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JP2000037915A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

Info

Publication number
JP2000037915A
JP2000037915A JP22236198A JP22236198A JP2000037915A JP 2000037915 A JP2000037915 A JP 2000037915A JP 22236198 A JP22236198 A JP 22236198A JP 22236198 A JP22236198 A JP 22236198A JP 2000037915 A JP2000037915 A JP 2000037915A
Authority
JP
Japan
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sheet
recording
paper
type
distance
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22236198A
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English (en)
Inventor
Shinya Matsui
真也 松井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートの種類に応じた処理速度で記録動作を
行ない、処理速度の向上を図った記録装置を提供する。 【解決手段】 給紙ローラ2で搬送された記録用紙(シ
ート)は、給紙ユニット1の近傍に設けられた用紙種別
検出センサー3を通過し、この用紙種別検出センサー3
によって、記録用紙の拡散反射率を検出して用紙の種別
を判別し、用紙の種別に応じて、次の記録用紙の給送タ
イミングを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット方
式によりシート上に画像を記録する記録装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のインクジェット方式
の記録装置は、積載された用紙(シート)を順次給送し
て、画像を記録する装置であり、積載した用紙から1枚
ずつ用紙を引き出して記録部の紙搬送部に送り、記録を
行う記録装置の構成は、各種形態が実施あるいは提案さ
れている。
【0003】また、用紙位置検出手段と給紙動作の関係
についての制御や、例えば特開平09−297437号
公報など開示されている用紙種別検出手段の構成や、そ
の検出方法などについても、種々の提案がされている。
【0004】また、インクジェット記録の場合、インク
ジェット記録用紙の種類によってインクの定着時間が大
きく異なり、従来公知の技術として、定着に時間がかか
るOHPシートなどは、1枚の記録終了後、すぐに次の
記録用紙に記録を行なわずに待ち時間を設けたり、記録
した用紙を記録装置から取り除くまで次の記録をしない
モードをもつ場合がある。
【0005】更に、従来公知の技術である記録する用紙
の種類を用紙種別検出センサーで判別し、その結果に応
じて記録方法、例えば、記録ヘッドのマルチパス記録を
行なうか否かを判断したり、インク量を制御したり、記
録完了後に待機時間を設けるなどの処理を行なう記録装
置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0007】近年、インクや記録方法の進展にともな
い、普通紙などの定着の改善がはかられてきている。
【0008】一方では、上述したように、多種多様なシ
ートが使用されており、定着性の良い(定着時間の短
い)ものや悪い(定着時間の長い)ものに対応できるよ
うに処理するために、定着性の良いシートの場合でも、
処理速度を短くすることがなされていなかった。
【0009】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、シー
トの種類に応じた処理速度で記録動作を行ない、処理速
度の向上を図った記録装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、積載されたシートを給送手段によ
り給送し、給送されたシート上にインクジェット方式に
より画像を記録する記録装置において、給送されるシー
トの種別を検出する種別検出手段を設け、該種別検出手
段による検出結果に基づいて、前記給送手段による後続
のシートの給送タイミングを制御することを特徴とす
る。
【0011】したがって、給送されるシートの種別に応
じた給送タイミングでの給送がなされ、シートの間隔を
シートの種別に応じて適した給送が可能となる。
【0012】画像記録されたインクの定着速度が早い種
類のシートの場合には、先行するシートと後続のシート
との間隔を狭くする給送タイミングで後続のシートを給
送するとよい。
【0013】したがって、インクの定着速度が早い種類
のシートの場合には、処理速度を早くすることが可能と
なる。
【0014】後続のシート先端から該シートの画像記録
領域までの距離をc,記録手段による記録可能領域のう
ち下流側端部から該下流側端部よりも下流であって、か
つ最も手前の搬送部までの距離をd,装置の精度・公差
を考慮した場合の先行するシートと後続のシートとの最
小間隔距離をgと設定した場合に、先行するシートと後
続のシートとの間隔bを、 c>dの場合には、b=g c=dまたはc<dの場合には、b=g+d−c となる給送タイミングで後続のシートを給送するとよ
い。
【0015】ホストから指示されたシートの種類と、前
記種別検出手段による検出結果に基づくシートの種類と
が異なる場合の処理を選択する選択モードを複数備える
とよい。
【0016】前記選択モードは、ホストから指示された
シートの種類に基づいて処理を行なうホスト指示優先モ
ード,種別検出手段による検出結果に基づくシートの種
類に基づいて処理を行なう種別検出手段優先モード,記
録動作を中断する中断モードのうち少なくとも1つを有
するとよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
【0018】図1〜図4を参照して、本発明の実施の形
態に係る記録装置について説明する。
【0019】まず、図1を参照して、記録装置の全体構
成等を説明する。
【0020】図1は本発明の実施の形態に係る記録装置
の模式的断面図である。
【0021】なお、本実施の形態においては、いわゆる
シリアル走査型のインクジェットプリンタを使用して記
録を行う記録装置を例にして説明する。
【0022】図1において、1は給紙ユニット、2は給
送手段としての給紙ローラ、3は種別検出手段としての
用紙種別検出センサー、4はPEレバー、5はPEセン
サー、6はLFローラ、7はピンチローラ、8は記録ヘ
ッド、9はキャリッジ、10は排紙ローラ、11は拍
車、12は給紙ユニット1にストックされた記録用紙
(シート)、13は記録時の記録用紙である。
【0023】給紙ユニット1にストックされた記録用紙
12は、給紙ローラ2が回転して記録装置本体に搬送さ
れる。
【0024】給紙ローラ2で搬送された記録用紙は、給
紙ユニット1の近傍に設けられた用紙種別検出センサー
3を通過する。
【0025】用紙種別検出センサー3は、給紙ローラ2
によって記録用紙が搬送されて始めて記録用紙を検出で
きる位置に位置している。
【0026】ここで、用紙種別検出センサー3は、一般
に反射型の光学センサーを使用しており、用紙の種別に
よって拡散反射率を検出して用紙の種別を判別してい
る。
【0027】また、記録用紙の有無も検出可能である。
【0028】また、用紙種別検出センサーにより、用紙
位置検出手段として併用することは可能であるが、一般
に用紙位置検出手段のものに比較して、正確に用紙の端
部を検出することが難しいため、本実施の形態では、用
紙位置検出手段と用紙種別検出手段を別々に備えてい
る。
【0029】次に、記録用紙の先端は、PEレバー4に
当接し、給紙ローラ2の回転により更に前に搬送され、
PEレバー4は押されて回動して、図中の一点鎖線の状
態になる。
【0030】ここで、PEセンサー5は、透過型フォト
センサーを使用している。
【0031】PEレバー4は、記録用紙が当接するまえ
は、PEセンサー5を遮蔽しているが、記録用紙が搬送
されるとPEレバー4は、図中の一点破線の状態になる
ので、遮蔽が解除され、記録用紙が通過もしくは、存在
していることを検出する。
【0032】このように、PEレバー4とPEセンサー
5により用紙位置検出手段を構成する。
【0033】給紙ローラ2で搬送された記録用紙の先端
は、LFローラ6とピンチローラ7とで搬送される。
【0034】この後給紙ローラ2は、図1に示した状態
に戻り、用紙搬送に関与しなくなる。
【0035】そして、記録ヘッド8を搭載したキャリッ
ジ9が走査しながら、記録用紙に画像を記録し、記録ヘ
ッド8の記録幅に対しての必要量だけ、記録用紙をLF
ローラ6とピンチローラ7とで搬送する。
【0036】記録用紙の後端がLFローラ6とピンチロ
ーラ7から離れると、排紙ローラ10と拍車11で記録
用紙を搬送し、記録用紙を排紙する。
【0037】この動作と並行して、次の記録用紙を給紙
して次の記録を開始する。
【0038】次に、図2を参照して、ホストと記録装置
の関係について説明する。
【0039】記録装置は、ホストからの記録命令によっ
て制御されている。
【0040】記録データとして、画像データ以外に印字
モード(高速、高画質など)、使用記録用紙の種類など
が記録装置に送られてくる。
【0041】本実施の形態では、ホストから、少なくと
も、使用する記録用紙の種類と、ホストで指示した記録
用紙と、記録装置で実際に使用する記録用紙と、が異な
る時の処理の指示を送るようにしている。
【0042】ここで、異なる時の処理の指示(選択モー
ド)として、1)検出結果を無視してホストから指示し
た通りに処理をする(ホスト指示優先モード)、2)検
出結果をホストへ知らせ記録を中断待機し、そのままホ
ストからの指示のままで処理するか検出した記録用紙と
して処理するか判断をユーザに仰ぐ(中断モード)、
3)ホストからの指示を無視して、検出結果にしたがっ
て処理をする(種別検出手段優先モード)の3つの処理
のうちどれかを予め選択しておく。
【0043】例えば、ホストの指示した記録用紙と記録
装置で検出した記録用紙とが異なる時には、図2に示す
ような表示をホストで行なう。
【0044】まず、注意画面を表示し、3つ選択肢
(「用紙を交換する」,「プリンタの紙に合わせて印字
する」,「このままプリントする」)の一つを選んでも
らう。
【0045】この時「用紙を交換する」を選んだ場合
は、検出位置にある用紙を給紙ユニットに戻す動作を記
録装置にさせるようにしておく。
【0046】こうして、「用紙の検出について」の画面
を表示し、「今後も、この警告を表示する」,「今後は
表示せず、プリンタの紙にあわせて印字する」,「今後
は表示せず、このままプリントする」の、どれかを選択
してもらい、選択の指示に従って今後の処理をするよう
にする。
【0047】次に、図3〜図5を参照して、複数枚連続
して記録する場合について説明する。
【0048】1枚目の記録を行なっている時に、LFロ
ーラ6が駆動し、記録用紙を搬送するごとに、用紙種別
検出センサー3は記録している記録用紙の有無を検出す
る。
【0049】この時、記録用紙がないと判断されると、
次のLFローラ6が駆動し、記録用紙を搬送する時に、
給紙ローラ2を駆動させて給紙動作にはいる。
【0050】LFローラ6で搬送する搬送量は、記録装
置が分かっているため、LFローラ6で送る量より少な
い量を給紙ローラ2で給紙を行なう。
【0051】ここで、給紙ローラ2による給紙(給送)
タイミングについて説明する。
【0052】給紙タイミングについては、用紙種別検出
センサー3による検出結果に基づいて、シートの種類に
よって、シートに応じて行なっている。
【0053】すなわち、本実施の形態では、シートへの
インクの定着性(乾く早さ)の差異によって給紙タイミ
ングをとることにより、処理速度の向上を図っている。
【0054】より具体的には、OHPシートのように定
着に時間のかかるシートの場合には、後続のシートの給
送タイミングを遅くして、シート間距離を長くとること
で、先行するシートのインクの定着前に次のシートが重
なって記録画像が汚れるなどの不具合を防止する。
【0055】一方、定着の早いシートの場合には、処理
速度を優先して、後続のシートの給送タイミングを早く
して、シート間距離を短くして、処理速度の向上を図っ
ている。
【0056】以下、処理速度を優先して処理を行なう場
合の給送制御等について説明する。
【0057】記録中の記録用紙(先行のシート)の後端
と次に記録する記録用紙(後続のシート)の先端との距
離(シート間距離)は、使用するヘッドの記録部の最下
流側から、拍車と排紙ローラの当接点(記録部の最下流
側よりも下流側であって、かつ最も手前の搬送部)まで
の距離と、次の記録用紙の先端余白の距離と、の関係で
決めることができる。
【0058】以下、この点について、更に図3と図4を
参照して詳細に説明する。
【0059】図3は、1枚目と2枚目の記録用紙を図示
したもので、aは、1枚目の記録用紙(先行のシート)
内の画像記録領域の上流側端部から記録用紙の上流側端
部(後端)までの距離(後端余白)、bは、1枚目と記
録用紙と2枚目の記録用紙(後続のシート)との記録装
置における距離(紙間距離(シート間距離))、cは、
2枚目の記録用紙の下流側端部(先端)から記録用紙内
の画像記録領域の下流側端部までの距離(先端余白)で
ある。
【0060】なお、図中、便宜的に記録領域を矩形の斜
線で示したが、記録が一様である必要はなく記録が一部
で行われれば、記録領域とみなしている。
【0061】図4は、記録ヘッド近傍の断面図で、d
は、排紙ローラ10と拍車11との接点(最も手前の下
流側搬送部)と、記録ヘッド8で記録可能な記録可能領
域の下流側端部との距離(ヘッド−排紙距離)、eは記
録ヘッド8で記録可能な幅(記録可能領域の幅)、fは
記録ヘッド8で記録可能な記録可能領域の上流側端部の
位置と、LFローラ6とピンチローラ7との接点との距
離である。
【0062】こうした位置関係にある時、1枚目の画像
記録領域の上流側端部の記録をしている状態(記録完了
直後の状態)からこの記録用紙を完全に排出するためま
での記録用紙の移動距離はd+e+aとなる。
【0063】また、1枚目よりbだけ離れている2枚目
の記録用紙が、1枚目の記録完了後から、2枚目の画像
記録領域の下流側端部を記録(記録開始)する位置まで
の移動距離は、e+a+b+cとなる。
【0064】ここで、2枚目の先端余白cがヘッド−排
紙距離dよりも小さい(c<d)装置の場合で、かつ、
紙間距離bが、ヘッド−排紙距離dと2枚目の先端余白
cとの差よりも小さくなるとき(b<d−c)は、1枚
目の記録用紙の後端部が排紙ローラ10から排出される
前に、2枚目の記録用紙の先端部が記録位置まで達する
ことになる(図5(A)参照)。
【0065】このように、1枚目の記録用紙が完全に排
出される前に、2枚目の記録用紙へ記録を開始すると、
1枚目の記録用紙の後端がキャリッジ9に引っ掛かる恐
れがあり、ジャムやキャリッジエラーの原因となる。
【0066】したがって、2枚目の先端余白cがヘッド
−排紙距離dよりも小さい(c<d)ときは、紙間距離
bをヘッド−排紙距離dと2枚目の先端余白cとの差よ
りも大きくする(b>d−c)必要がある(図5(C)
参照)。
【0067】なお、図5(B)には、b=d−cの状態
を示す。
【0068】ところで、処理速度(記録速度)を向上さ
せるためには、bが小さいほど速度が早くなる。
【0069】したがって、b>d−cを満たしつつ、ま
た、装置の機体差や各センサーの検出速度、部品公差な
どを考慮しつつ、bを最適化(最小化)する必要があ
る。
【0070】また、2枚目の先端余白cがヘッド−排紙
距離dよりも大きい(c>d)装置の場合には、紙間距
離bは、理想的には0とすることが可能だが、前述のよ
うに、装置の機体差や各センサーの検出速度、部品公差
などを考慮して、できるだけ小さい値を設定しなければ
ならない。
【0071】以上のことから、装置の精度・公差を考慮
した先行シートと後続のシートとの最小間隔(最小紙間
距離)をgとすると、2枚目の先端余白cがヘッド−排
紙距離dよりも大きい(c>d)装置の場合には、 b=g それ以外(c<dまたはc=d)の装置の場合には、 b=g+d−c を満たすように、後続のシートの給送タイミングをとる
ことで、記録速度(処理速度)を早くすることが可能と
なる。
【0072】次に、給紙動作の詳細な処理(2枚連続し
て記録する場合の処理)について図6を参照して説明す
る。
【0073】図6は、記録用紙の給紙と搬送のみを記載
したフロー図である。
【0074】1枚目の記録を行なっているときは、2枚
目の先端余白cを記録装置が認識できた時点で、紙間距
離bを計算する。
【0075】なお、ヘッド−排紙距離d、最小紙間距離
gはあらかじめ記録装置で設定している。
【0076】LF駆動時、すなわち1枚目の記録用紙が
LFローラ6によって搬送される時に、用紙種別検出セ
ンサー3で記録用紙の有無を検出し、用紙があれば、次
のLF駆動がある時まで待ち、LF駆動時に記録用紙の
無しが検出されたら、2枚目の給紙動作1にはいる。
【0077】給紙動作1は、用紙先端を用紙位置検出手
段が検出可能な直前まで、すなわちPEセンサー4がO
Nになる直前まで、給紙を行なうものである。
【0078】給紙動作1は、1枚目の記録と並行して行
なうようにしているが、1枚目のLF駆動時のみに動作
してもよい。
【0079】給紙動作1と並行して1枚目のLF駆動時
に用紙位置検出手段で用紙の有無を検出する。
【0080】PEセンサー4がOFFになるまで待機
し、OFFになったら、1枚目のLF駆動による用紙の
移動量(LF送り量の和)を求め、紙間距離bとなるよ
うにして、1枚目のLF駆動と同期して2枚目の給紙動
作2を行なう。
【0081】このようにして、1枚目の排紙が完了後
に、2枚目の頭出し(記録領域の先端が記録ヘッド8で
記録可能な最下流側の位置にくること)が完了すると、
2枚目の記録が行なわれる。
【0082】こうして、3枚目以降も同じ動作(上述の
1枚目を2枚目、2枚目を3枚目として動作させる)を
行なう。
【0083】以上のように、種別検出手段を設けて、処
理するシートが定着時間の短いシート(普通紙など)の
場合には、上述したような制御により、シート間距離を
可能な限り短くするように後続のシートの給送タイミン
グをとることで、処理速度の向上を図ることが可能とな
る。
【0084】もちろん、特殊紙の場合であっても、イン
ク定着性など問題がない場合はこうした処理をしてもよ
いことはいうまでもない。
【0085】一方、インク定着性がよくない特殊紙の場
合には、シート間距離を短くすると、記録画像に悪影響
されることが考えられるため、適当なシート間距離を有
するように給送タイミングをとるようにする。
【0086】例えば、給紙動作1を終了後に、インク定
着性がよくない特殊紙であることを検出した場合は、予
め設定した待ち時間をもって処理をすることが可能であ
る。
【0087】なお、2枚目の記録内容が事前にわかる時
は、記録に時間がかかるパターンの場合には、上述の処
理をし、記録時間が短いと予想されるときは、待ち時間
をもって給紙動作にはいってもよい。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、種別検
出手段による検出結果に基づいて、給送手段による後続
のシートの給送タイミングを制御するようにしたので、
シートの間隔をシートの種別に対応した給送が可能とな
り、シートの種類に応じた処理速度での記録動作が可能
となる。
【0089】画像記録されたインクの定着速度が早い種
類のシートの場合には、先行するシートと後続のシート
との間隔を狭くする給送タイミングで後続のシートを給
送するようにすることで、処理速度が向上する。
【0090】ホストから指示されたシートの種類と、種
別検出手段による検出結果に基づくシートの種類とが異
なる場合の処理を選択する選択モードを複数備えるよう
にすることで、誤った指示等がされた場合でも、適当な
処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る記録装置の模式的断
面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る記録装置のホストの
表示例を示す模式図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る記録装置の搬送中の
シートの位置関係を示す模式図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る記録装置の主要部の
模式図である。
【図5】シートと各部の位置関係を説明する模式図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態に係る記録装置の主要フロ
ー図である。
【符号の説明】
1 給紙ユニット 2 給紙ローラ 3 用紙種別検出センサー 4 PEレバー 5 PEセンサー 6 LFローラ 7 ピンチローラ 8 記録ヘッド 9 キャリッジ 10 排紙ローラ 11 拍車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 7/02 B41J 3/04 101Z Fターム(参考) 2C056 EA01 EB13 EB45 EC12 EC37 HA28 HA29 2C058 AB08 AB22 AC07 AD01 AE02 2C059 AA26 AA34 AA50 AA62 3F048 AA05 AB01 BA06 BB02 BC03 CA00 CC00 DA06 DC12 EA15 3F343 FA02 FA09 FB04 KB06 KB20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積載されたシートを給送手段により給送
    し、給送されたシート上にインクジェット方式により画
    像を記録する記録装置において、 給送されるシートの種別を検出する種別検出手段を設
    け、該種別検出手段による検出結果に基づいて、前記給
    送手段による後続のシートの給送タイミングを制御する
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】画像記録されたインクの定着速度が早い種
    類のシートの場合には、先行するシートと後続のシート
    との間隔を狭くする給送タイミングで後続のシートを給
    送することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】後続のシート先端から該シートの画像記録
    領域までの距離をc,記録手段による記録可能領域のう
    ち下流側端部から該下流側端部よりも下流であって、か
    つ最も手前の搬送部までの距離をd,装置の精度・公差
    を考慮した場合の先行するシートと後続のシートとの最
    小間隔距離をgと設定した場合に、先行するシートと後
    続のシートとの間隔bを、 c>dの場合には、b=g c=dまたはc<dの場合には、b=g+d−c となる給送タイミングで後続のシートを給送することを
    特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】ホストから指示されたシートの種類と、前
    記種別検出手段による検出結果に基づくシートの種類と
    が異なる場合の処理を選択する選択モードを複数備えた
    ことを特徴とする請求項1,2または3に記載の記録装
    置。
  5. 【請求項5】前記選択モードは、ホストから指示された
    シートの種類に基づいて処理を行なうホスト指示優先モ
    ード,種別検出手段による検出結果に基づくシートの種
    類に基づいて処理を行なう種別検出手段優先モード,記
    録動作を中断する中断モードのうち少なくとも1つを有
    することを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
JP22236198A 1998-07-22 1998-07-22 記録装置 Withdrawn JP2000037915A (ja)

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Cited By (6)

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