JP2000318527A - 車両のステップ - Google Patents
車両のステップInfo
- Publication number
- JP2000318527A JP2000318527A JP11127359A JP12735999A JP2000318527A JP 2000318527 A JP2000318527 A JP 2000318527A JP 11127359 A JP11127359 A JP 11127359A JP 12735999 A JP12735999 A JP 12735999A JP 2000318527 A JP2000318527 A JP 2000318527A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- getting
- front wheel
- truck
- cab
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】衝突エネルギを吸収可能にしたトラックの乗降
用のステップを提供する。 【解決手段】キャブの側ドア下方でバンパの後方に固設
されている乗降用のステップ2を固設する左右のステッ
プサポート5,6にブラケット7,8を介して車両前後
方向に軸圧縮変形可能な脆弱部材9を設け、前記一方の
ブラケット8に衝突時に前輪3に係合してステップの外
側方変位を規制する係合部8aを設けた。
用のステップを提供する。 【解決手段】キャブの側ドア下方でバンパの後方に固設
されている乗降用のステップ2を固設する左右のステッ
プサポート5,6にブラケット7,8を介して車両前後
方向に軸圧縮変形可能な脆弱部材9を設け、前記一方の
ブラケット8に衝突時に前輪3に係合してステップの外
側方変位を規制する係合部8aを設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックのキャブ
に設けられている乗降用のステップに関するものであ
る。
に設けられている乗降用のステップに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図1で示すように、トラックのキャブ1
の側ドア下方でバンパ4の後方に乗降用のステップ2が
固設されている。
の側ドア下方でバンパ4の後方に乗降用のステップ2が
固設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車両の衝突時に衝突エ
ネルギを極力吸収することが乗員の安全につながるので
各構成部材にエネルギを吸収するよう考慮されている。
ところで、キャブ1に設けられている乗降用のステップ
2は正面又は後面衝突したときバンパ4と前輪3との間
に挾まれて図4の点線で示すように前輪3の外側方に逃
げてしまい、衝突エネルギを吸収する作用は有していな
い。
ネルギを極力吸収することが乗員の安全につながるので
各構成部材にエネルギを吸収するよう考慮されている。
ところで、キャブ1に設けられている乗降用のステップ
2は正面又は後面衝突したときバンパ4と前輪3との間
に挾まれて図4の点線で示すように前輪3の外側方に逃
げてしまい、衝突エネルギを吸収する作用は有していな
い。
【0004】本発明の目的は、衝突エネルギを吸収可能
にしたトラックの乗降用のステップを提供することであ
る。
にしたトラックの乗降用のステップを提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、トラックのキャブの側ドア下方でバンパ
の後方に固設されている乗降用のステップにおいて、前
記ステップを固設する左右のステップサポートにブラケ
ットを介して車両前後方向に軸圧縮変形可能な脆弱部材
を設けたことを特徴とするものである。
めの本発明は、トラックのキャブの側ドア下方でバンパ
の後方に固設されている乗降用のステップにおいて、前
記ステップを固設する左右のステップサポートにブラケ
ットを介して車両前後方向に軸圧縮変形可能な脆弱部材
を設けたことを特徴とするものである。
【0006】また、トラックのキャブの側ドア下方でバ
ンパの後方に固設されている乗降用のステップにおい
て、前記ステップを固設する左右のステップサポートに
ブラケットを介して車両前後方向に軸圧縮変形可能な脆
弱部材を設け、前記ブラケットに衝突時に前輪に係合し
てステップの外側方変位を規制する係合部を設けたこと
を特徴とするものである。
ンパの後方に固設されている乗降用のステップにおい
て、前記ステップを固設する左右のステップサポートに
ブラケットを介して車両前後方向に軸圧縮変形可能な脆
弱部材を設け、前記ブラケットに衝突時に前輪に係合し
てステップの外側方変位を規制する係合部を設けたこと
を特徴とするものである。
【0007】前記車両前後方向に軸圧縮変形可能な脆弱
部材は蛇腹状筒部材としたものである。
部材は蛇腹状筒部材としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。トラックには図1で示すように、乗
降用のステップ2がキャブ1の側ドア下方でバンパ4の
後方にステップサポートによって固設されている。
基づいて説明する。トラックには図1で示すように、乗
降用のステップ2がキャブ1の側ドア下方でバンパ4の
後方にステップサポートによって固設されている。
【0009】本発明は、図2及び図3で示すように、ス
テップ2を固設する左右のステップサポート5,6にブ
ラケット7,8を介して車両前後方向に軸圧縮変形可能
な脆弱部材9を設けた構成である。
テップ2を固設する左右のステップサポート5,6にブ
ラケット7,8を介して車両前後方向に軸圧縮変形可能
な脆弱部材9を設けた構成である。
【0010】また、前記脆弱部材9を保持するブラケッ
ト7,8のうちで前輪3と対面する側の一方のブラケッ
ト8には衝突時に前輪3に係合する係合部8aが設けら
れている。
ト7,8のうちで前輪3と対面する側の一方のブラケッ
ト8には衝突時に前輪3に係合する係合部8aが設けら
れている。
【0011】前記車両前後方向に軸圧縮変形可能な脆弱
部材9は蛇腹状筒部材が適当であるが、蛇腹状板部材あ
るいは軸に切欠等によって脆弱部を形成した中実軸等の
要するに軸線方向に衝突エネルギが作用したときに座屈
変形する軸圧縮変形可能な部材であればよい。
部材9は蛇腹状筒部材が適当であるが、蛇腹状板部材あ
るいは軸に切欠等によって脆弱部を形成した中実軸等の
要するに軸線方向に衝突エネルギが作用したときに座屈
変形する軸圧縮変形可能な部材であればよい。
【0012】本発明は上記の通りの構造であるから、正
面又は後面衝突し場合に、ステップ2はバンパ4と前輪
3との間に挾まる。このとき、脆弱部材9が車両前後方
向に軸圧縮変形して衝突エネルギを吸収する。
面又は後面衝突し場合に、ステップ2はバンパ4と前輪
3との間に挾まる。このとき、脆弱部材9が車両前後方
向に軸圧縮変形して衝突エネルギを吸収する。
【0013】また、前記ステップ2がバンパ4と前輪3
との間に挾まったときに脆弱部材9を保持する一方のブ
ラケット8に設けられている係合部8aが図2の仮想線
で示すように、前輪3の内側面に係合する。これによ
り、ステップ2は前輪3の外側方への逃げが規制され、
前記脆弱部材9による衝突エネルギの吸収作用を一層向
上する。
との間に挾まったときに脆弱部材9を保持する一方のブ
ラケット8に設けられている係合部8aが図2の仮想線
で示すように、前輪3の内側面に係合する。これによ
り、ステップ2は前輪3の外側方への逃げが規制され、
前記脆弱部材9による衝突エネルギの吸収作用を一層向
上する。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、トラ
ックの乗降用のステップにも簡単な構造の衝突エネルギ
の吸収機能を装備して車両の衝突時における乗員の安全
を確保することができる。また、その構造も在来の乗降
用のステップに付加することによって構成されるため、
ステップを大幅に改変することがなく低コストで実現で
きる利点を有している。
ックの乗降用のステップにも簡単な構造の衝突エネルギ
の吸収機能を装備して車両の衝突時における乗員の安全
を確保することができる。また、その構造も在来の乗降
用のステップに付加することによって構成されるため、
ステップを大幅に改変することがなく低コストで実現で
きる利点を有している。
【図1】トラックのキャブ部の側面図
【図2】本発明の平面図
【図3】本発明の要部斜視図
【図4】従来の不具合を示す平面図
1 キャブ 2 ステップ 3 前輪 4 バンパ 5 ステップサポート 6 ステップサポート 7 ブラケット 8 ブラケット 8a 係合部 9 脆弱部材
Claims (3)
- 【請求項1】 トラックのキャブの側ドア下方でバンパ
の後方に固設されている乗降用のステップにおいて、前
記ステップを固設する左右のステップサポートにブラケ
ットを介して車両前後方向に軸圧縮変形可能な脆弱部材
を設けたことを特徴とする車両のステップ。 - 【請求項2】 トラックのキャブの側ドア下方でバンパ
の後方に固設されている乗降用のステップにおいて、前
記ステップを固設する左右のステップサポートにブラケ
ットを介して車両前後方向に軸圧縮変形可能な脆弱部材
を設け、前記ブラケットに衝突時に前輪に係合してステ
ップの外側方変位を規制する係合部を設けたことを特徴
とする車両のステップ。 - 【請求項3】 前記車両前後方向に軸圧縮変形可能な脆
弱部材は蛇腹状筒部材とした請求項1及び2に記載の車
両のステップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11127359A JP2000318527A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 車両のステップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11127359A JP2000318527A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 車両のステップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000318527A true JP2000318527A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=14958008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11127359A Pending JP2000318527A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 車両のステップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000318527A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008222037A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Mitsubishi Motors Corp | 車両の衝撃吸収構造 |
JP2012144130A (ja) * | 2011-01-11 | 2012-08-02 | Isuzu Motors Ltd | 車両の前部構造 |
-
1999
- 1999-05-07 JP JP11127359A patent/JP2000318527A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008222037A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Mitsubishi Motors Corp | 車両の衝撃吸収構造 |
JP2012144130A (ja) * | 2011-01-11 | 2012-08-02 | Isuzu Motors Ltd | 車両の前部構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040331 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060221 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060228 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060829 |