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JP2000123100A - データ承認装置、処理依頼システム、データ承認方法及び記録媒体 - Google Patents

データ承認装置、処理依頼システム、データ承認方法及び記録媒体

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Publication number
JP2000123100A
JP2000123100A JP29530498A JP29530498A JP2000123100A JP 2000123100 A JP2000123100 A JP 2000123100A JP 29530498 A JP29530498 A JP 29530498A JP 29530498 A JP29530498 A JP 29530498A JP 2000123100 A JP2000123100 A JP 2000123100A
Authority
JP
Japan
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information
approval
receiving
request
reception
Prior art date
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Pending
Application number
JP29530498A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Hishinuma
昇 菱沼
Kaori Okazaki
香織 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Data Group Corp
Original Assignee
NTT Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Data Corp filed Critical NTT Data Corp
Priority to JP29530498A priority Critical patent/JP2000123100A/ja
Publication of JP2000123100A publication Critical patent/JP2000123100A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット等を介して取得した処理依頼
データの承認をその依頼者から確実に得ることのできる
処理依頼システムを提供する。 【解決手段】 インターネット受付部41は、インター
ネット2を介して接続された処理依頼端末11から送ら
れた依頼情報を受信し、受信した依頼情報を特定する受
付番号を採番する。インターネット受付部41は、受信
した依頼情報及び生成した受付番号を入力データ登録D
B43に記憶すると共に、受付番号を処理依頼端末11
に送信する。承認受付部44は、電話網3を介して接続
された承認端末12から送られたPB信号による受付番
号を受信する。承認受付部44は、受信した受付番号
と、記憶された受付番号が同一である場合に、対応する
依頼情報が有効であると判別する。承認受付部44は、
依頼情報の承認を承認端末12から送られたPB信号に
より判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介して取得した依頼データ等の承認をその依頼者から確
実に得ることのできるデータ承認装置、処理依頼システ
ム、データ承認方法及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、銀行等の金融機関に直接出向
かなくても残高照会や振込等の各種サービスが受けるこ
とのできるホームバンキングやファームバンキングが知
られている。このホームバンキング等のシステムは、自
宅や会社に設置された専用の端末機を一般の電話網を介
して、予め定められた金融機関の電算センタ等と接続
し、閉じたネットワークによるセキュリティの高いデー
タの送受信を行う。利用者は、設置された専用の端末機
を使用して、予め金融機関に開設された口座に対して取
引照会や資金移動等を行う。
【0003】このようなホームバンキング等のシステム
は、各種金融機関にて実現されているが、セキュリティ
の問題や方式の相違等から、端末機は、各金融機関毎に
異なり、端末機を共通して他の金融機関に対して使用す
ることができない。すなわち、複数の金融機関に取引口
座を有する利用者は、各金融機関毎に専用の端末機を設
置し、端末機を使い分けながら取引照会や資金移動等を
行う必要があった。
【0004】最近では、専用の端末機ではなく汎用のパ
ーソナルコンピュータ等を使用し、インターネットを介
して、利用者が金融機関における各種サービスを受ける
ことのできるサイバースペースバンキング等の試みがな
されている。他の電子商取引等においても、インターネ
ットのような開放されたネットワークを利用する際に、
特に問題となるのが、データの改竄防止や的確な認証の
確保により、いかに正当なデータを安全に送受信するか
である。正当なデータを安全に送受信する方法の一つと
して、認証機関による本人確認方式があげられる。本人
確認方式では、インターネット上に認証機関を設置して
おき、その認証機関が発行する電子認証書を利用して本
人確認を行おうとするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、顧客と金融機
関との間で交わされるデータが非常に重要であり、本人
確認に誤りがあってはならないため、認証機関を各金融
機関が個別に設立するのか、全ての金融機関でまとめて
設立するのか、また設立する認証機関自体の運営主体を
どうするかなど、未定の事項も多い。また、認証機関の
維持や、新たな設備投資等が金融機関側に必要となるこ
とから、インターネットを利用した各種サービスが、本
格的な普及に至っていなかった。
【0006】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、インターネット等の開放されたネットワークを介し
て取得した処理依頼データの承認をその依頼者から確実
に得ることのできるデータ承認装置、処理依頼システ
ム、データ承認方法及び記録媒体を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係るデータ承認装置は、第
1のネットワークを介して接続された処理依頼端末から
送られた依頼情報を受信する依頼情報受信手段と、前記
依頼情報受信手段が受信した依頼情報を特定する受付情
報を生成する受付情報生成手段と、前記受付情報生成手
段が生成した受付情報を前記処理依頼端末に送信する送
信手段と、第2のネットワークを介して接続された承認
端末から送られた承認情報を受信する承認情報受信手段
と、前記承認情報受信手段にて受信した承認情報と前記
受付情報生成手段が生成した受付情報とが実質的に同一
である場合に、前記依頼情報受信手段が受信した依頼情
報が有効であることを判別する有効性判別手段と、を備
えることを特徴とする。
【0008】この発明によれば、依頼情報受信手段は、
例えばインターネット等の開放された第1のネットワー
クを介して接続された処理依頼端末から送られた依頼情
報を受信する。受付情報生成手段は、依頼情報受信手段
が受信した依頼情報を特定する例えば複数桁の数字の組
み合わせとなる受付情報を生成する。送信手段は、受付
情報生成手段が生成した受付情報を第1のネットワーク
を介して処理依頼端末に送信する。承認情報受信手段
は、例えば電話回線網等の第2のネットワークを介して
接続された例えば電話機等の承認端末から送られたプッ
シュボタン信号等からなる承認情報を受信する。有効性
判別手段は、承認情報受信手段にて受信した承認情報と
受付情報生成手段が生成した受付情報とが実質的に同一
である場合に、依頼情報受信手段が受信した依頼情報が
有効であると判別する。この結果、インターネット等の
開放されたネットワークを介して取得した処理依頼デー
タの承認をその依頼者から確実に得ることができる。
【0009】上記目的を達成するため、この発明の第2
の観点に係るデータ承認装置は、通信ネットワークを介
して接続された処理依頼端末から送られた依頼情報を受
信する依頼情報受信手段と、前記依頼情報受信手段が受
信した依頼情報を特定する受付情報を生成する受付情報
生成手段と、前記依頼情報受信手段が受信した依頼情報
及び前記受付情報生成手段が生成した受付情報を記憶す
る記憶手段と、前記受付情報生成手段が生成した受付情
報を前記処理依頼端末に送信する送信手段と、電話回線
網を介して接続された承認端末から送られた承認情報を
受信する承認情報受信手段と、前記承認情報受信手段に
て受信した承認情報と前記記憶手段に記憶された受付情
報とが実質的に同一である場合に、前記記憶手段に記憶
された対応する依頼情報が有効であることを判別する有
効性判別手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】この発明によれば、依頼情報受信手段は、
例えばインターネット等の開放された通信ネットワーク
を介して接続された処理依頼端末から送られた依頼情報
を受信する。受付情報生成手段は、依頼情報受信手段が
受信した依頼情報を特定する例えば複数桁の数字の組み
合わせとなる受付情報を生成する。記憶手段は、依頼情
報受信手段が受信した依頼情報及び受付情報生成手段が
生成した受付情報を例えばデータベース等に記憶する。
送信手段は、受付情報生成手段が生成した受付情報を通
信ネットワークを介して処理依頼端末に送信する。承認
情報受信手段は、電話回線網を介して接続された例えば
電話機等からなる承認端末から送られたプッシュボタン
信号等からなる承認情報を受信する。有効性判別手段
は、承認情報受信手段にて受信した承認情報と記憶手段
に記憶された受付情報とが実質的に同一である場合に、
記憶手段に記憶された対応する依頼情報が有効であると
判別する。この結果、インターネット等の開放されたネ
ットワークを介して取得した処理依頼データの承認をそ
の依頼者から確実に得ることができる。
【0011】上記目的を達成するため、この発明の第3
の観点に係るデータ承認装置は、通信ネットワークを介
して接続された処理依頼端末から送られた依頼情報を受
信する依頼情報受信手段と、前記依頼情報受信手段が受
信した依頼情報を特定する受付情報を生成する受付情報
生成手段と、前記依頼情報受信手段が受信した依頼情報
及び前記受付情報生成手段が生成した受付情報を記憶す
る記憶手段と、電話回線網を介して接続された承認端末
に前記受付情報生成手段が生成した受付情報を送信する
送信手段と、前記承認端末から送られた承認情報を受信
する承認情報受信手段と、前記承認情報受信手段にて受
信した承認情報と前記記憶手段に記憶された受付情報と
が実質的に同一である場合に、前記記憶手段に記憶され
た対応する依頼情報が有効であることを判別する有効性
判別手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、依頼情報受信手段は、
例えばインターネット等の開放された通信ネットワーク
を介して接続された処理依頼端末から送られた依頼情報
を受信する。受付情報生成手段は、依頼情報受信手段が
受信した依頼情報を特定する例えば複数桁の数字の組み
合わせとなる受付情報を生成する。記憶手段は、依頼情
報受信手段が受信した依頼情報及び受付情報生成手段が
生成した受付情報を例えばデータベース等に記憶する。
送信手段は、電話回線網を介して接続された例えば電話
機等の承認端末に受付情報生成手段が生成した受付情報
を送信する。承認情報受信手段は、承認端末から電話回
線網を介して送られた例えばプッシュボタン信号等から
なる承認情報を受信する。有効性判別手段は、承認情報
受信手段にて受信した承認情報と記憶手段に記憶された
受付情報とが実質的に同一である場合に、記憶手段に記
憶された対応する依頼情報が有効であると判別する。こ
の結果、インターネット等の開放されたネットワークを
介して取得した処理依頼データの承認をその依頼者から
確実に得ることができる。
【0013】前記受付情報生成手段は、前記依頼情報受
信手段が受信した依頼情報を特定するために少なくとも
所定の数字の組み合わせからなる受付情報を生成し、前
記記憶手段は、前記依頼情報受信手段が受信した依頼情
報、該依頼情報の承認を識別するための承認情報、及び
前記受付情報生成手段が生成した受付情報を記憶し、前
記承認情報受信手段は、前記承認端末からプッシュボタ
ン信号にて送られた所定の数字の組み合わせからなる承
認情報を受信し、前記有効性判別手段は、前記承認情報
受信手段にて受信した承認情報と前記記憶手段に記憶さ
れた受付情報とが実質的に同一である場合に、前記記憶
手段に記憶された依頼情報の承認情報を承認済みとして
もよい。この結果、インターネット等の開放されたネッ
トワークを介して取得した処理依頼データの承認をその
依頼者から確実に得ることができる。
【0014】上記データ承認装置は、前記有効性判別手
段により前記依頼情報受信手段が受信した依頼情報が有
効であると判別された場合に、所定の金融取引処理を行
う金融処理システムに前記記憶手段に記憶された対応す
る依頼情報を供給する依頼情報供給手段を備えてもよ
い。この場合、インターネット等の開放されたネットワ
ークを介して取得した処理依頼データのうち、依頼者か
ら確実な承認を得た処理依頼データを金融処理システム
における処理対象データとすることができる。
【0015】上記目的を達成するため、この発明の第4
の観点に係る処理依頼システムは、所定の処理を依頼す
る依頼情報を通信ネットワークを介して依頼先に送信す
る依頼情報送信手段と、前記依頼情報送信手段から送信
された依頼情報を受信する依頼情報受信手段と、前記依
頼情報受信手段が受信した依頼情報を特定する受付情報
を生成する受付情報生成手段と、前記受付情報生成手段
が生成した受付情報を通信ネットワークを介して依頼元
に送信する受付情報送信手段と、前記受付情報送信手段
から送られた受付情報を受信する受付情報受信手段と、
前記受付情報受信手段が受信した受付情報と実質的に同
一となる承認情報を電話回線網を介して依頼先に送信す
る承認情報送信手段と、前記承認情報送信手段から送ら
れた承認情報を受信する承認情報受信手段と、前記承認
情報受信手段にて受信した承認情報と前記受付情報生成
手段が生成した受付情報とが実質的に同一である場合
に、前記依頼情報受信手段が受信した依頼情報が有効で
あることを判別する有効性判別手段と、を備えることを
特徴とする。
【0016】この発明によれば、依頼情報送信手段は、
所定の処理を依頼する依頼情報を例えばインターネット
等の開放された通信ネットワークを介して依頼先に送信
する。受付情報生成手段は、依頼情報受信手段が受信し
た依頼情報を特定する例えば複数桁の数字の組み合わせ
となる受付情報を生成する。受付情報送信手段は、受付
情報生成手段が生成した受付情報を通信ネットワークを
介して依頼元に送信する。承認情報送信手段は、受付情
報受信手段が受信した受付情報と実質的に同一となる例
えばプッシュボタン信号等からなる承認情報を電話回線
網を介して依頼先に送信する。有効性判別手段は、承認
情報受信手段にて受信した承認情報と受付情報生成手段
が生成した受付情報とが実質的に同一である場合に、依
頼情報受信手段が受信した依頼情報が有効であると判別
する。この結果、インターネット等の開放されたネット
ワークを介して取得した処理依頼データの承認をその依
頼者から確実に得ることができる。
【0017】上記目的を達成するため、この発明の第5
の観点に係る処理依頼システムは、所定の処理を依頼す
る依頼情報を通信ネットワークを介して依頼先に送信す
る依頼情報送信手段と、前記依頼情報送信手段から送信
された依頼情報を受信する依頼情報受信手段と、前記依
頼情報受信手段が受信した依頼情報を特定する受付情報
を生成する受付情報生成手段と、前記受付情報生成手段
が生成した受付情報を電話回線網を介して依頼元に送信
する受付情報送信手段と、前記受付情報送信手段から送
られた受付情報を受信する受付情報受信手段と、前記受
付情報受信手段が受信した受付情報と実質的に同一とな
る承認情報を電話回線網を介して依頼先に送信する承認
情報送信手段と、前記承認情報送信手段から送られた承
認情報を受信する承認情報受信手段と、前記承認情報受
信手段にて受信した承認情報と前記受付情報生成手段が
生成した受付情報とが実質的に同一である場合に、前記
依頼情報受信手段が受信した依頼情報が有効であること
を判別する有効性判別手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0018】この発明によれば、依頼情報送信手段は、
所定の処理を依頼する依頼情報を例えばインターネット
等の開放された通信ネットワークを介して依頼先に送信
する。受付情報生成手段は、依頼情報受信手段が受信し
た依頼情報を特定する例えば複数桁の数字の組み合わせ
となる受付情報を生成する。受付情報送信手段は、受付
情報生成手段が生成した受付情報を電話回線網を介して
依頼元に送信する。承認情報送信手段は、受付情報受信
手段が受信した受付情報と実質的に同一となる例えばプ
ッシュボタン信号等からなる承認情報を電話回線網を介
して依頼先に送信する。有効性判別手段は、承認情報受
信手段にて受信した承認情報と受付情報生成手段が生成
した受付情報とが実質的に同一である場合に、依頼情報
受信手段が受信した依頼情報が有効であると判別する。
この結果、インターネット等の開放されたネットワーク
を介して取得した処理依頼データの承認をその依頼者か
ら確実に得ることができる。
【0019】上記目的を達成するため、この発明の第6
の観点に係るデータ承認方法は、通信ネットワークを介
して接続された処理依頼端末から送られた依頼情報を受
信する依頼情報受信ステップと、前記依頼情報受信ステ
ップにて受信した依頼情報を特定する受付情報を生成す
る受付情報生成ステップと、前記受付情報生成ステップ
にて生成された受付情報を前記処理依頼端末に送信する
送信ステップと、電話回線網を介して接続された所定の
承認端末から送られた承認情報を受信する承認情報受信
ステップと、前記受付情報受信ステップにて受信した承
認情報と前記受付情報生成ステップにて生成された受付
情報とが実質的に同一である場合に、前記依頼情報受信
ステップにて受信した依頼情報が有効であることを判別
する有効性判別ステップと、を備えることを特徴とす
る。
【0020】この発明によれば、依頼情報受信ステップ
は、例えばインターネット等の開放された通信ネットワ
ークを介して接続された処理依頼端末から送られた依頼
情報を受信する。受付情報生成ステップは、依頼情報受
信ステップにて受信した依頼情報を特定する例えば複数
桁の数字の組み合わせとなる受付情報を生成する。送信
ステップは、受付情報生成ステップにて生成された受付
情報を通信ネットワークを介して処理依頼端末に送信す
る。承認情報受信ステップは、電話回線網を介して接続
された例えば電話機等の承認端末から送られたプッシュ
ボタン信号等からなる承認情報を受信する。有効性判別
ステップは、受付情報受信ステップにて受信した承認情
報と受付情報生成ステップにて生成された受付情報とが
実質的に同一である場合に、依頼情報受信ステップにて
受信した依頼情報が有効であると判別する。この結果、
インターネット等の開放されたネットワークを介して取
得した処理依頼データの承認をその依頼者から確実に得
ることができる。
【0021】上記目的を達成するため、この発明の第7
の観点に係るデータ承認方法は、通信ネットワークを介
して接続された処理依頼端末から送られた依頼情報を受
信する依頼情報受信ステップと、前記依頼情報受信ステ
ップにて受信した依頼情報を特定する受付情報を生成す
る受付情報生成ステップと、電話回線網を介して接続さ
れた承認端末に前記受付情報生成ステップにて生成され
た受付情報を送信する送信ステップと、前記承認端末か
ら送られた承認情報を受信する承認情報受信ステップ
と、前記承認情報受信ステップにて受信した承認情報と
前記受付情報生成ステップにて生成された受付情報とが
実質的に同一である場合に、前記依頼情報受信ステップ
にて受信した依頼情報が有効であることを判別する有効
性判別ステップと、を備えることを特徴とする。
【0022】この発明によれば、依頼情報受信ステップ
は、例えばインターネット等の開放された通信ネットワ
ークを介して接続された処理依頼端末から送られた依頼
情報を受信する。受付情報生成ステップは、依頼情報受
信ステップにて受信した依頼情報を特定する例えば複数
桁の数字の組み合わせとなる受付情報を生成する。送信
ステップは、受付情報生成ステップにて生成された受付
情報を電話回線網を介して接続された例えば電話機等の
承認端末に送信する。承認情報受信ステップは、電話回
線網を介して接続された承認端末から送られたプッシュ
ボタン信号等からなる承認情報を受信する。有効性判別
ステップは、受付情報受信ステップにて受信した承認情
報と受付情報生成ステップにて生成された受付情報とが
実質的に同一である場合に、依頼情報受信ステップにて
受信した依頼情報が有効であると判別する。この結果、
インターネット等の開放されたネットワークを介して取
得した処理依頼データの承認をその依頼者から確実に得
ることができる。
【0023】上記目的を達成するため、この発明の第8
の観点に係る記録媒体は、コンピュータをデータ承認装
置として機能させるプログラムを記録するコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、通信ネットワークを
介して接続された処理依頼端末から送られた依頼情報を
受信する依頼情報受信ステップと、前記依頼情報受信ス
テップにて受信した依頼情報を特定する受付情報を生成
する受付情報生成ステップと、前記受付情報生成ステッ
プにて生成された受付情報を前記処理依頼端末に送信す
る送信ステップと、電話回線網を介して接続された所定
の承認端末から送られた承認情報を受信する承認情報受
信ステップと、前記受付情報受信ステップにて受信した
承認情報と前記受付情報生成ステップにて生成された受
付情報とが実質的に同一である場合に、前記依頼情報受
信ステップにて受信した依頼情報が有効であることを判
別する有効性判別ステップとを実現するプログラムを記
憶する。
【0024】上記目的を達成するため、この発明の第9
の観点に係る記録媒体は、コンピュータをデータ承認装
置として機能させるプログラムを記録するコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、通信ネットワークを
介して接続された処理依頼端末から送られた依頼情報を
受信する依頼情報受信ステップと、前記依頼情報受信ス
テップにて受信した依頼情報を特定する受付情報を生成
する受付情報生成ステップと、電話回線網を介して接続
された承認端末に前記受付情報生成ステップにて生成さ
れた受付情報を送信する送信ステップと、前記承認端末
から送られた承認情報を受信する承認情報受信ステップ
と、前記承認情報受信ステップにて受信した承認情報と
前記受付情報生成ステップにて生成された受付情報とが
実質的に同一である場合に、前記依頼情報受信ステップ
にて受信した依頼情報が有効であることを判別する有効
性判別ステップとを実現するプログラムを記憶する。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかる処理
依頼システムについて以下図面を参照して説明する。
【0026】図1は、この発明の第1の実施の形態にか
かる処理依頼システムの構成を示す模式図である。この
処理依頼システムは、図1に示すように、複数の処理依
頼部1と、依頼承認部4とを備え、それぞれインターネ
ット2及び電話網3を介して接続されている。
【0027】処理依頼部1は、処理依頼端末11と、承
認端末12とから構成され、例えば、企業の経理部等に
設けられる。
【0028】処理依頼端末11は、例えば、モデム等を
備えた汎用のパーソナルコンピュータ等からなり、電話
網3を経由してインターネット2を介して、依頼承認部
4に接続し、依頼者の指示に従って依頼承認部4に対し
て処理依頼データ等を送信する。
【0029】承認端末12は、プッシュボタンを備えた
汎用のビジネスホン等からなり、電話網3を介して依頼
承認部4に回線接続し、依頼者のプッシュボタンの押下
に従ったプッシュボタン信号(以下、「PB信号」とい
う)を依頼承認部4に対して送信する。また、承認端末
12が加入している回線は、回線接続時に電話網3にお
ける加入者線交換機等から、発信者番号情報が依頼承認
部4に送られることにより、承認端末12の電話番号が
依頼承認部4に通知される。
【0030】依頼承認部4は、インターネット受付部4
1と、顧客DB42と、入力データ登録DB43と、承
認受付部44と、承認用顧客DB45とから構成され、
例えば、金融機関の有する電算センタ等に設けられる。
【0031】インターネット受付部41は、例えば、通
信制御装置等を備えた汎用のワークステーション等から
なり、インターネット2を介して、処理依頼端末11と
接続し、顧客DB42に記憶されている所定の情報を参
照し、処理依頼端末11の有効性を判別する。インター
ネット受付部41は、有効性が判別された処理依頼端末
11から送られた処理依頼データを受信し、受信した処
理依頼データを入力データ登録DB43に記憶する。
【0032】顧客DB(データベース)42は、処理依
頼部1が設置された企業毎に定められた図2(a)に示
すような、複数の顧客情報61を記憶する。各顧客情報
61は、企業ID、暗証番号、エラー回数、及び取り扱
い可否から構成される。企業IDは、処理依頼部1が設
置された企業又は部門毎に予め定められたユニークな識
別番号である。暗証番号は、接続時に処理依頼端末11
の有効性等を判別するために使用される予め定められた
パスワードである。
【0033】エラー回数は、暗証番号入力の誤り回数で
あり、処理依頼端末11から送信された暗証番号が、正
しくない場合に、インターネット受付部41により、1
ずつ加算される。なお、エラー回数は、暗証番号が、正
しく入力された場合に、例えば、初期値の「0」に戻さ
れる。取り扱い可否は、その顧客情報61を取り扱うこ
とができるか否かを定めた区分である。取り扱い可否
は、初期値が、「可」であり、暗証番号が正しくないた
め、加算されたエラー回数が、予め定められた値を超え
た場合に、インターネット受付部41により、「不可」
に変更される。
【0034】入力データ登録DB(データベース)43
は、処理依頼端末11から送信された図2(b)に示す
ような、複数の処理依頼情報62を記憶する。各処理依
頼情報62は、企業ID、データ入力年月日・時刻、入
力データ、受付番号、承認年月日・時刻、及び否認年月
日・時刻から構成される。企業IDは、処理依頼端末1
1から送られた企業等の識別番号である。データ入力年
月日・時刻は、処理依頼端末11から送信された依頼デ
ータをインターネット受付部41が、取得した日付及び
時刻である。入力データは、処理依頼端末11から送信
された振込、振り替え、定期入金、及び諸届け等の依頼
データが、インターネット受付部41により所定の電文
フォーマットに変換されたデータである。
【0035】受付番号は、処理依頼端末11から送信さ
れた依頼データ(処理依頼情報62)を識別するため
に、インターネット受付部41により採番されたユニー
クな番号である。受付番号は、承認端末12の有効性等
を判別するために使用される。承認年月日・時刻は、承
認端末12から依頼データの承認を示すPB信号を取得
した日付及び時刻である。否認年月日・時刻は、承認端
末12から依頼データの否認を示すPB信号を取得した
日付及び時刻である。なお、入力データ登録DB43
は、金融オンラインシステムである勘定系システム5に
おける日次バッチ処理等の入力ファイル(抽出元ファイ
ル)ともなっている。すなわち勘定系システム5は、承
認年月日・時刻が記録された処理依頼情報62を入力デ
ータ登録DB43から抽出し、抽出した処理依頼情報6
2に従って、振込、振り替え、定期入金、及び諸届け等
の実処理を行う。
【0036】図1に戻って、承認受付部44は、汎用の
ワークステーション等からなり、例えば、電話網3にお
ける所定の加入者線交換機等から送られる発信者番号情
報を受信する情報受信装置、承認端末12へ所定の音声
メッセージを出力する音声応答装置、及びPBX(Priv
ate Branch eXchange)等を備える。なお、承認受付部
44は、インターネット受付部41とLAN(Local Ar
ea Network)等を介して接続されている。承認受付部4
4は、電話網3を介した承認端末12からの呼出に応答
し、承認用顧客DB45に記憶されている情報から承認
端末12の有効性等を判別する。承認受付部44は、有
効性等が判別された承認端末12から依頼データの認証
又は否認を示すPB信号を受信し、受信したPB信号に
応じた入力データ登録DB43の更新指示をインターネ
ット受付部41に送信する。
【0037】承認用顧客DB(データベース)45は、
処理依頼部1が設置された企業毎に定められた図3に示
すような、複数の承認用顧客情報63を記憶する。各承
認用顧客情報63は、発呼者電話番号、暗証番号、暗証
番号エラー回数、受付番号エラー回数、取り扱い可否、
及び企業IDから構成される。発呼者電話番号は、処理
依頼部1における承認端末12を特定する電話番号であ
り、電話網3における加入者線交換機等より送られる発
信者番号情報に従って、承認受付部44が、該当する承
認用顧客情報63を承認用顧客DB45から検索するた
めに使用される。暗証番号は、回線接続時に承認端末1
2の有効性等を判別するために使用される予め定められ
たパスワードである。
【0038】暗証番号エラー回数は、暗証番号入力の誤
り回数であり、承認端末12からPB信号により送信さ
れた暗証番号が、正しくない場合に、承認受付部44に
より、1ずつ加算される。なお、暗証番号エラー回数
は、暗証番号が、正しく入力された場合に、例えば、初
期値の「0」に戻される。受付番号エラー回数は、受付
番号入力の誤り回数であり、承認端末12からPB信号
により送信された受付番号が、正しくない場合に、承認
受付部44により、1ずつ加算される。なお、受付番号
エラー回数は、受付番号が、正しく入力された場合に、
例えば、初期値の「0」に戻される。取り扱い可否は、
承認用顧客情報63を取り扱うことができるか否かを定
めた区分である。取り扱い可否は、初期値が、「可」で
あり、暗証番号及び受付番号が正しくないため、加算さ
れたいずれかのエラー回数が、予め定められた値を超え
た場合に、承認受付部44により、「不可」に変更され
る。企業IDは、処理依頼部1が設置された企業毎に予
め定められたユニークな識別番号であり、入力データ登
録DB43に記憶された該当する処理依頼情報62を検
索するために使用される。
【0039】次に、この発明の第1の実施の形態にかか
る処理依頼システムにおける依頼データ送信処理、依頼
データ受信処理、及び依頼データ認否処理について図面
を参照して説明する。まず、依頼データ送信処理及び依
頼データ受信処理について、図4を参照して説明する。
図4(a)は、処理依頼部1が行う依頼データ送信処理
を説明するフローチャートである。また、図4(b)
は、依頼承認部4が行う依頼データ受信処理を説明する
フローチャートである。
【0040】まず、処理依頼端末11は、インターネッ
ト受付部41に接続要求を送信する(ステップS1
1)。すなわち、処理依頼端末11は、電話網3を経由
したインターネット2を介して、インターネット受付部
41に接続要求を示す所定のデータを送信する。インタ
ーネット受付部41は、処理依頼端末11から送られた
接続要求を受信する(ステップS21)。
【0041】処理依頼端末11は、インターネット受付
部41に企業ID及び暗証番号を送信する(ステップS
12)。すなわち、処理依頼端末11は、依頼者が企業
ID及び暗証番号を入力することのできる所定の入力画
面を表示し、依頼者から入力された企業ID及び暗証番
号をインターネット受付部41に送信する。インターネ
ット受付部41は、処理依頼端末11から送られた企業
ID及び暗証番号を受信する(ステップS22)。
【0042】インターネット受付部41は、受信した企
業ID及び暗証番号が有効か否かを判別する(ステップ
S23)。すなわち、インターネット受付部41は、受
信した企業IDをキーとして、顧客DB42を検索し、
該当する顧客情報61が存在するか否かを判別する。な
お顧客情報61が存在したとしても、顧客情報61の取
り扱い可否が、「不可」であれば、該当する顧客情報6
1が存在しないものとする。
【0043】インターネット受付部41は、該当する顧
客情報61が、検索できない場合、受信した企業IDが
有効でないと判別する。一方、該当する顧客情報61が
検索できた場合、受信した企業IDが有効であると判別
し、更に顧客情報61の暗証番号と受信した暗証番号と
が一致するか否かを判別する。インターネット受付部4
1は、顧客情報61の暗証番号と受信した暗証番号とが
一致しない場合、受信した暗証番号が有効でないと判別
する。一方、顧客情報61の暗証番号と受信した暗証番
号とが一致した場合、受信した暗証番号が有効であると
判別する。
【0044】インターネット受付部41は、受信した暗
証番号等が有効でないと判別した場合に、顧客情報61
のエラー回数に所定の値を加算し、また、暗証番号等が
有効でないことを示すチェック情報を処理依頼端末11
に送信する(ステップS24)。チェック情報を送信
後、インターネット受付部41は、ステップS22に戻
って、上述のステップS22〜ステップS23の処理を
繰り返す。なお、インターネット受付部41は、加算し
た顧客情報61のエラー回数が所定の値を超えた場合
に、顧客情報61の取り扱い可否を、「可」から「不
可」に変更し、記憶する。一方、受信した企業ID及び
暗証番号が有効であると判別した場合に、インターネッ
ト受付部41は、暗証番号等が有効であることを示すチ
ェック情報を処理依頼端末11に送信する(ステップS
25)。また、インターネット受付部41は、利用者
が、振込、振り替え、定期入金、及び諸届け等の依頼デ
ータを入力するための選択画面情報を処理依頼端末11
に送信する(ステップS26)。
【0045】処理依頼端末11は、インターネット受付
部41から送られた企業ID及び暗証番号のチェック情
報を受信する(ステップS13)。処理依頼端末11
は、受信したチェック情報が、企業ID及び暗証番号が
有効であることを示すチェック情報(チェックOKの情
報)であるか否かを判別する(ステップS14)。
【0046】処理依頼端末11は、受信したチェック情
報が、暗証番号等が有効であることを示すチェック情報
でないと判別した場合に、ステップS12に戻って、上
述のステップS12〜ステップS14の処理を繰り返
す。一方、受信したチェック情報が、暗証番号等が有効
であることを示すチェック情報であると判別した場合
に、処理依頼端末11は、インターネット受付部41か
ら送られた選択画面情報を受信する(ステップS1
5)。
【0047】処理依頼端末11は、依頼データをインタ
ーネット受付部41に送信する(ステップS16)。す
なわち、処理依頼端末11は、受信した選択画面情報に
従って、依頼者が振込、振り替え、定期入金、及び諸届
け等の依頼データを入力するための所定の入力画面を表
示し、依頼者から入力された依頼データをインターネッ
ト受付部41に送信する。
【0048】インターネット受付部41は、処理依頼端
末11から送られた依頼データを受信し、処理依頼情報
62を生成する(ステップS27)。すなわち、インタ
ーネット受付部41は、受付番号をユニークな番号とな
るように採番し、採番した受付番号、ステップS22に
て受信した企業ID、現在日付・時刻、及び受信した依
頼データから、処理依頼情報62を生成する。その際、
承認年月日・時刻、及び否認年月日・時刻には、意味を
持たない値として予め定められた「NULLコード」等
を初期値として設定する。インターネット受付部41
は、生成した処理依頼情報62を入力データ登録DB4
3に記憶する。
【0049】インターネット受付部41は、処理依頼情
報62を生成する際に採番した受付番号を処理依頼端末
11に送信する(ステップS28)。処理依頼端末11
は、インターネット受付部41から送られた受付番号を
受信し、画面に表示する(ステップS17)。
【0050】以上説明したように、依頼データ送信処理
及び依頼データ受信処理により、依頼者が処理依頼端末
11から入力した振込、振り替え、定期入金、及び諸届
け等の依頼データは、インターネット2を介してインタ
ーネット受付部41に送られる。インターネット受付部
41は、受信した依頼データ等から処理依頼情報62を
生成して入力データ登録DB43に記憶すると共に、処
理依頼端末11に受付番号を送信する。処理依頼端末1
1は、インターネット受付部41から送られた受付番号
を受信し、画面に表示する。
【0051】この受付番号は、承認受付部44にて依頼
者及び承認端末12の有効性等を判別するために使用さ
れる。すなわち依頼者は、この受付番号を承認端末12
から電話網3を介して承認受付部44に送信し、自己及
び承認端末12の有効性を示すと共に、処理依頼端末1
1から送った依頼データの承認等を行う。以下、依頼デ
ータの承認等を行う依頼データ認否処理について、図5
を参照して説明する。図5は、この処理依頼システムの
依頼承認部4が行う依頼データ認否処理を説明するフロ
ーチャートである。図5に示す依頼データ認否処理は、
依頼者が承認端末12から承認受付部44が備えたPB
X等の加入番号に向けて電話をかけることにより開始す
る。
【0052】まず、承認受付部44は、承認端末12と
の回線接続時に発信者番号情報を取得する(ステップS
31)。すなわち、承認受付部44は、承認端末12と
の回線接続時に、電話網3における加入者線交換機等か
ら送られる発信者番号情報をPBXを介して取得する。
【0053】承認受付部44は、発呼者電話番号を確認
後、承認端末12からの呼出に応答し、承認端末12と
の回線を接続する(ステップS32)。すなわち、承認
受付部44は、取得した発信者番号情報に含まれる発呼
者電話番号をキーとして、承認用顧客DB45を検索
し、該当する承認用顧客情報63が存在することを確認
後、承認端末12との回線を接続する。なお、該当する
承認用顧客情報63が存在しない場合に、承認受付部4
4は、承認端末12との回線を接続せずに処理を終了す
る。また、承認用顧客情報63が存在したとしても、承
認用顧客情報63の取り扱い可否が、「不可」であれ
ば、該当する承認用顧客情報63が存在しないものとす
る。
【0054】承認受付部44は、備えた音声応答装置か
ら暗証番号の入力を促す音声メッセージを承認端末12
に向けて出力する(ステップS33)。承認受付部44
は、依頼者により承認端末12から入力された暗証番号
を取得する(ステップS34)。すなわち、承認受付部
44は、依頼者が承認端末12の所定のプッシュボタン
を押下して暗証番号を入力することにより発生したPB
信号を取得する。
【0055】承認受付部44は、取得した暗証番号が有
効か否かを判別する(ステップS35)。すなわち、承
認受付部44は、ステップS32にて検索した承認用顧
客情報63の暗証番号と、取得した暗証番号とが一致し
ない場合、取得した暗証番号が有効でないと判別する。
一方、承認用顧客情報63の暗証番号と取得した暗証番
号とが一致した場合、取得した暗証番号が有効であると
判別する。
【0056】承認受付部44は、取得した暗証番号が有
効でないと判別した場合に、承認用顧客情報63の暗証
番号エラー回数に所定の値を加算する(ステップS3
6)。承認受付部44は、ステップS33に戻って、上
述のステップS33〜ステップS35の処理を繰り返
す。なお、承認受付部44は、加算した承認用顧客情報
63の暗証番号エラー回数が所定の値を超えた場合に、
承認用顧客情報63の取り扱い可否を、「可」から「不
可」に変更し、記憶する。
【0057】一方、取得した暗証番号が有効であると判
別した場合に、承認受付部44は、備えた音声応答装置
から受付番号の入力を促す音声メッセージを承認端末1
2に向けて出力する(ステップS37)。承認受付部4
4は、依頼者により承認端末12から入力された受付番
号を取得する(ステップS38)。すなわち、承認受付
部44は、依頼者が承認端末12の所定のプッシュボタ
ンを押下して受付番号を入力することにより発生したP
B信号を取得する。
【0058】承認受付部44は、取得した受付番号が有
効か否かを判別する(ステップS39)。すなわち、承
認受付部44は、ステップS32にて検索した承認用顧
客情報63の企業ID、及び取得した受付番号をインタ
ーネット受付部41に送信すると共に、インターネット
受付部41に対して、入力データ登録DB43に記憶さ
れている同一の企業ID及び受付番号をキーとして処理
依頼情報62を検索して、該当する処理依頼情報62の
入力データを回答するように指示する。承認受付部44
は、インターネット受付部41が入力データ登録DB4
3から該当する処理依頼情報62を検索できない場合
に、取得した受付番号が有効でないと判別する。一方、
インターネット受付部41から該当する処理依頼情報6
2の入力データが送られた場合に、承認受付部44は、
取得した受付番号が有効であると判別する。
【0059】承認受付部44は、取得した受付番号が有
効でないと判別した場合に、承認用顧客情報63の受付
番号エラー回数に所定の値を加算する(ステップS4
0)。承認受付部44は、ステップS38に戻って、上
述のステップS38〜ステップS39の処理を繰り返
す。なお、承認受付部44は、加算した承認用顧客情報
63の受付番号エラー回数が所定の値を超えた場合に、
承認用顧客情報63の取り扱い可否を、「可」から「不
可」に変更し、記憶する。
【0060】一方、取得した受付番号が有効であると判
別した場合に、承認受付部44は、処理依頼情報62に
記憶されている入力データの集計である依頼件数及び依
頼金額を発する音声メッセージを承認端末12に向けて
出力する(ステップS41)。すなわち、承認受付部4
4は、インターネット受付部41から送られた処理依頼
情報62の入力データを集計して依頼件数及び依頼金額
を求め、求めた依頼件数及び依頼金額を発する音声メッ
セージを承認端末12に向けて出力する。また、承認受
付部44は、依頼データの承認または否認の入力を促す
音声メッセージを承認端末12に向けて出力する。
【0061】承認受付部44は、依頼者により承認端末
12から入力された依頼データの承認指示または否認指
示を取得する(ステップS42)。すなわち、承認受付
部44は、依頼者が承認端末12の依頼データの承認指
示または否認指示を定めたプッシュボタンを押下するこ
とにより発生したPB信号を取得する。承認受付部44
は、取得したPB信号が依頼データの承認指示を示すP
B信号であるか否かを判別する(ステップS43)。
【0062】承認受付部44は、依頼データの承認指示
を示すPB信号を取得したと判別した場合に、承認情報
を記録する(ステップS44)。すなわち、承認受付部
44は、企業ID及び受付番号をインターネット受付部
41に送信すると共に、インターネット受付部41に対
して、入力データ登録DB43に記憶されている同一の
企業ID及び受付番号をキーとして処理依頼情報62を
検索して、該当する処理依頼情報62の承認年月日・時
刻を更新するように指示する。該当する処理依頼情報6
2は、インターネット受付部41により、承認年月日・
時刻に現在日付及び現在時刻が書き込まれ、記憶され
る。承認年月日・時刻が書き込まれた処理依頼情報62
は、勘定系システム5における日次バッチ処理等の処理
データとして抽出され、勘定系システムにより処理依頼
情報62の入力データの内容に従って、振込、振り替
え、定期入金、及び諸届け等の実処理がなされる。
【0063】一方、依頼データの否認指示を示すPB信
号を取得したと判別した場合に、承認受付部44は、否
認情報を記録する(ステップS45)。すなわち、承認
受付部44は、企業ID及び受付番号をインターネット
受付部41に送信すると共に、インターネット受付部4
1に対して、入力データ登録DB43に記憶されている
同一の企業ID及び受付番号をキーとして処理依頼情報
62を検索して、該当する処理依頼情報62の否認年月
日・時刻を更新するように指示する。
【0064】以上説明したように、入力データ登録DB
43に記憶されているインターネット2を介して取得し
た処理依頼情報62の承認を、電話網3を介して受け
る。この結果、インターネット等の開放されたネットワ
ークを介して取得した処理依頼データの承認をその依頼
者から確実に得ることができる。また、音声応答システ
ム等が導入されている金融機関では、既存の設備を有効
に活用して、本処理依頼システムを構築することができ
るため、新たな設備投資をすることなく、処理依頼デー
タの内容を保証できる。
【0065】上記第1の実施の形態にかかる処理依頼シ
ステムは、依頼データ認否処理において、依頼者が承認
端末12より承認受付部44に電話をかけて依頼データ
の承認を行ったが、承認受付部44から承認端末12に
電話をかけて依頼データの承認を依頼者に対して行って
もよい。以下、第1の実施の形態にかかる処理依頼シス
テムにおける依頼データ認否処理の変形例について図6
を参照して説明する。図6は、承認受付部44から承認
端末12に電話をかけて、依頼データの承認を行う依頼
データ認否処理を説明するフローチャートである。
【0066】図6に示す依頼データ認否処理は、依頼デ
ータ受信処理が終了し、入力データ登録DB43に処理
依頼情報62が記憶された後に開始する。すなわち、イ
ンターネット受付部41が、依頼データ受信処理にて入
力データ登録DB43に記憶した処理依頼情報62の企
業ID、入力データ及び受付番号を承認受付部44に送
信すると、承認受付部44は、依頼データ認否処理を開
始する。
【0067】承認受付部44は、備えたPBXを介して
承認端末12に電話をかける(ステップS51)。すな
わち、承認受付部44は、インターネット受付部41か
ら送られた企業IDをキーとして承認用顧客DB45を
検索し、該当する承認用顧客情報63の発呼者電話番号
を取得する。承認受付部44は、取得した発呼者電話番
号を有する承認端末12に電話をかける。
【0068】承認端末12と回線接続後、承認受付部4
4は、備えた音声応答装置から暗証番号の入力を促す音
声メッセージを承認端末12に向けて出力する(ステッ
プS52)。承認受付部44は、依頼者により承認端末
12から入力された暗証番号を取得し、(ステップS5
3)、取得した暗証番号が有効か否かを判別する(ステ
ップS54)。
【0069】承認受付部44は、取得した暗証番号が有
効でないと判別した場合に、承認用顧客情報63の暗証
番号エラー回数に所定の値を加算し(ステップS5
5)、ステップS52に戻って、上述のステップS52
〜ステップS54の処理を繰り返す。一方、取得した暗
証番号が有効であると判別した場合に、承認受付部44
は、依頼者の依頼内容である入力データ等を発する音声
メッセージを承認端末12に向けて出力し(ステップS
56)、また、受付番号の入力を促す音声メッセージを
承認端末12に向けて出力する(ステップS57)。承
認受付部44は、依頼者により承認端末12から入力さ
れた受付番号を取得し(ステップS58)、取得した受
付番号が有効か否かを判別する(ステップS59)。
【0070】承認受付部44は、取得した受付番号が有
効でないと判別した場合に、承認用顧客情報63の受付
番号エラー回数に所定の値を加算し(ステップS6
0)、ステップS58に戻って、上述のステップS58
〜ステップS59の処理を繰り返す。一方、取得した受
付番号が有効であると判別した場合に、承認受付部44
は、処理依頼情報62に記憶されている入力データの集
計である依頼件数及び依頼金額を発する音声メッセージ
を承認端末12に向けて出力し(ステップS61)、ま
た、承認受付部44は、依頼データの承認または否認の
入力を促す音声メッセージを出力する。
【0071】承認受付部44は、依頼者により承認端末
12から入力された依頼データの承認指示または否認指
示を取得し(ステップS62)、取得したPB信号が依
頼データの承認指示を示すPB信号であるか否かを判別
する(ステップS63)。承認受付部44は、依頼デー
タの承認指示を示すPB信号を取得したと判別した場合
に、承認情報を記録する(ステップS64)。該当する
処理依頼情報62は、インターネット受付部41によ
り、承認年月日・時刻に現在日付及び現在時刻が書き込
まれ、記憶される。一方、依頼データの否認指示を示す
PB信号を取得したと判別した場合に、承認受付部44
は、否認情報を記録する(ステップS65)。
【0072】以上説明したように、入力データ登録DB
43に記憶されているインターネット2を介して取得し
た処理依頼情報62の承認を、電話網3を介して受け
る。この結果、インターネット等の開放されたネットワ
ークを介して取得した処理依頼データの承認をその依頼
者から確実に得ることができる。
【0073】上記の実施の形態にかかる処理依頼システ
ムでは、依頼データを受信したインターネット受付部4
1が採番した受付番号を、処理依頼端末11がインター
ネット2を介して受信したが、処理依頼端末11と異な
る装置が電話網3を介して受信してもよい。以下、イン
ターネットを介して送信された依頼データの受付番号
を、通常の電話網を介して取得することを特徴とするこ
の発明の第2の実施の形態にかかる処理依頼システムに
ついて図面を参照して説明する。
【0074】図7は、この発明の第2の実施の形態にか
かる処理依頼システムの構成を示す模式図である。この
処理依頼システムは、図7に示すように、複数の処理依
頼部101と、依頼承認部104とを備え、それぞれイ
ンターネット2及び電話網3を介して接続されている。
【0075】処理依頼部101は、処理依頼端末11
と、承認端末12と、受付情報受信端末113とから構
成される。なお、処理依頼部101は、図1に示す処理
依頼部1に受付情報受信端末113が付加された点で異
なり、他の構成は同じである。受付情報受信端末113
は、ファクシミリ信号を復調して得られた画像を所定の
用紙にプリントするファクシミリ装置等からなり、依頼
承認部104から電話網3を介して送られたファクシミ
リ信号を受信/復調し、所定の画像を用紙にプリントす
る。
【0076】依頼承認部104は、インターネット受付
部41と、顧客DB142と、入力データ登録DB43
と、承認受付部144と、承認用顧客DB45とから構
成される。なお、依頼承認部104は、図1に示す依頼
承認部4と、顧客DB142及び承認受付部144が異
なり、他の構成は同じである。
【0077】顧客DB142は、処理依頼部101が設
置された企業毎に定められた図8に示すような、複数の
顧客情報161を記憶する。各顧客情報161は、企業
ID、暗証番号、エラー回数、取り扱い可否、及びファ
クシミリ番号から構成され、図2(a)に示す顧客情報
61にファクシミリ番号が付加された点で異なり、他の
構成は同じである。ファクシミリ番号は、処理依頼部1
01における受付情報受信端末113の番号であり、受
付情報受信端末113と接続するために使用される。
【0078】図7に戻って、承認受付部144は、汎用
のワークステーション等からなり、例えば、文字や画像
データを伝送制御信号が付加されたファクシミリ信号に
変調するファクシミリ送信装置、発信者番号情報を受信
する情報受信装置、音声情報を出力する音声応答装置、
及びPBX等を備える。なお、承認受付部144は、イ
ンターネット受付部41とLAN等を介して接続されて
いる。承認受付部144は、インターネット受付部41
が処理依頼情報62の作成時に採番した受付番号等をフ
ァクシミリ信号に変換して、受付情報受信端末113に
送信する。また、承認受付部144は、電話網3を介し
た承認端末12からの呼出に応答し、承認用顧客DB4
5に記憶されている情報から承認端末12の有効性等を
判別すると共に、依頼データの認証又は否認を示すPB
信号を受信し、受信したPB信号に応じた入力データ登
録DB43の更新指示をインターネット受付部41に送
信する。
【0079】次に、この発明の第2の実施の形態にかか
る処理依頼システムにおける依頼データ送信処理、依頼
データ受信処理、及び依頼データ認否処理について図面
を参照して説明する。まず、依頼データ送信処理及び依
頼データ受信処理について、図9を参照して説明する。
図9(a)は、処理依頼部101が行う依頼データ送信
処理を説明するフローチャートである。また、図9
(b)は、依頼承認部104が行う依頼データ受信処理
を説明するフローチャートである。
【0080】処理依頼端末11は、インターネット受付
部41に対して企業ID及び暗証番号の送信を行い、イ
ンターネット受付部41から送られたチェック情報を取
得する(ステップS71)。処理依頼端末11は、イン
ターネット受付部41から送られたチェック情報から、
依頼者から入力された企業ID及び暗証番号の有効性を
判別する。
【0081】インターネット受付部41は、処理依頼端
末11から送られた企業ID及び暗証番号を受信し、企
業ID及び暗証番号の有効性を示すチェック情報を生成
する(ステップS81)。インターネット受付部41
は、生成したチェック情報を処理依頼端末11に送信す
る。インターネット受付部41は、受信した企業ID及
び暗証番号が有効な場合に、利用者が、振込、振り替
え、定期入金、及び諸届け等の依頼データを入力するた
めの選択画面情報を処理依頼端末11に送信する(ステ
ップS82)。
【0082】処理依頼端末11は、インターネット受付
部41から送られた選択画面情報を受信する(ステップ
S72)。処理依頼端末11は、受信した選択画面情報
に従って、依頼者が振込、振り替え、定期入金、及び諸
届け等の依頼データを入力するための所定の入力画面を
表示し、依頼者から入力された依頼データをインターネ
ット受付部41に送信する(ステップS73)。
【0083】インターネット受付部41は、処理依頼端
末11から送られた依頼データを受信し、処理依頼情報
62を生成する(ステップS83)。すなわち、インタ
ーネット受付部41は、受付番号をユニークな番号とな
るように採番し、採番した受付番号、ステップS81に
て受信した企業ID、現在日付・時刻、及び受信した依
頼データから、処理依頼情報62を生成する。その際、
承認年月日・時刻、及び否認年月日・時刻には、意味を
持たない値として予め定められた「NULLコード」等
を初期値として設定する。インターネット受付部41
は、生成した処理依頼情報62を入力データ登録DB4
3に記憶する。
【0084】インターネット受付部41は、承認受付部
144に対して、処理依頼情報62を生成する際に採番
した受付番号等を、受付情報受信端末113に送信する
ように指示する(ステップS84)。すなわち、インタ
ーネット受付部41は、顧客DB142に記憶されてい
る該当する顧客情報161のファクシミリ番号、処理依
頼情報62の入力データ、及び採番した受付番号を承認
受付部144に送信すると共に、承認受付部144に対
して、入力データ及び受付番号を受付情報受信端末11
3に送信するように指示する。承認受付部144は、備
えたファクシミリ送信装置から電話網3を介して受付情
報受信端末113に受付番号等のファクシミリ信号を送
信する。
【0085】受付情報受信端末113は、承認受付部1
44から送られた入力データ及び受付番号のファクシミ
リ信号を受信し、所定の用紙に受付番号等の画像をプリ
ントする(ステップS74)。
【0086】以上説明したように、依頼データ送信処理
及び依頼データ受信処理により、依頼者が処理依頼端末
11から入力した振込、振り替え、定期入金、及び諸届
け等の依頼データは、インターネット2を介してインタ
ーネット受付部41に送られる。インターネット受付部
41は、受信した依頼データ等から処理依頼情報62を
生成して入力データ登録DB43に記憶する。承認受付
部144は、受付情報受信端末113に受付番号等を送
信する。受付情報受信端末113は、承認受付部144
から送られた受付番号等のファクシミリ信号を受信し、
所定の用紙にプリントする。
【0087】この受付番号は、承認受付部144にて依
頼者及び承認端末12の有効性等を判別するために使用
される。すなわち依頼者は、この受付番号を承認端末1
2から電話網3を介して承認受付部44に送信し、自己
及び承認端末12の有効性を示すと共に、処理依頼端末
11から送った依頼データの承認等を行う。以下、依頼
データの承認等を行う依頼データ認否処理について、図
10を参照して説明する。図10は、この処理依頼シス
テムの依頼承認部104が行う依頼データ認否処理を説
明するフローチャートである。図10に示す依頼データ
認否処理は、依頼者が承認端末12から承認受付部14
4が備えたPBX等の加入番号に向けて電話をかけるこ
とにより開始する。
【0088】承認受付部144は、暗証番号及び受付番
号等のチェックを行う(ステップS91)。すなわち、
承認受付部144は、承認端末12との回線接続時に、
発信者番号情報を取得して承認端末12を特定し、承認
用顧客DB45に記憶されている該当する承認用顧客情
報63を検索する。承認受付部144は、検索した承認
用顧客情報63から、依頼者が承認端末12の所定のプ
ッシュボタンを押下して入力した暗証番号の有効性を判
別する。また、承認受付部144は、インターネット受
付部41に対して、依頼者が承認端末12の所定のプッ
シュボタンを押下して入力した受付番号の有効性の判別
を依頼する。インターネット受付部41により、受付番
号の有効性が判別されると、承認受付部144は、入力
データ登録DB43に記憶されている該当する処理依頼
情報62の入力データを取得し、取得した入力データの
集計である依頼件数及び依頼金額を発する音声メッセー
ジを承認端末12に向けて出力する(ステップS9
2)。
【0089】承認受付部144は、依頼者が承認端末1
2の依頼データの承認指示または否認指示を定めたプッ
シュボタンを押下することにより発生したPB信号を取
得する(ステップS93)。承認受付部144は、取得
したPB信号が依頼データの承認指示を示すPB信号で
あるか否かを判別する(ステップS94)。
【0090】承認受付部144は、依頼データの承認指
示を示すPB信号を取得したと判別した場合に、承認情
報を記録する(ステップS95)。すなわち、承認受付
部144は、インターネット受付部41に対して、入力
データ登録DB43における該当する処理依頼情報62
の承認年月日・時刻を更新するように指示する。該当す
る処理依頼情報62は、インターネット受付部41によ
り、承認年月日・時刻に現在日付及び現在時刻が書き込
まれ、記憶される。承認年月日・時刻が書き込まれた処
理依頼情報62は、勘定系システム5における日次バッ
チ処理等の入力データとして抽出され、勘定系システム
5により処理依頼情報62の入力データの内容に従っ
て、振込、振り替え、定期入金、及び諸届け等の実処理
がなされる。
【0091】一方、依頼データの否認指示を示すPB信
号を取得したと判別した場合に、承認受付部144は、
否認情報を記録する(ステップS96)。すなわち、承
認受付部144は、入力データ登録DB43における該
当する処理依頼情報62の否認年月日・時刻を更新する
ように指示する。
【0092】承認受付部144は、受付番号及び承認/
否認取得結果を受付情報受信端末113に送信する(ス
テップS97)。すなわち、承認受付部144は、イン
ターネット受付部41から、顧客DB142に記憶され
ている該当する顧客情報161のファクシミリ番号を取
得し、受付番号及びステップS94における承認指示又
は否認指示の取得結果を受付情報受信端末113に送信
する。
【0093】以上説明したように、入力データ登録DB
43に記憶されているインターネット2を介して取得し
た処理依頼情報62の承認を、電話網3を介して受け
る。この結果、インターネット等の開放されたネットワ
ークを介して取得した処理依頼データの承認をその依頼
者から確実に得ることができる。
【0094】上記の第2の実施の形態にかかる処理依頼
システムでは、インターネット受付部41により処理依
頼情報62の作成時に採番された受付番号を、承認受付
部144がファクシミリ信号にて受付情報受信端末11
3に送信したが、承認受付部144が音声メッセージに
て承認端末12に送信してもよい。
【0095】上記第2の実施の形態にかかる処理依頼シ
ステムは、依頼データ認否処理において、依頼者が承認
端末12より承認受付部144に電話をかけて依頼デー
タの承認を行ったが、承認受付部144から承認端末1
2に電話をかけて依頼データの承認を依頼者に対して行
ってもよい。
【0096】なお、この発明のシステムは、専用のシス
テムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実
現可能である。例えば、コンピュータに上述のいずれか
の処理を実行するためのプログラムを格納した媒体(フ
ロッピーディスク、CD−ROM等)から該プログラム
をインストールすることにより、上述の処理を実行する
処理依頼システムを構成することができる。
【0097】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための媒体は、通信媒体(通信回線、通信ネットワー
ク、通信システムのように、一時的かつ流動的にプログ
ラムを保持する媒体)でも良い。例えば、通信ネットワ
ークの掲示板(BBS)に該プログラムを掲示し、これ
をネットワークを介して配信してもよい。そして、この
プログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケー
ションプログラムと同様に実行することにより、上述の
処理を実行することができる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インターネットを等の開放されたネットワークを介して
取得した処理依頼データの承認をその依頼者から確実に
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る処理依頼シス
テムの構成を示す模式図である。
【図2】(a)が顧客DBに記憶された複数の顧客情報
を示す模式図であり、(b)が入力データ登録DBに記
憶された複数の処理依頼情報を示す模式図である。
【図3】承認用顧客DBに記憶された複数の承認用顧客
情報を示す模式図である。
【図4】(a)が依頼データ送信処理を説明するフロー
チャートであり、(b)が依頼データ受信処理を説明す
るフローチャートである。
【図5】第1の実施の形態にかかる依頼データ認否処理
を説明するフローチャートである。
【図6】第1の実施の形態にかかる依頼データ認否処理
の変形例を説明するフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る処理依頼シス
テムの構成を示す模式図である。
【図8】顧客DBに記憶された複数の顧客情報を示す模
式図である。
【図9】(a)が依頼データ送信処理を説明するフロー
チャートであり、(b)が依頼データ受信処理を説明す
るフローチャートである。
【図10】第2の実施の形態にかかる依頼データ認否処
理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 処理依頼部 2 インターネット 3 電話網 4 依頼承認部 5 勘定系システム 11 処理依頼端末 12 承認端末 41 インターネット受付部 42 顧客DB 43 入力データ登録DB 44 承認受付部 45 承認用顧客DB 61 顧客情報 62 処理依頼情報 63 承認用顧客情報 101 処理依頼部 113 受付情報受信端末 104 依頼承認部 142 顧客DB 144 承認受付部 161 顧客情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA05 BB46 CC01 CC36 DD01 DD05 EE05 FF02 FF03 FF04 FF06 FF09 GG02 GG04 GG07 5B055 BB20 CB03 CB09 EE02 EE03 EE06 EE12 EE25 EE27 FA01 HA04 HC03 HC04 JJ05 LL02 LL05 MM04 MM20 NA05 PA02 PA05 5K024 AA61 AA75 BB04 CC01 CC09 DD01 EE01 EE06 FF03 GG01 GG06 5K101 KK17 LL02 MM04 MM06 MM07 NN02 NN03 NN22 PP04 RR21 TT02 UU03 9A001 CC02 EE01 JJ65 KK58 LL03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のネットワークを介して接続された処
    理依頼端末から送られた依頼情報を受信する依頼情報受
    信手段と、 前記依頼情報受信手段が受信した依頼情報を特定する受
    付情報を生成する受付情報生成手段と、 前記受付情報生成手段が生成した受付情報を前記処理依
    頼端末に送信する送信手段と、 第2のネットワークを介して接続された承認端末から送
    られた承認情報を受信する承認情報受信手段と、 前記承認情報受信手段にて受信した承認情報と前記受付
    情報生成手段が生成した受付情報とが実質的に同一であ
    る場合に、前記依頼情報受信手段が受信した依頼情報が
    有効であることを判別する有効性判別手段と、 を備えることを特徴とするデータ承認装置。
  2. 【請求項2】通信ネットワークを介して接続された処理
    依頼端末から送られた依頼情報を受信する依頼情報受信
    手段と、 前記依頼情報受信手段が受信した依頼情報を特定する受
    付情報を生成する受付情報生成手段と、 前記依頼情報受信手段が受信した依頼情報及び前記受付
    情報生成手段が生成した受付情報を記憶する記憶手段
    と、 前記受付情報生成手段が生成した受付情報を前記処理依
    頼端末に送信する送信手段と、 電話回線網を介して接続された承認端末から送られた承
    認情報を受信する承認情報受信手段と、 前記承認情報受信手段にて受信した承認情報と前記記憶
    手段に記憶された受付情報とが実質的に同一である場合
    に、前記記憶手段に記憶された対応する依頼情報が有効
    であることを判別する有効性判別手段と、 を備えることを特徴とするデータ承認装置。
  3. 【請求項3】通信ネットワークを介して接続された処理
    依頼端末から送られた依頼情報を受信する依頼情報受信
    手段と、 前記依頼情報受信手段が受信した依頼情報を特定する受
    付情報を生成する受付情報生成手段と、 前記依頼情報受信手段が受信した依頼情報及び前記受付
    情報生成手段が生成した受付情報を記憶する記憶手段
    と、 電話回線網を介して接続された承認端末に前記受付情報
    生成手段が生成した受付情報を送信する送信手段と、 前記承認端末から送られた承認情報を受信する承認情報
    受信手段と、 前記承認情報受信手段にて受信した承認情報と前記記憶
    手段に記憶された受付情報とが実質的に同一である場合
    に、前記記憶手段に記憶された対応する依頼情報が有効
    であることを判別する有効性判別手段と、 を備えることを特徴とするデータ承認装置。
  4. 【請求項4】前記受付情報生成手段は、前記依頼情報受
    信手段が受信した依頼情報を特定するために少なくとも
    所定の数字の組み合わせからなる受付情報を生成し、 前記記憶手段は、前記依頼情報受信手段が受信した依頼
    情報、該依頼情報の承認を識別するための承認情報、及
    び前記受付情報生成手段が生成した受付情報を記憶し、 前記承認情報受信手段は、前記承認端末からプッシュボ
    タン信号にて送られた所定の数字の組み合わせからなる
    承認情報を受信し、 前記有効性判別手段は、前記承認情報受信手段にて受信
    した承認情報と前記記憶手段に記憶された受付情報とが
    実質的に同一である場合に、前記記憶手段に記憶された
    依頼情報の承認情報を承認済みとする、 ことを特徴とする請求項2又は3に記載のデータ承認装
    置。
  5. 【請求項5】前記有効性判別手段により前記依頼情報受
    信手段が受信した依頼情報が有効であると判別された場
    合に、所定の金融取引処理を行う金融処理システムに前
    記記憶手段に記憶された対応する依頼情報を供給する依
    頼情報供給手段を備えることを特徴とする請求項2、3
    又は4に記載のデータ承認装置。
  6. 【請求項6】所定の処理を依頼する依頼情報を通信ネッ
    トワークを介して依頼先に送信する依頼情報送信手段
    と、 前記依頼情報送信手段から送信された依頼情報を受信す
    る依頼情報受信手段と、 前記依頼情報受信手段が受信した依頼情報を特定する受
    付情報を生成する受付情報生成手段と、 前記受付情報生成手段が生成した受付情報を通信ネット
    ワークを介して依頼元に送信する受付情報送信手段と、 前記受付情報送信手段から送られた受付情報を受信する
    受付情報受信手段と、 前記受付情報受信手段が受信した受付情報と実質的に同
    一となる承認情報を電話回線網を介して依頼先に送信す
    る承認情報送信手段と、 前記承認情報送信手段から送られた承認情報を受信する
    承認情報受信手段と、 前記承認情報受信手段にて受信した承認情報と前記受付
    情報生成手段が生成した受付情報とが実質的に同一であ
    る場合に、前記依頼情報受信手段が受信した依頼情報が
    有効であることを判別する有効性判別手段と、 を備えることを特徴とする処理依頼システム。
  7. 【請求項7】所定の処理を依頼する依頼情報を通信ネッ
    トワークを介して依頼先に送信する依頼情報送信手段
    と、 前記依頼情報送信手段から送信された依頼情報を受信す
    る依頼情報受信手段と、 前記依頼情報受信手段が受信した依頼情報を特定する受
    付情報を生成する受付情報生成手段と、 前記受付情報生成手段が生成した受付情報を電話回線網
    を介して依頼元に送信する受付情報送信手段と、 前記受付情報送信手段から送られた受付情報を受信する
    受付情報受信手段と、 前記受付情報受信手段が受信した受付情報と実質的に同
    一となる承認情報を電話回線網を介して依頼先に送信す
    る承認情報送信手段と、 前記承認情報送信手段から送られた承認情報を受信する
    承認情報受信手段と、 前記承認情報受信手段にて受信した承認情報と前記受付
    情報生成手段が生成した受付情報とが実質的に同一であ
    る場合に、前記依頼情報受信手段が受信した依頼情報が
    有効であることを判別する有効性判別手段と、 を備えることを特徴とする処理依頼システム。
  8. 【請求項8】通信ネットワークを介して接続された処理
    依頼端末から送られた依頼情報を受信する依頼情報受信
    ステップと、 前記依頼情報受信ステップにて受信した依頼情報を特定
    する受付情報を生成する受付情報生成ステップと、 前記受付情報生成ステップにて生成された受付情報を前
    記処理依頼端末に送信する送信ステップと、 電話回線網を介して接続された承認端末から送られた承
    認情報を受信する承認情報受信ステップと、 前記受付情報受信ステップにて受信した承認情報と前記
    受付情報生成ステップにて生成された受付情報とが実質
    的に同一である場合に、前記依頼情報受信ステップにて
    受信した依頼情報が有効であることを判別する有効性判
    別ステップと、 を備えることを特徴とするデータ承認方法。
  9. 【請求項9】通信ネットワークを介して接続された処理
    依頼端末から送られた依頼情報を受信する依頼情報受信
    ステップと、 前記依頼情報受信ステップにて受信した依頼情報を特定
    する受付情報を生成する受付情報生成ステップと、 電話回線網を介して接続された承認端末に前記受付情報
    生成ステップにて生成された受付情報を送信する送信ス
    テップと、 前記承認端末から送られた承認情報を受信する承認情報
    受信ステップと、 前記承認情報受信ステップにて受信した承認情報と前記
    受付情報生成ステップにて生成された受付情報とが実質
    的に同一である場合に、前記依頼情報受信ステップにて
    受信した依頼情報が有効であることを判別する有効性判
    別ステップと、 を備えることを特徴とするデータ承認方法。
  10. 【請求項10】コンピュータをデータ承認装置として機
    能させるプログラムを記録するコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体であって、 通信ネットワークを介して接続された処理依頼端末から
    送られた依頼情報を受信する依頼情報受信ステップと、
    前記依頼情報受信ステップにて受信した依頼情報を特定
    する受付情報を生成する受付情報生成ステップと、前記
    受付情報生成ステップにて生成された受付情報を前記処
    理依頼端末に送信する送信ステップと、電話回線網を介
    して接続された所定の承認端末から送られた承認情報を
    受信する承認情報受信ステップと、前記受付情報受信ス
    テップにて受信した承認情報と前記受付情報生成ステッ
    プにて生成された受付情報とが実質的に同一である場合
    に、前記依頼情報受信ステップにて受信した依頼情報が
    有効であることを判別する有効性判別ステップとを実現
    するプログラムを記憶することを特徴とする記録媒体。
  11. 【請求項11】コンピュータをデータ承認装置として機
    能させるプログラムを記録するコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体であって、 通信ネットワークを介して接続された処理依頼端末から
    送られた依頼情報を受信する依頼情報受信ステップと、
    前記依頼情報受信ステップにて受信した依頼情報を特定
    する受付情報を生成する受付情報生成ステップと、電話
    回線網を介して接続された承認端末に前記受付情報生成
    ステップにて生成された受付情報を送信する送信ステッ
    プと、前記承認端末から送られた承認情報を受信する承
    認情報受信ステップと、前記承認情報受信ステップにて
    受信した承認情報と前記受付情報生成ステップにて生成
    された受付情報とが実質的に同一である場合に、前記依
    頼情報受信ステップにて受信した依頼情報が有効である
    ことを判別する有効性判別ステップとを実現するプログ
    ラムを記憶することを特徴とする記録媒体。
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