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JP2000328520A - アーチ橋の上床版受梁 - Google Patents

アーチ橋の上床版受梁

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JP2000328520A
JP2000328520A JP14367999A JP14367999A JP2000328520A JP 2000328520 A JP2000328520 A JP 2000328520A JP 14367999 A JP14367999 A JP 14367999A JP 14367999 A JP14367999 A JP 14367999A JP 2000328520 A JP2000328520 A JP 2000328520A
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JP
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upper floor
floor slab
slab
arch rib
slab support
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JP14367999A
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Yoshihiro Harada
良弘 原田
Fumiaki Sonobe
文明 園部
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Taisei Corp
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Taisei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、送りローラーの盛り替え作業や、
送りローラー取り付け用の穴開け作業が不要であり、し
かも受梁の長さを短くすることができる、アーチ橋の上
床版受梁を提供することを課題とする。 【解決手段】 上記課題を解決するための手段として本
発明は、アーチ橋のボックス状アーチリブ桁の上床版コ
ンクリートを打設する際に、上床版打設用型枠を支持す
る上床版受梁において、前記上床版受梁はアーチリブ桁
の張出し方向に沿って配置し、この上床版受梁の先端部
は、アーチリブ桁の先端に装備した作業台車から吊り下
げ、上床版受梁の基端部には、下端に車輪を有する支柱
を取り付け、上床版受梁をアーチリブ桁の下床版上を走
行可能としたことを特徴とする、アーチ橋の上床版受梁
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アーチ橋の上床版
受梁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に示すように、アーチ橋の施工方法
として、アーチリブ500の先端に作業台車600を装備し
て、この台車において型枠および鉄筋の組み立て、コン
クリート打設を行ないつつリブを張り出してゆく施工方
法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アーチリブ500は、上
床版、下床版、側壁からなるボックス状にコンクリート
を打設する場合がある。上床版コンクリートを打設する
場合は、上床版打設用型枠を受梁で支持して行なうが、
この受梁はアーチリブ500の張出しの進行に伴って前方
に移動させる必要がある。
【0004】従来は、上床版に送りローラーを取り付け
て受梁を移動させていたが、送りローラーの盛り替え作
業や、上床版に送りローラー取り付け用の穴開け作業が
必要であった。また、受梁は後方に移動量に見合った長
さが必要であった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、送りローラーの盛り替え作業
や、送りローラー取り付け用の穴開け作業が不要であ
り、しかも受梁の長さを短くすることができる、アーチ
橋の上床版受梁を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として本発明は、アーチ橋のボックス状アーチリ
ブ桁の上床版コンクリートを打設する際に、上床版打設
用型枠を支持する上床版受梁において、前記上床版受梁
はアーチリブ桁の張出し方向に沿って配置し、この上床
版受梁の先端部は、アーチリブ桁の先端に装備した作業
台車から吊り下げ、上床版受梁の基端部には、下端に車
輪を有する支柱を取り付け、上床版受梁をアーチリブ桁
の下床版上を走行可能としたことを特徴とする、アーチ
橋の上床版受梁を提供する。以下、図1を参照しなが
ら、本発明の実施の形態について説明する。
【0007】
【発明の実施の形態】<イ>上床版受梁 上床版受梁100は、H型鋼材やI型鋼材等で作製した梁
部材であり、ボックス状アーチリブ500の上床版510の1
スパン以上の長さで形成される。
【0008】この上床版受梁100は、アーチリブ500の張
出し方向に沿って配置されている。また、上床版受梁10
0は、アーチリブ500の巾方向に所定の間隔をおいて所要
数設置し、それらの間は単管パイプ等で横組して一体化
する。
【0009】<ロ>支柱 支柱110は、上床版受梁100の基端部に連結される。支柱
110の下端には車輪111が装着され、下床版520上を走行
可能に構成されている。
【0010】また、支柱110の上半部には複数の調整ピ
ン穴112を開設し、支柱110の高さ調節ができるようにす
る。
【0011】なお、支柱110は、工場にて一体製造して
もよいし、現場にてパイプサポートなどで組み立てても
よい。
【0012】<ハ>ターンバックル 上床版受梁100と支柱110との間はターンバックル113で
連結する。前述の調整ピン穴112の位置を変えて支柱110
の高さ調節を行ない、かつターンバックル113の調整を
行なうことによって、アーチリブ500の断面変化に対応
できるよう構成する。
【0013】<ニ>先端支持部 上床版受梁100の先端には、ヒンジ連結された先端支持
部120を設ける。この先端支持部120は、ターンバックル
121により上床版受梁100との角度調節ができるよう構成
されている。
【0014】また、先端支持部120は、作業台車600から
吊鋼棒200、チェーンブロック300によって吊り下げられ
ている。先端支持部120は作業台車600と平行な角度で配
備され、作業台車600が移動するとそれに追従して移動
し、上床版受梁100を牽引する役目を有する。
【0015】<ホ>使用方法 上床版のコンクリート打設用型枠を、従来と同様に、既
設の上床版510と作業台車600からPC総ネジ鋼棒により
吊り下げてセットする。その型枠の下面を上床版受梁10
0で支持し、上床版受梁100の基端側は吊鋼棒400によ
り、既設の上床版510に吊り下げる。
【0016】上記の状態でコンクリートを打設した後、
PC総ネジ鋼棒を引き抜き、型枠を脱型すると、支柱11
0の下端の車輪111が下床版520上に着地するため、即座
に上床版受梁100の移動準備が完了する。そして、作業
台車600の移動に追従して、上床版受梁100も移動する。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるため、
次のような効果を得ることができる。 <イ>上床版打設用型枠を脱型すると直ぐに上床版受梁
を移動させることができるため、作業の迅速性が向上す
る。
【0018】<ロ>下床版上を走行させるため、従来の
ような送りローラーは不要であり、その盛り替え作業も
当然必要無い。
【0019】<ハ>送りローラー取付穴の穴開け作業も
不要である。
【0020】<ニ>受梁を短くできるため、上床版下面
に当たる事が無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態の説明図
【図2】 従来技術の説明図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーチ橋のボックス状アーチリブ桁の上
    床版コンクリートを打設する際に、上床版打設用型枠を
    支持する上床版受梁において、 前記上床版受梁はアーチリブ桁の張出し方向に沿って配
    置し、 この上床版受梁の先端部は、アーチリブ桁の先端に装備
    した作業台車から吊り下げ、 上床版受梁の基端部には、下端に車輪を有する支柱を取
    り付け、 上床版受梁をアーチリブ桁の下床版上を走行可能とした
    ことを特徴とする、 アーチ橋の上床版受梁。
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