JP2001013400A - リモコン搭載オートフォーカスカメラ - Google Patents
リモコン搭載オートフォーカスカメラInfo
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- JP2001013400A JP2001013400A JP11183531A JP18353199A JP2001013400A JP 2001013400 A JP2001013400 A JP 2001013400A JP 11183531 A JP11183531 A JP 11183531A JP 18353199 A JP18353199 A JP 18353199A JP 2001013400 A JP2001013400 A JP 2001013400A
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- switch
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Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 68
- 230000011514 reflex Effects 0.000 description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 3
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 2
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/38—Releasing-devices separate from shutter
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】リモコン撮影時のピントのずれを防止して撮影
者の意図するリモコン撮影が容易にできるリモコン搭載
オートフォーカスカメラを提供すること 【構成】カメラとは別個に形成された送信機200を有
するオートフォーカスカメラにおいて、送信機200か
ら送信されたリモコン信号を受信したときは、焦点調節
手段を作動させずに測光演算手段のみを作動させてから
露光手段を作動させる制御手段を設ける。
者の意図するリモコン撮影が容易にできるリモコン搭載
オートフォーカスカメラを提供すること 【構成】カメラとは別個に形成された送信機200を有
するオートフォーカスカメラにおいて、送信機200か
ら送信されたリモコン信号を受信したときは、焦点調節
手段を作動させずに測光演算手段のみを作動させてから
露光手段を作動させる制御手段を設ける。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、リモコン操作による撮影
が可能なオートフォーカスカメラに関する。
が可能なオートフォーカスカメラに関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】従来、リモコン操作によ
る撮影が可能なオートフォーカス(AF)カメラでは、
リモコン装置から送信されたリモコン信号を受信する
と、AF処理を実行してから露光処理を行っている。そ
のため、予め撮影者がファインダを覗いて所望する被写
体にピントを合わせてからリモコン信号を送信しても撮
影時には所定の被写体からピントがずれてしまったり、
何かにピントが合っていても撮影者には何にピントが合
った状態で撮影が行われたか分からず、撮影に失敗する
可能性が高かった。また、これを防止するには、リモコ
ン撮影時においてAFモードからマニュアルモードに切
換操作する必要があったため、操作が煩わしく好ましく
なかった。
る撮影が可能なオートフォーカス(AF)カメラでは、
リモコン装置から送信されたリモコン信号を受信する
と、AF処理を実行してから露光処理を行っている。そ
のため、予め撮影者がファインダを覗いて所望する被写
体にピントを合わせてからリモコン信号を送信しても撮
影時には所定の被写体からピントがずれてしまったり、
何かにピントが合っていても撮影者には何にピントが合
った状態で撮影が行われたか分からず、撮影に失敗する
可能性が高かった。また、これを防止するには、リモコ
ン撮影時においてAFモードからマニュアルモードに切
換操作する必要があったため、操作が煩わしく好ましく
なかった。
【0003】
【発明の目的】上記問題点を解消するために、本発明
は、リモコン撮影時のピントのずれを防止して撮影者の
意図するリモコン撮影が容易にできるリモコン搭載オー
トフォーカスカメラを提供することを目的とする。
は、リモコン撮影時のピントのずれを防止して撮影者の
意図するリモコン撮影が容易にできるリモコン搭載オー
トフォーカスカメラを提供することを目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明はカメラと別個に形成されたリモ
コン信号を送信する送信機と、レリーズ操作部材の第1
の操作により作動する焦点調節手段および測光演算手段
と、前記レリーズ操作部材の第2の操作により作動する
露光手段と、前記リモコン信号を受信すると、前記焦点
調節手段を作動させず、測光演算手段のみを作動させて
から露光手段を作動させる制御手段とを設けたことを特
徴とするリモコン搭載オートフォーカスカメラである。
上記の構成によれば、送信機から送信されたリモコン信
号を受信したときは、焦点調節処理を実行せずに測光演
算処理のみを実行してから露光処理を行うので、撮影者
が予め所望する被写体にピントを合わせた焦点状態で、
所望する被写体からピントがずれることなく撮影が可能
となる。
コン信号を送信する送信機と、レリーズ操作部材の第1
の操作により作動する焦点調節手段および測光演算手段
と、前記レリーズ操作部材の第2の操作により作動する
露光手段と、前記リモコン信号を受信すると、前記焦点
調節手段を作動させず、測光演算手段のみを作動させて
から露光手段を作動させる制御手段とを設けたことを特
徴とするリモコン搭載オートフォーカスカメラである。
上記の構成によれば、送信機から送信されたリモコン信
号を受信したときは、焦点調節処理を実行せずに測光演
算処理のみを実行してから露光処理を行うので、撮影者
が予め所望する被写体にピントを合わせた焦点状態で、
所望する被写体からピントがずれることなく撮影が可能
となる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明を説明
する。図1は、本発明を適用したAF(自動焦点)一眼
レフカメラのカメラボディの実施の形態の外観を示す斜
視図である。カメラボディ101の上飾り板103上に
は、カメラボディ101に向かって左側にレリーズボタ
ン105が設けられ、その後方にメインスイッチレバー
107、リモコンモードスイッチボタン108、撮影枚
数、シャッタ速度、絞り値などの撮影情報を表示する外
部LCD109が設けられ、外装板にはAFモード切換
レバー111が設けられている。さらに、カメラボディ
101には、カメラボディ101と別個に形成された送
信機200からのリモコン信号を受信するリモコン信号
受信部113が設けられている。送信機200は、リモ
コンレリーズボタン201とリモコン信号送信部203
を設けており、リモコンレリーズボタン201がONす
ると、リモコン信号送信部203からカメラボディ10
1に露光処理を実行させるリモコン信号が送信される。
する。図1は、本発明を適用したAF(自動焦点)一眼
レフカメラのカメラボディの実施の形態の外観を示す斜
視図である。カメラボディ101の上飾り板103上に
は、カメラボディ101に向かって左側にレリーズボタ
ン105が設けられ、その後方にメインスイッチレバー
107、リモコンモードスイッチボタン108、撮影枚
数、シャッタ速度、絞り値などの撮影情報を表示する外
部LCD109が設けられ、外装板にはAFモード切換
レバー111が設けられている。さらに、カメラボディ
101には、カメラボディ101と別個に形成された送
信機200からのリモコン信号を受信するリモコン信号
受信部113が設けられている。送信機200は、リモ
コンレリーズボタン201とリモコン信号送信部203
を設けており、リモコンレリーズボタン201がONす
ると、リモコン信号送信部203からカメラボディ10
1に露光処理を実行させるリモコン信号が送信される。
【0006】このカメラボディ101の制御系の構成に
ついて、図2および3に示したブロック図を参照してよ
り詳細に説明する。カメラボディ101は、カメラの動
作を統括的に制御するCPU11を備えている。CPU
11は、カメラの機能に関するプログラム等が書き込ま
れたROMおよび各種パラメータ、レンズ情報などを一
時的に記憶するRAMを内蔵している。さらにCPU1
1には、撮影枚数や、各種書き換え可能なパラメータ、
モードを書き込むEEPROM39が接続されている。
ついて、図2および3に示したブロック図を参照してよ
り詳細に説明する。カメラボディ101は、カメラの動
作を統括的に制御するCPU11を備えている。CPU
11は、カメラの機能に関するプログラム等が書き込ま
れたROMおよび各種パラメータ、レンズ情報などを一
時的に記憶するRAMを内蔵している。さらにCPU1
1には、撮影枚数や、各種書き換え可能なパラメータ、
モードを書き込むEEPROM39が接続されている。
【0007】CPU11には、カメラボディ101のバ
ッテリ室(図示せず)に装填されたバッテリ13の電圧
が電圧レギュレータ15を介して定電圧として供給され
る。CPU11は、電圧レギュレータ15から供給され
た定電圧によって発振子17を作動させ、発振子17か
ら出力されるクロックパルスに同期して動作する。
ッテリ室(図示せず)に装填されたバッテリ13の電圧
が電圧レギュレータ15を介して定電圧として供給され
る。CPU11は、電圧レギュレータ15から供給され
た定電圧によって発振子17を作動させ、発振子17か
ら出力されるクロックパルスに同期して動作する。
【0008】CPU11には、スイッチ手段として、メ
インスイッチSWM、測光スイッチSWS、レリーズス
イッチSWR、リモコンモードスイッチSWRC、AF
モード切換スイッチSWAFが接続されている。
インスイッチSWM、測光スイッチSWS、レリーズス
イッチSWR、リモコンモードスイッチSWRC、AF
モード切換スイッチSWAFが接続されている。
【0009】メインスイッチSWMはメインスイッチレ
バー107に連動するスイッチであって、メインスイッ
チレバー107がオン操作されてメインスイッチSWM
がオンするとCPU11が起動する。そしてCPU11
は、周辺部材に電力供給するとともに、操作されたスイ
ッチに応じた処理を開始する。
バー107に連動するスイッチであって、メインスイッ
チレバー107がオン操作されてメインスイッチSWM
がオンするとCPU11が起動する。そしてCPU11
は、周辺部材に電力供給するとともに、操作されたスイ
ッチに応じた処理を開始する。
【0010】測光スイッチSWSおよびレリーズスイッ
チSWRはそれぞれレリーズ操作手段としてレリーズボ
タン105に連動し、レリーズボタン105が第1の操
作(半押し)、第2の操作(全押し)されたときにそれ
ぞれオンするスイッチである。測光スイッチSWSがオ
ンするとCPU11は、測光用IC41から測光信号を
入力して被写体輝度を求め、撮影レンズ61の絞り環に
よって設定された絞り値を、絞り値検出ボリューム43
の抵抗値から検出して求め、最適シャッタ速度および絞
り値を算出するAE演算を実行する。撮影レンズ61の
絞り環がオート(A)位置の場合は、絞り値検出ボリュ
ーム43の抵抗値の情報は用いず、次のステップS63
で実行されるAE演算処理において絞り値Avを演算す
る。なお、測光用IC41はいわゆる分割測光センサを
備えていて、撮影範囲を複数のエリアに分割して各エリ
ア毎に分割測光ができる。
チSWRはそれぞれレリーズ操作手段としてレリーズボ
タン105に連動し、レリーズボタン105が第1の操
作(半押し)、第2の操作(全押し)されたときにそれ
ぞれオンするスイッチである。測光スイッチSWSがオ
ンするとCPU11は、測光用IC41から測光信号を
入力して被写体輝度を求め、撮影レンズ61の絞り環に
よって設定された絞り値を、絞り値検出ボリューム43
の抵抗値から検出して求め、最適シャッタ速度および絞
り値を算出するAE演算を実行する。撮影レンズ61の
絞り環がオート(A)位置の場合は、絞り値検出ボリュ
ーム43の抵抗値の情報は用いず、次のステップS63
で実行されるAE演算処理において絞り値Avを演算す
る。なお、測光用IC41はいわゆる分割測光センサを
備えていて、撮影範囲を複数のエリアに分割して各エリ
ア毎に分割測光ができる。
【0011】さらに位相差方式のAF用CCD33から
被写体像のビデオ信号を入力してデフォーカス量を演算
し、モータドライバIC27を介してAFモータ29を
駆動して、撮影レンズ61の焦点調節レンズ群Lを合焦
位置まで移動させるAF処理を実行する。AFモータ2
9の回転は、ジョイント30を介して撮影レンズ61の
ジョイント66に伝達され、このジョイント66を介し
て焦点調節機構67を駆動して焦点調節レンズ群Lを合
焦位置に移動させる。焦点調節レンズ群Lの移動量は、
AFモータ29の回転に連動してAFパルスを出力する
AF用フォトインタラプタ31のパルス数として求め、
AF用フォトインタラプタ31が出力するAFパルス数
によってAFモータ29の駆動量を制御する。
被写体像のビデオ信号を入力してデフォーカス量を演算
し、モータドライバIC27を介してAFモータ29を
駆動して、撮影レンズ61の焦点調節レンズ群Lを合焦
位置まで移動させるAF処理を実行する。AFモータ2
9の回転は、ジョイント30を介して撮影レンズ61の
ジョイント66に伝達され、このジョイント66を介し
て焦点調節機構67を駆動して焦点調節レンズ群Lを合
焦位置に移動させる。焦点調節レンズ群Lの移動量は、
AFモータ29の回転に連動してAFパルスを出力する
AF用フォトインタラプタ31のパルス数として求め、
AF用フォトインタラプタ31が出力するAFパルス数
によってAFモータ29の駆動量を制御する。
【0012】レリーズスイッチSWRがオンするとCP
U11は、ミラーをアップさせるとともに、AE演算で
設定した絞り値に基づいて絞り制御回路37を作動させ
て撮影レンズ61の絞りを絞り込み、シャッタ速度に基
づいてシャッタ回路35を作動させて露出する。露出が
終了すると、モータドライバIC19を介してメカチャ
ージモーター21を作動させ、ミラーをダウンさせると
ともにシャッタ機構の先幕、後幕走行ばねをチャージさ
せる。さらにCPU11は、モータドライバIC23を
介してフィルムモータ25を作動させてフィルムを1コ
マ分巻き上げる。
U11は、ミラーをアップさせるとともに、AE演算で
設定した絞り値に基づいて絞り制御回路37を作動させ
て撮影レンズ61の絞りを絞り込み、シャッタ速度に基
づいてシャッタ回路35を作動させて露出する。露出が
終了すると、モータドライバIC19を介してメカチャ
ージモーター21を作動させ、ミラーをダウンさせると
ともにシャッタ機構の先幕、後幕走行ばねをチャージさ
せる。さらにCPU11は、モータドライバIC23を
介してフィルムモータ25を作動させてフィルムを1コ
マ分巻き上げる。
【0013】AFモード切換スイッチSWAFは、AF
モード切換レバー111に連動して自動焦点制御とマニ
ュアル焦点制御とを切換えるスイッチであって、AFモ
ード切換レバー111がオン操作されてAFモード切換
スイッチがオンすると、CPU11にAFモードが設定
され、測光スイッチSWSのオンでAF処理を開始す
る。リモコンモードスイッチSWRCは、リモコンモー
ド切換ボタン108に連動するスイッチであって、リモ
コンモード切換ボタン108が押されるごとに(オフか
らオンする毎に)、リモコンモード/ノーマルモードの
設定が交互に切り換わる。
モード切換レバー111に連動して自動焦点制御とマニ
ュアル焦点制御とを切換えるスイッチであって、AFモ
ード切換レバー111がオン操作されてAFモード切換
スイッチがオンすると、CPU11にAFモードが設定
され、測光スイッチSWSのオンでAF処理を開始す
る。リモコンモードスイッチSWRCは、リモコンモー
ド切換ボタン108に連動するスイッチであって、リモ
コンモード切換ボタン108が押されるごとに(オフか
らオンする毎に)、リモコンモード/ノーマルモードの
設定が交互に切り換わる。
【0014】リモコンモードが設定されているときにC
PU11は、送信機200から送信されるリモコン信号
をリモコン受光IC47から入力すると、測光演算処理
を実行してから露光処理を実行する。その場合に、CP
U11は、AFモードが設定されていてもAF処理を実
行せずに露光処理を行う。
PU11は、送信機200から送信されるリモコン信号
をリモコン受光IC47から入力すると、測光演算処理
を実行してから露光処理を実行する。その場合に、CP
U11は、AFモードが設定されていてもAF処理を実
行せずに露光処理を行う。
【0015】CPU11には、撮影情報など、撮影に必
要な情報を表示する表示手段として、外部LCD109
およびファインダ内LCD45が接続されている。CP
U11は、メインスイッチレバー107と連動するメイ
ンスイッチSWMがオフした状態では何も表示しない。
メインスイッチSWMがオンした状態では、外部LCD
109には撮影枚数の他、選択されたシャッタ速度、モ
ードなどを表示し、ファインダ内LCD45には、測光
スイッチSWSが半押しされたたとき、またはモードダ
イヤル121が操作され、AE演算処理が実行されるま
で何も表示しない。AE演算処理後は、外部LCD10
9およびファインダ内LCD45に演算された最適シャ
ッタ速度、絞り値など撮影に有用な情報を表示する。
要な情報を表示する表示手段として、外部LCD109
およびファインダ内LCD45が接続されている。CP
U11は、メインスイッチレバー107と連動するメイ
ンスイッチSWMがオフした状態では何も表示しない。
メインスイッチSWMがオンした状態では、外部LCD
109には撮影枚数の他、選択されたシャッタ速度、モ
ードなどを表示し、ファインダ内LCD45には、測光
スイッチSWSが半押しされたたとき、またはモードダ
イヤル121が操作され、AE演算処理が実行されるま
で何も表示しない。AE演算処理後は、外部LCD10
9およびファインダ内LCD45に演算された最適シャ
ッタ速度、絞り値など撮影に有用な情報を表示する。
【0016】カメラボディ101にレンズCPU63を
備えた撮影レンズ61が装着されているときは、CPU
11はレンズCPU63との間でレンズデータ通信を実
行し、焦点距離、撮影レンズ61がズームレンズの場合
は現在の焦点距離、撮影距離(焦点調節レンズ群Lの位
置)、開放絞り値などのレンズデータを入力する。レン
ズCPU63は、焦点距離コード板64を介して焦点距
離を検知し、距離コード板65を介して撮影距離(焦点
調節レンズ群Lの位置)を検知し、カメラボディ101
のCPU11に通信する。
備えた撮影レンズ61が装着されているときは、CPU
11はレンズCPU63との間でレンズデータ通信を実
行し、焦点距離、撮影レンズ61がズームレンズの場合
は現在の焦点距離、撮影距離(焦点調節レンズ群Lの位
置)、開放絞り値などのレンズデータを入力する。レン
ズCPU63は、焦点距離コード板64を介して焦点距
離を検知し、距離コード板65を介して撮影距離(焦点
調節レンズ群Lの位置)を検知し、カメラボディ101
のCPU11に通信する。
【0017】次に、この一眼レフカメラ(カメラボディ
101)の動作について、図4および図5に示したフロ
ーチャートを参照してより詳細に説明する。これらのフ
ローチャートは、CPU11が、内蔵ROMに書き込ま
れたプログラムによって制御する処理を示している。
101)の動作について、図4および図5に示したフロ
ーチャートを参照してより詳細に説明する。これらのフ
ローチャートは、CPU11が、内蔵ROMに書き込ま
れたプログラムによって制御する処理を示している。
【0018】図4は、カメラボディ101のメイン処理
であって、バッテリ13が装填されているときの処理で
ある。バッテリ室にバッテリ13が装填され、バッテリ
蓋が閉じられると、CPU11は各入出力ポートに接続
された周辺回路を初期化し(S11)、各入出力ポー
ト、内蔵RAMなどを初期化し(S13)、周辺回路へ
の電力供給を遮断する(S15)。以上の処理は、バッ
テリが装填されたときに入るが、バッテリが装填されて
いる状態では、以下の処理を繰り返す。
であって、バッテリ13が装填されているときの処理で
ある。バッテリ室にバッテリ13が装填され、バッテリ
蓋が閉じられると、CPU11は各入出力ポートに接続
された周辺回路を初期化し(S11)、各入出力ポー
ト、内蔵RAMなどを初期化し(S13)、周辺回路へ
の電力供給を遮断する(S15)。以上の処理は、バッ
テリが装填されたときに入るが、バッテリが装填されて
いる状態では、以下の処理を繰り返す。
【0019】『メインスイッチSWM OFFループ』
各スイッチのオン/オフ状態を入力してメインスイッチ
SWMがオンしているかどうかをチェックする(S1
7、S19)。メインスイッチSWMがオフしていると
きは(S19;N)、250ms(ミリ秒)タイマの割
り込みを許可し、CPU11をスタンバイ状態(スリー
プ状態)にセットして250ms経過するまで待ち、経
過したらCPU11のスタンバイ状態を解除して起動さ
せる(S21〜S25)。メインスイッチSWMがオフ
している間は、以上のS17〜S25の処理を繰り返
す。なお、250msタイマは、メインスイッチSWM
がオンしたかどうかを定期的にチェックする周期を設定
するタイマである。
各スイッチのオン/オフ状態を入力してメインスイッチ
SWMがオンしているかどうかをチェックする(S1
7、S19)。メインスイッチSWMがオフしていると
きは(S19;N)、250ms(ミリ秒)タイマの割
り込みを許可し、CPU11をスタンバイ状態(スリー
プ状態)にセットして250ms経過するまで待ち、経
過したらCPU11のスタンバイ状態を解除して起動さ
せる(S21〜S25)。メインスイッチSWMがオフ
している間は、以上のS17〜S25の処理を繰り返
す。なお、250msタイマは、メインスイッチSWM
がオンしたかどうかを定期的にチェックする周期を設定
するタイマである。
【0020】『PH OFFループ』メインスイッチS
WMがオンすると(S19;Y)、再びCPU11は周
辺回路への電力供給を遮断し、外部LCD109に撮影
枚数、ISO感度等の撮影に必要な情報を表示する(S
27、S29)。なお、S27の電源OFF処理におい
て、リモコンIC47はリモコン信号を受信し得る状態
が維持される。そして、各スイッチのオン/オフ状態、
リモコンモードスイッチSWRCについてはオフからオ
ンに変化したかどうかを入力し(S31)、メインスイ
ッチSWMがオンしているかどうかをチェックし(S3
3)、メインスイッチSWMがオフしていたらS15へ
戻る(S33;N)。メインスイッチSWMがオンして
いたら、測光スイッチSWSおよびリモコンモードスイ
ッチSWRCの割り込みを許可し、リモコン割り込み許
可をクリアし、リモコンモードが設定されているかどう
かをチェックする(S33;Y、S35、S36、S3
7)。リモコンモードは、リモコンモードスイッチSW
RCがオンするごとに、リモコンモード設定処理(S6
3)において、解除されているときは設定され、設定さ
れているときは解除される。
WMがオンすると(S19;Y)、再びCPU11は周
辺回路への電力供給を遮断し、外部LCD109に撮影
枚数、ISO感度等の撮影に必要な情報を表示する(S
27、S29)。なお、S27の電源OFF処理におい
て、リモコンIC47はリモコン信号を受信し得る状態
が維持される。そして、各スイッチのオン/オフ状態、
リモコンモードスイッチSWRCについてはオフからオ
ンに変化したかどうかを入力し(S31)、メインスイ
ッチSWMがオンしているかどうかをチェックし(S3
3)、メインスイッチSWMがオフしていたらS15へ
戻る(S33;N)。メインスイッチSWMがオンして
いたら、測光スイッチSWSおよびリモコンモードスイ
ッチSWRCの割り込みを許可し、リモコン割り込み許
可をクリアし、リモコンモードが設定されているかどう
かをチェックする(S33;Y、S35、S36、S3
7)。リモコンモードは、リモコンモードスイッチSW
RCがオンするごとに、リモコンモード設定処理(S6
3)において、解除されているときは設定され、設定さ
れているときは解除される。
【0021】リモコンモードが設定されているときはリ
モコン割り込みを許可し(S37;Y、S39)、リモ
コンモードが設定されていないとき、つまりノーマルモ
ードが設定されているときはS39をスキップしてS4
1に進む(S37;N、S41)。そして、250ms
タイマの割り込みを許可してスタートさせ、CPU11
をスタンバイ状態にセットする(S41、S43)。そ
して、測光スイッチSWSがオンしたかどうかまたはリ
モコンモードスイッチSWRCの状態が変化したかどう
かをチェックする(S45、S47)。
モコン割り込みを許可し(S37;Y、S39)、リモ
コンモードが設定されていないとき、つまりノーマルモ
ードが設定されているときはS39をスキップしてS4
1に進む(S37;N、S41)。そして、250ms
タイマの割り込みを許可してスタートさせ、CPU11
をスタンバイ状態にセットする(S41、S43)。そ
して、測光スイッチSWSがオンしたかどうかまたはリ
モコンモードスイッチSWRCの状態が変化したかどう
かをチェックする(S45、S47)。
【0022】測光スイッチSWSがオンしておらず、か
つリモコンモードスイッチSWRCの状態が変化してい
ないときは(S45;N、S47;N)、リモコン割り
込みがあるかどうか、つまりリモコン受光IC47が送
信機200から送信されたリモコン信号を受信し、かつ
リモコン割り込みが許可されているかどうかをチェック
する(S49)。リモコン割り込みがないときは、25
0msタイマ時間が経過するまで待ち、経過したらCP
U11を起動してS29へ戻り、PH OFFループを
繰り返す(S49;N、S51)。リモコン割り込み
は、S63でリモコンモードが設定されている場合にS
39で許可される。
つリモコンモードスイッチSWRCの状態が変化してい
ないときは(S45;N、S47;N)、リモコン割り
込みがあるかどうか、つまりリモコン受光IC47が送
信機200から送信されたリモコン信号を受信し、かつ
リモコン割り込みが許可されているかどうかをチェック
する(S49)。リモコン割り込みがないときは、25
0msタイマ時間が経過するまで待ち、経過したらCP
U11を起動してS29へ戻り、PH OFFループを
繰り返す(S49;N、S51)。リモコン割り込み
は、S63でリモコンモードが設定されている場合にS
39で許可される。
【0023】『リモコン信号による露光処理』リモコン
割り込みがあったときは(S49;Y)、周辺回路への
電力供給を開始し(S53)、受信したリモコン信号に
基づいて測光演算処理を実行し、最適シャッタ速度およ
び絞り値を求める(S95)。そして求めた絞り値およ
びシャッタ速度に基づき、シャッタ回路35および絞り
制御回路37を作動させて露光処理を実行する(S9
7)。露光処理終了後、フィルムモータ25を作動させ
てフィルムを1コマ分巻き上げるフィルム巻上げ処理を
実行する(S99)。そして、測光2秒タイマをスター
トさせてS61に戻る(S101)。
割り込みがあったときは(S49;Y)、周辺回路への
電力供給を開始し(S53)、受信したリモコン信号に
基づいて測光演算処理を実行し、最適シャッタ速度およ
び絞り値を求める(S95)。そして求めた絞り値およ
びシャッタ速度に基づき、シャッタ回路35および絞り
制御回路37を作動させて露光処理を実行する(S9
7)。露光処理終了後、フィルムモータ25を作動させ
てフィルムを1コマ分巻き上げるフィルム巻上げ処理を
実行する(S99)。そして、測光2秒タイマをスター
トさせてS61に戻る(S101)。
【0024】『PH ONループ』測光スイッチSWS
がオンしたときまたはリモコンモードスイッチSWRC
の状態が変化(オン)したときは(S45;Y、または
S47;Y)、S57へ進み、周辺回路への電力供給を
開始し、測光10秒タイマをスタートさせてPHONル
ープに入る(S57、S59)。PH ONループに入
ると先ず、各スイッチのオン/オフ状態、リモコンモー
ドスイッチSWRCはオフからオンに変化したかどうか
をチェックして、リモコンモード設定処理を実行する
(S61、S63)。
がオンしたときまたはリモコンモードスイッチSWRC
の状態が変化(オン)したときは(S45;Y、または
S47;Y)、S57へ進み、周辺回路への電力供給を
開始し、測光10秒タイマをスタートさせてPHONル
ープに入る(S57、S59)。PH ONループに入
ると先ず、各スイッチのオン/オフ状態、リモコンモー
ドスイッチSWRCはオフからオンに変化したかどうか
をチェックして、リモコンモード設定処理を実行する
(S61、S63)。
【0025】このリモコンモード設定処理では、図5に
示すように、まずリモコンモードスイッチSWRCがオ
フからオンしたかどうかをチェックし(S111)、次
にリモコンモードが設定されているかどうかをチェック
する(S113、S115)。リモコンモードスイッチ
SWRCがオフしているときは、リモコンモードが設定
されていればリモコンモードを設定し(S113;N、
S117)、リモコンモードが設定されていなければノ
ーマルモードを設定し(S113;Y、S119)、つ
まり設定されているモードのままリターンする。リモコ
ンモードスイッチSWRCがオフからオンしたときは、
リモコンモードが設定されているときは、リモコンモー
ドを解除してノーマルモードを設定し(S115;Y、
S121)、リモコンモードスイッチSWRCがオンし
ていてリモコンモードが設定されていないときは、リモ
コンモードを設定してリターンする(S115;N、S
123)。つまり、リモコンモードスイッチSWRCが
オンするごとにリモコンモードの設定/解除がなされ
る。
示すように、まずリモコンモードスイッチSWRCがオ
フからオンしたかどうかをチェックし(S111)、次
にリモコンモードが設定されているかどうかをチェック
する(S113、S115)。リモコンモードスイッチ
SWRCがオフしているときは、リモコンモードが設定
されていればリモコンモードを設定し(S113;N、
S117)、リモコンモードが設定されていなければノ
ーマルモードを設定し(S113;Y、S119)、つ
まり設定されているモードのままリターンする。リモコ
ンモードスイッチSWRCがオフからオンしたときは、
リモコンモードが設定されているときは、リモコンモー
ドを解除してノーマルモードを設定し(S115;Y、
S121)、リモコンモードスイッチSWRCがオンし
ていてリモコンモードが設定されていないときは、リモ
コンモードを設定してリターンする(S115;N、S
123)。つまり、リモコンモードスイッチSWRCが
オンするごとにリモコンモードの設定/解除がなされ
る。
【0026】次に、メインスイッチSWMがオンしてい
るかどうかをチェックする(S65)。メインスイッチ
SWMがオフしているときは、S15に戻る(S65;
N、S15)。メインスイッチSWMがオンしていると
きは、測光スイッチSWSの状態をチェックする(S6
7)。
るかどうかをチェックする(S65)。メインスイッチ
SWMがオフしているときは、S15に戻る(S65;
N、S15)。メインスイッチSWMがオンしていると
きは、測光スイッチSWSの状態をチェックする(S6
7)。
【0027】測光スイッチSWSがオンしている場合に
は、CCD33を駆動して被写体像のビデオ信号を入力
してAFモータ29の駆動方向および駆動量を求めてA
Fモータ29を駆動し、撮影レンズ61の焦点調節レン
ズ群Lを合焦位置まで移動させる(S69〜S73)。
測光スイッチSWSがオフしているときは(S67;
N)、AF処理を実行せずにS75に進む。
は、CCD33を駆動して被写体像のビデオ信号を入力
してAFモータ29の駆動方向および駆動量を求めてA
Fモータ29を駆動し、撮影レンズ61の焦点調節レン
ズ群Lを合焦位置まで移動させる(S69〜S73)。
測光スイッチSWSがオフしているときは(S67;
N)、AF処理を実行せずにS75に進む。
【0028】ステップS75では、測光演算処理を実行
して最適シャッタ速度および絞り値を求め、ファインダ
内LCD45および外部LCD109に表示する(S7
5、S77)。次に、125msタイマをスタートさせ
て、レリーズスイッチSWRの割り込みを許可し、リモ
コン割り込み許可をクリアし(S79、S81、S8
2)、リモコンモードが設定されていればリモコン割り
込みを許可してS87へ進み(S83;Y、S85)、
リモコンモードが設定されていなければS85をスキッ
プしてS87へ進み(S83;N、S87)、125m
sタイマ時間が経過していればS61に戻る(S87;
Y、S61)。125msタイマは、AF処理またはA
E演算処理を実行する周期を設定するタイマである。
して最適シャッタ速度および絞り値を求め、ファインダ
内LCD45および外部LCD109に表示する(S7
5、S77)。次に、125msタイマをスタートさせ
て、レリーズスイッチSWRの割り込みを許可し、リモ
コン割り込み許可をクリアし(S79、S81、S8
2)、リモコンモードが設定されていればリモコン割り
込みを許可してS87へ進み(S83;Y、S85)、
リモコンモードが設定されていなければS85をスキッ
プしてS87へ進み(S83;N、S87)、125m
sタイマ時間が経過していればS61に戻る(S87;
Y、S61)。125msタイマは、AF処理またはA
E演算処理を実行する周期を設定するタイマである。
【0029】125msタイマ時間が経過していなけれ
ば、測光タイマ時間(10秒)が経過したかどうかをチ
ェックする(S87;Y、S89)。測光タイマ時間
(10秒)が経過していたらS27へ戻る(S89;
Y、S27)。ただし、S101で測光タイマ2秒をセ
ットして入ってきた場合には、測光タイマ時間は2秒と
なり、2秒が経過していたらS27へ戻る。測光タイマ
時間が経過していないときは、レリーズスイッチSWR
の割り込みまたはリモコン割り込みがあるかどうかをチ
ェックし、いずれの割り込みもない場合には、S87へ
戻る(S89;N、S91;N、S93;N、S8
7)。いずれかの割り込みがあった場合には(S91;
Y、または91;N、93;Y)、測光演算処理を実行
してから露光処理を実行する(S95、S97)。露光
処理後は、フィルムを1コマ分巻上げ、測光2秒タイマ
をセットしてS61に戻る(S99、S101)。つま
り、リモコン割り込みがあったときは(S93;Y)、
測光演算処理を実行してから露光処理を実行する(S9
5、S97)。
ば、測光タイマ時間(10秒)が経過したかどうかをチ
ェックする(S87;Y、S89)。測光タイマ時間
(10秒)が経過していたらS27へ戻る(S89;
Y、S27)。ただし、S101で測光タイマ2秒をセ
ットして入ってきた場合には、測光タイマ時間は2秒と
なり、2秒が経過していたらS27へ戻る。測光タイマ
時間が経過していないときは、レリーズスイッチSWR
の割り込みまたはリモコン割り込みがあるかどうかをチ
ェックし、いずれの割り込みもない場合には、S87へ
戻る(S89;N、S91;N、S93;N、S8
7)。いずれかの割り込みがあった場合には(S91;
Y、または91;N、93;Y)、測光演算処理を実行
してから露光処理を実行する(S95、S97)。露光
処理後は、フィルムを1コマ分巻上げ、測光2秒タイマ
をセットしてS61に戻る(S99、S101)。つま
り、リモコン割り込みがあったときは(S93;Y)、
測光演算処理を実行してから露光処理を実行する(S9
5、S97)。
【0030】次に、本実施形態のオートフォーカスカメ
ラにおけるリモコン撮影時の手順の概略について説明す
る。撮影者は先ず、リモコンモード切換ボタン108の
操作によりリモコンモードを設定する。このとき、外部
LCD109にリモコンモードが設定された旨が表示さ
れる。次に、レリーズボタン105を半押し(第1の操
作)して、AF処理及び測光演算処理を実行させ、所望
する被写体にピントを合わせるなどして所望の撮影状態
を設定する。撮影者は、この撮影状態で送信機200を
カメラボディ101のリモコン信号受信部113に向け
てリモコンレリーズボタン201をオンし、リモコン信
号を送信させる。カメラボディ101(CPU11)
は、受信したリモコン信号に基づき、測光演算処理のみ
を再実行して露光処理を行う。カメラボディ101(C
PU11)は、リモコン信号を受信してから露光処理を
実行するまでの間にAF処理は実行しないので、撮影者
が設定した状態からピントがずれることはない。
ラにおけるリモコン撮影時の手順の概略について説明す
る。撮影者は先ず、リモコンモード切換ボタン108の
操作によりリモコンモードを設定する。このとき、外部
LCD109にリモコンモードが設定された旨が表示さ
れる。次に、レリーズボタン105を半押し(第1の操
作)して、AF処理及び測光演算処理を実行させ、所望
する被写体にピントを合わせるなどして所望の撮影状態
を設定する。撮影者は、この撮影状態で送信機200を
カメラボディ101のリモコン信号受信部113に向け
てリモコンレリーズボタン201をオンし、リモコン信
号を送信させる。カメラボディ101(CPU11)
は、受信したリモコン信号に基づき、測光演算処理のみ
を再実行して露光処理を行う。カメラボディ101(C
PU11)は、リモコン信号を受信してから露光処理を
実行するまでの間にAF処理は実行しないので、撮影者
が設定した状態からピントがずれることはない。
【0031】本実施形態では、リモコンモード設定処理
(S63)で、リモコンモードスイッチSWRCのオン
毎にリモコンモードの設定/解除を行っているが、露光
処理後にリモコンモードを解除する構成としてもよい。
(S63)で、リモコンモードスイッチSWRCのオン
毎にリモコンモードの設定/解除を行っているが、露光
処理後にリモコンモードを解除する構成としてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上の説明により明らかな通り、本発明
は、リモコン信号を受信すると、焦点調節手段を作動さ
せず、測光演算手段のみを作動させてから露光手段を作
動させるので、予め撮影者が所望する被写体にピントを
合わせた状態でリモコン信号を送信すれば、被写体から
ピントがずれることなく、撮影者の意図する撮影が可能
となる。そのため、AFモードからマニュアルモードに
切換操作するなどのリモコン撮影時の煩わしい操作は不
要となるので、操作性の向上を図ることができる。
は、リモコン信号を受信すると、焦点調節手段を作動さ
せず、測光演算手段のみを作動させてから露光手段を作
動させるので、予め撮影者が所望する被写体にピントを
合わせた状態でリモコン信号を送信すれば、被写体から
ピントがずれることなく、撮影者の意図する撮影が可能
となる。そのため、AFモードからマニュアルモードに
切換操作するなどのリモコン撮影時の煩わしい操作は不
要となるので、操作性の向上を図ることができる。
【図1】本発明を適用したAF(自動焦点)一眼レフカ
メラのカメラボディの実施の形態の外観を示す斜視図で
ある。
メラのカメラボディの実施の形態の外観を示す斜視図で
ある。
【図2】 同一眼レフカメラの制御系の回路構成の一実
施例をブロックで示す図である。
施例をブロックで示す図である。
【図3】 同一眼レフカメラに撮影レンズを装着した状
態の主要構成部材をブロックで模式的に示す図である。
態の主要構成部材をブロックで模式的に示す図である。
【図4】 同一眼レフカメラのカメラ動作に関するメイ
ン処理の一実施例をフローチャートで示す図である。
ン処理の一実施例をフローチャートで示す図である。
【図5】 同一眼レフカメラのリモコンモード設定処理
をフローチャートで示す図である。
をフローチャートで示す図である。
11 CPU 47 リモコン受光IC 61 撮影レンズ 63 レンズCPU 101 カメラボディ 103 上飾り板 105 レリーズボタン 107 メインスイッチレバー 108 リモコンモード切換ボタン 109 外部LCD 111 AFモード切換レバー 113 リモコン信号受信部 200 送信機 201 リモコンレリーズボタン 203 リモコン信号送信部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月26日(2000.6.2
6)
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】測光スイッチSWSおよびレリーズスイッ
チSWRはそれぞれレリーズ操作手段としてレリーズボ
タン105に連動し、レリーズボタン105が第1の操
作(半押し)、第2の操作(全押し)されたときにそれ
ぞれオンするスイッチである。測光スイッチSWSがオ
ンするとCPU11は、測光用IC41から測光信号を
入力して被写体輝度を求め、撮影レンズ61の絞り環に
よって設定された絞り値を、絞り値検出ボリューム43
の抵抗値から検出して求め、最適シャッタ速度および絞
り値を算出するAE演算を実行する。撮影レンズ61の
絞り環がオート(A)位置の場合は、絞り値検出ボリュ
ーム43の抵抗値の情報は用いず、AE演算処理におい
て絞り値Avを演算する。なお、測光用IC41はいわ
ゆる分割測光センサを備えていて、撮影範囲を複数のエ
リアに分割して各エリア毎に分割測光ができる。
チSWRはそれぞれレリーズ操作手段としてレリーズボ
タン105に連動し、レリーズボタン105が第1の操
作(半押し)、第2の操作(全押し)されたときにそれ
ぞれオンするスイッチである。測光スイッチSWSがオ
ンするとCPU11は、測光用IC41から測光信号を
入力して被写体輝度を求め、撮影レンズ61の絞り環に
よって設定された絞り値を、絞り値検出ボリューム43
の抵抗値から検出して求め、最適シャッタ速度および絞
り値を算出するAE演算を実行する。撮影レンズ61の
絞り環がオート(A)位置の場合は、絞り値検出ボリュ
ーム43の抵抗値の情報は用いず、AE演算処理におい
て絞り値Avを演算する。なお、測光用IC41はいわ
ゆる分割測光センサを備えていて、撮影範囲を複数のエ
リアに分割して各エリア毎に分割測光ができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】CPU11には、撮影情報など、撮影に必
要な情報を表示する表示手段として、外部LCD109
およびファインダ内LCD45が接続されている。CP
U11は、メインスイッチレバー107と連動するメイ
ンスイッチSWMがオフした状態では何も表示しない。
メインスイッチSWMがオンした状態では、外部LCD
109には撮影枚数の他、選択されたシャッタ速度、モ
ードなどを表示し、ファインダ内LCD45には、測光
スイッチSWSが半押しされるかまたはリモコンモード
切換ボタン108が操作されてAE演算処理が実行され
るまで、何も表示しない。AE演算処理後は、外部LC
D109およびファインダ内LCD45に演算された最
適シャッタ速度、絞り値など撮影に有用な情報を表示す
る。
要な情報を表示する表示手段として、外部LCD109
およびファインダ内LCD45が接続されている。CP
U11は、メインスイッチレバー107と連動するメイ
ンスイッチSWMがオフした状態では何も表示しない。
メインスイッチSWMがオンした状態では、外部LCD
109には撮影枚数の他、選択されたシャッタ速度、モ
ードなどを表示し、ファインダ内LCD45には、測光
スイッチSWSが半押しされるかまたはリモコンモード
切換ボタン108が操作されてAE演算処理が実行され
るまで、何も表示しない。AE演算処理後は、外部LC
D109およびファインダ内LCD45に演算された最
適シャッタ速度、絞り値など撮影に有用な情報を表示す
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】このリモコンモード設定処理では、図5に
示すように、まずリモコンモードスイッチSWRCがオ
フからオンしたかどうかをチェックし(S111)、次
にリモコンモードが設定されているかどうかをチェック
する(S113、S115)。リモコンモードスイッチ
SWRCがオフしているときは(S111;N)、リモ
コンモードが設定されていればリモコンモードを設定し
(S113;Y、S119)、リモコンモードが設定さ
れていなければノーマルモードを設定し(S113;
N、S117)、つまり設定されているモードのままリ
ターンする。リモコンモードスイッチSWRCがオフか
らオンしたときは(S111;Y)、リモコンモードが
設定されているときは、リモコンモードを解除してノー
マルモードを設定し(S115;Y、S121)、リモ
コンモードスイッチSWRCがオンしていてリモコンモ
ードが設定されていないときは、リモコンモードを設定
してリターンする(S115;N、S123)。つま
り、リモコンモードスイッチSWRCがオンするごとに
リモコンモードの設定/解除がなされる。
示すように、まずリモコンモードスイッチSWRCがオ
フからオンしたかどうかをチェックし(S111)、次
にリモコンモードが設定されているかどうかをチェック
する(S113、S115)。リモコンモードスイッチ
SWRCがオフしているときは(S111;N)、リモ
コンモードが設定されていればリモコンモードを設定し
(S113;Y、S119)、リモコンモードが設定さ
れていなければノーマルモードを設定し(S113;
N、S117)、つまり設定されているモードのままリ
ターンする。リモコンモードスイッチSWRCがオフか
らオンしたときは(S111;Y)、リモコンモードが
設定されているときは、リモコンモードを解除してノー
マルモードを設定し(S115;Y、S121)、リモ
コンモードスイッチSWRCがオンしていてリモコンモ
ードが設定されていないときは、リモコンモードを設定
してリターンする(S115;N、S123)。つま
り、リモコンモードスイッチSWRCがオンするごとに
リモコンモードの設定/解除がなされる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】測光スイッチSWSがオンしている場合に
は、CCD33を駆動して被写体像のビデオ信号を入力
してAFモータ29の駆動方向および駆動量を求めてA
Fモータ29を駆動し、撮影レンズ61の焦点調節レン
ズ群Lを合焦位置まで移動させる(S67;Y、S69
〜S73)。
は、CCD33を駆動して被写体像のビデオ信号を入力
してAFモータ29の駆動方向および駆動量を求めてA
Fモータ29を駆動し、撮影レンズ61の焦点調節レン
ズ群Lを合焦位置まで移動させる(S67;Y、S69
〜S73)。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】本実施形態では、リモコンモード設定処理
(S63)で、リモコンモードスイッチSWRCのオン
毎にリモコンモードの設定/解除を行っているが、露光
処理後にリモコンモードを解除する構成としてもよい。
また、リモコン信号を受信したら露光処理のみを実行す
る構成とすることも可能であるが、本実施形態のように
露光処理直前に測光演算処理を再実行する構成とすれ
ば、撮影直前の測光値に基づいて露光できるので好まし
い。
(S63)で、リモコンモードスイッチSWRCのオン
毎にリモコンモードの設定/解除を行っているが、露光
処理後にリモコンモードを解除する構成としてもよい。
また、リモコン信号を受信したら露光処理のみを実行す
る構成とすることも可能であるが、本実施形態のように
露光処理直前に測光演算処理を再実行する構成とすれ
ば、撮影直前の測光値に基づいて露光できるので好まし
い。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
Claims (2)
- 【請求項1】 カメラと別個に形成され、リモコン信号
を送信する送信機と、 レリーズ操作部材の第1の操作により作動する焦点調節
手段および測光演算手段と、 前記レリーズ操作部材の第2の操作により作動する露光
手段と、 前記リモコン信号を受信すると、前記焦点調節手段を作
動させず、測光演算手段のみを作動させてから露光手段
を作動させる制御手段と、を設けたことを特徴とするリ
モコン搭載オートフォーカスカメラ。 - 【請求項2】 請求項1記載のリモコン搭載オートフォ
ーカスカメラにおいて、前記制御手段は、前記レリーズ
操作部材の第1の操作により前記焦点調節手段および前
記測光演算手段を作動させているときに前記リモコン信
号を受信したときは、前記測光演算手段を作動させてか
ら露光手段を作動させることを特徴とするリモコン搭載
オートフォーカスカメラ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11183531A JP2001013400A (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | リモコン搭載オートフォーカスカメラ |
US09/604,928 US6351605B1 (en) | 1999-06-29 | 2000-06-28 | Remote control, auto-focus camera system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11183531A JP2001013400A (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | リモコン搭載オートフォーカスカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001013400A true JP2001013400A (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=16137471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11183531A Pending JP2001013400A (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | リモコン搭載オートフォーカスカメラ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6351605B1 (ja) |
JP (1) | JP2001013400A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4874669B2 (ja) * | 2006-02-22 | 2012-02-15 | Hoya株式会社 | オートフォーカスユニット及びデジタルカメラ |
JP4874668B2 (ja) * | 2006-02-22 | 2012-02-15 | Hoya株式会社 | オートフォーカスユニット及びカメラ |
JP2007292955A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Pentax Corp | カメラ用リモコン装置 |
JP5975634B2 (ja) * | 2011-12-19 | 2016-08-23 | キヤノン株式会社 | 通信装置及びカメラシステム |
JP6231869B2 (ja) * | 2013-12-12 | 2017-11-15 | キヤノン株式会社 | 撮像装置、通信機器およびそれらの制御方法、プログラム |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2821174B2 (ja) * | 1989-04-21 | 1998-11-05 | オリンパス光学工業株式会社 | カメラの遠隔操作装置 |
DE4115877C2 (de) | 1990-05-16 | 1996-07-18 | Asahi Optical Co Ltd | Kamera mit einer Fernauslöseeinrichtung |
JPH06148504A (ja) * | 1992-10-30 | 1994-05-27 | Nikon Corp | 視線検出可能なカメラ |
JP2589207Y2 (ja) | 1993-04-06 | 1999-01-27 | 旭光学工業株式会社 | リモートコントロール装置付きカメラ |
US5541695A (en) * | 1995-02-27 | 1996-07-30 | Eastman Kodak Company | Camera with laser remote controller |
-
1999
- 1999-06-29 JP JP11183531A patent/JP2001013400A/ja active Pending
-
2000
- 2000-06-28 US US09/604,928 patent/US6351605B1/en not_active Expired - Fee Related
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