JP2000021916A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents
半導体装置とその製造方法Info
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- H01L2224/11—Manufacturing methods
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 第2の下部電極層(コンタクトメタル)の非
シアン金めっき液中における溶出を防止し、高信頼性で
しかも安価な半導体装置とその製造方法を提供する。 【解決手段】 第2の下部電極層20上にストライク金
めっき層28を形成することで非シアン金めっき液中溶
出を抑え安価でしかも高信頼性である半導体装置とその
製造方法を提供する。
シアン金めっき液中における溶出を防止し、高信頼性で
しかも安価な半導体装置とその製造方法を提供する。 【解決手段】 第2の下部電極層20上にストライク金
めっき層28を形成することで非シアン金めっき液中溶
出を抑え安価でしかも高信頼性である半導体装置とその
製造方法を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置を回路
基板に電気的および機械的な接続を行う突起電極の構造
およびその製造方法に関する。
基板に電気的および機械的な接続を行う突起電極の構造
およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における突起電極の構造と製造
方法とを、図11〜図15の断面図をもちいて説明す
る。
方法とを、図11〜図15の断面図をもちいて説明す
る。
【0003】〔突起電極の構造説明:図15〕はじめに
図15をもちいて従来技術の突起電極構造を説明する。
図15にしめすように、半導体基板12上に電極パッド
14を開口するように絶縁膜16を形成し、その全面に
第1の下部電極層18であるクロムと第2の下部電極層
20である銅からなる共通電極膜を形成する。さらに、
突起電極22を形成し、共通電極膜をエッチングして、
突起電極22を有する半導体装置を形成する。
図15をもちいて従来技術の突起電極構造を説明する。
図15にしめすように、半導体基板12上に電極パッド
14を開口するように絶縁膜16を形成し、その全面に
第1の下部電極層18であるクロムと第2の下部電極層
20である銅からなる共通電極膜を形成する。さらに、
突起電極22を形成し、共通電極膜をエッチングして、
突起電極22を有する半導体装置を形成する。
【0004】この従来技術における突起電極を採用する
ことによって、突起電極の機械的強度および電気的特性
の良好な微細バンプを形成することが可能である。
ことによって、突起電極の機械的強度および電気的特性
の良好な微細バンプを形成することが可能である。
【0005】〔突起電極の製造方法説明:図11〜図1
5〕つぎにこの従来技術における突起電極の製造方法
を、図11〜図15の断面図を用いて説明する。
5〕つぎにこの従来技術における突起電極の製造方法
を、図11〜図15の断面図を用いて説明する。
【0006】まずはじめに図11にしめすように、半導
体基板12上の全面に、絶縁膜16を形成し、フォトエ
ッチング技術により、電極パッド14を露出するように
開口部を有する絶縁膜16を形成する。
体基板12上の全面に、絶縁膜16を形成し、フォトエ
ッチング技術により、電極パッド14を露出するように
開口部を有する絶縁膜16を形成する。
【0007】つぎに図12にしめすように、共通電極膜
である第1の下部電極18と第2の下部電極層20とを
全面にスパッタリング法により形成する。この第1の下
部電極層18は、クロムを0.01μm、第2の下部電
極層20に銅を0.4μmの厚さで順次形成する。第1
の下部電極層18は、電極パッド14との接続層と相互
拡散を防ぐバリヤ層の役割をもち、第2の下部電極層2
0は、突起電極22を電気めっき法にて形成するときの
電極と突起電極22の接続層としての役割ももつ。
である第1の下部電極18と第2の下部電極層20とを
全面にスパッタリング法により形成する。この第1の下
部電極層18は、クロムを0.01μm、第2の下部電
極層20に銅を0.4μmの厚さで順次形成する。第1
の下部電極層18は、電極パッド14との接続層と相互
拡散を防ぐバリヤ層の役割をもち、第2の下部電極層2
0は、突起電極22を電気めっき法にて形成するときの
電極と突起電極22の接続層としての役割ももつ。
【0008】その後、図13にしめすように感光性樹脂
24を回転塗布法により20μmの厚さで全面に形成
し、フォトリソグラフィー技術により突起電極22形成
部に開口を有するように形成する。この感光性樹脂24
は、微細パターン解像性と剥離性が容易であるポジ型の
感光性樹脂を採用する。
24を回転塗布法により20μmの厚さで全面に形成
し、フォトリソグラフィー技術により突起電極22形成
部に開口を有するように形成する。この感光性樹脂24
は、微細パターン解像性と剥離性が容易であるポジ型の
感光性樹脂を採用する。
【0009】つぎに図14にしめすように、亜硫酸ナト
リウム金からなる非シアン系の金めっき液を65℃に昇
温し、電流密度0.8A/dm2 にて、突起電極22を
10μm〜15μmの厚さで形成する。
リウム金からなる非シアン系の金めっき液を65℃に昇
温し、電流密度0.8A/dm2 にて、突起電極22を
10μm〜15μmの厚さで形成する。
【0010】金めっき液に非シアン系をもちいる理由
は、感光性樹脂24のシアン系による溶出を防止して良
好なめっきを行うためと、非シアン系めっき液を採用す
ることで環境問題の点で有利である。
は、感光性樹脂24のシアン系による溶出を防止して良
好なめっきを行うためと、非シアン系めっき液を採用す
ることで環境問題の点で有利である。
【0011】その後、図15にしめすように、感光性樹
脂24の除去を行なう。その後、突起電極22をマスク
にして第2の下部電極層20および第1の下部電極層1
8を湿式エッチング法によりエッチングし、下部電極1
9を形成し突起電極構造を形成する。
脂24の除去を行なう。その後、突起電極22をマスク
にして第2の下部電極層20および第1の下部電極層1
8を湿式エッチング法によりエッチングし、下部電極1
9を形成し突起電極構造を形成する。
【0012】ここで、湿式エッチングを採用する理由
は、クロムを膜厚0.01μm、銅を膜厚0.4μmの
厚さで2層構造で形成されるため、乾式エッチング法で
は被エッチング層と他層とのエッチング選択比を得るた
めにエッチングガスを複合エッチングガスを複雑に選択
しなければならない。
は、クロムを膜厚0.01μm、銅を膜厚0.4μmの
厚さで2層構造で形成されるため、乾式エッチング法で
は被エッチング層と他層とのエッチング選択比を得るた
めにエッチングガスを複合エッチングガスを複雑に選択
しなければならない。
【0013】さらに工業生産的にエッチング加工するた
めの所要時間が非常に長くかかり、処理装置も高価なも
のとなってしまう欠点を有する。
めの所要時間が非常に長くかかり、処理装置も高価なも
のとなってしまう欠点を有する。
【0014】しかし、湿式エッチング法においては、エ
ッチング選択比のとれるエッチング液を選択することで
大がかりな設備を要さずに簡便にエッチング処理を行う
ことができる。このような製造方法にて、突起電極22
の形成を簡便でしかも安価に形成することができる。
ッチング選択比のとれるエッチング液を選択することで
大がかりな設備を要さずに簡便にエッチング処理を行う
ことができる。このような製造方法にて、突起電極22
の形成を簡便でしかも安価に形成することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の突起電極22の構造とその製造方法では、第2の下
部電極層20である銅は非シアン系の金めっき液中で溶
出してしまい、非シアン系金めっき液の劣化を促進して
浴寿命が著しく低下しまう。
術の突起電極22の構造とその製造方法では、第2の下
部電極層20である銅は非シアン系の金めっき液中で溶
出してしまい、非シアン系金めっき液の劣化を促進して
浴寿命が著しく低下しまう。
【0016】さらに図15にしめすように、非シアン金
めっき液により半導体基板12上の第2の下部電極層2
0が溶出して除去されてしまうために、めっき未済部2
6を発生してしまう。
めっき液により半導体基板12上の第2の下部電極層2
0が溶出して除去されてしまうために、めっき未済部2
6を発生してしまう。
【0017】第1の下部電極層18にチタンや、チタン
タングステン合金を形成し、第2の下部電極層20に金
や、白金や、パラジウムなどの貴金属を形成することで
非シアン金めっき液による溶出を防止することができ
る。しかし、第2の下部電極層20の貴金属スパッタリ
ングターゲットのコストが高価であり製品のコストアッ
プにつながる欠点を有していた。
タングステン合金を形成し、第2の下部電極層20に金
や、白金や、パラジウムなどの貴金属を形成することで
非シアン金めっき液による溶出を防止することができ
る。しかし、第2の下部電極層20の貴金属スパッタリ
ングターゲットのコストが高価であり製品のコストアッ
プにつながる欠点を有していた。
【0018】このため高信頼性でしかも安価な突起電極
22構造とその製造方法を提供することが非常に困難で
あった。
22構造とその製造方法を提供することが非常に困難で
あった。
【0019】〔発明の目的〕本発明の目的は上記課題を
解決し、安価でしかも高信頼性のある半導体装置および
その製造方法を提供することである。
解決し、安価でしかも高信頼性のある半導体装置および
その製造方法を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の半導体装置およびその製造方法おいては、下
記記載の手段を採用する。
に本発明の半導体装置およびその製造方法おいては、下
記記載の手段を採用する。
【0021】本発明の半導体装置の構造は、電極パッド
上の周縁部に開口部を有する絶縁膜と、電極パッド上に
設ける第1の下部電極膜と、第1の電極層上に形成する
第2の下部電極層と、突起電極とを有する半導体装置で
あって、第2の下部電極層上にストライク金めっき層を
有することを特徴とする。
上の周縁部に開口部を有する絶縁膜と、電極パッド上に
設ける第1の下部電極膜と、第1の電極層上に形成する
第2の下部電極層と、突起電極とを有する半導体装置で
あって、第2の下部電極層上にストライク金めっき層を
有することを特徴とする。
【0022】本発明の半導体装置の製造方法は、電極パ
ッド上の中央部が開口するように絶縁膜を形成する工程
と、第1の下部電極層と第2の下部電極層とを全面に形
成する工程と、感光性樹脂をパターンニングする工程
と、感光性樹脂開口部にストライク金めっき層を形成す
る工程と、突起電極を形成する工程と、感光性樹脂を除
去する工程と、第2の下部電極層を突起電極をマスクに
してパターンニングする工程と、第1の下部電極層を突
起電極と第2の下部電極層とをマスクにしてパターンニ
ングする工程とを有することを特徴とする。
ッド上の中央部が開口するように絶縁膜を形成する工程
と、第1の下部電極層と第2の下部電極層とを全面に形
成する工程と、感光性樹脂をパターンニングする工程
と、感光性樹脂開口部にストライク金めっき層を形成す
る工程と、突起電極を形成する工程と、感光性樹脂を除
去する工程と、第2の下部電極層を突起電極をマスクに
してパターンニングする工程と、第1の下部電極層を突
起電極と第2の下部電極層とをマスクにしてパターンニ
ングする工程とを有することを特徴とする。
【0023】本発明の半導体装置の製造方法は、電極パ
ッド上の中央部が開口するように絶縁膜を形成する工程
と、第1の下部電極層と第2の下部電極層とを全面に形
成する工程と、感光性樹脂をパターンニングする工程
と、感光性樹脂表面を親水化処理する工程と、感光性樹
脂開口部にストライク金めっき層を形成する工程と、突
起電極を形成する工程と、感光性樹脂を除去する工程
と、第2の下部電極層を突起電極をマスクにしてパター
ンニングする工程と、第1の下部電極層を突起電極と第
2の下部電極層とをマスクにしてパターンニングする工
程とを有することを特徴とする。
ッド上の中央部が開口するように絶縁膜を形成する工程
と、第1の下部電極層と第2の下部電極層とを全面に形
成する工程と、感光性樹脂をパターンニングする工程
と、感光性樹脂表面を親水化処理する工程と、感光性樹
脂開口部にストライク金めっき層を形成する工程と、突
起電極を形成する工程と、感光性樹脂を除去する工程
と、第2の下部電極層を突起電極をマスクにしてパター
ンニングする工程と、第1の下部電極層を突起電極と第
2の下部電極層とをマスクにしてパターンニングする工
程とを有することを特徴とする。
【0024】本発明の半導体装置の製造方法は、電極パ
ッド上の中央部が開口するように絶縁膜を形成する工程
と、第1の下部電極層と第2の下部電極層とを全面に形
成する工程と、第2の下部電極層上全面にストライク金
めっき層を形成する工程と、感光性樹脂をパターンニン
グする工程と、突起電極を形成する工程と、感光性樹脂
を除去する工程と、ストライク金めっき層を突起電極を
マスクにしてパターンニングする工程と、第2の下部電
極層を突起電極とストライク金めっき層とをマスクにし
てパターンニングする工程と、第1の下部電極層を突起
電極とストライク金めっき層と第2の下部電極層とをマ
スクにしてパターンニングする工程とを有することを特
徴とする。
ッド上の中央部が開口するように絶縁膜を形成する工程
と、第1の下部電極層と第2の下部電極層とを全面に形
成する工程と、第2の下部電極層上全面にストライク金
めっき層を形成する工程と、感光性樹脂をパターンニン
グする工程と、突起電極を形成する工程と、感光性樹脂
を除去する工程と、ストライク金めっき層を突起電極を
マスクにしてパターンニングする工程と、第2の下部電
極層を突起電極とストライク金めっき層とをマスクにし
てパターンニングする工程と、第1の下部電極層を突起
電極とストライク金めっき層と第2の下部電極層とをマ
スクにしてパターンニングする工程とを有することを特
徴とする。
【0025】本発明の半導体装置の製造方法は、電極パ
ッド上の中央部が開口するように絶縁膜を形成する工程
と、第1の下部電極層と第2の下部電極層とを全面に形
成する工程と、第2の下部電極層上全面にストライク金
めっき層を形成する工程と、感光性樹脂をパターンニン
グする工程と、感光性樹脂表面を親水化処理する工程
と、突起電極を形成する工程と、感光性樹脂を除去する
工程とストライク金めっき層を突起電極をマスクにして
パターンニングする工程と、第2の下部電極層を突起電
極とストライク金めっき層とをマスクにしてパターンニ
ングする工程と、第1の下部電極層を突起電極とストラ
イク金めっき層と第2の下部電極層とをマスクにしてパ
ターンニングする工程とを有することを特徴とする。
ッド上の中央部が開口するように絶縁膜を形成する工程
と、第1の下部電極層と第2の下部電極層とを全面に形
成する工程と、第2の下部電極層上全面にストライク金
めっき層を形成する工程と、感光性樹脂をパターンニン
グする工程と、感光性樹脂表面を親水化処理する工程
と、突起電極を形成する工程と、感光性樹脂を除去する
工程とストライク金めっき層を突起電極をマスクにして
パターンニングする工程と、第2の下部電極層を突起電
極とストライク金めっき層とをマスクにしてパターンニ
ングする工程と、第1の下部電極層を突起電極とストラ
イク金めっき層と第2の下部電極層とをマスクにしてパ
ターンニングする工程とを有することを特徴とする。
【0026】〔作用〕本発明による半導体装置の構造と
製造方法は、第2の下部電極層上にストライク金めっき
層を形成することによって金めっき液中に第2の下部電
極層材料の溶出を防止することができる。
製造方法は、第2の下部電極層上にストライク金めっき
層を形成することによって金めっき液中に第2の下部電
極層材料の溶出を防止することができる。
【0027】このことによって、非シアン系金めっき液
の安定化をはかり浴寿命を向上することが可能で、しか
も高信頼性である良好な突起電極22を安価で形成する
ことができる。
の安定化をはかり浴寿命を向上することが可能で、しか
も高信頼性である良好な突起電極22を安価で形成する
ことができる。
【0028】さらに、第2の下部電極層20は高価な貴
金属を使用することなく、機械的および電気的特性の優
れた突起電極22を簡便でしかも安価に工業生産的に優
れた構造とその製造方法を提供することができる。
金属を使用することなく、機械的および電気的特性の優
れた突起電極22を簡便でしかも安価に工業生産的に優
れた構造とその製造方法を提供することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を実施す
るための最良の形態における半導体装置の構造および製
造方法を説明する。図1〜図5の本発明の半導体装置の
構造と製造方法をしめす断面図をもちいて説明する。ま
ずはじめに図5をもちいて本発明の第1の実施形態にお
ける半導体装置の構造を説明する。
るための最良の形態における半導体装置の構造および製
造方法を説明する。図1〜図5の本発明の半導体装置の
構造と製造方法をしめす断面図をもちいて説明する。ま
ずはじめに図5をもちいて本発明の第1の実施形態にお
ける半導体装置の構造を説明する。
【0030】〔本発明の第1の実施形態における半導体
装置の構造説明:図5〕半導体基板12上に電極パッド
14にの開口部を有する絶縁膜16と、第1の下部電極
層18と、第2の下部電層20と、ストライク金めっき
層28と、突起電極22とを設ける。
装置の構造説明:図5〕半導体基板12上に電極パッド
14にの開口部を有する絶縁膜16と、第1の下部電極
層18と、第2の下部電層20と、ストライク金めっき
層28と、突起電極22とを設ける。
【0031】このように、第2の下部電極層20上面に
ストライク金めっき層28を形成すことにより突起電極
22のめっき未済を防止し、良好な突起電極22を安価
で再現性良く形成することができ、さらに第2の非シア
ン金めっき液の液寿命をのばすことができる。
ストライク金めっき層28を形成すことにより突起電極
22のめっき未済を防止し、良好な突起電極22を安価
で再現性良く形成することができ、さらに第2の非シア
ン金めっき液の液寿命をのばすことができる。
【0032】[本発明の第1の実施形態の製造方法:図
1〜図5]つぎにこの図5にしめす構造をえるための半
導体装置の製造方法を説明する。
1〜図5]つぎにこの図5にしめす構造をえるための半
導体装置の製造方法を説明する。
【0033】図1にしめすように、半導体基板12上の
全面に、絶縁膜16を形成し、フォトエッチング技術に
より電極パッド14を露出するように開口部を有する絶
縁膜16を形成する。
全面に、絶縁膜16を形成し、フォトエッチング技術に
より電極パッド14を露出するように開口部を有する絶
縁膜16を形成する。
【0034】つぎに図2にしめすように、共通電極膜で
ある第1の下部電極18と第2の下部電極層20とを全
面にスパッタリング法により形成する。この第1の下部
電極層18は、クロムを0.01μm、第2の下部電極
層20に銅を0.4μmの厚さで順次形成する。第1の
下部電極層18は、電極パッド14との接続層と相互拡
散を防ぐバリヤ層の役割をもち、第2の下部電極層20
は、突起電極22を電気めっき法にて形成するときの電
極と突起電極22の接続層としての役割ももつ。
ある第1の下部電極18と第2の下部電極層20とを全
面にスパッタリング法により形成する。この第1の下部
電極層18は、クロムを0.01μm、第2の下部電極
層20に銅を0.4μmの厚さで順次形成する。第1の
下部電極層18は、電極パッド14との接続層と相互拡
散を防ぐバリヤ層の役割をもち、第2の下部電極層20
は、突起電極22を電気めっき法にて形成するときの電
極と突起電極22の接続層としての役割ももつ。
【0035】第1の下部電極層18としては、チタン
や、チタン・タングステン合金構造でも適用可能であ
る。
や、チタン・タングステン合金構造でも適用可能であ
る。
【0036】その後、図3にしめすように感光性樹脂2
4を回転塗布法により20μmの厚さで全面に形成し、
フォトリソグラフィー技術により突起電極形成部に開口
を有するように形成する。
4を回転塗布法により20μmの厚さで全面に形成し、
フォトリソグラフィー技術により突起電極形成部に開口
を有するように形成する。
【0037】この感光性樹脂24は、微細パターン解像
性と剥離性が容易であるポジ型の感光性樹脂を採用す
る。
性と剥離性が容易であるポジ型の感光性樹脂を採用す
る。
【0038】つぎに図4にしめすように、金含有量が1
g/リットルからなる第1の非シアン金めっき液を25
℃に制御し、電流密度が0.8〜1.2A/dm2 の条
件で0.1〜0.2μmの厚さでストライクめっき処理
を行ない、ストライク金めっき層28を形成する。
g/リットルからなる第1の非シアン金めっき液を25
℃に制御し、電流密度が0.8〜1.2A/dm2 の条
件で0.1〜0.2μmの厚さでストライクめっき処理
を行ない、ストライク金めっき層28を形成する。
【0039】その後、亜硫酸ナトリウム金からなる第2
の非シアン金めっき液を65℃に昇温し、電流密度0.
8A/dm2 で、突起電極22を10μm〜15μmの
厚さで形成する。
の非シアン金めっき液を65℃に昇温し、電流密度0.
8A/dm2 で、突起電極22を10μm〜15μmの
厚さで形成する。
【0040】第1の非シアン金めっき液をもちいてスト
ライク金めっき層28を形成することによって、第2の
非シアン金めっき液による第2の下部電極層20の溶出
を防ぐことにより突起電極22のめっき未済の発生を防
止し、第2の下部電極層20の溶出による第2の非シア
ン金めっき液の劣化を防止することができる。
ライク金めっき層28を形成することによって、第2の
非シアン金めっき液による第2の下部電極層20の溶出
を防ぐことにより突起電極22のめっき未済の発生を防
止し、第2の下部電極層20の溶出による第2の非シア
ン金めっき液の劣化を防止することができる。
【0041】その後、図5にしめすように、感光性樹脂
24の除去を行ったのち、突起電極22をマスクに用い
て、第2の下部電極層20および第1の下部電極層18
を湿式エッチング法によりエッチングし、下部電極19
を形成し突起電極構造を形成する。
24の除去を行ったのち、突起電極22をマスクに用い
て、第2の下部電極層20および第1の下部電極層18
を湿式エッチング法によりエッチングし、下部電極19
を形成し突起電極構造を形成する。
【0042】ここで湿式エッチングを採用する理由はク
ロム0.01μm、銅を0.4μmの厚さで2層構造で
形成されるため乾式エッチング法では被エッチング層と
他層とのエッチング選択比を得るために、エッチングガ
スを複合エッチングガスを複雑に選択しなければならな
い。
ロム0.01μm、銅を0.4μmの厚さで2層構造で
形成されるため乾式エッチング法では被エッチング層と
他層とのエッチング選択比を得るために、エッチングガ
スを複合エッチングガスを複雑に選択しなければならな
い。
【0043】さらに工業生産的にエッチング加工するた
めの所要時間が非常に長くかかり、処理装置も高価なも
のとなってしまう欠点を有する。
めの所要時間が非常に長くかかり、処理装置も高価なも
のとなってしまう欠点を有する。
【0044】しかしながら、湿式エッチング法ではエッ
チング選択比のとれるエッチング液を選択することで大
がかりな設備を要さずに簡便にエッチング処理を行うこ
とができる。
チング選択比のとれるエッチング液を選択することで大
がかりな設備を要さずに簡便にエッチング処理を行うこ
とができる。
【0045】このようにして本発明の製造方法によって
形成した半導体装置は、ストライク金めっき層28を形
成することで突起電極22のめっき未済を防止するとと
もに第2の非シアン金めっき液の寿命をのばすことがで
き、しかも安価で工業生産的に有利な半導体装置および
その製造方法を提供することができる。
形成した半導体装置は、ストライク金めっき層28を形
成することで突起電極22のめっき未済を防止するとと
もに第2の非シアン金めっき液の寿命をのばすことがで
き、しかも安価で工業生産的に有利な半導体装置および
その製造方法を提供することができる。
【0046】なお以上説明した第1の実施形態では、感
光性樹脂24をパターンニング後にストライク金めっき
層28を形成する実施形態で説明したが、第2の下部電
極層20形成後に第2の下部電極層上の全面にストライ
ク金めっき層28を形成しても、前述の作用効果は得ら
れる。この製造方法を本発明の第2の実施形態として、
つぎに説明する。
光性樹脂24をパターンニング後にストライク金めっき
層28を形成する実施形態で説明したが、第2の下部電
極層20形成後に第2の下部電極層上の全面にストライ
ク金めっき層28を形成しても、前述の作用効果は得ら
れる。この製造方法を本発明の第2の実施形態として、
つぎに説明する。
【0047】[本発明の第2の実施形態の製造方法:図
6〜図10]以下に本発明の第2の実施の形態における
半導体装置の製造方法を、図1、図6から図9を用いて
説明する。この実施形態では、突起電極の断面形状が第
1の実施形態とことなる。
6〜図10]以下に本発明の第2の実施の形態における
半導体装置の製造方法を、図1、図6から図9を用いて
説明する。この実施形態では、突起電極の断面形状が第
1の実施形態とことなる。
【0048】図6にしめすように、半導体基板12上の
全面に、絶縁膜16を形成し、フォトエッチング技術に
より電極パッド14を露出するように開口部を有する絶
縁膜16を形成する。
全面に、絶縁膜16を形成し、フォトエッチング技術に
より電極パッド14を露出するように開口部を有する絶
縁膜16を形成する。
【0049】つぎに図7にしめすように、共通電極膜で
ある第1の下部電極18と第2の下部電極層20とを全
面にスパッタリング法により形成する。この第1の下部
電極層18は、クロムを0.01μm、第2の下部電極
層20に銅を0.4μmの厚さで順次形成する。第1の
下部電極層18は、電極パッド14との接続層と相互拡
散を防ぐバリヤ層の役割をもち、第2の下部電極層20
は、突起電極22を電気めっき法にて形成するときの電
極と突起電極22の接続層としての役割ももつ。
ある第1の下部電極18と第2の下部電極層20とを全
面にスパッタリング法により形成する。この第1の下部
電極層18は、クロムを0.01μm、第2の下部電極
層20に銅を0.4μmの厚さで順次形成する。第1の
下部電極層18は、電極パッド14との接続層と相互拡
散を防ぐバリヤ層の役割をもち、第2の下部電極層20
は、突起電極22を電気めっき法にて形成するときの電
極と突起電極22の接続層としての役割ももつ。
【0050】第1の下部電極層18は、チタンや、チタ
ン・タングステン合金構造でも適用可能である。
ン・タングステン合金構造でも適用可能である。
【0051】その後、第2の下部電極20上の全面に、
金含有量が1g/リットルからなる第1の非シアン金め
っき液を25℃に制御して、電流密度が0.8〜1.2
A/dm2 の条件で0.1〜0.2μmの厚さでストラ
イク金めっき処理を行う。
金含有量が1g/リットルからなる第1の非シアン金め
っき液を25℃に制御して、電流密度が0.8〜1.2
A/dm2 の条件で0.1〜0.2μmの厚さでストラ
イク金めっき処理を行う。
【0052】その後、図8にしめすように感光性樹脂2
4を回転塗布法により20μmの厚さで全面に形成し、
フォトリソグラフィー技術により突起電極形成部に開口
を有するように形成する。
4を回転塗布法により20μmの厚さで全面に形成し、
フォトリソグラフィー技術により突起電極形成部に開口
を有するように形成する。
【0053】この感光性樹脂24は、微細パターン解像
性と剥離性が容易であるポジ型の感光性樹脂を採用す
る。
性と剥離性が容易であるポジ型の感光性樹脂を採用す
る。
【0054】つぎに図9にしめすように、亜硫酸ナトリ
ウム金からなる第2の非シアン金めっき液を65℃に昇
温し、電流密度0.8A/dm2 で突起電極22を10
μm〜15μmの厚さで形成する。
ウム金からなる第2の非シアン金めっき液を65℃に昇
温し、電流密度0.8A/dm2 で突起電極22を10
μm〜15μmの厚さで形成する。
【0055】第1の非シアン金めっき液をもちいてスト
ライク金めっき層28を形成することによって、第2の
非シアン金めっき液による第2の下部電極層20の溶出
を防ぐことにより突起電極22のめっき未済の発生を防
止し、第2の下部電極層20の溶出による第2の非シア
ン金めっき液の劣化を防止することができる。
ライク金めっき層28を形成することによって、第2の
非シアン金めっき液による第2の下部電極層20の溶出
を防ぐことにより突起電極22のめっき未済の発生を防
止し、第2の下部電極層20の溶出による第2の非シア
ン金めっき液の劣化を防止することができる。
【0056】その後、図10にしめすように、感光性樹
脂24の除去を行ったのち、突起電極22をマスクにし
て、第2の下部電極層20および第1の下部電極層18
を湿式エッチング法によりエッチングし、下部電極19
を形成し突起電極構造を形成する。
脂24の除去を行ったのち、突起電極22をマスクにし
て、第2の下部電極層20および第1の下部電極層18
を湿式エッチング法によりエッチングし、下部電極19
を形成し突起電極構造を形成する。
【0057】ここで湿式エッチングを採用する理由はク
ロム0.01μm、銅を0.4μmの厚さで2層構造で
形成されるため乾式エッチング法では、被エッチング層
と他層とのエッチング選択比を得るために、エッチング
ガスを複合エッチングガスを複雑に選択しなければなら
ない。
ロム0.01μm、銅を0.4μmの厚さで2層構造で
形成されるため乾式エッチング法では、被エッチング層
と他層とのエッチング選択比を得るために、エッチング
ガスを複合エッチングガスを複雑に選択しなければなら
ない。
【0058】さらに工業生産的にエッチング加工するた
めの所要時間が非常に長くかかり、処理装置も高価なも
のとなってしまう欠点を有する。
めの所要時間が非常に長くかかり、処理装置も高価なも
のとなってしまう欠点を有する。
【0059】しかしながら、湿式エッチング法ではエッ
チング選択比のとれるエッチング液を選択することで大
がかりな設備を要さずに簡便にエッチング処理を行うこ
とができる。
チング選択比のとれるエッチング液を選択することで大
がかりな設備を要さずに簡便にエッチング処理を行うこ
とができる。
【0060】本発明により形成した半導体装置はストラ
イク金めっき層28を形成することで、突起電極22の
めっき未済を防止するとともに、第2の非シアン金めっ
き液の寿命をのばすことができる。
イク金めっき層28を形成することで、突起電極22の
めっき未済を防止するとともに、第2の非シアン金めっ
き液の寿命をのばすことができる。
【0061】さらに安価で高信頼性のある半導体装置お
よびその製造方法を提供することができる。
よびその製造方法を提供することができる。
【0062】なお、以上説明した本発明の第1および第
2の実施形態の製造方法において、突起電極22の形成
のとき、めっきマスクとして用いる感光性樹脂24の開
口大きさと開口深さの比、いわゆるアスペクト比が大き
くなると、めっき液が開口内部に入りにくくなる。
2の実施形態の製造方法において、突起電極22の形成
のとき、めっきマスクとして用いる感光性樹脂24の開
口大きさと開口深さの比、いわゆるアスペクト比が大き
くなると、めっき液が開口内部に入りにくくなる。
【0063】そこで、この点を改善するために、感光性
樹脂24の親水化処理を行うことが好ましい。感光性樹
脂24の親水化処理を行うと、めっき液が感光性樹脂2
4の開口内部に充分に入り込み、設計どうりの突起電極
22を形成する事が可能となる。この感光性樹脂24の
親水化処理は、酸素(O2 )プラズマ雰囲気中で処理す
るとよい。
樹脂24の親水化処理を行うことが好ましい。感光性樹
脂24の親水化処理を行うと、めっき液が感光性樹脂2
4の開口内部に充分に入り込み、設計どうりの突起電極
22を形成する事が可能となる。この感光性樹脂24の
親水化処理は、酸素(O2 )プラズマ雰囲気中で処理す
るとよい。
【0064】
【発明の効果】本発明による半導体装置の構造と製造方
法は、第2の下部電極層上にストライク金めっき層を形
成することによって金めっき液中に第2の下部電極層材
料の溶出を防止することができる。
法は、第2の下部電極層上にストライク金めっき層を形
成することによって金めっき液中に第2の下部電極層材
料の溶出を防止することができる。
【0065】このことによって、非シアン系金めっき液
の安定化をはかり浴寿命を向上することが可能で、しか
も高信頼性である良好な突起電極を安価で形成すること
ができる。
の安定化をはかり浴寿命を向上することが可能で、しか
も高信頼性である良好な突起電極を安価で形成すること
ができる。
【0066】さらに、第2の下部電極層は高価な貴金属
を使用することなく、機械的および電気的特性の優れた
突起電極を簡便でしかも安価に工業生産的に優れた構造
とその製造方法を提供することができる。
を使用することなく、機械的および電気的特性の優れた
突起電極を簡便でしかも安価に工業生産的に優れた構造
とその製造方法を提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施形態における半導体装置お
よび製造方法を示す断面図である。
よび製造方法を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における半導体装置お
よび製造方法を示す断面図である。
よび製造方法を示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における半導体装置お
よび製造方法を示す断面図である。
よび製造方法を示す断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における半導体装置お
よび製造方法を示す断面図である。
よび製造方法を示す断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態における半導体装置お
よび製造方法を示す断面図である。
よび製造方法を示す断面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態における半導体装置お
よび製造方法を示す平面図である。
よび製造方法を示す平面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態における半導体装置と
その接続方法を示す断面図である。
その接続方法を示す断面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態における半導体装置お
よび製造方法を示す平面図である。
よび製造方法を示す平面図である。
【図9】本発明の第2の実施形態における半導体装置と
その接続方法を示す断面図である。
その接続方法を示す断面図である。
【図10】本発明の第2の実施形態における半導体装置
および製造方法を示す平面図である。
および製造方法を示す平面図である。
【図11】従来技術の半導体装置および製造方法を示す
断面図である。
断面図である。
【図12】従来技術の半導体装置および製造方法を示す
断面図である。
断面図である。
【図13】従来技術の半導体装置および製造方法を示す
断面図である。
断面図である。
【図14】従来技術の半導体装置および製造方法を示す
断面図である。
断面図である。
【図15】従来技術の半導体装置および製造方法を示す
断面図である。
断面図である。
12 半導体基板 14 電極パッド 16 絶縁膜 18 第1の下部電極層 20 第2の下部電極層 22 突起電極 26 めっき未済部 28 ストライク金めっき層
Claims (12)
- 【請求項1】 電極パッド上の周縁部に開口部を有する
絶縁膜と、 電極パッド上に設ける第1の下部電極膜と、 第1の電極層上に形成する第2の下部電極層と、 突起電極とを有する半導体装置であって、 第2の下部電極層上にストライク金めっき層を有するこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置であって、 第1の下部電極層はクロムであり、 第2の下部電極層は銅であることを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項3】 電極パッド上の中央部が開口するように
絶縁膜を形成する工程と、 第1の下部電極層と第2の下部電極層とを全面に形成す
る工程と、 感光性樹脂をパターンニングする工程と、 感光性樹脂開口部にストライク金めっき層を形成する工
程と、 突起電極を形成する工程と、 感光性樹脂を除去する工程と、 第2の下部電極層を突起電極をマスクにしてパターンニ
ングする工程と、 第1の下部電極層を突起電極と第2の下部電極層とをマ
スクにしてパターンニングする工程とを有することを特
徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 請求項3記載の半導体装置の製造方法で
あって、 第1の下部電極層と第2の下部電極層とのパターンニン
グは、 湿式エッチングにより行なうことを特徴とする半導体装
置の製造方法。 - 【請求項5】 電極パッド上の中央部が開口するように
絶縁膜を形成する工程と、 第1の下部電極層と第2の下部電極層とを全面に形成す
る工程と、 感光性樹脂をパターンニングする工程と、 感光性樹脂表面を親水化処理する工程と、 感光性樹脂開口部にストライク金めっき層を形成する工
程と、 突起電極を形成する工程と、 感光性樹脂を除去する工程と、 第2の下部電極層を突起電極をマスクにしてパターンニ
ングする工程と、 第1の下部電極層を突起電極と第2の下部電極層とをマ
スクにしてパターンニングする工程とを有することを特
徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 請求項5記載の半導体装置の製造方法で
あって、 第1の下部電極層と第2の下部電極層とのパターンニン
グは、 湿式エッチングにより行なうことを特徴とする半導体装
置の製造方法。 - 【請求項7】 請求項5記載の半導体装置の製造方法で
あって、 感光性樹脂表面を親水化処理は、 酸素プラズマ処理であることを特徴とする半導体装置の
製造方法。 - 【請求項8】 電極パッド上の中央部が開口するように
絶縁膜を形成する工程と、 第1の下部電極層と第2の下部電極層とを全面に形成す
る工程と、 第2の下部電極層上全面にストライク金めっき層を形成
する工程と、 感光性樹脂をパターンニングする工程と、 突起電極を形成する工程と、 感光性樹脂を除去する工程と ストライク金めっき層を突起電極をマスクにしてパター
ンニングする工程と、 第2の下部電極層を突起電極とストライク金めっき層と
をマスクにしてパターンニングする工程と、 第1の下部電極層を突起電極とストライク金めっき層と
第2の下部電極層とをマスクにしてパターンニングする
工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項9】 請求項8記載の半導体装置の製造方法で
あって、 第1の下部電極層と第2の下部電極層とのパターンニン
グは、 湿式エッチングにより行なうことを特徴とする半導体装
置の製造方法。 - 【請求項10】 電極パッド上の中央部が開口するよう
に絶縁膜を形成する工程と、 第1の下部電極層と第2の下部電極層とを全面に形成す
る工程と、 第2の下部電極層上全面にストライク金めっき層を形成
する工程と、 感光性樹脂をパターンニングする工程と、 感光性樹脂表面を親水化処理する工程と、 突起電極を形成する工程と、 感光性樹脂を除去する工程とストライク金めっき層を突
起電極をマスクにしてパターンニングする工程と、 第2の下部電極層を突起電極とストライク金めっき層と
をマスクにしてパターンニングする工程と、 第1の下部電極層を突起電極とストライク金めっき層と
第2の下部電極層とをマスクにしてパターンニングする
工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項11】 請求項10記載の半導体装置の製造方
法であって、 第1の下部電極層と第2の下部電極層とのパターンニン
グは、 湿式エッチングにより行なうことを特徴とする半導体装
置の製造方法。 - 【請求項12】 請求項10記載の半導体装置の製造方
法であって、 感光性樹脂表面を親水化処理は、 酸素プラズマ処理であることを特徴とする半導体装置の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10187150A JP2000021916A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 半導体装置とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10187150A JP2000021916A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 半導体装置とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000021916A true JP2000021916A (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=16201007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10187150A Pending JP2000021916A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 半導体装置とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000021916A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002170840A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-06-14 | Ibiden Co Ltd | 半導体素子及び半導体素子を内蔵する多層プリント配線板の製造方法 |
US7282801B2 (en) | 2004-09-15 | 2007-10-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Microelectronic device chip including hybrid Au bump, package of the same, LCD apparatus including microelectronic device chip and method of fabricating microelectronic device chip |
JP2008205249A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Renesas Technology Corp | 半導体装置の製造方法 |
US7855342B2 (en) | 2000-09-25 | 2010-12-21 | Ibiden Co., Ltd. | Semiconductor element, method of manufacturing semiconductor element, multi-layer printed circuit board, and method of manufacturing multi-layer printed circuit board |
US7884286B2 (en) | 2000-02-25 | 2011-02-08 | Ibiden Co., Ltd. | Multilayer printed circuit board |
-
1998
- 1998-07-02 JP JP10187150A patent/JP2000021916A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7884286B2 (en) | 2000-02-25 | 2011-02-08 | Ibiden Co., Ltd. | Multilayer printed circuit board |
US7888605B2 (en) | 2000-02-25 | 2011-02-15 | Ibiden Co., Ltd. | Multilayer printed circuit board |
US7888606B2 (en) | 2000-02-25 | 2011-02-15 | Ibiden Co., Ltd. | Multilayer printed circuit board |
US8438727B2 (en) | 2000-02-25 | 2013-05-14 | Ibiden Co., Ltd. | Multilayer printed circuit board and multilayer printed circuit board manufacturing method |
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US9245838B2 (en) | 2000-09-25 | 2016-01-26 | Ibiden Co., Ltd. | Semiconductor element |
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JP2008205249A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Renesas Technology Corp | 半導体装置の製造方法 |
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