JP2000036801A - ダイバーシティ受信機 - Google Patents
ダイバーシティ受信機Info
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- JP2000036801A JP2000036801A JP10205305A JP20530598A JP2000036801A JP 2000036801 A JP2000036801 A JP 2000036801A JP 10205305 A JP10205305 A JP 10205305A JP 20530598 A JP20530598 A JP 20530598A JP 2000036801 A JP2000036801 A JP 2000036801A
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- Japan
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- signal
- fourier transform
- propagation path
- transmitter
- sample
- Prior art date
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/02—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
- H04B7/04—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
- H04B7/08—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
- H04B7/0837—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using pre-detection combining
- H04B7/0842—Weighted combining
- H04B7/0845—Weighted combining per branch equalization, e.g. by an FIR-filter or RAKE receiver per antenna branch
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
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- H04B7/0842—Weighted combining
- H04B7/0848—Joint weighting
- H04B7/0857—Joint weighting using maximum ratio combining techniques, e.g. signal-to- interference ratio [SIR], received signal strenght indication [RSS]
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 伝搬路においてマルチパスによる周波数選択
性フェージングが生じた場合においても、フェージング
による伝送劣化を改善する。 【解決手段】 アンテナ１０ａ，１０ｂ、直交検波器２
０ａ，２０ｂ、第１の標本量子化手段となるＡ／Ｄ変換
器３１ａ，３１ｂ、第２の標本量子化手段となるＡ／Ｄ
変換器３２ａ，３２ｂ、直並列変換回路４０ａ，４０ｂ
及びフーリエ変換回路５０ａ，５０ｂからなる系統を２
つ設け、それぞれの系統において、送信機１から送信さ
れてきた変調信号の受信処理を行い、ダイバーシティ処
理部６０において、それぞれの系統にて受信処理された
信号を用いて各サブキャリア毎に最適なダイバーシティ
処理を行う。
性フェージングが生じた場合においても、フェージング
による伝送劣化を改善する。 【解決手段】 アンテナ１０ａ，１０ｂ、直交検波器２
０ａ，２０ｂ、第１の標本量子化手段となるＡ／Ｄ変換
器３１ａ，３１ｂ、第２の標本量子化手段となるＡ／Ｄ
変換器３２ａ，３２ｂ、直並列変換回路４０ａ，４０ｂ
及びフーリエ変換回路５０ａ，５０ｂからなる系統を２
つ設け、それぞれの系統において、送信機１から送信さ
れてきた変調信号の受信処理を行い、ダイバーシティ処
理部６０において、それぞれの系統にて受信処理された
信号を用いて各サブキャリア毎に最適なダイバーシティ
処理を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイバーシティ受
信機に関し、特に、直交周波数分割多重（以下、ＯＦＤ
Ｍと称する）変調信号を伝送する無線通信システムに用
いられるダイバーシティ受信機に関する。
信機に関し、特に、直交周波数分割多重（以下、ＯＦＤ
Ｍと称する）変調信号を伝送する無線通信システムに用
いられるダイバーシティ受信機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、ＯＦＤＭ変調信号を伝送する
無線通信システムに用いられるダイバーシティ受信機お
いては、時間領域でダイバーシティ処理が行われてお
り、そのため、伝送路において生じるフェージングによ
る伝送品質の劣化を改善する場合、多数のマルチキャリ
ア信号が一括で扱われている。
無線通信システムに用いられるダイバーシティ受信機お
いては、時間領域でダイバーシティ処理が行われてお
り、そのため、伝送路において生じるフェージングによ
る伝送品質の劣化を改善する場合、多数のマルチキャリ
ア信号が一括で扱われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述したダイバーシテ
ィ受信機においては、フェージングによる伝送劣化を改
善する場合に多数のマルチキャリア信号が一括で扱われ
ているため、伝搬路においてマルチパスによる周波数選
択性フェージングが生じた場合、各サブキャリア毎に最
適な処理を行うことができず、マルチパスによる周波数
選択性フェージングによる伝送劣化を改善することが困
難であるという問題点がある。
ィ受信機においては、フェージングによる伝送劣化を改
善する場合に多数のマルチキャリア信号が一括で扱われ
ているため、伝搬路においてマルチパスによる周波数選
択性フェージングが生じた場合、各サブキャリア毎に最
適な処理を行うことができず、マルチパスによる周波数
選択性フェージングによる伝送劣化を改善することが困
難であるという問題点がある。
【０００４】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、伝搬路にお
いてマルチパスによる周波数選択性フェージングが生じ
た場合においても、フェージングによる伝送劣化を改善
することができるダイバーシティ受信機を提供すること
を目的とする。
する問題点に鑑みてなされたものであって、伝搬路にお
いてマルチパスによる周波数選択性フェージングが生じ
た場合においても、フェージングによる伝送劣化を改善
することができるダイバーシティ受信機を提供すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、送信機から送信された変調信号を受信する
とともに、前記送信機との間の伝送品質の劣化を改善す
ることができるダイバーシティ受信機であって、前記送
信機から送信されてきた変調信号を受信するためのアン
テナと、該アンテナを介して受信された変調信号をアナ
ログ複素ベースバンド信号に変換し、出力する直交検波
器と、該直交検波器から出力されたアナログ複素ベース
バンド信号を標本量子化する標本量子化手段と、前記標
本量子化手段にて標本量子化されたベースバンド信号を
並列化する直並列変換回路と、該直並列変換回路にて並
列化されたベースバンド信号をフーリエ変換し、前記送
信機から送信されてきた変調信号をサブキャリア毎の信
号に分離するフーリエ変換回路と、該フーリエ変換回路
から出力された信号のダイバーシティ処理を行うダイバ
ーシティ処理部と、該ダイバーシティ処理部にてダイバ
ーシティ処理された信号を直列化し、時系列のＩ，Ｑ信
号を生成する並直列変換回路と、該並直列変換回路にて
生成されたＩ，Ｑ信号を復調し、復調データとして出力
する復調器とを有し、前記アンテナ、直交検波器、標本
量子化手段、直並列変換回路及びフーリエ変換回路から
なる系統を２つ具備し、前記ダイバーシティ処理部は、
前記２つの系統にて受信処理された信号を用いてサブキ
ャリア毎にダイバーシティ処理を行うことを特徴とす
る。
に本発明は、送信機から送信された変調信号を受信する
とともに、前記送信機との間の伝送品質の劣化を改善す
ることができるダイバーシティ受信機であって、前記送
信機から送信されてきた変調信号を受信するためのアン
テナと、該アンテナを介して受信された変調信号をアナ
ログ複素ベースバンド信号に変換し、出力する直交検波
器と、該直交検波器から出力されたアナログ複素ベース
バンド信号を標本量子化する標本量子化手段と、前記標
本量子化手段にて標本量子化されたベースバンド信号を
並列化する直並列変換回路と、該直並列変換回路にて並
列化されたベースバンド信号をフーリエ変換し、前記送
信機から送信されてきた変調信号をサブキャリア毎の信
号に分離するフーリエ変換回路と、該フーリエ変換回路
から出力された信号のダイバーシティ処理を行うダイバ
ーシティ処理部と、該ダイバーシティ処理部にてダイバ
ーシティ処理された信号を直列化し、時系列のＩ，Ｑ信
号を生成する並直列変換回路と、該並直列変換回路にて
生成されたＩ，Ｑ信号を復調し、復調データとして出力
する復調器とを有し、前記アンテナ、直交検波器、標本
量子化手段、直並列変換回路及びフーリエ変換回路から
なる系統を２つ具備し、前記ダイバーシティ処理部は、
前記２つの系統にて受信処理された信号を用いてサブキ
ャリア毎にダイバーシティ処理を行うことを特徴とす
る。
【０００６】また、前記直交検波器は、前記アンテナを
介して受信された変調信号をそれぞれ２つの互いに直交
するアナログ複素ベースバンド信号に変換し、出力し、
前記標本化量子化手段は、前記直交検波器から出力され
たアナログ複素ベースバンド信号のうち一方の信号を標
本量子化し、標本量子化されたＩ信号を生成する第１の
標本量子化手段と、前記直交検波器から出力されたアナ
ログ複素ベースバンド信号のうち他方の信号を標本量子
化し、標本量子化されたＱ信号を生成する第２の標本量
子化手段とからなることを特徴とする。
介して受信された変調信号をそれぞれ２つの互いに直交
するアナログ複素ベースバンド信号に変換し、出力し、
前記標本化量子化手段は、前記直交検波器から出力され
たアナログ複素ベースバンド信号のうち一方の信号を標
本量子化し、標本量子化されたＩ信号を生成する第１の
標本量子化手段と、前記直交検波器から出力されたアナ
ログ複素ベースバンド信号のうち他方の信号を標本量子
化し、標本量子化されたＱ信号を生成する第２の標本量
子化手段とからなることを特徴とする。
【０００７】また、前記ダイバーシティ処理部は、前記
フーリエ変換回路にてフーリエ変換され、サブキャリア
毎に分離された信号と前記送信機から送信される送信信
号に定期的に挿入された既知の伝搬路特性推定用の基準
信号とに基づいて、前記送信機との間の伝搬経路の伝搬
路特性を推定する伝搬路特性推定部と、該伝搬路特性推
定部にて推定された伝搬路特性の複素共役を生成する複
素共役部と、前記フーリエ変換回路にてフーリエ変換さ
れ、サブキャリア毎に分離された信号と前記複素共役部
にて生成された複素共役とを複素乗算する複素乗算器と
を前記２つの系統毎に有し、前記２つの複素乗算器にお
ける乗算結果をサブキャリア毎に合成し、ダイバーシテ
ィ処理後の信号として前記並直列変換回路に対して出力
する各波合成器を有することを特徴とする。
フーリエ変換回路にてフーリエ変換され、サブキャリア
毎に分離された信号と前記送信機から送信される送信信
号に定期的に挿入された既知の伝搬路特性推定用の基準
信号とに基づいて、前記送信機との間の伝搬経路の伝搬
路特性を推定する伝搬路特性推定部と、該伝搬路特性推
定部にて推定された伝搬路特性の複素共役を生成する複
素共役部と、前記フーリエ変換回路にてフーリエ変換さ
れ、サブキャリア毎に分離された信号と前記複素共役部
にて生成された複素共役とを複素乗算する複素乗算器と
を前記２つの系統毎に有し、前記２つの複素乗算器にお
ける乗算結果をサブキャリア毎に合成し、ダイバーシテ
ィ処理後の信号として前記並直列変換回路に対して出力
する各波合成器を有することを特徴とする。
【０００８】また、前記ダイバーシティ処理部は、前記
フーリエ変換回路にてフーリエ変換され、サブキャリア
毎に分離された信号と前記送信機から送信される送信信
号に定期的に挿入された既知の伝搬路特性推定用の基準
信号とに基づいて、前記２つの系統毎に前記送信機との
間の伝搬経路の伝搬路特性を推定する２つの伝搬路特性
推定部と、前記２つの伝搬路特性推定部にて推定された
伝搬路特性に基づいて、サブキャリア毎に振幅が大きな
伝搬経路を介して受信された信号を選択するための選択
信号を出力する各波振幅特性比較器と、前記フーリエ変
換回路から出力された信号が入力され、前記各波振幅特
性比較器から出力された選択信号に基づいて、前記２つ
のフーリエ変換回路から出力された信号のうち振幅が大
きな伝搬経路を介して受信された信号をサブキャリア毎
に選択し、出力する選択手段とを有することを特徴とす
る。
フーリエ変換回路にてフーリエ変換され、サブキャリア
毎に分離された信号と前記送信機から送信される送信信
号に定期的に挿入された既知の伝搬路特性推定用の基準
信号とに基づいて、前記２つの系統毎に前記送信機との
間の伝搬経路の伝搬路特性を推定する２つの伝搬路特性
推定部と、前記２つの伝搬路特性推定部にて推定された
伝搬路特性に基づいて、サブキャリア毎に振幅が大きな
伝搬経路を介して受信された信号を選択するための選択
信号を出力する各波振幅特性比較器と、前記フーリエ変
換回路から出力された信号が入力され、前記各波振幅特
性比較器から出力された選択信号に基づいて、前記２つ
のフーリエ変換回路から出力された信号のうち振幅が大
きな伝搬経路を介して受信された信号をサブキャリア毎
に選択し、出力する選択手段とを有することを特徴とす
る。
【０００９】また、前記第１及び第２の標本量子化手段
は、Ａ／Ｄ変換器であることを特徴とする。
は、Ａ／Ｄ変換器であることを特徴とする。
【００１０】（作用）上記のように構成された本発明に
おいては、受信アンテナからフーリエ変換回路までが２
系統設けられており、それぞれの系統において、送信機
から送信されてきた変調信号の受信処理が行われ、ダイ
バーシティ処理部において、それぞれの系統にて受信処
理された信号を用いて各サブキャリア毎に最適なダイバ
ーシティ処理が行われる。これにより、ＯＦＤＭ変調信
号を伝送する送信機との間におけるマルチパスーフェー
ジングによる伝送品質の劣化が改善される。
おいては、受信アンテナからフーリエ変換回路までが２
系統設けられており、それぞれの系統において、送信機
から送信されてきた変調信号の受信処理が行われ、ダイ
バーシティ処理部において、それぞれの系統にて受信処
理された信号を用いて各サブキャリア毎に最適なダイバ
ーシティ処理が行われる。これにより、ＯＦＤＭ変調信
号を伝送する送信機との間におけるマルチパスーフェー
ジングによる伝送品質の劣化が改善される。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
いて図面を参照して説明する。
【００１２】図１は、本発明のダイバーシティ受信機が
用いられた無線通信システムの実施の一形態を示す図で
ある。
用いられた無線通信システムの実施の一形態を示す図で
ある。
【００１３】本形態は図１に示すように、送信機１とダ
イバーシティ受信機２とを有しており、送信機１には、
ダイバーシティ受信機２に対して送信する送信データを
並列化する直並列変換回路３と、直並列変換回路３にて
並列化された送信データを逆フーリエ変換する逆フーリ
エ変換回路４と、逆フーリエ変換回路４にて逆フーリエ
変換された送信データを直列化し、時系列のＩ，Ｑ信号
を生成する並直列変換回路５と、並直列変換回路５にて
生成されたＩ，Ｑ信号を直交変調し、変調信号を出力す
る直交変調器６と、直交変調器６から出力された変調信
号をダイバーシティ受信機２に対して送信するためのア
ンテナ７とが設けられ、また、ダイバーシティ受信機２
には、送信機１から送信されてきた変調信号を受信する
ためのアンテナ１０ａ，１０ｂと、アンテナ１０ａ，１
０ｂを介して受信された変調信号をそれぞれ２つの互い
に直交するアナログ複素ベースバンド信号に変換し、出
力する直交検波器２０ａ，２０ｂと、直交検波器２０ａ
から出力されたアナログ複素ベースバンド信号のうち一
方の信号を標本量子化し、標本量子化されたＩ信号を生
成する第１の標本量子化手段であるＡ／Ｄ変換器３１ａ
と、直交検波器２０ａから出力されたアナログ複素ベー
スバンド信号のうち他方の信号を標本量子化し、標本量
子化されたＱ信号を生成する第２の標本量子化手段であ
るＡ／Ｄ変換器３２ａと、直交検波器２０ｂから出力さ
れたアナログ複素ベースバンド信号のうち一方の信号を
標本量子化し、標本量子化されたＩ信号を生成する第１
の標本量子化手段であるＡ／Ｄ変換器３１ｂと、直交検
波器２０ｂから出力されたアナログ複素ベースバンド信
号のうち他方の信号を標本量子化し、標本量子化された
Ｑ信号を生成する第２の標本量子化手段であるＡ／Ｄ変
換器３２ｂと、Ａ／Ｄ変換器３１ａ，３２ａにて標本量
子化されたベースバンド信号を並列化する直並列変換回
路４０ａと、Ａ／Ｄ変換器３１ｂ，３２ｂにて標本量子
化されたベースバンド信号を並列化する直並列変換回路
４０ｂと、直並列変換回路４０ａ，４０ｂにて並列化さ
れたベースバンド信号をそれぞれフーリエ変換し、ＯＦ
ＤＭ変調信号を各サブキャリア毎の信号に分離するフー
リエ変換回路５０ａ，５０ｂと、フーリエ変換回路５０
ａ，５０ｂから出力された信号のダイバーシティ処理を
行うダイバーシティ処理部６０と、ダイバーシティ処理
部６０にてダイバーシティ処理された信号を直列化し、
時系列のＩ，Ｑ信号を生成する並直列変換回路７０と、
並直列変換回路７０にて生成されたＩ，Ｑ信号を復調
し、復調データとして出力する復調器９０とが設けられ
ている。
イバーシティ受信機２とを有しており、送信機１には、
ダイバーシティ受信機２に対して送信する送信データを
並列化する直並列変換回路３と、直並列変換回路３にて
並列化された送信データを逆フーリエ変換する逆フーリ
エ変換回路４と、逆フーリエ変換回路４にて逆フーリエ
変換された送信データを直列化し、時系列のＩ，Ｑ信号
を生成する並直列変換回路５と、並直列変換回路５にて
生成されたＩ，Ｑ信号を直交変調し、変調信号を出力す
る直交変調器６と、直交変調器６から出力された変調信
号をダイバーシティ受信機２に対して送信するためのア
ンテナ７とが設けられ、また、ダイバーシティ受信機２
には、送信機１から送信されてきた変調信号を受信する
ためのアンテナ１０ａ，１０ｂと、アンテナ１０ａ，１
０ｂを介して受信された変調信号をそれぞれ２つの互い
に直交するアナログ複素ベースバンド信号に変換し、出
力する直交検波器２０ａ，２０ｂと、直交検波器２０ａ
から出力されたアナログ複素ベースバンド信号のうち一
方の信号を標本量子化し、標本量子化されたＩ信号を生
成する第１の標本量子化手段であるＡ／Ｄ変換器３１ａ
と、直交検波器２０ａから出力されたアナログ複素ベー
スバンド信号のうち他方の信号を標本量子化し、標本量
子化されたＱ信号を生成する第２の標本量子化手段であ
るＡ／Ｄ変換器３２ａと、直交検波器２０ｂから出力さ
れたアナログ複素ベースバンド信号のうち一方の信号を
標本量子化し、標本量子化されたＩ信号を生成する第１
の標本量子化手段であるＡ／Ｄ変換器３１ｂと、直交検
波器２０ｂから出力されたアナログ複素ベースバンド信
号のうち他方の信号を標本量子化し、標本量子化された
Ｑ信号を生成する第２の標本量子化手段であるＡ／Ｄ変
換器３２ｂと、Ａ／Ｄ変換器３１ａ，３２ａにて標本量
子化されたベースバンド信号を並列化する直並列変換回
路４０ａと、Ａ／Ｄ変換器３１ｂ，３２ｂにて標本量子
化されたベースバンド信号を並列化する直並列変換回路
４０ｂと、直並列変換回路４０ａ，４０ｂにて並列化さ
れたベースバンド信号をそれぞれフーリエ変換し、ＯＦ
ＤＭ変調信号を各サブキャリア毎の信号に分離するフー
リエ変換回路５０ａ，５０ｂと、フーリエ変換回路５０
ａ，５０ｂから出力された信号のダイバーシティ処理を
行うダイバーシティ処理部６０と、ダイバーシティ処理
部６０にてダイバーシティ処理された信号を直列化し、
時系列のＩ，Ｑ信号を生成する並直列変換回路７０と、
並直列変換回路７０にて生成されたＩ，Ｑ信号を復調
し、復調データとして出力する復調器９０とが設けられ
ている。
【００１４】このように本形態においては、アンテナ１
０ａ，１０ｂからフーリエ変換回路５０ａ，５０ｂまで
が２系統設けられており、送信機１から送信されてきた
変調信号がそれぞれの系統にて受信処理される。
０ａ，１０ｂからフーリエ変換回路５０ａ，５０ｂまで
が２系統設けられており、送信機１から送信されてきた
変調信号がそれぞれの系統にて受信処理される。
【００１５】図２は、図１に示したダイバーシティ処理
部６０の一構成例を示す図である。
部６０の一構成例を示す図である。
【００１６】本構成例は図２に示すように、フーリエ変
換回路５０ａにてフーリエ変換され、各サブキャリア毎
に分離された信号と送信機１から送信される送信信号に
定期的に挿入された既知の伝搬路特性推定用の基準信号
とに基づいて、第１の伝搬経路の伝搬路特性Ｈ1（ω）
を推定する伝搬路特性推定部６１ａと、伝搬路特性推定
部６１ａにて推定された伝搬路特性Ｈ1（ω）の複素共
役Ｈ1 *（ω）を生成する複素共役部６２ａと、フーリエ
変換回路５０ａにてフーリエ変換され、各サブキャリア
毎に分離された信号と複素共役部６２ａにて生成された
複素共役Ｈ1 *（ω）とを複素乗算する複素乗算器６３ａ
と、フーリエ変換回路５０ｂにてフーリエ変換され、各
サブキャリア毎に分離された信号と送信機１から送信さ
れる送信信号に定期的に挿入された既知の伝搬路特性推
定用の基準信号とに基づいて、第２の伝搬経路の伝搬路
特性Ｈ2（ω）を推定する伝搬路特性推定部６１ｂと、
伝搬路特性推定部６１ａにて推定された伝搬路特性Ｈ2
（ω）の複素共役Ｈ2 *（ω）を生成する複素共役部６２
ｂと、フーリエ変換回路５０ｂにてフーリエ変換され、
各サブキャリア毎に分離された信号と複素共役部６２ｂ
にて生成された複素共役Ｈ2 *（ω）とを複素乗算する複
素乗算器６３ｂと、複素乗算器６３ａ，６３ｂにおける
乗算結果を各サブキャリア毎に合成し、ダイバーシティ
処理後の信号として並直列変換回路７０に対して出力す
る各波合成器６４とから構成されている。
換回路５０ａにてフーリエ変換され、各サブキャリア毎
に分離された信号と送信機１から送信される送信信号に
定期的に挿入された既知の伝搬路特性推定用の基準信号
とに基づいて、第１の伝搬経路の伝搬路特性Ｈ1（ω）
を推定する伝搬路特性推定部６１ａと、伝搬路特性推定
部６１ａにて推定された伝搬路特性Ｈ1（ω）の複素共
役Ｈ1 *（ω）を生成する複素共役部６２ａと、フーリエ
変換回路５０ａにてフーリエ変換され、各サブキャリア
毎に分離された信号と複素共役部６２ａにて生成された
複素共役Ｈ1 *（ω）とを複素乗算する複素乗算器６３ａ
と、フーリエ変換回路５０ｂにてフーリエ変換され、各
サブキャリア毎に分離された信号と送信機１から送信さ
れる送信信号に定期的に挿入された既知の伝搬路特性推
定用の基準信号とに基づいて、第２の伝搬経路の伝搬路
特性Ｈ2（ω）を推定する伝搬路特性推定部６１ｂと、
伝搬路特性推定部６１ａにて推定された伝搬路特性Ｈ2
（ω）の複素共役Ｈ2 *（ω）を生成する複素共役部６２
ｂと、フーリエ変換回路５０ｂにてフーリエ変換され、
各サブキャリア毎に分離された信号と複素共役部６２ｂ
にて生成された複素共役Ｈ2 *（ω）とを複素乗算する複
素乗算器６３ｂと、複素乗算器６３ａ，６３ｂにおける
乗算結果を各サブキャリア毎に合成し、ダイバーシティ
処理後の信号として並直列変換回路７０に対して出力す
る各波合成器６４とから構成されている。
【００１７】以下に、上記のように構成されたダイバー
シティ受信機２の動作について説明する。
シティ受信機２の動作について説明する。
【００１８】送信機１から送信されてきた変調信号がア
ンテナ１０ａ，１０ｂを介して受信されると、直交検波
器２０ａにおいて、アンテナ１０ａを介して受信された
変調信号が２つの互いに直交するアナログ複素ベースバ
ンド信号に変換され、出力され、また、直交検波器２０
ｂにおいて、アンテナ１０ｂを介して受信された変調信
号が２つの互いに直交するアナログ複素ベースバンド信
号に変換され、出力される。
ンテナ１０ａ，１０ｂを介して受信されると、直交検波
器２０ａにおいて、アンテナ１０ａを介して受信された
変調信号が２つの互いに直交するアナログ複素ベースバ
ンド信号に変換され、出力され、また、直交検波器２０
ｂにおいて、アンテナ１０ｂを介して受信された変調信
号が２つの互いに直交するアナログ複素ベースバンド信
号に変換され、出力される。
【００１９】次に、Ａ／Ｄ変換器３１ａにおいて、直交
検波器２０ａから出力されたアナログ複素ベースバンド
信号が標本量子化され、標本量子化されたＩ信号が生成
され、また、Ａ／Ｄ変換器３２ａにおいて、直交検波器
２０ａから出力されたアナログ複素ベースバンド信号が
標本量子化され、標本量子化されたＱ信号が生成され
る。
検波器２０ａから出力されたアナログ複素ベースバンド
信号が標本量子化され、標本量子化されたＩ信号が生成
され、また、Ａ／Ｄ変換器３２ａにおいて、直交検波器
２０ａから出力されたアナログ複素ベースバンド信号が
標本量子化され、標本量子化されたＱ信号が生成され
る。
【００２０】また、Ａ／Ｄ変換器３１ｂにおいて、直交
検波器２０ｂから出力されたアナログ複素ベースバンド
信号が標本量子化され、標本量子化されたＩ信号が生成
され、また、Ａ／Ｄ変換器３２ｂにおいて、直交検波器
２０ｂから出力されたアナログ複素ベースバンド信号が
標本量子化され、標本量子化されたＱ信号が生成され
る。
検波器２０ｂから出力されたアナログ複素ベースバンド
信号が標本量子化され、標本量子化されたＩ信号が生成
され、また、Ａ／Ｄ変換器３２ｂにおいて、直交検波器
２０ｂから出力されたアナログ複素ベースバンド信号が
標本量子化され、標本量子化されたＱ信号が生成され
る。
【００２１】次に、直並列変換回路４０ａにおいて、Ａ
／Ｄ変換器３１ａ，３２ａにて標本量子化されたベース
バンド信号が並列化され、また、直並列変換回路４０ｂ
において、Ａ／Ｄ変換器３１ｂ，３２ｂにて標本量子化
されたベースバンド信号が並列化される。
／Ｄ変換器３１ａ，３２ａにて標本量子化されたベース
バンド信号が並列化され、また、直並列変換回路４０ｂ
において、Ａ／Ｄ変換器３１ｂ，３２ｂにて標本量子化
されたベースバンド信号が並列化される。
【００２２】次に、フーリエ変換回路５０ａにおいて、
直並列変換回路４０ａにて並列化されたベースバンド信
号がフーリエ変換され、ＯＦＤＭ変調信号が各サブキャ
リア毎の信号に分離され、また、フーリエ変換回路５０
ｂにおいて、直並列変換回路４０ｂにて並列化されたベ
ースバンド信号がフーリエ変換され、ＯＦＤＭ変調信号
が各サブキャリア毎の信号に分離される。
直並列変換回路４０ａにて並列化されたベースバンド信
号がフーリエ変換され、ＯＦＤＭ変調信号が各サブキャ
リア毎の信号に分離され、また、フーリエ変換回路５０
ｂにおいて、直並列変換回路４０ｂにて並列化されたベ
ースバンド信号がフーリエ変換され、ＯＦＤＭ変調信号
が各サブキャリア毎の信号に分離される。
【００２３】次に、ダイバーシティ処理部６０内の伝搬
路特性推定部６１ａにおいて、フーリエ変換回路５０ａ
にてフーリエ変換され、各サブキャリア毎に分離された
信号と送信機１から送信される送信信号に定期的に挿入
された既知の伝搬路特性推定用の基準信号とに基づい
て、第１の伝搬経路の伝搬路特性Ｈ1（ω）が推定され
る。
路特性推定部６１ａにおいて、フーリエ変換回路５０ａ
にてフーリエ変換され、各サブキャリア毎に分離された
信号と送信機１から送信される送信信号に定期的に挿入
された既知の伝搬路特性推定用の基準信号とに基づい
て、第１の伝搬経路の伝搬路特性Ｈ1（ω）が推定され
る。
【００２４】また、ダイバーシティ処理部６０内の伝搬
路特性推定部６１ｂにおいて、フーリエ変換回路５０ｂ
にてフーリエ変換され、各サブキャリア毎に分離された
信号と送信機１から送信される送信信号に定期的に挿入
された既知の伝搬路特性推定用の基準信号とに基づい
て、第２の伝搬経路の伝搬路特性Ｈ2（ω）が推定され
る。
路特性推定部６１ｂにおいて、フーリエ変換回路５０ｂ
にてフーリエ変換され、各サブキャリア毎に分離された
信号と送信機１から送信される送信信号に定期的に挿入
された既知の伝搬路特性推定用の基準信号とに基づい
て、第２の伝搬経路の伝搬路特性Ｈ2（ω）が推定され
る。
【００２５】次に、複素共役部６２ａにおいて、伝搬路
特性推定部６１ａにて推定された伝搬路特性Ｈ1（ω）
の複素共役Ｈ1 *（ω）が生成され、また、複素共役部６
２ｂにおいて、伝搬路特性推定部６１ｂにて推定された
伝搬路特性Ｈ2（ω）の複素共役Ｈ2 *（ω）が生成され
る。
特性推定部６１ａにて推定された伝搬路特性Ｈ1（ω）
の複素共役Ｈ1 *（ω）が生成され、また、複素共役部６
２ｂにおいて、伝搬路特性推定部６１ｂにて推定された
伝搬路特性Ｈ2（ω）の複素共役Ｈ2 *（ω）が生成され
る。
【００２６】次に、複素乗算器６３ａにおいて、フーリ
エ変換回路５０ａにてフーリエ変換され、各サブキャリ
ア毎に分離された信号と複素共役部６２ａにて生成され
た複素共役Ｈ1 *（ω）とが複素乗算され、また、複素乗
算器６３ｂにおいて、フーリエ変換回路５０ｂにてフー
リエ変換され、各サブキャリア毎に分離された信号と複
素共役部６２ｂにて生成された複素共役Ｈ2 *（ω）とが
複素乗算される。
エ変換回路５０ａにてフーリエ変換され、各サブキャリ
ア毎に分離された信号と複素共役部６２ａにて生成され
た複素共役Ｈ1 *（ω）とが複素乗算され、また、複素乗
算器６３ｂにおいて、フーリエ変換回路５０ｂにてフー
リエ変換され、各サブキャリア毎に分離された信号と複
素共役部６２ｂにて生成された複素共役Ｈ2 *（ω）とが
複素乗算される。
【００２７】その後、各波合成器６４において、複素乗
算器６３ａ，６３ｂにおける乗算結果が各サブキャリア
毎に合成され、ダイバーシティ処理後の信号として並直
列変換回路７０に対して出力される。
算器６３ａ，６３ｂにおける乗算結果が各サブキャリア
毎に合成され、ダイバーシティ処理後の信号として並直
列変換回路７０に対して出力される。
【００２８】送信信号のスペクトラムをＳ（ω）、受信
信号のスペクトラムをＲ1（ω）、Ｒ2（ω）とすると、 Ｒ1（ω）＝Ｓ（ω）・Ｈ1（ω）＋Ｎ1 Ｒ2（ω）＝Ｓ（ω）・Ｈ2（ω）＋Ｎ2 となる。ここでＮ1、Ｎ2は熱雑音である。
信号のスペクトラムをＲ1（ω）、Ｒ2（ω）とすると、 Ｒ1（ω）＝Ｓ（ω）・Ｈ1（ω）＋Ｎ1 Ｒ2（ω）＝Ｓ（ω）・Ｈ2（ω）＋Ｎ2 となる。ここでＮ1、Ｎ2は熱雑音である。
【００２９】ダイバーシティ合成後のスペクトラムをＤ
（ω）とすると、 Ｄ（ω）＝Ｓ（ω）・Ｈ1（ω）・Ｈ1 *（ω）＋Ｎ1・Ｈ
1 *（ω）＋Ｓ（ω）・Ｈ2(ω)・Ｈ2 *（ω）＋Ｎ2・Ｈ2 *
（ω）＝Ｓ（ω）・［｜Ｈ1（ω）｜2＋｜Ｈ2（ω）
｜2］＋Ｎ（ω） となり、最大比合成となることが分かる。
（ω）とすると、 Ｄ（ω）＝Ｓ（ω）・Ｈ1（ω）・Ｈ1 *（ω）＋Ｎ1・Ｈ
1 *（ω）＋Ｓ（ω）・Ｈ2(ω)・Ｈ2 *（ω）＋Ｎ2・Ｈ2 *
（ω）＝Ｓ（ω）・［｜Ｈ1（ω）｜2＋｜Ｈ2（ω）
｜2］＋Ｎ（ω） となり、最大比合成となることが分かる。
【００３０】ダイバーシティ処理後の信号が並直列変換
回路７０に入力されると、並直列変換回路７０におい
て、ダイバーシティ処理部６０にてダイバーシティ処理
された信号が直列化され、時系列のＩ，Ｑ信号が生成さ
れる。
回路７０に入力されると、並直列変換回路７０におい
て、ダイバーシティ処理部６０にてダイバーシティ処理
された信号が直列化され、時系列のＩ，Ｑ信号が生成さ
れる。
【００３１】その後、復調器９０において、並直列変換
回路７０にて生成されたＩ，Ｑ信号が復調され、復調デ
ータとして出力される。
回路７０にて生成されたＩ，Ｑ信号が復調され、復調デ
ータとして出力される。
【００３２】以上説明したように、本構成のダイバーシ
ティ処理部を有するダイバーシティ受信機においては、
一般に、フーリエ変換を用いてＯＦＤＭ変調の各サブキ
ャリア信号が各周波数成分として分離され復調が行われ
ており、また、アンテナ１０ａ，１０ｂからフーリエ変
換回路５０ａ，５０ｂまでが２系統設けられ、ダイバー
シティ処理部６０において、フーリエ変換回路５０ａ，
５０ｂにてサブキャリア毎に分離された信号を用いて各
サブキャリア信号毎にダイバーシティ処理が行われてい
る。
ティ処理部を有するダイバーシティ受信機においては、
一般に、フーリエ変換を用いてＯＦＤＭ変調の各サブキ
ャリア信号が各周波数成分として分離され復調が行われ
ており、また、アンテナ１０ａ，１０ｂからフーリエ変
換回路５０ａ，５０ｂまでが２系統設けられ、ダイバー
シティ処理部６０において、フーリエ変換回路５０ａ，
５０ｂにてサブキャリア毎に分離された信号を用いて各
サブキャリア信号毎にダイバーシティ処理が行われてい
る。
【００３３】図３は、図１に示したダイバーシティ処理
部６０の他の構成例を示す図である。
部６０の他の構成例を示す図である。
【００３４】本構成例は図３に示すように、フーリエ変
換回路５０ａにてフーリエ変換され、各サブキャリア毎
に分離された信号と送信機１から送信される送信信号に
定期的に挿入された既知の伝搬路特性推定用の基準信号
とに基づいて、第１の伝搬経路の伝搬路特性Ｈ1（ω）
を推定する伝搬路特性推定部６１ａと、フーリエ変換回
路５０ｂにてフーリエ変換され、各サブキャリア毎に分
離された信号と送信機１から送信される送信信号に定期
的に挿入された既知の伝搬路特性推定用の基準信号とに
基づいて、第２の伝搬経路の伝搬路特性Ｈ2（ω）を推
定する伝搬路特性推定部６１ｂと、伝搬路特性推定部６
１ａにて推定された伝搬路特性Ｈ1（ω）及び伝搬路特
性推定部６１ｂにて推定された伝搬路特性Ｈ2（ω）に
基づいて、各サブキャリア毎に振幅が大きな伝搬経路を
介して受信された信号を選択するための選択信号を出力
する各波振幅特性比較器６５と、フーリエ変換回路５０
ａ，５０ｂから出力された信号が入力され、各波振幅特
性比較器６５から出力された選択信号に基づいて、フー
リエ変換回路５０ａ，５０ｂから出力された信号のうち
振幅が大きな伝搬経路を介して受信された信号を各サブ
キャリア毎に選択し、出力する選択手段である各波セレ
クタ６６とから構成されている。
換回路５０ａにてフーリエ変換され、各サブキャリア毎
に分離された信号と送信機１から送信される送信信号に
定期的に挿入された既知の伝搬路特性推定用の基準信号
とに基づいて、第１の伝搬経路の伝搬路特性Ｈ1（ω）
を推定する伝搬路特性推定部６１ａと、フーリエ変換回
路５０ｂにてフーリエ変換され、各サブキャリア毎に分
離された信号と送信機１から送信される送信信号に定期
的に挿入された既知の伝搬路特性推定用の基準信号とに
基づいて、第２の伝搬経路の伝搬路特性Ｈ2（ω）を推
定する伝搬路特性推定部６１ｂと、伝搬路特性推定部６
１ａにて推定された伝搬路特性Ｈ1（ω）及び伝搬路特
性推定部６１ｂにて推定された伝搬路特性Ｈ2（ω）に
基づいて、各サブキャリア毎に振幅が大きな伝搬経路を
介して受信された信号を選択するための選択信号を出力
する各波振幅特性比較器６５と、フーリエ変換回路５０
ａ，５０ｂから出力された信号が入力され、各波振幅特
性比較器６５から出力された選択信号に基づいて、フー
リエ変換回路５０ａ，５０ｂから出力された信号のうち
振幅が大きな伝搬経路を介して受信された信号を各サブ
キャリア毎に選択し、出力する選択手段である各波セレ
クタ６６とから構成されている。
【００３５】なお、上述したように構成されたダイバー
シティ処理部を有するダイバーシティ受信機において
は、２系統の振幅だけを比較すればよいので、通常のデ
ータ信号を伝送中に定期的に各サブキャリア毎の振幅を
測定し、受信２系統間の比較を行うことにより選択信号
を生成するという方法も可能である。
シティ処理部を有するダイバーシティ受信機において
は、２系統の振幅だけを比較すればよいので、通常のデ
ータ信号を伝送中に定期的に各サブキャリア毎の振幅を
測定し、受信２系統間の比較を行うことにより選択信号
を生成するという方法も可能である。
【００３６】また、本構成のダイバーシティ処理部を用
いた場合、ＯＦＤＭ変調信号の各サブキャリア毎に選択
ダイバーシティを行うことができる。
いた場合、ＯＦＤＭ変調信号の各サブキャリア毎に選択
ダイバーシティを行うことができる。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
アンテナ、直交検波器、第１の標本量子化手段、第２の
標本量子化手段、直並列変換回路及びフーリエ変換回路
からなる系統が２つ設けられており、それぞれの系統に
おいて、送信機から送信されてきた変調信号の受信処理
が行われ、ダイバーシティ処理部において、それぞれの
系統にて受信処理された信号を用いて各サブキャリア毎
に最適なダイバーシティ処理を行うことができる。
アンテナ、直交検波器、第１の標本量子化手段、第２の
標本量子化手段、直並列変換回路及びフーリエ変換回路
からなる系統が２つ設けられており、それぞれの系統に
おいて、送信機から送信されてきた変調信号の受信処理
が行われ、ダイバーシティ処理部において、それぞれの
系統にて受信処理された信号を用いて各サブキャリア毎
に最適なダイバーシティ処理を行うことができる。
【００３８】それにより、伝搬路においてマルチパスに
よる周波数選択性フェージングが生じた場合において
も、フェージングによる伝送劣化を改善することができ
る。
よる周波数選択性フェージングが生じた場合において
も、フェージングによる伝送劣化を改善することができ
る。
【００３９】またダイバーシティ処理が、ディジタル処
理により行われるため、ＬＳＩ化による小型化及び無調
整化を容易に実現することができる。
理により行われるため、ＬＳＩ化による小型化及び無調
整化を容易に実現することができる。
【図１】本発明のダイバーシティ受信機が用いられた無
線通信システムの実施の一形態を示す図である。
線通信システムの実施の一形態を示す図である。
【図２】図１に示したダイバーシティ処理部の一構成例
を示す図である。
を示す図である。
【図３】図１に示したダイバーシティ処理部の他の構成
例を示す図である。
例を示す図である。
１ 送信機 ２ ダイバーシティ受信機 ３，４０ａ，４０ｂ 直並列変換回路 ４ 逆フーリエ変換回路 ５，７０ 並直列変換回路 ６ 直交変調器 ７，１０ａ，１０ｂ アンテナ ２０ａ，２０ｂ 直交検波器 ３１ａ，３１ｂ，３２ａ，３２ｂ Ａ／Ｄ変換器 ５０ａ，５０ｂ フーリエ変換回路 ６０ ダイバーシティ処理部 ６１ａ，６１ｂ 伝搬路特性推定部 ６２ａ，６２ｂ 複素共役部 ６３ａ，６３ｂ 複素乗算器 ６４ 各波合成器 ６５ 各波振幅特性比較器 ６６ 各波セレクタ ９０ 復調器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１１年９月３０日（１９９９．９．３
０）
０）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項２】 送信機から送信されてきた変調信号を受
信するためのアンテナと、該アンテナを介して受信され
た変調信号を互いに直交する２つのアナログ複素ベース
バンド信号に変換し、出力する直交検波器と、該直交検
波器から出力されたアナログ複素ベースバンド信号を標
本量子化する標本量子化手段と、前記標本量子化手段に
て標本量子化されたベースバンド信号を並列化する直並
列変換回路と、該直並列変換回路にて並列化されたベー
スバンド信号をフーリエ変換し、前記送信機から送信さ
れてきた変調信号をサブキャリア毎の信号に分離するフ
ーリエ変換回路と、該フーリエ変換回路から出力された
信号のダイバーシティ処理を行うダイバーシティ処理部
と、該ダイバーシティ処理部にてダイバーシティ処理さ
れた信号を直列化し、時系列のＩ，Ｑ信号を生成する並
直列変換回路と、該並直列変換回路にて生成されたＩ，
Ｑ信号を復調し、復調データとして出力する復調器とを
有し、前記アンテナ、直交検波器、標本量子化手段、直
並列変換回路及びフーリエ変換回路からなる系統を２つ
具備し、前記ダイバーシティ処理部にて前記２つの系統
にて受信処理された信号を用いてサブキャリア毎にダイ
バーシティ処理が行われるダイバーシティ受信機におい
て、 前記ダイバーシティ処理部は、 前記フーリエ変換回路にてフーリエ変換され、サブキャ
リア毎に分離された信号と前記送信機から送信される送
信信号に定期的に挿入された既知の伝搬路特性推定用の
基準信号とに基づいて、前記２つの系統毎に前記送信機
との間の伝搬経路の伝搬路特性を推定する２つの伝搬路
特性推定部と、 前記２つの伝搬路特性推定部にて推定された伝搬路特性
に基づいて、サブキャリア毎に振幅が大きな伝搬経路を
介して受信された信号を選択するための選択信号を出力
する各波振幅特性比較器と、 前記フーリエ変換回路から出力された信号が入力され、
前記各波振幅特性比較器から出力された選択信号に基づ
いて、前記２つのフーリエ変換回路から出力された信号
のうち振幅が大きな伝搬経路を介して受信された信号を
サブキャリア毎にデジタル処理で選択し、出力する選択
手段とを有することを特徴とするダイバーシティ受信
機。
信するためのアンテナと、該アンテナを介して受信され
た変調信号を互いに直交する２つのアナログ複素ベース
バンド信号に変換し、出力する直交検波器と、該直交検
波器から出力されたアナログ複素ベースバンド信号を標
本量子化する標本量子化手段と、前記標本量子化手段に
て標本量子化されたベースバンド信号を並列化する直並
列変換回路と、該直並列変換回路にて並列化されたベー
スバンド信号をフーリエ変換し、前記送信機から送信さ
れてきた変調信号をサブキャリア毎の信号に分離するフ
ーリエ変換回路と、該フーリエ変換回路から出力された
信号のダイバーシティ処理を行うダイバーシティ処理部
と、該ダイバーシティ処理部にてダイバーシティ処理さ
れた信号を直列化し、時系列のＩ，Ｑ信号を生成する並
直列変換回路と、該並直列変換回路にて生成されたＩ，
Ｑ信号を復調し、復調データとして出力する復調器とを
有し、前記アンテナ、直交検波器、標本量子化手段、直
並列変換回路及びフーリエ変換回路からなる系統を２つ
具備し、前記ダイバーシティ処理部にて前記２つの系統
にて受信処理された信号を用いてサブキャリア毎にダイ
バーシティ処理が行われるダイバーシティ受信機におい
て、 前記ダイバーシティ処理部は、 前記フーリエ変換回路にてフーリエ変換され、サブキャ
リア毎に分離された信号と前記送信機から送信される送
信信号に定期的に挿入された既知の伝搬路特性推定用の
基準信号とに基づいて、前記２つの系統毎に前記送信機
との間の伝搬経路の伝搬路特性を推定する２つの伝搬路
特性推定部と、 前記２つの伝搬路特性推定部にて推定された伝搬路特性
に基づいて、サブキャリア毎に振幅が大きな伝搬経路を
介して受信された信号を選択するための選択信号を出力
する各波振幅特性比較器と、 前記フーリエ変換回路から出力された信号が入力され、
前記各波振幅特性比較器から出力された選択信号に基づ
いて、前記２つのフーリエ変換回路から出力された信号
のうち振幅が大きな伝搬経路を介して受信された信号を
サブキャリア毎にデジタル処理で選択し、出力する選択
手段とを有することを特徴とするダイバーシティ受信
機。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、送信機から送信されてきた変調信号を受信
するためのアンテナと、該アンテナを介して受信された
変調信号を互いに直交する２つのアナログ複素ベースバ
ンド信号に変換し、出力する直交検波器と、該直交検波
器から出力されたアナログ複素ベースバンド信号を標本
量子化する標本量子化手段と、前記標本量子化手段にて
標本量子化されたベースバンド信号を並列化する直並列
変換回路と、該直並列変換回路にて並列化されたベース
バンド信号をフーリエ変換し、前記送信機から送信され
てきた変調信号をサブキャリア毎の信号に分離するフー
リエ変換回路と、該フーリエ変換回路から出力された信
号のダイバーシティ処理を行うダイバーシティ処理部
と、該ダイバーシティ処理部にてダイバーシティ処理さ
れた信号を直列化し、時系列のＩ，Ｑ信号を生成する並
直列変換回路と、該並直列変換回路にて生成されたＩ，
Ｑ信号を復調し、復調データとして出力する復調器とを
有し、前記アンテナ、直交検波器、標本量子化手段、直
並列変換回路及びフーリエ変換回路からなる系統を２つ
具備し、前記ダイバーシティ処理部にて前記２つの系統
にて受信処理された信号を用いてサブキャリア毎にダイ
バーシティ処理が行われるダイバーシティ受信機におい
て、前記ダイバーシティ処理部は、前記フーリエ変換回
路にてフーリエ変換され、サブキャリア毎に分離された
信号と前記送信機から送信される送信信号に定期的に挿
入された既知の伝搬路特性推定用の基準信号とに基づい
て、前記送信機との間の伝搬経路の伝搬路特性を推定す
る伝搬路特性推定部と、該伝搬路特性推定部にて推定さ
れた伝搬路特性の複素共役を生成する複素共役部と、前
記フーリエ変換回路にてフーリエ変換され、サブキャリ
ア毎に分離された信号と前記複素共役部にて生成された
複素共役とを複素乗算する複素乗算器とを前記２つの系
統毎にそれぞれ有し、前記２つの複素乗算器における乗
算結果をサブキャリア毎に合成し、ダイバーシティ処理
後の信号として前記並直列変換回路に対して出力する各
波合成器を有し、デジタル処理により前記ダイバシティ
処理を行うことを特徴とする。
に本発明は、送信機から送信されてきた変調信号を受信
するためのアンテナと、該アンテナを介して受信された
変調信号を互いに直交する２つのアナログ複素ベースバ
ンド信号に変換し、出力する直交検波器と、該直交検波
器から出力されたアナログ複素ベースバンド信号を標本
量子化する標本量子化手段と、前記標本量子化手段にて
標本量子化されたベースバンド信号を並列化する直並列
変換回路と、該直並列変換回路にて並列化されたベース
バンド信号をフーリエ変換し、前記送信機から送信され
てきた変調信号をサブキャリア毎の信号に分離するフー
リエ変換回路と、該フーリエ変換回路から出力された信
号のダイバーシティ処理を行うダイバーシティ処理部
と、該ダイバーシティ処理部にてダイバーシティ処理さ
れた信号を直列化し、時系列のＩ，Ｑ信号を生成する並
直列変換回路と、該並直列変換回路にて生成されたＩ，
Ｑ信号を復調し、復調データとして出力する復調器とを
有し、前記アンテナ、直交検波器、標本量子化手段、直
並列変換回路及びフーリエ変換回路からなる系統を２つ
具備し、前記ダイバーシティ処理部にて前記２つの系統
にて受信処理された信号を用いてサブキャリア毎にダイ
バーシティ処理が行われるダイバーシティ受信機におい
て、前記ダイバーシティ処理部は、前記フーリエ変換回
路にてフーリエ変換され、サブキャリア毎に分離された
信号と前記送信機から送信される送信信号に定期的に挿
入された既知の伝搬路特性推定用の基準信号とに基づい
て、前記送信機との間の伝搬経路の伝搬路特性を推定す
る伝搬路特性推定部と、該伝搬路特性推定部にて推定さ
れた伝搬路特性の複素共役を生成する複素共役部と、前
記フーリエ変換回路にてフーリエ変換され、サブキャリ
ア毎に分離された信号と前記複素共役部にて生成された
複素共役とを複素乗算する複素乗算器とを前記２つの系
統毎にそれぞれ有し、前記２つの複素乗算器における乗
算結果をサブキャリア毎に合成し、ダイバーシティ処理
後の信号として前記並直列変換回路に対して出力する各
波合成器を有し、デジタル処理により前記ダイバシティ
処理を行うことを特徴とする。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】削除
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００７
【補正方法】削除
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００８
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００８】また、送信機から送信されてきた変調信号
を受信するためのアンテナと、該アンテナを介して受信
された変調信号を互いに直交する２つのアナログ複素ベ
ースバンド信号に変換し、出力する直交検波器と、該直
交検波器から出力されたアナログ複素ベースバンド信号
を標本量子化する標本量子化手段と、前記標本量子化手
段にて標本量子化されたベースバンド信号を並列化する
直並列変換回路と、該直並列変換回路にて並列化された
ベースバンド信号をフーリエ変換し、前記送信機から送
信されてきた変調信号をサブキャリア毎の信号に分離す
るフーリエ変換回路と、該フーリエ変換回路から出力さ
れた信号のダイバーシティ処理を行うダイバーシティ処
理部と、該ダイバーシティ処理部にてダイバーシティ処
理された信号を直列化し、時系列のＩ，Ｑ信号を生成す
る並直列変換回路と、該並直列変換回路にて生成された
Ｉ，Ｑ信号を復調し、復調データとして出力する復調器
とを有し、前記アンテナ、直交検波器、標本量子化手
段、直並列変換回路及びフーリエ変換回路からなる系統
を２つ具備し、前記ダイバーシティ処理部にて前記２つ
の系統にて受信処理された信号を用いてサブキャリア毎
にダイバーシティ処理が行われるダイバーシティ受信機
において、前記ダイバーシティ処理部は、前記フーリエ
変換回路にてフーリエ変換され、サブキャリア毎に分離
された信号と前記送信機から送信される送信信号に定期
的に挿入された既知の伝搬路特性推定用の基準信号とに
基づいて、前記２つの系統毎に前記送信機との間の伝搬
経路の伝搬路特性を推定する２つの伝搬路特性推定部
と、前記２つの伝搬路特性推定部にて推定された伝搬路
特性に基づいて、サブキャリア毎に振幅が大きな伝搬経
路を介して受信された信号を選択するための選択信号を
出力する各波振幅特性比較器と、前記フーリエ変換回路
から出力された信号が入力され、前記各波振幅特性比較
器から出力された選択信号に基づいて、前記２つのフー
リエ変換回路から出力された信号のうち振幅が大きな伝
搬経路を介して受信された信号をサブキャリア毎にデジ
タル処理で選択し、出力する選択手段とを有することを
特徴とする。
を受信するためのアンテナと、該アンテナを介して受信
された変調信号を互いに直交する２つのアナログ複素ベ
ースバンド信号に変換し、出力する直交検波器と、該直
交検波器から出力されたアナログ複素ベースバンド信号
を標本量子化する標本量子化手段と、前記標本量子化手
段にて標本量子化されたベースバンド信号を並列化する
直並列変換回路と、該直並列変換回路にて並列化された
ベースバンド信号をフーリエ変換し、前記送信機から送
信されてきた変調信号をサブキャリア毎の信号に分離す
るフーリエ変換回路と、該フーリエ変換回路から出力さ
れた信号のダイバーシティ処理を行うダイバーシティ処
理部と、該ダイバーシティ処理部にてダイバーシティ処
理された信号を直列化し、時系列のＩ，Ｑ信号を生成す
る並直列変換回路と、該並直列変換回路にて生成された
Ｉ，Ｑ信号を復調し、復調データとして出力する復調器
とを有し、前記アンテナ、直交検波器、標本量子化手
段、直並列変換回路及びフーリエ変換回路からなる系統
を２つ具備し、前記ダイバーシティ処理部にて前記２つ
の系統にて受信処理された信号を用いてサブキャリア毎
にダイバーシティ処理が行われるダイバーシティ受信機
において、前記ダイバーシティ処理部は、前記フーリエ
変換回路にてフーリエ変換され、サブキャリア毎に分離
された信号と前記送信機から送信される送信信号に定期
的に挿入された既知の伝搬路特性推定用の基準信号とに
基づいて、前記２つの系統毎に前記送信機との間の伝搬
経路の伝搬路特性を推定する２つの伝搬路特性推定部
と、前記２つの伝搬路特性推定部にて推定された伝搬路
特性に基づいて、サブキャリア毎に振幅が大きな伝搬経
路を介して受信された信号を選択するための選択信号を
出力する各波振幅特性比較器と、前記フーリエ変換回路
から出力された信号が入力され、前記各波振幅特性比較
器から出力された選択信号に基づいて、前記２つのフー
リエ変換回路から出力された信号のうち振幅が大きな伝
搬経路を介して受信された信号をサブキャリア毎にデジ
タル処理で選択し、出力する選択手段とを有することを
特徴とする。
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００９
【補正方法】削除
Claims (5)
- 【請求項１】 送信機から送信された変調信号を受信す
るとともに、前記送信機との間の伝送品質の劣化を改善
することができるダイバーシティ受信機であって、 前記送信機から送信されてきた変調信号を受信するため
のアンテナと、 該アンテナを介して受信された変調信号をアナログ複素
ベースバンド信号に変換し、出力する直交検波器と、 該直交検波器から出力されたアナログ複素ベースバンド
信号を標本量子化する標本量子化手段と、 前記標本量子化手段にて標本量子化されたベースバンド
信号を並列化する直並列変換回路と、 該直並列変換回路にて並列化されたベースバンド信号を
フーリエ変換し、前記送信機から送信されてきた変調信
号をサブキャリア毎の信号に分離するフーリエ変換回路
と、 該フーリエ変換回路から出力された信号のダイバーシテ
ィ処理を行うダイバーシティ処理部と、 該ダイバーシティ処理部にてダイバーシティ処理された
信号を直列化し、時系列のＩ，Ｑ信号を生成する並直列
変換回路と、 該並直列変換回路にて生成されたＩ，Ｑ信号を復調し、
復調データとして出力する復調器とを有し、 前記アンテナ、直交検波器、標本量子化手段、直並列変
換回路及びフーリエ変換回路からなる系統を２つ具備
し、 前記ダイバーシティ処理部は、前記２つの系統にて受信
処理された信号を用いてサブキャリア毎にダイバーシテ
ィ処理を行うことを特徴とするダイバーシティ受信機。 - 【請求項２】 請求項１に記載のダイバーシティ受信機
において、 前記直交検波器は、前記アンテナを介して受信された変
調信号をそれぞれ２つの互いに直交するアナログ複素ベ
ースバンド信号に変換し、出力し、 前記標本化量子化手段は、前記直交検波器から出力され
たアナログ複素ベースバンド信号のうち一方の信号を標
本量子化し、標本量子化されたＩ信号を生成する第１の
標本量子化手段と、前記直交検波器から出力されたアナ
ログ複素ベースバンド信号のうち他方の信号を標本量子
化し、標本量子化されたＱ信号を生成する第２の標本量
子化手段とからなることを特徴とするダイバーシティ受
信機。 - 【請求項３】 請求項１または請求項２に記載のダイバ
ーシティ受信機において、 前記ダイバーシティ処理部は、 前記フーリエ変換回路にてフーリエ変換され、サブキャ
リア毎に分離された信号と前記送信機から送信される送
信信号に定期的に挿入された既知の伝搬路特性推定用の
基準信号とに基づいて、前記送信機との間の伝搬経路の
伝搬路特性を推定する伝搬路特性推定部と、 該伝搬路特性推定部にて推定された伝搬路特性の複素共
役を生成する複素共役部と、 前記フーリエ変換回路にてフーリエ変換され、サブキャ
リア毎に分離された信号と前記複素共役部にて生成され
た複素共役とを複素乗算する複素乗算器とを前記２つの
系統毎に有し、 前記２つの複素乗算器における乗算結果をサブキャリア
毎に合成し、ダイバーシティ処理後の信号として前記並
直列変換回路に対して出力する各波合成器を有すること
を特徴とするダイバーシティ受信機。 - 【請求項４】 請求項１または請求項２に記載のダイバ
ーシティ受信機において、 前記ダイバーシティ処理部は、 前記フーリエ変換回路にてフーリエ変換され、サブキャ
リア毎に分離された信号と前記送信機から送信される送
信信号に定期的に挿入された既知の伝搬路特性推定用の
基準信号とに基づいて、前記２つの系統毎に前記送信機
との間の伝搬経路の伝搬路特性を推定する２つの伝搬路
特性推定部と、 前記２つの伝搬路特性推定部にて推定された伝搬路特性
に基づいて、サブキャリア毎に振幅が大きな伝搬経路を
介して受信された信号を選択するための選択信号を出力
する各波振幅特性比較器と、 前記フーリエ変換回路から出力された信号が入力され、
前記各波振幅特性比較器から出力された選択信号に基づ
いて、前記２つのフーリエ変換回路から出力された信号
のうち振幅が大きな伝搬経路を介して受信された信号を
サブキャリア毎に選択し、出力する選択手段とを有する
ことを特徴とするダイバーシティ受信機。 - 【請求項５】 請求項２乃至４のいずれか１項に記載の
ダイバーシティ受信機において、 前記第１及び第２の標本量子化手段は、Ａ／Ｄ変換器で
あることを特徴とするダイバーシティ受信機。
Priority Applications (3)
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| JP10205305A JP2000036801A (ja) | 1998-07-21 | 1998-07-21 | ダイバーシティ受信機 |
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