要とする位置情報の精度が各コン
ピュータによって異なる場合であっても、各コンピュー
タは、そのような精度の違いを意識することなく、位置
情報を取得することができ、いわば位置情報通知の共通
プラットフォームを提供することが可能となる。
ば、コンピュータが必要とする位置情報の精度が各コン
ピュータによって異なる場合であっても、各コンピュー
タは、そのような精度の違いを意識することなく、位置
情報を取得することができ、いわば位置情報通知の共通
プラットフォームを提供することが可能となる。
【0106】B−3:第2実施形態の変形例 既述のとおり、本発明は、上述した実施形態に限定され
ず、各種の変形が可能である。第1実施形態において
は、例えば、以下のような変形が可能である。 (1)ネットワークの形態 ネットワークの形態は、図10に示す形態に限られな
い。例えば、上述の携帯電話網32を固定通信網とし、
携帯電話機30を固定通信端末もしくは固定通信網に接
続する可搬型の通信端末としてもよい。また、例えば、
IPサーバ等のコンピュータが接続されるネットワーク
についても、インターネットに限らず、イントラネット
や専用線等その他のネットワークであってもよい。
ず、各種の変形が可能である。第1実施形態において
は、例えば、以下のような変形が可能である。 (1)ネットワークの形態 ネットワークの形態は、図10に示す形態に限られな
い。例えば、上述の携帯電話網32を固定通信網とし、
携帯電話機30を固定通信端末もしくは固定通信網に接
続する可搬型の通信端末としてもよい。また、例えば、
IPサーバ等のコンピュータが接続されるネットワーク
についても、インターネットに限らず、イントラネット
や専用線等その他のネットワークであってもよい。
【0107】(2)ネットワーク上の各ノードの形態 ネットワーク上のノードの形態は、実施形態のような、
携帯電話機30、ゲートウェイサーバ40,測位センタ
51,位置情報変換装置61等に限らず、これらの機能
をどのように各ノードに割り当てるかは任意である。例
えば、これらノード40〜60の機能をすべてゲートウ
ェイサーバ40に持たせてもよいし、位置情報提供部4
0cを別ノードで構成してもよい。
携帯電話機30、ゲートウェイサーバ40,測位センタ
51,位置情報変換装置61等に限らず、これらの機能
をどのように各ノードに割り当てるかは任意である。例
えば、これらノード40〜60の機能をすべてゲートウ
ェイサーバ40に持たせてもよいし、位置情報提供部4
0cを別ノードで構成してもよい。
【0108】また、携帯電話機30が、ゲートウェイサ
ーバ40の位置情報提供部40cや位置情報変換装置6
1の機能を果たしてもよい。この形態について以下に説
明する。携帯電話機30は、GPS受信機34の他、図
示せぬ位置情報受信部を備えている。この位置情報受信
部は、移動パケット通信網32に対し自己の位置情報送
信をリクエストし、該網32から送信される位置情報を
受信する機能を備える。この網32から送信される位置
情報は、セクタIDに基づく中精度若しくはエリアID
に基づく低精度の位置情報である。まず、携帯電話機3
0は、IPサーバ90Aに対し経路誘導サービスを要求
する要求信号を送信する。この要求信号を応じて、IP
サーバ90Aは、自己が必要とする位置情報の精度(例
えば、高精度の位置情報)を携帯電話機30へ通知す
る。この通知に応じて、携帯電話機30は自らの位置情
報を取得する。この位置情報取得のデフォルト動作は、
携帯電話機30はGPS受信機34に指示して緯度・経
度で高精度の位置情報を取得するものとする。次いで、
携帯電話機30は、IPサーバ90Aから通知された精
度に基づき位置情報を変換する。ここでは、通知された
精度は高精度なので、GPS受信機34により得られる
緯度・経度からなる位置情報を変換することなくIPサ
ーバ90Aへ通知する。一方、上記の例において、携帯
電話機30がIPサーバ90Cに天気予報を要求する場
合は、IPサーバ90Cから指定される位置情報の精度
は低精度なので携帯電話機30は移動パケット通信網3
2にリクエストを出して低精度の位置情報を取得して、
IPサーバ90Cに送信する。
ーバ40の位置情報提供部40cや位置情報変換装置6
1の機能を果たしてもよい。この形態について以下に説
明する。携帯電話機30は、GPS受信機34の他、図
示せぬ位置情報受信部を備えている。この位置情報受信
部は、移動パケット通信網32に対し自己の位置情報送
信をリクエストし、該網32から送信される位置情報を
受信する機能を備える。この網32から送信される位置
情報は、セクタIDに基づく中精度若しくはエリアID
に基づく低精度の位置情報である。まず、携帯電話機3
0は、IPサーバ90Aに対し経路誘導サービスを要求
する要求信号を送信する。この要求信号を応じて、IP
サーバ90Aは、自己が必要とする位置情報の精度(例
えば、高精度の位置情報)を携帯電話機30へ通知す
る。この通知に応じて、携帯電話機30は自らの位置情
報を取得する。この位置情報取得のデフォルト動作は、
携帯電話機30はGPS受信機34に指示して緯度・経
度で高精度の位置情報を取得するものとする。次いで、
携帯電話機30は、IPサーバ90Aから通知された精
度に基づき位置情報を変換する。ここでは、通知された
精度は高精度なので、GPS受信機34により得られる
緯度・経度からなる位置情報を変換することなくIPサ
ーバ90Aへ通知する。一方、上記の例において、携帯
電話機30がIPサーバ90Cに天気予報を要求する場
合は、IPサーバ90Cから指定される位置情報の精度
は低精度なので携帯電話機30は移動パケット通信網3
2にリクエストを出して低精度の位置情報を取得して、
IPサーバ90Cに送信する。
【0109】(2)位置情報通知の動作の形態 実施形態では、IPサーバ等のコンピュータ側からの位
置情報取得要求に応じて位置情報通知を行うようにした
が、これに限らず、例えば携帯機からの通知要求に応じ
て通知するとか、あるいは、ゲートウェイサーバ40が
主体的に通知するようにしてもよい。
置情報取得要求に応じて位置情報通知を行うようにした
が、これに限らず、例えば携帯機からの通知要求に応じ
て通知するとか、あるいは、ゲートウェイサーバ40が
主体的に通知するようにしてもよい。
【0110】(3)位置情報通知の対象 実施形態では、携帯機の位置情報を移動通信網の外部の
ネットワークに接続されたIPサーバ等のコンピュータ
へ通知する場合を例としたが、これに限らず、携帯機へ
自身の位置情報を通知するようにしてもよい。また、携
帯機へ自身の位置情報を通知するのではなく、他の携帯
機へその位置情報を通知するようにしてもよい。さら
に、携帯機ではなく、移動通信網内の所定のノードへ通
知するようにしてもよい。すなわち、特許請求の範囲に
おける「所定のコンピュータ」という用語は、これら携
帯機や移動通信網内のノードを含む概念である。
ネットワークに接続されたIPサーバ等のコンピュータ
へ通知する場合を例としたが、これに限らず、携帯機へ
自身の位置情報を通知するようにしてもよい。また、携
帯機へ自身の位置情報を通知するのではなく、他の携帯
機へその位置情報を通知するようにしてもよい。さら
に、携帯機ではなく、移動通信網内の所定のノードへ通
知するようにしてもよい。すなわち、特許請求の範囲に
おける「所定のコンピュータ」という用語は、これら携
帯機や移動通信網内のノードを含む概念である。
【0111】C:第3実施形態 次に、本発明の第3実施形態では、移動通信端末の位置
情報のセキュリティを維持しつつ、当該位置情報を標準
のインタフェースプロトコルとして様々なサーバに通知
する形態について説明する。この第3実施形態には、
1:移動局から送信されるデータ信号とともに位置情報
がサーバへ通知される第1の形態、2:サーバからの要
求に応じて位置情報が該サーバへ通知される第2の形態
の2つの形態があり、以下、その形態毎に分けて説明す
る。
情報のセキュリティを維持しつつ、当該位置情報を標準
のインタフェースプロトコルとして様々なサーバに通知
する形態について説明する。この第3実施形態には、
1:移動局から送信されるデータ信号とともに位置情報
がサーバへ通知される第1の形態、2:サーバからの要
求に応じて位置情報が該サーバへ通知される第2の形態
の2つの形態があり、以下、その形態毎に分けて説明す
る。
【0112】C−1:第1の形態 以下、移動局から送信されるデータ信号とともに移動局
の位置情報がサーバに通知される形態について説明す
る。 C−1−1:第1の形態の構成 まず、第1の形態の構成について説明する。 (1)システム全体の構成 図10は、第1の形態に用いられる移動通信システム全
体の構成を示すブロック図である。
の位置情報がサーバに通知される形態について説明す
る。 C−1−1:第1の形態の構成 まず、第1の形態の構成について説明する。 (1)システム全体の構成 図10は、第1の形態に用いられる移動通信システム全
体の構成を示すブロック図である。
【0113】この移動通信システムは、移動局100、
移動電話網200、移動パケット通信網300、インタ
ーネット400、IPサーバ500A、500B・・・
等から構成されている。本実施形態では、上記移動パケ
ット通信網300及び移動電話網200を総称して移動
通信網と呼ぶ。
移動電話網200、移動パケット通信網300、インタ
ーネット400、IPサーバ500A、500B・・・
等から構成されている。本実施形態では、上記移動パケ
ット通信網300及び移動電話網200を総称して移動
通信網と呼ぶ。
【0114】移動局100は、携帯電話やPHSのよう
な移動通信端末であり、移動電話網200の通話サービ
ス及び移動パケット通信網300のパケット通信サービ
スを受ける。この移動局100は、ユーザが音声通話を
行うための音声入出力部、移動通信網の基地局との無線
通信を行う無線部、液晶パネル等で構成された情報表示
部、数字入力、文字入力等の情報入力操作が行われる操
作部等を備えるほか、これら各部を制御するマイクロコ
ンピュータを内蔵している。また、移動局100は、文
書データ閲覧用のソフトウェア(いわゆるブラウザ)を
搭載しており、インフォメーション・プロバイダ(以
下、IPと略す)から移動パケット通信網300を介し
供給されるHTML(Hyper Text Markup Languag
e)形式のデータ(以下、HTMLデータという)に基
づいて対話画面を表示させる。
な移動通信端末であり、移動電話網200の通話サービ
ス及び移動パケット通信網300のパケット通信サービ
スを受ける。この移動局100は、ユーザが音声通話を
行うための音声入出力部、移動通信網の基地局との無線
通信を行う無線部、液晶パネル等で構成された情報表示
部、数字入力、文字入力等の情報入力操作が行われる操
作部等を備えるほか、これら各部を制御するマイクロコ
ンピュータを内蔵している。また、移動局100は、文
書データ閲覧用のソフトウェア(いわゆるブラウザ)を
搭載しており、インフォメーション・プロバイダ(以
下、IPと略す)から移動パケット通信網300を介し
供給されるHTML(Hyper Text Markup Languag
e)形式のデータ(以下、HTMLデータという)に基
づいて対話画面を表示させる。
【0115】移動電話網200は、移動局100に対し
て通話サービスを提供するための通信網であり、移動局
100は、この移動電話網200、もしくは、該網20
0及び図示しない固定電話網を介して通話サービスを受
けることができる。この移動電話網200は、基地局2
10、交換局220、ホームメモリ230及びこれらを
結ぶ通信線等から構成される。
て通話サービスを提供するための通信網であり、移動局
100は、この移動電話網200、もしくは、該網20
0及び図示しない固定電話網を介して通話サービスを受
けることができる。この移動電話網200は、基地局2
10、交換局220、ホームメモリ230及びこれらを
結ぶ通信線等から構成される。
【0116】基地局210は、通話サービスエリア内に
所定の間隔で多数設置され、各基地局210には基地局
IDが付されている。この基地局210は、各々の無線
ゾーンに在圏する移動局100と無線通信を行う。
所定の間隔で多数設置され、各基地局210には基地局
IDが付されている。この基地局210は、各々の無線
ゾーンに在圏する移動局100と無線通信を行う。
【0117】交換局220は複数の基地局210を収容
し、該基地局の無線ゾーンに在圏する移動局100の通
信回線の交換処理を行う。この交換局220は、自己が
収容する各基地局210の無線ゾーンに在圏している移
動局100を把握するために在圏情報テーブル221を
備えている。
し、該基地局の無線ゾーンに在圏する移動局100の通
信回線の交換処理を行う。この交換局220は、自己が
収容する各基地局210の無線ゾーンに在圏している移
動局100を把握するために在圏情報テーブル221を
備えている。
【0118】ホームメモリ230には、加入者情報、位
置登録情報、課金情報等の種々の情報がデータベースと
して登録されている。位置登録情報は、各移動局100
が所在する網内のエリアを示す情報であり、位置登録デ
ータベース231に格納されている。
置登録情報、課金情報等の種々の情報がデータベースと
して登録されている。位置登録情報は、各移動局100
が所在する網内のエリアを示す情報であり、位置登録デ
ータベース231に格納されている。
【0119】移動パケット通信網300は、移動局10
0に対してパケット通信サービスを提供するための通信
網であり、前述の基地局210、交換局220、ホーム
メモリ230等の他、パケット加入者処理装置310、
ゲートウェイサーバ320及びこれらを結ぶ通信線から
構成されている。
0に対してパケット通信サービスを提供するための通信
網であり、前述の基地局210、交換局220、ホーム
メモリ230等の他、パケット加入者処理装置310、
ゲートウェイサーバ320及びこれらを結ぶ通信線から
構成されている。
【0120】パケット加入者処理装置310は、装置構
成上は前述の交換局220に含まれるコンピュータシス
テムであり、各々に固有のパケット加入者処理装置ID
を有している。このパケット加入者処理装置310は、
移動局100からのパケット交換要求を受けて、受け付
けたパケット交換要求の正当性を確認したうえで上記パ
ケット交換を中継する処理等を行う。
成上は前述の交換局220に含まれるコンピュータシス
テムであり、各々に固有のパケット加入者処理装置ID
を有している。このパケット加入者処理装置310は、
移動局100からのパケット交換要求を受けて、受け付
けたパケット交換要求の正当性を確認したうえで上記パ
ケット交換を中継する処理等を行う。
【0121】ゲートウェイサーバ320は、移動パケッ
ト通信網300をインターネット400等の他のネット
ワークと相互接続するための移動パケット関門中継交換
局(図示せず)に備えられたコンピュータシステムであ
り、複数のネットワーク間で異なる通信プロトコルの変
換を行いつつ、ネットワーク間でデータ授受を仲介す
る。具体的には、このゲートウェイサーバ320は、移
動パケット通信網300用の伝送プロトコルと、インタ
ーネット400の標準通信プロトコルであるTCP/I
Pとの相互変換を行う。また、ゲートウェイサーバ32
0は、IPサーバ500A、500B・・・等が移動局
10のユーザに対して提供する各種サービスのメニュー
を提示するためのメインメニュー画面データを保持して
おり、移動局100からの要求に応じて該データを移動
局100に送信する。このメインメニュー画面データは
HTML形式のデータであり、各メインメニュー項目に
は、それらの各メニュー項目に対応するサービスを実行
するIPサーバ500A、500B・・・のホスト名を
含むURLが埋め込まれている。さらに、このゲートウ
ェイサーバ320は、移動局100の位置を示す位置情
報を生成する機能を備える。本実施形態では、ゲートウ
ェイサーバ320は、移動局10からIPサーバ500
A、500B・・・へ向けて送信される上り信号を分析
して移動局100の位置情報を生成する。また、前述し
た在圏情報テーブル221や、位置登録データベース2
31を用いて位置情報を生成することも可能であるが、
本実施形態ではそのような手法は用いず、後述する第2
の形態においてそれを用いている。なお、このゲートウ
ェイサーバ320の構成や位置情報生成動作の詳細につ
いては後述する。
ト通信網300をインターネット400等の他のネット
ワークと相互接続するための移動パケット関門中継交換
局(図示せず)に備えられたコンピュータシステムであ
り、複数のネットワーク間で異なる通信プロトコルの変
換を行いつつ、ネットワーク間でデータ授受を仲介す
る。具体的には、このゲートウェイサーバ320は、移
動パケット通信網300用の伝送プロトコルと、インタ
ーネット400の標準通信プロトコルであるTCP/I
Pとの相互変換を行う。また、ゲートウェイサーバ32
0は、IPサーバ500A、500B・・・等が移動局
10のユーザに対して提供する各種サービスのメニュー
を提示するためのメインメニュー画面データを保持して
おり、移動局100からの要求に応じて該データを移動
局100に送信する。このメインメニュー画面データは
HTML形式のデータであり、各メインメニュー項目に
は、それらの各メニュー項目に対応するサービスを実行
するIPサーバ500A、500B・・・のホスト名を
含むURLが埋め込まれている。さらに、このゲートウ
ェイサーバ320は、移動局100の位置を示す位置情
報を生成する機能を備える。本実施形態では、ゲートウ
ェイサーバ320は、移動局10からIPサーバ500
A、500B・・・へ向けて送信される上り信号を分析
して移動局100の位置情報を生成する。また、前述し
た在圏情報テーブル221や、位置登録データベース2
31を用いて位置情報を生成することも可能であるが、
本実施形態ではそのような手法は用いず、後述する第2
の形態においてそれを用いている。なお、このゲートウ
ェイサーバ320の構成や位置情報生成動作の詳細につ
いては後述する。
【0122】IPサーバ500A、500B・・・は、
IPが運用するサーバシステムであり、ユーザに提供す
べき情報をHTML形式のデータとしてインターネット
400に送出する。本実施例においては、IPサーバ5
00A、500B・・・は、移動局100の位置に応じ
た位置関連情報を移動局100に提供するサーバであ
り、種々の位置関連情報を格納する位置関連情報データ
ベース510A、510B・・・を備える。そして、I
Pサーバ500A、500B・・・は、ゲートウェイサ
ーバ320から通知される移動局100の位置情報を基
に位置関連情報データベース510A、510B・・・
を検索し、検索の結果得られた位置関連情報をインター
ネット400等を介して移動局100に送信するように
なっている。また、IPサーバ500A、500B・・
・は、自らが実行するサービスのメニューをユーザに提
示するためのHTML形式のサブメニュー画面データを
記憶しており、移動局100がIPサーバ500A、5
00B・・・にアクセスすると、記憶しているサブメニ
ュー画面を移動局100に送信するようになっている。
IPが運用するサーバシステムであり、ユーザに提供す
べき情報をHTML形式のデータとしてインターネット
400に送出する。本実施例においては、IPサーバ5
00A、500B・・・は、移動局100の位置に応じ
た位置関連情報を移動局100に提供するサーバであ
り、種々の位置関連情報を格納する位置関連情報データ
ベース510A、510B・・・を備える。そして、I
Pサーバ500A、500B・・・は、ゲートウェイサ
ーバ320から通知される移動局100の位置情報を基
に位置関連情報データベース510A、510B・・・
を検索し、検索の結果得られた位置関連情報をインター
ネット400等を介して移動局100に送信するように
なっている。また、IPサーバ500A、500B・・
・は、自らが実行するサービスのメニューをユーザに提
示するためのHTML形式のサブメニュー画面データを
記憶しており、移動局100がIPサーバ500A、5
00B・・・にアクセスすると、記憶しているサブメニ
ュー画面を移動局100に送信するようになっている。
【0123】ここで、サブメニュー画面データであるH
TMLデータの構成について説明する。図11は、IP
サーバ500A、500B・・・が移動局100に送信
するHTML形式のサブメニュー画面データの一例を示
す図であり、図12は、その画面データに基づいて移動
局100に表示されるサブメニュー画面の図である。同
図に示すように、サブメニュー項目には、例えば、「レ
ストラン情報」、「映画館情報」、「美術館情報」、
「追跡情報提供登録」等がある。これらのサブメニュー
項目の内、「レストラン情報」、「映画館情報」、「美
術館情報」は、移動局100の位置情報に応じてレスト
ラン情報等を移動局100のユーザに提供するためのも
のである。
TMLデータの構成について説明する。図11は、IP
サーバ500A、500B・・・が移動局100に送信
するHTML形式のサブメニュー画面データの一例を示
す図であり、図12は、その画面データに基づいて移動
局100に表示されるサブメニュー画面の図である。同
図に示すように、サブメニュー項目には、例えば、「レ
ストラン情報」、「映画館情報」、「美術館情報」、
「追跡情報提供登録」等がある。これらのサブメニュー
項目の内、「レストラン情報」、「映画館情報」、「美
術館情報」は、移動局100の位置情報に応じてレスト
ラン情報等を移動局100のユーザに提供するためのも
のである。
【0124】このサブメニュー項目の各々には、対応す
るハイパーリンク文字列が埋め込まれている。例えば、
ユーザが、図12に示すサブメニュー画面の中から「レ
ストラン情報」を選択すると、移動局100から「レス
トラン情報」に埋め込まれているハイパーリンク文字列
(図11)の「http://xxx.co.jp/cgi-bin/restaurant.
cgi?area=NULLAREA」がゲートウェイサーバ320等を
介して、ホスト名「xxx.co.jp」が示すIPサーバ50
0A、500B・・・のいずれかに送信されるようにな
っている。このハイパーリンク文字列の最後には「NULL
AREA」というデータ列が含まれているが、このデータ列
「NULLAREA」は、ゲートウェイサーバ320において移
動局100の位置情報に置換されて、ホスト名が示すI
Pサーバ500A、500B・・・に送信されるための
ものであり、以下、「位置情報置換データ列」と呼ぶ。
るハイパーリンク文字列が埋め込まれている。例えば、
ユーザが、図12に示すサブメニュー画面の中から「レ
ストラン情報」を選択すると、移動局100から「レス
トラン情報」に埋め込まれているハイパーリンク文字列
(図11)の「http://xxx.co.jp/cgi-bin/restaurant.
cgi?area=NULLAREA」がゲートウェイサーバ320等を
介して、ホスト名「xxx.co.jp」が示すIPサーバ50
0A、500B・・・のいずれかに送信されるようにな
っている。このハイパーリンク文字列の最後には「NULL
AREA」というデータ列が含まれているが、このデータ列
「NULLAREA」は、ゲートウェイサーバ320において移
動局100の位置情報に置換されて、ホスト名が示すI
Pサーバ500A、500B・・・に送信されるための
ものであり、以下、「位置情報置換データ列」と呼ぶ。
【0125】なお、図11に示す「追跡情報提供登録」
のサービス内容や、そこに埋め込まれているハイパーリ
ンク文字列「http://xxx.co.jp/cgi-bin/pushregist.cg
i?uid=NULLID」については後述する第2の形態において
説明する。
のサービス内容や、そこに埋め込まれているハイパーリ
ンク文字列「http://xxx.co.jp/cgi-bin/pushregist.cg
i?uid=NULLID」については後述する第2の形態において
説明する。
【0126】(2)ゲートウェイサーバ320の構成 次に、ゲートウェイサーバ320の構成について説明す
る。図13は、ゲートウェイサーバ320の構成を示す
ブロック図である。このゲートウェイサーバ320は、
インタフェース部321、加入者情報管理部322、デ
ータ配信管理部323、IPサーバ情報管理部324、
位置情報生成部325及これらを相互に接続するバス3
26等により構成されている。
る。図13は、ゲートウェイサーバ320の構成を示す
ブロック図である。このゲートウェイサーバ320は、
インタフェース部321、加入者情報管理部322、デ
ータ配信管理部323、IPサーバ情報管理部324、
位置情報生成部325及これらを相互に接続するバス3
26等により構成されている。
【0127】インタフェース部321は、移動パケット
通信網300とインターネット400等の他ネットとの
間のプロトコル変換を行うなど、ネットワーク間のイン
タフェースとして機能する。
通信網300とインターネット400等の他ネットとの
間のプロトコル変換を行うなど、ネットワーク間のイン
タフェースとして機能する。
【0128】加入者情報管理部322は、前述のホーム
メモリ230を参照して得られる加入者情報を記憶、管
理している。
メモリ230を参照して得られる加入者情報を記憶、管
理している。
【0129】データ配信管理部323は、移動局100
どうしの間、移動局100とインターネット400等の
他ネットとの間、或いは、移動局100とIPサーバ5
00A、500B・・・等との間のデータ配信処理を管
理する。また、データ配信管理部323は、前述のメイ
ンメニュー画面データを記憶しており、移動局100か
らのリクエスト信号に応じて該画面データを移動局10
0に送信する。例えば、このメインメニュー項目には、
移動局100の位置に関連する位置関連情報を提供する
「位置関連情報サービス」の他に、ニュースの配信を行
う「ニュース配信サービス」等がある。
どうしの間、移動局100とインターネット400等の
他ネットとの間、或いは、移動局100とIPサーバ5
00A、500B・・・等との間のデータ配信処理を管
理する。また、データ配信管理部323は、前述のメイ
ンメニュー画面データを記憶しており、移動局100か
らのリクエスト信号に応じて該画面データを移動局10
0に送信する。例えば、このメインメニュー項目には、
移動局100の位置に関連する位置関連情報を提供する
「位置関連情報サービス」の他に、ニュースの配信を行
う「ニュース配信サービス」等がある。
【0130】ここで、移動局100がIPサーバ500
A、500B・・・にアクセスする方法には、ユーザが
移動局100に表示されるメインメニュー画面の中から
所望のメインメニュー項目を選択して行う方法と、ユー
ザが移動局100のキーパッドを用いて所望のIPサー
バ500A、500B・・・のURLを直接入力して行
う方法の2通りある。まず、ユーザが移動局100に表
示されるメインメニュー画面の中からメインメニュー項
目を選択する場合、移動局100は、そのメインメニュ
ー項目に埋め込まれているURLを含むリクエスト信号
をゲートウェイサーバ320に送信し、ゲートウェイサ
ーバ320のデータ配信管理部323は、受信したリク
エスト信号に含まれるURLのホスト名に基づいてIP
サーバ500A、500B・・・のいずれかにアクセス
するようになっている。また、ユーザがアクセスしたい
IPサーバ500A、500B・・・のURLを移動局
100に直接入力する場合は、移動局100は入力され
たURLを含むリクエスト信号をゲートウェイサーバ3
20に送信し、ゲートウェイサーバ320のデータ配信
管理部323は受信したリクエスト信号に含まれるUR
Lのホスト名に基づいてIPサーバ500A、500B
・・・のいずれかにアクセスするようになっている。上
記のいずれかの方法により移動局100がIPサーバ5
00A、500B・・・にアクセスすると、前述したよ
うにIPサーバ500A、500B・・・は、記憶して
いるサブメニュー画面を移動局100に送信するように
なっている。
A、500B・・・にアクセスする方法には、ユーザが
移動局100に表示されるメインメニュー画面の中から
所望のメインメニュー項目を選択して行う方法と、ユー
ザが移動局100のキーパッドを用いて所望のIPサー
バ500A、500B・・・のURLを直接入力して行
う方法の2通りある。まず、ユーザが移動局100に表
示されるメインメニュー画面の中からメインメニュー項
目を選択する場合、移動局100は、そのメインメニュ
ー項目に埋め込まれているURLを含むリクエスト信号
をゲートウェイサーバ320に送信し、ゲートウェイサ
ーバ320のデータ配信管理部323は、受信したリク
エスト信号に含まれるURLのホスト名に基づいてIP
サーバ500A、500B・・・のいずれかにアクセス
するようになっている。また、ユーザがアクセスしたい
IPサーバ500A、500B・・・のURLを移動局
100に直接入力する場合は、移動局100は入力され
たURLを含むリクエスト信号をゲートウェイサーバ3
20に送信し、ゲートウェイサーバ320のデータ配信
管理部323は受信したリクエスト信号に含まれるUR
Lのホスト名に基づいてIPサーバ500A、500B
・・・のいずれかにアクセスするようになっている。上
記のいずれかの方法により移動局100がIPサーバ5
00A、500B・・・にアクセスすると、前述したよ
うにIPサーバ500A、500B・・・は、記憶して
いるサブメニュー画面を移動局100に送信するように
なっている。
【0131】IPサーバ情報管理部324は、IPサー
バ500A、500B・・・に関する情報を格納するI
P情報データベース327を備えており、該情報の登録
・更新等を行う。上述のデータ配信管理部323は、こ
のIP情報データベース327を参照してIPサーバ5
00A、500B・・・に移動局100の位置情報を送
信する。このIP情報データベース327の構成は後述
する。
バ500A、500B・・・に関する情報を格納するI
P情報データベース327を備えており、該情報の登録
・更新等を行う。上述のデータ配信管理部323は、こ
のIP情報データベース327を参照してIPサーバ5
00A、500B・・・に移動局100の位置情報を送
信する。このIP情報データベース327の構成は後述
する。
【0132】位置情報生成部325は、以下に述べるよ
うにして、移動局100の位置情報を生成する。移動局
100からIPサーバ500A、500B・・・へ向け
て送信される上り信号には、例えば、該信号の送信先と
なるIPサーバ500A、500B・・・のURLや、
送信元の移動局100の移動局ID等が含まれている。
さらに、この上り信号が移動通信網内の各装置により中
継されていく過程で、当該信号に各装置のIDが付加さ
れていく。つまり、この上り信号が移動局100から送
信された後、まず、基地局210に受信されると当該基
地局の基地局IDが付加され、さらに、パケット加入者
処理装置310に受信されると当該パケット加入者処理
装置310のパケット加入者処理装置IDが付加され
る。従って、移動局100から送信された上り信号がゲ
ートウェイサーバ320により受信される際には、当該
信号は、宛先のIPサーバ500A、500B・・・の
いずれかのURL、移動局ID、基地局ID、パケット
加入者処理装置IDを含んでいる。位置情報生成部32
5は、これらのID情報等を分析することにより、どの
移動局100がどの基地局210の無線ゾーンに在圏し
ているかを把握できる。また、位置情報生成部325
は、基地局IDとその基地局IDの基地局が所在する地
域の地域コードとが対応付けられて格納されている地域
コードテーブル328を備えている。そして、位置情報
生成部325は、前述した移動局10が在圏する基地局
IDを検索キーにしてこの地域コードテーブル328を
検索し、その結果得られた地域コードと上記移動局10
0の移動局IDとが移動局100の位置情報とする。
うにして、移動局100の位置情報を生成する。移動局
100からIPサーバ500A、500B・・・へ向け
て送信される上り信号には、例えば、該信号の送信先と
なるIPサーバ500A、500B・・・のURLや、
送信元の移動局100の移動局ID等が含まれている。
さらに、この上り信号が移動通信網内の各装置により中
継されていく過程で、当該信号に各装置のIDが付加さ
れていく。つまり、この上り信号が移動局100から送
信された後、まず、基地局210に受信されると当該基
地局の基地局IDが付加され、さらに、パケット加入者
処理装置310に受信されると当該パケット加入者処理
装置310のパケット加入者処理装置IDが付加され
る。従って、移動局100から送信された上り信号がゲ
ートウェイサーバ320により受信される際には、当該
信号は、宛先のIPサーバ500A、500B・・・の
いずれかのURL、移動局ID、基地局ID、パケット
加入者処理装置IDを含んでいる。位置情報生成部32
5は、これらのID情報等を分析することにより、どの
移動局100がどの基地局210の無線ゾーンに在圏し
ているかを把握できる。また、位置情報生成部325
は、基地局IDとその基地局IDの基地局が所在する地
域の地域コードとが対応付けられて格納されている地域
コードテーブル328を備えている。そして、位置情報
生成部325は、前述した移動局10が在圏する基地局
IDを検索キーにしてこの地域コードテーブル328を
検索し、その結果得られた地域コードと上記移動局10
0の移動局IDとが移動局100の位置情報とする。
【0133】(3)IP情報データベース327の構成 次に、IPサーバ情報管理部324が備えるIP情報デ
ータベース327の構成について説明する。図14に、
IP情報データベース327のデータフォーマット図を
示す。同図に示すように、IP情報データベース327
には、「IPサーバ名」毎に、該サーバの「URL」、
「サービス名」、「位置情報公開フラグ」、「ユーザ許
諾フラグ」等の情報が格納されている。
ータベース327の構成について説明する。図14に、
IP情報データベース327のデータフォーマット図を
示す。同図に示すように、IP情報データベース327
には、「IPサーバ名」毎に、該サーバの「URL」、
「サービス名」、「位置情報公開フラグ」、「ユーザ許
諾フラグ」等の情報が格納されている。
【0134】位置情報公開フラグは、移動局100の位
置情報の公開の対象になっているIPサーバ500(即
ち、移動局100の位置情報の取得が可能なIPサーバ
500)についてオン設定される。例えば、同図におい
て、IPサーバ500A及びIPサーバ500Bは、位
置関連情報提供サービスを行うIPサーバであり、IP
サーバ500Bは、広域情報提供サービスを行うIPサ
ーバである。
置情報の公開の対象になっているIPサーバ500(即
ち、移動局100の位置情報の取得が可能なIPサーバ
500)についてオン設定される。例えば、同図におい
て、IPサーバ500A及びIPサーバ500Bは、位
置関連情報提供サービスを行うIPサーバであり、IP
サーバ500Bは、広域情報提供サービスを行うIPサ
ーバである。
【0135】ここで、広域情報とは地域性に偏っていな
い情報という意味であり、広域情報提供サービスとは、
移動局100の位置情報に依存しないサービスのことで
ある。この広域情報提供サービスには、例えば、全国ニ
ュースの配信サービス等がある。一方、位置関連情報提
供サービスとは、移動局100の位置に依存するサービ
スであり、前述したようなレストラン情報等を提供する
ようなサービスである。従って、同図に示すように、I
Pサーバ500A及びIPサーバ500Bは位置情報を
取得可能なIPサーバであるため(即ち、IPサーバ5
00A及びIPサーバ500Bは位置情報の公開対象で
あるため)、位置情報公開フラグがオン設定されること
になる。一方、IPサーバ500Bは移動局100の位
置情報を取得しないサーバであるため(即ち、IPサー
バ500Aは位置情報の公開対象でないため)、位置情
報公開フラグはオフ設定されている。
い情報という意味であり、広域情報提供サービスとは、
移動局100の位置情報に依存しないサービスのことで
ある。この広域情報提供サービスには、例えば、全国ニ
ュースの配信サービス等がある。一方、位置関連情報提
供サービスとは、移動局100の位置に依存するサービ
スであり、前述したようなレストラン情報等を提供する
ようなサービスである。従って、同図に示すように、I
Pサーバ500A及びIPサーバ500Bは位置情報を
取得可能なIPサーバであるため(即ち、IPサーバ5
00A及びIPサーバ500Bは位置情報の公開対象で
あるため)、位置情報公開フラグがオン設定されること
になる。一方、IPサーバ500Bは移動局100の位
置情報を取得しないサーバであるため(即ち、IPサー
バ500Aは位置情報の公開対象でないため)、位置情
報公開フラグはオフ設定されている。
【0136】ユーザ許諾フラグは、移動局100の位置
情報の公開対象となっているIPサーバ500の内、該
位置情報の公開の際に移動局100のユーザの許諾を要
するIPサーバ500についてオン設定される。ユーザ
によっては自らの位置情報を知られたくない場合もあ
り、そのような場合にユーザの意に反して移動局100
の位置情報がIPサーバ500A、500B・・・に公
開されることを防止するために、このユーザ許諾フラグ
は設けられているのである。従って、位置情報の公開対
象となっているIPサーバ500であっても、移動局1
00の位置情報を無条件に(即ちユーザの許諾なしに)
取得できるIPサーバ(同図に示すIPサーバ500
B)と、ユーザによる許諾があってはじめて位置情報を
取得できるIPサーバ(同図に示すIPサーバ500
A)とがある。
情報の公開対象となっているIPサーバ500の内、該
位置情報の公開の際に移動局100のユーザの許諾を要
するIPサーバ500についてオン設定される。ユーザ
によっては自らの位置情報を知られたくない場合もあ
り、そのような場合にユーザの意に反して移動局100
の位置情報がIPサーバ500A、500B・・・に公
開されることを防止するために、このユーザ許諾フラグ
は設けられているのである。従って、位置情報の公開対
象となっているIPサーバ500であっても、移動局1
00の位置情報を無条件に(即ちユーザの許諾なしに)
取得できるIPサーバ(同図に示すIPサーバ500
B)と、ユーザによる許諾があってはじめて位置情報を
取得できるIPサーバ(同図に示すIPサーバ500
A)とがある。
【0137】なお、このIP情報データベース327に
登録されていないIPサーバ500については、上記の
ような公開基準となるべきフラグ情報等が存在しない
が、ゲートウェイサーバ320は、このようなIP情報
データベース327に登録されていないIPサーバ50
0については位置情報公開フラグがオフ設定であると判
断する(即ち、位置情報の公開対象とはしない)。
登録されていないIPサーバ500については、上記の
ような公開基準となるべきフラグ情報等が存在しない
が、ゲートウェイサーバ320は、このようなIP情報
データベース327に登録されていないIPサーバ50
0については位置情報公開フラグがオフ設定であると判
断する(即ち、位置情報の公開対象とはしない)。
【0138】(4)地域コードテーブル328の構成 次に、位置情報生成部325が備える地域コードテーブ
ル328について説明する。図15は、地域コードテー
ブル328のデータフォーマット図である。この地域コ
ードテーブル328には、移動通信網内において位置を
示す情報として把握可能な「基地局ID」と、網外に設
置されるIPサーバ500A、500B・・・が位置を
示す情報として把握可能な「地域コード」とが対応づけ
て格納されている。例えば、同図に示す基地局ID群
「BS001〜BS005」は、東京都渋谷区1丁目の領域にほぼ
相当しているので、該基地局群に対応して渋谷区1丁目
を示す地域コード「CODE001」が格納されている。
ル328について説明する。図15は、地域コードテー
ブル328のデータフォーマット図である。この地域コ
ードテーブル328には、移動通信網内において位置を
示す情報として把握可能な「基地局ID」と、網外に設
置されるIPサーバ500A、500B・・・が位置を
示す情報として把握可能な「地域コード」とが対応づけ
て格納されている。例えば、同図に示す基地局ID群
「BS001〜BS005」は、東京都渋谷区1丁目の領域にほぼ
相当しているので、該基地局群に対応して渋谷区1丁目
を示す地域コード「CODE001」が格納されている。
【0139】(5)位置関連情報データベース510の
構成 次に、IPサーバ500A、500B・・・が備える位
置関連情報データベース510A、510B・・・の構
成について説明する。図16は、位置関連情報データベ
ース510A、510B・・・のフォーマット図であ
る。この位置関連情報データベース510A、510B
・・・には、各地域毎の「地域コード」と、該地域コー
ドに対応する「地域名」及び「位置関連情報」が格納さ
れている。ここで、各地域を区分けする基準には、例え
ば、市町村名等の行政区分によるものや、郵便番号によ
るものや、緯度・経度により分割されるものなど種々の
ものが考えられる。同図においては、地域コード「CODE
001」は行政区分の1つである「渋谷区1丁目」を示
し、その渋谷区内1丁目にある「レストラン」、「映画
館」、「美術館」等の「建物名」、「住所」、「電話番
号」、「催し物」等の情報が位置関連情報データベース
510に格納されている。
構成 次に、IPサーバ500A、500B・・・が備える位
置関連情報データベース510A、510B・・・の構
成について説明する。図16は、位置関連情報データベ
ース510A、510B・・・のフォーマット図であ
る。この位置関連情報データベース510A、510B
・・・には、各地域毎の「地域コード」と、該地域コー
ドに対応する「地域名」及び「位置関連情報」が格納さ
れている。ここで、各地域を区分けする基準には、例え
ば、市町村名等の行政区分によるものや、郵便番号によ
るものや、緯度・経度により分割されるものなど種々の
ものが考えられる。同図においては、地域コード「CODE
001」は行政区分の1つである「渋谷区1丁目」を示
し、その渋谷区内1丁目にある「レストラン」、「映画
館」、「美術館」等の「建物名」、「住所」、「電話番
号」、「催し物」等の情報が位置関連情報データベース
510に格納されている。
【0140】B−1−2:第1の形態の動作 次に、上記構成からなる第1の形態の動作について説明
する。図17は、第1の形態の動作を示すフローチャー
トである。
する。図17は、第1の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【0141】まず、ユーザが移動局100に表示される
メインメニュー画面の中から所望のメインメニュー項目
を選択することにより、或いは、ユーザが移動局100
に所望のIPサーバ500A、500B・・・のURL
を直接入力することにより、IPサーバ500A、50
0B・・・(ここではIPサーバ500A(ホスト名:
xxx.co.jp)とする)にアクセスする。次いで、IPサ
ーバ500Aは記憶しているサブメニュー画面データ
(例えば図11に示す画面データ)をゲートウェイサー
バ320を介して移動局100に送信し、移動局100
がそれを受信して表示することにより、同図に示す処理
が開始される。
メインメニュー画面の中から所望のメインメニュー項目
を選択することにより、或いは、ユーザが移動局100
に所望のIPサーバ500A、500B・・・のURL
を直接入力することにより、IPサーバ500A、50
0B・・・(ここではIPサーバ500A(ホスト名:
xxx.co.jp)とする)にアクセスする。次いで、IPサ
ーバ500Aは記憶しているサブメニュー画面データ
(例えば図11に示す画面データ)をゲートウェイサー
バ320を介して移動局100に送信し、移動局100
がそれを受信して表示することにより、同図に示す処理
が開始される。
【0142】そして、ユーザが移動局100に表示され
ているサブメニュー画面の中から所望のメニュー項目
(例えば、図12に示す「レストラン情報」とする)を
選択すると、ステップSP1では、移動局100は、選
択されたメニュー項目に埋め込まれているハイパーリン
ク文字列「http://xxx.co.jp/cgi-bin/restaurant.cgi?
area=NULLAREA」を含むリクエスト信号をゲートウェイ
サーバ320に送信する。
ているサブメニュー画面の中から所望のメニュー項目
(例えば、図12に示す「レストラン情報」とする)を
選択すると、ステップSP1では、移動局100は、選
択されたメニュー項目に埋め込まれているハイパーリン
ク文字列「http://xxx.co.jp/cgi-bin/restaurant.cgi?
area=NULLAREA」を含むリクエスト信号をゲートウェイ
サーバ320に送信する。
【0143】ステップSP3では、ゲートウェイサーバ
320は、基地局210等を介して該リクエスト信号を
受信する。
320は、基地局210等を介して該リクエスト信号を
受信する。
【0144】ステップSP5では、ゲートウェイサーバ
320は、受信したリクエスト信号内のハイパーリンク
文字列に位置情報置換データ列「NULLAREA」が含まれて
いるか否かを判定する。その判定の結果がノーであれば
(即ち、位置情報置換データ列がなければ)、ステップ
SP7に進み、ゲートウェイサーバ320は、受信した
リクエスト信号内のハイパーリンク文字列に含まれるホ
スト名に基づいてIPサーバ500A、500B・・・
のいずれかにアクセスして、その後はユーザの操作に従
って移動局100及びIPサーバ500A、500B・
・・間のデータ中継処理を行う。
320は、受信したリクエスト信号内のハイパーリンク
文字列に位置情報置換データ列「NULLAREA」が含まれて
いるか否かを判定する。その判定の結果がノーであれば
(即ち、位置情報置換データ列がなければ)、ステップ
SP7に進み、ゲートウェイサーバ320は、受信した
リクエスト信号内のハイパーリンク文字列に含まれるホ
スト名に基づいてIPサーバ500A、500B・・・
のいずれかにアクセスして、その後はユーザの操作に従
って移動局100及びIPサーバ500A、500B・
・・間のデータ中継処理を行う。
【0145】一方、ステップSP5の判定の結果がイエ
スであれば(即ち、位置情報置換データ列があれば)、
ステップSP9に進み、ゲートウェイサーバ320は、
ハイパーリンク文字列に含まれるホスト名を参照し、そ
のホスト名が示すIPサーバ500Aが位置情報の公開
対象となっているか否かを判定する。この判定は前述し
たように、IP情報データベース327内の位置情報公
開フラグの設定状態(オンかオフか)を参照することに
より行われる。
スであれば(即ち、位置情報置換データ列があれば)、
ステップSP9に進み、ゲートウェイサーバ320は、
ハイパーリンク文字列に含まれるホスト名を参照し、そ
のホスト名が示すIPサーバ500Aが位置情報の公開
対象となっているか否かを判定する。この判定は前述し
たように、IP情報データベース327内の位置情報公
開フラグの設定状態(オンかオフか)を参照することに
より行われる。
【0146】ステップSP7の判定の結果がオフであれ
ば(即ち、IPサーバ500Aが位置情報の公開対象で
なければ)、ステップSP11に進み、ゲートウェイサ
ーバ320は、IPサーバ500Aに位置情報を送信し
ない旨を示す送信不可通知を移動局100に送信する。
そして、ステップSP13では、移動局100は、その
送信不可通知を受信し、液晶ディスプレイに表示してユ
ーザに通知する。
ば(即ち、IPサーバ500Aが位置情報の公開対象で
なければ)、ステップSP11に進み、ゲートウェイサ
ーバ320は、IPサーバ500Aに位置情報を送信し
ない旨を示す送信不可通知を移動局100に送信する。
そして、ステップSP13では、移動局100は、その
送信不可通知を受信し、液晶ディスプレイに表示してユ
ーザに通知する。
【0147】一方、ステップSP9の判定の結果がオン
であれば(即ち、IPサーバ500Aが位置情報の公開
対象であれば)、ステップSP15に進み、ゲートウェ
イサーバ320は、IPサーバ500Aへ位置情報を公
開する際に移動局100のユーザの許諾が必要か否かを
判定する。この判定は前述したように、IP情報データ
ベース327内のユーザ許諾フラグの設定状態(オンか
オフか)を参照することにより行われる。
であれば(即ち、IPサーバ500Aが位置情報の公開
対象であれば)、ステップSP15に進み、ゲートウェ
イサーバ320は、IPサーバ500Aへ位置情報を公
開する際に移動局100のユーザの許諾が必要か否かを
判定する。この判定は前述したように、IP情報データ
ベース327内のユーザ許諾フラグの設定状態(オンか
オフか)を参照することにより行われる。
【0148】ステップSP15の判定結果がオフであれ
ば(即ち、ユーザ許諾が不要であれば)、ステップSP
17に進む。
ば(即ち、ユーザ許諾が不要であれば)、ステップSP
17に進む。
【0149】一方、ステップSP15の結果がオンであ
れば(即ち、ユーザ許諾が必要であれば)、ステップS
P19に進み、ゲートウェイサーバ320は、ユーザに
位置情報の送信の許諾を得るための入力画面データを移
動局100に送信する。
れば(即ち、ユーザ許諾が必要であれば)、ステップS
P19に進み、ゲートウェイサーバ320は、ユーザに
位置情報の送信の許諾を得るための入力画面データを移
動局100に送信する。
【0150】そして、ステップSP21では、移動局1
00は、入力画面データを受信・解釈して、液晶ディス
プレイに表示する。ステップSP23では、移動局10
0はユーザから許諾の可否についての入力を受け付け
る。ステップSP25では、移動局100は、ユーザに
より入力された入力情報をゲートウェイサーバ320に
送信する。
00は、入力画面データを受信・解釈して、液晶ディス
プレイに表示する。ステップSP23では、移動局10
0はユーザから許諾の可否についての入力を受け付け
る。ステップSP25では、移動局100は、ユーザに
より入力された入力情報をゲートウェイサーバ320に
送信する。
【0151】ステップSP27では、ゲートウェイサー
バ320は入力情報を受信する。そして、ステップSP
29では、許諾の可否に関する入力情報を解釈して、I
Pサーバ500Aに位置情報を送信してもよいか否かを
判定する。
バ320は入力情報を受信する。そして、ステップSP
29では、許諾の可否に関する入力情報を解釈して、I
Pサーバ500Aに位置情報を送信してもよいか否かを
判定する。
【0152】その判定の結果がノーであれば(即ち、I
Pサーバ500Aに対して位置情報の送信不可であれ
ば)、ステップSP31に進み、ゲートウェイサーバ3
20は、移動局100に位置情報を送信しない旨を示す
送信不可通知を移動局100に送信する。そして、ステ
ップSP33では、移動局100は、その送信不可通知
を受信し、液晶ディスプレイに表示する。ユーザはその
表示を見て位置情報が送信されなかったことを確認する
ことができる。
Pサーバ500Aに対して位置情報の送信不可であれ
ば)、ステップSP31に進み、ゲートウェイサーバ3
20は、移動局100に位置情報を送信しない旨を示す
送信不可通知を移動局100に送信する。そして、ステ
ップSP33では、移動局100は、その送信不可通知
を受信し、液晶ディスプレイに表示する。ユーザはその
表示を見て位置情報が送信されなかったことを確認する
ことができる。
【0153】一方、ステップSP29の判定の結果がイ
エスであれば(即ち、IPサーバ500Aに対して位置
情報の送信可であれば)、ステップSP17に進み、ゲ
ートウェイサーバ320は、移動局100の位置情報を
生成する。つまり、前述したように、ゲートウェイサー
バ320は、まず、リクエスト信号に含まれる基地局I
Dを抽出し、抽出した基地局IDを検索キーにして、地
域コードテーブル328を検索して該基地局IDに対応
する地域コード(「CODE001」とする)を取得して、該地
域コードを移動局100の位置情報とする。
エスであれば(即ち、IPサーバ500Aに対して位置
情報の送信可であれば)、ステップSP17に進み、ゲ
ートウェイサーバ320は、移動局100の位置情報を
生成する。つまり、前述したように、ゲートウェイサー
バ320は、まず、リクエスト信号に含まれる基地局I
Dを抽出し、抽出した基地局IDを検索キーにして、地
域コードテーブル328を検索して該基地局IDに対応
する地域コード(「CODE001」とする)を取得して、該地
域コードを移動局100の位置情報とする。
【0154】ステップSP35では、ゲートウェイサー
バ320は、リクエスト信号内の位置情報置換データ列
「NULLAREA」を移動局100の位置情報「CODE001」に
置換し、置換された位置情報を含むハイパーリンク文字
列「http://xxx.co.jp/cgi-bin/restaurant.cgi?area=C
ODE001」等をリクエスト信号として、ホスト名「xxx.c
o.jp」に基づいてIPサーバ500Aに送信する。
バ320は、リクエスト信号内の位置情報置換データ列
「NULLAREA」を移動局100の位置情報「CODE001」に
置換し、置換された位置情報を含むハイパーリンク文字
列「http://xxx.co.jp/cgi-bin/restaurant.cgi?area=C
ODE001」等をリクエスト信号として、ホスト名「xxx.c
o.jp」に基づいてIPサーバ500Aに送信する。
【0155】ステップSP37では、IPサーバ500
Aは、受信したリクエスト信号に応答して位置関連情報
アプリケーションを起動する。そして、ゲートウェイサ
ーバ320から受信した位置情報(CODE001)に応じた位
置関連情報(レストラン情報)を位置関連情報データベ
ース510Aから取得し、リクエスト信号に含まれる移
動局IDに基づいて該位置関連情報をインターネット4
00を介して移動局100に送信する。その後、移動局
100はゲートウェイサーバ320を介して位置関連情
報を受信・表示し、ユーザは所期の目的を達成する。
Aは、受信したリクエスト信号に応答して位置関連情報
アプリケーションを起動する。そして、ゲートウェイサ
ーバ320から受信した位置情報(CODE001)に応じた位
置関連情報(レストラン情報)を位置関連情報データベ
ース510Aから取得し、リクエスト信号に含まれる移
動局IDに基づいて該位置関連情報をインターネット4
00を介して移動局100に送信する。その後、移動局
100はゲートウェイサーバ320を介して位置関連情
報を受信・表示し、ユーザは所期の目的を達成する。
【0156】B−2:第2の形態 次に、第2の形態として、IPサーバ500A、500
B・・・からの要求に応じて移動局100の位置情報を
IPサーバ500A、500B・・・に通知する態様に
ついて説明する。
B・・・からの要求に応じて移動局100の位置情報を
IPサーバ500A、500B・・・に通知する態様に
ついて説明する。
【0157】B−2−1:第2の形態の構成 図面を参照して第2の形態の構成について説明する 前述したように第2の形態では、交換局220の在圏情
報テーブル221及びホームメモリ230の位置登録デ
ータベース231を用いて移動局100の位置情報を生
成するので、以下では、上記在圏情報テーブル221及
び位置登録データベース231の構成について詳述し、
さらに第2の形態が前述の第1の形態と異なる点につい
て説明する。なお、その他の構成は前述した第1の形態
と同様であるので説明を省略する。
報テーブル221及びホームメモリ230の位置登録デ
ータベース231を用いて移動局100の位置情報を生
成するので、以下では、上記在圏情報テーブル221及
び位置登録データベース231の構成について詳述し、
さらに第2の形態が前述の第1の形態と異なる点につい
て説明する。なお、その他の構成は前述した第1の形態
と同様であるので説明を省略する。
【0158】(1)交換局220の在圏情報テーブル2
21の構成 図18は在圏情報テーブル221のデータフォーマット
図である。この在圏情報テーブル221には、交換局2
20が収容する各基地局210の「基地局ID」と、該
基地局IDが示す基地局210の無線ゾーンに在圏する
移動局100の「移動局ID」(一般に移動局100の
電話番号が用いられる)とが格納される。以下、これら
の移動局ID及び基地局IDからなる情報を在圏情報と
呼ぶ。
21の構成 図18は在圏情報テーブル221のデータフォーマット
図である。この在圏情報テーブル221には、交換局2
20が収容する各基地局210の「基地局ID」と、該
基地局IDが示す基地局210の無線ゾーンに在圏する
移動局100の「移動局ID」(一般に移動局100の
電話番号が用いられる)とが格納される。以下、これら
の移動局ID及び基地局IDからなる情報を在圏情報と
呼ぶ。
【0159】例えば、同図に示す基地局ID「BS001」
の無線ゾーンには、移動局ID「MS09011111111」、「M
S09011111122」、「MS09011111130」が示す3機の移動局
100が在圏しているということを示している。また、
基地局ID「BS002」の無線ゾーンには、移動局100
は在圏しておらず、基地局ID「BS003」に基地局21
0の無線ゾーンには、移動局ID「MS09011111140」が
示す1機の移動局100が在圏しているということを示
している。
の無線ゾーンには、移動局ID「MS09011111111」、「M
S09011111122」、「MS09011111130」が示す3機の移動局
100が在圏しているということを示している。また、
基地局ID「BS002」の無線ゾーンには、移動局100
は在圏しておらず、基地局ID「BS003」に基地局21
0の無線ゾーンには、移動局ID「MS09011111140」が
示す1機の移動局100が在圏しているということを示
している。
【0160】移動局100が各基地局210の無線ゾー
ン間を移動する際には、移動局100及び交換局220
間で各基地局固有の通信チャネルに切り替えていく処理
(いわゆるハンドオーバ)が行われているが、このハン
ドオーバのタイミングで上記在圏情報テーブル221内
の在圏情報が更新されるようになっている。各交換局2
20は、この在圏情報テーブル221を参照して基地局
210と移動局100との通信処理を管理する。
ン間を移動する際には、移動局100及び交換局220
間で各基地局固有の通信チャネルに切り替えていく処理
(いわゆるハンドオーバ)が行われているが、このハン
ドオーバのタイミングで上記在圏情報テーブル221内
の在圏情報が更新されるようになっている。各交換局2
20は、この在圏情報テーブル221を参照して基地局
210と移動局100との通信処理を管理する。
【0161】(2)ホームメモリ230の位置登録デー
タベース231の構成 図19は、位置登録データベース231のデータフォー
マット図である。ここで、1つの交換局220に収容さ
れる複数の基地局210の無線ゾーンからなるエリアを
「位置登録エリア」(若しくは一斉呼び出しエリア)と
呼ぶ。この位置登録エリアは、移動通信網内で行われる
移動局100の位置登録の単位であり、交換局220は
この単位で移動局100に対する一斉呼び出しを行う。
また、この位置登録エリアの各々には位置登録エリアI
Dが付されている。
タベース231の構成 図19は、位置登録データベース231のデータフォー
マット図である。ここで、1つの交換局220に収容さ
れる複数の基地局210の無線ゾーンからなるエリアを
「位置登録エリア」(若しくは一斉呼び出しエリア)と
呼ぶ。この位置登録エリアは、移動通信網内で行われる
移動局100の位置登録の単位であり、交換局220は
この単位で移動局100に対する一斉呼び出しを行う。
また、この位置登録エリアの各々には位置登録エリアI
Dが付されている。
【0162】同図に示すように、この位置登録データベ
ース231には、各「移動局ID」と各移動局100が
在圏する位置登録エリアの「位置登録エリアID」とが
対応して格納されている。この「移動局ID」及び「位
置登録エリアID」からなる情報を位置登録情報と呼
ぶ。例えば、同図において、移動局ID「MS0901111111
1」が示す移動局100は、位置登録エリアID「AREA0
001」が示す位置登録エリア内に在圏しているというこ
とを示している。
ース231には、各「移動局ID」と各移動局100が
在圏する位置登録エリアの「位置登録エリアID」とが
対応して格納されている。この「移動局ID」及び「位
置登録エリアID」からなる情報を位置登録情報と呼
ぶ。例えば、同図において、移動局ID「MS0901111111
1」が示す移動局100は、位置登録エリアID「AREA0
001」が示す位置登録エリア内に在圏しているというこ
とを示している。
【0163】(3)IPサーバ500A、500B・・
・の構成 IPサーバ500A、500B・・・は前述した第1の
形態と同様にサブメニュー画面を記憶しているが、第2
の形態において用いられるサブメニュー項目に埋め込ま
れているハイパーリンク文字列の構成は、第1の形態と
は異なっている。ここで、図11及び図12を参照し
て、本実施形態において用いられるハイパーリンク文字
列の構成を説明する。
・の構成 IPサーバ500A、500B・・・は前述した第1の
形態と同様にサブメニュー画面を記憶しているが、第2
の形態において用いられるサブメニュー項目に埋め込ま
れているハイパーリンク文字列の構成は、第1の形態と
は異なっている。ここで、図11及び図12を参照し
て、本実施形態において用いられるハイパーリンク文字
列の構成を説明する。
【0164】図11及び図12に示す「追跡情報提供登
録]とは、移動局10の位置を例えば定期的に追跡する
ようなサービスを行うIPサーバ500A、500B・
・・に対し、追跡の対象となる移動局100を登録する
ためのメニュー項目である。具体的には、この「追跡情
報提供登録」により移動局のIDをIPサーバ500
A、500B・・・に登録しておくと、IPサーバ50
0A、500B・・・は、登録されているIDが示す移
動局100の位置情報を定期的にゲートウェイサーバ3
20に問い合わせて位置情報を取得する。
録]とは、移動局10の位置を例えば定期的に追跡する
ようなサービスを行うIPサーバ500A、500B・
・・に対し、追跡の対象となる移動局100を登録する
ためのメニュー項目である。具体的には、この「追跡情
報提供登録」により移動局のIDをIPサーバ500
A、500B・・・に登録しておくと、IPサーバ50
0A、500B・・・は、登録されているIDが示す移
動局100の位置情報を定期的にゲートウェイサーバ3
20に問い合わせて位置情報を取得する。
【0165】図11に示すように、この「追跡情報提供
登録」のメニュー項目には、ハイパーリンク文字列「ht
tp://xxx.co.jp/cgi-bin/pushregist.cgi?ID=NULLID」
が埋め込まれているが、このハイパーリンク文字列の最
後には「NULLID」というデータ列が含まれている。ユー
ザが、図12に示すサブメニュー画面の中から「追跡情
報提供登録」を選択すると、ハイパーリンク文字列「ht
tp://xxx.co.jp/cgi-bin/pushregist.cgi?ID=NULLID」
を含むリクエスト信号が移動局100からゲートウェイ
サーバ320に送信されるが、この際、この所定のデー
タ列「NULLID」は、ゲートウェイサーバ320において
移動局100のIDに置換されて、ホスト名が示すIP
サーバ500A、500B・・・に送信される。この所
定のデータ列「NULLID」を、以下、「移動局ID置換デ
ータ列」と呼ぶ。
登録」のメニュー項目には、ハイパーリンク文字列「ht
tp://xxx.co.jp/cgi-bin/pushregist.cgi?ID=NULLID」
が埋め込まれているが、このハイパーリンク文字列の最
後には「NULLID」というデータ列が含まれている。ユー
ザが、図12に示すサブメニュー画面の中から「追跡情
報提供登録」を選択すると、ハイパーリンク文字列「ht
tp://xxx.co.jp/cgi-bin/pushregist.cgi?ID=NULLID」
を含むリクエスト信号が移動局100からゲートウェイ
サーバ320に送信されるが、この際、この所定のデー
タ列「NULLID」は、ゲートウェイサーバ320において
移動局100のIDに置換されて、ホスト名が示すIP
サーバ500A、500B・・・に送信される。この所
定のデータ列「NULLID」を、以下、「移動局ID置換デ
ータ列」と呼ぶ。
【0166】そして、このとき置換される移動局100
のIDは、前述した移動局100の電話番号からなる移
動局IDではなく、ゲートウェイサーバ320及びIP
サーバ500A、500B・・・間で一意に定まるID
(以下、疑似IDと呼ぶ)である。置換された疑似ID
はIPサーバ500A、500B・・・内にいったん記
憶され、IPサーバ500A、500B・・・はその疑
似IDを指定した位置情報の取得要求をゲートウェイサ
ーバ320に送信するようになっている。
のIDは、前述した移動局100の電話番号からなる移
動局IDではなく、ゲートウェイサーバ320及びIP
サーバ500A、500B・・・間で一意に定まるID
(以下、疑似IDと呼ぶ)である。置換された疑似ID
はIPサーバ500A、500B・・・内にいったん記
憶され、IPサーバ500A、500B・・・はその疑
似IDを指定した位置情報の取得要求をゲートウェイサ
ーバ320に送信するようになっている。
【0167】(4)ゲートウェイサーバ320の構成 次に、ゲートウェイサーバ320の構成について説明す
る。ゲートウェイサーバ320は、移動局IDを疑似I
Dに変換するための移動局IDテーブルを備える。
る。ゲートウェイサーバ320は、移動局IDを疑似I
Dに変換するための移動局IDテーブルを備える。
【0168】図20は、移動局IDテーブルのデータフ
ォーマット図である。同図に示すように、移動局IDテ
ーブルには、「移動局ID」と、それに対応する「疑似
ID」とが格納されている。例えば、同図に示すよう
に、移動局ID「MS09011111111」は擬似ID「00ZDGVX
AKLLG」に対応している。ゲートウェイサーバ320
は、移動局100から受信したリクエスト信号の中から
移動局ID置換データ列を検出すると、該信号に含まれ
る移動局IDを検索キーにして移動局IDテーブルを検
索し、得られた疑似IDを移動局ID置換データ列と置
換してIPサーバ500A、500B・・・のいずれか
へ送信するようになっている。
ォーマット図である。同図に示すように、移動局IDテ
ーブルには、「移動局ID」と、それに対応する「疑似
ID」とが格納されている。例えば、同図に示すよう
に、移動局ID「MS09011111111」は擬似ID「00ZDGVX
AKLLG」に対応している。ゲートウェイサーバ320
は、移動局100から受信したリクエスト信号の中から
移動局ID置換データ列を検出すると、該信号に含まれ
る移動局IDを検索キーにして移動局IDテーブルを検
索し、得られた疑似IDを移動局ID置換データ列と置
換してIPサーバ500A、500B・・・のいずれか
へ送信するようになっている。
【0169】一方、IPサーバ500A、500B・・
・に送信された疑似IDは、上述したように、該サーバ
内にいったん記憶され、IPサーバ500A、500B
・・・から上記疑似IDを指定した位置情報の取得要求
がゲートウェイサーバ320に送信されるようになって
いる。そして、位置情報の取得要求を受信したゲートウ
ェイサーバ320の位置情報生成部325は、指定され
た移動局100の位置情報を生成する。ここで、位置情
報生成部325は、前述の第1の形態のように移動局1
00からの上り信号内の基地局ID等を用いて位置情報
を生成するのではなく、前述した位置登録データベース
231及び在圏情報テーブル221を参照することによ
り位置情報を生成する。このゲートウェイサーバ320
が位置情報を生成する動作の詳細については後述する。
・に送信された疑似IDは、上述したように、該サーバ
内にいったん記憶され、IPサーバ500A、500B
・・・から上記疑似IDを指定した位置情報の取得要求
がゲートウェイサーバ320に送信されるようになって
いる。そして、位置情報の取得要求を受信したゲートウ
ェイサーバ320の位置情報生成部325は、指定され
た移動局100の位置情報を生成する。ここで、位置情
報生成部325は、前述の第1の形態のように移動局1
00からの上り信号内の基地局ID等を用いて位置情報
を生成するのではなく、前述した位置登録データベース
231及び在圏情報テーブル221を参照することによ
り位置情報を生成する。このゲートウェイサーバ320
が位置情報を生成する動作の詳細については後述する。
【0170】B−2−2:動作 次に、上記構成からなる第2の形態の動作について説明
する。図21及び21は、第2の形態の動作を示すフロ
ーチャートである。
する。図21及び21は、第2の形態の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0171】まず、ユーザが移動局100に表示される
メインメニュー画面の中から所望のメインメニュー項目
を選択することにより、或いは、ユーザが移動局100
に所望のIPサーバ500A、500B・・・のURL
を直接入力することにより、IPサーバ500A、50
0B・・・(ここではIPサーバ500A(ホスト名:
xxx.co.jp)とする)にアクセスする。次いで、IPサ
ーバ500Aは記憶しているサブメニュー画面データ
(例えば図11に示す画面データ)をゲートウェイサー
バ320を介して移動局100に送信し、移動局100
がそれを受信して表示することにより、同図に示す処理
が開始される。
メインメニュー画面の中から所望のメインメニュー項目
を選択することにより、或いは、ユーザが移動局100
に所望のIPサーバ500A、500B・・・のURL
を直接入力することにより、IPサーバ500A、50
0B・・・(ここではIPサーバ500A(ホスト名:
xxx.co.jp)とする)にアクセスする。次いで、IPサ
ーバ500Aは記憶しているサブメニュー画面データ
(例えば図11に示す画面データ)をゲートウェイサー
バ320を介して移動局100に送信し、移動局100
がそれを受信して表示することにより、同図に示す処理
が開始される。
【0172】まず、ユーザが移動局100に表示されて
いるサブメニュー画面の中から所望のメニュー項目(図
12に示す「位置追跡情報登録」とする)を選択する
と、ステップSP51では、移動局100は、選択され
たメニュー項目に埋め込まれているハイパーリンク文字
列「http://xxx.co.jp/cgi-bin/pushregist.cgi?ID=NUL
LID」及び移動局ID(例えば「MS09011111111」)を含
むリクエスト信号をゲートウェイサーバ320に送信す
る。
いるサブメニュー画面の中から所望のメニュー項目(図
12に示す「位置追跡情報登録」とする)を選択する
と、ステップSP51では、移動局100は、選択され
たメニュー項目に埋め込まれているハイパーリンク文字
列「http://xxx.co.jp/cgi-bin/pushregist.cgi?ID=NUL
LID」及び移動局ID(例えば「MS09011111111」)を含
むリクエスト信号をゲートウェイサーバ320に送信す
る。
【0173】ステップSP53では、ゲートウェイサー
バ320は該リクエスト信号を受信する。ステップSP
55では、ゲートウェイサーバ320は、受信したリク
エスト信号の中に移動局ID置換データ列「NULLID」が
あるか否かを判定する。その判定の結果がノーであれば
(即ち、移動局ID置換データ列がなければ)、ステッ
プSP57に進み、ゲートウェイサーバ320は、受信
したリクエスト信号内のハイパーリンク文字列に含まれ
るホスト名に基づいてIPサーバ500A、500B・
・・のいずれかにアクセスして、その後はユーザの操作
に従って移動局100及びIPサーバ500A、500
B・・・間のデータ中継処理を行う。
バ320は該リクエスト信号を受信する。ステップSP
55では、ゲートウェイサーバ320は、受信したリク
エスト信号の中に移動局ID置換データ列「NULLID」が
あるか否かを判定する。その判定の結果がノーであれば
(即ち、移動局ID置換データ列がなければ)、ステッ
プSP57に進み、ゲートウェイサーバ320は、受信
したリクエスト信号内のハイパーリンク文字列に含まれ
るホスト名に基づいてIPサーバ500A、500B・
・・のいずれかにアクセスして、その後はユーザの操作
に従って移動局100及びIPサーバ500A、500
B・・・間のデータ中継処理を行う。
【0174】一方、ステップSP55の判定の結果がイ
エスであれば(即ち、移動局ID置換データ列があれ
ば)、ステップSP59に進み、ゲートウェイサーバ3
20は、移動局IDテーブルを検索し、移動局100の
疑似ID(図20に示す「00ZDGVXAKLLG」)を取得す
る。
エスであれば(即ち、移動局ID置換データ列があれ
ば)、ステップSP59に進み、ゲートウェイサーバ3
20は、移動局IDテーブルを検索し、移動局100の
疑似ID(図20に示す「00ZDGVXAKLLG」)を取得す
る。
【0175】ステップSP61では、ゲートウェイサー
バ320は、リクエスト信号内のハイパーリンク文字列
内の移動局ID置換データ列「NULLID」を疑似ID「00
ZDGVXAKLLG」に置換し、置換された擬似IDを含むハイ
パーリンク文字列「http://xxx.co.jp/cgi-bin/pushreg
ist.cgi?ID=00ZDGVXAKLLG」等をリクエスト信号として
ホスト名「xxx.co.jp」に基づきIPサーバ500Aに
送信する。
バ320は、リクエスト信号内のハイパーリンク文字列
内の移動局ID置換データ列「NULLID」を疑似ID「00
ZDGVXAKLLG」に置換し、置換された擬似IDを含むハイ
パーリンク文字列「http://xxx.co.jp/cgi-bin/pushreg
ist.cgi?ID=00ZDGVXAKLLG」等をリクエスト信号として
ホスト名「xxx.co.jp」に基づきIPサーバ500Aに
送信する。
【0176】ステップSP63では、IPサーバ500
Aは該リクエスト信号を受信・解釈して、該リクエスト
信号に含まれる疑似ID「00ZDGVXAKLLG」を位置追跡の
対象の移動局として記憶する。
Aは該リクエスト信号を受信・解釈して、該リクエスト
信号に含まれる疑似ID「00ZDGVXAKLLG」を位置追跡の
対象の移動局として記憶する。
【0177】ステップSP65では、IPサーバ500
Aは、記憶している疑似ID「00ZDGVXAKLLG」を指定し
て位置情報取得要求を定期的にゲートウェイサーバ32
0に送信する。
Aは、記憶している疑似ID「00ZDGVXAKLLG」を指定し
て位置情報取得要求を定期的にゲートウェイサーバ32
0に送信する。
【0178】ステップSP67では、ゲートウェイサー
バ320は、IPサーバ500Aから位置情報取得要求
を受信する。そしてゲートウェイサーバ320は、指定
された疑似ID「00ZDGVXAKLLG」を検索キーにして移動
局IDテーブルを検索し、対応する移動局ID「MS0901
1111111」を得る。
バ320は、IPサーバ500Aから位置情報取得要求
を受信する。そしてゲートウェイサーバ320は、指定
された疑似ID「00ZDGVXAKLLG」を検索キーにして移動
局IDテーブルを検索し、対応する移動局ID「MS0901
1111111」を得る。
【0179】ステップSP69では、ゲートウェイサー
バ320は、位置情報取得要求を送信したIPサーバ5
00Aが位置情報の公開対象となっているか否かを判定
する。この判定は、第1の形態において説明したよう
に、IP情報データベース327内の位置情報公開フラ
グの設定状態(オンかオフか)を参照することにより行
われる。
バ320は、位置情報取得要求を送信したIPサーバ5
00Aが位置情報の公開対象となっているか否かを判定
する。この判定は、第1の形態において説明したよう
に、IP情報データベース327内の位置情報公開フラ
グの設定状態(オンかオフか)を参照することにより行
われる。
【0180】ステップSP69の判定の結果がオフであ
れば(即ち、IPサーバ500Aが位置情報の公開対象
でなければ)、ステップSP71に進み、ゲートウェイ
サーバ320は、位置情報を送信しない旨を示す送信不
可通知をIPサーバ500Aに送信する。そして、ステ
ップSP73では、IPサーバ500Aは送信不可通知
を受信する。
れば(即ち、IPサーバ500Aが位置情報の公開対象
でなければ)、ステップSP71に進み、ゲートウェイ
サーバ320は、位置情報を送信しない旨を示す送信不
可通知をIPサーバ500Aに送信する。そして、ステ
ップSP73では、IPサーバ500Aは送信不可通知
を受信する。
【0181】一方、ステップSP69の判定の結果がオ
ンであれば(即ち、IPサーバ500Aが位置情報の公
開対象であれば)、ステップSP75に進み、ゲートウ
ェイサーバ320は、IPサーバ500Aへ位置情報を
送信する際に移動局100のユーザの許諾が必要か否か
を判定する。この判定は、第1の形態において説明した
ように、IP情報データベース327内のユーザ許諾フ
ラグの設定状態(オンかオフか)を参照することにより
行われる。
ンであれば(即ち、IPサーバ500Aが位置情報の公
開対象であれば)、ステップSP75に進み、ゲートウ
ェイサーバ320は、IPサーバ500Aへ位置情報を
送信する際に移動局100のユーザの許諾が必要か否か
を判定する。この判定は、第1の形態において説明した
ように、IP情報データベース327内のユーザ許諾フ
ラグの設定状態(オンかオフか)を参照することにより
行われる。
【0182】ステップSP75の判定の結果がオフであ
れば(即ち、ユーザ許諾が不要であれば)、図22のス
テップSP77に進む。
れば(即ち、ユーザ許諾が不要であれば)、図22のス
テップSP77に進む。
【0183】一方、ステップSP75の判定の結果がオ
ンであれば(即ち、ユーザ許諾が必要であれば)、ステ
ップSP79に進み、ゲートウェイサーバ320は、位
置情報送信の許諾を得るための入力画面データを移動局
ID「MS09011111111」が示す移動局100に送信す
る。
ンであれば(即ち、ユーザ許諾が必要であれば)、ステ
ップSP79に進み、ゲートウェイサーバ320は、位
置情報送信の許諾を得るための入力画面データを移動局
ID「MS09011111111」が示す移動局100に送信す
る。
【0184】そして、ステップSP81では、移動局1
00は、入力画面データを受信・解釈して、液晶ディス
プレイに表示する。ステップSP83では、移動局10
0はユーザから許諾の可否についての入力を受け付け
る。ステップSP85では、移動局100は、ユーザに
より入力された入力情報をゲートウェイサーバ320に
送信し、ステップSP87では、ゲートウェイサーバ3
20は該入力情報を受信する。
00は、入力画面データを受信・解釈して、液晶ディス
プレイに表示する。ステップSP83では、移動局10
0はユーザから許諾の可否についての入力を受け付け
る。ステップSP85では、移動局100は、ユーザに
より入力された入力情報をゲートウェイサーバ320に
送信し、ステップSP87では、ゲートウェイサーバ3
20は該入力情報を受信する。
【0185】次に、図22に示すステップSP89で
は、ゲートウェイサーバ320は、許諾の可否に関する
入力情報を解釈して、IPサーバ500Aに位置情報を
送信してもよいか否かを判定する。
は、ゲートウェイサーバ320は、許諾の可否に関する
入力情報を解釈して、IPサーバ500Aに位置情報を
送信してもよいか否かを判定する。
【0186】その判定の結果がノーであれば(即ち、I
Pサーバ500Aに対して位置情報の送信不可であれ
ば)、ステップSP91に進み、ゲートウェイサーバ3
20は、IPサーバ500Aに位置情報を送信できない
旨を示す送信不可通知を送信する。そして、ステップS
P93では、IPサーバ500Aは、その送信不可通知
を受信する。
Pサーバ500Aに対して位置情報の送信不可であれ
ば)、ステップSP91に進み、ゲートウェイサーバ3
20は、IPサーバ500Aに位置情報を送信できない
旨を示す送信不可通知を送信する。そして、ステップS
P93では、IPサーバ500Aは、その送信不可通知
を受信する。
【0187】また、ステップSP89の判定の結果がイ
エスであれば(即ち、IPサーバ500Aに対して位置
情報の送信可であれば)、ステップSP77に進み、ゲ
ートウェイサーバ320は、以下に述べるようにして移
動局100の位置情報を生成する。
エスであれば(即ち、IPサーバ500Aに対して位置
情報の送信可であれば)、ステップSP77に進み、ゲ
ートウェイサーバ320は、以下に述べるようにして移
動局100の位置情報を生成する。
【0188】まず、ゲートウェイサーバ320は、移動
局IDを検索キーにして位置登録データベース231を
検索し、対応する位置登録エリアIDを取得する。この
取得された位置登録エリアIDが示す位置登録エリア内
に移動局100は在圏している。次に、ゲートウェイサ
ーバ320は、取得した位置登録エリアIDが示す交換
局220に備えられた在圏情報テーブル221にアクセ
スして、移動局IDを検索キーにして検索し、対応する
基地局IDを取得する。そして、ゲートウェイサーバ3
20は、取得した基地局IDを検索キーにして地域コー
ドテーブル328を検索し、対応する地域コードを取得
して、それを移動局100の位置情報とする。
局IDを検索キーにして位置登録データベース231を
検索し、対応する位置登録エリアIDを取得する。この
取得された位置登録エリアIDが示す位置登録エリア内
に移動局100は在圏している。次に、ゲートウェイサ
ーバ320は、取得した位置登録エリアIDが示す交換
局220に備えられた在圏情報テーブル221にアクセ
スして、移動局IDを検索キーにして検索し、対応する
基地局IDを取得する。そして、ゲートウェイサーバ3
20は、取得した基地局IDを検索キーにして地域コー
ドテーブル328を検索し、対応する地域コードを取得
して、それを移動局100の位置情報とする。
【0189】ステップSP95では、ゲートウェイサー
バ320は、生成した位置情報を疑似ID「00ZDGVXAKL
LG」が示す移動局100の位置情報としてIPサーバ5
00Aに送信する。
バ320は、生成した位置情報を疑似ID「00ZDGVXAKL
LG」が示す移動局100の位置情報としてIPサーバ5
00Aに送信する。
【0190】ステップSP97では、IPサーバ500
Aは、移動局100の位置情報を受信し、受信した位置
情報に応じて適宜、位置関連情報を移動局100に送信
する。
Aは、移動局100の位置情報を受信し、受信した位置
情報に応じて適宜、位置関連情報を移動局100に送信
する。
【0191】以上説明した第3実施形態においては、ゲ
ートウェイサーバ320とIPサーバ500A、500
B・・・間で定めた所定のデータ列を位置情報や移動局
IDの置換対象とするので、移動局100の仕様に依存
しない形で、IPサーバ500に位置情報を通知するこ
とが可能である。また、ゲートウェイサーバ320が、
位置情報公開フラグ等の公開基準情報に基づき位置情報
通知の可否を判断するので、移動局100の位置情報に
関するセキュリティが確保される。
ートウェイサーバ320とIPサーバ500A、500
B・・・間で定めた所定のデータ列を位置情報や移動局
IDの置換対象とするので、移動局100の仕様に依存
しない形で、IPサーバ500に位置情報を通知するこ
とが可能である。また、ゲートウェイサーバ320が、
位置情報公開フラグ等の公開基準情報に基づき位置情報
通知の可否を判断するので、移動局100の位置情報に
関するセキュリティが確保される。
【0192】B−3:第3実施形態の変形例 既述のとおり、本発明は、上述した実施形態に限定され
ず、各種の変形が可能である。第3実施形態では、例え
ば、以下のような変形が可能である。 (1)IPサーバ500A、500B・・・の態様 前述の第1及び第2の形態においては、IPサーバ50
0A、500B・・・は、インターネット400を介し
てゲートウェイサーバ320に接続されているが、必ず
しもそのような接続の態様に限らない。例えば、IPサ
ーバ500A、500B・・・は、専用線を介してゲー
トウェイサーバ320に接続されていたり、或いは、移
動通信網の内部に設けられていたりしてもよい。
ず、各種の変形が可能である。第3実施形態では、例え
ば、以下のような変形が可能である。 (1)IPサーバ500A、500B・・・の態様 前述の第1及び第2の形態においては、IPサーバ50
0A、500B・・・は、インターネット400を介し
てゲートウェイサーバ320に接続されているが、必ず
しもそのような接続の態様に限らない。例えば、IPサ
ーバ500A、500B・・・は、専用線を介してゲー
トウェイサーバ320に接続されていたり、或いは、移
動通信網の内部に設けられていたりしてもよい。
【0193】また、前述の第1及び第2の形態において
は、IPサーバ500A、500B・・・は、移動局1
00に何らかの情報を提供する機能を有していたが、必
ずしもそうである必要はなく単なるコンピュータであっ
てもよい。例えば、第2の形態において、IPサーバ5
00は定期的に移動局10の位置情報を取得し、その結
果得られた位置情報を所定の情報処理装置(例えば、移
動局100が取り付けられた車両の運行管理を行う管理
センタ等)へ提供してもよいし、或いは、IPサーバ5
00は、取得した位置情報を他端末へ出力せずに単に蓄
積するだけでもよい。
は、IPサーバ500A、500B・・・は、移動局1
00に何らかの情報を提供する機能を有していたが、必
ずしもそうである必要はなく単なるコンピュータであっ
てもよい。例えば、第2の形態において、IPサーバ5
00は定期的に移動局10の位置情報を取得し、その結
果得られた位置情報を所定の情報処理装置(例えば、移
動局100が取り付けられた車両の運行管理を行う管理
センタ等)へ提供してもよいし、或いは、IPサーバ5
00は、取得した位置情報を他端末へ出力せずに単に蓄
積するだけでもよい。
【0194】(2)位置情報置換データ列又は移動局I
D置換データ列の態様 前述の第1又は第2の形態においては、位置情報置換デ
ータ列「NULLAREA」又は移動局ID置換データ列「NULL
ID」は、リクエスト信号内に含まれる、ハイパーリンク
文字列の最後に付加されていた。しかし、必ずしもそう
である必要はなく、上記置換データ列は、移動局100
から送信されるリクエスト信号内の所定の位置に含まれ
ていればよい。また、データ列は「NULLAREA」や「NULL
ID」の文字列である必要はなく、他の文字列であっても
よい。
D置換データ列の態様 前述の第1又は第2の形態においては、位置情報置換デ
ータ列「NULLAREA」又は移動局ID置換データ列「NULL
ID」は、リクエスト信号内に含まれる、ハイパーリンク
文字列の最後に付加されていた。しかし、必ずしもそう
である必要はなく、上記置換データ列は、移動局100
から送信されるリクエスト信号内の所定の位置に含まれ
ていればよい。また、データ列は「NULLAREA」や「NULL
ID」の文字列である必要はなく、他の文字列であっても
よい。
【0195】(3)位置情報の記述形式の態様 また、前述の第1又は第2の形態においては、予め定め
られた所定の文字列を位置情報に変換することにより、
その位置情報を種々のIPサーバに供給することが可能
となっている。しかし、これに限らず、移動局100と
IPサーバ500A、500B・・・との間で、位置情
報の記述方式が一致していればよい。即ち、IPサーバ
500A、500B・・・が予め位置情報の記述方式を
移動局100に通知しておき、移動局100は通知され
た方式に基づいて位置情報を記述し、それをIPサーバ
500A、500B・・・に送信すればよい。上記位置
情報の記述形式の通知処理には、例えば、次のようなも
のがある。まず、IPサーバ500A、500B・・・
は、所定のファイル内に位置情報の記述方式を記述し、
位置情報の記述方式を指定するファイルであることを示
す特定拡張子を当該ファイルに付して移動局100に送
信する。移動局10は、そのファイル内を参照して位置
情報の記述方式を取得する。
られた所定の文字列を位置情報に変換することにより、
その位置情報を種々のIPサーバに供給することが可能
となっている。しかし、これに限らず、移動局100と
IPサーバ500A、500B・・・との間で、位置情
報の記述方式が一致していればよい。即ち、IPサーバ
500A、500B・・・が予め位置情報の記述方式を
移動局100に通知しておき、移動局100は通知され
た方式に基づいて位置情報を記述し、それをIPサーバ
500A、500B・・・に送信すればよい。上記位置
情報の記述形式の通知処理には、例えば、次のようなも
のがある。まず、IPサーバ500A、500B・・・
は、所定のファイル内に位置情報の記述方式を記述し、
位置情報の記述方式を指定するファイルであることを示
す特定拡張子を当該ファイルに付して移動局100に送
信する。移動局10は、そのファイル内を参照して位置
情報の記述方式を取得する。
【0196】(3)位置情報生成の態様 上述の第1及び第2の形態においては、ゲートウェイサ
ーバ320を含む移動通信網が移動局100の位置情報
を生成するものであったが、それに限定されることはな
く、他の手段によって生成される移動局100の位置情
報をIPサーバ500A、500B・・・に通知しても
よい。以下に、移動局100の位置情報を生成する他の
手段の具体例を説明する。
ーバ320を含む移動通信網が移動局100の位置情報
を生成するものであったが、それに限定されることはな
く、他の手段によって生成される移動局100の位置情
報をIPサーバ500A、500B・・・に通知しても
よい。以下に、移動局100の位置情報を生成する他の
手段の具体例を説明する。
【0197】例えば、ユーザが自らのキー操作により移
動局100に位置情報を入力してもよい。まず、ゲート
ウェイサーバ320は、前述した位置情報の送信の許諾
を問い合わせるための入力画面データとともに、ユーザ
指定の位置情報を入力するための指定位置情報入力画面
データを移動局100に送信する。移動局100は、受
信した指定位置情報入力画面データを解釈して液晶ディ
スプレイに表示する。ユーザは、移動局100に表示さ
れる指定位置情報入力画面上で、より詳細な位置情報、
例えば、「A駅東口前」というような所定の建築物との
位置関係や、ユーザの所在位置の「住所」そのもの等を
入力する。そして、移動局100は、ユーザにより入力
された指定位置情報をゲートウェイサーバ320に送信
する。ゲートウェイサーバ320は、自らの位置情報生
成部325が生成した位置情報と共に移動局100から
受信した指定位置情報をIPサーバ500A、500B
・・・に送信する。IPサーバ500A、500B・・
・は、通知される位置情報が詳細なものであれば、それ
に対応してより詳細かつ正確な位置関連情報を提供する
ことが可能となる。
動局100に位置情報を入力してもよい。まず、ゲート
ウェイサーバ320は、前述した位置情報の送信の許諾
を問い合わせるための入力画面データとともに、ユーザ
指定の位置情報を入力するための指定位置情報入力画面
データを移動局100に送信する。移動局100は、受
信した指定位置情報入力画面データを解釈して液晶ディ
スプレイに表示する。ユーザは、移動局100に表示さ
れる指定位置情報入力画面上で、より詳細な位置情報、
例えば、「A駅東口前」というような所定の建築物との
位置関係や、ユーザの所在位置の「住所」そのもの等を
入力する。そして、移動局100は、ユーザにより入力
された指定位置情報をゲートウェイサーバ320に送信
する。ゲートウェイサーバ320は、自らの位置情報生
成部325が生成した位置情報と共に移動局100から
受信した指定位置情報をIPサーバ500A、500B
・・・に送信する。IPサーバ500A、500B・・
・は、通知される位置情報が詳細なものであれば、それ
に対応してより詳細かつ正確な位置関連情報を提供する
ことが可能となる。
【0198】また、移動局100がGPS等の測位手段
を備えていてもよい。そして、移動局100は、上記測
位手段により移動局100の位置を測定して得られる測
位情報をゲートウェイサーバ320に送信する。ゲート
ウェイサーバ320は、上記測位手段を備えていない移
動局100に関しては位置情報生成部325が生成する
位置情報のみをIPサーバ500A、500B・・・に
送信し、上記測位手段を備えている移動局100に関し
ては位置情報生成部325が生成する位置情報に加え、
移動局100から受信した上記測位情報をIPサーバ5
00A、500B・・・に送信する。
を備えていてもよい。そして、移動局100は、上記測
位手段により移動局100の位置を測定して得られる測
位情報をゲートウェイサーバ320に送信する。ゲート
ウェイサーバ320は、上記測位手段を備えていない移
動局100に関しては位置情報生成部325が生成する
位置情報のみをIPサーバ500A、500B・・・に
送信し、上記測位手段を備えている移動局100に関し
ては位置情報生成部325が生成する位置情報に加え、
移動局100から受信した上記測位情報をIPサーバ5
00A、500B・・・に送信する。
【0199】ここで、ゲートウェイサーバ320が位置
情報及び測位情報をIPサーバ500A、500B・・
・に送信する際の動作について詳述する。ゲートウェイ
サーバ320からIPサーバ500A、500B・・・
に送信される位置に関する情報は8桁の文字列から構成
されるものとする。そして、その8桁文字列のうち上位
4桁は位置情報生成部325が生成する位置情報を示
し、下位4桁は測位手段が測定する測位情報を示すもの
とする。さらに、測位手段により測位不能又は移動局1
00が測位手段を備えていない場合に、測位情報が存在
しないということを4桁の文字列「0000」で示すものと
する。例えば、測位手段を備えていない移動局100の
位置の情報として、ゲートウェイサーバ320が生成す
る位置情報が「東京都渋谷区1丁目」(文字列「C49D」
で示す)である場合、8桁の文字列は「C49D0000」とな
る。一方、測位手段を備えている移動局100の位置の
情報として、ゲートウェイサーバ320が生成する位置
情報が「東京都渋谷区1丁目」であり、測位手段により
生成される測位情報が「東京都渋谷区1丁目1−1」で
ある場合、「1−1」を示す文字列「7236」が下位4桁
に挿入されて、8桁の文字列は「C49D7236」となる。
情報及び測位情報をIPサーバ500A、500B・・
・に送信する際の動作について詳述する。ゲートウェイ
サーバ320からIPサーバ500A、500B・・・
に送信される位置に関する情報は8桁の文字列から構成
されるものとする。そして、その8桁文字列のうち上位
4桁は位置情報生成部325が生成する位置情報を示
し、下位4桁は測位手段が測定する測位情報を示すもの
とする。さらに、測位手段により測位不能又は移動局1
00が測位手段を備えていない場合に、測位情報が存在
しないということを4桁の文字列「0000」で示すものと
する。例えば、測位手段を備えていない移動局100の
位置の情報として、ゲートウェイサーバ320が生成す
る位置情報が「東京都渋谷区1丁目」(文字列「C49D」
で示す)である場合、8桁の文字列は「C49D0000」とな
る。一方、測位手段を備えている移動局100の位置の
情報として、ゲートウェイサーバ320が生成する位置
情報が「東京都渋谷区1丁目」であり、測位手段により
生成される測位情報が「東京都渋谷区1丁目1−1」で
ある場合、「1−1」を示す文字列「7236」が下位4桁
に挿入されて、8桁の文字列は「C49D7236」となる。
【0200】一般に、GPSのような測位手段を用いる
と、移動通信網が生成する位置情報より詳細な位置を測
定することが可能である。従って、以上説明したような
8桁文字列の構成をとると、IPサーバ500A、50
0B・・・は、おおまかな位置関連情報だけをユーザに
提供するような場合には8桁文字列のうち上位4桁だけ
を参照すればいいし、詳細な位置関連情報を提供するよ
うな場合には下位4桁まで参照すればよいなど、移動局
100に提供する位置関連情報のレベルに応じて位置情
報の参照動作を変えることができる。さらに、下位4桁
が「0000」である場合(即ち、測位情報が存在しない場
合)、IPサーバ500A、500B・・・は、より詳
細な位置情報が必要であると判断した場合は、ユーザに
詳細な位置情報を入力してもらう入力用画面データを移
動局10に送信する旨をゲートウェイサーバ320に要
求するようにしてもよい。以上のようにすれば、IPサ
ーバ500A、500B・・・が適宜、位置情報の参照
動作を変えるので、ゲートウェイサーバ320はIPサ
ーバ500A、500B・・・に対しておおまかな位置
情報を送信すべきか、詳細な位置情報を送信すべきかと
いう判断処理等を行う必要もない。
と、移動通信網が生成する位置情報より詳細な位置を測
定することが可能である。従って、以上説明したような
8桁文字列の構成をとると、IPサーバ500A、50
0B・・・は、おおまかな位置関連情報だけをユーザに
提供するような場合には8桁文字列のうち上位4桁だけ
を参照すればいいし、詳細な位置関連情報を提供するよ
うな場合には下位4桁まで参照すればよいなど、移動局
100に提供する位置関連情報のレベルに応じて位置情
報の参照動作を変えることができる。さらに、下位4桁
が「0000」である場合(即ち、測位情報が存在しない場
合)、IPサーバ500A、500B・・・は、より詳
細な位置情報が必要であると判断した場合は、ユーザに
詳細な位置情報を入力してもらう入力用画面データを移
動局10に送信する旨をゲートウェイサーバ320に要
求するようにしてもよい。以上のようにすれば、IPサ
ーバ500A、500B・・・が適宜、位置情報の参照
動作を変えるので、ゲートウェイサーバ320はIPサ
ーバ500A、500B・・・に対しておおまかな位置
情報を送信すべきか、詳細な位置情報を送信すべきかと
いう判断処理等を行う必要もない。
【0201】(4)位置情報を公開しない場合のゲート
ウェイサーバ320及びIPサーバ500A、500B
・・・の動作 前述の第1の形態においては、移動局100の位置情報
をIPサーバ500A、500B・・・に公開しない場
合、ゲートウェイサーバ320は、位置情報の送信不可
通知を移動局100に送信するものであったが、それに
限らず、アクセス対象であったIPサーバ500A、5
00B・・・に送信不可通知を送信してもよい。そし
て、IPサーバ500A、500B・・・は、送信不可
通知を受信すると、位置情報の取得不可の旨を示す画面
データ(以下、エラー画面データと呼ぶ)を移動局10
に送信し、移動局100はそのエラー画面を表示する。
また、上述した上記送信不可通知は、ゲートウェイサー
バ320から移動局100及びIPサーバ500A、5
00B・・・の双方に対して送信されてもよい。
ウェイサーバ320及びIPサーバ500A、500B
・・・の動作 前述の第1の形態においては、移動局100の位置情報
をIPサーバ500A、500B・・・に公開しない場
合、ゲートウェイサーバ320は、位置情報の送信不可
通知を移動局100に送信するものであったが、それに
限らず、アクセス対象であったIPサーバ500A、5
00B・・・に送信不可通知を送信してもよい。そし
て、IPサーバ500A、500B・・・は、送信不可
通知を受信すると、位置情報の取得不可の旨を示す画面
データ(以下、エラー画面データと呼ぶ)を移動局10
に送信し、移動局100はそのエラー画面を表示する。
また、上述した上記送信不可通知は、ゲートウェイサー
バ320から移動局100及びIPサーバ500A、5
00B・・・の双方に対して送信されてもよい。
【0202】また、上記送信不可通知の態様には、以下
の種々のものが考えられる。例えば、前述の第1の形態
において、ゲートウェイサーバ320は、位置情報の送
信不可の場合であっても、IPサーバ500A、500
B・・・のハイパーリンク文字列内に位置情報置換デー
タ列「NULLAREA」を含んだリクエスト信号をIPサーバ
500A、500B・・・に送信する。そして、IPサ
ーバ500A、500B・・・は、リクエスト信号の中
に位置情報置換データ列「NULLAREA」を検出すると、該
位置情報置換データ列を位置情報送信不可の意味に解釈
するようにしてもよい。また、ゲートウェイサーバ32
0は、位置情報の送信不可の場合、位置情報置換データ
列「NULLAREA」を送信不可の意味を示す所定のキーワー
ド(以下、エラーキーワードと呼ぶ)と置換してIPサ
ーバ500A、500B・・・に送信してもよい。さら
に、このエラーキーワードの中に、移動局100に表示
されるエラー画面データを提供するサイトへのリンク情
報を挿入しておき、そのサイトからエラー画面データを
移動局100へ送信するようにしてもよい。以上説明し
たような態様は、第2の形態においても同様に適用可能
である。
の種々のものが考えられる。例えば、前述の第1の形態
において、ゲートウェイサーバ320は、位置情報の送
信不可の場合であっても、IPサーバ500A、500
B・・・のハイパーリンク文字列内に位置情報置換デー
タ列「NULLAREA」を含んだリクエスト信号をIPサーバ
500A、500B・・・に送信する。そして、IPサ
ーバ500A、500B・・・は、リクエスト信号の中
に位置情報置換データ列「NULLAREA」を検出すると、該
位置情報置換データ列を位置情報送信不可の意味に解釈
するようにしてもよい。また、ゲートウェイサーバ32
0は、位置情報の送信不可の場合、位置情報置換データ
列「NULLAREA」を送信不可の意味を示す所定のキーワー
ド(以下、エラーキーワードと呼ぶ)と置換してIPサ
ーバ500A、500B・・・に送信してもよい。さら
に、このエラーキーワードの中に、移動局100に表示
されるエラー画面データを提供するサイトへのリンク情
報を挿入しておき、そのサイトからエラー画面データを
移動局100へ送信するようにしてもよい。以上説明し
たような態様は、第2の形態においても同様に適用可能
である。
【0203】(5)位置情報の公開基準となる情報の種
類 前述の第1及び第2の形態においては、ゲートウェイサ
ーバ320は、IPサーバ500A、500B・・・へ
の位置情報の公開可否判定を、IP情報データベース3
27を参照することにより行う。そして、このIP情報
データベース327には、位置情報公開フラグ及びユー
ザ許諾フラグが設定されているものであったが、公開基
準となる情報は、必ずしもそれらのフラグ情報のみに限
定されるわけではなく、以下に述べるような種々の態様
が考えられる。
類 前述の第1及び第2の形態においては、ゲートウェイサ
ーバ320は、IPサーバ500A、500B・・・へ
の位置情報の公開可否判定を、IP情報データベース3
27を参照することにより行う。そして、このIP情報
データベース327には、位置情報公開フラグ及びユー
ザ許諾フラグが設定されているものであったが、公開基
準となる情報は、必ずしもそれらのフラグ情報のみに限
定されるわけではなく、以下に述べるような種々の態様
が考えられる。
【0204】例えば、各移動局100毎に位置情報の公
開の対象となるIPサーバ500A、500B・・・を
設定することもできる。図23は、そのような場合にゲ
ートウェイサーバ320が備えるデータベースのデータ
フォーマット図である。同図に示すように、このデータ
ベースには、「移動局ID」毎に、位置情報の公開の対
象となる「IPサーバ名」が登録されている。例えば、
同図に示す移動局ID「MS0901111111」の位置情報は、
「IPサーバ500A、500D、500H・・・」へ
の公開が許可されている。この移動局100のユーザ
は、予め、公開の対象となるIPサーバ名を、移動通信
網の通信事業者に通知しておき、通信事業者はその通知
に基づき公開の対象となるIPサーバ名をこのデータベ
ースに登録する。ゲートウェイサーバ320はこのデー
タベースを参照して位置情報の公開可否判定を行う。即
ち、上述の第1及び第2の形態のように全てのIPサー
バ500A、500B・・・に対して一律に位置情報の
公開基準を設定するのではなくて、各移動局100毎に
各IPサーバ500A、500B・・・についての公開
基準を設定するのである。
開の対象となるIPサーバ500A、500B・・・を
設定することもできる。図23は、そのような場合にゲ
ートウェイサーバ320が備えるデータベースのデータ
フォーマット図である。同図に示すように、このデータ
ベースには、「移動局ID」毎に、位置情報の公開の対
象となる「IPサーバ名」が登録されている。例えば、
同図に示す移動局ID「MS0901111111」の位置情報は、
「IPサーバ500A、500D、500H・・・」へ
の公開が許可されている。この移動局100のユーザ
は、予め、公開の対象となるIPサーバ名を、移動通信
網の通信事業者に通知しておき、通信事業者はその通知
に基づき公開の対象となるIPサーバ名をこのデータベ
ースに登録する。ゲートウェイサーバ320はこのデー
タベースを参照して位置情報の公開可否判定を行う。即
ち、上述の第1及び第2の形態のように全てのIPサー
バ500A、500B・・・に対して一律に位置情報の
公開基準を設定するのではなくて、各移動局100毎に
各IPサーバ500A、500B・・・についての公開
基準を設定するのである。
【0205】また、特定の移動局100については、そ
の位置情報を全く公開しないように設定することもでき
る。図24は、そのような場合にゲートウェイサーバ3
20が備えるデータベースのデータフォーマット図であ
る。同図に示すように、このデータベースには、位置情
報を公開しない移動局100の移動局IDが登録されて
いる。ユーザは、自らの位置情報をあらゆるサーバに対
して公開したくない場合、予め、その旨を移動通信網の
通信事業者に通知しておき、通信事業者はその通知に基
づき移動局IDをこのデータベースに登録する。ゲート
ウェイサーバ320はこのデータベースを参照して位置
情報の公開可否判定を行う。
の位置情報を全く公開しないように設定することもでき
る。図24は、そのような場合にゲートウェイサーバ3
20が備えるデータベースのデータフォーマット図であ
る。同図に示すように、このデータベースには、位置情
報を公開しない移動局100の移動局IDが登録されて
いる。ユーザは、自らの位置情報をあらゆるサーバに対
して公開したくない場合、予め、その旨を移動通信網の
通信事業者に通知しておき、通信事業者はその通知に基
づき移動局IDをこのデータベースに登録する。ゲート
ウェイサーバ320はこのデータベースを参照して位置
情報の公開可否判定を行う。
【0206】以上説明したような種々の公開基準を設け
ることにより、特定のIPサーバ500にのみ位置情報
を通知したいとか、絶対に位置情報を知られたくないと
いう様々なユーザのニーズに対応することが可能とな
る。
ることにより、特定のIPサーバ500にのみ位置情報
を通知したいとか、絶対に位置情報を知られたくないと
いう様々なユーザのニーズに対応することが可能とな
る。
【0207】(6)位置情報の公開基準となる情報の種
類 前述の第1及び第2の形態においては、携帯電話やPH
S等の移動局を用いるものであったが、これに限らず、
移動通信網の基地局210との間でデータを無線通信す
る機能を有するものであれば、例えばPDA(Personal
Digital Assistants)等の移動通信端末であっても
よい。
類 前述の第1及び第2の形態においては、携帯電話やPH
S等の移動局を用いるものであったが、これに限らず、
移動通信網の基地局210との間でデータを無線通信す
る機能を有するものであれば、例えばPDA(Personal
Digital Assistants)等の移動通信端末であっても
よい。
【0208】(7)データの記述言語 前述の第1及び第2の形態においては、ゲートウェイサ
ーバ320やIPサーバ500A、500B・・・と移
動局100との間でやりとりされるデータをHTML形
式としたが、それに限定されるわけではなく、例えばX
ML(Extensible Markup Language)等の他の記述言
語を用いるものであってもよい。
ーバ320やIPサーバ500A、500B・・・と移
動局100との間でやりとりされるデータをHTML形
式としたが、それに限定されるわけではなく、例えばX
ML(Extensible Markup Language)等の他の記述言
語を用いるものであってもよい。
【0209】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし2
5に記載の発明によれば、様々な表現形式で生成される
移動通信端末の位置情報を、これを利用するコンピュー
タが取り扱い可能な表現形式で供給することができるの
で、ネットワーク上のコンピュータは、表現形式の違い
を意識することなく移動通信端末の位置情報を取得で
き、ネットワークの統合化に対応した位置情報提供の共
通プラットフォームを提供することができる。
5に記載の発明によれば、様々な表現形式で生成される
移動通信端末の位置情報を、これを利用するコンピュー
タが取り扱い可能な表現形式で供給することができるの
で、ネットワーク上のコンピュータは、表現形式の違い
を意識することなく移動通信端末の位置情報を取得で
き、ネットワークの統合化に対応した位置情報提供の共
通プラットフォームを提供することができる。
【0210】また、請求項5ないし29に記載の発明に
よれば、ネットワーク上のコンピュータに対し、当該コ
ンピュータが必要とする精度の位置情報を供給すること
ができる。
よれば、ネットワーク上のコンピュータに対し、当該コ
ンピュータが必要とする精度の位置情報を供給すること
ができる。
【0211】また、請求項7ないし11、31ないし3
5に記載の発明によれば、移動通信端末の位置情報を標
準のインターフェースプロトコルとしてコンピュータに
供給することができる。
5に記載の発明によれば、移動通信端末の位置情報を標
準のインターフェースプロトコルとしてコンピュータに
供給することができる。
【0212】また、請求項15ないし39に記載の発明
によれば、移動通信端末の位置情報を公開するか否かを
移動通信網において管理するので、移動通信端末の位置
情報に関するセキュリティを確保することができる。
によれば、移動通信端末の位置情報を公開するか否かを
移動通信網において管理するので、移動通信端末の位置
情報に関するセキュリティを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る位置情報通知方法
を実行するネットワーク全体の構成を示すブロック図で
ある。
を実行するネットワーク全体の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】同実施形態における簡易携帯電話機10の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】同実施形態におけるGPS受信機を備えた携帯
電話機30の構成を示すブロック図である。
電話機30の構成を示すブロック図である。
【図4】同実施形態における簡易携帯電話網用変換テー
ブルの例を示すフォーマット図である。
ブルの例を示すフォーマット図である。
【図5】同実施形態における携帯電話網用変換テーブル
の例を示すフォーマット図である。
の例を示すフォーマット図である。
【図6】同実施形態における移動パケット通信網用変換
テーブルの例を示すフォーマット図である。
テーブルの例を示すフォーマット図である。
【図7】同実施形態における緯度・経度提供対象リスト
テーブルの例を示すフォーマット図である。
テーブルの例を示すフォーマット図である。
【図8】同実施形態におけるゲートウェイサーバ40の
位置情報提供部40bの動作を示すフローチャートであ
る。
位置情報提供部40bの動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】同実施形態の変形例におけるゲートウェイサー
バ40の位置情報提供部の動作を示すフローチャートで
ある。
バ40の位置情報提供部の動作を示すフローチャートで
ある。
【図10】本発明の第2実施形態に係る位置情報通知方
法を実行するネットワーク全体の構成を示すブロック図
である。
法を実行するネットワーク全体の構成を示すブロック図
である。
【図11】同実施形態におけるエリアID用変換テーブ
ルの例を示すフォーマット図である。
ルの例を示すフォーマット図である。
【図12】同実施形態におけるセクタID用変換テーブ
ルの例を示すフォーマット図である。
ルの例を示すフォーマット図である。
【図13】同実施形態における位置情報精度テーブルの
例を示すフォーマット図である。
例を示すフォーマット図である。
【図14】同実施形態におけるゲートウェイサーバ40
の位置情報提供部40cの動作を示すフローチャートで
ある。
の位置情報提供部40cの動作を示すフローチャートで
ある。
【図15】本発明の第3実施形態に係る位置情報通知方
法を実行する移動通信システム全体の構成を示すブロッ
ク図である。
法を実行する移動通信システム全体の構成を示すブロッ
ク図である。
【図16】同実施形態におけるIPサーバ500A、5
00B・・・が移動局100に送信するHTML形式の
サブメニューデータの一例を示す図である。
00B・・・が移動局100に送信するHTML形式の
サブメニューデータの一例を示す図である。
【図17】同実施形態における図11に示すHTML形
式のサブメニューデータに基づき移動局100に表示さ
れる画面の図である。
式のサブメニューデータに基づき移動局100に表示さ
れる画面の図である。
【図18】同実施形態におけるゲートウェイサーバ32
0の構成を示すブロック図である。
0の構成を示すブロック図である。
【図19】同実施形態におけるゲートウェイサーバ32
0が備えるIP情報データベース327のデータフォー
マット図である。
0が備えるIP情報データベース327のデータフォー
マット図である。
【図20】同実施形態におけるゲートウェイサーバ32
0が備える地域コードテーブル328のデータフォーマ
ット図である。
0が備える地域コードテーブル328のデータフォーマ
ット図である。
【図21】同実施形態におけるIPサーバ500A、5
00B・・・が備える位置関連情報データベース510
A、510B・・・のデータフォーマット図である。
00B・・・が備える位置関連情報データベース510
A、510B・・・のデータフォーマット図である。
【図22】同実施形態の第1の形態における移動通信シ
ステムの動作の流れを示すフローチャートである。
ステムの動作の流れを示すフローチャートである。
【図23】同実施形態における交換局220が備える在
圏情報テーブル221のデータフォーマット図である。
圏情報テーブル221のデータフォーマット図である。
【図24】同実施形態におけるホームメモリ230内の
位置登録データベース231のデータフォーマット図で
ある。
位置登録データベース231のデータフォーマット図で
ある。
【図25】同実施形態におけるゲートウェイサーバ32
0が備えるIDデータベースのデータフォーマット図で
ある。
0が備えるIDデータベースのデータフォーマット図で
ある。
【図26】同実施形態の第2の形態における移動通信シ
ステムの動作の流れを示すフローチャートである。
ステムの動作の流れを示すフローチャートである。
【図27】同実施形態の第2の形態における移動通信シ
ステムの動作の流れを示すフローチャートである。
ステムの動作の流れを示すフローチャートである。
【図28】ゲートウェイサーバ320が備えるデータベ
ースのデータフォーマット図である。
ースのデータフォーマット図である。
【図29】ゲートウェイサーバ320が備えるデータベ
ースのデータフォーマット図である。
ースのデータフォーマット図である。
【図30】URLで指定されたコンピュータシステムの
情報リソースが移動通信端末から位置情報を取得する際
の、位置情報の種々の記述形式を例示する図である。
情報リソースが移動通信端末から位置情報を取得する際
の、位置情報の種々の記述形式を例示する図である。
10 簡易携帯電話機(移動通信端末) 10A,30A 無制御 10B,30B 無線部 10C,30C ユーザインタフェース部 11,21,31 基地局 12 簡易携帯電話網(移動通信網) 20,30 携帯電話機(移動通信端末) 22 携帯電話網(移動通信網) 32 移動パケット通信網(移動通信網) 34 GPS受信機(位置情報生成手段) 40 ゲートウェイサーバ 40a データ中継部 40b 位置情報提供部(位置情報通知手段) 40c 位置情報提供部(位置情報通知手段) 50 測位センタ 50a 基地局IDテーブル(位置情報生成手段) 50b エリアIDテーブル(位置情報生成手段) 50c セクタIDテーブル(位置情報生成手段) 50d GPS補正部(位置情報生成手段) 51 測位センタ 60 位置情報変換装置(位置情報変換手段) 61 位置情報変換装置(位置情報抽出手段) 70 インターネット 80A,80B IPサーバ(コンピュータ、情報提供
サーバ) 90A,90B,90C IPサーバ(コンピュータ、
情報提供サーバ) 100 移動局(移動通信端末) 110 送受信部 120 制御部 121 CPU 122 ROM 123 RAM 130 ユーザインタフェース 200 移動電話網(移動通信網) 210 基地局 220 交換局 221 在圏情報テーブル(位置情報生成手段) 230 ホームメモリ 231 位置登録データベース(位置情報生成手段) 310 パケット加入者処理装置 320 ゲートウェイサーバ 321 インタフェース部(位置情報通知手段、エラー
信号送信手段、入力画面送信手段、指定位置情報受信手
段、測定位置情報受信手段) 322 加入者情報管理部、 323 データ配信管理部(位置情報通知手段、識別情
報付加手段、通知可否判定手段、エラー信号送信手段、
入力画面送信手段、指定位置情報受信手段、測定位置情
報受信手段) 324 IPサーバ情報管理部(記憶手段、公開情報記
憶手段、端末情報記憶手段) 325 位置情報生成部(位置情報生成手段)、 326 バス、 327 IP情報データベース(記憶手段、公開情報記
憶手段、端末情報記憶手段) 328 地域コードテーブル(位置情報生成手段) 400 インターネット 500A、500B・・・IPサーバ(コンピュータ、
情報提供サーバ) 510A、510B・・・位置関連情報データベース
サーバ) 90A,90B,90C IPサーバ(コンピュータ、
情報提供サーバ) 100 移動局(移動通信端末) 110 送受信部 120 制御部 121 CPU 122 ROM 123 RAM 130 ユーザインタフェース 200 移動電話網(移動通信網) 210 基地局 220 交換局 221 在圏情報テーブル(位置情報生成手段) 230 ホームメモリ 231 位置登録データベース(位置情報生成手段) 310 パケット加入者処理装置 320 ゲートウェイサーバ 321 インタフェース部(位置情報通知手段、エラー
信号送信手段、入力画面送信手段、指定位置情報受信手
段、測定位置情報受信手段) 322 加入者情報管理部、 323 データ配信管理部(位置情報通知手段、識別情
報付加手段、通知可否判定手段、エラー信号送信手段、
入力画面送信手段、指定位置情報受信手段、測定位置情
報受信手段) 324 IPサーバ情報管理部(記憶手段、公開情報記
憶手段、端末情報記憶手段) 325 位置情報生成部(位置情報生成手段)、 326 バス、 327 IP情報データベース(記憶手段、公開情報記
憶手段、端末情報記憶手段) 328 地域コードテーブル(位置情報生成手段) 400 インターネット 500A、500B・・・IPサーバ(コンピュータ、
情報提供サーバ) 510A、510B・・・位置関連情報データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 海和 政宏 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 山本 浩之 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 稲葉 一郎 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 中島 薫 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 筒井 雄一朗 東京都渋谷区渋谷三丁目27番13号 大崎ビ ル5Fテックファーム株式会社内
Claims (48)
- 【請求項1】 無線通信が可能な移動通信端末を収容す
る移動通信網において取得される移動通信端末の位置情
報を所定のコンピュータへ通知する位置情報通知方法で
あって、 前記位置情報の通知対象となるコンピュータは、前記位
置情報を第1の表現形式で取り扱い可能な第1のコンピ
ュータと、前記位置情報を第2の表現形式で取り扱い可
能な第2のコンピュータを含む複数のコンピュータであ
り、 前記移動通信端末の位置を検出し、その位置情報を生成
する位置情報生成ステップと、 前記第1のコンピュータに位置情報を通知する場合、当
該位置情報を前記生成された表現形式から前記第1の表
現形式に変換し、一方、前記第2のコンピュータに位置
情報を通知する場合、当該位置情報を前記生成された表
現形式から前記第2の表現形式に変換する位置情報変換
ステップと、 前記表現形式を変換された位置情報を前記コンピュータ
へ通知する位置情報通知ステップとを備えることを特徴
とする位置情報通知方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の位置情報通知方法にお
いて、 前記移動通信網は、生成する位置情報の表現形式が異な
る第1の移動通信網と第2の移動通信網を含む複数の移
動通信網からなり、 前記位置情報生成ステップは、前記第1の移動通信網に
属する移動通信端末の位置情報を第3の表現形式で生成
し、一方、前記第2の移動通信網に属する移動通信端末
の位置情報を第4の表現形式で生成し、 前記位置情報変換ステップは、前記第1の移動通信網に
属する移動通信端末の位置情報を前記コンピュータに通
知する場合、当該位置情報を前記第3の表現形式から前
記コンピュータが取り扱い可能な表現形式に変換し、一
方、前記第2の移動通信網に属する移動通信端末の位置
情報を前記コンピュータに通知する場合、当該位置情報
を前記第4の表現形式から前記コンピュータが取り扱い
可能な表現形式に変換することを特徴とする位置情報通
知方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の位置情報通知方法
において、 前記第1又は前記第2の表現形式は、 緯度及び経度情報により表現される形式と行政区分によ
り表現される形式とのいずれかであることを特徴とする
位置情報通知方法。 - 【請求項4】 請求項2記載の位置情報通知方法におい
て、 前記第3又は前記第4の表現形式は、 前記移動通信網の基地局に付与される識別情報により表
現される形式と、 所定数の前記基地局の無線通信ゾーンに付与される識別
情報により表現される形式と、 前記基地局の無線ゾーンの部分領域に付与される識別情
報により表現される形式と、 緯度及び経度情報により表現される形式とのいずれかで
あることを特徴とする位置情報通知方法。 - 【請求項5】 無線通信が可能な移動通信端末を収容す
る移動通信網において取得される移動通信端末の位置情
報を所定のコンピュータへ通知する位置情報通知方法で
あって、 前記移動通信端末の位置を検出し、前記コンピュータが
必要とする精度の位置情報を生成する位置情報生成ステ
ップと、 前記生成された位置情報を前記コンピュータに通知する
位置情報通知ステップとを具備することを特徴とする位
置情報通知方法。 - 【請求項6】 請求項5記載の位置情報通知方法におい
て、 前記コンピュータが必要とする精度の位置情報は、 緯度及び経度情報により表現される位置情報と行政区分
により表現される位置情報とのいずれかを含むことを特
徴とする位置情報通知方法。 - 【請求項7】 無線通信が可能な移動通信端末を収容す
る移動通信網において取得される移動通信端末の位置情
報を所定のコンピュータへ通知する位置情報通知方法で
あって、 前記移動通信端末の位置を検出して位置情報を生成する
位置情報生成ステップと、 前記移動通信端末から前記コンピュータへ送信されるデ
ータに前記生成された位置情報を付加することにより、
前記生成された位置情報を前記コンピュータへ通知する
位置情報通知ステップとを備えることを特徴とする位置
情報通知方法。 - 【請求項8】 請求項7記載の位置情報通知方法におい
て、 前記位置情報通知ステップは、 前記コンピュータから前記移動通信端末に対し前記位置
情報の付加方式を通知するステップを含み、前記通知さ
れた付加方式に従って前記生成された位置情報を通知す
ることを特徴とする位置情報通知方法。 - 【請求項9】 請求項8記載の位置情報通知方法におい
て、 前記位置情報通知ステップは、 前記移動通信端末から前記コンピュータへ送信されるデ
ータの中に所定のデータ列を検出するステップと、 前記所定のデータ列を前記位置情報に置換して前記コン
ピュータに送信するステップとを含むことを特徴とする
位置情報通知方法。 - 【請求項10】 請求項9に記載の位置情報通知方法に
おいて、 前記所定のデータ列は、前記コンピュータから前記移動
通信端末へ送信されるデータの中に含まれており、 前記位置情報通知ステップは、前記移動通信端末が前記
コンピュータから送信されるデータを返送する過程で該
データ列を検出し、前記位置情報と置換することを特徴
とする位置情報通知方法。 - 【請求項11】 無線通信が可能な移動通信端末を収容
する移動通信網において取得される移動通信端末の位置
情報を所定のコンピュータへ通知する位置情報通知方法
であって、 前記コンピュータから前記移動通信端末の位置情報取得
を要求する要求信号を受信するステップと、 前記要求信号に応じて前記移動通信端末の位置を検出し
て位置情報を生成する位置情報生成ステップと、 前記生成された位置情報を前記コンピュータへ通知する
位置情報通知ステップとを備えることを特徴とする位置
情報通知方法。 - 【請求項12】 請求項11に記載の位置情報通知方法
において、 前記移動通信端末から前記コンピュータへ送信されるデ
ータに対して前記移動通信端末の識別情報を付加して前
記コンピュータに送信する識別情報付加ステップを備
え、 前記位置情報生成ステップは、前記コンピュータにより
前記要求信号に含められた前記識別情報に基づいて、前
記位置情報を生成すべき移動通信端末を特定して該位置
情報を生成することを特徴とする位置情報通知方法。 - 【請求項13】 請求項12に記載の位置情報通知方法
において、 前記識別情報付加ステップは、 前記移動通信端末から前記コンピュータへ送信されるデ
ータの中に所定のデータ列を検出するステップと、 前記所定のデータ列を前記識別情報に置換するステップ
とを備えることを特徴とする位置情報通知方法。 - 【請求項14】 請求項13に記載の位置情報通知方法
において、 前記所定のデータ列は、前記コンピュータから前記移動
通信端末へ送信されるデータの中に含まれており、 前記識別情報付加ステップは、前記移動通信端末が前記
コンピュータから送信されるデータを返送する過程で該
データ列を検出し、前記識別情報と置換することを特徴
とする位置情報通知方法。 - 【請求項15】 請求項7〜14のいずれかに記載の位
置情報通知方法において、 前記位置情報を前記コンピュータに通知してよいか否か
の判定を行う通知可否判定ステップを具備し、 前記位置情報通知ステップは、前記通知可否判定ステッ
プによる判定結果に基づいて、前記位置情報を通知する
ことを特徴とする位置情報通知方法。 - 【請求項16】 請求項15に記載の位置情報通知方法
において、 前記位置情報の公開対象のコンピュータであるか否かに
関する公開情報が所定の記憶手段により予め記憶されて
おり、 前記通知可否判定ステップは、前記位置情報の通知対象
となる前記コンピュータについて、前記記憶手段により
記憶されている前記公開情報を参照して前記判定を行う
ことを特徴とする位置情報通知方法。 - 【請求項17】 請求項16に記載の位置情報通知方法
において、 前記公開情報が前記移動通信端末毎に前記所定の記憶手
段により予め記憶されており、 前記通知可否判定ステップは、前記位置情報の通知対象
となる前記コンピュータについて、前記記憶手段により
記憶されている前記公開情報を参照して前記判定を行う
ことを特徴とする位置情報通知方法。 - 【請求項18】 請求項15に記載の位置情報通知方法
において、 前記通知可否判定ステップは、 前記位置情報を前記コンピュータへ通知してもよいか否
かを前記移動通信端末に問い合わせるステップと、 前記問い合わせに対する前記移動通信端末からの応答情
報に基づいて前記判定を行うステップとからなることを
特徴とする位置情報通知方法。 - 【請求項19】 請求項15に記載の位置情報通知方法
において、 前記位置情報を前記移動通信網外に公開してよい移動通
信端末であるか否かに関する端末情報が、所定の記憶手
段により予め記憶されており、 前記通知可否判定ステップは、通知しようとしている前
記位置情報に係る前記移動通信端末について、前記記憶
手段により記憶されている前記端末情報を参照して前記
判定を行うことを特徴とする位置情報通知方法。 - 【請求項20】 請求項15に記載の位置情報通知方法
において、 前記通知可否判定ステップにより送信否と判定された場
合に、前記位置情報の通知不可の旨を示すエラー信号を
前記移動通信端末又は前記コンピュータに送信するエラ
ー信号送信ステップを具備することを特徴とする位置情
報通知方法。 - 【請求項21】 請求項7〜14のいずれかに記載の位
置情報通知方法において、 前記移動通信端末のユーザが指定可能な指定位置情報を
入力するための入力画面データを前記移動通信端末に送
信する入力画面送信ステップと、 前記ユーザにより入力された前記指定位置情報を前記移
動通信端末から受信する指定位置情報受信ステップとを
具備し、 前記位置情報通知ステップは、前記位置情報生成ステッ
プにより生成された前記位置情報とともに、前記指定位
置情報受信ステップにより受信された前記指定位置情報
を前記コンピュータに通知することを特徴とする位置情
報通知方法。 - 【請求項22】 請求項7〜14のいずれかに記載の位
置情報通知方法において、 前記移動通信端末は自己の位置を測定する位置測定手段
を備えており、 前記位置測定手段により測定された移動通信端末の位置
に関する測定位置情報を前記移動通信端末から受信する
測定位置情報受信ステップを具備し、 前記位置情報通知ステップは、前記位置情報生成ステッ
プにより生成され前記位置情報とともに、前記測定位置
情報受信ステップにより受信された前記測定位置情報を
前記コンピュータに通知することを特徴とする位置情報
通知方法。 - 【請求項23】 請求項1〜22のいずれかに記載の位
置情報通知方法において、 前記コンピュータは、前記移動通信端末の位置に関連す
る位置関連情報を前記移動通信端末に提供する情報提供
サーバであることを特徴とする位置情報通知方法。 - 【請求項24】 請求項1〜23のいずれかに記載の位
置情報通知方法において、 前記移動通信端末は無線による電話通信を行う携帯電話
機であることを特徴とする位置情報通知方法。 - 【請求項25】 無線通信が可能な移動通信端末を収容
する移動通信網において取得される移動通信端末の位置
情報を所定のコンピュータへ通知する位置情報通知装置
であって、 前記位置情報の通知対象となるコンピュータは、前記位
置情報を第1の表現形式で取り扱い可能な第1のコンピ
ュータと、前記位置情報を第2の表現形式で取り扱い可
能な第2のコンピュータを含む複数のコンピュータであ
り、 前記移動通信端末の位置を検出し、その位置情報を生成
する位置情報生成手段と、 前記第1のコンピュータに位置情報を通知する場合、当
該位置情報を前記生成された表現形式から前記第1の表
現形式に変換し、一方、前記第2のコンピュータに位置
情報を通知する場合、当該位置情報を前記生成された表
現形式から前記第2の表現形式に変換する位置情報変換
手段と、 前記表現形式を変換された位置情報を前記コンピュータ
へ通知する位置情報通知手段とを備えることを特徴とす
る位置情報通知装置。 - 【請求項26】 請求項25に記載の位置情報通知装置
において、 前記移動通信網は、生成する位置情報の表現形式が異な
る第1の移動通信網と第2の移動通信網を含む複数の移
動通信網からなり、 前記位置情報生成手段は、前記第1の移動通信網に属す
る移動通信端末の位置情報を第3の表現形式で生成し、
一方、前記第2の移動通信網に属する移動通信端末の位
置情報を第4の表現形式で生成し、 前記位置情報変換手段は、前記第1の移動通信網に属す
る移動通信端末の位置情報を前記コンピュータに通知す
る場合、当該位置情報を前記第3の表現形式から前記コ
ンピュータが取り扱い可能な表現形式に変換し、一方、
前記第2の移動通信網に属する移動通信端末の位置情報
を前記コンピュータに通知する場合、当該位置情報を前
記第4の表現形式から前記コンピュータが取り扱い可能
な表現形式に変換することを特徴とする位置情報通知装
置。 - 【請求項27】 請求項25又は26記載の位置情報通
知装置において、 前記第1又は前記第2の表現形式は、 緯度及び経度情報により表現される形式と行政区分によ
り表現される形式とのいずれかであることを特徴とする
位置情報通知装置。 - 【請求項28】 請求項26記載の位置情報通知装置に
おいて、 前記第3又は前記第4の表現形式は、 前記移動通信網の基地局に付与される識別情報により表
現される形式と、 所定数の前記基地局の無線通信ゾーンに付与される識別
情報により表現される形式と、 前記基地局の無線ゾーンの部分領域に付与される識別情
報により表現される形式と、 緯度及び経度情報により表現される形式とのいずれかで
あることを特徴とする位置情報通知装置。 - 【請求項29】 無線通信が可能な移動通信端末を収容
する移動通信網において取得される移動通信端末の位置
情報を所定のコンピュータへ通知する位置情報通知装置
であって、 前記移動通信端末の位置を検出し、前記コンピュータが
必要とする精度の位置情報を生成する位置情報生成手段
と、 前記生成された位置情報を前記コンピュータに通知する
位置情報通知手段とを具備することを特徴とする位置情
報通知装置。 - 【請求項30】 請求項29記載の位置情報通知装置に
おいて、 前記コンピュータが必要とする精度の位置情報は、 緯度及び経度情報により表現される位置情報と行政区分
により表現される位置情報とのいずれかを含むことを特
徴とする位置情報通知方法。 - 【請求項31】 無線通信が可能な移動通信端末を収容
する移動通信網において取得される移動通信端末の位置
情報を所定のコンピュータへ通知する位置情報通知装置
であって、 前記移動通信端末の位置を検出して位置情報を生成する
位置情報生成手段と、 前記移動通信端末から前記コンピュータへ送信されるデ
ータに前記生成された位置情報を付加することにより、
前記生成された位置情報を前記コンピュータへ通知する
位置情報通知手段とを備えることを特徴とする位置情報
通知装置。 - 【請求項32】 請求項31記載の位置情報通知装置に
おいて、 前記位置情報通知手段は、 前記生成された位置情報を前記データに付加するための
方式を示す通知を前記コンピュータから受信する受信手
段と、 前記データに対して前記方式により前記生成された位置
情報を付加して送信する送信手段とを含むことを特徴と
する位置情報通知装置。 - 【請求項33】 請求項31記載の位置情報通知装置に
おいて、 前記位置情報通知手段は、 前記移動通信端末から前記コンピュータへ送信されるデ
ータの中に所定のデータ列を検出する検出手段と、 前記所定のデータ列を前記位置情報に置換して前記コン
ピュータに送信する置換手段とからなることを特徴とす
る位置情報通知装置。 - 【請求項34】 請求項33に記載の位置情報通知装置
において、 前記所定のデータ列は、前記コンピュータから前記移動
通信端末へ送信されるデータの中に含まれており、 前記位置情報通知手段は、前記移動通信端末が前記コン
ピュータから送信されるデータを返送する過程で該デー
タ列を検出し、前記位置情報と置換することを特徴とす
る位置情報通知装置。 - 【請求項35】 無線通信が可能な移動通信端末を収容
する移動通信網において取得される移動通信端末の位置
情報を所定のコンピュータへ通知する位置情報通知装置
であって、 前記コンピュータから前記移動通信端末の位置情報取得
を要求する要求信号を受信する受信手段と、 前記要求信号に応じて前記移動通信端末の位置を検出し
て位置情報を生成する位置情報生成手段と、 前記生成された位置情報を前記コンピュータへ通知する
位置情報通知手段とを備えることを特徴とする位置情報
通知装置。 - 【請求項36】 請求項35に記載の位置情報通知装置
において、 前記移動通信端末から前記コンピュータへ送信されるデ
ータに対して前記移動通信端末の識別情報を付加して前
記コンピュータに送信する識別情報付加手段を備え、 前記位置情報生成手段は、 前記コンピュータにより前記要求信号に含められた前記
識別情報に基づいて前記位置情報を生成すべき移動通信
端末を特定して該位置情報を生成することを特徴とする
位置情報通知装置。 - 【請求項37】 請求項36に記載の位置情報通知装置
において、 前記識別情報付加手段は、 前記移動通信端末から前記コンピュータへ送信されるデ
ータの中に所定のデータ列を検出する検出手段と、 前記所定のデータ列を前記識別情報に置換する置換手段
とを備えることを特徴とする位置情報通知装置。 - 【請求項38】 請求項37に記載の位置情報通知装置
において、 前記所定のデータ列は、前記コンピュータから前記移動
通信端末へ送信されるデータの中に含まれており、 前記識別情報付加手段は、前記移動通信端末が前記コン
ピュータから送信されるデータを返送する過程で該デー
タ列を検出し、前記識別情報と置換することを特徴とす
る位置情報通知装置。 - 【請求項39】 請求項31〜38のいずれかに記載の
位置情報通知装置において、 前記位置情報を前記コンピュータに通知してよいか否か
の判定を行う通知可否判定手段を具備し、 前記位置情報通知手段は、前記通知可否判定手段による
判定結果に基づいて、前記位置情報を通知することを特
徴とする位置情報通知装置。 - 【請求項40】 請求項39に記載の位置情報通知装置
において、 前記位置情報の公開対象のコンピュータであるか否かに
関する公開情報を記憶する公開情報記憶手段を具備し、 前記通知可否判定手段は、前記位置情報の通知対象とな
る前記コンピュータについて、前記公開情報記憶手段に
より記憶されている前記公開情報を参照して前記判定を
行うことを特徴とする位置情報通知装置。 - 【請求項41】 請求項40に記載の位置情報通知装置
において、 前記公開情報記憶手段は前記移動通信端末毎に前記公開
情報を記憶しており、 前記通知可否判定手段は、前記位置情報の通知対象とな
る前記コンピュータについて、前記公開情報記憶手段に
より記憶されている前記公開情報を参照して前記判定を
行うことを特徴とする位置情報通知装置。 - 【請求項42】 請求項39に記載の位置情報通知装置
において、 前記通知可否判定手段は、 前記位置情報を前記コンピュータへ通知してもよいか否
かを前記移動通信端末に問い合わせる手段と、 前記問い合わせに対する前記移動通信端末からの応答情
報に基づいて前記判定を行う手段とからなることを特徴
とする位置情報通知装置。 - 【請求項43】 請求項39に記載の位置情報通知装置
において、 前記位置情報を前記移動通信網外に公開してよい移動通
信端末であるか否かに関する端末情報を記憶する端末情
報記憶手段を具備し、 前記通知可否判定手段は、通知しようとしている前記位
置情報に係る前記移動通信端末について、前記端末情報
記憶手段により記憶されている前記端末情報を参照して
前記判定を行うことを特徴とする位置情報通知装置。 - 【請求項44】 請求項39に記載の位置情報通知装置
において、 前記通知可否判定手段により送信否と判定された場合
に、前記位置情報の通知不可の旨を示すエラー信号を前
記移動通信端末又は前記コンピュータに送信するエラー
信号送信手段を具備することを特徴とする位置情報通知
装置。 - 【請求項45】 請求項31〜38のいずれかに記載の
位置情報通知装置において、 前記移動通信端末のユーザが指定可能な指定位置情報を
入力するための入力画面データを前記移動通信端末に送
信する入力画面送信手段と、 前記ユーザにより入力された前記指定位置情報を前記移
動通信端末から受信する指定位置情報受信手段とを具備
し、 前記位置情報通知手段は、前記位置情報生成手段により
生成された前記位置情報とともに、前記指定位置情報受
信手段により受信された前記指定位置情報を前記コンピ
ュータに通知することを特徴とする位置情報通知装置。 - 【請求項46】 請求項31〜38のいずれかに記載の
位置情報通知装置において、 前記移動通信端末は自己の位置を測定する位置測定手段
を備えており、 前記位置測定手段により測定された前記移動通信端末の
位置に関する測定位置情報を前記移動通信端末から受信
する測定位置情報受信手段を具備し、 前記位置情報通知手段は、前記位置情報生成手段により
生成された前記位置情報とともに、前記測定位置情報受
信手段により受信された前記測定位置情報を前記コンピ
ュータに通知することを特徴とする位置情報通知装置。 - 【請求項47】 請求項25〜46のいずれかに記載の
位置情報通知装置において、 前記コンピュータは、前記移動通信端末の位置に関連す
る位置関連情報を前記移動通信端末に提供する情報提供
サーバであることを特徴とする位置情報通知装置。 - 【請求項48】 請求項25〜47のいずれかに記載の
位置情報通知装置において、 前記移動通信端末は無線による電話通信を行う携帯電話
機であることを特徴とする位置情報通知装置。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25367099A JP2001103537A (ja) | 1999-07-29 | 1999-09-07 | 位置情報通知方法及び装置 |
PCT/JP2000/005142 WO2001009731A1 (fr) | 1999-07-29 | 2000-07-31 | Soumission d'information de position et appareil a cet effet |
EP08003360A EP1919229A3 (en) | 1999-07-29 | 2000-07-31 | Location information notifying method and location information notifying apparatus |
EP00949943A EP1126376B1 (en) | 1999-07-29 | 2000-07-31 | Method and apparatus for submitting position information |
US09/786,818 US7010306B1 (en) | 1999-07-29 | 2000-07-31 | Location information notifying method and location information notifying apparatus |
CNB008020965A CN1225702C (zh) | 1999-07-29 | 2000-07-31 | 位置信息通知方法与位置信息通知装置 |
DE60038724T DE60038724T2 (de) | 1999-07-29 | 2000-07-31 | Verfahren und gerät um positionsinformation zu liefern |
KR10-2001-7003844A KR100454249B1 (ko) | 1999-07-29 | 2000-07-31 | 위치 정보 통지 방법 및 위치 정보 통지 장치 |
HK02101074.5A HK1039663B (zh) | 1999-07-29 | 2002-02-11 | 用於提交位置信息的裝置和方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21475099 | 1999-07-29 | ||
JP11-214750 | 1999-07-29 | ||
JP25367099A JP2001103537A (ja) | 1999-07-29 | 1999-09-07 | 位置情報通知方法及び装置 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006276959A Division JP4477615B2 (ja) | 1999-07-29 | 2006-10-10 | 位置関連データ送信方法、データ中継装置および記録媒体 |
JP2006276960A Division JP4397918B2 (ja) | 1999-07-29 | 2006-10-10 | 位置データ送信方法、データ中継装置および記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001103537A true JP2001103537A (ja) | 2001-04-13 |
Family
ID=26520486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25367099A Withdrawn JP2001103537A (ja) | 1999-07-29 | 1999-09-07 | 位置情報通知方法及び装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7010306B1 (ja) |
EP (2) | EP1126376B1 (ja) |
JP (1) | JP2001103537A (ja) |
KR (1) | KR100454249B1 (ja) |
CN (1) | CN1225702C (ja) |
DE (1) | DE60038724T2 (ja) |
HK (1) | HK1039663B (ja) |
WO (1) | WO2001009731A1 (ja) |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002324075A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Optowave Laboratory Inc | 情報提供システム並びに情報提供装置、移動端末及び基地局 |
JP2002344402A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-29 | Nec Corp | 情報提供システムとそれに用いる携帯端末及び情報提供方法 |
JP2003219453A (ja) * | 2002-01-17 | 2003-07-31 | Toshiba Corp | 所在管理システム、プログラム、所在管理方法 |
KR20030071267A (ko) * | 2002-02-28 | 2003-09-03 | 주식회사 에스원 | 이동통신을 이용한 보호감찰방법 |
JP2005100248A (ja) * | 2003-09-26 | 2005-04-14 | Hitachi Information Technology Co Ltd | 保守支援システム、保守支援サーバおよび端末装置 |
US7079950B2 (en) | 2001-09-12 | 2006-07-18 | Nec Corporation | Location information conversion device, control method therefor, location information providing system using them, and control method therefor |
JP2007288804A (ja) * | 2001-12-26 | 2007-11-01 | Autodesk Inc | 移動デバイスロケータシステム |
US7430422B2 (en) | 2001-02-02 | 2008-09-30 | Ntt Docomo, Inc. | Position information notifying method and device |
US7467104B2 (en) | 2001-12-20 | 2008-12-16 | Intel Corporation | Digital content pricing methods and articles |
JP2009094893A (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-30 | Ntt Docomo Inc | 自動発呼システム及び自動発呼方法 |
JP2009124756A (ja) * | 2009-03-09 | 2009-06-04 | Nec Corp | 測位システム |
JP2009212871A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Nec Corp | 位置情報提供装置、位置情報提供システム及びそれらに用いる位置情報取得方法並びにそのプログラム |
KR100956113B1 (ko) * | 2008-02-05 | 2010-05-07 | 팅크웨어(주) | 위치 기반 서비스 연동 시스템 및 방법 |
US7869815B2 (en) | 2002-02-13 | 2011-01-11 | Nec Corporation | Location system with enhanced security |
JP2013042505A (ja) * | 2003-04-03 | 2013-02-28 | Nec Corp | 移動通信ネットワークにおける測位システムおよび測位方法 |
JP2014021520A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ufj Ltd | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
JP2015521400A (ja) * | 2012-04-18 | 2015-07-27 | グーグル インコーポレイテッド | プライベート位置データベースの作成および共有 |
JP2018529940A (ja) * | 2015-08-07 | 2018-10-11 | テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) | 差別化された測位 |
JP6902152B1 (ja) * | 2020-11-27 | 2021-07-14 | Kddi株式会社 | 情報処理装置及び情報処理方法 |
JP7519658B1 (ja) | 2024-05-10 | 2024-07-22 | イエローテイル・ナビゲーション株式会社 | 衛星航法受信機 |
Families Citing this family (59)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3142820B2 (ja) | 1998-08-27 | 2001-03-07 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | プッシュ型情報配信方法およびその中継装置 |
US7734298B2 (en) * | 1998-09-22 | 2010-06-08 | Polaris Wireless, Inc. | Estimating the location of a wireless terminal based on signal path impairment |
US7899467B2 (en) * | 1998-09-22 | 2011-03-01 | Polaris Wireless, Inc. | Estimating the location of a wireless terminal based on the traits of the multipath components of a signal |
US7783508B2 (en) * | 1999-09-20 | 2010-08-24 | Numerex Corp. | Method and system for refining vending operations based on wireless data |
US6405034B1 (en) * | 2000-01-28 | 2002-06-11 | Leap Wireless International, Inc. | Adaptive communication data retrieval system |
CN100544509C (zh) * | 2000-03-31 | 2009-09-23 | 株式会社Ntt都科摩 | 位置报告方法和相关的移动通信终端 |
US7245928B2 (en) | 2000-10-27 | 2007-07-17 | Cellemetry, Llc | Method and system for improved short message services |
JP2002286495A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-03 | Toshiba Corp | 通信システム、基地局及び情報提供方法 |
CA2818517C (en) * | 2001-03-30 | 2016-09-06 | M&Fc Holding, Llc | Enhanced wireless packet data communication system, method, and apparatus applicable to both wide area networks and local area networks |
US20020184418A1 (en) * | 2001-05-30 | 2002-12-05 | Palm, Inc. | Location mapping and determining using wireless devices |
US20030003909A1 (en) * | 2001-06-29 | 2003-01-02 | Nokia Corporation | System and method for identifying service provider initiated location-dependent services in a mobile communication system |
US8977284B2 (en) | 2001-10-04 | 2015-03-10 | Traxcell Technologies, LLC | Machine for providing a dynamic data base of geographic location information for a plurality of wireless devices and process for making same |
US6658348B2 (en) * | 2001-10-09 | 2003-12-02 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Systems and methods for providing information to users |
GB2385748C (en) * | 2002-02-25 | 2013-04-24 | Jerome Spaargaren | Data communications |
US9635540B2 (en) * | 2002-03-25 | 2017-04-25 | Jeffrey D. Mullen | Systems and methods for locating cellular phones and security measures for the same |
US6718237B1 (en) * | 2002-03-28 | 2004-04-06 | Numerex Investment Corp. | Method for reducing capacity demands for conveying geographic location information over capacity constrained wireless systems |
JP4199475B2 (ja) * | 2002-04-11 | 2008-12-17 | 日本電気株式会社 | 測位ゲートウェイ装置、端末位置情報要求処理方法およびプログラム |
JP3712381B2 (ja) * | 2002-04-18 | 2005-11-02 | 富士通株式会社 | プッシュ配信サービス提供方法,情報提供サービスシステム,サーバシステムおよびユーザ端末 |
CN1486027A (zh) * | 2002-09-28 | 2004-03-31 | ��Ϊ��������˾ | 一种实现无线局域网中用户定位的方法 |
KR20040028107A (ko) * | 2002-09-28 | 2004-04-03 | 주식회사 케이티 | 위치추적정보 제공 시스템 및 그 방법 |
KR100614405B1 (ko) * | 2002-09-28 | 2006-08-18 | 주식회사 케이티 | 이동통신망과 무선랜의 연동을 통한 통합위치정보 서비스방법 |
US7433695B2 (en) * | 2002-11-18 | 2008-10-07 | Polaris Wireless, Inc. | Computationally-efficient estimation of the location of a wireless terminal based on pattern matching |
JP4352696B2 (ja) * | 2002-12-19 | 2009-10-28 | 富士ゼロックス株式会社 | ネットワーク対応機器、ネットワーク対応機器における設置位置管理方法 |
US20040165563A1 (en) * | 2003-02-24 | 2004-08-26 | Hsu Raymond T. | Wireless local access network system detection and selection |
US7590708B2 (en) * | 2003-02-24 | 2009-09-15 | Qualcomm, Incorporated | Wireless local access network system detection and selection |
US7146130B2 (en) * | 2003-02-24 | 2006-12-05 | Qualcomm Incorporated | Wireless local access network system detection and selection |
FI115596B (fi) * | 2003-05-06 | 2005-05-31 | Nokia Corp | Menetelmä ja järjestelmä tiedon välittämiseksi, sekä laite |
FI116026B (fi) * | 2003-06-09 | 2005-08-31 | Indagon Oy | Parannus liittyen paikkatiedon tallentamiseen ja välittämiseen |
KR100597395B1 (ko) * | 2003-06-24 | 2006-07-06 | 삼성전자주식회사 | 이동통신 단말기를 이용한 위치 정보 검색 장치 및 방법 |
EP1538859B1 (en) * | 2003-12-02 | 2008-01-30 | Alcatel Lucent | Pushing of location based services to a mobile terminal in a wireless network |
US7323970B1 (en) * | 2004-01-21 | 2008-01-29 | Numerex Corporation | Method and system for remote interaction with a vehicle via wireless communication |
US8229454B1 (en) * | 2004-03-22 | 2012-07-24 | Avaya Inc. | Personal location information management |
US7623860B2 (en) * | 2004-10-27 | 2009-11-24 | Nokia Corporation | Mobile communication terminal and method therefore |
EP1922885A4 (en) * | 2005-09-07 | 2013-04-10 | Nokia Corp | ADAPTATION OF A DIFFUSION BASED ON THE SITE |
US9998585B2 (en) * | 2005-10-05 | 2018-06-12 | SITO Mobile R&D IP, LLC | Content selection and delivery of complementary information |
US20070088839A1 (en) * | 2005-10-19 | 2007-04-19 | Nortel Networks Limited | Local time related presence automation and session control |
JP4463189B2 (ja) | 2005-11-22 | 2010-05-12 | Nec東芝スペースシステム株式会社 | 探索機能付きモバイル装置 |
US8326217B2 (en) * | 2006-01-18 | 2012-12-04 | Overhorizon (Cyprus) Plc | Systems and methods for satellite communications with mobile terrestrial terminals |
US20070208860A1 (en) * | 2006-03-02 | 2007-09-06 | Zellner Samuel N | User specific data collection |
US20070208861A1 (en) * | 2006-03-02 | 2007-09-06 | Zellner Samuel N | User preference interpretation |
US7747246B2 (en) * | 2006-03-02 | 2010-06-29 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Environment independent user preference communication |
ATE434366T1 (de) * | 2006-04-25 | 2009-07-15 | Research In Motion Ltd | Nachrichtenfilterung unter verwendung von information über den aufenthaltsort des senders |
US20070249364A1 (en) * | 2006-04-25 | 2007-10-25 | Research In Motion Limited | Precision level management for location reporting |
US7680471B2 (en) | 2006-05-17 | 2010-03-16 | Numerex Corp. | System and method for prolonging wireless data product's life |
JP2007316068A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-12-06 | Polaris Wireless Inc | 無線端末の居場所の予測方法 |
JP2007316070A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-12-06 | Polaris Wireless Inc | 無線端末の居場所の予測方法 |
EP2064861A4 (en) * | 2006-09-20 | 2011-09-28 | Useful Networks | PROVIDE SUBSCRIBERS WITH SPECIFIC INFORMATION IN WIRELESS NETWORKS |
US8265605B2 (en) * | 2007-02-06 | 2012-09-11 | Numerex Corp. | Service escrowed transportable wireless event reporting system |
FR2925997B1 (fr) * | 2007-12-31 | 2010-02-12 | Radiotelephone Sfr | Procede de masquage des identifiants de cellules ou des codes de zones de localisation d'un reseau mobile relativement a un terminal mobile |
US8265006B2 (en) * | 2007-12-31 | 2012-09-11 | Intel Corporation | Synchronization channel (preamble) structure for mobile worldwide interoperability for microwave access (WiMAX) systems |
US20100014497A1 (en) * | 2008-07-15 | 2010-01-21 | Qualcomm Incorporated | Selectively restricing participation in communication sessions at a communications device within a wireless communications system |
CN101902516B (zh) * | 2009-05-26 | 2013-11-06 | 深圳富泰宏精密工业有限公司 | 通话记录管理系统及方法 |
JP5592726B2 (ja) * | 2010-08-05 | 2014-09-17 | アズビル株式会社 | 入退管理システムおよび方法 |
JP5735888B2 (ja) * | 2010-08-13 | 2015-06-17 | 株式会社Nttドコモ | 人口算出装置および人口算出方法 |
CN102469122A (zh) * | 2010-11-05 | 2012-05-23 | 联想(北京)有限公司 | 一种电子设备及其位置信息传输方法 |
JP2013239817A (ja) * | 2012-05-14 | 2013-11-28 | Sharp Corp | 中継装置、無線端末装置、通信システム及び通信方法 |
CN105530592B (zh) * | 2014-09-29 | 2020-06-19 | 小米科技有限责任公司 | 一种获取位置信息的方法、装置及设备 |
BR112017006379A2 (pt) * | 2014-10-10 | 2018-06-26 | Huawei Tech Co Ltd | entidade de rede para rotear geograficamente um pacote de dados para um dispositivo móvel através de uma rede de comunicação, unidade de porta de comunicação e métodos correspondentes |
CN112419681B (zh) * | 2020-11-19 | 2022-04-01 | 杭州云深科技有限公司 | 目标预警方法、电子设备和介质 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06165246A (ja) * | 1992-11-24 | 1994-06-10 | N T T Idou Tsuushinmou Kk | 移動無線通信方式 |
JPH09172672A (ja) * | 1995-12-20 | 1997-06-30 | Nec Corp | 簡易型携帯電話システム |
JPH10170625A (ja) * | 1996-12-11 | 1998-06-26 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 位置情報表示方法及びその装置 |
JPH10171727A (ja) * | 1996-12-09 | 1998-06-26 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 情報中継変換方法および装置 |
JPH10191409A (ja) * | 1996-12-25 | 1998-07-21 | Uniden Corp | 情報予約送信方式及び情報予約送信方法並びに送信サーバ |
JPH10281801A (ja) * | 1997-02-06 | 1998-10-23 | Fujitsu Ltd | 位置情報管理システム |
JPH1141276A (ja) * | 1997-07-16 | 1999-02-12 | Sony Corp | 情報通信方法、情報通信システム、携帯無線通信端末およびサーバ装置 |
JPH1151678A (ja) * | 1997-07-31 | 1999-02-26 | Honda Motor Co Ltd | 移動体位置情報表示装置 |
JPH11178047A (ja) * | 1997-12-05 | 1999-07-02 | Canon Inc | 無線携帯端末および当該端末の位置情報獲得システム |
Family Cites Families (72)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0693789B2 (ja) * | 1987-02-16 | 1994-11-16 | 日本電信電話株式会社 | 移動機位置情報の検出方式 |
JP2912394B2 (ja) * | 1989-10-04 | 1999-06-28 | 株式会社日立製作所 | 自動車電話位置通知装置 |
US5043736B1 (en) | 1990-07-27 | 1994-09-06 | Cae Link Corp | Cellular position location system |
JPH04124692A (ja) | 1990-09-14 | 1992-04-24 | Aisin Seiki Co Ltd | 移動体の位置情報処理装置 |
JPH04213258A (ja) * | 1990-12-07 | 1992-08-04 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 文書通信システム |
JPH0583189A (ja) | 1991-09-24 | 1993-04-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 移動通信における位置通知方式 |
JPH05102906A (ja) | 1991-10-07 | 1993-04-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 移動通信方式 |
US5546445A (en) * | 1991-12-26 | 1996-08-13 | Dennison; Everett | Cellular telephone system that uses position of a mobile unit to make call management decisions |
JP3286347B2 (ja) | 1992-07-21 | 2002-05-27 | 株式会社日立製作所 | 移動端末位置情報表示システム |
GB2271486B (en) * | 1992-10-07 | 1997-04-16 | Motorola Ltd | A communication system |
US5636122A (en) | 1992-10-16 | 1997-06-03 | Mobile Information Systems, Inc. | Method and apparatus for tracking vehicle location and computer aided dispatch |
JPH06261150A (ja) | 1993-03-02 | 1994-09-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電話装置 |
US5444450A (en) * | 1993-08-11 | 1995-08-22 | Motorola, Inc. | Radio telecommunications system and method with adaptive location determination convergence |
JPH07131852A (ja) | 1993-09-09 | 1995-05-19 | Daihen Corp | 携帯端末機の位置登録制御方法 |
JPH07105494A (ja) | 1993-10-07 | 1995-04-21 | Nippon Denki Idou Tsushin Kk | 車両動態管理システム用端末装置 |
WO1995017686A1 (en) * | 1993-12-20 | 1995-06-29 | Industrial Research Limited | Radio location determination and notification |
US6580904B2 (en) * | 1994-04-28 | 2003-06-17 | Metro One Telecommunications, Inc. | Method of providing directional assistance to a mobile telephone subscriber |
JPH07312774A (ja) | 1994-05-17 | 1995-11-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 移動体通信情報検索システム |
US5652570A (en) | 1994-05-19 | 1997-07-29 | Lepkofker; Robert | Individual location system |
JP2840810B2 (ja) | 1994-07-22 | 1998-12-24 | ソニー株式会社 | 通信システム |
GB2298766B (en) | 1995-03-10 | 1999-07-07 | Nec Corp | Mobile communication system |
JPH08289355A (ja) * | 1995-04-11 | 1996-11-01 | Nec Corp | 移動体通信端末位置情報伝達方法と装置および該装置を有する移動体通信システム |
AU698143B2 (en) | 1995-05-12 | 1998-10-22 | Nec Corporation | Calling system using mobile telephone terminal |
US5752186A (en) | 1995-06-07 | 1998-05-12 | Jeman Technologies, Inc. | Access free wireless telephony fulfillment service system |
JP3425276B2 (ja) | 1995-08-11 | 2003-07-14 | 株式会社日立製作所 | 情報通知システム |
JPH09153054A (ja) | 1995-11-29 | 1997-06-10 | Nec Corp | 情報検索・発信端末装置および検索サーバ |
JPH09215041A (ja) | 1996-01-31 | 1997-08-15 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 移動局位置情報の伝達方法 |
US5774802A (en) * | 1996-04-10 | 1998-06-30 | Motorola Inc. | Apparatus and method for billing in a wireless communication system |
JP3370526B2 (ja) | 1996-04-24 | 2003-01-27 | 富士通株式会社 | 移動通信システム並びに同移動通信システムに使用される移動端末及び情報センタ |
US5873040A (en) | 1996-08-13 | 1999-02-16 | International Business Machines Corporation | Wireless 911 emergency location |
WO1998010601A1 (en) * | 1996-09-03 | 1998-03-12 | Motorola Inc. | Subscriber localisation system in a telecommunication network |
US6185427B1 (en) | 1996-09-06 | 2001-02-06 | Snaptrack, Inc. | Distributed satellite position system processing and application network |
KR19980031026A (ko) | 1996-10-31 | 1998-07-25 | 심영자 | Gps와 무선통신을 이용한 위치추적 시스템 |
JPH10148542A (ja) * | 1996-11-15 | 1998-06-02 | Canon Inc | 携帯情報端末装置 |
JP3347003B2 (ja) | 1996-11-26 | 2002-11-20 | シャープ株式会社 | 無線端末装置 |
JPH10221106A (ja) | 1997-02-03 | 1998-08-21 | Canon Inc | 位置通知システム |
US6999779B1 (en) * | 1997-02-06 | 2006-02-14 | Fujitsu Limited | Position information management system |
JP3071716B2 (ja) | 1997-04-24 | 2000-07-31 | 静岡日本電気株式会社 | 情報受信装置 |
SE509435C2 (sv) * | 1997-05-16 | 1999-01-25 | Ericsson Telefon Ab L M | Integritetsskydd i ett telekommunikationssystem |
US5930713A (en) | 1997-05-28 | 1999-07-27 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Proactive communication of mobile station position information following inter-exchange handoff |
US6091956A (en) | 1997-06-12 | 2000-07-18 | Hollenberg; Dennis D. | Situation information system |
US6522265B1 (en) * | 1997-06-25 | 2003-02-18 | Navox Corporation | Vehicle tracking and security system incorporating simultaneous voice and data communication |
JPH1127728A (ja) | 1997-06-30 | 1999-01-29 | Matsushita Electric Works Ltd | 避難誘導システム |
JP3540551B2 (ja) | 1997-07-01 | 2004-07-07 | 三洋電機株式会社 | モバイルコミュニケーションシステム,その携帯情報端末及び通信制御装置 |
JP3490261B2 (ja) | 1997-07-31 | 2004-01-26 | 本田技研工業株式会社 | 電子メール送受信システムおよび電子メールを表示するプログラムを記録した記録媒体 |
US5959577A (en) | 1997-08-28 | 1999-09-28 | Vectorlink, Inc. | Method and structure for distribution of travel information using network |
JP3300262B2 (ja) | 1997-09-22 | 2002-07-08 | 富士通株式会社 | 移動通信システム及び移動端末 |
JPH1194923A (ja) * | 1997-09-24 | 1999-04-09 | Canon Inc | 移動端末及びその測位方法 |
JPH11133135A (ja) | 1997-10-28 | 1999-05-21 | Sony Corp | Gps受信機、gps管理局ならびに位置情報システム |
JPH11155025A (ja) | 1997-11-19 | 1999-06-08 | Nec Commun Syst Ltd | 衛星通信網を利用した携帯端末位置案内通知装置および方法 |
US6138003A (en) * | 1997-11-26 | 2000-10-24 | Ericsson Inc. | System and method for authorization of location services |
US6122520A (en) | 1998-02-13 | 2000-09-19 | Xerox Corporation | System and method for obtaining and using location specific information |
US6078818A (en) * | 1998-03-09 | 2000-06-20 | Ericsson Inc. | System and method for implementing positioning quality of service |
US6311060B1 (en) | 1998-05-21 | 2001-10-30 | Cellemetry Llc | Method and system for registering the location of a mobile cellular communications device |
JPH11351903A (ja) | 1998-06-08 | 1999-12-24 | Nec Corp | 簡易ナビゲーションシステム |
JP2000004482A (ja) | 1998-06-17 | 2000-01-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Phs位置情報通知システム |
JP2000009479A (ja) | 1998-06-22 | 2000-01-14 | Mitsubishi Electric Corp | ナビゲーション装置 |
JP3673087B2 (ja) | 1998-08-10 | 2005-07-20 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 位置測定方法および地図情報供給方法 |
US6496701B1 (en) * | 1998-08-25 | 2002-12-17 | Lucent Technologies Inc. | Pattern-recognition-based geolocation |
US6522875B1 (en) | 1998-11-17 | 2003-02-18 | Eric Morgan Dowling | Geographical web browser, methods, apparatus and systems |
EP1135947A1 (en) * | 1998-12-10 | 2001-09-26 | Nokia Corporation | Method and system for transmitting a position information |
US6208866B1 (en) | 1998-12-30 | 2001-03-27 | Ericsson Inc. | System and method for location-based marketing to mobile stations within a cellular network |
US6292743B1 (en) | 1999-01-06 | 2001-09-18 | Infogation Corporation | Mobile navigation system |
US6332127B1 (en) | 1999-01-28 | 2001-12-18 | International Business Machines Corporation | Systems, methods and computer program products for providing time and location specific advertising via the internet |
US6381465B1 (en) | 1999-08-27 | 2002-04-30 | Leap Wireless International, Inc. | System and method for attaching an advertisement to an SMS message for wireless transmission |
US6353398B1 (en) | 1999-10-22 | 2002-03-05 | Himanshu S. Amin | System for dynamically pushing information to a user utilizing global positioning system |
US6400956B1 (en) | 1999-11-15 | 2002-06-04 | Lucent Technologies Inc. | Method and apparatus for a wireless telecommunication system that provides location-based action services |
US6505048B1 (en) | 1999-12-30 | 2003-01-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Location privacy feature for wireless mobile stations and method of operation |
US6609005B1 (en) | 2000-03-28 | 2003-08-19 | Leap Wireless International, Inc. | System and method for displaying the location of a wireless communications device wiring a universal resource locator |
US6731940B1 (en) | 2000-04-28 | 2004-05-04 | Trafficmaster Usa, Inc. | Methods of using wireless geolocation to customize content and delivery of information to wireless communication devices |
US6389291B1 (en) | 2000-08-14 | 2002-05-14 | Sirf Technology | Multi-mode global positioning system for use with wireless networks |
US6377793B1 (en) | 2000-12-06 | 2002-04-23 | Xybernaut Corporation | System and method of accessing and recording messages at coordinate way points |
-
1999
- 1999-09-07 JP JP25367099A patent/JP2001103537A/ja not_active Withdrawn
-
2000
- 2000-07-31 US US09/786,818 patent/US7010306B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-07-31 EP EP00949943A patent/EP1126376B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-07-31 CN CNB008020965A patent/CN1225702C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2000-07-31 EP EP08003360A patent/EP1919229A3/en not_active Withdrawn
- 2000-07-31 KR KR10-2001-7003844A patent/KR100454249B1/ko active IP Right Grant
- 2000-07-31 DE DE60038724T patent/DE60038724T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-07-31 WO PCT/JP2000/005142 patent/WO2001009731A1/ja active IP Right Grant
-
2002
- 2002-02-11 HK HK02101074.5A patent/HK1039663B/zh not_active IP Right Cessation
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06165246A (ja) * | 1992-11-24 | 1994-06-10 | N T T Idou Tsuushinmou Kk | 移動無線通信方式 |
JPH09172672A (ja) * | 1995-12-20 | 1997-06-30 | Nec Corp | 簡易型携帯電話システム |
JPH10171727A (ja) * | 1996-12-09 | 1998-06-26 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 情報中継変換方法および装置 |
JPH10170625A (ja) * | 1996-12-11 | 1998-06-26 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 位置情報表示方法及びその装置 |
JPH10191409A (ja) * | 1996-12-25 | 1998-07-21 | Uniden Corp | 情報予約送信方式及び情報予約送信方法並びに送信サーバ |
JPH10281801A (ja) * | 1997-02-06 | 1998-10-23 | Fujitsu Ltd | 位置情報管理システム |
JPH1141276A (ja) * | 1997-07-16 | 1999-02-12 | Sony Corp | 情報通信方法、情報通信システム、携帯無線通信端末およびサーバ装置 |
JPH1151678A (ja) * | 1997-07-31 | 1999-02-26 | Honda Motor Co Ltd | 移動体位置情報表示装置 |
JPH11178047A (ja) * | 1997-12-05 | 1999-07-02 | Canon Inc | 無線携帯端末および当該端末の位置情報獲得システム |
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7430422B2 (en) | 2001-02-02 | 2008-09-30 | Ntt Docomo, Inc. | Position information notifying method and device |
JP2002324075A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Optowave Laboratory Inc | 情報提供システム並びに情報提供装置、移動端末及び基地局 |
JP2002344402A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-29 | Nec Corp | 情報提供システムとそれに用いる携帯端末及び情報提供方法 |
US7079950B2 (en) | 2001-09-12 | 2006-07-18 | Nec Corporation | Location information conversion device, control method therefor, location information providing system using them, and control method therefor |
US7467104B2 (en) | 2001-12-20 | 2008-12-16 | Intel Corporation | Digital content pricing methods and articles |
JP2007288804A (ja) * | 2001-12-26 | 2007-11-01 | Autodesk Inc | 移動デバイスロケータシステム |
JP2003219453A (ja) * | 2002-01-17 | 2003-07-31 | Toshiba Corp | 所在管理システム、プログラム、所在管理方法 |
US7869815B2 (en) | 2002-02-13 | 2011-01-11 | Nec Corporation | Location system with enhanced security |
KR20030071267A (ko) * | 2002-02-28 | 2003-09-03 | 주식회사 에스원 | 이동통신을 이용한 보호감찰방법 |
JP2013042505A (ja) * | 2003-04-03 | 2013-02-28 | Nec Corp | 移動通信ネットワークにおける測位システムおよび測位方法 |
JP2005100248A (ja) * | 2003-09-26 | 2005-04-14 | Hitachi Information Technology Co Ltd | 保守支援システム、保守支援サーバおよび端末装置 |
JP2009094893A (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-30 | Ntt Docomo Inc | 自動発呼システム及び自動発呼方法 |
KR100956113B1 (ko) * | 2008-02-05 | 2010-05-07 | 팅크웨어(주) | 위치 기반 서비스 연동 시스템 및 방법 |
JP2009212871A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Nec Corp | 位置情報提供装置、位置情報提供システム及びそれらに用いる位置情報取得方法並びにそのプログラム |
JP2009124756A (ja) * | 2009-03-09 | 2009-06-04 | Nec Corp | 測位システム |
JP2015521400A (ja) * | 2012-04-18 | 2015-07-27 | グーグル インコーポレイテッド | プライベート位置データベースの作成および共有 |
JP2014021520A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ufj Ltd | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
JP2018529940A (ja) * | 2015-08-07 | 2018-10-11 | テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) | 差別化された測位 |
JP6902152B1 (ja) * | 2020-11-27 | 2021-07-14 | Kddi株式会社 | 情報処理装置及び情報処理方法 |
JP2022085485A (ja) * | 2020-11-27 | 2022-06-08 | Kddi株式会社 | 情報処理装置及び情報処理方法 |
JP7519658B1 (ja) | 2024-05-10 | 2024-07-22 | イエローテイル・ナビゲーション株式会社 | 衛星航法受信機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE60038724T2 (de) | 2009-05-28 |
CN1322317A (zh) | 2001-11-14 |
KR100454249B1 (ko) | 2004-10-26 |
US7010306B1 (en) | 2006-03-07 |
CN1225702C (zh) | 2005-11-02 |
WO2001009731A1 (fr) | 2001-02-08 |
HK1039663A1 (en) | 2002-05-03 |
EP1919229A2 (en) | 2008-05-07 |
HK1039663B (zh) | 2008-10-31 |
EP1126376A4 (en) | 2006-08-16 |
KR20010082214A (ko) | 2001-08-29 |
EP1919229A3 (en) | 2008-05-21 |
DE60038724D1 (de) | 2008-06-12 |
EP1126376B1 (en) | 2008-04-30 |
EP1126376A1 (en) | 2001-08-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001103537A (ja) | 位置情報通知方法及び装置 | |
KR100449468B1 (ko) | 위치 정보 통지 방법 및 이동 통신 단말기 | |
EP1358776B1 (en) | Method and apparatus for providing position profiles in mobile value-added services | |
JP3895684B2 (ja) | 位置情報提供装置、通信端末、移動通信端末および位置情報提供方法 | |
US8938263B2 (en) | Method, apparatus and computer program product for self-learning location method selection logic | |
KR100933607B1 (ko) | 전자 지도 정보를 이용한 각종 서비스를 제공하는 정보처리 시스템 | |
US6714865B2 (en) | Providing position information to a device | |
JP2003161771A (ja) | 位置情報変換装置及びその制御方法並びにこれを用いた位置情報提供システム及びその制御方法 | |
CN102215449A (zh) | Set终端定位方法、装置和系统 | |
JP4477615B2 (ja) | 位置関連データ送信方法、データ中継装置および記録媒体 | |
US7522925B2 (en) | Finding locally-relevant information in a document | |
US20020152269A1 (en) | Information providing system and privacy protection method | |
JP4397918B2 (ja) | 位置データ送信方法、データ中継装置および記録媒体 | |
KR100754457B1 (ko) | 아이콘을 이용하여 특정 위치의 위치 정보를 알려주는 방법및 시스템 | |
KR20070006618A (ko) | 로밍 가입자의 위치 기반 서비스 제공 방법 및 시스템 | |
JP2004312607A (ja) | 無線lanエリア検索システムおよび無線lanエリア検索方法 | |
JP2005323404A (ja) | 位置情報通知方法及び移動通信端末 | |
KR20090059404A (ko) | 로밍된 이동통신 단말기의 위치 기반 서비스 제공 시스템및 방법 | |
Aguilar et al. | Position aware synchronous mobile services using A-GPS and satellite maps provisioned by means of high demand web servers | |
JP2001004395A (ja) | ナビゲーションシステム | |
KR20060033661A (ko) | 버스 이용시 gps 방식을 이용한 요금 정보 서비스를제공하는 방법 및 시스템 | |
NO330174B1 (no) | Fremgangsmate for posisjonering av stasjonaere kommunikasjonsterminaler | |
JP2001309429A (ja) | 情報提供システム及び情報提供方法 | |
KR20060098996A (ko) | 인터넷을 이용한 이동통신 단말기의 위치추적 서비스 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050329 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050530 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060808 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20061019 |