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JP2000261198A - 表面実装部品装着装置 - Google Patents

表面実装部品装着装置

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Publication number
JP2000261198A
JP2000261198A JP11063728A JP6372899A JP2000261198A JP 2000261198 A JP2000261198 A JP 2000261198A JP 11063728 A JP11063728 A JP 11063728A JP 6372899 A JP6372899 A JP 6372899A JP 2000261198 A JP2000261198 A JP 2000261198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
rotation
index
index type
rotary index
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11063728A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiyoshi Nishikatsu
文芳 西勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JP2000261198A publication Critical patent/JP2000261198A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータリインデックス型ノズルのノズル位置
決め時の回転を最適化する。 【解決手段】 。ロータリーインデックス型ノズル制御
手段114は、所定のインデックス位置に所定のインデ
ックス番号のノズルを移動する。この時、現在インデッ
クス位置にあるノズルのインデックス番号と次にインデ
ックス位置に配置されるノズルのインデックス番号を比
較する。さらに、現在のインデックス番号と次のインデ
ックス番号の差と、ノズルの総数の中間値とを比較し、
回転量を算出し、回転手段1(112)によってロータ
リーインデックス型ノズル110の回転方向を制御す
る。また、ノズルの角度を保持するために、インデック
ス時の回転方向と回転ズレ量に応じて回転手段2(11
2)の回転方向を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表面実装部品装着装
置に関し、特にロータリーインデックス型ノズルを用い
て部品装着を行う表面実装部品装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、表面実装部品装着装置によって回
路基板の所定の位置に部品を装着する処理が行われてい
る。このような表面実装部品装着装置について説明す
る。図5は、表面実装部品装着装置の構成図である。
【0003】表面実装部品装着装置100は、回路基板
に実装する部品を吸着し所定の位置に装着するノズルを
円周上に配置したロータリーインデックス型ノズル11
0と、ロータリーインデックス型ノズル110を所定の
位置に移動するXYロボット120と、部品を実装する
回路基板を設置する回路基板設置部130と、画像処理
を行うCCDカメラ160aと、これらを制御する制御
部(図示せず)を備えている。ロータリーインデックス
型ノズル110は、順に割り当てられたインデックス番
号によって管理される複数のノズルを備えており、XY
ロボット120に吊り下げされている。回路基板設置部
130は、部品を供給する部品供給部131と、回路基
板140を決められた位置に位置決めするコンベア13
2と、から構成される。部品供給部131には、必要な
部品がセットされたパーツフィーダー150が、少なく
とも必要な部品品種数分用意され、所定の位置にセット
されている。
【0004】このような構成の表面実装部品装着装置1
00の動作について説明する。部品は、紙などで形成さ
れた帯状のテープに設けられた区画に充填され、リール
に巻き取られた状態で供給される。パーツフィーダー1
50は、このリールを装着し、1個ずつ表面実装部品装
着装置100に供給する。パーツフィーダー150は、
通常1種類の部品を供給する装置であり、回路基板設置
部130の部品供給部131に必要数設置される。回路
基板140は、コンベア132によって、装置内の決め
られた位置に位置決めされる。部品供給部131とコン
ベア132の間には、XYロボット120が配置されて
おり、XYロボット120に吊り下げられたロータリー
インデックス型ノズル110は、パーツフィーダー15
0から必要数の部品を吸着する。その後、XYロボット
120は部品を装着する位置へ移動し、ノズルの位置決
め終了後、部品を回路基板140上へ装着する。また、
CCDカメラ160aによって、部品認識の画像処理が
行われ、ノズルの角度の補正量が算出される。
【0005】ノズルの位置決めについて説明する。図6
は、表面実装部品装着装置のXYロボット及びロータリ
ーインデックス型ノズルを下面から見た図である。図5
と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。
【0006】ロータリーインデックス型ノズル110
は、XYロボット120に吊り下げられており、ボール
ネジ122に沿って移動する。Y方向の移動はモータ1
21aによって、X方向の移動はモータ121bによっ
て行われる。ロータリーインデックス型ノズル110
は、XYロボット120によって、部品を吸装着する位
置へ移動する。
【0007】ロータリーインデックス型ノズル110に
は、インデックス番号の割り当てられたノズルが円周上
に均等に配置されている。例えば、部品吸着を行う位置
等にノズルを移動する際には、モータによってロータリ
ーインデックス型ノズル110を回転させて移動する。
所定のインデックス番号のノズルを所定の位置に配置す
る回転をインデックスと呼ぶ。従来、インデックス位置
はモータの操作量であるモータエンコーダの絶対的な位
置として取り扱っていた。このため、ノズルを所定の位
置に配置する回転の方向は、一方向に決まっていた。例
えば、1から12まで順に番号が割り振られたノズルを
有する場合、1から12へノズルをインデックスさせる
時には1、2、…、12という方向でしか回転させるこ
とができない。
【0008】インデックス位置への回転後、さらにイン
デックスを行った際に生じるノズル自体の回転ズレ量を
戻すために、ノズル自体をモータにより回転させる処理
が行われる。ノズル自体の回転も、インデックス位置へ
の回転と同様に、モータエンコーダの絶対的な位置とし
て取り扱っているため、回転の方向は、一方向に決まっ
ていた。
【0009】さらに、この回転ズレ量を戻す処理とは別
に、画像処理によって算出された回転補正量の回転処理
が行われていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の表面実
装部品装着装置には、ノズルを所定の位置に配置するま
での時間に要する時間を最短化することができないとい
う問題がある。
【0011】従来のロータリーインデックス型ノズルの
制御は、ノズルのインデックス位置をモータエンコーダ
の絶対的な位置としか取り扱うことができなかったた
め、回転は一方向に決まっていた。このため、回転中心
に対称にして回転量の少ない方向へインデックスさせる
ことができなかった。すなわち、相対的な移動をさせる
ことができなかった。
【0012】また、インデックスを行った際に生じるノ
ズル自体の回転ズレ量を戻す処理はは、インデックス終
了後に続けて行われていた。このため、ノズルの位置決
めのために、インデックス処理、回転ズレ量を戻す処理
の2ステップの処理を行わなければならず、ノズルの位
置決めの時間が短縮できなかった。ノズル自体の回転も
一方向に決まっており、回転中心に対称にして回転量の
少ない方向へ回転させることができなかった。すなわ
ち、相対的な移動をさせることができなかった。
【0013】さらに、画像処理等で得られた回転補正量
も、上記ノズル自体の回転ズレ量を戻す処理と同様に、
インデックス処理の終了後に行われていた。このため、
ノズルの位置決めの時間が短縮できなかった。
【0014】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ノズルの位置決め時の回転を最適化する表面
実装部品装着装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、部品を吸装着するノズルを備えたロータ
リーインデックス型ノズルを用いて部品装着を行う表面
実装部品装着装置において、順にインデックス番号を割
り当てた前記ノズルを円周上に配置したロータリーイン
デックス型ノズルと、前記ノズルを所定の位置に配置す
るために前記ロータリインデックス型ノズルを回転させ
る第1の回転手段と、前記第1の回転手段による回転時
に生じる回転ズレ量を補正するようにノズルを回転させ
る第2の回転手段と、前記ノズルを所定の位置へ移動す
る際に回転中心に対称にして回転量の少ない方向へ移動
するように前記第1の回転手段及び前記第2の回転手段
を制御するロータリーインデックス型ノズル制御手段
と、を有することを特徴とする表面実装部品装着装置、
が提供される。
【0016】このような構成の表面実装部品装着装置で
は、ロータリ−インデックス型ノズル制御手段は、ノズ
ルを所定の位置に配置する場合に、移動が最短となる回
転方向を算出する。算出結果に従って、第1の回転手段
と第2の回転手段とを制御することによって、ノズルを
所定の位置まで移動する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態で
ある表面実装部品装着装置のロータリーインデックス型
ノズル部の構成図である。
【0018】本発明に係る表面実装部品装着装置のロー
タリーインデックス型ノズル部は、順にインデックス番
号を割り当てられたノズルが円周上に配置されたロータ
リーインデックス型ノズル110と、ロータリーインデ
ックス型ノズルを回転させる回転手段1(112)と、
ノズルを回転させる回転手段2(113)と、回転手段
1(112)及び回転手段2(113)を制御するロー
タリーインデックス型ノズル制御手段114とを有し、
近傍に画像処理手段160を備える。
【0019】ロータリーインデックス型ノズル部の詳細
を図2で説明する。図2は、本発明の一実施の形態であ
る表面実装部品装着装置のロータリーインデックス型ノ
ズルの斜視図である。ロータリーインデックス型ノズル
110は、先端の円周上にノズル111が複数設けられ
ている。回転手段1(112)は、モータ1(112
a)とタイミングベルト1(112b)によって構成さ
れており、モータ1(112a)の動力はタイミングベ
ルト1(112b)に伝わり、ロータリーインデックス
型ノズル110を回転させる。従来の表面実装部品装着
装置と同様、回転手段1(112)によって行われる、
所定のインデックス番号のノズルを所定の位置に移動す
ることをインデックスとする。回転手段2(113)
は、モータ2(113a)とタイミングベルト2(11
3b)によって構成されており、モータ2(113a)
の動力はタイミングベルト2(113b)に伝わり、ノ
ズル111を回転させる。
【0020】図1に戻って説明する。ロータリーインデ
ックス型ノズル制御手段114は、回転手段1(11
2)及び回転手段2(113)の回転方向及び回転量を
制御し、ノズルを所定の位置及び角度に設定する。回転
手段1(112)による回転は、現在所定の位置にある
ノズルのインデックス番号と次に所定の位置に移動する
ノズルのインデックス番号の差とノズルの総数の中間値
との比較結果、及び現在のノズルのインデックス番号と
次のノズルのインデックス番号との大小関係に応じて制
御される。また、回転手段2(113)による回転は、
ノズルの回転ズレ量を前記第1の回転手段による回転方
向及び回転量に応じて算出され、前記回転ズレ量及び回
転手段1(112)の回転方向に応じて回転方向が制御
される。この回転手段1(112)及び回転手段2(1
13)は、同時に制御することができる。さらに、画像
処理手段160より送られてくる画像情報に基づいて、
回転補正角度及びXY補正値が算出される。これらの補
正量が回転ズレ量に加えられ、ノズル位置の補正が制御
される。画像処理手段160は、例えば、CCDカメラ
等で、ノズルに吸着された部品を認識し画像処理を施
し、ロータリーインデックス型ノズル制御手段114へ
出力する。
【0021】このような構成のロータリーインデックス
型ノズル部の動作について説明する。ロータリーインデ
ックス型ノズル制御手段114は、所定のインデックス
位置に所定のインデックス番号のノズルを移動する。こ
の時、現在インデックス位置にあるノズルのインデック
ス番号と次にインデックス位置に配置されるノズルのイ
ンデックス番号を比較する。さらに、現在のインデック
ス番号と次のインデックス番号の差と、ノズルの総数の
中間値とを比較し、回転方向及び回転量を算出する。イ
ンデックス番号が順に進む回転方向を順方向とし、イン
デックス番号が逆順に進む回転を逆方向とすると、現在
のインデックス番号より次のインデックス番号が大きい
場合、すなわちインデックス番号が進む場合は、インデ
ックス番号の差がノズルの中間値より小さい場合は順方
向に、大きい場合は逆方向に回転手段1(112)を制
御する。また、現在のインデックス番号より次のインデ
ックス番号が小さい場合は、インデックス番号の差がノ
ズルの中間値より小さい場合は逆方向に、大きい場合は
順方向に回転手段1(112)を制御する。このよう
に、最短で移動できる方向を判断して回転させるため、
ノズルの位置決め時、ロータリーインデックス型ノズル
110の回転を最短化することができる。
【0022】ロータリーインデックス型ノズル110
が、上記手順でインデックスされると、ノズルの角度が
インデックスされる方向と同一方向へ回転してしまう。
ノズルの角度を保持するために、回転手段2(112)
を制御する。インデックス時に順方向に回転した場合、
ノズルの回転ズレ角度が180度以下の場合は逆方向
に、180度より大きい場合は順方向にノズルが回転す
るように回転手段2(113)を制御する。また、イン
デックス時に逆方向に回転した場合、ノズルの回転ズレ
角度が180度以下の場合は順方向に、180度より大
きい場合は逆方向にノズルが回転するように回転手段2
(113)を制御する。このように、最小で回転ズレ角
度を補正する方向を判断して回転させるため、ノズルの
回転に要する時間を最短化することができる。
【0023】さらに、回転ズレ角度を補正する回転ズレ
補正量に画像処理手段160によって算出された回転補
正量を加えて、上記ノズル回転処理を行う。このため、
1回の処理で双方の補正を行うことができ、ノズルの位
置決め時間を短縮することができる。
【0024】また、上記説明の回転手段1(112)を
制御するインデックス処理と、回転手段2(113)を
制御するノズル回転処理は、同時に行うことができる。
これにより、さらに、ノズルの位置決め時間を短縮する
ことができる。
【0025】次に、具体的な例で、本発明に係る表面実
装部品装着装置のロータリーインデックス型ノズルの位
置決めについて説明する。図3は、本発明の一実施の形
態である表面実装部品装着装置のロータリーインデック
ス型ノズル位置決め時の回転を示した図である。ここで
は、ノズルは12個であり、1から12まで順にインデ
ックス番号が割り付けられている。順方向の回転を回転
方向Aとし、逆方向の回転を回転方向Bとする。また、
ノズル111aを回転方向Aと同一の方向に回転させる
回転を回転方向Cとし、回転方向Bと同一の方向に回転
させる回転を回転方向Dとする。
【0026】通常、ノズル111aは吸着する部品種に
よって異なっている。このため、部品供給部131に配
置されるパーツフィーダーの位置や、部品を吸装着する
順番等により、必ずしもインデックス番号の順番どお
り、すなわち1から12の順に吸装着されるとは限らな
い。そこで、吸装着インデックス位置へノズルをインデ
ックス時は、以下の手順に従って、回転方向を制御す
る。 (1)現在のインデックス番号<次のインデックス番号
で、次のインデックス番号と現在のインデックス番号の
差が6より大きい場合は、回転方向B(逆方向)へ回転
制御を行う。 (2)現在のインデックス番号<次のインデックス番号
で、次のインデックス番号と現在のインデックス番号の
差が6以下場合は、回転方向A(順方向)へ回転制御を
行う。 (3)現在のインデックス番号>次のインデックス番号
で、次のインデックス番号と現在のインデックス番号の
差が6より大きい場合は、回転方向A(順方向)へ回転
制御を行う。 (4)現在のインデックス番号>次のインデックス番号
で、次のインデックス番号と現在のインデックス番号の
差が6以下場合は、回転方向B(逆方向)へ回転制御を
行う。
【0027】上記の説明では吸装着インデックス位置と
したが、部品認識インデックス位置とすることもでき
る。次に、インデックスで生じた回転ズレ量を補正する
処理を行う。ノズルの回転は、以下の手順に従って回転
方向を制御する。 (1)インデックス時に回転方向A(順方向)へ回転
し、回転ズレ角度Θが、
【0028】
【数1】 0°≦Θ≦180° ………(1) の場合は、回転方向D(逆方向)へ回転制御を行う。 (2)インデックス時に回転方向A(順方向)へ回転
し、回転ズレ角度Θが、
【0029】
【数2】 180°<Θ<360° ………(2) の場合は、回転方向D(逆方向)へ回転制御を行う。 (3)インデックス時に回転方向B(逆方向)へ回転
し、回転ズレ角度Θが、
【0030】
【数3】 0°≦Θ≦180° ………(3) の場合は、回転方向C(順方向)へ回転制御を行う。 (4)インデックス時に回転方向B(逆方向)へ回転
し、回転ズレ角度Θが、
【0031】
【数4】 180°<Θ<360° ………(4) の場合は、回転方向D(逆方向)へ回転制御を行う。
【0032】上記説明のように、インデックス時の回転
方向及び回転ズレ角度補正時の回転方向を制御すること
で、回転の最適化を行うことができる。また、CCDカ
メラ160aによって、部品認識インデックス位置に位
置するノズルに吸着された部品を認識し、画像処理を行
い回転補正量を算出することができる。ノズルの回転制
御時、ノズルの回転ズレ量に回転補正量を加えて、ノズ
ルの回転制御を行う。
【0033】上記説明のロータリーインデックス型ノズ
ルを搭載した表面実装部品装着装置における部品吸装着
処理について説明する。図4は、本発明の一実施の形態
である表面実装部品装着装置の部品吸装着処理のフロー
チャートである。
【0034】処理が開始されると(S401)、指定さ
れたインデックス番号のノズルを吸装着インデックス位
置へ移動する(S402)。この時、上記説明のように
インデックス時の回転方向を制御する。インデックス位
置へ移動後、真空負圧によって部品吸着が行われる(S
403)。吸装着インデックス位置と回転中心に対称と
して反対方向に位置し、CCDカメラが設置された部品
認識インデックス位置の部品を吸着したノズルが存在す
るかどうかがチェックされ(S404)、存在すれば部
品認識が行われ補正値が格納される(S405)。存在
しなければ、部品認識処理(S405)は行われない。
部品を吸装着する全てのノズルに対して部品吸着が終了
するまで、インデックス処理(S402)からの部品吸
着処理が繰り返し行われる。
【0035】部品吸着が終了すると、部品装着処理が開
始される。指定されたインデックス番号を吸装着インデ
ックス位置へ移動する(S406)。この時、上記説明
のようにインデックス時の回転方向を制御する。インデ
ックス時の回転ズレ量に部品認識処理(S405)で算
出された補正量を加えた量の補正が行われ、部品が回路
基板に装着される(S407)。この補正時に、上記説
明のようにノズルの回転方向が制御される。本発明の一
実施の形態である表面実装装着装置は、ノズルが12個
であって、部品認識は、吸装着インデックス位置と対称
の位置にあるため、12個の吸着が終わった段階では、
部品認識が終了しているのは、6個だけである。このた
め、部品装着処理においても部品認識が行われる。部品
吸着処理時と同様、部品認識インデックス位置の部品を
吸着したノズルが存在するかどうかがチェックされ(S
408)、存在すれば部品認識が行われ補正値が格納さ
れる(S409)。存在しなければ、部品認識処理(S
408)は行われない。部品を吸装着する全てのノズル
に対して部品装着が終了するまで、インデックス処理
(S406)からの部品装着処理が繰り返し行われる。
部品装着処理が完了すると、部品吸装着処理が終了する
(S410)。
【0036】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、表面実装部品
装着装置が有すべき機能の処理内容は、コンピュータで
読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記述
しておく。そして、このプログラムをコンピュータで実
行することにより、上記処理がコンピュータで実現され
る。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、
磁気記録装置や半導体メモリ等がある。市場を流通させ
る場合には、CD−ROM(Compact Disc ReadOnly Mem
ory)やフロッピーディスク等の可搬型記録媒体にプログ
ラムを格納して流通させたり、ネットワークを介して接
続されたコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネッ
トワークを通じて他のコンピュータに転送することもで
きる。コンピュータで実行する際には、コンピュータ内
のハードディスク装置等にプログラムを格納しておき、
メインメモリにロードして実行する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ロータ
リーインデックス型ノズルのノズルを所定の位置まで回
転させて移動する場合に、所定の位置に所定のインデッ
クス番号を配置するインデックスのための移動が最短と
なるように回転方向を制御し、インデックスにより生じ
る回転ズレ量補正のための回転が最小となる回転方向に
ノズルの回転を制御する。このように、ノズルの所定位
置への移動を現在の位置から近い回転方向へ回転させて
行うことで、ノズルインデックスに要する時間を最短化
することができる。また、ノズルの回転も現在の位置か
ら近い方向へ回転させることで、ノズルの回転に要する
時間を最短化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である表面実装部品装着
装置のロータリーインデックス型ノズル部の構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態である表面実装部品装着
装置のロータリーインデックス型ノズルの斜視図であ
る。
【図3】本発明の一実施の形態である表面実装部品装着
装置のロータリーインデックス型ノズル位置決め時の回
転を示した図である。
【図4】本発明の一実施の形態である表面実装部品装着
装置の部品吸装着処理のフローチャートである。
【図5】表面実装部品装着装置の構成図である。
【図6】表面実装部品装着装置のXYロボット及びロー
タリーインデックス型ノズルを下面から見た図である。
【符号の説明】
110…ロータリーインデックス型ノズル、111…ノ
ズル、112…回転手段1、112a…モータ1、11
2b…タイミングベルト1、113…回転手段2、11
3a…モータ2、113b…タイミングベルト、114
…ロータリーインデックス型ノズル制御手段、160…
画像処理手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品を吸装着するノズルを備えたロータ
    リーインデックス型ノズルを用いて部品装着を行う表面
    実装部品装着装置において、 順にインデックス番号を割り当てた前記ノズルを円周上
    に配置したロータリーインデックス型ノズルと、 前記ノズルを所定の位置に配置するために前記ロータリ
    インデックス型ノズルを回転させる第1の回転手段と、 前記第1の回転手段による回転時に生じる回転ズレ量を
    補正するようにノズルを回転させる第2の回転手段と、 前記ノズルを所定の位置へ移動する際に回転中心に対称
    にして回転量の少ない方向へ移動するように前記第1の
    回転手段及び前記第2の回転手段を制御するロータリー
    インデックス型ノズル制御手段と、 を有することを特徴とする表面実装部品装着装置。
  2. 【請求項2】 前記ロータリーインデックス型ノズル制
    御手段は、現在所定の位置にあるノズルのインデックス
    番号と次に所定の位置に移動するノズルのインデックス
    番号の差とノズルの総数の中間値との比較結果、及び前
    記現在のノズルのインデックス番号と次のノズルのイン
    デックス番号との大小関係に応じて前記第1の回転手段
    の回転方向を制御することを特徴とする請求項1記載の
    表面実装部品装着装置。
  3. 【請求項3】 前記ロータリーインデックス型ノズル制
    御手段は、前記ノズルの回転ズレ量を前記第1の回転手
    段による回転方向及び回転量に応じて算出し、前記回転
    ズレ量及び前記第1の回転手段の回転方向に応じて前記
    第2の回転手段の回転方向を制御することを特徴とする
    請求項2記載の表面実装部品装着装置。
  4. 【請求項4】 前記ロータリーインデックス型ノズル制
    御手段は、前記第1の回転手段による前記ロータリーイ
    ンデックス型ノズルの回転終了前に前記第2の回転手段
    によるノズルの回転を開始することを特徴とする請求項
    1記載の表面実装部品装着装置。
  5. 【請求項5】 前記表面実装部品装着装置は、さらに、
    前記ノズルに吸着された部品を認識する画像処理手段を
    有し、 前記ロータリーインデックス型ノズル制御手段は、画像
    処理手段によって得られた回転補正量を前記回転ズレ量
    に加えることを特徴とする請求項1記載の表面実装部品
    装着装置。
JP11063728A 1999-03-10 1999-03-10 表面実装部品装着装置 Pending JP2000261198A (ja)

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