SEVEN DAYS WAR MUSIC FROM THE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK
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『SEVEN DAYS WAR MUSIC FROM THE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK』 | ||||
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小室哲哉 の サウンドトラック | ||||
リリース | ||||
録音 |
1988年5月13日 - 6月4日 Marcus Recording Studios (#11,13 除く) 1988年5月6日 - 5月18日 CBS "Rooftop" Studio (#11,13 のみ) | |||
ジャンル | サウンドトラック | |||
時間 | ||||
レーベル | EPIC/SONY RECORDS | |||
プロデュース | 小室哲哉 | |||
チャート最高順位 | ||||
6位 | ||||
小室哲哉 アルバム 年表 | ||||
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『SEVEN DAYS WAR MUSIC FROM THE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK』収録のシングル | ||||
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SEVEN DAYS WAR MUSIC FROM THE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK(セヴン・デイズ・ウォー・ミュージック・フロム・ジ・オリジナル・モーション・ピクチャー・サウンド・トラック)は、小室哲哉が1988年にリリースした、宮沢りえ主演の実写映画『ぼくらの七日間戦争』のサウンドトラック。オリコンチャート6位、11.3万枚の売上を記録した。
解説
[編集]- 歌詞カードに、宮沢りえたち生徒役の出演者が戦車に乗った写真のポスターが封入されている。
- 制作当時、小室はTM NETWORKの派生ユニットとして、ロンドンのヴォーカリストを複数起用する「TM international」を結成・世界デビューする企画を練っていたが、自らの無力さ・スタジオでの裏方作業の面白さを感じ、取りやめになった。「FUN FACTORY」はその企画の名残である[1][2][出典無効]。
- このアルバムの制作はシングル『SEVEN DAYS WAR』の後にロンドンで行われた。そのとき、宇都宮は英語が勉強したいという理由でニューヨークに行き、木根はラジオのため日本に帰国していた[3]。
- このアルバムでは打ち込み専門のエンジニアは起用せず、全て小室自身で行った[4]。
- 「FUN FACTORY」で女性ボーカルを起用したのは、彼のソロワークで初の試みである[4]。
- 映画音楽の制作は小室自身の念願であった[4]。「Keyboard Magazine」1987年12月号の小室へのインタビューによると、「最終的には一番やってみたいこと」、「ジョルジオ・モロダーやデイヴ・グルーシンの映画音楽も好き」と答えている[5]。
- 4月30日に小室は東京からロンドンへ旅立ち、ロンドンに着いてから1週間もしないうちにスタジオに入った。アルバム『CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜』の完成まで、小室はほとんどスタジオ通いで過ごし、観光名所に行く休みはなかったという[6]。
- 1988年6月はパリに行く前日のレコーディングが印象に残っていると小室はインタビューに答えている。そのとき、小室はSFX祭のテーマソングを作ったとき、シンクラヴィアに初めて触れた。小室以外は6人全員イギリス人、1つの部屋に24時間いて、一言も日本語が通じなかったという。エピック・ソニーのスタッフの大竹氏も「用事があるから」と出かけ、部屋中が機械だらけで、気持ち悪くなったと小室はインタビューに答えている[4]。
- 2019年12月4日に2019年リマスター音源・Blu-spec CD2仕様で再リリースされた[7][8]。
この節の加筆が望まれています。 |
曲目
[編集]- INCOMMUNICABLE
- IN THE FACTORY
- サックスやディストーションギター、ピアノをフィーチャーしたバンドアレンジ。他の「IN THE FACTORY」を題する曲とメロディーは共通するが、曲の長さはこのバージョンが一番長い。
- 廃棄物リサイクル処理センターでの工場見学、社会見学時のPR用ビデオ動画のバックグラウンド・ミュージックで、この楽曲が使用されることが多い。
- DEATH FACTORY
- IN THE FACTORY 1
- 「IN THE FACTORY」をピアノとアコースティックギターで演奏したバージョン。
- GIRLFRIEND [Instrumental] (TM NETWORK)
- 「ORIGINAL SINGLE BACK TRACKS 1984-1999」収録のものとは別のバージョン。ボーカルのパートをピアノが担当し、エンディングのピアノはアドリブで演奏しており、ボーカルが入っているバージョンのバックトラックではない。このバージョンのピアノは小室が演奏している。
- SCHOOL -overture-
- FUN FACTORY (Louisa Richter)
- 作詞:Louisa Richter/作曲・編曲:小室哲哉
- 前述のとおり、ボーカルが入っている曲。ブラスをフィーチャーしたアレンジとなっている。
- FIRST MOVEMENT
- IN THE FACTORY 2
- 「IN THE FACTORY」をピアノとストリングスで演奏したバージョン。
- WAR TEACHERS
- ゲートリバーブを効かせたドラムとディストーションギター、シンセリードをフィーチャーした曲。
- GIRLFRIEND (TM NETWORK)
- 作詞:小室みつ子/作曲:木根尚登/編曲:小室哲哉
- ピアノとアコースティックギターは木根尚登の演奏である。因みにピアノ演奏はカリビアーナ・ハイ以来である。
- WINNERS
- 「SCHOOL -overture-」のピアノソロから始まり、「SEVEN DAYS WAR」のピアノソロで終わる曲。
- SEVEN DAYS WAR (TM NETWORK)
- 作詞:小室みつ子/作曲・編曲:小室哲哉
- IN THE FACTORY 3
- 「IN THE FACTORY」をピアノとスライドギターで演奏したバージョン。
クレジット
[編集]レコーディングメンバー
[編集]#5,#11,#13除く全曲
- 小室哲哉 : Keyboard, Manipulating, Programming
- Clem Clempson : Guitars
- Nick Pentalow[9] : Saxphone
- Steve Sidelnky : Percussions
- Louisa Richter : Vocal(#7)
SEVEN DAYS WAR
- TM NETWORK : Performance, Background Vocals
- 宇都宮隆 : Lead Vocal
- 小室哲哉 : Keyboards
- 木根尚登 : Acoustic Guitar
- 迫田到 : Manipulating, Programming
- Clem Clempson : Electric Guitar
- David Palmer : Drums
- Ken's followers : Background Vocals
GIRLFRIEND
- TM NETWORK : Performance
- 宇都宮隆 : Lead Vocal
- 小室哲哉 : Keyboards
- 木根尚登 : Acoustic Guitar、Piano
- 迫田到 : Manipulating, Programming
スタッフ
[編集]#5,#11,#13除く全曲
- Recorded & Mixed : Denny Bridges
SEVEN DAYS WAR & GIRLFRIEND
- Recorded & Mixed : 伊東俊郎
- Recorded : Mark Chambler
- Assisted : Daniel MacMillion
その他
リリース履歴
[編集]No. | 日付 | レーベル | 規格 | 規格品番 | 最高順位 | 備考 |
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1 | 1988年8月5日 | EPIC/SONY RECORDS | LP | 28・3H-5038 | - | |
2 | CD | 32・8H-5038 | 6位 | |||
3 | 1991年9月5日 | Epic/Sony Records | ESCB-1203 | - | ||
4 | 2019年12月4日 | GT music(Sony Music Direct) | MHCL-30627 | - | 2019年リマスター音源 |
出典
[編集]- ^ 講談社刊『小室哲哉 深層の美意識』文庫版 神山典士著、1997年、pp.181-184より。
- ^ NHK-FM放送 「ダブルDJショー 近田春夫 × 小室哲哉」(2007年1月6日放送)より。
- ^ M-ON! Entertainment社刊 TIME MACHINE BOX 1984-1994 P.222及びP.279より
- ^ a b c d M-ON! Entertainment社刊 TIME MACHINE BOX 1984-1994 P.279より
- ^ ソニーマガジンズ刊 TMN FINAL 4001 P.153 ISBN 4-7897-0888-8
- ^ M-ON! Entertainment社刊 TIME MACHINE BOX 1984-1994 P.276より
- ^ https://tower.jp/article/feature_item/2019/10/31/0705
- ^ “SEVEN DAYS WAR・小室 哲哉 | Sony Music”. SonyMusicShop. SonyMusicShop. 2019年12月8日閲覧。
- ^ 同じエピックのアーティストであるDREAMS COME TRUEの楽曲のサックスパートを担当している。
- ^ https://www.discogs.com/Tetsuya-Komuro-Seven-Days-War-Music-From-Original-Motion-Picture-Soundtrack/master/1238561