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JP2000290265A - オキサゾリジン−2−オン類の製造方法 - Google Patents

オキサゾリジン−2−オン類の製造方法

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JP2000290265A
JP2000290265A JP9752999A JP9752999A JP2000290265A JP 2000290265 A JP2000290265 A JP 2000290265A JP 9752999 A JP9752999 A JP 9752999A JP 9752999 A JP9752999 A JP 9752999A JP 2000290265 A JP2000290265 A JP 2000290265A
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喜朗 古川
Keisuke Yaegashi
啓介 八重樫
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オキサゾリジン−2−オン類を収率よく、そ
してその光学活性体を収率よく、高光学純度で製造する
こと 【解決手段】 1,3−ジオキソラン−2−オン類とイ
ソシアネート類とを、フッ素塩存在下反応させることを
特徴とする下記式(3) 【化1】 (式中R1、R2、R3、R4およびR5は、水素原子、直
鎖, 分岐もしくは環状のアルキル基、置換もしくは無置
換のアリール基などを意味する。)で表されるオキサゾ
リジン−2−オン類の製造方法

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は医薬、農薬などの合
成中間体として有用なオキサゾリジン−2−オン類の新
規製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オキサゾリジン−2−オン類は、古くか
ら知られている産業上有用な化合物である。とりわけ医
薬分野における有用性は高く、この化合物を合成中間体
とした医薬品が近年数多く開発されている。それ故、こ
の化合物の製造方法に関する報告は数多く多種多様であ
るが、その中で効率的な製造方法と言えるものの一つと
して1,3−ジオキソラン−2−オン類から環変換によ
りオキサゾリジン−2−オン類へ導く方法が挙げられ
る。この方法は、原料である1,3−ジオキソラン−2
−オン類の前駆体が比較的入手容易な1,2−ジオール
類であり、その入手容易な1,2−ジオール類から少な
い工程数でオキサゾリジン−2−オン類に変換できる点
で効率的な製造方法と言える。殊に、1,3−ジオキソ
ラン−2−オン類に塩化リチウム存在下、エチレンカー
ボネートあるいはプロピレンカーボネートとイソシアネ
ート誘導体を反応させる方法(Chem. Ber., 93, 1975
(1960))が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法は、低活性の塩化リチウムを用いる関係上苛酷な条件
下反応させる必要がある。そして、原料として光学活性
な1,3−ジオキソラン−2−オン類を用いると得られ
る目的物の光学純度が有意に低下する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、下記式
(1)で表される1,3−ジオキソラン−2−オン類と
下記式(2)で表されるイソシアネート類とをフッ素塩
存在下反応させることにより収率よく、そして光学活性
体を用いた場合には、光学純度を損なうことなく下記式
(3)で表されるオキサゾリジン−2−オン類を製造で
きることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわ
ち、本発明は下記式(1)
【化7】 (式中R1、R2、R3およびR4は、水素原子、直鎖, 分
岐もしくは環状のアルキル基、アルコキシ基, 置換アミ
ノ基あるいはアルキルチオ基を有する直鎖もしくは分岐
のアルキル基、置換もしくは無置換のアラルキル基、ま
たは置換もしくは無置換のアリール基を意味する。)で
表される1,3−ジオキソラン−2−オン類あるいはそ
の光学活性体と下記式(2)
【化8】 (式中R5は、水素原子、直鎖,分岐もしくは環状のアル
キル基、置換もしくは無置換のアラルキル基、ハロゲノ
スルホニル基、トリアルキルシリル基、置換もしくは無
置換のアリールスルホニル基、または置換もしくは無置
換の芳香族基を意味する。)で表されるイソシアネート
類とを、フッ素塩存在下反応させることを特徴とする下
記式(3)
【化9】 (式中R1、R2、R3、R4およびR5は、前掲と同じ基
を意味する。)で表されるオキサゾリジン−2−オン類
あるいはその光学活性体の製造方法に関する。
【0005】式(1)において、R1、R2、R3および
4で表される基の具体例としては、水素原子、メチル,
エチル,イソプロピル,シクロプロピル,シクロヘキシル
基などの直鎖,分岐もしくは環状のアルキル基、メトキ
シメチル,メトキシエチル,ベンジルオキシメチル基など
のアルコキシアルキル基、ジメチルアミノメチル,ピペ
リジノエチル,モルホリノエチル,N−ベンジルオキシカ
ルボニルピペラジノメチル,N−メチルピペラジノメチ
ル,N−エトキシカルボニルメチルピペラジノメチル基
などの置換アミノアルキル基、メチルチオメチル,メチ
ルチオエチル基などのアルキルチオアルキル基、ベンジ
ル,メチルベンジル,メトキシベンジル基などの置換もし
くは無置換のアラルキル基、フェニル,トリル,メトキシ
フェニル基などの置換もしくは無置換のアリール基が挙
げられる。そのうち好ましい基は、水素原子、C1〜C4
の低級アルキル基、メトキシメチル基、ベンジルオキシ
メチル基、ベンジル基である。
【0006】式(2)において、R5で表される基の具
体例としては、水素原子、メチル,エチル,イソプロピ
ル,シクロプロピル基などの直鎖,分岐もしくは環状のア
ルキル基、ベンジル,メチルベンジル,メトキシベンジル
基などの置換もしくは無置換のアラルキル基、クロロス
ルホニル基などのハロゲノスルホニル基、トリメチルシ
リル基などのトリアルキルシリル基、ベンゼンスルホニ
ル,o−トルエンスルホニル,p−トルエンスルホニル,
4−クロロベンゼンスルホニル基などの置換もしくは無
置換のアリールスルホニル基、フェニル,シアノフェニ
ル,トリル,メトキシフェニル基などの置換もしくは無置
換のアリール基、ナフタレン,アントラセンのような多
環式芳香族基、またフリル,チエニル,ピリジル,ピリミ
ジル,キノリル,ベンゾフリル,ベンゾチエニルのような
芳香族複素環基が挙げられる。そのうち好ましい基は、
水素原子、C1〜C4の低級アルキル基、ベンジル基、フ
ェニル基、シアノフェニル基、ナフチル基、チエニル基
である。
【0007】本反応に用いられるイソシアネート類
(2)の量は1,3−ジオキソラン−2−オン類(1)
に対して0.5当量以上であり、好ましくは0.8〜1.
5当量、さらに好ましくは0.9〜1.1当量である。
【0008】本反応に用いられるフッ素塩としては、フ
ッ素の四級アンモニウム塩、フッ素のアルカリ金属塩ま
たはフッ素のアルカリ土類金属塩が好ましく、特に好ま
しくはフッ素のアルカリ金属塩またはフッ素のアルカリ
土類金属塩である。なお、それらを単独で用いても2種
類以上の混合物で用いても、さらには適当な担体に担持
したものを用いても同様に反応を行うことができる。フ
ッ素の四級アンモニウム塩としては、テトラメチルアン
モニウムフルオライド、テトラエチルアンモニウムフル
オライド、テトラブチルアンモニウムフルオライド、テ
トラオクチルアンモニウムフルオライド、ベンジルトリ
メチルアンモニウムフルオライドなどが挙げられる。フ
ッ素のアルカリ金属塩としてはフッ化ナトリウム、フッ
化カリウム、フッ化セシウムが挙げられ、フッ素のアル
カリ土類金属塩としてはフッ化マグネシウム、フッ化カ
ルシウムが挙げられる。また、担体として用いることの
できるものとしては、ゼオライト、アルミナ、シリカゲ
ル、モレキュラーシーブスおよびそれらを修飾したもの
などが挙げられる。
【0009】フッ素塩の量は、反応基質の1,3−ジオ
キソラン−2−オン類(1)に対して0.001〜10
当量が好ましく、特に好ましくは0.01〜1当量であ
る。0.001当量以下では反応の進行が非常に遅く、
10当量を越えて使用してもよいが経済的でない。ま
た、溶媒によっては過剰のフッ素塩が不溶となるため撹
拌が困難となる。
【0010】本反応を行う際に用いられる溶媒として
は、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シドなどの非プロトン性極性溶媒、ジグライム、トリグ
ライム、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタ
ン、t−ブチルメチルエーテル等のエーテル系溶媒、ク
ロロホルム、ジクロロエタン等の塩素系溶媒ならびにこ
れらの混合溶媒等が挙げられるが、好ましい溶媒は、
N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
である。
【0011】反応温度は、加熱下50℃〜溶媒の還流温
度までで、好ましくは100℃〜150℃である。反応
終了後は、フッ素の金属塩等の不溶物を濾去、過剰の溶
媒を減圧下に留去し、残渣を蒸留、再結晶、シリカゲル
カラムクロマトグラフィー等の精製処理をすることによ
り、目的とするオキサゾリジン−2−オン類(3)ある
いはその光学活性体が得られる。
【0012】
【実施例】以下に実施例により本発明を具体的に述べ
る。しかし本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。
【0013】実施例1 (R)−3−フェニル−5−メトキシメチルオキサゾリ
ジン−2−オンの製造:フェニルイソシアネート18.
0g(0.151 mol)をジメチルスルホキシド1
00mLに溶解し、フッ化セシウム2.29g(15.
1 mmol)、(S)−4−メトキシメチル−1,3
−ジオキソラン−2−オン20.0g(0.151 m
ol、光学純度98%ee)を順次加え、アルゴン気流
下140℃で9時間撹拌する。不溶物を瀘去し、瀘液を
減圧下濃縮した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにより精製して標題の(R)−3−フェニル−
5−メトキシメチルオキサゾリジン−2−オン29.9
g(収率95.4%、光学純度98%ee)を得た。
【0014】実施例2 (R)−3−フェニル−5−メトキシメチルオキサゾリ
ジン−2−オンの製造:フェニルイソシアネート18.
0g(0.151 mol)をN,N−ジメチルホルム
アミド100mLに溶解し、フッ化セシウム2.29g
(15.1 mmol)、(S)−4−メトキシメチル
−1,3−ジオキソラン−2−オン20.0g(0.1
51 mol、光学純度98%ee)を順次加え、アル
ゴン気流下140℃で8時間撹拌する。不溶物を瀘去
し、瀘液を減圧下濃縮した後、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにより精製して標題の(R)−3−
フェニル−5−メトキシメチルオキサゾリジン−2−オ
ン28.7g(収率91.7%、光学純度98%ee)
を得た。
【0015】実施例3 (S)−3−フェニル−5−メチルオキサゾリジン−2
−オンの製造:フェニルイソシアネート23.3g
(0.196 mol)をジメチルスルホキシド100
mLに溶解し、フッ化セシウム2.98g(19.6
mmol)、(S)−4−メチル−1,3−ジオキソラ
ン−2−オン20.0g(0.196mol、光学純度
99%ee)を順次加え、アルゴン気流下140℃で8
時間撹拌する。不溶物を瀘去し、瀘液を減圧下濃縮した
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより
精製して標題の(S)−3−フェニル−5−メチルオキ
サゾリジン−2−オン32.0g(収率92.1%、光
学純度99%ee)を得た。
【0016】実施例4 (R)−3−(2−ナフチル)−5−メトキシメチルオ
キサゾリジン−2−オンの製造:2−ナフチルイソシア
ネート25.6g(0.151 mol)をジメチルス
ルホキシド100mLに溶解し、フッ化セシウム2.2
9g(15.1 mmol)、(S)−4−メトキシメ
チル−1,3−ジオキソラン−2−オン20.0g
(0.151 mol、光学純度98%ee)を順次加
え、アルゴン気流下140℃で8時間撹拌する。不溶物
を瀘去し、瀘液を減圧下濃縮した後、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーにより精製して標題の(R)
−3−(2−ナフチル)−5−メトキシメチルオキサゾ
リジン−2−オン34.0g(収率87.3%、光学純
度98%ee)を得た。
【0017】実施例5 (R)−5−ベンジルオキシメチル−3−(4−シアノ
フェニル)オキサゾリジン−2−オンの製造:4−シア
ノフェニルイソシアネート13.8g(96.06 m
mol)をジメチルスルホキシド100mLに溶解し、
フッ化セシウム1.46g(9.606mmol)、
(S)−4−ベンジルオキシメチル−1,3−ジオキソ
ラン−2−オン20.0g(96.06 mmol、光
学純度98%ee)を順次加え、アルゴン気流下140
℃で8時間撹拌する。不溶物を瀘去し、瀘液を減圧下濃
縮した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
により精製して標題の(R)−5−ベンジルオキシメチ
ル−3−(4−シアノフェニル)オキサゾリジン−2−
オン23.1g(収率78.0%、光学純度98%e
e)を得た。
【0018】実施例6 (R)−3−(6−ベンジルオキシ−2−ナフチル)−
5−メトキシメチルオキサゾリジン−2−オンの製造:
6−ベンジルオキシ−2−ナフチルイソシアネート4
1.7g(0.151 mol)をジメチルスルホキシ
ド100mLに溶解し、フッ化セシウム2.29g(1
5.1 mmol)、(S)−4−メトキシメチル−
1,3−ジオキソラン−2−オン20.0g(0.15
1 mol、光学純度98%ee)を順次加え、アルゴ
ン気流下140℃で8時間撹拌する。不溶物を瀘去し、
瀘液を減圧下濃縮した後、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにより精製して標題の(R)−3−(6
−ベンジルオキシ−2−ナフチル)−5−メトキシメチ
ルオキサゾリジン−2−オン45.2g(収率82.2
3%、光学純度98%ee)を得た。
【0019】実施例7 (R)−5−ベンジルオキシメチル−3−(2−チエニ
ル)オキサゾリジン−2−オンの製造:2−チエニルイ
ソシアネート12.0g(96.06 mmol)をジ
メチルスルホキシド100mLに溶解し、フッ化セシウ
ム1.46g(9.606 mmol)、(S)−4−ベ
ンジルオキシメチル−1,3−ジオキソラン−2−オン
20.0g(96.06 mmol、光学純度98%e
e)を順次加え、アルゴン気流下140℃で9時間撹拌
する。不溶物を瀘去し、瀘液を減圧下濃縮した後、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して
標題の(R)−5−ベンジルオキシメチル−3−(2−
チエニル)オキサゾリジン−2−オン22.3g(収率
80.3%、光学純度98%ee)を得た。
【0020】実施例8 (R)−3−(n−ブチル)−5−メトキシメチルオキ
サゾリジン−2−オンの製造:n−ブチルイソシアネー
ト11.3g(0.114 mol)をジメチルスルホ
キシド100mLに溶解し、フッ化セシウム1.72g
(11.4 mmol)、(S)−4−メトキシメチル
−1,3−ジオキソラン−2−オン15.0g(0.1
14 mol、光学純度98%ee)を順次加え、アル
ゴン気流下140℃で9時間撹拌する。不溶物を瀘去
し、瀘液を減圧下濃縮した後、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにより精製して標題の(R)−3−
(n−ブチル)−5−メトキシメチルオキサゾリジン−
2−オン18.7g(収率87.6%、光学純度98%
ee)を得た。
【0021】
【発明の効果】本発明方法によれば、目的とするオキサ
ゾリジン−2−オン類(3)あるいはその光学活性体を
収率よく、そしてその光学活性体の場合には、光学純度
を損なうことなく製造することができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(1) 【化1】 (式中R1、R2、R3およびR4は、水素原子、直鎖, 分
    岐もしくは環状のアルキル基、アルコキシ基, 置換アミ
    ノ基あるいはアルキルチオ基を有する直鎖もしくは分岐
    のアルキル基、置換もしくは無置換のアラルキル基、ま
    たは置換もしくは無置換のアリール基を意味する。)で
    表される1,3−ジオキソラン−2−オン類と下記式
    (2) 【化2】 (式中R5は、水素原子、直鎖, 分岐もしくは環状のア
    ルキル基、置換もしくは無置換のアラルキル基、ハロゲ
    ノスルホニル基、トリアルキルシリル基、置換もしくは
    無置換のアリールスルホニル基、または置換もしくは無
    置換の芳香族基を意味する。)で表されるイソシアネー
    ト類とを、フッ素塩存在下反応させることを特徴とする
    下記式(3) 【化3】 (式中R1、R2、R3、R4およびR5は、前掲と同じ基
    を意味する。)で表されるオキサゾリジン−2−オン類
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 下記式(1a) 【化4】 (式中R11、R21、R31およびR41は、水素原子、C1
    〜C4の低級アルキル基、メトキシメチル基、ベンジル
    オキシメチル基またはベンジル基を意味する。)で表さ
    れる1,3−ジオキソラン−2−オン類と下記式(2
    a) 【化5】 (式中R51は、水素原子、C1〜C4の低級アルキル基、
    ベンジル基、フェニル基、シアノフェニル基、ナフチル
    基またはチエニル基を意味する。)で表されるイソシア
    ネート類とを、フッ素塩存在下反応させることを特徴と
    する下記式(3a) 【化6】 (式中R11、R21、R31、R41およびR51は、前掲と同
    じ基を意味する。)で表されるオキサゾリジン−2−オ
    ン類の製造方法。
  3. 【請求項3】 フッ素塩がフッ素のアルカリ金属塩また
    はアルカリ土類金属塩である請求項1または2記載のオ
    キサゾリジン−2−オン類の製造方法。
  4. 【請求項4】 フッ素塩がフッ化セシウムまたはフッ化
    カリウムである請求項1〜3記載のオキサゾリジン−2
    −オン類の製造方法。
  5. 【請求項5】 反応溶媒がN,N−ジメチルホルムアミ
    ドまたはジメチルスルホキシドである請求項1〜4記載
    のオキサゾリジン−2−オン類の製造方法。
  6. 【請求項6】 光学活性な1,3−ジオキソラン−2−
    オン類を用い、光学活性なオキサゾリジン−2−オン類
    を製造する請求項1〜5のいずれかに記載のオキサゾリ
    ジン−2−オン類の製造方法。
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