JP2001151259A - スナップヒンジキャップ - Google Patents
スナップヒンジキャップInfo
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- JP2001151259A JP2001151259A JP33760799A JP33760799A JP2001151259A JP 2001151259 A JP2001151259 A JP 2001151259A JP 33760799 A JP33760799 A JP 33760799A JP 33760799 A JP33760799 A JP 33760799A JP 2001151259 A JP2001151259 A JP 2001151259A
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- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 17
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
びヒンジに強い引張り外力が作用せず、長期にわたって
良好なスナップヒンジ性能を保有するスナップヒンジキ
ャップを提供することにある。 【解決手段】 上蓋10と下蓋20とを回動自在なヒン
ジ30で一体に結合するとともに、上蓋10と下蓋20
とを連結しかつ上蓋10の開閉時にスナップ作用を生じ
させるストラップ40をヒンジ30に並設し、さらに上
蓋10と下蓋20の少なくともいずれか一方には、ヒン
ジ30を挟んで形成した一対のスリット52を介してヒ
ンジ30と一体的なベンド部としてのベンド板50を形
成し、上蓋10の開閉時にベンド板50が変形してスト
ラップ40がヒンジ30の回動軸心31を通過するよう
にしてある。
Description
ジで一体に結合したスナップヒンジキャップに関するも
のである。
としては、上蓋と下蓋をヒンジで一体に結合するととも
にさらに、これら上蓋と下蓋間に開閉時にスナップ作用
を生じさせるためのストラップを設け、上蓋の開閉時に
短めのストラップを弾性伸縮させることにより、当該ス
トラップがヒンジの軸心を通過し得るようにしたものが
知られている。
して強い引張り外力を集中的に受けることとなり、機械
的強度が劣化してその破断に結びついて行く。
トラップに強い引張り外力が作用せず、ストラップに機
械的強度の劣化等を生ずることがなく、長期にわたっ
て、スナップヒンジ機能を保有することができるスナッ
プヒンジキャップの構造として、特開平8−30132
9号公報に開示されたものがある。これは、上蓋と下蓋
とを結合するヒンジの両側の屈曲したストラップの中心
線長さを該ストラップと上蓋と下蓋との結合点間の長さ
より長くし、かつ上蓋の周壁のヒンジとストラップとの
結合点を含む外周領域を上蓋の他部分の肉厚より薄肉に
形成することにより、上蓋が開閉作動される際に必要な
ストラップの長さの不足を、ストラップの弾性変形と、
上蓋の薄肉部分の弾性変形による周壁の半径方向内方へ
の弾性変形とで充足し、ヒンジとストラップとに過大な
引張外力が作用するのを防止し、しかもストラップの原
形への復元弾性が良好なスナップ作用を発現するように
したものである。
構成では、ストラップが伸長しながらヒンジの軸心を通
過する度に、ヒンジも繰り返して強い引張り応力を受け
ることとなり、機械的強度が劣化し、破断に結びついて
行く。
し、上蓋の開閉が繰り返されても、ストラップ及びヒン
ジに強い引張り外力が作用せず、従って、ストラップ及
びヒンジに機械的強度の劣化等を生じさせることがな
く、長期にわたって良好なスナップヒンジ性能を保有す
ることができるスナップヒンジキャップを提供すること
にある。
め、本発明は、上蓋と下蓋とを回動自在なヒンジで一体
に結合するとともに、上記上蓋と上記下蓋とを連結しか
つ該上蓋の開閉時にスナップ作用を生じさせるストラッ
プを上記ヒンジに並設し、さらに上記上蓋と上記下蓋の
少なくともいずれか一方には、上記ヒンジを挟んで形成
した一対のスリットを介して該ヒンジと一体的なベンド
部を形成し、上記上蓋の開閉時に上記ベンド部が変形し
て上記ストラップが上記ヒンジの回動軸心を通過するよ
うにしたことを特徴とするものである。
ップとヒンジそれ自体が伸長又は変形する代わりに、ベ
ンド部が上蓋又は下蓋の半径方向内側に撓んで逃げるの
で、従来のようにストラップとヒンジが繰り返して強い
引張り応力を受けて機械的強度が劣化して破断に結びつ
くことがなく、長期にわたって良好なスナップヒンジ性
能を保有することができる。
基づいて説明する。図1ないし図7は、本発明の第1の
実施の形態を示したもので、図1はスナップヒンジキャ
ップの外観を示す斜視図、図2はその断面図、図3は側
面図、図4は背面図である。
20とを回動自在なヒンジ30で一体に結合するととも
に、上蓋10と下蓋20とを連結しかつ上蓋10の開閉
時にスナップ作用を生じさせるストラップ40をヒンジ
30に並設し、さらに上蓋10と下蓋20の少なくとも
いずれか一方には、ヒンジ30を挟んで形成した一対の
スリット52を介してヒンジ30と一体的なベンド部と
してのベンド板50を形成し、上蓋10の開閉時にベン
ド板50が変形してストラップ40がヒンジ30の回動
軸心31を通過するようにしてある。
は、円筒状の合成樹脂製の上蓋10と下蓋20をヒンジ
30で一体に結合し、その上蓋10と下蓋20間に、開
閉時にスナップ作用を生じさせるためのストラップ40
を設けた構成を有する。スナップヒンジキャップ1は、
図3に示す、下蓋20の正面に設けた操作用窪み21に
親指をおき、上蓋10の正面に設けた操作用突起11を
上に跳ね上げることで、図5に示す開状態へと開閉操作
できるようになっている。そして、上蓋10を下蓋20
に対して閉じることで、下蓋20の頂面23の中央に膨
出させて設けた注出口24に対し、上蓋10の裏面中央
に突設した栓体14を挿入することで、注出口24を液
密に封止できる構造となっている。
口頸部に下蓋20がその内壁に設けたネジ部25により
ネジ固定される形態のスナップヒンジキャップ1につい
て説明するが、この固定構造は他の公知のいずれかの形
態のものであってよく、アンダーカット構造で嵌着,固
定される形態のもの、あるいは下蓋が容器と一体の容器
開口縁部となっている形態のものであってもよい。
の一部は、ヒンジ30により、下蓋20の周壁22の上
端縁の一部に結合させてあり、その際、ヒンジ30の軸
心31(図2)が、蓋体を構成する上蓋10又は下蓋2
0のほぼ接線上に、またはそれより少し半径方向外側に
位置するように定めてある。
ンジ30の両側は、ストラップ40で結合してある。こ
のストラップ40は、上蓋10が閉位置にある際の、上
蓋10と下蓋20との当接面2を挟んで上記周壁面1
2、22の上下に離間した位置を結合部分A、Bとし
て、上蓋10と下蓋20とを結ぶ、柔軟な連結部材であ
る。この実施形態の場合、ストラップ40は、それ自体
では上記上蓋10及び下蓋20間を支えることのできな
い紐状物、即ち、引張り力に対しては抗力を発揮する
が、圧縮力に対しては変形してしまう帯状物から成る。
そして、上蓋10及び下蓋20の周壁面内には、この帯
状物たるストラップ40を収納するため凹部42が形成
され、上蓋10が閉位置にある際に、この凹部42内に
ストラップ40が図1又は図3の如く収納されてキャッ
プ周壁の表面から突出しないようになっている。
の周壁、この実施形態では上蓋10の周壁12には、上
記ヒンジ30とストラップ40との間においてヒンジ3
0の両側から軸方向にスリット52を設けてあり、これ
により、ヒンジ30に連続する領域であって、上蓋10
の開閉時に変形して上記ストラップ40がヒンジ30の
軸心31を通過することを許すベンド板50(図5参
照)が形成されている。
する一方で、上蓋10の剛性を確保するため、上蓋10
の周壁12には、半径方向内側に上記ベンド板50と重
なり合う形の内側壁15が形成されている。そして、図
6に示すように、この内側壁15の両側からは半径方向
外側に延びる側壁16が形成されており、全体としては
上蓋10の周壁12に凹所17を形成していて、この凹
所17内に上方から垂下させたベンド板50を収納させ
た構造となっている。
ジキャップの作用について説明する。上蓋10が図6及
び図7に示す開位置にあるとき、ヒンジ30は軸心31
を中心として平面的に開き、ストラップ40は上に凸に
屈曲され、静止状態を保持している。
ごとく、上蓋10を閉方向へ回動させると、上蓋10は
ヒンジ30の軸心31を回動軸として回動し始め、相対
的にストラップ40とヒンジ30の軸心31とが接近
し、ストラップ40がヒンジ30の軸心31を通過しよ
うとする。しかし、この動作に必要なストラップ40の
長さが不足するため、図8(b)に示すように、ベンド
板50が上蓋10の半径方向内側に撓んで逃げる。この
結果、ストラップ40は従来のように伸長する必要なし
にヒンジ30の軸心31を通過し、軸心31の内側から
外側へ移行する。
31を通過し終わった時点から、ベンド板50の復帰力
により上蓋10に対して閉じようとする回転力が生ま
れ、図8(c)に示すように、上蓋10はその下端が下
蓋20の頂面と当接した状態で静止する。このとき下蓋
20の注出口24に上蓋10の栓体14が挿入され、注
出口24が液密に封止される。
ップの開閉時にはストラップ40とヒンジ30それ自体
が伸長又は変形する代わりに、ベンド板50が上蓋10
の半径方向内側に撓んで逃げるので、従来のようにスト
ラップ40とヒンジ30が繰り返して強い引張り応力を
受けて機械的強度が劣化して破断に結びついたりするこ
とがなく、長期にわたって良好なスナップヒンジ性能を
保有することができる。
す。これは上記のベンド板50を下蓋20の側の周壁2
2に形成した例であり、ヒンジ30とストラップ40と
の間においてヒンジ30の両側から軸方向にスリット5
2を入れ、これにより、ヒンジ30に連続する領域であ
って、上蓋10の開閉時に変形して上記ストラップ40
がヒンジ30の軸心31を通過することを許すベンド板
50が形成されている。
する一方で、下蓋20の剛性を維持するため、下蓋20
の周壁22には、半径方向内側に上記ベンド板50と重
なり合う形の内側壁28が形成されている。そして、図
9に示すように、この内側壁28の両側から半径方向外
側に延びる側壁26が形成されており、全体としては上
蓋10の周壁12に凹所27を形成していて、この凹所
27内に上方から垂下させたベンド板50を収納させた
構造となっている。換言すれば、下蓋20の周壁22に
凹所27を設け、その凹所27内に下部から起立させた
ベンド板50を収納した形態となっている。
0及び図11に示す開位置に上蓋10があるとき、ヒン
ジ30は軸心31を中心として平面的に開き、ストラッ
プ40は上に凸に屈曲され、静止状態を保持している。
すごとく、上蓋10を閉方向へ回動させると、上蓋10
はヒンジ30の軸心31を回動軸として回動し始め、相
対的にストラップ40とヒンジ30の軸心31とが接近
し、ストラップ40がヒンジ30の軸心31を通過しよ
うとする。しかし、この動作に必要なストラップ40の
長さが不足するため、図12(b)に示すように、ベン
ド板50が下蓋20の半径方向内側に撓んで逃げる。こ
の結果、ストラップ40は従来のように伸長する必要な
しにヒンジ30の軸心31を通過し、軸心31の内側か
ら外側へ移行する。
31を通過し終わった時点から、ベンド板50の復帰力
により上蓋10に対して閉じようとする回転力が生ま
れ、図12(c)に示すように、上蓋10はその下端が
下蓋20の頂面と当接した状態で静止する。このとき下
蓋20の注出口24に上蓋10の栓体14が挿入され、
注出口24が液密に封止される。
板50に応力がかかって下蓋20の半径方向内側に撓ん
で逃げるので、従来のようにストラップ40は伸長する
必要なしにヒンジ30の軸心31を通過し、軸心31の
内側から外側へ移行する。従って、従来のようにストラ
ップ40とヒンジ30が繰り返して強い引張り応力を受
けて機械的強度が劣化して破断に結びつくことがなく、
長期にわたって良好なスナップヒンジ性能を保有するこ
とができる。
ンジキャップによれば、上蓋の開閉時にはストラップと
ヒンジそれ自体が伸長又は変形する代わりに、ベンド部
が上蓋又は下蓋の半径方向内側に撓んで逃げるので、従
来のようにストラップとヒンジが繰り返して強い引張り
応力を受けて、機械的強度が劣化して破断にいたること
を防止でき、長期にわたって良好なスナップヒンジ性能
を保証することができる。
ジキャップを閉状態で示した斜視図である。
る。
る。
る。
示した斜視図である。
示した平面図である。
る。
る図である。
ジキャップを開いた状態で示した斜視図である。
る。
る。
する図である。
起 12 周壁 14 栓体 15 内側壁 16 側壁 17 凹所 20 下蓋 21 操作用窪み 22 周壁 23 頂面 24 注出口 25 ネジ部 26 側壁 27 凹所 28 内側壁 30 ヒンジ 31 軸心 40 ストラップ 42 凹部 50 ベンド板 A、B 結合部
分
Claims (1)
- 【請求項1】 上蓋と下蓋とを回動自在なヒンジで一体
に結合するとともに、上記上蓋と上記下蓋とを連結しか
つ該上蓋の開閉時にスナップ作用を生じさせるストラッ
プを上記ヒンジに並設し、さらに上記上蓋と上記下蓋の
少なくともいずれか一方には、上記ヒンジを挟んで形成
した一対のスリットを介して該ヒンジと一体的なベンド
部を形成し、上記上蓋の開閉時に上記ベンド部が変形し
て上記ストラップが上記ヒンジの回動軸心を通過するよ
うにしたことを特徴とするスナップヒンジキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33760799A JP2001151259A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | スナップヒンジキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33760799A JP2001151259A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | スナップヒンジキャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001151259A true JP2001151259A (ja) | 2001-06-05 |
Family
ID=18310247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33760799A Pending JP2001151259A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | スナップヒンジキャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001151259A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004059009A (ja) * | 2002-07-25 | 2004-02-26 | Mikasa Sangyo Kk | ヒンジキャップ |
JP2005350139A (ja) * | 2004-05-13 | 2005-12-22 | Q P Corp | キャップ |
JP2006044666A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Mfv Kk | ヒンジキャップ |
JP2009102066A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-05-14 | Tokyo Raito Kogyo Kk | キャップ |
JP2011071263A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Tdk Corp | ノイズ吸収装置用ケース及びノイズ吸収装置 |
CN105314235A (zh) * | 2015-11-09 | 2016-02-10 | 谭映林 | 一种倒立式洗面奶瓶 |
-
1999
- 1999-11-29 JP JP33760799A patent/JP2001151259A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090702 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090714 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091124 |