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中津川 (岐阜県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中津川
中津川市役所付近
水系 一級水系 木曽川
種別 一級河川
延長 13.963[1] km
水源 恵那山岐阜県
水源の標高 2,191 m
河口・合流先 木曽川(岐阜県)
流域 岐阜県
地図
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東濃五色川とその周辺の地理

中津川(なかつがわ)は、木曽川水系の一級河川岐阜県中津川市を流れる。木曽川本川に合流する1次支川[2][3]

地理

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中津川・概略図
J000s
恵那山
jbkoku
国道363号(川上橋)
AffluentR
戸沢川
jbkousoku
中央自動車道(中津川橋)
jbkoku
国道19号中津川バイパス(中津川大橋)
jbippan
新中津川橋
jbippan
中津川橋
jb002
JR中央本線
AffluentL
後田川
AffluentR
四ツ目川
j009
木曽川

岐阜県中津川市長野県下伊那郡阿智村の境目付近にある恵那山に源を発し、中津川市駒場付近で木曽川に合流する[4]。河川延長は約20キロメートル、うち河川法区域延長は約14キロメートル[4]

上流部は恵那山断層横谷を作って流れるため急流となっている[4]。中流部からは屏風山断層崖下に中津川扇状地を形成しており流れは緩やかで、扇端部で後田川四ツ目川と合流する[4]。下流の木曽川合流部近くでは下刻作用が盛んであり、深い渓谷を形成している[4]

流域には上流には恵那神社恵那山ウェストン公園、下流部には本町公園[5]桃山公園などがある。

歴史

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中津川市の中心部にある中津川橋は旧中山道にかかる橋であり、川の東側は中山道45番目の宿場町中津川宿であった。古い史料には、

川上川は駅の西の入口にありて俗に中津川といふ
『新撰美濃志』
川上渓,出自恵那岳,径駅中与木曽河合
濃陽志略

などと記されており、古くは川上川(かおれがわ)・川上渓とも呼ばれたことが分かる[4]

主な支流

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一級河川のみ、下流側から順に記載[1]

  • 四ツ目川
  • 後田川
    • 前川

主な橋

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かつての橋

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  • 第二中津川橋梁(旧・北恵那鉄道線[6]
  • 第一中津川橋梁(旧・北恵那鉄道線)[6] - 妙見大橋の真下をクロスするように架けられており、現在も遺構が残る。

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b 岐阜県 (2021年4月1日). “河川調書” (PDF). 2022年12月5日閲覧。
  2. ^ 国土交通省中部地方整備局. “河川コード台帳(河川コード表編)” (PDF). 2022年12月5日閲覧。
  3. ^ 国土交通省中部地方整備局. “河川コード台帳(河川模式図編)” (PDF). 2022年12月5日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 角川日本地名大辞典「中津川【なかつがわ】」”. JLogos. 2022年12月5日閲覧。
  5. ^ 中津川市「本町公園」
  6. ^ a b うさ★ネコサンド「岐阜県-北恵那鉄道-廃鉄橋 1」

参考文献

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