JP2000351008A - 板圧延機のストリッパガイドの固定装置 - Google Patents
板圧延機のストリッパガイドの固定装置Info
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- JP2000351008A JP2000351008A JP11166956A JP16695699A JP2000351008A JP 2000351008 A JP2000351008 A JP 2000351008A JP 11166956 A JP11166956 A JP 11166956A JP 16695699 A JP16695699 A JP 16695699A JP 2000351008 A JP2000351008 A JP 2000351008A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 人力作業を必要とするコッタを使用しない
で、簡便な固定手段によりストリッパガイドの先端部を
ワークロールの外周に摺接させて固定可能な板圧延機の
ストリッパガイドを提供する。 【解決手段】 板圧延機のワークロールの外周に、水切
り用ストリッパガイドが回動可能に設けられ、このスト
リッパガイドの先端部をワークロールの外周に摺接する
位置で固定する板圧延機のストリッパガイドの固定装置
において、左右チョックにサポートフレームを両端を取
り付け、このサポートフレームの上面にシリンダーを設
け、ストリッパガイドの反ワークロール側の尾端部を当
接して前記ストリッパガイドの先端部をワークロールの
外周に摺接させるストッパを前記サポートフレームの側
面に設けた回動支軸に回動可能に軸支し、このストッパ
と前記シリンダーの伸縮ロッドとをリンク機構を介して
連結してなる。
で、簡便な固定手段によりストリッパガイドの先端部を
ワークロールの外周に摺接させて固定可能な板圧延機の
ストリッパガイドを提供する。 【解決手段】 板圧延機のワークロールの外周に、水切
り用ストリッパガイドが回動可能に設けられ、このスト
リッパガイドの先端部をワークロールの外周に摺接する
位置で固定する板圧延機のストリッパガイドの固定装置
において、左右チョックにサポートフレームを両端を取
り付け、このサポートフレームの上面にシリンダーを設
け、ストリッパガイドの反ワークロール側の尾端部を当
接して前記ストリッパガイドの先端部をワークロールの
外周に摺接させるストッパを前記サポートフレームの側
面に設けた回動支軸に回動可能に軸支し、このストッパ
と前記シリンダーの伸縮ロッドとをリンク機構を介して
連結してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板圧延機の水切り
用ストリッパガイドの固定装置に関するもので、特に、
鉄鋼材料の板圧延機のストリッパガイドの固定装置に関
するものである。
用ストリッパガイドの固定装置に関するもので、特に、
鉄鋼材料の板圧延機のストリッパガイドの固定装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼材料の板圧延、特に、厚板圧延で
は、通常、板厚4.5〜300mm、板幅は約1〜5.
4m、板長は最大55mまで熱間圧延されている。この
厚板製品は、通常、圧延ままで、船舶、橋梁、圧力容
器、大径鋼管をはじめ、一般構造物および海洋構造物な
ど鋼構造物の重要部材に使用されている。この厚板圧延
には4段圧延機(四重可逆式圧延機)が一般的に用いら
れている。
は、通常、板厚4.5〜300mm、板幅は約1〜5.
4m、板長は最大55mまで熱間圧延されている。この
厚板製品は、通常、圧延ままで、船舶、橋梁、圧力容
器、大径鋼管をはじめ、一般構造物および海洋構造物な
ど鋼構造物の重要部材に使用されている。この厚板圧延
には4段圧延機(四重可逆式圧延機)が一般的に用いら
れている。
【0003】この4段圧延機は、図9に示すように、ハ
ウジング21と、圧下装置22と、一対の上下バックア
ップロール2a、2bと、一対の上下ワークロール3
a、3bとにより構成されている。この4段圧延機の前
後に、圧延板を搬送するフィードローラ23が設けられ
ている。前記一対の上下バックアップロール2a、2b
と一対の上下ワークロール3a、3bには、それぞれ、
上下バックアップロールチョック(軸受)4a、4bと
上下ワークロールチョック(軸受)5a、5bが設けら
れている。
ウジング21と、圧下装置22と、一対の上下バックア
ップロール2a、2bと、一対の上下ワークロール3
a、3bとにより構成されている。この4段圧延機の前
後に、圧延板を搬送するフィードローラ23が設けられ
ている。前記一対の上下バックアップロール2a、2b
と一対の上下ワークロール3a、3bには、それぞれ、
上下バックアップロールチョック(軸受)4a、4bと
上下ワークロールチョック(軸受)5a、5bが設けら
れている。
【0004】上下ワークロール3a、3bには、それぞ
れ、ストリッパガイド6、7が配設されている。これら
ストリッパガイド6、7は、上下ワークロール3a、3
bの冷却水の水切り用に配設されたものである。そし
て、上部のストリッパガイド6は、板圧延時に、上反り
する圧延板をスムーズに上下ワークロール3a、3bの
間隙に噛み込ませるための役割を果たすものである。
れ、ストリッパガイド6、7が配設されている。これら
ストリッパガイド6、7は、上下ワークロール3a、3
bの冷却水の水切り用に配設されたものである。そし
て、上部のストリッパガイド6は、板圧延時に、上反り
する圧延板をスムーズに上下ワークロール3a、3bの
間隙に噛み込ませるための役割を果たすものである。
【0005】さらに、上ワークロール3aに配設された
上部のストリッパガイド(以下、単に「ストリッパガイ
ド」と称す。)6について,図7、図8によりさらに説
明する。図7は、板圧延時の従来の4段圧延機における
ストリッパガイドの位置を示す図であり、図8はストリ
ッパガイドの固定状態を示す図である。
上部のストリッパガイド(以下、単に「ストリッパガイ
ド」と称す。)6について,図7、図8によりさらに説
明する。図7は、板圧延時の従来の4段圧延機における
ストリッパガイドの位置を示す図であり、図8はストリ
ッパガイドの固定状態を示す図である。
【0006】図7に示すように、ストリッパガイド6
は、左右の上バックアップロールチョック4aに取付け
(支持)られたサポートフレーム12の下部に設けられ
た軸穴12aに、前記ストリッパガイドに設けられた軸
6cを組み込み、この軸6cを中心に前記ストリッパガ
イド6が回動可能な構造となる。そして、板圧延中は、
ストリッパガイドの先端部6aを、上ワークロール3a
の外周に摺接して固定するために、ストリッパガイドの
反ワークロール側の尾端部6bとサポートフレーム12
との間にT型のコッタ24をはめ込んで、ストリッパガ
イドを固定している。このT型のコッタ24によるスト
リッパガイドの固定は、図7に示すように、コッタ24
の下端部がストリッパガイドの尾端部6bを当接する状
態にするものである。このストリッパガイドの固定の目
的は、前述したように、板圧延時に、上反りする圧延板
をスムーズに上下ワークロールの間隙に噛み込ませると
共に、上ワークロールの冷却水の水切りのためである。
は、左右の上バックアップロールチョック4aに取付け
(支持)られたサポートフレーム12の下部に設けられ
た軸穴12aに、前記ストリッパガイドに設けられた軸
6cを組み込み、この軸6cを中心に前記ストリッパガ
イド6が回動可能な構造となる。そして、板圧延中は、
ストリッパガイドの先端部6aを、上ワークロール3a
の外周に摺接して固定するために、ストリッパガイドの
反ワークロール側の尾端部6bとサポートフレーム12
との間にT型のコッタ24をはめ込んで、ストリッパガ
イドを固定している。このT型のコッタ24によるスト
リッパガイドの固定は、図7に示すように、コッタ24
の下端部がストリッパガイドの尾端部6bを当接する状
態にするものである。このストリッパガイドの固定の目
的は、前述したように、板圧延時に、上反りする圧延板
をスムーズに上下ワークロールの間隙に噛み込ませると
共に、上ワークロールの冷却水の水切りのためである。
【0007】次に、ワークロールの交換方法について説
明する。ワークロールの交換は、通常、上下ワークロー
ル共に下バックアップロールを4段圧延機から引き抜い
て行う。そして、4段圧延機から引き抜いた、上下ワー
クロールを取り替えた後に、再び、これら上下ワークロ
ールと共に下バックアップロールを4段圧延機へ戻して
行う。
明する。ワークロールの交換は、通常、上下ワークロー
ル共に下バックアップロールを4段圧延機から引き抜い
て行う。そして、4段圧延機から引き抜いた、上下ワー
クロールを取り替えた後に、再び、これら上下ワークロ
ールと共に下バックアップロールを4段圧延機へ戻して
行う。
【0008】このため、ワークロールの交換のために、
ストリッパガイド6の固定を解除する。このストリッパ
ガイド6の固定の解除は、図7に示される、ストリッパ
ガイドの尾端部6bとストリッパガイドサポート12と
の間にはめ込まれたT型のコッタ28を取り外ずすこと
により行う。ストリッパガイド6の固定を解除した後、
サポートフレーム12の下部の軸穴12aに設けられた
ストリッパガイドの軸6cを中心にストリッパガイド6
を反時計周り(図7の矢印方向)に回転させて、ストリ
ッパガイドの先端部6aと上ワークロールチョックの下
部5cとが引っ掛からないようにする。その後、上下ワ
ークロール共に下バックアップロールを4段圧延機から
引き抜き、そして、取り替えた上下ワークロールと共に
下バックアップロールを再び、4段圧延機へ戻すことに
よりワークロールの交換が終了する。
ストリッパガイド6の固定を解除する。このストリッパ
ガイド6の固定の解除は、図7に示される、ストリッパ
ガイドの尾端部6bとストリッパガイドサポート12と
の間にはめ込まれたT型のコッタ28を取り外ずすこと
により行う。ストリッパガイド6の固定を解除した後、
サポートフレーム12の下部の軸穴12aに設けられた
ストリッパガイドの軸6cを中心にストリッパガイド6
を反時計周り(図7の矢印方向)に回転させて、ストリ
ッパガイドの先端部6aと上ワークロールチョックの下
部5cとが引っ掛からないようにする。その後、上下ワ
ークロール共に下バックアップロールを4段圧延機から
引き抜き、そして、取り替えた上下ワークロールと共に
下バックアップロールを再び、4段圧延機へ戻すことに
よりワークロールの交換が終了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このT型の
コッタの着脱は、人力により、フィードローラが設けら
れた搬送テーブルとエントリーガイドと間の狭い場所で
行う必要がある。この人力作業は、作業環境が悪く、危
険を伴うために、安全面に注意する必要がある。このた
め、コッタの着脱に長時間を要し、その間ラインを停止
する時間が長くなり生産性を低下させる問題がある。さ
らに、バックアップロールおよびワークロールの板圧延
の摩耗によるこれらロール径の変化に対応させるため
に、数種類のコッタを常備する必要がある。
コッタの着脱は、人力により、フィードローラが設けら
れた搬送テーブルとエントリーガイドと間の狭い場所で
行う必要がある。この人力作業は、作業環境が悪く、危
険を伴うために、安全面に注意する必要がある。このた
め、コッタの着脱に長時間を要し、その間ラインを停止
する時間が長くなり生産性を低下させる問題がある。さ
らに、バックアップロールおよびワークロールの板圧延
の摩耗によるこれらロール径の変化に対応させるため
に、数種類のコッタを常備する必要がある。
【0010】そこで本発明は、人力作業を必要とするコ
ッタを使用しないで、簡便な固定手段によりストリッパ
ガイドの先端部をワークロールの外周に摺接させて固定
可能な板圧延機のストリッパガイドを提供することを目
的とするものである。
ッタを使用しないで、簡便な固定手段によりストリッパ
ガイドの先端部をワークロールの外周に摺接させて固定
可能な板圧延機のストリッパガイドを提供することを目
的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、板圧延
機のワークロールの外周に、水切り用ストリッパガイド
が回動可能に設けられ、このストリッパガイドの先端部
をワークロールの外周に摺接する位置で固定する板圧延
機のストリッパガイドの固定装置において、左右チョッ
クにサポートフレームの両端を取り付け、このサポート
フレームの上面にシリンダーを設け、ストリッパガイド
の反ワークロール側の尾端部を当接して前記ストリッパ
ガイドの先端部をワークロールの外周に摺接させるスト
ッパを前記サポートフレームの側面に設けた回動支軸に
回動可能に軸支し、このストッパと前記シリンダーの伸
縮ロッドとをリンク機構を介して連結してなることを特
徴とするものである。
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、板圧延
機のワークロールの外周に、水切り用ストリッパガイド
が回動可能に設けられ、このストリッパガイドの先端部
をワークロールの外周に摺接する位置で固定する板圧延
機のストリッパガイドの固定装置において、左右チョッ
クにサポートフレームの両端を取り付け、このサポート
フレームの上面にシリンダーを設け、ストリッパガイド
の反ワークロール側の尾端部を当接して前記ストリッパ
ガイドの先端部をワークロールの外周に摺接させるスト
ッパを前記サポートフレームの側面に設けた回動支軸に
回動可能に軸支し、このストッパと前記シリンダーの伸
縮ロッドとをリンク機構を介して連結してなることを特
徴とするものである。
【0012】本発明の板圧延機のストリッパガイドの固
定装置は、サポートフレームの側面に設けた回動支軸に
回動可能に軸支されたストッパを、ストリッパガイドの
尾端部に当接させてストリッパガイドの先端部をワーク
ロールの外周に摺接する位置で固定するものである。一
方、この固定の解除は、サポートフレームの上面に設け
られたシリンダーの伸縮ロッドとストッパとを連結して
なるリンク機構により、ストッパをストリッパガイドの
尾端部から離すことにより行う。このように、本発明の
板圧延機のストリッパガイドの固定装置は、サポートフ
レームに設けられたシリンダー、ストッパおよびリンク
機構からなる簡便な構成からなり、この構成により、ス
トリッパガイドの固定とこの固定の解除が容易に行うこ
とができる。
定装置は、サポートフレームの側面に設けた回動支軸に
回動可能に軸支されたストッパを、ストリッパガイドの
尾端部に当接させてストリッパガイドの先端部をワーク
ロールの外周に摺接する位置で固定するものである。一
方、この固定の解除は、サポートフレームの上面に設け
られたシリンダーの伸縮ロッドとストッパとを連結して
なるリンク機構により、ストッパをストリッパガイドの
尾端部から離すことにより行う。このように、本発明の
板圧延機のストリッパガイドの固定装置は、サポートフ
レームに設けられたシリンダー、ストッパおよびリンク
機構からなる簡便な構成からなり、この構成により、ス
トリッパガイドの固定とこの固定の解除が容易に行うこ
とができる。
【0013】また、本発明のうちで請求項2記載の発明
は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、ストッパ
に、このストッパと同方向の回動により、前記回動支軸
の中心と前記ストリッパガイドの尾端部への当接面との
距離が変化するカム状ストッパ部を設けると共に、この
カム状ストッパ部に前記リンク機構を連結してなること
を特徴するものである。請求項1記載の発明のストッパ
に、カム状ストッパ部を設けると共に、このカム状スト
ッパ部に前記リンク機構を連結して、このカム状ストッ
パ部を前記ストッパと同方向の回動させることにより、
サポートフレームの側面に設けた回動支軸の中心と、カ
ム状ストッパ部のストリッパガイドの尾端部への当接面
との距離を容易に調整することができる。
は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、ストッパ
に、このストッパと同方向の回動により、前記回動支軸
の中心と前記ストリッパガイドの尾端部への当接面との
距離が変化するカム状ストッパ部を設けると共に、この
カム状ストッパ部に前記リンク機構を連結してなること
を特徴するものである。請求項1記載の発明のストッパ
に、カム状ストッパ部を設けると共に、このカム状スト
ッパ部に前記リンク機構を連結して、このカム状ストッ
パ部を前記ストッパと同方向の回動させることにより、
サポートフレームの側面に設けた回動支軸の中心と、カ
ム状ストッパ部のストリッパガイドの尾端部への当接面
との距離を容易に調整することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を、図示例ととも
に説明する。図1は本発明の第1実施例のストリッパガ
イドの固定装置を説明する斜視図であり、図2は第1実
施例のストリッパガイドの固定装置のストッパおよびリ
ンク機構を説明する図である。図3は本発明の第2実施
例の固定装置のストッパおよびリンク機構を説明する図
であり、図4は第2実施例の結果を説明する図である。
図5は本発明の第3実施例の固定装置のストッパおよび
リンク機構を説明する図である。
に説明する。図1は本発明の第1実施例のストリッパガ
イドの固定装置を説明する斜視図であり、図2は第1実
施例のストリッパガイドの固定装置のストッパおよびリ
ンク機構を説明する図である。図3は本発明の第2実施
例の固定装置のストッパおよびリンク機構を説明する図
であり、図4は第2実施例の結果を説明する図である。
図5は本発明の第3実施例の固定装置のストッパおよび
リンク機構を説明する図である。
【0015】(第1実施例:請求項1に記載の発明)本
発明の第1実施例では、前述した4段圧延機(図9参
照)を用いた。この4段圧延機に用いるバックアップロ
ールのロール径は2000mmφ(最大径)から180
0mmφ(最小径)でロール長は4597mmである。
一方、ワークロールはロール径が1030mmφ(最大
径)から924mmφ(最小径)でロール長が4724
mmのものを使用した。この4段圧延機により、鉄鋼材
料のスラブを、板厚4.5〜360mm、板幅は約1〜
4.5mに熱間圧延を行って、厚板を製造している。こ
の厚板製品は、通常、圧延まま使用されることが多い。
発明の第1実施例では、前述した4段圧延機(図9参
照)を用いた。この4段圧延機に用いるバックアップロ
ールのロール径は2000mmφ(最大径)から180
0mmφ(最小径)でロール長は4597mmである。
一方、ワークロールはロール径が1030mmφ(最大
径)から924mmφ(最小径)でロール長が4724
mmのものを使用した。この4段圧延機により、鉄鋼材
料のスラブを、板厚4.5〜360mm、板幅は約1〜
4.5mに熱間圧延を行って、厚板を製造している。こ
の厚板製品は、通常、圧延まま使用されることが多い。
【0016】本実施例に用いるストリッパガイドは、従
来例と同様に、図1に示すように、左右の上バックアッ
プロールチョック4aに両端を取付け(支持)られたサ
ポートフレーム12の下部に設けられた軸穴12aに、
前記ストリッパガイドに設けられた軸6cを組み込み、
この軸6cを中心に前記ストリッパガイド6が回動可能
な構造である。
来例と同様に、図1に示すように、左右の上バックアッ
プロールチョック4aに両端を取付け(支持)られたサ
ポートフレーム12の下部に設けられた軸穴12aに、
前記ストリッパガイドに設けられた軸6cを組み込み、
この軸6cを中心に前記ストリッパガイド6が回動可能
な構造である。
【0017】このストリッパガイドの固定装置を、図2
により説明する。(図2では、ストリッパガイドの固定
装置はサポートフレームの右側のみ記載されているが、
本実施例「第2実施例も含む。」では、サポートフレー
ムの左側にも、同様にストリッパガイドの固定装置を設
けている。) 図2に示すように、サポートフレーム12の上面にエア
シリンダー9が設けられ、サポートフレーム12の側面
に回動可能に設けられたストッパ10と、前記シリンダ
ー9の伸縮ロッド15と前記ストッパとを連結してなる
リンク機構とを備えている。
により説明する。(図2では、ストリッパガイドの固定
装置はサポートフレームの右側のみ記載されているが、
本実施例「第2実施例も含む。」では、サポートフレー
ムの左側にも、同様にストリッパガイドの固定装置を設
けている。) 図2に示すように、サポートフレーム12の上面にエア
シリンダー9が設けられ、サポートフレーム12の側面
に回動可能に設けられたストッパ10と、前記シリンダ
ー9の伸縮ロッド15と前記ストッパとを連結してなる
リンク機構とを備えている。
【0018】エアシリンダー9は、サポートフレーム1
2の上部に溶着されたシリンダーブラケット13の軸穴
13aとエアシリンダー9の後側(図2では左側)の設
けた軸穴9aとをピンAにより回動可能に連結されてい
る。
2の上部に溶着されたシリンダーブラケット13の軸穴
13aとエアシリンダー9の後側(図2では左側)の設
けた軸穴9aとをピンAにより回動可能に連結されてい
る。
【0019】ストッパ10は長円形状の板状ブロックか
らなり、この板状ブロックの平面部の上部に軸穴10a
が設けられている。この軸穴10aが、サポートフレー
ム12の側面に設けられたストッパ回転軸(回転支軸)
14に挿入され、ストッパ10がストッパ回転軸14を
中心に回動可能な構造となる。
らなり、この板状ブロックの平面部の上部に軸穴10a
が設けられている。この軸穴10aが、サポートフレー
ム12の側面に設けられたストッパ回転軸(回転支軸)
14に挿入され、ストッパ10がストッパ回転軸14を
中心に回動可能な構造となる。
【0020】次に、リンク機構を図3により説明する。
リンク機構は、湾曲するリンクロッド16とロッド17
から構成される。リンクロッド16はシリンダーの伸縮
ロッド15の直線運動をストッパ10をの回転運動に変
換させる部材であり、ロッド17はこの直線運動を回転
運動への変換を援助する部材である。このため、 (イ)リンクロッド16は、シリンダーの伸縮ロッド1
5とストッパ10とを回動可能に連結するもので、この
リンクロッド16の両端には軸穴16a、16bが設け
られている。そして、リンクロッド16の軸穴16aと
シリンダーの伸縮ロッド15の先端に設けた軸穴15a
とをピンBにより回動可能に連結され、リンクロッド1
6の軸穴16bとストッパ10の左側下方に設けた軸穴
10bとをピンCにより回動可能に連結されている。 (ロ)ロッド17の両端には軸穴17a、17bが設け
られている。そして、ロッド17の軸穴17aとサポー
トフレーム12の側面のストッパ10の左側に設けられ
た回転軸12bとをピンDにより回動可能に連結され,
ロッド17の両端の軸穴17bと前記シリンダーの伸縮
ロッド15の先端の軸穴15aとを前記ピンBにより回
動可能に連結する。
リンク機構は、湾曲するリンクロッド16とロッド17
から構成される。リンクロッド16はシリンダーの伸縮
ロッド15の直線運動をストッパ10をの回転運動に変
換させる部材であり、ロッド17はこの直線運動を回転
運動への変換を援助する部材である。このため、 (イ)リンクロッド16は、シリンダーの伸縮ロッド1
5とストッパ10とを回動可能に連結するもので、この
リンクロッド16の両端には軸穴16a、16bが設け
られている。そして、リンクロッド16の軸穴16aと
シリンダーの伸縮ロッド15の先端に設けた軸穴15a
とをピンBにより回動可能に連結され、リンクロッド1
6の軸穴16bとストッパ10の左側下方に設けた軸穴
10bとをピンCにより回動可能に連結されている。 (ロ)ロッド17の両端には軸穴17a、17bが設け
られている。そして、ロッド17の軸穴17aとサポー
トフレーム12の側面のストッパ10の左側に設けられ
た回転軸12bとをピンDにより回動可能に連結され,
ロッド17の両端の軸穴17bと前記シリンダーの伸縮
ロッド15の先端の軸穴15aとを前記ピンBにより回
動可能に連結する。
【0021】このリンク機構によるストッパによるスト
ッパガイドの固定とこの固定の解除方法を図3により説
明する。 (イ)ストリッパガイドの固定(図3の実線で示す状
態) シリンダの伸縮ロッド15を右方向に駆動することによ
り、ロッド17がピンDを中心に時計方向に回転してリ
ンクロッド16を下方へ移動させる。この結果、ストッ
パ10が回転軸14を中心に時計方向に回転してストッ
パ10の先端部10bがストリッパガイドの尾端部6b
に当接し、ストリッパガイドの先端部をワークロールの
外周に摺接させる。このとき、図示しないストッパの固
定手段により、ストッパの先端部10bが最下方になる
位置(ストッパの先端部10bがストッパ回転軸14と
鉛直下方位置)でストッパを固定する。この結果、板圧
延中の上反りする鋼板がストリッパガイドに衝突して
も、ストッパが回転することなく、ストリッパガイドの
先端部がワークロールの外周から離れることはない。さ
らに、板圧延中の上反りする鋼板がストリッパガイドに
衝突した際にストッパに作用する衝撃荷重は、ストッパ
10とストッパ回転軸14に作用する構造となるので、
エアシリンダ9に必要な駆動動力は、ストッパ10を回
転させるのに必要な動力のみでよく、小型のエアシリン
ダを用いることができる。
ッパガイドの固定とこの固定の解除方法を図3により説
明する。 (イ)ストリッパガイドの固定(図3の実線で示す状
態) シリンダの伸縮ロッド15を右方向に駆動することによ
り、ロッド17がピンDを中心に時計方向に回転してリ
ンクロッド16を下方へ移動させる。この結果、ストッ
パ10が回転軸14を中心に時計方向に回転してストッ
パ10の先端部10bがストリッパガイドの尾端部6b
に当接し、ストリッパガイドの先端部をワークロールの
外周に摺接させる。このとき、図示しないストッパの固
定手段により、ストッパの先端部10bが最下方になる
位置(ストッパの先端部10bがストッパ回転軸14と
鉛直下方位置)でストッパを固定する。この結果、板圧
延中の上反りする鋼板がストリッパガイドに衝突して
も、ストッパが回転することなく、ストリッパガイドの
先端部がワークロールの外周から離れることはない。さ
らに、板圧延中の上反りする鋼板がストリッパガイドに
衝突した際にストッパに作用する衝撃荷重は、ストッパ
10とストッパ回転軸14に作用する構造となるので、
エアシリンダ9に必要な駆動動力は、ストッパ10を回
転させるのに必要な動力のみでよく、小型のエアシリン
ダを用いることができる。
【0022】(ロ)ストリッパガイドの固定の解除(図
3の一点鎖線で示す状態) ストリッパガイドの固定とは逆に、シリンダのロッド1
6を左方向に駆動することにより、ロッド17がピンD
を中心に反時計方向に回転してリンクロッド16を上方
へ移動させる。この結果、ストッパ10が回転軸14を
中心に反時計方向に回転してストッパ10の先端部10
bがストリッパガイドの尾端部6bから離れる。そし
て、ワークロールの交換のために、ストリッパガイドの
軸6cを中心にストリッパガイド6を反時計周りに回転
させて、ストリッパガイドの先端部6aと上ワークロー
ルチョックの下部5cが引っ掛からないようにする。
3の一点鎖線で示す状態) ストリッパガイドの固定とは逆に、シリンダのロッド1
6を左方向に駆動することにより、ロッド17がピンD
を中心に反時計方向に回転してリンクロッド16を上方
へ移動させる。この結果、ストッパ10が回転軸14を
中心に反時計方向に回転してストッパ10の先端部10
bがストリッパガイドの尾端部6bから離れる。そし
て、ワークロールの交換のために、ストリッパガイドの
軸6cを中心にストリッパガイド6を反時計周りに回転
させて、ストリッパガイドの先端部6aと上ワークロー
ルチョックの下部5cが引っ掛からないようにする。
【0023】このように、本実施例のストリッパガイド
の固定装置は、既存のサポートフレームに簡便な、エア
シリンダ、ストッパおよびリンク機構を設けるだけよ
く、設備投資を多く必要としないものである。そして、
ストッパが使用により損耗、曲損した場合には、取付け
ピンを外すことにより、容易に交換できる。さらに、エ
アシリンダを駆動させて、ストッパを回転させる簡単な
工程により、ストリッパガイドの固定作業と、この固定
の解除作業を容易に行うことができ、従来の人力を必要
とするコッタ取付作業を必要としなくなる。この結果、
極めて安全に、ストリッパガイドの固定作業と、この固
定の解除作業を行うことができるものである。
の固定装置は、既存のサポートフレームに簡便な、エア
シリンダ、ストッパおよびリンク機構を設けるだけよ
く、設備投資を多く必要としないものである。そして、
ストッパが使用により損耗、曲損した場合には、取付け
ピンを外すことにより、容易に交換できる。さらに、エ
アシリンダを駆動させて、ストッパを回転させる簡単な
工程により、ストリッパガイドの固定作業と、この固定
の解除作業を容易に行うことができ、従来の人力を必要
とするコッタ取付作業を必要としなくなる。この結果、
極めて安全に、ストリッパガイドの固定作業と、この固
定の解除作業を行うことができるものである。
【0024】コッタの取付作業がなくなるので、ワーク
ロールの交換(1回/日)時間が、約18分/回に短縮
(従来は、約20分/回)でき、4段圧延機の稼働時間
を延長でき、厚板の生産性を改善できることが判明し
た。この2分/回の短縮は、鉄鋼材料の厚板の製造では
効果が大きく、年間、約1760tの厚板の製造を増加
させることができる。
ロールの交換(1回/日)時間が、約18分/回に短縮
(従来は、約20分/回)でき、4段圧延機の稼働時間
を延長でき、厚板の生産性を改善できることが判明し
た。この2分/回の短縮は、鉄鋼材料の厚板の製造では
効果が大きく、年間、約1760tの厚板の製造を増加
させることができる。
【0025】(第2実施例:請求項2に記載の発明)別
の本発明のストリッパガイドの固定装置の実施例を図
4、図5により説明する。本実施例は、第1実施例と同
じ4段圧延機を用いて、第1実施例ストリッパガイド用
いた。第1実施例と異なる点は、ストッパを支持部とカ
ム状ストッパ部の2つの構成にし、そして、支持部とカ
ム状ストッパ部とによりカム機構の構成にしたことであ
る。
の本発明のストリッパガイドの固定装置の実施例を図
4、図5により説明する。本実施例は、第1実施例と同
じ4段圧延機を用いて、第1実施例ストリッパガイド用
いた。第1実施例と異なる点は、ストッパを支持部とカ
ム状ストッパ部の2つの構成にし、そして、支持部とカ
ム状ストッパ部とによりカム機構の構成にしたことであ
る。
【0026】本実施例のストッパ11の支持部18は、
図4の図aに示すように、第1実施例のストッパと同様
に長円形状の板状ブロックからなり、この板状ブロック
の上部と下部の平面部にそれぞれ軸穴18a、18bが
設けられている。そして、支持部18の下半分は、図4
の図bに示すように、溝18cが設けられ、この溝18
c内にカム状ストッパ部19が配設されている。
図4の図aに示すように、第1実施例のストッパと同様
に長円形状の板状ブロックからなり、この板状ブロック
の上部と下部の平面部にそれぞれ軸穴18a、18bが
設けられている。そして、支持部18の下半分は、図4
の図bに示すように、溝18cが設けられ、この溝18
c内にカム状ストッパ部19が配設されている。
【0027】支持部18の軸穴18aが、第1実施例と
同様に、サポートフレーム12の側面に設けられたスト
ッパ回転軸14に挿入され、ストッパ11(支持部1
8)がストッパ回転軸14を中心に回動可能な構造とな
る(図4の図a参照)。支持部18の軸穴18bと、カ
ム状ストッパ部19には軸穴19aが設けられており、
これら軸穴18b、19aにはストッパ部回転軸20が
挿入され、カム状ストッパ部19はストッパ部回転軸2
0を中心に回動可能な構造となっている(図4の図a、
図b参照)。
同様に、サポートフレーム12の側面に設けられたスト
ッパ回転軸14に挿入され、ストッパ11(支持部1
8)がストッパ回転軸14を中心に回動可能な構造とな
る(図4の図a参照)。支持部18の軸穴18bと、カ
ム状ストッパ部19には軸穴19aが設けられており、
これら軸穴18b、19aにはストッパ部回転軸20が
挿入され、カム状ストッパ部19はストッパ部回転軸2
0を中心に回動可能な構造となっている(図4の図a、
図b参照)。
【0028】本実施例のリンク機構が、第1実施例と異
なる構成は、図4の図aに示すように、リンクロッド1
6が、シリンダーの伸縮ロッド15と第2実施例のスト
ッパ11のカム状ストッパ部19とを回動可能に連結す
るものである。そして、リンクロッド16の軸穴16b
とカム状ストッパ部19の右側に設けた軸穴19aとを
ピンCにより回動可能に連結されていることである。
なる構成は、図4の図aに示すように、リンクロッド1
6が、シリンダーの伸縮ロッド15と第2実施例のスト
ッパ11のカム状ストッパ部19とを回動可能に連結す
るものである。そして、リンクロッド16の軸穴16b
とカム状ストッパ部19の右側に設けた軸穴19aとを
ピンCにより回動可能に連結されていることである。
【0029】この第1実施例と異なるリンク機構の構成
と、前述した「支持部18の軸穴18bに挿入されスト
ッパ部回転軸20を中心に、カム状ストッパ部19は回
動可能な構造」により、本実施例のストッパ11は、支
持部18とカム状ストッパ部19との間でカム機構を構
成することができるものである。
と、前述した「支持部18の軸穴18bに挿入されスト
ッパ部回転軸20を中心に、カム状ストッパ部19は回
動可能な構造」により、本実施例のストッパ11は、支
持部18とカム状ストッパ部19との間でカム機構を構
成することができるものである。
【0030】本実施例の支持部とカム状ストッパ部とに
より構成されるカム機構を図4の図a、bにより説明す
る。支持部18の下半分に設けられた溝18c内のカム
状ストッパ部19が接触する部分を平面18dにする。
この平面18dは、支持部18に設けられた軸穴18a
と軸穴18により形成されるストッパ11(支持部1
8)の中心軸と直角な平面である。一方、カム状ストッ
パ部19には、図4の図aに示すように、18cの溝内
の平面18dの左端近傍と接触する平面19cと、スト
ッパの中心軸近傍の平面18d接触する平面19dを設
けた。そして、平面19cと平面19dの間のカム状ス
トッパ部は、18cの溝内の平面18dと接触しない状
態に加工した。
より構成されるカム機構を図4の図a、bにより説明す
る。支持部18の下半分に設けられた溝18c内のカム
状ストッパ部19が接触する部分を平面18dにする。
この平面18dは、支持部18に設けられた軸穴18a
と軸穴18により形成されるストッパ11(支持部1
8)の中心軸と直角な平面である。一方、カム状ストッ
パ部19には、図4の図aに示すように、18cの溝内
の平面18dの左端近傍と接触する平面19cと、スト
ッパの中心軸近傍の平面18d接触する平面19dを設
けた。そして、平面19cと平面19dの間のカム状ス
トッパ部は、18cの溝内の平面18dと接触しない状
態に加工した。
【0031】このとき、カム状ストッパ部の19cの平
面が、支持部の溝内の平面18dと接した位置(図4の
図a:第1姿勢)のとき、支持部の回転軸14に中心
と、ストリッパガイドの尾端部6bと接するカム状スト
ッパ部の最下端部19eとの距離Xをストリッパガイド
の先端部がワークロールの外周に摺接可能な所定距離
(例えば、最大距離)に設定する。そして、カム状スト
ッパ部の19dの平面が、支持部の溝内の平面18dと
接した位置(図4の図b:第2姿勢)のとき、支持部の
回転軸14に中心と、ストリッパガイドの尾端部6bと
接するカム状ストッパ部の最下端部19eとの距離Xを
ストリッパガイドの先端部がワークロールの外周に摺接
可能な所定距離(例えば、最小距離)に設定する。この
ように、本実施例のカム機構は、カム状ストッパ部19
が、ストッパ部回転軸20を中心にストッパ11(支持
部18)と同方向の回動することにより、支持部の回転
軸(回動支軸)14の中心と、ストリッパガイドの尾端
部への当接するカム状ストッパ部の当接面の距離を容易
に変えることができる。
面が、支持部の溝内の平面18dと接した位置(図4の
図a:第1姿勢)のとき、支持部の回転軸14に中心
と、ストリッパガイドの尾端部6bと接するカム状スト
ッパ部の最下端部19eとの距離Xをストリッパガイド
の先端部がワークロールの外周に摺接可能な所定距離
(例えば、最大距離)に設定する。そして、カム状スト
ッパ部の19dの平面が、支持部の溝内の平面18dと
接した位置(図4の図b:第2姿勢)のとき、支持部の
回転軸14に中心と、ストリッパガイドの尾端部6bと
接するカム状ストッパ部の最下端部19eとの距離Xを
ストリッパガイドの先端部がワークロールの外周に摺接
可能な所定距離(例えば、最小距離)に設定する。この
ように、本実施例のカム機構は、カム状ストッパ部19
が、ストッパ部回転軸20を中心にストッパ11(支持
部18)と同方向の回動することにより、支持部の回転
軸(回動支軸)14の中心と、ストリッパガイドの尾端
部への当接するカム状ストッパ部の当接面の距離を容易
に変えることができる。
【0032】さらに、本実施例のカム機構を用いて、ス
トッパによるストッパガイドの固定方法を説明する。ス
トリッパガイドの固定時、第1実施例と同様に、シリン
ダによりシリンダの伸縮ロッド15を右方向に駆動する
ことにより、支持部18(ストッパ11)が回転軸14
を中心に時計方向に回転してカム状ストッパ部の先端部
19eがストリッパガイドの尾端部6bに当接し、スト
リッパガイドの先端部をワークロールの外周に摺接させ
る。このとき、カム状ストッパ部の19cの平面が支持
部の溝内の平面18dと当接する位置となる(図4の図
aの第1姿勢)。このとき、図示しないストッパの固定
手段により、カム状ストッパ部の先端部19eが最下方
になる位置(ストッパ部回転軸20が支持部の回転軸1
4の鉛直下方位置)で支持部18(ストッパ11)を固
定する。
トッパによるストッパガイドの固定方法を説明する。ス
トリッパガイドの固定時、第1実施例と同様に、シリン
ダによりシリンダの伸縮ロッド15を右方向に駆動する
ことにより、支持部18(ストッパ11)が回転軸14
を中心に時計方向に回転してカム状ストッパ部の先端部
19eがストリッパガイドの尾端部6bに当接し、スト
リッパガイドの先端部をワークロールの外周に摺接させ
る。このとき、カム状ストッパ部の19cの平面が支持
部の溝内の平面18dと当接する位置となる(図4の図
aの第1姿勢)。このとき、図示しないストッパの固定
手段により、カム状ストッパ部の先端部19eが最下方
になる位置(ストッパ部回転軸20が支持部の回転軸1
4の鉛直下方位置)で支持部18(ストッパ11)を固
定する。
【0033】この支持部18(ストッパ11)を固定し
た状態で、シリンダによりシリンダの伸縮ロッド15を
右方向に駆動することにより、カム状ストッパ部19を
ストッパ部回転軸20を中心に反時計方向に回転させ、
カム状ストッパ部の19dの平面が支持部の溝内の平面
18dと当接する位置にする(図4の図bの第2姿
勢)。そして、ストリッパガイドの尾端部6bに当接さ
せるカム状ストッパ部の先端部の位置が19eから19
fに変わることとなる。このようにして、カム状ストッ
パ部をストリッパガイドの尾端部に当接させる位置を調
整することができる。このとき、支持部18は図示しな
い固定手段により固定されているので、ストッパ部回転
軸20が支持部の回転軸14の鉛直下方位置になる。こ
の結果、第1姿勢と第2姿勢の両方で、板圧延中の上反
りする鋼板がストリッパガイドに衝突しても、ストッパ
11(支持部18)が回転することなく、ストリッパガ
イドの先端部がワークロールの外周から離れることはな
い。
た状態で、シリンダによりシリンダの伸縮ロッド15を
右方向に駆動することにより、カム状ストッパ部19を
ストッパ部回転軸20を中心に反時計方向に回転させ、
カム状ストッパ部の19dの平面が支持部の溝内の平面
18dと当接する位置にする(図4の図bの第2姿
勢)。そして、ストリッパガイドの尾端部6bに当接さ
せるカム状ストッパ部の先端部の位置が19eから19
fに変わることとなる。このようにして、カム状ストッ
パ部をストリッパガイドの尾端部に当接させる位置を調
整することができる。このとき、支持部18は図示しな
い固定手段により固定されているので、ストッパ部回転
軸20が支持部の回転軸14の鉛直下方位置になる。こ
の結果、第1姿勢と第2姿勢の両方で、板圧延中の上反
りする鋼板がストリッパガイドに衝突しても、ストッパ
11(支持部18)が回転することなく、ストリッパガ
イドの先端部がワークロールの外周から離れることはな
い。
【0034】さらに、本実施例では、ストリッパの固定
は、図4の図aの第1姿勢で行うことが好ましい。この
とき、図5に示すように、前述の支持部の回転軸14の
中心とストリッパガイドの尾端部6bに接するカム状ス
トッパ部19の距離Xにおいて、第1姿勢の距離(X:
X1)を第2姿勢の距離(X:X2)より長くする。ス
トリッパの固定を、図4の図aの第1姿勢で行うことに
より、板圧延中の上反りする鋼板がストリッパガイドに
衝突した際、支持部18は固定された状態で、カム状ス
トッパ部19のみがストッパ部回転軸20を中心の反時
計周りの回転して、ストリッパの固定は、図4の図bの
第2姿勢に変わことができる。このとき、上反りする鋼
板のストリッパガイドへの衝突荷重は、ストリッパを固
定しているエアシリンダの固定荷重より十分に大きいの
で第1姿勢から第2姿勢への移動は容易に起こる。そし
て、上反りする鋼板がストリッパガイドに衝突により、
前記距離Xが(X1−X2)減少するので、鋼板のスト
リッパガイドに衝突する衝突荷重が緩和され、ストッパ
11の破損を防止することができる。この結果、ストッ
パの取替えのためにラインを停止することはない。(従
来、板圧延中に、上反した圧延板がストリッパガイドに
衝突してコッタを破損させて、この破損コッタの取替え
に長時間を要し、その間のラインの停止により生産性を
著しく低下させていた。)
は、図4の図aの第1姿勢で行うことが好ましい。この
とき、図5に示すように、前述の支持部の回転軸14の
中心とストリッパガイドの尾端部6bに接するカム状ス
トッパ部19の距離Xにおいて、第1姿勢の距離(X:
X1)を第2姿勢の距離(X:X2)より長くする。ス
トリッパの固定を、図4の図aの第1姿勢で行うことに
より、板圧延中の上反りする鋼板がストリッパガイドに
衝突した際、支持部18は固定された状態で、カム状ス
トッパ部19のみがストッパ部回転軸20を中心の反時
計周りの回転して、ストリッパの固定は、図4の図bの
第2姿勢に変わことができる。このとき、上反りする鋼
板のストリッパガイドへの衝突荷重は、ストリッパを固
定しているエアシリンダの固定荷重より十分に大きいの
で第1姿勢から第2姿勢への移動は容易に起こる。そし
て、上反りする鋼板がストリッパガイドに衝突により、
前記距離Xが(X1−X2)減少するので、鋼板のスト
リッパガイドに衝突する衝突荷重が緩和され、ストッパ
11の破損を防止することができる。この結果、ストッ
パの取替えのためにラインを停止することはない。(従
来、板圧延中に、上反した圧延板がストリッパガイドに
衝突してコッタを破損させて、この破損コッタの取替え
に長時間を要し、その間のラインの停止により生産性を
著しく低下させていた。)
【0035】本実施例では、支持部の溝内の平面18d
と接するカム状ストッパ部の上面に、19cおよび19
dの平面を設けたが、図7に示すように、カム状ストッ
パストッパ部19の上面に、支持部18の溝内18cの
平面18dの左端近傍からストッパの中心軸近傍まで連
続的に接触する曲面19gを設けてもよい。
と接するカム状ストッパ部の上面に、19cおよび19
dの平面を設けたが、図7に示すように、カム状ストッ
パストッパ部19の上面に、支持部18の溝内18cの
平面18dの左端近傍からストッパの中心軸近傍まで連
続的に接触する曲面19gを設けてもよい。
【0036】本発明の板圧延機のストリッパガイドの固
定装置、実施例に限定されることなく、4段圧延機だけ
でなく、ワークロールにストリッパガイドが配設される
板圧延機に適用できる。そして、ストリッパガイドは板
圧延機の両側に配設される場合だけでなく、ストリッパ
ガイドが板圧延機の片側に配設される場合も、本発明を
適用できる。さらに、本実施例ではストリッパガイドの
固定装置をサポートフレームの左右に設けたが、ストリ
ッパガイドの固定装置をサポートフレーム中央部にのみ
設けてもよい。これに加えて、本発明の板圧延機のスト
リッパガイドの固定装置に用いるシリンダは、本実施例
に限定されることなく、エアシリンダだけでなく、油圧
シリンダ、機械式シリンダ等の伸縮手段を有する機械装
置を用いることができる。
定装置、実施例に限定されることなく、4段圧延機だけ
でなく、ワークロールにストリッパガイドが配設される
板圧延機に適用できる。そして、ストリッパガイドは板
圧延機の両側に配設される場合だけでなく、ストリッパ
ガイドが板圧延機の片側に配設される場合も、本発明を
適用できる。さらに、本実施例ではストリッパガイドの
固定装置をサポートフレームの左右に設けたが、ストリ
ッパガイドの固定装置をサポートフレーム中央部にのみ
設けてもよい。これに加えて、本発明の板圧延機のスト
リッパガイドの固定装置に用いるシリンダは、本実施例
に限定されることなく、エアシリンダだけでなく、油圧
シリンダ、機械式シリンダ等の伸縮手段を有する機械装
置を用いることができる。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のうち請
求項1記載の板圧延機のストリッパガイドの固定装置
は、既存のサポートフレームに簡便な、エアシリンダ、
ストッパおよびリンク機構を設けることにより、ストリ
ッパガイドの固定とこの固定の解除が容易に行うことを
可能とするものである。コッタを用いる必要がないの
で、ワークロールの交換時の人力によるコッタの着脱を
必要としないので、安全性が高く、ワークロールの交換
時間を短縮できる。さらに、本発明のストリッパガイド
の固定装置は、板圧延中の上反りする鋼板が、ストリッ
パガイドに衝突した衝撃荷重がストッパに作用する構造
のため、鋼板がストリッパガイドに当たっても、ストリ
ッパガイドの先端部がワークロールと離れることはな
い。
求項1記載の板圧延機のストリッパガイドの固定装置
は、既存のサポートフレームに簡便な、エアシリンダ、
ストッパおよびリンク機構を設けることにより、ストリ
ッパガイドの固定とこの固定の解除が容易に行うことを
可能とするものである。コッタを用いる必要がないの
で、ワークロールの交換時の人力によるコッタの着脱を
必要としないので、安全性が高く、ワークロールの交換
時間を短縮できる。さらに、本発明のストリッパガイド
の固定装置は、板圧延中の上反りする鋼板が、ストリッ
パガイドに衝突した衝撃荷重がストッパに作用する構造
のため、鋼板がストリッパガイドに当たっても、ストリ
ッパガイドの先端部がワークロールと離れることはな
い。
【0038】また、本発明のうちで請求項2記載の発明
の板圧延機のストリッパガイドの固定装置のストッパを
支持部とカム状ストッパ部の2つの構成にし、そして、
支持部とカム状ストッパ部とによりカム機構の構成する
ことにより、ストッパの回動支軸の中心と、カム状スト
ッパ部のストリッパガイドの尾端部への当接面との距離
を容易に調整することを可能とするものである。さら
に、このカム機構により、板圧延中に上反した鋼板がス
トリッパガイドに衝突してもストリッパガイドの固定装
置の破損の防止を可能とするものである。
の板圧延機のストリッパガイドの固定装置のストッパを
支持部とカム状ストッパ部の2つの構成にし、そして、
支持部とカム状ストッパ部とによりカム機構の構成する
ことにより、ストッパの回動支軸の中心と、カム状スト
ッパ部のストリッパガイドの尾端部への当接面との距離
を容易に調整することを可能とするものである。さら
に、このカム機構により、板圧延中に上反した鋼板がス
トリッパガイドに衝突してもストリッパガイドの固定装
置の破損の防止を可能とするものである。
【図1】本発明の第1実施例に用いた4段圧延機におけ
るストリッパガイドの位置を示す図である。
るストリッパガイドの位置を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例のストリッパガイドの固定
装置を説明する斜視図である。
装置を説明する斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例のストリッパガイドの固定
装置のストッパおよびリンク機構を説明する図である。
装置のストッパおよびリンク機構を説明する図である。
【図4】本発明の第2実施例のストリッパガイドの固定
装置のストッパおよびリンク機構を説明する図であり、
図aは、ストリッパガイドの固定状態を説明する図であ
り、図bは、図aのストリッパのx−x断面を示す図で
あり、図cは、ストリッパガイドの別の固定状態を説明
する図である。
装置のストッパおよびリンク機構を説明する図であり、
図aは、ストリッパガイドの固定状態を説明する図であ
り、図bは、図aのストリッパのx−x断面を示す図で
あり、図cは、ストリッパガイドの別の固定状態を説明
する図である。
【図5】本発明の第2実施例におけるストッパのカム状
ストッパ部がストリッパガイドの尾端と当接する位置を
説明する図である。
ストッパ部がストリッパガイドの尾端と当接する位置を
説明する図である。
【図6】本発明の別の実施例のストリッパガイドの固定
装置のストッパおよびリンク機構を説明する図である。
装置のストッパおよびリンク機構を説明する図である。
【図7】板圧延時の従来の4段圧延機におけるストリッ
パガイドの位置を示す図である。
パガイドの位置を示す図である。
【図8】従来のストリッパガイドの固定状態を示す図で
ある。
ある。
【図9】従来の4段圧延機の正面断面図である。
1 従来の4段圧延機 2a 上バックアップロール 2b 下バックアップロール 3a 上ワークロール 3b 下ワークロール 4a 上バックアップロールチョック 4b 下バックアップロールチョック 5a 上ワークロールチョック 5b 下ワークロールチョック 5c 上ワークロールチョックの下部 6 上部のストリッパガイド 6a 上部のストリッパガイドの先端部 6b 上部のストリッパガイドの尾端部 6c 上部のストリッパガイドの軸 7 下部のストリッパガイド 8 エントリーガイド 9 エアシリンダ 9a エアシリンダの端部の軸穴 10 ストッパ 11 ストッパ(カム状ストッパ部と支持部により構
成) 12 上部のストリッパガイドのサポートフレーム 12a サポートフレームの下部の軸穴 13 シリンダブロック 13a シリンダブロックの軸穴 14 ストッパの回転軸(回転支軸) 15 シリンダの伸縮ロッド 15a シリンダの伸縮ロッド先端部の軸穴 16 リンクロッド 16a リンクロッドの軸穴 16b リンクロッドの軸穴 17 ロッド 17a ロッドの軸穴 17b ロッドの軸穴 18 支持部 18a 支持部内の軸穴 18b 支持部内の軸穴(カム状ストッパ部の回転軸用
軸穴) 18c 支持部内の溝 18d 支持部内の溝の平面 19 カム状ストッパ部 19a カム状ストッパ部のストッパ部の回転軸用軸穴 19b カム状ストッパ部の軸穴 19c カム状ストッパ部の平面 19d カム状ストッパ部の平面 19e カム状ストッパ部の最下端部 20 支持部に設けたカム状ストッパ部の回転軸 21 ハウジング 22 圧下装置 23 フィードローラ 24 バックアップロール支持台 25 上バックアップロールハンガー 26 ガイドロッド 27 ガイドロッド摺動部 28 コッタ 29 圧下装置 30 バックアップロール支持台 31 フィードローラ
成) 12 上部のストリッパガイドのサポートフレーム 12a サポートフレームの下部の軸穴 13 シリンダブロック 13a シリンダブロックの軸穴 14 ストッパの回転軸(回転支軸) 15 シリンダの伸縮ロッド 15a シリンダの伸縮ロッド先端部の軸穴 16 リンクロッド 16a リンクロッドの軸穴 16b リンクロッドの軸穴 17 ロッド 17a ロッドの軸穴 17b ロッドの軸穴 18 支持部 18a 支持部内の軸穴 18b 支持部内の軸穴(カム状ストッパ部の回転軸用
軸穴) 18c 支持部内の溝 18d 支持部内の溝の平面 19 カム状ストッパ部 19a カム状ストッパ部のストッパ部の回転軸用軸穴 19b カム状ストッパ部の軸穴 19c カム状ストッパ部の平面 19d カム状ストッパ部の平面 19e カム状ストッパ部の最下端部 20 支持部に設けたカム状ストッパ部の回転軸 21 ハウジング 22 圧下装置 23 フィードローラ 24 バックアップロール支持台 25 上バックアップロールハンガー 26 ガイドロッド 27 ガイドロッド摺動部 28 コッタ 29 圧下装置 30 バックアップロール支持台 31 フィードローラ
Claims (2)
- 【請求項1】 板圧延機のワークロールの外周に、水切
り用ストリッパガイドが回動可能に設けられ、このスト
リッパガイドの先端部をワークロールの外周に摺接する
位置で固定する板圧延機のストリッパガイドの固定装置
において、 左右チョックにサポートフレームを両端を取り付け、 このサポートフレームの上面にシリンダーを設け、 ストリッパガイドの反ワークロール側の尾端部を当接し
て前記ストリッパガイドの先端部をワークロールの外周
に摺接させるストッパを前記サポートフレームの側面に
設けた回動支軸に回動可能に軸支し、 このストッパと前記シリンダーの伸縮ロッドとをリンク
機構を介して連結してなることを特徴とする板圧延機の
ストリッパガイドの固定装置。 - 【請求項2】 前記ストッパに、このストッパと同方向
の回動により、前記回動支軸の中心と前記ストリッパガ
イドの尾端部への当接面との距離が変化するカム状スト
ッパ部を設けると共に、このカム状ストッパ部に前記リ
ンク機構を連結してなる請求項1に記載の板圧延機のス
トリッパガイドの固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11166956A JP2000351008A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | 板圧延機のストリッパガイドの固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11166956A JP2000351008A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | 板圧延機のストリッパガイドの固定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000351008A true JP2000351008A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15840746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11166956A Pending JP2000351008A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | 板圧延機のストリッパガイドの固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000351008A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009526653A (ja) * | 2006-10-18 | 2009-07-23 | エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト | 板材または帯材を圧延するためのバックアップロールおよび/またはワークロールを備えた圧延スタンド |
KR200447559Y1 (ko) | 2008-03-28 | 2010-02-03 | 현대제철 주식회사 | 스트리퍼의 상부 조립체 |
KR101224987B1 (ko) * | 2010-12-29 | 2013-01-22 | 현대제철 주식회사 | 압연기용 스트리퍼의 고정장치 |
JP2021058911A (ja) * | 2019-10-07 | 2021-04-15 | 株式会社神戸製鋼所 | 圧延機の通板ガイド装置 |
-
1999
- 1999-06-14 JP JP11166956A patent/JP2000351008A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2021058911A (ja) * | 2019-10-07 | 2021-04-15 | 株式会社神戸製鋼所 | 圧延機の通板ガイド装置 |
JP7126743B2 (ja) | 2019-10-07 | 2022-08-29 | 株式会社神戸製鋼所 | 圧延機の通板ガイド装置 |
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