JP2000276909A - 車両灯具用ランプボディ及びそれを用いた車両用灯具並びにその製造法 - Google Patents
車両灯具用ランプボディ及びそれを用いた車両用灯具並びにその製造法Info
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Abstract
ズに接合して車両用灯具を製造する際のランプボディを
構成する樹脂の糸引きを、季節や湿度の変化に関係な
く、改善する。 【解決手段】 ゴム強化スチレン系樹脂100重量部に
対して帯電防止剤を0.1〜5重量部配合した樹脂組成
物により成形されたランプボディ1に加熱した熱板を押
し当てて溶融した後、溶融部分をランプレンズ4に圧着
してランプボディ1とランプレンズ4とを接合する。
Description
系樹脂からなるランプボディと、メタクリル酸メチル樹
脂等からなるランプレンズとを熱板融着法により接合し
てなる、ヘッドランプ、ウィンカー、ストップランプ等
の車両用灯具、及びそれに用いるランプボディ並びにそ
の車両用灯具の製造方法に関するものである。
レンズを接合する方法としては、接着剤で両者を固着す
る方法もあるが、一般的なABS樹脂等の熱可塑性樹脂
からなるランプボディに熱板を押し当てて溶融した後、
溶融部分をメタクリル酸メチル樹脂等からなるランプレ
ンズに圧着する、いわゆる熱板融着法が、接着剤により
固着する場合とは異なり溶剤を全く使用しないことよ
り、環境問題の観点から採用されることが増えてきた。
しかしながら、このような熱板融着法では、前記ABS
樹脂等のランプボディを構成する熱可塑性樹脂を熱板に
より溶融した後、熱板を引き離す際に、溶融した樹脂が
糸状に引き伸ばされ(以下、『糸引き』という。)、こ
れがランプレンズやランプボディの成形品表面に付着す
ることにより外観不良となる不具合が生じることがあっ
た。この熱板融着法における糸引きを改善する方法とし
て、例えば、特開平9−12902号公報には、ポリテ
トラフルオロエチレン等のフッソ樹脂をランプボディを
構成するポリカーボネートやABS樹脂等の熱可塑性樹
脂に対して添加する方法が提案されている。しかしなが
ら、この方法では、冬場の様な低湿度環境下で熱板融着
法を行った場合には、完全に糸引きが解消されない場合
があった。
問題点に鑑み、熱板融着法によりランプボディをランプ
レンズに接合して車両用灯具を製造する際のランプボデ
ィを構成する樹脂の糸引きを、季節や湿度の変化に関係
なく、改善することを目的とするものである。
題を達成すべく鋭意検討した結果、ゴム強化スチレン系
樹脂に対して帯電防止剤を添加した樹脂組成物によりラ
ンプボディを成形すること、更には前記ゴム強化スチレ
ン系樹脂として、特定の成分を含有したグラフト共重合
体とビニル系共重合体とを配合して得られる樹脂組成物
を用いることにより、冬期のような低湿度環境下におい
ても熱板融着法にてランプボディとランプレンズとを接
合して車両用灯具を製造する際の糸引きを大幅に改善し
うることを見いだし、本発明に至ったものである。
脂からなるランプボディに加熱した熱板を押し当てて溶
融した後、溶融部分をランプレンズに圧着してランプボ
ディとランプレンズとを接合して車両用灯具を製造する
に際し、前記ランプボディとして、ゴム強化スチレン系
樹脂に対して帯電防止剤を0.1〜5重量部配合した樹
脂組成物により成形されたものを用いるというものであ
り、特に、前記ゴム強化スチレン系樹脂として、下記グ
ラフト共重合体(A)100〜10重量部と下記ビニル
系共重合体(B)0〜90重量部との合計100重量部
を主成分とする樹脂組成物(C)を用いるというもので
ある。 (A)ゴム状重合体20〜95重量部に単量体混合物8
0〜5重量部をグラフト重合させてなり、前記単量体混
合物が、シアン化ビニル化合物、芳香族ビニル化合物、
及びアルキル(メタ)アクリレート化合物からなる群か
ら選択される少なくとも1種のビニル系化合物99.9
〜60重量%、他の共重合可能なビニル化合物0〜30
重量%、及びα,β―不飽和酸のグリシジルエステル化
合物0.1〜40重量%を含有してなるグラフト共重合
体。 (B)シアン化ビニル化合物10〜40重量%、芳香族
ビニル化合物60〜90重量%、及び他の共重合可能な
ビニル化合物0〜30重量%を反応させてなるビニル系
共重合体。
ボディの成形に用いる樹脂組成物中に帯電防止剤が配合
されていることである。帯電防止剤としては、通常AB
S樹脂に使用されているものであればよく、特に限定さ
れるものではない。例えば、アルキルアミン塩等の陽イ
オン界面活性剤、高級アルコールの硫酸塩、高級アルコ
ールの酸化エチレン付加体の硫酸エステル塩、アルキル
フェノールの酸化エチレン付加体の硫酸エステル塩、ア
ルカンスルフォン酸塩、アルキルベンゼンスルフォン酸
塩、アルキルスルホコハク酸エステル塩、ナフタリンス
ルフォン酸ホルマリン縮合体の塩、高級アルコールの酸
化エチレン付加体の燐酸エステル塩、アルキルフェノー
ルの酸化エチレン付加体の燐酸エステル塩等のアニオン
界面活性剤、高級脂肪酸のソルビタンエステル、高級脂
肪酸のモノグリセリンエステル、高級脂肪酸のモノグリ
セリンエステルの酸化エチレン付加体、高級アルコール
の酸化エチレン付加体、高級脂肪酸の酸化エチレン付加
体、アルキルフェノール酸化エチレン付加体、アミド酸
化エチレン付加体、アルキルアミンの酸化エチレン付加
体等の非イオン界面活性剤、ポリアルキレングリコー
ル、ポリアルキレングリコール系共重合体、ポリエーテ
ルエステルアミド等が挙げられ、1種又は2種以上を用
いることができる。これらの中でも、アルカンスルフォ
ン酸塩、アルキルベンゼンスルフォン酸塩、ポリアルキ
レングリコール及びポリアルキレングリコール系共重合
体、及びポリエーテルエステルアミドが好ましく、特に
アルカンスルフォン酸塩、及びアルキルベンゼンスルフ
ォン酸塩からなる群から選択される少なくとも1種の帯
電防止剤が特に好ましい。
ンゼンスルフォン酸塩のアルカンまたはアルキルの炭素
数に特に制限はないが、炭素数6〜29が好ましく、よ
り好ましくは8〜18である。また、1分子当たりのス
ルフォン酸基の数も特に制限はないが、スルフォン酸基
の数は1〜3が好ましい。炭素数、スルフォン酸基の数
が上記範囲外では衝撃強度が低下したりする傾向があ
る。塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム
塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等が挙げられ、特に
ナトリウム塩、カリウム塩が好ましい。これらは単独又
は2種以上組み合わせて用いられる。
樹脂100重量部に対し、0.1〜5重量部、好ましく
は0.5〜4重量部である。0.1重量部未満では特に
低湿度下での糸引き性改善効果が充分でない。
しては、ABS樹脂、AAS樹脂、AES樹脂等が挙げ
られるが、特に、グラフト共重合体(A)100〜10
重量部とビニル系共重合体(B)0〜90重量部との合
計100重量部を主成分とする樹脂組成物(C)が好ま
しく、前記グラフト共重合体(A)としては、以下に示
す組成が好ましい。すなわち、グラフト共重合体(A)
は、ゴム状重合体20〜95重量部に単量体混合物80
〜5重量部をグラフト重合させる際に、α,β―不飽和
酸のグリシジルエステル化合物0.1〜40重量%、よ
り好ましくは0.5〜30重量%、特に好ましくは5〜
20重量%を必須成分とし、シアン化ビニル化合物、芳
香族ビニル化合物、及びアルキル(メタ)アクリレート
化合物からなる群から選択される少なくとも1種のビニ
ル系化合物99.9〜60重量%、より好ましくは、シ
アン化ビニル化合物0〜40重量%、芳香族ビニル化合
物60〜90重量%、及びアルキル(メタ)アクリレー
ト化合物0〜30重量%からなるビニル系化合物99.
9〜60重量%、及び他の共重合可能なビニル化合物0
〜30重量%を反応させたグラフト共重合体である。前
記ビニル系共重合体(B)としては、シアン化ビニル化
合物10〜40重量%、芳香族ビニル化合物60〜90
重量%、及び他の共重合可能なビニル化合物0〜30重
量%を反応させてなるビニル系共重合体が好ましい。こ
のグラフト共重合体(A)において、ゴム状重合体が2
0重量部未満ではランプボディの衝撃強度が低下し、ま
た95重量部を越えると樹脂の流動性が極端に劣るため
好ましくない。更に、前記ゴム状重合体にグラフト重合
させる単量体混合物中のα,β―不飽和酸のグリシジル
エステル化合物が0.1重量%未満では熱板融着法によ
りランプレンズと接合する際に十分な糸引き改善効果が
得られず、40重量%を越えるとランプボディ成形時の
樹脂の流動性、成形されたランプボディの耐衝撃性が低
下して好ましくない。
状重合体としては、特に制限はないが、ポリブタジエン
ゴム、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、アクリロ
ニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、ブチルアクリレ
ートーブタジエン等のジエン系ゴム、アクリル酸ブチル
ゴム、ブタジエン−アクリル酸ブチルゴム、アクリル酸
2−エチルヘキシル−アクリル酸ブチルゴム、メタクリ
ル酸2−エチルヘキシル−アクリル酸ブチルゴム、アク
リル酸ステアリル−アクリル酸ブチルゴム、ジメチルシ
ロキサン−アクリル酸ブチルゴム、シリコーン系/アク
リル酸ブチル複合ゴム等のアクリル系ゴム、エチレン−
プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム等
のポリオレフィン系ゴム重合体、ポリジメチルシロキサ
ンゴム等のシリコーン系ゴム重合体が挙げられ、これら
は単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができ
る。
0.05〜1μmのものが好ましく、0.07〜0.4
μmのものが更に好ましい。ゴム状重合体としては、酸
基含有ラテックスを使用して凝集肥大法により製造され
たものも使用することができる。
β―不飽和酸のグリシジルエステル化合物としては、ア
クリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、及びエ
タクリル酸グリシジル等が挙げられ、単独で又は2種以
上を組み合わせて用いることができる。好ましいグリシ
ジルエステル化合物の具体例としては、グリシジルメタ
クリレートを挙げることができる。
重合体(B)で使用されるシアン化ビニル化合物として
は、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等が例示さ
れ、芳香族ビニル化合物としては、スチレン、αーメチ
ルスチレン、p−メチルスチレン、p−イソプロピルス
チレン、クロルスチレン、ブロムスチレン等が例示され
る。また、アルキル(メタ)アクリレート化合物として
は、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、ブチル(メタ)アクリレート等が例示され
る。更に、他の共重合可能なビニル化合物としては、ア
クリル酸、メタクリル酸、例えばN−フェニルマレイミ
ド等のマレイミド化合物、酢酸ビニル、エチルビニルエ
ーテル等が挙げられ、単独で又は2種以上を組み合わせ
て用いることができる。
共重合体(B)は好ましくは乳化重合によって得られる
が、いかなる重合法を用いて製造したものでもよい。例
えば、公知の塊状重合法、溶液重合法、懸濁重合法、、
乳化−懸濁重合法、乳化−塊状重合法等、本発明の目的
とする範囲内の組成に制御できればどの重合法よって製
造したものでもよい。例えば、グラフト共重合体(A)
の場合、前記単量体混合物をゴム状重合体の存在下に、
水溶媒体中、ラジカル開始剤で重合させればよい。その
際、前記グラフト重合させる単量体混合物は、混合物と
して使用しても、また必要に応じ、分割して使用しても
良い。さらに、前記単量体混合物の添加方法としては、
一度に全量を仕込んでも、また逐次添加しても良く、特
に制限されるものではない。
等の熱分解開始剤、Fe−還元剤−有機パーオキサイド
等のレドックス系開始剤等、公知の開始剤が使用でき
る。その他、重合促進剤、重合度調節剤、乳化剤も適宜
選択して使用できる。重合温度としては30〜90℃が
好ましい。
物中のグラフト共重合体(A)とビニル系共重合体
(B)のとブレンド比率は、目的とする物性特性を得る
ために適宜決定すれば良いが、グラフト共重合体(A)
が100〜10重量部、好ましくは60〜10重量部、
ビニル系共重合体(B)が0〜90重量部、好ましくは
40〜90重量部である。また、グラフト共重合体
(A)を重合した後に、同一の反応器でビニル系共重合
体(B)を重合させることも可能である。
重合体(B)とを主成分とする樹脂組成物(C)の極限
粘度は、メチルエチルケトン可溶成分で0.25〜1.
5(dl/g)(N,N−ジメチルホルムアミド溶液、
30℃)の範囲が好ましい。
体(B)のラテックスから樹脂組成物(C)を得る方法
は公知の方法でよい。例えば塩化カルシウム、塩化マグ
ネシウム、硫酸アンモニウム等の無機塩や、塩酸、硫
酸、リン酸、酢酸等の酸類により凝固して得られる。ま
た必要に応じて、樹脂ブレンドする場合は、一般的な方
法、例えばヘンシェルミキサーやリボンブレンダー等の
ブレンダーを用い、所望の安定剤、酸化防止剤、紫外線
吸収剤、滑剤、顔料、無機充填材、ガラス繊維を必要に
応じて適宜使用することもできる。特に、スチレン系樹
脂に用いられるフェノール系、イオウ系、リン系、ヒン
ダードアミン系の安定剤、抗酸化剤、ベンゾフェノン
系、ベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤、及びオルガ
ノポリシロキサン、エチレンビスステアリン酸アマイ
ド、脂肪族炭化水素、高級脂肪酸と高級アルコールのエ
ステル等の滑剤等は成形用樹脂として、より高性能なも
のとするために用いることができる。これらの安定剤、
滑剤は、単独でもまた2種以上混合して使用することも
できる。
(C)は、上記グラフト共重合体(A)とビニル系共重
合体(B)に加えて、通常のABS樹脂、AS樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアミド
樹脂、PET樹脂、PBT樹脂とブレンドして使用する
事も可能である。
(C)等のゴム強化スチレン系樹脂から成形されたラン
プボディに加熱した熱板を押し当てて溶融した後、溶融
部分をランプレンズに圧着してランプボディとランプレ
ンズとを接合して車両用灯具を製造する。前記の場合の
熱板の温度は、250〜500℃に加熱して行うことが
好ましい。また、前記ランプボディに接合されるランプ
レンズとしては、メタアクリル酸メチル樹脂からなるレ
ンズを用いることが好ましい。
するが、これら実施例は本発明を何ら限定するものでは
ない。尚、実施例の記載中で、特に断らない限り、
『部』は重量部を、『%』は重量%を表す。
度計の設置された反応器に下記の物質を仕込んだ。 純水 250部 ゴム状重合体 表1に記載した種類、量 ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート 0.3部 硫酸第一鉄 0.0025部 エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 0.01部 反応器を撹拌しながら窒素気流下に60℃まで昇温させ
た。60℃に到達した後、表1に示す単量体混合物を連
続的に5時間で滴下し、添加終了後、さらに60℃で1
時間撹拌を続けて重合を終了した。
度計の設置された反応器に下記の物質を仕込んだ。 純水 250部 ラウリン酸ソーダ 3部 ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート 0.4部 硫酸第一鉄 0.0025部 エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 0.01部 反応器を撹拌しながら窒素気流下に60℃まで昇温させ
た。60℃に到達した後、表2に示すモノマー(I)を
仕込んだ。十分乳化させた後、表2に示すモノマー(I
I)を連続的に6時間で滴下し、添加終了後、60℃で
1時間撹拌を続けて重合を終了した。
(C)の製造及び糸引き性評価 前記(イ)、(ロ)で製造したグラフト共重合体(A)
とビニル系共重合体(B)をそれぞれラテックス状態で
表3に記載した比率(固形分)で混合し、この混合ラテ
ックスに酸化防止剤を添加し、塩化カルシウムで凝固さ
せた後、加熱、脱水、水洗、乾燥後、得られたパウダー
にフェノール系の抗酸化剤(AO−20:旭電化工業株
式会社製、0.3部)、リン系の安定剤(PEP−24
G:旭電化工業株式会社製、0.3部)、滑剤EBS
(エチレンビスステアリン酸アマイド1.0部)を共通
の添加剤として、また、帯電防止剤(テトラデカンスル
ホン酸ナトリウム又はドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム)を表3に示すようにブレンドして、250℃の
温度で押出機(大阪精機(株)製、40mmφ単軸押出
機)にてペレットを得た。得られたペレットを150t
on射出成形機(FANUC製)を使用し、250℃の
温度でASTMの1号ダンベルと図1に示すランプボデ
ィ製品を成形し、それを用いて下記の糸引き性の評価を
実施し、結果を表3に示した。
評価 射出成形にて得られたASTM1号ダンベルを成形直後
すぐ下記、の条件の環境下に放置した。 条件:23℃、相対湿度50%の恒温室に1週間放
置。 条件:冬場の低湿度を想定して、5℃、15%RHの
恒温室に1週間放置。 この試験片を用いて、320℃に加熱したアルミニウム
製の平板に、10kgf/cm2の圧力で10秒間押し
つけた後、このダンベルを500mm/minの速度で
引き上げた時に溶融面に発生した糸の長さ[cm]を測
定した。
性評価 射出成形にて得られた図1に示すランプボディ製品を成
形直後すぐ下記、の条件の環境下に放置した。 条件:23℃、相対湿度50%の恒温室に1週間放
置。 条件:冬場の低湿度を想定して、5℃、15%RHの
恒温室に1週間放置。 この製品を熱板融着機を用いて、融着温度320℃、1
0kgf/cm2の圧力でアルミニウム製の熱板に10
秒間押しつけた後、50mm/minの速度で引き上げ
た時に融着面に糸引きが発生するかどうかを判定した。
にてコンディショニングさせたものでも本発明によれ
ば、従来から使用されている比較例のABS樹脂組成物
からなるランプボディを用いた場合に比べて、熱板融着
法における糸引き性が大幅に改善されている。
なるゴム強化スチレン系樹脂を用いることで、従来から
ランプボディの材料として使用されている一般的なゴム
強化スチレン系樹脂を用いる場合に比べて、例えば冬期
のような低湿度環境下において、ランプボディに加熱し
た熱板を押し当てて溶融した後、溶融部分をランプレン
ズに圧着してランプボディとランプレンズとを接合して
車両用灯具を製造する際の、ランプボディを構成する樹
脂の糸引きを大幅に改善しうるものであり、特にヘッド
ランプ、ウィンカー、ストップランプ等の車両用灯具の
製造に有用である。
面図を示す。
プレンズ
Claims (19)
- 【請求項1】 ゴム強化スチレン系樹脂からなるランプ
ボディに加熱した熱板を押し当てて溶融した後、溶融部
分をランプレンズに圧着してランプボディとランプレン
ズとを接合して車両用灯具を製造するためのランプボデ
ィであって、ゴム強化スチレン系樹脂100重量部に対
して、帯電防止剤を0.1〜5重量部配合してなる樹脂
組成物により成形された車両灯具用ランプボディ。 - 【請求項2】 前記帯電防止剤が、アルカンスルフォン
酸塩、アルキルベンゼンスルフォン酸塩、ポリアルキレ
ングリコール、ポリアルキレングリコール系共重合体、
及びポリエーテルエステルアミドからなる群から選択さ
れる少なくとも1種である請求項1記載の車両灯具用ラ
ンプボディ。 - 【請求項3】 前記帯電防止剤が、アルカンスルフォン
酸塩及びアルキルベンゼンスルフォン酸塩からなる群か
ら選択される少なくとも1種である請求項1記載の車両
灯具用ランプボディ。 - 【請求項4】 前記ゴム強化スチレン系樹脂が、下記グ
ラフト共重合体(A)100〜10重量部と下記ビニル
系共重合体(B)0〜90重量部との合計100重量部
を主成分とする樹脂組成物(C)である請求項1〜3の
いずれかに記載の車両灯具用ランプボディ。 (A)ゴム状重合体20〜95重量部に単量体混合物8
0〜5重量部をグラフト重合させてなり、前記単量体混
合物が、シアン化ビニル化合物、芳香族ビニル化合物、
及びアルキル(メタ)アクリレート化合物からなる群か
ら選択される少なくとも一種のビニル系化合物99.9
〜60重量%、他の共重合可能なビニル化合物0〜30
重量%、及びα,β―不飽和酸のグリシジルエステル化
合物0.1〜40重量%からなるグラフト共重合体。 (B)シアン化ビニル化合物10〜40重量%、芳香族
ビニル化合物60〜90重量%、他の共重合可能なビニ
ル化合物0〜30重量%を反応させてなるビニル系共重
合体。 - 【請求項5】 前記グラフト共重合体(A)の単量体混
合物が、シアン化ビニル化合物0〜40重量%、芳香族
ビニル化合物60〜90重量%、及びアルキル(メタ)
アクリレート化合物0〜30重量%からなるビニル系化
合物99.9〜60重量%、及び他の共重合可能なビニ
ル化合物0〜30重量%、及びα,β―不飽和酸のグリ
シジルエステル化合物0.1〜40重量%からなる請求
項4記載の車両灯具用ランプボディ。 - 【請求項6】 前記グラフト共重合体(A)の単量体混
合物中のグリシジルエステル化合物の含有量が5〜20
重量%である請求項4又は5記載の車両灯具用ランプボ
ディ。 - 【請求項7】 前記グリシジルエステル化合物が、アク
リル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、及びエタ
クリル酸グリシジルからなる群から選択される少なくと
も1種である請求項4〜6のいずれかに記載の車両灯具
用ランプボディ。 - 【請求項8】 前記グリシジルエステル化合物がグリシ
ジルメタアクリレートである請求項4〜6のいずれかに
記載の車両灯具用ランプボディ。 - 【請求項9】 前記ゴム状重合体の平均粒子径が0.0
5〜1μmである請求項4〜8のいずれかに記載の車両
灯具用ランプボディ。 - 【請求項10】 前記ゴム状重合体が、ポリブタジエン
ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−
ブタジエンゴム、ブチルアクリレートーブタジエンゴ
ム、アクリル酸ブチルゴム、ブタジエン−アクリル酸ブ
チルゴム、アクリル酸2−エチルヘキシル−アクリル酸
ブチルゴム、メタクリル酸2−エチルヘキシル−アクリ
ル酸ブチルゴム、アクリル酸ステアリル−アクリル酸ブ
チルゴム、ジメチルシロキサン−アクリル酸ブチルゴ
ム、シリコーン系/アクリル酸ブチル複合ゴム、エチレ
ン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴ
ム、及びポリジメチルシロキサンからなる群から選択さ
れる少なくとも1種である請求項4〜9のいずれかに記
載の車両灯具用ランプボディ。 - 【請求項11】 前記シアン化ビニル化合物が、アクリ
ロニトリル及びメタクリロニトリルの少なくとも一方で
ある請求項4〜10のいずれかに記載の車両灯具用ラン
プボディ。 - 【請求項12】 前記芳香族ビニル化合物が、スチレ
ン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−イ
ソプロピルスチレン、クロルスチレン、及びブロムスチ
レンからなる群から選択される少なくとも1種である請
求項4〜11のいずれかに記載の車両灯具用ランプボデ
ィ。 - 【請求項13】 前記アルキル(メタ)アクリレート化
合物が、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート及びブチル(メタ)アクリレートからなる
群から選択される少なくとも一種である請求項4〜12
のいずれかに記載の車両灯具用ランプボディ。 - 【請求項14】 前記他の共重合可能なビニル化合物
が、アクリル酸、メタクリル酸、N−フェニルマレイミ
ド、酢酸ビニル及びエチルビニルエーテルからなる群か
ら選択される少なくとも一種である請求項4〜12のい
ずれかに記載の車両灯具用ランプボディ。 - 【請求項15】 請求項1〜14のいずれかに記載のラ
ンプボディに加熱した熱板を押し当てて溶融した後、溶
融部分をランプレンズに圧着してランプボディとランプ
レンズとを接合することを特徴とする車両用灯具の製造
法。 - 【請求項16】 熱板を250〜500℃に加熱して行
う請求項15記載の車両用灯具の製造法。 - 【請求項17】 前記ランプレンズとして、メタアクリ
ル酸メチル樹脂からなるレンズを用いる請求項15又は
16記載の車両用灯具の製造法。 - 【請求項18】 請求項1〜14のいずれかに記載のラ
ンプボディに加熱した熱板を押し当てて溶融した後、溶
融部分をランプレンズに圧着してランプボディとランプ
レンズとを接合してなる車両用灯具。 - 【請求項19】 前記ランプレンズとして、メタアクリ
ル酸メチル樹脂からなるレンズを用いてなる請求項18
記載の車両用灯具。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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