JP2000047974A - バス制御コントローラのバス調停方法、バス制御コントローラ及び電子機器のシステム - Google Patents
バス制御コントローラのバス調停方法、バス制御コントローラ及び電子機器のシステムInfo
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- G06F13/14—Handling requests for interconnection or transfer
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Abstract
マイクロコントローラの処理効率を上げるバス制御コン
トローラを提供することにある。 【解決手段】 バス制御コントローラ12は、調停回路
部25にてSDRAM11にメイン及び外部コントロー
ラがアクセスするに際してその各コントローラのアクセ
ス要求を調停する。第1レジスタ21は、アクセスでき
ずに待機状態となるメインコントローラに対して待機状
態を無効化する非待機モードデータSELを保持してい
る。第2レジスタ22は、アクセスできずに待機状態と
なるメインコントローラに対してデータバス20の動作
状況を示す動作状況データFLGを保持している。
Description
複数のマイクロコントローラがアクセスするに際してそ
の各マイクロコントローラのアクセス要求を調停するバ
ス制御コントローラのバス調停方法、バス制御コントロ
ーラ及び電子機器のシステムに関するものである。
メモリに対して複数のマイクロコントローラからアクセ
ス要求があった場合、優先権の高いマイクロコントロー
ラに主導権を与えている。しかしながら、優先権の低い
マイクロコントローラは、優先権の高いマイクロコント
ローラのアクセスが終了するまで待機することになり処
理効率の低下を招いていた。その為、アクセスを要求し
ても待機状態にあるマイクロコントローラについての効
率を上げる必要がある。
して共有のメモリを設け、各マイクロコントローラとメ
モリとの間及びメモリを介して各マイクロコントローラ
間の大量のデータ転送を効率よく行っている。そして、
複数のマイクロコントローラとメモリとの間にはバス制
御コントローラが設けられている。このバス制御コント
ローラは、共有するメモリに対して複数のマイクロコン
トローラがアクセスするに際してその各マイクロコント
ローラのアクセス要求を調停する。つまり、各マイクロ
コントローラに対して予め優先順位を決める。バス制御
コントローラは、共有するメモリに対して複数のマイク
ロコントローラからアクセス要求があった場合、優先権
の高いマイクロコントローラに主導権を与えてメモりと
のアクセスを可能にしている。バス制御コントローラは
優先権の低いマイクロコントローラに対してはバスウェ
イト信号を出力して優先権の高いマイクロコントローラ
の処理動作が終了するまで待機させるようにしている。
明するためのブロック回路を示す。バス制御コントロー
ラとしてのメモリコントローラ50は、外部コントロー
ラとしての第1及び第2マイクロコントローラ51,5
2とそれぞれCPUバス53,54を介して接続されて
いる。各マイクロコントローラ51,52は、メモリコ
ントローラ50に対してリード命令又はライト命令等の
アクセス内容の信号を出力する。今、第1マイクロコン
トローラ51が第2マイクロコントローラ52より優先
権が高いとする。メモリコントローラ50に両マイクロ
コントローラ51,52からアクセス要求があった場
合、メモリコントローラは、優先権の高い第1マイクロ
コントローラ51のアクセス要求に基づいて共有のメモ
リ55を制御する。つまり、リード命令によるアクセス
要求であるならば、メモリコントローラ50はメモリ5
5からデータを読み出し、同コントローラ50内のデー
タバッファ50aに一時記憶させた後、CPUバス53
を介して第1マイクロコントローラ51に出力する。
の高い第1マイクロコントローラ51のアクセス要求を
選択すると、第2マイクロコントローラ52に出力して
いたHレベル(高電位であって、このときの論理値を
「1」とする)のバスウェイト信号RDYをLレベル
(低電位であって、このときの論理値を「0」とする)
に立ち下げる。第2マイクロコントローラ52はこのL
レベルのバスウェイト信号RDYに応答して待機状態と
なる。
イクロコントローラ52との間の動作を説明するタイム
チャートである。CPUバス54を介してリード動作の
ためのLレベルのリード信号RDが第2マイクロコント
ローラ52から出力されると、メモりコントローラ50
は、優先権の高い第1マイクロコントローラ51のアク
セス要求を選択したということで、第2マイクロコント
ローラ52に出力されているHレベルのバスウェイト信
号RDYをLレベルに立ち下げる。これにより第2マイ
クロコントローラ52は、リード命令(図6に[1]で
示すメモリ55へのリード命令の処理)を出力したまま
待機状態となる。
リード命令に基づいてデータがメモリ55からデータバ
ッファ50aに記憶され、そして、そのデータバッファ
50aから第1マイクロコントローラ51へのデータ転
送が終了すると、メモリコントローラ50は待機状態に
ある第2マイクロコントローラ52のリード命令に基づ
くアクセス要求を選択し第2マイクロコントローラ52
のアクセス要求に基づいて共有のメモリ55を制御す
る。この時、メモリコントローラ50は、バスウェイト
信号RDYをLレベルからHレベルに立ち上げる。この
Hレベルのバスウェイト信号RDYに応答して、第2マ
イクロコントローラ52は、メモリコントローラ50に
アクセスができたとして待機状態が解除され次の処理
(この場合には図6に[2]で示すデータバッファ50
aへのリード命令の処理)を実行する。つまり、第2マ
イクロコントローラ52は、メモリコントローラ50に
対してデータバッファ50aへのリード命令の処理を実
行する。
第2マイクロコントローラ52は、待機しているまでの
間、次の処理(図6に[2]で示すデータバッファ50
aへのリード命令処理)することができない。即ち、シ
ステム的に停止してしまう。その結果、第2マイクロコ
ントローラ52の効率は低下する。特に、待機中に、別
の新たなマイクロコントローラのアクセス要求があり、
そのマイクロコントローラが待機しているマイクロコン
トローラより優先権が高い場合には、さらに待機してい
る時間が長くなりいわゆるバスロック状態に陥ってしま
うという問題を有していた。
ロコントローラに対して他の処理を実行させマイクロコ
ントローラの処理効率を上げることのできるバス制御コ
ントローラのバス調停方法、バス制御コントローラ及び
電子機器のシステムを提供することにある。
共有メモリに複数の外部コントローラがアクセスするに
際してバス制御コントローラにてその各外部コントロー
ラのアクセス要求を調停するバス制御コントローラのバ
ス調停方法において、アクセス要求に対してアクセスで
きずに待機状態となる外部コントローラに対して待機状
態を無効化する第1の情報と、バス制御コントローラの
動作状況を示す第2の情報を与え、両情報に基づいてア
クセス要求に対してアクセスできない外部コントローラ
が他の処理を実行できるようにした。
数の外部コントローラがアクセスするに際してその各外
部コントローラのアクセス要求を調停するバス制御コン
トローラにおいて、アクセスできずに待機状態となる外
部コントローラに対して待機状態を無効化するモードデ
ータを保持する無効化データ保持回路部と、前記アクセ
スできずに待機状態となる外部コントローラに対してバ
ス制御コントローラの動作状況を示す動作状況データを
保持する動作状況データ保持回路部とを備えた。
数の外部コントローラがアクセスするに際してその各外
部コントローラのアクセス要求を調停するバス制御コン
トローラにおいて、前記各コントローラからのアクセス
要求に対して優先権の最も高い外部コントローラに許可
信号を、他の外部コントローラには待機状態を指示する
ための不許可信号を生成する調停回路部と、不許可信号
に基づいてアクセスできずに待機状態となる外部コント
ローラに対して出力される待機状態を指示する信号を無
効化するバス制御回路部と、前記アクセスできずに待機
状態となる外部コントローラに対して前記バス制御回路
部が出力する待機状態を指示する信号を無効化するため
のモードデータを保持する無効化データ保持回路部と、
前記アクセスできず待機状態となる外部コントローラに
対してその外部コントローラと共有メモリとの間に設け
られデータ転送のために設けられたデータバッファの動
作状況を示す動作状況データを保持する動作状況データ
保持回路部とを備えた。
のバス制御コントローラにおいて、前記無効化データ保
持回路部は、前記待機状態を指示する信号を無効化する
モードデータと、無効化しないでそのまま待機状態を指
示するモードデータとを選択的に保持する第1レジスタ
である。
のバス制御コントローラにおいて、前記第1レジスタ
は、アクセス要求に対してアクセスできずに待機状態と
なる外部コントローラから前記両モードデータが設定さ
れるものである。
のバス制御コントローラにおいて、前記動作状況データ
保持回路部は、データバッファの動作状況を示す動作状
況データを保持する第2レジスタである。
のバス制御コントローラのバス調停方法にて各外部コン
トローラが制御されるようにした電子機器のシステム。 (作用)請求項1に記載の発明によれば、共有メモリに
対して複数の外部コントローラがアクセスするに際して
バス制御コントローラは、優先権の高い外部コントロー
ラに主導権を与え他の外部コントローラを待機状態にす
る。この時、バス制御コントローラは、アクセスできず
に待機状態となる外部コントローラに対して待機状態を
無効化する第1の情報と、バス制御コントローラの動作
状況を示す第2の情報を与える。アクセスできずに待機
状態となる外部コントローラは、第1の情報に基づいて
非待機状態となり、第2の情報に基づいて共有メモリに
アクセスできない状態にあるかどうか判断することが可
能となる。その結果、アクセスできずに待機状態となる
外部コントローラは、アクセスできるようになるまでの
間、他の処理を実行することができるようになり、該外
部コントローラの処理効率の向上を図ることができる。
リに対して複数の外部コントローラがアクセスするに際
してバス制御コントローラは、優先権の高い外部コント
ローラに主導権を与え他の外部コントローラを待機状態
にする。この時、バス制御コントローラは、無効化デー
タ保持回路部が保持している待機状態を無効化するモー
ドデータに基づいてアクセスできずに待機状態となる外
部コントローラを非待機状態にすることができる。又、
バス制御コントローラは、動作状況データ保持回路部が
保持する動作状況データに基づいて待機状態となる外部
コントローラが共有メモリにアクセスできない状態にあ
るかどうか判断させることができるようにする。
る外部コントローラは、アクセスできるようになるまで
の間、他の処理を実行することができるようになり、該
外部コントローラの処理効率の向上を図ることができ
る。
部は、各コントローラからのアクセス要求に対して優先
権の最も高い外部コントローラに許可信号を、他の外部
コントローラには待機状態を指示するための不許可信号
を生成する。許可信号を受け主導権が与えられた外部コ
ントローラは、共有メモリとの間でデータの転送を行
う。
コントローラに対して待機状態を指示する信号を出力す
るバス制御回路部は、無効化データ保持回路部が保持し
ている待機状態を無効化するモードデータに基づいて該
待機状態を指示する信号を無効化する。つまり、アクセ
スできずに待機状態となる外部コントローラを非待機状
態にすることができる。又、動作状況データ保持回路部
は、その保持している動作状況データに基づいて前記待
機状態が無効化されて非待機状態となる外部コントロー
ラが共有メモリにアクセスできない状態にあるかどうか
判断させることができるようにする。
る外部コントローラは、アクセスできるようになるまで
の間、他の処理を実行することができるようになり、該
外部コントローラの処理効率の向上を図ることができ
る。
化データ保持回路部をレジスタで構成したので、前記待
機状態を指示する信号を無効化するモードデータと、無
効化しないでそのまま待機状態を指示するモードデータ
とを選択的に保持するすることができる。
レジスタはアクセス要求に対してアクセスできずに待機
状態となる外部コントローラから前記両モードデータが
設定されるようにしたので、その外部コントローラの自
由度はひろがる。
態となる外部コントローラは動作状況データ保持回路部
の保持している動作状況データに基づいてアクセスが可
能かどうか判断することができる。
トローラは共有メモリにアクセスできなくても他の処理
ができ効率の高い処理動作を行うことができることか
ら、システム全体の処理効率を向上させることができ
る。
メラに具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
構成を説明するための電気ブロック回路を示す。デジタ
ルスチルカメラは、共有メモリとしてのシンクロナスダ
イナミックランダムアクセスメモリ(以下、SDRAM
という)11を備えている。又、デジタルスチルカメラ
はバス制御コントローラとしてのSDRAMコントロー
ラ12を備えている。SDRAMコントローラ12は同
じくデジタルスチルカメラに備えた外部コントローラと
してのメインコントローラ13及び外部コントローラ1
4とそれぞれCPUバス15,16を介して接続されて
いる。そして、SDRAMコントローラ12はメインコ
ントローラ13及び外部コントローラ14からのSDR
AM11に対するアクセス要求を調停する。つまり、S
DRAMコントローラ12は、メインコントローラ13
及び外部コントローラ14からのSDRAM11に対す
るアクセス要求が競合したとき、優先権の高いほうに主
導権を与えアクセスを許可する。そして、本実施形態で
は、メインコントローラ13は、外部コントローラ14
より優先権が低く設定されている。
気的ブロック回路を示す。SDRAMコントローラ12
は本実施形態では1チップの半導体集積回路装置で構成
されている。
ッファ20、無効化データ保持回路部としての第1レジ
スタ21、動作状況データ保持回路としての第2レジス
タ22、第1バス制御回路部23、第2バス制御回路部
24、調停回路部25及びメモリ制御回路部26を備え
ている。
16を介してそれぞれメイン及び外部コントローラ1
3,14に接続されている。又、データバッファ20
は、SDRAM11に接続されている。データバッファ
20は、メイン及び外部コントローラ13,14からS
DRAM11に格納するデータ(ライトデータ)を一次
保持する。又、データバッファ20は、メイン及び外部
コントローラ13,14がSDRAM11に記憶された
データを読み出す場合、該SDRAM11から読み出さ
れたデータ(リードデータ)を一次記憶する。そして、
一次保持されたリードデータは、CPUバス15,16
を介してメイン又は外部コントローラ13,14に読み
出される。
タバッファ20は、CPUバス15,16を介してそれ
ぞれメイン及び外部コントローラ13,14に接続して
両コントローラ13,14が共用するようにしている。
しかし、データバッファ20は、CPUバス15を介し
てメインコントローラ13のみに接続し,メインコント
ローラ13だけの専用のデータバッファとして使用する
タイプでもよい。この場合には、外部コントローラ14
は、SDRAM11に対して直接データ転送が行われ
る。又、外部コントローラ14のための専用のデータバ
ッファを設けて実施してもよい。
インコントローラ13のCPUバス15に接続されてい
る。第1レジスタ21はモード設定用レジスタであっ
て、メインコントローラ13からモードデータSELが
書き込まれるようになっている。モードデータは、論理
値が「0」の待機モードデータと、論理値が「1」の第
1情報を構成する非待機モードデータとからなる。
トローラ13,14からSDRAM13に対してアクセ
ス要求(リード信号RD又はライト信号WR)があっ
て、優先権の高い外部コントローラ14のアクセス要求
を選択したとき、優先権の低いメインコントローラ13
を待機状態にするためのモードデータSELである。
ントローラ13を待機状態にしないで他の処理を実行可
能にするためのモードデータSELである。この第1レ
ジスタ21に書き込まれる論理値「0」の待機モードデ
ータSEL又は論理値「1」の非待機モードデータSE
Lは、優先権の低いメインコントローラ13によって書
き込まれる。
13のCPUバス16に接続されている。第2レジスタ
22は、フラグとして使用され、第2の情報としての動
作状況データが書き込まれる。第2レジスタ22に書き
込まれる動作状況データFLGは論理値「0」又は論理
値「1」である。本実施形態では、動作状況データFL
Gが論理値「0」の時(フラグが「0」の時)、SDR
AM11とデータバッファ20との間及び外部装置(こ
の場合、外部コントローラ14)とデータバッファ20
との間でデータ転送が行われている状態を示すようにし
ている。動作状況データFLGが論理値「1」の時(フ
ラグが「1」の時)、SDRAM11とデータバッファ
20との間及び外部装置(この場合、外部コントローラ
14)とデータバッファ20との間でデータ転送が行わ
れていない状態を示すようにしている。
ータFLGの第2レジスタ22への書き込みは、本実施
形態では、データバッファ20が行うようにしている。
つまり、データバッファ20は、メイン又は外部コント
ローラ13,14から同バッファ20にライトデータが
転送されその保持されたライトデータのSDRAM11
への転送が完了するまでの間、又、SDRAM11から
リードデータが同バッファ20に転送されその保持され
たリードデータのメイン又は外部コントローラ13,1
4への転送が完了するまでの間、第2レジスタ22に論
理値「0」を書き込む。
は外部コントローラ13,14から同バッファ20にラ
イトデータが転送されその保持されたライトデータのS
DRAM11への転送が完了した時、又、SDRAM1
1からリードデータが同バッファ20に転送されその保
持されたリードデータのメイン又は外部コントローラ1
3,14への転送が完了した時、第2レジスタ22に論
理値「1」の動作状況データFLGを書き込む。
コントローラ13にて読み出される。従って、メインコ
ントローラ13は、第2レジスタ22の内容(フラグの
内容)FLGからデータバッファ20の動作状況を判断
することができることになる。つまり、メインコントロ
ーラ13は、第2レジスタ22の論理値の内容に基づい
て優先権の高い外部コントローラ14のアクセス要求が
終了してSDRAM11のアクセスが可能になったかど
うか判断することができる。
トローラ13のCPUバス15に接続されている。第1
バス制御回路部23はメインコントローラ13からライ
ト信号RD、ライト信号WR、アドレスデータ等を入力
する。又、第1バス制御回路部23は前記第1レジスタ
21に書き込まれたモードデータSELを入力する。そ
して、第1バス制御回路部23は、第1レジスタ21に
論理値「0」の待機モードデータSELが書き込まれて
いるとき、待機モードとなる。反対に、第1バス制御回
路部23は、その論理値が「1」のとき、非待機モード
となる。
D及びアドレスデータ、又は、ライト信号WR及びアド
レスデータ(以下、アクセス内容という)を入力した
時、一時そのアクセス内容を保持するとともに、次段の
調停回路部25にアクセス要求信号を出力する。
モードの時、直ちにメインコントローラ13に出力して
いるバスウェイト信号RDYをHレベルからLレベルに
立ち下げる。そして、第1バス制御回路部23は、前記
保持しているアクセス内容を調停回路部25からアクセ
スを許可する許可信号が出力されるまで(即ち、不許可
信号が出力されている間)保持し、許可信号が出力され
た時に調停回路部25に出力する。
回路部23は、バスウェイト信号RDYをLレベルから
Hレベルに立ち上げる。即ち、第1バス制御回路部23
はメインコントローラ13に対して待機状態を解除し次
の命令処理動作を可能にする。
ードの時、第1バス制御回路部23は、調停回路部25
からの許可信号の有無に関係なく、バスウェイト信号R
DYをLレベルに立ち下げることなく第1の情報を構成
するHレベルに保持したままにする。従って、メインコ
ントローラ13は、待機状態にならないことになる。
尚、この非待機モードにおいて、前記待機モードと同様
に第1バス制御回路部23は前記保持しているアクセス
内容を調停回路部25からアクセスを許可する許可信号
が出力されるまで保持し、許可信号が出力された時に調
停回路部25に出力する。
ローラ14のCPUバス16に接続されている。第2バ
ス制御回路部24は外部コントローラ14からリード信
号RD及びアドレスデータ、又は、ライト信号WR及び
アドレスデータ(同様に以下、アクセス内容という)を
入力する。そして、アクセス内容を入力した時、第2バ
ス制御回路部24は一時そのアクセス内容を保持すると
ともに、次段の調停回路部25にアクセス要求信号を出
力する。
いるアクセス内容を調停回路部25からアクセスを許可
する許可信号が出力されるまで保持し、許可信号が出力
された時に調停回路部25に出力する。又、許可信号を
入力した時、第2バス制御回路部24は、バスウェイト
信号RDYをLレベルからHレベルに立ち上げる。即
ち、第2バス制御回路部24は外部コントローラ14に
対して待機状態を解除し次の命令処理動作を可能にす
る。
回路部21,22からのアクセス要求信号を入力する。
調停回路部25は、第1及び第2バス制御回路部21,
22からのアクセス要求信号が競合しない時には、直ち
にアクセスを許可する許可信号を出力する。又、競合す
る時には、優先権の高いほうに許可信号を出力し、優先
権の低いほうには許可しない不許可信号を出力する。本
実施形態では、メインコントローラ13は、外部コント
ローラ14より優先権を低く設定していて、予め調停回
路部25にその内容が設定されている。調停回路部25
は、許可信号を入力した第1又は第2バス制御回路部2
3,24から出力されたアクセス内容を次段のメモリ制
御回路部26に出力する。
容に基づいてSDRAM13に対してデータの読み出し
及び書き込みのための各種の制御を実行する。つまり、
メモリ制御回路部26は、SDRAM13からデータバ
ッファ20へのリードデータの転送やデータバッファ2
0からSDRAM13へのライトデータの転送を制御す
る。
ルカメラ全体のシステムを制御するコントローラであっ
て、画像処理やその他の演算処理の為の制御プログラム
を実行処理するCPU13a、前記制御プログラムを記
憶するROM13b及び前記CPU13aの演算結果等
を一時記憶するRAM13cを備えている。メインコン
トローラ13はシャッタスイッチ31と電気的に接続さ
れている。メインコントローラ13は、シャッタスイッ
チ31のオン信号に応答して外部コントローラ14を介
してCCD(charge coupled device )32を駆動制御
する。
イッチ31のオン信号に応答して前記第1レジスタ21
に非待機モードデータ(論理値「1」)を書き込む。そ
して、本実施形態では、メインコントローラ13は前記
オン信号に応答して前記外部コントローラ14がCCD
32からの画素信号を信号処理し符号化処理して前記S
DRAM11に転送する一連の処理が完了した時に外部
コントローラ14から出力される完了信号に応答して前
記第1レジスタ21の内容を非待機モードデータ(論理
値「1」)から待機モード(論理値「1」に書き替える
ようになっている。
スイッチ33と電気的に接続されている。モード設定ス
イッチ33は、前記第1レジスタ21に非待機モードデ
ータを書き込むかを設定するスイッチである。モード設
定スイッチ33を非待機モードに設定すると、メインコ
ントローラ13は前記シャッタスイッチ31の操作に関
係なく前記第1レジスタ21に論理値「1」のモードデ
ータを書き込む。モード設定スイッチ33を非待機モー
ドから待機モードに設定変更すると、メインコントロー
ラ13は、前記したシャッタスイッチ31の操作に関係
して前記第1レジスタ21に対して最初に論理値「1」
を書き込み後に論理値「1」のモードデータを書き込
む。
1を使用して画像データを信号処理したたり、その他の
演算処理を行う。メインコントローラ13は、制御プロ
グラムにおいてライト命令処理を実行するとき、即ちS
DRAM11にデータを転送する処理を実行するとき、
CPUバス15を介してライト信号WRを前記SDRA
Mコントローラ12の第1バス制御回路部23に出力す
る。又、メインコントローラ13は、制御プログラムに
おいてリード命令処理を実行するとき、即ちSDRAM
11からデータを読み出す処理を実行するとき、CPU
バス15を介してリード信号RDを出力する。
制御回路部23が非待機モードで常時バスウェイト信号
がHレベルの状態において、上記SDRAMコントロー
ラ12に対してアクセス要求(ライト信号WR又はリー
ド信号RDを出力)をしたとき、第2レジスタ22の内
容を読み取るようになっている。
ウェイト信号RDYがHレベルであって第2レジスタ2
2の内容が論理値「1」であるとき、前記制御プログラ
ムにおけるライト命令処理又はリード命令処理の後に続
く命令処理を実行する。
ウェイト信号RDYがHレベルであって第2レジスタ2
2の内容が論理値「0」であるとき、前記制御プログラ
ムにおけるライト命令処理又はリード命令処理の後に続
く一連の命令処理とは相違する他の処理にジャンプす
る。そして、メインコントローラ13は、そのジャンプ
先の他の処理を実行する。
1からリードデータをデータバッファ20に転送するリ
ード命令処理であって、それに続く命令処理がそのデー
タバッファ20に転送されたリードデータをメインコン
トローラ13に転送するリード命令処理である場合に
は、そのリードデータをメインコントローラ13に転送
するリード命令処理を停止してメインコントローラ13
は他の処理にジャンプしジャンプ先の命令処理を実行す
るようになっている。
数の他の処理を実行した後、メインコントローラ11は
予め定めた数の他の処理を実行し完了する毎に第2レジ
スタ22の内容をポーリングする。そして、ポーリング
した時に、第2レジスタ22の内容が論理値「0」であ
るならば、再び次の他の処理を実行する。
論理値「0」から論理値「1」に書き替えられていると
き、メインコントローラ11は、前記停止していた次の
命令処理を実行する。つまり、メインコントローラ13
は、前記したSDRAM11からリードデータをデータ
バッファ20に転送するリード命令処理の後に続くリー
ドデータをメインコントローラ13に転送するリード命
令処理を実行するようになっている。
ラ13の制御プログラムは、待機状態、即ちバスウェイ
ト信号RDYがHレベルであって第2レジスタ22の内
容FLGが論理値「0」になっている時には、SDRA
M11を使用しない別の処理が実行されるとともにその
時々で前記ポーリングがなされるようにプログラム設計
されている。
RAMコントローラ12に対してアクセス要求した時、
外部コントローラ14に主導権が与えられていて待機状
態となっていても他の処理を実行できるため、バスロッ
ク状態に陥ることなく効率のよい処理を実行することが
できる。
1バス制御回路部23が待機モードの状態において、上
記SDRAMコントローラ12に対してアクセス要求
(ライト信号WR又はリード信号RDを出力)をしたと
き、SDRAMコントローラ12の第1バス制御回路部
23からのバスウェイト信号RDYの状態に基づいて公
知の処理動作を実行する。
ウェイト信号RDYがHレベルであるとき、前記制御プ
ログラムにおけるライト命令処理又はリード命令処理の
後に続く命令処理を実行する。反対に、メインコントロ
ーラ13は、バスウェイト信号RDYがLレベルである
とき、前記制御プログラムにおけるライト命令処理又は
リード命令処理を停止する。つまり、バスウェイト信号
RDYがHレベルになるまで、メインコントローラ13
は、他の処理にジャンプすることなく待機状態となる。
やその他の演算処理の為の制御プログラムを実行処理す
るCPU14a、前記制御プログラムを記憶するROM
14b及び前記CPU14aの演算結果等を一時記憶す
るRAM14cを備えている。外部コントローラ14
は、メインコントローラ13を介して入力される前記シ
ャッタスイッチ31のオン信号に応答して、CCD32
からの大量の画像データを入力しSDRAM11に格納
するための格納処理動作を行う。
ログラムにおいてライト命令処理(バーストライト命令
処理を含む)を実行するとき、即ちSDRAM11にデ
ータを転送する処理を実行するとき、CPUバス16を
介してライト信号WRを前記SDRAMコントローラ1
2の第2バス制御回路部24に出力する。又、外部コン
トローラ14は、制御プログラムにおいてリード命令処
理(バーストリード命令処理を含む)を実行するとき、
即ちSDRAM11からデータを読み出す処理を実行す
るとき、CPUバス16を介してリード信号RDを出力
する。
ンコントローラ13より優先権が高く設定されているた
め、アクセス要求が競合した場合には優先権にSDRA
M11にアクセスできデータの書き込み又は読み出し処
理を行うことができる。
カメラに設けたSDRAMコントローラ12の作用につ
いて説明する。今、第1バス制御回路部23が非待機モ
ードの場合であって、メインコントローラ13と外部コ
ントローラ14からのアクセス要求が競合している場合
について説明する。そして、メインコントローラ13
は、リード信号RD及びアドレスデータよりなるアクセ
ス内容が第1バス制御回路部23に出力され、外部コン
トローラ14はライト信号WR及びアドレスデータ等よ
りなるアクセス内容が第2バス制御回路部24に出力さ
れるものとする。
ラ13から出力されたアクセス内容を保持し、アクセス
要求信号を調停回路25に出力する。又、第1バス制御
部23は、非待機モードであることから、バスウェイト
信号RDYのLレベルに立ち下げることなくHレベルの
まま保持する。
ントローラ14から出力されたアクセス内容を保持し、
アクセス要求信号を調停回路25に出力する。又、第2
バス制御回路部24は、バスウェイト信号RDYのレベ
ルをHレベルからLレベルに立ち下げる。
回路部23,24からのアクセス要求信号に基づいて優
先権の高い外部コントローラ14に主導権を与えるべく
第2バス制御回路部24に許可信号を出力する。一方、
調停回路部25は、優先権の低いメインコントローラ1
3を待機状態にすべく第1バス制御回路部23に許可し
ない不許可信号を出力する。
答して保持していたアクセス内容を調停回路部25を介
してメモり制御回路部26に出力するとともに、バスウ
ェイト信号RDYのレベルをLレベルからHレベルに立
ち上げる。。従って、メモリ制御回路部26は、外部コ
ントローラ14のライト信号WR及びアドレスデータ等
のアクセス内容に基づいてデータバッファ20からデー
タを読み出しSDRAM11に転送するライト動作を行
う。
M11へのデータ転送が開始されて第2レジスタ22に
論理値「0」を書き込む。つまり、データバッファ20
は、外部コントローラ14のアクセス要求のために使用
され動作している状況を書き込む。
スウェイト信号RDYは、LレベルからHレベルに立ち
上がるため、外部コントローラ14は次の命令処理、例
えば次のライトデータをデータバッファ20に書き込む
といった処理動作を開始する。
信号が出力されたままなので保持していたアクセス内容
を保持し続ける。この時、第1バス制御回路部23は、
非待機モードであることから、バスウェイト信号RDY
のLレベルに立ち下げることなくHレベルのまま保持し
続ける。メインコントローラ13は、第2レジスタ22
の内容FLG(この時、論理値「0」が書き込まれてい
る。)に基づいてアクセスできないことを判断するとと
もに、Hレベルのバスウェイト信号RDYに基づいて非
待機状態である判断する。そして、メインコントローラ
13は、リードデータをメインコントローラ13に転送
する次のリード命令処理を停止して他の処理にジャンプ
しそのジャンプ先の他の処理を実行する。
レジスタ22の内容FLGが論理値「1」となるまで、
正確にはポーリング時に第2レジスタ22の内容FLG
が論理値「1」になっている時まで、他の処理を実行す
る。図3に[4]で示すポーリング処理の時、メインコ
ントローラ13は第2レジスタ22の内容FLGが論理
値「1」なので、[5]、[6]、…といった別の処理
を実行する。
内容が終了すると、前記調停回路部25は、第2バス制
御回路部24からのアクセス要求信号が消失する。調停
回路部25は、第1バス制御回路部23からのアクセス
要求信号に基づいて同第1バス制御回路部23に許可信
号を出力する。
に応答して保持していたアクセス内容を調停回路部25
を介してメモり制御回路部26に出力する。メモリ制御
回路部26は、メインコントローラ13のリード信号R
D及びアドレスデータよりなるアクセス内容に基づいて
SDRAM11からデータを読み出しデータバッファ2
0に転送するリード動作を行う。従って、第2レジスタ
12の内容FLGは依然論理値「0」が書き込まれてい
る。
基づいくSDRAM11からデータバッファ20へのデ
ータ転送が完了すると、第2レジスタ22は論理値
「1」が書き込まれる。そして、メインコントローラ1
3は、次のポーリング(図3において[9]で行うポー
リング)にて第2レジスタ22の内容FLGが論理値
「1」であると確認すると、前記停止していた次の命令
処理を実行する。つまり、メインコントローラ13は、
前記したSDRAM11からリードデータをデータバッ
ファ20に転送するリード命令処理の後に続くリードデ
ータをデータバッファ20からメインコントローラ13
に転送するリード命令処理(図3に[10]で示すリー
ド命令処理)を実行する。
13は、SDRAM11にアクセスしても外部コントロ
ーラ14に主導権が与えられてアクセスできなくても、
他の処理を実行することができる。
る。 (1)本実施形態では、SDRAMコントローラ12に
第1及び第2レジスタ21,22を設け、第1レジスタ
21に待機モードデータSEL又は非待機モードデータ
SELを書き込み、第2レジスタ22にデータバッファ
20の動作状態を示す論理値「0」又は「1」なる動作
状況データFLGを書き込むようにした。
データSELを書き込み第1バス制御回路部23が非待
機モードになった時、メインコントローラ13のアクセ
ス要求に対してSDRAM11にアクセスできない待機
状態であっても、第1バス制御回路部23にてその待機
状態にすべくバスウェイト信号RDYをLレベルに立ち
下げることを無効化してバスウェイト信号RDYをHレ
ベルのままにした。
メインコントローラ13をこのHレベルのバスウェイト
信号RDYに基づいてSDRAM11にアクセスできな
いにもかかわらず非待機状態にする。そして、そのかわ
りに、SDRAMコントローラ12は、メインコントロ
ーラ13が第2レジスタ22(フラグ)の内容FLGに
基づいてSDRAM11がアクセスできる状態にあるか
どうか判断できるようにした。
コントローラ13は、非待機状態にあることから他の処
理にジャンプでき、ジャンプ先の他の処理を実行する。
従って、SDRAMコントローラ12は、メインコント
ローラ13がSDRAM11にアクセスできない状態に
なってもメインコントローラ13に他の処理を実行させ
ることができる。その結果、メインコントローラ13は
非常に効率の高い処理動作を行うことができ、システム
全体の高効率化に貢献することができる。
ラ13にて第1レジスタ21にて待機モードSEL及び
非待機モードSELのいずれかを設定できるようにし
た。従って、SDRAMコントローラ12は、メインコ
ントローラ13に対してSDRAM11にアクセスでき
ないとき、待機状態のまま命令処理を停止させるモード
と、他の処理を実行できるモードのいずれかを選択させ
ることができ、メインコントローラ13の処理動作の自
由度を広げることができる。
るものではなく、以下のように実施してもよい。 ○前記実施形態では、メインコントローラ13が第1レ
ジスタ21にモードデータSELを書き込むようにした
が、図4に示すように調停回路部25に、その機能を持
たせて実施してもよい。例えば、優先権の高い外部コン
トローラ14が主導権が与えているときに、調停回路部
25は、第1レジスタ21に待機モードデータSELか
ら非待機モードデータSELに書き替え、第1バス制御
回路部23を非待機モードにする。一方、書き替えられ
た第1レジスタ21のモードデータSELは、CPUバ
ス15を介して優先権の低いメインコントローラ13に
読み出されるようにする。そして、メインコントローラ
13が、SDRAM11に対してアクセス要求してもア
クセスできない状態になっても、第2レジスタ12の内
容FLGに従って他の処理動作を実行させることができ
るようにしてもよい。
第1レジスタ21にモードデータを書き込むようにして
実施してもよい。 ○前記実施形態では、バス制御コントローラとしてのS
DRAMコントローラ12は2のコントローラ(メイン
コントローラ13と外部コントローラ14)のアクセス
を調停するものであったが、3つ以上のコントローラの
アクセスを調停するものに具体化してもよい。
ーラを除いた各コントローラに対して第1レジスタ21
を設けるとともに、第2レジスタ22の内容FLGが読
み出させるようにしてもよい。勿論、最も優先権の低い
コントローラのみ、又は、特定したコントローラに対し
て第1レジスタ21を設けるとともに、第2レジスタ2
2の内容FLGが読み出させるようにしてもよい。
AM11に具体化したが、例えば、ダイナミックランダ
ムアクセスメモリ(DRAM)等その他のメモリを使っ
たシステムに具体化してもよい。
内容SELを書き替えることによって待機モードと非待
機モードのいずれか選択できるようにしたが、非待機モ
ードに固定して使用するバス制御コントローラに具体化
してもよい。この場合、例えば上記実施形態においては
第1レジスタ21は不要となり、第1バス制御回路部2
3は常時Hレベルのバスウェイト信号RDYを出力させ
るように構成することになる。
ラとしてのSDRAMコントローラ12はデジタルスチ
ルカメラに具体化したが、デジタルビデオカメラ、DV
D、カラーコピー機等その他の電子機器のシステムに具
体化してもよい。
は、CPUバス15,16を介してそれぞれメイン及び
外部コントローラ13,14に接続して両コントローラ
13,14が共用するようにしている。しかし、メイン
及び外部コントローラ13,14に対してそれぞれ専用
のデータバッファ20を設けて実施してもよい。又は、
優先権の低いコントローラに対してだけデータバッファ
を設けて実施してもよい。
内容FLG(動作状況データ)は、データバッファ20
のデータ転送状況に基づいて同データバッファ20にて
書き込むようにしたが、要はメインコントローラ19が
アクセスできる状態になることが指示できるものである
ならば、例えば調停回路部25、メモリ制御回路部2
6、SDRAM11にて書き込むようにしてもよい。
13はポーリングにて第2レジスタ22の内容FLGを
読み取り次の処理を決定していた。これを、第2レジス
タ21の内容FLGが「0」から「1」に切り替わった
時、その内容FLGの論理値「1」を割込信号としてメ
インコントローラ13に出力してもよい。メインコント
ローラ13は、この割込信号に応答して直ちに停止して
いた後の処理(前記実施形態ではデータバッファ20に
転送されたリードデータを読み出す処理)を実行するよ
うにしてもよい。この場合、停止していた処理をより早
く処理することができる。
クセスできずに待機状態となる外部コントローラをアク
セスできるようになるまでの間、他の処理を実行するこ
とができるようにし、該外部コントローラの処理効率の
向上を図ることができる。
求項3に記載の発明の効果に加えて、待機状態を指示す
る信号を無効化するモードデータと、無効化しないでそ
のまま待機状態を指示するモードデータとを選択的に保
持するすることができる。
に記載の発明の効果に加えて、第1レジスタはアクセス
要求に対してアクセスできずに待機状態となる外部コン
トローラから前記両モードデータが設定されるようにし
たので、その外部コントローラの処理動作の自由度をひ
ろげることができる。
に記載の発明の効果に加えて、非待機状態となる外部コ
ントローラに対して動作状況データ保持回路部の保持し
ている動作状況データに基づいてアクセスが可能かどう
か判断させることができる。
全体の処理効率を向上させることができる。
るための電気ブロック回路図。
路図。
との間の動作を説明するタイムチャート。
ブロック回路図。
電気ブロック回路図。
ラとの間の動作を説明するタイムチャート。
リ(SDRAM) 12 SDRAMコントローラ 13 メインコントローラ 14 外部コントローラ 15,16 CPUバス 20 データバッファ 21 第1レジスタ 22 第2レジスタ 23 第1バス制御回路部 24 第2バス制御回路部 25 調停回路部 26 メモリ制御回路部 31 シャッタスイッチ 32 CCD SEL モードデータ(待機モードデータ、非待機モー
ドデータ) FLG 動作状況データ
Claims (7)
- 【請求項1】 共有メモリに複数の外部コントローラ
がアクセスするに際してバス制御コントローラにてその
各外部コントローラのアクセス要求を調停するバス制御
コントローラのバス調停方法において、 アクセス要求に対してアクセスできずに待機状態となる
外部コントローラに対して待機状態を無効化する第1の
情報と、バス制御コントローラの動作状況を示す第2の
情報を与え、 両情報に基づいてアクセス要求に対してアクセスできな
い外部コントローラが他の処理を実行できるようにした
バス制御コントローラのバス調停方法。 - 【請求項2】 共有メモリに複数の外部コントローラ
がアクセスするに際してその各外部コントローラのアク
セス要求を調停するバス制御コントローラにおいて、 アクセスできずに待機状態となる外部コントローラに対
して待機状態を無効化するモードデータを保持する無効
化データ保持回路部と、 前記アクセスできずに待機状態となる外部コントローラ
に対してバス制御コントローラの動作状況を示す動作状
況データを保持する動作状況データ保持回路部とを備え
たバス制御コントローラ。 - 【請求項3】 共有メモリに複数の外部コントローラ
がアクセスするに際してその各外部コントローラのアク
セス要求を調停するバス制御コントローラにおいて、 前記各コントローラからのアクセス要求に対して優先権
の最も高い外部コントローラに許可信号を、他の外部コ
ントローラには待機状態を指示するための不許可信号を
生成する調停回路部と、 前記不許可信号に基づいて前記アクセスできずに待機状
態となる外部コントローラに対して出力される待機状態
を指示する信号を無効化するバス制御回路部と、 前記アクセスできずに待機状態となる外部コントローラ
に対して前記バス制御回路部が出力する待機状態を指示
する信号を無効化するためのモードデータを保持する無
効化データ保持回路部と、 前記アクセスできずに待機状態となる外部コントローラ
に対してその外部コントローラと共有メモリとの間にデ
ータ転送のために設けられたデータバッファの動作状況
を示す動作状況データを保持する動作状況データ保持回
路部とを備えたバス制御コントローラ。 - 【請求項4】 請求項3に記載のバス制御コントロー
ラにおいて、 前記無効化データ保持回路部は、前記待機状態を指示す
る信号を無効化するモードデータと、無効化しないでそ
のまま待機状態を指示するモードデータとを選択的に保
持する第1レジスタであるバス制御コントローラ。 - 【請求項5】 請求項4に記載のバス制御コントロー
ラにおいて、 前記第1レジスタは、アクセス要求に対してアクセスで
きずに待機状態となる外部コントローラから前記両モー
ドデータが設定されるものであるバス制御コントロー
ラ。 - 【請求項6】 請求項3に記載のバス制御コントロー
ラにおいて、 前記動作状況データ保持回路部は、データバッファの動
作状況を示す動作状況データを保持する第2レジスタで
あるバス制御コントローラ。 - 【請求項7】 請求項1に記載のバス制御コントロー
ラのバス調停方法にて各外部コントローラが制御される
ようにした電子機器のシステム。
Priority Applications (2)
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