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ダンクシーさんの映画レビュー・感想・評価

ダンクシー

ダンクシー

ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

4.0

「逃がすわけにはいかん。俺の主義だ。だが1日猶予をやる。金は置いてけ 時間を役に立てろ。どう使っても構わん。明日はまた追うからな」

今のところ、シリーズで1番面白い。第一章完やって感じで今までの集大
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.6

「あの時ドムを逃がしたのは尊敬してたからだ。彼から学んだのは"信念を持つこと"だ」
「どんな信念を?」
「考え中さ」

3で失速したのを取り戻すような出来栄えで、ドミニクとブライアンの再会含め物語自体
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

2.7

「平穏な解決を提案しに来ました」
「何をしようと思ってる?」
「レースです。DKと僕はみんなに迷惑をかけました。これできれいにカタをつけたい。レースの敗者が街を去る」

ワイスピとはいえ、はっきり言う
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ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.7

「女は敵とデキてて捜査官はおとりをバラしオレたちは車と足かせのGPSで追跡だ。いいか あの捜査官がドジを踏めばオレたちは死ぬ」
「だからいざって時のために逃げる方法を考えよう」

サツが来たら一斉にズ
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.8

「シーズン最後のレースで内側から車が出てきて接触して時速120マイルで壁に激突。目の前でおやじは焼死。耳におやじの悲鳴が…。だが車が爆発する前に死んでいたそうだ。悲鳴はおれだった」

ようやくワイルド
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.9

「昔々男と女が住んでいました。貧しいけれどいつも二人は"子供がほしいわ"と。ある朝男が切り株を掘り起こすとまるで赤ん坊そっくりです。男はおのを使って手と脚を作りました…」

600本目はオテサーネク!
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

4.2

悪夢を見ているようだった。まさに芸術の権化。まさに創造力の化身。ストップモーションなどあらゆる特殊効果の技術を駆使して作られた超ダークファンタジーすぎる作品。かなり難解とはいえ、とにかく世界観といいク>>続きを読む

ピザ!(2014年製作の映画)

3.4

「金を儲けても…」
「なんだ?」
「死んだら使えないぞ。二度と来るな」
「ええ 正当な取引だ。では失礼」
「他にコピーは?」
「すべて渡しました」
『ピザ・スポットのチェンナイの新店舗で店員が来店した
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関心領域(2023年製作の映画)

3.1

「グリュックス中将閣下。私の転属中、引き続き家族をアウシュヴィッツの家に住まわせて頂きたく思います。許可して下さるなら大いなる喜びです。この地に住み始めてから私の妻は子供たちのために最高の環境を築きま>>続きを読む

パラサイト(1998年製作の映画)

3.5

「仮にエイリアンとしよう。なぜこのオハイオに?」
「世界を侵略するならホワイトハウスを爆破する?裏口から侵入する?」

しつこいくらいジャンプスケア多めの、学園エイリアンバトル。学校で謎の生物を見つけ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.7

「すごい仲良くなっちゃったからさ、伝えたら壊れちゃうんじゃないかと思って。でもちゃんと伝えたいと思って」
「恋愛映画みたい。今ここはいい音楽が流れてるシーンだよ」
「は?」
「いいよ、続けて」
「いや
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聖なるもの(2017年製作の映画)

3.3

「もし選ばれても必ず3つの約束を守らなくてはいけない。1つ目は脚本。少女のために物語を書かなくてはならない。2つ目は撮影。その脚本で映画を作る。たとえ何があっても途中でやめたらダメ」
「最後の約束は何
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.9

「あいつとにかくたくさんの本を借りてくの。それも、青木昆陽の伝記とかマラルメの刺繍とかいう類の本。要するに、誰も借りないような本ばっかりだったの」
「こんなの読むの?」
「読むわけないじゃん。藤井樹ス
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Broken Rage(2024年製作の映画)

3.0

「俺に決まってんじゃねぇかバカヤロー」
「コイツです(即答)」

う〜ん、これは。。映画というより、映像コント。北野武によるセルフパロディコント。前半は普通の殺し屋ねずみのストーリーで、中盤と後半から
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四月物語(1998年製作の映画)

3.7

「出来の悪い私が大学に合格した時担任の森山先生は奇跡だと言って祝福してくれた。でも、どうせ奇跡と言わすなら私はそれを愛の奇跡と呼びたい」

松たか子が健気で可愛い映画。なんとか引越しを手伝おうとして邪
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クリーン、シェーブン(1993年製作の映画)

4.0

「お前と別れてずっとだ。病院に閉じ込められ手術された。奴らがパパにしたのは頭に受信機を指先に送信機を埋め込んだ。何か分かる?」
「無線機?」
「そうだ。送信機を取り出すために爪をはがした」

スゲェ…
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.2

「世界から僕が消えたなら、叶えられなかった夢や思い、生きている間に出来なかったこと、やり残したこと、後悔がきっとたくさん残るだろう。だけど僕がいた世界といなくなった世界はきっと違うはずだと信じたい。本>>続きを読む

泣いたことがないなんて、嘘つきめ(2020年製作の映画)

3.1

「だけど、人は無力だ。人の言葉や行動なんぞ何にもならないことを私は知ってる。何も動かせない。いいんだ、それで」

富田未来監督、ピンボケさせて丸い光の玉を画面に映すの好きねー。やりたい事はよく分かった
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ビート・パー・MIZU(2019年製作の映画)

3.0

「このBPMは、紛れもなく恋だ」

画面の中の透き通ったような青色のコントラストが美しかった。こういうテイストと世界観の作品って個人的には女性監督にしか作れないと思ってるから、特に俺なんかは絶対作れな
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.5

「他の赤ちゃん、みんな新生児室で元気にしてて。見てたらあたし死にたくなった。でもその時、この子私に笑いかけたの。私の子供だと思った。この子さえ居てくれたら、きっと、きっと何もかもうまくいく。あの人も立>>続きを読む

ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

3.7

声がないのが特徴的。けど全然観れました。表現力がかなり高く、子供向けのようで実は大人な内容だと思う。そして俺が一番好きな洋楽、Septemberが鳴り響く。
ストーリーはかなりシンプルで分かりやすく、
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ビーキーパー(2024年製作の映画)

4.0

「法律が役に立たない時は俺の出番だ」

今のところ、今期ベスト(始まったばかりなので)。2025は、幸先が良さそうだぁ〜!
敵に回したら世界一怖い男こと、我らがジェイソン・ステイサム。ステイサムの無双
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イベント・ホライゾン(1997年製作の映画)

3.6

「そんな話初めて聞いた」
「そうだ 誰にも話してない。だがこの船は知ってた。私の恐れや秘密を知ってる。頭の中から暴き出す」
「実は私も このラテン語の声を聞き直してみた。私の翻訳は間違いだ」
「何だ?
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.1

「これまで滝本さんに迷惑なんてかけたことないでしょ。これからだって迷惑をかけるつもりはありません信じてください」
「いや、君はあの時居留守を使った」
「え?でもそんなどうでもいい事でどうしてそうなるん
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花様年華(2000年製作の映画)

3.7

「タイをどこで?」
「分からない。いつも家内が買ってくる」
「そうなの」
「このタイは海外出張の時に買ってきてくれた。香港にはない」
「バッグと同じ」
「そうだね」
「実を言うとそれと同じのを主人も。
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.5

「こいつら全部食い殺せ!ドキュメントタッチでいくんだよ!」
「ダイアリーオブザデッドじゃん」
「何言ってんだよ?」
「ロメロだよ。そんぐらい観とけ。よーい、スタート!」

やはりスクールカーストという
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.0

「生きがいができたの。痩せて赤いドレスを着る。笑顔でいられる。希望が持てるようになった。私に何がある?なぜベッドを直してお皿を洗うの?そうしなきゃならない理由は?私は独り。お父さんもあなたもいない。世>>続きを読む

レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

3.3

「しきたりなんかバカらしい」

サマラ・ウィーヴィングが可愛い。
頭がおかしい金持ち一族による、捕まったら死ぬ命懸けのかくれんぼ。グロは比較的落ち着いていて、まぁまぁ楽しめるB級といったところ。命懸け
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スマイル(2022年製作の映画)

3.4

「お前の患者は死ぬ。誰かを殺さない限りな。逃れる方法はそれだけ。唯一の道だ。しかもトラウマを連鎖させる目撃者が居る。トラウマはヤツの力の源だ。彼女も生み出す必要がある。何か武器を使ってできるだけ残忍な>>続きを読む

恋する惑星(1994年製作の映画)

4.0

「ふられた日はエイプリルフールだった。冗談かと思った。それから5月1日期限のパイン缶を買い続けた。パインはメイの好物だ。5月1日は僕の誕生日。30缶買ってもメイがも戻らなければ恋も期限切れだ」

天使
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裸のランチ(1991年製作の映画)

3.4

「この文章を君の報告書に入れてくれ。新トップも見解の一致を喜んでくれるだろう」
「見解ってどんな?」
「ホモセクシュアルに加わるという君の考え方だ。つまりそれが評価されるということだ。道徳的そして場合
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ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

3.6

「よく聞くんだ。物事の解決に人を殴るな」
「人を撃てばいい?」
「(無言でビンタする)」

世界一気まずい食卓。封印したはずの過去がジワジワと蘇る。口では語らずとも目で語るヴィゴ・モーテンセンが恐ろし
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π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

3.6

「幼い頃太陽を見るなと母に言われたが6歳の時に一度見た。まぶしかったが瞬きをこらえ続けるとまぶしさが消え始めた。瞳孔が縮み全てがはっきりと見えた。その瞬間私は理解した。新たな仮説。我々が螺旋から創られ>>続きを読む

天使の涙(1995年製作の映画)

4.2

「俺の仕事は指示に従うだけ。だれをどう消すかは相棒が決める。ものぐさな俺にはピッタリな稼業だ。でも最近この習慣を変えたくなった。いい判断かは別として俺は1つの決断をした」

雰囲気があまりにも最高すぎ
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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

3.5

「ノーラの子なんだ。怒りの産物だ。自覚の有無にかかわらず怒りによって生まれる」

クローネンバーグが離婚してから作った作品。とんでもねえ設定だよな…。産み落とすなんて発想、俺には一生思いつかない。あた
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.9

「"スキャナー"とは何のことですか?」
「先天性の特殊能力を持つ人間のことだ。テレパシーと呼ばれる能力でシナプスが乱れている。病的要因か放射能の影響なのか分かっていない」

最近、クローネンバーグに取
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