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厳重に監視された列車の作品情報・感想・評価

厳重に監視された列車1966年製作の映画)

OSTRE SLEDOVANE VLAKY

製作国:

上映時間:93分

ジャンル:

4.0

『厳重に監視された列車』に投稿された感想・評価

4.0
369件のレビュー
このレビューはネタバレを含みます

戦争という異常事態を寓話として語り、喜劇的な演出の中に悲劇は誇張され隠され、厳重に監視され抑圧された性は抑えきれずに暴発する。検閲という監視の目を掻い潜るようにある一つの真実を忍ばせるような描き方で…

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3.6

ツッコミどころ満載だったので鑑賞後友達と居酒屋で盛り上がれる映画だと思った。

椅子にカッターを仕込んでる時は理解できなかったので(鈍い)その後の驚き、新鮮だった。
ラストもまた驚きではあったが、そ…

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国家は個人からなり、国家の運命を左右することをサラッとロボットアニメのように描く怪作でした。
これをプラハの春以前に制作するとは恐れ入りました。
3.0
このレビューはネタバレを含みます

不思議な映画だったなぁ。ナチス支配下のチェコで、早漏に悩み、自殺までする駅員ミロシュが、みんなに相談しまくって童貞捨てた晴れ晴れとした次の日にナチの列車に爆弾仕掛けるも、自分も銃で撃たれて列車に落ち…

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悠
4.0
思ったより軽いタッチだった。
倫理による監視が人間を強く脅迫する様子を可笑しく描いていた
可笑しくて笑っちゃった
このテーマで笑えるのが良かった
ミ
4.6

戦時下の無力な個人と国家の壮大な歴史の交差点

戦争や国家権力の抑圧的な状況における個人の無力さと、それでもなお残る抵抗の希望や可能性。個人と国家、自由と抑圧というテーマを対比的に描き出し、その中で…

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このレビューはネタバレを含みます

駅を横切っていく列車
傍観する駅員
国家の中において極個人的な悩みに頭を抱え、手首を切る
其の悩みの解消される最中に国家的な抵抗運動に死を迎える
落とされる爆弾、死体
殺された肉体は列車とともに移動…

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Gin
3.9
このレビューはネタバレを含みます

これは悲劇なのか、喜劇なのか、うーん、なんちゅう映画なの。
早漏を真剣に悩んであらゆる人に相談しまくるひたむきさ、それを俯瞰して観れるこっちはちょっと笑えてしまうけど、本人にとってどれだけ大きな悩み…

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kazoo
4.2
第二次世界大戦中のナチス占領下のチェコスロバキアの小さな駅が舞台。主人公は若い駅員で、彼の成長と初恋、レジスタンス活動への関与が描かれる。戦争の悲惨さとユーモアを巧みに織り交ぜた作品。

リストカッターミロシュ

「伊集院光 深夜の馬鹿力」のネタコーナー、「リストカッターケンイチ」みたいな豆腐メンタル少年が主人公。初体験で早漏が露呈したことで一本逝ってしまう。そんな彼が「男」を取り戻…

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