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JP2000236472A - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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Publication number
JP2000236472A
JP2000236472A JP11034541A JP3454199A JP2000236472A JP 2000236472 A JP2000236472 A JP 2000236472A JP 11034541 A JP11034541 A JP 11034541A JP 3454199 A JP3454199 A JP 3454199A JP 2000236472 A JP2000236472 A JP 2000236472A
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Japan
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camera
monitor
button
photographing
unit
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JP11034541A
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Daiki Tsukahara
大基 塚原
Tomoaki Kawamura
智明 川村
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】露出補正や撮影モード設定を直接ボタン操作で
行うようにした電子スチルカメラを提供する。 【解決手段】撮像素子で撮像された被写体像を表示する
モニタ301がカメラ背面RSに設けられている。露出
値の補正段数を指示する露出補正ボタン302と、撮影
モードの選択を指示する撮影モード選択ボタン303が
モニタ301の下方に配置されている。前面グリップ3
22には、手動操作量に応じた指令信号を出力するため
に操作されるコマンドダイアル315が設けられてい
る。露出補正ボタン302を操作しながらコマンドダイ
アル315を操作すると、コマンドダイアル315の操
作量に応じて露出補正値が設定される。撮影モードボタ
ン303を操作しながらコマンドダイアル315を操作
すると、コマンドダイアル315の操作量に応じて撮影
モードが選択設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像素子で撮像さ
れた被写体像を表示するモニタを設けた電子スチルカメ
ラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、撮影レンズを通過する被写体
像を撮像して画像データを出力するCCDのような撮像
装置と、撮像装置から出力される画像データに対してホ
ワイトバランスやγ補正などの画像処理を施す画像処理
回路と、画像処理後のデータをJPEGなどの方式で圧
縮してフラッシュメモリなどの記録媒体に記憶する圧縮
回路と、画像処理後のデータを表示するモニタとを備え
たデジタルスチルカメラが知られている。
【0003】この種のデジタルスチルカメラとして、撮
像素子で撮像された被写体像を表示するモニタをカメラ
背面に設け、そのモニタ上に露出補正段数や撮影モード
を選択するメニュー画面を表示し、メニュー画面上の項
目として露出補正段選択や撮影モード選択を設けたもの
が知られている。このデジタルスチルカメラを従来技術
1とする。
【0004】一方、この種のデジタルスチルカメラにお
いて、図6(a)、(b)に示すように、撮影ズームレ
ンズZLと撮像素子PDとが設けられた略直方体形状の
撮像ユニットTUと、撮像素子PDで撮像された被写体
像を表示するモニタMOを背面RSに備え、撮像ユニッ
トTUと回転可能に連結された略直方体形状のモニタユ
ニットMUとを備えたデジタルスチルカメラが知られて
いる。図6(a)は、カメラ収納姿勢のから撮像ユニ
ットTUをカメラ前方のまで90度回転させた第1の
撮影姿勢を示している。図6(a)の第1の撮影姿勢
から撮像ユニットTUをカメラ後方にまで90度回転
させると、カメラ収納姿勢となる。カメラ収納姿勢で
は、カメラ全体が略直方体形状になり、携帯しやすくな
る。カメラ収納姿勢のから撮像ユニットTUを図6
(a)のまで後方に90度回転させた第2の撮影姿勢
で撮影することも可能である。さらには、カメラ収納姿
勢のから撮像ユニットTUをカメラ前方方向にまで
180度回転させた第3の撮影姿勢でも撮影可能であ
る。RBはレリーズボタンである。なお、第1の撮影姿
勢、第2の撮影姿勢、第3の撮影姿勢では、撮像
ユニットZLをモニタユニットMOにクリック保持する
ようにしているが、各姿勢の中間位置のいずれの姿勢で
も撮影は可能である。
【0005】図6(a),(b)に示すように、カメラ
本体を2分割するのは、従来の銀塩カメラと共通の把持
感覚を持たせつつ(いわゆる、双眼鏡タイプの把持方法
ではない)、ズーム倍率を大きくするために撮影光学系
の光軸長さ確保するためである。この図6(a)、
(b)のデジタルスチルカメラを従来技術2とする。
【0006】上述した従来技術2のデジタルスチルカメ
ラでは、撮影者の把持性を担保するためにカメラ前面に
突出する前面グリップと、カメラ背面に突出する背面グ
リップとが設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】(1)従来技術1のデ
ジタルカメラでは、露出補正段選択や撮影モード選択を
行うとき、いちいちメニュー表示を行い、モニタ画面か
らそれらの選択設定操作をせざるを得ず、操作性、速写
性が悪いという問題がある。
【0008】(2)従来技術2のカメラでは、ズームア
ップとズームダウンの一対のズームボタンがカメラ背面
の後方グリップの頂部にまたがって配置されており、片
手でカメラを把持するときに、親指がズームボタンに接
触するおそれがある。
【0009】(3)従来技術2のカメラを顕微鏡の接眼
レンズに取り付けて顕微鏡写真を撮る場合、撮影レンズ
が鉛直方向下向きとなり、図7(a)〜(d)のいずれ
かの姿勢を取り得る。図7(a)〜(d)において、顕
微鏡90の接眼レンズ鏡筒91にレフボックス92が装
着され、このレフボックス92にデジタルスチルカメラ
の撮像ユニットTUが装着されている。図7(a)は第
1の撮影姿勢でカメラを顕微鏡90に装着したもの、
図7(b)は第2の撮影姿勢でカメラを顕微鏡90に
装着したものである。図7(c)は収納姿勢でカメラ
を顕微鏡90に装着したもの、図7(d)は図6(a)
の姿勢でカメラを顕微鏡90に装着したものである。
図7(a)と(c)の装着例では、顕微鏡使用者はモニ
タMOを見ることができない。また、図7(b)と
(c)では、顕微鏡使用者から矢印方向にモニタ画面を
見るの難しく、使い勝手が悪いという問題がある。
【0010】本発明の第1の目的は、露出補正や撮影モ
ード設定を直接ボタン操作で行うようにした電子スチル
カメラを提供することにある。本発明の第2の目的は、
ズームボタンの誤操作を防止するようにした電子スチル
カメラを提供することにある。本発明の第3の目的は、
顕微鏡撮影時にモニタ表示を見やすくした電子スチルカ
メラを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】実施の形態の図に対応づ
けて本発明を説明する。 (1)請求項1の発明は、撮像素子で撮像された被写体
像を表示するモニタ301をカメラ背面RSに設けた電
子スチルカメラに適用される。そして、モニタ301の
下方に配置され、露出補正値の選択を指示する露出補正
ボタン302と、モニタ301の下方に配置され、撮影
モードの選択を指示する撮影モード選択ボタン303
と、手動操作量に応じた指令信号を出力するために操作
される操作部材315と、露出補正値の選択が指示され
ているときは指令信号に応じて露出補正値を選択し、撮
影モードの選択が指示されているときは指令信号に応じ
て撮影モードを選択する制御手段360とを備えること
により、上記目的を達成する。 (2)また請求項2の発明では、カメラ背面RSに設け
られ、撮影ズームレンズ101を介して撮像素子で撮像
された被写体像を表示するモニタ301と、カメラ背面
RSに設けられたズーム操作部材305,306と、少
なくともカメラ背面RSに突出する背面グリップ321
とを備えた電子スチルカメラに適用される。そして、ズ
ーム操作部材305,306を、背面グリップ321の
頂部321Tよりも左側のモニタ301の上方に配設し
たことにより、上記目的を達成する。 (3)請求項3の発明は、撮影レンズ101と撮像素子
とが設けられた撮像ユニット100と、レリーズボタン
311をカメラ上面USに、撮像素子で撮像された被写
体像を表示するモニタ301をカメラ背面RSに有し、
撮像ユニット100と回転可能に連結された略直方体形
状のモニタユニット300と備え、カメラ収納姿勢では
カメラ全体として略直方体形状にされ、カメラ収納姿勢
からモニタユニット300に対して撮像ユニット100
を少なくともカメラ前方に90度回転させた第1撮影姿
勢および後方に90度回転させた第2撮影姿勢で撮影可
能な電子スチルカメラに適用される。そして、次のよう
にして上記目的を達成する。すなわち、カメラ収納姿勢
から、モニタユニット300に対して撮像ユニット10
0をカメラ前方に180度を超え270度未満の所定角
度まで、もしくはモニタユニット300に対して撮像ユ
ニット100をカメラ後方に90度を超え180度未満
の所定角度まで回転可能にした。 (4)請求項4の発明は、撮影レンズ101と撮像素子
とが設けられた撮像ユニット100と、レリーズボタン
311をカメラ上面USに、撮像素子で撮像された被写
体像を表示するモニタ301をカメラ背面RSに有し、
撮像ユニット100と回転可能に連結された略直方体形
状のモニタユニット300と備え、カメラ収納姿勢では
カメラ全体が略直方体形状にされる電子スチルカメラに
適用される。そして、少なくとも、撮影レンズ101を
鉛直方向下方に向けたとき、レリーズボタン311をモ
ニタ301の上方にした姿勢でモニタ301の画像表示
面が斜め手前下方向に向くように、モニタユニット30
0と撮像ユニット100の相対回転角度を決定すること
により、上記目的は達成される。 (5)請求項5の発明は、請求項3または4の電子スチ
ルカメラにおいて、カメラ収納姿勢から、モニタユニッ
ト300に対して撮像ユニット100をカメラ前方に2
10度、もしくはモニタユニット300に対して撮像ユ
ニット100をカメラ後方に150度回転可能にしたこ
とを特徴とする。
【0012】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1および図2は、本発明の一実
施の形態によるデジタルスチルカメラの収納時、および
携帯時の外観を示す。図1(a)が上面図、(b)が背
面図、図2(a)が正面図、(b)が底面図である。図
3は図1(b)の右側面図である。図4は図1および図
2に示したカメラの通常撮影時の外観を模式的に示し、
(a)が正面図、(b)が上面図、(c)が背面図であ
る。この実施の形態によるデジタルスチルカメラは、撮
影ズームレンズ101を含む撮像ユニット100とLC
D(液晶)モニタ301を含むモニタユニット300と
に分割され、両ユニット100、300が相対的に30
0度、すなわち、前方向に210度、後方向に90度回
転可能に連結されている。
【0014】収納時または携帯時には、図1および図2
に示すように、撮像ユニット100とモニタユニット3
00がフラットになるように、すなわち、カメラ全体と
して略直方体形状になるように撮像ユニット100を回
転する。また、通常撮影時には、図4に示すように、撮
影ズームレンズ101が被写体方向を向くように撮像ユ
ニット100を前方向に90度回転下第1の撮影姿勢を
とることができる。このとき、モニタユニット300は
LCDモニタ301が撮影者の方向を向くように保持さ
れるので、撮影者はLCDモニタ301を見ながら撮影
を行うことができる。撮影ズームレンズ101が撮影者
を向くように撮像ユニット100をカメラ後方方向に9
0度回転して第2の撮影姿勢とすることもできる。この
ときもLCDモニタ301が撮影者の方向を向くので、
撮影者は自分の顔をLCDモニタ301で見ながら撮影
を行うことができる。この実施の形態では、第1の撮影
姿勢からさらにカメラ前方方向に120度撮像ユニット
100を回転させた顕微鏡姿勢とすることができる。こ
れは、後述するように、顕微鏡撮影時にモニタ画面の視
認性を向上させるためである。
【0015】撮像ユニット100は、撮影ズームレンズ
101の他に電子閃光装置102、光学ファインダの対
物ファインダ窓103、ファインダ接眼窓104、赤目
軽減・セルフタイマー表示ランプ105、AF補助光用
光源106などを備えている。
【0016】モニタユニット300の背面RSには、L
CDモニタ301の他に、露出補正ボタン302、撮影
モードボタン303、画質モードボタン304、ズーム
アップボタン305、ズームダウンボタン306、モニ
タボタン307、メニューボタン308が設けられてい
る。露出補正ボタン302、撮影モードボタン303、
画質モードボタン304はモニタ301の下方に配置さ
れている。モニタボタン307、メニューボタン308
はモニタ301の上方に配置されている。モニタユニッ
ト300の背面RSには、図1(b)に示すように、上
下方向に延在するグリップ321が背面方向に突設して
いる。ズームアップボタン305およびズームダウンボ
タン306は、背面グリップ321の頂部321Tから
撮像ユニット100側にずれた、モニタ301の上方に
配置されている。なお、図1(b)において、360は
画像処理、撮影動作処理などを行うCPUを含む制御回
路が実装された基板である。
【0017】モニタユニット300の上面USには、メ
インスイッチ310、レリーズボタン311、表示パネ
ル312、閃光撮影モードボタン313、AFモードボ
タン314が設けられている。モニタユニット300の
前面FSにはグリップ322がカメラ前方に突設され、
このグリップ322にコマンドダイアル315が設けら
れている。コマンドダイアル315は図2(a)の矢印
方向に回転可能であり、回転方向と回転量に応じた指令
信号を出力する。
【0018】モニタユニット300の底面には、図2
(b)に示すように、モニタユニット300の本体に設
けられたバッテリ室を開閉するバッテリ蓋331と、モ
ニタユニット300の本体に設けられたコンパクトフラ
ッシュ(CF)カード装着室を開閉するCFカード蓋3
32が開閉可能に設けられている。開閉レバー331a
を図1(b)において上方向に操作すると、バッテリ蓋
331を開くことができる。スライドレバー331aを
下方に操作するとバッテリ蓋331がロックされる。両
蓋331,332は互いに重なり合って配置されている
が、CFカード蓋332は柔軟性の材料で作成されてい
るから、両者が互いに干渉しても同時に開けることがで
き、破損するおそれもない。また、CFカード蓋332
はカメラの底面にのみ位置しているので、デザイン上も
見栄えが向上する。
【0019】次に、本発明にとくに関係するスイッチ、
ボタンなどについて詳細に説明する。 図1(a)に示
すように、メインスイッチ310がレリーズボタン31
1と同軸に配設され、図示の電源オフ位置(OFF)
と、手動撮影モード位置(MREC)と、自動撮影モー
ド位置(AREC)と、再生モード位置(PLAY)に
切り換え操作される。メインスイッチ310が自動撮影
モード位置(AREC)に切り換え操作されると、電源
がオンしてモニタ301が駆動されるとともに、焦点検
出動作と測光動作が開始される。撮影レンズ101から
カメラ本体内に入射して撮像素子上に結像した被写体像
は光電変換されてアナログ画像信号として出力される。
撮像素子から出力された画像信号はA/D変換され、画
像処理回路で所定の画像処理が行われ、LCDモニタ3
01に表示される。レリーズボタン311が全押し操作
されて不図示の全押しスイッチがオンすると、そのとき
撮像素子で撮像されている画像を新たに画像処理回路に
取り込み、所定の画像処理を施してCFカードに記録す
る。自動撮影モードでは常時焦点検出動作と測光動作が
行われ、露出モードはいわゆるプログラムモードであ
る。なお、モニタ301が駆動状態でモニタボタン30
7を操作するとモニタ301の駆動が停止して表示が消
える。この場合、光学ファインダで被写体を観察しなが
ら撮影することができる。モニタ301が消えている状
態でモニタボタン307を操作するとモニタ301の表
示が開始される。
【0020】図1(a)に示すように、メインスイッチ
310がオフ位置では、メインスイッチ310の操作ノ
ブ310aがカメラ側方に向いている。したがって、カ
メラを収納袋やバッグに矢印方向に挿入するとき、メイ
ンスイッチ操作ノブ310aが何かに引っかかってもメ
インスイッチ310には切換え操作力が働かず、誤って
メインスイッチ310が撮影モードあるいは再生モード
に切換わるおそれが防止される。
【0021】手動撮影モード(MREC)でメニューボ
タン308が操作されると、モニタ301にメニュー画
面が表示される。メニュー画面では測光方式や連写撮影
などが設定される。また、手動撮影モードで露出補正ボ
タン302を操作しながらコマンドダイアル315が操
作されると、被写体輝度に応じて決定される適正露出値
を所定量シフトする露出補正値が設定される。さらに、
手動撮影モードで撮影モードボタン303を操作しなが
らコマンドダイアル315が操作されると、プログラム
モード(P)、絞り優先モード(A),シャッタスピー
ド優先モード(S)のいずれかを設定できる。Pモード
が設定されると、プログラム線図に基づいた露出値設定
を行う。絞り優先モードが設定されると、設定した絞り
値を優先してシャッタスピードが決定される。シャッタ
スピード優先モードが設定されると、設定したシャッタ
スピードを優先して絞り値が決定される。
【0022】図1(b)に示したように、露出補正ボタ
ン302と撮影モードボタン303はモニタ301の下
方に配設されている。したがって、撮影者はモニタ30
1で被写体像を見ながら、露出補正ボタン302あるい
は撮影モードボタン303を操作するとき、操作する指
でモニタ301を覆うことがない。モニタボタン307
およびメニューボタン308はモニタ301の上方に配
置されているが、撮影時におけるこれらのボタン操作の
頻度は、露出補正ボタン302や撮影モードボタン30
3に比べて低くいので、モニタ301の表示が覆われる
不具合は少ない。
【0023】手動撮影モードでも自動撮影モードでも、
画質ボタン304を操作しながらコマンドダイアル31
5が操作されると、画質を決定する圧縮率が選択されて
設定される。また、ズームアップボタン305およびズ
ームダウンボタン306が操作されると、撮影ズームレ
ンズ101の焦点距離が変更される。上述したように、
ズームアップボタン305およびズームダウンボタン3
06は、背面グリップ321の頂部321Tから撮像ユ
ニット100側にずれて、モニタ301の上方に配置さ
れている。したがって、撮影者が右手で前面グリップ3
22と背面グリップ321を把持したとき、図1(b)
に示すように、右手の親指SUが背面グリップ321の
頂部321Tにおかれたときでも、誤ってズームアップ
ボタン305およびズームダウンボタン306を操作す
るおそれがない。
【0024】メインスイッチ310の切換操作により再
生モード(PLAY)に切り換えられると、CFカード
にすでに記録されている画像がモニタ301に表示され
る。この状態でメニューボタン308を操作すると、C
Fカードに記録されている画像の削除、サムネイル表示
などの処理を指示することができる。再生モード時に
は、露出補正ボタン302、撮影モードボタン303、
画質モードボタン304の機能は撮影モード時と異な
る。すなわち、露出補正ボタン302は画像削除ボタン
として、撮影モードボタン303サムネイル表示ボタン
として、画質モードボタン304は駒送りボタンとして
使用される。
【0025】図1〜図4において、341は、カメラ前
面FSからカメラ上面USにまたがって設けたカバーで
あり、カメラ上面USに設けられているAC電源端子と
ビデオ端子を覆うものである。AC電源端子とビデオ端
子はカメラ上面USから垂直に上向きで設けられてい
る。したがって、カメラ前面FSに垂直に、すなわち、
カメラ前方に水平に向いて設けた場合に比べて、ケーブ
ルが抜けづらくなる。カバー341は柔軟性のあるゴム
材で作製され、カメラ後方から前方にめくるようにして
開けることができる。また、図3にも示されるカバー3
42は、カメラ上面USからカメラ側面LSにまたがっ
て設けられているカバーであり、ビデオ端子を覆うもの
である。このカバー342も柔軟性あるゴム材で作製さ
れる。そして、カバー342はカメラ下方向から上方向
にめくるようにして開けられる。
【0026】図5は図1〜図3に示したデジタルスチル
カメラDSを顕微鏡400に装着した場合を示してい
る。顕微鏡400には直筒401を介してレフボックス
410が取り付けられ、このレフボックス410にデジ
タルスチルカメラDSが装着されている。詳しくは、撮
像ユニット100の撮影レンズ101の先端鏡筒部分が
レフボックス410と連結されている。上述のレフボッ
クス410には非撮影時に顕微鏡を観察するための接眼
レンズ411が設けられている。なお、402は顕微鏡
対物レンズ、403は顕微鏡接眼レンズ、404は顕微
鏡試料台、405はレリーズスイッチである。
【0027】図5に示すように、モニタユニット300
のモニタ301は顕微鏡使用者が斜め上方を見上げる方
向に対峙している。したがって、モニタ301に表示さ
れる顕微鏡画像の視認性が向上する。この顕微鏡姿勢
は、上述したように、モニタユニット300に対して撮
像ユニット100を図1(a)のカメラ収納姿勢からカ
メラ前方に210度回転させた姿勢である。この回転角
度位置でも撮像ユニット100はモニタユニット300
にクリック保持される。なお、モニタユニット300に
対して撮像ユニット100を図1(a)のカメラ収納姿
勢からカメラ後方に150度回転可能としても、同様の
顕微鏡姿勢とすることができる。また、顕微鏡姿勢にお
ける回転角度は210度や150度に限定されず、顕微
鏡画像が視認しやすい姿勢ならばよい。したがって、カ
メラ収納姿勢から、モニタユニット300に対して撮像
ユニット100をカメラ前方に180度を超え270度
未満の所定角度まで、もしくはモニタユニット300に
対して撮像ユニット100をカメラ後方に90度を超え
180度未満の所定角度まで回転させるようにしてもよ
い。
【0028】特許請求の範囲における各構成要素と、ズ
ームアップボタン305とズームダウンボタン306が
ズーム操作部材に対応する。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば次のような効果を奏する。 (1)請求項1の発明では、露出補正ボタンと撮影モー
ドボタンをモニタの下方に配設したので、露出補正ボタ
ンあるいは撮影モードボタンを操作するとき、指でモニ
タを覆うことがなく、撮影者はモニタで被写体像を見な
がら操作できる。 (2)請求項2の発明では、ズームボタンを背面グリッ
プの頂部から撮像ユニット側にずらし、しかもモニタの
上方に配置したので、撮影者が右手で背面グリップを把
持するときに右手の親指が背面グリップの頂部におかれ
たとしても、誤ってズームボタンを操作するおそれがな
い。 (3)請求項3〜5の発明によれば、顕微鏡にカメラを
装着したときにモニタ画面を顕微鏡操作側から見やすく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態によるデジタルスチルカメラの収
納時、および携帯時の外観を示す図で、(a)がカメラ
の上面図、(b)がカメラの背面図
【図2】一実施の形態によるデジタルスチルカメラの収
納時、および携帯時の外観を示す図で、(a)がカメラ
の正面図、(b)がカメラの底面図
【図3】図1(b)の右側面図
【図4】図1に示したカメラの通常撮影時の外観を示す
図で、(a)が正面図、(b)が上面図、(c)が背面
【図5】図1のカメラを顕微鏡に装着した場合を示す斜
視図
【図6】従来のデジタルカメラを説明する図で、(a)
が側面図、(b)が正面図
【図7】図6のデジタルカメラを顕微鏡に装着した従来
例を説明する図
【符号の説明】
100:撮像ユニット 101:撮影ズーム
レンズ 300:モニタユニット 301:モニタ 302:露出補正ボタン 303:撮影モード
ボタン 304:画質モードボタン 305:ズームアー
ムアップボタン 306:ズームダウンボタン 310:メインスイ
ッチ 311:レリーズボタン 315:コマンドダ
イアル 321:背面グリップ 321T:頂部
フロントページの続き Fターム(参考) 2H044 AJ06 AJ07 2H054 AA01 5C022 AA13 AC03 AC06 AC22 AC31 AC32 AC54

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像素子で撮像された被写体像を表示する
    モニタをカメラ背面に設けた電子スチルカメラにおい
    て、 前記モニタの下方に配置され、露出補正値の選択を指示
    する露出補正ボタンと、 前記モニタの下方に配置され、撮影モードの選択を指示
    する撮影モード選択ボタンと、 手動操作量に応じた指令信号を出力するために操作され
    る操作部材と、 前記露出補正値の選択が指示されているときは前記指令
    信号に応じて露出補正値を選択し、前記撮影モードの選
    択が指示されているときは前記指令信号に応じて撮影モ
    ードを選択する制御手段とを備えることを特徴とする電
    子スチルカメラ。
  2. 【請求項2】カメラ背面に設けられ、撮影ズームレンズ
    を介して撮像素子で撮像された被写体像を表示するモニ
    タと、 前記カメラ背面に設けられたズーム操作部材と、 少なくともカメラ背面に突出する背面グリップとを備え
    た電子スチルカメラにおいて、 前記ズーム操作部材を、前記背面グリップの頂部よりも
    左側の前記モニタの上方に配設したことを特徴とする電
    子スチルカメラ。
  3. 【請求項3】撮影レンズと撮像素子とが設けられた撮像
    ユニットと、 レリーズボタンをカメラ上面に、撮像素子で撮像された
    被写体像を表示するモニタをカメラ背面に有し、前記撮
    像ユニットと回転可能に連結された略直方体形状のモニ
    タユニットと備え、 カメラ収納姿勢ではカメラ全体として略直方体形状にさ
    れ、カメラ収納姿勢から前記モニタユニットに対して前
    記撮像ユニットを少なくともカメラ前方に90度回転さ
    せた第1撮影姿勢および後方に90度回転させた第2撮
    影姿勢で撮影可能な電子スチルカメラにおいて、 前記カメラ収納姿勢から、前記モニタユニットに対して
    前記撮像ユニットをカメラ前方に180度を超え270
    度未満の所定角度まで、もしくは前記モニタユニットに
    対して前記撮像ユニットをカメラ後方に90度を超え1
    80度未満の所定角度まで回転可能にしたことを特徴と
    する電子スチルカメラ。
  4. 【請求項4】撮影レンズと撮像素子とが設けられた撮像
    ユニットと、 レリーズボタンをカメラ上面に、撮像素子で撮像された
    被写体像を表示するモニタをカメラ背面に有し、前記撮
    像ユニットと回転可能に連結された略直方体形状のモニ
    タユニットと備え、 カメラ収納姿勢ではカメラ全体が略直方体形状にされる
    電子スチルカメラにおいて、 少なくとも、前記撮影レンズを鉛直方向下方に向けたと
    き、レリーズボタンを前記モニタの上方にした姿勢で前
    記モニタの画像表示面が斜め手前下方向に向くように、
    前記モニタユニットと前記撮像ユニットの相対回転角度
    を決定することを特徴とする電子スチルカメラ。
  5. 【請求項5】請求項3または4の電子スチルカメラにお
    いて、 前記カメラ収納姿勢から、前記モニタユニットに対して
    前記撮像ユニットをカメラ前方に210度、もしくは前
    記モニタユニットに対して前記撮像ユニットをカメラ後
    方に150度回転可能にしたことを特徴とする電子スチ
    ルカメラ。
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