JP2001023317A - 光ディスク記録再生方法および装置ならびに光ディスク記録再生プログラムを記録した媒体 - Google Patents
光ディスク記録再生方法および装置ならびに光ディスク記録再生プログラムを記録した媒体Info
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- G11B2220/20—Disc-shaped record carriers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 読み出しエラーに伴う再試行によリ光ディス
ク装置のスループットの低下抑制を可能とする光ディス
ク記録再生方法を提供すること。 【解決手段】 制御部3は、光ヘッド部1による光ディ
スクのアドレスXのデータ読出し時に、読出しエラーを
生じると、光ヘッド部1にアドレスXの読み出しの再試
行を行わせ、再試行の都度再試行の回数をメモリ4に記
録し、アドレスXからの読み出しが成功すると、メモリ
4から再試行回数を読み出して、再試行回数が規定回数
以上であれば、アドレスXの代替アドレスYを光ディス
ク上に確保し、アドレスXから読み出したデータをアド
レスYに複写し、以降上位装置20よりアドレスXに対
する読出し命令発生時にアドレスYからデータを読み出
すように光ディスクのDMAを書き替えておく時期を光
ディスク装置が読み込み処理、書き込み処理の非実施時
にする。
ク装置のスループットの低下抑制を可能とする光ディス
ク記録再生方法を提供すること。 【解決手段】 制御部3は、光ヘッド部1による光ディ
スクのアドレスXのデータ読出し時に、読出しエラーを
生じると、光ヘッド部1にアドレスXの読み出しの再試
行を行わせ、再試行の都度再試行の回数をメモリ4に記
録し、アドレスXからの読み出しが成功すると、メモリ
4から再試行回数を読み出して、再試行回数が規定回数
以上であれば、アドレスXの代替アドレスYを光ディス
ク上に確保し、アドレスXから読み出したデータをアド
レスYに複写し、以降上位装置20よりアドレスXに対
する読出し命令発生時にアドレスYからデータを読み出
すように光ディスクのDMAを書き替えておく時期を光
ディスク装置が読み込み処理、書き込み処理の非実施時
にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に、ディフェ
クト処理を行う光ディスク記録再生方法および装置なら
びに光ディスク記録再生プログラムを記録した媒体に関
する。
クト処理を行う光ディスク記録再生方法および装置なら
びに光ディスク記録再生プログラムを記録した媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、データ書込み時のディフェク
ト機能を備える光ディスク記録再生装置が存在してい
る。従来のこの種の光ディスク記録再生装置は、光ディ
スクのアドレスXにアクセスし、データを書き込むと
き、データの書き込みエラーを生じると、アドレスXに
替る代替アドレスYを確保し、アドレスXに記録すべき
データをアドレスYの方に記録しておく。読み出し時に
アドレスXへのアクセスがあった場合、アドレスXに替
えてアドレスYをアクセスし、必要なデータを読み出
す。これにより、光ディスク上のバッドスポットの使用
を避け、光ディスクの信頼性を高めている。
ト機能を備える光ディスク記録再生装置が存在してい
る。従来のこの種の光ディスク記録再生装置は、光ディ
スクのアドレスXにアクセスし、データを書き込むと
き、データの書き込みエラーを生じると、アドレスXに
替る代替アドレスYを確保し、アドレスXに記録すべき
データをアドレスYの方に記録しておく。読み出し時に
アドレスXへのアクセスがあった場合、アドレスXに替
えてアドレスYをアクセスし、必要なデータを読み出
す。これにより、光ディスク上のバッドスポットの使用
を避け、光ディスクの信頼性を高めている。
【0003】光ディスクの記録領域は、通常のデータの
記録再生に使用されるユーザエリアと、ディフェクト処
理用に確保されたスペアエリアと、ユーザエリアのアド
レスとスペアエリアのアドレスとの対応を記録するDM
Aとを備えている。前記のディフェクト処理では、ユー
ザエリアのアドレスXに対しスペアエリアのアドレスY
が確保され、アドレスXがアドレスYに代替されている
という情報がDMAに記録される。
記録再生に使用されるユーザエリアと、ディフェクト処
理用に確保されたスペアエリアと、ユーザエリアのアド
レスとスペアエリアのアドレスとの対応を記録するDM
Aとを備えている。前記のディフェクト処理では、ユー
ザエリアのアドレスXに対しスペアエリアのアドレスY
が確保され、アドレスXがアドレスYに代替されている
という情報がDMAに記録される。
【0004】ところで、データの書き込み時に正しく書
き込むことのできたデータであっても、読み出すときに
エラーになる場合がある。この場合、光ディスク記録再
生装置では、データ読み出しの再試行を行うことにより
必要なデータの読み出しを可能とし、データ読み出し時
の信頼性も確保している。
き込むことのできたデータであっても、読み出すときに
エラーになる場合がある。この場合、光ディスク記録再
生装置では、データ読み出しの再試行を行うことにより
必要なデータの読み出しを可能とし、データ読み出し時
の信頼性も確保している。
【0005】すなわち、光ディスク記録再生装置の光ヘ
ッド部による光ディスクのアドレスXからのデータの読
み出し時に読み出しエラーを生じると、光ヘッド部にア
ドレスXの読み出しの再試行を行わせ、再試行をする都
度再試行の回数を前記メモリに記録し、アドレスXから
の読み出しが成功すると、メモリに記録されている再試
行の回数を読み出して規定回数と比較し、再試行の回数
が規定回数を越えていればアドレスXに替る代替アドレ
スYをこの光ディスク上に確保し、アドレスXから読み
出したデータをアドレスYに複写し、以降上位装置より
アドレスXに対する読み出し命令があった時にアドレス
Yからデータを読み出すように光ディスクのDMAを書
き替えておく、という方法を採っている。
ッド部による光ディスクのアドレスXからのデータの読
み出し時に読み出しエラーを生じると、光ヘッド部にア
ドレスXの読み出しの再試行を行わせ、再試行をする都
度再試行の回数を前記メモリに記録し、アドレスXから
の読み出しが成功すると、メモリに記録されている再試
行の回数を読み出して規定回数と比較し、再試行の回数
が規定回数を越えていればアドレスXに替る代替アドレ
スYをこの光ディスク上に確保し、アドレスXから読み
出したデータをアドレスYに複写し、以降上位装置より
アドレスXに対する読み出し命令があった時にアドレス
Yからデータを読み出すように光ディスクのDMAを書
き替えておく、という方法を採っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アドレ
スXに替る代替アドレスYを光ディスク上に確保し、ア
ドレスXから読み出したデータをアドレスYに複写し、
以降上位装置よりアドレスXに対する読み出し命令があ
った時にアドレスYからデータを読み出すように光ディ
スクのDMAを書き替えておく処理は、光ディスク装置
にデ−タを読み込む場合に時間的に余裕がなく、I/F
(インタフェース)の時間的規格を満たさなくなる可能
性もあるという不都合があった。
スXに替る代替アドレスYを光ディスク上に確保し、ア
ドレスXから読み出したデータをアドレスYに複写し、
以降上位装置よりアドレスXに対する読み出し命令があ
った時にアドレスYからデータを読み出すように光ディ
スクのDMAを書き替えておく処理は、光ディスク装置
にデ−タを読み込む場合に時間的に余裕がなく、I/F
(インタフェース)の時間的規格を満たさなくなる可能
性もあるという不都合があった。
【0007】なお、近似技術として、特開昭63−19
5877号公報には、記録媒体に記録されたデータを読
み出し、このデータのエラーが所定の基準値以上の場合
にこのデータを別のメモリに記憶させた後に、次のデー
タを記録媒体に順次記録させ、一連のデータの記録媒体
への記録終了後、別のメモリに記憶させたデータを記録
媒体に再記録させることが開示されている。
5877号公報には、記録媒体に記録されたデータを読
み出し、このデータのエラーが所定の基準値以上の場合
にこのデータを別のメモリに記憶させた後に、次のデー
タを記録媒体に順次記録させ、一連のデータの記録媒体
への記録終了後、別のメモリに記憶させたデータを記録
媒体に再記録させることが開示されている。
【0008】また、特開平06−139718号公報に
は、記録媒体の特定のセクタをリードする場合に、アン
リカバーなエラーが発生し、事前に設定した回数以内の
リトライリード動作を行う際に、最初のリードと、この
リードに続くリトライリード動作の1回ごとのデータ誤
り個数をカウントして、データ誤り数格納メモリに記憶
することが開示されている。
は、記録媒体の特定のセクタをリードする場合に、アン
リカバーなエラーが発生し、事前に設定した回数以内の
リトライリード動作を行う際に、最初のリードと、この
リードに続くリトライリード動作の1回ごとのデータ誤
り個数をカウントして、データ誤り数格納メモリに記憶
することが開示されている。
【0009】さらに、特開平10−50005号公報に
は、書き換え可能な光ディスクのリード時にリトライ動
作を伴うような後発欠陥に対して、リードリトライが成
功した場合に、そのリードデータを用いて交替処理をそ
のシーケンス内で行うことにより、データの補償を行う
ことが開示されている。しかし、これらの公報の場合に
は、いずれも上記したような、光ディスク記録再生装置
にデ−タを読み込む場合に時間的に余裕がなく、I/F
の時間的規格を満たさなくなる可能性があるという課題
を解決するに至っていない。
は、書き換え可能な光ディスクのリード時にリトライ動
作を伴うような後発欠陥に対して、リードリトライが成
功した場合に、そのリードデータを用いて交替処理をそ
のシーケンス内で行うことにより、データの補償を行う
ことが開示されている。しかし、これらの公報の場合に
は、いずれも上記したような、光ディスク記録再生装置
にデ−タを読み込む場合に時間的に余裕がなく、I/F
の時間的規格を満たさなくなる可能性があるという課題
を解決するに至っていない。
【0010】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、読み出しエラーに伴う再試行によ
り光ディスク装置のスループットが低下するのを抑制
し、I/Fの時間的規格を満たすことができる光ディス
ク記録再生方法および装置ならびに光ディスク記録再生
プログラムを記録した媒体を提供することを目的とす
る。
めになされたもので、読み出しエラーに伴う再試行によ
り光ディスク装置のスループットが低下するのを抑制
し、I/Fの時間的規格を満たすことができる光ディス
ク記録再生方法および装置ならびに光ディスク記録再生
プログラムを記録した媒体を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の光ディスク記録再生方法は、光ディスク
へのデータの記録と読み出しを行う光ヘッド部と、前記
光ヘッド部を光ディスクの所定トラック上に位置決めす
るトラッキング部と、上位装置の命令に応じて前記光ヘ
ッド部およびトラッキング部の動作を制御する制御部
と、前記制御部が制御に必要なデータを一時的に記録す
るメモリとを備えた光ディスク記録再生装置において、
前記光ヘッド部による光ディスクのアドレスXからのデ
ータの読み出し時に読み出しエラーを生じると、前記光
ヘッド部にアドレスXの読み出しの再試行を行わせて、
再試行をする都度再試行の回数を前記メモリに記録し、
前記アドレスXからの読み出しが成功すると、前記メモ
リに記録されている再試行の回数を読み出して規定回数
と比較して、再試行の回数が規定回数を越えていれば前
記アドレスXに替る代替アドレスYを前記光ディスク上
に確保し、前記アドレスXから読み出したデータを前記
アドレスYに複写し、以降上位装置よりアドレスXに対
する読み出し命令があった時にアドレスYからデータを
読み出すように前記光ディスクのDMA(Defect Mana
gement Area:欠陥管理領域)を書き替える処理を、読
み込み処理および書き込み処理を実施していないときに
実施することを特徴とする。
に、この発明の光ディスク記録再生方法は、光ディスク
へのデータの記録と読み出しを行う光ヘッド部と、前記
光ヘッド部を光ディスクの所定トラック上に位置決めす
るトラッキング部と、上位装置の命令に応じて前記光ヘ
ッド部およびトラッキング部の動作を制御する制御部
と、前記制御部が制御に必要なデータを一時的に記録す
るメモリとを備えた光ディスク記録再生装置において、
前記光ヘッド部による光ディスクのアドレスXからのデ
ータの読み出し時に読み出しエラーを生じると、前記光
ヘッド部にアドレスXの読み出しの再試行を行わせて、
再試行をする都度再試行の回数を前記メモリに記録し、
前記アドレスXからの読み出しが成功すると、前記メモ
リに記録されている再試行の回数を読み出して規定回数
と比較して、再試行の回数が規定回数を越えていれば前
記アドレスXに替る代替アドレスYを前記光ディスク上
に確保し、前記アドレスXから読み出したデータを前記
アドレスYに複写し、以降上位装置よりアドレスXに対
する読み出し命令があった時にアドレスYからデータを
読み出すように前記光ディスクのDMA(Defect Mana
gement Area:欠陥管理領域)を書き替える処理を、読
み込み処理および書き込み処理を実施していないときに
実施することを特徴とする。
【0012】そのため、光ヘッド部による光ディスクの
アドレスXからのデータの読み出し時に、読み出しエラ
ーを生じると、制御部は光ヘッド部にアドレスXの読み
出しの再試行を行わせて、再試行をする都度再試行の回
数を前記メモリに記録し、アドレスXからの読み出しが
成功すると、メモリに記録されている再試行の回数を読
み出して規定回数と比較して、再試行の回数が規定回数
を越えていればアドレスXに替る代替アドレスYを光デ
ィスク上に確保し、前記光ディスクのDMAを書き替え
る処理の読み込み処理および書き込み処理を実施してい
ないときに、アドレスXから読み出したデータをアドレ
スYに複写し、以降上位装置よりアドレスXに対する読
み出し命令があった時にアドレスYからデータを読み出
す光ディスクのDMAを書き替える処理を実施するよう
にしたので、読み出しエラーに伴う再試行により光ディ
スク装置のスループットが低下するのを抑制し、I/F
の時間的規格を満たすことができる。
アドレスXからのデータの読み出し時に、読み出しエラ
ーを生じると、制御部は光ヘッド部にアドレスXの読み
出しの再試行を行わせて、再試行をする都度再試行の回
数を前記メモリに記録し、アドレスXからの読み出しが
成功すると、メモリに記録されている再試行の回数を読
み出して規定回数と比較して、再試行の回数が規定回数
を越えていればアドレスXに替る代替アドレスYを光デ
ィスク上に確保し、前記光ディスクのDMAを書き替え
る処理の読み込み処理および書き込み処理を実施してい
ないときに、アドレスXから読み出したデータをアドレ
スYに複写し、以降上位装置よりアドレスXに対する読
み出し命令があった時にアドレスYからデータを読み出
す光ディスクのDMAを書き替える処理を実施するよう
にしたので、読み出しエラーに伴う再試行により光ディ
スク装置のスループットが低下するのを抑制し、I/F
の時間的規格を満たすことができる。
【0013】また、この発明の光ディスク記録生成装置
は、光ディスクへのデータの記録と読み出しを行う光ヘ
ッド部と、前記光ヘッド部を光ディスクの所定トラック
上に位置決めするトラッキング部と、上位装置の命令に
応じて前記光ヘッド部およびトラッキング部の動作を制
御する制御部と、前記制御部が制御に必要なデータを一
時的に記録するメモリと、を備えた光ディスク記録再生
装置において、前記制御部は、前記光ヘッド部による光
ディスクのアドレスXからのデータの読み出し時に読み
出しエラーを生じると、前記光ヘッド部にアドレスXの
読み出しの再試行を行わせて、再試行をする都度再試行
の回数を前記メモリに記録し、アドレスXからの読み出
しが成功すると、前記メモリに記録されている再試行の
回数を読み出して規定回数と比較して、再試行の回数が
規定回数を越えていれば前記アドレスXに替る代替アド
レスYを前記光ディスク上に確保し、前記アドレスXか
ら読み出したデータを前記アドレスYに複写し、以降上
位装置よりアドレスXに対する読み出し命令があった時
にアドレスYからデータを読み出すように前記光ディス
クのDMAを書き替える処理を、読み込み処理および書
き込み処理を実施していないときに実施することを特徴
とする。
は、光ディスクへのデータの記録と読み出しを行う光ヘ
ッド部と、前記光ヘッド部を光ディスクの所定トラック
上に位置決めするトラッキング部と、上位装置の命令に
応じて前記光ヘッド部およびトラッキング部の動作を制
御する制御部と、前記制御部が制御に必要なデータを一
時的に記録するメモリと、を備えた光ディスク記録再生
装置において、前記制御部は、前記光ヘッド部による光
ディスクのアドレスXからのデータの読み出し時に読み
出しエラーを生じると、前記光ヘッド部にアドレスXの
読み出しの再試行を行わせて、再試行をする都度再試行
の回数を前記メモリに記録し、アドレスXからの読み出
しが成功すると、前記メモリに記録されている再試行の
回数を読み出して規定回数と比較して、再試行の回数が
規定回数を越えていれば前記アドレスXに替る代替アド
レスYを前記光ディスク上に確保し、前記アドレスXか
ら読み出したデータを前記アドレスYに複写し、以降上
位装置よりアドレスXに対する読み出し命令があった時
にアドレスYからデータを読み出すように前記光ディス
クのDMAを書き替える処理を、読み込み処理および書
き込み処理を実施していないときに実施することを特徴
とする。
【0014】そのため、制御部により、光ヘッド部によ
る光ディスクのアドレスXからのデータの読み出し時に
読み出しエラーを生じると、光ヘッド部にアドレスXの
読み出しの再試行を行わせて、再試行をする都度再試行
の回数をメモリに記録し、アドレスXからの読み出しが
成功すると、メモリに記録されている再試行の回数を読
み出して規定回数と比較して、再試行の回数が規定回数
を越えていればアドレスXに替る代替アドレスYを前記
光ディスク上に確保し、読み込み処理や書き込み処理を
実施していないときにアドレスXから読み出したデータ
をアドレスYに複写し、以降上位装置よりアドレスXに
対する読み出し命令があった時にアドレスYからデータ
を読み出すように光ディスクのDMAを書き替える処理
を実施するようにしたので、読み出しエラーに伴う再試
行により光ディスク装置のスループットが低下するのを
抑制し、I/Fの時間的規格を満たすことができる。
る光ディスクのアドレスXからのデータの読み出し時に
読み出しエラーを生じると、光ヘッド部にアドレスXの
読み出しの再試行を行わせて、再試行をする都度再試行
の回数をメモリに記録し、アドレスXからの読み出しが
成功すると、メモリに記録されている再試行の回数を読
み出して規定回数と比較して、再試行の回数が規定回数
を越えていればアドレスXに替る代替アドレスYを前記
光ディスク上に確保し、読み込み処理や書き込み処理を
実施していないときにアドレスXから読み出したデータ
をアドレスYに複写し、以降上位装置よりアドレスXに
対する読み出し命令があった時にアドレスYからデータ
を読み出すように光ディスクのDMAを書き替える処理
を実施するようにしたので、読み出しエラーに伴う再試
行により光ディスク装置のスループットが低下するのを
抑制し、I/Fの時間的規格を満たすことができる。
【0015】さらに、この発明の光ディスク記録再生プ
ログラムを記録した媒体は、光ディスク記録再生装置の
光ヘッド部による光ディスクのアドレスXからのデータ
の読み出し時に読み出しエラーを生じると、前記光ヘッ
ド部がアドレスXの読み出しの再試行を行って再試行の
都度、再試行の回数を記録し、前記アドレスXからの読
み出しが成功すると、前記記録されている再試行の回数
が読み出されて再試行の回数が規定回数以上の場合に前
記アドレスXに代わる代替アドレスYを前記光ディスク
上に確保し、前記アドレスXから読み出したデータを前
記アドレスYに複写し、以降上位装置より前記アドレス
Xに対する読み出し命令があったときにアドレスYから
データを読み出すように光ディスクのDMAを書き替え
ておくプログラムの書き込む時期を前記光ディスク記録
再生装置が読み込み処理および書き込み処理を実施して
いない時にすることを特徴とする。
ログラムを記録した媒体は、光ディスク記録再生装置の
光ヘッド部による光ディスクのアドレスXからのデータ
の読み出し時に読み出しエラーを生じると、前記光ヘッ
ド部がアドレスXの読み出しの再試行を行って再試行の
都度、再試行の回数を記録し、前記アドレスXからの読
み出しが成功すると、前記記録されている再試行の回数
が読み出されて再試行の回数が規定回数以上の場合に前
記アドレスXに代わる代替アドレスYを前記光ディスク
上に確保し、前記アドレスXから読み出したデータを前
記アドレスYに複写し、以降上位装置より前記アドレス
Xに対する読み出し命令があったときにアドレスYから
データを読み出すように光ディスクのDMAを書き替え
ておくプログラムの書き込む時期を前記光ディスク記録
再生装置が読み込み処理および書き込み処理を実施して
いない時にすることを特徴とする。
【0016】そのため、光ディスク記録再生装置の読み
込み処理,書き込み処理が実施されていない空き時間に
おいて、光ヘッド部が光ディスクのアドレスXからのデ
ータの読み出し時に読み出しエラーを生じると、光ヘッ
ド部がアドレスXの読み出しの再試行を行って再試行の
都度、再試行の回数を記録し、アドレスXからの読み出
しが成功すると、記録されている再試行の回数を読み出
して再試行の回数が規定回数以上になると、アドレスX
の代替アドレスYを光ディスク上に確保し、アドレスX
から読み出したデータをアドレスYに複写し、以降上位
装置よりアドレスXに対する読み出し命令が出される
と、アドレスYからデータを読み出すように光ディスク
のDMAを書き替えておくプログラムを記録しているの
で、光ディスク記録再生方法および装置に適用すると、
読み出しエラーに伴う再試行により光ディスク装置のス
ループットが低下するのを抑制し、I/Fの時間的規格
を満たすことができる。
込み処理,書き込み処理が実施されていない空き時間に
おいて、光ヘッド部が光ディスクのアドレスXからのデ
ータの読み出し時に読み出しエラーを生じると、光ヘッ
ド部がアドレスXの読み出しの再試行を行って再試行の
都度、再試行の回数を記録し、アドレスXからの読み出
しが成功すると、記録されている再試行の回数を読み出
して再試行の回数が規定回数以上になると、アドレスX
の代替アドレスYを光ディスク上に確保し、アドレスX
から読み出したデータをアドレスYに複写し、以降上位
装置よりアドレスXに対する読み出し命令が出される
と、アドレスYからデータを読み出すように光ディスク
のDMAを書き替えておくプログラムを記録しているの
で、光ディスク記録再生方法および装置に適用すると、
読み出しエラーに伴う再試行により光ディスク装置のス
ループットが低下するのを抑制し、I/Fの時間的規格
を満たすことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1実施の形態
を図1および図2に基づいて説明する。図1はこの発明
による光ディスク記録再生装置の第1実施の形態の構成
を示すブロック図である。この図1における光ディスク
記録再生装置10は図示しない光ディスクへのデータの
記録と読み出しを行う光ヘッド部1と、光ヘッド部1の
光ヘッド(図示せず)を光ディスクの所定トラック上に
位置決めするトラッキング部2と、上位装置20の命令
に応じて光ヘッド部1およびトラッキング部2の動作を
制御する制御部3と、この制御部3が制御に必要なデー
タを一時的に記録するメモリ4(光ディスク記録再生プ
ログラムを記録した媒体)とを備えている。
を図1および図2に基づいて説明する。図1はこの発明
による光ディスク記録再生装置の第1実施の形態の構成
を示すブロック図である。この図1における光ディスク
記録再生装置10は図示しない光ディスクへのデータの
記録と読み出しを行う光ヘッド部1と、光ヘッド部1の
光ヘッド(図示せず)を光ディスクの所定トラック上に
位置決めするトラッキング部2と、上位装置20の命令
に応じて光ヘッド部1およびトラッキング部2の動作を
制御する制御部3と、この制御部3が制御に必要なデー
タを一時的に記録するメモリ4(光ディスク記録再生プ
ログラムを記録した媒体)とを備えている。
【0018】このうち、制御部3は、光ヘッド部1によ
る光ディスクのアドレスXからのデータの読み出し時に
読み出しエラーを生じると、光ヘッド部1にアドレスX
の読み出しの再試行を行わせ、再試行をする都度、再試
行の回数を前記メモリ4に記録し、アドレスXからの読
み出しが成功すると、メモリ4に記録されている再試行
の回数を読み出して規定回数と比較し、再試行の回数が
規定回数を越えていればアドレスXに替る代替アドレス
Yをこの光ディスク上に確保し、アドレスXから読み出
したデータをアドレスYに複写し、以降上位装置20よ
りアドレスXに対する読み出し命令があった時にアドレ
スYからデータを読み出すように光ディスクのDMAを
書き替えておく。
る光ディスクのアドレスXからのデータの読み出し時に
読み出しエラーを生じると、光ヘッド部1にアドレスX
の読み出しの再試行を行わせ、再試行をする都度、再試
行の回数を前記メモリ4に記録し、アドレスXからの読
み出しが成功すると、メモリ4に記録されている再試行
の回数を読み出して規定回数と比較し、再試行の回数が
規定回数を越えていればアドレスXに替る代替アドレス
Yをこの光ディスク上に確保し、アドレスXから読み出
したデータをアドレスYに複写し、以降上位装置20よ
りアドレスXに対する読み出し命令があった時にアドレ
スYからデータを読み出すように光ディスクのDMAを
書き替えておく。
【0019】この処理は、制御部3に含まれるコンピュ
ータが光ディスク記録再生プログラムを実行することに
よって実現される。光ディスク記録再生プログラムは、
コンピュータ読み取り可能な媒体から読み出され、実行
されるものであってもよい。
ータが光ディスク記録再生プログラムを実行することに
よって実現される。光ディスク記録再生プログラムは、
コンピュータ読み取り可能な媒体から読み出され、実行
されるものであってもよい。
【0020】次に、この第1実施の形態の動作を図2の
フローチャートに沿って説明する。この動作の説明を行
うことにより、この発明による光ディスク記録再生方法
の説明を兼ねることにする。図2は、制御部3に含まれ
るコンピュータが実行する処理のフローチャートであ
る。制御部3は、上位装置20から光ディスクのアドレ
スXに対する読み出し命令(ディスクリード命令)を受
信する(ステップA1)。
フローチャートに沿って説明する。この動作の説明を行
うことにより、この発明による光ディスク記録再生方法
の説明を兼ねることにする。図2は、制御部3に含まれ
るコンピュータが実行する処理のフローチャートであ
る。制御部3は、上位装置20から光ディスクのアドレ
スXに対する読み出し命令(ディスクリード命令)を受
信する(ステップA1)。
【0021】これに対し、制御部3は、トラッキング部
2によって光ヘッドを所定位置に位置決めし、光ヘッド
部2に対してアドレスXからデータを読み出す。すなわ
ち、ディスクリードを実行する(ステップA2)。ここ
で、リードエラーを生じた場合には、同じアドレスXに
対して、読み出しの再試行(リトライ)を行わせるが
(図2において、ステップA4からステップA5を経由
してステップA2に向かう矢印方向)、この再試行を行
うごとに再試行回数「+1」を加える(ステップA
5)。つまり、「リトライ数+1」を続行し、この再試
行を行うごとに、制御部3は加算してメモリ4に記録す
る。
2によって光ヘッドを所定位置に位置決めし、光ヘッド
部2に対してアドレスXからデータを読み出す。すなわ
ち、ディスクリードを実行する(ステップA2)。ここ
で、リードエラーを生じた場合には、同じアドレスXに
対して、読み出しの再試行(リトライ)を行わせるが
(図2において、ステップA4からステップA5を経由
してステップA2に向かう矢印方向)、この再試行を行
うごとに再試行回数「+1」を加える(ステップA
5)。つまり、「リトライ数+1」を続行し、この再試
行を行うごとに、制御部3は加算してメモリ4に記録す
る。
【0022】この再試行の回数が予め設定された上限回
数前か、否かを判断し(ステップA3)、この判断の結
果、再試行の回数が予め設定された上限回数に達してし
まうと、同じアドレスXに対する読み出しを諦め、従来
一般的なエラー後処理の実行に移る(ステップA6)。
また、上記したように、アドレスXのデータを読み出す
ことができず再試行を繰り返している間は、その再試行
の回数をメモリ4にカウントし(ステップA5)、再試
行によりアドレスXからのデータの読み出しに成功した
場合(ステップA4)、それまでにカウントされた再試
行の回数をメモリ4から読み出し、これを予め設定され
た規定回数(代替規定回数)と比較する(ステップA
7)。再試行の回数が代替規定回数以内であれば、その
まま処理を終了する。
数前か、否かを判断し(ステップA3)、この判断の結
果、再試行の回数が予め設定された上限回数に達してし
まうと、同じアドレスXに対する読み出しを諦め、従来
一般的なエラー後処理の実行に移る(ステップA6)。
また、上記したように、アドレスXのデータを読み出す
ことができず再試行を繰り返している間は、その再試行
の回数をメモリ4にカウントし(ステップA5)、再試
行によりアドレスXからのデータの読み出しに成功した
場合(ステップA4)、それまでにカウントされた再試
行の回数をメモリ4から読み出し、これを予め設定され
た規定回数(代替規定回数)と比較する(ステップA
7)。再試行の回数が代替規定回数以内であれば、その
まま処理を終了する。
【0023】一方、再試行の回数が代替規定回数を越え
ている場合、制御部3は、ディフェクト処理を実行する
準備をする。すなわち、アドレスXに対応する代替アド
レスYを算出し、予め光ディスクからメモリ4に複写さ
れていたDMAのデータを更新する。ここで、読み込み
処理中、書き込み処理中の場合は,この第1実施の形態
の特徴である、読み込み処理、書き込み処理を実行する
のを待ち(ステップA9)、光ディスク記録再生装置1
0の光ディスクへのアクセスがなくなる期間に、アドレ
スXに対し代替アドレスYを割り当てたという情報をメ
モリ4上のDMAのデータに書き込む(ステップA
8)。
ている場合、制御部3は、ディフェクト処理を実行する
準備をする。すなわち、アドレスXに対応する代替アド
レスYを算出し、予め光ディスクからメモリ4に複写さ
れていたDMAのデータを更新する。ここで、読み込み
処理中、書き込み処理中の場合は,この第1実施の形態
の特徴である、読み込み処理、書き込み処理を実行する
のを待ち(ステップA9)、光ディスク記録再生装置1
0の光ディスクへのアクセスがなくなる期間に、アドレ
スXに対し代替アドレスYを割り当てたという情報をメ
モリ4上のDMAのデータに書き込む(ステップA
8)。
【0024】続いて、アドレスXから読み出したデータ
をアドレスYに複写し(ステップA10)、メモリ4上
で更新したDMAのデータを光ディスクのDMAに書き
戻す(ステップA11)。制御部3は、以降上位装置2
0からアドレスXの読み出し命令を受けた場合、これに
代替されたアドレスYからデータを読み出す。
をアドレスYに複写し(ステップA10)、メモリ4上
で更新したDMAのデータを光ディスクのDMAに書き
戻す(ステップA11)。制御部3は、以降上位装置2
0からアドレスXの読み出し命令を受けた場合、これに
代替されたアドレスYからデータを読み出す。
【0025】このため、光ディスク記録再生装置10内
での処理が分散でき、読み込み処理中に、アドレスXに
対し代替アドレスYを割り当てたという情報をメモリ4
上のDMAのデータに書き込み、アドレスXから読み出
したデータをアドレスYに複写し、メモリ4上で更新し
たDMAのデータを光ディスクのDMAに書き戻す処理
が実行されないことから、読み込み処理に対する時間的
付加がなくなるので、I/Fの時間的規格を満たさなく
なることを防止する。ここで、上記各実施の形態におい
て、アドレスXをユーザエリアのアドレスとし、アドレ
スYをスペアエリアのアドレスとしてもよい。
での処理が分散でき、読み込み処理中に、アドレスXに
対し代替アドレスYを割り当てたという情報をメモリ4
上のDMAのデータに書き込み、アドレスXから読み出
したデータをアドレスYに複写し、メモリ4上で更新し
たDMAのデータを光ディスクのDMAに書き戻す処理
が実行されないことから、読み込み処理に対する時間的
付加がなくなるので、I/Fの時間的規格を満たさなく
なることを防止する。ここで、上記各実施の形態におい
て、アドレスXをユーザエリアのアドレスとし、アドレ
スYをスペアエリアのアドレスとしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明の光ディスク記
録再生方法および装置によれば、光ディスク記録再生装
置の読み込み処理,書き込み処理が実施されていない空
き時間にアドレスXの代替アドレスYを光ディスク上に
確保し、アドレスXから読み出したデータをアドレスア
Yに複写し、以降上位装置からのアドレスXに対する読
出し命令が出された時にアドレスYからのデータを読み
出すように光ディスクのDMAを書き替える一連の処理
を行うようにし、データの書き込み時ではなく、読み出
し時に再試行により読み出せたデータのディフェクト処
理を行うので、同一アドレスが頻繁にアクセスされる場
合の読み出しの再試行の繰り返しを抑制することがで
き、これに伴いI/Fの時間的規格を常に満たして実施
することができる。
録再生方法および装置によれば、光ディスク記録再生装
置の読み込み処理,書き込み処理が実施されていない空
き時間にアドレスXの代替アドレスYを光ディスク上に
確保し、アドレスXから読み出したデータをアドレスア
Yに複写し、以降上位装置からのアドレスXに対する読
出し命令が出された時にアドレスYからのデータを読み
出すように光ディスクのDMAを書き替える一連の処理
を行うようにし、データの書き込み時ではなく、読み出
し時に再試行により読み出せたデータのディフェクト処
理を行うので、同一アドレスが頻繁にアクセスされる場
合の読み出しの再試行の繰り返しを抑制することがで
き、これに伴いI/Fの時間的規格を常に満たして実施
することができる。
【0027】また、この発明の光ディスク記録再生プロ
グラムを記録した媒体によれば、光ディスク記録再生装
置の読み込み処理,書き込み処理が実施されていない空
き時間において、光ヘッド部が光ディスクのアドレスX
からのデータの読み出し時に読み出しエラーを生じる
と、光ヘッド部がアドレスXの読み出しの再試行を行っ
て再試行の都度、再試行の回数を記録し、アドレスXか
らの読み出しが成功すると、記録されている再試行の回
数を読み出して再試行の回数が規定回数以上になると、
アドレスXの代替アドレスYを光ディスク上に確保し、
アドレスXから読み出したデータをアドレスYに複写
し、以降上位装置よりアドレスXに対する読み出し命令
が出されると、アドレスYからデータを読み出すように
光ディスクのDMAを書き替えておくプログラムを記録
しているので、光ディスク記録再生方法および装置に適
用すると、読み出しエラーに伴う再試行により光ディス
ク装置のスループットが低下するのを抑制し、I/Fの
時間的規格を満たすことができる。
グラムを記録した媒体によれば、光ディスク記録再生装
置の読み込み処理,書き込み処理が実施されていない空
き時間において、光ヘッド部が光ディスクのアドレスX
からのデータの読み出し時に読み出しエラーを生じる
と、光ヘッド部がアドレスXの読み出しの再試行を行っ
て再試行の都度、再試行の回数を記録し、アドレスXか
らの読み出しが成功すると、記録されている再試行の回
数を読み出して再試行の回数が規定回数以上になると、
アドレスXの代替アドレスYを光ディスク上に確保し、
アドレスXから読み出したデータをアドレスYに複写
し、以降上位装置よりアドレスXに対する読み出し命令
が出されると、アドレスYからデータを読み出すように
光ディスクのDMAを書き替えておくプログラムを記録
しているので、光ディスク記録再生方法および装置に適
用すると、読み出しエラーに伴う再試行により光ディス
ク装置のスループットが低下するのを抑制し、I/Fの
時間的規格を満たすことができる。
【図1】この発明による光ディスク記録再生装置の第1
実施の形態の構成を示すブロック図である。
実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明による光ディスク記録再生装置の第1
実施の形態における制御部の処理を示すフローチャート
である。
実施の形態における制御部の処理を示すフローチャート
である。
1……光ヘッド部、2……トラッキング部、3……制御
部、4……メモリ、10……光デリスク記録再生装置、
20……上位装置。
部、4……メモリ、10……光デリスク記録再生装置、
20……上位装置。
Claims (9)
- 【請求項1】 光ディスクへのデータの記録と読み出し
を行う光ヘッド部と、前記光ヘッド部を光ディスクの所
定トラック上に位置決めするトラッキング部と、 上位装置の命令に応じて前記光ヘッド部およびトラッキ
ング部の動作を制御する制御部と、 前記制御部が制御に必要なデータを一時的に記録するメ
モリと、 を備えた光ディスク記録再生装置において、 前記光ヘッド部による光ディスクのアドレスXからのデ
ータの読み出し時に読み出しエラーを生じると、前記光
ヘッド部にアドレスXの読み出しの再試行を行わせて、
再試行をする都度再試行の回数を前記メモリに記録し、 前記アドレスXからの読み出しが成功すると、前記メモ
リに記録されている再試行の回数を読み出して規定回数
と比較して、再試行の回数が規定回数を越えていれば前
記アドレスXに替る代替アドレスYを前記光ディスク上
に確保し、 前記アドレスXから読み出したデータを前記アドレスY
に複写し、以降上位装置よりアドレスXに対する読み出
し命令があった時にアドレスYからデータを読み出すよ
うに前記光ディスクのDMA(Defect Management Ar
ea:欠陥管理領域)を書き替える処理を、読み込み処理
および書き込み処理を実施していないときに実施する、 ことを特徴とする光ディスク記録再生方法。 - 【請求項2】 前記制御部は、前記代替アドレスYの前
記光ディスク上への確保時に前記メモリにあらかじめ光
ディスクから複写されているDMAのデータを更新する
ことを特徴とする請求項1記載の光ディスク記録再生方
法。 - 【請求項3】 前記アドレスXは、前記光ディスクのユ
ーザエリアのアドレスであることを特徴とする請求項1
記載の光ディスク記録再生方法。 - 【請求項4】 前記アドレスYは、前記光ディスクのス
ペアエリアのアドレスであることを特徴とする請求項1
記載の光ディスク記録再生方法。 - 【請求項5】 光ディスクへのデータの記録と読み出し
を行う光ヘッド部と、 前記光ヘッド部を光ディスクの所定トラック上に位置決
めするトラッキング部と、 上位装置の命令に応じて前記光ヘッド部およびトラッキ
ング部の動作を制御する制御部と、 前記制御部が制御に必要なデータを一時的に記録するメ
モリと、 を備えた光ディスク記録再生装置において、 前記制御部は、前記光ヘッド部による光ディスクのアド
レスXからのデータの読み出し時に読み出しエラーを生
じると、前記光ヘッド部にアドレスXの読み出しの再試
行を行わせて、再試行をする都度再試行の回数を前記メ
モリに記録し、アドレスXからの読み出しが成功する
と、前記メモリに記録されている再試行の回数を読み出
して規定回数と比較して、再試行の回数が規定回数を越
えていれば前記アドレスXに替る代替アドレスYを前記
光ディスク上に確保し、前記アドレスXから読み出した
データを前記アドレスYに複写し、以降上位装置よりア
ドレスXに対する読み出し命令があった時にアドレスY
からデータを読み出すように前記光ディスクのDMAを
書き替える処理を、読み込み処理および書き込み処理を
実施していないときに実施することを特徴とする光ディ
スク記録再生装置。 - 【請求項6】 前記アドレスXは、前記光ディスクのユ
ーザエリアのアドレスであることを特徴とする請求項5
記載の光ディスク記録再生装置。 - 【請求項7】 前記アドレスYは、前記光ディスクのス
ペアエリアのアドレスであることを特徴とする請求項5
記載の光ディスク記録再生装置。 - 【請求項8】 光ディスク記録再生装置の光ヘッド部に
よる光ディスクのアドレスXからのデータの読み出し時
に読み出しエラーを生じると、前記光ヘッド部がアドレ
スXの読み出しの再試行を行って再試行の都度、再試行
の回数を記録し、前記アドレスXからの読み出しが成功
すると、前記記録されている再試行の回数が読み出され
て再試行の回数が規定回数以上の場合に前記アドレスX
に代わる代替アドレスYを前記光ディスク上に確保し、
前記アドレスXから読み出したデータを前記アドレスY
に複写し、以降上位装置より前記アドレスXに対する読
み出し命令があったときにアドレスYからデータを読み
出すように光ディスクのDMAを書き替えておくプログ
ラムの書き込む時期を前記光ディスク記録再生装置が読
み込み処理および書き込み処理を実施していない時にす
ることを特徴とする光ディスク記録再生プログラムを記
録した媒体。 - 【請求項9】 前記プログラムは、コンピュータ読み取
り可能な媒体から読み出され、かつ実行されることを特
徴とする請求項8記載の光ディスク記録再生プログラム
を記録した媒体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11188713A JP2001023317A (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | 光ディスク記録再生方法および装置ならびに光ディスク記録再生プログラムを記録した媒体 |
US09/605,395 US6625096B1 (en) | 1999-07-02 | 2000-06-29 | Optical disk recording and reproduction method and apparatus as well as medium on which optical disk recording and reproduction program is recorded |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11188713A JP2001023317A (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | 光ディスク記録再生方法および装置ならびに光ディスク記録再生プログラムを記録した媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001023317A true JP2001023317A (ja) | 2001-01-26 |
Family
ID=16228498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11188713A Pending JP2001023317A (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | 光ディスク記録再生方法および装置ならびに光ディスク記録再生プログラムを記録した媒体 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6625096B1 (ja) |
JP (1) | JP2001023317A (ja) |
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