JP2001062242A - 除湿装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】除湿能力の高い除湿装置を提供しようとするも
のである。 【解決手段】2つの流路を有するとともに、その一方の
流路内面は湿気吸着剤を有する吸着素子1を備え、被処
理空気の除湿工程においては吸着素子1の一方の流路2
に被処理空気を流しながら吸着素子の他方の流路3に他
方の流路3内に残された水を気化させる冷却空気を流す
ようにし、湿気吸着剤の脱着工程においては吸着素子1
の他方の流路3にはその流路3内に水が残るような高温
の流体を流すようにしたものであり、吸着工程において
他方の流路3内に残った水が気化することによって一方
の流路2内で発生する吸着熱を除去するようにした。
のである。 【解決手段】2つの流路を有するとともに、その一方の
流路内面は湿気吸着剤を有する吸着素子1を備え、被処
理空気の除湿工程においては吸着素子1の一方の流路2
に被処理空気を流しながら吸着素子の他方の流路3に他
方の流路3内に残された水を気化させる冷却空気を流す
ようにし、湿気吸着剤の脱着工程においては吸着素子1
の他方の流路3にはその流路3内に水が残るような高温
の流体を流すようにしたものであり、吸着工程において
他方の流路3内に残った水が気化することによって一方
の流路2内で発生する吸着熱を除去するようにした。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、除湿冷房装置など
に使用される除湿装置に関するものである。
に使用される除湿装置に関するものである。
【従来の技術】従来、除湿装置は主に冷凍式と吸着式と
が普及しており、近年では吸着式の中ではシリカゲルを
担持したハニカムローターを有する乾式のものが普及し
ている。また、このようなハニカムローターを用いた乾
式の除湿装置は低露点の空気を供給する装置として適し
ている。しかしながら、ハニカムローターを用いた乾式
の除湿装置は除湿すべき被処理空気の湿気がシリカゲル
等の吸着剤に吸着される際に吸着熱を発生する。すると
被処理空気の温度が上がり、これに伴い被処理空気の相
対湿度が低下するため、除湿性能を上げるためには被処
理空気を前もって冷却する必要があった。このような問
題点に着目して例えば特許出願公開昭和62年第685
20号公報に開示されたような技術が開発された。すな
わち、ハニカムローターに顕熱交換機能を持たせ、吸着
熱を空気によって冷却除去しながら吸着を行うようにし
たものである。
が普及しており、近年では吸着式の中ではシリカゲルを
担持したハニカムローターを有する乾式のものが普及し
ている。また、このようなハニカムローターを用いた乾
式の除湿装置は低露点の空気を供給する装置として適し
ている。しかしながら、ハニカムローターを用いた乾式
の除湿装置は除湿すべき被処理空気の湿気がシリカゲル
等の吸着剤に吸着される際に吸着熱を発生する。すると
被処理空気の温度が上がり、これに伴い被処理空気の相
対湿度が低下するため、除湿性能を上げるためには被処
理空気を前もって冷却する必要があった。このような問
題点に着目して例えば特許出願公開昭和62年第685
20号公報に開示されたような技術が開発された。すな
わち、ハニカムローターに顕熱交換機能を持たせ、吸着
熱を空気によって冷却除去しながら吸着を行うようにし
たものである。
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
は空気によって被処理空気を冷却しながら被処理空気中
の湿気を吸着するため、吸着熱の発生に伴う吸着効果の
低下を幾分回避する効果があるものの、吸着熱によって
冷却する空気自身の温度が上昇し、依然として吸着効果
の低下の防止が十分ではないという問題がある。本発明
は以上のような問題点に着目し、さらに除湿能力の高い
除湿装置を提供しようとするものである。
は空気によって被処理空気を冷却しながら被処理空気中
の湿気を吸着するため、吸着熱の発生に伴う吸着効果の
低下を幾分回避する効果があるものの、吸着熱によって
冷却する空気自身の温度が上昇し、依然として吸着効果
の低下の防止が十分ではないという問題がある。本発明
は以上のような問題点に着目し、さらに除湿能力の高い
除湿装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】本件発明は以上のような
課題を解決するため、一方の流路には湿気吸着剤を有す
る吸着素子を備え、被処理空気の除湿工程においては吸
着素子の一方の流路に被処理空気を流しながら吸着素子
の他方の流路に他方の流路内に残された水を気化させる
冷却空気を流すようにし、湿気吸着剤の脱着工程におい
ては吸着素子の他方の流路には他方の流路内に水が残る
ような高温の流体を流すようにしたものであり、吸着工
程において他方の流路内に残った水が気化することによ
って一方の流路内で発生する吸着熱を除去するようにし
た。
課題を解決するため、一方の流路には湿気吸着剤を有す
る吸着素子を備え、被処理空気の除湿工程においては吸
着素子の一方の流路に被処理空気を流しながら吸着素子
の他方の流路に他方の流路内に残された水を気化させる
冷却空気を流すようにし、湿気吸着剤の脱着工程におい
ては吸着素子の他方の流路には他方の流路内に水が残る
ような高温の流体を流すようにしたものであり、吸着工
程において他方の流路内に残った水が気化することによ
って一方の流路内で発生する吸着熱を除去するようにし
た。
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数の流路が互いに分離されるとともに相互に熱伝
導可能な吸着素子を有し、吸着素子の一方の流路内面は
湿気吸着剤を有し、被処理空気の除湿工程においては吸
着素子の一方の流路に被処理空気を流しながら吸着素子
の他方の流路に他方の流路内に残された水を気化させる
冷却空気を流すようにし、湿気吸着剤の脱着工程におい
ては吸着素子の他方の流路には他方の流路内に水が残る
ような高温の流体を流すようにしたものであり、吸着工
程において他方の流路内に残った水が気化することによ
って一方の流路内で発生する吸着熱を除去するという作
用を有する。
は、複数の流路が互いに分離されるとともに相互に熱伝
導可能な吸着素子を有し、吸着素子の一方の流路内面は
湿気吸着剤を有し、被処理空気の除湿工程においては吸
着素子の一方の流路に被処理空気を流しながら吸着素子
の他方の流路に他方の流路内に残された水を気化させる
冷却空気を流すようにし、湿気吸着剤の脱着工程におい
ては吸着素子の他方の流路には他方の流路内に水が残る
ような高温の流体を流すようにしたものであり、吸着工
程において他方の流路内に残った水が気化することによ
って一方の流路内で発生する吸着熱を除去するという作
用を有する。
【実施例】以下本発明の除湿装置の実施例について図に
沿って詳細に説明する。図1は吸着工程に於ける原理を
示す斜視図であり、図2は脱着工程に於ける原理を示す
斜視図、図3は吸着素子の要部拡大図である。図1にお
いて1は直交型の吸着素子であり、被処理空気の入る一
方の流路2と冷却空気の入る他方の流路3とを有してい
る。つまり、平面状シート4と波状シート5とが重ねら
れ、交互に90度ずつずらした状態で積層されている。
脱着工程に於いては図2に示すように、一方の流路2に
は脱着された水分を含む空気を押し流す除去空気を流
し、他方の流路3には蒸気や相対湿度90%,温度60
℃の高温・多湿空気あるいは温度60℃の温水シャワー
等の加熱流体を流す。また図3に示すように一方の流路
2内部にはシリカゲルやイオン交換樹脂あるいは親水性
ゼオライト等の湿気吸着剤6が担持されている。そして
図4に示すように他方の流路3内部にも保水作用を発揮
する材料としてシリカゲルやイオン交換樹脂あるいは親
水性ゼオライト等の湿気吸着剤7が担持されている。ま
た他方の流路3内部に湿気吸着剤7を担持させる代わり
に流路3内面をアルマイト加工して親水化させたり、細
かな凹凸を作って保水作用を発揮するようにすることも
できる。あるいは図5に示すように他方の流路3内壁に
不織布7‘を接着したり、多孔質セメントを塗布するこ
ともできる。このように構成された吸着素子1は次のよ
うにして除湿を行う。図1を参照し先ず、前もって他方
の流路3内部の湿気吸着剤7を水で濡らしておく。そし
て一方の流路2に被処理空気例えば外気を流す。また他
方の流路3に冷却空気例えば外気を流す。すると一方の
流路2内の湿気吸着剤6によって被処理空気中の湿気が
吸着され、乾燥空気となって一方の流路2から出て行
く。この時に湿気吸着剤6は吸着熱を発生する。その吸
着熱は他方の流路3に伝えられ、湿気吸着剤7を加熱
し、湿気吸着剤7に吸着された水を脱着する。他方の流
路3には冷却空気が流れており、湿気吸着剤7より脱着
された湿気が外部に排出される。つまり、湿気吸着剤7
は脱着熱及び冷却空気によって冷却される。このように
して一方の流路2内の湿気吸着剤6より発生した熱は他
方の流路3で奪われる。従って、一方の流路2内の温度
は低く押さえられ、除湿効果が高く維持される。一方の
流路2内の湿気吸着剤6の容量一杯に水分が吸着され、
それ以上の除湿効果が得られなくなった場合は脱着を行
う。この場合、図2に示すように他方の流路3に加熱流
体を流す。加熱流体としては、流した後で他方の流路3
内に水が残るような流体、即ち50〜100℃の熱水、
水蒸気、あるいは相対湿度の高い温風を用いる。またこ
こで、相対湿度の高い温風とは、温度が50〜100℃
で他方の流路3内に結露を生じるような相対湿度の温風
を言う。加熱流体を他方の流路3内に流すと、加熱流体
の持つ顕熱によって他方の流路3の温度が上昇し、この
顕熱が一方の流路2に伝わって、一方の流路2内の湿気
吸着剤6に吸着された水分が脱着される。一方の流路2
に除去空気を流すと脱着された水分は蒸気となって排出
される。一方の流路2内の湿気吸着剤6が十分に脱着さ
れたら、他方の流路3への加熱流体の流れを止める。一
方の流路2内の湿気吸着剤6が十分に脱着されたか否か
の判定は、一方の流路2の出口空気の湿度を測定し、湿
度が十分に下がったことをもって判定するか、他方の流
路3への加熱流体を流した時間を測って代用判定を行
う。あるいは他方の流路3へ流した加熱流体の入口温度
と出口温度の差を測定しても代用判定を行うことができ
る。一方の流路2内の湿気吸着剤6の脱着が終了した時
には、他方の流路3の内面は加熱流体によって濡れた状
態となる。従って、以降の除湿動作は前もって他方の流
路3内部の湿気吸着剤7を水で濡らしておく必要がな
く、上記の除湿・脱着の動作を交互に繰り返すことによ
って除湿を行うことができる。以下、本発明の実施例2
を説明する。この実施例2のものは複数の吸着素子1を
環状に並べることによって、吸着、脱着を連続的に行う
ことができるようにしたものである。図6は吸着ロータ
ー8の斜視図、図7は本発明の除湿装置の斜視図、図8
は除湿装置の空気の流れを示す空気流れ図である。図6
において、吸着ローター8は吸着素子1を12個環状に
並べて構成されているが、1つの吸着素子1のみ平面状
シート4と波状シート5とを図示し、他の吸着素子につ
いては全く同じものであるので、図示を省略する。また
12個の吸着素子1は断面L字状のいわゆるL型鋼材等
を環状に加工して作られた大小のリング9、10によっ
て上下を固定され、環状に結合されている。吸着ロータ
ー8はローラー11によって回転自在に支持されてい
る。図7においてはローラー11は2対しか図示されて
いないが、回転自在に支持するためには3対必要であ
り、1対のローラー11は再生入り口チャンバー12の
後ろに隠れている。また、吸着ローター8はモーター
(図示せず)によって回転駆動されるよう構成されてい
る。再生入り口チャンバー12は吸着ローター8の上面
に摺接するように設けられ、ここに蒸気等の高温の脱着
気体が流される。また再生入り口チャンバー12は全体
を支持するフレーム(図示せず)に固定されている。そ
して再生入り口チャンバー12は吸着ローター8上面の
1/4を覆っている。また再生入り口チャンバー12に
対向する位置には再生出口チャンバー13が設けられて
いる。つまり、再生入り口チャンバー12から入った脱
着気体は吸着ローター8を通過して再生出口チャンバー
13に入る。図7においては再生出口チャンバー13の
一部しか現れていない。14は脱着排気チャンバーで吸
着ローター8の内面に摺接するように設けられ、吸着ロ
ーター8内面の1/4を覆っている。また、脱着排気チ
ャンバー14は再生入り口チャンバー12と同じ角度位
置に設けられ、全体を支持するフレーム(図示せず)に
固定されている。つまり、吸着ローター8外周から入っ
た外気は脱着排気チャンバー14から排出される。図7
及び図8において15は冷却入り口チャンバーで、吸着
ローター8の上面に摺接するように設けられ、吸着ロー
ター8上面の3/4を覆っている。16は冷却出口チャ
ンバーで、吸着ローター8の下面に摺接するように設け
られ、吸着ローター8下面の3/4を覆っている。この
冷却入り口チャンバー15及び冷却出口チャンバー16
は図7では想像線で表されている。冷却入り口チャンバ
ー15及び冷却排気チャンバー16は互いに対向する位
置に設けられ、冷却入り口チャンバー15より入った被
処理空気である外気は、吸着ローター8を通過して冷却
排気チャンバー16から排出される。また冷却入り口チ
ャンバー15及び冷却排気チャンバー16は全体を支持
するフレーム(図示せず)に固定されている。図8にお
いて17は被処理空気入り口チャンバーで、吸着ロータ
ー8の内面に摺接するように設けられ、吸着ローター8
内面の3/4を覆っている。従って被処理空気入り口チ
ャンバー17より入った空気は吸着ローター8を通過し
て製品空気として吸着ローター8の外周面より排出され
る。また被処理空気入り口チャンバー17全体を支持す
るフレーム(図示せず)に固定されている。本発明の実
施例2のものは以上のように構成され、以下その動作に
ついて説明を行う。先ず、再生入り口チャンバー12、
再生出口チャンバー13、脱着排気チャンバー14に対
向する位置にある吸着素子1の動作について説明する。
再生入り口チャンバー12に蒸気あるいは高温・高湿の
空気等の脱着気体を送る。ここで脱着気体の温度は50
〜100℃程度が好ましい。すると脱着気体は再生入り
口チャンバー12に対向している吸着素子1の他方の流
路3を通過し、一方の流路2を加熱しながら再生出口チ
ャンバー13より排出される。これによって一方の流路
2内の吸着剤に吸着された湿気が脱着されるとともに、
他方の流路3内の吸着剤に湿気が与えられる。つまり、
脱着気体の温度は100℃以下であって湿分を多く含ん
でいるので、他方の流路3内を通過している間に熱が一
方の流路2に移動して温度が下がると、他方の流路3内
に結露を生じる。一方の流路2内の吸着剤の脱着につい
てさらに詳説する。一方の流路2には外気が流されなが
ら他方の流路3からの熱によって加熱される。この加熱
によって一方の流路2内の吸着剤は脱着され、脱着され
た湿分は脱着排気チャンバー14より排出される。次に
冷却入り口チャンバー15、冷却排気チャンバー16、
被処理空気入り口チャンバー17に対向する位置にある
吸着素子1の動作について説明する。冷却入り口チャン
バー15および被処理空気入り口チャンバー17に外気
を送る。すると被処理空気入り口チャンバー17から入
って一方の流路2に入った外気は一方の流路2内の吸着
剤によって湿気が吸着され、乾燥空気すなわち製品空気
となって一方の流路2から出てゆく。この時、一方の流
路2内の吸着剤は吸着熱を発生する。発生した吸着熱は
他方の流路3へ伝わり、他方の流路3の温度を上昇させ
る。他方の流路3内は脱着気体の有する湿気によって結
露しているかあるいは他方の流路3内の吸着剤が湿気を
含んでいるため、伝わった熱によって結露した水や吸着
された湿気が蒸発あるいは脱着される。この時に気化熱
や脱着熱を奪うため、他方の流路3内の温度が低下す
る。冷却入り口チャンバー15から入って他方の流路3
に入った外気は、蒸発あるいは脱着された湿気を追い出
すとともに他方の流路3の温度を低下させ、冷却排気チ
ャンバー16より出て行く。つまり、一方の流路2内で
外気に含まれる湿気が吸着される時に発生する吸着熱は
他方の流路3内の脱着熱あるいは気化熱によって奪わ
れ、一方の流路2の温度上昇は抑えられる。このため、
吸着に伴う温度上昇による吸着性能の低下を抑えること
ができ、一方の流路2内の吸着剤の吸着性能は高く維持
することができる。図9に本発明の第3実施例を示す。
この第3実施例に示されるものは基本的に上記の第2実施
例のものと同一であって、第2実施例のものと比較して
熱エネルギー効率を上げるようにされたものである。ま
た第2実施例のものと同一の構成部分については同一の
番号を付与し、重複した説明は省略する。18は加熱・
加湿装置であり、再生出口チャンバー13の排出側に設
けられ、他方の流路3を通過する間に失われた熱と湿分
を加えるものであり、加熱・加湿装置18の出口は再生
入り口チャンバー12へ戻される。19は直交型熱交換
装置であり、脱着排気チャンバー14出口の高温空気と
外気の間で熱交換するように構成され、外気が脱着排気
チャンバー14出口の高温空気によって加熱されて脱着
給気チャンバー20を介して吸着素子1の一方の流路2
に入る。この実施例3のものは除湿性能については実施
例2のものと同一であるとともに、廃熱が直交型熱交換
装置19によって回収され、さらに失われた熱と湿分だ
けを加熱・加湿装置18によって加えているため熱エネ
ルギー効率が高い。以上実施例1〜3のものは、他方の
流路3内に水が残るような再生流体を使用する例を示し
たが、除湿工程において他方の流路3内に水をスプレー
しながら除湿を行うようにすると、実施例1〜3のもの
と同様の効果を得ることができる。
沿って詳細に説明する。図1は吸着工程に於ける原理を
示す斜視図であり、図2は脱着工程に於ける原理を示す
斜視図、図3は吸着素子の要部拡大図である。図1にお
いて1は直交型の吸着素子であり、被処理空気の入る一
方の流路2と冷却空気の入る他方の流路3とを有してい
る。つまり、平面状シート4と波状シート5とが重ねら
れ、交互に90度ずつずらした状態で積層されている。
脱着工程に於いては図2に示すように、一方の流路2に
は脱着された水分を含む空気を押し流す除去空気を流
し、他方の流路3には蒸気や相対湿度90%,温度60
℃の高温・多湿空気あるいは温度60℃の温水シャワー
等の加熱流体を流す。また図3に示すように一方の流路
2内部にはシリカゲルやイオン交換樹脂あるいは親水性
ゼオライト等の湿気吸着剤6が担持されている。そして
図4に示すように他方の流路3内部にも保水作用を発揮
する材料としてシリカゲルやイオン交換樹脂あるいは親
水性ゼオライト等の湿気吸着剤7が担持されている。ま
た他方の流路3内部に湿気吸着剤7を担持させる代わり
に流路3内面をアルマイト加工して親水化させたり、細
かな凹凸を作って保水作用を発揮するようにすることも
できる。あるいは図5に示すように他方の流路3内壁に
不織布7‘を接着したり、多孔質セメントを塗布するこ
ともできる。このように構成された吸着素子1は次のよ
うにして除湿を行う。図1を参照し先ず、前もって他方
の流路3内部の湿気吸着剤7を水で濡らしておく。そし
て一方の流路2に被処理空気例えば外気を流す。また他
方の流路3に冷却空気例えば外気を流す。すると一方の
流路2内の湿気吸着剤6によって被処理空気中の湿気が
吸着され、乾燥空気となって一方の流路2から出て行
く。この時に湿気吸着剤6は吸着熱を発生する。その吸
着熱は他方の流路3に伝えられ、湿気吸着剤7を加熱
し、湿気吸着剤7に吸着された水を脱着する。他方の流
路3には冷却空気が流れており、湿気吸着剤7より脱着
された湿気が外部に排出される。つまり、湿気吸着剤7
は脱着熱及び冷却空気によって冷却される。このように
して一方の流路2内の湿気吸着剤6より発生した熱は他
方の流路3で奪われる。従って、一方の流路2内の温度
は低く押さえられ、除湿効果が高く維持される。一方の
流路2内の湿気吸着剤6の容量一杯に水分が吸着され、
それ以上の除湿効果が得られなくなった場合は脱着を行
う。この場合、図2に示すように他方の流路3に加熱流
体を流す。加熱流体としては、流した後で他方の流路3
内に水が残るような流体、即ち50〜100℃の熱水、
水蒸気、あるいは相対湿度の高い温風を用いる。またこ
こで、相対湿度の高い温風とは、温度が50〜100℃
で他方の流路3内に結露を生じるような相対湿度の温風
を言う。加熱流体を他方の流路3内に流すと、加熱流体
の持つ顕熱によって他方の流路3の温度が上昇し、この
顕熱が一方の流路2に伝わって、一方の流路2内の湿気
吸着剤6に吸着された水分が脱着される。一方の流路2
に除去空気を流すと脱着された水分は蒸気となって排出
される。一方の流路2内の湿気吸着剤6が十分に脱着さ
れたら、他方の流路3への加熱流体の流れを止める。一
方の流路2内の湿気吸着剤6が十分に脱着されたか否か
の判定は、一方の流路2の出口空気の湿度を測定し、湿
度が十分に下がったことをもって判定するか、他方の流
路3への加熱流体を流した時間を測って代用判定を行
う。あるいは他方の流路3へ流した加熱流体の入口温度
と出口温度の差を測定しても代用判定を行うことができ
る。一方の流路2内の湿気吸着剤6の脱着が終了した時
には、他方の流路3の内面は加熱流体によって濡れた状
態となる。従って、以降の除湿動作は前もって他方の流
路3内部の湿気吸着剤7を水で濡らしておく必要がな
く、上記の除湿・脱着の動作を交互に繰り返すことによ
って除湿を行うことができる。以下、本発明の実施例2
を説明する。この実施例2のものは複数の吸着素子1を
環状に並べることによって、吸着、脱着を連続的に行う
ことができるようにしたものである。図6は吸着ロータ
ー8の斜視図、図7は本発明の除湿装置の斜視図、図8
は除湿装置の空気の流れを示す空気流れ図である。図6
において、吸着ローター8は吸着素子1を12個環状に
並べて構成されているが、1つの吸着素子1のみ平面状
シート4と波状シート5とを図示し、他の吸着素子につ
いては全く同じものであるので、図示を省略する。また
12個の吸着素子1は断面L字状のいわゆるL型鋼材等
を環状に加工して作られた大小のリング9、10によっ
て上下を固定され、環状に結合されている。吸着ロータ
ー8はローラー11によって回転自在に支持されてい
る。図7においてはローラー11は2対しか図示されて
いないが、回転自在に支持するためには3対必要であ
り、1対のローラー11は再生入り口チャンバー12の
後ろに隠れている。また、吸着ローター8はモーター
(図示せず)によって回転駆動されるよう構成されてい
る。再生入り口チャンバー12は吸着ローター8の上面
に摺接するように設けられ、ここに蒸気等の高温の脱着
気体が流される。また再生入り口チャンバー12は全体
を支持するフレーム(図示せず)に固定されている。そ
して再生入り口チャンバー12は吸着ローター8上面の
1/4を覆っている。また再生入り口チャンバー12に
対向する位置には再生出口チャンバー13が設けられて
いる。つまり、再生入り口チャンバー12から入った脱
着気体は吸着ローター8を通過して再生出口チャンバー
13に入る。図7においては再生出口チャンバー13の
一部しか現れていない。14は脱着排気チャンバーで吸
着ローター8の内面に摺接するように設けられ、吸着ロ
ーター8内面の1/4を覆っている。また、脱着排気チ
ャンバー14は再生入り口チャンバー12と同じ角度位
置に設けられ、全体を支持するフレーム(図示せず)に
固定されている。つまり、吸着ローター8外周から入っ
た外気は脱着排気チャンバー14から排出される。図7
及び図8において15は冷却入り口チャンバーで、吸着
ローター8の上面に摺接するように設けられ、吸着ロー
ター8上面の3/4を覆っている。16は冷却出口チャ
ンバーで、吸着ローター8の下面に摺接するように設け
られ、吸着ローター8下面の3/4を覆っている。この
冷却入り口チャンバー15及び冷却出口チャンバー16
は図7では想像線で表されている。冷却入り口チャンバ
ー15及び冷却排気チャンバー16は互いに対向する位
置に設けられ、冷却入り口チャンバー15より入った被
処理空気である外気は、吸着ローター8を通過して冷却
排気チャンバー16から排出される。また冷却入り口チ
ャンバー15及び冷却排気チャンバー16は全体を支持
するフレーム(図示せず)に固定されている。図8にお
いて17は被処理空気入り口チャンバーで、吸着ロータ
ー8の内面に摺接するように設けられ、吸着ローター8
内面の3/4を覆っている。従って被処理空気入り口チ
ャンバー17より入った空気は吸着ローター8を通過し
て製品空気として吸着ローター8の外周面より排出され
る。また被処理空気入り口チャンバー17全体を支持す
るフレーム(図示せず)に固定されている。本発明の実
施例2のものは以上のように構成され、以下その動作に
ついて説明を行う。先ず、再生入り口チャンバー12、
再生出口チャンバー13、脱着排気チャンバー14に対
向する位置にある吸着素子1の動作について説明する。
再生入り口チャンバー12に蒸気あるいは高温・高湿の
空気等の脱着気体を送る。ここで脱着気体の温度は50
〜100℃程度が好ましい。すると脱着気体は再生入り
口チャンバー12に対向している吸着素子1の他方の流
路3を通過し、一方の流路2を加熱しながら再生出口チ
ャンバー13より排出される。これによって一方の流路
2内の吸着剤に吸着された湿気が脱着されるとともに、
他方の流路3内の吸着剤に湿気が与えられる。つまり、
脱着気体の温度は100℃以下であって湿分を多く含ん
でいるので、他方の流路3内を通過している間に熱が一
方の流路2に移動して温度が下がると、他方の流路3内
に結露を生じる。一方の流路2内の吸着剤の脱着につい
てさらに詳説する。一方の流路2には外気が流されなが
ら他方の流路3からの熱によって加熱される。この加熱
によって一方の流路2内の吸着剤は脱着され、脱着され
た湿分は脱着排気チャンバー14より排出される。次に
冷却入り口チャンバー15、冷却排気チャンバー16、
被処理空気入り口チャンバー17に対向する位置にある
吸着素子1の動作について説明する。冷却入り口チャン
バー15および被処理空気入り口チャンバー17に外気
を送る。すると被処理空気入り口チャンバー17から入
って一方の流路2に入った外気は一方の流路2内の吸着
剤によって湿気が吸着され、乾燥空気すなわち製品空気
となって一方の流路2から出てゆく。この時、一方の流
路2内の吸着剤は吸着熱を発生する。発生した吸着熱は
他方の流路3へ伝わり、他方の流路3の温度を上昇させ
る。他方の流路3内は脱着気体の有する湿気によって結
露しているかあるいは他方の流路3内の吸着剤が湿気を
含んでいるため、伝わった熱によって結露した水や吸着
された湿気が蒸発あるいは脱着される。この時に気化熱
や脱着熱を奪うため、他方の流路3内の温度が低下す
る。冷却入り口チャンバー15から入って他方の流路3
に入った外気は、蒸発あるいは脱着された湿気を追い出
すとともに他方の流路3の温度を低下させ、冷却排気チ
ャンバー16より出て行く。つまり、一方の流路2内で
外気に含まれる湿気が吸着される時に発生する吸着熱は
他方の流路3内の脱着熱あるいは気化熱によって奪わ
れ、一方の流路2の温度上昇は抑えられる。このため、
吸着に伴う温度上昇による吸着性能の低下を抑えること
ができ、一方の流路2内の吸着剤の吸着性能は高く維持
することができる。図9に本発明の第3実施例を示す。
この第3実施例に示されるものは基本的に上記の第2実施
例のものと同一であって、第2実施例のものと比較して
熱エネルギー効率を上げるようにされたものである。ま
た第2実施例のものと同一の構成部分については同一の
番号を付与し、重複した説明は省略する。18は加熱・
加湿装置であり、再生出口チャンバー13の排出側に設
けられ、他方の流路3を通過する間に失われた熱と湿分
を加えるものであり、加熱・加湿装置18の出口は再生
入り口チャンバー12へ戻される。19は直交型熱交換
装置であり、脱着排気チャンバー14出口の高温空気と
外気の間で熱交換するように構成され、外気が脱着排気
チャンバー14出口の高温空気によって加熱されて脱着
給気チャンバー20を介して吸着素子1の一方の流路2
に入る。この実施例3のものは除湿性能については実施
例2のものと同一であるとともに、廃熱が直交型熱交換
装置19によって回収され、さらに失われた熱と湿分だ
けを加熱・加湿装置18によって加えているため熱エネ
ルギー効率が高い。以上実施例1〜3のものは、他方の
流路3内に水が残るような再生流体を使用する例を示し
たが、除湿工程において他方の流路3内に水をスプレー
しながら除湿を行うようにすると、実施例1〜3のもの
と同様の効果を得ることができる。
【発明の効果】本発明の除湿装置は上記の如く構成した
ので、一方の流路で発生した吸着熱は発生とともに他方
の流路の気化熱や脱着熱で奪われ、一方の流路の温度が
あまり上昇しないため、一方の流路内の吸着剤の性能を
効果的に発揮させることができるものである。このため
高い吸着性能を発揮することができる。さらに本発明の
除湿装置は第2実施例のように吸着素子を環状に配置す
ることによって連続的に除湿を行うことができる。ま
た、本発明の除湿装置は第3実施例のように脱着排気の
廃熱を回収したり、脱着排気を再加熱・再加湿すること
によって熱エネルギー効率を高めることができる。
ので、一方の流路で発生した吸着熱は発生とともに他方
の流路の気化熱や脱着熱で奪われ、一方の流路の温度が
あまり上昇しないため、一方の流路内の吸着剤の性能を
効果的に発揮させることができるものである。このため
高い吸着性能を発揮することができる。さらに本発明の
除湿装置は第2実施例のように吸着素子を環状に配置す
ることによって連続的に除湿を行うことができる。ま
た、本発明の除湿装置は第3実施例のように脱着排気の
廃熱を回収したり、脱着排気を再加熱・再加湿すること
によって熱エネルギー効率を高めることができる。
【図1】本発明の除湿装置の吸着工程に於ける原理を示
す斜視図。
す斜視図。
【図2】本発明の除湿装置の脱着工程に於ける原理を示
す斜視図。
す斜視図。
【図3】本発明の除湿装置に用いられる吸着素子の拡大
図。
図。
【図4】本発明の除湿装置に用いられる吸着素子の拡大
図。
図。
【図5】本発明の除湿装置に用いられる吸着素子の拡大
図。
図。
【図6】本発明の第2実施例の除湿装置に用いられる吸
着ローターの斜視図。
着ローターの斜視図。
【図7】本発明の第2実施例の除湿装置の斜視図。
【図8】本発明の第2実施例の除湿装置の空気の流れを
示す空気流れ図。
示す空気流れ図。
【図9】本発明の第3実施例の除湿装置の空気の流れを
示す空気流れ図。
示す空気流れ図。
1 吸着素子 2 一方の流路 3 他方の流路 4 平面状シート 5 波状シート 6,7 湿気吸着剤 8 吸着ローター 9 大リング 10 小リング 11 ローラー 12 再生入り口チャンバー 13 再生出口チャンバー 14 脱着出口チャンバー 15 冷却入り口チャンバー 16 冷却排気チャンバー 17 被処理空気入り口チャンバー 18 加熱・加湿装置 19 直交型熱交換装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月31日(1999.8.3
1)
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】明細書
【発明の名称】除湿装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、除湿冷房装置など
に使用される除湿装置に関するものである。
に使用される除湿装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、除湿装置は主に冷凍式と吸着式と
が普及しており、近年では吸着式の中ではシリカゲルを
担持したハニカムローターを有する乾式のものが普及し
ている。また、このようなハニカムローターを用いた乾
式の除湿装置は低露点の空気を供給する装置として適し
ている。
が普及しており、近年では吸着式の中ではシリカゲルを
担持したハニカムローターを有する乾式のものが普及し
ている。また、このようなハニカムローターを用いた乾
式の除湿装置は低露点の空気を供給する装置として適し
ている。
【0003】 しかしながら、ハニカムローターを用いた
乾式の除湿装置は除湿すべき被処理空気の湿気がシリカ
ゲル等の吸着剤に吸着される際に吸着熱を発生する。す
ると被処理空気の温度が上がり、これに伴い被処理空気
の相対湿度が低下するため、除湿性能を上げるためには
被処理空気を前もって冷却する必要があった。
乾式の除湿装置は除湿すべき被処理空気の湿気がシリカ
ゲル等の吸着剤に吸着される際に吸着熱を発生する。す
ると被処理空気の温度が上がり、これに伴い被処理空気
の相対湿度が低下するため、除湿性能を上げるためには
被処理空気を前もって冷却する必要があった。
【0004】 このような問題点に着目して例えば特許出
願公開昭和62年第68520号公報に開示されたよう
な技術が開発された。すなわち、ハニカムローターに顕
熱交換機能を持たせ、吸着熱を空気によって冷却除去し
ながら吸着を行うようにしたものである。
願公開昭和62年第68520号公報に開示されたよう
な技術が開発された。すなわち、ハニカムローターに顕
熱交換機能を持たせ、吸着熱を空気によって冷却除去し
ながら吸着を行うようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
は空気によって被処理空気を冷却しながら被処理空気中
の湿気を吸着するため、吸着熱の発生に伴う吸着効果の
低下を幾分回避する効果があるものの、吸着熱によって
冷却する空気自身の温度が上昇し、依然として吸着効果
の低下の防止が十分ではないという問題がある。
は空気によって被処理空気を冷却しながら被処理空気中
の湿気を吸着するため、吸着熱の発生に伴う吸着効果の
低下を幾分回避する効果があるものの、吸着熱によって
冷却する空気自身の温度が上昇し、依然として吸着効果
の低下の防止が十分ではないという問題がある。
【0006】 本発明は以上のような問題点に着目し、さ
らに除湿能力の高い除湿装置を提供しようとするもので
ある。
らに除湿能力の高い除湿装置を提供しようとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本件発明は以上のような
課題を解決するため、一方の流路には湿気吸着剤を有す
る吸着素子を備え、被処理空気の除湿工程においては吸
着素子の一方の流路に被処理空気を流しながら吸着素子
の他方の流路に他方の流路内に残された水を気化させる
冷却空気を流すようにし、湿気吸着剤の脱着工程におい
ては吸着素子の他方の流路には他方の流路内に水が残る
ような高温の流体を流すようにしたものであり、吸着工
程において他方の流路内に残った水が気化することによ
って一方の流路内で発生する吸着熱を除去するようにし
た。
課題を解決するため、一方の流路には湿気吸着剤を有す
る吸着素子を備え、被処理空気の除湿工程においては吸
着素子の一方の流路に被処理空気を流しながら吸着素子
の他方の流路に他方の流路内に残された水を気化させる
冷却空気を流すようにし、湿気吸着剤の脱着工程におい
ては吸着素子の他方の流路には他方の流路内に水が残る
ような高温の流体を流すようにしたものであり、吸着工
程において他方の流路内に残った水が気化することによ
って一方の流路内で発生する吸着熱を除去するようにし
た。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数の流路が互いに分離されるとともに相互に熱伝
導可能な吸着素子を有し、吸着素子の一方の流路内面は
湿気吸着剤を有し、被処理空気の除湿工程においては吸
着素子の一方の流路に被処理空気を流しながら吸着素子
の他方の流路に他方の流路内に残された水を気化させる
冷却空気を流すようにし、湿気吸着剤の脱着工程におい
ては吸着素子の他方の流路には他方の流路内に水が残る
ような高温の流体を流すようにしたものであり、吸着工
程において他方の流路内に残った水が気化することによ
って一方の流路内で発生する吸着熱を除去するという作
用を有する。
は、複数の流路が互いに分離されるとともに相互に熱伝
導可能な吸着素子を有し、吸着素子の一方の流路内面は
湿気吸着剤を有し、被処理空気の除湿工程においては吸
着素子の一方の流路に被処理空気を流しながら吸着素子
の他方の流路に他方の流路内に残された水を気化させる
冷却空気を流すようにし、湿気吸着剤の脱着工程におい
ては吸着素子の他方の流路には他方の流路内に水が残る
ような高温の流体を流すようにしたものであり、吸着工
程において他方の流路内に残った水が気化することによ
って一方の流路内で発生する吸着熱を除去するという作
用を有する。
【0009】
【実施例】以下本発明の除湿装置の実施例について図に
沿って詳細に説明する。図1は吸着工程に於ける原理を
示す斜視図であり、図2は脱着工程に於ける原理を示す
斜視図、図3は吸着素子の要部拡大図である。
沿って詳細に説明する。図1は吸着工程に於ける原理を
示す斜視図であり、図2は脱着工程に於ける原理を示す
斜視図、図3は吸着素子の要部拡大図である。
【0010】 図1において1は直交型の吸着素子であ
り、被処理空気の入る一方の流路2と冷却空気の入る他
方の流路3とを有している。つまり、平面状シート4と
波状シート5とが重ねられ、交互に90度ずつずらした
状態で積層されている。
り、被処理空気の入る一方の流路2と冷却空気の入る他
方の流路3とを有している。つまり、平面状シート4と
波状シート5とが重ねられ、交互に90度ずつずらした
状態で積層されている。
【0011】 脱着工程に於いては図2に示すように、一
方の流路2には脱着された水分を含む空気を押し流す除
去空気を流し、他方の流路3には蒸気や相対湿度90
%,温度60℃の高温・多湿空気あるいは温度60℃の
温水シャワー等の加熱流体を流す。
方の流路2には脱着された水分を含む空気を押し流す除
去空気を流し、他方の流路3には蒸気や相対湿度90
%,温度60℃の高温・多湿空気あるいは温度60℃の
温水シャワー等の加熱流体を流す。
【0012】 また図3に示すように一方の流路2内部に
はシリカゲルやイオン交換樹脂あるいは親水性ゼオライ
ト等の湿気吸着剤6が担持されている。そして図4に示
すように他方の流路3内部にも保水作用を発揮する材料
としてシリカゲルやイオン交換樹脂あるいは親水性ゼオ
ライト等の湿気吸着剤7が担持されている。
はシリカゲルやイオン交換樹脂あるいは親水性ゼオライ
ト等の湿気吸着剤6が担持されている。そして図4に示
すように他方の流路3内部にも保水作用を発揮する材料
としてシリカゲルやイオン交換樹脂あるいは親水性ゼオ
ライト等の湿気吸着剤7が担持されている。
【0013】 また他方の流路3内部に湿気吸着剤7を担
持させる代わりに流路3内面をアルマイト加工して親水
化させたり、細かな凹凸を作って保水作用を発揮するよ
うにすることもできる。あるいは図5に示すように他方
の流路3内壁に不織布7‘を接着したり、多孔質セメン
トを塗布することもできる。
持させる代わりに流路3内面をアルマイト加工して親水
化させたり、細かな凹凸を作って保水作用を発揮するよ
うにすることもできる。あるいは図5に示すように他方
の流路3内壁に不織布7‘を接着したり、多孔質セメン
トを塗布することもできる。
【0014】 このように構成された吸着素子1は次のよ
うにして除湿を行う。図1を参照し先ず、前もって他方
の流路3内部の湿気吸着剤7を水で濡らしておく。そし
て一方の流路2に被処理空気例えば外気を流す。また他
方の流路3に冷却空気例えば外気を流す。
うにして除湿を行う。図1を参照し先ず、前もって他方
の流路3内部の湿気吸着剤7を水で濡らしておく。そし
て一方の流路2に被処理空気例えば外気を流す。また他
方の流路3に冷却空気例えば外気を流す。
【0015】 すると一方の流路2内の湿気吸着剤6によ
って被処理空気中の湿気が吸着され、乾燥空気となって
一方の流路2から出て行く。この時に湿気吸着剤6は吸
着熱を発生する。その吸着熱は他方の流路3に伝えら
れ、湿気吸着剤7を加熱し、湿気吸着剤7に吸着された
水を脱着する。
って被処理空気中の湿気が吸着され、乾燥空気となって
一方の流路2から出て行く。この時に湿気吸着剤6は吸
着熱を発生する。その吸着熱は他方の流路3に伝えら
れ、湿気吸着剤7を加熱し、湿気吸着剤7に吸着された
水を脱着する。
【0016】 他方の流路3には冷却空気が流れており、
湿気吸着剤7より脱着された湿気が外部に排出される。
つまり、湿気吸着剤7は脱着熱及び冷却空気によって冷
却される。このようにして一方の流路2内の湿気吸着剤
6より発生した熱は他方の流路3で奪われる。従って、
一方の流路2内の温度は低く押さえられ、除湿効果が高
く維持される。
湿気吸着剤7より脱着された湿気が外部に排出される。
つまり、湿気吸着剤7は脱着熱及び冷却空気によって冷
却される。このようにして一方の流路2内の湿気吸着剤
6より発生した熱は他方の流路3で奪われる。従って、
一方の流路2内の温度は低く押さえられ、除湿効果が高
く維持される。
【0017】 一方の流路2内の湿気吸着剤6の容量一杯
に水分が吸着され、それ以上の除湿効果が得られなくな
った場合は脱着を行う。この場合、図2に示すように他
方の流路3に加熱流体を流す。
に水分が吸着され、それ以上の除湿効果が得られなくな
った場合は脱着を行う。この場合、図2に示すように他
方の流路3に加熱流体を流す。
【0018】 加熱流体としては、流した後で他方の流路
3内に水が残るような流体、即ち50〜100℃の熱
水、水蒸気、あるいは相対湿度の高い温風を用いる。ま
たここで、相対湿度の高い温風とは、温度が50〜10
0℃で他方の流路3内に結露を生じるような相対湿度の
温風を言う。
3内に水が残るような流体、即ち50〜100℃の熱
水、水蒸気、あるいは相対湿度の高い温風を用いる。ま
たここで、相対湿度の高い温風とは、温度が50〜10
0℃で他方の流路3内に結露を生じるような相対湿度の
温風を言う。
【0019】 加熱流体を他方の流路3内に流すと、加熱
流体の持つ顕熱によって他方の流路3の温度が上昇し、
この顕熱が一方の流路2に伝わって、一方の流路2内の
湿気吸着剤6に吸着された水分が脱着される。一方の流
路2に除去空気を流すと脱着された水分は蒸気となって
排出される。
流体の持つ顕熱によって他方の流路3の温度が上昇し、
この顕熱が一方の流路2に伝わって、一方の流路2内の
湿気吸着剤6に吸着された水分が脱着される。一方の流
路2に除去空気を流すと脱着された水分は蒸気となって
排出される。
【0020】 一方の流路2内の湿気吸着剤6が十分に脱
着されたら、他方の流路3への加熱流体の流れを止め
る。一方の流路2内の湿気吸着剤6が十分に脱着された
か否かの判定は、一方の流路2の出口空気の湿度を測定
し、湿度が十分に下がったことをもって判定するか、他
方の流路3への加熱流体を流した時間を測って代用判定
を行う。あるいは他方の流路3へ流した加熱流体の入口
温度と出口温度の差を測定しても代用判定を行うことが
できる。
着されたら、他方の流路3への加熱流体の流れを止め
る。一方の流路2内の湿気吸着剤6が十分に脱着された
か否かの判定は、一方の流路2の出口空気の湿度を測定
し、湿度が十分に下がったことをもって判定するか、他
方の流路3への加熱流体を流した時間を測って代用判定
を行う。あるいは他方の流路3へ流した加熱流体の入口
温度と出口温度の差を測定しても代用判定を行うことが
できる。
【0021】 一方の流路2内の湿気吸着剤6の脱着が終
了した時には、他方の流路3の内面は加熱流体によって
濡れた状態となる。従って、以降の除湿動作は前もって
他方の流路3内部の湿気吸着剤7を水で濡らしておく必
要がなく、上記の除湿・脱着の動作を交互に繰り返すこ
とによって除湿を行うことができる。
了した時には、他方の流路3の内面は加熱流体によって
濡れた状態となる。従って、以降の除湿動作は前もって
他方の流路3内部の湿気吸着剤7を水で濡らしておく必
要がなく、上記の除湿・脱着の動作を交互に繰り返すこ
とによって除湿を行うことができる。
【0022】 以下、本発明の実施例2を説明する。この
実施例2のものは複数の吸着素子1を環状に並べること
によって、吸着、脱着を連続的に行うことができるよう
にしたものである。
実施例2のものは複数の吸着素子1を環状に並べること
によって、吸着、脱着を連続的に行うことができるよう
にしたものである。
【0023】 図6は吸着ローター8の斜視図、図7は本
発明の除湿装置の斜視図、図8は除湿装置の空気の流れ
を示す空気流れ図である。
発明の除湿装置の斜視図、図8は除湿装置の空気の流れ
を示す空気流れ図である。
【0024】 図6において、吸着ローター8は吸着素子
1を12個環状に並べて構成されているが、1つの吸着
素子1のみ平面状シート4と波状シート5とを図示し、
他の吸着素子については全く同じものであるので、図示
を省略する。また12個の吸着素子1は断面L字状のい
わゆるL型鋼材等を環状に加工して作られた大小のリン
グ9、10によって上下を固定され、環状に結合されて
いる。
1を12個環状に並べて構成されているが、1つの吸着
素子1のみ平面状シート4と波状シート5とを図示し、
他の吸着素子については全く同じものであるので、図示
を省略する。また12個の吸着素子1は断面L字状のい
わゆるL型鋼材等を環状に加工して作られた大小のリン
グ9、10によって上下を固定され、環状に結合されて
いる。
【0025】 吸着ローター8はローラー11によって回
転自在に支持されている。図7においてはローラー11
は2対しか図示されていないが、回転自在に支持するた
めには3対必要であり、1対のローラー11は再生入り
口チャンバー12の後ろに隠れている。また、吸着ロー
ター8はモーター(図示せず)によって回転駆動される
よう構成されている。
転自在に支持されている。図7においてはローラー11
は2対しか図示されていないが、回転自在に支持するた
めには3対必要であり、1対のローラー11は再生入り
口チャンバー12の後ろに隠れている。また、吸着ロー
ター8はモーター(図示せず)によって回転駆動される
よう構成されている。
【0026】 再生入り口チャンバー12は吸着ローター
8の上面に摺接するように設けられ、ここに蒸気等の高
温の脱着気体が流される。また再生入り口チャンバー1
2は全体を支持するフレーム(図示せず)に固定されて
いる。そして再生入り口チャンバー12は吸着ローター
8上面の1/4を覆っている。
8の上面に摺接するように設けられ、ここに蒸気等の高
温の脱着気体が流される。また再生入り口チャンバー1
2は全体を支持するフレーム(図示せず)に固定されて
いる。そして再生入り口チャンバー12は吸着ローター
8上面の1/4を覆っている。
【0027】 また再生入り口チャンバー12に対向する
位置には再生出口チャンバー13が設けられている。つ
まり、再生入り口チャンバー12から入った脱着気体は
吸着ローター8を通過して再生出口チャンバー13に入
る。図7においては再生出口チャンバー13の一部しか
現れていない。
位置には再生出口チャンバー13が設けられている。つ
まり、再生入り口チャンバー12から入った脱着気体は
吸着ローター8を通過して再生出口チャンバー13に入
る。図7においては再生出口チャンバー13の一部しか
現れていない。
【0028】 14は脱着排気チャンバーで吸着ローター
8の内面に摺接するように設けられ、吸着ローター8内
面の1/4を覆っている。また、脱着排気チャンバー1
4は再生入り口チャンバー12と同じ角度位置に設けら
れ、全体を支持するフレーム(図示せず)に固定されて
いる。
8の内面に摺接するように設けられ、吸着ローター8内
面の1/4を覆っている。また、脱着排気チャンバー1
4は再生入り口チャンバー12と同じ角度位置に設けら
れ、全体を支持するフレーム(図示せず)に固定されて
いる。
【0029】 つまり、吸着ローター8外周から入った外
気は脱着排気チャンバー14から排出される。
気は脱着排気チャンバー14から排出される。
【0030】 図7及び図8において15は冷却入り口チ
ャンバーで、吸着ローター8の上面に摺接するように設
けられ、吸着ローター8上面の3/4を覆っている。1
6は冷却出口チャンバーで、吸着ローター8の下面に摺
接するように設けられ、吸着ローター8下面の3/4を
覆っている。この冷却入り口チャンバー15及び冷却出
口チャンバー16は図7では想像線で表されている。
ャンバーで、吸着ローター8の上面に摺接するように設
けられ、吸着ローター8上面の3/4を覆っている。1
6は冷却出口チャンバーで、吸着ローター8の下面に摺
接するように設けられ、吸着ローター8下面の3/4を
覆っている。この冷却入り口チャンバー15及び冷却出
口チャンバー16は図7では想像線で表されている。
【0031】 冷却入り口チャンバー15及び冷却排気チ
ャンバー16は互いに対向する位置に設けられ、冷却入
り口チャンバー15より入った被処理空気である外気
は、吸着ローター8を通過して冷却排気チャンバー16
から排出される。また冷却入り口チャンバー15及び冷
却排気チャンバー16は全体を支持するフレーム(図示
せず)に固定されている。
ャンバー16は互いに対向する位置に設けられ、冷却入
り口チャンバー15より入った被処理空気である外気
は、吸着ローター8を通過して冷却排気チャンバー16
から排出される。また冷却入り口チャンバー15及び冷
却排気チャンバー16は全体を支持するフレーム(図示
せず)に固定されている。
【0032】 図8において17は被処理空気入り口チャ
ンバーで、吸着ローター8の内面に摺接するように設け
られ、吸着ローター8内面の3/4を覆っている。従っ
て被処理空気入り口チャンバー17より入った空気は吸
着ローター8を通過して製品空気として吸着ローター8
の外周面より排出される。また被処理空気入り口チャン
バー17全体を支持するフレーム(図示せず)に固定さ
れている。
ンバーで、吸着ローター8の内面に摺接するように設け
られ、吸着ローター8内面の3/4を覆っている。従っ
て被処理空気入り口チャンバー17より入った空気は吸
着ローター8を通過して製品空気として吸着ローター8
の外周面より排出される。また被処理空気入り口チャン
バー17全体を支持するフレーム(図示せず)に固定さ
れている。
【0033】 本発明の実施例2のものは以上のように構
成され、以下その動作について説明を行う。先ず、再生
入り口チャンバー12、再生出口チャンバー13、脱着
排気チャンバー14に対向する位置にある吸着素子1の
動作について説明する。
成され、以下その動作について説明を行う。先ず、再生
入り口チャンバー12、再生出口チャンバー13、脱着
排気チャンバー14に対向する位置にある吸着素子1の
動作について説明する。
【0034】再生入り口チャンバー12に蒸気あるいは
高温・高湿の空気等の脱着気体を送る。ここで脱着気体
の温度は50〜100℃程度が好ましい。
高温・高湿の空気等の脱着気体を送る。ここで脱着気体
の温度は50〜100℃程度が好ましい。
【0035】 すると脱着気体は再生入り口チャンバー1
2に対向している吸着素子1の他方の流路3を通過し、
一方の流路2を加熱しながら再生出口チャンバー13よ
り排出される。これによって一方の流路2内の吸着剤に
吸着された湿気が脱着されるとともに、他方の流路3内
の吸着剤に湿気が与えられる。
2に対向している吸着素子1の他方の流路3を通過し、
一方の流路2を加熱しながら再生出口チャンバー13よ
り排出される。これによって一方の流路2内の吸着剤に
吸着された湿気が脱着されるとともに、他方の流路3内
の吸着剤に湿気が与えられる。
【0036】 つまり、脱着気体の温度は100℃以下で
あって湿分を多く含んでいるので、他方の流路3内を通
過している間に熱が一方の流路2に移動して温度が下が
ると、他方の流路3内に結露を生じる。
あって湿分を多く含んでいるので、他方の流路3内を通
過している間に熱が一方の流路2に移動して温度が下が
ると、他方の流路3内に結露を生じる。
【0037】 一方の流路2内の吸着剤の脱着についてさ
らに詳説する。一方の流路2には外気が流されながら他
方の流路3からの熱によって加熱される。この加熱によ
って一方の流路2内の吸着剤は脱着され、脱着された湿
分は脱着排気チャンバー14より排出される。
らに詳説する。一方の流路2には外気が流されながら他
方の流路3からの熱によって加熱される。この加熱によ
って一方の流路2内の吸着剤は脱着され、脱着された湿
分は脱着排気チャンバー14より排出される。
【0038】次に冷却入り口チャンバー15、冷却排気
チャンバー16、被処理空気入り口チャンバー17に対
向する位置にある吸着素子1の動作について説明する。
チャンバー16、被処理空気入り口チャンバー17に対
向する位置にある吸着素子1の動作について説明する。
【0039】 冷却入り口チャンバー15および被処理空
気入り口チャンバー17に外気を送る。すると被処理空
気入り口チャンバー17から入って一方の流路2に入っ
た外気は一方の流路2内の吸着剤によって湿気が吸着さ
れ、乾燥空気すなわち製品空気となって一方の流路2か
ら出てゆく。この時、一方の流路2内の吸着剤は吸着熱
を発生する。発生した吸着熱は他方の流路3へ伝わり、
他方の流路3の温度を上昇させる。
気入り口チャンバー17に外気を送る。すると被処理空
気入り口チャンバー17から入って一方の流路2に入っ
た外気は一方の流路2内の吸着剤によって湿気が吸着さ
れ、乾燥空気すなわち製品空気となって一方の流路2か
ら出てゆく。この時、一方の流路2内の吸着剤は吸着熱
を発生する。発生した吸着熱は他方の流路3へ伝わり、
他方の流路3の温度を上昇させる。
【0040】 他方の流路3内は脱着気体の有する湿気に
よって結露しているかあるいは他方の流路3内の吸着剤
が湿気を含んでいるため、伝わった熱によって結露した
水や吸着された湿気が蒸発あるいは脱着される。この時
に気化熱や脱着熱を奪うため、他方の流路3内の温度が
低下する。
よって結露しているかあるいは他方の流路3内の吸着剤
が湿気を含んでいるため、伝わった熱によって結露した
水や吸着された湿気が蒸発あるいは脱着される。この時
に気化熱や脱着熱を奪うため、他方の流路3内の温度が
低下する。
【0041】 冷却入り口チャンバー15から入って他方
の流路3に入った外気は、蒸発あるいは脱着された湿気
を追い出すとともに他方の流路3の温度を低下させ、冷
却排気チャンバー16より出て行く。
の流路3に入った外気は、蒸発あるいは脱着された湿気
を追い出すとともに他方の流路3の温度を低下させ、冷
却排気チャンバー16より出て行く。
【0042】 つまり、一方の流路2内で外気に含まれる
湿気が吸着される時に発生する吸着熱は他方の流路3内
の脱着熱あるいは気化熱によって奪われ、一方の流路2
の温度上昇は抑えられる。
湿気が吸着される時に発生する吸着熱は他方の流路3内
の脱着熱あるいは気化熱によって奪われ、一方の流路2
の温度上昇は抑えられる。
【0043】このため、吸着に伴う温度上昇による吸着
性能の低下を抑えることができ、一方の流路2内の吸着
剤の吸着性能は高く維持することができる。
性能の低下を抑えることができ、一方の流路2内の吸着
剤の吸着性能は高く維持することができる。
【0044】 図9に本発明の第3実施例を示す。この第
3実施例に示されるものは基本的に上記の第2実施例のも
のと同一であって、第2実施例のものと比較して熱エネ
ルギー効率を上げるようにされたものである。また第2
実施例のものと同一の構成部分については同一の番号を
付与し、重複した説明は省略する。
3実施例に示されるものは基本的に上記の第2実施例のも
のと同一であって、第2実施例のものと比較して熱エネ
ルギー効率を上げるようにされたものである。また第2
実施例のものと同一の構成部分については同一の番号を
付与し、重複した説明は省略する。
【0045】 18は加熱・加湿装置であり、再生出口チ
ャンバー13の排出側に設けられ、他方の流路3を通過
する間に失われた熱と湿分を加えるものであり、加熱・
加湿装置18の出口は再生入り口チャンバー12へ戻さ
れる。
ャンバー13の排出側に設けられ、他方の流路3を通過
する間に失われた熱と湿分を加えるものであり、加熱・
加湿装置18の出口は再生入り口チャンバー12へ戻さ
れる。
【0046】 19は直交型熱交換装置であり、脱着排気
チャンバー14出口の高温空気と外気の間で熱交換する
ように構成され、外気が脱着排気チャンバー14出口の
高温空気によって加熱されて脱着給気チャンバー20を
介して吸着素子1の一方の流路2に入る。
チャンバー14出口の高温空気と外気の間で熱交換する
ように構成され、外気が脱着排気チャンバー14出口の
高温空気によって加熱されて脱着給気チャンバー20を
介して吸着素子1の一方の流路2に入る。
【0047】 この実施例3のものは除湿性能については
実施例2のものと同一であるとともに、廃熱が直交型熱
交換装置19によって回収され、さらに失われた熱と湿
分だけを加熱・加湿装置18によって加えているため熱
エネルギー効率が高い。
実施例2のものと同一であるとともに、廃熱が直交型熱
交換装置19によって回収され、さらに失われた熱と湿
分だけを加熱・加湿装置18によって加えているため熱
エネルギー効率が高い。
【0048】 以上実施例1〜3のものは、他方の流路3
内に水が残るような再生流体を使用する例を示したが、
除湿工程において他方の流路3内に水をスプレーしなが
ら除湿を行うようにすると、実施例1〜3のものと同様
の効果を得ることができる。
内に水が残るような再生流体を使用する例を示したが、
除湿工程において他方の流路3内に水をスプレーしなが
ら除湿を行うようにすると、実施例1〜3のものと同様
の効果を得ることができる。
【0049】
【発明の効果】本発明の除湿装置は上記の如く構成した
ので、一方の流路で発生した吸着熱は発生とともに他方
の流路の気化熱や脱着熱で奪われ、一方の流路の温度が
あまり上昇しないため、一方の流路内の吸着剤の性能を
効果的に発揮させることができるものである。このため
高い吸着性能を発揮することができる。
ので、一方の流路で発生した吸着熱は発生とともに他方
の流路の気化熱や脱着熱で奪われ、一方の流路の温度が
あまり上昇しないため、一方の流路内の吸着剤の性能を
効果的に発揮させることができるものである。このため
高い吸着性能を発揮することができる。
【0050】 さらに本発明の除湿装置は第2実施例のよ
うに吸着素子を環状に配置することによって連続的に除
湿を行うことができる。
うに吸着素子を環状に配置することによって連続的に除
湿を行うことができる。
【0051】 また、本発明の除湿装置は第3実施例のよ
うに脱着排気の廃熱を回収したり、脱着排気を再加熱・
再加湿することによって熱エネルギー効率を高めること
ができる。
うに脱着排気の廃熱を回収したり、脱着排気を再加熱・
再加湿することによって熱エネルギー効率を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の除湿装置の吸着工程に於ける原理を示
す斜視図。
す斜視図。
【図2】本発明の除湿装置の脱着工程に於ける原理を示
す斜視図。
す斜視図。
【図3】本発明の除湿装置に用いられる吸着素子の拡大
図。
図。
【図4】本発明の除湿装置に用いられる吸着素子の拡大
図。
図。
【図5】本発明の除湿装置に用いられる吸着素子の拡大
図。
図。
【図6】本発明の第2実施例の除湿装置に用いられる吸
着ローターの斜視図。
着ローターの斜視図。
【図7】本発明の第2実施例の除湿装置の斜視図。
【図8】本発明の第2実施例の除湿装置の空気の流れを
示す空気流れ図。
示す空気流れ図。
【図9】本発明の第3実施例の除湿装置の空気の流れを
示す空気流れ図。
示す空気流れ図。
【符号の説明】 1 吸着素子 2 一方の流路 3 他方の流路 4 平面状シート 5 波状シート 6,7 湿気吸着剤 8 吸着ローター 9 大リング 10 小リング 11 ローラー 12 再生入り口チャンバー 13 再生出口チャンバー 14 脱着出口チャンバー 15 冷却入り口チャンバー 16 冷却排気チャンバー 17 被処理空気入り口チャンバー 18 加熱・加湿装置 19 直交型熱交換装置
Claims (5)
- 【請求項1】複数の流路が互いに分離されるとともに相
互に熱伝導可能な吸着素子を有し、前記吸着素子の一方
の流路内面は湿気吸着剤を有し、被処理空気の除湿工程
においては前記吸着素子の一方の流路に被処理空気を流
しながら前記吸着素子の他方の流路に他方の流路内に残
された水を気化させる冷却空気を流すようにし、前記湿
気吸着剤の脱着工程においては前記吸着素子の他方の流
路には他方の流路内に水が残るような高温の再生流体を
流すようにした除湿装置。 - 【請求項2】複数の流路が互いに分離されるとともに相
互に熱伝導可能な吸着素子を有し、前記吸着素子の一方
の流路内面は湿気吸着剤を有し、被処理空気の除湿工程
においては前記吸着素子の一方の流路に被処理空気を流
しながら前記吸着素子の他方の流路に他方の流路内に水
を流しつつその水を気化させる冷却空気を流すように
し、前記湿気吸着剤の脱着工程においては前記吸着素子
の他方の流路に高温の再生流体を流すようにした除湿装
置。 - 【請求項3】複数の吸着素子を環状に配置し、除湿工程
と脱着工程とを別々の吸着素子に同時に行うようにし
て、連続的に除湿を行うことができるようにした請求項
1あるいは請求項2に記載の除湿装置。 - 【請求項4】脱着排気と大気との熱交換を行う熱交換器
を介して脱着工程の吸着素子の一方の流路へ大気を流す
ようにした請求項1あるいは請求項2に記載の除湿装
置。 - 【請求項5】脱着工程における吸着素子に流された再生
流体を再度加熱・加湿して再び吸着素子に流すようにし
た請求項1あるいは請求項2に記載の除湿装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24373999A JP2001062242A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 除湿装置 |
EP00306395A EP1081440B1 (en) | 1999-08-30 | 2000-07-27 | Dehumidifier |
DE60023078T DE60023078T2 (de) | 1999-08-30 | 2000-07-27 | Entfeuchter |
AT00306395T ATE306643T1 (de) | 1999-08-30 | 2000-07-27 | Entfeuchter |
US09/650,863 US6478855B1 (en) | 1999-08-30 | 2000-08-29 | Method of dehumidifying and dehumidifier with heat exchanger having first and second passages and moisture cooling in the second passages |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24373999A JP2001062242A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 除湿装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001062242A true JP2001062242A (ja) | 2001-03-13 |
Family
ID=17108275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24373999A Pending JP2001062242A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 除湿装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6478855B1 (ja) |
EP (1) | EP1081440B1 (ja) |
JP (1) | JP2001062242A (ja) |
AT (1) | ATE306643T1 (ja) |
DE (1) | DE60023078T2 (ja) |
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