JP2001094294A - 電子部品装着装置 - Google Patents
電子部品装着装置Info
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Abstract
よく行えるようにする。 【解決手段】 スライダ15、16のY方向の位置をず
らしてビーム12を傾け、該ビーム12上を移動する装
着ヘッド6、7、8、9のなす直線を部品供給ユニット
4の供給位置の並ぶ直線上に向け電子部品を夫々のユニ
ット4から同時に吸着する。
Description
着ヘッドが電子部品を取出し、プリント基板に装着する
電子部品装着装置に関する。
子部品を取出し、プリント基板に装着する電子部品装着
装置の例を、特開平5−37194号公報に見ることが
できる。特開平5−37194号公報では、長手方向に
直交する方向に移動するビームにリニアモータが取り付
けられ、2個の装着ヘッドが夫々個別に移動して部品供
給部から電子部品を吸着して、プリント基板に該部品を
装着する。
では複数の装着ヘッドのビームに直交する方向への位置
を変更することができず、電子部品の吸着時に部品を供
給するテープカセット等の部品供給位置がカセットによ
りずれると、装着ヘッドの間隔がテープカセットの間隔
と一致していても同時に部品吸着をすることができなく
なってしまった。
着ヘッドが吸着する電子部品をプリント基板に装着する
場合にその2つの装着位置は2つの装着ヘッドの位置関
係と一致していることはまれであるので一方の装着ヘッ
ドが部品の装着動作をした後に、ビームの移動を行い他
方の装着ヘッドが部品を装着すべき位置に装着する動作
がなされていた。即ち、特開平5−37194号公報の
技術では、ビームの長さ方向の位置は任意の位置に移動
可能であるが、ビームの移動方向への位置の調整はでき
ない。このとき、装着ヘッド毎にビームの移動方向にも
リニアモータ等の駆動軸を設けることによりこの要求を
満足することもできるが、移動方向に伸びるガイドを設
ける等する必要があり構造が複雑になり、また、この移
動機構の寸法もどうしても大きくなってしまう。
の吸着及び装着を効率よく行えるようにすることを目的
とする。
供給部から電子部品を取出し、プリント基板に装着する
電子部品装着装置において、その長手方向と直交する方
向に往復移動するビームと、該ビームの長手方向に移動
可能に複数の装着ヘッドとを設け、該ビームを水平面内
で揺動可能としたものである。
のビームに直交する方向の位置を調整することができ
る。また、装着ヘッドが保持する電子部品の角度位置を
変更することができる。
方向に延びビーム両端を支持してビームの移動の案内を
する1対のガイドに対してビームの両端を個別に移動可
能としてビームの両端の該ガイドに対する位置をずらし
てビームを水平面内で揺動させることで複数の装着ヘッ
ドのビームに直交する方向の位置調整を行うように制御
する制御装置とを設けたものである。
をガイドに沿って移動させる制御のみで複数の装着ヘッ
ドのビームに直交する方向の位置調整を簡単に行える。
方向と部品供給部における部品供給ユニットの配設方向
が一致するものである。
にその長手方向の部品供給位置がばらついていても同時
に複数の装着ヘッドを複数の供給ユニットの供給位置に
合わせることができる。
整は電子部品の供給時、装着時及び/又は吸着ノズルの
交換時に行うものである。
装着及び/又は吸着ノズルの交換をすることができる。
品の角度ずれは吸着ノズルの回転により補正するもので
ある。
なく装着することができる。
説明する。
品供給部2が設けられており、部品供給部2と別の位置
にプリント基板3が載置されている。該基板3は図示し
ない搬送コンベアに搬送され所定の載置テーブル上に位
置決めされる。前記部品供給部2には部品供給ユニット
4が並べられて配設されている。
図示しない電子部品を多数個収納し、所定の供給位置に
該部品を供給するものであり、異なる部品供給ユニット
4は異なる種類の電子部品を収納するので、部品供給ユ
ニット4が多数集まった全体として多数の種類の部品を
供給するものである。各部品供給ユニット4の供給位置
は部品供給部2に取付けられた状態で、X方向に向かう
直線上に並ぶようにされており、黒丸で示されている。
供給ユニット4の供給位置から電子部品を吸着して取出
し、プリント基板3に装着する装着ヘッド6、7、8、
9を有する装着ユニット10がX方向に伸びるビーム1
2に沿って移動可能に設けられている。装着ユニット1
0の移動はリニアモータに駆動されているがボールネジ
により駆動されても良い。また、装着ユニット10にお
いて装着ヘッド6乃至9は部品供給ユニット4の供給位
置が部品供給部2で並べられているいる間隔と同じ間隔
で配設されている。
13、14上を移動するスライダ15、16によりY方
向に移動する。ガイド13及びスライダ15はリニアモ
ータを形成しており、またガイド14及びスライダ16
もリニアモータを形成している。夫々のスライダ15、
16は個別に移動する。前記装着ユニット10、スライ
ダ15、16は制御装置19にその駆動が制御される。
7の回りに、またスライダ16に対して支軸18の回り
に揺動可能に取り付けられている。即ち、ビーム12は
本来スライダ15、16がY方向に同一の位置にあれば
X方向を向くが、図1に示すようにずれが生じた場合に
は鉛直軸線回りに回転してX方向に対して傾きを生ずる
ことができる。このように傾きが生じた場合には支軸1
7、18間の間隔はX方向を向く場合より長くなる必要
があるが、支軸17、18がビーム12に形成されてい
る場合にはその間隔を変えられないため、例えば支軸1
8をスライダ16に対して図示しないガイドに沿ってX
方向に移動可能にする。
り付けられる吸着ノズル20を載置して収納するノズル
ストッカ21が設けられ、吸着ノズル20はX方向に装
着ユニット10において装着ヘッド6乃至9が並べられ
る間隔と等間隔に並べられている。
る。
アにより上流装置より搬送され、所定の位置に位置決め
され固定される。
着すべきXY座標位置、鉛直軸線回りへの回転角度位置
及び装着すべき部品種が指定された装着データに従っ
て、装着ユニット10の夫々の装着ヘッド6乃至9が吸
着すべき電子部品を部品供給部2から吸着する。前記装
着データが装着ヘッド6乃至9で部品供給部2から同時
に吸着できるようプログラムされている場合には、夫々
の装着ヘッド6乃至9は隣り合う4つの部品供給ユニッ
ト4上に臨むように、ビーム12及び装着ユニット10
が移動する。このとき、例えば、部品供給ユニット4の
取付台そのものが鉛直軸線回りに回転して取り付けられ
ており、ユニット4夫々の供給位置がX方向から少しず
れた方向を向く直線上にある場合にはスライダ15及び
16の移動を制御してビーム12をこの供給位置がなす
直線に合わせて位置決めされるようにする。
下降して同時に電子部品を取出す。
認識カメラ上に移動して部品が夫々の装着ヘッド6乃至
9に対してどれだけ位置ずれして保持されているかがX
Y方向及び回転角度について認識される。
移動してプリント基板3の前述する装着データが示す装
着位置に夫々の装着ヘッド6乃至9が電子部品を装着す
る。
吸着された電子部品の回転角度の位置ずれが各ヘッド6
乃至9に搭載された図示しない自転駆動機構により装着
ヘッド6乃至9自体が自転して補正される。
取出すときに装着ユニット10内の装着ヘッド6乃至9
のいずれか2つを使用して同時に部品取出しを行うこと
ができるが、その部品供給ユニット4の供給位置が前述
するようにX方向を向いていない場合にも、スライダ1
5、16の位置決め位置を調整してその方向にビーム1
2を支軸17の回りに揺動させ、同時に部品を取出すこ
とができる。
6乃至9が異なる種類の吸着ノズル20を取付ける必要
が生じた場合には、ノズルストッカ21上に移動してノ
ズル20の交換を行う。このとき、装着ヘッド6乃至9
のいずれか2つ以上が同時にストッカ21の吸着ノズル
20を載置する位置上に臨める場合には同時に下降して
同時に交換をすることができる。但し、この時にも、複
数のノズル20の載置位置の方向がX方向からずれてい
た場合には、ビーム12を揺動させて合わせることがで
きる。
ライダ15、16が同時に等速度で移動すればビーム1
2は同一方向(例えばX方向)を向いたまま移動するこ
とができるが、本願のように支軸17、18の回りに揺
動可能な構成にしておけば、スライダ15、16が同期
して移動せずに多少のずれを生じながら移動する場合で
あっても、ビーム12がスライダ15、16に対して揺
動可能であることからビーム12の傾きによりスライダ
15、16がガイド13、14とかじることなく移動す
ることができる。
基づいて説明する。
符号を用いて説明する。
モータで装着ヘッド25、26が個別に移動するもので
あり、このため、両装着ヘッド25、26の間隔が可変
となり、夫々個別にX方向の位置決めができる。
ライダ15、16の移動制御が制御装置28により行わ
れる。また、ビーム24は支軸17及び18の回りにス
ライダ15、16に対して回動可能になされている。
26及びビーム24を移動し、2つの部品供給ユニット
4の供給位置に装着ヘッド25、26の夫々が対向し、
電子部品の吸着がなされる。このとき、2つの供給位置
がX方向に並んでいない場合にはスライダ15、16が
夫々移動しビーム24が支軸17の回りに揺動し2つの
供給位置を結ぶ直線の方向を向くようにされる。
する2つの電子部品の装着時には装着すべき2つの位置
の間隔がY方向についてビーム24の揺動範囲内であれ
ばスライダ15、16のY方向位置をずらしビーム24
をその間隔になるように傾け、ビーム24及び装着ヘッ
ド25、26の移動により同時に2つの電子部品を装着
することができる。このとき、この揺動により装着ヘッ
ド25、26が保持する電子部品が鉛直軸線回りに角度
ずれを生じるので、装着ヘッド25、26に搭載される
図示しない回転装置により吸着ノズル20を補正回転さ
せる。また、第2の実施形態では、X方向に2枚の同一
種類のプリント基板3を載置して同一の順番で装着すべ
き電子部品を装着ヘッド25、26の夫々で装着する場
合に、部品認識結果等によりY方向が微少量2枚の基板
3間で異なるときに、ビーム24を揺動させることによ
り調整することができる。また、X方向については装着
ヘッド25、26の個別の移動により調整可能であり、
その結果部品に生じた鉛直軸線回りの角度ずれは装着ヘ
ッド自体の回転により補正し、2枚の基板3に同一の部
品を同時に装着していくことが可能となる。
てノズル20を交換したい場合に、ノズルストッカ21
の交換対象のノズル20またはノズル20の載置位置が
X方向を向いていない場合には、制御装置28はビーム
24をその方向に向くようスライダ15、16の移動を
制御して、装着ヘッド25、26の間隔をノズルストッ
カ21のノズル20又はその載置位置に合わせるよう移
動させる。このようにして、装着ヘッド25、26を同
時に下降させてノズル20の交換をすることができる。
よりずれた装着ヘッドが保持する電子部品の角度を装着
ヘッドの自転により補正するようにしているが、各装着
ヘッドに保持された電子部品を同時装着する場合でなけ
れば装着ヘッドの自転によることなくビーム24の傾き
により、角度位置決めを行ってもよい。
26を個別に移動させるためにリニアモータを用いた
が、ボールネジ軸に中空モータを複数羅合させ、その中
空モータに各装着ヘッドを取付けて個別に移動するよう
にしてもよい。また、スライダ15、16の移動もこの
ような中空モータを用いて実現してもよいし、ボールネ
ジ軸をモータで回転させてこれらスライダを該ボールネ
ジ軸に螺合するナットに固定して移動するようにしても
よい。
おける例で説明したが、例えば、接着剤塗布装置に採用
される塗布ヘッドの構造をこの装着ヘッドの構造とし
て、揺動するビームに複数個設けるようにしてもよい。
の揺動をするという簡単な機構のみで夫々の装着ヘッド
のビームに直交する方向の位置調整をすることができ、
電子部品の吸着時に同一ビーム内の複数の装着ヘッドが
同時に電子部品の吸着を行うことができる。また、装着
時に同一ビーム内の複数の装着ヘッドが同時に電子部品
の装着を行うことができる。
図である。
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 部品供給部から装着ヘッドが電子部品を
取出し、プリント基板に装着する電子部品装着装置にお
いて、 その長手方向と直交する方向に往復移動するビームと、
該ビームの長手方向に移動可能に複数の装着ヘッドとを
設け、該ビームを水平面内で揺動可能としたことを特徴
とする電子部品装着装置。 - 【請求項2】 前記ビームの移動方向に延びビーム両端
を支持してビームの移動の案内をする1対のガイドに対
してビームの両端を個別に移動可能としてビームの両端
の該ガイドに対する位置をずらしてビームを水平面内で
揺動させることで複数の装着ヘッドのビームに直交する
方向の位置調整を行うように制御する制御装置とを設け
たことを特徴とする請求項1に記載の電子部品装着装
置。 - 【請求項3】 前記ビームの長手方向と部品供給部にお
ける部品供給ユニットの配設方向が一致することを特徴
とする請求項1又は2に記載の電子部品装着装置。 - 【請求項4】 前記ビームの揺動による位置調整は電子
部品の供給時に行うことを特徴とする請求項1乃至3の
いずれかに記載の電子部品装着装置。 - 【請求項5】 前記ビームに沿って前記複数の装着ヘッ
ドを個別に移動させ、前記ビームの揺動による位置調整
は部品の装着時に行うことを特徴とする請求項1乃至4
のいずれかに記載の電子部品装着装置。 - 【請求項6】 前記ビームの揺動による位置調整は吸着
ノズルの交換時に行うことを特徴とする請求項1乃至5
のいずれかに記載の電子部品装着装置。 - 【請求項7】 前記ビームの揺動による電子部品の角度
ずれは吸着ノズルの回転により補正することを特徴とす
る請求項1乃至6のいずれかに記載の電子部品装着装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26742499A JP3768044B2 (ja) | 1999-09-21 | 1999-09-21 | 電子部品装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26742499A JP3768044B2 (ja) | 1999-09-21 | 1999-09-21 | 電子部品装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001094294A true JP2001094294A (ja) | 2001-04-06 |
JP3768044B2 JP3768044B2 (ja) | 2006-04-19 |
Family
ID=17444665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26742499A Expired - Fee Related JP3768044B2 (ja) | 1999-09-21 | 1999-09-21 | 電子部品装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3768044B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7506434B2 (en) | 2003-06-09 | 2009-03-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electronic parts mounting method |
JP2011114775A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | Kyocera Kinseki Corp | 圧電振動素子搭載装置 |
JP2011181933A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Samsung Techwin Co Ltd | ヘッドノズルユニット、電子部品実装装置及び電子部品実装方法 |
-
1999
- 1999-09-21 JP JP26742499A patent/JP3768044B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7506434B2 (en) | 2003-06-09 | 2009-03-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electronic parts mounting method |
JP2011114775A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | Kyocera Kinseki Corp | 圧電振動素子搭載装置 |
JP2011181933A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Samsung Techwin Co Ltd | ヘッドノズルユニット、電子部品実装装置及び電子部品実装方法 |
US8793867B2 (en) | 2010-03-03 | 2014-08-05 | Samsung Techwin Co., Ltd. | Head nozzle and apparatus for mounting electronic parts |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3768044B2 (ja) | 2006-04-19 |
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