日本の軽トラックが、使い勝手の良さや燃費などから米国で人気を集めています。しかし、その輸入に「待った」をかける州も出現。なぜ日本の「Kei」を目の敵にするのでしょうか。 軽の輸入に「待った」 裏に潜む日米自動車貿易摩擦 Sushi(寿司)、Kawaii(かわいい)、Manga(漫画)など海外で通じる日本語はたくさんありますが、Kei(軽)も世界共通語に仲間入りしつつあります。Kei-car(軽自動車)、Kei-truck(軽トラック)、Kei-vehicle(軽車両)など、日本の軽乗用車・軽トラックが海外で人気が出てきていることを反映して、英語、ドイツ語、フランス語などで広く普及しているのです。 拡大画像 60年以上の歴史を持つスズキの軽トラック「キャリイ」(画像:PIXTA)。 特に、米国で軽トラックの人気が高まってきています。2023年に日本から輸入された軽トラックの数は7500台を超