嘉麻郡
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郡域
[編集]1878年(明治11年)に行政区画として発足した当時の郡域は、下記の区域にあたる。
歴史
[編集]近世以降の沿革
[編集]知行 | 村数 | 村名 | |
---|---|---|---|
藩領 | 筑前福岡藩 | 43村 | 宮吉村、上村、大隈村、大隈町、中益村、下中益村、下益村、貞月村、上下村、牛隈村、熊畑村、上山田村、下山田村、平村、才田村、岩崎村、下臼井村、山野村、口春村、漆生村、鴨生村、筒野村、高倉村、入水村、山倉村、綱分村、川島村、佐与村、大門村、鯰田村、有安村、仁保村、有井村、元吉村、多田村、上三緒村、下三緒村、立岩村、栢森村、鹿毛馬村、口原村、勢田村、赤坂村 |
筑前秋月藩 | 20村 | 小野谷村、上西郷村、椎木村、桑野村、西郷村、光代村、芥田村、東馬見村、馬見村、屏村、大力村、東千手村、千手村、才田村、九郎原村、上臼井村、平山村、飯田村、泉河内村、東畑村 |
- 明治4年
- 明治8年(1875年)(57村)
- 下益村が大隈村に、上下村が牛隈村に、栢森村が立岩村に、東馬見村が馬見村に、東千手村が千手村にそれぞれ合併。
- このころ下中益村が中益村に合併。
- 明治11年(1878年)11月1日 - 郡区町村編制法の福岡県での施行により、行政区画としての嘉麻郡が発足。「嘉麻穂波郡役所」が穂波郡飯塚町に設置され、同郡とともに管轄。
- 明治22年(1889年)4月1日 - 町村制の施行により、以下の各村が発足。特記以外は全域が現・嘉麻市。(10村)
- 碓井村 ← 上臼井村、下臼井村、西郷村、上西郷村、光代村、飯田村、平山村
- 千手村 ← 千手村、泉河内村、芥田村、大力村、才田村、東畑村、九郎原村
- 足白村 ← 馬見村、屏村、椎木村
- 宮野村 ← 桑野村、小野谷村、上村、宮吉村
- 熊田村 ← 熊畑村、上山田村、下山田村
- 大隈村 ← 大隈町、大隈村、中益村、貞月村、牛隈村
- 稲築村 ← 岩崎村、平村、才田村、漆生村、口春村、山野村、鴨生村
- 庄内村 ← 綱分村、赤坂村、筒野村、高倉村、入水村、山倉村、有安村、多田村、仁保村、大門村、元吉村、有井村(現・飯塚市)
- 頴田村 ← 勢田村、口原村、鹿毛馬村、佐与村(現・飯塚市)
- 笠松村 ← 上三緒村、下三緒村、立岩村、川島村、鯰田村(現・飯塚市)
- 明治25年(1892年)1月18日 - 大隈村が町制施行して大隈町となる。(1町9村)
- 明治29年(1896年)4月1日 - 郡制の施行のため、「嘉麻穂波郡役所」の管轄区域をもって嘉穂郡が発足。同日嘉麻郡廃止。
行政
[編集]- 嘉麻・穂波郡長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 明治11年(1878年)11月1日 | |||
明治29年(1896年)3月31日 | 穂波郡との合併により嘉麻郡廃止 |
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 40 福岡県、角川書店、1988年2月1日。ISBN 4040014006。
- 旧高旧領取調帳データベース
関連項目
[編集]先代 ----- |
行政区の変遷 - 1896年 |
次代 嘉穂郡 |