ラストカットの凄さよ。これはある意味で勧善懲悪とも言えるくらい一方が可哀想で一方が加害者であるという構造とも言えるのに、加害者が無自覚。むしろピュアなんじゃないかと思える(それは勧善懲悪ではないんだ…
>>続きを読む喜劇はとして秀逸。フリ・オチと完璧。定型的な人物像や物語に演出的な鮮度の混成。フランス映画特有のクズ男。いとこと女に背後に立たれ勉強、電灯ナメ斜め下へのアングルは良い画角。地獄パーティー、落第、階段…
>>続きを読むクロード・シャブロル監督の長編2作目、観たつもりになってました。
田舎育ちの真面目なマザコン青年シャルル(ジェラール・ブラン)が、パリの叔父の高級アパートで享楽ライフを満喫してるいとこのポール(ジ…
クロード•シャブロル監督の長編2作目で、ヌーヴェルヴァーグの代表作の1本とされている。
田舎からパリの大学へ進学が決まったシャルル(ジェラール•ブラン)は、母親との約束で従兄弟のポール(ジャン=ク…
こういうダメなやつだらけの青春モノは大好きだけどなんでここまで残酷な話になるのか
郷に入れば郷に従えって言ったってこの扱いはなぁ
容量のいいやつ、悪いやつ、うまく楽して生きられるやつ、苦労して損を被…
シャブロールの監督第二作。二人の学生を対比させながら、充実した生き方について問いかける。要領よく生きる学生。勉強も恋愛も不器用で失敗ばかりの学生。シャブロールのシニカルな視点。助監督はフィリップ・ド…
>>続きを読むシャブロル監督の長編第二作目にあたる。やっと重い腰を上げて見たが、傑作だった。従兄弟を頼ってパリに出てきた男の運命を描く。
シャルルは田舎町から法律を学ぶ為にパリにやってきた。従兄弟のポールも同じ…
世の中、真面目な努力家ではなく要領の良い世渡り上手の方が得をする…というのは往々にしてあるわけで。ある意味、リアルにして残酷ななコメディだ。あ、そっか、これがヌーベルバーグというものか(たぶん違)
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