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JP2000164315A - ワイヤーハーネスの製造における自動圧接方法及びその装置 - Google Patents

ワイヤーハーネスの製造における自動圧接方法及びその装置

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Publication number
JP2000164315A
JP2000164315A JP10337042A JP33704298A JP2000164315A JP 2000164315 A JP2000164315 A JP 2000164315A JP 10337042 A JP10337042 A JP 10337042A JP 33704298 A JP33704298 A JP 33704298A JP 2000164315 A JP2000164315 A JP 2000164315A
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JP
Japan
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wire
machine
press
connector
pressure welding
Prior art date
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Pending
Application number
JP10337042A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Suzuki
俊秋 鈴木
Kenji Hashimoto
賢司 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Harness System Technologies Research Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication of JP2000164315A publication Critical patent/JP2000164315A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャッキングした電線の数に関係なく、安定
した圧接作用を行う。 【解決手段】 レールL上をコネクタハウジングC付き
のパレットPを移行させ、そのハウジングCに端子挿入
A、電線aの圧接B及び圧接状態の検査E及びハウジン
グCの組立を行う。電線調尺送り出し機40から所要本
数の電線aを送り出し、それ(一端)をチャッキング5
3して一の圧接機30に移行させて圧接する。その圧接
時、チャッキングする各電線の把持力が圧接に最良の値
になるようにする。また、パレットPを左右に動かし
て、所要のハウジングC及び所要の端子に圧接する。電
線aの他端は圧接機20によって、同様に圧接するとと
もに、電線aを切断する。この作用を繰り返して、所要
本数の電線aの両端をコネクタCに圧接したワイヤーハ
ーネスを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用などの
ワイヤーハーネス、すなわち複数の電線を並列し、その
各電線の両端をそれぞれコネクタに圧接したワイヤーハ
ーネスを製造する際、前記各電線端をチャックに同時に
把持し、そのチャックに各電線端に対応する圧接刃を選
択的に挿通させて各電線端をコネクタに圧接する自動圧
接方法及びその自動圧接装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、図14に示すように、自動車用
ワイヤーハーネスWは、複数のコネクタC1 、C2 、C
3 (総称符号C)に電線aを接続したものであり、近
年、その電線aのコネクタCへの接続には作業性の点か
ら圧接接続(以下、圧接という)が多用されている。
【0003】このため、本願出願人は、特開平10−9
7888号(公報1)において、電線aを確実にコネク
タのスロット(圧接端子)に圧入するための電線及び圧
接刃のガイドを、特開平10−106374号公報(公
報2)において、並列された任意の電線を所要のコネク
タの所要の圧接端子に圧接し得るように、複数の圧接刃
を任意に作動し得る技術を、特開平10−154423
号(公報3)及び特開平10−212068号公報(公
報4)において、複数本の電線から圧接する(配索す
る)電線を任意に送り出す技術を、特開平10−241
473号公報(公報5)において、移動パレット上にコ
ネクタを載置し、そのパレットを移動させて、圧接機に
対し、所要のコネクタ及び所要の圧接端子を対応させ、
図14に示す等の配索態様の圧接を行い得る技術を、そ
れぞれ提案した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記ワイヤーハーネス
の製造における技術開発において、例えば、後述の実施
例のように、複数の電線端をチャックによって同時に把
持し、そのチャックを圧接位置等に各電線を引き出しな
がら移行させる場合がある。このとき、その移行時に把
持した電線がチャックから外れないようにするととも
に、圧接時に電線をチャック内に位置決めする必要か
ら、各電線をある程度の力で把持する(している)必要
がある。一方、一定の力で把持した各電線を圧接刃で圧
接する際、その把持力がチャッキング電線の数に関係な
く、一定であると、各電線個々の把持力が変動して、そ
の圧接作用が円滑になされず、不良品が出易い。
【0005】この発明は、以上の点に留意し、チャッキ
ングしている電線の数に関係なく、安定した圧接作用を
得るようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、この発明は、チャッキングした電線の数に関係な
く、圧接時の圧接される各電線の把持力がそれぞれ一定
となるようにしたのである。その一定の把持力を、実験
等によって最適な圧接作用が行われる値に設定しておけ
ば、各電線が最良の状態で圧接される。
【0007】この解決手段の具体的構成としては、複数
の電線を並列し、その各電線の両端をそれぞれコネクタ
に圧接したワイヤーハーネスを製造する際、前記各電線
端をチャックに同時に把持し、そのチャックに各電線端
に対応する圧接刃を選択的に挿通させて各電線端をコネ
クタに圧接する自動圧接装置において、前記チャック
は、上下面に開口する上下スリット及びその上下スリッ
トに直交して前後面に開口する横スリットを有するガイ
ドと、横スリットに対応するスリットを有するスライド
板とから成り、前記上下スリットに圧接機の圧接刃が挿
通し、横スリット及びスライド板のスリットには前記電
線が挿通し、ガイドの横スリットとスライド板のスリッ
トの対応度合の調節により電線を把持してチャッキング
するものであり、前記スライド板の把持力を電線の数に
応じ調整して圧接される電線の把持力が一定となるよう
にした構成を採用し得る。
【0008】この構成では、各電線端を選択的に所要の
コネクタの所要の圧接端子に圧接し得るので、図14に
示す、複数のコネクタCに、電線aがクロス状態で圧接
されるような種々の態様のワイヤーハーネスWを容易か
つ円滑に得ることができる。
【0009】上記把持力の調整は、上記スライド板の把
持力をエアシリンダにより付与し、そのエアシリンダへ
の空気圧を、チャッキングしている電線の数に応じて調
節して行うことができる。
【0010】また、この自動圧接機の生産性を高めた構
成としては、架台上のレールに前記コネクタが配置され
るパレットを移動自在に設けるとともに、前記レールに
沿って対の圧接機を設けて、前記パレットを両圧接機間
をその圧接部にコネクタが臨むように移動可能とし、前
記両圧接機の一方に電線調尺送り出し機及び電線切断機
を付設するとともに、電線チャックを先端に有してその
チャックを両圧接機間に往復移動させるアームを設け、
前記電線調尺送り出し機は、複数の電線を同時にそれぞ
れ所要長さ送り出すものであり、前記両圧接機は、複数
の各電線を選択的に所要のコネクタの所要の圧接端子に
圧接可能なものである構成を採用する。
【0011】この構成では、送り出し前の電線切断端を
上記チャックでチャッキングして、上記電線調尺送り出
し機により電線を調尺送り出しながら前記チャックを他
方の圧接機に導いて、その圧接機により前記電線切断端
をコネクタに圧接し、所要長さ送り出しすれば、その電
線を上記電線切断機で切断するとともに、その切断端を
前記一の圧接機によりコネクタに圧接する。
【0012】上記圧接機の圧接刃は、上記チャックのス
リットに入って電線を圧接する刃とチャックから導出さ
れた電線に当接する押え刃とから成り、この押え刃によ
り、圧接と同時に電線を押し下げるものとすれば、圧接
につれて電線の圧接部に近い電線部分(押え刃の当接
部)も押し下げられて追従するため、電線圧接部分は円
滑に圧接端子に圧入される。
【0013】上記自動圧接装置は、上記一の圧接機の前
段に上記レールに沿う端子実装機を設けるとともに、他
の圧接機の後段に同じくレールに沿う検査・組立機を設
け、前記端子実装機は、上記コネクタハウジングの任意
のキャビティに圧接端子を挿入可能なものであり、前記
検査・組立機は、電線端の圧接状態の検査を行った後、
良好品のみのコネクタの組立てを行うものである構成と
することができる。
【0014】このようにすれば、ワイヤーハーネスの製
造がより円滑となり、また、不良品の数も極力少なくな
る。また、端子実装機が任意のキャビティに圧接端子を
挿入可能なものであると、電線を圧入しないキャビティ
には端子を挿入することなく、次工程の圧接に移行で
き、部品費用の削減を図り得る。この任意の挿入は、挿
入子の動作を、コネクタの端子態様に応じて制御すれば
よい。因みに、空きキャビティがあるなどの所要の端子
が挿入されたコネクタを別途に用意して圧接工程に送り
込むことは、部品の品番が増加し、管理及び誤品混入の
恐れがある。電線端の圧接状態の検査には、圧接端子へ
の圧入電線の有無、先端出代、バレル部のカシメ度合
(状態)等がある。
【0015】
【実施の形態】図1に一実施形態の全体斜視図を示し、
架台H上にレールLが設けられ、このレールLに沿って
端子実装機A、電線圧接装置B、検査・組立機E及びコ
ネクタCのセッティッング部Dが設けられている。この
実施形態は、図13に示す、アッパーコネクタハウジン
グC21とロワーコネクタハウジングC22からなるコネク
タC2 のそれぞれのハウジングC21、C22に、図12に
示すように電線aを圧接した後、図13のごとく、両ハ
ウジングC21、C22を嵌合して、図14に示すワイヤー
ハーネスWを作るものである。そのワイヤーハーネスW
のコネクタC1 、C2 、C3 は、C2 、C3 が図13に
示すものであり、C1 は端子数(キャビティ数)が一つ
多いものである。端子tは所要数がハウジングのキャビ
ティsに挿入される。アッパーコネクタハウジング
11、C21、C31の上蓋は繋ぎnを切断して、図13
(a)の矢印のごとく反転することにより、同図(b)
のごとく本体に嵌合する(詳細は、特願平9−1453
28号を参照のこと)。
【0016】各コネクタ(ハウジング)Cは、セッティ
ング部Dにおいて、ストッカーQから、人手によって、
図12に示すパレットPの凹部に嵌合(配置)されて、
図示しないリフター及びコンベアによって、図1の矢印
のごとく、架台H内を通って端子実装機Aに至る。端子
実装機Aに至ったパレットPは、端子実装機A、電線圧
接装置B及び検査・組立機Eに対応するレールLに沿っ
て設けたそれぞれのボールねじ式搬送機(図示せず)に
よって、所要量送られるとともに次段に渡される。圧接
及び検査工程ではパレットPの往復動が行われる。
【0017】端子実装機Aは、端子リール10と端子切
断・挿入ユニット11とから成り、端子tが並列して帯
状に連結された端子帯がリール10からユニット11に
送り込まれ、ユニット11において、各端子tに切り離
されるとともに、パレットP上のハウジングCの所要の
キャビティsに挿入される。その挿入されるキャビティ
sは予め設定されており、パレットPの動きによって決
定される。端子挿入が終われば、パレットPは次工程の
電線圧接装置Bに移行される。
【0018】電線圧接装置Bは、2台の圧接機20、3
0と、一方の圧接機20に付設された電線調尺送り出し
機40及び電線移載旋回ユニット50とから成る。電線
調尺送り出し機40は、電線ブレーキユニット41、電
線送り量検出エンコーダユニット42、電線フィードユ
ニット43とから成り、所要数、所要色の電線aが所要
長さ一の圧接機20に送り出される(この電線調尺送り
出し機の詳細は、上記公報3、4参照)。
【0019】一の圧接機20は、図2乃至図5にその詳
細を示し、サーボモータ21によって任意の圧接刃22
を昇降させて電線aをハウジングC内の端子tに圧接す
る。この圧接機20の構成及び作用は上記公報2を参照
のこと。複数の圧接刃22の下方には電線ガイド23が
昇降自在に設けられており、このガイド23は、圧接刃
22が挿通する上下方向のスリット24とそのスリット
24に直交して前後面に開口する横スリット25を有
し、上昇した状態で、上記電線調尺送り出し機40から
所要数の電線aが送り込まれる。このガイド23の前面
には昇降自在な電線揃え具26が設けられており、下降
することによりガイド23内に挿通された電線aを揃え
る。ガイド23と揃え具26は圧接と同時(圧接刃22
の下降と同時)に下降する。なお、ガイド23について
は、後述のチャック53の構成とほぼ同一であり、その
図8及び公報1を参照のこと。
【0020】他方の圧接機30は、図6、7に示すよう
に2台備えられており、ともに上述の一の圧接機20と
構成作用は同じである。すなわち、サーボモータ31に
よって任意の圧接刃32が昇降して圧接を行う。2台設
けたのは、コネクタCの端子形状・配置の異なるものに
より対応し易くするためである。例えば、圧接刃32の
形状等が異なったものである。この両圧接機30、30
は図6の矢印のごとくスライドさせることによりパレッ
トP(ハウジングC)の圧接位置に対応させる。各圧接
機20、30には圧接下死点ストロークセンサー27、
37が設けられて、所要の圧接深さになるようになって
いる。
【0021】電線移載旋回ユニット50は、モータ51
により180度往復旋回するアーム52の先端にチャッ
ク53を設けたものである。このチャック53は、図
8、9に示すように、上下方向のスリット54とそれに
直交して前後面に開口するスリット55を有するガイド
56と、そのガイド56に嵌まってスリット57を有す
るスライド板58とから成る。スライド板58は、エア
シリンダ59により図8矢印のごとく進退し、図9
(b)のごとく、ガイド56とで電線aを把持してチャ
ッキングする。
【0022】エアシリンダ59には、図10(a)に示
すように切換弁60を介して電・空レギュレータ61が
接続されており、このレギュレータ61に一定圧の圧縮
空気源62が接続されている。レギュレータ61は、同
図(b)に示すように、印加電圧に応じて切換弁60に
送り込む2次空気圧を調節するものであり、例えば、圧
縮空気源62が8kg/cm2 のとき、同図(b)のよ
うに印加電圧に比例した2次空気圧をエアシリンダ59
に送り込む。このため、チャック53にチャッキングさ
れた電線aの数に応じて、その各電線aの把持力が一定
になるように、例えば、一本でも3本でも各電線aの把
持力が圧接に最良の一定値となるように、制御器63に
よってレギュレータ61は制御される。このエアシリン
ダ59への各印加圧の制御は、図11に示すように、各
電線数に応じた把持力を得る減圧弁641 、642 、6
3 ……を圧縮空気源62に接続し、その各弁641
…の開閉弁651 、652 ……を開閉することによって
行うこともできる。
【0023】圧接刃22、32は、図8に示すように、
電線aを圧接する刃22a、32aとチャック53(ガ
イド23)から突出する電線aに当接する押え刃22
b、32bとから成る。このため、圧接作用につれて、
図示鎖線のごとく、刃22a、32aがスリット54、
24に挿通して、その中の電線aを押圧して圧接する
と、同時に押え刃22b、32bも突出する電線aをそ
の圧接に追従して下方に押し下げて、電線aに屈曲する
などの動きが生じないようにして、円滑な圧接作用を行
う。
【0024】いま、端子実装機AからパレットPが電線
圧接装置Bに送られてくると、図2に示すように、アー
ム52は一つの圧接機20側に旋回して、そのチャック
53がガイド23に沿い、その状態で電線調尺送り出し
機40から、所要の電線aが所要本数ガイド23及びチ
ャック53(スリット25、55)に送り込まれ、その
先端は、後述のチャック53が他の圧接機30に対応し
た時、所要の圧接長さとなるように送り量が決定され
る。送り込まれた電線aは揃え具26によって揃えられ
た後(図3)、エアシリンダ59が作動してスライド板
58により挾持される。
【0025】すると、図4に示すように、アーム52が
他の圧接機30に向かって旋回するとともに、パレット
Pも他の圧接機30に向かう。パレットPは前もって移
行していてもよい。このとき、電線調尺送り出し機40
は、各電線aを所要長さ調尺して送り出す。図6に示す
ように、チャック53が他の圧接機30に沿うと、圧接
機30が作動し、このとき、パレットPが左右動して、
所要のハウジングC及び所要の端子tに電線aのA端が
圧接される。この圧接時は、チャッキングする電線数に
応じて、エアシリンダ59の吸引力が制御されて、常に
最適な把持力の下で圧接が行われる。チャッキングした
全ての電線aのA端の圧接が終了すると、パレットPは
一の圧接機20側に移行する。
【0026】パレットPが圧接機20に対応すると、ガ
イド23とともに圧接刃22が下降するとともに、パレ
ットPが左右動して、所要のハウジングC及び所要の端
子tに電線aのB端が圧接される。このとき、圧接作用
とともに、圧接刃22によって電線aは切断される。こ
のため、この実施形態では、圧接機20が電線切断機を
兼ねている。この切断機は別途に設けてもよい。圧接刃
22による電線切断は公報2参照。
【0027】ガイド23から送り出している全ての電線
aのB端の圧接が終了すると、再び、図2に示すよう
に、アーム53が一の圧接機20側に旋回し、以後、同
様な作用が繰り返されて、ハウジングCに電線aが圧接
される。電線圧接の終了したパレットPは次の検査・組
合機Eに移行する。なお、パレットPを圧接機20、3
0に対して移動させ、電線aをクロス状などに圧接する
作用については公報5を参照のこと。
【0028】検査・組立機Eは、電線aの圧接が終了し
たハウジングCのパレットPが送られてくると、図示し
ないレーザセンサーによってハウジングCに対する端子
tの高さ、電線aの圧接高さ等を検査し、さらに、画像
処理検査器70によって圧接状態、例えば電線出代(長
短)、バレルのカシメ状態などを検査する。不良があれ
ば、その旨を通報し、良好品であれば、図示しない動作
でもって図13に示す作用により、対のハウジングC11
とC12、C21とC22、C31とC32を嵌合させて図14に
示すワイヤーハーネスWを得る。このとき、ストローク
センサー71によってアッパーコネクタハウジング
11、C21、C31の嵌合下孔点が決定される。
【0029】図14で示すワイヤーハーネスWとなった
パレットPはセッティング部Dに移行し、ここで、ワイ
ヤーハーネスWは人によりパレットPから取外され、パ
レットPには新たなハウジングCが配置されて、端子実
装機Aに送られる。以上の作用が繰り返されて、図14
に示すワイヤーハーネスWが連続的に作られる。
【0030】
【発明の効果】この発明は、以上のように、常に一定の
電線把持力の下で圧接作用を行うようにしたので、安定
した圧接作用を行うことができる。
【0031】このとき、押え刃付きの圧接刃及び電線ガ
イドを設ければ、圧接作用の円滑さが増す。また、端子
実装機、検査・組立機を付加すれば、端子実装、検査・
組立も連続した動きによって行うことができ、ワイヤー
ハーネスの製造コストの削減を図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の概略全体斜視図
【図2】同実施形態の要部作用説明図
【図3】同実施形態の要部作用説明図
【図4】同実施形態の要部作用説明図
【図5】図3の電線揃え具を除去した斜視図
【図6】同実施形態の要部作用説明図
【図7】同実施形態の他の圧接機部分の斜視図
【図8】チャック部の斜視図
【図9】(a)は同チャックの分解斜視図、(b)は電
線チャッキング作用説明用切断平面図
【図10】(a)はエアシリンダの制御回路図、(b)
は電・空レギュレータの作用図
【図11】他のエアシリンダの制御回路図
【図12】パレット部の斜視図
【図13】コネクタハウジングの嵌合作用説明斜視図で
あり、(a)は嵌合前、(b)は嵌合後
【図14】ワイヤーハーネスの一例の斜視図
【符号の説明】
A 端子実装機 B 電線圧接装置 C、C1 、C2 、C3 、C11、C12、C21、C22
31、C32 コネクタハウジング(コネクタ) D コネクタセッティング部 E 検査・組立機 H 架台 L レール P パレット W ワイヤーハーネス a 電線 11 端子切断・挿入ユニット 20、30 圧接機 21、31 サーボモータ 22、32 圧接刃 22a、32a 電線圧接刃 22b、32b 押え刃 23 ガイド 24 ガイドの上下方向スリット 25 ガイドの横スリット 26 電線揃え具 40 電線調尺送り出し機 50 電線移載旋回ユニット 52 アーム 53 チャック 54 チャックの上下方向スリット 55 チャックの横方向スリット 56 ガイド 57 スライド板スリット 58 スライド板 59 エアシリンダ 60 切換弁 61 電・空レギュレータ 62 圧縮空気源 63 制御器 641 、642 …… 減圧弁 651 、652 …… 開閉弁
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 俊秋 名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会 社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 橋本 賢司 四日市市西末広町1番14号 住友電装株式 会社内 Fターム(参考) 5E051 JA01 JA07 JB03 5E063 HA01 HB12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電線aを並列し、その各電線aの
    両端をそれぞれコネクタCに圧接したワイヤーハーネス
    Wを製造する際、前記各電線端をチャック53に同時に
    把持し、そのチャック53に各電線端に対応する圧接刃
    32を選択的に挿通させて各電線端をコネクタCに圧接
    する自動圧接方法であって、 上記圧接時の圧接される各電線aの把持力がそれぞれ一
    定となるようにしたことを特徴とするワイヤーハーネス
    の製造における自動圧接方法。
  2. 【請求項2】 複数の電線aを並列し、その各電線aの
    両端をそれぞれコネクタCに圧接したワイヤーハーネス
    Wを製造する際、前記各電線端をチャック53に同時に
    把持し、そのチャック53に各電線端に対応する圧接刃
    32を選択的に挿通させて各電線端をコネクタCに圧接
    する自動圧接装置であって、 上記チャック53は、上下面に開口する上下スリット5
    4及びその上下スリット54に直交して前後面に開口す
    る横スリット55を有するガイド56と、横スリット5
    5に対応するスリット57を有するスライド板58とか
    ら成り、前記上下スリット54に圧接機30の圧接刃3
    2が挿通し、横スリット55及びスライド板58のスリ
    ット57には上記各電線が挿通し、チャック53の横ス
    リット55とスライド板58のスリット57の対応度合
    の調節により電線aを把持してチャッキングするもので
    あり、 上記スライド板58の把持力を電線aの数に応じ調整し
    て圧接される各電線aの把持力が一定となるようにした
    ことを特徴とするワイヤーハーネスの製造における自動
    圧接装置。
  3. 【請求項3】 上記スライド板58の把持力をエアシリ
    ンダ59により付与し、そのエアシリンダ59への空気
    力を、チャッキングしている電線aの数に応じて調節し
    て、圧接される各電線aの把持力が一定となるようにし
    たことを特徴とする請求項2に記載のワイヤーハーネス
    の製造における自動圧接装置。
  4. 【請求項4】 上記圧接機30の圧接刃32は、上記チ
    ャック53のスリット55に入って電線aを圧接する刃
    32aとチャック53から導出された電線aに当接する
    押え刃32bとから成り、その押え刃32bにより、圧
    接と同時に電線aを押し下げることを特徴とする請求項
    2又は3に記載のワイヤーハーネスの製造における自動
    圧接装置。
  5. 【請求項5】 架台H上のレールLに上記コネクタCが
    配置されるパレットPを移動自在に設けるとともに、前
    記レールLに沿って対の圧接機20、30を設けて、前
    記パレットPを両圧接機20、30間をその圧接部にコ
    ネクタCが臨むように移動可能とし、 上記両圧接機20、30の一方に電線調尺送り出し機4
    0及び電線切断機を付設するとともに、上記チャック5
    3を先端に有してそのチャック53を両圧接機20、3
    0間に往復移動させるアーム52を上記架台Hに設け、 送り出し前の電線切断端を上記チャック53でチャッキ
    ングして、上記電線調尺送り出し機40により電線aを
    送り出しながら上記アーム52により前記チャック53
    を他方の圧接機30に導いて、その圧接機30により前
    記電線切断端をコネクタCに圧接し、所要長さ送り出し
    すれば、その電線aを上記電線切断機で切断するととも
    に、その切断端を前記一の圧接機20によりコネクタC
    に圧接することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか
    一つに記載のワイヤーハーネスの製造における自動圧接
    装置。
  6. 【請求項6】 上記一の圧接機20の前段に上記レール
    Lに沿う端子実装機Aを設けるとともに、他の圧接機3
    0の後段に同じくレールLに沿う検査・組立機Eを設
    け、前記端子実装機Aは、上記コネクタハウジングCの
    任意のキャビティsに圧接端子tを挿入可能なものであ
    り、前記検査・組立機Eは、電線端の圧接状態の検査を
    行った後、コネクタCの組立てを行うものであることを
    特徴とする請求項5に記載の自動圧接装置。
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