JP2000092170A

JP2000092170A - 装着形無線電話機

Info

Publication number: JP2000092170A
Application number: JP25447198A
Authority: JP
Inventors: Yoshitake Suzuki; 義武鈴木; Yoshio Nakadai; 芳夫中台; Yoshie Shimamura; 佳江島村; Yutaka Nishino; 豊西野
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1998-09-09
Filing date: 1998-09-09
Publication date: 2000-03-31

Abstract

(57)【要約】【課題】携帯電話機やＰＨＳ電話機などの無線電話機
をバンドで人体の手首に装着して使用する腕時計形の無
線電話機の構造に関し、使用に際して、プライバシーの
確保が可能で、また、イヤホンの耳への装着性、収納
性、通話スタイルの違和感などの問題の解消が可能な腕
時計形の携帯電話機を実現することを目的とする。【解決手段】無線部とベースバンド部と送話器と受話
器と操作部と電源部とを含んで構成される無線電話機
を、少なくとも前記無線部と、前記ベースバンド部と、
前記操作部とを収容する収納部と、該収納部を人体の手
首部分に装着するための装着部とから形成し、該装着部
に、前記送話器および前記受話器を実装するように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機やＰＨ
Ｓ電話機を含む、無線電話機の構造に関するものであっ
て、特に、無線電話機をバンドで人体の手首に装着して
使用する腕時計形の無線電話機の構造に係る。

【０００２】

【従来の技術】無線電話機に必要な全ての機能をケース
内に納め、そのケースにバンドを取り付けて手首に装着
して使用することが可能なＰＨＳ電話機が、既に文献
「鈴木他，“オールインワンタイプの腕時計形ＰＨＳ電
話機”，NTT R&D,Vol.47,No.6,pp.629-634,1998年6月」
に掲示されている。このＰＨＳ電話機は、約３０ｃｍ³
の容積の中に全ての機能を含んでいるため、バンドを外
して本体部分を別のケースに納め、ぺンダントのように
首から下げることも可能である。

【０００３】図４に、この腕時計形ＰＨＳ電話機の外観
を示す。同図において、数字符号２１は電話機ケース
（収納部）、２２は送話器（マイクロホン）、２３は受
話器（スピーカ）、２４は表示部、２５〜２７は操作ボ
タン、２８はバンド（装着部）を表している。

【０００４】同図に示すように、この腕時計形ＰＨＳ電
話機の電話機ケース２１には、３個の操作ボタン２５〜
２７（実際には図示していない操作ボタンがもう一つあ
る）、表示部２４、送話器２２、および受話器２３が配
置されている。また、電池およびアンテナが内蔵されて
いる。

【０００５】また、ダイヤルボタンが設けられておら
ず、音声認識を用いてダイヤルすることが可能である。
本体に配置された送話器と受話器の距離は約４cmであ
る。この腕時計形ＰＨＳ電話機は、拡声通話機能によ
り、本体を耳と口から離して、普通に腕時計を見るよう
な姿勢で通話を行うことができる。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】上述のような拡声通話
で問題になるのは、受話内容が周囲に聞こえてしまうこ
とと、周囲騒音が大きい環境では、受話内容が騒音の影
響で聞き取り難いことである。以上の問題を解決するた
めに、前述の腕時計形ＰＨＳ電話機には、イヤホンマイ
クを接続できる端子が具備されている（この端子は図示
していない）。

【０００７】このイヤホンマイクの例を図５に示す。同
図において、数字符号３１は受話器（イヤホン）、３２
は受話器コード、３３は送話器を示している。この例は
同図に示すように、耳に装着（挿入）する受話器（イヤ
ホン）３１と、受話器３１から受話器コード３２を介し
て１２〜１３cmの部分に位置する送話器（マイクロホ
ン）３３から構成されている。

【０００８】そして、この他にも受話器部分から線状の
支持材を介してその先に送話器をもつものなど、種々の
形状のものがある。しかしこれらのイヤホンマイクをも
ってしても、前述のような、問題は完全に解決されたと
は言えない。そのひとつは、耳に挿人するイヤホンの形
状寸法を、万人に適するようにすることは困難であり、
従って、時として耳に上手く装着できず外れたり、逆に
耳への圧迫感が過大となったりする可能性があることで
ある。

【０００９】また、イヤホンマイクは通常、携帯電話機
やＰＨＳ電話機の接続端子に、１m前後の長さのコード
を介して接続するため、未使用時の収納性に問題があ
る。そのため、イヤホンマイクのコードを電話機本体に
巻き取ることも考えられるが、この場合、イヤホン部分
とマイクロホン部分の両方を巻き取り、収納する必要が
あり、構造が大形化したり、複雑化するなどの問題があ
る。

【００１０】また、別の問題として、周囲に人がいる時
のイヤホンマイクの使用は、時として周囲の人を驚かせ
たり、違和感を抱かせたりする。これは、携帯（ＰＨ
Ｓ）電話機本体を耳に当てずに通話するスタイルが一般
的でないためである。腕装着形無線電話機において、バ
ンドに送話器および受話器を実装する形態は、既に文献
「“リスト電話”特願平５−１２６４２７］。等によっ
て提案されている。

【００１１】このような腕装着形無線電話機を、従来の
腕時計形無線電話機の他の例として図６に示す。同図に
おいて、数字符号４１は無線電話機本体ケース、４２は
バンド下層部、４３はバンド上層部、４４は受話器、４
５は送話器、４６は旋回可能なヒンジを表している。

【００１２】同図において、無線電話機の無線部分を手
の甲側の手首付近に配置し、そのケースに取り付けたバ
ンドを腕時計のように手首に巻き、そのバンドは２層と
なっており、バンドの上層に送話器および受話器が実装
される。

【００１３】バンドの上層は、バンドの手のひら側に位
置する旋回可能なヒンジにより止められており、送話器
および受話器を使用する場合には、このヒンジを支点と
してバンドの上層部を９０度回転させる。

【００１４】このときバンド上の受話器は手のひらに、
送話器はヒンジ部をはさんで受話器の反対側、すなわち
腕の内側に配置される。通話時には、手のひらの受話器
を耳に当てる。一方の送話器部分は口に近づく。この方
式は、前述の拡声通話やイヤホンマイクの問題点を解決
している。

【００１５】しかし、この方式の実現においては、すく
なくとも２つの問題点がある。そのひとつは、本体から
送話器、または受話器までの配線方法である。バンド部
分の配線は、バンドに埋め込むことにより実現できる。

【００１６】しかしヒンジ部分を介して本体側バンド
（下層部）から送話器あるいは受話器側バンド（上層
部）への配線は、構造上実現が難しく、また実現できた
としても旋回運動による接触不良を引き起こしやすい。

【００１７】ふたつめは、ヒンジ部から送話器あるいは
受話器までの距離に自由度がなく、人問の手の寸法の個
人差への適用が難しい点である。この方式におけるバン
ドの素材には、ある程度の固さと柔軟さが必要と考えら
れるが、バンド内に配線があるため、伸縮素材では実現
が難しい。一方、バンドを折り畳むことも素材的に難し
い。

【００１８】本発明は、上述のような従来の腕時計形の
携帯電話機の使用に際する、拡声通話で問題となる通話
時のプライバシーの確保と、イヤホンマイクで問題とな
るイヤホンの耳への装着性、収納性、通話スタイルの違
和感の解消が可能な腕時計形の携帯電話機を実現するこ
とを目的としている。

【００１９】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は前記特許請求の範囲に記載した手段により解決さ
れる。すなわち、請求項１の発明は、無線部と送話器と
受話器と操作部と電源部とを含んで構成される無線電話
機であって、少なくとも前記無線部と、前記操作部とを
収容する収納部と、該収納部を人体の手首部分に装着す
るための装着部とから成り、該装着部に、前記送話器お
よび前記受話器を実装する構成の装着形無線電話機であ
る。

【００２０】請求項２の発明は、請求項１記載の装着形
無線電話機において、装着部に実装された受話器が、該
装着部に着脱可能であり、かつ受話器が環状の受話器支
持部を有していると共に、該受話器を装着部から外した
とき、その接続コードを引出すことが可能な構造と、受
話器を装着部に装着したとき、その接続コードを巻取る
手段とを有するように構成したものである。

【００２１】請求項３の発明は、無線部と送話器と受話
器と操作部と電源部とを含んで構成される無線電話機で
あって、少なくとも前記無線部と、前記操作部と送話器
と受話器とを含む収納部と、該収納部を人体の手首部分
に装着するための、該収納部に着脱可能な装着部とから
成り、

【００２２】該装着部に、第２の送話器および第２の受
話器を実装して、収納部に装着部が装着されているとき
は、該装着部に実装された送話器および受話器を使用可
能とし、該収納部から該装着部を取り外したときは、該
収納部に実装された送話器および受話器を使用可能とす
る手段を設けた装着形無線電話機である。

【００２３】上述のように、本発明は、手首装着形無線
電話機の送話器をバンドに実装し、受話器およびコード
を通常はケースに収納し、使用時には受話器のコードを
引き出し、受話器を手のひらに装着して通話する構造と
するか、又は、収納部にバンド（装着部）が装着されて
いるときは、該バンドに実装された送話器および受話器
をアクティブにして、使用できるようにし、

【００２４】該収納部から該バンドを取り外して、通常
の時計バンドなどを取り付けたときには、該収納部に実
装された送話器および受話器を使用可能とする構造を採
用することにより、従来の腕時計形の携帯電話機の使用
に際する、通話時のプライバシーの確保を可能とすると
共に、イヤホンマイクで問題となるイヤホンの耳への装
着性、収納性、通話スタイルの違和感などの問題点を解
決する。

【００２５】

【発明の実施の形態】図１は本発明の実施の形態の第１
の例を示す図であって、（ａ）は受話器を収納した状態
を示しており、（ｂ）は受話器を引き出した状態を示し
ている。同図において、数字符号１は無線電話機本体
（収納部に収容されており、図では裏面より見たところ
を示している）、２はバンド（装着部）、３は送話器、

【００２６】４は受話器、５は指輪状の受話器支持部、
６は受話器収納ケース、７は受話器コード、８はコード
引き出し部、９はバンド着脱部、１０はバンドに埋め込
まれた送話器コード配線、１１はバンドに埋め込まれた
受話器コード配線、を表している。

【００２７】無線電話機本体１は、無線部とベースバン
ド部と送話器と受話器と操作部と電源部とを含んで構成
され、図に示すように一つの収納部（ケース）に収容さ
れている。このような無線電話機は、先に説明した従来
の腕時計形のものと同様な構造のものとして実現でき
る。

【００２８】無線電話機本体１から送話器３および受話
器４へのコードの配線（１０および１１）は、バンド２
に埋め込むことが可能である。バンド着脱部９は受話器
収納ケース６の反対側に位置するので、コードの配線は
バンドの着脱部の存在に全く影響を受けない。

【００２９】また、バンド着脱部９には使用者の腕の太
さに応じて調整機構を設けることも可能である。受話器
４は指輪状の支持部５とともに、受話器収納ケース６に
収納する（図１（ａ））。受話器収納ケース６の内部に
は受話器コード巻き取り機構を設ける。

【００３０】受話器４を引き出した状態（図１（ｂ））
では、受話器コード７は、コード引き出し部８より引き
出される。図２は本実施例の装着例を示す図であり、数
字符号１２は左手の手のひら、２はバンド、３は送話
器、４は受話器、５は指輪状の受話器支持部、６は受話
器収納ケース、７は受話器コード、８はコード引き出し
部、９はバンド着脱部を表している。

【００３１】図２は、手のひら側から見た状態であり、
無線電話機本体は裏側（手の甲側）に位置する。受話器
４および受話器支持部５を受話器収納ケース６から外し
てコード７を引き出し、指輪状支持部５を、例えば中指
にはめることができる。通話を行う際には、受話器４を
左耳に当てることにより、手のひら全体が受話器と左耳
を覆う状態となる。

【００３２】この状態は、周囲の騒音等の混入を減少さ
せる効果がある。また、受話器４が左耳に当てられた状
態では、送話器３は通常の携帯電話機と同様に、口元か
ら５〜７cmの距離に位置することとなるため、拡声通話
用の送話器のように感度を高める必要がなく、従って周
囲騒音等の混入を減少させることができる。

【００３３】例えば、受話器収納ケース内に検出機構を
付加することにより、受話器のコードを引き出す動きを
検出し、これによりオフフック、受話器のコードが巻き
取られる動きを検出し、これによりオンフックを実現す
ることも可能である。

【００３４】また、本発明は、無線電話機本体とバンド
を着脱可能とし、両者に送話器コードと受話器コードの
接続端子を設ける構成を採ることもできる。このような
構成の装着形無線電話機を本発明の実施の形態の第２の
例として図３に基づいて説明する。

【００３５】図３において、（ａ）は無線電話機に通常
のバンドを取り付けた状態を示しており、（ｂ）は送受
話器付のバンドを取り付けた状態を示している。また、
数字符号１ａは無線電話機本体、２ａは送受話器付のバ
ンド、３ａ，３ｂは送話器、４ａは受話器、５ａは指輪
状の受話器支持部、６ａは受話器収納ケースを表してい
る。

【００３６】また、８ａはコード引き出し部、９ａ，９
ｂはバンド着脱部、１０ａはバンドに埋め込まれた送話
器コード配線、１１ａはバンドに埋め込まれた受話器コ
ード配線、１３は通常のバンド、１４は受話器（スピー
カ）、１５は表示部、１６ａ，１６ｂ，１６ｃはそれぞ
れ操作ボタン、１７は電気接点を表している。

【００３７】この例では、同図（ａ）に示すように無線
電話機本体１ａに通常のバンド１３を取り付けた状態で
は、無線電話機本体１ａの送話器３ｂと受話器１４が動
作可能な状態と成るので、これらの送受話器を用いて通
信を行う。この場合は受話器はスピーカとして動作する
ので、拡声通話と成る。

【００３８】一方、同図（ｂ）に示すように、送受話器
付のバンド２ａを取り付けた場合には、送話器３ａと受
話器４ａが動作可能な状態と成るので、これらの送受話
器を用いて、通信を行う。無線電話機本体１ａは、図１
で説明した場合と同様に、先に説明した従来の腕時計形
のものと同様な構造で実現できる。

【００３９】無線電話機本体１ａから送話器３ａおよび
受話器４ａへのコードの配線（１０ａおよび１１ａ）
は、バンド２ａに埋め込むことが可能である。そして、
このコードの配線１０ａおよび１１ａは電気接点１７に
よって、無線電話機本体１ａの回路と接続されている。

【００４０】無線電話機本体１ａには、電気接点１７を
介する信号によってバンド２ａが無線電話機本体に接続
されたことを感知するか、バンド２ａが無線電話機本体
に接続されたとき機械的に動作するスイッチによって、
送話器３ｂと受話器１４の回路を、送話器３ａと受話器
４ａの回路に切り換える手段が内蔵されている。

【００４１】バンド着脱部９ａは受話器収納ケース６ａ
のコードの配線１０ａおよび１１ａの反対側に位置する
ので、該コードの配線はバンドの着脱部の存在に全く影
響を受けない。また、バンド着脱部９ａには使用者の腕
の太さに応じて調整機構を設けることも可能である。

【００４２】受話器４ａは指輪状の支持部５ａととも
に、受話器収納ケース６ａに収納する。受話器収納ケー
ス６ａの内部には受話器コード巻き取り機構を設ける。
受話器４ａを引き出した状態（図３（ｂ））では、受話
器コード７ａは、コード引き出し部８ａより引き出され
る。

【００４３】この場合、先に図２に基づいて説明したよ
うに、指輪状支持部５ａを、例えば中指にはめることが
できる。通話を行う際には、受話器４ａを左耳に当てる
ことにより、手のひら全体が受話器と左耳を覆う状態と
なる。この状態は、周囲の騒音等の混入を減少させる効
果がある。

【００４４】また、受話器４ａが左耳に当てられた状態
では、送話器３ａは通常の携帯電話機と同様に、口元か
ら５〜７cmの距離に位置することとなるため、拡声通話
用の送話器のように感度を高める必要がなく、従って周
囲騒音等の混入を減少させることができる。

【００４５】この例の場合も、先の本発明の実施の形態
の第１の例の場合と同様に、例えば、受話器収納ケース
内に検出機構を付加することにより、受話器のコードを
引き出す動きを検出し、これによりオフフック、受話器
のコードが巻き取られる動きを検出し、これによりオン
フックを実現することも可能である。

【００４６】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の装着形無
線電話機によれば、拡声通話を行わないため、プライバ
シーを確保することが可能であり、イヤホンマイクを用
いないため、耳の形状の個人差に起因する装着性の問題
を回避することができる。また、イヤホンマイクを使用
する場合に指摘される、通話スタイルの違和感を解消す
ることができる。

【００４７】そして、受話器収納とコード巻き取り機構
を具備することにより、受話器の収納性に優れ、従来の
バンドに送話器と受話器を実装する方法のように、配線
間にヒンジが介在することがないため、機構の実現が容
易で、信頼性が高い。

【００４８】さらに、従来のバンドに送話器と受話器を
実装する方法のように、サイズが固定的でないため、使
用者の手のサイズや受話器の保持方法の好みに応じて使
用することができる利点がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の装置形無線電話機の実施の形態の第１
の例を示す図である。

【図２】本発明の装置形無線電話機の装着例を示す図で
ある。

【図３】本発明の装置形無線電話機の実施の形態の第２
の例を示す図である。

【図４】従来の腕時計形ＰＨＳ電話機の例を示す図であ
る。

【図５】イヤホンマイクの例を示す図である。

【図６】従来の腕時計形無線電話機の他の例を示す図で
ある。

【符号の説明】

１，１ａ無線電話機本体２，２ａバンド３，３ａ，３ｂ送話器４，４ａ受話器５，５ａ指輪状の受話器支持部６，６ａ受話器収納ケース７，７ａ受話器コード８，８ａコード引き出し部９，９ａ，９ｂバンド着脱部１０，１０ａ送話器コード配線１１，１０ｂ受話器コード配線１２左手の手のひら１３通常のバンド１４受話器（スピーカ）１５表示部１６ａ〜１６ｃ操作ボタン１７電気接点

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者島村佳江東京都新宿区西新宿三丁目19番２号日本電信電話株式会社内 (72)発明者西野豊東京都新宿区西新宿三丁目19番２号日本電信電話株式会社内Ｆターム(参考） 5K023 AA07 BB03 BB11 EE02 EE07 FF04 JJ02 JJ04 PP03 5K067 AA21 AA34 BB02 BB04 BB08 EE02 KK17

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】無線部と送話器と受話器と操作部と電源
部とを含んで構成される無線電話機であって、少なくとも前記無線部と、前記操作部とを収容する収納
部と、該収納部を人体の手首部分に装着するための装着部とか
ら成り、該装着部に、前記送話器および前記受話器を実装するこ
とを特徴とする装着無線電話機。
【請求項２】装着部に実装された受話器が、該装着部
に着脱可能であり、かつ受話器が環状の受話器支持部を有していると共に、該受話器を装着部から外したとき、その接続コードを引
出すことが可能な構造と、受話器を装着部に装着すると
き、その接続コードを巻取る手段とを有することを特徴
とする請求項１記載の装着形無線電話機。
【請求項３】無線部と送話器と受話器と操作部と電源
部とを含んで構成される無線電話機であって、少なくとも前記無線部と、前記操作部と送話器と受話器
とを含む収納部と、該収納部を人体の手首部分に装着するための、該収納部
に着脱可能な装着部とから成り、該装着部に、第２の送話器および第２の受話器を実装し
て、収納部に装着部が装着されているときは、該装着部に実
装された送話器および受話器を使用可能とし、該収納部から該装着部を取り外したときは、該収納部に
実装された送話器および受話器を使用可能とする手段を
設けたことを特徴とする装着形無線電話機。