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JP2001019147A - 仕分装置 - Google Patents

仕分装置

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JP2001019147A
JP2001019147A JP19664599A JP19664599A JP2001019147A JP 2001019147 A JP2001019147 A JP 2001019147A JP 19664599 A JP19664599 A JP 19664599A JP 19664599 A JP19664599 A JP 19664599A JP 2001019147 A JP2001019147 A JP 2001019147A
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article
conveyor
section
sorting
articles
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JP19664599A
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Yutaka Saeki
豊 佐伯
Yasuaki Kato
康朗 加藤
Toru Egawa
徹 江川
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Okura Yusoki KK
Original Assignee
Okura Yusoki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相反する2面の物品のうちの一方に識別コー
ドが表示された物品を仕分ける。物品の識別コードの表
示された物品面を同一方向に揃えなくても、物品の識別
コードを確実に読み取る。 【解決手段】 物品投入部11で物品を1つずつ第1のコ
ンベヤ部12に投入し、第1のコンベヤ部12で物品の一方
の物品面を支えて搬送し、第1の読取部15で物品の他方
の物品面を走査する。反転部14で物品を第1のコンベヤ
部12から第2のコンベヤ部13に反転させる。第2のコン
ベヤ部13で物品の他方の物品面を支えて搬送し、第2の
読取部16で物品の一方の物品面を走査する。第1の読取
部15および第2の読取部16での走査により物品のいずれ
かの物品面に表示された識別コードを読み取る。第2の
コンベヤ部13から物品を仕分部17に搬送し、仕分部17で
第1の読取部15および第2の読取部16での読取結果に応
じて物品を仕分ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品に表示された
識別コードを読み取って物品を仕分ける仕分装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ビデオ、コンパクトディ
スク、コンパクトディスクシングル、デジタルビデオデ
ィスク、カセットテープなど、相反する2面の物品面
(表裏面)の面積が広いとともに、これら物品面間の縁
部の厚みが薄く、物品面のいずれか一方にバーコードな
どの識別コードが表示された薄形状の物品を仕分する場
合、コンベヤ上に識別コードの表示された物品面を上方
に向けた状態で物品を投入し、このコンベヤで物品を搬
送しながらコンベヤの上方に配置される読取器で物品の
識別コードを読み取り、その読取結果に対応してコンベ
ヤの下流に連続する仕分部で仕分けるようにしている。
【0003】物品をコンベヤ上に投入するには、例え
ば、物品切出装置が用いられ、この物品切出装置のマガ
ジンに識別コードの表示された物品面を上方に向けて上
下方向に揃えた状態で装填し、マガジンの下部に配設さ
れた投出ユニットで物品を1つずつコンベヤ上に投出す
るようにしている。
【0004】物品切出装置には物品の種類に応じて形状
が異なることから専用のものが用いられており、そのた
め、複数種類の物品を仕分ける場合には複数の物品切出
装置が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、複数種類の物品が混在している場合には、人手で物
品を種類別に分けるとともに、識別コードの表示された
物品面を同一方向に向けて揃え、その揃えた複数の物品
を物品切出装置のマガジンに装填しなければならず、物
品を仕分けるための前処理に手間と時間がかかり、全体
としての仕分能力が低い問題を有している。
【0006】また、物品の種類別に専用の物品切出装置
が必要となり、種類数が多い場合には多数の物品切出装
置が必要で、設置スペースが大きくなるとともに、対応
する物品切出装置がない場合には物品を人手で投入しな
ければならない問題を有している。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、物品の識別コードの表示された物品面を同一方向
に揃えなくても、物品の識別コードを確実に読み取って
仕分けることができ、物品を仕分けるための前処理の手
間や時間を削減し、仕分能力が高い仕分装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の仕分装置
は、相反する2面に物品面を有しこれら物品面のうちの
一方に識別コードが表示された物品を1つずつ投入する
物品投入部と、この物品投入部から投入される物品を一
方の物品面を支えて搬送する第1のコンベヤ部と、この
第1のコンベヤ部で搬送される物品の他方の物品面を走
査し、他方の物品面に識別コードがあるときにその識別
コードを読み取る第1の読取部と、前記物品の他方の物
品面を支えて搬送する第2のコンベヤ部と、前記第1の
コンベヤ部から第2のコンベヤ部に物品を反転させる反
転部と、前記第2のコンベヤ部で搬送される物品の一方
の物品面を走査し、一方の物品面に識別コードがあると
きにその識別コードを読み取る第2の読取部と、前記第
2のコンベヤ部から物品を受け入れ、前記第1の読取部
および第2の読取部での読取結果に応じて物品を仕分け
る仕分部とを具備しているものである。
【0009】そして、物品投入部から物品を第1のコン
ベヤ部に投入し、第1のコンベヤ部で物品の一方の物品
面を支えて搬送するとともに第1の読取部で物品の他方
の物品面を走査し、反転部で物品を第1のコンベヤ部か
ら第2のコンベヤ部に反転させ、第2のコンベヤ部で物
品の他方の物品面を支えて搬送するとともに第2の読取
部で物品の一方の物品面を走査することにより、物品の
いずれかの物品面に表示された識別コードを読み取って
仕分ける。そのため、物品の識別コードの表示された物
品面を同一方向に揃えて投入しなくてもよい。
【0010】請求項2記載の仕分装置は、請求項1記載
の仕分装置において、物品投入部は、物品面が搬送面に
対して立った状態でかつ搬送方向に臨んだ状態で複数の
物品が搬送方向に並列に載置され、これら物品を一括し
て搬送する第1の送出コンベヤと、この第1の送出コン
ベヤから搬送される複数の物品を一括して受け入れると
ともに搬送方向の端部に対して順次搬送する第2の送出
コンベヤと、この第2の送出コンベヤの搬送方向の端部
に設けられ、第2の送出コンベヤ上から物品を1つずつ
切り出す回転体と、前記第2の送出コンベヤから切り出
される物品を受け取るとともに物品面を支えて搬送し、
第1のコンベヤ部に物品を1つずつ投入する投入手段と
を備えているものである。
【0011】そして、第1の送出コンベヤ上に複数の物
品をセットして第2の送出コンベヤに一括して送り込
み、第2の送出コンベヤの端部から回転体により物品を
1つずつ切り出して投入手段で第1のコンベヤ部へ投入
することにより、複数種類の物品が混在状態でセットし
ても、1つずつ切り出して投入する。第2の送出コンベ
ヤから物品を切り出している間には、第1の送出コンベ
ヤ上への物品のセットを並行して可能とする。
【0012】請求項3記載の仕分装置は、請求項2記載
の仕分装置において、第2の送出コンベヤの搬送方向の
端部に設けられ、第2の送出コンベヤから切り出される
物品の外形寸法を検知する検知手段を備え、前記第2の
送出コンベヤは、前記検知手段で検知された物品の搬送
方向の長さ寸法に応じて搬送速度が可変速されるもので
ある。
【0013】そして、第2の送出コンベヤから切り出さ
れる物品の外形寸法を検知手段で検知し、この検知手段
で検知された物品の搬送方向の長さ寸法に応じて第2の
送出コンベヤの搬送速度を可変速することにより、搬送
方向の長さ寸法が異なる複数種類の物品を1つずつ確実
に切り出す。
【0014】請求項4記載の仕分装置は、請求項1ない
し3いずれか記載の仕分装置において、第1のコンベヤ
部は、搬送方向に対して直交する一側に向けて下降傾斜
され、第2のコンベヤ部は、搬送方向に対して直交する
他側に向けて下降傾斜され、これら第1のコンベヤ部の
一側と第2のコンベヤ部の他側とが互いに接近して配設
されているとともに、これら第1のコンベヤ部と第2の
コンベヤ部との間に反転部が配設されているものであ
る。
【0015】そして、第1のコンベヤ部と第2のコンベ
ヤ部とが互いに対向するように傾斜することにより、反
転部により反転する物品が第1のコンベヤ部から第2の
コンベヤ部に確実に反転する。
【0016】請求項5記載の仕分装置は、請求項4記載
の仕分装置において、第1のコンベヤ部は、一側に物品
の下縁部を支えて物品の搬送をガイドするガイド部、お
よびこのガイド部の一部に設けられ第1のコンベヤ部上
に載る1つの物品のみ支持するとともに物品上に重なる
物品を落下させて排出する重なり物品排出部を有してい
るものである。
【0017】そして、第1のコンベヤ部の重なり物品排
出部により、第1のコンベヤ部上に載る1つの物品のみ
支持するとともに物品上に重なる物品を落下させて排出
することにより、物品を1つずつ確実に仕分けることを
可能とする。
【0018】請求項6記載の仕分装置は、請求項4また
は5記載の仕分装置において、反転部は、第1のコンベ
ヤ部から第2のコンベヤ部に物品を反転させる反転カム
を有する反転手段、およびこの反転手段を物品の両物品
面間の厚みに応じて第2のコンベヤ部の搬送面に対して
接離移動させる接離移動手段を有しているものである。
【0019】そして、反転部の接離移動手段により、第
1のコンベヤ部から第2のコンベヤ部に物品を反転させ
る反転カムを有する反転手段を、物品の両物品面間の厚
みに応じて第2のコンベヤ部の搬送面に対して接離移動
させることにより、物品の厚みに対応して物品を確実に
反転させる。
【0020】請求項7記載の仕分装置は、請求項1ない
し6いずれか記載の仕分装置において、仕分部は、物品
を搬送する仕分コンベヤ、この仕分コンベヤに沿って配
列される複数の仕分位置で仕分コンベヤの一側方へ物品
を分岐する分岐手段、分岐された物品を受け取って一側
方へ案内する受取シュート、この受取シュートの下流に
連続して物品を一側方へ案内する第1の位置と受取シュ
ートより上方に跳ね上げられる第2の位置とに切換移動
される跳ね上げシュート、これら受取シュートおよび第
1の位置の跳ね上げシュートを通じて一側方へ案内され
る物品を受け入れる第1の仕分物品受入部、前記跳ね上
げシュートの第2の位置で受取シュートから物品を受け
取って仕分コンベヤの他側方へ案内するベルト状の方向
変換シュート、この方向変換シュートを通じて物品を受
け入れる第2の仕分物品受入部を有しているものであ
る。
【0021】そして、仕分コンベヤで搬送される物品を
分岐手段により仕分コンベヤの一側方へ分岐し、受取シ
ュートおよび第1の位置の跳ね上げシュートを通じて一
側方へ案内される物品を第1の仕分物品受入部に受け入
れ、また、受取シュートより上方に跳ね上げられた跳ね
上げシュートの第2の位置で、受取シュートおよびベル
ト状の方向変換シュートを通じて物品を仕分コンベヤの
他側方へ案内し、第2の仕分物品受入部に受け入れるこ
とにより、分岐手段や受取シュートなどを共通とし、仕
分コンベヤの両側に物品を仕分けることを可能とすると
ともに、仕分コンベヤの片側のみに物品を仕分ける構成
への変更にも容易に対応可能とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0023】図3において、仕分装置において仕分対象
とする物品1の一例を示し、この物品1は、例えばコン
パクトディスクをケースに収納して包装したパッケージ
やビデオテープなどで、表裏面に対応した相反する2面
に物品面2を有し、これら物品面2の面積(H×W)が
最も広いとともに、物品面2間の縁部3の厚み(幅)D
が薄く、薄形状の略直方体形状に形成され、物品面2の
一方または少なくとも一方にバーコードなどの識別コー
ド4が表示されている。なお、物品1としては、コンパ
クトディスクやビデオテープなどの他、コンパクトディ
スクシングル、デジタルビデオディスク、カセットテー
プや、シチュー、カレーなどのレトルト食品を包装した
箱、本など、略直方体形状であるもの全般が含まれる。
【0024】図1および図2において、仕分装置の全体
の構成を示し、仕分装置は、物品投入部11、第1のコン
ベヤ部12、第2のコンベヤ部13、反転部14、第1の読取
部15、第2の読取部16、および仕分部17を有している。
【0025】そして、物品投入部11により物品1を1つ
ずつ投入し、第1のコンベヤ部12により物品投入部11か
ら投入される物品1の一方の物品面2を支えて搬送し、
第2のコンベヤ部13により物品1の他方の物品面2を支
えて搬送し、反転部14により第1のコンベヤ部12から第
2のコンベヤ部13に物品1を反転させ、第1の読取部15
により第1のコンベヤ部12で搬送される物品1の他方の
物品面2を識別コード4の読み取りのために走査し、第
2の読取部16により第2のコンベヤ部13で搬送される物
品1の一方の物品面2を識別コード4の読み取りのため
に走査し、仕分部17により第2のコンベヤ部13から物品
1を受け入れ第1の読取部15および第2の読取部16での
読取結果に応じて物品1を仕分けるように構成されてい
る。
【0026】また、物品投入部11は、物品1を搬送する
第1の送出コンベヤ21および第2の送出コンベヤ22、第
2の送出コンベヤ22から物品1を1つずつ繰り出す回転
体(切出ローラ)23、および切り出された物品1を第1
のコンベヤ部12に投入する投入手段24を有している。
【0027】図4に、第1の送出コンベヤ21および第2
の送出コンベヤ22を示し、これら第1の送出コンベヤ21
および第2の送出コンベヤ22は、ベルトコンベヤによっ
て構成されていて、コンベヤフレーム26を有し、このコ
ンベヤフレーム26の両端にローラ27が回転自在に軸支さ
れるとともにコンベヤフレーム26の下部に図示しない駆
動ローラを有する駆動部28が配設され、これら両端のロ
ーラ27および駆動ローラにわたって無端状のベルト29が
張設されている。ベルト29は、駆動部28の駆動によって
搬送方向(矢印方向)の下流側へ向けて回動され、コン
ベヤフレーム26の上面側を通過するベルト部位が物品1
を載せて搬送する搬送面として構成されている。
【0028】第1の送出コンベヤ21および第2の送出コ
ンベヤ22は、直線状にコンベヤフレーム26を介して互い
に連結され、搬送方向の下流側が例えば約10°の角度
で上昇傾斜するように脚ユニット30によって支持されて
いる。コンベヤフレーム26の両側には、搬送面上の物品
1をガイドするガイドレール31が配設されている。
【0029】第1の送出コンベヤ21は物品1のセットに
利用されるもので、物品1のセット時には、第1の送出
コンベヤ21の搬送面上に、物品面2が立った状態でかつ
一方の物品面2が搬送方向に臨んだ状態で複数の物品1
が搬送方向に並列に載置される。このとき、第1の送出
コンベヤ21の搬送面上には係止体32が載置され、この係
止体32によって物品1の搬送方向と反対側の物品面2が
支えられる。
【0030】第2の送出コンベヤ22の搬送方向の端部に
は、第2の送出コンベヤ22から切り出される物品1の外
形寸法(H、L、W)を検知する検知手段33が配設され
ている。この検知手段33は、第2の送出コンベヤ22の搬
送方向の端部に立設されたアーケード状のゲート34を有
し、ゲート34には、内側に物品1が通過される開口部が
形成され、この開口部に臨んで物品1の外形寸法を光学
的に検知する図示しない光学式センサが配設されてい
る。
【0031】図5および図6に、回転体23を示し、回転
体23は、第2の送出コンベヤ22の搬送方向の端部に隣接
して配設されるもので、回転軸36およびこの回転軸36の
複数箇所に例えばゴムやウレタンなどの摩擦係数の高い
材質のローラ部37が取り付けられている。
【0032】回転軸36の両端は第2の送出コンベヤ22の
コンベヤフレーム26の両端から突設された支持板38によ
って回転自在に軸支され、ローラ部37の上面部が第2の
送出コンベヤ22の搬送面と略同一高さに配置されてい
る。回転軸36の一端にはプーリ39が取り付けられ、この
プーリ39とコンベヤフレーム26の下面に取り付けられた
モータ40の駆動プーリ41との間にタイミングベルト42が
張設され、回転体23が搬送方向に対して第2の送出コン
ベヤ22の搬送速度より速い周速で回転駆動される。
【0033】第2の送出コンベヤ22の端部と回転体23と
の間には、物品1を第2の送出コンベヤ22上から回転体
23上に乗り移らせる乗り移りプレート43が配設されてい
る。この乗り移りプレート43には、各ローラ部37が上方
へ突出する切欠部44が形成されている。
【0034】図7および図8に、投入手段24を示し、投
入手段24は、第2の送出コンベヤ22から切り出される物
品1を一方の物品面2を支えて搬送するもので、第2の
送出コンベヤ22から切り出される物品1を受け取る受取
コンベヤ46、物品1をアキュームレーションするアキュ
ームコンベヤ47、物品1の間隔をあけて第1のコンベヤ
部12へ1つずつ投入するフィーダコンベヤ48を有し、こ
れらコンベヤ46〜48が直線状に連続して配設されてい
る。
【0035】受取コンベヤ46は、ベルトコンベヤによっ
て構成されていて、コンベヤフレーム50を有し、このコ
ンベヤフレーム50の両端にローラ51が回転自在に軸支さ
れるとともにコンベヤフレーム51の下部にモータ52によ
って回転駆動される駆動ローラ53が配設され、これら両
端のローラ51および駆動ローラ53などにわたって無端状
のベルト54が張設されている。ベルト54は、モータ52の
駆動によって搬送方向(矢印方向)の下流側へ向けて回
動され、コンベヤフレーム50の上面側を通過するベルト
部位が物品1を載せて搬送する搬送面として構成されて
いる。
【0036】アキュームコンベヤ47は、コロコンベヤに
よって構成されていて、コンベヤフレーム55を有し、こ
のコンベヤフレーム55の両側間に沿って複数の図示しな
い回転軸が回転自在に軸支されるとともに、これら各回
転軸に複数のコロ56がそれぞれ回転自在に係合され、こ
れら複数のコロ56の上面が物品1を載せて搬送する搬送
面として構成されている。これらコロ56の下側で、この
コンベヤフレーム55の両端にローラ57が回転自在に軸支
されるとともにコンベヤフレーム55の下部にモータ58に
よって回転駆動される駆動ローラ59が配設され、これら
両端のローラ57および駆動ローラ59などにわたって無端
状のベルト60が張設されている。両端のローラ57間のベ
ルト60がコロ56の下面に当接され、ベルト60が搬送方向
と反対方向に回動されることによりベルト60との摩擦力
によって各コロ56が搬送方向に回転され、コロ56上の物
品1が停止されるなどによってコロ56に負荷が加われば
コロ56とベルト60との間に滑りが生じるように構成され
ている。
【0037】フィーダコンベヤ48は、低速、中速および
高速のコンベヤ62,63,64を有し、これら各コンベヤ6
2,63,64は、ベルトコンベヤによって構成されてい
て、コンベヤフレーム65を有し、このコンベヤフレーム
65の両端に回転自在に軸支されたローラ66、およびコン
ベヤフレーム65の下部に配設された駆動ローラ67などに
わたって無端状のベルト68が張設されている。
【0038】フィーダコンベヤ48の低速および中速のコ
ンベヤ62,63は同一のモータ69から各駆動ローラ67に駆
動力が伝達されてベルト68が搬送方向(矢印方向)の下
流側へ向けて回動されるとともに、低速のコンベヤ62の
ベルト68より中速のコンベヤ63のベルト68が速く回動さ
れる。高速のコンベヤ64はモータ70から駆動ローラ67に
駆動力が伝達されてベルト68が搬送方向(矢印方向)の
下流側へ向けて回動される。低速のコンベヤ62の搬送速
度v1 、中速のコンベヤ63の搬送速度v2 、高速のコン
ベヤ64の搬送速度v3 は、v1 <v2 <v3 の関係にあ
る。コンベヤフレーム65の上面側を通過するベルト部位
が物品1を載せて搬送する搬送面として構成されてい
る。
【0039】フィーダコンベヤ48の低速、中速および高
速のコンベヤ62,63,64は、直線状にコンベヤフレーム
50,55,65を介して互いに連結され、搬送面が略水平状
となるように脚ユニット71によって支持されている。
【0040】また、第1のコンベヤ部12は、図9および
図10に示すように、物品投入部11から投入される物品
1を受取部80で受け取って一方の物品面2を支えた傾倒
状態で搬送するもので、物品投入部11(投入手段24の高
速のコンベヤ64)から投入される物品1を受け取る受取
コンベヤ81、物品1をアキュームレーションするアキュ
ームコンベヤ82、物品1の間隔をあけて下流側へ送るフ
ィーダコンベヤ83、第1の読取部15に対応したスキャン
用コンベヤ84を有している。これらコンベヤ81〜84は、
直線状に連結され、搬送方向(矢印方向)と直交する一
側に向けて水平面に対して例えば30°の角度で下降傾
斜され、物品1の一方の物品面2を支えた傾倒状態で搬
送するように構成されている。
【0041】受取コンベヤ81の一側にはガイドコンベヤ
85およびこのガイドコンベヤ85の搬送方向の下流側に連
続してガイド部86が配設され、各コンベヤ82〜84の一側
にはコロコンベヤ87が配設されている。これらガイドコ
ンベヤ85、ガイド部86およびコロコンベヤ87は、各コン
ベヤ81〜84に対して略直角になるように、搬送方向(矢
印方向)と直交する他側に向けて水平面に対して例えば
60°の角度で下降傾斜され、搬送される物品1の縁部
3を支えるように構成されている。
【0042】受取部80は、受取コンベヤ81、ガイドコン
ベヤ85、受取コンベヤ81の物品投入部11とは反対側に配
設されて物品投入部11から投入される物品1が飛び出す
のを規制するストッパ89によって構成されている。
【0043】受取コンベヤ81は、ベルトコンベヤによっ
て構成されていて、コンベヤフレーム92を有し、このコ
ンベヤフレーム92の両端にローラ93が回転自在に軸支さ
れるとともにコンベヤフレーム92の下部にモータ94によ
って回転駆動される駆動ローラ95が配設され、これら両
端のローラ93および駆動ローラ95などにわたって無端状
のベルト96が張設されている。ベルト96は、モータ94の
駆動によって搬送方向(矢印方向)の下流側へ向けて回
動され、コンベヤフレーム92の上面側を通過するベルト
部位が物品1を載せて搬送する搬送面として構成されて
いる。
【0044】アキュームコンベヤ82は、コロコンベヤに
よって構成されていて、コンベヤフレーム98を有し、こ
のコンベヤフレーム98の両側間に沿って複数の図示しな
い回転軸が回転自在に軸支されるとともに、これら各回
転軸に複数のコロ99がそれぞれ回転自在に係合され、こ
れら複数のコロ99によって物品1を載せて搬送する搬送
面が構成されている。これらコロ99の下側で、このコン
ベヤフレーム98の両端にローラ100 が回転自在に軸支さ
れるとともにコンベヤフレーム98の下部にモータ101 に
よって回転駆動される駆動ローラ102 が配設され、これ
ら両端のローラ100 および駆動ローラ102 などにわたっ
て無端状のベルト103 が張設されている。両端のローラ
100 間のベルト103 がコロ99の下面に当接され、ベルト
103 が搬送方向と反対方向に回動されることによりベル
ト103 との摩擦力によって各コロ99が搬送方向に回転さ
れ、コロ99上の物品1が停止されるなどによってコロ99
に負荷が加わればコロ99とベルト103 との間に滑りが生
じるように構成されている。
【0045】フィーダコンベヤ83は、低速および高速の
コンベヤ105 ,106 を有し、これら各コンベヤ105 ,10
6 は、ベルトコンベヤによって構成されていて、コンベ
ヤフレーム107 を有し、このコンベヤフレーム107 の両
端に回転自在に軸支されたローラ108 、およびコンベヤ
フレーム107 の下部に配設された駆動ローラ109 などに
わたって無端状のベルト110 が張設されている。そし
て、コンベヤフレーム107 の上面側を通過するベルト部
位が物品1を載せて搬送する搬送面として構成されてい
る。
【0046】フィーダコンベヤ83の各コンベヤ105 ,10
6 は同一のモータ111 から各駆動ローラ109 に駆動力が
伝達されて各ベルト110 が回動されるとともに、低速の
コンベヤ105 のベルト110 より高速のコンベヤ106 のベ
ルト110 が速く回転駆動される。すなわち、低速のコン
ベヤ105 の搬送速度v4 、高速のコンベヤ106 の搬送速
度v5 は、v4 <v5 の関係にある。
【0047】スキャン用コンベヤ84は、ベルトコンベヤ
によって構成されていて、コンベヤフレーム113 を有
し、このコンベヤフレーム113 の両端にローラ114 が回
転自在に軸支されるとともにコンベヤフレーム113 の下
部にモータ115 によって回転駆動される駆動ローラ116
が配設され、これら両端のローラ114 および駆動ローラ
116 などにわたって無端状のベルト117 が張設されてい
る。ベルト117 は、モータ115 の駆動によって搬送方向
(矢印方向)の下流側へ向けて回動され、コンベヤフレ
ーム113 の上面側を通過するベルト部位が物品1を載せ
て搬送する搬送面として構成されている。
【0048】ガイドコンベヤ85は、ベルトコンベヤによ
って構成され、両端のローラ119 間にベルト120 が張設
されているとともに、一方のローラ119 にモータ121 か
ら回転力が伝達されて搬送方向(矢印方向)の下流側へ
向けて回動される。ガイドコンベヤ85により物品1の縁
部3を支え、受取コンベヤ81と協働して物品1を搬送す
るように構成されている。
【0049】ガイド部86は、ガイドレールによって構成
され、受取コンベヤ81で搬送される物品1の縁部3を支
えるように構成されている。ガイド部86には、受取コン
ベヤ81上に載る1つ(一層)の物品1のみ支持するとと
もにその物品1上に重なる物品1を落下させて排出する
重なり物品排出部123 が設けられている。重なり物品排
出部123 は、受取コンベヤ81の搬送面からのガイドレー
ルの突出寸法を受取コンベヤ81上に載る1つ(一層)の
物品1のみ支持可能とする高さに設定し、ガイドレール
に重なり物品1が係合しないようにすることで、重なり
物品1を落下させて排出可能に構成されている。
【0050】コロコンベヤ87は、複数のコロ125 を有
し、これらコロ125 が各コンベヤ82〜84の一側に沿って
回転自在でかつ並列に配列され、各コンベヤ82〜84で搬
送される物品1の縁部3を支えるように構成されてい
る。
【0051】第1のコンベヤ部12の各コンベヤなどは脚
ユニット127 によって搬送方向に略水平に支持されてい
る。
【0052】また、第2のコンベヤ部13は、図11に示
すように、反転コンベヤ131 を有し、この反転コンベヤ
131 は、搬送方向(矢印方向)と直交する他側に向けて
水平面に対して例えば60°の角度で下降傾斜され、そ
の他側が第1のコンベヤ部12の一側に接近した状態で第
1のコンベヤ部12に対して略直角に配設されている。こ
の反転コンベヤ131 により、第1のコンベヤ部12に一方
の物品面2が支えられた状態で搬送されてきて反転部14
で反転される物品1を受け取り、他方の物品面2を支え
た傾倒状態で搬送するように構成されている。
【0053】反転コンベヤ131 の他側にはガイドコンベ
ヤ132 が配設され、このガイドコンベヤ132 は、反転コ
ンベヤ131 に対して略直角になるように、搬送方向(矢
印方向)と直交する一側に向けて水平面に対して例えば
30°の角度で下降傾斜され、搬送される物品1の縁部
3を支えるように構成されている。
【0054】反転コンベヤ131 は、ベルトコンベヤによ
って構成されていて、コンベヤフレーム134 を有し、こ
のコンベヤフレーム134 の両端にローラ135 が回転自在
に配設されているとともにこれらローラ135 間にベルト
136 が張設され、一方のローラ135 にモータ137 からの
駆動力が伝達されてベルト136 が搬送方向(矢印方向)
の下流側へ向けて回動される。ベルト136 のコンベヤフ
レーム134 の上面側を通過するベルト部位が物品1を載
せて搬送する搬送面として構成されている。
【0055】ガイドコンベヤ132 は、ベルトコンベヤに
よって構成されていて、コンベヤフレーム139 を有し、
このコンベヤフレーム139 の両端にローラ140 が回転自
在に配設されているとともにこれらローラ140 間にベル
ト141 が張設され、一方のローラ140 にモータ142 から
の駆動力が伝達されて搬送方向(矢印方向)の下流側へ
向けて回動される。ベルト141 のコンベヤフレーム139
の上面側を通過するベルト部位が物品1を載せて搬送す
る搬送面として構成されている。ベルト141 の幅は、反
転コンベヤ131 に物品面2が支えられた物品1の縁部3
の幅と同程度かあるいは細く形成されている。ガイドコ
ンベヤ132 により物品1の縁部3を支え、反転コンベヤ
131 と協働して物品1を搬送するように構成されてい
る。ガイドコンベヤ132 の上流側のローラ140 に隣接し
て複数のローラ143 が回転自在に配設され、これらロー
ラ140 ,143 の幅(軸方向の長さ)は第1のコンベヤ部
12のスキャン用コンベヤ84に連続して物品1の一方の物
品面2を支えることができるように構成されている。
【0056】第2のコンベヤ部13の各コンベヤ131 ,13
2 などは脚ユニット144 によって搬送方向に略水平に支
持されている。
【0057】また、反転部14は、図11ないし図13に
示すように、第1のコンベヤ部12と第2のコンベヤ部13
との間に配設され、第1のコンベヤ部12から第2のコン
ベヤ部13に物品1を反転させる反転手段151 、およびこ
の反転手段151 を物品1の縁部3の厚み(幅)に応じて
反転コンベヤ131 の搬送面に対して接離移動させる接離
移動手段152 を有している。
【0058】反転手段151 は、反転カム154 を有し、こ
の反転カム154 は、カム軸155 を中心とする扇状に形成
され、一端面に物品1に接触する接触面156 が形成され
ている。反転カム154 のカム軸155 はモータブラケット
157 に回転自在に軸支され、モータブラケット157 には
モータ158 が固定され、このモータ158 の駆動軸にクラ
ンクボス159 が固定され、このクランクボス159 と反転
カム154 との間にタイロッド160 が連結されている。そ
して、モータ158 の回転により、クランクボス159 およ
びタイロッド160 を介して、接触面156 が第1のコンベ
ヤ部12のスキャン用コンベヤ84の搬送面に略平行となっ
て物品1の進入を許容する退避位置と第2のコンベヤ部
12の反転コンベヤ131 の搬送面に略平行となって物品1
を反転させる反転位置との間で往復移動される。なお、
反転手段151 には、反転カム154などを覆うカバー161
が取り付けられている。
【0059】接離移動手段152 は、シリンダ163 を有
し、このシリンダ163 は、シリンダ本体164 およびこの
シリンダ本体164 に対して進退移動される作動体165 を
有し、シリンダ本体164 がシリンダブラケット166 を介
して脚ユニット144 に支持され、作動体165 に反転手段
151 のモータブラケット157 が連結されている。そし
て、シリンダ163 の作動によって反転手段151 がスキャ
ン用コンベヤ84の搬送面に平行でかつ反転コンベヤ131
の搬送面に対して垂直な方向に移動される。なお、シリ
ンダ163 には作動体165 を覆うカバー167 が取り付けら
れている。
【0060】また、第1の読取部15は、図1に示すよう
に、第1のコンベヤ部12のスキャン用コンベヤ84の搬送
面に対して略垂直に対向して配設された読取器171 を有
し、この読取器171 により物品1のスキャン用コンベヤ
84に接する一方の物品面2とは反対側の他方の物品面2
に識別データ4が表示されていた場合にその識別データ
4が読み取られる。
【0061】また、第2の読取部16は、図1に示すよう
に、第2のコンベヤ部13の反転コンベヤ131 の搬送面に
対して略垂直に対向して配設された読取器173 を有し、
この読取器173 により物品1の反転コンベヤ131 に接す
る他方の物品面2とは反対側の一方の物品面2に識別デ
ータ4が表示されていた場合にその識別データ4が読み
取られる。
【0062】また、仕分部17は、図1および図14に示
すように、第2のコンベヤ部13の下流に連続されて物品
1を搬送する仕分コンベヤ181 を有している。この仕分
コンベヤ181 は、第2のコンベヤ部13に連続されて同様
に構成され、反転コンベヤ131 に連続される搬送コンベ
ヤ182 、ガイドコンベヤ132 に連続されるガイドコンベ
ヤ183 を有している。
【0063】搬送コンベヤ182 は、搬送方向(矢印方
向)と直交する他側に向けて水平面に対して例えば60
°の角度で下降傾斜され、他方の物品面2を支えた傾倒
状態で搬送するように構成されている。ガイドコンベヤ
183 は、搬送コンベヤ182 に対して略直角になるよう
に、搬送方向(矢印方向)と直交する一側に向けて水平
面に対して例えば30°の角度で下降傾斜され、搬送さ
れる物品1の縁部3を支えるように構成されている。
【0064】搬送コンベヤ182 は、ベルトコンベヤによ
って構成されていて、コンベヤフレーム185 を有し、こ
のコンベヤフレーム185 の両端に図示しないローラが回
転自在に配設されているとともにこれらローラ間にベル
ト186 が張設され、一方のローラに図示しないモータか
らの駆動力が伝達されてベルト186 が搬送方向(矢印方
向)の下流側へ向けて回動される。ベルト186 のコンベ
ヤフレーム185 の上面側を通過するベルト部位が物品1
を載せて搬送する搬送面として構成されている。
【0065】ガイドコンベヤ183 は、ベルトコンベヤに
よって構成されていて、コンベヤフレーム188 を有し、
このコンベヤフレーム188 の両端に図示しないローラが
回転自在に配設されているとともにこれらローラ間にベ
ルト189 が張設され、一方のローラに図示しないモータ
からの駆動力が伝達されて搬送方向(矢印方向)の下流
側へ向けて回動される。ベルト189 のコンベヤフレーム
188 の上面側を通過するベルト部位が物品1を載せて搬
送する搬送面として構成されている。ベルト189 の幅
は、搬送コンベヤ182 に物品面2が支えられた物品1の
縁部3の幅と同程度かあるいは細く形成されている。ガ
イドコンベヤ183 により物品1の縁部3を支え、搬送コ
ンベヤ182 と協働して物品1を搬送するように構成され
ている。
【0066】仕分コンベヤ181 の各コンベヤ182 ,183
などは脚ユニット200 によって搬送方向に略水平に支持
されている。
【0067】仕分コンベヤ181 に沿って複数の仕分位置
が所定ピッチ毎に設定され、各仕分位置に対応して、各
仕分位置に到達する物品1を検知する図示しない物品検
知手段、および仕分コンベヤ181 の一側方へ物品1を分
岐する分岐手段202 が配設されている。各分岐手段202
は、搬送コンベヤ182 の下側からガイドコンベヤ183の
搬送面上に進退可能に配設されたプッシャ203 、および
このプッシャ203 を進退させるシリンダ204 を有し、プ
ッシャ203 の進出時に物品1をガイドコンベヤ183 の搬
送面上から一側方へ払い出すようにして分岐させ、プッ
シャ203 の後退時に物品1の仕分コンベヤ181 の下流側
への通過を許容するように構成されている。
【0068】仕分コンベヤ181 の各仕分位置に対応し
て、分岐手段202 で分岐された物品1を受け取って一側
方へ向けて案内する受取シュート206 が配設されてい
る。この受取シュート206 は、ガイドコンベヤ183 のコ
ンベヤフレーム188 に連続されたシュート部207 、およ
びこのシュート部207 の一側方に連続されたシュート部
208 を有している。
【0069】各受取シュート206 の一側方には、物品1
を一側方へ案内する第1の位置(図13に実線で示すシ
ュート位置)と受取シュート206 より上方に跳ね上げら
れる第2の位置(図13に2点鎖線で示す跳ね上げ位
置)とに切換移動される跳ね上げシュート210 が配設さ
れている。跳ね上げシュート210 は、下流側(一側方)
の支軸211 を中心として上流側が上下方向に揺動可能と
され、シリンダ212 によって第1の位置と第2の位置と
に切換移動される。
【0070】各跳ね上げシュート210 の一側方には、受
取シュート206 および第1の位置の跳ね上げシュート21
0 を通じて一側方へ案内される物品1を受け入れる第1
の仕分物品受入部214 が配設されている。この第1の仕
分物品受入部214 は、回転自在の複数のコロ215 を一側
方に沿って配列したコロコンベヤによって構成されてい
る。
【0071】各跳ね上げシュート210 の下部には、跳ね
上げシュート210 の第2の位置(跳ね上げ位置)で受取
シュート206 から物品1を受け取って仕分コンベヤ181
の他側方へ案内する可撓性を有するベルト状の方向変換
シュート217 の一端が連結されている。
【0072】仕分コンベヤ181 の各仕分位置に対応し
て、仕分コンベヤ181 の下部から他側方へ向けて第2の
仕分物品受入部219 が配設されている。この第2の仕分
物品受入部219 は、回転自在の複数のコロ220 を他側方
に沿って配列したコロコンベヤによって構成され、その
上流側に方向変換シュート217 の他端が連結され、方向
変換シュート217 を通じて物品1が受け入れられる。
【0073】第1の仕分物品受入部214 や第2の仕分物
品受入部219 などは脚ユニット222によって支持されて
いる。
【0074】また、図1に示すように、仕分部17の各第
1の仕分物品受入部214 および各第2の仕分物品受入部
219 の下流側の端部に沿って仕分された物品1を容器な
どに箱詰めするための作業台231 が配設されているとと
もに、この作業台231 から離間した位置に箱詰めの完了
した容器を搬出するための搬出コンベヤ232 が配設され
ている。
【0075】次に、仕分装置による一連の仕分動作につ
いて説明する。
【0076】なお、仕分装置による仕分動作は図示しな
い制御装置によって制御される。
【0077】仕分を行なう複数の物品1をセットするに
は(図1および図4参照)、物品投入部11の第1の送出
コンベヤ21の搬送面上に対して、複数の物品1を、物品
面2が立った状態でかつ一方の物品面2が搬送方向に臨
んだ状態で搬送方向に沿って並列に載置する。このと
き、第1の送出コンベヤ21の搬送面上には係止体32を載
置し、この係止体32によって物品1の搬送方向と反対側
の物品面2を支える。複数の物品1のセットが完了した
ら、図示しないスタート釦を操作する。
【0078】スタート釦の操作により、第1の送出コン
ベヤ21および第2の送出コンベヤ22が同時に回動され、
第1の送出コンベヤ21から第2の送出コンベヤ22に複数
の物品1が一括して受け渡される。第2の送出コンベヤ
22は、物品1の受け渡しが完了したら停止され、続けて
仕分を行なう物品1のセットが許容される。
【0079】第2の送出コンベヤ22に受け渡された物品
1は、第2の送出コンベヤ22の搬送方向の端部へ向けて
搬送され、搬送方向の先端部に位置する物品1の外形寸
法が検知手段33によって検知される。
【0080】図6に示すように、搬送方向の先端部に位
置する物品1が第2の送出コンベヤ22の端部の回転体23
の位置に達すると、第2の送出コンベヤ22の搬送速度よ
り高速で回転している回転体23によって物品1の下部が
搬送方向へ払い出され、物品1の搬送方向に臨んでいた
物品面2が上方に向くように倒れ込みながら、物品1の
下側の縁部3が投入手段24の受取コンベヤ46上に落下す
るとともにこの受取コンベヤ46で搬送方向に送られ、物
品1の物品面2が搬送面に接するように受取コンベヤ46
上に倒れて搬送方向へ搬送される。したがって、物品1
が1つずつスムーズに順次切り出される。
【0081】このとき、検知手段33で検知される搬送方
向の長さ寸法に応じて、第2の送出コンベヤ22の搬送速
度が可減速され、すなわち、搬送方向の長さ寸法が長い
場合には第2の送出コンベヤ22の搬送速度が減速または
一時停止されるとともに、搬送方向の長さ寸法が短い場
合には第2の送出コンベヤ22の搬送速度が加速され、受
取コンベヤ46上で物品1が重なり合ったりすることな
く、略一定の間隔で順次切り出される。
【0082】投入手段24の受取コンベヤ46で搬送される
物品1は(図1、図7および図8参照)、アキュームコ
ンベヤ47を通じてフィーダコンベヤ48に搬送され、この
フィーダコンベヤ48の低速、中速および高速のコンベヤ
62,63,64によって搬送方向の間隔があけられて高速の
コンベヤ64の端部から第1のコンベヤ部12へ1つずつ投
入される。
【0083】第1のコンベヤ部12では(図1、図9およ
び図10参照)、受取部80において物品投入部11から投
入される物品1が受け入れられ、受取コンベヤ81で物品
1の一方の物品面2を支えるとともに、ガイドコンベヤ
85で物品1の縁部3を支えた傾倒状態とされ、この傾倒
状態で搬送される。
【0084】傾倒状態で搬送される物品1は、下側の縁
部3がガイドコンベヤ85からガイド部86に移り、このガ
イド部86の重なり物品排出部123 で、受取コンベヤ81上
に載る1つ(一層)の物品1のみが支持されるととも
に、その物品1上に重なる物品1が落下されて第1のコ
ンベヤ部12上から排出される。
【0085】受取コンベヤ81で搬送される物品1は、ア
キュームコンベヤ82を通じてフィーダコンベヤ83に搬送
され、このフィーダコンベヤ83の低速および高速のコン
ベヤ105 ,106 によって搬送方向の間隔があれられて高
速のコンベヤ106 の端部からスキャン用コンベヤ84に搬
送される。
【0086】スキャン用コンベヤ84の位置では、第1の
読取部15の読取器171 により、物品1のスキャン用コン
ベヤ84に接する一方の物品面2とは反対側の他方の物品
面2に識別データ4が表示されていた場合にその識別デ
ータ4が読み取られる。
【0087】第1の読取部15の位置を経て第1のコンベ
ヤ部12の端部に達した物品1は(図1、図11ないし図
13参照)、スキャン用コンベヤ84に連続した第2のコ
ンベヤ部13のガイドコンベヤ132 のベルト141 およびロ
ーラ140 ,143 を通じて、反転部14に進入される。
【0088】反転部14では、反転カム154 が退避位置
(図12に示す実線位置)に位置するときに物品1が接
触面156 上に進入され、モータ158 の駆動によって反転
カム154 が反転位置に移動されるときに物品1の一方の
物品面2がガイドコンベヤ132の搬送面から離反される
とともに他方の物品面2が第2のコンベヤ部13の反転コ
ンベヤ131 の搬送面に支えられるように反転される。
【0089】このとき、接離移動手段152 により、反転
カム154 を含む反転手段151 が、検知手段33で検知され
た物品1の縁部3の厚み(幅)に応じて反転コンベヤ13
1 の搬送面に対して接離移動され、つまり、物品1の縁
部3の厚み(幅)が薄い場合には反転手段151 が反転コ
ンベヤ131 の搬送面に接近移動され、厚い場合には反転
手段151 が反転コンベヤ131 の搬送面から離反移動され
る。そのため、物品1を第1のコンベヤ部12から第2の
コンベヤ部13に確実に反転させることができる。
【0090】反転部14で反転された物品1は、第2のコ
ンベヤ部13の反転コンベヤ131 で物品1の他方の物品面
2が支えられるとともに、ガイドコンベヤ132 で物品1
の縁部3が支えられた傾倒状態で搬送される。
【0091】第2のコンベヤ部13の位置では、第2の読
取部16の読取器173 により、物品1の反転コンベヤ131
に接する他方の物品面2とは反対側の一方の物品面2に
識別データ4が表示されていた場合にその識別データ4
が読み取られる。
【0092】第2の読取部16の位置を経て第2のコンベ
ヤ部13の端部に達した物品1は(図1および図14参
照)、仕分部17の仕分コンベヤ181 に受け渡され、仕分
コンベヤ181 の搬送コンベヤ182 で物品1の他方の物品
面2が支えられるとともに、ガイドコンベヤ183 で物品
1の縁部3が支えられた傾倒状態で搬送される。
【0093】そして、仕分部17では、第1の読取部15お
よび第2の読取部16での読取結果に応じて、仕分コンベ
ヤ181 の各仕分位置において、物品検知手段で仕分する
該当の物品1が到達したことが検知されたときにはその
物品1が分岐され、該当しない物品1は下流側に通過さ
れる。
【0094】各仕分位置において仕分する該当の物品1
が到達したときには、分岐手段202のシリンダ204 が作
動されてプッシャ203 がガイドコンベヤ183 の搬送面上
に進出され、物品1の下部がガイドコンベヤ183 の搬送
面上から一側方へ払い出されることにより、物品1が仕
分コンベヤ181 の一側方の受取シュート206 へ落下され
る。
【0095】このとき、物品1が第1の仕分物品受入部
214 に仕分けられる場合には、跳ね上げシュート210 が
第1の位置(図13に実線で示すシュート位置)に配置
され、また、物品1が第2の仕分物品受入部219 に仕分
けられる場合には、跳ね上げシュート210 が第2の位置
(図13に2点鎖線で示す跳ね上げ位置)に配置され
る。
【0096】跳ね上げシュート210 が第1の位置に配置
されている場合には、分岐手段202で分岐された物品1
が、受取シュート206 および跳ね上げシュート210 を通
じて第1の仕分物品受入部214 上に案内される。
【0097】跳ね上げシュート210 が第2の位置に配置
されている場合には、分岐手段202で分岐された物品1
が、受取シュート206 および方向変換シュート217 を通
じて第2の仕分物品受入部219 に案内される。
【0098】そして、各第1の仕分物品受入部214 や各
第2の仕分物品受入部219 に案内された物品1は作業台
231 上に載置された容器などに箱詰めされ、箱詰めの完
了した容器は搬出コンベヤ232 に移されて搬出される。
【0099】以上のように、物品投入部11から物品1を
第1のコンベヤ部12に投入し、第1のコンベヤ部12で物
品1の一方の物品面2を支えて搬送するとともに第1の
読取部15で物品1の他方の物品面2を走査し、反転部14
で物品1を第1のコンベヤ部12から第2のコンベヤ部13
に反転させ、第2のコンベヤ部13で物品1の他方の物品
面2を支えて搬送するとともに第2の読取部16で物品1
の一方の物品面2を走査するので、物品1のいずれかの
物品面2に表示された識別コード4を確実に読み取って
仕分けることができ、そのため、物品1の識別コード4
の表示された物品面2を同一方向に揃えて投入しなくて
もよく、物品1を仕分けるための前処理の手間や時間を
削減でき、仕分能力を向上できる。
【0100】また、物品投入部11の第1の送出コンベヤ
21上に複数の物品1をセットして第2の送出コンベヤ22
に一括して送り込み、第2の送出コンベヤ22の端部から
回転体23により物品1を1つずつ切り出して投入手段24
で第1のコンベヤ部12へ投入できるので、複数種類の物
品1が混在状態でセットされても1つずつ確実に切り出
して投入でき、物品1を種類別に分ける必要もなく、物
品1を仕分けるための前処理の手間や時間を削減でき、
仕分能力を向上できる。さらに、第2の送出コンベヤ22
から物品1を切り出している間に、第1の送出コンベヤ
21上への物品1のセットを並行して行なえ、作業効率を
向上できる。
【0101】第2の送出コンベヤ22から切り出される物
品1の外形寸法を検知手段33で検知し、この検知手段33
で検知された物品1の搬送方向の長さ寸法に応じて第2
の送出コンベヤ22の搬送速度を可変速するので、搬送方
向の長さ寸法が異なる複数種類の物品1を1つずつ確実
に切り出すことができる。
【0102】また、第1のコンベヤ部12を搬送方向に対
して直交する一側に向けて下降傾斜させ、第2のコンベ
ヤ部13を搬送方向に対して直交する他側に向けて下降傾
斜させ、これら第1のコンベヤ部21の一側と第2のコン
ベヤ部22の他側とを互いに接近して配設するとともに、
これら第1のコンベヤ部21と第2のコンベヤ部22との間
に反転部14を配設したので、物品1を確実に反転させる
ことができる。
【0103】第1のコンベヤ部12の重なり物品排出部12
3 により、第1のコンベヤ部12上に載る1つの物品1の
み支持するとともに物品1上に重なる物品1を落下させ
て排出するので、物品1を1つずつ確実に仕分けること
ができる。
【0104】また、反転部14の接離移動手段152 によ
り、第1のコンベヤ部12から第2のコンベヤ部13に物品
1を反転させる反転カム154 を有する反転手段151 を、
物品1の両物品面2間の厚みに応じて第2のコンベヤ部
13の搬送面に対して接離移動させるので、物品1の厚み
に対応して物品1を確実に反転させることができる。
【0105】また、仕分コンベヤ181 で搬送される物品
1を分岐手段202 により仕分コンベヤ181 の一側方へ分
岐し、受取シュート206 および第1の位置の跳ね上げシ
ュート210 を通じて一側方へ案内される物品1を第1の
仕分物品受入部214 に受け入れ、また、受取シュート20
6 より上方に跳ね上げられた跳ね上げシュート210 の第
2の位置で、受取シュート206 およびベルト状の方向変
換シュート217 を通じて物品1を仕分コンベヤ181 の他
側方へ案内し、第2の仕分物品受入部219 に受け入れる
ことができるので、分岐手段202 や受取シュート206 な
どを共通とし、仕分コンベヤ181 の両側に物品1を仕分
けることができる。
【0106】なお、仕分部17では、仕分コンベヤ181 の
両側に物品1を仕分けるように構成したが、仕分コンベ
ヤ181 の片側のみに物品1を仕分けるようにすることも
でき、つまり、シリンダ212 、方向変換シュート217 お
よび第2の仕分物品受入部219 などの有無によって、仕
分コンベヤ181 の両側仕分と片側仕分とに容易に変更で
きる。
【0107】
【発明の効果】請求項1記載の仕分装置によれば、物品
投入部から物品を第1のコンベヤ部に投入し、第1のコ
ンベヤ部で物品の一方の物品面を支えて搬送するととも
に第1の読取部で物品の他方の物品面を走査し、反転部
で物品を第1のコンベヤ部から第2のコンベヤ部に反転
させ、第2のコンベヤ部で物品の他方の物品面を支えて
搬送するとともに第2の読取部で物品の一方の物品面を
走査するので、物品のいずれかの物品面に表示された識
別コードを確実に読み取って仕分けることができ、その
ため、物品の識別コードの表示された物品面を同一方向
に揃えて投入しなくてもよく、物品を仕分けるための前
処理の手間や時間を削減でき、仕分能力を向上できる。
【0108】請求項2記載の仕分装置によれば、請求項
1記載の仕分装置の効果に加えて、第1の送出コンベヤ
上に複数の物品をセットして第2の送出コンベヤに一括
して送り込み、第2の送出コンベヤの端部から回転体に
より物品を1つずつ切り出して投入手段で第1のコンベ
ヤ部へ投入できるので、複数種類の物品が混在状態でセ
ットされても1つずつ確実に切り出して投入でき、物品
を種類別に分ける必要もなく、物品を仕分けるための前
処理の手間や時間を削減でき、仕分能力を向上できる。
第2の送出コンベヤから物品を切り出している間に、第
1の送出コンベヤ上への物品のセットを並行して行な
え、作業効率を向上できる。
【0109】請求項3記載の仕分装置によれば、請求項
2記載の仕分装置の効果に加えて、第2の送出コンベヤ
から切り出される物品の外形寸法を検知手段で検知し、
この検知手段で検知された物品の搬送方向の長さ寸法に
応じて第2の送出コンベヤの搬送速度を可変速するの
で、搬送方向の長さ寸法が異なる複数種類の物品を1つ
ずつ確実に切り出すことができる。
【0110】請求項4記載の仕分装置によれば、請求項
1ないし3いずれか記載の仕分装置の効果に加えて、第
1のコンベヤ部を搬送方向に対して直交する一側に向け
て下降傾斜させ、第2のコンベヤ部を搬送方向に対して
直交する他側に向けて下降傾斜させ、これら第1のコン
ベヤ部の一側と第2のコンベヤ部の他側とを互いに接近
して配設するとともに、これら第1のコンベヤ部と第2
のコンベヤ部との間に反転部を配設したので、物品を確
実に反転させることができる。
【0111】請求項5記載の仕分装置によれば、請求項
4記載の仕分装置の効果に加えて、第1のコンベヤ部の
重なり物品排出部により、第1のコンベヤ部上に載る1
つの物品のみ支持するとともに物品上に重なる物品を落
下させて排出するので、物品を1つずつ確実に仕分ける
ことができる。
【0112】請求項6記載の仕分装置によれば、請求項
4または5記載の仕分装置の効果に加えて、反転部の接
離移動手段により、第1のコンベヤ部から第2のコンベ
ヤ部に物品を反転させる反転カムを有する反転手段を、
物品の両物品面間の厚みに応じて第2のコンベヤ部の搬
送面に対して接離移動させるので、物品の厚みに対応し
て物品を確実に反転させることができる。
【0113】請求項7記載の仕分装置によれば、請求項
1ないし6いずれか記載の仕分装置の効果に加えて、仕
分コンベヤで搬送される物品を分岐手段により仕分コン
ベヤの一側方へ分岐し、受取シュートおよび第1の位置
の跳ね上げシュートを通じて一側方へ案内される物品を
第1の仕分物品受入部に受け入れ、また、受取シュート
より上方に跳ね上げられた跳ね上げシュートの第2の位
置で、受取シュートおよびベルト状の方向変換シュート
を通じて物品を仕分コンベヤの他側方へ案内し、第2の
仕分物品受入部に受け入れることができるので、分岐手
段や受取シュートなどを共通とし、仕分コンベヤの両側
に物品を仕分けることができるとともに、仕分コンベヤ
の片側のみに物品を仕分ける構成への変更にも容易に対
応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す仕分装置の平面図
である。
【図2】同上仕分装置の側面図である。
【図3】同上仕分装置の仕分対象とする物品の斜視図で
ある。
【図4】同上仕分装置の第1の送出コンベヤおよび第2
の送出コンベヤを示し、(a) は平面図、(b) は側面図で
ある。
【図5】同上仕分装置の第2の送出コンベヤの端部の平
面図である。
【図6】同上仕分装置の第2の送出コンベヤの端部の側
面図である。
【図7】同上仕分装置の投入手段の側面図である。
【図8】同上仕分装置の投入手段の平面図である。
【図9】同上仕分装置の第1のコンベヤ部を示し、(a)
は平面図、(b) は正面図である。
【図10】同上仕分装置の第1のコンベヤ部を示し、
(a) は図9(b) のA−A断面図、(b) は図9(b) のB−
B断面図、(c) は図9(b) のC−C断面図である。
【図11】同上仕分装置の第2のコンベヤ部および反転
部を示し、(a) は平面図、(b) は正面図、(c) は側面図
である。
【図12】同上仕分装置の反転部を示す側面図である。
【図13】同上仕分装置の反転部を示し、(a) は平面
図、(b) は正面図である。
【図14】同上仕分装置の仕分部の側面図である。
【符号の説明】
1 物品 2 物品面 4 識別コード 11 物品投入部 12 第1のコンベヤ部 13 第2のコンベヤ部 14 反転部 15 第1の読取部 16 第2の読取部 17 仕分部 21 第1の送出コンベヤ 22 第2の送出コンベヤ 23 回転体 24 投入手段 33 検知手段 86 ガイド部 123 物品排出部 151 反転手段 152 接離移動手段 181 仕分コンベヤ 202 分岐手段 206 受取シュート 210 跳ね上げシュート 214 第1の仕分物品受入部 217 方向変換シュート 219 第2の仕分物品受入部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江川 徹 兵庫県加古川市野口町古大内900番地 オ ークラ輸送機株式会社内 Fターム(参考) 3F015 AA24 EA01 EA03 FA02 GA01 HA01 JC03 JC06 JC12 JC18 JC23 3F025 BA08 BC10 3F044 AA08 BA02 CC04 CD01 3F081 AA01 BA01 BC04 BD08 BD11 BD15 BD17 BD22 BE02 BE08 CA13 CC08 CC12 CD01 CE13 CE14 DA02 DA11 DA14 EA10 EA16 FB01 FB02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相反する2面に物品面を有しこれら物品
    面のうちの一方に識別コードが表示された物品を1つず
    つ投入する物品投入部と、 この物品投入部から投入される物品を一方の物品面を支
    えて搬送する第1のコンベヤ部と、 この第1のコンベヤ部で搬送される物品の他方の物品面
    を走査し、他方の物品面に識別コードがあるときにその
    識別コードを読み取る第1の読取部と、 前記物品の他方の物品面を支えて搬送する第2のコンベ
    ヤ部と、 前記第1のコンベヤ部から第2のコンベヤ部に物品を反
    転させる反転部と、 前記第2のコンベヤ部で搬送される物品の一方の物品面
    を走査し、一方の物品面に識別コードがあるときにその
    識別コードを読み取る第2の読取部と、 前記第2のコンベヤ部から物品を受け入れ、前記第1の
    読取部および第2の読取部での読取結果に応じて物品を
    仕分ける仕分部とを具備していることを特徴とする仕分
    装置。
  2. 【請求項2】 物品投入部は、 物品面が搬送面に対して立った状態でかつ搬送方向に臨
    んだ状態で複数の物品が搬送方向に並列に載置され、こ
    れら物品を一括して搬送する第1の送出コンベヤと、 この第1の送出コンベヤから搬送される複数の物品を一
    括して受け入れるとともに搬送方向の端部に対して順次
    搬送する第2の送出コンベヤと、 この第2の送出コンベヤの搬送方向の端部に設けられ、
    第2の送出コンベヤ上から物品を1つずつ切り出す回転
    体と、 前記第2の送出コンベヤから切り出される物品を受け取
    るとともに物品面を支えて搬送し、第1のコンベヤ部に
    物品を1つずつ投入する投入手段とを備えていることを
    特徴とする請求項1記載の仕分装置。
  3. 【請求項3】 第2の送出コンベヤの搬送方向の端部に
    設けられ、第2の送出コンベヤから切り出される物品の
    外形寸法を検知する検知手段を備え、 前記第2の送出コンベヤは、前記検知手段で検知された
    物品の搬送方向の長さ寸法に応じて搬送速度が可変速さ
    れることを特徴とする請求項2記載の仕分装置。
  4. 【請求項4】 第1のコンベヤ部は、搬送方向に対して
    直交する一側に向けて下降傾斜され、 第2のコンベヤ部は、搬送方向に対して直交する他側に
    向けて下降傾斜され、 これら第1のコンベヤ部の一側と第2のコンベヤ部の他
    側とが互いに接近して配設されているとともに、これら
    第1のコンベヤ部と第2のコンベヤ部との間に反転部が
    配設されていることを特徴とする請求項1ないし3いず
    れか記載の仕分装置。
  5. 【請求項5】 第1のコンベヤ部は、一側に物品の下縁
    部を支えて物品の搬送をガイドするガイド部、およびこ
    のガイド部の一部に設けられ第1のコンベヤ部上に載る
    1つの物品のみ支持するとともに物品上に重なる物品を
    落下させて排出する重なり物品排出部を有していること
    を特徴とする請求項4記載の仕分装置。
  6. 【請求項6】 反転部は、第1のコンベヤ部から第2の
    コンベヤ部に物品を反転させる反転カムを有する反転手
    段、およびこの反転手段を物品の両物品面間の厚みに応
    じて第2のコンベヤ部の搬送面に対して接離移動させる
    接離移動手段を有していることを特徴とする請求項4ま
    たは5記載の仕分装置。
  7. 【請求項7】 仕分部は、物品を搬送する仕分コンベ
    ヤ、この仕分コンベヤに沿って配列される複数の仕分位
    置で仕分コンベヤの一側方へ物品を分岐する分岐手段、
    分岐された物品を受け取って一側方へ案内する受取シュ
    ート、この受取シュートの下流に連続して物品を一側方
    へ案内する第1の位置と受取シュートより上方に跳ね上
    げられる第2の位置とに切換移動される跳ね上げシュー
    ト、これら受取シュートおよび第1の位置の跳ね上げシ
    ュートを通じて一側方へ案内される物品を受け入れる第
    1の仕分物品受入部、前記跳ね上げシュートの第2の位
    置で受取シュートから物品を受け取って仕分コンベヤの
    他側方へ案内するベルト状の方向変換シュート、この方
    向変換シュートを通じて物品を受け入れる第2の仕分物
    品受入部を有していることを特徴とする請求項1ないし
    6いずれか記載の仕分装置。
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