JP2000044481A - 皮膚外用剤 - Google Patents
皮膚外用剤Info
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- JP2000044481A JP2000044481A JP10230069A JP23006998A JP2000044481A JP 2000044481 A JP2000044481 A JP 2000044481A JP 10230069 A JP10230069 A JP 10230069A JP 23006998 A JP23006998 A JP 23006998A JP 2000044481 A JP2000044481 A JP 2000044481A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】特定植物の抽出エキスを組み合わせて配合する
ことにより、優れた炎症抑制作用、ならびにかゆみ抑制
作用を有する、皮膚外用剤を提供する。 【解決手段】クララ、ホウセンカ、ミントから選ばれる
少なくとも1種以上の抽出エキスと、ヨモギ、当帰、ワ
レモコウ、カンゾウ、アロエ、ヘチマ、オウゴン、海
藻、カミツレ、クチナシ、クマザサ、クワ、シソ、シラ
カバ、スギナ、セイヨウノコギリソウ、ニンジン、ハマ
メリス、バラ、マロニエ、マンネンタケ、トウキセン
カ、ローズマリー、リンゴ、セイヨウキズク、ハトム
ギ、モモ、アンズ、シャクヤク、ショウキョウ、ホウキ
ギ、ボタンピから選ばれる少なくとも1種以上の抽出エ
キスとを併用する。
ことにより、優れた炎症抑制作用、ならびにかゆみ抑制
作用を有する、皮膚外用剤を提供する。 【解決手段】クララ、ホウセンカ、ミントから選ばれる
少なくとも1種以上の抽出エキスと、ヨモギ、当帰、ワ
レモコウ、カンゾウ、アロエ、ヘチマ、オウゴン、海
藻、カミツレ、クチナシ、クマザサ、クワ、シソ、シラ
カバ、スギナ、セイヨウノコギリソウ、ニンジン、ハマ
メリス、バラ、マロニエ、マンネンタケ、トウキセン
カ、ローズマリー、リンゴ、セイヨウキズク、ハトム
ギ、モモ、アンズ、シャクヤク、ショウキョウ、ホウキ
ギ、ボタンピから選ばれる少なくとも1種以上の抽出エ
キスとを併用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定植物の抽出エ
キスを組み合わせて配合することにより、優れた炎症抑
制作用、ならびにかゆみ抑制作用を有する、皮膚外用剤
に関する。
キスを組み合わせて配合することにより、優れた炎症抑
制作用、ならびにかゆみ抑制作用を有する、皮膚外用剤
に関する。
【0002】
【従来技術と課題】近年、アトピー性皮膚炎や老人性掻
痒症などの皮膚疾患が問題とされており、その患者は年
々増えている。これら皮膚疾患は、かゆみを伴う疾患と
して知られているが、かゆみが患者に精神的に苦痛を与
えるとともに、掻く事により症状を悪化させてしまう。
これらの皮膚疾患の予防または治療すべく、各種の外用
剤が提案されている。例えば、副腎皮質ホルモンは優れ
た抗炎症剤であり、疾患に対して優れた炎症抑制効果、
かゆみ抑制効果を有するものの、副作用面での懸念があ
り、満足のできる治療薬とは言い難い。また、皮膚に対
する作用が緩和なものとして、植物エキスを用いること
も考えられており、かゆみ・炎症を抑制するものとして
提案されている。
痒症などの皮膚疾患が問題とされており、その患者は年
々増えている。これら皮膚疾患は、かゆみを伴う疾患と
して知られているが、かゆみが患者に精神的に苦痛を与
えるとともに、掻く事により症状を悪化させてしまう。
これらの皮膚疾患の予防または治療すべく、各種の外用
剤が提案されている。例えば、副腎皮質ホルモンは優れ
た抗炎症剤であり、疾患に対して優れた炎症抑制効果、
かゆみ抑制効果を有するものの、副作用面での懸念があ
り、満足のできる治療薬とは言い難い。また、皮膚に対
する作用が緩和なものとして、植物エキスを用いること
も考えられており、かゆみ・炎症を抑制するものとして
提案されている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かゆみと
炎症の抑制に有効な、天然由来の薬剤を鋭意検討した。
すなわち、かゆみの誘発物質としては、ヒスタミンがよ
く知られており、ヒスタミンが肥満細胞の脱顆粒により
組織内に遊離し、かゆみを起こし、これが炎症の起こる
初期反応であることから、本発明者らは、種々の植物エ
キスについてヒスタミン遊離抑制作用(in vitr
o)および起炎剤(compound48/80)に対
する抗炎症作用(in vivo)を指標にして探索し
たところ、特定の植物の抽出エキスを併用することによ
り、より優れた炎症抑制作用およびかゆみ抑制作用を発
揮する事を見出し、本発明を完成させるに至った。
炎症の抑制に有効な、天然由来の薬剤を鋭意検討した。
すなわち、かゆみの誘発物質としては、ヒスタミンがよ
く知られており、ヒスタミンが肥満細胞の脱顆粒により
組織内に遊離し、かゆみを起こし、これが炎症の起こる
初期反応であることから、本発明者らは、種々の植物エ
キスについてヒスタミン遊離抑制作用(in vitr
o)および起炎剤(compound48/80)に対
する抗炎症作用(in vivo)を指標にして探索し
たところ、特定の植物の抽出エキスを併用することによ
り、より優れた炎症抑制作用およびかゆみ抑制作用を発
揮する事を見出し、本発明を完成させるに至った。
【0004】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明は、クララ、ホ
ウセンカ、ミントから選ばれる少なくとも1種以上の抽
出エキスと、ヨモギ、当帰、ワレモコウ、カンゾウ、アロ
エ、ヘチマ、オウゴン、海藻、カミツレ、クチナシ、ク
マザサ、クワ、シソ、シラカバ、スギナ、セイヨウノコ
ギリソウ、ニンジン、ハマメリス、バラ、マロニエ、マ
ンネンタケ、トウキセンカ、ローズマリー、リンゴ、セ
イヨウキズク、ハトムギ、モモ、アンズ、シャクヤク、
ショウキョウ、ホウキギ、ボタンピから選ばれる少なく
とも1種以上の抽出エキスとを併用することを特徴とす
る優れた炎症抑制作用およびかゆみ抑制作用を発揮す
る、皮膚外用剤に関する。
ウセンカ、ミントから選ばれる少なくとも1種以上の抽
出エキスと、ヨモギ、当帰、ワレモコウ、カンゾウ、アロ
エ、ヘチマ、オウゴン、海藻、カミツレ、クチナシ、ク
マザサ、クワ、シソ、シラカバ、スギナ、セイヨウノコ
ギリソウ、ニンジン、ハマメリス、バラ、マロニエ、マ
ンネンタケ、トウキセンカ、ローズマリー、リンゴ、セ
イヨウキズク、ハトムギ、モモ、アンズ、シャクヤク、
ショウキョウ、ホウキギ、ボタンピから選ばれる少なく
とも1種以上の抽出エキスとを併用することを特徴とす
る優れた炎症抑制作用およびかゆみ抑制作用を発揮す
る、皮膚外用剤に関する。
【0005】本発明に用いられる植物は、全草もしくは
好ましい部位を用いることができる。たとえば、クララ
は根を、ホウセンカは花を、ミントは葉を、ヨモギは葉
を、当帰は根を、ワレモコウは根を、カンゾウは根を、
アロエは葉を、ヘチマは地上部を、オウゴンは根を、カ
ミツレは花を、クチナシは果実を、クマザサは葉を、ク
ワは根を、シソは葉を、シラカバは樹皮を、ニンジンは
根を、ハマメリスは葉、根、樹皮を、バラは花を、マン
ネンタケは子実体を、トウキンセンカは花を、ローズマ
リーは葉または花を、リンゴは果実を、ハトムギは種子
を、モモは種子または果実または葉を、アンズは種子
を、シャクヤクは根を、ショウキョウは根を用いるのが
好ましい。 これらの植物からの抽出エキスは以下の方法で得る事が
できる。 例えば、植物の生または乾燥物を、水または水性有機溶
媒で抽出する。抽出溶媒は通常、原料の2〜5倍容量加
え、2〜3回繰り返し抽出するのが好ましい。抽出は水で
十分に行えるが、抽出液の腐敗防止や、抽出を促進するた
めに水性有機溶媒を用いてもよい。水性有機溶媒として
は、例えば、メタノールやエタノールのような低級アルコ
ールが挙げられる。 また、この抽出は加温によって促進され、原料は破砕もし
くは粉砕するのが好ましい。 尚、これらの成分は、そのままの形で化粧料に配合する
事に何ら問題はないが、必要に応じて脱色や脱臭等の目
的のために活性炭等の処理をおこなってもかまわない。
好ましい部位を用いることができる。たとえば、クララ
は根を、ホウセンカは花を、ミントは葉を、ヨモギは葉
を、当帰は根を、ワレモコウは根を、カンゾウは根を、
アロエは葉を、ヘチマは地上部を、オウゴンは根を、カ
ミツレは花を、クチナシは果実を、クマザサは葉を、ク
ワは根を、シソは葉を、シラカバは樹皮を、ニンジンは
根を、ハマメリスは葉、根、樹皮を、バラは花を、マン
ネンタケは子実体を、トウキンセンカは花を、ローズマ
リーは葉または花を、リンゴは果実を、ハトムギは種子
を、モモは種子または果実または葉を、アンズは種子
を、シャクヤクは根を、ショウキョウは根を用いるのが
好ましい。 これらの植物からの抽出エキスは以下の方法で得る事が
できる。 例えば、植物の生または乾燥物を、水または水性有機溶
媒で抽出する。抽出溶媒は通常、原料の2〜5倍容量加
え、2〜3回繰り返し抽出するのが好ましい。抽出は水で
十分に行えるが、抽出液の腐敗防止や、抽出を促進するた
めに水性有機溶媒を用いてもよい。水性有機溶媒として
は、例えば、メタノールやエタノールのような低級アルコ
ールが挙げられる。 また、この抽出は加温によって促進され、原料は破砕もし
くは粉砕するのが好ましい。 尚、これらの成分は、そのままの形で化粧料に配合する
事に何ら問題はないが、必要に応じて脱色や脱臭等の目
的のために活性炭等の処理をおこなってもかまわない。
【0006】このようにして得られた特定植物エキスを
併用した皮膚外用剤は、後述のように優れた抗炎症、抗か
ゆみ作用を有し、さらに肌荒れ防止・改善効果にも優れ
た効果を発揮する事が判明した。これらの効果は0.0
01〜20%重量の範囲で配合した時、好ましくは両エ
キスをそれぞれ0.1〜10%重量配合した時に顕著に
認められる。
併用した皮膚外用剤は、後述のように優れた抗炎症、抗か
ゆみ作用を有し、さらに肌荒れ防止・改善効果にも優れ
た効果を発揮する事が判明した。これらの効果は0.0
01〜20%重量の範囲で配合した時、好ましくは両エ
キスをそれぞれ0.1〜10%重量配合した時に顕著に
認められる。
【0007】本発明の皮膚外用剤には、植物抽出エキス
に加え、必要に応じ、本発明の効果をそこなわない範囲で
化粧品、医薬部外品、医薬品等に一般に用いられる抗炎症
作用を有する成分、例えば、オキシベンゾン、トラネキサ
ム酸、およびその誘導体、アラントイン、イプシロンアミ
ノカプロン酸、グリチルリチン酸、感光素301号、40
1号、塩酸ジフェンヒドラミン、アデノシン酸、カラミ
ン、水溶性アズレン、アミノカプロン酸、サリチル酸、ビサ
ポロールエキス等の1種または2種以上を配合してもよ
い。
に加え、必要に応じ、本発明の効果をそこなわない範囲で
化粧品、医薬部外品、医薬品等に一般に用いられる抗炎症
作用を有する成分、例えば、オキシベンゾン、トラネキサ
ム酸、およびその誘導体、アラントイン、イプシロンアミ
ノカプロン酸、グリチルリチン酸、感光素301号、40
1号、塩酸ジフェンヒドラミン、アデノシン酸、カラミ
ン、水溶性アズレン、アミノカプロン酸、サリチル酸、ビサ
ポロールエキス等の1種または2種以上を配合してもよ
い。
【0008】さらに本発明の外用剤には、前期の有効成
分に加え、必要に応じ、本発明の効果をそこなわない範囲
で化粧品、医薬部外品、医薬品等に一般に用いられる成
分、例えば界面活性剤、グリセリン、1、3-ブチレングリコ
ール、ヒアルロン酸、セラミド等の保湿剤、紫外線吸収剤
や紫外線散乱剤、また増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、香料、
色剤等を配合する事ができる。また本発明の外用剤の剤
系は任意であり、例えば、水溶液系、可溶化系、乳化系、粉
末系、油液系、ゲル系、軟膏系等の剤系で調製する事がで
きる。
分に加え、必要に応じ、本発明の効果をそこなわない範囲
で化粧品、医薬部外品、医薬品等に一般に用いられる成
分、例えば界面活性剤、グリセリン、1、3-ブチレングリコ
ール、ヒアルロン酸、セラミド等の保湿剤、紫外線吸収剤
や紫外線散乱剤、また増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、香料、
色剤等を配合する事ができる。また本発明の外用剤の剤
系は任意であり、例えば、水溶液系、可溶化系、乳化系、粉
末系、油液系、ゲル系、軟膏系等の剤系で調製する事がで
きる。
【0009】
【実施例】以下、実験例をあげて、発明の効果を説明す
る。実験例1 <抽出エキスの調製>植物の乾燥物400gを50%(V
/V)エタノール水溶液5リットルに浸漬した後、2時間
加熱還流にて抽出を行った。その後同量のエタノール:
水混液を用いて同様に2時間加熱還流にて抽出を行った
後に、抽出液を濾過して合し、その後減圧下で溶媒留去
により乾固することで、褐色粉末状物質を得た。
る。実験例1 <抽出エキスの調製>植物の乾燥物400gを50%(V
/V)エタノール水溶液5リットルに浸漬した後、2時間
加熱還流にて抽出を行った。その後同量のエタノール:
水混液を用いて同様に2時間加熱還流にて抽出を行った
後に、抽出液を濾過して合し、その後減圧下で溶媒留去
により乾固することで、褐色粉末状物質を得た。
【0010】<ヒスタミン遊離抑制試験>雄性ラット(W
ister/ST系、体重約150g)を用い、腹腔内に0.1%
BSAリン酸緩衝液を注入し、常法に従って肥満細胞を
分取し、細胞浮遊液を調製した。この浮遊液2mlに前
記抽出エキスを25μg/ml(最終濃度)もしくは50μg/m
l(最終濃度)、もしくは5μg/ml〜25μg/ml(最終濃
度)の範囲で前記抽出エキスを組み合わせて添加した。
前記抽出エキス添加10分後に起炎剤(compoun
d48/80)を添加し、10分間の遊離および細胞内
ヒスタミン量を蛍光法で定量し、数1で示される式に従
って遊離抑制率(%)を算出した。結果を表1に示す。
ister/ST系、体重約150g)を用い、腹腔内に0.1%
BSAリン酸緩衝液を注入し、常法に従って肥満細胞を
分取し、細胞浮遊液を調製した。この浮遊液2mlに前
記抽出エキスを25μg/ml(最終濃度)もしくは50μg/m
l(最終濃度)、もしくは5μg/ml〜25μg/ml(最終濃
度)の範囲で前記抽出エキスを組み合わせて添加した。
前記抽出エキス添加10分後に起炎剤(compoun
d48/80)を添加し、10分間の遊離および細胞内
ヒスタミン量を蛍光法で定量し、数1で示される式に従
って遊離抑制率(%)を算出した。結果を表1に示す。
【0011】
【数1】
【0012】
【表1】
【0013】表1に示すように、ホウセンカ、ミント、
クララから選ばれる少なくとも1種以上の抽出エキス
と、ヨモギ、当帰、ワレモコウ、カンゾウ、アロエ、ヘチ
マ、オウゴン、海藻、カミツレ、クチナシ、クマザサ、
クワ、シソ、シラカバ、スギナ、セイヨウノコギリソ
ウ、ニンジン、ハマメリス、バラ、マロニエ、マンネン
タケ、トウキセンカ、ローズマリー、リンゴ、セイヨウ
キズク、ハトムギ、モモ、アンズ、シャクヤク、ショウ
キョウ、ホウキギ、ボタンピから選ばれる少なくとも1
種以上の抽出エキスとを併用した場合、抽出エキスを単
独で、同量用いた場合に比べても、相乗的に、ヒスタミ
ン遊離を抑制することがわかる。
クララから選ばれる少なくとも1種以上の抽出エキス
と、ヨモギ、当帰、ワレモコウ、カンゾウ、アロエ、ヘチ
マ、オウゴン、海藻、カミツレ、クチナシ、クマザサ、
クワ、シソ、シラカバ、スギナ、セイヨウノコギリソ
ウ、ニンジン、ハマメリス、バラ、マロニエ、マンネン
タケ、トウキセンカ、ローズマリー、リンゴ、セイヨウ
キズク、ハトムギ、モモ、アンズ、シャクヤク、ショウ
キョウ、ホウキギ、ボタンピから選ばれる少なくとも1
種以上の抽出エキスとを併用した場合、抽出エキスを単
独で、同量用いた場合に比べても、相乗的に、ヒスタミ
ン遊離を抑制することがわかる。
【0014】<足浮腫抑制試験>2.5重量%もしくは
5.0重量%の前記抽出エキス、もしくは各々を2.5
重量%ずつ混合したエキスを、マクロゴール軟膏に配合
し、これを雄性ラット(Wister/ST系、体重約150g)の
右後足に塗布し、4時間後、同右後足せき皮下に、起炎
剤として生理食塩水に溶解したcompound48/
80を皮下注射した。その30分後に足容積測定装置に
よって腫れ容積を測定し、数2で示される式に従って浮
腫率を算出し、またエキスを配合しないマクロゴール軟
膏を塗布した対照群での浮腫率との比較により数3で示
される式に従って抑制率を算出した。結果を表2に示
す。
5.0重量%の前記抽出エキス、もしくは各々を2.5
重量%ずつ混合したエキスを、マクロゴール軟膏に配合
し、これを雄性ラット(Wister/ST系、体重約150g)の
右後足に塗布し、4時間後、同右後足せき皮下に、起炎
剤として生理食塩水に溶解したcompound48/
80を皮下注射した。その30分後に足容積測定装置に
よって腫れ容積を測定し、数2で示される式に従って浮
腫率を算出し、またエキスを配合しないマクロゴール軟
膏を塗布した対照群での浮腫率との比較により数3で示
される式に従って抑制率を算出した。結果を表2に示
す。
【0015】
【数2】
【0016】
【数3】
【0017】
【表2】
【0018】表2に示すように、ホウセンカ、ミント、
クララから選ばれる少なくとも1種以上の抽出エキス
と、ヨモギ、当帰、ワレモコウ、カンゾウ、アロエ、ヘチ
マ、オウゴン、海藻、カミツレ、クチナシ、クマザサ、
クワ、シソ、シラカバ、スギナ、セイヨウノコギリソ
ウ、ニンジン、ハマメリス、バラ、マロニエ、マンネン
タケ、トウキセンカ、ローズマリー、リンゴ、セイヨウ
キズク、ハトムギ、モモ、アンズ、シャクヤク、ショウ
キョウ、ホウキギ、ボタンピから選ばれる少なくとも1
種以上の抽出エキスとを併用した場合、抽出エキスを単
独で、同量用いた場合に比べても、相乗的に、足浮腫を
抑制することがわかる。さらに、実施例1の軟膏を肌荒
れを起こしている人の皮膚に塗布した場合、肌荒れ改善
効果があることも確認された。
クララから選ばれる少なくとも1種以上の抽出エキス
と、ヨモギ、当帰、ワレモコウ、カンゾウ、アロエ、ヘチ
マ、オウゴン、海藻、カミツレ、クチナシ、クマザサ、
クワ、シソ、シラカバ、スギナ、セイヨウノコギリソ
ウ、ニンジン、ハマメリス、バラ、マロニエ、マンネン
タケ、トウキセンカ、ローズマリー、リンゴ、セイヨウ
キズク、ハトムギ、モモ、アンズ、シャクヤク、ショウ
キョウ、ホウキギ、ボタンピから選ばれる少なくとも1
種以上の抽出エキスとを併用した場合、抽出エキスを単
独で、同量用いた場合に比べても、相乗的に、足浮腫を
抑制することがわかる。さらに、実施例1の軟膏を肌荒
れを起こしている人の皮膚に塗布した場合、肌荒れ改善
効果があることも確認された。
【0019】実施例27:軟膏 成分 配合量(重量%) ヨモギエキス 2.5 クララエキス 2.5 プロピレングリコール#400 15.0 マクロゴール軟膏 80.0 実験例1で得たヨモギエキスおよびクララエキスをプロ
ピレングリコール#400に均一に分散させた後、マクロゴ
ール軟膏を加えて混合する。
ピレングリコール#400に均一に分散させた後、マクロゴ
ール軟膏を加えて混合する。
【0020】 実施例28:軟膏 成分 配合量(重量%) バラエキス 1.5 ヨモギエキス 1.0 ホウセンカエキス 2.5 プロピレングリコール#400 15.0 マクロゴール軟膏 80.0 実験例1で得たバラエキスおよびヨモギエキスおよびホ
ウセンカエキスをプロピレングリコール#400に均一に分
散させた後、マクロゴール軟膏を加えて混合する。
ウセンカエキスをプロピレングリコール#400に均一に分
散させた後、マクロゴール軟膏を加えて混合する。
【0021】 実施例29:化粧水 成分 配合量(重量%) ヨモギエキス 1.0 海藻エキス 1.0 マンネンタケエキス 1.0 ミントエキス 1.0 クララエキス 1.0 グリセリン 6.0 エタノール 9.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.8 メチルパラベン 0.05 クエン酸 0.05 クエン酸ナトリウム 0.07 香料 0.1 精製水 残部 合計 100.0 精製水にグリセリン、クエン酸、クエン酸ナトリウム、
実験例1で得たヨモギエキスおよび海藻エキスおよびマ
ンネンタケエキスおよびミントエキスおよびクララエキ
スを溶解する。個別にエタノールにポリオキシエチレン
硬化ヒマシ油(60.E.O.)、メチルパラベン、香料を溶解
し、前記の水溶液に加えて可溶化し、濾過して化粧水を
得た。
実験例1で得たヨモギエキスおよび海藻エキスおよびマ
ンネンタケエキスおよびミントエキスおよびクララエキ
スを溶解する。個別にエタノールにポリオキシエチレン
硬化ヒマシ油(60.E.O.)、メチルパラベン、香料を溶解
し、前記の水溶液に加えて可溶化し、濾過して化粧水を
得た。
【0022】 実施例30:化粧水 成分 配合量(重量%) シャクヤクエキス 1.0 リンゴエキス 1.0 マンネンタケエキス 1.0 クララエキス 1.0 ホウセンカエキス 1.0 グリセリン 6.0 エタノール 9.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.8 メチルパラベン 0.05 クエン酸 0.05 クエン酸ナトリウム 0.07 香料 0.1 精製水 残部 合計 100.0 精製水にグリセリン、クエン酸、クエン酸ナトリウム、
実験例1で得たシャクヤクエキスおよびリンゴエキスお
よびマンネンタケエキスおよびクララエキスおよびホウ
センカエキスを溶解する。個別にエタノールにポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油(60.E.O.)、メチルパラベン、
香料を溶解し、前記の水溶液に加えて可溶化し、濾過し
て化粧水を得た。
実験例1で得たシャクヤクエキスおよびリンゴエキスお
よびマンネンタケエキスおよびクララエキスおよびホウ
センカエキスを溶解する。個別にエタノールにポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油(60.E.O.)、メチルパラベン、
香料を溶解し、前記の水溶液に加えて可溶化し、濾過し
て化粧水を得た。
【0023】 実施例31:クリーム 成分 配合量(重量%) 成分(A) ポリグリセリン脂肪酸エステル 4.0 セタノール 2.0 ステアリン酸 1.0 ミリスチン酸イソプロピル 5.0 オリーブ油 2.0 スクワラン 9.0 自己乳化型モノステアリン酸グリセリル 3.0 パラベン 0.3 成分(B) モモエキス 0.5 アロエエキス 0.5 クララエキス 0.5 ミントエキス 0.5 グリセリン 5.0 トリメチルグリシン 1.0 香料 0.2 精製水 残部 成分(C) 水酸化カリウム水溶液 3.0 (精製水にて100%に調製) 成分(A)を加熱溶解し、80℃にする。別に香料を除
く成分(B)を加熱溶解して80℃に保ち、これに前記
成分(A)を撹拌しながら加えて、充分混合する。さら
に成分(C)を加え、撹拌しながら冷却を行い、香料を
加え、さらに混合してクリームを得た。
く成分(B)を加熱溶解して80℃に保ち、これに前記
成分(A)を撹拌しながら加えて、充分混合する。さら
に成分(C)を加え、撹拌しながら冷却を行い、香料を
加え、さらに混合してクリームを得た。
【0024】 実施例32:クリーム 成分 配合量(重量%) 成分(A) ポリグリセリン脂肪酸エステル 4.0 セタノール 2.0 ステアリン酸 1.0 ミリスチン酸イソプロピル 5.0 オリーブ油 2.0 スクワラン 9.0 自己乳化型モノステアリン酸グリセリル 3.0 パラベン 0.3 成分(B) ハトムギエキス 0.5 シラカバエキス 0.5 オウゴンエキス 0.5 ホウセンカエキス 0.5 ミントエキス 0.5 グリセリン 5.0 トリメチルグリシン 1.0 香料 0.2 精製水 残部 成分(C) 水酸化カリウム水溶液 3.0 (精製水にて100%に調製) 成分(A)を加熱溶解し、80℃にする。別に香料を除
く成分(B)を加熱溶解して80℃に保ち、これに前記
成分(A)を撹拌しながら加えて、充分混合する。さら
に成分(C)を加え、撹拌しながら冷却を行い、香料を
加え、さらに混合してクリームを得た。
く成分(B)を加熱溶解して80℃に保ち、これに前記
成分(A)を撹拌しながら加えて、充分混合する。さら
に成分(C)を加え、撹拌しながら冷却を行い、香料を
加え、さらに混合してクリームを得た。
【0025】
【発明の効果】本発明で得られた皮膚外用剤は、優れた
抗炎症、抗かゆみ作用を有し、アトピー性皮膚炎や老人
性掻痒症をはじめとするカユミや炎症を伴なう皮膚症状
を緩和し、その改善に効果を発揮する。さらに、得られ
た皮膚外用剤は、優れた肌荒れ改善に有効であった。
抗炎症、抗かゆみ作用を有し、アトピー性皮膚炎や老人
性掻痒症をはじめとするカユミや炎症を伴なう皮膚症状
を緩和し、その改善に効果を発揮する。さらに、得られ
た皮膚外用剤は、優れた肌荒れ改善に有効であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A61K 9/06 A61K 9/06 G Fターム(参考) 4C076 AA08 AA12 BB31 CC18 DD37E DD38E DD38F DD43E EE23 EE23A EE54 EE54A EE54E EE58A FF15 FF16 4C083 AA031 AA032 AA111 AA112 AA122 AC022 AC072 AC102 AC122 AC242 AC302 AC352 AC422 AC432 AC482 AC582 AD042 CC03 CC04 CC05 DD22 DD23 DD27 DD31 EE11 EE13 4C088 AA06 AA12 AA18 AB12 AB14 AB16 AB18 AB19 AB25 AB26 AB29 AB32 AB34 AB38 AB40 AB41 AB51 AB52 AB58 AB59 AB60 AB76 AB77 AB81 AB86 AC01 AC02 AC03 AC04 AC05 AC06 AC11 AC13 AC17 BA04 BA05 BA09 BA10 MA07 MA63 NA14 ZA89 ZB11 ZC13
Claims (1)
- 【請求項1】クララ、ホウセンカ、ミントから選ばれる
少なくとも1種以上の抽出エキスと、ヨモギ、当帰、ワ
レモコウ、カンゾウ、アロエ、ヘチマ、オウゴン、海
藻、カミツレ、クチナシ、クマザサ、クワ、シソ、シラ
カバ、スギナ、セイヨウノコギリソウ、ニンジン、ハマ
メリス、バラ、マロニエ、マンネンタケ、トウキセン
カ、ローズマリー、リンゴ、セイヨウキズク、ハトム
ギ、モモ、アンズ、シャクヤク、ショウキョウ、ホウキ
ギ、ボタンピから選ばれる少なくとも1種以上の抽出エ
キスとを配合することを特徴とする皮膚外用剤。
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