JP2000018766A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JP2000018766A JP2000018766A JP10178672A JP17867298A JP2000018766A JP 2000018766 A JP2000018766 A JP 2000018766A JP 10178672 A JP10178672 A JP 10178672A JP 17867298 A JP17867298 A JP 17867298A JP 2000018766 A JP2000018766 A JP 2000018766A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
- F24F3/153—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification with subsequent heating, i.e. with the air, given the required humidity in the central station, passing a heating element to achieve the required temperature
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高価な設備を要せず目標温湿度の空気を供給
でき、しかも省エネルギー性にも優れた空気調和装置と
する。 【解決手段】 空調ゾーン側に設置される空調機1内に
冷却部30とリヒート部50と過冷却熱交換器45を備
え、冷却部とリヒート部が1系統の冷凍サイクルを形成
し、両者の負荷が同じときにはリヒート部50を流れた
冷媒がすべて冷却部30に流れるようにする。さらに冷
却部30の負荷がリヒート部50より小さいときは熱源
機の熱交換器20が蒸発器として働き、リヒート部50
の負荷の方が小さいときは熱交換器20が凝縮器として
働いて全体の熱量がバランスするように制御する。必要
に応じて加湿器6で加湿する。1系統の冷凍サイクル内
で冷却除湿と再熱を行なうので、省エネルギーと、低コ
ストが得られる。
でき、しかも省エネルギー性にも優れた空気調和装置と
する。 【解決手段】 空調ゾーン側に設置される空調機1内に
冷却部30とリヒート部50と過冷却熱交換器45を備
え、冷却部とリヒート部が1系統の冷凍サイクルを形成
し、両者の負荷が同じときにはリヒート部50を流れた
冷媒がすべて冷却部30に流れるようにする。さらに冷
却部30の負荷がリヒート部50より小さいときは熱源
機の熱交換器20が蒸発器として働き、リヒート部50
の負荷の方が小さいときは熱交換器20が凝縮器として
働いて全体の熱量がバランスするように制御する。必要
に応じて加湿器6で加湿する。1系統の冷凍サイクル内
で冷却除湿と再熱を行なうので、省エネルギーと、低コ
ストが得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル等の空気調和に用
いられる空気調和装置、とくに室内空気を一旦冷却除湿
しその後加熱し、必要に応じて加湿することにより目標
温湿度の吹き出し空気を得るようにした空気調和装置に
関する。
いられる空気調和装置、とくに室内空気を一旦冷却除湿
しその後加熱し、必要に応じて加湿することにより目標
温湿度の吹き出し空気を得るようにした空気調和装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】室内の温度および湿度を高度に制御する
場合には、室内空気を一旦冷却し、それから目標温度ま
で加熱(再熱)するとともに、状況によってはさらに加
湿することが必要になる。したがって、少なくとも空調
装置のシステム内では冷房運転を基本とし、これに再熱
のためのリヒート機能および加湿機能が付加されること
になる。
場合には、室内空気を一旦冷却し、それから目標温度ま
で加熱(再熱)するとともに、状況によってはさらに加
湿することが必要になる。したがって、少なくとも空調
装置のシステム内では冷房運転を基本とし、これに再熱
のためのリヒート機能および加湿機能が付加されること
になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、このリヒート機
能を実現するための方策として、電気ヒータによる加熱
や、あるいはボイラ等の高温蒸気や温水を利用するもの
が多い。しかし、電気ヒータを用いる場合には、必要と
する電力量が増大するためにランニングコストが嵩むと
いう問題がある。
能を実現するための方策として、電気ヒータによる加熱
や、あるいはボイラ等の高温蒸気や温水を利用するもの
が多い。しかし、電気ヒータを用いる場合には、必要と
する電力量が増大するためにランニングコストが嵩むと
いう問題がある。
【0004】一方、ボイラ等の利用はシステム全体が複
雑な構成となるうえ、機器自体も高価なため、イニシャ
ルコストまでもが高額となってしまう。また、比較的簡
単に電力量を絞ることができる電気ヒータと異なり、ボ
イラ等ではその出力を調整するのは困難で、要求される
加熱度合いが低いときには、無駄に廃熱せざるを得ない
という問題もある。
雑な構成となるうえ、機器自体も高価なため、イニシャ
ルコストまでもが高額となってしまう。また、比較的簡
単に電力量を絞ることができる電気ヒータと異なり、ボ
イラ等ではその出力を調整するのは困難で、要求される
加熱度合いが低いときには、無駄に廃熱せざるを得ない
という問題もある。
【0005】したがって、本発明は、上記従来の問題点
に鑑み、高い設備コストを要することなく、高度に制御
された目標温湿度の空気を空調ゾーンに供給でき、しか
も省エネルギー性にも優れた空気調和装置を提供するこ
とを目的とする。
に鑑み、高い設備コストを要することなく、高度に制御
された目標温湿度の空気を空調ゾーンに供給でき、しか
も省エネルギー性にも優れた空気調和装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、第
1の膨張弁と第1の流量調整手段とが付設された第1の
熱交換器と、コンプレッサとを備えた熱源機と、冷媒配
管により熱源機に接続され、冷却部とリヒート部を備え
た空調機とからなり、空調機は、冷却部が第2の膨張弁
と第2の流量調整手段とが付設された第2の熱交換器を
備え、リヒート部が第3の流量調整手段が付設された第
3の熱交換器と加湿器とを備え、リヒート部を通過した
冷媒が冷却部へ流れて1系統の冷凍サイクルを形成し、
空調機への吸い込み空気が冷却部で冷却されたあとリヒ
ート部で再熱され、また必要に応じてさらに加湿されて
吹き出し空気とされるよう構成されているものとした。
1の膨張弁と第1の流量調整手段とが付設された第1の
熱交換器と、コンプレッサとを備えた熱源機と、冷媒配
管により熱源機に接続され、冷却部とリヒート部を備え
た空調機とからなり、空調機は、冷却部が第2の膨張弁
と第2の流量調整手段とが付設された第2の熱交換器を
備え、リヒート部が第3の流量調整手段が付設された第
3の熱交換器と加湿器とを備え、リヒート部を通過した
冷媒が冷却部へ流れて1系統の冷凍サイクルを形成し、
空調機への吸い込み空気が冷却部で冷却されたあとリヒ
ート部で再熱され、また必要に応じてさらに加湿されて
吹き出し空気とされるよう構成されているものとした。
【0007】上記の熱源機と空調機は、冷凍サイクルの
液管と高圧ガス管と低圧ガス管を形成する冷媒配管によ
り接続され、熱源機は第1の熱交換器を、空調機の冷却
部の負荷がリヒート部の負荷より小さいとき蒸発器とし
て作用させ、リヒート部の負荷が冷却部の負荷より小さ
いとき凝縮器として作用させる第1の制御手段を有する
のが望ましい。また、熱源機は第1の熱交換器を高圧ガ
ス管または低圧ガス管に選択的に接続可能の切り換え手
段を有し、第1の制御手段は空調機の冷却部の負荷とリ
ヒート部の負荷の比較に基づいて切り換え手段を切り替
えるものとすることができる。
液管と高圧ガス管と低圧ガス管を形成する冷媒配管によ
り接続され、熱源機は第1の熱交換器を、空調機の冷却
部の負荷がリヒート部の負荷より小さいとき蒸発器とし
て作用させ、リヒート部の負荷が冷却部の負荷より小さ
いとき凝縮器として作用させる第1の制御手段を有する
のが望ましい。また、熱源機は第1の熱交換器を高圧ガ
ス管または低圧ガス管に選択的に接続可能の切り換え手
段を有し、第1の制御手段は空調機の冷却部の負荷とリ
ヒート部の負荷の比較に基づいて切り換え手段を切り替
えるものとすることができる。
【0008】そして、より具体的には、熱源機の第1の
制御手段は、第1の熱交換器が凝縮器として作用すると
きは当該第1の熱交換器を出る冷媒の過冷却度が当該第
1の熱交換器の負荷に応じて決定される値になるよう第
1の流量調整手段を制御し、第1の熱交換器が蒸発器と
して作用するときは第1の膨張弁にはいる冷媒の過冷却
度が第1の熱交換器の負荷に応じて決定される値になる
よう第1の流量調整手段を制御するものとするのが好ま
しい。
制御手段は、第1の熱交換器が凝縮器として作用すると
きは当該第1の熱交換器を出る冷媒の過冷却度が当該第
1の熱交換器の負荷に応じて決定される値になるよう第
1の流量調整手段を制御し、第1の熱交換器が蒸発器と
して作用するときは第1の膨張弁にはいる冷媒の過冷却
度が第1の熱交換器の負荷に応じて決定される値になる
よう第1の流量調整手段を制御するものとするのが好ま
しい。
【0009】また、空調機の冷却部は、吸い込み空気状
態より冷却すべき負荷を演算し、第2の膨張弁にはいる
冷媒の過冷却度が当該冷却部の負荷に応じて決定される
値になるよう第2の流量調整手段を制御する第2の制御
手段を有し、リヒート部は、第3の熱交換器と加湿器を
出た吹き出し空気の温湿度が一定になるよう第3の流量
調整手段を制御する第3の制御手段と加湿制御手段を有
するものとするのが好ましい。
態より冷却すべき負荷を演算し、第2の膨張弁にはいる
冷媒の過冷却度が当該冷却部の負荷に応じて決定される
値になるよう第2の流量調整手段を制御する第2の制御
手段を有し、リヒート部は、第3の熱交換器と加湿器を
出た吹き出し空気の温湿度が一定になるよう第3の流量
調整手段を制御する第3の制御手段と加湿制御手段を有
するものとするのが好ましい。
【0010】さらに、冷却器に向かう液管と熱源機に向
かう低圧ガス管の間には、互いの間で熱交換を行う第1
の過冷却熱交換器を設けるのが望ましく、熱源機の第1
の熱交換器が蒸発器として作用するとき当該第1の熱交
換器に向かう液管と低圧ガス管の間に、互いの間で熱交
換を行う第2の過冷却熱交換器を設けることができる。
かう低圧ガス管の間には、互いの間で熱交換を行う第1
の過冷却熱交換器を設けるのが望ましく、熱源機の第1
の熱交換器が蒸発器として作用するとき当該第1の熱交
換器に向かう液管と低圧ガス管の間に、互いの間で熱交
換を行う第2の過冷却熱交換器を設けることができる。
【0011】
【作用】本発明では、空調機への吸い込み空気が冷却部
で冷却されたあとリヒート部で再熱され、また必要に応
じて加湿されて吹き出し空気とされることにより、任意
の温湿度の吹き出し空気を生成することができる。しか
も、冷却部とリヒート部が1系統の冷凍サイクルを形成
し、両者の負荷が同じときには、リヒート部を通過した
冷媒がすべて冷却部へ流れて両者間で熱エネルギーの移
動が行われるので、低コストでかつ省エネルギー効果が
得られる。
で冷却されたあとリヒート部で再熱され、また必要に応
じて加湿されて吹き出し空気とされることにより、任意
の温湿度の吹き出し空気を生成することができる。しか
も、冷却部とリヒート部が1系統の冷凍サイクルを形成
し、両者の負荷が同じときには、リヒート部を通過した
冷媒がすべて冷却部へ流れて両者間で熱エネルギーの移
動が行われるので、低コストでかつ省エネルギー効果が
得られる。
【0012】また、冷却部とリヒート部の負荷の状態に
よって、熱源機の第1の熱交換器を第1の制御手段によ
り蒸発器または凝縮器として作用させることにより、冷
却部とリヒート部の負荷が異なるときでも全体として熱
量がバランスする。
よって、熱源機の第1の熱交換器を第1の制御手段によ
り蒸発器または凝縮器として作用させることにより、冷
却部とリヒート部の負荷が異なるときでも全体として熱
量がバランスする。
【0013】さらに、冷却部では第2の膨張弁にはいる
冷媒の過冷却度が当該冷却部の負荷に応じて決定される
値になるよう第2の制御手段により第2の流量調整手段
を制御し、リヒート部では第3の熱交換器を出た空気の
温度が一定になるよう第3の制御手段により第3の流量
調整手段を制御するとともに、第3の熱交換器を出た空
気の湿度が目標より低いときは目標の湿度となるように
加湿制御手段により加湿器を制御することにより、安定
した空気調和が行われる。これにより、必要に応じて吹
き出し空気の温湿度が任意に制御できる。
冷媒の過冷却度が当該冷却部の負荷に応じて決定される
値になるよう第2の制御手段により第2の流量調整手段
を制御し、リヒート部では第3の熱交換器を出た空気の
温度が一定になるよう第3の制御手段により第3の流量
調整手段を制御するとともに、第3の熱交換器を出た空
気の湿度が目標より低いときは目標の湿度となるように
加湿制御手段により加湿器を制御することにより、安定
した空気調和が行われる。これにより、必要に応じて吹
き出し空気の温湿度が任意に制御できる。
【0014】また、冷却器に向かう液管と熱源機に向か
う低圧ガス管の間に、第1の過冷却熱交換器を設けるこ
とにより、第2の流量調整手段による流量の制御幅が拡
大される。そして、熱源機の第1の熱交換器に向かう液
管と低圧ガス管の間に、第2の過冷却熱交換器を設ける
ことにより、コンプレッサに入るガス冷媒のエンタルピ
を大きくすることができ、リヒート部の再熱能力が向上
する。
う低圧ガス管の間に、第1の過冷却熱交換器を設けるこ
とにより、第2の流量調整手段による流量の制御幅が拡
大される。そして、熱源機の第1の熱交換器に向かう液
管と低圧ガス管の間に、第2の過冷却熱交換器を設ける
ことにより、コンプレッサに入るガス冷媒のエンタルピ
を大きくすることができ、リヒート部の再熱能力が向上
する。
【0015】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施の形態を実施
例により説明する。 図1は、実施例における全体レイ
アウト図である。室内など空調ゾーンに設置された空調
機1が室外に設置された熱源機10と冷媒配管Rによっ
て接続されている。なお、ここには図示しないが、空調
機1と熱源機10の両者間にはそれぞれの制御部間の信
号線も配線される。
例により説明する。 図1は、実施例における全体レイ
アウト図である。室内など空調ゾーンに設置された空調
機1が室外に設置された熱源機10と冷媒配管Rによっ
て接続されている。なお、ここには図示しないが、空調
機1と熱源機10の両者間にはそれぞれの制御部間の信
号線も配線される。
【0016】空調機1は、そのケーシング2に空気取り
入れ口3と空気吹き出し口4とが設けられている。ケー
シング2内には、主要部品として、空気取り入れ口3側
から空気吹き出し口4側へ向けて順に冷却部30の熱交
換器31と、リヒート部50の熱交換器51が設けられ
ている。空気取り入れ口3と冷却部の熱交換器31との
間にはフィルタ5が配設され、リヒート部の熱交換器5
1の下流側には加湿器6が設けられている。
入れ口3と空気吹き出し口4とが設けられている。ケー
シング2内には、主要部品として、空気取り入れ口3側
から空気吹き出し口4側へ向けて順に冷却部30の熱交
換器31と、リヒート部50の熱交換器51が設けられ
ている。空気取り入れ口3と冷却部の熱交換器31との
間にはフィルタ5が配設され、リヒート部の熱交換器5
1の下流側には加湿器6が設けられている。
【0017】そして、空気取り入れ口3から吸い込まれ
て冷却部30で一旦冷却され、リヒート部50で再熱さ
れた空気は、必要に応じて加湿器6で加湿されたあと、
空気吹き出し口4に付設された送風機52によって室内
へ吹き出される。
て冷却部30で一旦冷却され、リヒート部50で再熱さ
れた空気は、必要に応じて加湿器6で加湿されたあと、
空気吹き出し口4に付設された送風機52によって室内
へ吹き出される。
【0018】熱源機10は、ケーシング26内に主要部
品として後述するコンプレッサ11と熱交換器20を備
えている。ケーシング26には熱交換器20に対向する
側壁に空気入口27が設けられ、上壁には空気出口28
が設けられている。空気出口28には送風機25が付設
されている。
品として後述するコンプレッサ11と熱交換器20を備
えている。ケーシング26には熱交換器20に対向する
側壁に空気入口27が設けられ、上壁には空気出口28
が設けられている。空気出口28には送風機25が付設
されている。
【0019】図2は本実施例の冷媒回路を示す。空調機
1の冷却部30およびリヒート部50は、過冷却熱交換
器45を介して、液管、低圧ガス管および高圧ガス管を
形成する冷媒配管R(R1、R2、R3)により、熱源
機10に対して並列に接続されている。 熱源機10
は、能力可変のコンプレッサ11と熱交換器20を備え
る。コンプレッサ11の吸い込み側にはアキュムレータ
12が付設され、コンプレッサ11の吐出側と吸い込み
側の配管には、それぞれ圧力センサ21A、21Bが設
けられている。熱交換器20の両端には、それぞれ温度
センサ23A、23Bが設けられている。
1の冷却部30およびリヒート部50は、過冷却熱交換
器45を介して、液管、低圧ガス管および高圧ガス管を
形成する冷媒配管R(R1、R2、R3)により、熱源
機10に対して並列に接続されている。 熱源機10
は、能力可変のコンプレッサ11と熱交換器20を備え
る。コンプレッサ11の吸い込み側にはアキュムレータ
12が付設され、コンプレッサ11の吐出側と吸い込み
側の配管には、それぞれ圧力センサ21A、21Bが設
けられている。熱交換器20の両端には、それぞれ温度
センサ23A、23Bが設けられている。
【0020】熱源機10には、さらに過冷却熱交換器1
3が備えられ、過冷却熱交換器13の一方の端と熱交換
器20の一方の端間の冷媒配管には、過冷却熱交換器1
3側から熱交換器20方向に順に電子式の流量調整弁1
4、冷媒温度検出のための温度センサ15、圧力センサ
16、電子式の膨張弁17が設置されている。過冷却熱
交換器13の他端は、液タンク22を介して冷媒配管R
1(液管)に接続されている。
3が備えられ、過冷却熱交換器13の一方の端と熱交換
器20の一方の端間の冷媒配管には、過冷却熱交換器1
3側から熱交換器20方向に順に電子式の流量調整弁1
4、冷媒温度検出のための温度センサ15、圧力センサ
16、電子式の膨張弁17が設置されている。過冷却熱
交換器13の他端は、液タンク22を介して冷媒配管R
1(液管)に接続されている。
【0021】熱交換器20の他端側の冷媒配管R2(ガ
ス管)は、電磁弁18を介して過冷却熱交換器13の熱
交換通路の入口に接続されるとともに、電磁弁19を介
して冷媒配管R3(高圧ガス管)に接続されている。上
記過冷却熱交換器13の熱交換通路の出口は、冷媒配管
R2に接続されている。冷媒配管R2はまたアキュムレ
ータ12に接続され、冷媒配管R3はコンプレッサ11
の吐出側に接続されている。
ス管)は、電磁弁18を介して過冷却熱交換器13の熱
交換通路の入口に接続されるとともに、電磁弁19を介
して冷媒配管R3(高圧ガス管)に接続されている。上
記過冷却熱交換器13の熱交換通路の出口は、冷媒配管
R2に接続されている。冷媒配管R2はまたアキュムレ
ータ12に接続され、冷媒配管R3はコンプレッサ11
の吐出側に接続されている。
【0022】空調機1の過冷却熱交換器45は、冷媒配
管R1により熱源機10の液タンク22と接続されてい
る。また、過冷却熱交換器45の出口は冷却部30とリ
ヒート部50に分岐されて接続されている。過冷却熱交
換器45の熱交換通路には冷媒配管R2が通っている。
管R1により熱源機10の液タンク22と接続されてい
る。また、過冷却熱交換器45の出口は冷却部30とリ
ヒート部50に分岐されて接続されている。過冷却熱交
換器45の熱交換通路には冷媒配管R2が通っている。
【0023】冷却部30は、熱交換器31を備える。熱
交換器31の一方の端は、過冷却熱交換器45の冷媒配
管R1に接続され、他端側は過冷却熱交換器45の熱交
換通路を通る冷媒配管R2に接続されている。熱交換器
31に接続された冷媒配管R1には、過冷却熱交換器4
5側から熱交換器31方向に順に電子式の流量調整弁3
5、冷媒温度検出の温度センサ34、圧力センサ33お
よび電子式の膨張弁32が設けられている。 また、熱
交換器31には、当該熱交換器31を通過する前の吸い
込み空気の温度を検出する温度センサ36と、湿度を検
出する湿度センサ40が付設されるとともに、両端には
温度センサ38、39が設けられている。
交換器31の一方の端は、過冷却熱交換器45の冷媒配
管R1に接続され、他端側は過冷却熱交換器45の熱交
換通路を通る冷媒配管R2に接続されている。熱交換器
31に接続された冷媒配管R1には、過冷却熱交換器4
5側から熱交換器31方向に順に電子式の流量調整弁3
5、冷媒温度検出の温度センサ34、圧力センサ33お
よび電子式の膨張弁32が設けられている。 また、熱
交換器31には、当該熱交換器31を通過する前の吸い
込み空気の温度を検出する温度センサ36と、湿度を検
出する湿度センサ40が付設されるとともに、両端には
温度センサ38、39が設けられている。
【0024】リヒート部50も冷却部30と同様の構成
で、熱交換器51の一方の端は、過冷却熱交換器45の
冷媒配管R1に接続され、過冷却熱交換器45側から熱
交換器51方向に順に電子式の流量調整弁55、冷媒温
度検出の温度センサ54および圧力センサ53が設けら
れている。また、熱交換器51を通過し加湿器6を通過
したあとの吹き出し空気の温湿度を検出する温度センサ
57および湿度センサ95が付設されるとともに、熱交
換器51の両端には温度センサ58、59が設けられて
いる。熱交換器51の他方の端は、冷媒配管R3に接続
されている。
で、熱交換器51の一方の端は、過冷却熱交換器45の
冷媒配管R1に接続され、過冷却熱交換器45側から熱
交換器51方向に順に電子式の流量調整弁55、冷媒温
度検出の温度センサ54および圧力センサ53が設けら
れている。また、熱交換器51を通過し加湿器6を通過
したあとの吹き出し空気の温湿度を検出する温度センサ
57および湿度センサ95が付設されるとともに、熱交
換器51の両端には温度センサ58、59が設けられて
いる。熱交換器51の他方の端は、冷媒配管R3に接続
されている。
【0025】冷却部30の熱交換器31で熱交換された
空気は、次にリヒート部50の熱交換器51を通過す
る。熱交換器31と熱交換器51の間には、熱交換器3
1を通過したあとの通過空気温度を検出する温度センサ
37が設けられている。温度センサ37が検出する空気
温度はまた熱交換器51の吸い込み空気温度でもある。
空気は、次にリヒート部50の熱交換器51を通過す
る。熱交換器31と熱交換器51の間には、熱交換器3
1を通過したあとの通過空気温度を検出する温度センサ
37が設けられている。温度センサ37が検出する空気
温度はまた熱交換器51の吸い込み空気温度でもある。
【0026】図3、図4は、上記の熱源機10および空
調機1における制御装置を示す。熱源機10については
熱源機制御部80が設けられ、空調機制御装置は冷却制
御部60とリヒート制御部70を含む。各制御部はいず
れもマイクロコンピュータおよびその周辺機器で構成さ
れる。
調機1における制御装置を示す。熱源機10については
熱源機制御部80が設けられ、空調機制御装置は冷却制
御部60とリヒート制御部70を含む。各制御部はいず
れもマイクロコンピュータおよびその周辺機器で構成さ
れる。
【0027】熱源機制御部80には、とくに図3に示す
ように、コンプレッサ11用のインバータ81、送風機
25用のインバータ82が接続されている。また、周辺
機器として、膨張弁17の駆動制御部83、流量調整弁
14の駆動制御部84、電磁弁18、19の駆動制御部
85、温度センサ15、23A、23Bのための温度変
換器86、圧力センサ16、21A、21Bのための圧
力変換器87が熱源機制御部80に接続されている。
ように、コンプレッサ11用のインバータ81、送風機
25用のインバータ82が接続されている。また、周辺
機器として、膨張弁17の駆動制御部83、流量調整弁
14の駆動制御部84、電磁弁18、19の駆動制御部
85、温度センサ15、23A、23Bのための温度変
換器86、圧力センサ16、21A、21Bのための圧
力変換器87が熱源機制御部80に接続されている。
【0028】一方、空調機1の制御装置は、とくに図4
に示すように、冷却制御部60、リヒート制御部70お
よび風量設定部78を備える。空調ゾーンには温湿度設
定部75が設置され、要求吹き出し温度および要求湿度
を設定するようになっている。空調機1に設置された風
量設定部78は、要求される風量により設定値が入力さ
れる。この入力された設定値にしたがって、風量設定部
78に接続されたインバータ79により、送風機52が
制御される。
に示すように、冷却制御部60、リヒート制御部70お
よび風量設定部78を備える。空調ゾーンには温湿度設
定部75が設置され、要求吹き出し温度および要求湿度
を設定するようになっている。空調機1に設置された風
量設定部78は、要求される風量により設定値が入力さ
れる。この入力された設定値にしたがって、風量設定部
78に接続されたインバータ79により、送風機52が
制御される。
【0029】冷却制御部60には、温湿度設定部75が
接続されるとともに、周辺機器として、膨張弁32の駆
動制御部61、流量調整弁35の駆動制御部62、各温
度センサ34、36、37、38および39のための温
度変換器63、圧力センサ33のための圧力変換器64
ならびに湿度センサ40のための湿度変換器68が接続
されている。
接続されるとともに、周辺機器として、膨張弁32の駆
動制御部61、流量調整弁35の駆動制御部62、各温
度センサ34、36、37、38および39のための温
度変換器63、圧力センサ33のための圧力変換器64
ならびに湿度センサ40のための湿度変換器68が接続
されている。
【0030】リヒート部50の制御に関しても同様に構
成され、リヒート制御部70に温湿度設定部75が接続
されるとともに加湿器6が接続され、周辺機器として、
流量調整弁55の駆動制御部72、各温度センサ54、
57、58および59のための温度変換器73、圧力セ
ンサ53のための圧力変換器74ならびに湿度センサ9
5のための湿度変換器96が接続されている。
成され、リヒート制御部70に温湿度設定部75が接続
されるとともに加湿器6が接続され、周辺機器として、
流量調整弁55の駆動制御部72、各温度センサ54、
57、58および59のための温度変換器73、圧力セ
ンサ53のための圧力変換器74ならびに湿度センサ9
5のための湿度変換器96が接続されている。
【0031】熱源機制御部80と冷却部制御部60およ
びリヒート部制御部70は通信手段によって結ばれ、熱
源機制御部80は冷却制御部60およびリヒート制御部
70の状況を常時知ることができる。熱源機制御部80
は、上記冷却制御部60およびリヒート制御部70から
送られてきた空調機の負荷量を比較し、大きい方の負荷
量に対応する制御信号をコンプレッサ11用のインバー
タ81に送出する。インバータ81は、この制御信号に
従いコンプレッサ11を駆動する。
びリヒート部制御部70は通信手段によって結ばれ、熱
源機制御部80は冷却制御部60およびリヒート制御部
70の状況を常時知ることができる。熱源機制御部80
は、上記冷却制御部60およびリヒート制御部70から
送られてきた空調機の負荷量を比較し、大きい方の負荷
量に対応する制御信号をコンプレッサ11用のインバー
タ81に送出する。インバータ81は、この制御信号に
従いコンプレッサ11を駆動する。
【0032】また、熱源機制御部80は、熱源機10の
熱交換器20が冷却部30とリヒート部50の負荷量の
小さい方の運転モードと同じモードとなるよう、すなわ
ち、冷却部30の負荷の方が小さい時は熱源機10の熱
交換器20が蒸発器として働き、またリヒート部50の
負荷の方が小さい時は熱交換器20が凝縮器として働く
ように周辺機器を制御する。
熱交換器20が冷却部30とリヒート部50の負荷量の
小さい方の運転モードと同じモードとなるよう、すなわ
ち、冷却部30の負荷の方が小さい時は熱源機10の熱
交換器20が蒸発器として働き、またリヒート部50の
負荷の方が小さい時は熱交換器20が凝縮器として働く
ように周辺機器を制御する。
【0033】冷却制御部60では、温湿度設定部75に
保持された要求吹き出し温度および要求湿度の情報、な
らびに温度センサ36と湿度センサ40の出力に基づい
て、目標冷却温度を演算する。そして、吸い込み空気の
温度センサ36の温度データと上記目標冷却温度との差
を演算し、コンプレッサ11の出力に換算された負荷量
を熱源機制御部80に送る。
保持された要求吹き出し温度および要求湿度の情報、な
らびに温度センサ36と湿度センサ40の出力に基づい
て、目標冷却温度を演算する。そして、吸い込み空気の
温度センサ36の温度データと上記目標冷却温度との差
を演算し、コンプレッサ11の出力に換算された負荷量
を熱源機制御部80に送る。
【0034】ここで、図5は目標冷却温度の概念を示
す。図中、点Pは温度センサ36、湿度センサ40で検
出した吸い込み空気の入気点、Mは目標点(要求吹き出
し温度、要求湿度)である。目標点Mの温湿度に対して
その露点Dを温度T2とするとき、吸い込み空気の湿度
が比較的高い場合は、入気点Pの温度T1から露点Dの
温度T2まで冷却することにより、除湿される。この除
湿された空気を目標点Mの温度T3まで再熱することに
より、要求湿度が得られる。したがって、冷却制御部6
0では上記の露点温度T2を目標冷却温度として求める
ことになる。ただし、通常求められる露店温度よりも低
い温度を目標冷却温度としてあらかじめ設定しておけ
ば、露点温度の演算を省略することができる。
す。図中、点Pは温度センサ36、湿度センサ40で検
出した吸い込み空気の入気点、Mは目標点(要求吹き出
し温度、要求湿度)である。目標点Mの温湿度に対して
その露点Dを温度T2とするとき、吸い込み空気の湿度
が比較的高い場合は、入気点Pの温度T1から露点Dの
温度T2まで冷却することにより、除湿される。この除
湿された空気を目標点Mの温度T3まで再熱することに
より、要求湿度が得られる。したがって、冷却制御部6
0では上記の露点温度T2を目標冷却温度として求める
ことになる。ただし、通常求められる露店温度よりも低
い温度を目標冷却温度としてあらかじめ設定しておけ
ば、露点温度の演算を省略することができる。
【0035】同様に、リヒート制御部70では、温湿度
設定部75に保持された要求吹き出し空気温度を目標再
熱温度とする。そして、温度センサ37による熱交換器
51への吸い込み空気の温度データと目標再熱温度との
差を演算し、コンプレッサ11の出力に換算された負荷
量を熱源機制御部80に送る。
設定部75に保持された要求吹き出し空気温度を目標再
熱温度とする。そして、温度センサ37による熱交換器
51への吸い込み空気の温度データと目標再熱温度との
差を演算し、コンプレッサ11の出力に換算された負荷
量を熱源機制御部80に送る。
【0036】なお、入気点Pの湿度が目標点Mの湿度よ
り低い場合、あるいは上述の露点温度の演算を省略する
方式によって露点温度より低い温度まで冷却された場合
には、温度T3まで再熱するとともに、湿度センサ95
による吹き出し空気の実際の湿度と要求湿度の比較に基
づいて、加湿器6により目標点Mの湿度まで加湿され
る。なお、熱源機10における電磁弁18と19は、そ
れぞれ一方が開状態のとき他方は閉状態となるよう制御
される。
り低い場合、あるいは上述の露点温度の演算を省略する
方式によって露点温度より低い温度まで冷却された場合
には、温度T3まで再熱するとともに、湿度センサ95
による吹き出し空気の実際の湿度と要求湿度の比較に基
づいて、加湿器6により目標点Mの湿度まで加湿され
る。なお、熱源機10における電磁弁18と19は、そ
れぞれ一方が開状態のとき他方は閉状態となるよう制御
される。
【0037】上記構成における冷媒の基本的な流れは、
図6に矢示で示すものとなる。熱源機10のコンプレッ
サ11からの高圧ガス冷媒は、冷媒配管R3を経てリヒ
ート部50の熱交換器51に入り、液化される。ここで
熱交換器51を通過する空気を加熱(再熱)する。熱交
換器51を出た冷媒は、冷却部30に入る。すなわち、
冷媒は膨張弁32で減圧されて低温の気液混合状態とな
る。つぎに、熱交換器31で空気と熱交換され、ガス状
の冷媒となる。ここで熱交換器31を通過する空気を冷
却する。その後、冷媒配管R2を通り熱源機10に向か
う。冷媒は熱源機10内でアキュムレータ12を経てコ
ンプレッサ11に戻る。 流量調整弁14は閉じてい
る。
図6に矢示で示すものとなる。熱源機10のコンプレッ
サ11からの高圧ガス冷媒は、冷媒配管R3を経てリヒ
ート部50の熱交換器51に入り、液化される。ここで
熱交換器51を通過する空気を加熱(再熱)する。熱交
換器51を出た冷媒は、冷却部30に入る。すなわち、
冷媒は膨張弁32で減圧されて低温の気液混合状態とな
る。つぎに、熱交換器31で空気と熱交換され、ガス状
の冷媒となる。ここで熱交換器31を通過する空気を冷
却する。その後、冷媒配管R2を通り熱源機10に向か
う。冷媒は熱源機10内でアキュムレータ12を経てコ
ンプレッサ11に戻る。 流量調整弁14は閉じてい
る。
【0038】この間、冷却部30では、熱交換器31に
おける過熱度が一定になるよう膨張弁32が冷却制御部
50により制御され、流量調整弁35は過冷却度が例え
ば図7の過冷却度レベルと負荷のグラフから求められる
過冷却度になるように制御される。またリヒート部50
では、熱交換器51における吹き出し空気温度が一定に
なるように流量調整弁55がリヒート制御部60により
制御される。
おける過熱度が一定になるよう膨張弁32が冷却制御部
50により制御され、流量調整弁35は過冷却度が例え
ば図7の過冷却度レベルと負荷のグラフから求められる
過冷却度になるように制御される。またリヒート部50
では、熱交換器51における吹き出し空気温度が一定に
なるように流量調整弁55がリヒート制御部60により
制御される。
【0039】つぎに、リヒート部50の負荷が冷却部3
0の負荷より小さい場合には、熱源機10の熱交換器2
0が凝縮器として作用するよう制御される。 図8はこ
のときの冷媒の流れを示す。すなわち、熱源機10では
電磁弁19が開状態、電磁弁18が閉状態とされる。熱
源機10において、コンプレッサ11からの高圧ガス冷
媒は、電磁弁19から熱交換器20に入り、ここで液化
される。熱交換器20を出た冷媒は、過冷却熱交換器1
3と液タンク22を経て冷媒配管R1で空調機1の過冷
却熱交換器45へ入り、その後リヒート部50の熱交換
器51を出た冷媒と合流して、冷却部30に入る。
0の負荷より小さい場合には、熱源機10の熱交換器2
0が凝縮器として作用するよう制御される。 図8はこ
のときの冷媒の流れを示す。すなわち、熱源機10では
電磁弁19が開状態、電磁弁18が閉状態とされる。熱
源機10において、コンプレッサ11からの高圧ガス冷
媒は、電磁弁19から熱交換器20に入り、ここで液化
される。熱交換器20を出た冷媒は、過冷却熱交換器1
3と液タンク22を経て冷媒配管R1で空調機1の過冷
却熱交換器45へ入り、その後リヒート部50の熱交換
器51を出た冷媒と合流して、冷却部30に入る。
【0040】冷媒配管R1経由で過冷却熱交換器45に
入った冷媒は、冷却部30の熱交換器31から出てきた
ガス冷媒と熱交換され過冷却度が増大した液冷媒とな
る。この冷媒はリヒート部の熱交換器51からきた液冷
媒と一旦合流した後、冷却部30に入る。ここでは、そ
れぞれ流量調整弁35、続いて膨張弁32により減圧さ
れて低温の気液混合状態になって、熱交換器31に入
る。
入った冷媒は、冷却部30の熱交換器31から出てきた
ガス冷媒と熱交換され過冷却度が増大した液冷媒とな
る。この冷媒はリヒート部の熱交換器51からきた液冷
媒と一旦合流した後、冷却部30に入る。ここでは、そ
れぞれ流量調整弁35、続いて膨張弁32により減圧さ
れて低温の気液混合状態になって、熱交換器31に入
る。
【0041】冷媒は熱交換器31において空気と熱交換
され、ガス状の冷媒となる。そして、過冷却熱交換器4
5へ戻り、熱源機10から冷媒配管R1経由で入ってく
る液冷媒を冷却する。過冷却熱交換器45を出た冷媒
は、冷媒配管R2を経て熱源機10のコンプレッサ11
に戻る。リヒート部50における流れは図6に示したも
のと同じである。
され、ガス状の冷媒となる。そして、過冷却熱交換器4
5へ戻り、熱源機10から冷媒配管R1経由で入ってく
る液冷媒を冷却する。過冷却熱交換器45を出た冷媒
は、冷媒配管R2を経て熱源機10のコンプレッサ11
に戻る。リヒート部50における流れは図6に示したも
のと同じである。
【0042】この間、熱源機制御部80では、膨張弁1
7を全開状態に保持する。また、流量調整弁14は、圧
力センサ16と温度センサ15より演算した過冷却度
が、図9で求められる過冷却度になるように制御され
る。また、送風機25については、吐出側圧力センサ2
1Aにより検出される圧力が予め設定された値になるよ
うインバータ82を駆動させて、その風量制御が行なわ
れる。
7を全開状態に保持する。また、流量調整弁14は、圧
力センサ16と温度センサ15より演算した過冷却度
が、図9で求められる過冷却度になるように制御され
る。また、送風機25については、吐出側圧力センサ2
1Aにより検出される圧力が予め設定された値になるよ
うインバータ82を駆動させて、その風量制御が行なわ
れる。
【0043】つぎに、冷却部30の負荷がリヒート部5
0より小さい場合には、熱源機10の熱交換器20が蒸
発器として作用するよう制御される。 図10はこのと
きの冷媒の流れを示す。すなわち、熱源機10では電磁
弁18が開状態、電磁弁19が閉状態とされる。
0より小さい場合には、熱源機10の熱交換器20が蒸
発器として作用するよう制御される。 図10はこのと
きの冷媒の流れを示す。すなわち、熱源機10では電磁
弁18が開状態、電磁弁19が閉状態とされる。
【0044】この運転では、熱源機10のコンプレッサ
11からの高圧ガス冷媒は、冷媒配管R3を経てリヒー
ト部50の熱交換器51に入り、液化される。 熱交換
器51を出た冷媒は、一部は冷却部30へ、残りは過冷
却熱交換器45、冷媒配管R1を経て熱源機10の液タ
ンク22に入り、続いて過冷却熱交換器13に入る。
11からの高圧ガス冷媒は、冷媒配管R3を経てリヒー
ト部50の熱交換器51に入り、液化される。 熱交換
器51を出た冷媒は、一部は冷却部30へ、残りは過冷
却熱交換器45、冷媒配管R1を経て熱源機10の液タ
ンク22に入り、続いて過冷却熱交換器13に入る。
【0045】熱源機10において、冷媒は過冷却熱交換
器13で熱交換器20からのガス冷媒と熱交換され、過
冷却が増大した液冷媒となる。そして、冷媒は膨張弁1
7で減圧され低温の気液混合状態になり、熱交換器20
に入る。熱交換器20で空気と熱交換され、ガス状とな
った冷媒は、電磁弁18を経て過冷却熱交換器13を通
過し、前述のように液タンク22からきた液冷媒を冷却
するとともに、自らは過熱度が増したガス冷媒となる。
器13で熱交換器20からのガス冷媒と熱交換され、過
冷却が増大した液冷媒となる。そして、冷媒は膨張弁1
7で減圧され低温の気液混合状態になり、熱交換器20
に入る。熱交換器20で空気と熱交換され、ガス状とな
った冷媒は、電磁弁18を経て過冷却熱交換器13を通
過し、前述のように液タンク22からきた液冷媒を冷却
するとともに、自らは過熱度が増したガス冷媒となる。
【0046】一方、冷却部30へ入った冷媒は、基本的
な流れにしたがって、膨張弁32で減圧されて低温の気
液混合状態となる。つぎに、熱交換器31で空気と熱交
換され、ガス状の冷媒となる。その後、冷媒配管R2を
通り熱源機10に向かう。冷媒は熱源機10内で過冷却
熱交換器13を出た冷媒と合流し、アキュムレータ12
を経てコンプレッサ11戻る。
な流れにしたがって、膨張弁32で減圧されて低温の気
液混合状態となる。つぎに、熱交換器31で空気と熱交
換され、ガス状の冷媒となる。その後、冷媒配管R2を
通り熱源機10に向かう。冷媒は熱源機10内で過冷却
熱交換器13を出た冷媒と合流し、アキュムレータ12
を経てコンプレッサ11戻る。
【0047】この間、熱源機制御部80では、過熱度が
一定になるよう膨張弁17を制御する。流量調整弁14
は図11に示される過冷却度レベルと熱源機負荷の関係
より求められる値になるように制御する。また、送風機
25については、圧力センサ21Bにより検出される圧
力が予め設定された値になるよう送風機用インバータ8
2を駆動させて、風量制御が行なわれる。
一定になるよう膨張弁17を制御する。流量調整弁14
は図11に示される過冷却度レベルと熱源機負荷の関係
より求められる値になるように制御する。また、送風機
25については、圧力センサ21Bにより検出される圧
力が予め設定された値になるよう送風機用インバータ8
2を駆動させて、風量制御が行なわれる。
【0048】次に、冷却部30の負荷とリヒート部50
の負荷が同じときには、両負荷間の差分に対して熱源機
10の熱交換器20を凝縮器あるいは蒸発器として働か
せる必要がないから、流量調整弁14が閉じられ、同じ
く送風機25も停止される。これにより、先述した図6
の基本的な冷媒の流れとなり、リヒート部50を流れた
冷媒はすべて冷却部30に流れて熱量がバランスする。
の負荷が同じときには、両負荷間の差分に対して熱源機
10の熱交換器20を凝縮器あるいは蒸発器として働か
せる必要がないから、流量調整弁14が閉じられ、同じ
く送風機25も停止される。これにより、先述した図6
の基本的な冷媒の流れとなり、リヒート部50を流れた
冷媒はすべて冷却部30に流れて熱量がバランスする。
【0049】つぎに、上述した各制御部における制御の
流れについて簡潔に示す。熱源機制御部80では、図1
2、図13に示すように、まずステップ101におい
て、空調機の冷却部30およびリヒート部50からの負
荷量を入力する。そして、ステップ102でこれらを比
較し、冷却部30の負荷が大きいときはステップ103
に、リヒート部50の負荷が大きいときはステップ11
3に、そして両負荷が同じときにはステップ124に進
む。 以下、図中では冷却部30の負荷を「冷却負
荷」、リヒート部50の負荷を「リヒート負荷」とす
る。
流れについて簡潔に示す。熱源機制御部80では、図1
2、図13に示すように、まずステップ101におい
て、空調機の冷却部30およびリヒート部50からの負
荷量を入力する。そして、ステップ102でこれらを比
較し、冷却部30の負荷が大きいときはステップ103
に、リヒート部50の負荷が大きいときはステップ11
3に、そして両負荷が同じときにはステップ124に進
む。 以下、図中では冷却部30の負荷を「冷却負
荷」、リヒート部50の負荷を「リヒート負荷」とす
る。
【0050】冷却部30の負荷が大きいときは、ステッ
プ103でその負荷量に相当する制御信号がインバータ
81に送出されてコンプレッサ11が駆動されるととも
に、ステップ104で、熱交換器20が凝縮器として働
くモードとされる。次のステップ105では、熱交換器
負荷量が冷却部負荷とリヒート部負荷の差として求めら
れ、ステップ106において目標としての制御過冷却度
が演算あるいはグラフ読み取りで求められる。
プ103でその負荷量に相当する制御信号がインバータ
81に送出されてコンプレッサ11が駆動されるととも
に、ステップ104で、熱交換器20が凝縮器として働
くモードとされる。次のステップ105では、熱交換器
負荷量が冷却部負荷とリヒート部負荷の差として求めら
れ、ステップ106において目標としての制御過冷却度
が演算あるいはグラフ読み取りで求められる。
【0051】ステップ107で、圧力センサ16の検出
値に基づく冷媒の飽和温度と温度センサ15の検出温度
との差により実際の過冷却度が求められる。そして、ス
テップ108において、制御過冷却度と実際の過冷却度
を一致させるように流量調整弁14が制御される。この
あとステップ109では、圧力センサ21Aによりコン
プレッサ11の吐出圧力が検出され、ステップ110に
おいて、吐出圧力が予め設定された値になるようインバ
ータ82を駆動させて、送風機25の風量制御が行なわ
れる。このあと、ステップ101に戻る。
値に基づく冷媒の飽和温度と温度センサ15の検出温度
との差により実際の過冷却度が求められる。そして、ス
テップ108において、制御過冷却度と実際の過冷却度
を一致させるように流量調整弁14が制御される。この
あとステップ109では、圧力センサ21Aによりコン
プレッサ11の吐出圧力が検出され、ステップ110に
おいて、吐出圧力が予め設定された値になるようインバ
ータ82を駆動させて、送風機25の風量制御が行なわ
れる。このあと、ステップ101に戻る。
【0052】次に、リヒート部50の負荷が大きいとき
は、ステップ113において、その負荷量に相当する制
御信号がインバータ81に送出されてコンプレッサ11
が駆動されるとともに、ステップ114で、熱交換器2
0が蒸発器として働くモードとされる。次のステップ1
15では、熱交換器負荷量がリヒート部負荷と冷却部負
荷の差として求められ、ステップ116において目標と
しての制御過冷却度が演算あるいはグラフ読み取りで求
められる。
は、ステップ113において、その負荷量に相当する制
御信号がインバータ81に送出されてコンプレッサ11
が駆動されるとともに、ステップ114で、熱交換器2
0が蒸発器として働くモードとされる。次のステップ1
15では、熱交換器負荷量がリヒート部負荷と冷却部負
荷の差として求められ、ステップ116において目標と
しての制御過冷却度が演算あるいはグラフ読み取りで求
められる。
【0053】ステップ117で、圧力センサ16の検出
値に基づく冷媒の飽和温度と温度センサ15の検出温度
との差により実際の過冷却度が求められる。そして、ス
テップ118において、制御過冷却度と実際の過冷却度
を一致させるように流量調整弁14が制御される。
値に基づく冷媒の飽和温度と温度センサ15の検出温度
との差により実際の過冷却度が求められる。そして、ス
テップ118において、制御過冷却度と実際の過冷却度
を一致させるように流量調整弁14が制御される。
【0054】続いてステップ119では、温度センサ2
3A、23Bの検出温度から熱交換器20の過熱度が求
められ、ステップ120でこれを一定に保持するよう膨
張弁17が制御される。このあとステップ121では、
圧力センサ21Bによりコンプレッサ11の吸い込み圧
力が検出され、ステップ122において、この圧力が予
め設定された値になるよう送風機25の風量制御が行な
われる。このあと、ステップ101に戻る。
3A、23Bの検出温度から熱交換器20の過熱度が求
められ、ステップ120でこれを一定に保持するよう膨
張弁17が制御される。このあとステップ121では、
圧力センサ21Bによりコンプレッサ11の吸い込み圧
力が検出され、ステップ122において、この圧力が予
め設定された値になるよう送風機25の風量制御が行な
われる。このあと、ステップ101に戻る。
【0055】冷却部負荷とリヒート部負荷が同じときに
は、ステップ124において、流量調整弁14が閉じら
れ、ステップ125で送風機25が停止される。
は、ステップ124において、流量調整弁14が閉じら
れ、ステップ125で送風機25が停止される。
【0056】一方、冷却制御部60では、図14に示す
ように、ステップ201において、温湿度設定部75か
ら要求吹き出し温度および要求湿度を読み出す。次いで
ステップ202で、要求吹き出し温度および要求湿度か
らこれに対応する露点温度を目標冷却温度として算出す
る。ステップ203では、熱交換器31を通過した実際
の通過空気温度を温度センサ37により検出し、ステッ
プ204で、実際の通過空気温度と上記目標冷却温度と
の温度差を演算する。
ように、ステップ201において、温湿度設定部75か
ら要求吹き出し温度および要求湿度を読み出す。次いで
ステップ202で、要求吹き出し温度および要求湿度か
らこれに対応する露点温度を目標冷却温度として算出す
る。ステップ203では、熱交換器31を通過した実際
の通過空気温度を温度センサ37により検出し、ステッ
プ204で、実際の通過空気温度と上記目標冷却温度と
の温度差を演算する。
【0057】そして、ステップ205で、上記温度差を
もとに、負荷量を求める。ステップ206では、この負
荷量が通信手段によって熱源機制御部80へ送信され
る。次のステップ207において、上記負荷量をもとに
目標としての制御過冷却度が演算あるいはグラフ読み取
りで求められる。
もとに、負荷量を求める。ステップ206では、この負
荷量が通信手段によって熱源機制御部80へ送信され
る。次のステップ207において、上記負荷量をもとに
目標としての制御過冷却度が演算あるいはグラフ読み取
りで求められる。
【0058】そしてステップ208で、圧力センサ33
の検出値に基づく冷媒の飽和温度と温度センサ34の検
出温度との差により実際の過冷却度が求められ、ステッ
プ209において、制御過冷却度と実際の過冷却度を一
致させるように流量調整弁35が制御される。このあと
ステップ210では、温度センサ38、39の各検出温
度から過熱度が求められ、ステップ211でこの過熱度
が一定になるように、膨張弁32が制御される。
の検出値に基づく冷媒の飽和温度と温度センサ34の検
出温度との差により実際の過冷却度が求められ、ステッ
プ209において、制御過冷却度と実際の過冷却度を一
致させるように流量調整弁35が制御される。このあと
ステップ210では、温度センサ38、39の各検出温
度から過熱度が求められ、ステップ211でこの過熱度
が一定になるように、膨張弁32が制御される。
【0059】リヒート部制御部70では、図15に示す
ように、まずステップ301において、温湿度設定部7
5から要求吹き出し温度を目標再熱温度として読み出
す。次いでステップ302で、熱交換器51を通過した
実際の吹き出し空気温度(吹出温度)を温度センサ57
により検出し、ステップ303で、実際の吹き出し空気
温度と上記目標再熱温度との温度差を演算する。
ように、まずステップ301において、温湿度設定部7
5から要求吹き出し温度を目標再熱温度として読み出
す。次いでステップ302で、熱交換器51を通過した
実際の吹き出し空気温度(吹出温度)を温度センサ57
により検出し、ステップ303で、実際の吹き出し空気
温度と上記目標再熱温度との温度差を演算する。
【0060】そして、ステップ304で、上記温度差を
もとに負荷量を求める。ステップ305ではこの負荷量
が通信手段によって熱源機制御部80へ送信される。こ
のあと、ステップ306では、負荷量に対する流量調整
弁の開度を求め、これに基づいてステップ307で流量
調整弁55を制御して、吹き出し空気温度が常に一定に
なるよう制御される。
もとに負荷量を求める。ステップ305ではこの負荷量
が通信手段によって熱源機制御部80へ送信される。こ
のあと、ステップ306では、負荷量に対する流量調整
弁の開度を求め、これに基づいてステップ307で流量
調整弁55を制御して、吹き出し空気温度が常に一定に
なるよう制御される。
【0061】なお、図14、図15のフローでは除湿が
要求される場合の流れを示したが、温湿度設定部75で
設定される要求吹き出し温度および要求湿度と、温度セ
ンサ36および湿度センサ40によって検出される実際
の温湿度状態との比較によって逆に加湿が必要な場合、
あるいは一旦冷却の制御の結果湿度センサ95によって
検出される実際の湿度状態が要求湿度より低い場合に
は、リヒート部の熱交換器51の下流側に配置された加
湿器6により加湿されることになる。
要求される場合の流れを示したが、温湿度設定部75で
設定される要求吹き出し温度および要求湿度と、温度セ
ンサ36および湿度センサ40によって検出される実際
の温湿度状態との比較によって逆に加湿が必要な場合、
あるいは一旦冷却の制御の結果湿度センサ95によって
検出される実際の湿度状態が要求湿度より低い場合に
は、リヒート部の熱交換器51の下流側に配置された加
湿器6により加湿されることになる。
【0062】なお、本実施例では、膨張弁17が発明に
おける第1の膨張弁、流量調整弁14が第1の流量調整
手段を構成している。また、熱交換器20が第1の熱交
換器を、膨張弁32が第2の膨張弁を、流量調整弁35
が第2の流量調整手段を、熱交換器31が第2の熱交換
器を、流量調整弁55が第3の流量調整手段を、熱交換
器51が第3の熱交換器を、そして電磁弁18、19が
切り換え手段を構成している。また、熱源機制御部80
が第1の制御手段を、冷却制御部60が第2の制御手段
を、リヒート制御部70が第3の制御手段を構成し、過
冷却熱交換器45が第1の過冷却熱交換器を、そして過
冷却熱交換器13が第2の過冷却熱交換器を構成してい
る。
おける第1の膨張弁、流量調整弁14が第1の流量調整
手段を構成している。また、熱交換器20が第1の熱交
換器を、膨張弁32が第2の膨張弁を、流量調整弁35
が第2の流量調整手段を、熱交換器31が第2の熱交換
器を、流量調整弁55が第3の流量調整手段を、熱交換
器51が第3の熱交換器を、そして電磁弁18、19が
切り換え手段を構成している。また、熱源機制御部80
が第1の制御手段を、冷却制御部60が第2の制御手段
を、リヒート制御部70が第3の制御手段を構成し、過
冷却熱交換器45が第1の過冷却熱交換器を、そして過
冷却熱交換器13が第2の過冷却熱交換器を構成してい
る。
【0063】本実施例は以上のように構成され、空調ゾ
ーン側に設置される空調機1内に冷却部30とリヒート
部50と過冷却熱交換器40を備え、冷却部とリヒート
部が1系統の冷凍サイクルを形成し、両者の負荷が同じ
ときにはリヒート部50を流れた冷媒がすべて冷却部3
0に流れるようにして、冷却除湿と再熱、または再熱加
湿を行なうようにしたので、従来のように2熱源の廃熱
を捨てるようなことのない大幅な省エネルギーと、低コ
ストで、高度に制御された目標温湿度の空気を供給でき
る。
ーン側に設置される空調機1内に冷却部30とリヒート
部50と過冷却熱交換器40を備え、冷却部とリヒート
部が1系統の冷凍サイクルを形成し、両者の負荷が同じ
ときにはリヒート部50を流れた冷媒がすべて冷却部3
0に流れるようにして、冷却除湿と再熱、または再熱加
湿を行なうようにしたので、従来のように2熱源の廃熱
を捨てるようなことのない大幅な省エネルギーと、低コ
ストで、高度に制御された目標温湿度の空気を供給でき
る。
【0064】また、室外に設置される熱源機10には、
過冷却熱交換器13を備えてその液管側には流量調整弁
14と膨張弁17を設け、冷却部30の負荷がリヒート
部50の負荷より小さいときは熱源機の熱交換器20が
蒸発器として働き、またリヒート部50の負荷の方が小
さいときは熱交換器20が凝縮器として働くように構成
したので、負荷が変動することがあっても全体の熱量が
バランスして安定した空調が得られる。
過冷却熱交換器13を備えてその液管側には流量調整弁
14と膨張弁17を設け、冷却部30の負荷がリヒート
部50の負荷より小さいときは熱源機の熱交換器20が
蒸発器として働き、またリヒート部50の負荷の方が小
さいときは熱交換器20が凝縮器として働くように構成
したので、負荷が変動することがあっても全体の熱量が
バランスして安定した空調が得られる。
【0065】そして、冷却部30では負荷に応じた過冷
却度になるように流量調整弁35を、そして過熱度が一
定になるよう膨張弁32を制御する一方、リヒート部5
0では吹き出し空気温度が一定になるように流量調整弁
55を制御するものとし、また熱源機10でその流量調
整弁14を負荷に応じた過冷却度になるよう制御すると
ともに、熱交換器20が凝縮器として働くときはその膨
張弁17を全開にし、蒸発器として働くときは過熱度が
一定になるよう制御するものとしたので、風量を変化さ
せても空調機1における吹き出し温度が変化せず、安定
した作動が得られる。
却度になるように流量調整弁35を、そして過熱度が一
定になるよう膨張弁32を制御する一方、リヒート部5
0では吹き出し空気温度が一定になるように流量調整弁
55を制御するものとし、また熱源機10でその流量調
整弁14を負荷に応じた過冷却度になるよう制御すると
ともに、熱交換器20が凝縮器として働くときはその膨
張弁17を全開にし、蒸発器として働くときは過熱度が
一定になるよう制御するものとしたので、風量を変化さ
せても空調機1における吹き出し温度が変化せず、安定
した作動が得られる。
【0066】
【発明の効果】以上のとおり本発明は、熱源機が第1の
膨張弁と第1の流量調整手段とが付設された第1の熱交
換器とコンプレッサとを備え、空調機は第2の膨張弁と
第2の流量調整手段とが付設された第2の熱交換器を備
える冷却部と第3の流量調整手段が付設された第3の熱
交換器を備えるリヒート部からなり、リヒート部を通過
した冷媒が冷却部へ流れて1系統の冷凍サイクルを形成
し、空調機への吸い込み空気が冷却部で冷却されたあと
リヒート部で再熱または再熱加湿されて吹き出し空気と
されるよう構成されているものとした。これにより、任
意の温湿度の吹き出し空気を生成することができ、しか
も、冷媒の流れにより冷却部とリヒート部の間で熱エネ
ルギーの移動が行われるので、低コストでかつ省エネル
ギー効果が得られる。
膨張弁と第1の流量調整手段とが付設された第1の熱交
換器とコンプレッサとを備え、空調機は第2の膨張弁と
第2の流量調整手段とが付設された第2の熱交換器を備
える冷却部と第3の流量調整手段が付設された第3の熱
交換器を備えるリヒート部からなり、リヒート部を通過
した冷媒が冷却部へ流れて1系統の冷凍サイクルを形成
し、空調機への吸い込み空気が冷却部で冷却されたあと
リヒート部で再熱または再熱加湿されて吹き出し空気と
されるよう構成されているものとした。これにより、任
意の温湿度の吹き出し空気を生成することができ、しか
も、冷媒の流れにより冷却部とリヒート部の間で熱エネ
ルギーの移動が行われるので、低コストでかつ省エネル
ギー効果が得られる。
【0067】熱源機と空調機は、冷凍サイクルの液管と
高圧ガス管と低圧ガス管を形成する冷媒配管により接続
され、熱源機は例えば第1の熱交換器を高圧ガス管また
は低圧ガス管に選択的に接続可能の切り換え手段を切り
替えて、冷却部の負荷がリヒート部の負荷より小さいと
きは第1の熱交換器を蒸発器として作用させ、リヒート
部の負荷が冷却部の負荷より小さいときは凝縮器として
作用させることにより、冷却部とリヒート部の負荷が異
なるときでも全体として熱量をバランスさせることがで
きる。
高圧ガス管と低圧ガス管を形成する冷媒配管により接続
され、熱源機は例えば第1の熱交換器を高圧ガス管また
は低圧ガス管に選択的に接続可能の切り換え手段を切り
替えて、冷却部の負荷がリヒート部の負荷より小さいと
きは第1の熱交換器を蒸発器として作用させ、リヒート
部の負荷が冷却部の負荷より小さいときは凝縮器として
作用させることにより、冷却部とリヒート部の負荷が異
なるときでも全体として熱量をバランスさせることがで
きる。
【0068】さらに、冷却器に向かう液管と熱源機に向
かう低圧ガス管の間に、互いの間で熱交換を行う第1の
過冷却熱交換器を設け、あるいは熱源機の第1の熱交換
器が蒸発器として作用するとき当該第1の熱交換器に向
かう液管と低圧ガス管の間に、互いの間で熱交換を行う
第2の過冷却熱交換器を設けることにより、第2の流量
調整手段による流量の制御幅が拡大され、コンプレッサ
に入るガス冷媒のエンタルピを大きくすることができて
リヒート部の再熱能力が向上するという効果が得られ
る。
かう低圧ガス管の間に、互いの間で熱交換を行う第1の
過冷却熱交換器を設け、あるいは熱源機の第1の熱交換
器が蒸発器として作用するとき当該第1の熱交換器に向
かう液管と低圧ガス管の間に、互いの間で熱交換を行う
第2の過冷却熱交換器を設けることにより、第2の流量
調整手段による流量の制御幅が拡大され、コンプレッサ
に入るガス冷媒のエンタルピを大きくすることができて
リヒート部の再熱能力が向上するという効果が得られ
る。
【図1】本発明の実施例における全体レイアウト図であ
る。
る。
【図2】実施例における冷媒回路図である。
【図3】熱源機における制御装置を示す図である。
【図4】空調機における制御装置を示す図である。
【図5】目標冷却温度の概念を示す説明図である。
【図6】冷媒の基本的な流れを示す図である。
【図7】冷却器における負荷と過冷却度の関係を示すグ
ラフである。
ラフである。
【図8】リヒート部の負荷が冷却部より小さい場合の冷
媒の流れを示す図である。
媒の流れを示す図である。
【図9】リヒート部の負荷が冷却部より小さい場合の熱
源機における負荷と過冷却度の関係を示すグラフであ
る。
源機における負荷と過冷却度の関係を示すグラフであ
る。
【図10】冷却部の負荷がリヒート部より小さい場合の
冷媒の流れを示す図である。
冷媒の流れを示す図である。
【図11】冷却部の負荷がリヒート部より小さい場合の
熱源機における負荷と過冷却度の関係を示すグラフであ
る。
熱源機における負荷と過冷却度の関係を示すグラフであ
る。
【図12】熱源機制御部における制御の流れを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図13】熱源機制御部における制御の流れを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図14】冷却制御部における制御の流れを示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図15】リヒート制御部における制御の流れを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
1 空調機 2、26 ケーシング 3 空気取り入れ口 4 空気吹き出し口 5 フィルタ 6 加湿器 10 熱源機 11 コンプレッサ 12 アキュムレータ 13、45 過冷却熱交換器 14、35、55 流量調整弁 15、23A、23B 温度センサ 16、21A、21B、33、53 圧力センサ 17、32 膨張弁 18、19 電磁弁 20、31、51 熱交換器 22 液タンク 25 送風機 27 空気入口 28 空気出口 30 冷却部 34、37、38、39、54、57、58、59
温度センサ 40、95 湿度センサ 50 リヒート部 52 送風機 60 冷却制御部 61、62、72、83、84、85 駆動制御部 63、73、86 温度変換器 64、74、87 圧力変換器 68、96 湿度変換器 70 リヒート制御部 75 温湿度設定部 78 風量設定部 79、81、82 インバータ 80 熱源機制御部 R、R1、R2、R3 冷媒配管
温度センサ 40、95 湿度センサ 50 リヒート部 52 送風機 60 冷却制御部 61、62、72、83、84、85 駆動制御部 63、73、86 温度変換器 64、74、87 圧力変換器 68、96 湿度変換器 70 リヒート制御部 75 温湿度設定部 78 風量設定部 79、81、82 インバータ 80 熱源機制御部 R、R1、R2、R3 冷媒配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉本 周平 神奈川県相模原市南橋本3丁目2番25号 東プレ株式会社相模原事業所内 (72)発明者 藤野 博之 神奈川県相模原市南橋本3丁目2番25号 東プレ株式会社相模原事業所内 (72)発明者 西村 弘樹 神奈川県相模原市南橋本3丁目2番25号 東プレ株式会社相模原事業所内 (72)発明者 鎌田 圭治 神奈川県相模原市南橋本3丁目2番25号 東プレ株式会社相模原事業所内 (72)発明者 小島 康洋 神奈川県相模原市南橋本3丁目2番25号 東プレ株式会社相模原事業所内 (72)発明者 新町 拓正 神奈川県相模原市南橋本3丁目2番25号 東プレ株式会社相模原事業所内 Fターム(参考) 3L060 AA06 AA07 CC02 CC07 CC16 DD02 EE06 EE08 EE09
Claims (7)
- 【請求項1】 第1の膨張弁と第1の流量調整手段とが
付設された第1の熱交換器と、コンプレッサとを備えた
熱源機と、冷媒配管により前記熱源機に接続され、冷却
部とリヒート部を備えた空調機とからなり、該空調機
は、冷却部が第2の膨張弁と第2の流量調整手段とが付
設された第2の熱交換器を備え、リヒート部が第3の流
量調整手段が付設された第3の熱交換器と加湿器とを備
え、リヒート部を通過した冷媒が冷却部へ流れて1系統
の冷凍サイクルを形成し、空調機への吸い込み空気が前
記冷却部で冷却されたあとリヒート部で再熱または再熱
加湿されて吹き出し空気とされるよう構成されているこ
とを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項2】 前記熱源機と空調機は、冷凍サイクルの
液管と高圧ガス管と低圧ガス管を形成する冷媒配管によ
り接続され、熱源機は第1の熱交換器を、空調機の冷却
部の負荷がリヒート部の負荷より小さいとき蒸発器とし
て作用させ、リヒート部の負荷が冷却部の負荷より小さ
いとき凝縮器として作用させる第1の制御手段を有する
ことを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。 - 【請求項3】 前記熱源機は第1の熱交換器を高圧ガス
管または低圧ガス管に選択的に接続可能の切り換え手段
を有し、第1の制御手段は前記空調機の冷却部の負荷と
リヒート部の負荷の比較に基づいて前記切り換え手段を
切り替えるものであることを特徴とする請求項2記載の
空気調和装置。 - 【請求項4】 前記熱源機の第1の制御手段は、第1の
熱交換器が凝縮器として作用するときは当該第1の熱交
換器を出る冷媒の過冷却度が当該第1の熱交換器の負荷
に応じて決定される値になるよう第1の流量調整手段を
制御し、第1の熱交換器が蒸発器として作用するときは
第1の膨張弁にはいる冷媒の過冷却度が第1の熱交換器
の負荷に応じて決定される値になるよう第1の流量調整
手段を制御するものであることを特徴とする請求項2ま
たは3記載の空気調和装置。 - 【請求項5】 前記空調機の冷却部は、吸い込み空気状
態より冷却すべき負荷を演算し、第2の膨張弁にはいる
冷媒の過冷却度が当該冷却部の負荷に応じて決定される
値になるよう第2の流量調整手段を制御する第2の制御
手段を有し、前記リヒート部は、第3の熱交換器と加湿
器を出た吹き出し空気の温湿度が一定になるよう第3の
流量調整手段を制御する第3の制御手段と加湿制御手段
を有することを特徴とする請求項1、2、3または4記
載の空気調和装置。 - 【請求項6】 前記冷却器に向かう液管と熱源機に向か
う低圧ガス管の間に、互いの間で熱交換を行う第1の過
冷却熱交換器が設けられていることを特徴とする請求項
1、2、3、4または5記載の空気調和装置。 - 【請求項7】 前記熱源機の第1の熱交換器が蒸発器と
して作用するとき当該第1の熱交換器に向かう液管と低
圧ガス管の間に、互いの間で熱交換を行う第2の過冷却
熱交換器が設けられていることを特徴とする請求項1、
2、3、4、5または6記載の空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10178672A JP2000018766A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10178672A JP2000018766A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 空気調和装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000018766A true JP2000018766A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16052554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10178672A Pending JP2000018766A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000018766A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN115789791A (zh) * | 2022-10-28 | 2023-03-14 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调系统和控制方法 |
-
1998
- 1998-06-25 JP JP10178672A patent/JP2000018766A/ja active Pending
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