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JP2011114677A - 携帯電話音声再生システム - Google Patents

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JP2011114677A JP2009270309A JP2009270309A JP2011114677A JP 2011114677 A JP2011114677 A JP 2011114677A JP 2009270309 A JP2009270309 A JP 2009270309A JP 2009270309 A JP2009270309 A JP 2009270309A JP 2011114677 A JP2011114677 A JP 2011114677A
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Naohiko Matsudaira
直彦 松平
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Abstract

【課題】ヘッドフォンの装着状態に応じて音声出力の切換えを行うことのできる携帯電話音声再生システムを提供する。
【解決手段】内蔵スピーカ140を有する携帯電話機100と、使用者への装着状態を検出する装着センサ220を有するヘッドフォン200と、を備える携帯電話音声再生システム10であって、携帯電話機100は、ヘッドフォン200の装着検出手段163と、音声出力切換え手段190と、を備え、携帯電話機100の装着検出手段163が、ヘッドフォン200の装着センサ220の出力に基づいて、ヘッドフォン200が使用者に装着された状態を検出した場合は、音声出力切換え手段190が、携帯電話機100の音声出力をヘッドフォン200に出力し、ヘッドフォン200が使用者に装着されていない状態を検出した場合は、携帯電話機100の音声出力を内蔵スピーカ140に出力することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電話機における音声再生システムに関し、特に、内蔵スピーカを有する携帯電話機とユーザに装着されているか否かを検出する装着センサを有する外部音声出力装置を備える携帯電話音声再生システムで、外部音声出力装置の装着状態に応じて出力を切替える音声再生システムに関する。
近年、携帯電話機には通話機能に加えて、カメラ機能、スケジュール管理機能、音楽ファイルやオーディオファイルの再生機能(以下、オーディオ再生機能)等のユーザの利便性を図った種々の機能が設けられている。中でも、オーディオ再生機能は、携帯電話機の通信機能を利用して情報提供サーバからダウンロードしたオーディオファイル、携帯電話機をコンピュータに接続してコンピュータから転送されたオーディオファイル等を、メモリーカード等に保存しておき、これを再生するものであり、メモリーカードの普及に伴って、多くの楽曲データを持ち運ぶことができるようになった。
携帯電話機のハウジングには、イヤフォンジャックが設けられている。先端にイヤフォンやヘッドフォンが接続されたイヤフォンプラグを差込んで接続すると、携帯電話機の内蔵スピーカにおいて再生される音声がイヤフォンジャックに接続されたイヤフォンやヘッドフォンから再生されるようになる。
携帯電話機にイヤフォンやヘッドフォンが接続し、オーディオファイルを再生中に音声通話(電話)の着信があると、オーディオファイルの再生は停止、又は一旦中断され、着信音が再生される。そして、ユーザが通話キーを押すと、通話状態になり、通話音声はイヤフォン又はヘッドフォンから発音される。また、携帯電話機のイヤフォンジャックに外部マイクロフォンが接続されていたり、或いはイヤフォンやヘッドフォンと外部マイクロフォンが一体化されたヘッドセットが接続されていたりする場合は、イヤフォンやヘッドフォンから通話音声が発音されるだけでなく、マイクロフォンにおいてユーザの音声を集音することもできる。
ところで、携帯電話機でオーディオファイル、特に音楽ファイルを再生し、イヤフォンやヘッドフォンで音楽を聴いているときには、携帯電話機の本体はポケットや鞄に入れた状態で使用されるため、再生キーを押す操作は大変煩わしいものであった。そこで、イヤフォンやヘッドフォンと携帯電話機本体を接続するコードの途中に操作ボタンを設けたものも存在する。
また、イヤフォンやヘッドフォンをユーザの耳から外している場合に音声通話の着信があった場合に、イヤフォンやヘッドフォンを装着した後に通話キーを操作しなければならず、電話に即座にでることができなかった。
そこで、下記特許文献1(特開2002−9918号公報)には、ヘッドフォンにセンサが備え付けられた送受話装置および受話装置が開示されており、センサの出力値に基づいて、ユーザがヘッドフォンを耳に装着しているか否かを検出する。これにより、携帯電話機に音声通話の着信があった場合で、携帯電話機にヘッドフォンが接続されていれば、ユーザがヘッドフォンを耳に装着した際には通話状態になり、ヘッドフォンを耳から外すと終話状態になるので、通話キー等の操作をすることなく通話を開始・終了できる。
特開2002−9918号公報(段落[0004]〜[0006]、[0045]参照)
しかしながら、携帯電話機でオーディオファイル、特に音楽ファイルを再生し、イヤフォンやヘッドフォンで音楽を聴いているときに音声通話の着信があった場合、電話に出るために驚いてヘッドフォンを耳から外す人が多い。ヘッドフォンを外し、通話キーを押し、携帯電話機本体を耳に近づけて会話しようとしても、ヘッドフォンが携帯電話機にいまだに接続されたままの状態であるために、携帯電話機本体からの音声は内蔵スピーカから発音されず、ヘッドフォンから発音されるため、通話ができないことに驚いて、慌ててしまい、通話に支障が生じていた。
そこで本発明の目的は、ユーザのヘッドフォンの装着状態に応じて音声出力の切換えを行うことのできる携帯電話音声再生システムを提供することにある。
本発明の目的は、さらに、携帯電話機においてオーディオファイルの再生中に着信があった場合、ヘッドフォンを装着している場合には通話音声出力をヘッドフォンから出力し、ヘッドフォンを外した場合にはユーザが驚いてヘッドフォンを外してしまい、そのために通話ができないという不都合を解消した携帯電話音声再生システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、
内蔵スピーカを有する携帯電話機と、使用者への装着状態を検出する装着センサを有する外部音声出力装置と、を備える携帯電話音声再生システムであって、
前記携帯電話機は、前記外部音声出力装置の装着検出手段と、音声出力切換え手段と、を備え、
前記携帯電話機の装着検出手段が、前記外部音声出力装置の装着センサの出力に基づいて、前記外部音声出力装置が使用者に装着された状態を検出した場合は、前記音声出力切換え手段が、前記携帯電話機の音声出力を前記外部音声出力装置からの出力に切換え、前記外部音声出力装置が使用者に装着されていない状態を検出した場合は、前記携帯電話機の音声出力を前記内蔵スピーカからの出力に切換えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、前記携帯電話機が、オーディオ再生手段と通話制御手段とを備え、前記オーディオ再生手段によってオーディオを再生中に、前記通話制御手段によって音声通話の着信を検出した場合は、前記オーディオ再生手段が前記オーディオの再生を中止し、前記音声出力切換え手段が、通話音声出力を、前記外部音声出力装置又は前記内蔵スピーカからの出力に切換えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、前記装着センサが、感圧センサ又は光センサであることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、前記外部音声出力装置が、ヘッドフォン又はイヤフォン、若しくはワイヤレスヘッドフォン又はワイヤレスイヤフォンであることを特徴とする。
本発明の携帯電話音声再生システムによれば、以下に示す優れた効果を発揮する。すなわち、外部音声出力装置に設けられた装着センサによって、この外部音声出力装置が使用者に装着されているか否かを検出し、その状態を携帯電話機の装着検出手段によって判定し、外部音声出力装置が使用者に装着された状態を検出した場合は、音声出力切換え手段が、携帯電話機の音声出力を外部音声出力装置からの出力に切換え、外部音声出力装置が使用者に装着されていない状態を検出した場合は、音声出力切換え手段が、携帯電話の音声出力を内蔵スピーカからの出力に切換える。これにより、使用者がヘッドフォン等の外部音声出力装置を装着して使用しているとしても、無条件に音声を外部音声出力装置から出力するのではなく、それを装着しているときにのみ外部音声出力装置から音声を出力することができ、外部音声出力装置を装着していないとき、つまり耳等から外した際に携帯電話機の音声を内蔵スピーカで聞くことができなくなってしまって慌ててしまうというような不都合や混乱を回避できるようになる。
また、本発明の携帯電話音声再生システムによれば、携帯電話機において音楽や動画等のオーディオファイルを再生することができ、オーディオファイルの再生中に電話がかかってきたような場合、オーディオファイルの再生を中止し、音声出力切換え手段が、通話音声出力を、使用者がヘッドフォン等の外部音声出力装置を装着しているときにのみ外部音声出力装置からの音声出力に切換え、装着していない場合は携帯電話機の内蔵スピーカからの出力に切換える。これにより、使用者が電話の着信に驚いてヘッドフォン等の外部音声出力装置を外してしまった場合でも通話音声を使用者の状態に合わせて出力でき、使用者が外部音声出力装置を外してしまうことに起因する不都合や混乱を回避できる。
また、本発明の携帯電話音声再生システムによれば、装着センサが感圧センサ又は光センサである。装着センサが感圧センサである場合、ヘッドフォン等の外部音声出力装置が使用者に装着されている際の圧力を検出することにより容易に装着状態を検出でき、装着センサが光センサである場合、使用者に装着されている装着部分の明るさを検出することにより容易に装着状態を検出できるようになる。
また、本発明の携帯電話音声再生システムによれば、外部音声出力装置としてヘッドフォン、イヤフォン、ワイヤレスヘッドフォン、ワイヤレスイヤフォンを採用することができる。
本実施例における携帯電話音声再生システムの構成を示す概略図である。 本実施例における携帯電話音声再生システムの内部ブロック図である。 携帯電話音声再生システムの音声通話着信時における音声出力の切換え動作のフローチャートである。 携帯電話音声再生システムを使用した際の動作の流れを模式的に示した図である。
以下、本願発明を実施するための最良の形態を実施形態と共に図1〜4を参照して詳細に説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための携帯電話音声再生システムを例示して説明するものであって、本発明をこの実施例に特定することを意図するものではなく特許請求の範囲に示した技術思想を逸脱することなくその他の実施形態にも等しく適用し得るものである。
まず、図1を参照して、本発明の実施例にかかる携帯電話音声再生システムの全体の構成について詳細に説明する。なお、図1は本実施例における携帯電話音声再生システムの概略図である。
携帯電話音声再生システム10は、携帯電話機100とヘッドフォン200を備えて構成される。携帯電話機100は、ディスプレイ110、入力操作部120、イヤフォンジャック130、内蔵スピーカ140、内蔵マイクロフォン150を備えている。
ディスプレイ110は、液晶ディスプレイユニット等で構成され、現在の時刻、通話中の電話番号、実行可能な機能の内容、生成されるオーディオファイル名等が表示される。入力操作部120は、各種キーから構成される。なお、各種キーの詳細については図2において後述する。
ヘッドフォン200は、発音部210、発音部210に取り付けられた感圧センサ220、コード230、プラグコネクタ240から構成されている。発音部210はスピーカ等を内部に内蔵しており、発音部210をユーザの耳に装着し、スピーカ等から出力される音声をユーザに提供するものである。ユーザの耳に当てて使用するために、この発音部210はやわらかいクッション材で構成され、この内部にスピーカ等が取り付けられている。
感圧センサ220は、例えば、シート状感圧センサであって、発音部210を構成するクッション材の表面に複数個設けられている。ユーザがヘッドフォン200を装着すると、発音部210が耳に接触した状態となり、感圧センサ220に加わる圧力が増し、これによって感圧センサ200を構成している接点間の抵抗値等が変化する。これにより、ヘッドフォン200がユーザに装着されている状態、又は装着されていない状態のいずれかを検出することができる。
コード230は、プラグコネクタ240と発音部210及び感圧センサ220を接続するもので、発音部210に音声信号を供給したり感圧センサ220からの検出出力をプラグコネクタ240に伝達したりする。
プラグコネクタ240はイヤフォンジャック130に挿入できる形状と寸法であり、プラグコネクタ240をイヤフォンジャック130に挿入して接続すると、携帯電話機100において再生されているオーディオファイルの音声信号や、音声通話の音声信号がヘッドフォン200に送信され、発音部210にて音声として発音されるようになる。
次に、図2を参照して、携帯電話音声再生システム10の機能的な構成について詳細に説明する。なお、図2は本実施例における携帯電話音声再生システムの内部ブロック図である。携帯電話機100は、ディスプレイ110、入力操作部120、イヤフォンジャック130(図示せず)、内蔵スピーカ140、内蔵マイクロフォン150に加えて、さらに、制御回路160、通信部170、ベースバンド部180、音声出力切換え手段190を備えて構成される。
ここで、既に説明した構成要素の詳細な説明は省略する。入力操作部120は、電話番号等の入力を行うためのテンキー121、携帯電話機100に音声通話の着信があった場合に電話に応答するための着呼動作や、携帯電話機100から発信する際の発呼動作を行うための通話キー122、通話の終了を操作する切キー123、電子メール機能やインターネット機能、音楽ファイルの再生操作等の各種機能の設定を行う機能キー124等から構成されている。
制御回路160は、ROM161、RAM162に記憶されたプログラムをCPUにおいて実行することにより携帯電話機100の各部の機能を制御・統括するものであり、装着検出手段163、オーディオ再生手段164、通話制御手段165を備えて構成される。
装着検出手段163は、ヘッドフォン200が携帯電話機100に接続されているか否かを検出する。これは、携帯電話機100のイヤフォンジャック130にプラグコネクタ240が挿入されているか否かを電気的/機械的な方法で検出することによって行われる。或いは、後述の感圧センサ220の出力値に基づいてヘッドフォン200の接続状態を判定するような構成であってもよい。また、装着検出手段163は、感圧センサ220の出力に基づいて、ヘッドフォン200がユーザに装着されている状態、或いは、ヘッドフォン200がユーザに装着されていない状態のいずれかを判定する。ヘッドフォン200が装着され、発音部210がユーザの耳に密着されると、そこに取り付けられた感圧センサ220に圧力が加わる。感圧センサ220はこの圧力に応じた信号を出力し、装着検出手段163がこの信号に基づいて、検出される圧力が閾値以上であるか否かを判定することによって、ヘッドフォン200の装着状態を判定する。
オーディオ再生手段164は、ROM161に記憶され音楽や動画等のオーディオファイルを再生する。オーディオファイルは、大抵圧縮したデータファイルとして記憶されている。ユーザが機能キー124を操作することでオーディオファイルを選択し、再生指示を行うと、オーディオ再生手段164は対象のオーディオファイルを復号化して再生可能な信号に変換し音声出力切換え手段190に出力する。また、オーディオ再生手段164は、オーディオファイルの再生中に音声通話の着信の通知を通話制御手段165から受けると、オーディオファイルの再生を中止、若しくは一時中断する。
通話制御手段165は、携帯電話機100の発呼制御、着呼制御を司るものである。ユーザがテンキー121を操作すること等によって電話番号を入力し、通話キー122を押すと通話制御手段165は通信部170を介して基地局へ発信し、指定の電話番号への発呼を行う。また、基地局から通信部170を介して着信を検出すると、着信音の出力処理を制御したり、ディスプレイ110に着信したことを表示したりしてユーザに通知し、ユーザが通話キー122を押すと着呼する。
なお、着信音データは予めROM161等に記憶されているものとする。
通信部170は、アンテナ171と接続されている。通信部170は後述のベースバンド部180からの信号をアンテナ171を介して基地局へ発信し、或いは、アンテナ171を介して基地局からの電波を受信する。この通信部170によって、携帯電話機100は他の通信装置(例えば携帯電話装置等)と通信(通話)することができるとともに電子メールの送受信が可能となり、さらにはインターネットに接続することも可能である。
ベースバンド部180は、CDMA処理回路181、音声コーデック182を備えて構成されている。CDMA処理回路181は、符号分割多元接続、スクランブル、誤り制御、タイミング検出を行う。また、音声コーデック182は、音声を圧縮(符号化)、伸張(複合化)したり、アナログとデジタルの変換を行ったり、内部の増幅回路により受話音量やマイクロフォンの感度を変更する。
ベースバンド部180には、音声出力切換え手段190が接続されている。音声出力切換え手段190は、装着検出手段163が判定したヘッドフォン200の装着状態に基づいて、ベースバンド部180の出力、又はベースバンド部180への入力を、内蔵スピーカ140と内蔵マイクロフォン150側にするか、或いは、ヘッドフォン200と外部マイクロフォン250側にするかを切替える。音声出力切換え手段190と内蔵スピーカ140は増幅回路191を介して接続され、ベースバンド部180で処理された音声信号は音声出力切換え手段190を介して増幅回路191に出力され、増幅回路191において増幅されたのち内蔵スピーカ140から出力される。音声出力切換え手段190と内蔵マイクロフォン150は増幅回路192を介して接続され、通話中に内蔵マイクロフォン150において集音された音声は電気信号に変換され、増幅回路192において増幅され、音声出力切換え手段190を介してベースバンド部180に出力される。
音声出力切換え手段190とヘッドフォン200は増幅回路194を介して接続され、ベースバンド部180で処理された音声信号は音声出力切換え手段190を介して増幅回路194に出力され、増幅回路194において増幅されたのちヘッドフォン200の発音部210から出力される。増幅回路194は、携帯電話機100に内蔵されていてもよいし、ヘッドフォン200に組込まれる構成としてもよい。音声出力切換え手段190と外部マイクロフォン250は増幅回路193を介して接続され、通話中に外部マイクロフォン250において集音された音声は電気信号に変換され、増幅回路193において増幅され、音声出力切換え手段190を介してベースバンド部180に出力される。なお、増幅回路193は携帯電話機100に内蔵されていてもよいし、ヘッドフォン200に外部マイクロフォン250とともに組込まれるように構成してもよい。
次に図3を参照して、携帯電話音声再生システム10の動作について説明する。なお、図3は、携帯電話音声再生システム10の音声通話着信時における音声出力の切換え動作のフローチャートである。
まず、ステップS301において、制御回路160の装着検出手段163は、ヘッドフォン200が携帯電話機100に接続されているか否かを判定する。携帯電話機100にヘッドフォン200が接続されていないと判定された場合、ステップS302において、通話制御手段165は音声通話の着信を待機する。通話制御手段165が音声通話の着信を検出すると、ステップS303において、音声出力切換え手段190は、ベースバンド部180の出力、又はベースバンド部180への入力を内蔵スピーカ140及び内蔵マイクロフォン150側に接続されるようにする。その結果、アンテナ171、通信部170から入力された信号はベースバンド部180において処理され、音声出力切換え手段190および増幅回路191を介して内蔵スピーカ140から音声信号として出力される。
また、内蔵マイクロフォン150で集音された音声は電気信号に変換され、増幅回路192および音声出力切換え手段190を介してベースバンド部180において処理され、通信部170、アンテナ171から出力される。通話制御手段165がステップS304において通話を終了したことを検出すると、処理が終了する。
ステップS301において、装着検出手段163がヘッドフォン200の接続されていることを判定すると、ステップS305において、通話制御手段165は音声通話の着信を待機する。通話制御手段165が音声通話の着信を検出すると、ステップS306において、装着検出手段163は感圧センサ220の信号出力値に基づいて、ヘッドフォン200がユーザに装着されているか否かを判定する。
ヘッドフォン200がユーザに装着されていると判定された場合、ステップS307において、音声出力切換え手段190は、ベースバンド部180の出力又はベースバンド部180への入力をヘッドフォン200と外部マイクロフォン250側に接続する。すると、アンテナ171、通信部170から入力された信号はベースバンド部180において処理され、音声出力切換え手段190および増幅回路194を介してヘッドフォン200の発音部210から音声信号として出力される。
また、外部マイクロフォン250で集音された音声は電気信号に変換され、増幅回路193および音声出力切換え手段190を介してベースバンド部180において処理され、通信部170、アンテナ171から出力される。通話制御手段165がステップS308において通話が終了したことを検出すると、処理が終了する。
ステップS306において、装着検出手段163が感圧センサ220の信号出力値に基づいて、ヘッドフォン200がユーザに装着されていないと判定された場合、ステップS303の処理に進む。ステップS303において、音声出力切換え手段190は、ベースバンド部180の出力、又はベースバンド部180への入力を内蔵スピーカ140及び内蔵マイクロフォン150側に接続されるようにする。その結果、アンテナ171、通信部170から入力された信号はベースバンド部180において処理され、音声出力切換え手段190および増幅回路191を介して内蔵スピーカ140から音声信号として出力される。
また、内蔵マイクロフォン150で集音された音声は電気信号に変換され、増幅回路192および音声出力切換え手段190を介してベースバンド部180において処理され、通信部170、アンテナ171から出力される。通話制御手段165がステップS304において通話を終了したことを検出すると、処理が終了する。
上記には、携帯電話機100に音声通話着信時において、ユーザのヘッドフォン200の装着状態に応じ、音声出力切換え手段190が音声の出力先及び音声入力の入力側を内蔵スピーカ140、内蔵マイクロフォン150、又はヘッドフォン200、外部マイクロフォン250のどちらかに切替えることについて説明した。実際の使用時には、携帯電話機100を使用して音楽や動画等のオーディオファイルを再生している際に音声通話の着信があることが多い。
携帯電話機100においてオーディオファイルの再生はオーディオ再生手段164によって行われるが、ファイルの再生中に音声通話の着信があったことを通話制御手段165が検出すると、オーディオ再生手段164はオーディオファイルの再生を停止又は中止し、音声出力切換え手段190はヘッドフォン200の装着状態に基づいて着信音や通話音声をヘッドフォン200側又は内蔵スピーカ140側に切換える。
図4は、オーディオファイルの再生中に着信があった場合の様子を例示したものである。図4Aに示すように、携帯電話機100の使用者あるユーザ400は、携帯電話機100にヘッドフォン200を接続し、その発音部210を耳に当て、携帯電話機100のオーディオ再生手段164によってオーディオファイルを再生している。携帯電話機100において再生されている音声はヘッドフォン200の発音部210から出力されている。
図4Bは、携帯電話機100においてオーディオファイルを再生中に音声通話の着信があった状態を示している。このとき、オーディオ再生手段164はオーディオファイルの再生を停止又は中止し、音声出力切換え手段190が出力先を切換え、通信制御部165の制御により着信音が出力される。この状態のときに、ユーザ400はヘッドフォン200の発音部210を耳に当てている、つまりヘッドフォン200が装着状態にあるので、着信音はヘッドフォン200の発音部210から出力される。また、このとき、着信音の出力と同時に携帯電話機100本体が振動して着信を報知する。
ここで、ユーザ400が驚いてヘッドフォン200を耳から外した状態が図4Cに示されている。すると、装着検出手段163が、ヘッドフォン200の感圧センサ220からの出力に基づいてヘッドフォン200がユーザ400の耳から外された状態を検出し、音声出力切換え手段190が音声出力及び音声入力を、内蔵スピーカ140及び内蔵マイクロフォン150に切換える。そのため、ユーザ400はヘッドフォン200を外したとしても携帯電話機100の内蔵スピーカ140から音声を聞き取ることができるので、支障なく通話を行うことが可能となる。
10 携帯電話音声再生システム
100 携帯電話機
110 ディスプレイ
120 入力操作部
130 イヤフォンジャック
140 内蔵スピーカ
150 内蔵マイクロフォン
160 制御回路
163 装着検出手段
164 オーディオ再生手段
165 通話制御手段
190 音声出力切換え手段
200 ヘッドフォン
210 発音部
220 感圧センサ
250 外部マイクロフォン

Claims (4)

  1. 内蔵スピーカを有する携帯電話機と、使用者への装着状態を検出する装着センサを有する外部音声出力装置と、を備える携帯電話音声再生システムであって、
    前記携帯電話機は、前記外部音声出力装置の装着検出手段と、音声出力切換え手段と、を備え、
    前記携帯電話機の装着検出手段が、前記外部音声出力装置の装着センサの出力に基づいて、前記外部音声出力装置が使用者に装着された状態を検出した場合は、前記音声出力切換え手段が、前記携帯電話機の音声出力を前記外部音声出力装置からの出力に切換え、前記外部音声出力装置が使用者に装着されていない状態を検出した場合は、前記携帯電話機の音声出力を前記内蔵スピーカからの出力に切換えることを特徴とする携帯電話音声再生システム。
  2. 前記携帯電話機が、オーディオ再生手段と通話制御手段とを備え、前記オーディオ再生手段によってオーディオを再生中に、前記通話制御手段によって音声通話の着信を検出した場合は、前記オーディオ再生手段が前記オーディオの再生を中止し、前記音声出力切換え手段が、通話音声出力を、前記外部音声出力装置又は前記内蔵スピーカからの出力に切換えることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話音声再生システム。
  3. 前記装着センサが、感圧センサ又は光センサであることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電話音声再生システム。
  4. 前記外部音声出力装置が、ヘッドフォン又はイヤフォン、若しくはワイヤレスヘッドフォン又はワイヤレスイヤフォンであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯電話音声再生システム。
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