JP2000216510A - プリント配線板及びその製造方法並びにプリント配線板におけるコネクタインダクタンス要因の波形歪み低減法 - Google Patents
プリント配線板及びその製造方法並びにプリント配線板におけるコネクタインダクタンス要因の波形歪み低減法Info
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- JP2000216510A JP2000216510A JP11016005A JP1600599A JP2000216510A JP 2000216510 A JP2000216510 A JP 2000216510A JP 11016005 A JP11016005 A JP 11016005A JP 1600599 A JP1600599 A JP 1600599A JP 2000216510 A JP2000216510 A JP 2000216510A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低コストにて高周波特性の改善を実現するこ
との可能なスルーホール構造を有するプリント配線板を
提供し、プリント配線板と接続されるコネクタのインダ
クタンス要因により伝送信号に発生する波形歪みをプリ
ント配線板において低減する方法を提供する。 【解決手段】 基板6にグランド配線5と信号配線4と
が形成され、信号配線4には信号配線用スルーホール2
が接続され、信号配線用スルーホール2の周囲には信号
配線用スルーホール2と平行に配列された複数のグラン
ド配線用スルーホール1が形成され、グランド配線用ス
ルーホール1はグランド配線5と接続されている。グラ
ンド配線用スルーホール1の数を増減することにより信
号配線用スルーホール2とグランド配線用スルーホール
1との間に形成される容量の値を調整し、コネクタ7と
プリント配線板との間のインピーダンス整合をとる。
との可能なスルーホール構造を有するプリント配線板を
提供し、プリント配線板と接続されるコネクタのインダ
クタンス要因により伝送信号に発生する波形歪みをプリ
ント配線板において低減する方法を提供する。 【解決手段】 基板6にグランド配線5と信号配線4と
が形成され、信号配線4には信号配線用スルーホール2
が接続され、信号配線用スルーホール2の周囲には信号
配線用スルーホール2と平行に配列された複数のグラン
ド配線用スルーホール1が形成され、グランド配線用ス
ルーホール1はグランド配線5と接続されている。グラ
ンド配線用スルーホール1の数を増減することにより信
号配線用スルーホール2とグランド配線用スルーホール
1との間に形成される容量の値を調整し、コネクタ7と
プリント配線板との間のインピーダンス整合をとる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線技術に属する
ものであり、特に、プリント配線板及びその製造方法並
びにプリント配線板と接続されるコネクタのインダクタ
ンス要因により伝送信号に発生する波形歪みをプリント
配線板において低減する方法に関するものである。本発
明は、特に、高周波信号の伝送に利用される配線板及び
それにおける波形歪み低減に好適である。
ものであり、特に、プリント配線板及びその製造方法並
びにプリント配線板と接続されるコネクタのインダクタ
ンス要因により伝送信号に発生する波形歪みをプリント
配線板において低減する方法に関するものである。本発
明は、特に、高周波信号の伝送に利用される配線板及び
それにおける波形歪み低減に好適である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】プリン
ト配線板(以下、PWBと呼ぶ)同士あるいはPWBと
ケーブルとを接続するためにPWBに挿入されるコネク
タを使用する際、コネクタがインピーダンス整合されて
いないとコネクタ自信が持つインダクタンス分により伝
送される信号の波形に歪みが生ずる。しかるに、近年、
情報処理装置内あるいは情報処理装置間を伝送すべき信
号の周波数が次第に高くなってきており、これにつれて
信号波形歪みの影響が大きくなるので、この信号波形歪
の低減が要求されている。この要求に応えるために、例
えば、特開平2−94693号公報に示されているよう
に、PWBのスルーホールを同軸状構造にすることが提
案されている。
ト配線板(以下、PWBと呼ぶ)同士あるいはPWBと
ケーブルとを接続するためにPWBに挿入されるコネク
タを使用する際、コネクタがインピーダンス整合されて
いないとコネクタ自信が持つインダクタンス分により伝
送される信号の波形に歪みが生ずる。しかるに、近年、
情報処理装置内あるいは情報処理装置間を伝送すべき信
号の周波数が次第に高くなってきており、これにつれて
信号波形歪みの影響が大きくなるので、この信号波形歪
の低減が要求されている。この要求に応えるために、例
えば、特開平2−94693号公報に示されているよう
に、PWBのスルーホールを同軸状構造にすることが提
案されている。
【0003】この先行技術文献に開示された手法を用い
たPWBの製造工程を、図5に示す。先ず、図5(a)
に示すように基板のスルーホールをあける部分のグラン
ド配線(グランド内層)5にクリアランスを設けたPW
Bを用意し、図5(b)に示すようにスルーホール部分
に孔をあけ、図5(c)に示すようにその孔の内面に導
体膜をメッキし該導体膜をグランド配線5と接続する。
その後、図5(d)に示すように孔内に絶縁物12を充
墳し、図5(e)に示すように基板の表面に信号配線4
を形成した後、図5(f)に示すように絶縁物12に信
号配線用スルーホール形成のため孔あけを行い、図5
(g)に示すように該孔の内面に導体膜をメッキし該導
体膜を信号配線4と接続する。これにより、信号配線4
と導通された信号配線用スルーホール2を形成する。こ
れにより、信号配線用スルーホール2とその外周に該信
号配線用スルーホール2と同軸状に配置されたグランド
配線用スルーホール13との間での容量を増加させ、こ
れによりインピーダンス整合を実現することができる。
たPWBの製造工程を、図5に示す。先ず、図5(a)
に示すように基板のスルーホールをあける部分のグラン
ド配線(グランド内層)5にクリアランスを設けたPW
Bを用意し、図5(b)に示すようにスルーホール部分
に孔をあけ、図5(c)に示すようにその孔の内面に導
体膜をメッキし該導体膜をグランド配線5と接続する。
その後、図5(d)に示すように孔内に絶縁物12を充
墳し、図5(e)に示すように基板の表面に信号配線4
を形成した後、図5(f)に示すように絶縁物12に信
号配線用スルーホール形成のため孔あけを行い、図5
(g)に示すように該孔の内面に導体膜をメッキし該導
体膜を信号配線4と接続する。これにより、信号配線4
と導通された信号配線用スルーホール2を形成する。こ
れにより、信号配線用スルーホール2とその外周に該信
号配線用スルーホール2と同軸状に配置されたグランド
配線用スルーホール13との間での容量を増加させ、こ
れによりインピーダンス整合を実現することができる。
【0004】しかし、このような従来の方法では、高周
波特性の改善が可能になるけれども、同軸状スルーホー
ルを形成するための工程が複雑になり、製造コストが上
昇するという問題点がある。
波特性の改善が可能になるけれども、同軸状スルーホー
ルを形成するための工程が複雑になり、製造コストが上
昇するという問題点がある。
【0005】そこで、本発明は、以上のような従来技術
の問題点に鑑み、低コストにて高周波特性の改善を実現
することの可能なスルーホール構造を有するプリント配
線板及びその製造方法を提供することを目的とするもの
である。
の問題点に鑑み、低コストにて高周波特性の改善を実現
することの可能なスルーホール構造を有するプリント配
線板及びその製造方法を提供することを目的とするもの
である。
【0006】更に、本発明は、プリント配線板と接続さ
れるコネクタのインダクタンス要因により伝送信号に発
生する波形歪みをプリント配線板において低減する方法
を提供することを目的とするものである。
れるコネクタのインダクタンス要因により伝送信号に発
生する波形歪みをプリント配線板において低減する方法
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、以上の
如き目的を達成するものとして、基板にグランド配線と
信号配線とが形成されているプリント配線板であって、
該プリント配線板の信号配線には信号配線用スルーホー
ルが接続されており、該信号配線用スルーホールの周囲
には該信号配線用スルーホールと平行に配列された複数
のグランド配線用スルーホールが形成されており、該複
数のグランド配線用スルーホールは前記グランド配線と
接続されていることを特徴とする、プリント配線板、が
提供される。
如き目的を達成するものとして、基板にグランド配線と
信号配線とが形成されているプリント配線板であって、
該プリント配線板の信号配線には信号配線用スルーホー
ルが接続されており、該信号配線用スルーホールの周囲
には該信号配線用スルーホールと平行に配列された複数
のグランド配線用スルーホールが形成されており、該複
数のグランド配線用スルーホールは前記グランド配線と
接続されていることを特徴とする、プリント配線板、が
提供される。
【0008】本発明の一態様においては、前記信号配線
は前記基板の一方の表面上に形成されており、前記グラ
ンド配線は前記基板の内部に層状に形成されている。
は前記基板の一方の表面上に形成されており、前記グラ
ンド配線は前記基板の内部に層状に形成されている。
【0009】また、本発明によれば、以上の如き目的を
達成するものとして、信号配線には信号配線用スルーホ
ールが接続されており、該信号配線用スルーホールの周
囲には該信号配線用スルーホールと平行に配列された複
数のグランド配線用スルーホールが形成されており、該
複数のグランド配線用スルーホールはグランド配線と接
続されているプリント配線板を製造する方法において、
前記信号配線及び前記グランド配線の形成された基板に
前記信号配線用スルーホールのための第1の孔を形成す
ると共に前記基板に前記第1のスルーホールの周囲にて
該第1の孔と平行に前記複数のグランド配線用スルーホ
ールのための複数の第2の孔を形成し、前記第1の孔内
に第1の導体を付与し該第1の導体と前記信号配線とを
接続して前記信号配線用スルーホールを形成すると共に
前記複数の第2の孔内に第2の導体を付与し該第2の導
体と前記グランド配線とを接続して前記グランド配線用
スルーホールを形成することを特徴とする、プリント配
線板の製造方法、が提供される。
達成するものとして、信号配線には信号配線用スルーホ
ールが接続されており、該信号配線用スルーホールの周
囲には該信号配線用スルーホールと平行に配列された複
数のグランド配線用スルーホールが形成されており、該
複数のグランド配線用スルーホールはグランド配線と接
続されているプリント配線板を製造する方法において、
前記信号配線及び前記グランド配線の形成された基板に
前記信号配線用スルーホールのための第1の孔を形成す
ると共に前記基板に前記第1のスルーホールの周囲にて
該第1の孔と平行に前記複数のグランド配線用スルーホ
ールのための複数の第2の孔を形成し、前記第1の孔内
に第1の導体を付与し該第1の導体と前記信号配線とを
接続して前記信号配線用スルーホールを形成すると共に
前記複数の第2の孔内に第2の導体を付与し該第2の導
体と前記グランド配線とを接続して前記グランド配線用
スルーホールを形成することを特徴とする、プリント配
線板の製造方法、が提供される。
【0010】本発明の一態様においては、前記第1の孔
の形成と前記第2の孔の形成とを同一工程により行う。
の形成と前記第2の孔の形成とを同一工程により行う。
【0011】本発明の一態様においては、前記第1の孔
内への前記第1の導体の付与と前記第2の孔内への前記
第2の導体の付与とを同一工程により行い、前記第2の
導体として前記第1の導体と同一の材質のものを用い
る。
内への前記第1の導体の付与と前記第2の孔内への前記
第2の導体の付与とを同一工程により行い、前記第2の
導体として前記第1の導体と同一の材質のものを用い
る。
【0012】更に、本発明によれば、以上の如き目的を
達成するものとして、基板にグランド配線と信号配線と
が形成されており、前記基板に前記信号配線と接続され
コネクタと接続される信号配線用スルーホールが形成さ
れているプリント配線板におけるコネクタインダクタン
ス要因による波形歪み低減法であって、前記信号配線用
スルーホールの周囲に該信号配線用スルーホールと平行
に配列され前記グランド配線と接続された複数のグラン
ド配線用スルーホールを形成し、その際に該グランド配
線用スルーホールの数を増減することにより前記信号配
線用スルーホールと前記複数のグランド配線用スルーホ
ールとの間に形成される容量の値を調整し、これにより
前記コネクタと前記プリント配線板との間のインピーダ
ンス整合をとることを特徴とする、プリント配線板にお
けるコネクタインダクタンス要因による波形歪み低減
法、が提供される。
達成するものとして、基板にグランド配線と信号配線と
が形成されており、前記基板に前記信号配線と接続され
コネクタと接続される信号配線用スルーホールが形成さ
れているプリント配線板におけるコネクタインダクタン
ス要因による波形歪み低減法であって、前記信号配線用
スルーホールの周囲に該信号配線用スルーホールと平行
に配列され前記グランド配線と接続された複数のグラン
ド配線用スルーホールを形成し、その際に該グランド配
線用スルーホールの数を増減することにより前記信号配
線用スルーホールと前記複数のグランド配線用スルーホ
ールとの間に形成される容量の値を調整し、これにより
前記コネクタと前記プリント配線板との間のインピーダ
ンス整合をとることを特徴とする、プリント配線板にお
けるコネクタインダクタンス要因による波形歪み低減
法、が提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を詳述する。
明の実施の形態を詳述する。
【0014】図1は、本発明によるプリント配線板(P
WB)の一実施形態を示す模式図であり、その(a)は
模式的断面図であり、(b)は模式的平面図であり、
(c)は(a)のA−A’断面図である。図1では、信
号配線用スルーホールにコネクタが挿入された形態が示
されている。
WB)の一実施形態を示す模式図であり、その(a)は
模式的断面図であり、(b)は模式的平面図であり、
(c)は(a)のA−A’断面図である。図1では、信
号配線用スルーホールにコネクタが挿入された形態が示
されている。
【0015】基板6の表面(上面)には導体膜をパター
ン状に形成してなる信号配線4が形成されており、他の
PWBの信号配線と接続するためのケーブルの端部に取
り付けられたコネクタ7との接続部として、信号配線用
スルーホール2が形成されている。信号配線用スルーホ
ール2はスルーホールランド3を介して信号配線4と接
続されており、また信号配線用スルーホール2はそこに
挿入されたコネクタ7と接続されている。基板6の内部
には導体膜を層状に配置してなるグランド配線5が形成
されている。グランド配線5は信号配線用スルーホール
2から或る距離を隔てた位置まで存在している。
ン状に形成してなる信号配線4が形成されており、他の
PWBの信号配線と接続するためのケーブルの端部に取
り付けられたコネクタ7との接続部として、信号配線用
スルーホール2が形成されている。信号配線用スルーホ
ール2はスルーホールランド3を介して信号配線4と接
続されており、また信号配線用スルーホール2はそこに
挿入されたコネクタ7と接続されている。基板6の内部
には導体膜を層状に配置してなるグランド配線5が形成
されている。グランド配線5は信号配線用スルーホール
2から或る距離を隔てた位置まで存在している。
【0016】信号配線用スルーホール2の周囲には該信
号配線用スルーホール2と平行に且つ互いに平行に配置
された複数のグランド配線用スルーホール1が形成され
ている。このグランド配線用スルーホール1は、図1
(c)に示すようにグランド配線5の端縁と接続されて
おり、また図1(b)に示すように信号配線4及び信号
配線用スルーホール2とは接触しないようにして、信号
配線用スルーホール2を取り囲むように配列されてい
る。
号配線用スルーホール2と平行に且つ互いに平行に配置
された複数のグランド配線用スルーホール1が形成され
ている。このグランド配線用スルーホール1は、図1
(c)に示すようにグランド配線5の端縁と接続されて
おり、また図1(b)に示すように信号配線4及び信号
配線用スルーホール2とは接触しないようにして、信号
配線用スルーホール2を取り囲むように配列されてい
る。
【0017】これにより、グランド接続された一群のグ
ランド配線用スルーホール1は信号配線用スルーホール
2との間で電気的に容量結合しコンデンサを形成する。
このコンデンサの容量分により、PWBとインピーダン
ス整合がとれていないコネクタ7が有するインダクタン
ス分をキャンセルすることができ、結果的にインピーダ
ンス整合をはかることができる。
ランド配線用スルーホール1は信号配線用スルーホール
2との間で電気的に容量結合しコンデンサを形成する。
このコンデンサの容量分により、PWBとインピーダン
ス整合がとれていないコネクタ7が有するインダクタン
ス分をキャンセルすることができ、結果的にインピーダ
ンス整合をはかることができる。
【0018】図2は、本実施形態のPWBの製造方法の
一例を示す模式的工程図である。先ず、図2(a)に示
すように、従来法の上記図5(a)と同様にして、スル
ーホールをあける部分のグランド配線5にクリアランス
を設けた基板6を用意し、図2(b)に示すように表面
に信号配線4を形成した後に、図2(c)に示すように
信号配線用スルーホールのための第1の孔2’をあけ、
同時に第1の孔2’の周囲において複数のグランド配線
用スルーホールのための複数の第2の孔1’をあける。
このように、第1の孔2’の形成と第2の孔1’の形成
とをエッチングなどの同一工程により行うことができ
る。その後、図2(d)に示すように、図2(c)であ
けた第1の孔2’内に第1の導体膜を付与して信号配線
4と接続された信号用スルーホール2を形成し、図2
(c)であけた第2の孔1’内に第2の導体膜を付与し
てグランド配線5と接続されたグランド接続用スルーホ
ール1を形成する。このように、第1の孔2’内への第
1の導体の付与と第2の孔1’内への第2の導体の付与
とをメッキなどの同一工程により行うことができる。そ
の際、第2の導体として第1の導体と同一の材質のもの
が用いられる。
一例を示す模式的工程図である。先ず、図2(a)に示
すように、従来法の上記図5(a)と同様にして、スル
ーホールをあける部分のグランド配線5にクリアランス
を設けた基板6を用意し、図2(b)に示すように表面
に信号配線4を形成した後に、図2(c)に示すように
信号配線用スルーホールのための第1の孔2’をあけ、
同時に第1の孔2’の周囲において複数のグランド配線
用スルーホールのための複数の第2の孔1’をあける。
このように、第1の孔2’の形成と第2の孔1’の形成
とをエッチングなどの同一工程により行うことができ
る。その後、図2(d)に示すように、図2(c)であ
けた第1の孔2’内に第1の導体膜を付与して信号配線
4と接続された信号用スルーホール2を形成し、図2
(c)であけた第2の孔1’内に第2の導体膜を付与し
てグランド配線5と接続されたグランド接続用スルーホ
ール1を形成する。このように、第1の孔2’内への第
1の導体の付与と第2の孔1’内への第2の導体の付与
とをメッキなどの同一工程により行うことができる。そ
の際、第2の導体として第1の導体と同一の材質のもの
が用いられる。
【0019】この図2の工程を上記図5の工程と比較す
ると、図2の工程ではスルーホールのための孔あけの際
に孔の個数が増加することを除いて一般的なPWBの製
造工程と同じであり、図5の工程と比較して著しく工程
数が減少していることがわかる。かくして、本実施形態
によれば、信号伝送にコネクタを使用する場合にコネク
タ自身がもつインダクタンスによる波形歪みを低減する
ための対策をPWBの製造コスト上昇を抑えながらコネ
クタ接続部の構造を変更することにより容易に実現する
手法を提供することができる。
ると、図2の工程ではスルーホールのための孔あけの際
に孔の個数が増加することを除いて一般的なPWBの製
造工程と同じであり、図5の工程と比較して著しく工程
数が減少していることがわかる。かくして、本実施形態
によれば、信号伝送にコネクタを使用する場合にコネク
タ自身がもつインダクタンスによる波形歪みを低減する
ための対策をPWBの製造コスト上昇を抑えながらコネ
クタ接続部の構造を変更することにより容易に実現する
手法を提供することができる。
【0020】以下に、本実施形態の動作につき説明す
る。PWB同士をコネクタ7を用いて接続する場合の等
価回路を図3に示す。符号10はドライバ回路を示し、
符号11はレシーバ回路を示す。PWB16上の信号配
線は特性インピーダンスZ0 を有し、PWB接続用コネ
クタ7はインダクタンス分Lを有するものとする。図1
の実施形態で示される通りコネクタ7をPWB16と接
続するための信号配線用スルーホール2とその周囲に形
成したグランド配線用スルーホール1との間で形成され
たコンデンサ8の容量をC1とするとコネクタ7とスル
ーホール間容量8とを合わせたインピーダンスZ1 は、
以下の式(1): Z1 =√(L/C1) ・・・・・(1) で示される。Z1 は、例えば図1におけるグランド配線
用スルーホール群1の個数を増減させることにより、C
1を変化させることで、PWB16の特性インピーダン
スZ0 と合わせ込むことができる。
る。PWB同士をコネクタ7を用いて接続する場合の等
価回路を図3に示す。符号10はドライバ回路を示し、
符号11はレシーバ回路を示す。PWB16上の信号配
線は特性インピーダンスZ0 を有し、PWB接続用コネ
クタ7はインダクタンス分Lを有するものとする。図1
の実施形態で示される通りコネクタ7をPWB16と接
続するための信号配線用スルーホール2とその周囲に形
成したグランド配線用スルーホール1との間で形成され
たコンデンサ8の容量をC1とするとコネクタ7とスル
ーホール間容量8とを合わせたインピーダンスZ1 は、
以下の式(1): Z1 =√(L/C1) ・・・・・(1) で示される。Z1 は、例えば図1におけるグランド配線
用スルーホール群1の個数を増減させることにより、C
1を変化させることで、PWB16の特性インピーダン
スZ0 と合わせ込むことができる。
【0021】一方、信号配線用スルーホールの周囲にグ
ランド用スルーホールが形成されていないPWB16に
対し、コネクタ接続した場合の等価回路は図4で示され
る。この場合、信号配線用スルーホールとグランド配線
との間だけで形成される容量C2は図1の実施形態によ
り形成される容量C1より小さく、グランド配線の層数
に比例して容量が増減する。従って、グランド配線の層
数が少ないPWBの場合には、以下の式(2): Z2 =√(L/C2) ・・・・・(2) で表されるコネクタ7と容量9とを合わせたインピーダ
ンスZ2 は、容量C2が小さいが故に、インダクタンス
分Lをキャンセルするだけの効果が出せずPWB16の
特性インピーダンスZ0 に合わせることができないこと
がある。
ランド用スルーホールが形成されていないPWB16に
対し、コネクタ接続した場合の等価回路は図4で示され
る。この場合、信号配線用スルーホールとグランド配線
との間だけで形成される容量C2は図1の実施形態によ
り形成される容量C1より小さく、グランド配線の層数
に比例して容量が増減する。従って、グランド配線の層
数が少ないPWBの場合には、以下の式(2): Z2 =√(L/C2) ・・・・・(2) で表されるコネクタ7と容量9とを合わせたインピーダ
ンスZ2 は、容量C2が小さいが故に、インダクタンス
分Lをキャンセルするだけの効果が出せずPWB16の
特性インピーダンスZ0 に合わせることができないこと
がある。
【0022】PWBとインピーダンス整合が図られてな
いコネクタを信号伝送に使用すると、コネクタのインダ
クタンス分により伝送信号波形に歪みを生ずる。特に、
歪みのない高品位の信号伝送を必要とする高周波信号の
伝送においてはコネクタによる波形歪みは致命的なもの
である。しかるところ、本発明による信号配線用スルー
ホールの周囲に複数のグランド配線用スルホールを有す
るPWBを使用することにより、任意のインダクタンス
分を持つコネクタに対してPWB上でインダクタンス分
をキャンセルする必要十分な容量を形成すること可能と
なるので、PWBとコネクタとのインピーダンス整合を
実現し信号伝送時の波形歪みを低減することが可能とな
る。本発明は、特に高周波信号を伝送するときに有効で
あり、歪み低減により高品位の信号転送が可能となる。
いコネクタを信号伝送に使用すると、コネクタのインダ
クタンス分により伝送信号波形に歪みを生ずる。特に、
歪みのない高品位の信号伝送を必要とする高周波信号の
伝送においてはコネクタによる波形歪みは致命的なもの
である。しかるところ、本発明による信号配線用スルー
ホールの周囲に複数のグランド配線用スルホールを有す
るPWBを使用することにより、任意のインダクタンス
分を持つコネクタに対してPWB上でインダクタンス分
をキャンセルする必要十分な容量を形成すること可能と
なるので、PWBとコネクタとのインピーダンス整合を
実現し信号伝送時の波形歪みを低減することが可能とな
る。本発明は、特に高周波信号を伝送するときに有効で
あり、歪み低減により高品位の信号転送が可能となる。
【0023】なお、上記実施形態ではスルーホール実装
コネクタが挿入される信号配線用スルーホールの周辺部
に複数のグランド配線用スルーホールを形成して信号配
線用スルーホールとの間でコンデンサを構成したが、表
面実装タイプのコネクタに対しても本発明を適用するこ
とができる。即ち、信号配線のコネクタ接続部に接続さ
れたダミーの信号配線用スルーホールを形成し、このダ
ミーの信号配線用スルーホールの周囲にグランド配線用
スルーホールを形成することによりコンデンサを構成し
た場合にも、同様な効果が得られる。
コネクタが挿入される信号配線用スルーホールの周辺部
に複数のグランド配線用スルーホールを形成して信号配
線用スルーホールとの間でコンデンサを構成したが、表
面実装タイプのコネクタに対しても本発明を適用するこ
とができる。即ち、信号配線のコネクタ接続部に接続さ
れたダミーの信号配線用スルーホールを形成し、このダ
ミーの信号配線用スルーホールの周囲にグランド配線用
スルーホールを形成することによりコンデンサを構成し
た場合にも、同様な効果が得られる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
信号配線用スルーホールの外側に一群のグランド配線用
スルーホールを配置しているので、信号配線用スルーホ
ールとグランド配線用スルーホールとの双方の形成を同
時に行うことができ、製造工程が簡単化され、コスト低
減が実現できる。
信号配線用スルーホールの外側に一群のグランド配線用
スルーホールを配置しているので、信号配線用スルーホ
ールとグランド配線用スルーホールとの双方の形成を同
時に行うことができ、製造工程が簡単化され、コスト低
減が実現できる。
【0025】また、本発明の信号配線用スルーホールの
外側に一群のグランド配線用スルーホールを配置する構
成を用いることにより、グランド配線用スルーホールの
信号配線用スルーホールからの距離を一定に維持し更に
は個々のグランド配線用スルーホールの径を一定に維持
しながら、グランド配線用スルーホールの数を増減させ
ることで、コネクタとプリント配線板との良好なインピ
ーダンス整合を実現することができ、種々のコネクタに
対してプリント配線板のコネクタ接続部の寸法をほぼ同
一に維持しつつ、プリント配線板におけるコネクタイン
ダクタンス要因の波形歪みを低減することができる。
外側に一群のグランド配線用スルーホールを配置する構
成を用いることにより、グランド配線用スルーホールの
信号配線用スルーホールからの距離を一定に維持し更に
は個々のグランド配線用スルーホールの径を一定に維持
しながら、グランド配線用スルーホールの数を増減させ
ることで、コネクタとプリント配線板との良好なインピ
ーダンス整合を実現することができ、種々のコネクタに
対してプリント配線板のコネクタ接続部の寸法をほぼ同
一に維持しつつ、プリント配線板におけるコネクタイン
ダクタンス要因の波形歪みを低減することができる。
【図1】本発明によるプリント配線板の一実施形態を示
す模式図である。
す模式図である。
【図2】本発明によるプリント配線板の製造方法の一例
を示す模式的工程図である。
を示す模式的工程図である。
【図3】本発明によるプリント配線板どうしコネクタを
用いて接続した場合の等価回路図である。
用いて接続した場合の等価回路図である。
【図4】従来の同軸状構造スルーホールをもたないプリ
ント配線板どうしコネクタを用いて接続した場合の等価
回路図である。
ント配線板どうしコネクタを用いて接続した場合の等価
回路図である。
【図5】従来の同軸状構造スルーホールをもつプリント
配線板の製造方法の一例を示す模式的工程図である。
配線板の製造方法の一例を示す模式的工程図である。
1 グランド配線用スルーホール 1’ 第2の孔 2 信号配線用スルーホール 2’ 第1の孔 3 スルーホールランド 4 信号配線 5 グランド配線 6 基板 7 コネクタ 8 信号配線用スルーホールとグランド配線用スルー
ホールとの間で構成されるコンデンサ 9 信号配線用スルーホールとグランド配線との間で
構成されるコンデンサ 10 ドライバ回路 11 レシーバ回路 12 絶縁物 13 グランド配線用スルーホール 16 プリント配線板
ホールとの間で構成されるコンデンサ 9 信号配線用スルーホールとグランド配線との間で
構成されるコンデンサ 10 ドライバ回路 11 レシーバ回路 12 絶縁物 13 グランド配線用スルーホール 16 プリント配線板
Claims (6)
- 【請求項1】 基板にグランド配線と信号配線とが形成
されているプリント配線板であって、該プリント配線板
の信号配線には信号配線用スルーホールが接続されてお
り、該信号配線用スルーホールの周囲には該信号配線用
スルーホールと平行に配列された複数のグランド配線用
スルーホールが形成されており、該複数のグランド配線
用スルーホールは前記グランド配線と接続されているこ
とを特徴とする、プリント配線板。 - 【請求項2】 前記信号配線は前記基板の一方の表面上
に形成されており、前記グランド配線は前記基板の内部
に層状に形成されていることを特徴とする、請求項1に
記載のプリント配線板。 - 【請求項3】 信号配線には信号配線用スルーホールが
接続されており、該信号配線用スルーホールの周囲には
該信号配線用スルーホールと平行に配列された複数のグ
ランド配線用スルーホールが形成されており、該複数の
グランド配線用スルーホールはグランド配線と接続され
ているプリント配線板を製造する方法において、 前記信号配線及び前記グランド配線の形成された基板に
前記信号配線用スルーホールのための第1の孔を形成す
ると共に前記基板に前記第1のスルーホールの周囲にて
該第1の孔と平行に前記複数のグランド配線用スルーホ
ールのための複数の第2の孔を形成し、前記第1の孔内
に第1の導体を付与し該第1の導体と前記信号配線とを
接続して前記信号配線用スルーホールを形成すると共に
前記複数の第2の孔内に第2の導体を付与し該第2の導
体と前記グランド配線とを接続して前記グランド配線用
スルーホールを形成することを特徴とする、プリント配
線板の製造方法。 - 【請求項4】 前記第1の孔の形成と前記第2の孔の形
成とを同一工程により行うことを特徴とする、請求項3
に記載のプリント配線板の製造方法。 - 【請求項5】 前記第1の孔内への前記第1の導体の付
与と前記第2の孔内への前記第2の導体の付与とを同一
工程により行い、前記第2の導体として前記第1の導体
と同一の材質のものを用いることを特徴とする、請求項
3〜4のいずれかに記載のプリント配線板の製造方法。 - 【請求項6】 基板にグランド配線と信号配線とが形成
されており、前記基板に前記信号配線と接続されコネク
タと接続される信号配線用スルーホールが形成されてい
るプリント配線板におけるコネクタインダクタンス要因
による波形歪み低減法であって、 前記信号配線用スルーホールの周囲に該信号配線用スル
ーホールと平行に配列され前記グランド配線と接続され
た複数のグランド配線用スルーホールを形成し、その際
に該グランド配線用スルーホールの数を増減することに
より前記信号配線用スルーホールと前記複数のグランド
配線用スルーホールとの間に形成される容量の値を調整
し、これにより前記コネクタと前記プリント配線板との
間のインピーダンス整合をとることを特徴とする、プリ
ント配線板におけるコネクタインダクタンス要因による
波形歪み低減法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11016005A JP2000216510A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | プリント配線板及びその製造方法並びにプリント配線板におけるコネクタインダクタンス要因の波形歪み低減法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11016005A JP2000216510A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | プリント配線板及びその製造方法並びにプリント配線板におけるコネクタインダクタンス要因の波形歪み低減法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000216510A true JP2000216510A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11904503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11016005A Pending JP2000216510A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | プリント配線板及びその製造方法並びにプリント配線板におけるコネクタインダクタンス要因の波形歪み低減法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000216510A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8957325B2 (en) | 2013-01-15 | 2015-02-17 | Fujitsu Limited | Optimized via cutouts with ground references |
WO2021051446A1 (zh) * | 2019-09-20 | 2021-03-25 | 苏州浪潮智能科技有限公司 | 一种印刷电路板及电子产品 |
-
1999
- 1999-01-25 JP JP11016005A patent/JP2000216510A/ja active Pending
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