愛なき結婚生活に倦む人妻の内に宿る情欲を繊細なタッチで描く。古都・鎌倉が舞台、主人公は常に和装、と純日本風なものを背景としながら、全体の雰囲気にアントニオーニやルイ・マルの作品と通じるようなヨーロッ…
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2023/07/03
抑圧された女性の性を描く。パキッと鋭いタイプの吉田喜重で好み。今回のシネマヴェーラさんの吉田喜重特集、全22作中14作観ることができた中で、殿堂入り…
「女のみづうみ」の吉田喜重が脚色・監督作品。昭和41年度上半期直木賞を受賞した立原正秋『白い罌粟』原作。岡田茉莉子33歳、木村功主演映画。
綺麗な岡田茉莉子を観よう第一弾*\(^o^)/*
女の…
【今から見ると生ぬるい】
岡田茉莉子主演で、吉田喜重監督により立原正秋の小説を映画化したものだそうです。私は原作は読んでいません。
情夫を持つ母に反発して育ったヒロインが、ある時情夫である男性に…
ロケーションの硬質さはすでにATG性を感じさせる。
音声の遮断と映像からの分離を視覚面での主題としながらキメキメの喜重ショットで重厚かつエクスペリメンタルな二面性のある映画になっていたと思う
障子に…
純愛を信じ貫こうと努める主人公だが、夫もその妹も母も新たに恋した年上男もそれと不倫する女も1人残らず浮ついていた生き方をする世の中で自身にもその誘惑が迫る。
果たして新たに恋した男に対して純愛を貫け…