JP2000280713A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
ても、雪上性能を得ることのできる空気入りタイヤを提
供すること。 【解決手段】 トレッド12に設けられたリブ状陸部2
0のタイヤ軸方向側面に、リブ状陸部20の基部に向か
ってタイヤ軸方向の寸法が大となる複数の突起35を設
ける。雪上を走行したときに、接地面内の突起35が雪
面に食い込み引っ掛かるので、雪上での高いトラクショ
ン性能及びブレーキ性能が得られる。また、雪上走行で
タイヤが転動して接地したときに、突起35と突起35
との間隔が狭まって雪を掴み、突起35のエッジを有効
に働かせることができるので雪上性能が向上する。トレ
ッド12が摩耗すると、タイヤ表面に突起35のタイヤ
周方向側の側面35Bのエッジが伸びてくるので、トレ
ッド12の摩耗に伴うトラクション性能及びブレーキ性
能の低下が抑えられる。
Description
り、特に、氷雪上性能に優れた空気入りタイヤに関す
る。
レスタイヤは、図3に示すようなトレッドパターンが代
表的なものであり、トレッド108に周方向に連続した
ジグザグ状に延びる周方向溝100、直線状に延びる周
方向溝102とタイヤ軸方向に延びる横溝104のそれ
ぞれによって複数の陸部106を形成したパターンが一
般的である。
周方向ストレート溝を持つパターンの場合、周方向スト
レート溝は回転の前後方向に全くブロックエッジ成分を
持たないため、トラクション、ブレーキ等には全く効か
ない。また、摩耗して溝体積が減ると、雪上性能が悪化
する傾向にある。
ート溝を有するパターンにおいても、雪上性能を得るこ
とのできる空気入りタイヤを提供することが目的であ
る。
は、タイヤ軸方向の少なくとも一方がタイヤ周方向に沿
って延びる主溝に面したタイヤ周方向に延びる周方向陸
部列をトレッド踏面部に備えた空気入りタイヤであっ
て、前記周方向陸部列の少なくとも一方のタイヤ軸方向
側面に、タイヤ表面から陸部基部へ向かって延び、かつ
前記陸部基部に向かってタイヤ軸方向寸法が増加する突
起をタイヤ周方向に複数設けたことを特徴としている。
作用を説明する。
方向陸部列のタイヤ軸方向側面に複数の突起が設けられ
ているため、雪上を走行したときに、接地面内の突起が
雪面に食い込み引っ掛かるので、雪上での高いトラクシ
ョン性能及びブレーキ性能が得られる。
ると溝面積の減少等によりトラクション性能及びブレー
キ性能が低下するが、本発明の空気入りタイヤではトレ
ッドの摩耗に伴ってタイヤ表面に突起のタイヤ軸方向エ
ッジが伸びてくるので、トレッドの摩耗に伴うトラクシ
ョン性能、及びブレーキ性能の低下が抑えられる。
の空気入りタイヤにおいて、前記突起のタイヤ軸方向か
ら見た形状が、矩形であることを特徴としている。
作用を説明する。
起のタイヤ軸方向から見た形状を矩形とすることによ
り、陸部の剛性を確保することができる。
請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、踏面に立て
た法線に対する前記突起のタイヤ軸方向側面の角度が0
〜50°の範囲内であり、かつ、前記突起のタイヤ軸方
向側面と前記突起のタイヤ軸方向側面の周方向に隣接す
る陸部側面との角度差が3°以上あることを特徴として
いる。
作用を説明する。
度は、周方向陸部列のタイヤ幅方向側部に位置する周方
向溝の溝幅の設定により異なるが、踏面に立てた法線に
対して0〜50°の範囲内が最も有効である。
側面の角度が50°を越えると、雪上走行あるいはウエ
ット走行に必要な溝体積がかなり少なくなるため、これ
らの性能の悪化が考えられる。
ヤ軸方向側面の周方向に隣接する側面との角度差が3°
以上ないと、トレッドの摩耗時に突起は有効なエッジを
形成することができなくなり、摩耗時に十分なトラクシ
ョン性能及びブレーキ性能が得られなくなる。
求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記突起のタイヤ表面側におけるタイヤ周方向長さは、
前記主溝の溝幅の10〜250%の範囲内であり、突起
間のタイヤ周方向間隔は前記突起のタイヤ周方向長さの
50〜300%であることを特徴としている。
作用を説明する。
長さを溝幅の10〜250%の範囲内とし、突起間のタ
イヤ周方向間隔を突起のタイヤ周方向長さの50〜30
0%とすると、雪上走行において突起が最も有効に性能
を発揮できる。
長さが溝幅の10%未満になると、突起と突起の間に雪
が入りこみにくくなり、雪上での効果が減少する。
長さが溝幅の250%を越えると、接地面内の突起部分
の個数が少なくなり、突起の効果が少なくなる。
周方向長さの50%未満になると、突起と突起との間の
凹部の幅が狭くなり、雪が凹部にうまく入らなくなるた
め、雪上での効果が少なくなる。
周方向長さの300%を越えると、接地面内の突起部分
の個数が少なくなり、突起の効果が少なくなる。また、
突起の長さが相対的に短くなり、陸部の剛性が落ち、操
縦安定性に影響を与える。
求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記周方向陸部列は実質上タイヤ周方向に連続してお
り、前記周方向陸部列には、タイヤ軸方向の一方の側面
から延びて陸部内で終端するサブ溝と、タイヤ軸方向の
他方の側面から延びて陸部内で終端するサブ溝とが、タ
イヤ周方向に交互に配置されていることを特徴としてい
る。
作用を説明する。
る必要がある。接地面積を確保するには、ウエット性能
等を考慮しつつ溝面積を小さくする他に、接地時の陸部
の倒れ込みを抑えることで実際に路面に接触する面積を
確保することが重要である。
方向陸部列が実質上タイヤ周方向に連続しており、ま
た、周方向陸部列には陸部内で終端するサブ溝がタイヤ
軸方向両側面からタイヤ周方向に互い違いに延びている
ので、溝による接地面積の減少も抑えられ、また、周方
向陸部列のタイヤ周方向の剛性が確保されて接地時の倒
れ込みが抑えられるので、氷上性能に必要とされる接地
面積が確保される。
雪上でのトラクション性能及びブレーキ性能が向上す
る。
の空気入りタイヤにおいて、タイヤ軸方向の一方の側面
から延びるサブ溝と、タイヤ軸方向の他方の側面から延
びるサブ溝とは、タイヤ周方向に投影したときに重なら
ないことを特徴としている。
作用を説明する。
溝とタイヤ軸方向の他方の側面から延びるサブ溝とがタ
イヤ周方向に投影したときに重なると、周方向陸部列の
タイヤ周方向の剛性が低下し、接地時に倒れ込みが生じ
て接地面積が減少することにつながる。
ら延びるサブ溝と、タイヤ軸方向の他方の側面から延び
るサブ溝とをタイヤ周方向に重ならないようにすること
で、周方向陸部列のタイヤ周方向の剛性が確保され、氷
上性能に必要とされる接地面積が確保される。
求項6の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記周方向陸部列には、前記周方向陸部列の横断方向に
延びるサイプがタイヤ周方向に略等間隔に配置されてい
ることを特徴としている。次に、請求項7に記載の空気
入りタイヤの作用を説明する。
方向陸部列を横断するようにサイプを設けたので、サイ
プのエッッジ効果により氷上性能が向上する。
の空気入りタイヤにおいて、前記突起は、隣接する前記
サイプとサイプ、または隣接する前記サイプと前記サブ
溝とで区画される小陸部の一つおき配置され、前記突起
のタイヤ周方向長さは、前記小陸部のタイヤ周方向長さ
に略等しいことを特徴としている。
作用を説明する。
サイプの溝幅及び、サブ溝の溝幅が狭くなるので、これ
に伴って突起と突起の間隔も狭まる。このため、雪上走
行時、突起と突起の間隔が狭まる際に突起同士で路面の
雪を掴み、突起のエッジを有効に働かせることができ、
雪上性能が向上する。
求項8の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記突起が、前記周方向陸部列のタイヤ軸方向外側面に
形成されていることを特徴としている。
作用を説明する。
が形成されるため、雪上でのコーナリング性が向上でき
る。
請求項8の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおい
て、前記突起が、前記周方向陸部列のタイヤ軸方向内側
面に形成されていることを特徴としている。
の作用を説明する。
突起が形成されるため、雪上でのトラクション性が良く
なる。
請求項10の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおい
て、前記突起のタイヤ周方向側の側面は、タイヤ軸方向
に対して略平行であることを特徴としている。
の作用を説明する。
するためのエッジは、タイヤ軸方向に平行であることが
好ましい。このため、突起のタイヤ周方向側の側面は、
タイヤ軸方向に対して略平行であることが好ましい。
ヤ軸方向に対して略平行にすることは、雪面に接地した
ときに突起と突起との間で路面の雪を掴み易く、雪面か
ら離れた際に雪を離しやすい。
形態を図1乃至図4にしたがって説明する。
タイヤ軸方向、矢印A方向はタイヤ回転方向、矢印B方
向はタイヤの進行方向を示している。
タイヤ10(タイヤサイズ:205/65R15)のト
レッド12(トレッド幅W)には、タイヤ赤道面CLを
挟んでタイヤ軸方向両側にタイヤ周方向に沿って延びる
周方向幅広溝14が形成されており、周方向幅広溝14
のタイヤ軸方向外側にはタイヤ周方向に沿って延びる周
方向幅狭溝16が形成されている。
向側のトレッド端12L及び図2の矢印R方向側のトレ
ッド端12Rから、各々タイヤ赤道面CLに向けて複数
の横断溝18が形成されている。
る横断溝18と、矢印R方向側のトレッド端12Rから
延びる横断溝18とは、各々直線状に形成され、各々右
上がりに傾斜している。
方向となす角度θ1 は、40°〜90°の範囲内が好ま
しく、本実施形態では角度θ1 が70°に設定されてい
る。
は、周方向幅狭溝16及び周方向幅広溝14を横断し、
軸方向内端部18Aが周方向幅広溝14の間に形成され
たタイヤ周方向に沿って連続して延びるリブ状陸部20
内に配置されている。
から延びる横断溝18の軸方向内端部18Aと、トレッ
ド端12Rから延びる横断溝18の軸方向内端部18A
とは、タイヤ周方向に交互に配置され、かつタイヤ周方
向に投影したときに互いに重ならないようになってい
る。
トレッド端12L,R側よりも軸方向内端部18A側の
方が溝幅が狭く形成されていることが好ましく、また、
側壁面が直線状の部分18Bとジグザグ状の部分18C
とが交互に設けられていることが好ましい。
方向幅狭溝16及び2つの横断溝18とに囲まれる略菱
形の領域には、この横断溝18とはタイヤ周方向に対し
て逆方向に傾斜した実質的に直線状に延びる一定幅の副
溝22が形成されて前記略菱形の領域を二分しており、
副溝22のタイヤ軸方向内側には副溝22、周方向幅広
溝14及び横断溝18とによって略三角形の第1の陸部
24が区画され、副溝22のタイヤ軸方向外側には副溝
22、周方向幅狭溝16及び横断溝18とによって略台
形の第2の陸部26が区画されている。
赤道面CL側が周方向幅広溝14に連結されている。
2 は、30°〜70°の範囲内が好ましく、略45°が
特に好ましい。本実施形態の副溝22の傾斜角度θ2 は
45°に設定されている。
域28内の横断溝18の溝幅に対して同等以上であるこ
とが好ましい。
域28とは、周方向幅狭溝16と周方向幅狭溝16との
間の区域のことである。
1の陸部24のタイヤ周方向一端側から他端側へ向けて
除々に広がっている。
タイヤの場合の実寸法としては4〜15mm程度が好まし
い。本実施形態では、周方向幅広溝14の溝幅W1は、
最大幅部分で8.5mm、最小幅部で6.5mm、平均で
7.5mmである。
は、周方向幅狭溝16と横断溝18とによって略菱形の
第3の陸部30が区画されている。 (サイプ)リブ状陸部20には、リブ状陸部20を横断
するように延びるサイプ32がタイヤ周方向に略等間隔
に複数設けられている。
であり、横断溝18と平行に設けられている。
は、横断溝18と横断溝18とを連結するジグザグ状の
短サイプ33が形成されており、リブ状陸部20の中央
部分にはタイヤ赤道面CLに沿って屈曲して延びる疑似
サイプ34(サイプ32の一部分+短サイプ33)が形
成されている。
溝14の溝壁面)には、タイヤ表面からリブ状陸部20
の基部へ向かって延び、かつリブ状陸部20の基部に向
かってタイヤ軸方向寸法が増加する突起35が、タイヤ
周方向に複数設けられている。
たは横断溝18)とで区分された小陸部の一つおきに設
けられており、タイヤ周方向長さは小陸部のタイヤ周方
向長さと一致している。
の側面35Bが、サイプ32(及び横断溝18)と平行
であり、側面35Bがタイヤ軸方向となす角度は20°
である。
ら見たときの形状が縦長の略直角三角形状であり、タイ
ヤ軸方向から見たときの形状が縦長の四角形(リブ状陸
部20の基部から踏面20Aにわたって一定幅。)であ
る。
て、リブ状陸部20の踏面20Aは一定幅(本実施形態
では17.5mm)であり、リブ状陸部20の踏面20A
の端縁はタイヤ周方向に一直線状に延びている。
高さと同じであり、タイヤ径方向外側の頂部がリブ状陸
部20の踏面20Aの端縁と一致している。
状陸部20のタイヤ軸方向を向いている陸部側面(突起
35以外の部分)20Bが、踏面20Aに立てた法線S
に対して平行であり、法線Sに対する突起35のタイヤ
軸方向を向いている側面35Aの角度θ3 は12°に設
定されている。
方向長さL1は突起35が面している溝幅、即ち、周方
向幅広溝14の溝幅W1の10〜250%の範囲内が好
ましく、乗用車用タイヤの場合の実寸法としては2〜1
0mm程度が好ましい。
0A側における間隔寸法L2は突起35の周方向長さL
1の50〜300%の範囲内が好ましい。
1が6mmに設定されており、突起35と突起35との間
の間隔寸法L2が6mmに設定されている。
一端が周方向幅広溝14に連結するサイプ36A〜Dが
横断溝18と平行に複数設けられ、一端が横断溝18に
連結するサイプ38が前記サイプ36と反対方向に傾斜
して設けられ、一端が副溝22に連結するサイプ40が
前記サイプ36と反対方向に傾斜して設けられている。
プ36Aの陸部内の端部がサイプ38の中間部に連結さ
れ、サイプ36Bの陸部内の端部がサイプ40の中間部
に連結され、サイプ38の陸部内の端部がサイプ36B
の中間部に連結され、サイプ40の陸部内の端部がサイ
プ36Cの中間部に連結されることにより、タイヤ赤道
面CLに沿って屈曲して延びる疑似サイプ42が形成さ
れている。
幅狭溝16に連結するサイプ44A〜Dが横断溝18と
平行に複数設けられ、一端が副溝22に連結するサイプ
46が前記サイプ44と反対方向に傾斜して設けられ、
一端が横断溝18に連結するサイプ48が前記サイプ4
4と反対方向に傾斜して設けられている。
プ46の陸部内の端部がサイプ44Bの中間部に連結さ
れ、サイプ48の陸部内の端部がサイプ44Cの中間部
に連結され、サイプ44Cの陸部内の端部がサイプ46
の中間部に連結され、サイプ44Dの陸部内の端部がサ
イプ48の中間部に連結されることにより、タイヤ赤道
面CLに沿って屈曲して延びる疑似サイプ50が形成さ
れている。
ルダー側の端部に連結するサイプ52A〜Dが横断溝1
8と平行に複数設けられ、一端が周方向幅狭溝16に連
結するサイプ54が前記サイプ52と反対方向に傾斜し
て設けられ、一端が横断溝18に連結するサイプ56が
前記サイプ52と反対方向に傾斜して設けられている。
プ52Aの陸部内の端部がサイプ54Aの中間部に連結
され、サイプ52Bの陸部内の端部がサイプ54Bの中
間部に連結され、サイプ52Cの陸部内の端部がサイプ
54Cの中間部に連結され、サイプ52Dの陸部内の端
部がサイプ56の中間部に連結され、サイプ54Bの陸
部内の端部がサイプ52Aの中間部に連結され、サイプ
54Cの陸部内の端部がサイプ52Bの中間部に連結さ
れ、サイプ56の陸部内の端部がサイプ52Cの中間部
に連結されることにより、タイヤ赤道面CLに沿って屈
曲して延びる疑似サイプ58が形成されている。
ィブ率は35.7%である。 (作用)次に、本実施形態の空気入りタイヤ10の作用
を説明する。 (1) 本実施形態の空気入りタイヤ10では、リブ状
陸部20のタイヤ軸方向側面に複数の突起35が設けら
れているため、雪上を走行したときに、接地面60内の
突起35が雪面に食い込み引っ掛かるので、雪上での高
いトラクション性能及びブレーキ性能が得られる。
たときに、突起35と突起35との間隔が狭まって互い
に平行とされた側面35Bと側面35Bとの間で雪を掴
み、突起35のエッジを有効に働かせることができるの
で雪上性能が向上する。
際に突起35と突起35との間隔が広まって排除され
る。したがって、1回転後に突起35間で再び雪を掴む
ことが可能となる。
み、路面から離れたときに雪を排除するには、互いに対
向する側面35Bと側面35Bとが平行であることが好
ましい。
て互いに離れるように傾斜している場合(踏面側から見
たとき、突起35が溝側が狭い台形)、突起35の間で
雪を掴み難くなる。したがって、このように側面35B
が傾斜している場合には、タイヤ軸方向に対する側面3
5Bの角度は、10°以下に設定することが好ましい。
互いに接近するように傾斜させると(踏面側から見たと
き、突起35が溝側が広い台形の場合。)、突起35の
間に雪が詰まり易くなる。したがって、このように側面
35Bが傾斜している場合には、タイヤ軸方向に対する
側面35Bの角度は、10°以下に設定することが好ま
しい。 (2) 新品時では、図4(A)に示すようにリブ状陸
部20の踏面20Aの形状(実際に路面に接地する部分
のみ図示。)は一定幅であるが、トレッド12が摩耗す
ると(例えば、50%摩耗。図1の一点鎖線で指示する
部位まで摩耗したとき。)、リブ状陸部20の踏面20
Aの形状は図4(B)に示すようになり、タイヤ表面に
突起35のタイヤ周方向側の側面35Bのエッジが伸び
てくるので、トレッド12の摩耗に伴うトラクション性
能、及びブレーキ性能の低下が抑えられる。 (3) 突起35のタイヤ軸方向から見た形状を矩形と
したので、リブ状陸部20の剛性を確保することができ
る。 (4) 踏面20Aに立てた法線Sに対する突起35の
タイヤ軸方向を向いている側面35Aの角度θ3 を12
°とし、突起35の側面35Aとこのタイヤ軸方向側面
の周方向に隣接する陸部側面20Bとの角度差を12°
としたので、トレッド12の摩耗時に突起35は有効な
エッジを形成することができる。
50°を越えると、雪上走行あるいはウエット走行に必
要な溝体積が減少し、これらの性能の悪化が考えられ
る。また、側面35Aと陸部側面20Bとの角度差が3
°以上ないと、トレッド12の摩耗時に突起35が有効
なエッジを形成することができなくなり、摩耗時に十分
なトラクション性能及びブレーキ性能が得られなくな
る。 (5) 周方向幅広溝14の溝幅W1の7.5mm(平均
値)に対し、突起35のタイヤ表面側におけるタイヤ周
方向長さL1が6mmであるので、突起35のタイヤ表面
側におけるタイヤ周方向長さL1/周方向幅広溝14の
溝幅W1は80%となる。
が6mm、突起35のタイヤ周方向長さL1が6mmである
ので、突起35間のタイヤ周方向間隔L2/突起35の
タイヤ周方向長さL1は100%となる。
最も有効に性能を発揮できる。
タイヤ周方向長さL1が周方向幅広溝14の溝幅W1の
10%未満になると、突起35と突起35の間に雪が入
りこみにくくなり、雪上での効果が減少する。
方向長さL1が周方向幅広溝14の溝幅W1の250%
を越えると、接地面60内の突起35の個数が少なくな
り、突起35の効果が少なくなる。
35のタイヤ周方向長さL1の50%未満になると、突
起35と突起35との間の凹部の幅が狭くなり、雪が凹
部にうまく入らなくなるため、雪上での効果が少なくな
る。
35のタイヤ周方向長さL1の300%を越えると、接
地面60内の突起35の個数が少なくなり、突起35の
効果が少なくなる。また、突起35の長さが相対的に短
くなり、リブ状陸部20の剛性が落ち、操縦安定性に影
響を与える。 (6) 本実施形態の空気入りタイヤ10は、周方向幅
広溝14、副溝16、横断溝18、副溝22により接地
面内の水を排水できるので高いウエット性能(ハイドロ
プレーニング性)が得られる。 (7) トレッド12に、タイヤ周方向に沿って延びる
一対の周方向幅広溝14と一対の周方向幅狭溝16とが
設けられているので、雪上での高い直進安定性及びコー
ナリング性が得られる。 (8) トレッド12にトレッド端L,Rから各々リブ
状陸部20にかけて延びる横断溝18がタイヤ周方向に
複数配置されているので、高いトラクション性能及びブ
レーキ性能が得られる。 (9) 周方向幅広溝14、周方向幅狭溝16及び2つ
の横断溝18とに囲まれる略菱形の領域を二分する直線
状の副溝22によりウエット時の高い排水性が得られ
る。さらに、タイヤが接地面60に踏み込む際、タイヤ
周方向に対して傾斜した副溝22の溝エッジが連続して
接地面60に突入するので、コーナリング時の高いトラ
クション性能が得られる。
る副溝22により、氷雪上での高いコーナリング性能が
得られる。 (10) タイヤ赤道面CL上に、タイヤ周方向に連続
するリブ状陸部20が設けられているので、トレッド1
2のタイヤ赤道面CL付近の剛性を確保することができ
る。したがって、リブ状陸部20の踏面20A全体を確
実に路面に接地させることができ、主に氷上での高いブ
レーキ性能及びトラクション性能が得られる。
2Lから延びる横断溝18の一部分(軸方向内端部18
A付近)と、トレッド端12Rから延びる横断溝18の
一部分(軸方向内端部18A)とがタイヤ周方向に交互
に配置されているので、これにより、雪上でのブレーキ
性能及びトラクション性能が得られる。
されたブロック状の陸部を形成すると、リブ形状の陸部
よりもブロック形状の陸部の方がタイヤ周方向の剛性は
低いため、接地したブロック状の陸部に倒れ込みが生
じ、この結果、陸部の一部に路面と接地しない部分が生
じ、氷上でのブレーキ性能及びトラクション性能は低下
する。
に沿って形成されるリブ状陸部20には、トレッド端1
2Lから延びる横断溝18の一部分(軸方向内端部18
A付近)と、トレッド端12Rから延びる横断溝18の
一部分(軸方向内端部18A)とがタイヤ周方向に交互
に配置されており、しかもこれらはタイヤ周方向に投影
したときに重ならないようになっているので、リブ状陸
部20の剛性は確保されており、横断溝18を設けたこ
とによる氷上でのブレーキ性能及びトラクション性能の
低下は無い。 (11) 横断溝18に、側壁面が直線状の部分18B
とジグザグ状の部分18Cとを交互に設けた理由は、ジ
グザグ状の部分18Cばかりであるとコナーリング時の
ハイドロプレーニング性能を悪化させるためであり、直
線状の部分18Bとジグザグ状の部分18Cとを交互に
設けて横方向のエッジ成分とバランスをとることによっ
てコーナリング時のハイドロプレーニング性能の確保と
雪上での耐横滑り性能の向上の両立を図ることができ
る。 (12) 横断溝18の溝幅を、トレッド端側12L,
Rよりも軸方向内端部18Aの方で狭くしたので、接地
圧の比較的高いトレッド中央区域28のネガティブ率を
低く抑えることができ、高い氷上ブレーキ性能を得るこ
とができる。 (13) 副溝22のタイヤ周方向となす傾斜角度θ2
を30〜70°の範囲内に設定したのは、副溝22(1
本当たり)が最も連続して接地面60に突入し易い角度
となるからである。
設定すると、トラクション時にも有効に働き、コーナリ
ング時にも有効に働くことになり、前後、横性能とも両
立できる設定となる。 (14) 副溝22の幅をトレッド中央区域28内の横
断溝18の溝幅に対して同等以上とすることにより、副
溝22の排水性が向上して高いウエット性能が得られ、
また、特に雪に対する食いつきが向上し、雪上での高い
トラクション性能が得られる。 (15) 本実施形態の空気入りタイヤ10では、トレ
ッド12のリブ状陸部20にサイプ32、第1の陸部2
4にサイプ36A〜36C,38,40、第2の陸部2
6にサイプ44A〜44D,46,48、第3の陸部3
0にサイプ52A〜D,54A〜C,56を形成したの
で、スタッドレスタイヤとしての高い氷雪上性能が得ら
れる。 (16) リブ状陸部20には、タイヤ軸方向中央部
分、即ち、タイヤ赤道面CL上にタイヤ赤道面CLに沿
って屈曲して延びる疑似サイプ34が形成されることに
より、リブ状陸部20においてはサイプのエッジ密度は
タイヤ軸方向中央部分がその両側部分(周方向幅広溝1
4側の部分)よりも上がることになる。
面(氷面)に接地して氷に圧力が作用すると、陸部と路
面(氷面)との間に水膜が発生する。陸部と路面(氷
面)との間に発生した水は、陸部の周辺部分よりも中央
部分の方が逃げ難いが、本実施形態では、疑似サイプ3
4によってリブ状陸部20のタイヤ軸方向中央部分のエ
ッジ密度が高められているので、サイプエッジによる水
膜の切断、サイプによる水の吸収量が増加し、これによ
り高い氷上ブレーキ性能及び氷上トラクション性能が得
られる。
は、タイヤ周方向に沿って延びているため、氷雪上での
高い横方向の性能、例えば、高いコーナリング性能が得
られる。 (17) 第1の陸部24においてはタイヤ赤道面CL
に沿って屈曲して延びる疑似サイプ42が形成され、第
2の陸部26においてはタイヤ赤道面CLに沿って屈曲
して延びる疑似サイプ50が形成され、さらに、第3の
陸部30においてはタイヤ赤道面CLに沿って屈曲して
延びる疑似サイプ58が形成され、各陸部のサイプのエ
ッジ密度は、中央部分よりもその周辺部分が下がるた
め、各陸部は周辺部分剛性を確保しつつ、中央部分の剛
性を低下させることができ、陸部の倒れ込みを抑えて接
地面積を確保することができ、陸部の倒れ込みによる氷
雪上性能の低下が防止される。 (18) サイプ32L,32R,36A〜36C,3
8,40、44A〜44D,46,48、52A〜D,
54A〜C,56は各々ジグザグ形状であるので、タイ
ヤ周方向及びタイヤ軸方向ともにエッジ成分を増加で
き、これにより、氷上での特にコーナリング性能を向上
することができる。 (19) 各陸部においては、陸部のタイヤ軸方向中央
線に対して矢印L方向にあるサイプと矢印R方向にある
サイプとでは互いに反対方向に傾斜させ、陸部内のサイ
プに方向性を持たせたので、陸部内での剛性の異方性を
少なくすることができ、一方向には変形し難く、他方向
には変形し易いといった変形のムラを抑えることができ
る。このため、ハンドルの切り角によって、即ち、空気
入りタイヤ10の向きによって特性が変化するといった
問題は生じなくなる。
な場合では、ある方向にはサイプのエッジ効果がでる
が、他の方向にはサイプのエッジ効果がでないという問
題が生じる。 (20) サイプ36,38,40,44,46,4
8,52,54,56がジグザグ形状であり、振幅中心
の軌跡を連続した形状が直線状としたので、この空気入
りタイヤ10を成形するモールドのブレード(サイプを
形成する板材)を製造し易くなる。
タイヤ軸方向側面に突起35を形成したが、他の陸部
(本実施形態では、第1の陸部24、第2の陸部26及
び第3の陸部30)の側面に突起35を形成しても良
い。
に1本のリブ状陸部20を設けていたが、本発明はこれ
に限らず、タイヤ周方向に沿って連続して延びるリブ状
陸部を複数本設けても良く、これらのリブ状陸部の側面
にも突起を形成しても良いのは勿論である。リブ状陸部
に突起を設ける場合、両側面に設けても良く、タイヤ軸
方向内側の側面のみに設けても良く、タイヤ軸方向外側
の側面のみに設けても良い。
面に設けた場合には、トレッドの比較的外側に突起が形
成されるため、雪上でのコーナリング性が向上できる。
面に設けた場合には、トレッドの比較的中央よりに突起
が形成されるため、雪上でのトラクション性が良くな
る。
軸方向を向いている陸部側面(突起35以外の部分)2
0Bが法線Sに対して平行であり、突起35は、リブ状
陸部20の基部(周方向幅広溝14の溝底)に向かって
軸方向寸法が除々に大となるように側面35Aが傾斜
し、法線Sに対する側面35Aの角度θ3 が12°に設
定されていたが、本発明はこれに限らず、少なくともリ
ブ状陸部20のタイヤ軸方向側面に凹凸が形成され、そ
の凹凸のタイヤ軸方向の寸法差がリブ状陸部20の基部
に向けて除々に大となれば良く、例えば、陸部側面20
Bが逆テーパー(即ち、リブ状陸部20の幅が基部に向
けて小となる。)であっても良い。
0Bが逆テーパーである場合には、突起35の側面35
Aは法線Sに対して平行であっても良く(但し、陸部側
面20Bと側面35Aとの角度差は3°以上が好まし
い。)、側面35Aも陸部側面20Bと同様に逆テーパ
ーであっても良い。但し、逆テーパーの角度をあまり大
きくすると、リブ状陸部20の剛性が低下するので好ま
しくない。
タイヤ赤道面CLの両側で同一方向であり、また、副溝
22の傾斜方向もタイヤ赤道面CLの両側で同一方向で
あったが、横断溝18の傾斜方向及び副溝22の傾斜方
向をタイヤ赤道面CLの両側で反対方向とし、トレッド
パターンを方向性パターンとしても良い。
ッド12の中央部分にリブ(リブ状陸部20)を配置
し、その両側にブロック状の陸部(第1の陸部24、第
2の陸部26及び第3の陸部30)を配置したパターン
であったが、これらのリブ及びブロック状陸部の位置は
本実施形態の形態に限らない。また、リブパターンのタ
イヤにも本発明は適用できる。 (試験例)本発明の効果を確かめるために、本発明の適
用された実施例のタイヤと、従来例のタイヤを用意し、
雪上フィーリング、雪上ブレーキ性能、雪上トラクショ
ン性能、氷上フィーリング及び氷上ブレーキ性能につい
て比較を行った。
ーン及び寸法を有するタイヤ(タイヤサイズ:205/
65R15)である(図1〜3参照)。
ターンを有し、突起が形成されていない点を除いては実
施例と同一のタイヤである。
のタイヤ周方向にジグザグ状に延びる周方向溝100、
直線状に延びる周方向溝102及びタイヤ軸方向に延び
る横溝104によって区画されるブロック状の陸部10
6をトレッド108に多数設けたタイヤ(タイヤサイ
ズ:195/65R15)であり、各陸部106には、
タイヤ軸方向に沿って直線状に延びる複数のサイプ11
0がタイヤ周方向にほぼ等間隔に形成されている。
02の溝幅は7.5mm、横溝104の溝幅は7.5mm、
サイプ110の幅は0.5mmである。また、トレッドの
ネガティブ率は45%である。 雪上フィーリング:圧雪路面のテストコースにおけ
る制動性、発進性、直進性、コーナリング性の総合フィ
ーリンング評価。評価は、従来例を100とする指数で
表しており、指数が大きいほど雪上フィーリングに優れ
ていることを示す。 雪上ブレーキ性能:圧雪上を40km/hからフル制動
したときの制動距離を計測した。評価は、従来例の制動
距離の逆数を100とする指数で表した。指数が大きい
ほど雪上ブレーキ性能に優れていることを示す。 雪上トラクション性能:圧雪上で50mの距離での
発進からの加速タイムを計測した。評価は、従来例の加
速タイムの逆数を100とする指数で表した。指数が大
きいほど雪上トラクション性能に優れていることを示
す。 氷上フィーリング:氷盤路面のテストコースにおけ
る制動性、発進性、直進性、コーナリング性の総合フィ
ーリンング評価。評価は、従来例を100とする指数で
表しており、指数が大きいほど氷上フィーリングに優れ
ていることを示す。 氷上ブレーキ性能:氷盤上を20km/hからフル制動
したときの制動距離を計測した。評価は、従来例の制動
距離の逆数を100とする指数で表した。指数が大きい
ほど雪上ブレーキ性能に優れていることを示す。
タイヤは、従来例のタイヤ及び比較例のタイヤに比較し
て、雪上フィーリング、雪上ブレーキ性能、雪上トラク
ション性能、氷上フィーリング及び氷上ブレーキ性能の
何れにおいても性能が向上した。
タイヤは上記の構成としたので、周方向ストレート溝を
有するパターンにおいても雪上性能を得ることができ
る、という優れた効果を有する。
レッドの斜視図である。
レッドの平面図である。
であり、(B)は摩耗時のリブ状陸部の踏面の接地形状
である。
ある。
Claims (11)
- 【請求項1】 タイヤ軸方向の少なくとも一方がタイヤ
周方向に沿って延びる主溝に面したタイヤ周方向に延び
る周方向陸部列をトレッド踏面部に備えた空気入りタイ
ヤであって、 前記周方向陸部列の少なくとも一方のタイヤ軸方向側面
に、タイヤ表面から陸部基部へ向かって延び、かつ前記
陸部基部に向かってタイヤ軸方向寸法が増加する突起を
タイヤ周方向に複数設けたことを特徴とする空気入りタ
イヤ。 - 【請求項2】 前記突起のタイヤ軸方向から見た形状
が、矩形であることを特徴とする請求項1に記載の空気
入りタイヤ。 - 【請求項3】 踏面に立てた法線に対する前記突起のタ
イヤ軸方向側面の角度が0〜50°の範囲内であり、か
つ、前記突起のタイヤ軸方向側面と前記突起のタイヤ軸
方向側面の周方向に隣接する陸部側面との角度差が3°
以上あることを特徴とする請求項1または請求項2に記
載の空気入りタイヤ。 - 【請求項4】 踏面側において、前記突起のタイヤ周方
向長さは前記主溝の溝幅の10〜250%の範囲内であ
り、前記突起と突起のタイヤ周方向間隔は前記突起のタ
イヤ周方向長さの50〜300%であることを特徴とす
る請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の空気入り
タイヤ。 - 【請求項5】 前記周方向陸部列は実質上タイヤ周方向
に連続しており、 前記周方向陸部列には、タイヤ軸方向の一方の側面から
延びて陸部内で終端するサブ溝と、タイヤ軸方向の他方
の側面から延びて陸部内で終端するサブ溝とが、タイヤ
周方向に交互に配置されていることを特徴とする請求項
1乃至請求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項6】 前記タイヤ軸方向の一方の側面から延び
るサブ溝と、前記タイヤ軸方向の他方の側面から延びる
サブ溝とは、タイヤ周方向に投影したときに重ならない
ことを特徴とする請求項5に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項7】 前記周方向陸部列には、前記周方向陸部
列の横断方向に延びるサイプがタイヤ周方向に略等間隔
に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項
6の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項8】 前記突起は、隣接する前記サイプとサイ
プ、または隣接する前記サイプと前記サブ溝とで区画さ
れる小陸部の一つおき配置され、 前記突起のタイヤ周方向長さは、前記小陸部のタイヤ周
方向長さに略等しいことを特徴とする請求項7に記載の
空気入りタイヤ。 - 【請求項9】 前記突起が、前記周方向陸部列のタイヤ
軸方向外側面に形成されていることを特徴とする請求項
1乃至請求項8の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項10】 前記突起が、前記周方向陸部列のタイ
ヤ軸方向内側面に形成されていることを特徴とする請求
項1乃至請求項9の何れか1項に記載の空気入りタイ
ヤ。 - 【請求項11】 前記突起のタイヤ周方向側の側面は、
タイヤ軸方向に対して略平行であることを特徴とする請
求項1乃至請求項10の何れか1項に記載の空気入りタ
イヤ。
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