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八千代市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
やちよし ウィキデータを編集
八千代市
八千代市旗 八千代市章
八千代市市旗
2004年7月1日制定
八千代市章
1959年10月1日制定
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 千葉県
市町村コード 12221-1
法人番号 1000020122211 ウィキデータを編集
面積 51.39km2
総人口 204,426[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 3,978人/km2
隣接自治体 千葉市佐倉市船橋市印西市白井市習志野市
市の木 ツツジ
市の花 バラ
八千代市役所
市長 服部友則
所在地 276-8501
千葉県八千代市大和田新田312番地5
北緯35度43分21秒 東経140度06分00秒 / 北緯35.72242度 東経140.09989度 / 35.72242; 140.09989座標: 北緯35度43分21秒 東経140度06分00秒 / 北緯35.72242度 東経140.09989度 / 35.72242; 140.09989
八千代市役所
八千代市役所
地図
市庁舎位置
外部リンク 公式ウェブサイト

八千代市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト

八千代市(やちよし)は、千葉県の北西部に位置する。人口は約20万人で、千葉県内では流山市に次いで第8位の人口規模である。1967年(昭和42年)市制施行。

概要

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住宅団地発祥の地として知られており[1]、現在も東葉高速線沿線を中心に宅地開発事業が行われている住宅都市

八千代中央駅から望むゆりのき台

千葉県北西部の内陸に位置し、県庁所在地千葉市から約13キロメートルの距離である。東京都都心から約33キロメートル(日本橋起点・鉄道ルート)。都市雇用圏における東京都市圏東京都区部)のベッドタウンとしての性質が強い。東京都特別区部への通勤率は26.6%(平成22年国勢調査)。

地理

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下総台地上に位置する。南北を新川が縦断し、新川周辺や印旛沼に近い市の北部は低地である。かつて阿蘇沼という沼が存在したと伝えられる[2]

気候

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千葉県でも内陸部に位置し、筑波颪の影響で冬季は気温が非常に下がる。そのため、千葉県内でも1月の気温が氷点下になることが比較的多く、県内で気温が最も低い都市の1つである。

自然

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利根川水系の河川のみが流れている。

  • 印旛放水路(新川・花見川) - 大和田排水機場を境に印旛沼寄りが新川、検見川の浜側が花見川と呼ばれる。一級河川。人工開削。
    • 勝田川 - 一級河川。南東部、千葉市花見川区との境を流れる。
    • 高津川 - 人口密度の高い南部を流れる。都市下水路。
      • 芦太川 - 都市下水路。
    • 桑納川 - 一級河川。北部を流れる。
      • 花輪川 - 準用河川。東葉高速鉄道車庫脇が水源。
      • 石神川 - 一級河川。吉橋工業団地の脇を流れる。
    • 神崎川 - 一級河川。北部の白井市との境を流れる。
    • 高野川 - 準用河川。佐倉市内では小竹川(上小竹川)と呼ばれ、東部の市境付近を流れる。

隣接している自治体・行政区

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歴史

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旧石器時代の遺跡が残されており、約3万年前からこの地に人が住んでいたとされる。菅原道真のたたりを恐れた藤原時平の妻と娘が関東に逃れ、高津地区に住み着いたといわれている。

中世には米本城が構築されたが、1558年、城主の村上綱清清和源氏村上氏流千葉家家臣)が原因不明の自殺をし、廃城となった。江戸時代には、佐倉藩領、天領旗本領に分けられた。成田街道大和田宿は、成田山新勝寺への参拝客(成田参詣)のための宿場町として栄えた。

沿革

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変遷

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  • 1954年1月 - 大和田町睦村が合併、千葉郡八千代町が発足。
  • 1954年4月 - 八千代町高津の一部(安生津)を千葉郡幕張町へ編入。
  • 1954年9月 - 印旛郡阿蘇村を編入。
  • 1956年11月 - 八千代町井野の一部を佐倉市へ
  • 1967年1月 - 市制を施行し、八千代市が発足。
  • 1969年10月 - 佐倉市千葉市と境界変更。
  • 1972年12月 - 千葉市と境界変更。
  • 1975年7月 - 佐倉市と境界変更。
  • 2001年6月 - 印西市と境界変更。
  • 2012年1月 - 印西市と境界変更。

町名

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出典:八千代市役所
町名地番整理実施状況
住居表示実施状況

八千代市役所管内(52町丁)
町名 町名読み 町区域新設年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施直前町名 備考
神久保 いものくぼ
大和田 おおわだ
大和田新田 おおわだしんでん
尾崎 おさき
勝田 かつた
勝田台一丁目 かつただい 1970年9月16日 勝田
勝田台二丁目
勝田台三丁目
勝田台四丁目
勝田台五丁目
勝田台六丁目
勝田台七丁目 1975年4月1日
勝田台北一丁目 かつただいきた 2011年10月8日 2011年10月8日 下市場の残部、
村上・村上南四丁目・上高野の各一部
勝田台北二丁目
勝田台北三丁目
勝田台南一丁目 かつただいみなみ 1985年10月7日 勝田
勝田台南二丁目
勝田台南三丁目
神野 かの
上高野 かみこうや
下高野 しもこうや
萱田 かやだ
萱田町 かやだまち
桑納 かんのう
小池 こいけ
佐山 さやま
島田 しまだ
島田台 しまだだい
桑橋 そうのはし
下市場一丁目 しもいちば 1985年10月7日
下市場二丁目
高津団地 たかつだんち
高津 たかつ
高津東一丁目 たかつひがし 1999年2月20日
高津東二丁目
高津東三丁目
高津東四丁目
大学町一丁目 だいがくちょう 2001年10月9日
大学町二丁目
大学町三丁目
大学町四丁目
大学町五丁目
大学町六丁目
平戸 ひらど
保品 ほしな
堀の内 ほりのうち
真木野 まきの
緑が丘一丁目 みどりがおか 1997年11月15日 2005年4月1日(一部) 大和田新田の一部
緑が丘二丁目 1998年5月16日(一部)
緑が丘三丁目
緑が丘四丁目
緑が丘五丁目
緑が丘西一丁目 みどりがおかにし 2017年11月18日 大和田新田・吉橋の各一部
緑が丘西二丁目
緑が丘西三丁目
緑が丘西四丁目
緑が丘西五丁目
緑が丘西六丁目
緑が丘西七丁目
緑が丘西八丁目
村上 むらかみ
村上団地 むらかみだんち
村上南一丁目 むらかみみなみ 2009年3月20日 村上の一部
村上南二丁目
村上南三丁目
村上南四丁目 一部地域は後年分割され
勝田台北2丁目へ編入
村上南五丁目
八千代台北一丁目 やちよだいきた 1957年12月12日
八千代台北二丁目
八千代台北三丁目 1972年4月1日(一部)
八千代台北四丁目
八千代台北五丁目
八千代台北六丁目
八千代台北七丁目
八千代台北八丁目 1972年4月1日
八千代台北九丁目
八千代台北十丁目
八千代台北十一丁目
八千代台北十二丁目
八千代台北十三丁目
八千代台北十四丁目
八千代台北十五丁目
八千代台北十六丁目
八千代台北十七丁目
八千代台西一丁目 やちよだいにし 1957年12月12日
八千代台西二丁目
八千代台西三丁目
八千代台西四丁目 1972年4月1日(一部)
八千代台西五丁目
八千代台西六丁目
八千代台西七丁目 1972年4月1日(一部) 一部地域は1963年1月1日に編入
八千代台西八丁目 1963年1月1日
八千代台西九丁目 1972年4月1日
八千代台西十丁目
八千代台東一丁目 やちよだいひがし 1970年4月1日
八千代台東二丁目
八千代台東三丁目
八千代台東四丁目
八千代台東五丁目
八千代台東六丁目
八千代台南一丁目 やちよだいみなみ 1970年5月1日
八千代台南二丁目
八千代台南三丁目
ゆりのき台一丁目 ゆりのきだい 1992年4月1日
ゆりのき台二丁目
ゆりのき台三丁目
ゆりのき台四丁目
ゆりのき台五丁目
ゆりのき台六丁目
ゆりのき台七丁目
ゆりのき台八丁目
吉橋 よしはし
米本 よなもと
米本団地 よなもとだんち

人口

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八千代台団地竣工以後、急激に人口が増加した。団地建設で人口が一気に2倍以上となったのは京都府八幡市などの例もあり、市の特徴も両市で類似している部分が多く、よく八千代市と八幡市とが比較されている。

1975年には人口10万人以上の都市で全国一の人口増加率となり、年少人口も多かった。その年代の住民は京成線沿線に多く住んでおり、高齢化が進んでいる。その一方東葉高速線の影響で人口増加率が復調し、再び年少人口が増加している。2020年には人口20万人を突破した。[4]

八千代市と全国の年齢別人口分布(2005年) 八千代市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 八千代市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
八千代市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 66,995人
1975年(昭和50年) 113,262人
1980年(昭和55年) 134,479人
1985年(昭和60年) 142,184人
1990年(平成2年) 148,615人
1995年(平成7年) 154,509人
2000年(平成12年) 168,848人
2005年(平成17年) 180,729人
2010年(平成22年) 189,781人
2015年(平成27年) 193,152人
2020年(令和2年) 199,498人
総務省統計局 国勢調査より


行政

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市長

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歴代の市長

氏名 就任年月月日 退任年月日 備考
初-2代 兼子通純 1967年1月 1971年5月26日 旧八千代町長。
3-8代 仲村和平 1971年5月27日 1995年5月26日 1996年第41回衆院選千葉県第2区)に新進党から立候補し落選。
9-10代 大沢一治 1995年5月27日 2002年12月7日 自民党県議[5]2002年11月に収賄容疑で逮捕、翌12月辞職[6]
2019年1月より八千代市議会議員[7][8]
11-13代 豊田俊郎 2003年1月26日 2013年4月30日 自民党県議2013年7月より自民党参議院議員
14代 秋葉就一 2013年5月26日 2017年5月25日 民主党市議。2019年4月より千葉県議会議員。
15代 服部友則 2017年5月26日 現職 自民党県議[9]

警察・消防

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  • 千葉県八千代警察署(管轄は、八千代市全域)
    • 大和田駅前交番、勝田台交番、高津交番、村上駅前交番(村上駐在所を廃止し代替として設置)、八千代台駅前交番、八千代台東交番、八千代中央駅前交番、八千代緑が丘駅前交番、米本交番、睦駐在所
  • 八千代市消防本部
    • 中央消防署
      • 八千代台分署
      • 睦分署
    • 東消防署
      • 勝田台分署

国の機関

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議会

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八千代市議会

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千葉県議会

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2023年千葉県議会議員選挙
  • 選挙区:八千代市選挙区
  • 定数:3人
  • 任期:2023年4月30日 - 2027年4月29日[広報 1]
  • 投票日:2023年4月9日
  • 当日有権者数:165,000人
  • 投票率:33.94%
候補者名 当落 年齢 党派名 新旧別 得票数
茂呂剛 50 自由民主党 15,296票
秋葉就一 50 無所属 14,195票
横山秀明 48 公明党 14,407票
河野慎一 54 立憲民主党 11,303票

衆議院

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当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
小林鷹之 46 自由民主党 153,017票
黒田雄 62 立憲民主党 69,583票
寺尾賢 45 日本共産党 24,052票

経済

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産業

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農業

低地では稲作が行われ、台地ではの栽培がおこなわれている。八千代市産の梨は昭和期には「阿蘇ナシ」の名で出荷され、現在はほとんどが直売される。種類別では野菜(ほうれんそうにんじんなど)が生産額のおよそ半分を占め、次いで畜産、梨などの果実、が続く。牛乳生産も盛んで、コーシン乳業の牧場や工場、「八千代牛乳」ブランドの生産者である千葉北部酪農農業協同組合(北酪)の本所が市内に存在する。

工業

主な商業施設

イオンモール八千代緑が丘
イオンモール八千代緑が丘
アピア 八千代デパート
アピア 八千代デパート

本社・本店を置く企業

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創業された主な会社

  • ボヌール:靴店
  • 赤門:焼肉ファミリーレストラン
  • 八千代みらいチャンネル(YouTubeチャンネル)

事業所を市内に置く企業

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姉妹都市・提携都市

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日本国内

海外

地域

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地区

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南部

八千代市の中では比較的古い市街地である。昭和後期の大開発によりベッドタウンとして発展し、京成本線沿いに住宅地が広がっている。

中部

平成8年の東葉高速線の開業に伴い駅周辺の宅地開発が行われた。村上・八千代中央・緑が丘などの駅沿線を中心に中・高層マンションが林立し、村上駅前にフルルガーデン八千代ヤマダデンキ等、八千代緑が丘駅前にイオンTOHOシネマズ等、八千代台駅にユアエルム等の商業施設がある。

北部

鉄道駅には遠く、米本団地、大学町、もえぎ野の住宅地域のほかは主に農地である。ナシや野菜の栽培等の近郊農業が行われている。秀明大学、東京成徳大学がある。

地域名称 位置 特徴
大和田地域 南部 成田街道の宿場町だったことから、市域では歴史ある旧市街地。現在は開発の余波を受けてその姿を変え、宿場町としての面影はほとんど残っていない。北部に国道296号が通じており市役所や消防署も立地しているが、畑地も点在しており住宅密度は高くない。京成大和田駅前では50年以上続いた区画整理事業が終了したが、立ち退いた商店の多くが戻らず、新規店舗開店も少ないため、空き地が目立つ。
八千代台地域 日本初の住宅団地「八千代台団地」が建設された地域で、住宅団地発祥の地である。八千代台駅を中心として旧来からの住宅が密集しており、東西南北別に細かく住所が区分されている。また市内では最も人口密度が高いが高齢化が進んでいる。商業施設の集まる駅周辺では道路が放射状に延びており、高津川を挟んだ北西隣には自衛隊習志野演習場があり、訓練時にはヘリコプターC-1輸送機などの音が響く。

「エポラ通り」は八千代台駅東口にある通りの名称。名称の由来はその通りにある大型店舗「エ」→「ユアルム」(市内居住者は通称「エルム」と呼ぶため)、「ポ」→「十字屋ポ」、「ラ」→「オックス」から。なお、「十字屋ポポ」「ラオックス」のいずれも既に撤退している。

高津地域 自衛隊習志野演習場に隣接した、高津団地を中心とする住宅地。中央を高津川が流れている。北部の国道296号周辺は主要県道が多く集まっているが、道も狭いため非常に交通量が多く、新木戸交差点などは渋滞箇所として知られている。
勝田台地域 勝田台駅・東葉勝田台駅を中心とする地域で、中心部には商店街が立地する。南部は住宅団地であるが、北部に国道296号、西部に国道16号が通じ交通の便が良い。新川にほど近く、支流の勝田川も流れており比較的高低差がある。位置的に市の外れであり佐倉市に隣接しているが、中心駅は鉄道2路線・市内利用客数第1位の拠点性があり、佐倉市民も多く集まる拠点地域である。学生も多く集まるが、特に村上団地など北部から多くの市民がバスまたは自転車で駅へと集まるため、駅周辺には自転車駐輪場も多く整備されている。勝田台駅開設以降より発展した南部地域であるが、大型店舗や近隣地域へ買い物客が流出し、人口増加も落ち着いているため、活性化が求められている。
緑が丘地域 中部 東葉高速線が開通した新興地域。東葉高速鉄道本社や車庫などがあるほか、イオンや映画館などの商業施設が豊富である。国道を隔てた高津地域とは性格が異なり、新興住宅街が中心で高層マンションも目立つ。西部は元来沼地であり、新川水系の支流もあることから高低差が激しい。吉橋工業団地がある他は粗放な土地だったが現在でも区画整理が続いており、国道296号周辺の道路混雑も解消すべく北西部へ向け更なる開発が進んでいる。
ゆりのき台周辺地域 東葉高速線八千代中央駅開業前より団地が建設され、開業後も周辺の宅地化や高層マンションの建設が進んだ。大和田地域から続く旧来の住宅街も残っている。南部はバイパス道路等も通じるが交通量は総じて多く、八千代郵便局・八千代警察署・八千代市消防本部などの行政機関がある他、市民会館や八千代総合運動公園があり、市の中核の一つである。新川との関わりが深く、川沿いに水田が多い。
村上地域 国道16号線が通っていることから道路の便がよく、イトーヨーカドー、ジョイフル本田をはじめとする商業施設が多い。村上駅開業後は宅地開発が進んでいる。地域中央には大規模な村上団地があり、村上緑地公園を挟んで東隣に上高野工業団地がある。村上団地の辺縁には高校が多く立地する。北部は主要道周辺以外広葉樹林や果樹園が多く、ナシなどの栽培が盛んである。
大和田新田北東地域 八千代緑が丘駅・八千代中央駅に挟まれた地域。駅に遠いため住宅などは少ない。八千代工業団地、東京女子医科大学八千代医療センター、ローズガーデンがある京成バラ園(京成バラ園芸経営)がある。

市内の主な団地

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新川西岸より望む米本団地

医療

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セントマーガレット病院
セントマーガレット病院

二次医療圏(二次保健医療圏)としては東葛南部医療圏(管轄区域:葛南地域および鎌ヶ谷市)である。三次医療圏は千葉県医療圏(管轄区域:千葉県全域)。

医療提供施設は特筆性の高いもののみを記載する[16]

教育

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大学

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専修学校

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高等学校

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中学校

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私立

公立

小学校

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義務教育学校

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旧阿蘇中学校、阿蘇小学校、米本小学校、米本南小学校が2022年4月に統合して開校。

廃校

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  • 八千代市立八千代台東小学校〈旧〉(2013年・統合により八千代台東小学校〈新〉を新設)[18]
  • 八千代市立八千代台東第二小学校(同上)[18]
  • 八千代市立米本小学校(2022年・八千代市立阿蘇中学校などとの統合により義務教育学校の八千代市立阿蘇米本学園へ)[19]
  • 八千代市立米本南小学校(同上)[19]
  • 八千代市立阿蘇小学校(同上)[19]
  • 八千代市立阿蘇中学校(同上)[19]

特別支援学校

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  • 千葉県立八千代特別支援学校

サポート校

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施設

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八千代郵便局

郵便局

  • 八千代郵便局(ゆうちょ銀行 八千代店)(05057)
  • 睦郵便局(05223)
  • 阿蘇郵便局(05249)
  • 八千代台ユアエルム郵便局(05266)
  • 八千代台郵便局(05324)
  • 八千代大和田新田郵便局(05439)
  • 八千代米本郵便局(05446)
  • 八千代勝田台郵便局(05447)
  • 八千代高津郵便局(05456)
  • 八千代台西郵便局(05465)
  • 八千代台東郵便局(05472)
  • 八千代村上郵便局(05516)
  • 八千代台北郵便局(05540)
  • 八千代勝田台南郵便局(05582)
  • 八千代大和田郵便局(05670)
  • 八千代緑が丘駅前郵便局(05692)

郵便番号は以下が該当する。1集配局が集配を担当する。

博物館

図書館

放送

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交通

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鉄道路線

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八千代中央駅(東葉高速鉄道)
八千代中央駅(東葉高速鉄道)
八千代緑が丘駅(東葉高速鉄道)
八千代緑が丘駅(東葉高速鉄道)

京成電鉄

東葉高速鉄道

京成電鉄・東葉高速鉄道が通っており、JR線は通っていない。なお、人口20万人以上の特別区およびの中でJRの駅が無いのは八千代市の他に、群馬県太田市茨城県つくば市埼玉県春日部市、埼玉県草加市東京都世田谷区、東京都目黒区、東京都文京区、東京都練馬区、東京都調布市、東京都西東京市神奈川県大和市、神奈川県厚木市愛知県豊田市大阪府豊中市沖縄県那覇市がある。これらは目黒区・文京区・大和市を除きJRの鉄道路線自体が通らないことも共通する。

バス路線

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道路

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道の駅やちよ
道の駅やちよ

市内に有料道路はない。有料道路へのアクセスには東関東自動車道千葉北インターチェンジ湾岸習志野インターチェンジ京葉道路穴川インターチェンジ武石インターチェンジ花輪インターチェンジ、茨城県方面からは常磐自動車道柏インターチェンジ首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の牛久阿見インターチェンジなどが最寄りである。

一般国道

都道府県道

都市計画道路(幹線道路)

道の駅

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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名所・旧跡・観光スポット

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京成バラ園(ローズガーデン)
八千代市立郷土博物館に展示されている印旛沼の怪獣の想像復元模型。
  • 七百餘所神社
  • 高津比咩神社
  • 正覚院
  • 長妙寺
  • 新川
  • 飯縄神社
  • 米本城
  • 新川遊歩道
    • 印旛放水路(印旛沼 - 検見川浜)沿いに設けられた遊歩道の八千代市管理部分である八千代市阿宗橋-大和田排水機場間。新川サイクリングロードは愛称。歩行者・自転車専用で平坦な道が続くため、初心者でも快適に走ることができる。印旛沼に向かって右岸は全舗装。ただし簡易舗装が多く路面は荒れている。左岸は平戸橋 - 阿宗橋間の一部が未舗装。なお、印旛沼 - 阿宗橋間は千葉県が管理する「八千代印旛栄自転車道」、通称「印旛沼自転車道」に、千葉市弁天橋 - 稲毛海浜公園(検見川の浜)間は千葉市が管理する「花見川サイクリングロード」となる。大和田排水機場 - 弁天橋間は一般道。
  • 京成バラ園
  • 八千代市立郷土博物館
  • 文化伝承館

祭事・催事

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  • 八千代ふるさと親子祭
    • 毎年8月最終土曜日近辺に新川村上橋沿いで催される夏祭り。特に花火は地元保品に花火製造の「玉屋」があることもあり、夏の夜空に数千発の大輪の花が咲く。広告料の安い花火大会であり、1発5000円から自分の花火を上げる事が可能。
  • 八千代ふるさと音頭
    • 森昌子が唄う明るい曲調の音頭。歌詞に八千代市の名産品などが列挙されている。標準の振り付けも存在。市制施行10周年を記念して制作された際、依頼を受けて歌った。

文化財

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千葉県指定文化財一覧[22]

番号 指定・登録 類別 名称 所在地 所有者または管理者 指定年月日 備考
1 県指定 有形文化財(彫刻) 木造釈迦如来立像・木造舎利塔1基 八千代市村上1530 正覚院 1960年(昭和35年)6月3日 1躯
2 無形民俗文化財 下総三山の七年祭り 八千代市萱田・大和田・高津ほか 七年祭り保存會 2004年(平成16年)3月30日

出身有名人

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脚注

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出典

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  1. ^ “団地発祥の記念碑、八千代台に建立”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 1. (1965年6月6日) 
  2. ^ 佐倉風土記[要出典]
  3. ^ 高まる週休二日制熱 ためらう国よそ目に『朝日新聞』昭和49年(1974年)10月3日朝刊、21面
  4. ^ “八千代市人口20万人突破 ベッドタウンに流入続き”. 千葉日報 (千葉日報社). (2020年4月16日). https://www.chibanippo.co.jp/news/local/683933 2022年6月12日閲覧。 
  5. ^ 平成3年4月7日執行千葉県議会議員一般選挙2018年11月29日 千葉県選挙管理員会
  6. ^ 八千代市長が辞職願提出/清掃センター汚職事件で2002年12月6日 四国新聞 テスコ (環境施設)も参照。
  7. ^ 平成30年12月16日執行 八千代市議会議員一般選挙2019年2月5日 八千代市選挙管理委員会事務局
  8. ^ 八千代市議会議員選挙(2018年12月16日投票)|政治山政治山
  9. ^ 平成29年5月21日執行八千代市長選挙 開票結果(届出順)”. 八千代市選挙管理委員会事務局 (2017年5月21日). 2017年5月22日閲覧。
  10. ^ “ちばの元気企業 小久保製氷冷蔵(八千代市) 「ロックアイス」を製造 シェア4割、海外展開も”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 4. (2017年7月6日) 
  11. ^ “米・タイラー市と16日に調印式 初の海外姉妹都市 八千代”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 13. (1992年5月7日)
  12. ^ “森のなかの高級地 八千代市と米・タイラー市 姉妹都市提携で仲村市長”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 13. (1992年6月3日)
  13. ^ “平和、繁栄誓いガッチリ握手 八千代市 タイラー市 姉妹都市に調印”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 13. (1992年8月24日) 
  14. ^ “バンコクと姉妹都市提携 八千代市 ウエルカム隊が代表出迎え”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 15. (2008年5月18日)
  15. ^ “都市計画ニュータウン 八千代・ゆりのき台 街開き 3千戸12000人計画 66年には駅も”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 11. (1987年3月22日) 
  16. ^ 千葉県. “千葉県保健医療計画(平成30年度~平成35年度)”. 千葉県. 2019年6月14日閲覧。
  17. ^ 千葉県. “災害拠点病院の指定について”. 千葉県. 2019年6月14日閲覧。
  18. ^ a b 八千代台東第二小学校跡地整備基本計画の概要
  19. ^ a b c d チバテレ+ 千葉県八千代市に初の義務教育学校「阿蘇米本学園」4校統合し開校へ 2022年2月23日
  20. ^ “中央図書館が完成 八千代、県建設撤回から11年”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 ちば首都圏版. (2015年5月30日)
  21. ^ “八千代市都市農政センター 「道の駅やちよ」に認定”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 13. (1996年5月1日) 
  22. ^ 千葉県. “八千代市の県指定文化財”. 千葉県. 2019年6月18日閲覧。

広報資料など一次資料

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関連項目

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外部リンク

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